はてなキーワード: コンビとは
クソアニメも多かったが良作もそれなりに。まあまあ楽しめました。
当時、姉が大好きだったちねんくんの後ろ、必死に体を動かして、にこにこしていた担当を見つけてから、ずっと、私の瞳の中には自担がいた。
もう9年も経った今でも、少クラを見れば自担しか目に入らないし、時間があれば積み重なった雑誌を読んでいるし、最近発売された出演映画のDVDだって何回も何回も見ている。ずっとずっと好き、その気持ちは微塵も揺るぎない。
ここ1、2年のことだ。
いわゆる「ウェルホク」と呼ばれる現象で、自担のファンは増えた
ような気がする。実際にどれくらい増えているのかはわからない。元からジュニア内でも自担のファンは多かったから、目に見えて増えたという実感はそこまで大きくない。
ただ、彼の担当を名乗る大型のアカウントが多数出現して、声が大きくなって、増えたような気がする。
もともとフォロワーの多い人が担降りしたのか、担降りしてからフォロワーが増えたのか。よくわからないけど、とにかく、気付いたら大型アカウントがいくつかあった。
同担が増えるのは嬉しかった。いわゆる同担拒否のジャニオタではないので、自分以外にも自担のことを好きな人がたくさんいると思うと嬉しかった。自分が入らない公演や見えない角度のことまで詳細にレポしてくれたり、うまく表現出来ない思いを綺麗な言葉で表してくれたり、ありがたい存在でもあった。
だけど、いつからか、私は大型アカウントにイラつくようになった。
すぐに「デビューしてる」と言う。やたらと特定のコンビに沸く。ダイマダイマと押し売りが強い。自分のやり方にそぐわないオタクを煽る。担当Gに自信過剰。治安が悪いことを誇らしげに語る。公式じゃないのにオンナを大々的に名乗る。偉そうにaskに答える。嫌なところを挙げればキリがない。我が軍って言い方も嫌いだし、私たちは新規に優しいですよアピールもうざい。自分も新規なのに。
イラつくなら、見なければいいと思い、大きなアカウントを全てブロックした。身内だけフォローして鍵垢にした。
だいぶ、心が穏やかになったと思った。
でも大型アカウントの声は、私が思っているよりずっと大きかった。
仲の良い他G担に「13番何枚買ったの?」と聞かれた。みんなが厨だと思わないでほしい。
「○○(自担)君って、オタクのこと怒るの?」と聞かれた。そんなことない。めちゃくちゃ優しい笑顔で手を振って指差しもしてくれるのに。
少年収の同行で、初対面の方に、担当を名乗ると、「おもしろい人多いですよね。twitterとかの〜」と、大型アカウントの名前を出された。一緒にされたくない。
○○担のイメージが、かなり強く付いてることを思い知らされることになった。
私は一緒じゃない、ずっとそう思ってきたけど、外野から見たら一緒なんだと気付いた。
あんな数人なのに。現場に行けばそんな変な人いないし、一体感もあって、でもほんのわずかの大型アカウントの意見が総意みたいになっている。彼女たちの切り取った、偏ったイメージの自担が、彼の担当の人物が、作り上げられてた。吐き気がした。
自担もエゴサをしてるだろう。自分のファンのことをどう思ってるのだろう。
いつも自分のファンに優しい私の自担。本当は自分のファンに対して何を思ってるだろう。
そう考えると、急に怖くなった。
私は白いペンライトを持てなかった。
大好きな自担に、彼女たちと同じような担当だと思われたくない、と思ってしまった。
今までは、どんなに遠くても、あなたのファンだよって伝えるために、白いペンライトを振ってた。
でも、今の私は、あなたのファンだと思われるのが嫌だと思ってしまった。
ごめんなさい。大好きなのに。
チカチカと点滅させたライトを持ちながら、とてつもなく虚しかった。
そんなの嫌だ。こんなに好きなのに。
まだ辞めたくない。あんな人たちのせいで。
だから、小さくても反抗しようと思う。
こんな匿名で、ずるいと思われるだろう。
私は小さくて弱い。
誰かに「わかるよ」って言ってほしい。
自分と同じような考えの人がいると思いたい。
声が大きい人に負けたくない。
でも、もう声を上げないのは嫌なんだ。
大型アカウントが嫌いな全すと担、強く生きましょう。
ちなみに私は青の人とかピンクの人の大型もだいっっっっっっっっきらいだよ!!!!!!!!
