はてなキーワード: 2020年とは
陽性 日 月 火 水 木 金 土
10/25 *124 *102 *158 *171 *220 *203 *215 計*1193
11/01 *116 **87 *209 *122 *269 *242 *294 計*1339
11/08 *189 *156 *293 *316 *392 *374 *352 計*2072
11/15 *255 *180 *298 *485 *531 *522 *538 計*2809
11/22 *390 *314 *186 *400 *481 *569 *561 計*2900
11/29 *418 *311 *370 *500 *532 *449 *583 計*3163
12/06 *327 *299 *351 *572 *600 *595 *620 計*3364
12/13 *480 *305 *457 *678 *821 *664 *736 計*4141
12/20 *556 *392 *563 *748 *888 *884 *949 計*4980
12/27 *708 *481 *856 *944 1337 *783 *814 計*5923
01/03 *816 *884 1278 1591 2447 2392 2268 計11676
I’d like to begin by addressing the heinous attack on the United States Capitol. Like all Americans I am outraged by the violence, lawlessness and mayhem.
まず初めに、合衆国議事堂へのあの凶悪な攻撃について述べたたいと思います。すべての国民の皆様と同様、私はあのような無法と騒乱に怒りを禁じえません、。
I immediately deployed the National Guard and federal law enforcement to secure the building and expel the intruders. America is and must always be a nation of law and order.
私はただちに州兵と連邦の法執行機関を配備して議事堂の安全を確保し、侵入者を排除しました。アメリカは常に法と秩序の国であらねばなりません。
To demonstrators who infiltrated the Capitol: you have defiled the seat of American democracy. To those who engage in the acts of violence and destruction: you do not represent our country. And to those who broke the law: you will pay.
議事堂に潜り込んだデモ隊に言いたいことがあります。あなたたちはアメリカ民主主義の議席を怪我した。
暴力や破壊行為に走る者たちにもいいたい。あなたたちは我々の国の代表ではない。
法を破った人々にもいいたい。あなたたちはかならず報いを受ける。
We have just been through an intense election and emotions are high. But now, tempers must be cooled and calm restored. We must get on with the business of America.
我々は選挙戦を激しく争い、感情的にも高ぶっています。ですが今は、冷静になり、穏やかさを取り戻す必要があります。我々はやるべきことに取り組まねばなりません。
My campaign vigorously pursued every legal avenue to contest the election results, my only goal was to ensure the integrity of the vote. In so doing, I was fighting to defend American democracy.
私の選挙キャンペーンは選挙戦の結果に異議を申し立てるためのあらゆる法的手段を徹底的に追求しました。私の唯一の目標は投票における整合性を確かめることでした。私はアメリカの民主主義を守るために闘っていたのです。
I continue to strongly believe that we must reform our election laws to verify the identity and eligibility of all voters and to ensure faith and confidence in all future elections.
今後のあらゆる選挙における信頼と信用を確かなものとするためにも、すべての有権者の身元と資格を確認するように私たちの選挙法を改革しなければいけないと、私はこれからも強く信じ続けます。
Now, Congress has certified the results. A new administration will be inaugurated on January 20. My focus now turns to ensuring a smooth, orderly and seamless transition of power. This moment calls for healing and reconciliation.
さて、議会は選挙結果を確定させました。1月の20日には新しい政権が発足するでしょう。私は今や、円滑で秩序ある、シームレスな政権移行に注力することに気持ちを切り替えました。この瞬間にも癒やしと和解が求められています。
2020 has been a challenging time for our people, a menacing pandemic has upended the lives of our citizens, isolated millions in their homes damaged our economy, and claimed countless lives.
2020年は我々にとって困難な年でした。おそろしいパンデミックは市民生活を脅かし、数百万の人々を孤立させ、経済を破壊し、数え切れないほどの命を奪いました。
Defeating this pandemic and rebuilding the greatest economy on earth will require all of us working together. It will require a renewed emphasis on the civic values of patriotism, faith, charity, community and family.
このパンデミックに打ち勝ち、世界で最も偉大な経済を再建するためには私たち全員が一致団結することが必要です。そこにおいてより重視すべきは、愛国心、信仰、慈善の心、コミュニティ、そして家族です。
We must revitalise the sacred bonds of love and loyalty, that bind us together as one national family. To the citizens of our country, serving as your president has been the honour of my lifetime.
私たちは愛と忠実さの神聖な絆を再び取り戻さねばなりません。その紐帯は私たちをひとつのひとつのナショナル・ファミリーとして結びつけます。市民の皆さん、あなたがたの大統領を務めさせてもらったことは、私の生涯の誇りです。
And to all of my wonderful supporters. I know you are disappointed, but I also want you to know that our incredible journey is only just beginning.
