はてなキーワード: 校閲とは
たーくさん星が付いてるブコメ上位2つがこちら
id:wackunnpapa 注意喚起の記事すら全文が読めない朝日新聞。
id:kogumaneko335 注意喚起の記事くらい全文で読めるようにしてほしい
そりゃ新聞ってのは広く社会に対して呼びかける意義みたいなもんを持ってるんだろうし
食中毒の注意喚起って意味じゃ詳しい内容が多くの人に届いたほうがいいのは分かるんだけどさ
さらには校閲して図表入れてネット用に修正してとかアップするまでに色んな人が働いてるんだろうよ
そうして作られた記事に対して「注意喚起なんだから全文読ませろ」ってのはちょっと勝手なんじゃねーの
無料登録すりゃ読めますよ、でも無料分超えちゃったらお金払ってねってのはそんなに否定されるものかね?
国や地方自治体のサイトなら怒られるだろうけど新聞社だって民間企業なんだから当たり前の話だと思うんだが
「イラストレーターが安い金でイラスト描かされてる」とかいう話題だと「タダ働きさせるな」って怒るし
漫画や映画の違法アップロードに対しては「コンテンツには正当な対価払うのが当然」って正論言う人達が
数か月前、指導教官よりアジア史の研究者が下訳をつくれる人を探しているので手伝ってやってくれないか、と声をかけられた。金もない院生なので快諾し、依頼主の女性研究者とメールでやり取りをした。期日もバイト代も不明瞭なまま引き受けたのが失敗だった。
一月中旬には原稿を出します、二月には...と続き、結局、聞いていた締切日の五日前となり、この話はなかったのだと思っていたら、いまさら翻訳せよと連絡がきた。締切日を勘違いしていたらしいが、二日足しても、あと一週間しかない。一週間で20頁の論文を、査読に耐え、掲載できるレベルで訳すのは骨が折れる。とりあえずグーグルに突っ込んで、おかしなところを逐一全部直したが、分野が違えば専門用語など分からない。歴史的事件についても、英語特有なのか書いた本人が理解していないのか、曖昧な言い回しである。しかたないので内容を特定し、全部裏をとって訳した。遅れても可哀そうだろうと徹夜で訳した。
日本の戦国時代についての記述があり、なんとも微妙な言い方をしていたので「戦国大名たちが天下の覇を争う群雄割拠の時代」と分かりやすい日本語に直したら、語訳だとの指摘が入った。んなことはないだろうと、たまたまメシをくった、神楽坂のもっとも校閲部が優秀だと言われる出版社の編集者に話をしたら、同じく、んなことはないだろうと爆笑していた。つまり、依頼主の日本語能力の限界が、そこにあった。
海外在留の際、親切にしてくれた人もあり、今も続く友人もいるので、できるだけ外国人には優しくしようと思い、苦心して英文の意を酌み、日本語を考えて提出した翻訳のバイトだった。しかし再度校正しろやと戻ってきた原稿は、どうしようもない翻訳日本語に変わっていた。ついでに、研究費から落とされるバイト代について、依頼主の日本語能力に難アリと判断したので、僕が依頼主を介さず、教授経由で事務方とやり取りしたことが駄目だったらしい。「妊娠して病院にいる自分にとって死ぬほどストレスだった、今すぐ返信せよ、今日中にこちらの指示に従え」という発狂した内容で連絡してきた。
こいつ、流産しねえかな。おまえの妊娠なんざ知ったこっちゃねえよ。てめえがどこの誰とパコろうが好きにしろや。ただ、そんなもんは他人には何の関係もねえんだよ。さっさと国か土に帰れ。
