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2023-11-06

異世界での銃の扱いのバリエーションいろいろ

https://anond.hatelabo.jp/20231105142941

 

ゲート。元増田のいう自衛隊近代兵器無双する話。

なお、個人的にこの作品の最大の問題はどっちかというと皇居のすぐ近くに自衛隊の戦力が駐屯していて、しかも実質治外法権みたいに好き勝手やってて軍閥みたいになってるとこだと思う。軍隊なんて外国と戦うより自国民に銃を向ける率のが高いのが当たり前(だからシビリアンコントロールという概念がある)だが、自衛隊員ってそういう常識的なこと言うと発狂する人いるのですげー怖い。

 

戦国自衛隊映画はそういう無双とか補給とか関係ないところでロックンロールしてるだけなので、正直どのぐらい無双なのかよくわからない。

 

ドリフターズ火薬から作る。ただし、敵が超パワーで無双するので銃あんまり無双できてない。

 

  • 魔法のほうが強いので銃が役立たず扱いされる話

陰の実力者になりたくて! 魔力が使える貴族は銃とか効かないっぽいが魔力が使えない一般市民を動員した兵士は銃で武装してる。

ファイブスター上記のような「超強いやつが剣ふるうほうが銃より強い」イメージってたぶんファイブスターだと思うのでいちおう挙げとくが、よくわからん

 

  • 世界法則が違うので銃が使い物にならない話

ハロルド・シェイ。異世界転生のメタ物みたいなのの元祖。復刊しろ

 

バリエーションある?

2023-11-05

anond:20231105163947

うーん。

9.11は、それ以前にアメリカ他国で散々「対テロ戦闘」やって民間人巻き添えにしてヘイト稼いだ結果でしょ。

イラク大量破壊兵器とかガチ言いがかりだったしな。

アメリカがさんざん他国でやってきたこのしっぺ返しを食らっただけなんだよ。

でも、それはアメリカ以外の国が自分たちが背負うべきヘイトアメリカ一国に押し付けてたって事でもある。

今までさんざん自国兵士を浪費しながら他の西側諸国ヘイトまで一身に背負って戦ってきたアメリカ

同じ失敗を他国はしたくないから薄情になってでも自国だけを守るようになっちゃうんだろうけど、

ロシアしろイスラエルしろ「やったもん勝ち」みたいな空気になってきてるからだいぶ危うい感じはあるね。

今はまだそれぞれ局地戦みたいな感じで延焼してないけど、ちょっとバランスが狂ったら一気に燃え広がりそうな空気が漂ってるように見える。

恐ろしい時代だ。

2023-11-04

anond:20231103112315

ハマステロリスト達が何の背景もなくハマスをやっているわけではないように、イスラエル右翼右翼をやっているだけの壮絶な理由がある。

こういった背景があるにも関わらず左派政治家として活動した政治家もいる。イツハク・ラビンである

平和を実現するには右手握手しながら左手ナイフを払いのけ、あるいは刺されても握手継続しようとするとてつもない覚悟必要なのかもしれない。

これを実行しようとしたのが第一次中東戦争から兵士として参加し第三次中東戦争(6日戦争)において参謀総長としてイスラエル勝利に導いた英雄でもあるイツハク・ラビンだ。

彼はその確固たる軍歴をバックボーンとしてつつ左派政治家として活動1993年には首相として歴史的オスロ合意によりPLOパレスチナ解放機構)のアラファト握手した。

他ならぬラビンが決めたことであれば、という背景があってこそ起こせた行動であったがそれでも国内では合意後に数々の抗議デモが巻き起こることになる。

その調印式において、当時の米国大統領クリントンに促されてアラファト握手するラビンは実に不機嫌で迷惑な顔をしながらイヤイヤやっているんだぞ、という態度を誰が見てもわかるようにハッキリ示していたのが今でも印象に残っている。

しかし、彼はパレスチナ人との和解なしにはイスラエル未来はないと幾度ものアラブとの戦いに勝利しつつ確信していったのだろう。

そんな彼も結局、ボディガードをつけずに国民と直接触れ合うという政治家としての信念が災いしてユダヤ人青年暗殺されてしまう。

もしも彼が今のイスラエルの現状を見ていたとしたらどんな思いを抱くのだろうか?

