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2022-09-30

ウチの「お気持ち表明おじさん」の生態

かにつけてお気持ちを喋くる、ウチの「お気持ち表明おじさん」。その生態を箇条書いてみた。

2022-09-28

弱者男性派遣社員ワンチャンあり

派遣先中年女性が大半で男性が少ない。

若い男性がいることが珍しかったので新鮮だったから。

結婚相談所に入会していて婚活中なのですがなかなかいい人が見つからずここ数ヶ月お見合いがありませんでした。

お見合い練習の為にSに話しかけているのはありました。普段から男性と話すことでお見合いのウォーミングアップになると思ったから。

・Sは私よりひと回り程年下ですが、あわよくば若い男性の体を楽しみたいと思った

お見合い練習というのが主な目的です。

※Sに恋愛感情はないし交際したいとは思っていません。親しみ感は持っていました。

業務中、(仕事に支障がない程度に。他の人もその程度なら話していることがあります)

昼休憩の終わり頃席に着いている時、

勤務終了時間駐輪場を通って帰るようになっています駐輪場でSがいたら(Sは自転車通勤の為)挨拶していて最近話したりしていました。

一昨日、仕事が終わりに駐輪場を通ったらSがいて挨拶していろいろ世間話をしてSから一緒に帰らないかと誘われ、駅まで一緒に行きました。

なりゆきLINE交換をし公園のベンチ座って話したり海の近くを散歩しました。

遠距離中の彼女がいると言っていました。

暑い中何も水分をとらず話したので喉が渇いたのと蚊に刺されました。そこが気が利かないなとイライラしていました。

帰宅後、遅くまでLINEをし寝不足に。

Sからまた一緒に帰ろうと誘われ、昨日職場

Sから今日の帰りはまっすぐ帰るのかと聞かれ銀行に寄ると返答しました。

なんと帰りに駐輪場でSが私を待っていました。

駐輪場雑談している時、他の派遣社員私たちのことをチラチラ見ていました。

お茶することになりカフェへ行きました。

家族構成学生時代プライベートなこともいろいろ話しました。

カフェの後、ネットカフェに誘われていくことに。個室の席へ行きそこが狭くてSと密着度高くて。Sから手を出していいか聞かれ好きにしたらと答えました。Sが私の体に触れ、キス、挿入しました。しか最後まではいってないです。

若い男性の体を楽しみたくてあわよくばSと体の関係持てるかなと思って

2022-09-27

国葬のせいで商談に失敗した

その日、14時9分ちょうどに私は目を閉じた。

1分後、目を開けた私の周りで周囲は戸惑っていた。

「あの?この人大丈夫なんですか?」

相手は私の部下に話しかけている。

部下は「あー多分……黙とうじゃないですか?」と答えた。

そうだ。

今朝方、朝礼で我々のボスは「今日の14時9分は黙とうですよ」と話していたではないか

なぜ私の部下は黙とうをしていないんだ?

私は別に安倍晋三元首相が好きな訳では無い。

だが日本国民黙とうを捧げる日だと決まっているかのような空気があったから流されてみただけだ。

それがどうしたことだ。

私は「話している最中に突然1分間目を閉じて何も喋らなくなった奇怪な人物」として扱われたではないか

それまで上手く運んでいたかに見えた商談は、その1分間の間に完全にひっくり返ったようだ。

何事もなかったかのように続きを読もうとした私に向かって取引相手は「いやもうそんな空気じゃないでしょう」と遮った。

「へーそんなに自民党が好きだったんですか」といきなり雑談が始まったのである

それからのことはよく覚えていないが、とにかく相手は我々を取引をするに相応しい相手とは認めなくなったことが見て取れた。

会社に戻ってその事を報告すると「あのさあ……黙とうなんて出先でまでわざわざやらなくてもいいんだよ」と嫌味を言われた。

何故こうなるんだ?

我々のボスが直々に黙とう時間を告げ、私はそれを守った。

それで何故批判される?

これもそれも国葬が悪い。

今日の私は星占いでも2位でそんなに悪い運命でもなかったというのに。

仕事運は☆5つだぞ?

それを国葬に潰されてしまった。

酷い話だ。

私はただ一人の日本国民として、日本国に求められるような行動をしたのに、その仕打ちがこれか?

なんだここは非国民の国なのか?

GHQが施した敗戦教育の成れの果てがコレか?

それともインターネットの奴らのように故安倍晋三悪口を日夜言いまくって、取引先とも死んでせいせいしたと笑い合えばよかったのか?

本当に巫山戯た話だ。

実に不愉快だよ。

本当に不愉快な一日だった。

最悪だ。

二度と国葬なんてやらないでくれ。

実に気に食わん。

無能すぎて職場新人育成システムが変わった

いくつか問題を起こした後、新人育成システムが変わった。タイミング的にどう考えても私のせいである。

何かミスをしたとき、怒るんじゃなくてこの失敗を繰り返さないためにどうすればいいかと考え、必要なら職場システムさえ変えてくれる。

ありがたい。本当にありがたいんだけど、正直つらい。

頭いい上に優しいとか、超人かよ。見捨ててくれ、クビにしてくれ。そっちだって簡単にやめさせられないのは分かってるんだけど、わざわざ変更までしてもらったら私から辞めますってのも言いにくい。

雑談自虐と共に有名大学の名前が聞こえてきた時から、もうやばいかもという気はしていたけれど、性格が良くて根が真面目な有能しかいない。こちとら性格が悪くてめんどくさがりの無能だぞ。終わりだろ。なんでこんな所に入っちゃったんだ?場違いすぎる。

これまでの新人育成システムが最高とは言えないけれど、皆有能だったか自分でなんとかできたんだろう。でもここで私という無能が入ってきたことにより、余計な仕事をしなくてはいけなくなってしまった。職場可哀想すぎる。「無能お断り」のお触書を出しておいてくれれば、わ!やめとこ!と思えるのだが、中途半端にアットホーム雰囲気を出しおってからに。ひどい逆ギレだ。いや、実際アットホームなんだろうな。全員穏やかで仕事ができる。私を除いて。

もちろん、分からないなら聞いてと言われるし、私だってそうしたい。でも、何が分かってないのか分からいから何も聞けないのだ。自分では完璧にわかったつもりになって、自信満々に間違えるのだ。

無知の知ってこういうことかな。自分が分かってないって気づける人ってすごいんだな。

ほらもう、こうやってすぐ思考が飛ぶ。

消えたい。

anond:20220927154204

ワイは出社すると仕事の話から雑談までめちゃくちゃ話しかけられて仕事が進まないやで

せやから在宅増やしてる

anond:20220927030610

コミュ力」の意味が使ってる人によって違う問題だよ

噂話に興味がなくても雑談らしい雑談が一切できなくてもプライベートの話を赤の他人に一切したくなくても業務の話ができるなら問題ないよ

業務の話もまともにできないような人間に務まる仕事はないよ

2022-09-26

男は女と関わらないだけでQOLがあがる

Vtuberがなんでゲーム実況するのかってペラペラ人生を送ってきたからだよ

しょうもないペラペラ学生時代を送ってきて

Vtuberデビューしてからは外にも出ず

兼業だとしてもバイトか大した仕事をしてるわけでもない

 

そんな状態毎日毎日雑談配信なんかできるわけねーだろ

ネタがねーんだよ

企画考えるのも大変だし思いついたとしても実行するのはもっと大変だし

やってらんねーんだよ

ゲーム実況やってりゃとりあえず画面に映るもん見て話してりゃいいから楽なんだよ

 

そういう人生を送ってきてない生粋面白人生トークマシンもいるにはいるが

そいつらの雑談配信の頻度はどうだ?

企画配信の頻度はどうだ?

無理なんだよ

今のVtuberに求められる毎日配信そいつ人生に入り込んで金を落とさせる

ホストキャバ嬢みたいな活動には向いてない、土台無理

毎日なんかやるにはゲームのお力を借りるしかねーんだよ

 

リクエスト権利関係利益を生みやすい?