ちょっとすっきり。
それプラス、お笑いのライトファンとして、TLの流れにモヤモヤしていますので、こちらの記事を。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171223-00024061-president-life
→前提となる共通認識が広く共有されていないため。
→社会階層が分断されている社会では、違うクラスタを笑うのが手っ取り早く笑いが取れるネタである。
ウーマンラッシュアワーというコンビの出世作は「バイトリーダー」だと思っています(異論は認めます(笑))。
これは、所詮アルバイトという同じ身分でありながら、たぶん時給50円が違うかくらいなのに、全ての面倒を背負い込む”バイトリーダー”と、彼の抱いている「使命感」「やりがい」をネタにしたものです。
つまり、おんなじバイトの中で生じた微細な階層の違いをネタにしています。
そういえば、数年前まではスクールカーストや非モテをネタにするネタが多かったですが、最近は減りましたね。
もういろいろシビアすぎて笑えるネタにならなくなって来ているように思えます。
さてさて、この程度で村本さんをヒーローにしてほしくない、もっと面白いネタに昇華してくれ、というのが「ウーマンラッシュアワー問題」に関する自分の立場です。
村本さんをスポイルして欲しくないので。
だって、あれ事前収録です。
タブーに挑戦なんだったら、事前収録してからノーカットで放送したテレビ局や所属会社が1番挑戦したことになりますよ。
(あー、この件が「問題」になったときに、「村本さん個人の問題にできるから、とりあえず村本さんアゲとけ」というロジックはあるなぁ)
それでは、「あるあるネタ」を量産する土壌を作っていた社会は今どうですか?
ずっと同質性の高いままですか?
違いますよね―。
ということは、そもそもそういうものなので、これからは風刺や社会批判の笑いは増えてきます。
だって、共通基盤のないところで、手っ取り早く笑いを取れるのが、それなんですから。
村本さんは、バイトリーダーでは、「あるあるネタ」じゃなくって、一見同質性の高い状況における、微細かつ決定的な違いを描くネタを書いていました。
「これからは社会批判ネタがイケる」ということを感じて、それを実行しただけなんだと思います。
事前にテレビ局ともネゴシエーションもしたでしょう、事務所もバックアップしたでしょう。
ただ、「最悪、村本のスタンドプレーでした」と言える保険を打って。
それが村本さんアゲの正体でしょ、どう考えたって。
なんなら、村本さん自身もその前に、AbemaTVや、町山智浩さんとのアメリカ取材など、事前に「一定数の人たちが好意的に迎えてくれる」状況もしっかり作ってますしね。
来年になると、さまざまな毒のあるネタが、運がよければテレビで、そうでないなら動画サイトや劇場で、見られると思いますよ。
同質性を前提にしたネタが、どんどん成立しなくなっているのなら、そうなるしかないじゃないですか?
(徹底してシュールな方向ってのも復活するかもねー)
それらのネタが、左翼おじさんおばさんが考える「正しい社会風刺」かどうかは知りません。
くすぐりの中で、北朝鮮や金正恩を入れてたコンビ、けっこういましたよね?
でもでも、「(私たちの考える)正しくない社会風刺は認めない!」って、そんな非リベラルな態度取れるんですか?
笑うわ。
いやー、そんならお笑い一生見ないでくださいよ、ほんとに。
M-1見ました?
ジャルジャルって見るたびに、どういうネタで勝負するんだろうってわくわくさせてくれるから好きなんだけど、そういうわくわくをもたらしてくれるコンビほかにいるか?いないよな?いたとしても、今回のM-1にはでてなかったよな?
