はてなキーワード: 一言とは
「わたし、やっぱりワクチン始まっても打つのやめようと思う。」
1年近く外出自粛してる母の家は、すでに掃除機もウォーターサーバーも食材もテレビ通販で買ったもので揃っている。
それくらいテレビに毒されてしまっていることはわかっていたけど、やっぱりか!
ワクチンを打っても無症状で感染させる危険性は残るらしいので、周りが大丈夫だからとでかけていくと、感染して自分だけ重症化する可能性は否定できない。
煽られた恐怖心が理屈でどうにかなるわけではないことはわかっているけど、あとは損得勘定にうったえるしかない。
これでワクチンで副作用でたなら全ての罪を背負う覚悟で「打て」と言い切ってきた。
反ワクチンなんてファッションに家族の命まで捧げるつもりは毛頭ない。
今朝のニュースだってドアノブからの感染の危険度を放送したあとに、一企業の抗菌ドアノブを紹介し始めやがった。
何これ?インサイダーか何か?
盛大に自分語りしていきます。一言でまとめれば「出来損ないだから早く死にたい」です。
めんどくさ。30行くらい書いてたけど書きたいことが多すぎて書ききれん。ここに書いたって「じゃあ死ね」とか「ガイジ発見」とかいうコメントしか来ないに決まってる。多分。
どの点を見ても欠陥しかなくて存在価値がないのに何で生きてるのかがわからん。生きててダメだと思う。生まれたのが間違いだと思う。でもまあまあ長く生きてしまったから、先生とか友達に優しくしてもらった、縁を作ってしまったから、自殺ができない。親はどうでも良いけど、その人たちを悲しませるのが怖くて自殺できない。それで何すりゃ良いかわからんってことです。
何かやりたいことがないから勉強頑張ったってなあ…って思っちゃう。
全部甘えなんかなあ。親に「死にたい助けてやって相談したら「甘えんな、逃げんな」って言われたけど、やっぱその通りなんかなあ。少しは話聞いてくれたって良いじゃないか。助けてくれよ。俺どうすりゃ良いんだろうなあ。頑張ったって結果出せんしなあ。アホやから。何で生きとんやろ。
たった一言で3年不登校になるぐらい他人から影響を受けやすいーーストレス耐性の低い増田くんは、もしその一言がなかったとしても「普通の青春」は送れなかったと思うよ。
増田くんは、ストレス耐性が一般人より極めて低いから「普通」を目指すのは諦めたほうがいいよ。普通に囚われても増田くんは普通以下の弱い精神の持ち主だから苦しいだけだろうよ。
青春は奪われたんじゃなくて最初から手にしていなかったんだよ。理解のない教師も増田くんを傷つけた一言もきっかけに過ぎないよ。
漠然と後悔するぐらいなら「普通の青春」とは何か、一つ一つ書き出して小規模な高校でも実行可能そうなものから達成していったほうがいいよ。
30年以上キャリアがある人間を、手伝えると、おもって、あれこれ言ってくる人間をどういったらいいんだろう。
自分も迷惑がられることはあるけど、まぁ、一言言う程度 それも客のとき
できてないから、言うのであって、できてりゃ言われない。
知りたいこと、なんかある?
いまのうちに、聞いとけよ。無料でいいし、そんなネタしかもう無いだろう。おんどるどらぎたんですかー で、明日から、僕も天才プログラマーという人は尽きない。高学歴ほど、偏差値の低いおっさんが20年でやってきたことなんて、僕ならおんどるどらぎたんですかーって一言聞けばすぐできる。という人は多い、はい、魔法の言葉教えて。という人。 苦労して、2週間で覚えられる内容を作る初心者向けこうざなんて簡単。そりゃそうだろうなぁ。
4層踏破済メンバーに手伝いに来てもらったのにまったく前に進まない。himechanとは聞いていたが本物だった。前半から死にまくっていて手伝いもなにもあったもんじゃない、足ひっぱりまくり。30分超えたあたりでまだやるの?ってhimechanの一言で解散。お前が言うな!あれを毎回出荷してる囲いメン、すげーよ…逆に感心した。
一言でいえばウチの猫の飼い方に文句をつけられたことにカチンと来たのだ。
ウチは夫婦二人暮らしの共働き。縁あって保護猫を2匹、昨年5月から飼い始めてる。まだ4月生まれっぽいのでまだ1歳にも満たない。
前々から猫は買いたかったので、2年以上前からペット飼育可のマンションを探し、ようやく見つけてコロナ禍初期に引っ越して飼い始めた。保護猫は引っ越してから探し始めたのだが、運よく直ぐに出会うことができた。
で、普段の飼い方だが、どうしても子猫時は悪戯をしてしまうので、平日働いてる時間はケージ(そこそこ広い3階建て)に入れ、帰ってきてから出す、土日は終日出してリビングを開放するという生活を続けてきた。数か月もすると昼間のケージ生活も慣れたのか、気持ちよさそうに寝てる(webカメラで見たりしてホッコリする)。
んで、昨日妻が仕事休みだったので実家で家族に会ってきたときに言われた義姉の言葉がこれだ。
「ケージに入れっぱなしなんて信じられない。そんな飼い方をする人に猫好きを名乗って欲しくない」
何故かこの言葉に異様にイラつき、一晩経った今でもムカついてしまっている。その理由を整理し以下に箇条書きする。
まぁ俺も猫の正確な気持ちは判らんのだが。ただ、まぁまぁ機嫌よく寝てるのをみるとそこまで不満というわけでもないのではないか?とは思ってる。
そりゃ猫からしたらすこしでも拾い方が良かろうだけど、外にまで放し飼いにするつもりもない(義姉もそう)ので、猫からしたら程度の問題では?常時、ケージ内でガチャガチャとやってて如何にも出してほしそうならともかく、ハンモックで気持ちよさそうに寝てる状況はそんなに悪いものではなさそうにみえる。
実際のところ海外の猫飼ってる人の動画をみると、広い戸建てに猫専用扉までつけてて、それはそれで羨ましいと思う反面、猫の交通事故死とかないんかね?とは思う(子供の頃、何度か引かれてる猫をみた)。
これは保護猫業界(?)ではよく言われる。保護猫を譲っていただけるのには資格が必要だ、と。