そんなもんは二の次三の次でしかねーんだよ

やることがねーの、できることがねーの

 

ゲームゲームゲームゲームやってりゃ時間が持つ

それだけ!

もう疲れた

今週は配信しな、スプラフェスしかし、フェス終わってた!寝る!

2022-09-25

anond:20220925035947

議論が何かわかってない人間しかいないからな

まず議論って何かってことを定義しないといかんだろ

定義なんてのはなんでもいいんだ 議論するやつらがそれを議論だと思っていれば

ところがそのマウント取り合いの雑談のことを議論だと思ってるのは参加者個人だけで

参加者1名以上にコンセンサスを取ってないんだよ

それは〇〇ですよねとあとづけで根拠とかソースとか出したり引っ込めたり要求したりするラップバトルを議論と呼んでる

数秒前の話と関係ない話題に移って数でてきた単語の刺激でなんとなく雰囲気だけなにか悟った気になる

実際なんの結果も哲学議論から出たためしがない

500年前の人間しか哲学者の名前が出てこないみたいに

〇〇だったのですか 〇〇だったのではないですか なんて定義がなんにもない状態

話題表現も共有できておらず 勝手自分の知ってる赤の他人言葉を並べるのがすきなだけ

ルールというお題で大喜利するのが好きなんだろうな

Twitterフォローされてフォロー返した人と毎日〜2日に1回お互いにいいね押したり雑談したりしてたんだが

この連休初日何気なくホーム覗いたら向こうからフォローが外れてる事に気付いた

あれ…?と思いつつ、まぁ間違いかな、もしくはTwitterエラーだろと思ってスルーしてたけど

昨日も今日リプライはいつも通り返事くるし時々いいねも来るがフォローは外れたまま

なんか不気味で怖くなってきた…

anond:20220925003136

それは日本人が、じゃなくて

だれが アリナシで 自分に影響があるとして言及できそうな最大値≒日本人 と自分関係性を 評価したいか

やろ

日本人のとかいってるのはそいつ自身ひとりの話でアリナシってのもそいつ統計するだけで定義としてそいつが今後使うわけでもなくただ雑談するのに自分(を支える裏付け)はすごいぞっていいたいだけやん

2022-09-24

anond:20220924185806

続き↓

 この日だけは生理にならないで欲しいと念じ、部活に励んでカロリーを消費しまくった時に限って、予定でもなかったのに生理になる。それがぼくのあるある事象で、修学旅行でも、ぼくは三日前から生理になった。荷物の半分が生理用品になる。トイレにやたら時間がかかり、ただでさえ移動中に立ち寄るトイレはとても混雑するのに、ぼくはそわそわとして落ち着けない。レイジとは同じ班になったが、レイジは相変わらず女としての煩い事には無関係の人だから、どこへ行っても楽しそうだ。

 自由行動の日、レイジはぼくがトイレに行ったきり中々戻って来ない間、もっぱら寺社境内で鳩とたわむれて時間を潰していた。ぼくが貧血と歩きすぎとでふらふらの状態トイレを出ると、レイジの周りをうろうろしていた鳩達が一斉に飛び立つ。背の高いセーラー服少女と鳩という、ミラクル光景レイジがつくりだしている。眩しくて目眩がした。観覧した寺社の事なんかろくに覚えていやしないが、その景色だけは今でもよく覚えている。

 夜、泊まった宿では大浴場が貸し切りで使えたが、生理の生徒は部屋の内風呂を使ってよいとされていた。ぼくは当然内風呂に入ることになったが、大浴場を使える女子達はひとの気も知らずに一緒に入ろうよと誘って来る。ぼくはうっすらと屈辱を感じつつ断る。相部屋にも何人か内風呂を使う人はいたが、ぼくは「先に入る?」という気遣いを全部断って一番最後に入った。

 せっかく広いお風呂に入れるはずが、見たことのないほど狭い風呂我慢しなければならないのは惨めだが、レイジの裸を見ないで済んだのは良かった。小学5年生で行った臨海学校風呂を思い出した。あれがぼくが集団で大浴場に入った最後の機会だったが、当時既に同級生には女らしい体型の女子が何人もいて、あれはかなり気まずかった。どこを見ても生々しい女体が視界に入るのが嫌でずっと俯いていたし、落ち着いて湯船に浸かっていられなかった。あの頃は成人女性のような体つきの女子ほとんどは薄手の子供用の肌着を着て、その上に体操着を着ていたのだから、思えば気持ち悪くクレイジー文化を生きていた。それを許していた大人達の気が知れない。

 修学旅行の夜は恋ばなで盛り上がるのは定番だが、同室に奇跡的にオタクばかり集結してしまったので、ぼく達は漫画アニメの話ばかりをしていた。だがみんなそれぞれ好きなものが違うので、話が全く噛み合わない。なのに何故か会話は成立しているように見えた。

 23時を回る頃には話のネタも尽き、昼間の疲れも出てきて、皆口数が減ってきた。ついにここにはいない他人の恋ばなくらいしか話す事がなくなってきた時、レイジがぼくに言った。

「なあ、お前は男同士って、どう思うの?」

 誰にも聴こえるような大声でいうから、同室の極めてお喋りな女子が、

「きゃー、レイジさんったら急に何を言い出すのーー!?

 と盛り上げてくる。レイジのご指名はぼくだったから、全員が興味津々でぼくの答えを待っている。

「うーん、」

 そういえばレイジって「やおい」が好きなんだったなと思いつつ、ぼくは答えた。

「男同士も、ぼくはいいと思う。ただし、美しいのに限る」

 皆はぼくの答えにキャーキャーと黄色い声をあげた。ぼくは半ばレイジに当て付けて言った。いつもぼくを驚かせてばかりいるんだから、たまには君もぼくの言うことにびっくりしろと思った。レイジにはぼくの意図が伝わったらしく、

「ああそうかよ、つまんねーな」

 といい、さっさと布団を被って寝てしまった。

 同室の女子達はカマトトぶっていたが皆「やおい」が大好きだった。学校までエロ同人誌を持って来て回し読みをしている連中(そういう奴らに限って本当はオタクではない)は他の部屋だったにしろ、みんな男同士の禁断の関係性に興味があった。禁断だからこそいいという価値観の共有されているところへぼくが堂々と「いいと思う」と言ったのはかなりウケた。隠すべきとされているものを隠さなくていいと言ってのけるのは、その時はまだ新しすぎる考えだったのだ。

 実はレイジは「やおい」の愛好者で、そうとうの数のやおい同人誌を持っているらしかった。一年生の頃、ぼくの家にレイジが遊びに来たことがあるのだが、その時レイジ同人誌を何冊か持って来た。二人で格ゲーで遊ぶのに飽きた頃に、レイジが鞄からそれらを取り出して見せてくれた。それは幽遊白書同人誌で、レイジが開いて見せてくれたページには、いやにリアルな筆致で描かれた幽助と蔵馬があられもない姿でぼくには理解不能なことを行っていた。ぼくは気持ち悪くて無理だと言った。ついでにいうとぼくの一番好きなキャラクターは軀だから、軀が出てこない時点でかなりがっかりだとも言った。するとレイジ

まだ子供のお前には早かったな」

 と言って本を仕舞い、代わりにもっぱらギャグ漫画ばかり載っている同人誌を出して、ぼくに貸してくれた。たぶん、レイジは「やおい」というものの中でもぼくが「気持ち悪い」と切って捨てた部分こそが好きだったのだと思う。

 やおいというもの自体はわりと好きだとぼくは思った。でもぼくはそれを男同士というよりは人と人同士だと思って読んだ。女でなければ無性別性別が無いというのは人として完璧なのではないかと、あの頃のぼくは思っていた。今となって思えば、そんな考えは母親譲りの潔癖症的な考え方であまり良いとは言えないのかもしれない。

 修学旅行から帰った後、ぼくはレイジとは違う高校に進学しようと決めた。レイジは市内にある名門女子高を受けるといっていたので、ぼくは電車で何駅もある遠くの共学を受けることにした。レイジの行きたい女子高はぼくの母親の母校だったから、そこを目指すのは母親の思うつぼにはまったようで嫌だったのもある。