イスラエルはよくやってるよ

テロリスト武器輸送に使っていた救急車イスラエル攻撃した件をはてサどもが叩いているけど、どう考えてもイスラエルは悪くないでしょ。

武器輸送に使ってた時点で軍事補給車両みたいなものなんだから被害を拡大しないために破壊する必要がある。

もし素通りさせてしまったら、その後その武器で何十人何百人ものイスラエル兵士が殺されてしまうんだよ。

100歩譲って、それでも救急車攻撃するのはよくないという主張をのんだとしても、やっぱり悪いのは救急車攻撃するしかない状況にさせたテロリストのほうだよね?

本来武器輸送に使ってはいけない救急車ルールを破って隠れ蓑にしたのはテロリストたちなのだから

 

さらに言わせてもらうけど、はてサたちはイスラエル軍を野蛮だとかジェノサイドとか散々いうけど、そんなのは出鱈目の難癖でしかない。

実際のイスラエル軍はものすごく抑制的に対処してるからね?

'It's Bisan from Gaza and I'm Still Alive'

https://www.youtube.com/watch?v=741knWh3hJ0

これは今回救急車攻撃した場所であるアル・シファ病院滞在して取材してる記者Vlog風の動画

グロなどはないので安心してみてほしい。

前半に10月29日時点の病院周りの日常風景があって、後半に今回の攻撃直後に付近にいた記者映像がある。

これを見ればわかるように今回の攻撃があった現場付近ではものすごくたくさんの人が避難生活を送っている。

配給所みたいなのがあって笑顔荷物を運ぶ子供の姿もある。

そんな場所攻撃したのにたった15人しか死んでないんだよ?

これはイスラエル軍の攻撃の精確さと被害をできるだけ最小限に抑えようと努力していることの表れだよね。

断っておくと、ここはガザ地区北部位置していて、何週間も前から南部に逃げるようにとイスラエル軍が通告している場所

そんなところに留まっているってことは、ちょっと言い方悪いけど、この人たちも半分テロリストみたいなものなわけで、きっとロシア軍だったら問答無用の絨毯爆撃で徹底的に破壊してるよ。

にもかかわらず、必要最小限の攻撃にとどめているイスラエル軍。大したものでしょ?

 

頭終っちゃってるはてサはまあもう今さら何言っても仕方ないからいいや。

でも一般はてなユーザのみんなは偏向報道はてサ荒唐無稽コメントに惑わされないようにね。

2023-11-02

ChatGPTで生成した嘘ニュース

2023-10-31

anond:20231031111001

弟子先生処女を貴重だと思う男は多いです」

孔子「その通りだ」

弟子しかし逆に童貞は女に気持ち悪がられます

孔子「確かに

弟子おかしいじゃないですか、何故このような意識の違いが生まれるのですか」

孔子「それは一度も侵入を許していない砦は頼もしく、一度も侵入成功したことがない兵士は頼りないからだ」

2023-10-29

anond:20231028214036

DQ2

文字通り、本作の鍵を握る重要NPCのひとり。

英語版での名前はRoge Fastfinger(GB版のみLagos)。「Fastfinger」=素早い指捌き、という意味なのでこれは名字というより二つ名のようなものだろうか。

 

【テパ】の村から【すいもんのカギ】を盗んだ【盗賊】。

水門のカギは【満月の塔】に行くのに必須さらに言えば敵地【ロンダルキア】へ乗り込むために必要アイテムの中の一つであるため、このラゴスを探すことが【5つの紋章】探しと並ぶ中盤の大きな目的となる。

 

捕まって【ペルポイ】の町の【牢屋】にブチこまれた、という所まではあちこちの人の話で足取りを掴むことができる。

やたらと強い【バピラス】や、やたらと弱い【サマルトリアの王子】との格闘の末、ようやくペルポイに辿りついた【ローレシアの王子】に向かって看守が言い放つのは、

「だが ラゴスは だっそうしてしまったのだ。

という絶望的な一言。町の中でいくら聞きこみをしても、その後の足取りはさっぱり掴めない。

FC版ではここで詰んでしまった人や、ここの謎解きだけに数週間を要した人も少なくないという。

フェイクな情報もいくつかあり、謎に拍車を掛けていた。

ラゴスを追って【ザハン】へ来た男がいることからザハン内を探し回ったプレイヤーもいるだろう。しかもこの町の隅にいる男、わかりにくいところにいるうえ「オレはラゴス…」の出だしで話し始めるため、一瞬喜んだプレーヤーいるかもしれない。

ベラヌール】の看守も、特定囚人を厳重に匿っていながら意味深な台詞を吐くので、【ろうやのカギ】入手後はこちらを探したプレイヤーいるかもしれない。

 

本当のラゴスの居場所、それは「ペルポイ牢屋の壁の中」である

右側の牢屋の中に入り、上から2マス目の黒い壁に向かって右に進むと突如画面が【屋根】の外に切り替わり、そこにラゴスがいる。また、その上のマスで右を向いて【はなす】を実行することでも話しかけられる。

ラゴスの脱走したマスだけなにか壁に目印があるなどの配慮は一切なく、まるでノーヒント。真っ黒な壁のうち1マスだけ壁の中へ進入できるなどと、誰が思っただろうか?