駄目なのは、
小さいお子さんが居る家庭(猫の世話が後回しになるかもしれないので)
などなど。当然、いろんな保護猫の会があるので場所によっては違うのでしょうが。その中に、共働きが×ってところもあった。俺が保護猫を頂いたところは少なくとも共働きは駄目ではなかったけど、保護猫にかかわってる人(実は義姉もちょっとだけ保護猫の世話をしたりして関与してる)は猫第一主義すぎる感じはある。理屈は判らんでもないが、なんかモヤモヤするものがある。
いや、猫は可愛いので優先はしますけどね。程度ってもんがあるでしょ。
俺らは運よく資格をクリアしてたからよかったけど、いくら何でも厳しすぎると感じたし、結果保護猫をもらえなかった人の何割かはペットショップで買う訳で、それはそれでOKなのか?とも思う。
これは「宿題やったの!?」「今ちょうどやろうとしてた!(ファミコンで遊びながら)」みたいな感じでダサいのだが、事実である。1歳半~2歳くらいになるとある程度落ち着いてくると聞いてたので、それ以降はケージから開放する予定ではあった。
だいたいこんなもんか。なんかどの理由もいまいちな感じ。単に、俺らが出来ない平日昼間に猫を可愛がってる無職の義姉が小賢しいことを言ったのでカチンときただけかもしれん。
これが初投稿だった。詳細が言えずに評論めいた文章にしたためか、勘違いされたようなコメントもあるがそれもまた一興だ。誰にも読まれないと思ったので救われた。ありがとう。
私も原作厨ではない。準拠していたら二次創作はできない。それはそれこれはこれと分けているだけ。
原作シナリオへの批判ではなく、カップリングの妨げになる展開や設定に対してお気持ち表明が横行することや、界隈で拡散されて主流になることに苦言を呈したかった。他CPの前で、自CPの総意が「自CPが成立しなくなるから原作を否定していこう!」と発表されたような経験をしたから。このCPの民はみんな同じ気持ちだよね、という呟きを見たときのショックたるや。
味方を増やして否定意見を盛り上げて自CPへ繋げる様子が、心底しんどかった。否定煽りに加わらなかった人たちと話してみれば私と同意見だった。でも皆荒らさないために口を噤んでいる。片や否定側は我が物顔。こちらが馬鹿みたいな話だ。現状吐き出し口がなくてつらかっただけのこと。
俺がみてる範囲では
二人称が「あんた」と「おまえ」が混在したりした場合に燃えただけで
推し結婚報道で騒ぐのはもう女性にしろ男性にしろ「夢」気質のあるひとまでふくめて「ファン」なんだからどうしようもないだろ
今までイラストを受注していた制作会社とはちがう新しい会社に依頼したイラストです。
そのイラストに批判的な意見もなければ好意的な意見もないんですが、最近の流行りテイストを取り入れたようなCGモデルを使った感じのあるさっぱりとした絵柄。
この絵柄に関して、ジャンルのオタクは否定的な意見を提示する人が多かったように見受けられます。
まあ急に今までと違う新しいものを投げつけられると混乱するよね。
否定的な意見が多い中、フォロワーのAさんは「私はこの絵柄も好きなんだけど、否定的な意見が多くて私がおかしいのかな?😢」と言った感じの呟きをしていました。
その呟きに関しては好みは人それぞれなんだし、何が正しくて何がおかしいとか、まじで個人の価値観。
そこにとあるオタクBからのリプライ「好みの問題の問題だと思う。○○は悪くない、☆☆は幼すぎる、**は何がとは言わないけど明確に違う、全体的に○○がおかしいんだよな〜」
「○○は悪くない、☆☆は幼すぎる、**は何がとは言わないけど明確に違う、全体的に○○がおかしいんだよな〜」」←????????
別にどう思おうが個人の自由なんだけど、それを、好意的な意見を持ってるけどちょっと自信無くしてる人に対してリプライ送る?
そういうのクソリプって言うんですよ!(大声)
「(ジャンル)が打ち出してきた絵柄、文句あるなら公式にはっきり言ったほうがいいよ」
「(ジャンル)も長いコンテンツだから流行りが変わっていくのは仕方ないし絵柄を流行りに寄せて生き残りを目指すのも当然(要約)」
「新規の人が(新規絵を)ジャンルの絵柄だと思って入って来た時に昔の絵柄見たら温度差すごくない?」
こんなに言うんだしさぞ昔からジャンルを応援して、貢献らしてくれているんだろうな、と思いますよね。
しかしながらこの人、約1年半前にジャンルに足を踏み入れて来た新規!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一年半前はジャンルにとってファンが増えるきっかけになったと言ってもいい出来事が起こったんですが(劇場アニメ化です)、そこから入って来た、新規!!!!!!!!!(2回目)
ゲーム原作で割と昔にアニメ化もしてるジャンルなんですが(これを言うと1200%ジャンルがバレる)、
ゲーム未履修!(これはオタクBの推しが出てないからまぁ仕方ない)、
アニメ未履修!
履修済みは映画だけ!!
にもかかわらず、ジャンルがTwitter等で(悪い方面で)話題に上ると
グッズも買わない、物販列に並んだこともない、ライブにも行ったことがない、なのに文句だけは一丁前か?????
その文句でジャンルを気になってくれた人が離れていく可能性、いままでいた人が離れていく可能性が少なからずあることを少しは考えてほしい。
多分このオタクBが10年前からジャンルにいても普通に嫌いです。
結局この人、ジャンルを応援したいんじゃなくて、2次創作でキャラを動かす自分がちやほやされてるのが気持ちいんだろうなって感じなのが、私の中でずっと引っかかっているような気もします。
自分に意見に対して少しでも否定的な意見を見るとすぐに噛み付いていってどうにか論破しようとしているのを見てると、ちょっと痛々しいんですね。
話変わるけどちょっと落ち込んでるフォロワーをすぐ鬱予備軍にするのはフォロワーのことをなんだと思ってるんだ?
