「校閲」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 校閲とは

2019-05-30

現役校正者が書く校正フローとかの話(追記しました)

現役の校正者です。出版社校閲所属ではありませんので、多くの出版社とお付き合いさせていただいてます

幻冬舎見城徹社長インタビューhttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/05/post-12205_1.php)と、そのブコメ拝読していて、いろいろと解説できることもあるかもしれないな、と思いましたので、一般的校正フローがどういうものか、ということについて、増田で書いてみようかなと思います

注意書き


校正フロー全体の流れ(一般文芸小説などの場合

初校ゲラを作る
  1. 原稿が書き上がる
  2. 書きあがった原稿デザイナー(あるいはDTPオペレーター)に渡される
  3. デザイナーによって組版が行われる(よく「流し込み」と言います
  4. 初校ゲラの完成
初校チェック
  1. 流し込みされた原稿ゲラが、関係各所に渡される
  2. 時間をかけて読む
  3. 校正者、ステークホルダの初校戻しを編集者が受け取る
再校ゲラを作る
  1. 編集者が、それらの指摘&自身からの指摘を整頓してまとめ、著者に渡す
    • この段階で、一部の校正指摘は却下されます。一例としては、「誤解による指摘」「著者が過度に傷つきそうな指摘の表現をやんわりしたものに書き換える」などがありえます。誤解なんてないに越したことはないのですが、「意図的な仕込みだとは思うが、ミスだとまずいので念のため伝えておく」というような、杞憂に近い指摘も出てきうるので。
  2. 指摘の一覧を受け取った著者が、「指摘を採用する/しない」の判断をし、自分修正したい部分も書き加え、編集者に戻す
  3. 著者からの戻しを受けて、編集者&著者が最終判断をする
  4. 修正指示=初校赤字校が確定し、デザイナーに渡される
  5. デザイナー修正作業をする
  6. 修正されたゲラ=再校ゲラの完成
再校チェック
  1. 再校ゲラが、関係各所にまた渡される
  2. 時間をかけて読む
  3. 校正者、ステークホルダの再校戻しを編集者が受け取る
完成原稿
  1. 編集者が、校正者・ステークホルダの指摘&自身からの指摘を整頓してまとめ、著者に渡す
  2. 指摘の一覧を受け取った著者が、「指摘を採用する/しない」の判断をし、自分修正したい部分も書き加え、編集者に戻す
  3. 著者からの戻しを受けて、編集者&著者が最終判断をする
  4. 修正指示=再校赤字校が確定し、デザイナーに渡される
  5. デザイナー修正完了する

この段階で、完成原稿扱い(を目指す)というのが一般的です。なお、上記説明では「完成」の判定を誰が責任を持つのか、デザイナーDTPオペレーターの職分の厳密さ、あたりがすっぽ抜けているんですが、そこの解説は省略させてください。パターンがいろいろありますし、枝葉の話かと思いますので。

とても高い正確性が求められる書籍(例えば辞書)の場合や、再校での修正量が想定以上に多かった場合は、さらに「修正指示が反映されているか」「もう一回読み直し」とサイクルを予定している/追加していく場合もありますが、だいたい多くの書籍では「初校・再校」の合計2回まででまとめていると思います

日本国紀』はあのあり方、ページ数などからみて、三校、四校まで実施しているかもしれません。遠くから眺める限り、いろいろと大物な予感がしますので、ちょっと再校まででは済まない印象がします。単なる勘ですけど。そういう意味では、インタビュー内の「通常の3倍以上」というのは、六校、七校まで実施した、という意味かもしれないな、と思っていたりします8-)

剽窃チェックについて

校正作業を行うにあたっては、「リスク認識した場合、そのリスククリアするためのチェックフローを追加する」というスタイルがよく採用されます。実務に沿って言い換えると、まずは「編集者からの依頼としてチェック項目のリストが渡され、それを元に読み進める。そして、実際に校正作業を進めてみて新たに発見されたリスクについては、適宜、リスクに応じたチェックを追加する」という形です。言葉にすると当たり前なように聞こえるかと思います8-)

これを剽窃チェックにあてはめると、「この原稿にはWikipediaコピペが含まれていそうだ」と判断した場合に、「Wikipediaコピペを検知するための確認作業を追加する」ということになります

Twitterで、小池みきさんが「社内校正ときに「ウィキコピペをしてないかチェックする」って作業があった」とお話されていました(https://twitter.com/monokirk/status/1133240351123099648)が、これは、続きの「ネットに詳しくないおじいちゃん郷土史家とかはけっこうやってしまうので」というのが重要ポイントで、リスクが高い状態がすでに認識されていたからこそ、コピペチェックが定型フローに含まれていた、ということだと思います

なので、「『日本国紀』はWikipediaコピペのチェックもしていないのか?」という問いに関しては、「百田尚樹先生文章について、なんらかの剽窃リスクが高く見積もられていなかったならば編集者から提示された最初校正依頼の項目に『コピペチェック』が含まれていなかったとしても、特別おかしいとまでは言えないと思う」という回答です。

そもそもとして、剽窃絶対にしてはいけない・出版倫理にもとる、というのが大前提なので、「著述家として実績を積み重ねた方であれば、剽窃不適切引用はしていないはず」という認識を基本とするのはわりとベーシックです。例えば飲食店において「お客様は全員きっと食い逃げするに違いない」という強いリスク感を持つのがさほどノーマルではない、みたいなことで、「剽窃あるかもしれない」とは考えますが、「剽窃あるはずだ」と強く疑ってチェックを重ねるのはコストが嵩みすぎる、という判断します。「存在する可能性が高いものを探すコストをかける」のと、「存在しない可能性が高い(と考えられる)ものを探すコストをかける」のは現実的には違うのです。校正作業にも締め切りや予算がありますから