 レイジと二人でつるむのは楽しいが、いつまでもそしているとぼくの世界は広がらないのではないかと思った。ぼくは一人で新天地を目指したい。だがそれは大きな間違いだと知ったのはそれから何年も先のことだ。現実には、一人でいるとずっと独りぼっちになりやすい。二人で楽しそうにしていると、それを見て何人もの人が集まってくる。友達が増えれば世界が広がる。独りきりで見える世界は、とても狭苦しくて窮屈だ。

 だが、誤った道を選んだおかげでぼくの今の暮らしがあると思えば、それはそれで良かったのかもしれない。

 レイジとは別々の高校に進学して以降は二度くらいしか会っていない。いつだったか、一緒にどこか遊びに行こうと約束して待ち合わせたら、レイジはまるでデキる女の休日ファッションみたいなスタイリッシュ服装に薄化粧までして現れた。ぼくはといえば、男ものの服を着れば男の子のようになれると信じた結果、ただの引きこもりみたいなダサい格好をしていた。どっちに合わせても相手が浮くし、そもそもお互いに学チャリで来て一体どこに行けるのかということで、近場の公園のベンチに座り、レイジがわざわざぼくに食べさせようと作ってくれた焼き菓子を食べながら雑談をした。

 最後に会ったときはぼくはもう結婚していて、久しぶりに実家帰省した際にレイジの家に遊びに行った。中学時代レイジがぼくの家に遊びに来たことは何度かあったが、ぼくがレイジの家に行ったのはそれが最初最後だ。

 レイジの部屋はすっきりと片付いていた。オタクらしいのは座卓の上を立派なデスクトップパソコンとその周辺機器占拠している事くらいだったが、それだって配線がごみごみと見えないよう置き方が工夫されていた。オタクの部屋というよりは仕事でよくパソコンを使う人の部屋といった感じだ。

漫画同人誌をいっぱい持ってるって昔言ってたけど、もう全部捨てたのか?」

 ぼくが問うと、レイジは「いや、」と言い立ち上がって部屋の奥の襖を開けた。

「さあ見れ!」

 その時ぼくは初めて、筋金入りのオタクは押し入れを改造して大量の蔵書を隠し持つのだと知った。

「だが、お前の読むようなものは何もないけどな」

 レイジお子ちゃまはそんなもんよりもこれでも見てろと言い、パソコンを起動させて秘蔵の面白動画を見せてくれた。ぼくらは中学時代のようにくっついてそれを見て、腹がよじれるほど笑い、床を転がった。

「お前ほんとに中学の頃から変わらないよなぁ」

 と、レイジは言った。

レイジだって服装以外は大して変わっていないだろ」

 ぼくはそう言い返した。

「そうかもな」

「でもぼくはもう結婚した。だからけっこう変わったと思う。ところで、レイジはぼくが結婚なんかするなんて変だと思わないの?」

 ぼくはレイジに聞いてみた。ぼくの家族特に母親はぼくの結婚をついに人生に敗北したと言って馬鹿にするし、昔の同級生からも祝われるよりも先に引かれがちだった。

「変だとは思わねーな。だいたいお前、中学の時だってなんだかんだ好きな男いただろ。案外普通女子なんだなと思ってたよ俺は。ずっとふらふらしてるより早々に結婚ちゃう方が良かったんだろ、実際」

「確かに……。ぼくはかなりモテいから、夫と結婚しなかったら永遠に独身だという自信がある。けど、ぼくだってぼくなりに頑張って、何人かと付き合ってはみたんだが、まあ色々と、無理だったかもしれない」

「色々っちゃなんだよ」

「言っても引かない?」

別に引かない。俺は自分に話す事が何もないぶん聴き手に回り易いから、ダチの恋ばなを聞き慣れてるんでね。だからさら何が飛び出しても驚かないぜ」

「じゃあいうけど、夜のあれがつまらなくて……別に苦手な訳ではないのだが……」

あはははははははは!」

「笑うな! 何が飛び出しても驚かないって言ったじゃないか

「いやいや驚きゃあしないって。むしろお前らしくて笑うわ。お前、本当にいつまで経ってもお子ちゃまなー」

「うー、うるさい。でも、否定は出来ない……。ぼくはもっとこう、セックスとは楽しいものかと思ったけど、全然そうならないんだ。しか十中八九、ぼくのせいで盛り下がっているという、自覚がある」

「なぁ、膝出してみ?」

「膝? はい

 いぶかしみつつもぼくは素直に片膝を立てた。そこへレイジが指をさわさわと這わせた。

「ひゃあ! くすぐった! しか気持ち悪いっ!」

「それだからお前はなー。じゃ、今度は俺に真似してやってみ?」

 ぼくはレイジの膝を擽った。だがレイジはぞくぞくするどころか擽ったさも感じないと言う。

「まぁまぁ。毎日部活に出て稽古に励んでも全然強くならなかったほど、運動神経のないぶきっちょさんのお前さんがさ、セックスの時だけ上手い事やれるなんて、その方がおかしいだろ? 女だからやれて当然じゃないんだ。才能のないもんはどうしようもない。諦めろ」

「そういうもんかな」

「おー。そういうもんだと俺は思うぜ。でもまあ結婚はしたんだからよかったじゃん。婚姻届出しゃあもう、お前のエロさが足りないなんて理由簡単に別れる事なんか出来ないんだぞ」

「だといいけど」

浮気されたら愚痴でもなんでも聴いてやらぁ。そういうの聴かされるのは慣れてるからよ」

レイジ何気にひどい事いうよね」

「ははは。それより、子供が出来たらちゃんと連絡くれよ。そしたらお祝い包んでやるからさ」

「そういうのはいいよ。友達なんだし、変に気を遣わなくても」

「単に俺がそうしたいだけなの。うちは兄貴結婚しそうにないし俺はこんなだから、がきんちょにお小遣いくれてやる機会があまりなくてな。ダチの子供にお年玉やると、俺も大人になったなーって思えるし、気分がいいんだ」

 そんな事をレイジは言った。

 確かに子供のためにお金を遣うと大人になったという感じがする。一度に三万円は痛いが、それで子供達が喜んでくれたのだから、大した事のない出費に思える。しかしぼくは今やただの大人じゃなくて親だから子供にしてやらなきゃいけないことは、他にも沢山あるけれど。

娘のブラを買いに行く。

 次女の誕生日のあと、長女の誕生日があって、その直近の祝日、二人に誕生日プレゼントと服を買ってやるために買い物に出た。トータルで三万円くらいかかった。はぁ。

 服を買う時に、ついでに長女に今のうちに生理用品とかブラを買っとこうぜ、と言うと、長女は思いの外喜んだ。

 長女は11歳になったのだが、最近爆速身長が伸びると共に体型も大人に近づきつつある。彼女は小さい頃から今に至るまで安定の痩せ体型だ。身長に合わせてズボンを買うとウエストブカブカだったのが、今は150のズボンを履いてもずり落ちなくなった。痩せているなりに身体の厚みは増しているのだ。

 最近の長女は胸が急に育って来ているのが悩みらしい。そういう事をぽつぽつ言うのだが、ブラが欲しいと自ら言う事がないので、親であるこちから提案した方がいいんだろうなあと思った。

 長女を子供下着売り場に連れて行くと、彼女は種類の多さに圧倒されていたが、ぼくが

ステップ1とか2とか3とかタグがついてるな。まずはステップ1でいいんじゃないか?」

 と言うと、それらを物色しはじめた。

「すごーい、いっぱいあるー。こんなのが欲しかったの!」

 などと言うから可愛い色のやつを買うのかな? と背後で見ていたら、スタンダードな感じの、キャミソールと一体型の白いのを二枚選んだ。黒や紫もあるし、ブラだけ独立していて、同色のショーツとセットになったものもあるよとぼくが言っても、「絶対これがいい!」と長女は譲らなかった。まあ、白無地はアウターに響かなくていいよな。もし、ぼくがユニクロの白のエアリズムばかり着てることに影響されたのだとしたら、なんかすまないなと思うけれど。

