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はてなキーワード: 斎藤環とは

2021-09-03

ルックバックのセリフ単行本で再修正されてポリコレ大敗北wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

斎藤環ざまぁあwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

統合失調症どもざまぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

精神障碍者どもざまぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ポリコレなんて糞くらえってことだよ!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

藤本タツキ先生勝利!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

anond:20210719195613

2021-08-02

ルックバックの修正別に統合失調症への差別を減らす物ではないよね

少年ジャンプ+に載っている藤本タツキ氏の漫画ルックバック」が以下のように修正されている

修正

111ページ目

「オマエだろ馬鹿にしてんのか?あ?」

「さっきからウッセーんだよ!!ずっと!!なア!!」

男はこの時も被害妄想により自分罵倒する声が聞こえていたと供述

「うるせええええええ」

113ページ目

「オイ」「ほらア!!」「ちげーよ!!俺のだろ!?

「元々オレのをパクったんだっただろ!?

「ほらな!!お前じゃん やっぱなあ!?

修正

111ページ目

今日自分死ぬって思ってたか?あ?」

今日死ぬって思ってたか!?なア!!」

男は最初に目についた人を殺すつもりだったと供述

「なああああああああ」

113ページ目

「オイ」「見下しっ」「見下しやがって!」

「絵描いて馬鹿じゃねぇのかああ!?

社会の役に立てねえクセしてさああ!?



さて、この2つの描写を比べた時にどちらが統合失調症患者に近いセリフかと考えるのならば

どちらでも無いというのが正解だろう。

それは例えば精神科医斎藤環先生も似たような事を言うのでは無いかと思われる。

そもそもこのようなセリフでもって犯行に及ぶ事と統合失調症であるかは関係ないというのは既に何度も指摘されている筈だ。

ただ現実京都アニメーションスタジオ侵入して放火を行った青葉真司容疑者修正前のような事を言っていた事と

統合失調症にかかっていた事は事実ではある。

なので「『青葉真司容疑者犯行に及んだのが統合失調症のせいである』と考えてしまっている人達がそのような偏見を強めてしまうのでは…」

と恐れている人達にある程度配慮した修正になっているのは確かなのかもしれない。

でもこのような持って回った言い方での配慮した修正を行ったと言う事は出来ても

差別を減らす修正をしただの統合失調症の特徴を想起させる表現修正しただのと端的に言ってしまうのは間違いだと思う。

twitterはてなブックマークでは一見統合失調症配慮しているという姿勢をとっている人が

そのような端的な評価をしてしまう事があるが、その端的な言い方自体統合失調症への偏見を無くさない事へ繋がってるのを認識して欲しい。

今回の修正は単に青葉真司容疑者の特徴と離れるような修正を行ったに過ぎず

(それが漫画の意義が変わってしまったという批判はあるのかもしれない)

ルックバックで描かれた犯人修正前と修正後で別に統合失調症人達との近さは変わってない事は強調しておかないと

統合失調症人達への差別は減らないのだ。ただ差別配慮したと短い言葉で片付けるような人達は分かってんだろうか?

2021-07-24

「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)|note

underd なんで受け手解釈を作者サイドに詰めるのかな。配慮とか言って。解釈次第で誤解されうる表現NG、が通るならPCに1ミリ抵触しないゴルカムも今後どうなるか分からないでしょ。表現をどうこうじゃなく啓蒙しようよ

「なんで受け手解釈を作者サイドに詰めるのかな。配慮とか言って。」と疑問を投げかけている。

「作者サイドに詰める」というのは「紙媒体での出版に際しては、アンチスティグマのための配慮を強く求めたい」という記載のことを指していると私は理解した。

斎藤環氏は出版社に配慮を求めたい理由は「アンチスティグマのため」と書いているので、underd氏は記事によって解釈表現することについては特段いうことはないが、出版社に配慮を求める理由がわからないということだろうか。

その点、斎藤氏が出版社に配慮を求めたのは、Noteを読まない読者の方が大多数なのだから斎藤氏の「アンチスティグマ」という目的を達成するには出版時に「配慮」をしてもらったほうがより目的が達成されるからだと思う。


解釈次第で誤解されうる表現NG、が通るならPCに1ミリ抵触しないゴルカムも今後どうなるか分からないでしょ。」

斎藤氏は「解釈次第で誤解されうる表現」については「配慮」をしてほしい、と主張しているのは間違いないだろう。

ブコメの「NG」が何を意味しているかによるが、斎藤氏のNoteでは描き直しを直接的には要求していないものの、「配慮」という言葉でなんらかの変更(削除、修正注釈追記等)を求めていると考えられ、このままでは「スティグマ」を強化するという主張ではあると思う。それは「NG」には含まれているもの解釈できる。ただ、NGにも濃淡があり、より強いのは公開停止や表現修正要求かと思う。Noteだけでは内心どこまで求めているのかはわからない。


