はてなキーワード: 夏目漱石とは
あなた、こういう事情のつらさがわかる人なんだなって伝わってくる文章だね。ありがとう。
本はいいよな。余裕あるときしか読めないけど、学ぶこと多い。夏目漱石や太宰治も本を読むと同じようなことで悩んでたんだろうなと思うし。
毒親という名称だけが有名になって、毒親とどうあり続けるかは全然知られてない。むしろ毒親という存在を情報を知ってるために「とにかく距離をとればいいのに」「なんで絶縁しないんだ」と言う人が増えたように思う。法的手続きとかは実際断り続けるのは難しいという実情にまで目を向けてくれる人は少ないよ。
紹介してくれた本、買ってみた。届いたら読んでみるよ。それで少しでも活路を見いだせたらいいんだけどね。
何はともあれ、わかろうとしてくれてありがとう。
気付けば「忠臣蔵」の人気や知名度が無くなってた(らしい)理由の考察など - Togetter https://togetter.com/li/1298767
これを見て思った事を。
正直、子供の頃から歴史は興味なくて忠臣蔵という名前は知れども、内容までは知らなくて、二十代半ばぐらいで歴史に興味持ち出してそこで初めて内容を知った。
「古典を知らない人が増えている」と言われては居るが、個人的な感覚としては「作品名は知っているけど内容は知らない」って人が大半なのではないかと思っている。
忠臣蔵もだけど、源氏物語や徒然草といった定番中の定番古典。古典とは違うが、夏目漱石や芥川龍之介と言った近代文学も「作品名は知れども読んだ事はないから内容は良く知らない。」ってパターンが多そう。
かく言う私も、まだまだ読んでない古典や近代文学は多いので知らない作品は多い(少しずつ読んでる)。
外国の古典に関しては正直な話、翻訳の問題もあるので(読みやすさ。内容の正確さ等。)、興味あるが手が出しづらいという人もいそう。
三国志演義や水滸伝は個人的に気になるけど上にも書いたような問題でちょっと手がだせない。
漫画から入るというスタートもあるが、漫画とかからだと漫画用に脚色された部分を原典にあると勘違いしそうなのが怖いので、そういう部分も考えると出来れば初めて読むなら原典の翻訳したのを見るしかないんだけどね。
20☓☓年の日本ではクリエイターの権利は神聖不可侵のものとされていた。日本のコンテンツを海外に売り込もうという政府の意向と、表現の自由を最大限にしたいというクリエイターおよびそのファンの願望が合致したのである。保守派の議員が表現規制を推進しようとした時代はとうの昔に終わり、いまや与党の中枢は表現の自由戦士で占められていた。
刑法が改正されて「クリエイター侮辱罪」が制定され、表現の自由を侵害するフェミニストの一斉弾圧が行われた。それは表現の自由の侵害であると主張した憲法学者や弁護士たちも逮捕された。
現在、逮捕された彼/彼女たちは思想改造のため、強制収容所に収監され、萌え絵やエロ絵に囲まれて生活している。しかし、その一部は弾圧を逃れ、「隠れフェミ」として地下活動に励んでいるとされていた。警察はいまもその行方を追っている。
街角でも、萌え絵やエロ絵に対する批判はいっさい禁止され、公共の場に氾濫するエロ絵に「違和感」でも表明しようものなら、即座に密告され、逮捕・収監される状況になっていた。コミケでは、エロ絵のバッグが大々的に復活し、終了後のりんかい線やゆりかもめには幼女の裸のイラストが溢れる事態となった。
渋谷の大通りに幼女の裸体イラストの広告が大々的に掲示されたときには、CNNやBBCは「二次元ポルノ大国日本」として報じたが、そうした記事をSNSで紹介するだけでも「出羽守」「売国奴」とみなされ、たちまち糾弾の対象となった。