 今時の小学生女子は、他の子がどんな下着を着けているのか、気になりはしないのだろうか? ぼくが子供の頃は、女子はそういう事についてはかなり煩かった。白い「初めてのブラ」なんか着けていると、露骨馬鹿にされたものだ。

 ぼくが子供の頃、ぼくの母親はどういう訳か我が子の二次性徴について捻れた考えを持っていた。だからぼくはなかなかブラを買ってもらえなくて、確か中学に上がってしばらくはノーブラで過ごしていた。部活の時以外は胸が目立たないよう猫背で下を向いて歩きがちだったように思う。

 当時はぼくの母親だけでなく、世の母親達の考えは大抵いい加減かつバラバラだったので、胸が既にかなり大きいのに「子供から」という理由ノーブラ女子というのはしばしばいた。ぼくはそれが好きじゃなくて、自分はそうはなりたくないと思ったのだが、無駄に性に対して厳格な家庭でしかも鈍感な母親にブラが欲しいなんて強請るのはあり得ないと思って我慢していた。ただ、ぼくの場合は胸が発育しかけだとしても限りなく俎板に近い胸をしていたので、ブラを着けていないことを誤魔化すのはそんなに難しいことではなかった。

 だが、体育の授業や部活の授業の前後更衣室で着替える際だけは誤魔化しなどは利かない。

 体育の時の着替えはまさに針の莚に座るような心地だったが、部活の時はそうでもなかった。更衣室では先輩達が下着姿で悪ふざけをしていたし、彼女達の下着はみなカラフルでまるで見せるためのもののようだった。たった一、二学年違うだけでどうしてこんなにも文化が違うのか不思議だった。ぼく達の学年はいつまで経っても白いペラペラ下着で、誰が一番先に「色気づいて」大人のようなブラを使い始めるのか、監視し合い足を引っ張り合っているのに。

 先輩の一人が日曜日に買ったばかりだというグリーンのチェックのブラを見せびらかしている時、ぼくはホワイトボードの下にレイジと二人で潜り込んでぴったりと身を寄せ合って先輩達の馬鹿騒ぎを眺めたり、今週のジャンプの話したりしていた。ブラの自慢をしていた先輩がぼくらの所にやってきて、

今日も二人、異様に仲がいいよね」

 といい、ぼくはそこに含みがある事に素で気づかず、

はい、ぼくとレイジ友達なんです」

 と答えた。

 レイジとは中学に上がってすぐの部活見学期間のある日に出会った。レイジ武道館の片隅に一人で体育座りをして、先輩達の稽古の様子を眺めるでもなく膝の上に顔を伏せていた。最初レイジがぼくを見たが、話しかけたのはぼくの方からだ。当時のぼくは既にはみ出者気質を全開にしていたが、今よりは社交性があったのかもしれない。

 レイジ第一印象は、大人しそうな男子、といった感じだった。目が合って、一言二言交わしただけですぐに気が合いそうだと思ったのと、ぼくと同性である事に気づいたのとは、どっちが先だったろうか。立ち上がれば性別を間違いようはない。レイジはぼくよりずっと背が高く、正面から相対すると迫力のある胸が視界を圧倒してくる。まるでモデルのように手足が長く、メリハリのある体型をしていた。

 そんなレイジだが、ほとんど大人同然の背格好をしていたにも拘わらず、ぼくと同じくまだ「子供」というカテゴリーに押し込められていた。つまり中学に上がってもしばらくはノーブラで過ごした。その点でぼくにとっては類友でもあった。

 いつだったか、先輩の一人がそんなぼくらを見かねて声をかけてきた。ブラをしないと恥ずかしいとか乳が垂れるぞとか、そんなことを言われ、ぼくらは「はーい」と返事をしたが、すぐに他愛ない雑談に戻った。レイジは先輩に言われたことなど全く意に介していないようだったけれど、ぼくは内心かなり気にしていて、やはり母親にブラが欲しいとお願いしなくてはならないのだろうか? と考え、まだ何も行動しないうちから屈辱に打ち負かされたような気になっていた。

 記憶に間違いがなければ、ぼくらは少なくとも一年夏休みまでは「子供カテゴリーのままでい続け、それぞれ親の方針通りに子供肌着制服の下に着続けていたと思う。そのことによってレイジがどんなデメリットを被ったかはぼくは知らないが、ぼくの方には人には言えないようなデメリットがあった。

 ある日、竹刀を振った瞬間に身体の内側から「ぶちっ」と音がした。腕のつけ根辺りがヒリヒリと痛くなった。家に帰ってから服を脱いで見てみると、鎖骨のすぐ下辺りに赤い皹が入っていた。まるで鋭利刃物でひと突きしたような傷は薄い表皮で繋がっていて、出血はない。どうやら急に大きくなった胸の重さに皮下の肉が負けて裂けてしまったようだった。奇妙な傷はその後いくつも増えていき、白い痕になって残った。

 肌にいくつもの傷が残るほどに、ぼくの胸はお荷物になりかけていたのだが、だからといって目立って大きいのかというと全くそんな事はなく、服を着ている限りは相変わらずの俎板に見えるほどだった。なのに、ただ普通に生活していくだけで服の下に隠れた部分が傷だらけになっていく。その原因がさして膨らんでいるようには見えない胸であるなど、親に相談出来る訳もなく、ぼくはひた隠しにした。

 その件はレイジにも話した事はない。そもそもぼくとレイジは「親友」だと言い合っていたのにも拘わらず、お互いに相手内面には踏み込もうとしなかった。ぼくらは校舎の内外を、ひとの目も気にせず手を繋いで歩き、座る時にはスズメきょうだいのように身体をくっつけた。部活の合間の休憩時間には互いの背中を背もたれにしたり、膝枕をしあったりした。

 ぼくがレイジの太ももを枕にしている時、ぼくの鼻先にはレイジの胸があるのに、そのぼくの胸の何倍も大きな肉の塊はレイジにどんなダメージを与えたのか与えなかったのかなんて知らなかったし、レイジレイジで、ふざけて指でつついたぼくの貧相な胸がぼくにとってはけっこうな凶器だった事など知らないままだった。

 レイジに対してのぼくの隠し事なんて大した数はないが、ぼくにとってレイジは謎の多い奴であり続けた。真面目そうに見えてちゃらんぽらんで、部活だって、ぼくとレイジとはたった二人だけの新入部員なのに、レイジはよくサボり、ぼくを一人にした。夏休み部活に、レイジは半分も顔を出さなかった。なのに試合に出ればそれなりに勝つの不思議だ。何故レイジはそんなに休むのか、ぼくはしばしば先輩達から聞かれたが、わかりませんと首を振るしかない。

 親友の癖にぼくはレイジ個人的な事をほとんど知らない。そのことが気にならない訳ではなかったのだが、いざレイジと顔を合わせると、数々の謎の解明などどうでもよくなってしまう。レイジとする話は好きな漫画アニメの話ばかりで、端からみればそれは終始うわべだけの話をしつづけているだけで、それのどこが親友なのか不思議だったかもしれない。

 ぼくとレイジは心が遠くにあるのを補うかのようにスキンシップだけは過剰に行った。一日の中で最初に会ったときは、相手存在を視認したらどんなに遠く離れたところからも全力で駆け寄り、

「カーラミーア!」

「モンシェ!」

 と叫ぶとひっしと抱擁し合う。隙あらば、学校内のどのカップルよりも密着して過ごした。

 夏の間、ぼくはろくに飲食をせずに部活でしごかれていた。これ以上身体無駄な肉がつくのを止めたかったし、生理出血をなんとか止めたいと思って行った無謀なダイエットだったが、消耗したわりに効果はいまいちだった。ひと夏で顔だけげっそりしたぼくだったが、片やレイジ夏休み前と少しも変わらず飄々としており、健康のものに見えた。実際、心ない男子がぼくらに対して目障りだ死ね罵倒を浴びせるやそいつを蹴り倒しプロレス技をかけて泣かせるなどワイルドに暴れることもあった。