同じ仕掛けはダンジョンなら山ほどあるが、通路構造がまったく違う町中で同じようにこの仕掛けに気付くのは、ほとんどの人にとって意外に、そして相当難しい。場所にとらわれることなく分け隔てせず判断する視野の広さと、疑り深さが問われる。

前作では攻略必須の【ガライの町】で同じ仕掛けがあったが、DQ2が初プレイ場合かなり難解な謎解きとなる。見張りの【兵士】の台詞鵜呑みにして牢屋の中を自分で調べず、ここにラゴスはもういないと頭から信じ込んでしまえば詰みである。逆に、「脱走?一体どこから…」と疑問を抱ければ解決は目前。

一応、間接的なヒントとしては各地のほこらの構造がある。【旅の扉】でワープした先の扉を開けてみたら、外からは見えない黒い壁の中だった、という例がある。また、牢屋のカギ自体も同じペルポイで購入できるというのも配慮された結果かもしれない。

しかし厄介なことに、牢屋屋根の下にあって、近付くとマップ切り替えが起こるのだが、このときラゴスのいる部屋の一部がぎりぎり見えていて、そこは何もない壁。つまり無意識に、ラゴスの部屋の向こうは押しても何もないと誤認してしまうのである。実際にはもう少しだけ上のほうにラゴスが隠れているわけだが。

 

上述の通り発見が非常に難しいためか、ラゴスの居場所については当時様々なファミコン雑誌少年誌にヒントが掲載されていた。

あるラジオでもラゴスに関わる話をしているが、攻略をヒントにしたラジオドラマではダンジョンBGMを流すことでダンジョンにいるものだと引っ掛けている。

【完全攻略本】には手描きによる町のマップ掲載されたものの、恐らくネタバレ配慮のためかラゴスがいるはずの場所普通に壁として描かれているため、このマップを見ても仕掛けはわからない。

 

当のラゴスという人物についてだが、なんでも壁をブチ抜いて脱走を試みたものの、壁の中で引っかかって動けなくなってしまったらしい。

看守に逃げられたと思われている状態食事トイレはどうしていたのだろうか?

また、話しかけると潔く観念して水門のカギをくれるが、看守に没収されずに済んでいた理由不明のままである

投獄される直前に飲み込むなどして体内に隠したか他人の目から価値があるように見えないカギだったせいで看守にも見逃されたのだろうか。

 

彼の犯行についても不明点が多い。

というのも、水門のカギはテパの村から見れば非常に重要な品だが、ラゴスが持っていても何の役にも立たない代物。

それは他の商人たちにとっても同様で、売却しようとしてもFC版の頃から値段はつかない。

鍵を盾にとって村を恐喝するという手法も考えられるが、ラゴスが村を脅した様子は特になく、犯行動機が全く見えてこないのである

本人は見つけられたとき子供じみた軽い台詞を吐くので、ただの悪戯愉快犯的に盗んだのだろうか。

あるいは、「本来のお目当てである金品をごっそり盗んだら結果的水門のカギも一緒に盗んでしまった」など、ラゴスにとってもある種の事故だったのかもしれない。

返してもらった後の台詞もまるで無垢少年のものの口調で話す。

アイテム欄が満タンで持てない場合でも、そのスキに逃げようともせずその場で待ってくれている。余談だがその時の台詞が、よりにもよってそれに似つかわしくない人物に使い回されており、ちょっとしたネタになっている。

 

SFC版Ⅰ・Ⅱの公式ガイドブックには「人々の耳目を驚かすためだけに盗みを働く」と紹介されている。ただ単純にテパの人々を困らせたかっただけの愉快犯であろう。

リメイク

さすがに意地悪すぎると思われたのか、リメイク版ではラゴスがハマっている壁の前の床にヒビが入っており、ノーヒントでも割とわかるようになっている。

ただし居場所牢屋の右上から右奥に変わっているため、画面を切り替えずに「はなす」だけで見つけることはできなくなった。

 