ですから、多くの校正作業においては、「この原稿コピペが入ってるのでは? 剽窃かも?」というリスクをどこかではっきり認識したら、その時点からコピペチェックを追加します。「おそらくあるはずだ」に頭を切り替えるからです。「私の場合は」という但し書きはつきますが、おそらく多くの校正者がそうしているでしょう。

では、「最初偶発的に発見するしかないの?」という問いに関しては、「はい。ある程度は偶然に頼ります」というアンサーです。ですが、ベーシックファクトチェック実施していれば、どのみち辞書インターネット・専門書等を駆使して大半の単語記述を見比べながら読むこととなり、「剽窃不適切引用が多数存在した場合、そのうちのどれかひとつ発見する」という可能性はそこまで低くないと思います特にWikipediaからコピペ発見は多少は期待できます。実際、私自身も何度もそのような経緯でコピペ事例を発見したことがあります検索さまさまです8-)

一方で、参考文献のリストそもそも共有されていなかったり、それが不完全だったりすれば、「どこから引っ張ってきたのか」の見当をつけることさえできないので、かなり発見が難しくなります

日本国紀』で校正フロー機能してない問題全体の話

校正作業チェックリストの項目)は追加すれば追加するほど期間と金コストがかかるし、無限時間をかければ当然ペイしなくなってしまます。なので、特に校正フロー最初においては、クリティカルな点や、質への貢献が高い項目を重点的に校正する、というのが多くの場合の実情です。

作品固有の事情として、『日本国紀』がどういう売り方で、どれくらいの期間、どれくらいの利益企画していたか、ということは外側からではわからないので、「通史で全部のファクトを細かくチェックしていけば、校正だけで5年はかかります」というコメントから、「じゃあ5年かけろよ」とだけ言って終わらせてしまうのは、理想的ではあるものの、現実的可能かどうかはわかりません。

2019/05/31追記:「通史で」というところもポイントなんですよね。そもそも日本国紀』を通史相当とみなすのか否かから検討されなくてはならない。一般文芸書と学術書では求められるレベル感が違いますもの

金銭時間が膨大にかかる理想をすべての書籍に一律に求めることはできない実情は既にあるので、「『日本国紀』という作品については、どれくらい理想を突き詰められたのか、突き詰めるべきだったか」という評価判断と合わせての評価のほうが、現場にとっては建設的であろうと考えます。これは単に「校正現場にとっては」という話であって、思想云々、歴史云々の話は学術芸術的観点を含むため、また別枠だと思います。今回の増田でそのあたりを取り扱うつもりはありません。校正作業の話だけをします。

最初お断りしたとおり、私は『日本国紀』をまだ手にとっていないので、どれぐらいの校正コストが支払われるべき作品だったのかについて、特に言えることがないです。もしもこの増田に反応が多ければ、その時は目を通してみようと思っています。その場合見積もりのために数日ください;)

現に剽窃事実誤認誤記と見られる(らしい)記述存在したそうですから、「『日本国紀』において校正フロー全体は正しく機能していなかった」は正しいと言えるとして、ではその原因は何か?については妥当な推測ができません。例えば期間や予算がなかった、あるいは校正者の実力自体の不足で、(作品としての理想、読者の皆様からの期待の両面から)求められる成果にそもそも達していなかった可能性はもちろんあります。また、あるいは部分的に達せられていたとしても、編集の方、著者の方にご確認いただく過程で、指摘が却下されている可能性もゼロではありません。

校正者」という個人さらにその校正力にだけ、校正フロー機能不全の責が向かうとすれば、必ずしもそうとは限らないですよ、ということぐらいは言わせてください。

修正一覧を公開すべき論について

私は見たいです。勉強にもなりますし。

……という感想はさておき、インタビュー内の「版を重ねて修正するのはどの本でも当たり前のようにある」は事実です。また、特段の事情がない場合サイレント修正するのもよくあります

ただ、ごく短い期間で版が何度も更新され、さらに刷りを重ねているとなれば、最新の版以外を「古いもの≒正確でないもの」と認識した上で取り扱ってもらえるのが望ましいでしょうし、その必要性の度合は文芸小説等よりは高いと思います広辞苑記者ハンドブックなどを使用する際に「第◯版を使った」というのが重要視されるように、『日本国紀』第◯版読んだよ、みたいな感じで。

長くなってごめんなさい

増田でこんなに長くていいのかって思いながら書きました。すいません。

2019-05-17

anond:20190517154113

売れなかったことがクリエイター作品が原因だったと言いきっても別に契約した金を出してるんなら詐欺にはならんのでは

印税って字面が誤解されやすいが、本来であれば100%作家が得るべき利益のところを、出版に関する色々(作品をより良くするための編集者との話し合い、装丁やらもろもろの本(実物)を作る作業販売在庫管理、売上管理などの諸業務、売るための各種営業活動やら)を出版社が代行し、出版社が請け負った代行業務費用を本が売れた代金から差し引いてお支払しますね、ということだからさ。

ひとつ作品のうち、「テキスト」部分は著作者責任100%ではあるけど、そのテキストの内容のいくらかに編集者責任がある(もっとこうしたらどうでしょうなどのアドバイス校閲業務など)し。

更に、総体としての本=テキスト+内容+装丁+営業活動やらなんやら諸々、について、出来としてどうなのかという責任は、出版社にも当然、責任が発生する。だから出版社側が、売れないのは作家だけのせい!と、言うのは、お前は出版業だろ?印刷機ではないんだろ?ということになる。