そもそも最初に額を明示していない依頼なんか、尊敬してる教授に言われなければ蹴ってるんだよ。あと、おまえ、日本史の研究してるとかいうけど、冗談は顔だけにしてくれよ。最低限の日本語の素養身につけろや。日本語書けないなら、英語だけで書いてろよ、ファッキンPh.Dさまよ。ケント・デリカット、パックンやモーリー、ドナルド・キーンを見習え。
戦国大名や群雄割拠って単語も分からないのに、日本史研究するとかって頭の悪い妊娠発狂BBAのために待機してるわけじゃないんだ。忙しいのよ、僕も。
ムカついたので、とりあえず、明日の朝までに修正せよ、と言われた内容を全部終わらせて返信した。まだ金もらっていない仕事なので、金を蹴って、相手を罵るという選択肢も魅力的ではあるが、尊敬する教授の顔もあるので、それは我慢。依頼主が完了を判断した時点で「額を明示せず、院生という下の立場の者に対して、無理な工期で翻訳作業を指示することはアカハラめいており、日本の商習慣に合わないし、さらに、その理由を自身の妊娠だと開示してきたことは、セクハラ的な恫喝だと思うので、今後お気を付けください」と慇懃無礼にメールを送るつもりだ。もっとも、こんな駄訳に自分が関わったと思われるのも嫌なので、金をもらわずに、関わらずに消えるのも考えている。
エンジニアから見たSIerがクソな理由 - 負け犬プログラマーの歩み
↑の記事を読んでいて、SIerってそんなにヤバいのかなぁと思い、衝動的に書き連ねている。
SIerと出版社中心で就活していて、それぞれ1社ずつから内定をもらい、出版社のほうを選んだ。
SIerはSE職で内定をもらっていて、出版社では入社以来編集者をしている。
SIerの方(仮にA社とする)は社員数4ケタの元請けSIerで、毎年新卒が100人ほど入るらしい。
一方、弊社はA社の数十分の1の社員しかいない専門出版社で、新卒が入らない年すらある。
はてなにいるとSIerの話がよく出るので、就職した後もA社を気にかけることがあるのだが、果たして自分がA社に入っていたら、どんな人生が待っていただろうか。
◎給料
大手SIerの給与ランキング。平均年収は800万円前後か : IT速報
ここのランキングに載ってるのが正しければ、あまり変わらなさそう。
ちなみに出版社と言えば三大(小集講)の給料がバカ高いことで有名だが、弊社含むそれ以外の中小出版社は大したことないことが多い。
出版社は、一般に刊行周期が短いほど激務になる傾向がある。週刊誌編集部はそれこそ過労死レベルの激務と聞くが、弊社のような書籍メインのところはそこまででもない。
所定労働時間はA社は7時間半、弊社は7時間なので、時給換算だと弊社のが若干有利かもしれない(出版社は実働7時間のところが多い)。
あと、A社だと夏休みを有休で取ることになってるらしいから、有休消化率は高くなったかも。
弊社は有休とは別に夏休み(=ひと夏で消える有休)があるので、本来の有休までなかなか消化し切れない。
◎仕事内容
期間はA社のほうが長そう。さすがに2年目の今頃には現場にいるだろうが。
A社だと多少コーディングに携わって、その後は進捗管理とクライアント折衝が中心だろうか。
いきなりということは無いだろうが、やがて何十人以上のプロジェクト管理やることになりそう。多数の協力会社(はてな用語では下請け)の人と共に……。
出版社で現場に入って最初にやったのは、校正・校閲(本の誤字脱字・内容チェック)。
そこから先輩の指導で本を1冊担当し、編集プロダクション(編プロ)の人と共に本を完成させた。今は、何冊かを同時並行で制作しているところ。
編プロはうちの業界の場合ライター兼編集者が集まった会社で、編プロに書いてもらった原稿を自分ら出版社の人間がチェックする。