ガラケー版以降では優遇され、SFC版【公式ガイドブック】のイラストに準じた専用グラフィックになっている。

そしてスマホ版は縦長画面のため、なんと彼の居場所建物の外から丸見え。そもそも謎解きですらなくなった。FC版と比べると異常なまでのヌルゲー仕様である…。

2023-10-28

ウクライナで動員解除を求めるデモ

動員をやめろってわけでなく、初期に動員された兵士の縁者が兵役解除と、代わりに今後方でのうのう暮らしてるヤツを戦地に送れって主張してるらしい

1年半戦い続けて、情報制限されてるから負傷してんのか行方不明かもわからんらしい(戦死してたら遺族に通知は来るだろう、多分)

ウクライナ側の損害は日本じゃ報道されないけど、ウクライナ人も知らされてないんだな…

まぁこっちの報道大本営発表ベースから、考えてみりゃそらそうなんだけど

賄賂兵役逃れとかで逮捕者出てたし、そら不満も溜まるわな

ただ、古参兵と新兵のローテーションできるほど人員の余裕もないだろうし


でも、ロシア反戦デモと違ってこのデモ日本じゃ報道されんでしょうな

エロ戦争発明を生み出しているというわりにはそれぞれが結びつくことって少ないよな

と思っているそこのあなた朗報です!

実は戦場におけるスーパーエロイテクニックがあるのです!

それが「レイプ民族浄化」です!

やり方は簡単

1 敵国で女をレイプしまくります

2 敵国の子種が混ざっているかも知れない子供を孕みます

3 妻を守れなかった男たちは戦士としての誇りを失います

ルートA「堕胎しまくり」 → 堕胎強要というセカンドレイプにより女のメンタルが傷つきます→妻を守れなかった男たちへの非難が更に高まります→敵国の士気ゴミになります→勝ちます

ルートB「そのまま産む」 → 子種が自分由来か分からないので男たちが愛情を注ぎにくくなります→その国全体で家庭崩壊が起きやすくなります→敵国の士気ゴミになります→勝ちます

副次効果として敵国の女をレイプしまくったことで味方の兵士たちはスッキリ出来ます

スッキリしたいかもっと頑張って戦場荒らし回るぞとモチベーションも高まります

最強メソッドです。

モンゴル帝国とかはこれで発展しました。

エロ戦争が結びついた最強の発明なのです。

東部戦線ロシア軍敵前逃亡した兵士処刑

そんなことより、その激戦地アウディーウカの高台ロシアの旗が立てられたことの方がニュースバリューあると思うんですけど~

ロシア側の損害は大々的に宣伝するけど、ロシア戦果未確認ウクライナ側の損害は非公表ってのは報道じゃなくプロパガンダですがな

2023-10-25

ウクライナアウディーイウカ要塞は陥落不可避

一週間以上の攻勢で、ロシア側は高台占拠し、補給路の線路に到達。包囲が進んでいる。

数千人以上のロシア側大損害ばかり語られるが、それでもウクライナ側は攻勢を食い止めることができていないというのが現状。

突撃を繰り返しているロシア部隊ドネツク親ロシア派が主な構成員

占領地の兵士使い捨てにしているなどと言われるが、アウディーイウカから無差別砲撃によりドネツク市民は多数死傷しているため、要塞陥落は悲願。

多数の犠牲を出しても士気が高いのはそのため。

ウクライナ大本営では自軍の損害を公表していないため、ロシア一方的に損害を被っているような印象を受けるが

実際には精鋭の第47独立機械旅団を転戦させるなど人員不足は深刻。

ロシア側の物量を覆すことは難しいのが現状。

2023-10-23

今日テレビイスラエルの女兵士特集やってたよね

ジェンダー平等に賛成の人はなんで黙ってるんだろう。

2023-10-21

兵士の射殺動画見たけどなんかゲーム動画みたいでなんも思わなかった

anond:20231021132812

ヤンキー戦争後遺症改善できなかった結果であって子供の遊びとは違うな


兵士の訓練というのは、換言すれば、「人を殺すために、人権無視する訓練をすること、人格破壊すること」なんだよね

そのために軍事訓練には、上官に絶対服従させるとか口汚く罵るとか色々な共通の特徴がある

戦争というのは、「相手鬼畜から戦争をしてるのだ、自分たち正義なのだ」とデマ情報操作で思い込ませる技術によって可能になった

そうしないと戦場で、相手も人だ、どうして罪もない敵兵を殺さなければならないんだ、俺は人を殺せない、って戦わない兵士が出まくって兵士が使い物にならないか

その大日本帝国軍マインドセット治癒できないまま、デマを思い込ませるための訓練に適応した世界観のまま、民主主義になりきれないまま、軍国主義人殺し人権無視訓練のマインドセット改善できないまま、軍国主義社会文化価値観が吸収してしまったということ