現在アラフォー。幼少期から大人になるまで次男だというだけでいろいろとひどい目に遭わされてきたので以下に記す。
なお、両親と兄はこれでも兄弟は公平に扱っている、贔屓などしていないの一点張り。
・何も買ってもらったことがない。服はお下がり。制服も学用品も文房具も全部お下がり。バットやグローブ、テレビゲームも全部兄のお下がり。おやつは兄が食べきれなくて残したものだけ。朝と夕の食事も家族の残り物。受験勉強の参考書もお下がり。ジャンプも兄の読み終わったものしか読ませてもらえない。お小遣いはなし。
・お祝いされたことがない。生まれた時から幼稚園に入った時も、七五三も、小学校の入学も、中学校の入学も誕生日も何もお祝いされたことがない。入園入学の時に写真を1枚撮ってもらっただけ。誕生日は「あーはいはいおめでとうー」の一言のみ。生まれてから成人までに撮ってもらった写真は5枚だけ。兄の写真はアルバム3冊分。
・俺にまったく関心がない。幼稚園の送迎なし。幼稚園の送迎バスも金がかかるからという理由で俺だけなし。徒歩で幼稚園に通園。どんなに怖い目に遭っても、ケガをしても無関心。兄の成績が良くなかったときには塾やら進研ゼミやらなんでもやらせてもらえるのに、俺の成績が悪くなっても「なんでそんなにバカなの。恥さらし。」と罵倒されて終わり。頭に来たので高校と大学は私立に進学したら今の今までずっとごく潰し呼ばわり。浪人は認めない。兄は浪人でも予備校でもなんでも可。
・大人になっても不遇。兄が結婚した時は結婚式の費用、結婚資金に何百万円も支出したのに、俺が結婚した時は、こんな親でも一応報告しないとと思って報告したら「おめでとう」だけ。もちろんお祝いなんてしてもらってない。祖父母のお葬式のときはずっと受付や雑用係。
俺があまりにも不憫でかわいそうとお小遣いをくれたり服を買ってくれるのは東京に住んでいる叔母(母の妹)だけ。しかし、叔母が俺に何かしてくれると「迷惑をかけるな」と母に怒られるわ、「甘やかすな・甘やかしてない」で叔母と母が喧嘩になるわで最悪。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210125/k10012831381000.html
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/bff641b95342f3defa114d1603111dd3791d736a
私も一度言ってみたかった!って書こうと思ったら元記事消えてるじゃん。引用とかできなくなってしまったけど書きました。
10年前くらいまでニッチな業界でサポセンを10年務めてました。
大体はトラブル対応なので、お客様からの限られた情報で原因までたどり着くため聞き出す能力が自然と身についた感じです。
一応、傾聴のトレーニングは受けたことがあって、これから書くこと全てのベースになっています。
・傾聴とは
それらを掘り下げるとまたややこしい話になってしまうので、ここでは簡単に「共感」とします。
・聞き上手ってなんだ
私の思う聞き上手というのは、つまり共感上手だと考えています。
えー。なんか思ってたのと違うって人がいたら、ここから先は読んでも意味がないかも知れません。
確かにそうかも!って思えた人は先にお進みください。
なぜ共感上手が聞き上手なのかと言うと、大半の人は、話をするときに伝わっているか不安を抱えているからです。
私の体感では9割の人が話をするときに不安を抱えていると感じられました。
あくまで、不安を抱えているだけであって、不安が表面にあらわれているとは限りません。
断定表現を多用しているからといって、その人が自信に満ち溢れているかと言うと別の話です。
むしろ、不安を隠すためにあえて断定表現を用いる人のほうが多いのではないでしょうか。
いわゆる話し上手の人も、特に訓練でそれを培った人のほとんどが、自分の話が伝わっているかどうか不安を抱えていると言えます。
逆を返せば、伝わっているかどうか不安に感じるからこそ話し上手になる訓練を受けるとも言えます。
つまり、聞き上手の目的の一つは、この、伝わっているかどうかの不安に共感して、払拭してあげることと言えるわけです。
ちなみに残り1割の内訳は、相手に伝える意思がなく一方的に話し続ける人と、本当にただ単純に話をすることが大好きな人でした。
ここでは具体的なスキルを説明します。といっても、スキル自体は本当にシンプルで、誰にでもすぐにできると思います。
1.相槌
相槌です。それ以上でもそれ以下でもありません。
うん。とか、そうだね。とか、確かに。とか、なるほど。とかです。
バリエーションがあるに越したことはありませんが、うん。だけでも十分です。(サポセンのときは「はい」でした。)
まずは相手が話したいことを全て話させることが、共感にとってとても大事なことだからです。
「この人は自分が話したいことを全て受け入れてくれた。」
ただし、相槌をしていればよいというわけではなく、できる限り相手を見て、姿勢を正し、的確なタイミングでの相槌が大事です。
特に興味もない話に仕方なく付き合って適当に相槌だけ打ってたら相手の話がいつまでも終わらなかったなんて経験はある人もいると思います。
それはある意味では、正しい傾聴に近づいていたと言えるわけです。
ただ、これだけではただいたずらに話を長く引き出すだけになってしまいます。
残る2つのスキルを効果的に用いることによって、話の核心に迫ることができます。
2.伝え返し
聞き慣れない言葉かも知れませんが、伝え返しとは、相手の会話のキーワードを、こちらの言葉として相手に伝え返すことです。
例えば「聞いてよ!今日すごいことがあったんだよ!」と言われたとします。
ここで、相手に聞いてほしい内容とは何かを考え、その言葉を伝え返します。
ここでいうと、「すごいこと?」という感じです。
「最近、疲れが取れないんだよね」なら、「疲れが取れないの?」
「ちょっと辛いことがあってさ」なら「辛いこと?」などです。
難しく考える必要はなく、相手の聞いてほしそうな部分をただ繰り返すだけで十分です。
しかし、相手に聞いてほしいこと=話の核心へと近づくヒントだと考えれば、伝え返しを効果的に繰り返すことが核心に迫るための一番の近道であるとも言えます。
ちなみに、普段思わずやってしまいがちなことは、脊髄反射でのお説教です。
「会社辞めたいんだよね」に対し、「会社辞めてどうすんだよ。」