私のすばらしいサポーターのみなさん、あなたがたが失望しているしているのはわかっていますが、私たちの素晴らしい旅がまだまだ始まったばかりであることも知っておいてください。
ありがとうございます。神の御加護を。そして、アメリカに神の御加護があらんことを。
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フツーに読めば「シームレスな政権移行をやる」っていってるんだから大統領選の結果を受け入れた=敗北宣言である。
ところがヤフコメや twitter には「マスコミは英語がわからないのか、敗北したとも政権移行するとも言ってない」と吹き上がっている人がたくさんいる。
おそらく" I also want you to know that our incredible journey is only just beginning." の部分を拡大解釈しまくってるんだろう。ここも普通に読めば、支持者ビジネスで食っていくのでこれからよろしくね、というファン向けのメッセージなのだが。
緊急事態宣言の発令に関して、グローバルダイニング代表・長谷川の考え方(2021年1月7日現在)
2021/01/07
緊急事態宣言の発令に関して、グローバルダイニング代表・長谷川の考え方
2021年1月7日現在の状況におきまして、当社は宣言が発令されても営業は平常通り行う予定でございます。
私はそう思えません。
緊急事態とは「国民の生命」、「健康」、「財産」、「環境」に甚大な脅威となり得る事態と認識しております。
幸いなことに日本における新型コロナによる死者数は米国と比べると約40分の1と極端に少なく、
東洋経済オンラインによりますと累計で3,718人。(https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/ 1月5日現在)
比較として2018年の「季節性インフルエンザ」の死者数は3,328名。
大流行した1998年〜1999年は約10倍の35,000人程の方々が亡くなっている。
また、新聞にも出ていましたが、厚生労働省の人口動態統計速報によると、2020年10月までの総死者数は2019年と比べて約14,000人減少したとのこと。
一番の理由は、インフルエンザの感染が抑えられ、その死者数が激減した事だそうです。
⑵ ロックダウンを徹底している国々で感染が下火にならず、「時短」や「休業」が感染をコントロールするのに効果ないのは世界規模で証明されていると思っているからです。
これに対して(パニックを起こして)、医療崩壊とおっしゃっている国や自治体の関係者、感染症専門家の方々は何の準備もしていなかった?
また、死者数は米国などの約40分の1しかいないのに、なぜ医療崩壊?
⑷ 今の行政からの協力金やサポートでは時短要請に応えられません。
飲食で19時までの飲食の提供、20時までの営業では事業の維持、雇用の維持は無理です。
結論を先に書く。
2011年からの数年間、東日本大震災という国難に際して、タイミング悪く政権与党は非自民党であった。
2020年そして現在、コロナ禍という国難に際して、タイミング悪く政権与党は自民党であった。
これが逆であったなら、どんなにか国の対応はマシであっただろう。以上。
基本的に誰が政権を握ろうと、能力的な意味では本来できることの幅は大きくは変わらないと私は思う。
ただ1点違うのは、その政党が過去に長期政権を運営し政財界と密接な利害関係を構築しているパイプの太い政党(すなわち自民党)であるか、それ以外の政党であるかである。
前者のメリットは政財界を容易に動かすことができる点、デメリットは政財界との柵によって政策が歪められる点。
後者のメリットは政財界との柵に縛られない政策が取れる点、デメリットは政財界を容易には動かすことができない点。
2011年からの数年間、この国に必要だったのは財界に「動いてもらう」ことだった。
災害復旧と復興・原発事故の処理……これらを円滑に進めるために必要となるのは財界の協力であり、そのコネクションが豊富な自民党が政権与党であったなら(多分に不透明な金な流れが生まれた可能性はあるにせよ)旧来の利権構造に裏打ちされた大企業との協調によって、史実よりもスムーズな事後処理が為されたことであろう。
2020年そして現在、この国に必要なのは財界を「黙らせる」ことだ。
早期・短期・徹底の原則に従い一気に感染を抑え込むことが最善策であることは誰の目にも明らかであるのに、「経済が」と言いながら延々と煮え切らない方針を打ち出し続けている原因は、政権与党が財界とズブズブに癒着して彼らの機嫌を伺わなければ何もできない状態に陥っているからに他ならない。これは自民党の議員が特段に悪者だからという訳ではなく、55年体制から断続的に続く長期政権の歴史によって積み上げられてきた不可避の性質なのである。
もしも現政権が自民党以外の(過去の政財界の柵に縛られない)政党によるものであったならば、一部財界の「自分たちだけは……」という要求に屈することなく、(多少の偏りはあるにせよ自民党に比べれば相対的な意味で)等しく全体に痛みを強いる、よりドラスティックな対応によって早期かつ最小限のダメージで感染を収束させ、社会全体での総合的な経済へのダメージをより少なく抑えられた可能性は高いだろう。
無論、いずれのケースも事前にこのような災厄を想定することは困難であった訳で、たまたま2011年が非自民であり2020年が自民であるという最悪の目を引いた我が国国民のクジ運の無さに、ただただ心を落とすばかりである。
ここ最近、Kyash社が提供する資金移動サービス「Kyash」の海外サービス手数料がTwitterで騒ぎになっている。
日本国外の加盟店で、日本円建ての取引をすると「海外サービス手数料」として3%が決済代金に加算されるというもの。
Kyashには2つの利用規約があり、アカウントの種類によって適用される規約が異なる。