今も日本にはその人殺しをさせるための戦争マインドセットの名残はいくつも言葉風習価値観の中に残っていて、社会を存続させる共存していくという世界全体の価値観とズレてしまっている

日本が愚かだと批判されるのはここ

簡単に言うと戦争後遺症治癒できてない

2023-10-17

anond:20231017234742

ほんまに鍛え上げて来てる奴は全裸でもそこそこ戦闘力が高い

鎧まみれの敵兵士死体が積みあがることも

戦争前の兵士「かわいそうなのは抜けない」

戦争中の兵士「かわいそうなのは抜けない」

 

自分のヘキに忠実な兵士の鑑

2023-10-15

ロシア中国の躍進について

 ロシア中国の躍進は著しい。


 彼らは民族主義アイデンティティ歴史的経緯、更には政治的アイデンティティを背景に、中東南米の主要国家を糾合することに成功した。

 中東においてはサウジアラビアイランアラブ首長国連邦の三ヶ国が今年八月にBRICs入りを宣言し、中東の主要国の大半が事実上中露陣営への参加を表明することとなった。

 また、南米においてはブラジルに次いでアルゼンチンBRICs入りを果たし、南米の二大巨頭が中露への支持を表明した。更には、政治的アイデンティティを背景にベネズエラニカラグアキューバなどの中南米諸国ロシアに対する支持を表明するに至っている。


 成功著しい南米中東に加え、欧州圏やアフリカアジアにおいてもその影響は波及している。


欧州事情ウクライナ戦

 欧州においては、ウクライナ戦争の背後でハンガリーロシア側への支持を表明している。ロシアハンガリー間のガスパイプラインの破壊に、ウクライナ(と恐らくはアメリカ)が大きく関わっていたことが、ウクライナ支持から離脱きっかけになったようである

 また、ポーランドも同じくして、ウクライナに対する嫌悪感を露わにしている。ポーランドウクライナの西に隣接する旧東欧諸国代表する国家であるが、これまでウクライナに対する大体的な支援を行ってきた。歴史的ポーランドロシアとの関係は決して穏当なものではなく、今年に入り米国から数兆円相当の軍備を購入することを宣言するなど、ポーランドロシアに対する危機感は大きなものであった。

 しかし、国連総会においてウクライナ農作物の輸出を巡るポーランド姿勢批判し、実質的に「ロシアの犬」呼ばわりしたことからその対立は鮮明になっていく。ポーランド外相ウクライナへの軍事支援の停止を一時宣言するなど、ウクライナに対して明確な嫌悪を表明したのである。また、NATO及び欧州内での外相会議において、前述のハンガリーと共にポーランド外相は欠席しており、ここからポーランド西側諸国に対する距離感が読み取れる。

 加えて、これはあくまで噂であるが、ウクライナにおいて不足している将兵を補うために、ポーランド軍が水面下で参戦しているとのことであるウクライナの開戦当初の軍備は二十万人程度であったにも関わらず、ニューヨークタイムズなどの報道機関によると、ウクライナ軍での現状の死傷者数は二十万人を超えている。つまり、元々ウクライナ存在していた常備軍はほぼ機能不全になっていると考えてよい。そのような軍備の不足を補うために、外国義勇軍(要するにNATO軍)が投入されていることは周知の通りであるが、その中でもポーランド軍が大きな割合を占めているとの情報がある。

 そのように実質的欧州各国とロシアとの防波堤であり緩衝国を自認するポーランドに対して告げられた、「ロシアの犬」扱いに等しい発言は、ポーランド民族的アイデンティティを大きく傷つけたと言える。このようなことから欧州においても、ベラルーシハンガリーポーランドを中心に、中露への支持を表明し始める国家は徐々に増え始めている。

 また、これは穿ち過ぎた見解かもしれないが、ドイツもまた潜在的な中露シンパとしての可能性を持っている。ドイツの直近六年間における最大の貿易相手国は中国であり、ドイツ経済面貿易面において国策として米国依存からの脱却を推進していた。つまり、少なくとも経済面貿易面においては露骨中国への接近を示唆していたのであるドイツは周知の通り第二次世界大戦における敗戦国であり、その国内には日本同様に米国の大規模な軍事基地存在している。あるいは、そのような現状に対してドイツが何らかの歯痒い思いを抱えているのではないか、という想像は、現実から乖離した妄想なのだろうか。