「最近、疲れが取れないんだよね」なら、「お酒のみすぎなんじゃないの」
「ちょっと辛いことがあってさ」なら「誰でも辛いのは一緒だよ」
こんな返され方をしたらそれ以上何かを話したいとは思えませんよね。
話をする側は、その話が受け入れてもらえるかどうか不安です。説教が帰ってきたら、この人には話が通じないとそれ以上話すことを諦めてしまいます。
3.質問
傾聴と聞くと、自分は何かを話してはダメだと考えてしまう人が多くいます。
しかしそんなことはなく、むしろ質問をすることで話がスムーズになることもあります。
例えば「会社を辞めたい」という言葉に対し「何?辞めたいって?何かあったの?」や「トラブル?何か揉め事とか?」といった感じです。
これでは話を聞いてもらえると言うよりは、コンテンツとして消費されてしまいそうな気になってしまいます。
聞き方そのものが大事といえる部分ですが、例えば「会社を辞めたくなるような事件でもあったなら聞かせてもらえる?」など、あくまで目的は共感であり寄り添うことであると伝わる聞き方をしましょう。
それ以外でも、話を理解するために疑問の解決を目的とした質問は一向に構いません。
話の途中で出てきた言葉や出来事そのものが理解できないままに傾聴を進めても意味はありませんので、「それって○○っていう理解でいい?」や「〇〇って言葉が理解できなかったのだけどもう一度説明してもらって良い?」などといった感じで、その時その時にできる限り理解しつつ進めていきましょう。
相手の話を聞く上で、やってはいけない3つのNG行動があります。
癖づいてしまっている人も少なくない内容なので、改めて見直してみましょう。
1.武勇伝
相手の話が始まると、すぐに自分の話に置き換えようとしてしまうことです。
特に、相手よりすごいとマウントを取ろうと、過去の武勇伝を話し始める人が多くいます。
男性に多いイメージかも知れませんが、女性でも割と多くいます。(体感は5分です。)
女性の場合は武勇伝というよりは「私だって」という切り出し方が多いという違いはあります。
いずれにしても、相手の話をすぐに自分の話に置き換えようとすれば、相手はそれ以上聞いてもらうことは無理なのだと諦めてしまうことでしょう。
2.無視、ながら傾聴
よく見られるのは、忙しいという理由で何か作業をしながら話を聞こうとする人です。
たとえそれで話が理解できていたとしても、最初に述べた通り話し手は不安なままです。
その都度リアクションが得られなければ、話を理解してもらえたという共感を得られることはありません。
3.「でも」
これについては本当にただの口癖になっている人がほとんどです。
たしかに、「でも」という言葉は、相手の言葉を遮り会話を自分のターンにするときに便利な言葉です。
しかしだからといっていつでも便利に使っていると、「でも」という言葉が出ただけで、相手は話を理解してもらえていないと感じてしまいます。
「ちょっと辛いことがあって」に対し「まあ、でもね、」と返ってきたらどうでしょうか。
・聞き上手の入り口
これだけでも相手は十分話しやすくなると思いますが、それだけでは聞き上手とは言えません。
大事なことは目的とマインドであり、なぜ聞き上手になりたいのかによって、ここから先に身につけるものが変わってきます。
キャバクラで多くの顧客をつけたり、インタビュアーとして様々な情報を聞き出したり、カウンセラーとして聞くことによって相手の内面の問題を引き出したりとするためには、別途専門的な技術の習得が必要になります。
しかし、ごく身近にいる人間との関係を大切にしたいために聞き上手になりたいという人にとってであれば、私からはこんな言葉を贈ることができます。
これは、傾聴のトレーニングを含む一連のセミナーの中で出てきた言葉ですが、その時から私の中で座右の銘になりました。
要約すると、「あなたが大切に思うその相手は、その人が大切に思うもので成り立っているので、その大切に思うものまでしっかりと大切に思うようにしましょう」ということです。
・「大切に思う」とは
ここで言う「大切に思う」というのは、何も「好きになる」という意味ではありません。
例えばあなたの大切に思う人が自分の嫌いな食べ物が好きだったとします。
傾聴を続ける中で例えばその食べ物が好きですか?と聞かれたとき、どう答えるのがいいでしょうか。
嘘をついて好きですと答えるのがいいのでしょうか。
それとも、そんなものは人間の食べるものではないと、説得を始めるのがよいでしょうか。
もちろん両方とも違います。
答えは、「自分は嫌いだが、それを好きだという相手を受け入れる」ということです。
言葉にするなら「私はたまたま好きではないけど、それを好きだということは素晴らしいことだと思います」といった感じです。(状況に応じてふさわしい言葉は変わります。)
食べ物くらいであればなんとなく理解できるかも知れませんが、例えばあなたの子供が良からぬ噂のある人間と付き合いがあったとしたらどうでしょう。
頭ごなしに「そんな人間との付き合いは辞めなさい!」と怒るべきか、それとも「あなたが言うなら大丈夫」と付き合いを無条件に認めるべきでしょうか。
しかし、ここで大切なことは、「好きと嫌い」や「いいと悪い」「その人との付き合いの大切さ」は、分けて考える必要があるということです。
「私自身はその人のことが好きではない。また、聞こえてくるその人の噂自体もよいとは思わない。ただ、その人との付き合いが大切だと思っていることは認める。そのうえで、今後どうしたらいいかを一緒に考えてみることはできないだろうか。」
もし自分が子供の立場として、こんな言葉を親に言われたらどう感じるでしょうか。
ただ単に、「ダメだ」「やめなさい」「認めない」と言われるより、自分なりにどうすればいいのかを考えられるのではないでしょうか。
私自身が過去、相手を大切に思う気持ちが伝わらなかったもどかしさのほとんどが、この言葉一つで解決しました。
聞き上手とは論旨が少しずれてしまいますが、今でも大切な話をするときには必ず心の片隅においている言葉です。
ただ、私が思う聞き上手な人は、この「相手の大切に思うもの」を見つけるのが上手で、そこから相手の話を広げて掘り下げてとできる人のようにも感じています。
そうしたマインドがあってはじめて、スキルをどのように活用すればよいかの答えが見えてくるのではないでしょうか。
ここまでの例は、わかりやすさを優先するために日常会話に置き換えましたが、なぜトラブル対応に傾聴スキルが必要なのかの説明をしておきたいと思います。