これは、編集者出版企業であれば、自分たちの請け負った仕事ダメだったことでもあるので、本当ならかなり恥ずかしいことではあるが、まぁ、実際のところ、幻冬舎はかなり特殊会社というか、出版社というよりも芸能人ブログを抱え込んだアメブロみたいなもんだと思った方が早いので、それを恥と捉える理由も、幻冬舎側にはないだろうなーとも思う。

責任」に赤字補てん意味合いがあるなら別だが、流石にそういうのはないやろし。

赤字分を作家請求するということは原則ありえないが、今回の見城氏のツイートに関して言えば、ネガティブ情報業界内・外に喧伝することで作家の将来的な損失を脅しにつかって、百田本への言及牽制たかったんだろうから、被る被害としては赤字請求と変わらんわな。

2019-04-16

anond:20190416172120

え、システム変更必要なの?運用を変えるだけでいいんじゃない

記事書くときとか校閲するときガイドラインを変えるだけじゃないの??

っていうか神戸兵庫県警イメージであまり良いイメージいからどうでもいいや

2019-03-29

NTTコミュニケーションズ社長人事部長も押しかラグビーお気に入り

日経スタイル職場に突然、ラグビー部員がわーっと入っていって、社員ボールパスしたり、体を動かしてもらったりするんです。」(山本恭子人事部長の発言を表すかぎかっこつき)

NTTCom社員 ラグビーボールは飛んできません。(火消し)

ねとらぼ NTTコム本社で「押しかラグビー」は行われています。(火消しの内容の否定

ネットで事前に確認できたはずの情報

日経Smart Work 企業の挑戦シンポジウム健康経営の新たな視点2018年6月15日開催 PDF

ラグビー部選手が予告なしにオフィスに現れ、社員を巻き込んでパスを回すなどしながら一人ひとりが健康について何らかの宣言をするという、社員健康への意識を高めることを目指すしかラグビー庄司(哲也 NTTコミュニケーションズ社長は「ふだん職場にいて一緒に仕事をしている選手が押しかけて、自分健康について関心を持つきっかけにしてもらう」と狙いを説明するとともに、社内で実施したときの様子を映像で紹介した

NTTコミュニケーションズ自社サイトのニュース

ステージ上で選手自らが企画立案社内で実施した、ラグビーボールパスしながら健康宣言する「おしかラグビー映像が流れ、選手達の取組みが紹介されました。映像が終わると、会場に選手達が“おしかける”という演出で登場。
ステージに登壇した目崎啓志選手はこの取り組みの狙いについて「わたしたち社員が、普段一緒に仕事をしている仲間に直接働きかけることで、参加意識を高め、健康への関心を高めたいと思っています」と説明し、(略)

Smart Work経営 生産性を向上する社内コミュニケーション(2018年12月開催)の講演レポート焼きプリン(特殊市民)さんのツイートから

当社(注: NTTコミュニケーションズ)は社内の様々なアセット資産)を組み合わせることで、創造的な発想を促す社内コミュニケーションを誘発している。
第1に人と技術の組み合わせだ。暗号解読やIoTサービスに関する社内コンテストを開催。職種を超えた多様な人材交流を促し、社員モチベーション向上や人材育成につなげている。
第2に人とラグビー部の組み合わせだ。当社のラグビー部所属する選手企画した「おしかラグビー」は、職場におしかけてくる選手からパスを受けた社員健康に関する宣言をし、次の人にパスを回すイベントだ。仲間の意外な価値観を知る機会にもなり、コミュニケーション活性化につながっている。
第3に人とオフィスの組み合わせだ。本社移転を機にコミュニケーションが生まれやすオフィスレイアウトを工夫した。それに加えて、定期的に席替えする「シャッフルアドレス」と「座席ツール」を導入。意図的に人を交ぜる仕組みで交流を促している。

s5r 実在するらしいですよ、社員観測できてないだけっぽい。 https://www.youtube.com/watch?time_continue=436&v=Q1eyOqf4W50

浦安市役所でのおしかラグビー(参考情報 これは社内ではありませんが選手ユニフォーム着用といっているので)こちら浦安情報局(7分20秒から)

栗原大介選手しかラグビーというものやらせていただいていて、普通に仕事をしているんですけど、皆さん、そこにサプライズで突然ユニフォーム姿で僕たちが現れて健康宣言をしながらパスをしていくっていうアクティベーションをみんなでいっしょにやるっていうことをやらせいただきました。
テロップ市役所でのおしかラグビー健康宣言をした後タックルしました。
パスじゃなくてもタックルとかでも普段することないと思うので、もうちょっといってもいいかなと思っています

火消し記事ツイートを書いた川上雄也さんたちへの疑問

川上雄也さんたちは押しかラグビーの中止を山本恭子人事部長にこれから求めてゆくのですか?営業部ならやってよいと川上雄也さんたちは考えますか?

山本恭子人事部長が講演で取り上げた、社内コンテストシャッフルアドレス座席ツール人材育成に役立つと、川上雄也さんたちは思いますか?

「そのようなわけでこの部分については中の人的には「そんなことやってへんやろー」っていう事実が歪んで伝わった程度の記事」と川上雄也さんは書きましたが、庄司哲也社長山本恭子人事部長の発言をご覧になった後も、日経スタイル記事事実がゆがんでいますか?