アフリカ国家傭兵の暗躍

 アフリカにおける影響力も多方面に渡っている。アフリカ歴史的経緯において欧米からの甚大な搾取を受け続けた国家が多く、潜在的反欧米の機運を抱えている。現状アフリカ大陸における経済大国と言えば、エジプトナイジェリア南アフリカ共和国三国であるが、その内エジプト南アの二ヶ国はBRICsへの帰属宣言しており、ここからアフリカ親中露の機運を読み取ることができる。

 また、アフリカにおいては2020年代に入って以来軍事的クーデターが頻発しており、その結果として親中政権樹立されることが珍しくない。そのようなクーデター当事国としては、マリギニアニジェールスーダンガボンブルキナファソなどが挙げられる。このような南アフリカの構成国においては、ロシア傭兵部隊であるワグネルの影響が大きいと見られており、クーデター軍の支援としてワグネル部隊戦闘を行うケースも散見されている。このように、中露はアフリカ諸国に対して軍事的な影響力を増しつつある。

 余談であるが、CNN報道によれば、アフリカで暗躍するワグネルとの戦いにおいて、ウクライナ特殊部隊が参戦しているとのことである

 これは陰謀論などではないhttps://www.cnn.co.jp/world/35209273.html

 何故アフリカ戦線ウクライナ特殊部隊存在しているのか? という率直な疑問を抱く人々は多いと思う。とは言え、このような疑問に対する回答は極めて明瞭であり、要するに、アメリカ軍部はウクライナ軍人を訓練し、傭兵部隊としてアフリカ戦線派遣しているのである。これは決して珍しいことではなく、ウクライナ部隊欧州各国で訓練されており、例えば複数レオパルド2戦車構成される第三十三機械旅団などは、典型的西側諸国の影響下で訓練されたウクライナ戦闘部隊であり、このようにウクライナ人を欧米諸国で訓練して戦線に投入する事例は、今回のウクライナ戦争において事欠かない。つまり、やっていることは元スペツナズ部隊出身兵士らによって構成されるワグネルと同様で、傭兵部隊組織アメリカもまたロシアに対抗するべく率先して行っているのであるアメリカ人口が多い割に経済規模の小さく、また今回の戦争において国力を大幅に減退させることが決定づけられているウクライナという国家特産物として、実質的兵士を挙げているのである


アジア地域

 アジアに関しても中露の影響力は増しつつある。中東に関しては上述の通りであるが、例えばベトナムベトナム戦争という歴史的経緯から米国に対する不信感が強く、ロシアとの協調路線が強く窺える。中国とは歴史的経緯文脈対立することが多いが、軍備面でロシアへの依存を強めるなど、ベトナムロシア中国を中心としたBRICs陣営との親和性は決して低くない。

 欧州との接続地点であるトルコも、2016年クーデター未遂以来、親露的方針を採ることが目立ち始めた。まことしやかに、当時のエルドアン政権に対して、クーデター示唆する情報が内々にロシアから提供されていたのではないか、という噂が囁かれている。

 また、見逃されてならないのが、インド存在である2000年代中盤には世界二位の経済大国地位約束されているインドは、中露に対して融和的路線を採ることが多い。2000年代世界経済において確固たる存在感を示しているインド立場は幾分流動的であり、必ずしも中露に対して全幅の信頼関係を結んでいるわけではないものの、少なくともBRICsや上海協力機構といった枠組みの中でインドは中露との連帯志向しており、決して欧米との完全な協調路線を歩んでいるわけではない。

 アジアと言えば当然日本もまた中国の大きな影響を受けた国家である。勿論、日本国内には米国の大規模な軍事基地が点在しており、明らかな西側国家としてのアイデンティティを持っているが、ここ数年の日本における最大の貿易相手国が中国であることは周知の通りである。少なくとも、貿易経済の面において、日本中国との距離を縮めると同時に、アメリカから距離を置きつつある。


まとめ

 また、極めつけにと言うべきか、中国による一帯一路構想において、アフリカアジア諸国に対する多額の資金援助が行われている。中国からの貸付によって財政破綻を起こしたスリランカのような不幸な例はあるものの、これまでのところこの一帯一路構想が完全に破綻したという情報は無く、徐々に中露シンパに傾きつつあるアジアアフリカの国々は増加傾向にある。

 更には、中国2030年代には実質的世界一位の経済大国地位を獲得し、その後長らくそ地位を独占し続けることが、各国のシンクタンクにより報告されている。一部日本シンクタンクなどはそのような中国経済事情に対する楽観的な予想に疑義を投げ掛けているが、しかし大筋で中国存在感が2000年代中盤において増していくことは、明白であろうと思われる。中露の躍進は、更に強まりつつある。

 今回のイスラエル動乱の背後には、BRICs参加国であるイランロシアの影があると言われており、ここにもその影響力の一端が覗える。

2023-10-14

ここ数日、衝撃的な映像が駆け巡った。

ニュースの内容も悲惨暴力を伝えてくる。

そうしたなかで地味だが印象深い報道を読んだ。

イスラエルでは献血のために人々が集まり、2時間3時間献血するために待機する人々が当たり前のように存在しているということだ。

兵士たちが前線に立ち負傷する。

その生命を助けるために、自らの血液提供する。

この行動は、何なのだろうか?