トラブル発生時の人の行動パターンは、大抵次のようなパターンに収まります。
トラブル発生→原因を予測→それに伴った解決手段を要求→責任に応じた補償を請求
ただし、問い合わせに来たときに最初に切り出してくる内容はバラバラで、人によってはトラブルそのものを問い合わせてきたり、原因から話し始めてみたり、解決手段や補償を要求してきたりします。
例えば相手が「新品交換してほしい」と要望を出してきたとします。
もし規定に新品交換がなかったとして、そのままここで「新品交換は規定にないのでできません」といくら説得しても無駄です。
なぜなら、相手は新品交換にふさわしいトラブルが発生していると思い込んでいるからです。
(もちろん、その一言で解決すれば最短ルートなので、一度は口に出しては見ます。)
ここで大切なことは、「相手が考えている、新品交換にふさわしいとする根拠になりえる原因に共感すること」です。
・相手の中では筋が通っている
相手のトラブルに対する思考パターンを図式化すると次のようになります。
これらは頭の中では一直線に並んでいて、その人にとっては筋が通っている内容なのです。
そのため、もしここで違う補償を提案したとしても、それは相手には筋が通らない話になってしまいます。
ここでいう「トラブル発生」の部分は比較的に視覚化されていることが多く、相手と自分とで共感しやすい部分でもあります。
こちらは相手の情報や機器の状況を元に原因にたどり着けたとしても、それが相手のたどり着いた原因と一致しているとは限らないのです。
「別に原因が一致してなくったってトラブルが解決すればそれでいいじゃないか」
でも実はそうじゃないんです。
あるお客様は、トラブルが解決しているにも関わらず執拗に補償を求めてきました。
お客様からヒアリングした結果、すでにお客様側の操作ミスによるものと判断した上で、むしろ本来ならば有償対応で然るべきものを無償で対応したような状況だったにも関わらずです。
その上で、補償できないことの説得を試みましたが、その結果、大事な顧客を失ってしまうほどまでに拗れてしまいました。
その件については今となってはたらればですが、そのことを大きく後悔した私は何が悪かったのかを徹底的に考えました。
そうしてたどり着いたのが「傾聴による原因に対する共感の欠落」でした。
しばらく後に、またも同様の状況に陥りました。
お客様側の操作ミスによるトラブルにも関わらず、執拗にこちら側に補償を求められる状況です。
いくら今回のケースに対して補償が釣り合ってないと説明しても聞き入れてもらえません。
そこで、補償に対する説得を諦めて、お客様側が要求してくる根拠について傾聴を試みました。
頭の良い方のようで難しい法律の言葉や理知的な批判の言葉が並べられる中を、かき分けるようにして原因について傾聴を続けます。
するとわかったことは、トラブルの原因がこちら(会社)側の責任によるもので、自分は補償を受けてふさわしいと考えていたことでした。
しかし、なぜ動かなくなったのかの原因の部分、とくにその責任の部分において大きく食い違っていたのです。
こちら側としては、恩着せがましくならないように黙って無償対応したという譲歩をしていた状況だと思っていたので、そのギャップに驚きました。
しかし、お客様の言い分を丁寧に聞き出してそこに共感した上で「実のところ今回に関してはお客様側の操作によるトラブルのため補償の対象外となります。」と説明したところ、「申し訳ない」という言葉とともに、すんなりと引き下がってくれたのでした。
この瞬間、もともとお客様の中で筋が通っていたはずの話が、傾聴により正しい原因に置き換わったことで、正しく筋が通る話に置き換わったのだと実感することができました。
お客様の要求には、それと対になる原因がある上で筋が通っている。
ならば、そのお客様を説得するには、ただ要求に対して可否を答えるだけでなく、お客様の考える筋が通っているとする話を傾聴して共感した上で、本来の原因を説明し、正しい筋道に軌道修正する必要があるのだということがわかりました。
(身バレを防ぐために色々とぼかして書いているのでわかりづらくて申し訳ないです。本来、そんな操作ミスでトラブルが起こるような製品ではありません。)
それならば最初から原因が違っていることを説明すればよいと思うかも知れません。
しかし、こうした責任問題については、お客様側が疑心暗鬼になっていることも少なくなく、まずは傾聴した上で信用を獲得してからでないと、こちらの言い分を理解してもらえないことのほうが多くありました。
つまり、「相手が原因に対してこう考えている」という部分までの傾聴なくしては、こちらの言い分は押し付けにしかならないのです。
これこそが、私自信が傾聴を行う一番の目的だといっても過言ではありません。
相手に理解してもらうには、まずは相手を理解することが不可欠なのだと言えます。
・思いがけない副産物
もちろん全てにおいてこれだけの時間コストをかけるわけにはいきません。
ある程度はマニュアル通りに対応をして最短ルートをたどりつつ、拗れそうな案件についは、無理やり近道をせず確実に手順を踏むという感じで使い分けていました。
これには思いがけない副産物もありました。
相手の言い分を理解して、こちらの言い分も理解してもらった上で、相手の要求が不当であると思えれば、それは間違いなくクレーマーだと分類ができます。
その時点でお客様からクレーマーへと分類が変わるので、当然その後の対応も解決から処理へと変わります。
残念ながらそうした当り屋的な人は一定数存在して、それ専用の対応なくしては身を守れないのも事実です。
ただ、誤解をもとにクレーマー分類してしまう件数は、傾聴によって激減しました。
その証拠として、私が受け持ったトラブル対応について、解決不能(要するに喧嘩別れ)については実に1/3以下まで減少しました。
・最後に
後半部分も気がつくと大ボリュームになってしまいましたが、まずはいわゆる普段の生活の中で、この人は聞き上手だなと私が感じる人の話を実経験をもとにまとめてみました。
もちろんもっとすごい聞き上手の人も沢山いるし、そのためのスキルも沢山あることでしょう。
「大切に思う人がいるのに気持ちを汲み取ることができない。」
「スポットライトを浴びる」というのは、元からそういうリスク込みの話じゃん
世界の誰からも全肯定されるなんていう方がなろう系の小説ばりに安っぽい
