2023-11-04

anond:20231103112315

ハマステロリスト達が何の背景もなくハマスをやっているわけではないように、イスラエル右翼右翼をやっているだけの壮絶な理由がある。

こういった背景があるにも関わらず左派政治家として活動した政治家もいる。イツハク・ラビンである

平和を実現するには右手握手しながら左手ナイフを払いのけ、あるいは刺されても握手継続しようとするとてつもない覚悟必要なのかもしれない。

これを実行しようとしたのが第一次中東戦争から兵士として参加し第三次中東戦争(6日戦争)において参謀総長としてイスラエル勝利に導いた英雄でもあるイツハク・ラビンだ。

彼はその確固たる軍歴をバックボーンとしてつつ左派政治家として活動1993年には首相として歴史的オスロ合意によりPLOパレスチナ解放機構)のアラファト握手した。

他ならぬラビンが決めたことであれば、という背景があってこそ起こせた行動であったがそれでも国内では合意後に数々の抗議デモが巻き起こることになる。

その調印式において、当時の米国大統領クリントンに促されてアラファト握手するラビンは実に不機嫌で迷惑な顔をしながらイヤイヤやっているんだぞ、という態度を誰が見てもわかるようにハッキリ示していたのが今でも印象に残っている。

しかし、彼はパレスチナ人との和解なしにはイスラエル未来はないと幾度ものアラブとの戦いに勝利しつつ確信していったのだろう。

そんな彼も結局、ボディガードをつけずに国民と直接触れ合うという政治家としての信念が災いしてユダヤ人青年暗殺されてしまう。

もしも彼が今のイスラエルの現状を見ていたとしたらどんな思いを抱くのだろうか?

記事への反応 -
  • 1.ガザに住むパレスチナ住民のホロコーストを図っている →全く違うと思う。ガザ地区には200万人以上の人口があり、今のペースではあと200倍の期間を同じ火力で攻撃し続けなければな...

    • ハマスらテロリスト達が何の背景もなくハマスをやっているわけではないように、イスラエルの右翼も右翼をやっているだけの壮絶な理由がある。 こういった背景があるにも関わらず...

    • アメリカさんも東京大空襲とかで非戦闘員を殺しまくってるからな テロは絶対に許さない!って言いながら戦争だから虐殺やむなしって面白いね

    • 3.で正しいと思う。より踏み込んで言えば、居住だけでなく人も区別がつかないのだろう。 また、イスラエルがパレスチナ人の犠牲を重く見て攻撃の手を緩めてしまうと、民衆にまぎれ...

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