はてなキーワード: 迷信とは
かつて趣味で小説を十年近く書いていた者だ。俺も理系だが、理系は歴史を学ぶ上で決して弱みではない。むしろ、物事を大局的に眺め、出来事の意味や結果をロジカルに考えるうえでは助けになるし、論理的な文章も得意だろう。なので、自信をもって執筆に向かってほしい。
とはいえ、いきなり中世ヨーロッパを舞台にした小説を書くのは難しい。農民であれ騎士であれ、生活の細部を思い描こうとするだけで筆が止まってしまう。朝起きて顔を洗い、用を足して食事をする、その半時間のことなのに細部がさっぱりわからず、筆が進まない。ありがちな悩みだが、深刻な悩みでもある。
仮に十年前の日本を舞台にした小説を書こうとしても、「当時はスマホが既にあったか」「はやっていた音楽は何だったか」「あの事件はもう起きていたか」など、俺たちの記憶は甚だ頼りなく、資料に頼らざるを得なくなる。ましてや、生まれる前の出来事など仮定に仮定を重ねた蜃気楼のようで、資料なしでは立ちすくんでしまう。よくわかる。なので、俺が読んで面白かった本を共有したい。
ところで、増田は世界史を勉強したいと述べているが、どうも「小説を書くための中世ヨーロッパの知識が欲しい」と「知識欲から漠然と世界史について学びたい」が混在しているようだ。ブクマやレスを見ると、その両方に対する回答がある。俺は、ひとまず前者について答えたく思う。後者については、中央公論社の「世界の歴史」シリーズか、講談社の「興亡の世界史」を読んで、そこから気になったキーワードからどんどん広げていくといいと思う。なお、俺は前者しか通読していない。
さて、過去の世界を生々しく想像するためには、俺は四つの視点が必要だと考えている。数理的視点、物質的視点、非物質的視点、それからエピソード的視点だ。以下、それぞれについて述べる。各々の視点に応じて、手に取るべき書籍は異なってくる。
さらに、この四つの視点があると、頭の中で歴史の知識を整理するのに役に立つ。少なくとも俺にとってははやりやすい。
過去の世界は偉大なようだが、人口は現代よりも少なく、都市の規模は小さく、穀物や工業製品の生産量も少ない。そういうわけで、もしもタイムスリップして中世の大都市を眺めたとしても、その小ささに俺たちは意外さを覚えるかもしれない。確かに現代にも通用する芸術作品はあるかもしれない。時代は異なるが、ピラミッドや紫禁城のような壮大な建物もあるだろう。とはいえ、庶民はそんな生活とは無縁であったはずだ。パリの城壁は今や環状線であるが、今のパリの都市圏はそれを越えて広がっている。
さて、小説を書く上ではリアリティが必要になる。それを支えるのが数の感覚だ。例えば、ある国家の人口がどれくらいで、即時に動員できる兵士がどれくらいで、都市と都市の距離がどれくらい離れており、移動速度はどれくらいか。集落の規模はどの程度か。船舶で運べる量は。モデルとする時代の数字をおおよその知っておくことで、明らかに不自然な描写は減らせるだろう。このあたりについては「銃、病原菌、鉄」や通史的に世界の人口を扱った書籍が助けになると思う。細かいことは気にしなくていい。オーダーが合っている程度で充分だ。数字を確かめるだけなら、ウィキペディアだけでもいい。これは英語版を併用することを薦める。
要するに衣食住の細部だ。先ほど騎士や農民の一日を想像するのが難しいと述べた理由はこれになる。増田が必要としているのはおそらくフランシス・ギースの出しているシリーズだ。都市や農村、城の生活が細かく書かれている。
他に、当時栽培されていた植物や動物については、「世界史を変えた50の○○」シリーズもいい。ある素材が手に入るか入らないか、あるいは知識の有無だけで国の命運が変わるというのは、たびたび起きてきたことだ。中世ではないが、例えばヒッタイトで鉄の製法が独占されたこと、柑橘類で長期航海の敵、壊血病が防げるとか、そうしたことだ。
また、具体的な書名はいちいち挙げられないが、図版の多い図解○○のようなシリーズも良い。もし、増田が視覚的にものを考えるタイプならなおのことだ。慣れていくと建築や芸術の○○様式というのが何となくわかるようになってくる。
加えて、児童書も侮っては行けない。専門家が監修した子供向けの本は、えりすぐりの内容を含んでいる。仮に含まれていないとしても、これだけは伝えておきたいという基礎知識は抑えてある。これは立花隆が言っていたことだったと記憶しているが、なじみのない分野を学ぶためには基本的な内容の本を三冊読むといいそうだ。なぜなら、本当に大事なことはその三冊すべてに書かれているからであり、結果的にその分野の基礎を身に着けることができる。
これは当時の人間が何を知っており、どんな風に考えていたかを指す。直接は物質として残らない、人の頭の中にあった知識や文化にまつわることだ。当時の科学知識、価値観、法律、迷信などもここに含めてよい。
さっき中世人の朝を想像するのが難しいと述べたが、昼以降の社会生活を想像するのはこれでさらに難しくなる。