川上雄也さんたちの間違いをもとに日経記者非難するコメントが数多く見られますが、どう思いますか?

overflow33 まあ、新聞記事なんてこんなもん。記事に都合のいいところだけ抜き出して、嘘にならない程度にまとめるだけじゃないかな。特に意図した結果が撮れなかった時は、必ずと言ってもいいほど、編集ごまかすよね。
keijir 日経ポンコツなのか元々ポンコツなのが露呈してきたのか。校閲ガールは居ないってことだな
hidex7777 NIKKEIが悪いということか。
shikiarai 日経不買の理由がまたできてしまった
e-takeuchi 日経記事鵜呑みにするのが間違い。
at5u 記事元が全く信用できなくなる一件。インタビュー適当に繋げた記者の作文だったということか。
sds-page 日経スタイル編集部に突然押しかけてラグビーボール投げつけるべき
stilo 話題になったNTTComの人事の記事は、日経記者面白おかしく書いただけで、実際とは異なるようです
tzk2106 日経妄想で作った記事構想を押しつけてくるから嫌い
kantei3 日経フェイクニュースだった。(何度目?)
tk_musik フェイクニュース(FN)てことか。普段FNに踊らされる人を笑ってた人らも、信じたい事実(外資>>>国産)にキャッチャーフレーズが合わされば抵抗できんと。つまりオレオレ詐欺には皆気を付けよう。
miraiez なんであん記事になってしまったんだ。日経謝罪記事ちゃんと書いとけよ

2019-02-28

anond:20190227231634

現役の校閲だけど、文のつながりのおかしさとかはちゃんと内容を理解してないと指摘できないよ。

全体的に読む作業と、細かく潰す作業とで二回読むのが基本。

2019-02-27

特技を活かしたい

誤字脱字を見つけるのが得意だ。

媒体でも電子媒体でも、文章を読んでいて気づくというよりも、

頁(Webならページ)を開いた瞬間に、何故か目線が吸い寄せられる。

違和感が目に飛び込んでくるというニュアンスが近い。

しかし、この特技(?)は日常生活においてあまり役に立っていない。

仕事では、オフィシャル文書や自社ホームページ場合、指摘したとき感謝されるが、

例えば毎月惰性で繰り返される会議議事録場合などは、

まり良い顔をされない、というか、ムッとされることが多々ある。

(あらさがしをしているような印象を持たれるのかもしれない)

なので、最近は公の場に出るもの以外については、あえて言わないように気をつけている。

例えば記者編集校閲仕事だとこの特技が存分に生かされるのかもしれないが、

就職活動をしていた際はそこに気づくこともなく、全く違う職種就職した。

今となっては転職しようにも、そういった仕事東京に集中しており、

地方で家庭を持った自分には、選択肢に入ってこない。

そもそも、誤字を見つけるのは得意でも、

取材力文章力、バイタリティがあるわけではないので記者にはなれないだろうし、

編集校閲にしても、求められる他のスキルが足りず、

きっと採用もされないのだろうと感じている。

趣味程度でも良いのでこれを活かしたいが、何かないだろうか。

2019-02-22

障害者障碍者にって特集夕方見たんだけど

そういう流れは知ってたけど、そういう主張してる人が話してるの初めて聞いてやべえなって思って、ああいうのが主流意見で変えて行こうってなってんの?

障害の害は公害とかで悪い印象だから違和感がある、行く手を阻むみたいな意味の碍にするべきみたいな

えっ本気で?って思ったんだけど

だって障害者って言葉はあつらえられた言葉じゃなくて障害って単語ありきなんだから、それで害だけ取り出して他の悪い意味のある使われ方の熟語持ってきて悪いイメージだって意味わかんなくない?

単に障害って熟語を用いて表すのは妥当ではないので新語として碍を用いた表現を、っていうなら分かるんだけど害の字が他の使われ方で悪い言葉に使われる事あるから変えるべきって???ってなるんだけど

害って言葉が害を与えるとか、要はその障害持ってる人自身を悪いように言ってるみたいで違和感とかそういう風に言ってて、それって結局障害って言葉がどこに掛かるかって部分で、単に自分自身がその当人自体を表す言葉だって思ったからそう捉えたんでしょって思うんだけど

だって障害レースってあるけど、それ聞いて害っていう字があって害は公害有害って言葉に使われるからそういう意味で害をなす印象、なんて誰も思わないでしょ

普通に障害意味そのまま、行く手阻む、妨げになるものがあるレースって意味じゃん

障害者って言葉もその当人自体に害の要素があるんじゃなく、障害という概念を負っているって意味しかないし、偏った思想人間以外はそう取ってるでしょ

しかもその番組恣意的で、碍って文字の行く手阻むみたいな意味は紹介するのに障害って単語意味は言わないんだよね

意味碍の字と変わんないか

そんな他の使われ方でのイメージがとか言い出すなら、逆に障はいいの??って思うのにそこには触れないのが更にわけわかんないし、適当に障るって意味で調べても害になるとか邪魔って出てくるし耳障りとか癇に障るとかあるのにそっちはそのままなの???って

害って言う字が嫌だからって変えたいのに害って意味が含まれる事のある障はそのままなの???ってほんと頭?まみれになるんだけど

しかもその主張してるおじさんが、碍の字が使われないのは政府廃仏毀釈の結果仏教意味のある漢字を避けてその影響だ、とか???ってなったんだけど碍推してる人ってみんなそんな感じなの?って思ったわ

それに常用漢字じゃないか校閲ちゃんと入るメディアじゃ障碍者は結局障がい者なっちゃうはずなんだけどそれはいいの?って

個人的な印象を正当化させて権利得るために自分の偏った知識の上の主張に執着して言葉や使ってる人に責任負わせるのってすごい自分勝手だなって思うわ

障害って単語自体違和感つのも人を指す場合言葉として碍で表すのもいいんだけど害だから悪い(でも障はいい)とかの筋通らない理由堂々とあげるそのやばさがやばいと思うし引く

