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2024-11-18

どうして子供が欲しいのか?

子供が欲しい気持ちがわからない。

まれから一回も"母親"になりたいと思ったことがない。

小さい頃からディズニーお姫様自由バリキャリ役に憧れることはあっても、母親役はない。もちろんフィクション現実は違うけど、漠然とした憧れとしてね。

絵に描いたような家庭(夫婦子供二人)の親戚が1組は妻が自殺、もう1組は離婚たからか。両親もいい人と思うが自由がなく忙しそうで憧れはしない。逆に親戚の独身たちはほぼ変人だが楽しそうだ。

でも!すごく不思議なのが、恋愛セックスは大好きなんだ。ヤリマン気味。しかオナニー毎日

これって子供作るための機能じゃない!?

もちろん、皆が子供欲しいわけではないのは分かってるよ?

同性愛は少数派だけど確実にあるし、あの人たちは子供を作らなくても恋愛セックスを楽しんでいるはず。

更に言うと、世界中出生率は下がり続けているから、少なくとも子沢山=本能とは違うんだろうなと思う。

ここまで書いてきて、じゃあ子なしでいいでしょ、となりそうだけど、子供絶対欲しい!って人もいるんだよね。

誰かが大金はたいて不妊治療してるのを聞いた時なんかは特に思う。子供産むことの何がそんなに魅力なの?って。純粋な疑問。本当に本能だけ?何か私が知らない出産育児メリットとかあるの?

とは言っても私も「何でそんなにセックスしたいの?」と言われたら、本能しかいえないから、そんなもんなのかな?

セックス気持ちいい以外のメリットが見当たらない。特によく知らない男とやる時は殺される可能性すらある。でもセックス中は幸せからこのまま死んでもいいなーって思ってる。子供を持つともっと幸福感が味わえるのかな?

もし子供が欲しい増田がいたら、理由意見があれば教えてください。

2024-11-17

anond:20241117162155

では何故女性のみを対象に減点したんですか?

しか大学側は女性合格すると人材不足になることを理由女性負担押し付ける形で解決を測ったと不正入試理由を答えていますよね。

本来大人解決するべき雇用問題解決子どもしか女性だけに押し付けたんですよね

これは日本社会全体にも通じる傾向です

から平均年収正規雇用の男女比には大きな開きがあるんですよね

この状況で女性が働かないとはどういうことでしょうか

男性自身下駄を履いていることに無自覚なんです

下駄を履いたまま、女性に稼ぎや出生率を求めるのは滑稽だと思いませんか?そういう姿勢昭和から平成、令和まで掛けて続いてきました

その間、少子化が少しでも解決できたんですか?

働いている筈の男性は何をしているんでしょうか

私には女性負担押し付け責任転嫁しかしない醜い男性の姿しか見えませんね

anond:20241117180345

イタリアはかつてマザコンの国なんて言われてたが

若者失業率が高いのも加わって、親と同居のままの人の割合欧州の中でも高いそうだ

親との同居率が高くて出生率が低いのは韓国と被るな

2024-11-16

中国男余りテクノロジー資本主義の結果らしい

現在中国男余りと言われている。

中国一人っ子政策を取ったため、男児選好が進んだ、なぜ男児選好かというと、儒教的価値観のもと、お家を継いでくれる男児がほしいから、と言われているが、なんとなくしっくりこなかった。

どうも真の原因は一人っ子政策というより、社会主義から資本主義を取り入れたことと、技術革新にあるらしい。

今、技術革新が進み、何かと淘汰が進む世の中に変わりつつあると感じている。

資本主義価値観のもと、優生主義が強くなりそうでお先暗いなぁという気持ちになってしまった

以下長々と語る

中国一人っ子政策1978年から2015年まで行われたのだが、時代地域により規制のばらつきがあったようである

1978年から1984年ごろの中国農村では、二人まで産んでよい、さらに三人でもそれほど厳しい罰則がなかったようで、その結果、産まれ子どもの数は二人から三人の間でほとんど変わらなかった。にもかかわらず、性比の上昇がみられたのである

※2

長く一人っ子政策を推進してきた中国の出生時性比が次第に不均衡化して男児選好傾向が顕著になったのは1978 年の改革開放以降のことであり、1980年代半ば以降に経済成長と相関して急上昇してきたことは印象的である(p.212:図 5-5)