Kyash送金サービス利用規約とKyashバリューアカウント利用規約である。
どちらの規約も、今回の手数料で問題となる部分は同じ文言である。
Kyash送金サービス利用規約第11条2項には以下の記述がある。
外貨建取引については、当該取引の事務処理のため、別途当社が定める「海外サービス手数料」がかかります。当該手数料については当社Webサイト上に掲載します。
外貨建て取引に手数料がかかる旨の記載はあるが、海外加盟店での日本円建て取引に手数料がかかるといった記載はない。つまり、今回問題となっている手数料は根拠がない。規約違反であり契約違反である。
規約にこそ記述はないが、公式サイトのヘルプページには記載がある。
しかし、このページは2020年12月ごろに書き換えられたものであり、Eメールやアプリのプッシュ通知などで利用者に通知されたものではない。不当である。
https://web.archive.org/web/20201123170556/https://kyash.co/legal/terms/value-account
全国の消費生活センター等_国民生活センター HTTPSが腐っているので注意
2020年から続くこのパンデミックはおそらく歴史に残る大災害であり、私達はその生き証人になるのだろう。
そのような未曾有の災害の中でも幸運だったのは、今回のパンデミックは子ども達への影響が非常に少ないことだ。これが普通の風邪(従来型のコロナウイルス)やインフルエンザのように子どもたちにも蔓延する病気だったら、社会への影響や心理的な圧迫は今とは比にならないほど強烈なものだっただろう。
子どもたちへの影響が少ないことと、感染力と致死率の関係が一般的なウイルス伝播のパターンと異なること(通常は感染力と致死率は両立しないはず)は、何か関係があるのだろうか。
結論を先に書く。
2011年からの数年間、東日本大震災という国難に際して、タイミング悪く政権与党は非自民党であった。
2020年そして現在、コロナ禍という国難に際して、タイミング悪く政権与党は自民党であった。
これが逆であったなら、どんなにか国の対応はマシであっただろう。以上。
基本的に誰が政権を握ろうと、能力的な意味では本来できることの幅は大きくは変わらないと私は思う。
ただ1点違うのは、その政党が過去に長期政権を運営し政財界と密接な利害関係を構築しているパイプの太い政党(すなわち自民党)であるか、それ以外の政党であるかである。
前者のメリットは政財界を容易に動かすことができる点、デメリットは政財界との柵によって政策が歪められる点。
後者のメリットは政財界との柵に縛られない政策が取れる点、デメリットは政財界を容易には動かすことができない点。
2011年からの数年間、この国に必要だったのは財界に「動いてもらう」ことだった。
災害復旧と復興・原発事故の処理……これらを円滑に進めるために必要となるのは財界の協力であり、そのコネクションが豊富な自民党が政権与党であったなら(多分に不透明な金な流れが生まれた可能性はあるにせよ)旧来の利権構造に裏打ちされた大企業との協調によって、史実よりもスムーズな事後処理が為されたことであろう。
2020年そして現在、この国に必要なのは財界を「黙らせる」ことだ。
早期・短期・徹底の原則に従い一気に感染を抑え込むことが最善策であることは誰の目にも明らかであるのに、「経済が」と言いながら延々と煮え切らない方針を打ち出し続けている原因は、政権与党が財界とズブズブに癒着して彼らの機嫌を伺わなければ何もできない状態に陥っているからに他ならない。これは自民党の議員が特段に悪者だからという訳ではなく、55年体制から断続的に続く長期政権の歴史によって積み上げられてきた不可避の性質なのである。
もしも現政権が自民党以外の(過去の政財界の柵に縛られない)政党によるものであったならば、一部財界の「自分たちだけは……」という要求に屈することなく、(多少の偏りはあるにせよ自民党に比べれば相対的な意味で)等しく全体に痛みを強いる、よりドラスティックな対応によって早期かつ最小限のダメージで感染を収束させ、社会全体での総合的な経済へのダメージをより少なく抑えられた可能性は高いだろう。
無論、いずれのケースも事前にこのような災厄を想定することは困難であった訳で、たまたま2011年が非自民であり2020年が自民であるという最悪の目を引いた我が国国民のクジ運の無さに、ただただ心を落とすばかりである。
当方、地方都市で情報サービス企業を経営している。主に大手企業のシステム開発支援で客先へどこでも行く。
2020年3月迄は現地へ来てもらわないと困るというので国内/海外どこでも行った。
2020年4月頃からPJが一時中断になったり現地/リモート対応で比率を下げることになったりしてきた。
そうしたうちに、6月頃からは完全フルリモート対応という案件も増えてきている。引き合いが多く単価についても、やや特殊な製品技術範疇であり時間単位はおおむね高く推移しており、今後も安売りするつもりはない。
現状において今後の短期/中長期的にも高い需要があり、継続的かつ高単価でのサービス提供をしていくことができる見通しである。そのためにプロとして高い技術を提供するためにあらゆる努力をしてきているつもりだ。
一方、世間はどうだろう。
コロナで売り上げが減った、生活を何とかしてくれ、自粛/休業要請するならカネをくれ、というばかりではないか。飲食店であれば、客足が減れば新メニューや新しい宣伝集客方法、持ち帰り促進、宅配業者活用等、いろいろできることはあったはずで単に努力不足としか感じられない。
努力不足と言って、団塊ジュニア世代を切り捨てた90年~2000年初頭はずいぶん苦労した。なにしろ就職できなければ仕事能力を高める事すらできないのだから。また大企業に就職しなければ手厚い教育も受けられないという有様でした。独学で身銭を切って、書籍を買い、有休を使い、無料セミナーに出かけ、資格数も50余りとなった。(資格を取ること自体を目的としているわけではなく、特にIT系では資格を取ると次の仕事を獲得しやすいという意味合いが大きい。)