芸人として、男として、見てる人間の好奇心をくすぐるようなヤツってすごいと思うわけよ。今回のネタはうまくはまらずに最後の3組に残ることさえできなかったけど、俺にとってはそこじゃなくて、さっき書いたわくわくをもたらしてくれる芸人としては、うーんさすが。。。とおもったわけなんだよな。結果じゃなくて、そういう芸人としての心意気を評価したいなと。
M-1という賞レースに出場している以上は結果を残さないと何の意味もないじゃないかっていうのは正論だとは思うが、こういうチャレンジャーは評価されるべきだよ。ほかの出演者はロックで、こいつらはパンクだよ。まあ俺の音楽的観念でいうと、なんだけど。パンクは衝動だよ。パンクが時代を更新するんだよ。
別にお笑いファンでもなんでもないのですが、ジャルジャルには感動したので書いてしまいました。
さいなら。
ある2人の友人がいる。
彼ら同士はとても仲が良くよくつるんでいる。
その2人とそれぞれ別に話す機会があったんだが、それぞれに
という話をされた。
「あいつがそう言ってたんだけどおれもそう思う。」とかではない。
どちらも昔からそう思っていたと言う。
どちらか一方が、片方の持論を話のネタとしておのがものとしているのだろうか。
それとも本当に偶然で、気が合う2人ということだろうか。
そんな話題がでてたので、ファンタジーの中でもハヤカワFTのなかで印象深いものをメモしてみる。
ハヤカワFT031。ユーモアファンタジー魔法の国ザンスシリーズの1。ユーモアっていうか、ダジャレファンタジー。全編ダジャレ。好きな人と嫌いな人がかなり別れる。とはいえ、ダジャレと韜晦で煙に巻きながら、少年少女の自立とか誠意式の芽生えと思いやりとか、結構ちゃんとしたテーマはそれはそれでそれなりにやっているのが偉い。
ハヤカワFT文庫は、文庫設立当時は、あちらで有名な基本的名作をポチポチ紹介してたんだけど(マキリップ、フィニィ、ダンセイニあたり)このザンスシリーズ辺りから、複数巻にまたがるシリーズを紹介し始めて、おそらく収益的にも安定し始めたんじゃないかと思う。
ハヤカワFT055。妖魔(他作品で言うところの精霊的存在)の真の名を掴んで指輪に封じることで魔法を使う青年クレイを主人公とした上下巻。魔法の不可思議さや、おとぎ話的な雰囲気がどこまでも魅力的な作品。寓話的なストーリーとあいまって、「ファンタジーモノの原点ってそういえばこんなだったなあ」感ある。ネバーエンディングストーリー的な意味で、読者はその世界の脅威に魅了されながら読むという今では廃れきったスタイルの佳作。
ハヤカワFT055。やったー! みんな大好き俺TUEEE。序盤は地に足の着いた泥臭いファンタジーなのだが、異次元世界の魔術先進帝国から侵略をきっかけに主人公の少年が段々と魔術の才能を開花させて、無数の次元の秘密に迫る大魔術師に成長する話です。能力的なインフレもするんだけど、世界観や物語の構築がしっかりしているせいでご都合主義的な匂いはなくて、古代の英雄譚な味わいになっていくのが面白い。
FT106。大傑作大名作。指輪物語と同じような「グループが使命を果たすために旅をする物語」なのですが、読みやすさといい感情移入といい、こちらの方を押したい。メンバーが皆魅力的です。ウルフおじいさんとこそ泥王子のシルクはファンになっちゃいますね。ぶっちゃけこのシリーズがあるだけでハヤカワFT黄金時代だったと思う。
このシリーズは「ベルガリアード物語」が全5巻、続編となる「マロリオン物語」が全10巻あるので、シリーズ好きな人にはたっぷり楽しめる。。
FT137。シリーズじゃなくて一冊読み切り。現代(というか、今現在からするとちょい前?)くらいのロンドンを舞台としたファンタジー。高層ビルの屋根や屋根裏をすみかとして、ワイヤーとリールで空中を移動しながら生きている一族という、「現実世界にもファンタジーはひそんでいるんだぞ」設定がまず魅力的。子供の夢想みたいなのを実力ある作家が物語にしちゃったケースなので、読後の「もしそうだったらなー」というファンタジー特有の酩酊みたいなのが味わえます。
FT308。全五部作予定だったシリーズの最初の一巻。いろいろあって三巻までしかでなかったのだけど、話自体は一巻完結なので特に問題はない感じ。架空の中国唐代を舞台にしたチャイナファンタジーに、古典中国のアレヤコレヤを詰め込んだ、最高級の「ほら話」。文章には癖があり、何より密度がめちゃくちゃ高いので活字を読み慣れない人は体力を消耗しちゃいかねないんだけど、皮肉とブラックジョークの影に描かれた物語はびっくりするほど美しい。主人公コンビ、力持ちだけが特技の農村の垢抜けない青年十牛と、老賢者(というかイカサマ師)の李高老師は、ちっともヒーローらしくないデコボココンビなのだけど、迷宮、幽霊、過去の因縁話、宮廷につきもののスキャンダルをくぐり抜けていくと愛すべき人物だと気づく。ラストシーンは本当に素晴らしい。