PCに1ミリ抵触しないゴルカム」は斎藤氏の記事内の「徹底した取材ゆきとどいた配慮によって、PCには1ミリ抵触することなしに、手に汗握る変態暴力宝探しを展開し続けている。」を指して言っており、PCに1ミリ抵触していないと述べているが、ここはブコメでもそんなことはないといっている人もいるようだ。

ただ、その前提が覆るようなら斎藤氏も配慮を求めるべきと考えるのではないだろうか。なので、「今後どうなるか分からない」についてはその通りかなと思う。


表現をどうこうじゃなく啓蒙しようよ」

表現をどうこう」というのは前述の出版社への配慮を求めるという点だと思うが、そのような配慮を求める以外の方法で「アンチスティグマ」を達成するべきだという主張と理解した。

これについては問題のある手段を用いず目的を達成すべきだという観点からコメントだと思うが、出版社に配慮を求めるという手段問題があるかという点が焦点になってくると思う。

懸念点としては表現自由が棄損される可能性が挙げられると思う。

では配慮を求めることは表現自由を狭めているだろうか。個人的には配慮を求めることも表現自由だし、それを受け入れたり拒んだりするのも表現自由だろうと考える。

今回はNote上で配慮を求めると書いてあるだけだが、実際に出版社に「要望」として伝えるのだって自由だろう。当然、「表現を変えないでくれ」と要望するのだって自由だと思う。

それらの意見批判を受けて出版社が作者が何かを感じて表現を変えるのも変えないのも自由だろう。

何らかの意味があっての描写であれば変える必要はないし、もし意図が十分に伝わっていないと感じたのなら表現を変えるのはより作品をよくする可能性もある(説明するのが作品の魅力に必ずしもつながるわけではないが)。


表現自由を守るということは「表現をどうこう」言うのも自由であるということだし、それに対しての批判も当然自由

から出版社やクリエイターを委縮させるような批判表現自由を棄損する可能性があるのだから配慮してほしいというのは自由だと思うが、それをするのであれば出版社に「アンチスティグマ」のために配慮してほしいというのもまた自由なのではないか

2021-07-22

anond:20210722014640

統合失調症は「精神分裂病」あるいは単に「キチガイ」と呼ばれていた昔から幻聴妄想支配されて突発的な暴力を起こす理由として描かれてきた。

ルックバック」に登場する男は幻覚妄想から暴力事件を起こしていて、これは統合失調症ステレオタイプだと感じたし、そのことは精神科医師からも指摘がある。

また「統合失調症患者による無差別大量殺人戦後一度も起こっていない」(https://twitter.com/pentaxxx/status/1417110952391036933)。

事実と異なる統合失調症ステレオタイプをまとったキャラクターが「ただ理不尽な死を与えてくる存在」として描かれたら、当事者としては「またか」と声を上げざるを得ないと考えるのは理解できる。

これが男というだけなら、暴力事件を起こす男もいるが、そうでない男が大半であると多くが知っているだろう。一方で知り合いや親族統合失調症という人は少なく、統合失調症知識多寡も人によって大きく違う。それが今回意見が分かれている一因だろうと感じる。

2020-12-18

斎藤環先生の鬼滅の考察を読んでいて

ふと銀魂死神編を思い出した。首切り役人の家の話だったなあれは。

2020-10-26

anond:20201026000959

「緊急避妊市販化推進に注力したフェミニスト」の例として多摩湖さんやピルつきさんが挙がるなら「オラ斎藤環さっさと謝れよ」という話になるのだが、件のツイートを叩いてるクラスタ内でそういう空気が一切ないといことは、所詮イデオロギー戦争しかないわけで、「どっちもどっちだし静観しとこ」としかならんのよな。

自身も一応フェミニストの端くれだとは思ってはいるのだけど、いい加減フィクトセクシュアルに対する差別意識フェミニズムメインストリームから外してくれという意味で、斎藤環氏の言葉気持ちだけはわかるのよな。気持ちだけは。(ちなみに斎藤環氏は戦闘美少女という表象についてセクシュアリティ議論必要であることを指摘した先駆者の一人なので、フィクトセクシュアルの一人としては肩入れせざるを得ないのよな。)

2020-07-19

ひきこもり家族です 修正しました。

anond:20200718215851

過去増田実家に引きこもっていた弟について何度かエントリを書いていたものです。

とりあえずうちの実家引きこもり問題は完結しました。ただうちのケースは完全な失敗例であり、今振り返っても「もっとマシな方法があったのでは?」「いや、結局同じ対応しかできなかったのでは?」と過去を振り返る毎日です。ただ同じ悩みを抱えていた者として、少しでも参考になる話ができたらと思い、このエントリも書かせてもらってます