こいつもU25の奴もそうだけど、「有名になりたい」って承認欲求だけは一丁前のくせに、なんでそういうところの想像力がえれー貧弱なんだろう
もう呆れるほどに笑えちゃうんだよな
政治家だって誰からも支持されてるわけじゃないし、それこそアンチには人格否定と区別がつかないレベルで叩かれてるのに
まあ舞台に上がってもまともに踊れない奴が舞台に上がるべきではないというのは確かにその通りで、昔なら「身の程を知れ」の一言でその辺うまいこと回ってたんだろうけど、今じゃそういうわけにもいかないからな
まあそんなにそいつの世話が焼きたくてしょうがないんなら「お前の望みもブレブレじゃん」ってきちんと説教してやったらどうだよ
派遣社員の割合が40%だ日本は異常だって言っている人がいたからいやそんな多いわけないじゃん、割合は全労働者の2,3%くらいだよちゃんとデータ見なよって言ったら
数が少ないからと言ってどうでも良いわけではないだろって言われた。
[B! 性犯罪] 【独自】銭湯でわいせつ行為の男性2人を書類送検 被害相次ぎ貼り紙も|TBS NEWS
こういうのは一部の人、というには多すぎるんだよなあ。
何を言いたいのかわからない。
「一部というには多すぎる→全体もそうであるに違いない」といったミスリードでないのなら、どういう意図でもってこのコメントを残したのか説明していただきたい。
"かわいそうランキング"上位になれば好き放題できるようになる。本件に対する批判もすぐさま「差別」認定されるだろう。
当事者から見てもこれは明確な犯罪行為なのだから、このコメントは揶揄にしても筋が悪い。
この場合で言えば、本件の被疑者に対する批判とゲイ全体に対する非難とは、分けて考えなければいけない。
ハッテンしたきゃハッテン場行けや。
ハッテン場という単語には「ハッテンする場所」というぐらいの意味しかない。だから「彼ら」にとってはこの銭湯もハッテン場ということになってしまう。
「有料ハッテン場に行け」なら問題なく成立する言い分ではあるし、おそらくはそういう意味で言っている人も多いと思われるので、この指摘は揚げ足取りでしかないのだが。
ホテル行けよ・・
自分の家でやれ
これもよく見る反応だが、「それができれば苦労はしないんだよ」と言いたくなるゲイも少なくないのではなかろうか。
男同士での宿泊を断られるラブホテルは未だ多いし、かといって自宅に他者を招き入れるのは、「ゲイ」が被差別属性として機能している現状では(身バレ等)社会的な死に直結しうるハイリスクな行為である。
結局のところ、手っ取り早くそういう行為に及びたければ有料ハッテン場に行くしかないのである。(それさえも知人に目撃されればどうなることやら、という話ではあるのだが)
こうやって一部の心無いゲイが数百年の歴史をもつ共同浴場文化を潰すわけだ。本来であればゲイの団体から一番に批難声明が出てしかるべき。
「ゲイ」「共同浴場文化」の部分に他の単語を代入してみて、それでも問題ないと思うのであれば、俺から言えることは何もない。
個人的には、一部の心無い人物の行為によって彼らの属する集団が声明を出す必要にかられる、というのは健全な慣習と思えないが。
社会に対して価値観のアップデートを謳うと今まで自分たちがお目溢しされていたこともアップデートしなければいけなくなるんやで。
言わんとしているところはわかるのだが、同様のフレーズを目にする昨今のケースを鑑みれば「価値観のアップデートなど求めてない」という当事者もままいるだろうことは想像に難くない。
そもそも、今までだって「お目溢し」をされていたのかどうか。本件のような行為はもとより犯罪なのだし、数はともかく摘発もされていただろう。誰が、どのように、このような行為を「お目溢し」してきたというのだろう?
ネットで“同性愛者の出会いの場”と書かれている以上、同性愛者を指定した注意喚起は仕方がないんじゃないかな。迷惑行為をする人に伝わらなければ意味がない。
これに対しては「結局伝わりませんでしたね。残念です」としか言いようがない。本件に限らず、同様の被害に頭を悩ませる全国の公衆浴場の管理者に対しては気の毒に思うが。
ゲイ(もしくはバイ)のみならず性的少数者全般に対する印象操作として機能しうる注意書きに、いかほどの正当性があるのか。そもそも、社会の規範を逸脱するような人間に対して、貼り紙での注意喚起がどこまで有効なのだろうか。
そう考えると俺はこの注意書きを妥当とは思えないし、効果もそれほどなかったのではないかと訝っている。
ラブホでシャワー浣腸するやつが多いからゲイカップルお断りを掲げたらゲイ差別だって叩かれたのを思い出した
数年前にホッテントリ入りした
[B! 差別] 男性同士でラブホ、断られ 「あ、差別されたんだ」:朝日新聞デジタル
このニュース(および関連の増田)が念頭にあったのだろうが、妥当性を欠く偏見か、もしくは悪質な印象操作としか受け止められない。
俺個人としては「お断り」に憤ることもないが、それは実際に利害のあるホテル側の判断だからであって、第三者がネットを通じて偏見を助長することに対しては差別だと呼ぶ他ない。
なお、ゲイコミュニティではおよそ、男同士でも入れるラブホテルの情報が共有されている。
女性専用車両と同じだよな。誰が痴漢かわからないから男全体を排除せざるを得ないように、誰がハッテンするかわからないからゲイ全体を拒絶するしかない
俺はこの感性を悪だとは断じたくないが、どれだけヤバいことを言っているのかについては自覚的であって欲しいと思う。
はてな民はなぜ公然猥褻を擁護して、銭湯サイドを袋叩きにするのか?LGBTだから?
ここまで全てのブコメに目を通したが「公然猥褻を擁護」しているidは1人も見当たらなかった。こいつは一体何を見たんだろう。
・追記
犯罪行為を指摘したら差別、という論拠は流石に無理があると思うが。社会が悪い、それを正すべき、と話持っていくのはいいが、現状犯罪なものを批判するなというのは違うかと。
うっかりミスなのか悪意なのか判別つかないので真面目にお伺いしたい。どこに「犯罪行為を指摘したら差別」と書いてあった?
特定の犯罪を、行為者の持つ属性と分かち難いものとして結び付けるな。という話だったんだが、それが何故「現状犯罪なものを批判するな」に置き換えられてしまうのか不思議でならない。
男も女もない趣味を「オッサン趣味をJKに置き換えた漫画」としてしか認識できないのは貴方がJKあるいは女性に対して偏見を持っているからでは?