それで辻褄あってんの?頭の中で???って思う

2019-02-18

やるべき事をやれてなくて焦る

論文英文校閲の直しも終わってないし

博論も取り掛からないといけないし

確定申告もしなくちゃいけないし

諸々申請書類も溜まってきたし

そういえばPD申請書も考え始めないと

夜になって焦る→眠れなくなる→朝起きられなくなる→作業が進まない→夜になって焦る…の無限ループ

2018-11-04

DLSite台湾の人が日本語同人誌を売ってる

絵のクオリティは本当に高いのに、セリフ日本語が壊れてるところがあって惜しいなって思う。翻訳とか校閲サービスできたら良いのに。

2018-10-29

Excelの内容を電卓検算

これ、定期的に話題になって、いつでも意味ない派が大多数なんだけど、意味あるケースも多々あるから

まず、Excelの内容が正しくない場合がある理由は多岐にわたる。

・数値を手入力した時に誤って入力した

・誤った計算式を設定した(されていた)

データソースが外部サービスとき、外部サービスの方に誤りがあった

Excel自体バグ(ほぼゼロ)

など。

で、誤りの検知方法なんだけど、ざっと見ればわかるはずとか、眺めればわかるはずとか言ってる人が多数だけど、それじゃ見落としのリスクが高いから。

文章だって、一字一句確認しながら読んでも誤りを見逃すことが結構ある。だから校閲という職種存在するんだね。

電卓でチェックというのは、そういう誤り検出のメソッドの一つ。

電卓で再計算し直すという方法は、以下のメリットがある。

・チェックのカバー率が常に100%(文章で言えば、一字一句飛ばさずにチェックするのと同じ)

・実際に数字入力すると、入力間違いに気付きやすい(場合がある)

計算式が間違っているときは、ほぼ100%誤りを見つけられる

2018-10-20

ぼくは本業研究者なんだけど、大陸欧州のひとが書いた原著論文でも冠詞からしおかしいのとかチラホラみかけるよ。

あっこいつら自分英語できると思って英文校閲に通してないんだろうなあ、って思ってしまう。

2018-10-16

anond:20181016131441

から無駄に期待だけ高めるのやめろっての。

"低"収入すら直してないんだぞ?

リスクリターンに合わないんだよ。書く為に浪費した時間病気になるほど推敲した時間、読んだ本や吸収した知識経験、そういうのを全部含めてたまたま面白い形に力が抜けて出てきて、運よく拾い上げられたって話だろ? 実際に選考過程ブラックボックスだし、下読みから校閲まで出版だってもう限界なんだろうよ。ついこの間の芥川の盗用だって競争率高過ぎてチェックしきれてない証拠じゃないか

宝くじ当たるかなぁ」って指くわえてる奴に「私は当たりましたよ?」って言って励ましになると思うのか?

アンタのやってるのは「利用者からはこんな感謝の声が!」って喧伝してる情報商材と変わらないんだよ。腰掛けで楽しかったって話を追い詰められてる奴にするなよ。

オッサンだってこんな場所に書く暇あるならそれこそ投稿サイトに出せばいいじゃないか

それを何度も何度も繰り返して年功序列と薄汚い欲得と話題作り政治の結果で自分努力時間は左右されるんだって気付いた時に、もうオッサンどころかジジィになってたらどう責任取るんだよ?

オッサンは体も売れなきゃ終身売春婦にもなれないし、下手に褒められて夢見続けたって当たらない確率の方がずっと高いんだよ。

他人に書けとか書くなとか言われてそれで左右されるならその程度なんだろうが、その程度すら自分で決められないで「なろうか"な"ぁ」って、何言ってんだって話だろ。

書く暇と体力あったら小銭貯めてnisaにでも少しづ投資した方が確実にリターンあるって言ってんだよ。実際に貯金より利率高いんだから

どうせそれもしてないんだろ? 書く為に投資が要らないとでも思ってるのかよ?

出版はもう焼き畑農業なんだよ。使い捨て雑文要員を買い叩いてるなんて記事検索だけで幾らでも出てくる。

訴えたい事もない奴に指先でキーだけ叩いて金が儲かるなんて唆すのは止めろ。

そんなのは投資以下だ。


15:28 追記

 ああ、なろうかなぁ、じゃなくてhttp://syosetu.com/の事か?w

俺も書いてみようかなぁ(笑

15:32 追記

 >終身売春婦にも は、終身売春婦に"すら"に訂正させてくれ。文意としてはそう書いたつもりだった。

ドラゴンボール』を読んだことのない彼は、どうすればもっと面白い記事を書けたのか

炎上商法としては良いと思うけど、LIGライターとしてはセンスないよね。

ドラゴンボール』を読んだことのない僕が、先輩に反論するために全巻読了した結果

https://liginc.co.jp/429028

要するに、「たか漫画で、ドラゴンボールときで偉そうにする先輩ムカつく」ってことだからストレート文句を言えば良いのでは?

もっとあの記事面白くする方法

映画好きなのに黒沢監督映画見てないの?」「ロック好きなのにビートルズ聞いてないの?」「TRPG好きなのにクトゥルフしかやってないの?」

みたいな古参連中ムカつくみたいな話なので、ドラゴンボールの影響を受けているもっと新しい作品紹介にするとか、もっと面白くする方法はあったと思う。

先輩ムカつくという話をするためにドラゴンボール批判するというやり口は、

■嫌いなやつの嫌いなもの批判する

これ直近でいうとキズナアイ批判するフェミと同じ論法なんだよね。

「私が嫌いな萌え絵攻撃するために、フェミニスト論法を盾にとって、ヲタクのもの攻撃する」

ぶっちゃけこの攻撃方法は全く効果がなく、ひたすら不毛であるというのは偉大な先代の例があるので、結果は火を見るよりも明らかでは?