国家を持たないことの悲惨さ。

突き詰めれば、パレスチナ問題とはここにたどり着く。

国家とはすなわち自衛する権利能力がある集団を言う。

それがない集団は、ただ自らの運命他者に委ねるしかない。

そしてイスラエル国家自衛する行動も、この悲惨さを知りぬいた上でのものだ。

彼らはホロコースト経験を経て、強く強く思い知らされたのだ。

世界中ユダヤ人がいつでも安全に暮らせる場所絶対に作らなければならない守らなければならない。

そのことを。

今日起きて、仕事に行き、帰宅して寝る。そして明日も起きて仕事に行き、帰宅して寝る。明後日も…

こんな当たり前のルーティンをただ繰り返している。

それだけで国家というものは当たり前のように存在している。

それが現実世界であると、常識である認識している日本とは異なる世界だ。

国家国家として存立させるためにその構成員が参加しなければならない。

それは戦争に行くことであったり血液提供することであったり、方法は様々だ。

そうした行動をすることで、我々は我々自身を守ることが出来るのだ。

そう彼らは知っている。

彼らはパレスチナの人々を力で支配する。

それは逆説的で悲しいことだ。

彼らは国家を持たないことの悲惨さの恐怖にかられて行動しつつ国家を持たないことの悲惨さをこの世に具現化する行動を起こす。

この世の地獄とは、そういうことを言うのではないか

anond:20231014032439

民間人を競ってレイプ虐殺して笑い話にしたり現地民に非道武力制圧したりしていた大日本帝国軍兵士なんか蔑まれて当然なのでは?

米が原発を落としたのも日本軍のあまり非道さが原因ですよ。反対意見世論から消えましたからね。

日本人はあの頃から変わらず、議論ができなくて嘘つきで性格が悪くて正義の心がなくて信用ならない。弱者男性って、自軍非道な行いについては一切言及しないのに、可哀想被害者ぶることだけは得意なんですね。

2023-10-12

anond:20231012072836

追記:なぜこのタイミングイスラエル戦争状態に陥ったのか、ハマスによる侵攻を受けたのか。

一言でいって米国の没落である覇権国であった米国の影響力の低下、その反映である

イスラエル後ろ盾米国国内問題で手一杯。不法移民が大量に流入。薬物蔓延大統領バイデンは明らかに認知症で、誰もまともに相手をしない。

米国空母打撃群を東地中海派遣し、まもなく到着するとか報じられているが、何をするつもりなのか、ガザ空爆するのか。ただのポーズなのではないか

ハマスウクライナから兵器横流しされている形跡がある。ウクライナへの軍事支援とやらの副作用

エルサレムポスト紙は2022年世界で最も影響力のあるユダヤ人50人のかなり高い位置にゼレンスキーを選出していた。それが2023年版では圏外(52位)としていた。梯子を外したか

アメリカ政界に入り込んだイスラエルロビーが、ウクライナ軍事支援を行うよう圧力をかけていたのだろうか。その結果が、イスラエル敵対勢力への武器流入となり、それで攻撃を受けている皮肉なのか。

そもそもネタニヤフがわざと攻撃を受けた、事前にハマスによる侵攻の動きは察知していたにもかかわらず、あえて手を打たなかった気配も濃厚である

手詰まりとなったイスラエル戦術核を使うことを密かに恐れていたが、わざとであればそれはないか

・まだわからないのは、多くの自国民を、兵士を、死なすに任せて、ネタニヤフは何をしたいのかということである

2023-10-11

anond:20231010181756

https://anond.hatelabo.jp/20231010093405

 

イスラエルユダヤ人社会では男女ともに兵役がある。子どもを作り兵士として世に送り出す責任も伴っているため、社会の中で出産女性義務だととらえられており、自分選択できるものだとは思ってもいなかったのだ。

 

 著者はとりわけ30歳以上の女性に「あなたは後悔するはずだ」という圧力がかかると述べている。“今はほしくなくても、産まなければほしくなったときに後悔する”という論理