自分がゲイだとカミングアウトするから受け入れてくれっていうのはまぁわからんでもない。
でもそれを気持ち悪がるなっていうのは無理があるでしょ。
普通に考えて、エロオヤジが「ワシはおなごがすきじゃぁ」なんていってたら気持ち悪いし、ドラマやアニメなんかでは成金悪徳野郎っていうイメージを植え付けるためにもよく使われる。
ひな壇番組の芸人が「こいつよくピンサロ通ってる」と言われたら、会場から女性の「きゃー」っていう声と芸人の笑い声が入る。
クレヨンしんちゃんのオカマは笑いもの?それと同じぐらい男女コンビのラブラブカップル「みっちーとよしりん」だって笑いものなんだよ。
(この匿名ポストは、口下手な俺が近しい人間に近況をまとめて報告するための書き込みなので、「ワケわからん」という人は、無視してほしい)
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別の人ってのは、そうだな……あるところで、超っ絶美形、お耽美系おまけにXジェンダーという、やたらキャラが立ってるモデル兼役者さんを見かけたと思ってほしい。
そのヒト、ビジュアルと毒のあるキャラを買われてライブや芝居の客演に引っ張りダコで、思わず本人を確認しにライブハウスに行ってみたのよ。
期待にたがわぬ超絶美形だったんだけど、本題はこの人ではなく(いや、このモデルさんも追っかけるつもりだけど)。
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「ほんとかぇ?」と最初は思った。
その劇団、サブカルとか下北沢とか、そういうのを全然わからん俺でも知ってるくらいの有名劇団で。
旗揚げ公演のときは、ギラッギラのお耽美系女優でキャストを固めていて、そこにサブカル大好きティーンが「あ~ん、お姉さまぁ~」とかいって群がってるような感じで。
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で、その女優さん。
いっつも学ラン、学帽のショタ扮装で、ほんとうに純朴な少年みたいなキャラで、セリフ回しもトツトツとしているし、どっちかというと「あ~ん、お姉さまぁ~」とかいって群がってるサイドのヒトじゃね? と思ってた。
あるときまでは。
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ところがね。
とあるライブのゲストパフォーマンスで2人がコンビで出演した時。
そのままユラっとたちあがって身体を動かし始めたら、いきなり周囲の空気が変わったのよ。
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もうね。
ダンサー。
超ダンサー。
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ボディコントロールの精度とダイナミックレンジがハンパじゃない。
スタイルとしては、最初は土方巽的な暗黒舞踏の系譜かな、と思ったんだけど、見てると洋モノのコンテンポラリーに近い感じ。
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でも、それにしてもね。
ああいう動きは、それこそモーリス・ベジャールなんとかカンパニーとかに10年くらい所属しないと出来ないんじゃないの? まだ若いのに。
そう思ってチャラっと調べたら。
母娘2代、姉妹そろっての舞踏家ファミリーで、子供のころから母君の手ほどきを受け、美大に進学して上京してからは、もう在学中から現在にいたるまで、
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個展で踊る
有名ミュージシャンのMVで踊る
ミニマルミュージックのセッションでゲストパフォーマーとして踊る
そして、誰からもお座敷がかからないときは自主活動として踊る。
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踊る踊る踊る。スキあらば所かまわず踊りだす、踊りの国の踊り姫であることが判明。
(いやマジメな話、ソロのフリーランサーってどこで仕事を取ってくるんだろう?)