現在は補助金じゃぶじゃぶでありこんなにカネをばら撒いてしまうのかと驚きしかない。バラマキが政治家と関連の企業に多く流れている点も昔から変わらない(建設利権等)のだが、なんだかなーという感覚でしかない。
もともとリモート対応が容易な業種業態であることに加えて、高単価で推移している状況は、私の望む働き方であり、独立してよかったという思いしかない。
文句言っている奴は自分で考えて自分で動けばいいだけのことじゃないのか。しばらくこんな状況で続くと思います。気軽に海外旅行に行けなくなりましたが、まあべつにどうってことはありません。
「なんとか年は越せそうです。だけどそう長くは無いみたいです。
彼女を置いて行くと考えると辛いですが上から見守ろうと思います。」
『残り15日』と題されたその投稿は、明らかに、自殺を企図したものだった。
ただならぬ気配を感じたユーザーたちは、当然、コメントという形で投稿者に話しかけようとする。
「もう少し生きてみよう」「逃げてもいいよ」「病気なの?」「ネタでもいいから死なないで」
ひとつひとつのコメントに、投稿者から、丁寧な返事があった。根が几帳面なのだろう。寄り添うようなことばには感謝を、攻撃的なことばにはやさしさを返す一方で、どこか迷っているようにも見えた。
投稿に興味を惹かれる人が多ければ、その投稿はもっとたくさんの人の目に入るようになる。
早い話が、バズった。
小規模ではあるけれども、投稿者が全てのコメントに返信するのが難しくなるくらいには、多くの人の目に触れたらしい。
『残り14日』の投稿には、「昨日は色々なコメントありがとうございます。残っている時間を大切に過ごしたいと思います」ということばがあった。
『残り11日』「今日は彼女に会いに行きました」『残り10日』「今日は友達に会いました」
カウントダウンが1ずつ減っていくとともに、人間関係を清算しているようなことばが綴られる。
『残り5日』「明日は中学の時の友達に会いに行きます。少し楽しみです!」『残り4日』「最後に楽しい思いが出来ました。今日は何だかよく寝れそうです」
そして、ついに迎える『残り1日』。
2020年1月6日、彼が選んだ曲は赤頬思春期の『私の思春期へ』。
ことばは、みじかく、「悔いが残らないように」。
たくさんのユーザーが、彼の投稿を見た。彼を現世に引き留めようとした。
素性がわからない、断片的なことばのかけらしか知らない、リコメンデーションエンジンが偶然に引き合わせた見ず知らずの相手だというのに、揶揄するようなコメントは皆無だった。ひとりひとり、選んだことばはさまざまだけれど、彼のことを応援する人ばかりだった。
その熱意が、投稿者のなにかを、融かしたのだと思う。
彼の真っ黒なアイコンのまわりに、赤い円が現れた。「ライブ配信中」。タップしてみると、イヤホンからぼそぼそと"彼"の肉声が流れ始めた。
彼は存外、色んなことをしゃべった。
友達にも、家族にも、恋人にも、相談できなかったという。センシティブな話題は、かえって身近な人には打ち明けづらいものだ。それでも、インターネットを介してなら、1000人以上に心の奥底の悩みを表出できるのだから、SNSも捨てたもんじゃない。
彼女には弱いところを見せたくなくて、でも傷つけたくなくて、だから別れなくちゃいけなかったけれどなかなか言い出せず、結局「別れよう」のひとことしか言えなかったと、涙ながらに話していたのが印象的だった。
途中アクシデントがあり、舞台をインスタライブに移して、彼の独白は続く。
自分は恵まれていて、どちらかというと陽キャにみられる側で、だからこんなことを言っても「俺だって死にたいよ」と返されて終わりだと思っていた、と。
コメント欄では、そんなことないよと温かく彼を慰めることばといっしょに、「コラボしよう!」という投稿が流れていく。インスタライブの機能だ。
「最近人と全然しゃべってないから、何話していいかわかんないや……」と戸惑いつつも、結局彼はコメント欄の勢いに押され、コラボをはじめた。
一人目に入ってきたのは、九州の方の訛りのある、14歳の女の子。彼女は輝いていた。光そのものだった。
話していた内容は、TikTokのコメント欄に寄せられたものとそう大きくは変わらない。「主さんの苦しみは分からないけど、生きてればいいことあるよ」「世の中色んなことあるし、まだ死んじゃうにはちょっともったいないよ」「彼女さんも悲しむと思うよ」「逆にそういうこと相談してくれたら、彼女さんの立場としてはめちゃくちゃうれしいと思う」
彼女のことばを聞いた主は、泣き出してしまう。鼻をすすりながら、語る。
皆さんから温かいコメントはいただいていたけれど、どうも自分に届いていない気がしていた、と。「死のう」という決意が壁みたいになって、心が全然動かなかった、と。
「それが、それが……」
直接話して、融かされた気がします、と。
心なしか、声が明るくなった。「ごめんなさい」「心配かけて」「でも」ばかり言っていた暗い声から、ほんの少し希望の宿った声になった。
人は、人と関わらないと生きていけない生き物だ。うれしいことがあったら分かち合って、つらいことがあったら相談して。そうやって日々を送るものだ。
主はきっと、どこかでボタンを掛け違ってしまい、相談する場所を見失ってしまったのだろう。そうやって、もつれた糸をかきわけて、最後に残ったSOSを発信できる場所が、インターネットだったのだろう。
二人目は男子大学生。色々な考えのひとつとして、「人の悩みなんて宇宙に比べたらちっぽけなもの」だと語った。明日は大学で1500メートル走を走るんだと言いながらも、深夜に、親身になって、主と「将来やりたいこと」について語り合っていた。
三人目の女子高生は、「わたしも明日死のうと思ってたんだけど、やっぱりやめちゃった」と言った。いじめられていた過去があり、見返してやろうと思っていて、たまにダメになっちゃうときもあるけれど、それでも頑張っていると語った。