まず増田さんのお兄さんのケースですが、現状でそこまで悲観的になる必要はないと思います。まぁうちの実家の弟に比べたら実親や祖母危害を加えない&金銭的に余裕もあるので超イージーモードじゃん!という気持ちもなくはないですが、増田増田のご両親も近年の引きこもり関連のニュース事件から、悲観的な将来を想定しすぎだと思います。あえてこう言わせてもらうのは、物事をあまりに悲観的に見すぎるあまり、それを打開するために短期間のうちに極端な対応をとってしまうと問題解決どころかさらにひどくなるだけだからです。不安気持ちはわかりますが、5年‘10年の長期戦で臨む覚悟をしてください。

正直な話、増田増田のご両親の心配事の大半は「金」ですよね。このままお兄さんの状況が変わらなければ、将来いくら金がかかるのか。負担はどれくらいになるのか。生活していけるのか。。。具体的な数字が想定しずらいか金銭不安けが増大してるんだと思います。これについてはですね、プロファイナンシャルプランナーにご実家金融シナリオ相談することである程度解決します。「お兄さんがこのまま引きこもりのまま70~80歳近くまで生きるかも」という最悪のシナリオを想定して、そのためにどれくらいの金融資産が必要なのか。貯金保険不動産などはどうやって運用すればいいのか。などなどを具体的な数字とともにシミュレーションしてもらいましょう。もしご両親があまり実家に執着がなければ、ある程度の段階で家をダウングレードするとか、とにかく早い段階から準備すれば心の準備もできます

もしご両親が他界した後に「お兄さんは正社員になるか、生活保護を受けないと暮らせない」という両極端な選択肢ではなく、「住まいを安い賃貸に移して、毎月3,4万ていどの副収入があったら生活できる」という選択肢もできれば、増田さんの将来への不安もかなり改善すると思います。(お金の余裕は心の余裕です)

さてここからはおそらく増田さんには一番難しいアドバイスかと思いますが、増田さんに頑張って試してほしいのは「現状のお兄さんのありのままを受け入れる」ことです。現状や将来が一番不安なのは当人のお兄さんです。「このままではダメだ、でもどうしたらいいかからない」という絶望の底で苦しんでいるはずです。そんな彼の人生の立て直しを手伝いたいのなら、せめて増田やご両親、祖母さんだけでもお兄さんの現状の気持ちに寄り添ってあげてください。20代でまだ若いので、まだ難しいとは思いますが、僕みたく40歳を超えると引きこもり以外の理由人生を大きく踏み外して大失敗する人がチラホラでてきます。いろんな人生があるんです。ですからお兄さんを他の同世代と比べるのではなく、あくまで数年前のお兄さんと比べて少しでも現状がマシになったら良しとしましょう。15年近く引きこもっていたんですから、これから数年じっくりかけてお兄さん含めて家族全員で談笑しながら夕食を食べられるくらいにできれば上出来です。

家族間の信頼関係が復活してから、お兄さんに少しづつでいいので成功体験を積んでもらってください。いきなり働けという話ではなく、家のゴミ捨てや買い物の際の荷物持ち、家族ファミレス外食など本当に少しずつです。増田さんとの関係改善したら、お勧めオンライン講座を(自分IT系なのでこういった発想になります)を進めるのもいいです。それも仕事につなげるとかでなく、あくまクラスを無事に終えること。学びの成功体験から自己肯定感を付けてもらうことです。

引きこもり支援センター公的民間も過度な期待を捨てましょう。公的サービスについては引きこもりで悩む本人が自発的に動いてくれないと何もできないものが大半です。でも仕方ないんです、基本的人権の尊重ってのがあるんで、他人強制して治療を受けさせたり寮にぶち込むなんてできないんです。そして民間サービスってのは法律で縛りのある公的サービスができないことをやろうとしてるわけです。あれはお兄さんの状態がひどくなって、高齢になったご両親や祖母に直接的・精神的・経済的DVなどをするようになって、「もう親か兄のどちらかを救うしかない」となった時点で検討するべき現代の姥捨て山です。現状のお兄さんを無理やりそんなところに任せたら酷い結果しか待ってません。やめときましょう。

ただ公的引きこもり支援サービスは、当人ではなく引きこもりに悩む家族情報交換としては有意義です。直接的な解決策は期待せず、あくまで長期的な視点で利用してみてください。

ブコメでも薦められてましたが、斎藤環著『中高年ひきこもり』は僕も読みましたがお勧めです。過去実家の弟の引きこもり問題がひどかったころは「なにを悠長なこと言っているんだコイツは」とキレてたものですが苦笑、すべてが終わってみると斎藤さんの言っている内容は正論でした。ただあれに書いてある内容を親御さんが実行するのは想像以上にキツイだろうし、多くの家庭はその途中で断念しているんだろうなとも思ってます

とりあえずあまり悲観的にならずに、少しずつ専門家公的サービスカウンセラー相談しながら少しずつ進めてください。何度も書きますが、公的サービスを利用するにもまず最初増田含めご家族がお兄さんのよき理解者になるのがスタート地点だと思います感情的に難しいことも多いでしょうが頑張ってみてください。