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ほかにも。
その女優さん、最初は普通のチンマリした女の子だと思っていたら、ネット上に、背中出しのコスチュームでプロに撮ってもらった宣材写真があって。
もうね、肩甲骨の自由度と張り付いてる三角筋の厚みが、完全にアスリートのそれ。
いやもちろん、シルヴィ・ギエムみたいに絞りに絞った体型ではないけど、学ランの扮装に完全にダマされてた。
完全に本職のダンサー。
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というわけで、がぜん興味がわいたんで、その“伝統の小劇団”の公演を予約して、行ってきましたよ、もう。
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もうね。
シンガー。
超シンガー。
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少しかすれた、でもよく伸びるアルトで、ピッチとアインザッツをガチキープしたうえで、朴訥な少年みたいなキャラクターをいい感じにのっけてくる。
ほぼ本職のシンガー。
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ところで、ここまで劇団の女優、女優と書いておいて、演技に一言もないのは。
だから、客演の寸劇とかで短く少ないリハーサルではアドリブがきかない。
(在学中に自主制作の映画に1本出ているらしいが、内容までは知らない)
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・ただし、所属の劇団でガッチリ稽古をすれば、プロ水準の演技はできる。
実際、主役級のキャスティングを的確にこなしていた。
少なくとも、演技といえば映画とTVしかみたことのない俺にはそう見えた。
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という感じ、なのかなぁ。
(ダンスになると手持ちの材料ですごい振り付けをするのと対照的)
ともかく、その意味ではキャスティングが当て書きとハマり役に限られる感じで、「アクトレス! 超アクトレス!」とは言えない感じ。
まだ今のところは。
案外、早い時期にその域に到達するかもしれないけど。
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劇団の公演自体はおおむね満足。アートでビザールで猟奇的な感じ。
そこで今度は彼女が時おり客演しているバーレスクチームのパフォーマンスに行ってきましたよ。もう。
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で、見てきた印象を簡単に書くと、
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・ダンスを見て、
やはり動きのキレすさまじき。
チップばら撒き、飲み代払いまくりなれど、かぶりつきで見た。元は取った!
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・ダンスが終わって
話を聞こうとしたら、追っかけが周りを取り囲む(俺も含む)。
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もともと芝居好き。
劇団オーナー氏の文芸思想面に共鳴、心酔、ならば何も言うまい。キャリアとか。
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・余談、『草迷宮』以外にも女力士がいるらしい。寺山修司好みのモチーフらしき。
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というあたりで。
……興奮冷めやらぬ中、この3ヶ月の自分を振り返る。
自分は何をこんなに、このダンサー(と周辺の人たち)に入れ込んでいるのか?
あれだ。
何が楽しいかというと、若い人たちが劇団やライブで頑張ってるのを見ると、その、あれだ。
大森望とか小林よしのりがAKBにハマっているのを「自分の娘みたいな年頃のアイドルに入れあげるって、それはどうよ?」とか思ってたのがね、これが自分がハマってみると、
_人人人人人人人人人人_
> スッゲー楽しいの <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
.