いろいろな人と話すうち、主の声はどんどん明るくなっていった。アンチがひとりも出てこなかったのは、彼の人徳ゆえなのかもしれない。主には「Sくん」というあだ名もついた。
笑い声がこぼれるようにもなってきたSくんの様子を見て、何人目かの話し相手が切り込んだ。
「死にたい、って言ってた人に聞くのもちょっと微妙だけど……Sくん、今、まだ死にたいと思ってますか?」
「今は……」
3秒間の沈黙。そして。
ネットユーザーたちの温かさが、ついに、Sくんの心の中の氷を融かしきった。
これはたぶん、どこにでもある、傷の舐め合いなのだと思う。
匿名掲示板、Twitter……場所を変え、形を変え、昔から幾度となく行われてきたことの再演なのだと思う。
Sくんとコラボして話をした者のほとんどが、一度は自殺を考え・試みた人たちだった。彼女たちは、Sくんを癒やすと同時に、Sくんによって癒されていた。
Sくんは、自分で「居場所」をつくりだしていた。彼自身を含め、つらさを抱え、誰にも相談できず、それでもSOSを出したい、そんな人のための居場所を。
Sくんのライブは盛り上がった。彼が元気を取り戻すのと比例するように、コメント欄には黄色い声があふれた。「好き」「かっこいい」「推していいですか」。彼は優しいし、おそらくモテるのだろう。「俺も好き」「ありがとう」なんて返事をするものだからますます盛り上がって、しまいには彼を推す人たち用のグループチャットまでつくられてしまった。
その様子を見た彼は、ぽつんと、ひとこと。
「じゃあ、わかった。みんなが俺のこと飽きたら……死ぬわ」
コメントではみんな「飽きるわけない」と言っていたけれど、彼は「2・3ヶ月もすればみんな別の推しができるでしょ」と自信なさげだ。
だから。
私は絶対に飽きる。彼のライブに毎日馳せ参じることなんてできない。そんなに興味は続かない。別にガチ恋しているわけでもない。
でも――
飽きたからと言って、昨晩の、どこにでも偏在する奇跡が、薄らいでしまうわけじゃない。
つらさに苛まれ自死を選ぼうとした彼のSOSに気付いた多くの人が、よってたかって彼をケアし、壁を融かし、死を先送りにした。
強く生きてくれ、Sくん。そして、みんな。
ついか:
懐かしい日記見つけたので。
インフルエンザの予防接種、散々騒いだけど、受けてみたらあっという間だった。
ただ、摂取後は腫れたり痛かったりちょっと調子悪かったりするから、それは今でも苦手。
点滴はクソ痛かった。静脈炎になった。でも温めるようにしたら1週間で引いた。
ただ、術後の縫合跡は今でも見るのがきつい。
成長したなあ、私。
https://twitter.com/kurokei_jp/status/1346828462682587136?s=21
Netflixがヤバイ事で話題ですが。更に言うと2020年のNetflixのオリジナルコンテンツの予算は1.9兆円。これは日本のキー局5社の予算合計4000億円の約4.7倍にあたる。更に世界中のインターネット通信の15%はNetflix。そして何よりもNetflixが月額880円〜なのにNHKが月額1225円〜なのはもっとヤバイ。
そもそも全世界に見込み顧客あるインターネットサービスと、日本国外では衛星放送ぐらいしか販路がないテレビ局の価格設定を同列で語るのがそもそもお話にならない
「首を刈ってやる」という脅迫も……“8割おじさん”西浦教授がそれでも語る「第三波、第四波は絶対来ます」(2020/8/4(火) 11:45配信)
「野球に例えると、まだ2回表で新型コロナウイルスが攻撃している段階です。僕たち理論疫学の研究者は強固な対策を行わなければ流行が収束しないことを『メジャーエピデミック(大規模流行)』と呼んでいます。それを第二波だと定義すると、今は本当の意味で分岐点にさしかかっている。数年間にわたる長期戦を想定した対応が必要です」
第3波は「必ず来る」 第2波経験、北海道の備え(2020年6月20日 11時30分)
札幌医科大の横田伸一教授(微生物学)も知事と同じく「見えないウイルスの動き」を危惧する。
「札幌市でクラスター(感染者集団)が発生した昼カラオケと、同じような環境がほかにないとは言えない。ウイルスが病院や高齢者施設などに入り込んだとき、感染が一気に拡大して第3波となるおそれがある」
一方、札幌医科大の當瀬(とうせ)規嗣教授(細胞生理学)は、国内の地域間往来の自粛要請の解除や、今後、徐々に進むであろう海外渡航制限の解除を心配する。當瀬教授は「人の往来が復活すれば、感染拡大の危険性が高まることは避けられない。空港などの検疫体制を強化してウイルスの流入を抑えることは可能だが、複数の国を経由してくる人など、把握が難しいケースもある」と警戒する。
北海道医療大の塚本容子教授(公衆衛生学)は「条件さえそろえば第3波はいつ起きてもおかしくない」としたうえで、こう指摘する。「人の移動が活発化すれば、感染が広がるのは仕方がない。大きな波になるかどうかは、私たちの行動にかかっている」
なお、11月には「今が正念場だ。今の逃すと対策が手遅れになる」という警告が、更に多くの専門家から出ていた。これは検索すればすぐ見つかる。あなたこそ、情報の入手源が偏っているのでは?
まあ明日はもっとやばいんだけど。飽くまでこれまでの人生の話ね。
数字的には4月の10倍気を付けないといけない。あの時も気を付けてたけど、もう絶対外に出ない。そういや2020年は1度も電車乗らなかったわ。
ガチャの確率ももちろん「ゲームシステム」や「ゲームバランス」の一部だが。
ちゃんと書いただろ「ゲームシステム=戦闘システムだと思ってる開発者は無能だな」って。
最初から「2020年にもなっていまさらFGOのクローンを出すのって予算や技術力の問題?」と言ってるのに
おまえが横から「FGOを馬鹿にするなムキー!」って絡んできたんじゃん。
いまから本筋に戻るのか?