まとめると、↓に書いてあるのと近いが、編プロが筆者を兼ねている場合がままある。
http://anond.hatelabo.jp/20150212124233
SIerと違うっぽいのは、SIerは人月で仕事を投げているのに対し、出版社は1ページいくらで編プロに原稿料を払っていること。
なので、出版社の編集者が、編プロから出てきた原稿に何度ボツを出しても、出版社が払う原稿料は変わらない。
優秀な編プロならボツも少なく、彼らにとっても割がいい仕事となる。
一方、そうでない編プロだと「今回のボツで、先方の時給が最賃以下になったな」と同情することもしばしば。
でもボツ原稿を出版するわけにはいかないので、頑張ってもらうしかない。それを応援するのも仕事のひとつ。
あまりにひどい原稿が出てきて、かつ時間がない場合は、自分らで原稿に手を加えざるを得ない。たまに「自分は赤ペン先生かな?」と思う時がある。
裏を返すと、技術力(文章力や専門知識など)は日常的に磨かれるので、フリーのライター&編集者として独立する元同業者は割と珍しくない。
◎やりがい
動くカネの量や成果物を使う人の多さは、A社のほうが大きいと思う。実際「大規模プロジェクトを動かすプロマネ志望!」と言いまくって内定をもらった。
自分のプログラミング能力は皆無に等しいが、技術力を活かすより多くの人に影響を及ぼせる仕事がしたい気持ちの方が強かったので、A社でもそれなりに楽しめるのかもしれない。
弊社は専門出版社なので、想定読者数がそもそも少なく、動くカネも少ない。ただ、読者にとっては確実にニーズがあって、人様の役に立っているという実感は味わいやすい。
専門の人らのブログとかで、自分らが携わった本を褒めてくれていると素直に嬉しい。
◎会社の将来性
A社はじめSIerは受注産業なので、仕事していれば食いっぱぐれることはないが、逆に言うと仕事し続けないと儲けられない。
一方、弊社はじめ出版社はメーカーの側面があり、成果物の著作権は自社にあるので、当たれば労なく稼ぐことができる。
(逆に言うと、どんなに頑張って商品を作っても、売れなければ儲からないということだが)
それなりに続いている専門出版社の場合、その道の人が必ず買ってくれる本というのがあって、そういうのが利益を下支えしている。
◎自分の将来性
A社のほうが業界的に転職が多そうだが、プログラミング能力がないまま転職できるのかという不安がありそう。
弊社はフリーになる道もあり得るが、原稿料商売では弊社にいるより稼げないのは目に見えている。
起業して編プロの社長になれば儲かるかもしれないが、社員をこき使うことによる良心の呵責で死にそう。
元請けSIerも出版社もプロマネがメインという点では共通しているし、磨けば他社でも通用する汎用的なスキルだと思うが……業界知識の壁があるか。
出版社に入って「自分らが権利を持ってるって強いなぁ」と実感しているので、将来独立するならば、自前のコンテンツでご飯が食べたいと思う次第。
ちょくちょくゲームカタログWikiに記事を書いているんだけどさ、ゲームの評価点や問題点って書いていくと、結構の主観性の強い内容になっていくんだよ。
でもWikiで誰でも編集できるという構造上、編集に編集を重ねるうちに揉めたりもするけど、そういう記事を書いた人の主観性ってのはある程度薄らいでいくわけ。
でもそれって、誰もが編集したがるメジャーなゲームだからこそ成立してる面もあって、自分がたまに作るマイナーなゲームの記事なんて、たまに誤字脱字を校閲してくれる編集はあっても、内容そのものを編集してくれることなんてほとんどない。酷いものになると自分しか更新してない記事もあったりする。