2023-10-10

anond:20231010092302

日本経済新聞 電子版日経電子版)さん(@nikkei)が8:45 午後 on 日, 4月 16, 2023にツイートしました:

出生率3.0イスラエル 「誰もが使える生殖医療」の推進力

18~45歳の女性子ども2人まで無料体外受精が受けられるイスラエル。2065年には人口現在の約2倍になると予測されています

https://t.co/P8eVQpgfxQ

https://twitter.com/nikkei/status/1647566776614387714?t=WcCZM2HZmLinkf0_4E_dlA&s=03

【削除】上ツイへの反応ツイは個人の反応だから消したよ。

追記】こんなんもあったな↓

https://ddnavi.com/review/1011126/a/

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インタビューを受けた女性の中には自分子どもを持ちたいかどうか考える前に授かってしまい、産まない選択ができなかった女性も含まれている。イスラエルユダヤ人社会では男女ともに兵役がある。子どもを作り兵士として世に送り出す責任も伴っているため、社会の中で出産女性義務だととらえられており、自分選択できるものだとは思ってもいなかったのだ。

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2023-10-08

こういうとき動画を探して見てしまうのっておかしい?

Twitterで流れてくる動画画像(今はイスラエル検索して出てくる動画画像を見ることはお勧めしません)

強姦

女性兵士死体の弄び

民間人住宅を一軒一軒訪問しての皆殺し

anond:20231007213757

強姦は嫌だったので探さなかったけど、女性兵士?の遺体を乗せて晒してるトラックとか、遺体が折り重なってる家とか、遺体を踏みつける人々の動画とかは見た。

決してそういうのが好きなわけではない。

しろグロリョナは絵でも苦手で避ける方だし、今回みたいな動画も薄目で見て、あまりに鮮明に見えそうだったりしたら閉じてしまう。

見て気持ち悪くなることもある。

それでも探してみてしまう。

怖いもの見たさというより、ありのままを見たいという欲求がある。

日本メディアだと分厚いモザイクで覆い隠されてしまい本当に何があったのかがよくわからない。

べつにテレビお茶の間に流せとは言わない。

ただあらゆる媒体モザイク付きしか存在せず日本国内だと現実の様子を一切見られないというのは異様に思う。

週刊誌には載っているのだろうか?

安倍元首相が銃撃されたときも、ある新聞社サイトで速報ではシャツに小さな血痕がついて倒れている写真がその後モザイク付きに差し代わっていた。

意味のある配慮なのか疑問に思う。

何かと隠してしまうことは陰謀論の種にもなるし実際なってたし。

それと、見ないといけないのではという思いもある。

見ることで自分家族子供たちも周りの人も絶対こんな目に遭ってほしくないと強く思うし、いま平和であることの尊さと戦争絶対に避けなければいけないという思いを新たにする。

また海外私たちと同じような服を着て同じような車に乗り同じようなスマホを使ってる人たちが「敵」ならめちゃめちゃになぶり殺してしまえる、私たちと全く違う価値観世界で生きているということを改めて認識する。

もちろん私たちもそういう環境に置かれたら同じことをするのだろう。

戦時中関東大震災での「朝鮮人井戸に毒」のような例もある。

目を背けてはいけない世界人間本質

見て深いダメージを受けてしまうような人にムリにとは言えないけれど、できれば知っておくべきことなんじゃないだろうか。

戦争というか相互虐殺

https://anond.hatelabo.jp/20231007213757

戦争とは何かといえば、古典的定義クラウゼヴィッツ的な「政治の延長線上の実力行使」だし、

当世の建前としては国連憲章的な「現状変更企図した武力行使というルール違反行為」になるのだろう。

定義の仕方は文脈により様々あれど基本的にはユニフォームを着た戦闘員同士の戦闘戦争であるはずだ。

その限りにおいて戦略爆撃無制限潜水艦作戦無差別ロケット攻撃戦争ではなくそ副産物としての戦争犯罪だ。

戦闘ではなく虐殺

いまイスラエルハマスがやっているのは戦争ではなく純粋な「相互虐殺」だ。

なんともいいようがない。

まあしかし。ここ数十年少なくとも我々日本人戦略核による抑止のもたらす平和に浴して来たわけで、とっくの昔に戦争は「ユニフォームを着た兵士戦闘」などではなくなっていた。

今更「相互虐殺戦争」を目の当たりにしてビックリしているほうがどうかしているのかもしれない。

これまでなんとなく常識としていた諸概念ゼロベースで見直さなければモノの役に立たない時代に入った実感がある。

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