その結果、今ではフェミって鬱陶しいなという空気形成されているわけだし。

女性解放運動家が今では「面倒くさい人の始祖」みたいなムードになりつつあるのも、歴史に謝るべきだと思う。

……もし、これを見越して炎上させることが目的だとしたら、この批判はまったく想定内で手の上で踊らされているだけなのでは?

でも、あん記事掲載するメディア及びライターにここまで頭があるとも思えない。

●あの記事の代案

ちなみに、過去ligってどんなことをやってきたのかと言うと、実際に社長が部下をいじったり、部下が上司を弄ったりするメディアだったりします。

・部下の部屋でビーチ音楽祭を開催したら、大変なことになりました。

https://liginc.co.jp/omoshiro/try/164489

・何で管理されなきゃいけないの?出勤の打刻をして静岡に行った

https://liginc.co.jp/omoshiro/went/153633

この菊池良とかいうやべーライターもそめひこというおもしろおじさんもすでにLIG退職している。

古き良きLIGを憂うわけではないが、彼らがいたらもっとあの記事ウィットに富んだものになっていたと思う。

というか、それを期待して読んだフシもあるのでなんかあの記事はとにかく残念だった。

■俺があの記事を昔風に書くとしたら

もし、俺がLIGの同じライターだとしたこんなふうにする。

・実際に文句を言ってきた上司記事中に写真付きで登場させる

・「ドラハラ」に苦しむ筆者(自分)がドラゴンボールを読まなくてもいい理由(読んだ上でスライドを作ったりする)を披露する

・その後先輩のレビューや、社長とかの意見掲載する。

たかドラゴンボール読んでないの? という一言を超大げさに取り扱って、準備や内容に時間とカネを掛けて、全社を巻き込む。

それでいて、古い漫画を読んでいるという権威性を皮肉ったり、それをハラスメントという大事にしたりして、最終的には愚痴ではなくコンテンツとは? みたいなでかい話にして煙に巻く寸法。

……もし、LIGの人がこんな場末日記を目にしたら、ぜひ真似してみてください。

炎上するより、もっと健全バズると思います

もしこれができないのだとしたら、ligはもう変わっちまったんだなあという憂いでいっぱいである。

●今後期待すること

ぜひあの記事は削除せずに、LIGとしてどのような対応を取るのかだったり、

なぜ掲載を行ったのか(編集部というもの機能していて掲載に足る記事である判断したならどういう判断基準だったのか、そもそも校閲機能が正直弱く素通りしてしまったのか)

という部分の意見記事にしてほしい。

くれぐれも、あの記事を削除して反省文を掲載してお茶を濁すという真似だけは絶対に、何があってもしないでほしい。

2018-09-27

anond:20180927110317

相手にこだわりがなくお願いすればあっさり折れてくれる場合もあるが、そのような要求も不当なのか

「お願い(物理}」とか「お願い(101顧の礼)」とかが行われうる。不当。

それはちょっと頑な過ぎるでしょ。

例えば校閲的な指摘や発言根拠を聞くことも、最終的には相手言論制限することが目的の一部にあるわけじゃん。

ダルビッシュが「プール永遠泳いでるおっちゃん」って書いた時に「延々の間違いでは」って突っ込んだやつは不当だったのか?

程度考えずにお願いも全部駄目ってのはおかしいよ。

2018-08-15

新聞校閲だけど「鉛筆出し」って文化があることを初めて知った

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.mu/bxjp/n/na006741687b6

基本的に指摘は全部赤ペンで書いてる。もちろん直しても直さなくてもいいときは「ご参考」とか「~にしては」とか付け足すけど。

あと余白が広いこともあって校正記号あんまり使わない。

2018-06-09

ハンロンの剃刀 - ヘイト基準を下げ過ぎるとヘイト解決は遠のく -

「明秀」という名前を「秀明」と間違えて本に記載された!

これは人種的偏見に基づく嫌がらせだ!

という主張を見かけた。

かに人の名前を間違えるのは失礼なことだし、出版物だったら編集校閲はきちんと仕事しろクレームを言っていいことだと思う。

だが、人種的偏見に基づく嫌らがせと言いきってしまっていいのだろうか?

これが、「太郎」を「郎太」と間違えていたら、「ろうた」で変換されないし、嫌がらせ可能性も出てくる。

しかし「明秀(あきひで)」も「秀明(ひであき)」も日本人名前として普通にある名前で、デフォルトで変換される。

ミスとしては十分ありうるだろう。

ハンロンの剃刀無能で十分説明されることに悪意を見出すな」と考えるのが妥当だと思う。

しろ、単なる無能にまでヘイトレッテルを張ってしまっては、ヘイトの重みが軽くなってしまう。

それは本当にヘイトで苦しんでいる人たちの問題解決を遠ざけてしまうだろう。

もう一度言おう「無能で十分説明されることに悪意を見出すな」。

ところで上のパラグラフの中に一か所、文字を入れ替えたところがあるけど気付いただろうか?

もし気づかなかったら、あなたも「ヘイトを行っている!」と糾弾されてしまミスを犯してしまうかもしれない。

そんな世の中は嫌だ。



追記

日経ったので、文字を入れ替えたところの解答。

だが、人種的偏見に基づく嫌 ら が せと言いきってしまっていいのだろうか?