ゲームカタログWikiってゲーム名でググると結構上のほうに出てくるから、そんな自分の主観だらけの評価が、そのマイナーゲームのネット上の評価みたいな扱いをされたりするんかな……と思うとちょっと怖い気がする。考えすぎかもしれないけど、なぜかこの手のWikiの情報って、個人のブログなんかより信用する人が多いからね……。
まあそんなことをふと思っただけで、これまでどおり記事は書くと思うけどね。
前述のとおりマイナーなゲームは基本的に作られにくい傾向にあるので、詳しい人がいたら記事をじゃんじゃん作成していただくようお願いします。
まだ1話しか見てないものや3話くらいまで見てるものなどバラバラだけど現時点での感想
★★☆☆☆
軽めの刑事ドラマ
・IQ246 ~華麗なる事件簿~
☆☆☆☆☆
主演の演技がしんどくて1話途中で見るの断念
★★☆☆☆
感情が高ぶると志田未来がラップをしてしまうっていうのはいいけど
1回だけで良かったのでは
・三人兄弟2
★★☆☆☆
2は今のところイマイチ
★★★☆☆
下らないけど結構好き
解決時に全員で歌いながら踊るクソみたいなノリ好き
★★★☆☆
★★★★★
めっちゃ面白い。医療ものだけど病気の原因探る過程が刑事ドラマのようだ。
女性だけの診断チームってのもいい
・相棒15
★★★★☆
仲間由紀恵が美しい
☆☆☆☆☆
もう見ないかな
☆☆☆☆☆
★★★☆☆
ストーリーとしての面白さはイマイチだがキャラは立っているし見やすい
☆☆☆☆☆
★★★★☆
キャラの立ち方がすごくいい
話は普通だが安定感ある
・家政夫のミタゾノ
★★☆☆☆
★★☆☆☆
・実況される男
★★★☆☆
設定面白い
実況者の顔が一切出ないのにキャラ立ってるのが良い
・砂の塔 ~知りすぎた隣人
★★★☆☆
ママ友マウンティング、不倫、子供殺害事件と流行ってる要素をこれでもかと盛り込んでる
ストーリーまぁまぁ
★★★★★
今期のイチオシ
刑事なのに芸能関連の捜査をする部署に配属され、不本意ながらアイドルをやることになってしまう話
設定が最高
ギャグ系B級ドラマだがテレビあるあるとネットあるあるをうまい具合に盛り込んでて
皮肉がきいててすごく好き
★★★★☆
1話は地味でつまらなかったが3話くらいから段々面白くなってきた
★★★☆☆
おどおどしている役の香川照之珍しい
★★★☆☆
・ヒポクラテスの誓い
★★★★☆
ドヤ顔で。
海外で同じことを言ってもただの可哀想な人、としか見られない。
お仕事系ドラマを見ていても長い時間をかけて労働し、問題を解決する話が多い。
必ずと言っていいほど定時外で仕事をする様子が描かれる。
そしてそれは大抵物事解決や成功への道であり、長い時間をかけること=美徳として映る。
映ってしまう。
幼い頃からそういうドラマを見て育てば、長時間労働=頑張ってる人という図式が出来るだろう。
何気ないところで価値観の共有がなされている。
自分の小さい頃を思い出してみる。
宿題をしているふりをして机に向かっているだけで褒められた。
私自身、社会に出るまで長時間働くことは良いことなのだと思っていた。
実際に社会に出てその通りに働いたら身体を壊して、精神を病んで、辛くて死にたい日々を経験した。
ひょっとしたらそうじゃないんじゃないか?という疑問を持った。
価値観を疑って、文化にまで成り果てている長時間労働問題を解決するべきだ。
このことから何を学ぶべきか?
