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はてなキーワード: ファンタジーとは

2017-08-23

女性向けAVは教科書としてはずっとマシだし割とプレーン

AV教科書」のせいで女性は悩んでいる。"エロメン"一徹さんに聞く、男女のセックスがすれ違う理由

http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/22/adult_video_n_17799470.html

にこういうブコメがついてた


男向けのAV理想とするのは間違いなのは確か。だけど、そこで「女性向けのAV」がアドバイスとして出て来るのに毎回疑問を感じる。それは女性ファンタジーを男に強要することに変わっただけでしょ。そこに気付こう

いや言ってる主旨はわかるし正しいと思うよ。

けど女性向けAV1度見てみてほしい。

全然女性向けファンタジー強要」ってほど色ついてないから。

かなりプレーンオムレツみたいなセックスばっかだと思う。

(但しセックスの前にトレンディドラマみたいな小芝居がついてるものもあってあれのドラマ部分は女性向けファンタジー色ある)



ていうか俺は男として男性向けAVが本当に楽しめなくて困ってたんよ

とにかく気持ち悪い 

男が殆ど場合見た目も言動も声も隙無く気持ち悪いし、

女の不自然な声やリアクションも興醒めの一言

んで局部ドアップとかカメラワークも落ち着かない

動きもうおおおお!ドガガガガ!みたいなさ

あれで気持ちよいって奴がどこに居るんだよ?

まり男性向けAVを教科書にすると男にも気持ちよくないセックスしかならないんよ



ここからは仮説だけど

近世日本ポルノって春画から始まってて、

春画はあれは絵だからエクストリーム体位や超ハイテンションシチュエーションや断面図のような局部描写漫画的な台詞がちりばめられてたんだよね

声も音も動きも時間経過もないメディアからこそ

そういう刺激性のある情報を過多なぐらい盛り込むのは正しかったんだよ


それがエロ小説エロ漫画になって、AVってのはその後から普及したものでしょう?

最初に作った人達が「エロ漫画エログラフィックノベルの実現」をモデルにやっちゃったんだよ

で、現代まで続いてる

女優男優身体を使ってエログラフィックノベルをしてるんだよ

からあれはエロ漫画みたいに鑑賞するなら楽しいんだと思う


でも自分がしたセックス追体験には全く使えないんだよね

それにもちろんセックス教科書にも使えない

あんセックスしないし、しても気持ちよくないもん

エロ漫画として正しいのとVRや教科書として正しいのは全く違うというのが罠で、

男性向けAVは常に前者なんだよ


女性向けAVはポルノポルノでも後者なんよ

それが性差で生まれてるのか取り巻く文化の差で生まれてるのかなんなのかはわからん

とにかく俺が求めてるもの女性向けAVにあった

実際にやるなら男性向けAVのセックス女性向けAVのセックスは圧倒的に後者の方が気持ちいいんだよ、男にも

これは個人差だとかそういう話が通用しないところだと思ってる

ゆっくり動くのとうおおおお!ドガガガガ!って動くのどっちが集中できて気持ちいかだけでもこれは答が決まりきってる


から俺は子供にどっちかを教科書に与えるなら絶対女性向けAVにする

それぐらい違う

ほんとに一回見て欲しい

男性向けにもこの方向性作品を期待しないことはないんだが

たまにこの方向性っぽい売り文句作品を出しても、期待してみてみると

やっぱり男優気持ち悪い漫画しかいわない笑っちゃう言葉責めをしてて

女優アンアンアンアン!って萎えるわざとらしい喘ぎ声出してて

羊頭狗肉なんだよね

2017-08-22

https://anond.hatelabo.jp/20170822054725

ひょっとして二次ロリ三次ロリは違う!って主張する人たちって、

二次ロリのぱんつは大好きだけど、三次ロリが目の前でうんこ座りしてぱんつ見えてても見ないの?

そこで「三次ロリダメだろ」って目をそらせる紳士ならまあ…

腐女子でも結構いるよね。ホモ好きだけど現実ホモファンタジーじゃないって忌避する人。

2017-08-21

https://anond.hatelabo.jp/20170820173249

マイナーものを中心に。

2017-08-20

https://anond.hatelabo.jp/20170820140305

貧困女性娼婦になり男から金を搾り取って力強く生き抜いていく、ってのは女性向け創作だと昔からよく見る設定だよ

18禁作品であっても、それ以外であっても

ものによっては娼婦ではなく愛人だったり金持ちの妻だったりもするが同じこと)

普通現代日本舞台とするのに、敢えて異世界転生という形にしたのは

なろうでありがちな世界転生ネタにして新鮮味を感じさせたかったのか、

或いは若い世代だと、異世界転生でないとこういう世界に対するリアリティを感じられないようになったのか

別に現代日本にも生活の為に身体を売る貧困女性は多数いるんだけど、そういうのを知らない世代というか

(いやそれの作者が若いかどうかは分からんけどさ)

まあ中世歴史ものとか(吉原遊女ものなんかよくあるしな)ファンタジーでもあるし、

ファンタジー一種と考えると異世界転生も別に突飛な発想ではないのか

2017-08-15

TVの外国人吹き替えについて

テレビ外国人が喋ると吹き替えにするの本当にやめてほしい。

ネイティブ感情が伝わらない。

なんで一般人映画キャラクターみたいな作られた喋り方をするんだ?