 ぼくは安心した。実はぼくの母親がぼくとレイジが仲良くなったのを知り、ぼくの同級生母親達の情報網を使ってレイジ個人情報仕入れており、聞いてもいないのにぼくにそれを話したのだ。ママ友ネットワークをもってしてもレイジの事で確かな情報は得られず、噂程度のことしか仕入れられなかったようだ。それによれば、レイジは何らかの病気で定期的に通院しているという。だがその病気が何であるのかは誰も知らないらしい。

 ぼくが知っているレイジ個人的なことといえば、レイジには兄が一人いて両親も健在で、四人家族で仲良く暮らしているということくらいだった。

「ねえレイジ、どうしてレイジレイジなの?」

 ある日、ぼくが何気なく訊いたら、レイジはこう答えた。

「うん? うちは兄と俺との二人きょうだいから

レイジのジは二番目のジってこと?」

「そそ」

「納得した」

 きょうだいの二番目だからレイジ」と名乗るレイジとぼくとは部活つながりの親友クラス出身小学校が違うせいでお互い相手の事で知らないことが多いかもしれないが、そんな事は関係なく、ぼくらはとても仲がいい。

 秋になった。ある日、学校から帰るとぼくの部屋に大きな買い物袋が置かれていた。母親が開けてみろというので中身を見たら、「はじめてのブラ」と書かれた厚紙つきの白いブラが三着ほどと、その他下着類が入っていた。母親によれば、「ぼくに必要から買った」というより「みんなが必要だと言うから買った」ようだ。母親他人の言う事になにかと流される。

 しかし、断られる可能性が高いと思いつつこちらから羞恥心を堪えつつ頭を下げてお願いすることもなしに、必要ものが手に入ったのは良いことだ。ぼくは「はじめてのブラ」を着けてみた。ところがサイズ全然合っていなかった。それはAカップだがアンダーが85cmもあって、上半身だけは骨の浮くほどガリガリだったぼくにはユルかった。

 翌日から「はじめてのブラ」を着けて登校したが、いざ日常生活を送ってみると、ユルすぎるブラはぼくの助けになるどころか邪魔邪魔で仕方のないものだとわかった。ちょっと身体を動かしただけで背中ホックが外れる。これまでの習慣通りに猫背にしていると外れるし、かといって背筋を伸ばしてもまた外れる。走るとどんどんブラが浮いてきて胸の上までずり上がってくる。それを狼狽しながらも誰にも気づかないよう適正な位置に引き下ろさなければならない。

 なんなんだこれ……。母親に苦情を言うべきではないかと思わなくもなかったが、母親がぼくにブラを買い与えた時、牽制するように「デブで胸のないお前にはサイズがそれしかない」と言ったから、解決策は何もないとぼくは思い込んだ。デブ言いがかりだ。ぼくはチビの癖に肩幅と腰幅があり、脚も太かったから、セーラー服を着るとずんぐりむっくりに見えたが、上半身ガリガリに痩せていたのだ。

 何でぼくだけこんな事に……と思いつつ、部活の際に先輩達がふざけながら着替えている間は、いつもの様にぼくは部室の隅っこにレイジとぴったりくっついて体育座りで待っていた。先輩達は相変わらず可愛いブラを着けていて、それらはぼくの「はじめてのブラ」のようにズレたりホックが外れたりはしない。どうしてぼくの「はじめてのブラ」はこんなにも役に立たないのか、すぐそこに何事にもあけすけな先輩達がいるにも拘わらず、ぼくは誰にも打ち明けられない気がして、勝手孤独に浸っていた。隣のレイジは、元からそういう話をすべき相手ではない。

 その時、ツンツンと脇腹をつつかれた。隣を見れば、レイジが膝の上に半分顔を埋めたまま、いやーな顔で笑っていた。

「お前、これなんなの?」

 レイジはニヤニヤしながら、ぼくのTシャツの上からブラのバックベルトを引っ張った。

「何でもいいだろ!」

 ぼくは小声で身をよじりながら言った。その反応がレイジには面白かったらしく、レイジは「なんなの、なんなの」と言いながらぼくのブラのあちこちを引っ張り、脇を擽ってきた。そんなぼくらの攻防戦を先輩達はいものじゃれ合いだと思ったらしく、「今日も二人は仲良いよねー」と言った。

 その日以来、レイジはぼくがブラを着けているのを面白がり、やがて服の上からブラのホックを外すという技を会得した。レイジ通りすがりにぼくの背中を叩くと、ホックが外れる。とんでもない悪戯だが、ぼくのホック悪戯をされなくてもしばしば外れるし、ぼくとレイジクラスが違うので、被害を受けたところで大した事にはならない。それでぼくとレイジの仲が決裂するという事もなかった。

 ただ、レイジがぼくをブラのことでイジッてくるのは意外だと思った。同級生女子の中には、他の女子が「色気づく」のを嫌って意地悪をしたり他人の足を引っ張るような事をする奴が何人もいたが、レイジはそんな陰湿女子どもとは最も遠い存在のような気がしていた。でも、その頃レイジはまだ「子供カテゴリーの内にいて、それをぼくなんかみたいな貧乳の方がイチ抜けしたのだから、変に執着されるのはおかしい事ではないような気もした。

 人の心理としてレイジの反応は特におかしものではない。が、ぼくらの関係性の絶妙バランスをレイジの方から崩して来ようとするのは……逆にぼくの方から壊しにかかるなら自業自得なのでまだしも……どうしていいのかわからない。わからなさすぎたので、ぼくは何事もなかったかのように過ごす事を選んだ。

 二年からはぼくとレイジは同じクラスになった。一緒に過ごす時間は益々増えた。レイジ休み時間教室ですれ違いざまにぼくのブラを外して遊ぶ事もあったが、ぼくは責任を取ってホックを元に戻せとレイジ要求し、レイジは「はいはい」と言ってぼくの制服背中に手を突っ込んでホックを掛け直した。

 いつの間にかレイジはその遊びをしなくなった。

 その頃にはレイジは既に「子供カテゴリーを脱していたのだと思うが、ぼくにはその件については全然記憶がない。少なくとも、ぼくはレイジからされたようにレイジがブラを着け始めた事をからかうことはなかった。

 教室が一緒だと、友達同士なら休み時間ごとにお互いの机のところを行来するものだ。ぼくは授業が終わってもすぐに教科書しまって離席することがないから、レイジの方からぼくの席にやって来がちだった。ふとぼくが顔を上げると、視界の全面をレイジの胸が塞いでいる。よく、胸の大きな女性が「(男は)私じゃなくて私の胸に挨拶をする」と言うが、レイジ場合はぼくに胸から挨拶して来るようなものだ。ぼくはレイジに知られないよう視線を外した。だからレイジの胸がしょっちゅうぼくの目と鼻の先にあったのに、ぼくはレイジのブラ事情など全く知らない。一方レイジはといえば、ぼくをからかえるだけからかって恥ずかしい思いをさせたのに。

 レイジは狡いと思ったが、他の女子といがみ合うようにレイジと争うのは嫌だった。レイジ喧嘩する事があるとしたら、それとは全く関係のない、取るに足らない事が原因だ。そしてベッタリと仲がいい分喧嘩するのもわりとしょっちゅうだった。大体はぼくの方から吹っ掛ける。そこにレイジは狡いという思いがなかったとは言えないと、当時を振り返って思う。

 レイジは胸が大きくて手足が長くてモデルのような体型をしていたが、女としてはある意味で無敵だった。ぼくはといえば、自分身体がなにかとコンプレックスで、わざと身体に合わないダボダボな格好ばかりしているから、本当はガリガリに痩せていたのにすんぐりむっくりのデブだと思われがちだったうえに、貧相な体つきのわりにはきっちりと女であることのデメリットを受けた。すなわち生理が異常に重くて一月のうち絶好調なのは三日ほどしかなく、あとは瀕死