※1

上記引用一人っ子政策があったものの、事実上産児抑制が緩かったため、ほとんど意味をなしてなかったにも関わらず、男児選好が進んでいた、経済成長とともに男児選好が激しくなっていったらしいことを示している。

そもそも改革開放ってなんやねん、ということなんだが、下記のことを指すらしい。

1980年代以降、改革開放が進むにつれて、農村部の基本的生産方式は、それまでの「人民公社から「家庭請負制」に変わった。「家庭請負制」の下では、農業用地権利が「集団」に属する「所有権」と農家に属する「使用権」に当たる「請負経営権」に分けられた(「二権分離」)

※5

改革開放に伴い、地方部では家族倫理が強化されたらしい。

本源的蓄積過程継続のため、儒教の「五服」、 「三従」のような父系中心の家族倫理の内容が新 たな形で改革開放以降の土地制度改革において明 文化制度化されたことを筆者は「農嫁女化」と

名付けた。

※3

実証の結果によれば、土地改革が始まった郡では、第一子が女の子であると、第二子の性比が有意に上昇した。このような効果は、一人っ子政策前後ではみられない。土地改革による出生率への影響はみられなかった。性比の上昇のうち、半分ほどは土地改革効果といえるという。また、母親教育水準が高いほど子どもの性比が高くなることも分かった。

※2

資本主義市場経済自体ジェンダー中立的システムである、という信念 はフェミニストも含めて意外に広く浸透しているが、本書が論じる中国の事 例はそうした信念に対する明確な反証と言えるだろう。

資本主義システムの 成立要件ひとつである土地商品化が夫を筆頭とする「戸」つまり家父長家族の強化によって女性の権利収奪しながら進行してきたことが示されているかである

生産手段を奪われた「農嫁女」がサービス労働者家事労働者として都会にでていくという現象もまた、あまりにも「古典的」な展開である

※1

土地改革がなぜ性比の上昇につながったのか、断言はできないが、いくつかの可能性を検証している。その結果、もっともらしいメカニズムは、農家所得の向上だという。この時代超音波技術の普及が農村では遅れており、中絶コストは決して低くなかったため、男の子のみを選択して産みたいとしてもそのすべがなかった。

ところが、所得の向上によって、比較的余裕がでてきた家計は、わざわざコスト負担して都市に出向き、男の子を選別して産むことが可能となった、というわけである

土地改革によって、男性労働力がより重宝されるようになったなど、直感的にもありえそうな他の理由は、検証の結果ことごとく否定されている。

※2

人民公社から土地開放に伴う家父長制の強化により、女性労働者としての価値が下がり、土地を守るシステムになった

かになった農村女性超音波技術を用いて不要女の子堕胎する

という話で、要は生存競争が激しくなったから足手纏いの女の子は捨てたい、それを可能にしたテクノロジーが出来たので、女の子間引きが進んだよ、という経済合理性に基づいて行動しましたよ、という話である

おまけに、中国女性労働参加率は教育の加熱化と市場化の影響を受け、1990→2018年の間で10%以上激減しており※4、正直言って、家族を守るという観点だけに立てば、個人選択は割と正解だったというのが残酷である

これなら人民公社があれば良かったんじゃないか?となるが、解体された理由は、「働いても働かなくても同じ」という悪平等主義による労働意欲の低下により国が荒れた部分であり、あれ、これって現代の高福祉国家にも通じる部分あるよね、となってしまった

なんというか時代って繰り返すのねと思う

でも、今後は北欧が失敗してるのを諸外国が見ているので、高福祉国家に戻しましょう、にはならないと思うんだよな

そうなると、資本主義出産の分野にも取り入れたような、技術を利用して生産性が高い人だけ残しましょう、胎児の間に生産性が低い人は取り除けますよ、という優勢主義が促進されるのが自然なのかなと思う

だって貧乏人や病弱なら子を残さない方がいいって価値観は強まってるしね

今後福祉制度脆弱化していくと思われるので、デザイナーベビークローン自分たちが働けなくなった時の保険として、優秀そうな子を育てるようになるのかなぁと思うが、なかなかお先は暗そうである

調べながら書いたので、間違ってる部分などあったら教えてほしい

引用文献

※1

新刊紹介●『現代中国の高度成長とジェンダー』123 ― 農嫁女問題分析を中心に』(東方書店 2022 年 7 月) 伊田久美子

https://www.jstage.jst.go.jp/article/wsj/30/0/30_123/_pdf/-char/ja

※2

第59回 いるはずの女性がいない――中国土地改革の影響 牧野百恵

https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Column/ISQ000002/ISQ000002_059.html