テレビ局吹き替え声優仕事斡旋でもしてるのか?

全部字幕にしてくれ。

外国人ファンタジー人間みたいな扱いになってるのが、

人種に対する考え方としてすごく遅れてる。

ネット右翼をはじめとするネオナショナリストはとても進歩的な人たち

日本国民の「右傾化」が叫ばれて久しい。現政権は「保守政権」と自称している。

なるほど、保守。たしかにそのネオナショナリズム過去に立ち戻るような考え方のように映る。

しかしながら私はこの保守、あるいはネオナショナリストこそ日本国において最も急進的で未来希望を託している人種なのでは無いかと思えてならない。

現代日本さながらラピュタのようだ。我々の足元には確たる基盤がなく、ゆらゆらと宙に浮いている。それには様々な原因があるだろうが、今回は三つの思想的敗北によるということで話を進めていく。

まず、第二次世界大戦敗戦がある。明治以来国民支配してきた全体主義国粋主義が間違いであったことを身を以て知った我々は頼るべきイデオロギーを失った。1回目の敗北である

次に我々が依拠せんとしたのは共産主義であるソ連や他の共産国秘密主義のためにその惨状を知らない日本人共産主義桃源郷に夢を馳せた。東大闘争に始まったこの熱は日本中をのぼせ上らせたが、セクト間争い、連合赤軍、そしてソ連崩壊と暗黒面が目につき、我々は夢から醒めた。

バブル崩壊アメリカ式資本主義敗戦からずっと生き残り続けた。奇跡復興宗主国アメリカのど真ん中の大きなビルを買えるくらい、日本資本主義化において成功を収める。しかしそれは文字通り膨らんで行く泡であり、遂には弾け、資本主義さえも信じられなくなった。

主義無思想無宗教日本に残されたものは、敗戦国という烙印と無機質なハコモノだけであった。今までならば誇るべき別の点のお陰でさほど気にしないで入られた「戦後レジーム」が今更になって癪に触る。

こうしたアイデンティティ喪失によって創り上げられたのがネオナショナリズムである

先に「ネオナショナリズム過去に立ち戻るような考え方のように映る」と書いた。しか歴史上どこに立ち戻るべき過去があるというのか?日本帝国政治体制が戦禍を巻き起こし(彼らが全てアメリカの陰謀であると主張したところで同じことである米国にまんまとしてやられ冷静さを失う体制のどこが間違っていないというのか)、華々しい経済も泡沫と消えた。立ち戻るべき場所本来どこにも無い。では彼らはどうするか?

過去を作り出せ」ばいいのである

美しい日本日本帝国真実書店に立ち寄れば過去を美化している本が並んでいる。しかし彼らの言葉の指す「かつての日本」は過去ベースとしたファンタジーなのである

かの有名な江戸しぐさを思い出して欲しい。教科書にも掲載されたデマであるが、あれは全く過去ベースとしたファンタジーである。いわばベイマックスフランシストーキョーや銀魂大江戸のような「そうであったかもしれない日本」の姿であり、それは過去存在していない以上幻想以外の何者でも無い。

当たり前の話だが、戦前日本を知るものはもはや生きていない。戦争の怖さは子供にもわかるだろうが、怖い社会を感ずるためにはある程度の年齢が必要から誰も知らない、ということは現在の我々が過去を思う時、そのほとんどは幻想に頼るしかないということであるモニターの奥の二次元世界となんら変わらない。現在過去との間には次元を隔てる障害があり、こちからあちらへは干渉できない。

しかアニメネオ日本は格好がいい。しかしそれを現実で語ればアニメ脳、ゲーム脳と言われるのがオチだろう。同じようなことをやっているのがまさにネオナショナリスト達なのである

ネオナショナリストは現時点での閉塞感を解消するためにカッコいい幻想過去投影した。そして「これに戻るのだ」と主張しながら未来を作ろうとする。

結果、彼らは前しか向いていない。過去を省みてはいないではないか。これがいわゆる保守こそが進歩的な人たちだという理由である

私は右傾化否定肯定もしない。戦後から不安定さの解決のために右往左往してきた日本人を思えば、当然の帰結だろうと思う。お粗末な思想、主張だが、日本国民がそれを望むのであれば、それも良かろうと思っている。なに、高い授業料になったって構いやしない。

ただ、一つだけ加えておきたいことがある。私は先程からネオナショナリスト思想根本幻想ファンタジーアニメ的だと主張してきた。幻想現実ではない、ありえないものなのである。つまりは霊的なもの、神的なもの呪い的なもの、それらと変わりないオカルティズムだ。オカルトによって国が動くのだとしたら、あなたは怖いと思うだろうか、素晴らしいと思うのだろうか、それを尋ねてこの紙片にピリオドを打ちたい。