「売れてるクローンを挙げろ」とイキっては多数の例を挙げられ、
いまやおまえのほうが「根拠もなく反対だけして会話に応じないアホ」なんだが。
それだけに答えるとしても「予算や技術力が無いなかで頑張って作ってるね」というレベルだろFGOは。
たとえば「バランス調整が難しいからこういうシステムになってる」というのは「プロならバランス調整しろ」という話でしかない。
「他のゲームを知らない」と言うなら「じゃあ研究しろ」と言われる。
「コストがかけられない中で頑張ってる」というのは評価ポイントではなくて「じゃあコストをかけろ」と言われるのが普通なんだよ。
それらのゲームとフラットに比べてFGOのシステムは本当に見劣りしないのか?
おまえがもし潤沢な予算のある企画のプロデューサーだったとして「FGOのシステムは素晴らしいから模倣しよう」と思うか?
なぜこういうゲームシステムにしたのかを原作者にレクチャーしてるとは思えんし、
失礼だけど「魔王の始め方」なんかは最初から安かろう悪かろうで大ヒットなんか求められてないゲームじゃん。
リリース自体も2017年で、まあ雨後の筍が生えてくる時期ではあるよ。
しかし、サクラ革命やファンリビは、かなり力の入った企画で、しかもリリースは2020年末だよ。
「ヒットを狙うならなぜいまさらFGO?」という疑問は「魔王の始め方」以上に出てくるよね。
いや、ファンリビなんかは言っても富士見単体だし、それほど予算が無いのかもしれないけどさ。
それならそれで、本当に「予算がない」故なのか、その実情を知りたいわけよ。
間が悪いのは仕方ないんだけど2020年のアイマスは本当にやることなすこと滑っている感じがある。
このご時世にねえ笑ってそれだけで大丈夫って言われても全く響かない。
アフガニスタンの首都カーブルにあるカーブル大学は1932年創立の総合大学で2万5千人近くの学生が学んでいる。
この大学では去年の11月にキャンパス内で武装グループの襲撃を受け、18人の学生と職員が亡くなっている。
この事件についてイスラム国(ISIL)が犯行を認めたが、アフガニスタン政府は、実際にはタリバンが仕組んだものと見て、タリバンを非難した。
「なぜ私達が殺されるのか」
というメッセージを発した。
カーブル大学指導部は以下のような声明を出した。(翻訳は適当)
最も慈悲深く思いやりのある神の御名において
2020年11月2日、カブール大学は、アフガニスタンの人々のより良い未来を築くことを願いながらこの素晴らしい国立センターで学んでいた学生に対する教育の敵の攻撃を受け、大きな悲しみの中にあります。この血なまぐさい攻撃は、18人の学生と管理職員の殉教と28人の学生、2人の教授の負傷を引き起こし、すべての人間の心と魂を焼き尽くしました。
カブール大学の指導部は、教育コミュニティの愛すべきメンバーを失ったご家族、関係者の皆様にに深い哀悼の意を表し、殉教者と負傷者の家族や親戚と悲しみを分かち合い、殉教者が天へ召されること、負傷された方の速やかなるご回復を望んでいます。
この血まみれで信じられない事件は、国立科学センターと人文教育センターで起こりました。ここはコロナ流行の困難にもかかわらず、大きな苦しみを受け入れることによって教育施設を提供してきた場所でした。そして、強化されたクラスのプロセスは、このコミュニティの教授、学生、そして思いやりのあるスタッフの興味を持って大いに教えられました。そのような状況では、この高邁な意志に支えられた場所が破壊の標的になることは、人間、特に教育界では決して信じられないことでした。
"نون والقلم و مایسطرون"
という聖句に従い、神の助力を得て、これまで以上に情熱と関心を持って、この素晴らしい科学および学術センターで教育のプロセスと知識と教育の成長を維持することを誓います。科学と知識の中心であるカーブル大学、そして我が国の他の教育センターで、このような血なまぐさい出来事が起こらぬよう願っています。
敬白
https://anond.hatelabo.jp/20200730151538
https://anond.hatelabo.jp/20201210204740 の続き
(出来事)
2020-12-26 日本国内において、イギリス国内で変異したとされる新型コロナウイルスに感染した者が
2020-12-27 羽田雄一郎参議院議員(立憲民主党・参議院幹事長。53歳)が死去。翌日、新型コロナウイルスに
感染していたことが明らかとなる。新型コロナウイルス感染による現職国会議員・国務大臣経験者の
死去は初。
2020-12-28 日本政府、この日から2021年1月31日までの間、外国人の入国を一時停止する措置を実施する。
ただし、11の国・地域からのビジネス関係の往来については除く。
2020-12-31 東京都の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて1000人を超える(1337人)。
2021-01-04 菅首相、年頭記者会見。週内での緊急事態宣言発出を表明。
2021-01-05 菅首相が、自民党役員会において新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言について、
2021-01-06 東京都の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて1500人を超える(1591人)。
2021-01-07 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に対し緊急事態宣言を発出(2021年1月8日から同年2月7日まで。官報掲載時に効力発生)
GoToトラベル等の全国一時停止は同年2月7日まで継続となる。
内閣、新型コロナウイルス感染症を、改正政令を閣議決定し、感染症法の「指定感染症」として扱う期間
東京都の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて2000人を超え、過去最多となる(2447人)。
埼玉県の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて400人を超え、過去最多となる(460人)。
千葉県の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて400人を超え、過去最多となる(450人)。
神奈川県の1日辺りの新規感染者数(速報値)が過去最多となる(679人)。
栃木県の1日辺りの新規感染者数(速報値)は、130人。※1/6 132人
北海道の1日辺りの新規感染者数(速報値)は、161人。※11/20 304人