たとえば俺は異世界ファンタジーをあまり読まないのだが、中世には叫喚追跡という風習があった。当時のイングランドの自由市民は犯罪が生じた場合には、その犯人を逮捕・処罰する義務を負っていた。隣保組織の長は角笛を吹き、大声で喚声をあげながら犯人を追跡しなければならず、また周囲の住民もその指揮に従って追跡に加わることが義務付けられていた。しかも、この協力を怠った住民に対しては制裁が課せられる。寡聞にして、こういうファンタジー小説は読んだことがない。
ここまではいかないにしても、海外文学を読むとなじみのない、ちょっとしたジェスチャーや迷信に出会うことがある。欧米だと、指を交差させることで幸運を祈るし、ロシア人は今でも扉越しに握手をすることを嫌う(宇宙ステーションでさえ)。この辺にリアリティは宿る。ジェスチャー関係なら、中世とは少しずれるが「常識の世界地図」が面白い。
法に関しては詳しくないがが、習慣や生活については先ほど述べたフランシス・ギースの本が参考になると思う。価値観では「中世の秋」がいいだろう。科学史については、増田は理系だから「磁力と重力の発見」を薦めたい。難易度はかなり高いが、知識がいかに科学になっていくかを肌で感じられる。
当時の職業に関しては、未読だが「十三世紀のハローワーク」がいいらしい。
キリスト教・宗教史に関しては、聖書のエピソードの概略や聖人伝を知っているといい。絵画が好きなら名画で学ぶ○○といったシリーズがたくさん出ている。ただし、聖書がわかったからと言ってキリスト教がわかったことにはならないので注意。
これは著名な人物の伝記に関する話だ。あるいは、当時の人々が親しんでいた物語も含めてもいい。こういう偉人の伝記や小話をたくさん知っていると、歴史好きの物知りとしてマウントを取ることができるが、その出来事が世界史上でどのような意味があったかを語れなければ、自己満足で終わり益は少ない。とはいえ、興味深いのは確かで、プロットの参考になるかもしれない。
このあたりの知識のためには、児童書も含めて伝記を読みあさることになる。または、ハプスブルク家の歴史だとか、各国史だとかを扱った新書を乱読する。絵画に興味があるなら、これも名画で見る○○のようなシリーズがおすすめだ。
当時の人々に身近だっただろう中世の騎士の物語については、ブルフィンチがアーサー王伝説、シャルルマーニュ伝説をまとめている。それとは別に「マビノギオン」も面白い。とはいえ、いきなり原典に当たる必要はなく、入門書を読めばいい。
ギリシア・ローマ神話は呉茂一の本が細かいところまで網羅しているし、ホメロスもオウィディウスも岩波文庫に入っているが、呉茂一の本は初心者には細かすぎるし、原典に当たるのは趣味の領域だから、小説を書くなら入門書で充分だと思う。同様の理由で、「史記」だとか「ローマ帝国興亡史」なども趣味に属する。当時ならではの視点は面白いが、鵜呑みにできない誤謬もあるだろう。
もちろん、単純に上記の分類にすべて本が収まるわけではない。大抵の通史・各国史はこれらを兼ね備えている。
以下、何となく面白かったものを思いついたままに書く。「中世ヨーロッパの歴史」「十二世紀ルネサンス」「ケルトの水脈」「西ヨーロッパ世界の形成」(ただしこの本は著名な王の事績がほとんどの載っておらず、当時の価値観や考え方についてのページがほとんどで、そこがアマゾンで叩かれている)。それから、隣人からの視点として「「イスラーム」から見た世界史」「アラブが見た十字軍」など。
書き洩らしているかもしれないが、今のところ思いつくのは以上だ。
他に、中世を舞台にした小説・映画もおすすめだ。難解だが読み応えのあるミステリ「薔薇の名前」、SFだが「異星人の郷」がいい。「大聖堂」は未読だ。「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」はコメディだが細部の正確さは中世映画随一であるとのこと。毒のある笑いに抵抗がなければおすすめ。
中世風の舞台を描くために中世について勉強する。素晴らしいことだ。俺は敬意を表する。それに読んでいるうちにどんどん楽しくなってくるだろう。何かを知る、これは純粋な喜びだ。
だが、小説を書く以上、ある程度は想像力で補わないといけない。ある場面を書く際に必要な情報があるとしても、そもそもその資料は存在しないかもしれない。研究者でさえわからないことは多い。俺もこれだけ読んできたが、わからないことだらけだ。むしろ、疑問が深まった感さえある。細部も忘れてしまった。増田はぜひ自分で本を買ってメモを取るなり線を引くなりしてほしい。読み飛ばさず、時間を掛ければそれだけ得るものも多いだろう。
もっとも、描写に困った場合は、該当シーンを省いてしまうのも手だ。小川哲がどこかで述べていたが、ある歴史SFを書くときに、細部を省略したシーンがあるという。ストーリーにあまり関わらない部分を省くのは、立派なテクニックだ。読者だって中世建築の細部について延々読まされても困るだろう。
もうひとつ忘れてはいけないのは、増田は研究者になろうとしているのではなく、小説を書こうとしている、ということだ。知識は目的ではなく、手段だ。これを忘れてしまうと、他人の設定の粗を探したり、中世なのに価値観が現代的なのを揶揄し始めたりする。こうなると、物語世界を素直に楽しめなくなる。