という手垢ベッタベタの100万回は言われてるであろう批判をどうせ伸びないクソ増田にマジレスするのもアホらしいと思ってスルーしてたら、そこに一言も触れられずに伸びててワロタw
ワロタ……
一番軽いベンゾジアゼピン系抗不安薬、5mg、3シート食べた。飲んだんじゃなく食べた。甘いんだ。いい大人なのに。
断薬の理由は後述するとして、あるきっかけで心療内科にかかり、診断書をもらって2年間断続的に休職し、新年度から復帰しようとしたら出鼻挫かれて再度休職か、いや経済的に、といった迷いの時期だった。
その数ヶ月前は、考えすぎて眠れず頭が痛くなると、頓服で薬を飲むようにしていた。薬の効果は、思考スピードが緩くなる、体がほかほかする、入眠しやすくなるなど。反面、思考から論理性がこぼれて溶け出してネガティブな方に感情的になってしまう効果もあった。悲しさ、寂しさ、怒りも増幅される。大声で泣いたりした。夜中にダイニングの床を水拭きしながら子どもみたいにギャン泣きしたこともある。攻撃的にもなった。安心できる居場所が欲しくて、大声を出した。
断薬は、迷惑をかけるのは嫌だということを家族で話し合って決めた。
となると、仕事に行くためには体調を管理しなければならないので、睡眠時間の確保が生活の「要」となる。これが家族としての自分の責任、家族の条件。
話し合いの次の日から、入眠の障害になり得るものを極力避けることに全神経を注いだ。苦手だったのは、考えすぎないこと。フラッシュバックがスパークすると、傷口に白血球が集まってくるように思考が沸き立ってしまうので、覆い隠すように作業に没頭する必要があった。計算問題とか、床の拭き掃除とか。
10段階での頭痛怠さ動悸のしんどさ、食事の内容、買ったもの、トイレの回数、ベッドに入った時間、中途覚醒時間、起床時間、考えた時間が多かった事柄などを記録した。読み返してルーティーン改善の参考にした。
まあまあうまくいっていた。最初にコケた原因も分かってる。そこから改善してきている。睡眠時間が伸びて、頭痛も弱くなっている。このままうまくいければ、仕事に行ける時間も増やせると確信していた。自分の責任をやっと果たせるようになる。
でもダメだった。ベッドに入ったのが23:20、頭痛が強くなりしつこいフラッシュバックに対応していて結局眠りに入れたのはスズメが鳴き始めた時間帯だった。アラームは聞こえなかった。
車の音、子どもの声、夕方に目が覚めた。自尊感情は尽きてた。当然。当たり前。当然のことができてない。家族を支えていない。普通じゃない。頭が痛い。心臓がうるさい。耳が立つ。腕が重い。
だから薬を1シート食べた。頭が痛いのをやめてほしい。心臓がうるさいのをやめてほしい。耳が立つのをやめてほしい。腕が重いのをやめてほしい。普通じゃないのをやめてほしい。家族を支えられないとかやめてほしい。仕事ができないとかやめてほしい。ありえない。家族としてありえない。なんでこんなんになっちゃったんだろう、なんでこんな思いしてるんだろう、いつまで続くんだろう。
いい大人なのに、甘いやつのおかげでゆっくりしてきて、正義の酔っ払いになっていた。
家族が仕事から帰ってきて、一言も喋らなくて、目も合わせなかった。
頭痛から逃げるために救急車を呼んだ。かかりつけの心療内科にいけと言われただけだった。家族の車とは別にタクシーで帰ってきた。家ではたくさん話をした気もするし無言だったような気もするけど、喪失感ははっきり覚えている。
家族が寝たあと、追いシートを2つして、深夜の県道を歩いて市を跨ぎ、コンビニでタバコとビニール紐を買って、血圧を計算して柵かなんかで首を吊った。
妻がそう言った。もも肉よりさっぱりしていて美味しいから作って欲しいと。
「むね肉は煮物にしても炒め物にしても子供たちが食べてくれないのでどうせから揚げにしたって食べやしないよ」
そう言いながらキッチンに向かう。
2日前に買ったむね肉を冷蔵庫から出し、少し小さめの一口大に切る。
ジップロックに醤油と酒、にんにく、しょうが、塩コショウ、ごま油を入れ、肉と一緒に揉みこむ。
180℃の油で4~5分。
濃い茶色にこんがり揚げる。
タイミングを見計らって妻がご飯とみそ汁、作り置きの副菜をテーブルに並べる。
子供たちは顔だけテレビの方を向いたまま、呼ばれてもいないのに席に付き始める。
「いただきまーす!」
一斉に箸がから揚げへ向かう。
(……「硬いー!」って不評買わないかな?)
そう思って様子をうかがっていたが、予想外に子供達からは「美味しー!!!」と高評価。
自分でも食べてみると、気になるようなモソモソした食感は無く、さっぱりしていて美味しい。
「ね?美味しいでしょ?w」
自分のから揚げにレモンを絞りながら、何故か得意げに妻が笑う。
「うーん、でも肉に対して皮の割合が足りないかなぁ……カリカリ感が足りない」「…まぁでも美味しいかな」
素直に美味しいと言えばいいのに、いつも自分の料理には一言注文を付けてしまう。
「パパー!これまた作ってねー!!」
おー、久々にリクエスト入ったw
もしかすると複数人で主催をしたのが間違いだったのかもしれない。
私の心が狭いだけなのかもしれない。
でも本当にこの件で私は今後の同人活動に一歩引いた姿勢ができてしまった。
オタク友達と話すのが楽しいと思って初めたTwitterだけど、もう作品公開の告知しかしないと思う。
◆
およそ1年前、同じカプ(以下○△)で活動している仲良し4人でアンソロ出したいねという話になった。
4人とも○△でそこそこの数作品も本も作っていたし、何より○△のアンソロがまだ出ていなかったから。
誰が主催する?え〜私は無理だよ。なんて話をしていたら、誰かが「じゃあ4人でやる?」と言った。
そうしてとんとん拍子で4人が主催のアンソロを作ろうという話になった。
私は執筆者への声掛けや、連絡、取りまとめの係。
Bちゃんは執筆者への献本の手配、通販サイトとの連携をする係。
CちゃんはアンソロのHP作成やTwitterで情報を発信する係。
誰か一人に負荷が掛かり過ぎないように分担した。
誰にお願いするか、テーマはどうするか、ページ数はどのくらいにするか、装丁はどうするか、印刷所はどこを選ぶか。
ある程度決まったと思ったらまた決めなきゃいけない事が出てきたり、4人揃ってSkype出来なくて不参加の人の為に情報を共有したり。
深夜まで話し合いながら作業は本当に大変だったけれど、4人全員が同じ方向を向いていたし、頑張ろうね、良い本作ろうね、と互いに励まし合いながらどうにか乗り越えられた。
◆
それから8ヶ月後。
執筆者の誰一人欠ける事なく、締め切りを延ばす事なく、無事に原稿が集まった。
勿論アンソロの事はちゃんとやるよ!と言っていたけど、Twitterにも前程の頻度で浮上しなくなっていたし原稿の完成もBちゃんが一番遅かったから少し心配だった。
もしBちゃんが本当に忙しくてどうにもならない!という事なら3人でフォローするつもりでもいた。
どうにか入稿し、あとは本の到着を待つばかり!という頃になってBちゃんからの返事が目に見えて減った。