そしてね。
この歳になって「和風アングラもいいな」という自分を今さら発見した。
夢野久作とか寺山修司とか麿赤児とか唐十郎とか横尾忠則とか佐伯俊雄とか『ガロ』とか古屋兎丸とか、そういう日本の猟奇的な世界とは無縁で生きていくものだと思っていたんだけど。
これがねぇ。若い人が過去の作品群や事件を掘り返しながら、自分にしてもまだガキだった'60年代の新宿的世界をガチでやろうとしているのが面白くて。
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ほかにもね。
その女優さんと美形モデル氏を起点に人脈をイモづる式に掘っていくと、面白い人たちが出てくるわ出てくるわ。
誰に頼まれたわけでもないのに、全身を蛍光色にペイントして街角にくり出してフォトセッションをやってるギャルの集団とか。
どこから出演料が出るわけでもないのに、「調香師の貴婦人と助手たち」みたいな架空のストーリーでコスプレ衣装合わせをして、参観料を取って企画として成立させてるコスプレイヤーとか。
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みんな“何か”になりたくて、
“何か”をしたくて、
でも、それが“何か”はっきりしていなくて。
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みんな若さにまかせて、アルバイトを掛け持ちしながら、もがいてる。
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おお! こりゃ、リアル日本版『レント』(と、その元ネタの『ラ・ボエーム』)の世界じゃないのよ!?
いいねぇ。じつにイイっすねぇ。
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この歳になると、知り合いで創作的なことをやってる人間は、
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・その周辺で稼げる分野に落ち着くか(←俺のことだ)、
・完全に足を洗って別の仕事を見つけるか
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どれかになるんだけど、まだ、そのどれでもない状態でやっている、やれている人たちが、まぶしくて、まぶしくて、もう。
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この女優さんにしてもね。
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っていう流れに乗る前に、
っていう流れに乗る前に、
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多少無理をしてでも金と時間を作って四方八方にコネのある舞踏家に師事して、それをテコに国内でも海外でもいいから名前の通ったダンスカンパニーにもぐり込むことを最優先にするだろう。
その後は、
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・一般人にも名の通ったポジションを取ることを最終目標に、有名振付師のゴーストから経験をつむか、
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・彼女の母君みたいにレッスンプロとして“ダンスを見たい人”より“ダンスを演りたい人”を客にするべく、行政とかに売り込みをかけるか、
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・あるいは、ヨーロッパみたいにハイカルチャーに一定の需要がある国にイチかバチか、飛び出してみるか。
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……10年後、20年後も踊っていたいなら、これくらいしか選択肢はないんじゃなかろうか。
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でも、おそらく、それじゃ満足できない何かがあって、それに衝き動かされているんだろう。
(と思ったら、海外留学が決まったらしい。いいぞ、行ったれ行ったれ!)