2018-05-17

ウェブライターかいうやつ

雑誌でほそぼそやってるライターで元編集者だけど、ネット仕事もぼちぼち入るようになって書いてるんだが。

校正というか校閲の能率、死ぬほど悪いな。

なんで編集そもそも編集者なのか謎だが)のわけわからん意向で間違ってない言い回しまで全部直されなきゃならんのか理解できん。

あと、一字一句こっちに修正させるとか時間無駄すぎる……。そんくらい勝手に直しとけよ……。

ウェブライター仕事、3社くらいでやってみたけど全部一緒。

バカひとつ覚えみたいにひたすら直させる。誤字脱字誤用でもないのに。

向こうは社員だと思うが、上の奴らは時間無駄だと思ってないのかね?

PV数上げたいんなら、もっとライター編集の分業きっちりしろよと。ライターが書いた分を編集がざっくり直して、後は確認だけ。ライターが気になったら再び直す。雑誌はそういう時間無駄にしないシステムでやってきた。

こだわりの文章だか媒体の色だか知らんが、流し読みされて記憶にも残らない記事書かせてんだから時間勝負

と、俺が文句言ってもどうせ6月から編集に戻るからライター業ともおさらばだが、このままじゃ未来ないと思うぞ。

ネット時代とか言われてるけど、それはユーザー識別レベルがアップしてってるのとアプリとか効率的にいろいろできるシステムが向上してるだけで、適当クラウドライター雇ってるよくわからんサイトとかは生き残れないだろう。なんだかんだで新聞社は強いし。

2018-04-20

WEBライターとか名乗ってるヤツさぁ

文章書けないヤツ多すぎるだろ。

最近増えすぎてて、文章崩壊したもんばっか回ってくる。

校正校閲やるこっちの身になれよ。

もう修正しすぎて俺が書いた文章だろって思うわ。

せめて1カ月に1~2冊くらい本読め。

勉強しろ

トンボ鉛筆 佐藤

はてなブックマーク - 「そういうとこだぞ」ある会社の選考を辞退したら…返信の最後の一文を見て「辞めて正解だった」と確信した - Togetter

何かと言うと蒸し返されるトンボ鉛筆佐藤無能だが、総務部ゼネラルマネージャー長尾弘司氏の有能っぷりも伝えたい

3月13日付 件名「トンボ鉛筆選考専用履歴書・エントリー送付」に関するお詫び

日頃から弊社へ格別のご理解を賜りまして深く御礼申し上げます

さて、平成23年3月13日付で、弊社人事グループ担当社員より発信しました弊社採用活動に関する文書の中に、不適切かつ配慮に欠く表現が多々ありましたことを深くお詫び申し上げます

先ず、東日本大震災発生の2日後に、罹災した地域への配慮を欠いたかたちで書類選考用紙等をメールし、締切を15日消印有効したこと言語道断であります。また、随所に平等を欠く表現もありました。さらに、弊社担当者の立場上の驕り昂ぶりが現れた言葉遣いが随所にあり、重ね重ねお詫び申し上げます

早速、公に発信する文書の事前社内校閲ルールを設置し、再発を防止してまいりますと同時に、当該担当者を厳しく指導しました。

改めてこの度、不適切かつ配慮に欠く文書を発行しましたことを深くお詫び申し上げます

平成23年3月14日

トンボ鉛筆 総務部ゼネラルマネージャー

長尾弘司

7年経ってもエントリを残すのも偉い

2018-02-07

anond:20180207000340

性別職業年齢である程度人となりが分かるというある種古臭い考えと、でっち上げじゃなくてちゃんと調べた証明のために字数がかさまない情報はなるべく多く載せときたいというのがある。

現場記者校閲担当個人からすると面倒くさいし間違いの元だからあんまり書きたくはないが、組織としては書いておきたい。

2018-01-30

趣味はよいもの

僕は今、みちのくに向かう寝台列車にひとり揺られている。(75 寝台列車)(72 鉄道)(15 一人旅

岩手県の、とある霊山バックカントリースキーを楽しむためだ。(51 パワースポットめぐり)(64 スキー

今日は、バックカントリースキーの魅力をこのブログに書き残しておこうと思う。(6 ブログ

管理されたスキー場ではなく自然のままの雪山を滑走するバックカントリースキーBC)は、ドロップポイントまで自分の脚で登らなければいけないし、ときには野営もする。要はスキーをかついだ冬山登山である。(35 登山)(1 キャンプ

BCスキー技術だけではなく登山についても十分な知識経験、装備、そして体力が必要になる。だから夏の間は準備のためにあらゆるトレーニングをする。実際に山にも登るし、筋力トレーニングはもちろんのこと、ロッククライミングの講習を受けたりもする。(7 筋トレ)(17 ボルダリング

今回は途中の山小屋で一泊する予定だが、山小屋はいつもいろいろな出会いがあって楽しい山小屋につどう様々な年齢職業の人々の雑談に耳を傾けながら、スキットルに詰めてきたモルトをちびりちびり。至福のひとときである。(57 人間観察)(34 お酒

山小屋の夜も更けると、誰からともなく懐かしい流行歌の合掌が始まる。僕も小屋に誰かが置いて行ったウクレレ伴奏をつけながら、絶妙タイミング合いの手を入れる。(22 ウクレレ)(32 音ゲー

ある時など、同宿者から何か歌えと言われて一番得意なビーチボーイズの『サーフィンUSA』を歌おうとしたのだけれど、むかしあんなに一人で練習したのに歌詞をど忘れしてしまった。途中から出まかせを歌ったらこれが逆に大いにウケたのもいい思い出だ。(95 サーフィン)(39 1人カラオケ)(13 作詞

このように山小屋での一泊は和気藹々としたものだが、たまにケンカもある。ある時は大道芸人トライアスロン選手がささいな口論から取っ組み合いになり、片方が大怪我をして訴えを起こす騒ぎになってしまった。(41 ジャグリング)(60 水泳)(47 サイクリング)(4 マラソン)(82 裁判傍聴)