例えば私が「Zさんは2冊献本して欲しい(今回は2冊までの献本は可能としていた)って言ってたからお願い!」と伝えても返事が無かったり、Cちゃんが「HP更新したからみんなTwitterで拡散して!」とグループDMに送っても返事が無い所かTwitterでも何もしなかったり。
Bちゃんを除いた3人でSkypeをした時は、Bちゃん最近大丈夫かな、お仕事忙しいって言ってたもんね、なんて話題が出る程。
何か分担変わろうか?とAちゃんがグループDMでBちゃんに聞いても返事は無かった。
たくさんの人がアンソロを楽しみにしてくれていたし、Twitterも拡散してくれて○△界隈では話題になった。
予約してくれる人が多くて刷った部数が全部予約で埋まってしまい、慌てて増刷をする程だった。
Bちゃんからの返事の無さは前ほどではなくなったけど、相変わらずこちらの連絡には5回に1度返すくらいの頻度だった。
どうしてもBちゃんからの返事が無いと先に進めないとなった時、普段は人に物を催促する事のないCちゃんが「Bちゃん返事して〜」とDMを送った。
それに対して「え?私の返事待ちだった?」と返って来た時には怒りを通り越して呆れてしまった。
◆
最近はツイートをする事なんてほとんどないから珍しいなと思っていたら、内容が『最近別のジャンルのカプ(以下☆□)にハマっている』だった。
新しいBちゃんのアカウントを見れば、Bちゃんが仕事で忙しくなったと言っていた頃に作ったようだった。
そこでのBちゃんはほとんど毎日のようにツイートをしたり、新しいフォロワーとリプのやり取りをしていたり、本当に楽しそうだった。
私は激しく憤った。
別のジャンルに行った事や、新しいアカウントを作った事に怒っている訳でもない。
Bちゃんがアンソロの事を適当にしたまま、碌に返事もしないまま、新しいジャンルではしゃいでいる事に憤りを覚えた。
アンソロの事でまたSkypeしようとグループDMで決めた時、珍しくBちゃんも参加した。
久々に話したBちゃんは本当に楽しそうで、☆□がどれ程素晴らしい物なのかを熱弁していた。
みんな良い歳の大人だからそれを「うんうん」って聞いていたけど、正直私はこのままBちゃんの話を聞いているだけなら自分の原稿を1コマでも進めたかったから、途中からは適当に流して作業しながら聞いていた。
Bちゃんが話したい事を話し終えると話題は当然アンソロの事に移ったけれど、さっきまでの勢いが嘘のようにBちゃんは静かになって、代わりにスマホの画面をカツカツ叩く音が響いた。
大方今ハマっているジャンルのクエストにでも精を出しているんだろう。
アンソロの話なんて興味が無いというようで、本当に嫌だった。
その割には「じゃあこうしよう」と決まりかけていた事に「え〜でもそれってさぁ」と口を出してきてまた話がごちゃごちゃになったり、かと思えば「私は3人を信頼してるから、3人で決めた事なら何でも従うよ」と言ってきたり。
正直この頃には、Bちゃんの事が嫌いになっていた。
◆
無事本が通販サイトとBちゃんの家に着いた時もこちらから尋ねるまで連絡はなかったし、執筆者への献本も一言「これから送る」というような連絡は無く私達の知らない内にいつの間にか行われた。
献本と一緒に送るプレゼントのギフトカードとノベルティはちゃんと全員に届いたらしいけれど、メッセージカードは入っていない人もいれば2枚入っているという人もいて散々だった。
私がお願いしたZさんへの献本は、やっぱりというか何というか1冊しか送っていなかった。
微々たる物かもしれないけれどZさんへ追加で送った送料やメッセージカードの刷り直し代、送料は当然私達の売り上げから引かれ、当のBちゃんは全然気にしていないようだった。
私達主催の分も遅れてBちゃんから本が送られてきたけど、本1冊がぺらんと入っただけだった。
以前Bちゃんも参加していたSkypeで「主催は3冊ずつ持っておこうね」と話したのも忘れてしまっているようだった。
私はBちゃんのそのあんまりな姿勢に文句を言いたかったけれどAちゃんも Cちゃんも気にしていないのか、スルーしているのか、何も言わなかったので黙った。
アンソロを手に取ってくれた方がたくさんリプやDMをくれたけれど、それにありがたいと思いながらも変に冷めている自分がいた。
執筆者の人も私達を労ってくれたけど、当然Bちゃんにも同じように賛辞の言葉を送っていたのも、仕方の無い事だと分かってはいたけれど、もやもやした。
◆
最近Bちゃんは別垢で何かあったらしくまた私と繋がっているアカウントに戻ってきつつある。
それでも話す事は☆□の事ばかりで殆どファボも付かない。
それが悔しいのか知らないけれど、時々思い出したかのようにアンソロの話を持ち出したり○△の話をしたりする。
最近○△の本も出した。
当然私はBちゃんのツイートに反応する事も、本を買う事もしていない。
グループDMでAちゃんやCちゃんが「本買ったよ!」とか「よかったよ!」と言っているので、上辺だけの同調はしている。
Bちゃんの新刊はこれまで支部やベッターにアップした物の再録だったので、私も内容を知っていたから会話に付いていく事には困らないのが不幸中の幸いだった。
Bちゃんは私達に対する配慮なのか、既存のアカウントでツイートする言い訳が欲しいのか分からないけれど○△の事はまだ好きだと言う。
そう言う割に私達が○△の話をグループDMでしていると全く関係の無い話に無理やり変えたり、何なら☆□の話を始めたりする。
☆や□のキャラどころか、その作品も私達3人はよく知らないのに。
最近の○△で活躍している描き手の話になると、Bちゃんはあからさまに興味が無くなるようでまたスマホの画面をカツカツし始める。
○△の話は出来ても、同人は追っていないから自分が分からない話はつまらないのだろう。
AちゃんもCちゃんも、Bちゃんがまだ○△を好きだという言葉を信じているようで、話に上がった描き手の人を勧めたりどれ程すごい作品かを話しているけれどBちゃんの返事は毎回「今度見てみるね」で、その『今度』が訪れた事は一度も無い。
いい加減AちゃんもCちゃんも気付けば良いのになあとも思ってしまう。
でもそんな事したらAちゃんやCちゃんと気まずくなるのは目に見えているし、Bちゃんには本を送ってもらう為に本名も住所も教えてしまっているので、何かあったら怖いしそれも出来ない。
最近では前と変わらずBちゃんに笑顔で話しかけているAちゃんや、SkypeにBちゃんが来ると喜ぶCちゃんにもモヤモヤしている。
二人ともアンソロの事はもう過去の事と割り切ってBちゃんに接しているのに、私だけが子供でBちゃんを許せていないと突きつけられているような気になる。
アンソロの執筆者には本当に感謝しているし、本を手に取ってくれた人にもありがたいと思うけれど、正直今回のアンソロの件で私は何もかも嫌になってしまった。
それでもハマっているカプってそう思って離れられる訳でもないから、私はまだこのカプで本を作ったり作品をアップしたりしている。
本の発送する時、通販サイトとやり取りをしている時、他の人の本を買う為に通販サイトを彷徨っている時、Bちゃんの適当な、投げやりな態度を思い出してはイライラする。