実家に居るクズ引きこもり(弟)を叩き出したい

https://anond.hatelabo.jp/20161019074216

逃げるは恥だが開き直ったクズからは逃げ切れない

https://anond.hatelabo.jp/20170201173533

心を折られた人間はどう立ち直ればいいのか

https://anond.hatelabo.jp/20181023041902

熊澤英一郎氏みたいな身内を抱えている方へ

https://anond.hatelabo.jp/20191231182933

リンクなおしました。id表示は完全にミスです。もちろん多少フェイクいれてます。見なかったことにしてくれると嬉しいです。

anond:20200718215851

ひきこもり相談員がやってきました。

 

>私の兄は13歳から15年間引きこもっている。

感覚として、28歳ならまだまだ色々な可能性があるかなと思う。ご本人の状態や関り方を知らないか確証ではないけど、でも28歳という情報だけでいくと「まだいける!」と希望を持って相談に挑んでる。

 

問題は、今後祖母や親が亡くなってからの彼の生活だ。

お金の面はファイナンシャルプランナー相談で目安を立てることはできるけど、40歳未満は両親にも覚悟がないので追い返すと畠中先生は言っていた。

畠中先生というのはひきこもりライフプランって本の著者。

https://survivallifeplan.com/

 

兄弟である私が支援しなければならない

いろんな人が書いているけど、兄弟にそこまで義務はない。将来も状態が変わらない場合自分生活が維持できた上で支援してくれるのは望ましいけれど義務ではない。

その前に、何年後に兄弟支援する必要性が発生すると想定されているのかが気になる。先になればなるほど何が起こるか本当に誰にも分からないので色んな意味杞憂に終わることも。

 

行政サポートが十分とは言えない

間違いない。税金でそこまで予算つけてくれないから。自治体によって全然できることが違う。自治体ガチャ

定期的な訪問をしているところもあるようだけど、それだけ人口に対する保健師訪問員に余力のある自治体さんどこー。

 

それ以上に、成人の人権が関わるようなことに誰がそこまで介入できるのか。

サポート十分って認識、多くの人が「何かをしてくれる」と思いがちだけれど、人権をもった、それも一人の成人に第三者が何をしろと。

 

で。何かをするのにおすすめは、まずはひきこもりの本人が住む環境を作っている同居されている方々が環境づくりに動くこと。

外に出ることに困難を抱えているご本人にどういう環境を作って、本人に影響を与えるかが何よりも勝負所

本人と家族の関りが全くわからないので何も言えないけれど、そういうところを行政でも民間でもいいかひきこもり相談相談してほしい。

まっとうな民間会社にお願いしても、結局最初は、本人の安心できる環境をどう作るか以外ないと思う。

お金出して知識ある人(これもとても重要知識ない人怖い)にたまに訪問きてもらっても、毎日時間接する同居する人が台無しにしたら何にもならないしね。

正直、引き出し業者みたいな人権無視予後の悪いやりかたをする以外の方法ってこれ以外あるなら教えてほしいぐらい。

 

ということで、ご同居の方々に相談お勧めしてください。そして、環境づくりに心が折れることは山のようにあると思うのでご同居の皆様を遠隔からサポートしていただけると、相談員としてありがたいです。

あと、斎藤環先生の「「ひきこもり」救出マニュアル 」はマニュアルとして分かりやすいのでお勧めです。

それと、ひきポスあたりを見ると、ご兄弟から見た世界垣間見れるかもしれません。

https://www.hikipos.info/

 

参考になれば。

2020-07-15

派遣社員同士のカップルのおもいで

この話はフィクションで、俺もこんな職場存在しないし、出てくる人たちも存在しなくて、これを読んでる君もどこにもいないです。

から5、6年ほど前に、俺はとある大型事務センター派遣社員をしていた。

就職できなかったというより、仕事が出来ない無能な上に人中りして人間関係が酷く疲れる気質なので、新卒短期間で蹴って逃げた俺は正社員として働きたくなかった。あんな思いをしながら生きるぐらいなら、いっその事死んだ方がマシだと真剣に思えた。pha中島義道斎藤環の本を布団の中でずっと読んでる様な、そんな時期だった。こんな社会不適合者にとって、ひたすらキーバンチャ―をするだけの派遣社員のこの仕事はまさに天職で、社会に出てからはじめて「俺は生きてても良いんだ。」と思えた。仕事帰りに出かける精神的余裕ができたのもこの時期だったと思う。社会不適合者にとって社会は厳しいけれども、俺でも受け入れてくれるぐらいには懐が広い。そう気づけた。

こういう誰でも出来て、なおかつ多くの人力を必要とする楽な仕事には、時給1000円そこらにも関わらず多くの人間が集まる。

主婦、他に働き口のない年配者、皮膚病がある人、身体障害がある人、精神疾患がある人、売れないバンドマン、社会生活を諦めた人。

みんな彼らを奇異な目で見る事も見られる事もない。若い女の子ちょっかいかけて迷惑がられる中年オヤジもいたが、主婦層が若い女の子が嫌な目に合わないように囲ってオヤジを寄せ付けないように庇うシーンなんかも観た。