街角の書店はほぼ全滅し、大規模書店が大都市の中心地にみられるだけになっていたが、そのなかで大部分の書籍の表紙は萌え絵になっていた。夏目漱石や森鴎外などの小説の表紙は言うでもなく、ハンナ・アレント『人間の条件』の表紙は当然のごとくデフォルメされた美少女アレントであり、アリストテレス『ニコマス倫理学』の表紙にはニコニコしながらマスをかいている美少女のイラストが描かれていた。フェミニストの書籍は言うまでもなく大部分が発行禁止になっていたが、ストロッセンや初期の牟田和恵などの著作は大々的に宣伝されていた。
この頃になると、全国民のあいだで「二分間憎悪」が行われるようになっていた。ある時刻になると、街角のスクリーンや各々のスマホの画面に「パブリック・エネミー」が現れる。それを国民全員で罵倒するという儀式である。
そのパブリック・エネミーには、かつて名を馳せ、いまは地下で活動しているとされるフェミニストが選ばれていた。そのフェミニストたちがスクリーンに登場するや否や、国民は男女を問わず「フェミナチ!」「全体主義者!」「表現の自由の敵!」といった罵詈雑言をぶつけるのである。二分間憎悪の最後には、そうしたフェミニストたちが性的に陵辱されるアニメが映し出された。これも「表現の自由」により擁護される表現なのであった。
そうした体制に違和感をもち、密かに「隠れフェミ」に関心をもった女性がいた。やがて彼女は『フェミニズムと表現の自由』なる著作を手に入れ、その内容に惹かれていく。だが、実は「隠れフェミ」は彼女のような異端者を駆り出すための仕掛けにすぎず、『フェミニズムと表現の自由』もその餌にすぎなかった。
熾烈な拷問の結果、彼女はクリエイターへの忠誠を誓って解放される。彼女はただ処刑されるのを待つだけの身である。彼女が見上げると、そこには巨大な幼女の裸体のイラストが掲げてあった。そうして彼女は泣きながら、自分がそれを愛していることに気づくのであった。
ネットで○○って言ってるのみたから〜とか、ネットで調べたら○○だったから〜って言って博識ぶった若者が多すぎると思う。
そもそもネットの情報を無根拠に信じている人が多い。その認識はだいたい間違いだぞ。wikiでみた情報を知識と勘違いしてはいけないよ。なぜならあくまでwikiは有志が書いただけの情報、主観が混じっている可能性があるからだよ。
なのでwikiを利用しながらのオススメな知識の習得方法としては、wikiに書かれている内容を仮説として同じ事柄について書いてある文献を読んでみること。これも1冊とかではなくて、できれば複数の出版社の文献を読むこと。そうすると自分なりの知識の道筋というものが見えてくる。忙しいから無理だという人は最短の手段としては、ネットにあるその文献のレビューを読むことかな。でも学術論文なんかはなかなかそれ自体を読まないことにはどうしようもないから、知識を得るのは時間がかかると割り切ったほうがいいかもしれないね。
もう一つ伝えたいのはネットに書かれている人間の感情や価値観が全てと思わないこと。
なぜかというと人間は全ての気持ちを言語化できるわけではないから。世界には言語化されていないけと存在し、そして埋没していく他人の感情がたくさんある。はてブやブログで書かれていることはまぁ一つの考え方として捉えておけばいい。はてブで極論を言う人とでも、直接対面で話す場がもしあったら他の意見も聞けると思うしね。
人間の心はネットに全て遺しておけるほど単純ではないのだと頭の片隅に入れておくだけでもいい。たとえばこれを読んでいるあなたは、あなたの心のうちにある感情を全て把握し、掌握して、言語化できていますか?