愛知県の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて400人を超え、過去最多となる(431人)。
大阪府の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて600人を超え、過去最多となる(607人)。
京都府の1日辺りの新規感染者数(速報値)が過去最多となる(143人)。
兵庫県の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて250人を超え、過去最多となる(284人)。
広島県の1日辺りの新規感染者数(速報値)は、94人。※12/25 141人
福岡県の1日辺りの新規感染者数(速報値)が過去最多となる(388人)。
宮崎県の1日辺りの新規感染者数(速報値)が初めて100人を超え、過去最多となる(105人)。
沖縄県の1日辺りの新規感染者数(速報値)は、66人。※8/9 156人
アメリカ連邦議会が民主党のバイデン次期大統領の大統領選当選を正式認定する。
(同日、連邦議会議事堂の内外でトランプ大統領支持者と見られる暴徒による騒擾が起こるも、
鎮圧される。)
2021-01-13 栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県に対し緊急事態宣言を発出(2021年1月14日から同年2月7日まで)
2021-01-18 通常国会(第204回国会)開会(同年6月15日閉会予定)
2021-01-20 菅首相、河野太郎行政改革担当大臣(特命担当大臣)にワクチン接種に関する業務を掌らせる。
2021-01-22 内閣、新型インフルエンザ等対策特別措置法並びに感染症法の改正案を閣議決定する。
イギリスの日刊新聞「タイムズ」紙が、日本政府が東京五輪中止を非公式に結論付けた旨報ずる。
2021-01-25 西浦博・京都大学教授らのグループが、「Go Toトラベル」キャンペーンが当初の段階で感染の増加に影響した可能性があるとする
研究論文を、医学雑誌「ジャーナルオブクリニカルメディシン(The New England Journal of Medicine(NEJM))」に発表する。
2021-01-26 北海道・旭川市保健所が、旭川厚生病院のクラスター収束を発表する。同病院は、昨年11月20日に新型コロナウイルスの感染者が
初めて確認されて以来、累計311人の感染者が確認され、新型コロナウイルスの国内最大規模のクラスターとなっていたもの。
菅首相が、参院予算委員会において、石橋通宏議員(立憲民主党)の質問への答弁で、「政府には最終的に生活保護があり、
2021-01-29 沖縄県の玉城デニー知事が、同日の記者会見で、宮古島で新型コロナウイルス感染症が急拡大していることを受け、
陸上自衛隊第15旅団(沖縄県那覇市)が、玉城デニー沖縄県知事の災害派遣要請を受けて、看護官5人を含めた隊員15人の派遣を
決める。また、同日、災害派遣要員が宮古島に出発する。派遣期間は同年2月13日までの予定。
自由民主党が、党本部で働く全職員約200人を対象に、新型コロナウイルス感染症のPCR検査を実施することを決める。
(予定)
2021-02-xx 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県(いわゆる首都圏「一都三県」)、栃木県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県
及び福岡県の1都2府8県(11都府県)に対し発出されている緊急事態宣言を延長予定(同年3月7日まで。官報掲載時に効力発生)
2021-02-09 トランプ・前アメリカ大統領の弾劾裁判開始
2021-03-11 東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の発生から10年
支払い手段としての現金→クレカ(ブラックカード等)→おサイフケータイ→QRペイとか
キャラ付けに使われる細かい描写で時代が特定されるのよくあるし、コロナ禍のマスクも同じだろ。
ゆうてコロナマスクは2020から2021までの短期的な変化になるだろうから、ぼんやりとした「現代」を描くだけなら不要だと思うが。
少し前から、「久しぶりに帰省したら親が右傾化していた」という類の記事をネットで見かけるようになりました。
それらの記事を最初に読んだときは他人事と思っていたのですが、最近うちの母も政治について、かつての母と大きく異なる意見を述べるようになってきており、それに伴い少し困っていることがあるので、ここで吐き出させてください。
新型コロナウイルス感染症が拡大し始めた2020年の頭くらいから、うちの母のブラウザのブックマークには、ネット上で保守派とされている人たちのTwitterアカウントなどが増えてきました。
最初は「なんか新しいのが増えているな」くらいにしか思っていませんでしたし、気にも留めませんでした。母が何を信じようがそれは母の自由だからです。
しかし、かつては自民党嫌いであった母が、「アベノマスク楽しみ!」「安倍さんは頑張ってるのに、みんな好き勝手言い過ぎでは?」といった発言をするようになったときは、母がわたしの知っている母ではなくなってきたような気がして、少し寂しい気持ちになりました。
アメリカ大統領選挙で母がトランプ陣営を支持していることを知ったときは、すでに上記のような変化をひしひしと感じていましたので、もはや驚きはしませんでした。(これが4年前の選挙だったなら、とても驚いたと思います)
バイデン陣営の勝利が報道された後、「まだ結果はわからない」「バイデンが大統領になったりしたら、中国が野放しになってしまう」と母はわたしに言いました。
その発言自体はさておき、わたしが困ったのは、母がわたしも同意見だと信じて疑わない様子であることです。
「あなたもそう思うでしょう?」と聞かれたわけではありません。ただ、同意見であることが当然であるかのように話が進んでしまうことに、居心地の悪さを感じてしまうのです。
わたしはアベノマスクが楽しみではなかったし、トランプ陣営を支持してもいませんでした。
だからいつもそういう話題が出たとき、わたしはヘラヘラと笑って誤魔化してしまいます。波風が立たぬよう、時が過ぎるのを待ちます。
政治を語ることに慣れていないこともあり、わたしの意見を伝えた結果、母と衝突してしまったら……、と考えると、ヘラヘラ笑ってやり過ごすのが一番楽なのです。
ただ、ときおり罪悪感にかられるときがあります。自分が母と真正面から向き合っていない、とても不誠実な人間である気がしてしまうのです。
今後も母から何か言われたとき、ヘラヘラ笑って誤魔化しておけば良いのでしょうか?