生涯非正規雇用しかいたことのない年輩者。漫画映画サブカルチャーに異様な詳しさを見せる30後半の男性キャバクラに費やして借金を500万程背負って自己破産した躁鬱の中年ネトゲ経由で女子高生と付き合って会うたびにセックスに興じてる話を嬉しそうにする20代半ばの日焼けしてない小太りの男。通信大学勉強をすることだけを生きがいにしてる勉強好きな人。顔色の悪いその日ぐらしのデイトレーダーリーマンショック会社が潰れてからずっと派遣社員をしているこっちが心配になるぐらい優しくて人が良い男性派遣をしながらアート勉強をしていたが仕事に結びつかずそのまま派遣を続けてる女性HSP気質が強すぎて大きな音を聞くだけで目に見えて動揺する女性借金を抱えている上に子宮筋腫の手術を控えていて頭を抱えながらこれからの先を涙ながらに悲観する中年女性。本当にいろんな人がいた。当欠してもお咎めなし、生産性求められず、社交性無くてもウェルカム!この気楽さと中島らものような門戸と懐の広さに「派遣社員制度福祉」だとさえ感じた。もちろん突然消える人も多かった。

そんな中、俺が今でも一番印象に残っているのが派遣社員同士の一組のカップルだった。

彼らとは別の部署で直接接点はなかったが、休み時間に休憩室で勉強しているときに向かいに座っていたカップルの会話が耳に入ってきた。

どうやら二人は同棲しているようで、そろそろベランダミニトマトが食べれそうだの、そんな話をしていた。

穏やかな口調で静かに話す30前半ぐらい思われるスピッツ草野マサムネに似た男性と、化粧一つしてない新興宗教リトルぺブルのクララさんに似た20後半ぐらいの女性だった。

二人とも素朴な感じで、見栄とか恨みとか憎しみとか、そういうものとは無縁のような、表現は悪いが人畜無害そうな、植物の様な、そんな印象を受けた。二人の間には確かに静かな時間が流れていて、誰も傷つけず、誰にも傷つけられないような、そんな二人が纏う空気が俺はとても好きだった。もしも俺の半径内で彼らに危害を加える人間が居たら全力で守りたい。そんな庇護欲にさえ駆られた。

時給千円だと二人の手取りを合わせて月の可処分所得はおおよそ28万円ぐらいになる。交通費支給されない。二人が広げる手作りのお弁当を眺めながら、一体、どんな部屋に住んでいて、どんな生活をしているんだろう。と好奇心が湧いた。(が、最後まで接点はなかった。)

何も身につかない職場(しいて言うなら相手の眼を見れば躁鬱かどうかがわかるスキルは身についた。薬のせいか病気のせいか理屈はわからないが、躁鬱疾患者の目には特有のギラつきがある)で過ごし20代の貴重な数年を棒に振った俺は、月の半分が休みのような仕事正社員として採用されたので、天職だと言えた派遣職場を去った。

派遣時代に比べれば可処分所得は倍以上になったが、忙しさや疲労度は増した。仕事帰りに出かける気力もなくなってきた。休みの日が多くなったが、寝ている時間も増えた。LINE新卒時代に消したままだ。外部との連絡手段gmailのみ。SNS嫌いの俺にはそれが心地よかった。友人の誘いを断ることが多くなり、連絡も途絶えるようになった。

職場にいるキラキラとした女性たちやイケイケでエネルギーに溢れる男性を目にすると、その表裏を帯びた見栄や世間体を感じてしまい、とても息苦しくなってしまう。息がつまりそうになる。ドッと疲れる。どうしても派遣時代の、良くも悪くも何事に対しても無関心な、山野一漫画世界マイルドにした様なあの雰囲気が恋しくなってしまうのだ。

上司に「お前彼女はいるのか?」と聞かれた。素直に「いないです。」と答えた。

若いうちに良い女をみつけとけ、ここはキレイどころ多いだろ、金持ってる女も多いしな」と上司は笑った。

もしもここで交際相手を見つけるなら俺は自分をひん曲げてでも人格気質を変えていく必要がある。しかし、自分をひん曲げてまで彼女が欲しいと思える程のエネルギーは無かった。負け惜しみとかではなくて素直に交際相手が欲しいとは思えなかった。静かに寝ていたかった。

そういう時に、いつも派遣時代のあのカップルを思い出してしまう。

昇給もなく、雇用も切られやす派遣社員同士で生活していくのは将来不安なことだろう。両親から容認も難しいだろう。友人から理解も難しいだろう。きっと「将来どうするの?」とか水を差されたりするんだろう。男性は「もっと甲斐性を持て。給料もらえる仕事につけ。非正規とかやべえぞ」と尻を叩かれ、女性は「そんな将来性のない男と一緒にいるの辞めたほうが良いよ先が無いよ」と窘められるのだろう。それでも二人は一緒にいる事を選んだのだ。そこには見栄も、経済的な豊かさも、時間に追われる事も、仕事ストレスもない。二人でのんびりと過ごせる、二人で居られる時間を選んだのだ。今の職場で働き出して、ようやくそれに気づいた。