2017-08-12

リア充になれなかった俺がせめてネト充になろうとして失敗した話

先程はてなIDを取得した足で投稿する。ここについては匿名チラ裏できる場所という程度の認識しかない。

あわよくばニコニコニュースで取り上げられたり、有名な「保育園落ちた日本死ね!!!」みたいな壮大な反応を貰えるかもしれないという希望のみでこれを書く事に決めた。

俺の唯一の情報発信源、Twitterではフォロワー数293。社会問題等に対策を発案したりと、どれだけ社会に一石を投じた気になっても誰もリツイートなんかしちゃくれない。

俺の悩みは実は結構サイレント・マイジョリティではないかと思う。現代若者代弁者のつもりで一筆書かせていただく事にする。

俺は漫画家志望歴13年目を迎える20代中盤の非正規雇用者だ。今の職場ホワイトだが持病のせいで来年も居れる保証は無い。

確かなのはどんな職に就こうがクリエイターへの憧れを捨てきれないだろうな、という確信のみである

だが実の所、そんなに創作活動をしている訳でもない。産みの苦しみというのはイライラするし、むしろ創作は嫌いなのかもしれない。

いつも作品の断片的なもの妄想しては創作した気分に浸って床に就いている毎日だ。最早俺は、老後のように生きる目的を失っている。

大学に入った。漫画に専念するためにあえて地方バカ私大を選んだ。そして漫研の部室に籠りっきりの青春を送った。

当時から薄々感付いてはいたが、それに気付きたくはなかった。数こなせばどうにかなると信じていた。要するに、俺は要領が悪過ぎたんだ。

どんなに描いても上達しない。不器用過ぎて何を描くにも時間がかかり過ぎる。結果、かけた時間の割に何の成果も出なかった。

どれくらい下手かというと、昼間は彼女を小脇に麻雀三昧、夜は彼女とよろしくやってるような半端な志の後輩にも劣る程だった。

何度か持ち込みの経験もさせてもらったが、結局俺は在学中に漫画家デビューする事はできなかった。

1年のフリーター期間を経て、俺は体よく上京するために今の職に就いた。詳細は省くが、サーバー室でPCをカタカタやってる仕事である

これが見事に向いてなかった。業務煩雑だしどれもこれも似通っていて覚えきれない。メモを取る余裕も無い。一度は教えてくれた先輩も今や辟易している。

自律神経をやられて奇行が出始め寮の先輩にもどやされる毎日。慰めてくれる彼女もいない。自分存在価値を疑うようになる。自殺一歩手前の精神状態だった。

そんな折に思い出した。そうだ俺は漫画家を目指していたんだ。漫画家にはなれなかったけど、これまで伊達に頑張って来た訳じゃない。

たとえリアル悲惨でも、ネット上ならばこの力でひと花咲かせられないだろうか。これが俺の唯一の生きる希望になった。

当時から俺の情報発信手段フォロワー250そこそこのTwitterのみである目標としてはこの10倍は欲しい。

最初仕事愚痴ばかりだった。とにかく同情して欲しかった。だけど誰も相手にしてくれなくて腹が立った。その怒りをツイートに込めても一向に反応は来なかった。

一方で職場環境が一変する。勘違い上司による一喝で俺は精神的にノックダウン、しかホワイトな社風に救われ、雑用係的なポジションに転属となった。

考えようによっては余計に存在価値を疑う業務だが、とりあえず創作活動を行うだけの精神的余裕を確保した俺はTwitter作品投稿を始めた。

確認させてほしい。画業10年以上の中の人によるTwitterアカウントであるフォロワー数、ふぁぼ、RT期待値は如何程であろうか。

勿論俺はそれ程の期待をしていたし信じていた。リアル悲惨反動ネット上で大ブレイクを巻き起こす。そんな一発逆転ストーリーを世のダメンズたちに届けたかった。

結果は2である。これは俺が投稿した絵に対するRTやふぁぼの中央値である。もう一度確認させてもらうが、画業10年以上のアカウントである

働かない言い訳クリエイターを目指してるニートアカウントではない。これほどに無情な事があってたまるものであろうか。

俺は偏屈オタクなのでひとつマイナーな界隈に居続けているが、それでも絵師と呼ばれる連中はフォロワー数に関係なく100ふぁぼくらい余裕で集めていた。

まり期待値100ある界隈で、たったの2しか得られないのである。俺の10年間は何だったのか。職場での臥薪嘗胆の日々は何だったのか。

憤慨していると、TLにまるで俺を煽るかのように、神絵師様の作品が3桁の成果を引っ提げてRTされてくる。何様のつもりなんだ。

俺はお前と違って趣味で楽しくお絵かきしてきた訳じゃないんだ。背水の陣を敷いて死ぬ思いで描いて来たんだ。正当な評価を寄越せ!