大事なのは歴史的正確さよりも、読者を喜ばせることだ。そういう意味では、演出として火薬が出てきたっていい。あるいは、読者が感情移入しやすくするように、人を殺してなんぼの武将ではなく、戦争で人を殺すことをためらう武将として、描写する必要がある(ドラマの戦国武将がやたらと戦争を嫌い、優しいのはそのためだ)。異世界ファンタジーの読者が読みたいのは中世ではなく、中世っぽいものだ。そもそも中世ヨーロッパ風なのに唯一神を信じていないファンタジーは多い。
そういう意味では、本を読んでもその知識が直接生きることは少ないかもしれない。くれぐれも、読者に向かって知識をひけらかしてはいけない。あるシーンの正確さのために資料に当たるのはいいが、その成果を延々披露しては読者のストレスになるだけだ。もちろんそういう衒学的な歴史小説もあり、固定ファンはついているが、ネット小説の読者には少ないだろうし、ネット小説の肝であるPVを稼ぐことにはならない。これはいい悪いではなく、ネットと書籍の媒体の差だと思っている。
また、レッドオーシャンの中世ヨーロッパ風ファンタジーに飛び込むのなら、正確さよりも作者の専門知を活かしたものの方が(ブクマで書いている方もいるが)読者の目に留まりそうである。そして、くどいようだが、これだけおすすめの本を書いてきたが、読者が欲しいのは正確な知識ではなく血沸き肉躍る物語である。
だが、作者にとっての最大の危険は、どんな物語よりも過去に起きた事実の方が面白いのだと気づいてしまうことだ。この罠にはまると、どんな小説も所詮作り事と思われて素直に読めず、何を書いてもむなしくなってしまう。言い換えるなら、創作欲が知識に殺されてしまう。増田には、これに一番気を付けてもらいたい。
それを防ぐには、面白い小説を読み、面白いものを書くこと、これに尽きる。先行作品としての中世ファンタジーを愛し、数多く読み、繰り返し読むこと。
現状からすると「没落する以外の未来が見えない」という認識はEV信者に共通してるけど、そこから先の意見は分かれてます。
国産メーカーに、もっと本気で投資してEV化をして欧州や中国との競争に勝って欲しい派(まだ戦える派)、もう勝ち目ないからさっさと滅びろ派(希望は戦争派)、の派閥があります。
「まだ戦える派」はEVの競争に負けて業界が崩落したら、EVシフトの何十倍もの失業者が出る(から国産メーカーもさっさとEVに投資しろ)、と思ってます。
オーストリアで褐炭からCO2を土に埋めて水素を作って、それを-260℃に冷却したまま日本に運んで、冷やしたまま各地の水素スタンドに運び、温めて圧縮して車載タンクに詰めて、その時に出る熱も電気を使って冷やして、やっと燃料として使えるものが水素です。
コンセントに繋げばすぐに使える電気より明るい未来があると思いますか?
トヨタ社長の計算で10-15%の増加(ピーク時に充電する前提なのは意味不明ですが)、他の試算でもこれくらいのようです。
これも「原発で賄えばいいよ派」「再エネで十分だよ派」「火力発電の方がエンジンより効率いいから天然ガスでも増やせば派」「そもそも何も気にしてない派」がいます。
産油国でもない日本で気にする意味とは。輸入(中東へも課金)を減らせば?
災害時の脆弱性なんて迷信です。むしろ災害時にこそEVは役に立ちます。
2018年の9月6日未明の3時に発生した、北海道胆振東部地震において、地震発生後約50時間後で、全世帯の99%の電気が普及しました。一方、北海道にある1700のガソリンスタンドの9割が営業再開したのは、地震発生から4日後です。一般的に、自然災害の後では電気が真っ先に復活します。電線さえ直せば通じる電気と違って、ガソリンは道路網がある程度まで復旧しないとそもそも運べません。
おまけに、自宅が停電してても数十km走れば電気が生きてたりするので、そこまで走って充電→家に給電という使い方もできます(テスラにはこの機能はありません)。
災害時の脆弱性なんて迷信です。むしろ災害時にこそEVは役に立ちます。
参考記事です。
https://evsmart.net/basic/article004/
日産リーフと同じような大きさのガソリン車だと、暖房で過ごせる時間に大差はありません。
そもそも、大雪が降る時は出発前に充電/給油しましょう、というか外出を控えましょう。心配なら電気毛布を持ちましょう。
大雪立ち往生でも一酸化炭素中毒になる心配をせずにゆっくり寝れる、というだけでEVの方がいいかと思います。
参考記事です。
https://anond.hatelabo.jp/20211024151326
あのさあ
こういうのにはきちんと「その懊悩はお前の頭が悪いせいで生じています」と言ってやらんと。
投票でお前の求めてるような体験や実感なんか得られるわけないじゃん。
仮にお前の投票した政党が勝ったとしても、別にお前の投票関係ねーから。
それを「自分の投票が政治を変えた実感」にするなら脳がやばい。
「俺がテレビで見てたから大谷がホームラン打った」となんも変わらん。