「だから彼らは幸せ」というのは些か短絡的ではある。そもそも俺には二人のパーソナル的なものは何一つわからない。ひょっとしたら二人とも重度の精神疾患を患っていて共依存の様な関係なのかもしれない。それでも、様々な障害差し置いても二人で居られる時間を二人で選べた彼らを、俺は心の底から羨ましく感じた。もしかしたら俺は二人の関係がずっとずっと羨ましかったのかもしれない。どれだけ金を詰もうが、どれだけ自分磨きをしようが、二人の様な関係性は簡単に築けるものではない。少なくとも彼らの人生における彼らの関係性はとても豊かな物だと、俺は思う。

今あの二人がどうしてるのかわからないけど、出来るなら今でも二人で幸せ暮らしていて欲しいと、時々ふと思う。上手くすべてが続いていけばいい。

PS. お外出たくないし通勤しないで寝ていたいので在宅で食っていける仕事おしえてください。

2020-03-14

斎藤環の本に「女性ひきこもり恋愛をはやいとこ諦めることができるけど男性は長いこと引きずる」みたいなこと書いてた記憶あるけど、この違いなんなんだろうな。

ひきこもりなんだから男女のモテ格差云々は関係ないだろうし

2019-11-03

anond:20191103012420

そもそもフェミの異常行動の果てにオタク所かフェミ以外の女性精神科医まで敵に回した時点で察しなのよね。)

この精神科医って誰? とりあえずリカちゃん斎藤環シロクマ先生ではないだろうけど…

2019-08-22

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2019-06-09

anond:20190609125358

要は「将来に希望がもてない」「精神的に不安定になっている」状態だと思うので、ひとまずは『お薬ちゃんと飲ませる』。

あとは不安になりそうな情報に触れさせない、他人との会話の機会をつくる(先生介護士さん)とか、基本的なことを粛々とやっていく。でしょうか。

家庭の状況って個別具体的に違うので、自分の家は「どの方法」が合ってるのかいろいろ試してみるしかないのかなと。こんな試みがある、という情報キャッチアップできるようにしておいたり。あーうちだけじゃないんだよな、と思えるだけでも気が楽になりますね…。

家族会(もう入ってますか?)

https://seishinhoken.jp/profile/families

精神科医の斎藤環さんのツイッター

https://twitter.com/pentaxxx

2019-06-04

anond:20190604150521

斎藤環さんは家族を殴るのは犯罪ではないという独特の考え方をした人なんだろう

2019-05-31

anond:20190531130225

斎藤環が言ってたろ

オタクという生き物は、自分言葉で話すと角が立ったときつらいから、他人アニメキャラ言葉引用するって

対してヤンキーも、同様の理由から自分言葉で話さないが、キャッチー新語を生み出しそれを自己意見表現系とする手法をとる

いずれも、通常の日本語でのコミュニケーションを好まないことは共通してる

重要なのは表現ではなくそ表現に至るまでの理由

2019-03-12

anond:20190312080156

引きこもり無職相手なら何か一言くらい言えるだろう、自分はそれに値する人生を送ってきたに違いないと思ってる良識のある人々ほんと醜いよね

斎藤環が「ひきこもり」に対するもっとも適切な態度は「無関心」。良識があるだけの他人説教したり罵倒したりするのはお節介しかないって言ってたけどほんとその通りなんだよな。

説教してるやつは無職おっさんオナニーしてる変態

2019-02-16

関係性を志向するファンダムのこれから 後

承前

https://anond.hatelabo.jp/20190216023228

3【オタクによって関係性を消費されるオタク

キャラクタ化するオタク

 本章では、オタク同士の関係性をテーマにした創作作品や、バーチャルYouTuber同士の関係性が消費されることについてより深く考察していく。

1章で述べたバーチャルYouTuber同士の関係性に視点を戻すが、バーチャルYouTuber現在6000人が活動している。その中で人気を得ている配信者こそ、関係性を構築し、バーチャル上での物語消費者提供しており、姿かたちや趣味嗜好こそ多様なものの、ひとくくりにいえば大体の生まれは「オタクである。つまり、「オタク」だからこそ萌えられるキャラクタ関係性をセルフプロデュースし、それをまた「オタク」が消費しているのだ。これがループのように連続することで、時には自らも憧れてバーチャル世界に踏み込んでいくためにバーチャルYouTuberは日々増え続けているのである自分人生趣味嗜好を、キャラクタというフィルターを通すことでシェアし、自らが創作物/キャラクタのものになるということは、自伝エッセイ執筆し、その読者と直接対談するようなことだ。「オタク人生」を物語として消費し、絶え間なく新たな物語関係性が発生していくというコンテンツに、オタク萌えることができる。たとえパーソンが基底現実においてどんな人物であったとしても、「生けるキャラクタ」としてのバーチャルオタクの魅力に、オタクシンパシーと巨大なエモーショナルを感じざるを得ないのだ。自分と近しい存在人生物語として消費することは、永久機関のような底の知れない魅力を持っている。

また、「このマンガがすごい!2019」*4 では、オンナ編第1位に鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(2018)、第8位に町田 粥「マキとマミ」がランクインしており、この作品はどちらも腐女子同士の関係性を主題としたものである。2章で述べた「腐女子特有の親密さは、既に広く認知されており、さら創作物として女性からの支持を強く得ているということである。この背景にも、自らのオタク言動コミュニケーション「あるある」と思いながら読むような自伝エッセイ的な要素ももちろんのことだが、「腐女子特有の親密さへの愛着」や「登場する腐女子同士の関係性のリアリティに即した萌え」が確実に存在していると考えている。

・「関係性」の基底現実での実践

 上記のようにキャラクタ化したオタクや、親密さの自覚を持った腐女子は、基底現実においても関係するようになる。1章で述べた「バーチャルYouTuber同士が三次元で会った時の飲食物画像」や、腐女子特有の「なりきりアカウント文化の「背後交際」などが主な例だ。バーチャルYouTuberコラボ放送をしていた親密なパーソン同士が3次元でも会うようになり交際に至ったという例も、キャラクタとして表沙汰にならずとも存在する。また、腐女子コミュニティにおける「なりきりアカウント」とは、主にTwitterなどで作品キャラクタのロールプレイをし、自分の好きなカップリング相手ネット上で交際したり、同作品キャラクタ日常会話をする文化である。このアカウント運用主を「背後」と呼ぶのだが、彼女たちは基底現実でもオフ会をし、実際にロールプレイ交際していた相手現実でも交際に至ることがあるという。

 つまり関係性消費が加速し、自らもキャラクタ化したオタクは、パーソン同士としての基底現実でも「萌え関係性」を実践しているのである。この状況において、「わたしたち関係性は萌える」という自覚の有無はもはや必要ない。パーソンとキャラクタ境界あいまいになり、オタクは自らを自らで消費することが可能になっていくのだ。

4【関係性消費はどこに行きつくのか】

 本論では、関係性消費が牽引していくというトピックからオタクのものキャラクタ化、そして完全なる相互消費の永久機関にまで言説が行きついてしまった。しかし、現実での関係性消費において立ち上がってくる問題はやはりジェンダールッキズムである。これに対するアンサーは2つある。1つは、すべてのオタク理想バーチャルキャラクタとしての3Dモデルの肉体を手に入れることであるバーチャル空間での関係性の構築はYouTubeだけでなく、「VRchat」という果てしない多様性を持ったもう一つの世界ともいえるVR空間でも今まさに進行中だ。全オタク理想キャラクタとなり、主体的交流してその関係性すべてを消費することができれば、そこにはジェンダー格差ルッキズムによる格差存在しなくなるのではないだろうか。2つ目は、キャラクタ化しない、あるいは関係性に参入せずあくまでも傍観者としての消費・あるいは創作を貫く選択肢を選ぶことである。2章で述べたように、創作物と消費者セクシャリティ/あるいは創作物と作者のセクシャリティなどは分けて考えるべきというスタンスに基づく在り方である

これらの二つの未来像は両極端にも見えるが、しかしこれらが混じりあい議論が巻き起こっているのが現状であるしかし、バーチャル空間上でのルールマナー議論の末に整えば、それぞれが理想関係性を追い求めて基底現実バーチャル世界を横断していくようになるのではないだろうか。創作だけに留まらず、現実世界拡張現実侵食する「関係性消費」は、しか古典時代から物語として脈々と行われてきた文化であるオタク文化、双方がその形を変えて混じりあう瞬間に、今わたしは立ち会っていると思うと感慨深い。

関係性を志向するファンたちのこれからは、今後のオタク市場の動向と、バーチャル技術の発展にかかっていると感じた。これからジェンダーセクシャリティ論とカルチュラルスタディーズ、両方の視点からわたしも一当事者として今後の動向を研究していきたい。