 レイジは不調知らずで常に元気いっぱい走り回っていた。何かの病気で通院しているという噂はデマに過ぎないのではないかとぼくには思われた。だがレイジはよく部活をサボった。同じクラス親友のぼくにも何も言わず放課後になるといつの間にか姿を消している。ぼくは既にレイジはそんなものだと思っていた。部活顧問から来年女子部長は消去法でぼくに決まりだと聞いて軽く絶望した。レイジの方がぼくよりもずっと強いのに、部長は実力よりも真面目さが大事だと顧問は言う。だがぼくは顧問が思うほど真面目ではない。絶不調ながら毎日律儀に部活に出ているのはほとんど、稽古カロリーを消費しつくせば生理にかけるエネルギーが少なくなり、来月こそは体調がましになるのでは? と期待していただけに過ぎない。

 そんな馬鹿な事をしていたせいで、ぼくはある日、体育の授業中に具合が悪くなった。その日のメニューは1000メートル走だったが、ぼくは運動神経がない癖に中距離を走るのが大好きで得意だったので、生理中だというのに無理をした。酷い目眩がして手足が冷たくなり、震えが止まらなくなった。爪が真っ青になり、顔色も青を通り越して真っ白だと、ぼくを見た体育教師が言った。体育教師は厳しい人で滅多な事では生徒を休ませないのだが、ぼくが芝生に座っても一向に回復しないので、保健室に行って休めと言った。ぼくは保健委員に付き添われて保健室へ行った。ベッドに寝かされた途端に意識が落ちた。

 気がついたらベッドの側にレイジがいた。

「おはよー。今どんな気分?」

「どんなって、最悪だけど。でもさっきよりはましな気がする」

「ははっ、体育の時はヤバかったな。こいつマジで死ぬんじゃね? って感じの顔してて、先生がさすがに焦ってた」

 そう言うとレイジはぼくのほっぺたをつまんで引っ張った。

「ほっぺぷにぷにー。すべすべで真っ白ー。でもさっきよりはましー」

 レイジはぼくの肌をすべすべで真っ白だとよく言う。小学校時代は徒歩通学で、中学に上がってから自転車通学で、それなりに日に焼けていたから、ぼくの肌も黒くて荒れているはずだと自分では思い込んでいたが、レイジに指摘されてはじめて、ぼくは色白で肌質がいいのだと知った。少なくともレイジのほっぺたよりはぼくのほっぺたの方がすべすべで白い。

「今どんな気分?」

「君が血色が戻ったというなら、思ったよりもいいんじゃないだろうか。確かに吐き気はしないし、頭痛もしない」

「ふーん。俺にはそういうのが無いからわからないけど、まあ無理すんなよ」

はいはい

 レイジはいいな。ぼくと性別が同じでもぼくのような思いはしないんだ。でもぼくみたいにひ弱なのはレイジには似合わないから、それでよいのだと思った。

トラバに続く。

雑談趣味の話してたら「浅い側」のやつがアドバイスしてくる現象なんなの

「▲▲に●●っていうのがあるよ」って

いや浅い浅い

どうにかして自分の知ってる部分でアドバイスしようとしないで

どんだけアドバイスが癖になってるんだあん

2022/09/23出来事

※この記事日記ですが、ファンの間でスタツアと呼ばれている映画ネタバレをしています

 ファンの間でスタツアと呼ばれている映画。もう何度見たかも覚えていないほど観ている映画

 それでもわたしは強欲なので、「あのWアンコール」をまだ見ていない人にも絶対に届けたくて、興味のありそうな知人に片っ端から声をかけてはいっしょに搭乗するようなことをしていた。

 今日もそういう感じで、公開初日に「観てくれ〜」と管を巻いていたら初週に観に行ってくれたお友だちを連れて搭乗し、総括すると「よかったなあ」という気持ちに包まれて、ふたりで駅に向かっていた。

「レンのセクシーサービスにウケてしまう」とか、「改めて刀を持つ真斗がかっこいい」とか、「元気いっぱいに踊ってる翔ちゃんを見ていると胸がいっぱいになる」とか、現場後のオタクのような話をしながら駅に向かっていた。

 このお友だちは高校同級生だったが当時は全然絡みがなく、別の大学に進学したあとツイッターで繋がって以降、アニメイベントに行ったりグループでどこかに遊びに行ったりの仲になった。最近はもくりで毎日のようにダラダラ雑談しているのも加えておこう。要するに「自他共に認め合うかなり仲のいいお友だち」だと思っていた。

 駅前付近交差点話題が途切れて静かになったな、いまさら沈黙が苦な仲でもないが、と思ってふと隣を見たとき全然予想していなかった言葉を浴びせられた。

「いまの関係も悪くないけど、好きなので付き合ってくれませんか?」

 驚いた。驚きすぎて回答が、

「そうなの!?

 になるくらいには。

 そして次いだ言葉が、

「えっ、別に、いいよ!」

 て、適当すぎてお友だちが失笑しとるぞ!?

 違うんです、びっくりしたのと動揺と嬉しいのでめちゃくちゃだったんです。

「いいよ!」と元気に答えたはいいが、照れて相手の顔がうまく見れず、

「そうなんだ。ふーん、へえ、そうなんだ」

 と繰り返す。

 いつから、とか、なんで、とか聞きたいこともあったけど、

(この人、わたしのこと好きなんだ)

 というだけで、なんかまあいいか、という気になっていた。

 そんな調子わたしが泊まるホテルまで送ってもらい、そこで解散

 部屋に入ってから通話などしていろいろあったが割愛。まとめると「2021年末くらいから本格的にいいなーと思っていたが、このままの関係も悪くないので黙っていた。最近(筆者が)マッチングアプリ始めたのを知って、誰かとマッチして会えなくなるくらいなら関係をはっきりさせようと思った」とのことで、「へえ、ふーん、そうなんだ」にまたなった。

 マッチングアプリの話を補足すると、親しいお友だちが軒並み始めたのを見て、みんなやってるならやるか、くらいの軽い気持ちで始めただけで、誰かと付き合いたいとかはまったくなかった。自主ゼロ

 ふたりくらいマッチして会うところまで進めたが、合わないことがうっすらわかっている人と探り合いをするのわたしには向いていないと思い、あとは退会するだけのところまで手を引いていた。

 アプリではマッチしなかったが、自分をほどんど晒け出してる相手と付き合うことになったので、結果始めてよかったのかもしれない、なんでもやってみるものだ。

 ちなみにこの日記中途覚醒してそのまま起き続けてるのもアレだな……と思って気持ちを整理するために書いている。

 でも、「考えさせて」が出てもおかしくない告白で、ほぼノータイムで「いいよ!」が出てきたってことは、わたしもこのお友だちのこと、好きになってたってことなんだろうな。

 しか大丈夫だろうか。なにせ生涯で初めて付き合うことになったので、いまだに誰かと付き合うってどういうことなのかわからない。

 スタツアを含む、最近マイブームジャンルの教えは「自分の素直な気持ち相手に伝えること」なんですけど、初手で「ふーん、へえ、そうなんだ」誤魔化しをやってしまった自分にはとても難しいことに感じる。

 でも好きな人にそれができるようになることが、きっと「付き合う」ということなのだろう。

 とりあえずいまはそう考えるようにして、筆を置く。

2022-09-22

"I love you"の訳は「訳せない」が正解

日本人は家に帰ったときに「ただいま」と言うが、それを英語に訳すと何になるか?

直訳すると"Now, I'm home."とかになるわけだが、それは正確では無い

なぜなら米国人だろうが英国人だろうが家に帰ったとき挨拶する習慣は無いし、するとしても決まり文句存在しない

同じように電話での「もしもし」を英語に訳したときに"Hello."になるか?と言われるとそうではない

そうした文化的な違いの一つが"I love you"であって、日本人は「我、汝を愛す」などと言うことはない

恐らく漱石が言いたかったのは「日本人はそんなことを言わないのだから原作日本人に置き換えるならそれを加味して訳さなければならない」と言うことだろう

ロミオとジュリエット日本舞台にして作り直すなら"I love you"なんて言わずもっと背景を踏まえて翻訳しろ、ということなんだと思う

単にそのたとえの一つが「月が綺麗ですね」であって、昼間であれば「風が気持ちいいですね」でもいいわけ

とにかく好意を持っているというのはそれ以前の背景情報でお互いに理解できているので敢えて何かを言う必要は無く、何か台詞を当てるなら適当雑談してればいい、というのが本来意味だと思う

そのあたりの文化的な相違を理解せずに「I love youは月が綺麗」などと言ってるあたりが本当に発想が貧困であるのだけれど

現代社会では普通に「君が好きだ」「付き合って欲しい」というようなことを面と向かって伝えるほどに欧米化が進んだから

もはや「月が綺麗ですね」は都市伝説になったし実体を伴わない都市妖怪になりつつあると思う

2022-09-20

同じ寝室の意味ある?

私 30前半

彼氏 30後半

同棲してちょっと

お互い元々実家暮らし自分の部屋で1人で寝てたので

1人の空間が欲しいなという思いで別々の部屋で寝たかったが

彼氏の強い希望で同じ寝室で寝ることになった

同棲して初めの1週間は毎晩私の布団に来てセックスしてきたし毎朝セックスしてた

だが、1ヶ月も経過するであろう頃には「セックスしてから仕事するのつらい」で朝の誘いがなくなり

更には「射精すると次の日に響くんだよね」と夜の誘いもすくなくなってきた(断られるようにもなった)

から毎週末私から誘ってセックスするようにしてたけど

この間「眠い」と言われ断られてから悲しくてもう誘えなくなってしまった

しかも私のイビキがうるさいらしく、録音したのを聞かされたり

録画したのを聞かされたり、セックスのあとの全裸で寝てるのを撮影されてそれを見せられたりした

嫌だから別の部屋で寝たいと言っても、頑なに断られてきた

更には、彼氏ゲーム好きが炸裂して毎晩1時近くまでゲームやってる(リビングで)

私は持病持ちなので12時には寝たいけど、まだちょっと彼氏がさそってくるんじゃないか、とか

セックスしなくても雑談だけでもしたいなと思って1時くらいまで起きるけど何も無く寝る

一緒にご飯食べてる時しかコミュニケーションがない

悲しくて、自分磨き頑張ろうと思ってジムに入会したけど

早速大きめの怪我をした

彼氏に合わせて1時まで頑張って起きても意味がなく翌朝死んでるのは私だけ

でも同じ部屋で寝ると思うと、どうしても期待してしま

好きなのに、全然コミュニケーションとってくれないのが悲しい

だったら最初から別の部屋で寝たい

期待しなくて済むから

もうどうすればいいかからない

好きなのに嫌いになりそう

その前に彼氏は私を好き嫌い以前に無関心なんだけどね

コミュ障ダメ人間だと思ったら発達障害で泣いた

社会人3年目、日系の大手に勤める会社員です。

コロナ禍の中で入社して、入社してからほぼ1年間は在宅勤務だったけど、ぼちぼち出社が増えてきた。

普通に大学卒業までストレートできたけど、授業とか勉強がめちゃめちゃ嫌いだった。なぜなら座っていなきゃいけなかったから。

ディスカッションとかが多い、黙って座ってることが少ない授業の方が好きだったかな…。

いつも授業中に我慢できずに落書きとか他のことやってて、言動も人と違う自覚があった。変なやつって思われてるのわかってたから、ドラマとか見て普通の人のコミュニケーション仕方を頑張って真似するようにした(逆に、コミュニケーションを通常通り学べないかメディアを真似するっていうのが発達障害の特徴なんだけどね)

周りの人はそんな自分を見て、不真面目なやつ、不思議なやつって言っていた。

自分も、授業をちゃんと聞かない自分は不真面目でダメなやつだと思ってた。

社会人になると、学生と違って責任がついてくる。

嫌だからって言う理由でソワソワしたり落書きしたりできない。

でも、入社してからしばらく完全在宅勤務だったから、どれだけソワソワしても誰も文句言わないし、コミュニケーションもとらなくていいし、めちゃくちゃ楽だった。

出社が始まって、じっとして、他の人と雑談をしつつも仕事をして…ていうのが辛すぎて、これは"したくない"んじゃなくて"できない"んじゃないかと思ってきて…。

前々からTwitterで流れてきた発達障害あるあるにめちゃくちゃ共感していたのもあって、近所のメンタルクリニック(電話するの苦手だからネット予約できるところw)に行ってみた。

結果、ADHDが強くて、ASD(自閉症スペクトラム)の傾向があると言われた。

大人の発達障害的なやつと、自閉症についてのパンフレットをもらった。

それを帰り道読んで、めちゃくちゃ泣いた。自分ダメなやつだって思ってた原因が、全部そこに書いてあったから。なんか、許された訳ではないんだけど、それでも、君のせいじゃないよ大変だったねってパンフレットが言ってくれてるみたいで、すごく泣けた。

自分はまず、じっとしているのが苦手。

刺激がないとだめで、ぼーっとしたり座ってるのが辛い。辛いから、出社してる時ウォーターサーバーの水を飲みすぎて、めちゃくちゃトイレに行ってしまう。

でも、その割に過集中もするので、会社で集中しすぎてる時に話しかけられて、ウワッ!て大きな声で驚いてしまたことがあった。

あと、自分がいつ喋ればいいのかわかんないから、電話がすごい苦手だし、teams会議マジで疲れる。他の人の会話みてると、みんなしめし合わせたように相手が話してない時に話してて(これで伝わるかな、なんか相手が話すかも、ていうストレスなくみんな普通に話してて凄すぎ)、本当にすげーーてなってた。

あと、会議最初3分くらいでやる雑談意味わかんないしできなかったな。

敵意がないことを示すため〜

その後の会議を円滑に進めるため〜

とか論理的言葉説明はわかるんだけど、もっと本質的な部分で、やる意味がわかんない。天気の話して何になるの?スマホで調べれば?て感じだし…。

あと、

最初の5分・新型iPhone話題

みたいに時間トピックが決まってれば雑談できないこともないけど、みんなそういうのが決まってなくてもなんとなくできてるらしい。前に同僚に雑談ってどうやってやるのか聞いたら、

方法とかない。なんかその場のノリでやる。てかなんでそんなこと聞くの?

みたいなこといわれて、

え?!??!凄すぎん?!?天才?!!?

てなった。

あと、要素色々ある。

人形劇(ダークライド)が好きだし、話し方ロボットみたいだし、距離の詰め方がわからんし、耳から情報聞き取れないし、こだわり強いし、特定生活音が嫌いすぎて鳥肌立つし…

自分の悩んでたことが、全部と言っていいほど、発達障害由来(の可能性がある)だった。

から自分発達障害だってわかって救われた。

医者さんの言ってた言葉に、

世の中は右利きが多いから右利きに有利に作られてるだけで、発達障害があるから壊れてるんじゃなく、発達障害の傾向が薄い人が圧倒的に多いか発達障害という括りの人が生きにくくなる

というのがあって、これ、障害者事情ベースになる考え方だよなーって思った。

私の身近にも車椅子の人や全盲の人がいて普段からよく障害者事情について考えてたんだけど、

その人たちは人間として"悪い"とか"害悪"なんじゃなくて、圧倒的に社会がその人たちに向けて作られてないのがまずあって生きづらさが生まれてるんだよね。これはもうしょうがないことなんだけど、でもまずベースとしてそれがあるんだって思った。

障害者手帳をとるにあたって、障害者手帳があると普段生活がどう変わるのか色々調べた。

そしたら、いろんなものめっちゃ安くなるし、そんなのしてくれるの?!みたいな便利サービスがたくさんあった。

でも、それだけこの自分の脳が人より困難に出来てるんだって気付いて、それでもなんか泣けた。


もしTwitterとかの発達障害あるあるめっちゃ共感してて、日常に困り事があるって人がいたら、ちょっと医療機関にかかることを考えてみて欲しい。

先の人生の困難(おそらく保険かいろいろ)を考えてあえて発達障害の疑いがあっても手帳を取らない親御さんとかがいるみたいだし、そもそも大人になってから自分意思で動いて先天的精神障害を受容するってすごい困難なことだと思う。

でも、保険に加入しにくくなるとか、そういうのがありつつも、診断を受けて治療のために動きだすことで救われる部分が絶対にある。それはお金とかじゃ買えない、自己肯定につながる大事ものから、ぜひ、一度考えて欲しい(どの程度辛いかにもよるし、もちろん医療機関に行かないのも全然あり!)。

改めて思ったのが、発達障害の悩み、辛さは定型発達には理解しづらい(雑談できないとか、電話の話すタイミングわからんとか)。そもそもまれ持ったものからどうしようもないし、それでも皆ある程度頑張って溶け込もうとしてる。

から発達障害の診断を受けていない人が発達障害説明を見て、『自分もあるよ!みんなそうじゃないの?』とか、『俺もやばいかも!』とか言わないでください。

やばいも何も、当事者は生まれた時からその状態と付き合わないといけないわけでやばいなんて言い方しちゃいけない。あと、自分もそうだと思うなら、然るべきところに相談してください。

これずっと言われてるけどまだやってる人がいるのが悔しい。

2022-09-17

現代の女は得

女は基本的に長話だし人の話は聞かない

雑談YouTuberに向いてる

2022-09-13

会議の後の雑談が無理すぎる理由を考えた

一定部門部署が集合して行うタイプ会議それ自体別にどうでもいいんだけど、その前後に繰り広げられる雑談が苦手というかできない。

結局上席の人に「いつもお世話になってます」とか言ってあと話しかけられたら2,3応答して、それが終わるかそれも無ければ即帰る。他に誰も帰ってなくても帰る。

みんなまだそこにいるのに自分だけ帰るという選択しか取れないという事実苦痛

理由をいろいろ列挙してみる。

顔と名前が一致しない

ただでさえ滅多に顔を合わせない、話す機会も少ない人達なのに、なんであんなにみんな会話が繰り広げられるんだ。正直年に数回しか合わないし名前を聞いても誰が何しているのかなんてわからないどころか顔すら見分けがつかない。座席表だけが俺の味方。

職場内の人間関係に関する話題が苦手

多分致命傷はここで、普通人間他人というコンテンツに対して極めて関心が高い。俺は全く興味がわかない。いや、仕事をする上でそうした情報を得ることの大切さはわかるから、なんとか学習したいとは思っているんだが、それに伴う全く関係のない興味もクソもない情報を成形し直すのを、ただでさえ多くて顔も名前もわからない人間関係マッピングして更に単純な情報だけでなく個人個人の表情の動きとか言動に含められてる態度とか言及してない事項だとかの様々な情報をきちんと類型化し個人個人に割り当ててしかも瞬時にメモとか取らなくても知識の中に結び付けられるの意味不明

Aさんが結婚したとかくらいならまだいいんだけど、BさんがCさんがDさんとかいたなぁと話してたとか話されても何の何の何!?ってしかならん。わからん

別に早く帰っても良い

なんだかんだ別に雑談するタイミングにそこにいなくてもいいんだよね。そう思うとつい帰っちゃったりするから余計に誰ともコミュニケーション取らずにずっとそのまま繰り返し余計に人のことを覚えてないし、本来なら当然覚えていてもいいはずの同期の顔なんかかけらもわからん。連絡先とか交換してるの?会社の人と連絡先の交換ってするの?LINEって使うの?使わないの?わからない。そもそも使ったところで何を話すの?飲み会とかが繰り広げられてるの?

話せるようなこと一体何があるのか未だに全然からない。仕事の話もたいてい「Aさんが」「Bさんが」「Cさんとは」だから誰が誰だよどいつもこいつも人の話ばっかりしやがってそいつらがわからねえから話なんかできねえ。なんでそんなに人のことばっかり気になるんだ。話をしているだけでアタマん中パンクしそうなのに、なんでそんなたくさんの人がたくさんいる話をたくさんの中でできるんだ。どいつもこいつも人間ちゃんとしていて素晴らしいしおれは何一つ人間じゃない。

やっぱり、女性の方がコミュ力というか、雑談力が高い傾向はあると思わざるを得ない。ちょっとしたことなんだけど、話の中の相槌だとか話題の振り方とか維持の仕方とか、話している時の流れのスムーズさが違ってくる。

そうした話空間の中での努力を、男性は怠っているようにも思えてくる。ひとつの場の構築と維持を他人に任せて、そこにフリーライドするような。

明日から変われ、なんていうのは難しいけどね。

2022-09-11

anond:20220911120914

雑談とかでこういう事言う人って、大真面目な感じで言ってるのではなく

だいたい下卑たかんじの笑みを少し浮かべつつ言ってて

発言してるときにご本人のドSセンサーみたいなんが刺激されてるんだろうなとか思っている

ロシア軍は略奪をします」+「日本人の中には外人を見下す人が沢山います」=???

まあ今まではこのフンワリした答えの中に「でも自衛隊世界屈指レベル規律自称しているから……」を入れることが不可能ではなかったんだよ。

でも実際には規律なんて存在しない、のよりもっと最悪な「パワハラセクハラを平気でする人達のための『規律』がまかり通っている」が自衛隊の現状なのよね。

さてさて、パワハラセクハラ肯定容認じゃなくてマジで肯定だと思う)こそを『規律』としている軍隊が、自分たちよりも人間的に下等だと見下している人種の暮らす戦地に赴いた時なにをするんだろうね。

私の知り合いにも自衛官はいてその人は「韓国人ってマジで最悪なんだよね。レイプとか平気でするんだよ。チョンはいつもファビョってるってネットでも言ってるし本当もう最悪だよね」みたいな事を雑談として話します。

さて、そんな人達が、戦争朝鮮半島に行ったら何をするでしょうか?

日本人の中には、日本以外のアジア人黒人デブ白人経済的日本より弱い立場のありとあらゆる国の住人を平気で馬鹿にする人達がいるのはテレビ新聞での描き方を見れば明らかなわけです。

さてさて、自衛隊が赴いてレイプ絶対に起きないと言える戦場って今どれぐらいあるんでしょうね?

私は本当に情けないですよ。

日本という国の治安を守っているのがこんなドチンピラの集まりだってことが。

まあ昭和時代ならまだ世界チンピラばっかだから我慢できたかもですが、令和にもなってこのレベルのままってのは成長がなさすぎる。

赤ん坊幼稚園児がオムツしてオシッコ漏らすのは仕方ないと思えても、高校生にもなってオシッコ漏らすやつばかりの高校とかは流石にヤバイんじゃないってなる感覚ですかね。

成長してくれ~~~進歩してくれ~~~~頼む~~~~

人口が増えてもその自覚がない人っているんだなって思った話

先日、とある競技全国大会に行ってきたのだが、その会長挨拶が本当にひどかったので増田に吐き出しておく。

同年齢くらいでもスピーチライターがいて、原稿をチェックしてもらえるような人たちと比べると酷なのかもしれないが、

それなりの人数がいる競技らしいのにお友達ちょっと雑談でもしているような感覚挨拶だったのはかなり驚いた。

話の内容は会長が思いついたことをぽんぽんと話していて、全くまとまりがなかったように思う。

正直、場が完全に白けていたし、俺も早く終われと思っていた。

出すところに出されたら、問題になりかねない話もいろいろとあった気がするんだが、大丈夫なんだろうか。

そして、時間が押して来たことに気づいたら特にまとまってもいないけどやめた。

校長先生でもまだずっとましな挨拶するんじゃないかと思う。

ついでに言うなら、会長だけ終始ノーマスクで、中国かよって思った。(習近平マスクしないが、側近たちは全員マスクしてる)

(まあ、こんなことを書いたことで犯人探しとか圧力とかがあったら、「あー、やっぱり中国だったのか」と思うんだけどさ)

その競技を始めてから風邪一つひかないのが自慢のようなので、「コロナビビってない俺かっこいい」をアピールたかったのかもしれないが、

ユニバーサルマスクが当たり前になっている今、その姿は単に時代について来れてない残念な人だなーと思いながら観察してた。

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