どいつもこいつも成果成果というがこちとら出せる力の全てを出している。これ以上どうしろと言うのだ。改善点があるならば受け手問題だろう。

青春の全てを捧げて、親に凄まじい出費をさせて生きてきてこの成果である。世の中何のために生きているのかわからない糞野郎がのうのうと暮らす中、

大志を抱いて身も心も削って来た俺にはこの仕打ちなのか。いや、怒りをぶつけるべきはこの十数年間全く成長できない自分なのか。

でも知った事じゃあない。俺はベストを尽くしたんだ。その片鱗を見出せない衆愚を恨むべきか。

もう全部が狂っている。俺は経歴相応の実力を発揮すべきだし、絵師はその席を譲るべきだし、ロム専は作品本質を見抜く目を養うべきだ。

それが社会活躍できない俺みたいなのに対するせめてもの対価だと考える。クリエイター職は一般社会適応できなかった連中の一発逆転の最後の砦であり、

才能溢れる天才技術をひけらかす場であるべきではない。そういう奴はそもそもまれ持っての器量があるんだから絵なんか描いてないでネクタイ絞めてろ。

去年、俺はADHDの診断を受けた。社会人としての才能が無い証明と、芸術家としての可能性を秘めている証明である

こんな人間ワーカホリック用の仕事押し付けたって無駄である。いいから絵の仕事を寄越せ。それが世の中に一番貢献できるんだ。

俺はこれでしか世のために尽くせないんだから絵師は黙って身を引いてビジネスマンとして1千万でも2千万でも稼げばいいさ。

なんて長々とかいたが結論。『いいね寄越せ』それがこのネット社会における第一の願望だ。

ひい爺さんみたいに戦争で死にたくはないし爺や親父のように会社に出て家族を守るだけのアリみたいな一生を送りたくもない。

目立ちてえんだ。あわよくば法外な金が欲しい。だからその訳のわからねえ絵師様にいいねする暇があるくらいなら、俺にも寄越せ。それが全てだ。

※※追記※※

コメントくれた方、ありがとう2chボコボコにされた事とTwitter無視を決め込まれた事しかいから、もっと死ね死ね言われるものだと思っていた。

そうであっても反応を貰えるという事自体が破格の待遇であった中、建設的なアドバイスや率直な感想をいただいけて幸せ者です。

ニュースサイトに紹介される程の記事でもないだろうけど、積りに積もってた鬱憤を吐き出せてこれはこれで満足した。

まあ、今後も似たような投稿をするだろうけど、これはもう十数年間積りに積もった事なのでいただいたアドバイスをすぐにフィードバックさせるのは難しいかもしれない。

こんな奴もいるんだなというファンタジーをみるつもりで見守っていただければ幸いに思う。

2017-08-08

https://anond.hatelabo.jp/20170808222054

いやマジで20年前30年前のファンタジーの数と比べれば商業でも数百倍、アマチュア含めれば数万倍の量のファンタジーゴロゴロしてるんだから「昔はいっぱいあったけど今はぜんぜん無い」なんてことありえないよ。おまえが挙げた現代知識チートですらほんの一部に過ぎないんだからさ。頑張って探してみろって。な。

https://anond.hatelabo.jp/20170808212207

しろ俺は昔のファンタジーを思い出したよ

ああ、昔はこんなファンタジー多かったな、と

最近ファンタジー世界はなろう系のせいで現代科学知識スゲーの対比としてしか描かれないからな

(とはいえ「家の納屋ダンジョンがある」とか好きだけど)

たぶん一周回って正当ファンタジーが「新しい」と思われる時期なんだろう

よくいるファンタジー世界魔法使い現代きたら発狂すると思う

辛く苦しい訓練を積んできたのに

現代爆弾の方が高威力だし

旅客機の方が高速で移動するし

大きなもの重機が動かせるし

芸術にしても腐るほど溢れかえってるし

生半可な魔法使い転送されてきても魔法の無力さに発狂するだけだと思う

よっぽど現代科学では不可能魔法を持ってこないとただの手品師になるしかないよね

暗殺者になったとしても誰が使ってるかの特定なんて金もらってたらすぐに足が付く

https://anond.hatelabo.jp/20170808012124#tb

まぁまぁ好きな作家なのであえてフォロー入れれば、

和月伸宏は色々な作風漫画に挑戦してる。

武装錬金打ち切りしかり、エンバーミングしかり、ガンブレイズウエスト打ち切りしかり。

ただ和月伸宏場合、「読者がるろうに剣心以外を求めていない」ところはあると思う。

から新連載しても続かないし打ち切られる。

和月伸宏自身は泥臭い成長劇や、スーパーヒーロー的ノリ、ダークファンタジー色々書きたいんだろうが、

結局、読者は和月伸宏が書きたいものなんかに興味がなくて「るろうに剣心」以外を求めてないんじゃないか

そう言う意味では代表であるとともに、呪いですらあると思うよ。

2017-08-05

実写ジョジョを観て邦画ファンタジー作品未来は明るいなと思った

ジョジョの奇妙な冒険は大好きな漫画で読まなくても覚えてるレベルなので

出来のいいアニメ版でさえぶっちゃけて気に入らなかった

頭の中で映像化したものと違うというどうでもいい理由

 

から実写化で改変とかどうのがあってももはやどうでもよかった

ジョジョは観に行くけど内容に期待してないともなんとも失礼な状態だった

 

で観た感想なんだけどそもそも日本のショボイCGスタンドなんて登場させても

滑稽だろうと思い込んでたんだけどなかなか大したもんだった

街中の風景もきっちり表現できてた、なんと言えばいいかからないけど

杜王町風景再現度としてはかなり面白い

 

その気になればこのくらいの映像を作れるというなら

ショボイ、地味になるって邦画イメージはとり払えるかもしれない

これを活かせるお話さえ作れればアニメ漫画おこぼれを貰う惨めな立場からも返り咲けるかも

まだまだ時間かかるだろうけど

2017-08-02

腐女子はどうすればいいのか

BLファンタジーと言えば「搾取側の言い逃れだ!」と叩かれBLリアルだと言えば「女に同性愛者の何がわかる!」と叩かれる。


腐女子差別されて当然の存在」などと自らを蔑めば(ホモォ騒動が良い例)同性愛から同性愛差別されて当然なのか?」と反発がくる。今回のように「腐女子だってヘテロ好きと同じように扱われるべき」と権利を主張すれば幅広い層から「すっこんでろ。腐女子キモイ」と言われる。腐女子以外の女オタからは「あんなやつらと一緒にしないで」と叩かれる。

BLといえばR18と思われエロ嫌いな人から攻撃を受け、さら腐女子二次創作イメージも強く著作権に敏感な人から見ても非常に叩きやす存在腐女子は見る側にとって最も都合のいいスケープゴートなのだ

世の中の大多数の意見におもねり「普通人間なら異性愛主義者。まったくその通りですわ。同性愛特殊性癖です」と腐女子が自認した場合、当然NL表記するし「ワンクッション」「同性愛注意!」など身内での自重ルールが厳しくなる。

しかしそうなると今度はセクシュアルマイノリティからこうお達しがくる。

同性愛アブノーマルでも隠すべきものでもない!腐女子は我々を搾取した上差別に加担している!」



今度は腐女子セクシュアルマイノリティにおもねる。「同性愛特殊扱いされるのは差別。まったくその通りですわ。差別に加担するなんていけないわ。」

すると「性的搾取加害者の分際で理解ヅラするな!」とまた叩かれる。

この場合身内での自重ルールはゆるくなる。注意書き、ゾーニング基準個人判断に任せられ任意となる。結果世間の目にさらされることは多くなり、再びマジョリティを自認する層に叩かれる状態に戻るわけだ。

腐女子はこのように常に両手を逆方向に引っ張られているのが現状。

中世の八つ裂き刑さながらどちらに行こうとも安寧はない

2017-07-29

主人公になると決めた

 僕はずっと、自分人生傍観者だった。

 この感覚自体理解出来ないという人が多そうだ。と言うか、そうであって欲しい。僕という人間世界中に一人しかいないと理屈では分かっているが、僕に対する僕自身評価が「その他大勢」だったのだ。世界主人公は僕以外の誰かで、僕はそうではない有象無象の一部だった。

 キモオタコミュ障で、学生時代教室の隅でキノコを生やしながら本を読んでいた。イジメの標的にされなかったのは、比較的育ちのいい子ばかりの私立学校ゆえイジメ自体が少なかったからで、公立に通っていれば悲惨学生時代になっていたと思う。

 本や漫画の好きな、いわゆるオタ友達ならいたのだが、彼らとも時々隔たりを感じていた。「普通高校生が異世界召喚されちゃう、みたいな話あるじゃん。もし自分がそうなったらどうする?」なんて話をしていると、僕は野垂れ死にする自分しか想像出来なかった。ファンタジー世界に行ったらこ属性魔法が使えそう、とか、さすがに王族に見初められる自信はねーわ、とか、そういうバカ話をする友達が眩しく見えた。彼らは自分主人公である世界想像出来るのだと知って、羨ましかった。

 仮に最初からファンタジーRPG世界に生まれ落ちたなら、僕には名もなきNPCがお似合いだろう。世界を救う旅をする主人公に話し掛けられて、「夕食の材料を買いに来たんだ」とかのどうでもいい話をする人。ゲーム攻略の手掛かりを提供することも、プレイヤーの心に残ることもない、そういう存在

 頭も顔もよろしくない僕が、器用に生きるのは無理だった。せめて真面目に勉強して、それなりの大学に行き、手堅い職に就こうと思った。そして当初思い描いていたレールと比べれば、多少の紆余曲折はあったものの、最終的には建築系の企業入社図面を書く仕事に辿り着く。

 この仕事は僕に合っていた。PCに張り付いてCAD操作をするのは得意だった。雑談が苦手でも、最低限の挨拶情報交換さえハキハキとしていれば「自分作業に没頭できる人」としてプラス評価を受けられるのもありがたかった。休み時間にも図面を書いて練習したり、参考書を読んで勉強していれば、そっとしておいてもらえた。人間関係の苦悩も、当面は食いっぱぐれの心配もなく、収入は安定していた。

 顧客の「こういうものを建てたい」という注文や、上司の「法に触れないように調整しておいて」といった指示を、PC画面上に反映させていく毎日。僕は自分意思を持たない、人の言葉PCに受け渡すだけの変換機みたいなものだった。仕事自体は好きでも嫌いでもなく、ただ毎日が過ぎていく。それでいいと思っていたし、僕にはそれがお似合いだと思った。

 そこそこ経験も積んで三十歳になったある日、僕は小さな建築現場事務所に配属されることになった。

 現場事務所にも色々あるが、僕が回された先は労働衛生基準法に照らせば真っ黒な、およそ人の働ける環境ではないという最悪の部類である間取り関係上、空調の効きが悪く、夏は暑く冬は寒い。窓はないため無風であり、日光は差さず、機械音だけがうるさい。

 環境改善要望無視され続け、僕のメンタル一年でイカレた。それでも一年間は問題なく務めたのだから、この人事は正解だったと言うべきだろう。最初からいた現場長以外の、僕の後任として入った人たちは、ほとんどが数日でダウンするか逃げ出してしまったらしい。退職間際、現場長一人で仕事を回しているので大変そうだ、と人づてに聞いた。

 そんなことを言われても、発熱眩暈、圧迫感、何の刺激もない時に突然涙が出る。労働どころか外出もままならなくなった僕は、仕事を辞めざるを得なかった。休職も出来ると言われたが、回復後に同じ環境に戻される可能性を考えると気分が悪くなったので、丁重お断りした。

 変換機として生きて行くことは、もう出来なくなった。

 かような経緯から、今の僕は三十路過ぎのニートである。なんと切ない響きだろうか。結婚どころか恋人もいない上、肉体と精神も損なってしまった。あとは失うものと言えば貯金残高と寿命だけ、というこの状況にあって、僕は一つの気付きを得た。

 職と健康を失ったことで、親には心配を掛け、友人からは「無茶しやがって……」とオタクらしいコメントを頂戴し、必然的に世話を焼いてもらう機会が増えた。それはとてもありがたく心強いことなのだが、申し訳ないことに、施される親切が僕の欲求とずれていることがある。たとえば今はさっぱりしたものが食べたい気分なのに、友人が手土産としてベイクドチーズケーキをくれる、というような。

 当たり前だ。僕の親しい人たちは、僕自身ではないのだから。彼らは彼らなりに、良かれと思うことをしてくれるのであって、僕の漠然とした欲求を察してくれるエスパーではない。友人は僕が「チーズケーキが好きだ」と言っていたことを覚えてくれてはいても、僕が今なんとなく食べたいものまでは分からない。

 ましてや職場において、僕が本当は日の当たる綺麗なオフィスで働きたがっているだなんて、誰が想像出来ただろう。ぼっちが平気で本さえあればゴキゲンコイツなら、環境が多少劣悪な現場でも耐えられるだろう、と判断されたのに違いなかった。

 僕の欲求を察して満たしてくれるヒーローなんて、どこにもいないのだ。

 ならば僕自身が、僕の欲求を聞いてくれるヒーローにならねばなるまい。主人公の座に戻らなければ。次はどんな働き方をしたいのか、どういう生活をしたいのか、趣味だって好きなだけ増やせばいい。一つずつ確かめて実現させて行く必要がある。

 今までは周囲に流されながら、手の届くものだけを掴んでいたけれど、本当は自分で水を掻いて行きたい場所に行けばいいし、欲しいものに手を伸ばしたっていいのだ。

 そういう風に考えて顔を上げると、空が今までよりも広く見えた。ごちゃごちゃと続く街並みを眺めるだけで、心が躍った。

 世間には「誰もが主人公」というメッセージが溢れている。その言葉自分には当てはまらないと、僕はずっと思っていた。

 だが今なら、「誰もが主人公」という言葉を受け入れられる。主人公とは、舞台の上で華々しく歓声やスポットライトを浴びる人を指す言葉ではないと気が付いた。演劇よりもゲームイメージした方が分かりやすいだろう。僕は多くの人にとっての「その他大勢」だが、物語の中で果たす役割が何であれ、僕は常にその人物を通して世界を感じ取り、考え、行動する。使用するキャラクターカスタマイズは出来ても変更は出来ず、人に操作を代わってもらうことも出来ない。生まれた時から死ぬ時まで、ずっと主人公であり続ける。

 だから、僕は主人公だ。非力でいいとこなしで、ステータス異常「うつ」まで付いてる始末だけれど、装備やスキルを工夫しながら目的地に向かうことを許された主人公なのだ。設定された座標を往復するだけのNPCじゃない。

 今の僕は三十一歳。自分がやりたいことを見極め、がむしゃらに夢を追い始めるには微妙な年齢である。夢を叶えようとしても、たとえば警察官になるには既に受験資格を失っているし、俳優を目指そうにもこの年齢の未経験者を入れてくれる劇団を探すのは難しい。

 僕の場合は更に厄介なことに、そもそも自分のやりたいことが分からない。趣味と言えば読書ゲームジョギングくらいで、人に誇れるものは何もない。小学四年生くらいまでは作家になりたいと思っていたが、三十一歳になった僕が小学生自分を参考にするというのも情けない話である

 しかし、うん、作家か。今も昔も、本が好きなのは確かだ。文章が書ける限り何歳からでも目指せる、年齢制限のない夢があるというのは悪くない。故に諦めを付けるのが難しいという、泥沼のような側面には注意を払う必要がありそうだが。

 他にもきっと、意識するより先に諦めてしまった「好き」や「やりたい」が山ほどあるのだろう。中には既に、年齢制限に引っ掛かってしまって叶わないものもあるだろう。それでも今の僕は、それらを探しに行きたいと思う。仕事でも、趣味でもいいから、傍観者をやめて、僕自身物語に介入したいと思う。

 それにしても、まさか三十路を超えた後にやりたいこと探しをする羽目になるとは。作家になりたいです!と公言するのは匿名記事ですら気恥ずかしいのに、年齢がそれに拍車を掛ける。若い人は是非、若い内にこの恥をかき捨てておいて欲しい。

 僕の物語ハッピーエンドである保証はない。夢を一つも叶えられないまま死ぬのかも知れない。そうだとしても、ジタバタもがいた後の方がきっと安らかに死ねると信じ、決意を固めるべくこの記事を書いた。デスクワークしかしなかった日よりも、気力を振り絞ってジョギングに出た日の方がよく眠れるのと同じように。

 三十一歳、無職独身恋人なし、病身。見事な詰みの現状から、この先何が得られるのか、少しワクワクしている。



追記:

 コメントトラバともありがたく拝読している。僕は個別に返信出来るほどマメではないので、かいつまんで書く。

 とりあえず、今の僕は既に心療内科のお世話になっていること、療養二ヵ月目でそれなりに落ち着いていることをお伝えしておきたい。

 この記事では「主人公」という、誰にでも通じるであろう言葉を用いたけれど、意味としてはゲーム用語の「プレイヤーキャラ」の方が適切だと思う。僕の自意識主人公のそれになっても、他の人から見れば立派なモブのままだ。

 ブクマコメで指摘されている、「これといってやりたい事が無さそうに見える」は、本当にその通りだ。自分のやりたいことを考えてみた時、小学生の頃の夢しか思い出せないくらいには何もない。

 最初から主人公としての自意識がある人には分かってもらえないかも知れないのだが、「お前は主人公じゃない」「どうせ何も出来ない」と自分に言い聞かせ続けていると、やりたいという気持ち自体が起こらなくなる。出来もしないことについて考えるのは、不毛無駄なことだから。出来る人を羨むのはしんどいから。心を守るために、「別に自分はやりたいとも思わないし」と思い込むようになってしまう。

 ずっとそんな風に生きてきた僕は、まずやりたいことを探すところから始めなければならない。言われてみれば、似たような筋書きの作品はいくつも思い当たるのに、僕は今まで何を読んでいたのだろう。本で読むのと、体で理解するのは別のことだということか。

 実は僕の状況は、詰みというほど悪くはない。失ったものは大きいが、得たものもまた大きかった。この記事に書いた自意識の変化が一つと、もう一つは人に恵まれていると実感出来たことだ。

 別地方勤務の同期が突然旅行で近くまで来てくれたり(うつ患者観光案内させるとか鬼か)、元上司が飲みに連れ出してくれたり(薬の関係で僕は飲めないのに)、オタク友達はここぞとばかりにDVD押し付けてくる(全部観ているとただのヒキコモリになってしまうからやめて欲しい)。

 盛大に人生をスッ転んだ結果、それでも助け起こそうとしてくれる数少ない人、僕が大切にすべき人たちをハッキリと見分けられるようになった。今のところ僕のやりたいことリスト最上位は、「この人たちに恩返しがしたい」だ。自分欲求とのバランスを取りながら、頑張ってみたいと思う。

 今はチーズケーキの気分じゃないとか言ってごめん。今度は僕が、自分で選んだ菓子を持って遊びに行く。

ファフロツキーズ竜巻の影響だとか言っちゃう感性疑う

おかしいやろ

けど、科学信仰はてな民には多そうだな

ファンタジー見てそれ現実ではありえないよねとか言うのが興ざめなのと一緒でいちいち水さすなや

あくま現実にあるファンタジー一種として、話のネタとして楽しんでんだからさぁ

本当、会話に科学的根拠とかどうでもいいか

アスペ的なもんが影響してるんだろうか

2017-07-26

東京で道に迷った増田酢魔タッ夜間に地味でうょき宇土回文

南青山で道に迷ってさんざん歩き回ったあげく

うっそうとした森を抜け開けた目の前には

はてな南青山事務所だったという。

増田だけにこれも何かの思し召し。

自然と導かれるのね、と思ったわ。

まあ何を言ってるか分からないと思うけど。

ありのまま起こったことを話したわ。

まるで童話のワンシーンのよう。

ファンタジー

笑っちゃったけどね。

記念に看板写真撮ろうと思ったけど

やめといたわ。

うふふ。


今日朝ご飯

鶏丼美味しそうなのがあったので、

これはお昼に頂くことにするわ。

朝はハムタマゴとリッチハムサンド

玉子は朝の元気の源義経よね。

しずかちゃん名字が源だって

知ったときの衝撃のようだわ。

デトックスウォーター

グレープフルーツレモンミント

レギュラー定番レシィピね。

そういえば、ミントで売ってる?