みんなが寝静まると僕は外に出て空を眺めることが多い。冬山の夜空は満天の星。この美しさを楽しめるのは、自分の脚でここまで登ってきた者だけに与えられる特権だ。昔の学者たちは、こんな星空を眺めながら複雑な計算をして宇宙の仕組みを解明していったんだなあ、などとぼんやり考えていると、手を伸ばせば届きそうな頭の上をUFOが通過していくこともあった。(10 天体観測)(24 数学)(46 UFOキャッチャー

夜が明ければ深い雪をかきわけながら山頂を目指す。道中はここでしか見られない高山植物や希少な野生動物も目を楽しませてくれる。高山と言えば長野ライチョウが有名だが、意外にヒワなどもけっこう高標高まで鳴き声が聞こえてくる。(78 バードウォッチング

長い時間かけてたどり着いた山の頂上からの眺めは最高だ。記念写真を撮ったらまずはゆっくりコーヒーを沸かして喫むことにしている。山の上での撮影最近流行りのドローン楽しい荷物が軽い日帰りの時はできるだけ持っていくようにしている。(18 カメラ)(45 コーヒー)(80 ラジコン

山頂での一服を楽しんだあとはいよいよ滑走だが、あれだけ長い時間かけて登っても下るのはあっという間だ。粉雪スプレーを全身に浴びながら心を無にして滑走しているうちに、魔法にでもかけられたかのように、あっけなく麓に着いてしまう。(8 マジック

山奥には秘湯と呼ばれる名湯がひっそりと湧いていることも多い。登山と滑走に疲れきった体は温泉リフレッシュしよう。(43 温泉巡り)(30 サウナ

せっかく遠くまで来たのだから時間に余裕があれば、地域の名所や旧跡に立ち寄って見聞に蒙を啓くのもまた、旅の楽しみのひとつだ。(70 歴史)(12 神社巡り)(29 動物園巡り)(31 水族館巡り)(50 博物館巡り)(94 ダム巡り)

「……ふう。これでいくつ趣味を盛り込めたかな?」

恭介はそうつぶやくと、しばし手を止めてパソコンファンの音に耳を澄ませた。どこかの調子が悪いのか、最近やや熱暴走気味でファンがやたらにうなるのである

やはり次はメーカーの完成品にしよう、と思いながら恭介はいくつかのキーを素早く叩いた。するとパソコンは、恭介の書いた原稿校閲し「はてな匿名ダイアリー」へ投稿する自動シーケンスを一瞬のうちに実行してから自発的シャットダウンした。(68 自作PC)(26 プログラミング)(5 小説を書く)

anond:20180130120945

2017-12-19

anond:20171219112648

エロによく出てくる「抽送」が正しくは「抽迭」であるというのはその界隈では有名な誤字であるが、この記事で語られているのはもっとレベルで、コミカル迷惑な話。

エロ小説における誤字はたしかに読者にとってのダメージが他より大きいかもしれない。

プロ校閲を受けられるわけではない同人作家は、男性向け、女性向け問わず注意した方が親切だろう。

ブコメにもあるが、エロとは関係ないけど「延々と」が「永遠と」と書かれているのもよく見る。

2017-12-10

非難批判には読者のバイアスが含まれる。育った境遇倫理観それらを作品と擦り合わせる行為しかない。

作品が受け入れられず非難する者は、編集者校閲者のように作品自体を変化させようとは思っていない。ただ作者の世界観が受け入れられず投影出来なかった為に起きる拒絶反応だ。それは読者側の経験不足、認識不足、読解能力の低さが元凶である事もある。

NOT FOR YOUという言葉がある。買わなければそのコンテンツは衰退し、賞賛する者に相応しい形へ変化する。作品必要とするのはパトロンであり投資者だ。そうでなければ作者が得る者はなくなってしまう。不買行為は覿面に効果を発揮する。他作品より優れたアプローチが出来なければ評価されないのは当然だ。例えばボリューム感にしても、読後感にしても読者は常に満足を求めている。

私がここ半年で学んだ事はこんなあたり。

2017-09-03

ここ10年で本(雑誌漫画は除く)を200冊ほどしか読んでないのだが

本当に文章力落ちてきてる。

ネットに転がってるようなくだらない文章ばかりよんでここ20年ぐらい過ごしてきたのがボディーブローみたいに効いてきた。

ワロスだの(核爆)だの草生えるンゴギザヤバスだの言ってりゃコミュニケーション取れてしま世界に長くのは不味かったらしい。

定期的にちゃんとした文章が書かれてる物を読んで、どういう文章がまともなのかを認識し直さないとあかんね。

ラノベエッセイレベルでもいいから、一応は校閲通過済みの文章をもうちょい読むべきだった。

中学生の頃の自分のほうがまだ文章力あったなと常々感じる。

あの頃は週1冊は本読んでたから、どういう文章を書けば少しはマシに見えるかがすぐにイメージ出来てた。

頭の引き出し開ければ少し前にインプットしたまともな文章パターンがいくつも出てきたからなあ。

最近句読点省略してるような文章ビックリマーク多用してるような文章ばかりインプットしてるから引き出しの汚染が進みすぎて使い物にならない。

ガベージインガベージアウトの法則だね。

いやいや人間やっぱ本は読んどけですよ本当。

本読んだ所で一見何の役に立たないように見えても、最低限度まともな文章はどう書けばいいのかが無意識レベル修正されるから

まともな文章を一行読むたびに、微粒子レベル自分文章構成における微妙なズレが矯正されていくんだよ。

その重要さが改めて実感できた。

一度本から離れて離れて離れまくってやっと再認識した。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん