その日、14時9分ちょうどに私は目を閉じた。
1分後、目を開けた私の周りで周囲は戸惑っていた。
「あの?この人大丈夫なんですか?」
部下は「あー多分……黙とうじゃないですか?」と答えた。
そうだ。
今朝方、朝礼で我々のボスは「今日の14時9分は黙とうですよ」と話していたではないか。
なぜ私の部下は黙とうをしていないんだ?
だが日本国民が黙とうを捧げる日だと決まっているかのような空気があったから流されてみただけだ。
それがどうしたことだ。
私は「話している最中に突然1分間目を閉じて何も喋らなくなった奇怪な人物」として扱われたではないか。
それまで上手く運んでいたかに見えた商談は、その1分間の間に完全にひっくり返ったようだ。
何事もなかったかのように続きを読もうとした私に向かって取引相手は「いやもうそんな空気じゃないでしょう」と遮った。
「へーそんなに自民党が好きだったんですか」といきなり雑談が始まったのである。
それからのことはよく覚えていないが、とにかく相手は我々を取引をするに相応しい相手とは認めなくなったことが見て取れた。
会社に戻ってその事を報告すると「あのさあ……黙とうなんて出先でまでわざわざやらなくてもいいんだよ」と嫌味を言われた。
何故こうなるんだ?
それで何故批判される?
これもそれも国葬が悪い。
今日の私は星占いでも2位でそんなに悪い運命でもなかったというのに。
仕事運は☆5つだぞ?
酷い話だ。
私はただ一人の日本国民として、日本国に求められるような行動をしたのに、その仕打ちがこれか?
なんだここは非国民の国なのか?
それともインターネットの奴らのように故安倍晋三の悪口を日夜言いまくって、取引先とも死んでせいせいしたと笑い合えばよかったのか?
本当に巫山戯た話だ。
実に不愉快だよ。
本当に不愉快な一日だった。
最悪だ。
二度と国葬なんてやらないでくれ。
実に気に食わん。
なんでも他責で ぜったい僕は悪くないの
🤢むせ返るほどの創作臭やでという話
事実なんだとしたら国と戦わないとな。 がんばれよ