早く気付いて欲しい。
いまネットのニュースで叩かれている「校閲者が著者に会うとかありえない」という部分は、ドラマなんだしそんなに目くじら立てることではないと思った。
第2話を見る限り、主人公の石原さとみは編集者志望だったのに校閲に飛ばされたという経緯があるので、編集者気取りで出しゃばって著者に会うのは話の流れ上別におかしくはない。おまけに著者とサシで会っているわけでなく、編集者の青木崇高について行ってるだけだし、校閲部部長の岸谷五朗も寛容な人物なので、やはり無理のある設定とは思えない。
おまけに校閲部の先輩の江口のりこから「校閲者が著者と会うなんてありえない」とキツく言われる場面まである。あの記事書いたやつはドラマ観てんのか? 観てねーよなこれ。
むしろ、営業と編集がちゃんと連携してることがファンタジーに見えて仕方なかった。もしうちならあんなデカいミスしたらもう人間扱いしてもらえないよ。一旦営業の機嫌損ねたら二度と企画通してもらえないもんね。やんなっちゃうよ。
(多く「…もものかは」「…はものかは」の形で)ものともしない。物の数ではない。なんでもない。そっちのけにする。「世間の非難も―政策を断行する」
テッド・チャンの「あなたの人生の物語」という短編集の中の「地獄とは神の不在なり」の405ページ、後ろから7行目終わりからの文章が、
とあったけど、全然意味がわからなかったから調べたら、そういう表現があった。
なんとなく字面から「のにもかかわらず」と読み替えればその場では意味が通ってそれが偶然合ってたからよかった
まだまだ知らない表現あるんだなあと思ったけど、翻訳としてわざわざわかりにくい表現をチョイスするのはどうかと思う。
もものかはなんて、30年生きてきてそれなりに小説も読んできたけど初めて見たから、今はほとんど使われてない(知ってる人も少ない)んじゃないかなあと思うけど
翻訳とかそれの校閲とかを生業にしてたら、そういう感覚とはずれちゃうんだろうな
まあ自分が知らなかった=知ってる人少ないはずっていうのが乱暴だってのは百も承知だけど
わざわざ権威高く書くためか、自分こんな言葉知ってるんだぜ的な感じで珍しい言い回し使いたがるのはやめてほしい
特に翻訳ものなんて、翻訳って時点でまず伝わりづらいんだから、そこからさらに変にひねられたらどうなるかは想像するまでもない
菅野完著「日本会議の研究」を読んだ感想、ではなく、疑問点をつらつら書いていく。ホントはまとめて読者お便りにでもしたかったのだけれど、切手代が惜しくなったので、気になった点を列挙していく。なお、これを読んで本書の内容を知った気になって恥をかいても知りません。
以上のように、筆者が単行本化に際して加筆修正すべきであった点を放置して世に出したのは、筆者と出版社の怠業である。一方で、本書を「巨大陰毛組織、日本会議の全貌」のような内容という理解で評価するのは本書を読んでいないか読解力が不足している。
江戸時代に風紀を乱す本や絵の出版が禁じられたときに、情事に見立てた詰め将棋を集めたエロいタイトルの本が出版されてたことがある。
タイトルはエロいが、中身はただの詰め将棋で、なぞの挿絵(絵そのものはエロくないが、エロ駄洒落らしい。俺にはさっぱりだった)
今みたいに印刷が簡単な時代ではなくて、下絵を彫師が線の一本一本を彫って、摺り師が一枚一枚丁寧に摺って作ってたわけで、本というものが高価だった。
俺が客だったら、大金叩いて買ったエロ本が詰め将棋集だったら「金返せ」レベルだけど、幕府も怒って(偉い人もエロタイトルに騙されたのだろうか)、風紀を乱したことはけしからんと激おこ。
さて、話を戻しまして、将棋ファンというのは詰め将棋でオナニーできるの?