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ま、ともかく。
独立起業という名の引きこもりになって、はやЖ年。なんか世界がせまくなる一方だった自分の生活が彼女ら彼らのおかげでムチャムチャ彩り豊かになった。
この人たちには、いくら感謝してもしたりないが、直接言うとキモいので、ここでこっそり発言。
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身内主義・秘密主義体質のヤオヨロズに対して製作委員会の面々に不満が溜まる。
2期を制作するにあたってIP窓口KADOKAWAが代表して体質改善を要求。
身内・秘密主義のヤオヨロズ(福原P)にとって要求された「情報共有の正常化」は、身内主義にとっての外部からの干渉であり、身内主義・秘密主義(制作体制そのもの)の否定である。
けものフレンズ以降も現在の制作を維持、むしろ身内主義を強化したいヤオヨロズはけものフレンズを降りる選択をする。
たつきには残っている仕事への影響が出ないよう考慮して、ひと段落ついた9月末に降板を説明した。
まず、ヤオヨロズは秘密主義・身内主義をよしとする会社である。
伊佐作画監督・白水美術監督の対談[1]によれば、けものフレンズのメイン制作はたつき・伊佐・白水の3人で回している。ヤオヨロズ自体がアニメ会社としては少人数であり、背景美術
も内製のものである。その利点として放送直前での作り直しや追加注文、各自の判断で最適な描写を選ぶことができる。ヒットした要因としてよく挙げられる。
そのような制作体制なので、内部での資料は少なく、当然ヤオヨロズ外部へと出す事前資料も異常に少ないのは、「福原・細谷対談インタビュー」[2]で漏らしている。
提出されるものがあらすじ3行だけということもあったらしい。
制作体制に対して委員会内部で不満がなかったかというと、前述のインタビュー[2]でもあるように、色々言われたようである。
当然関係者各位は不満を持つが、福原P・吉崎観音[3]・梶井斉(KFPリーダー)らヤオヨロズ内部をよく知っているものたちがなんとか説得。
人気が出ることによってうやむやになっていった。
アニメけものフレンズは結果的に社会的な大ヒットを樹立した。これに関してはソースを示す必要はないと思う。
放送中はなんとか許容されていた情報共有の無さ。では、放送後はどうか。
まず12.1話「ばすてき」である。テレビ東京細谷Pが最終回見逃し上映[4]で「無声のgifアニメ程度の物かって思って」と語っているように、ヤオヨロズが持っている素材(3Dモデル等)のみの使用を想定されているように、ここで連絡の不備があったのは明らかである。
登場しているキャラクターもアライグマ・フェネック(ジャストプロ)、アフリカオオコノハズク(青二プロダクション、ワシミミズク(キャトルステラ)と、ヤオヨロズ(ジャストプロ)以外の委員会の声優事務所は使っておらず、極力外に漏れないようにしたように思われただろう。
「ばすてき」が問題なかったという論では、絵的な素材はヤオヨロズのものであるし、プロの声優を同人作品もよくあることだ。というのがあるが、楽曲に関しては、ヤオヨロズ(irodori)に同人での使用権があったのかは疑わしい。
ただ、「ばすてき」のサプライズはファンからは大好評を博し、ボイスドラマでは明らかに繋がりがあるシナリオ作ったりフェネックとアライグマのセットのフィギュアは「ばすてきコンビ」と名付けられるなど公式的に追認され、これの問題もまたうやむやになった。
誰もが知っているミュージックステーション。
ファンは湧いたが、一方でMステ出演が発表された4月7日同日にブシロードカオスTCGもふもふブースターパックのお渡し会延期が発表された。4月14日、Mステとブッキングしたのである。
延期発表前は、お渡し会の告知があまりなくお渡し会を不安する声もあった。Mステとブッキングしたことが判明すると「Mステなら仕方ない」という声も多かったが、お渡し会に合わせて有給を取るなどスケジュール調整をしていたファンからはブシロードの延期発表の遅さが批判されることとなった。
遅くとも3月9日には日程が発表されていた[4]お渡し会、Mステの話が来たのが3月15日〜22日[2]あたり、Mステ出演とお渡し会延期が4月7日でだいぶ間がある。
連絡が遅れたのか、Mステブシロとの調整に手間取ったのか。
なんにせよ先に日程が決まっていたはずのブシロが折れて、延期を発表したのは事実である。
趣旨としては事務所に未所属の声優を発掘し、通ればヤオヨロズの制作する作品に出演を約束する、というものである。
どのタイミングでかは忘れたが、「けもフレに出す」という趣旨だった時期もあった。応募返信メールで「けもフレオーディション」と売れたものがすぐに「けもフレ」部分を消して再送信されたようである。
1期(2期はないかもしれないが)のオーディションを主催したのはAge Grobal Network、他の製作委員会の領分を犯す行為である。
ちなみに、クレジットから名前が消えることになった脚本の田辺茂範はAgeの所属である。
オーディションの発表が遅くて5月13日[6]、田辺氏のクレジット削除がガイドブック3巻発売同日の5月26日。
3巻に田辺氏のクレジットが載っていることから、クレジット削除の話が出たのは3巻のデータが印刷所に納品された後であろう。
Vコンテに制作方針が変更され田辺氏の仕事が少なくなったのと、声優オーディションで揉めた結果なのかもしれない。
各種関係者からの不満は幹事社とIPの管理者であるKADOKAWAの担当者に伝えられていただろう。
表に出ているだけでもこれだけ製作委員会との摩擦を引き起こしていれば、普通は制作のヤオヨロズを下ろす以外の余地はない。
しかしけものフレンズは大ヒット作品である。ファンの間でも「ヒットしたのは(ヤオヨロズの)たつき監督のおかげ」と認知されているわけで、そう簡単に下ろせない。
2期の制作を始めるにあたって委員会の代表者として、KADOKAWA担当者が「情報は事前に共有してほしい旨の正常化を図る申し入れ」を提案。
1期のクレジットにも名を連ねている工藤大丈が「通常のアニメ制作体制」をよく知る者として同席していたかもしれない。
通常ならありえない選択であるが、ヤオヨロズは身内主義・秘密主義を是とする会社である。
さらに今後の福原Pの方針は、「アニメに関わる業務を全てやれるようになる」である[7]
irodoriチームでもやっているような「出来るだけ関わる人数を絞り、最小限かつスムーズなコミュニケーションとフレキシブルな制作」をより多くの業務に適応させようとしている。
これに対して委員会代表者のKADOKAWAの申し入れは、ヤオヨロズが目標とする体制からヤオヨロズを遠ざけるものでしかない。
元々製作委員会の参加企業の多いKFPAはヤオヨロズでは調整が難しい。ヒットしてさらに多くの企業が関わることになればより困難は大きくなる。
けものフレンズがヒットしたからこそ、けものフレンズを続けることがヤオヨロズにとってデメリットになってしまった。
けものフレンズのヒットでヤオヨロズの名が売れた。ラブ米もけものフレンズではないにしろ2期が作られるほどには順調だ。
ヤオヨロズは制作体制を曲げてヒット作の続編を作るよりも、より自分たちのやり方が通りやすい新しい企画を作ることを選んだ。
さて、当のたつき監督自身はこのことをツイートの直前まで知らなかったであろう。
福原Pは「気を使って」残っていたけものフレンズ関連の仕事が終わるまでたつきに降板を黙っていたのだろう。
福原Pはてさぐれが1期の途中で連続2クールになることが決定した時もしばらく黙っていた過去があった。[8]
委員会は自身は2期をなんとかヤオヨロズを再登板するか、別の会社に任せるか思案していた最中だった。
たつきが「けものフレンズから降りることになりました。カドカワ方面のお達しみたい」とツイートを投稿。
カドカワが名指しされ、KADOKAWAの"過去の実績”からKADOKAWAが乗っ取りを企てたのではないかという邪推が生まれ、炎上した。
KFPAが出した声明文は「ヤオヨロズがヒット作を蹴るわけがない」「あのKADOKAWAアコギな条件を出したのではないか?」との思いから火に油をそそぐ結果となり、委員会の企業だけでなくコラボ先企業まで波及する大炎上に発展した。
ヤオヨロズは「自社の都合で辞退した」と言えば手の下ろしようのなくなったファンの矛先が自分たちに向かう。担当者不在で通さざるをえなかった。
委員会の各社はヤオヨロズの体制改善を求めた当事者であり、KFPAの声明にも相違はなかった。
そうしているうちに一週間が経ってしまった。
[1]けものフレンズBD付きオフィシャルガイドブック2巻18P~21P
[2]http://otapol.jp/2017/05/post-10509.html
[3] けものフレンズBD付きオフィシャルガイドブック6巻16P~29P
[4]https://twitter.com/bushi_teamchaos/status/839783633242107905
[5]https://togetter.com/li/1155928
[6]https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/863227405137096704
[7]http://biz-journal.jp/2017/09/post_20424.html
[8]http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1392328242