それとも、都度わたしの考えを伝えれば良いのでしょうか?
「親が右傾化した」など、親の思想の変化に戸惑う声をネットではよく見かけますが、具体的な対処法(接し方)に言及している方は少ないのが現状です。みなさんはどうされているのでしょうか?
自分の弱さと、親の変化を受け入れられない器の小ささに嫌気がさしながら、今日もわたしは母の言葉をヘラヘラと受け流すのです。
お金持ちの皆さんは知り合いに飲食店経営者とかがいたり、顔見知りがやってる行きつけの店があるからか2020年は自己責任論を振りかざす事が減ってたね。
趣味で小説を書いているのだが、現代を舞台にした物語で日常を描いているときに、えーと…と一瞬悩んでしまうことがあって、それはコロナ禍をどう扱うかということだ。正確に言うと、コロナウィルスの影響で変わった日常の風景をどう描写するか、ということ。
例えばキャラクター同士がどこかで会食をする場面を描こうとするとき、実情に即して描写しようとすると、それが2020年以降の現代である限り、何かを口にするときはマスクを外す、さらに、衛生に慎重な人物ならばその都度マスクをつけ直す、というのがリアルな風景になる。
特に、「単なる普通の飲み会」ってのやつは、もう描くのが難しそうだな、と思う。現代を舞台にしている限り、複数人が集まって(5人以上? ですか?)、呑気に酒を飲んで食べて…というのは、リアルでは、もはや当たり前に許される風景ではなくなってしまった。
飲み会の様子を何も考えずに書くと、自動的に、意識の低い放埓な連中、という自堕落・退廃的な意味合いを帯びてきてしまう。といって、じゃあキャラクターたちの良識を説明するために、「みんな思い思いにマスクを外し…○○はジョッキをテーブルに置くとマスクをつけ直し…」みたいなことをいちいち文中にさしはさんで書きたくはないんだなあ。
…
それもこれも、「このフィクション世界でも現実と同じくコロナ禍が起きました」ということを前提にするからこそ生じてくるわずらわしさだ。だから、俺は面倒くさいので、俺の書く世界では2019年末以降もコロナウィルスの流行は起きませんでした、というつもりで小説を書く。俺の物語世界は2020年を舞台にすることもあるが、登場人物はまったくマスクをしていない。彼らは飛行機に乗って外国にも余裕で行けちゃうし、気が向いたら都内在住でも地方の温泉に泊まりに行けるわけだ。罪悪感なく。スゲーうらやましい。
…
万事解決、とはならない。それは、書いている間ずっと、もう一人の自分が俺の脳内でささやくからだ。「つまり、あなたが小説で描いてるこの2020年は『もしも』の世界なんですね? パンデミックが起きなかった『もしも』の世界線なんですよね?」
いやあ、別にそこまで大げさに if を扱ってるつもりじゃないんですけど…。
と言いつつ、あれ、でもそういうことになるのかな…? と弱々しくなってしまうところもある。
現代社会を描きながら、そこにコロナウィルスの陰をまったく忍ばせないのは、物語をがっちりと異世界に向かったレールに乗っけたことになるんだろうか? 俺は単にコロナやそれにまつわる描写を扱うのがめんどくさいだけなんだけど、これからは、2020年以降の現実世界を題材として扱いながら、誰もマスクをせず、気ままに旅行をし、会食をして…という世界観は全部、「創作物」であるのはもちろんのこと、「コロナ禍が起きなかったif世界」っていう二重の「もしも」になるのかね?
…
書く側の思考を離れて、消費する側の気持ちで考えてみれば、たぶんそんなこといちいち気にしないだろうなあ、とは思う。読む側が感じて、評価する「リアリティ」っていうのはもっと別のところにあると思うから。
ただ、読み手としての俺もたぶん、「2020年」と言及された小説やマンガ、フィクションで、誰もがマスクなしで生活している風景を描かれたら、一瞬、「そうか、この世界ではコロナはなかったんだな」と思ってしまう予感はある。俺にはそういうめんどくさいところがある。その予測からフィードバックされて、俺は自分が文章を書くときに、うーん…と、たぶん余計なことを考えながら書いてるんだな。
…
・追記
ブコメ読んでて、おおー、って言っちゃったのがあって、「お前の場合「コロナ禍の中で生まれる新しいグッと来るシチュエーション」をやった方がいいもの書けるんじゃない?」っていうの。
確かに、「現実の特異な状況をフィクションにどう反映していくか…ああ、めんどくせえな」って、超ポジティブにとらえたら、「コロナ禍が俺たちをどう変えたか、変えていくか」を観察する動機にも反転するし、「どう変わっていけるか」って妄想? 希望? の萌しでもあるんだよな。
ブコメ残した人はたぶんそんな意図なかったろうけど、そういう強い思考が俺の中に可能性としてあるならすごいな、と思ったよ。感動しちゃった。