追記
各ページタイトルはこんな感じ
好きなライトノベルを投票しよう!! という企画がある。今のところ毎年二回やっていて、ライトノベル読者がおすすめしたい作品を投票するというものだ。ちょうど上半期の結果が出たところだ。最近のラノベ分からないし、面白い作品なんてないんでしょというおまえらにおすすめのライトノベルが揃っているから載せておく。
http://lightnovel.jp/best/2015_01-06/vote.html
たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。
薬屋のひとりごと(3)
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02
ランキング上位は基本的にラノベ読みの間で話題になった作品だな。読んでおけば通ぶれるし、それでいてマイナーすぎないという狙い所だ。
「終末なにしてますか?」は、例えば アニメ・ラノベファンタジーの”呪い”を描くメタライトノベル「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」 - 主ラノ^0^/ ライトノベル専門情報サイトとか取り上げている人も多い。野崎まどもいまやだいぶ出世したが、当初から独創的な作品を書くことで話題だった (ファンタジスタドールとか)。下読み男子と投稿女子とかは作品として出す前に一般的に行われる下読みという校閲に近い作業を話題に取り上げていて、ラノベ作家を書くメタ的なラノベからの派生が伺える感じ。ラノベ作家ものいうと平坂読たんの最新作「Amazon.co.jp: 妹さえいればいい。 (ガガガ文庫): 平坂 読, カントク: 本」がおすすめだ。作家同士の交流とか、編集との絡み、作品制作の苦労がギャグ風味で書かれている。
「ひとつ海のパラスアテナ」は電撃文庫の新人賞作品で、女主人公百合風味な海洋ものという異色な作品でライトノベルの懐の深さを示してくれた。ラノベでも女主人公いるんやんで。
「たまらん」とか「アルデラミン」、「ソラリス」も同様の傾向がある。
トップのラインナップをみれば分かるけれど、メジャーどころがないのが特徴的。前述したよみたんの「妹さえいればいい。」もないし「俺ガイル」もないしね。すでに有名なのはおすすめしてやるかという意思が感じられる。その偏向したポジションが、このライトノベルがすごい!とかのランキングを良い意味でも悪い意味でも混乱させるんだけどね。
上位だけじゃなくて下位の方にも面白い作品が入っているのでぜひ本家のほうで見てくれ。票数は少ないものの、その作品を押したいというラノベ読みの意思が反映されている。
同時期に行われているライトノベルツイッター杯2015年上半期概要 - ライトノベルツイッター杯も募集が終わって、1、2週間後の土曜日に結果が発表されるはずだがそっちにも注目だ。そして次の機会にはおすすめの作品を投票してくれると助かる。それじゃあ、良いライトノベル生活を!!!
元編プロが口を挟む。
版元=上流プロジェクトマネージャ。予算と納期とざっくりRFPを書いて編プロと印刷会社にお金を回す。終盤で品質チェック(ほぼ主観)することも。
↓
編プロ=現場PM&SE。仕様書と画面遷移図書いて、人集めをして、使用ライセンスとかの管理して、PGの世話をして、デバグして、ビルドデプロイして、プロジェクトを締める。
↓
筆者=PG。書く。
みたいな感じだった。うちのとこは。
あと校閲さんが外注デバッガみたいなもんなんだが、伝統的に版元がお抱えしてたりする。デバッガなんで、企画そのものとかUI画面遷移そのものにはダメ出ししてくんない。それは編プロの仕事かな。あと印刷所&取次iOSアプリで言えばApple(iTS)みたいなプラットフォーマーなイメージ。
まず、この世界は基本決まった仕事の方法ってあんまりない。著者の数だけ仕事の進め方があるし、本の種類によっても全然違う。
で、基本的に読んでると、全部初期段階での交渉不足といえばそれまでなんだけど、、一応自分が思う一般的な話が参考になれば。
>・直してくれるのは基本的にてにをはのみ。それ以外も時々直してくれるがだいたい見当違いも甚だしい。これが一番キツかった。
もし修正がまずかったとしたら、これは単に編集者がダメ。なんだけど、書き慣れてない人からすると、
ここ直すの?っていうのに過敏に反応することもある。概して、よほど名前とスタイルの決まった著者でないかぎり、
校閲も編集者校正も一般的な言葉で分かりやすくしようとする。それが頭に来ることはある程度ベテランになってもある。
>・インタビューなどに行く場合は、私が相手とコンタクトをとり日程を取り決める。出版社からは私と相手ふたりあわせて1000円のみ支給。(珈琲代にもならない。相手への謝礼は?)