引用文献】

*1 東園子,2015,「宝塚やおい、愛の読み替え 女性ポピュラーカルチャー社会学新曜社

*2 難波優輝,2018,「バーチャルYouTuberの3つの身体 パーソン、ペルソナキャラクタ」『ユリイカ』第50巻:117-125

*3 斎藤環,2009,「関係する女 所有する男」講談社現代新書

*4 このマンガがすごい!編集部,2018,「このマンガがすごい!2019」宝島社

【参考文献】

玉川博章,名藤多香子小林義寛,岡井孝之,東園子,辻泉,2007,「それぞれのファン研究 I am a fan」風塵社

吉澤夏子,2012,「『個人的もの』と想像力勁草書房

山岡重行,2016,「腐女子心理学 彼女たちはなぜBLを好むのか?」福村出版

塚田修一,松田聡平,2017,「アイドル論の教科書青弓社

2014,「ユリイカ 特集百合文化現在」第46巻第15号 青土社

2018,『ユリイカ 特集バーチャルYouTuber』第50巻第9号 青土社

美水かがみ,2004-,「らき☆すたKADOKAWA

なもり,2008-,「ゆるゆり一迅社

あとがき

期限ギリギリで提出したので粗も多いが、これをベースディスカッションできる地盤固めができたので良かったと思っている。オタク人生で遊んでいこうな!

2018-08-21

anond:20180821104210

まあ元のツイートはこれ。

2018-05-28

岩波ブックレットひきこもりライフプラン 「親亡き後」をどうするか』の斎藤環氏が書いた部分に、

ひきこもりの子供に対して父親上から目線権威的に話し、母親ストレート批判はしないもの皮肉や嫌味が自然に出てくる傾向があるとあった。

ではどのように話しかければ良いのかというと、個人的に素朴にまっすぐ伝えることだと。

そのやり方が分かって実行できれば何の苦労もないわと、さらっとした書き方に対して一通り僻んで苛立ったあと、

自分は心の能力が低い、未成熟で貧しいんだという感覚に飲み込まれて悲しくなってしまった。

 

新庄耕『ニューカルマ』に、主人公と先輩社員の会話が出てくる。

子供が出来たのでエロ本編集を辞めて今の会社に来たという先輩社員の話を聞きながら、主人公モノローグがある。

「まだ知り合って間もないにもかかわらず、自身過去を明け透けに伝えられる素直な態度と、それを足下で支えているだろう潔白さに、引け目を感じてしまう。」

「思わず頷きたくなる共感と、同じくらいの反発がない交ぜになって胸に去来する。」

主人公に対して、架空人物への距離感を失い、お前は俺かとなるモノローグだった。

「素直な態度に対する共感と引け目と反発」。自分の中にある感情言語化を代行してもらったみたいだ。

それが自分の中に起きているときは、とてもメタ視や冷静な言語化ができない。

胸の中に渦が生まれて息が詰まる。相対的剥奪感や被害者意識、暗くて攻撃的な気持ちに飲み込まれる。

同僚が「人に気持ちを聞いてもらうだけで違うようなところあるから」と自然に言っただけで、

気分が異様にざわついて喉がこわばって言葉が出てこなくなる、ということもあった。

同僚は職能の持ち主である前に人であり、私も人である、話を聞いて欲しいものだ、という一般的なはずのことにざわつく。

 

ここで書くと「腐かよ」と吊るされそうだけど、中村明日美子同級生』の草壁くんがとても好きだ。

支配的でも厭味ったらしくもない、私の欲しい素朴のイデアみたいなところが草壁くんにはある。

生きるために衣食住のほかに何が必要かといったら「草壁くんの素朴の概念」だ。

欲しく、取り込みたく、千尋に執着するカオナシのような情動があり、読んでいて泣いてしまった。

でも欲しいというのは支配に近くて、コントロールされた時点で私の欲しい素朴を失っている。

カオナシ×千尋のような、片方が片方をコントロールしようとする関係カップリングとしても推せない。

でも千尋に執着して、偽物を差し出して釣ろうとして、飢えてヤケクソになってなんでもかんでも食べようとするカオナシにはかなり自己投影やすい。

自己投影やすキャラクターはどこか、カップリングになって欲しくないと思う。

人とかかわるのに必要ものが足りてないから、人間関係において害を生み出す。

 

自分気持ち悪さや欠損感を問題視し『アサーション入門――自分相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)』を読んだ。

物語を伴わない、私の思う「素朴」の「技法」のようなものがそこにはあった。

長年のコミュニケーションの手癖を矯正していく作業は地道なもので、ショック療法一発で治るようなものではない。

アサーティブでないコミュニケーションをしてくる上司の持つ、強烈な巻き戻し力に抗えないときもある。

子供の頃からうつ状態の再発を数年おきに繰り返している身でもある。未だに父親には脅迫まがいの言い方で人生コントロールしようとされる。

しか筋トレのように地道に自分を改良していくことを決めた。支配欲は本当に気持ち悪いものからだ。

無防備な素朴さに対する、引け目と反発と愛おしさと憎しみと、足下に「自分自分を許しているかのような」支えがあることへの僻み妬み、

そういう感情にかき乱されるのなら、もう自分自身がそうならない限り、技法として身に着けてそれが一時的な演技でなく本質・血肉にまでならない限り、

いつまで経っても人や概念に縋って不安定になり、近しい大事な人にほど害をもたらす。

オープンダイアローグとは何か』も読むべきかもしれない。

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