Twitterとかで政治ネタでキーキー言ってるのって結局こういう奴なんだよね。
自己効力感がバグってるし物事の因果の把握がぼんやりだしやってることの期待値とかもガバガバ。
まともな脳の持ち主は選挙に関心もって調べてちゃんと投票しても、それと結果を直接結びつけないし期待しない。
当たり前だろどう考えたって自分で結果をコントロールできない問題なんだから。
お前はそういう分別すらつかない軽度の脳障害があるから苦しんでるんだよ。
選挙の話だとなんか当人は高尚ぶったり深刻ぶったりするし、周りもそういう風に扱うのがよくない。
こいつの言ってるのは「あんなに気持ちを混めていろんな儀式をして宝くじ買ったのに外れた、もう限界」つってるのと変わらん。
「辛いんだね、それはお前がバカだからだよ」って言ってあげない方がかわいそうなんだよ。
こんなんむしろなにも取り組むことのないバカが深刻ぶるために政治厨やってるようにすら見える。
蛇足として、
本当に選挙に個人で影響を及ぼしたいなら扇動的な文を書いて拡散させるしかない。
上で挙げたような弱点がそのまま響いてくる。
自己がバグってるから自他の境界も曖昧で人の利害や感情がわからん、
自分の言葉がどういう風に読まれるか発信者がどんな風に推測されるかをイメージできない、
どこを狙ってどういう言葉掛けてどうなるか、どれぐらいの効果を期待する文なのか決められない。
ちょっとまえにiPhoneを買う価値ないとかそんなエントリがあった。
私自身も両方使っているけど、まあ単純に比較すればもうAndroidには勝てないと思う。
もちろん、細かいところで使い勝手の良い部分はあるのだろうが、USB-Cがないとか、画面分割が出来ないとか、フローティングキーボードが使えないとか(これ、大画面スマホを使うにあたっては必須と言える)、アプリ内購入ができないとか、指紋認証がないとか、重たいのにバッテリーの持ちがいまいちとか、それらの不便を覆すだけの良さは無い。正直iPhoneが使いやすいなんてのは、ほとんど迷信に近いと思う。
まあしかも高い。まあ高いのはみんな納得して買ってるんだろうけど、高性能な中華Androidが半分から三分の一の値段で買えるとなるとちょっと厳しい。
なので冷静に考えたらiPhoneは一部の富裕層の好事家が買う端末であって、実際に日本以外ではそうなっている。お金がなくても猫も杓子もiPhoneを買うのは日本だけで、その証拠に売れているのは未だに型落ちのSEとか、ちょっと前までなんてiPhone8とかだったりする。
それで思ったのだけど、私が入社したての頃(バブル末期)は猫も杓子も女性はヴィトン、男性はロレックスをつけていた。つけてはいなくても持っていたりした。
あれに価格相応の価値があるのかどうかは未だにわからないけど、なんか社会人はこれらを持たなければならないみたいな強迫観念でもあったのだろうか、ほんと、よくあんなの買っていたものだ。一つの信仰だったのかもしれない。
あれは機能やコスパでユニクロやカシオでいいじゃんとはならないもので、iPhoneも現代日本の似たようなイコンになりつつあるのだろう。なんだか分からないけど買って、そしてそれが一番とあらゆる理由をつけて思い込む類のイコンである。
https://anond.hatelabo.jp/20210820152752
まず同情します。
夫は身勝手なガキだと思うし諭さない共通の友人たちもまあガキです。
あなたと夫たちについては夫たちが圧倒的に悪い。
好きなことしながら体大事にしてほしい。
ただあなたの、というより妊婦共通のなぞの言動が気になります。
まず「一生恨む」というやつ。
妊娠中に○○されたら、○○してくれなかったら、一生恨むって言うやつ。
すごいバカ丸出しです。
あなた個人がバカなんじゃなくて明らかになんか変な文化があるよねそれ。
「妊娠中の事は一生恨む」みたいな変な伝説と言うかカルチャーがあるでしょ。
あなたの「一生恨む」もどっかで見たものの影響と言うか真似でしょ。
よいことなら真似してもいいけど一生グチグチ恨むってなんなの?悪いことじゃん。損するのは自分で。
夫が糞ならさっさと離婚してもいいと思うけど一生恨むのはあんたの人格の問題であんたがバカなだけでしょ。
誰なのその妊婦一生恨むカルチャー発明して垂れ流してるバカは。
身重の私にコロナもってくる危険があるからいくな、これはわかる。
身重の私に何かあったときそばで頼りになってくれないと困るから行くな、これもわかる。
でも自分が楽しめないのに一人だけ楽しむなって言うのは意味わかんないじゃん。
女だとそんな頭悪くないやつでも突然それ言い出す。
なんか不合理な仲間はずれとかなら抗議してもいいけど
仕方ない理由で自分が参加できない楽しみについて、他の奴らも参加すんなって
それ誰が得すんの?
男なら参加できるやつが参加する。
そんで気が利いたやつ(大人)なら参加できなかったやつになんか奢ってあげるとかおすそわけしてあげるとかそういう風にする。
動けない自分のための楽しみを明るい気持ちで要求すりゃいいんじゃないの?
そっちの方が全体の利益が増す上にそっちのほうがかわいいと思うんだけど。
男特有の悪いとこもたくさんあるのはわかってる。
けどみんなじゃない限られた友人が得することを処罰したがる変な感情って明らかに女に特有で、それは女の悪い部分だと思う。
横並びの友人の中で一人だけすごい美人と棚ぼたで付き合うやつが出たとする。
男ならすげーなやるなお前って言いながらその美人彼女の友達と合コンセットしてくれよってなる。
誰も得しないじゃんそれ。
人に損させようとすんじゃなくて自分も得する事を目指すべきだし、
よいことあった人間には愛嬌をもって図々しくおすそわけや奢りを要求すべきだと思う。男も女も。
zeromoon0 「一生恨む」は「酷いことされたら恨みなさい」と妻側に言ってるわけでなく「そのくらい強く嫌だと感じるから気をつけろ」という夫側に向けたメッセージではないかと。
いやー違うと思うな。
もしそういう、自分の利益のための交渉の手管なら合理的で建設的だから全然悪いと思わないんだけど(脅すような交渉は程度問題だけど)
「一生恨む」はむしろ女同士のコミュニティで共有・継承されてる伝説だと思う。
それやってて損するの自分じゃん。
tetere うわー!やな感じのする増田!論理的に反論することができなくて悔しい。誰かが反論してくれるのを待つ。実際にこういう人に会ったら、いちいち反論しないで距離置いて逃げちゃうからな…
2021/08/21
えーやなこと言ってるかなあ。
人の得を恨んだり放棄させたりするのはバカだからやめなさいというだけ。
人が得したり楽しんだりしてたらよかったなと心から喜んでお裾分けを要求する方が全員ハッピーだしそういう人間の方が可愛いじゃん
可愛さ大事じゃない?男でも女でも。
mike47 子供は二人のものだろ?でも子供を産むのは女しか出来ない。なんで私だけ苦労しなきゃいけないんだって思うのは当然だと思うけど。その過程で旦那が好き勝手やってたらそりゃ恨むだろうよ
2021/08/21
「子供は二人のものだろ?でも子供を産むのは女しか出来ない。」
「なんで私だけ苦労しなきゃいけないんだって思うのは当然だと思うけど。」
う―ん既に違うというか暗いよね
なんで自分だけ苦労しなきゃいけないんだお前等も嫌な思いしろー!っていうの、バカなだけだし暗くない?
はあ?もう完全にバカですよね?
旦那が楽しめて良かったねってなんで思えないの?
ただ明るい気持ちで純粋に自分の得を追求したらいいじゃん。いいことあった人に「奢って」って言えばいいじゃん。
なんで「自分が不自由だから周りの奴も楽しむな不自由になれ」なの?
それだと誰も得しないし全体の幸福が下がるし、
そんな風に考える人って性格がめちゃくちゃ暗いから周りの人も嫌な気持ちになって離れていくじゃん。
楽しんでる人の喜びをわがこととして心から喜んだうえで「私にも」っていう人のほうが可愛いし愛されるし当人がハッピーじゃん。
というか
「自分だけが困難であるときにどうするのが最良で明るい選択か」という話をしてるんだけど
「妊婦は大変なの!」みたいな反論してくる一部の人は日本語通じてるのかな。
ak148 言及元を読んだら、コロナ禍なのに夫がフジロック行ったって内容で、妊婦さんが心配しているのは主に感染のことなので、論点ずれてる気がするなあ。 増田
2021/08/21
LethalDose “仕方ない理由で自分が参加できない楽しみについて、他の奴らも参加すんなって”そんな事書いてあったかな。
2021/08/21
元増田↓↓↓
感染の心配とは別に「私が参加できない楽しみに参加すんな」とはっきり言ってる。
あなた方2人はそもそも元増田の文も私の文もちゃんと読んでないよね
brightsoda 何の利益もないのに足を引っ張っている…訳じゃない。この場合、夫が楽しみを諦めることが明確に増田の利益になる。マジで増田の邪魔にもなんんにもならない楽しみにケチつけ始めてから出直せ
2021/08/21
同上。
ちゃんと問題の文章読めるようになってからいっちょ前の口を叩こう。
BBQ_BBQ 元増田の旦那、子どもが産まれて奥さんが心身共にめちゃくちゃ大変な時にも全く構わず同じことをしそうだからだよ。コロナ関係なく。新生児育児という戦争を一緒に戦う心構えができてねぇと言って怒ってるんだよ。
2021/08/21
夫が悪いと。この文の序盤に明確に書いてるのであなたはそれすら読めてないんです。
aquatofana 妊娠って言う生物として指折りでリスクの多い期間に負担を軽減することを考えてくれないことが恨みにつながるのでは。「俺が出かけてる間看護師資格のあるベテランお手伝いさん雇ったよ」なら、そう恨まんだろう。
2021/08/21
ikanosuke 妊娠中は何かと身体能力に制限があるので、何日も1人は辛いよ。コロナで他に人も呼べないし。また、産前産後は女性ホルモンの働きでネガティブな感情が記憶に残りやすい。
2021/08/21
dakarane 一生恨み文化ってなんだよ笑 普通にこのコロナ禍で元増田夫の行動はひどくない?
2021/08/21
酷くないとか言ってないけど冒頭5行も読めないならあなたは何に対して反論してるの?
myogab 持論を言いたくてたまらなかったから、少しの関連性で飛び付いたのだろうが、レス付け選ぶ相手間違ってない? 一時の愉しみでコロナ貰って重症化したら、それこそ一生ものの障害を負いかねんだろ…。 附言
だからコロナの危険を心配する事には一ミリも反対してないでしょ。
レス付ける相手間違ってない?(「レス付け選ぶ相手」ってなんか日本語おかしくない?)
国語が得意ではなくこれくらいの文量を読むのがつらいからあまり読まずにレスして頓珍漢になっているのか
ちゃんと全文読んだうえで国語が得意ではないために内容を把握できずに頓珍漢なレスをしてるのか
どっちなの?
kujira_aoi_blue 例えば妻が弱った夫を見て過去された事を思い出して同じようにする事は、夫から見たら自分が弱った時やって欲しかったことなので夫は嬉しく妻は恨みを晴らせるのでwin-win。なので一概にみんな損する文化ではないかも
2021/08/21
そうやって架空の恨みまで創作してニチャアってしながら興奮して書き込んでる時のあなたの歪んだ顔とくっだらない喜び
それがまさに「一生恨む」系の文化が引き継がれてる理由なんじゃないの?と思うんだよね。
そういう性格を作ると人を恨んだり攻撃したりしてる時に快感を感じてしまうのは確か。
でもそれってヘロイン打った時に気持ちいいんじゃあ~って言ってるみたいなもので
結局は周りの人間を引かせていくし自分の一生を不幸にしてない?
折角もの考える頭がある人類に生まれてもあなたみたいなくだらん暗い思考ばっかりしてニチャアしながら自分で不幸になっていく生命と比べると
「今日のご飯も美味しかったな」って満足してるペットの犬や猫の方がずっと可愛くて上等な生命じゃない?
そんなにネチネチ恨みを引きずってる対象の相手となんでずっと一緒に暮らしてるのだろうと思う。
相手が楽しんでるのを見て喜べないどころか恨みが心に溜まるなら
そもそもその相手と一緒にいるべきではないんじゃない?あなたの幸せの為に。
そうやって「損したくなーい」「周りの人間が喜んでるのむかつくー」ばっかり考えてる人が豊かな人生を送るかね。
kudoku みんなで損するはまあ分かるだろ。嫉妬を買いやすい状況ならそれは避けるべき。ポーカーフェイスで乗り切れ。
2021/08/21
わかった上で、
と言ってます。
犬を飼って美味しいものを買って帰ったら
もう純真な喜びを満面に表現して「当然自分の取り分がある」っていう確信と嬉しさを一杯にして周りではしゃぎますよ。
妬んだり恨んだりくっだらないことするぐらいなら犬を見習えばいいと思いますよ。
satoimo310 他人の機微に共感する能力が高い人が闇落ちした形態なんじゃないかな
2021/08/21
それは随分綺麗な言い方してあげてるだけでしょう。
「共感」という言葉自体が怪しいもんで、だいたいは自分の主観で自分の感情をぶん回しているだけ。
人が何しててもそれを見ながら自分自分自分。だから恨んだり劣等感持ったり見下したりに忙しくてどんどん性格が暗くなるんでしょう。
単にずっと自分の事ばっかり考えて妄想をフル回転してるだけの人達ですよ。
あなたは口のでっかさに能力が追い付いてないのをたびたび見るけどいつまでも直らないのは廉恥がないからでは。
私なら読解ミスであんなデカい口を叩いたら恥ずかしくなってまずお詫びを書きます。
あなたはちょっと恥ずかしいなとかチョンボだったなとかちゃんと思ってるんですかってことです。
他人の前でその人のできない楽しみをしたことを大っぴらにアピールしにくいっていうのはその感情と裏表で、かつそこそこ一般的だよね増田はそこについてはどう思ってるの
本来関係ないことなんだからバカな感情は互いに捨てたらいいのでは?
例えば私もフジロックには行けないけどフジロックいってる人を妬ましいとか自分ばっかりとか別に思わない。
他にやること沢山あるでしょう。
妊婦の文化…? 独自文化ができるほど 全国の妊婦同士の 繋がりって濃いか?
2021/08/21
直接の繋がりがなくたって文化なんかあらあな。
ここはもはや何言ってんのかもわかんない。
brightsoda この増田はいちいち保存してくれるから消しやすくて良い/誤読で叩いてごめん/他の大口叩いたというブコメ全部堂々と指摘してほしい。自分は何も言わないままに私ちゃんが間違ってるという印象だけ残されたら迷惑
2021/08/21
あなたが私にそういう問題外のブコメ(賛否とかじゃなくて「問題文読めてません0点」なやつ)書いたのも数度目だよ。
つまんないからその時に無視したかちゃんと引用して罵倒してあげたかも覚えてないけども。
あと「誤読で叩いてごめん」じゃないでしょ「誤読してごめん」でしょ。
誤読で賛成する人間も同じぐらい不快だし、話が噛み合ったうえで叩いてきた人間にこういう物言いしたことねえよ。
mawhata 末永く円満な夫婦関係を目指すなら、夫は妻の感情に気を配った方がいいし、妻も不満を前向きに解消できる案を出した方がいいだろうけど、それにしてもこの増田の文章は微妙に頭が悪そうな上から目線だなと思う。
2021/08/21
「私が参加できないのに参加するな」という感情は肯定する必要がない(というより肯定してはいけない)。
上から目線だというのは正しい。
バカな人達にそれがなんでバカなのかを説明する気持ちで書いてる。
ricanam 若いうちは正しい理屈を聞き入れず感情的になるのを頭悪いなって思ってたけど、実際は人の数だけ正論があってみんな自分の感情を満足させるために理屈を組み立てるんだよね。共感って究極の合意形成なのよ
2021/08/21
それだと一番感情的なバカのラインで足並み揃えることになるでしょう。
まず個々に自分の感情を疑うことから始めたらいいのではと思います。
oyatsuda_3oclock すごい蟹好きの友人が蟹アレルギーになったら「蟹食べに行ってくるね!」とは言えないし、蟹食べた後お土産にケーキ持ってくのも違う気がする。損得の話ではなく、思いやりを持ってほしいという話では。
2021/08/21
その場合の思いやりというのはその蟹アレルギーさんを蟹以外の美味しいもの食べに行くのに誘ってあげることであって
アレルギーに付き合って蟹を食べるのを自粛するとか食べたのを隠すとかではありません。
「蟹食べてきたぜ、お前には別の美味しいもの買ってきたよ」と言われて不機嫌になるような人間は自分の性格を治した方がいい。
kingate 言葉の通じないバカとはお付き合いしないのが筋なので、もとの旦那も大概だな、とは思うし、この増田は余計なことを言って相手を不快にさせたいだけのクズで、俺と同類だな(笑)ようお友達。
2021/08/21
不快にさせるのを恐れてはいないけどそんなん目的にはしませんし、
ザっと見た感じあなたのブコメは自分で言うほど人を不快にすることに注力出来ておらず
ある種の自意識の方が圧倒的に伝わって来ます。人へのアプローチが目的ならそれは不純物です。
あなたが本当に好んでいることは「人を不快にさせること」ではなく「ネットで”ワルな自分”を作りあげてそれを顕示すること」です。
pega2s 私の母は、妊娠中に雑な扱いをされたのを40年以上経つ今でも時々口にする。父の抗がん剤治療の際の吐き気に「つわりで苦しむ気持ちがわかった?」とすげなく言ってた
2021/08/21
それであなたはそのお母さんみたいな人になりたい?
sub_low あの、マジメに妊娠中や育児中に旦那が非協力的だと、一生妻からの愛情なくなるよ。統計もあるし。どう見えるかは別として、それはただの統計的な事実。
2021/08/21
「バカなの治したらどうでしょう」って話に「我々がバカなのは統計的事実!」と言われても。
efus 「みんなで損する」と言われてパッと思いつくの、例えば腐女子の身内ルール強要とかああいうのですね。たぶん男の場合は後ろ指さされてでも逸脱するバカが多すぎて、そういうのがなかなか成立しない。
2021/08/21
その時代には狩猟頑張ったり新たな縄張りを開拓したり幸せの総量を増やすのは男の役目で
男が持ち帰った果実(狩猟は腕で結果が偏る)を平等に分配してグループ内の争いの芽を摘むことが女の役目だった。
そうすると女は幸せの総量を増やすことより危険な不平等を封じることに関心が強くなる。
誰かがとびぬけるぐらいならみんなでちょっと損して下方で足並みをそろえさせるのが結局はみんなの幸せ。
女が家政と子育てのみ担ってた太古の群れではこの性格でも人の役に立ったわけです。
幸せの総量を増やすのは男の役目だからそちらの合理性を女が心配する必要はなく。
あなたのいう同人女なども自分で狩りをして果実を生み出す存在になってるわけです。
幸せも多彩で供給元は無数で、一生変わりばえしない果実を変わり映えしない固定メンバーで分け合う人生ではない。
そこで下方に揃えさせたい処罰感情が湧きあがったら「あ、これは現代には要らない太古のDNAだぞ」って
近所の子供が連続して犬に噛まれたことが町内会で問題になった。
ルールを守れない飼い主が犬を飼うことを禁止にしようと議題が上がる。
犬好きがこぞって反対する。
反対の理由はシンプルで私達は犬を飼い続けたいとういだけだった。
うちの犬は噛まないから大丈夫だと誰もが主張するが、実際に子供を噛んでいる犬の飼い主が平気でソレを主張して全てが台無しになっていた。
なんで次は噛まないと言えるのかを説明できなかった。
今までは躾けていなかったのか。
躾けていた。
では駄目ではないか。
うるさいうるさい犬は噛むものなんだ。
つまりそれは犬の権利を守るために人間の権利が侵害されてもいいということか。
権利とは他者の権利を侵害するのならば諦める必要があるものだ。
うるさいうるさい私は犬が飼いたいんだ。
じゃあ出ていってくれ。
うるさいうるさい。
犬好きの心は醜い。
話も通じない。
ロバート・アンソン・ハインラインの作品で『夏への扉』以外を薦めるならばどの作品か?と問われたとしたら、私ならば『宇宙の孤児』を薦めたい。
この物語は「Good Eating!(良いお食事を!)」という挨拶と共に、中世ヨーロッパのような社会の生活を描写する場面から幕を開ける。そして、読み進めるうちに、主人公たちが暮らし、物語が展開される舞台がどのようなものなのかが次第に明らかになっていく。
その世界には空が無い。主人公たちが暮らす街の地面の下へ降りると、別の街が有る空間に出る。その街の地面の下に降りると、また別の街が有る。そうやって、下へ下へと降りて行くと、それ以上の先(下)には降りられない最下層に行き着く。
逆に、街の天井の上に昇ると、別の街が有る空間に出る。そうやって昇って行くと、徐々に重力が弱くなる。しかし、或る階層から先(上)は、それ以上昇ってはならない立入禁止の場所とされている。そこには、恐ろしい「ミュータント」という怪物たちが住んでいて、迷い込んだ人間を食べてしまうと伝えられているからである。
主人公は、ひょんなことから立入禁止の場所に入り込んで「ミュータント」たちに一時捕らわれの身となり、それを切っ掛けに、他の人間には秘密にしたまま、普通の人間と姿や能力が異なるミュータントたちと交流するようになる。中でも「ミュータント」たちのリーダーであるジョウ=ジムと主人公は、親友あるいは師弟のように仲良くなる。師がジョウ=ジムである。一つの身体に二つの頭部を持つ双生児の男性ジョウ=ジムは、ミュータントではあるが怪物などではなく、ユーモアと優しさと、何よりも知性に満ち溢れた人物である。このジョウ=ジムから教育を受けたことによって、主人公は、自分たちが暮らす世界の真の姿を理解するに至る。
主人公たちが暮らすのは、車輪のように回転する巨大な宇宙船の内部であった。故郷である地球から遥か遠く離れた他の恒星系に存在する、人類の居住可能な惑星に移住するためには、何光年もの距離を渡らねばならない。しかし、光速の壁を破ることができないので、広大な宇宙を渡るには長い年月を要する。そのために宇宙船は、多数の人間が居住することが可能な、巨大な閉鎖環境都市として設計された。車輪のように回転することで、遠心力を重力の代用としている。移住者の祖となるべく宇宙船に乗り込んだ人々は、宇宙船の中で子を生み育て、やがて彼らが死ぬと、その子たちが新たに彼らの子を生み育て、そうして子へ孫へと何世代も何世代も長い年月を重ねながら、彼ら星々の移住者たちは宇宙船の中で暮らしながら遥かな旅を続けた。
しかし或る時、宇宙船の動力源である原子力機関から放射性物質が漏れるという、大きな災厄が発生した。放射能による内部環境汚染は、食糧生産を担う農業区画にまで及んだ。ミュータントたちの誕生。食糧不足。人々の絆は引き裂かれ、内乱が発生し、宇宙船内部の文明は崩壊した。その結果、都市の内部で暮らす人々は、知識や科学技術を伝承できなくなった。こうして彼らは、地球という故郷の存在も、自分たちが宇宙船に乗っているという事実も、宇宙船の外部に広がる世界のことも忘れ、科学の代わりに教会が説く迷信を拠り所として、広大な宇宙を彷徨い続ける「孤児」と成り果てたのである。物語の冒頭に出てくる「Good Eating」という挨拶は、災厄によって起きた食糧不足時代の名残りである。
ジョウ=ジムによって啓蒙された主人公は、宇宙船の乗組員として、自分たち本来の使命を果たそうと提案する。すなわち、地球のように人類居住可能な惑星を見つけてその星に降り立ち、狭い宇宙船を離れて、新たな世界を切り拓こうと言うのである。それは、自分たちが巨大な宇宙船の内部で暮らしているという事実を理解しているジョウ=ジムですら、出来っこ無いと諦めていたことであった。しかし、その使命を果たす為には、何も知らない人々に、この世界の真実を理解させる必要が有った。
主人公は、自分が知った事実を人々に知らせようと試みるが……。
ちなみに本作品を私が初めて読んだのは、あかね書房から出版され、多くの小学校の図書室などに置かれていた少年少女世界SF文学全集の一冊として収録されていた『さまよう都市宇宙船』のバージョンであった。タイトルのネタバレがヒドイが気にしない、気にしない。
ハインライン作品を離れ、他に古典SF作品を初心者に薦めるならば、私としては
(1)アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』
辺りを薦めたいのだが、如何だろうか?
今朝とか、アルビノの人がパラリンピックに向けて頑張ってる特集とかしてて、
アルビノの人がどこだかの国で呪術的な迷信から殺されて食われてるみたいな事言って、差別と戦うためにパラリンピックでうんぬんかんぬん、とお馴染みのパラリンピックは重要的な文脈になってたが、
パラリンピックなかったら迷信やら差別問題に注目されないなら、そっちの構造の方が問題だろうが。
パラリンピックに出れないような人達が抱えてる差別や迷信での被害はどうでもいいのかよ。
まるでパラリンピックが差別問題の解消のために意義があるみたいな推し方だが、そんなもんスポーツエリート以外が抱えてる問題は影に隠れてろという、クソみたいな価値観をバックボーンにしてるだろうが。
差別問題は差別問題でがっつりやるべき話であって、オリンピック・パラリンピックで感動(笑)の中でどうこうするべき話じゃないだろ。
そういうイベント無しじゃ問題提起もできないのかよ。パラリンピックに出られないけど差別されてる人達の問題を掘り起こすのがお前らマスコミの仕事じゃねーのかよ。
雑な仕事してくれるよ。