これもケースバイケースだけど、基本的にやって欲しければ自分から頼むべき。
例えば英語が必要とかで編集者が分からない、というなら、外注でもいいからやらせるべき。
>・スケジュールは概要は教えてくれるが、タイトルやデザインをいつまでに決定すればよいかなどの詳しいスケジュールは教えてくれない。
タイトル、デザインは結構最後になりがちで、スケジュールは常に曖昧。
重要視するのであれば先に話をしておいて、最後は必ず確認させてください、と話しておくべき。
>・書き終わってないのに出版日を次の月に勝手に設定されていた。こういうのは書き終わってから設定するものじゃないのか。
これも進行の相談を無視してのいきなりの設定だったとすれば、編集に非があるけど、普通先に相談しない?
ちなみに出版社は出版スケジュールというのが決まっていて、ある程度先が見えたら最後は強制的に出版日を設定して、
>・了承のないタイトル変更をされた。
これも先に話すことだけど、確認なく勝手にやったなら非常識だな。
>・表紙のデザインも提案した物とはかけはなれたもので決定された。
これも本の内容・種類によるけど、こだわりがあるなら書き始める前に先に伝えて表紙も含めてやりたいと
話さないとだめ。
>・執筆内容の信憑性を裏付けるためにいろいろな人に確認してくれるなんてことはなかった。本ってこんなに主観に満ちたまま出版されてるものもあるんだなと思うと少し怖い。
よほど学術的な本でないかぎり、「いろいろな人」に確認をとるなんてことはあまりないよ。
何の本か分からないけど、三流出版社の裏社会系とかそんなのじゃないか?
読んでるとそんな感じがする。
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO55604220Z20C13A5000000/
この記事で「LINE関係ないだろ」とか「分かりづらい」という反響があるけど、
これはまだマシな例。
最近、雑誌よりもニュース系サイトに原稿を頼まれることが多いんだが
掲載段階で「え、そこじゃないだろ」っていう部分がタイトルで妙に強調されたり、
記事書いた自分ですら下衆すぎだろ、と思うようなタイトルに変わっていたり。
タイトルは媒体の方向性や文字数等の制約に従って、デスクや編集者がつけることが多い。
もちろんライターがつけてそのままイキになることもあるが)
上のように日経ならまだしも、個人サイトだか企業サイトだか分からないような
新人も三流大学出のバイトあがりだったり、エロ雑誌編集からこぼれたようなのしかいないから、
そもそも文章をどうこうするだけの素養もない。(にも関わらず人の文章を直そうとするから凄い)
編集自体まったくの素人みたいな連中が仕切っているからもう目も当てられない。
もちろんこっちも文句言って直してもらうことは出来るんだけど、
交際相手からフラれた皆さんが対象です。
最近(人間としてどうかと思うけど)、相手に連絡出来る状況であれば校閲担当として利用できるんじゃないかって思い始めたんですね。
ベストな状況は、嫌われてるけど会話は普通にできるってラインでしょう。お友達としてなら好きですってのはあんまり良くない。嫌われてるのが大事。
さて、あなたの元(カノ|カレ)は今、別の人になら媚売りまくる(「すごい!」「流石!」「いいね!」などなど。)かもしれません。あなたが好かれてた時も恐らく媚売ってきたんじゃないかと思います。
ですが、今のあなたには媚を売る必要はないはずですし、むしろ嫌ってるのでdisってくる方が多いはず(推測)。
ということで、原稿やデータの粗探しをしてもらいましょう。嫌いな人のモノは「ここがダメ」と否定したくなります。
尤も、粗探しですから的はずれな批判もあるでしょうけどそこは取捨選択しましょう。
欠点として
・そもそも興味を持たれない状況(…連絡が取れない、原稿を見せても「へー」で終わる)なら意味を成さない
・毎回見せてると相手にされなくなる?
などあると思いますが、ご活用ください!
……ってのを開き直りながら考えてたんだけど案外使えるんじゃね?
交際相手に限らず微妙に敵対してる人とかでも。