多分自分自身でも気づいていない感情があります。かの夏目漱石や太宰治のような文豪ですら「こいつ何言ってんだ」という時があるからね。ショーペンハウアーなんかに至っては難解すぎて笑える時があるけど、彼等の生い立ちなんかを追ってみると「あ、あれってこういう感情だったのかも」と気づくときがある。なので個人的には文学に触れることは人の気持ちに触れることと同義で、ネットだけでは知れない人の気持ちがあると知ることができると思っているんだ。
でも確かにパソコンの使い方や辞書がわりにネットを使ったほうがいいこともあるよね。実務的な情報取得に関してはネットが最強かもしれないね。ただ増田的には最近の人がネットだけみて全てを知った気になっている気がして、もっと物事を時間をかけて検証することと実体験を重ねることに価値を感じてほしいと思っているんだ。
そういう意味では現代は資本主義が極まりすぎているのかもしれないね。増田は資本主義社会でいいのだろうかと疑っている一人だよ。
そしてこの増田の意見も「本当にそうだろうか?」と疑ってほしい。何事も疑ってから信じていけばいいと思うから。だからネットだけで賢くなったと勘違いするなよ。
中高の友人と久々に会ったら、SMの女王様になったと聞かされた。
性に関わる仕事の人が身の回りに現れたのは私の場合はじめてだったんだけど、差別とかそういう気持ちは全く出てこなくて、むしろ自分と全く違う世界の話が聞きたいという純粋な好奇心で色々聞いた。
やっぱり一番気になるのは「本当にそういう性癖なのか」だけど、彼女は「自分でもよくわからない」と言っていた。
先日別れた彼氏がMの人だったらしい。結構長く付き合っていたからそういう関係に慣れちゃって、彼をいじめることがなくなってふらふらしていたら、SMカップル同士として知り合っていた女王様に声を掛けられて、とか。
やっぱり人に好意を向けられるのは気持ちいいし、当然本番とかもないから仲良く遊んでお金をもらうみたいな感覚だし、意外と楽しいらしい。
でも、その彼は軽めのMだったみたいで、暴力みたいなことはしてなかったから、お客さんを鞭で叩くのが申し訳なくなっちゃって本当に苦手、とつらそうに言っていた。
だろうな、と思った。
中1で入った時、女子は先輩1人しかいなくて、同学年でも私と彼女だけだったから、まあ当然それなりに話すようになった。着替えとかもあるし。
女王様はぽっちゃり系でちょっとどんくさかったけど、大人しくて優しくて本当にいい子だった。
経験者は私だけだったから、色々教えてあげることにもなったりして、自然と部活以外の時間でも一緒に遊んだりするようになった。
女王様が部活のA君のことを好きなのはどう見ても明らかだった。思い返してみると恋話をしたことはなかったんだけど、何というか、どう見ても明らかだった。
そんなにいいかな、と注意して見てるうちに、確かにA君は顔はそんなにイケメンじゃないんだけど、みんなに気を遣えるし、先輩にも先生にも好かれるし、「あー、好きになるの、わかるな」と感じた。
私も彼のことが本当に好きだったのか、今思い返してもよくわからない。こういう彼氏だったら素敵っぽいとか、女王様にこんな彼氏ができたら何か嫌だとか、そういう感じで、夢中になるというより一歩引いた変な視点だった。
その頃の私は自分を女王様よりはいい女だと思っていたし、負ける気がしなかった。
こんなのやっちゃいけないってわかっていた。でも、ゲームのセーブデータの消去するのところにカーソルを合わせてみたり、動物を抱く時にちょっと指に力を入れようとして寸止めしてみたり、そういう「取り返しがつかないとわかっていることを本当にやったらどうなるんだろう」と考えてゾクゾクする変な癖が昔からあって、多分、その感覚に近かったような気がする。
OKされたその瞬間から、酔いが覚めたみたいに「あ、これどうしよう」と不安になって、私は女王様が彼のことを好きだと気付いてなかったことにした。
女王様に伝えると、びっくりはしていたけど、「そうなんだ、おめでとう、A君いいよね」と笑っていた。
なんでこんなことをしたんだろう、と思って震えた。
数年後、国語の授業で初めて夏目漱石のこころを読まされて、本当に血の気が引いた。男女が逆なだけで完全に私たちだった。
そんな風にして付き合い始めた彼とも、割とすぐに自然消滅してしまった。彼と会ったりメールしたりする度に女王様が頭をよぎって気が狂いそうになるので、ハッキリ言ってデートどころじゃなかったし、付き合い続けるのはどう考えても無理だった。
一時的に不登校になったけど、私は本当にどうしようもないから自分の人生を駄目にする勇気もなくて、地獄のような思いをしながらまた学校に行くようになった。
私がいない間に女王様には別の友達ができていて本当にほっとしたんだけど、でもやっぱり女王様は私を心配してくれた。とんだ我儘なのはわかってるけど、せめて彼女が嫌なやつだったらよかったのにと思う。私のことを嫌ってくれればどんなに救われただろう。彼女と話すのはやっぱり楽しくて、でもその間ずっとしくしくと心臓が痛み続けていた。
高校を出ると進路が分かれて女王様といつも会うわけでもなくなって安心したし、メアドを変えれば二度と彼女と接触しなくて済むとも思ったけど、でも彼女からの連絡に私は返信するしかなかった。やっぱり女王様は私にとって一番気が合う友達で、あの時のことなんて気にもしていない振りをしながらごく普通に話すのは、楽しい。楽しいんだけど、A君のことを思い出す度に動悸がおさまらなくなる。
それからずっと、どんな嬉しいことや楽しいことに夢中になっていても、ふとした時にあの罪の意識が蘇って吐きそうになる。
思った通り、ずっと後悔している。
女王様と仕事の話なんかをしているとやっぱり楽しい。何を平気な顔で質問なんかしてるんだろう、私は頭がおかしいのか、ともいつも思うけど、彼女という友達がいなくなることは考えられない。あまりにもクズすぎる自覚はあるけど、どうしても怖い。
正直に謝ることもできないくせに、絶交できなくて、今回も女王様が久々にご飯に行こうと言ってくれたから私には行く以外選択がなかった。死ぬまで私は彼女に頭と心を支配され続けるんだろうし、私も彼女の奴隷なのかもしれない。
お金ならいくらでも払うからあの時のあの子に殴られたい、いじめられたい。過去をこの胸のぐちゃぐちゃした気持ちをなかったことにしたい。
ごめんなさい。本当にごめんなさい。
注意力を絞って叩き出せば無限に湧いてくるリソースだと思いこんでアレもやれコレもやれと言ったっ結果基本すら疎かになってしまう状況を作り出すのが無能
そもそもマネージメントというのは「削る順番の優先順位を付けること」である。
「全てをなるはやで優先度マックスに設定」するのはマネージメントにおいて最悪の手法であり、そもそもマネージメントを行っていないのと同義である事を日本人は理解すべき。
これは、マネージメントをする側だけが知るべきことではなく、される側求める側においても同様に知るべきことである。
目の前で死にかけの人間に応急救命をしている人に対して、「ちょっとそこで膝を擦りむいちゃったから絆創膏持ってたら貸してくれない?」と話しかけることの異常さを想像する事が出来るかすら怪しい日本人が多すぎるのではないだろうか?
19世紀中盤以前の歌謡や、和歌漢詩の類は多すぎるので除外して、成立年の古い順に
Arma uirumque cano
Gallia est omnis divisa in partis tres.
ガリア戦記の冒頭文。日本で言う平家物語のノリで昔の欧州のラテン語学習者は暗記してるっぽい。これも教科書に載ってた。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す。驕れる者は久しからず。ただ春の世の夢の如し。猛き者もつひには滅びぬ。ひとへに風の前の塵と同じ。
遠く異国を訪らへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の朱異、唐の禄山。これらは皆、旧主先皇の政に従はず、楽を極め、諌めをも思ひ入れず、天下の乱れん事を悟らずにして、民間の愁える事を知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり
リアル中二だったので、冒頭のちょっと先まで、わざわざ図書館で書籍を探して覚えた
In principio creavit Deus cælum et terram.
in principio erat Verbum
これらも教科書に載ってた
Freude, shcoenell goetterfunken, Tochter aus Elysium.wir betretn Feuertrunken himmlishce dein heinligtum.
Deine Zauber binden wider was die Mode streng geteil.Alle Menshcen werden Brueder,wo dein sanfter Fluegel weilt.
一応読んでるけど、覚えたのはアニメかも
ラノベだとこれくらいかな。「東中出身、涼宮ハルヒ。だたの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしの所に来なさい。以上」は冒頭ではないしなー
こうやって見るとやっぱり教科書は強いな
BBCで昔、「100名の最も偉大な英国人」て企画があったけど日本だとどうなるかね?
イギリスだと一位から、チャーチル、ブルネル、ウェールズ公妃ダイアナ、ダーウィン、シェークスピア、ニュートン、エリザベスI世、ジョン・レノン、ネルソン、クロムウェルと二位のブルネル以外は日本でも有名で政治家、軍人、王族、科学者、芸術家などで、まあそうだなって感じ。
日本だと、うーん、徳川家康、織田信長、豊臣秀吉、あと各幕府の創始者や足利義満、北条時宗、天皇だとどこから史実認定していいか微妙だけど、桓武や天智、明治昭和平成あたりが候補かな?宗教だと空海、最澄など仏教の開祖あたりかね?芸術だと、前近代だと北斎、松尾芭蕉、紫式部、近代以降なら夏目漱石、宮崎駿、黒澤明、手塚治虫、ギリで鳥山明くらいかな?科学だと湯川秀樹や江崎玲於奈などのノーベル賞受賞者たちか。
近代の政治家だと、田中角栄、佐藤栄作、伊藤博文あたりが入りそうだが、山県有朋や岸信介はかなり微妙?
軍人枠だと東郷平八郎と山本五十六、あと秋山真之、西郷隆盛、土方歳三?
企業家だと、河村瑞賢、岩崎弥太郎、本田宗一郎、豊田佐吉とかあたり?
「昔は小説(夏目漱石など)も低俗と言われていた」などと言って、まるで現代では低俗と言われてないなどと主張しているが、現代でも小説なんてのは低俗なんだよ。教養のない人たちが「本読んでる。すごい!」とか言ってるだけで、小説なんてのは子供の読み物だってのは今も昔も変わってない。
ラノベオタクは昔低俗と言われていた小説が現代では高尚なものと言われているのだから、現代で低俗と言われているラノベも将来は高尚なものと言われるだろうと主張している。
ほんとにそうなのか。現代で高尚なものとされているというその主張が謎である。まともな大人は文学なんて読まない。
あるいは漫画やアニメも昔はこんなもの読んでる(見てる)と馬鹿になるなどと批判されていた、とか、テレビばかり見ていると馬鹿になると批判されていた、とか。まるで現代では批判されていないかのような主張である。が、実際に漫画やアニメばかり摂取してきた人間はやはり馬鹿になっているし、テレビばかり見てる人間もやはり馬鹿になっている。
主張としてはラノベもやがてこれらと同じく世間に受け入れられるだろうということだが、漫画やアニメは別に今でもそれほど世間に受け入れられてはいない。実際漫画の売り上げは下がっているし、アニメが受け入れられていると言ってもそれはジブリなどの映画アニメであって、オタクが好きな深夜アニメが受け入れられているわけではまったくない。テレビに関してはたしかに受け入れられてはいるが、若者のテレビ離れも言われていて、もはや時代はテレビではないことは明らか。
さらに言えば、ラノベは何も新しい表現ではなくただの小説であるという問題がある。漫画やアニメは初めの頃は確実に新しい表現だった。しかしラノベはただの小説である。どこにも新しい要素はない。19世紀で完成した大衆文学を現代オタク流にアレンジしているだけの作品群である。
そして小説はラノベ以外にもたくさんあるということ。なぜラノベだけ特別視しているのかが謎である。大量にあるくだらない小説の一部にラノベというラベルを貼っているだけ。何も特別なものはない。大量にあるくだらない小説からラノベだけが生き残るなんてことがあるんだろうか。
たしかにくだらない大衆文学は残るかもしれない。未来においてそういったものが教養のない人たちから高尚な読み物と言われるかもしれない。しかし教養ある人たちはそんなもの相手にしないし、くだらないと思っている。ただ、わざわざそう主張しないだけだ。敵を増やすだけだから。
■平成28年頃
若者が電車内で意味不明な発言を続け、駅員の制止を拒否するという事件が大阪市を中心におとといから20件発生し、大阪府警は今日、芸能プロダクションもょもと興業に対し厳重注意を行いました。
もょもと興行の経営する専門学校もょもと総合芸能学院では4日前、卒業生で現役の芸能人でもある特別講師が成績不良の生徒達に対し、舞台度胸を付ける一環として電車内での一人漫才を課しました。
この際、誰に文句を言われても続ける様にと厳命した事で、これを受けた生徒達は駅員の制止に従わなかったと見られています。
大阪府警は「駅員に従わない場合業務妨害と見做される他、卑猥な題材は迷惑防止条例違反に抵触する可能性も有り、慎んで欲しい」と発表しています。
もょもと興行では代表取締役と特別講師が連名で謝罪文を発表し「この度は私共の見識の浅さから鉄道会社、鉄道利用客の皆様、並びに誤った指導で注意を受けた本校生徒に対し、御迷惑をおかけした事を大変申し訳無く思い深く謝罪します。今後の指導に関しては第三者、並びに本校生徒に対し不利益の生じない様配慮に力を入れて参ります」と反省の意を述べました。
今日は2月4日、恵方巻き巻きの日です。各地の老人ホームや保育園等ではボランティア団体の手で海苔巻きが振る舞われました。
当時の日本では2月4日、全国の小売店が前日に売れ残った恵方巻きを大量に廃棄していました。
それを困窮している人達に届けようと始まったのがこの「恵方巻き巻き」です。
当初はSNSで連携した小売店のパートやアルバイトが行う小規模な慈善活動でしたが年々拡大を続け、最盛期には約10万人の困窮した人達の元に恵方巻きが届けられました。
今では過剰生産が抑えられ恵方巻きが余る事も無くなりましたが、活動自体は当時の思いを知る人や
当時困窮していて恵方巻き巻きに助けられた人達の手で受け継がれています。
こうした運動は海外からも高い評価を受けており、日本以外の国でも恵方巻き巻きが広まる日も近いかも知れません。
アメリカの保護者団体PTSAがおもちゃの対象年齢を調査した所、同じおもちゃであってもアメリカで売られる場合は他の国で売られる場合よりも対象年齢が高く設定されている事が判りました。
これはおもちゃの安全性について調査する過程で明らかに成った事で、アメリカ国内のおもちゃ会社も海外のおもちゃ会社も商品をアメリカで販売する場合は、対象年齢を他の国で販売する場合よりも2歳程高めていたという事です。
これについてアメリカのバラク大統領は「アメリカの児童は他国から知的に遅れていると見做されている。これは国の威信にも関わる問題であり、我々はこの前政権の教育政策の失敗を早急に見直す事を約束する」と声明を発表しました。
一方PTSAでは「アメリカだけではなくドイツに於いても似た傾向が見られた。人口あたりの訴訟件数が高い国を企業が用心した結果ではないか。現在各おもちゃ会社への問い合わせを行っている」と述べています。
男性アイドルのファンクラブ会員の元に、アイドルの名前を騙って自分の体液を送り付けていた少年が昨日警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは17歳無職の少年で、調べによりますと少年は名前を使われた男性アイドルが所属する芸能事務所にアイドルの候補生として所属し、昨年事務所を訪れた際に男性アイドルのファンクラブの会員名簿をコピーしていたという事です。
また「この体液を使って妊娠した」という報告が2件寄せられているとの事で、警察では慎重に捜査を進めています。
一昨日渋谷区で発生した連続通り魔事件の容疑者と被害者を同じ病院に入院させていた事が、本日MHKの取材で判りました。
一昨日渋谷区で合計7人を殺傷し直後に自殺を図った伊藤博文容疑者。
目撃者は救急と警察に通報し、警察が駆け付ける迄の間に非番中だった警官1人を含む3人の被害者が最寄りの病院へ搬送されます。
通報を受けた警察は2台のパトカーで現場に向かう途中、首に刃物が刺さり意識不明状態の伊藤博文容疑者を発見。被害者の1人であると判断し1台のパトカーに乗せて同じく最寄りの病院へ直行しました。
その後目撃者の証言と伊藤博文容疑者のブログの犯行声明文から犯人だと断定されましたが、警察はMHKの取材に「容疑者は現在も意識不明状態が続いており他の病院への移送は考えていない。同じ病院に入院中の被害者には不快な思いをさせてしまうが、事件究明の為にもご理解頂きたい」と回答しています。
造幣局が平成26年から発行していた五十円玉の材質比が定められた比率を逸脱し、銅の割り合いが10%高く成っていた事が判りました。
これは大阪市の自動販売機製造メーカーが新しい硬貨認識技術を試す過程で判明した事で、本来は銅75%ニッケル25%の白銅から構成されている筈の五十円玉が、平成26年以降に発行されたものは銅85%ニッケル15%の割り合いに変化していたという事です。
通常材質比を変更する機会は貨幣デザインそのものを変更する場合に限られます。造幣局では「五十円玉は平成22年から平成25年にかけては発行枚数が極端に絞られていた為、平成26年から発行分を増産する際に何らかの不手際が起きた可能性が高い」との見解を発表しました。
また五十円玉と同じ材質比が定められている百円玉にはこの様な変更は確認されていないという事です。
平成26年度の1トンあたりの価格はニッケルは約1,6900ドル、銅は約6900ドルと価格に2倍以上の差が有る為、組織的な業務上横領の可能性も有るとして警察も捜査に乗り出しています。
フランスのEU離脱から2箇月。未だ続く余波を受けて、現存する世界最古の銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行が経営破綻しました。
イタリアのシエーナで1472年に創業され、現在でもイタリア国内第3位の規模を誇る通称モンテ・パスキ銀行。
実は平成24年から赤字が続いており、フランス離脱以前から他行との合併の噂が絶えませんでした。
イタリア政府は「ヨーロッパの各銀行もユーロ安対策に追われている為、モンテ・パスキ銀行の救済は残念ながら叶わない公算が高い」と発表しています。
フランスが離脱したEUではユーロが暴落し加盟国では銀行の経営破綻が相次ぎましたが、今回の経営破綻はヨーロッパ史に残る出来事と言えそうです。
先月30日、MHKにドラマの原作を提供した経験も有る小説家のN氏が児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)で逮捕されていた事が2日判った。
警察によると、N氏はSNS(会員制ホームページ)で知り合った女子中学生にセックスの見返りとして現金5000円を支払ったが、女子中学生は野口英世の印刷された千円札に混ざっていた1枚の旧千円札を贋札と誤解。なんと素直にも警察に届け出た事がきっかけで本件が発覚したという。
同じ小説家に児童買春の代金として使われた上、中学生から贋物扱いされるとは天国の夏目漱石は何を思うか。
因みに、夏目漱石と新渡戸稲造の旧札は今でも問題無く使えるので読者諸兄は御安心を。
インターネット上の掲示板やSNS等の書き込みをまとめたいわゆる『まとめサイト』の管理人へ宛てて、著作権者を装い引用されている著作物の使用料を請求、金を騙し取っていた男が、一昨日詐欺の容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは鹿児島県鹿児島市に住む漫画家黒田清隆容疑者59歳。
調べによりますと黒田容疑者は、インターネット上の掲示板2ちゃんねる等の記事をまとめたまとめサイトから個人が制作したイラストを無断掲載しているページを探し出し、管理人へ向けて著作権者を装い画像の削除と使用料を請求し、従わない場合は少額訴訟を行うという電子メールを送信。この一連の作業をマクロと呼ばれる仕組みで自動化する事で半年間に111016件もの電子メールを送り、内33人からそれぞれ1万円を振り込ませていたという事です。
黒田容疑者は「イラストの無断転載が許せなかった。金は受け取ったが金目当てではない」と供述していますが、自身でも複数のまとめサイトを運営しており、警察はまとめサイト同士のいざこざが動機の一つと見て捜査を進めています。
大手家電メーカー初芝電器産業の長野工場が乗っ取られてから2週間目の昨夜、初芝電器産業は実行犯の要求を一部飲み、今年2~4月に雇用契約を結んだ派遣社員を当初の予定通り年末まで雇い続けると発表しました。
事件が起きたのは3週間前。初芝電器産業宛てに一通の電子メールが届きます。
そこには、派遣社員に対する違法な契約解除を撤回する事、駐車場の利用料金を正社員と同額にする事、シャワー室の利用時間を一人10分まで延長する事等12項目に亘って要求が列挙されており、電子メールの最後には「この要求に従う反応が15日までに確認されない場合、長野工場の製造ラインA~Gのプレス機、L~Oの高温洗浄機の全てを止める」と脅迫が記されていました。
長野工場では製造ラインにアルファベットを脅迫状の通り割り振っており、狙われたプレス機と高温洗浄機は全国の初芝電器産業の工場の中でも長野工場にしか無い特殊な装置です。内部事情に精通した人間に書かれた事は明らかでした。
初芝電器産業では混乱を避ける為極秘裡に調査を行い、高温洗浄機4台の内2台からは何者かが装置内部を弄った痕跡が発見されます。しかし具体的な細工はプレス機、高温洗浄機にも見付からなかった為、犯人の要求を無視して通常通りの操業を続けました。
そして15日。出社した社員がプレス機と高温洗浄機のスイッチを入れた所、全ての機械に於いて犯人の予告通り電源が入らなくなっている事が判明します。今日に至るまで全ての製造ラインが止まり復旧の目処は立っていません。恐らく犯人は、機械が情報を中央コンピューターに送る為に使う回線経由でハッキングし、時限装置プログラムを仕込んだのではないかと見られています。
IoT化された国内最新の工場として一時は海外からも注目を浴びた初芝電器産業長野工場。ここでは再参入第一号となる携帯電話の製造をしています。しかし事前の市場調査の結果の悪さから減産を決定し、年末までの雇用契約を結んだ派遣社員の半数に対して半年前倒しで契約を打ち切ると通告していました。
警察では、犯人はこの派遣切りに不満を抱いた派遣社員2000人の内の何者かである可能性が高いと見て捜査を続けています。
個人が店舗を構える事無くフリーマーケットの様に手持ちの商品を販売できるレンタルショーケース。
ここ東京都中野区のレンタルショーケースが過去数年に亘り覚醒剤の販売とその代金のやり取りに使われていた可能性が有るとして、警視庁は昨日調査に乗り出しました。
先月覚醒剤取締法違法容疑で逮捕された無職の20代男性。挙動不審な様子から警察が職務質問をした所、身元確認の段階で覚醒剤使用の前科が確認されました。職務質問をした時点では覚醒剤は所持していなかったものの、鞄の中から大量のCDが見付かりました。
見付かったのはいずれもアイドルグループM160のCDで、値札に書かれていた5万円という高額な価格、同じ物を5枚も所有していた点に疑問を感じた警察官が「レンタルショーケースで買った」という供述を元に該当店舗に残っていた同じCDを調べた所、ケースの中から覚醒剤1gを発見。
その後の家宅捜索で覚醒剤凡そ50gと注射器、覚醒剤販売人とのやり取りを記した電子メールが見付かり現行犯逮捕されました。
供述によると、まず売り手が覚醒剤を入れた商品をレンタルショーケースに預け、一般の人が手を出さない法外な価格を付けます。その後インターネット上の掲示板や電子メールのやり取りを通じ、買い手に売り場を教えて覚醒剤を提供。こうして売り手と買い手がお互い一度も顔を合わせる事無く覚醒剤のやり取りができる仕組みでした。
今回の事件を受けて警察では、レンタルショーケースを営業する各店舗に身元確認の徹底と不自然に高額な商品がないかを確認させる他、不定期な抜き打ち検査を実施すると発表しています。