みんなどこで調達してるんだろう?

クールミントからかしら?


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2017-07-25

https://anond.hatelabo.jp/20170725215041

自己責任なんてファンタジー

社会タバコがなければ、依存症中毒者なんていない

喫煙者病気である責任は常に社会にある

喫煙者社会によってタバコをところ構わず吸わなきゃいけない状況に追い込まれている

その責任社会が負うべきだというのはごくごく当たり前な話

中世ヨーロッパファンタジーを謳っておきながら

神聖ローマ帝国並に領土権力がグチャグチャになった国を出している作品が見当たらない。

説明コストが掛かるのは分かるけれども、せめて飛び地くらいは持たせてほしい。

https://anond.hatelabo.jp/20170725195945

堕落糖尿病患者からと言って、生活習慣は本人の自由だというのと一緒です

病気からといって、自堕落に生きる自由侵害しちゃいけません

アルコールギャンブルも一緒、タバコも当然一緒です

からといって自己責任なんてものファンタジーなので、責任社会が負う必要があります

喫煙に伴う弊害は全部社会の側で対応する責任があります

漫画アニメ実写化はせめて普通映画と同じように作って欲しい

ファンタジー系じゃなくて学園ものとか

中途半端コスプレしたり変なエフェクトCG入れたりしないで

普通に作って欲しい

映画版Anotherみたいにただただ映画としてゴミみたいな感じにして欲しい

https://anond.hatelabo.jp/20170724234904

軍隊の規模と、どれだけ戦闘に出てるかで出世の機会が違う。撃墜王ハルマンなんかは終戦23歳で少佐だし、戦争だらけのファンタジー世界ならありえない話ではないかなあ。

2017-07-24

自衛隊階級フィクション階級について

自衛隊に入ってから漫画アニメなどの創作物における軍人階級によく注目するようになった。

少年漫画なんかでよく大佐とか少佐とか出てくるけど、実際の自衛隊の1佐とか本当にごく稀にしかいない。

そしてほとんどの1佐がおじさん(おじいさんと言っても過言ではない)であるハガレンロイ・マスタング大佐は29歳らしいが、あんイケメン青年1佐とかはまずもって自衛隊には存在しない。まぁフィクションは嘘が無きゃ面白くないし、ファンタジー要素強めな漫画リアルを比べても仕方ないけども。

もしもパッと見で青年に見える1佐なんて人がいたとしたら、防衛大学校主席に近い成績で卒業してその後の数度にわたる教育課程も全てトップクリアした超人だろう。残念ながらそんな神様のような人にお目にかかったことは未だない。もしかしたら日本のどこかに数人かいるかもしれない。

リアルフィクションギリギリの境目で階級説得力があるのは、エヴァ葛城ミサトミサトさんは超エリート。29歳で1尉→3佐はまだギリギリでありうる。実際、30歳の1尉の人には一度会ったことがある。

エリートコースを突き進んだ新進気鋭の若手幹部もさることながら、長年キャリアを積んだ自衛官中年から幹部試験を受けて任官する場合も数多い。若い3尉よりもむしろ、お年を召されている3尉、2尉といった方をたくさん見かけるように思う。

幹部にも色々ある。防衛大を出たての22歳の3尉と、20年以上自衛隊生活を重ねてから幹部になった中年3尉の序列が同じなんてことザラにある。だから「こんなに老けてるのに1尉なの?昇進遅すぎじゃない?」みたいな見方は早計だ。若くて出世が早い=有能、という等式は必ずしも成り立たない。

創作物の中では、部隊を指揮し全体を統括する立場にある幹部たちが主要人物となることが多い。そりゃそうだ。そもそも大佐とか少佐とか肩書きがカッコいいし。キャラクターにしやすいだろうし。組織を動かせる力は即ちストーリーを動かす力につながるし。

色々な漫画アニメで、イケメンエリート大佐とか、とんでもないカリスマを持った少佐とかが登場するのは、面白いフィクションを創るという上で当然のなりゆきと言える。

そんな輝かしい彼らの陰に隠れて、定年間際のおじいさん大佐がいたり、そもそも幹部にもなれない(あるいは目指そうともしない)膨大な数の部下がいたりすることを勝手空想するとなんだか面白い

ヘルシング漫画)はきちんとそのあたりを描写していたのが流石だなと思った。

当たり前だが現実自衛隊フィクション軍隊との間には、階級における温度差みたいなものがある。

フィクション軍人はみんな往々にして超人じみたエリートだ(じゃないとお話がつまらなくなる)。ワンピースコビー出世スピードなんてまさしく超人の域だ。

現実じゃこんなのあり得ない!リアリティが無い!みたいなことを言いたいのではなくて、現実現実としての、フィクションフィクションとしての面白みがあるなぁとしみじみ思うのです。

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