※3

歴史政治経済学視点からみる中国の「農嫁女問題」李 亜姣

https://researchmap.jp/yajiao-li/misc/46528819/attachment_file.pdf

※4

女性労働参加を更に促進、シニア労働参加は次なる課題中国

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=67335?pno=2&site=nli#anka1

※5

市場化に向けた中国における農村土地改革

― 「農村土地請負法」と「土地管理法」の改定を中心に ―

https://www.rieti.go.jp/users/china-tr/jp/200415kaikaku.html

anond:20241116120357

出生率なんかもう北欧ですら日本並みに下がってんじゃん

悲惨じゃない国なんて宗教国家ばっかり

anond:20241116120200

の子育て側を卑下して「お前らが勝手に金欲しがってるだけだろ!黙ってろ!」をしちゃうんだからそりゃ出生率悲惨なことになるよね

みんなで作り上げる豊かで美しい国ニッポン

anond:20241116112256

まあ出生率の低下は女子教育女性社会進出が主な理由から

老人が減ったところであまり変わらないんだけどね

2024-11-14

不妊治療生殖医療倫理観について

今Xなどでたくさん燃えている「日本出生率の低下」の話題について、最も憤りを感じている層のわたしです(40代既婚子なし)

出生率が下がることによる色々な社会的変化はポジティブものはおそらくないであろうという気持ちは分かる。わたしもずっとそう思ってきた。


かと言ってわたし子どもを持たない選択をする人に全く偏見はない。

なのになぜ耳が痛いのかというと、わたし不妊治療を今まさに経験しており、夫側の原因で、子どもが持てないことが分かったから。

わたし障害のある子どもに関わる仕事をしているから、高齢出産に伴う障害リスク、親子ともに健康にその後の人生を歩める可能性が年齢と共にぐんと下がることも学術的、見聞きした経験的に体感している。

加えて,不妊治療を始めた時に「そもそも自然妊娠で授かり、無事に胎内で育ち、無事に産める可能性」が40代を境に急落することも説明され、始めてすぐに、人工受精体外受精を前提に治療を開始するという治療方針のもと、夫婦検査及び体質改善などを進めてきた。

わたしたちは結婚して10年未満ではあるが、時々は夫婦生活もあり、それでも自然に授からないのも不思議には感じていたけれど、開始した当初には楽観視していた。

「授からないのではないかな?」ではなく、医師治療方針と同じく「安全合理的に授かれる最短の道を選ぶ」ために不妊治療を開始したテンション感だった。



出た結果は、まさか男性不妊だった。

男性不妊は珍しいことではない。不妊治療を受ける半分くらいはその原因があり、また、100人に一人くらいは全く精子のないいわゆる無精子状態もあると。


だけど、告げられた時にやはり「えっまさか」「あーーーそうなの…」と二人で声が出た。

予想していなかったのだ。



人は正常バイアスをかけたいものであり、自分にとって悪い方のシナリオというのは、ないであろうと考えたいものだ。

診断結果を告げられた時に担当先生から出た次の言葉は「どうしますか、さら治療を続けますか?」だった。


今思えば、100人に一人だ。そして、私たち40代だ。その時点で、断念してもおかしくないという状況を暗に言ってくれていたのだと思う。


それでも夫がすぐに「僕はどうすればいいですか」 と次の治療を求めてくれた。


結果的に、男性不妊専門医にもかかり、精密検査遺伝子検査まで受けて、最終的に、物理的に手術をして使用できる精子があるかどうかの、これ以上進むところのない手術まで受けてくれた。

私も私で、それを受けてすぐに体外受精を行える段取りを組むため、自分の勤務を最大限に調整してもらい、体の準備も整えていた。

だけど、3分の2くらい成功すると言われていたその手術の結果、無情にも「夫の子は持てない」という事実が確定した。


100人に1人の、3分の1の確率が、私たちにめぐってきた、それだけのことなのだけど。



それを踏まえても、私は子どもを諦められない。

でも夫のせいにもしたくない。

夫も傷ついている。

しろ夫の方が子どもを望んでいたことも知っている。

職場の勤務もすぐに治療に入れるように調整していたのに。





そんな諸々の葛藤ストレスが重なり私は軽度の鬱になり、眠れなくなり、希死念慮も出て、仕事を休むことになった。

夫婦の間にもなんとも言えない違和感のようなものが生じているように感じる。

ただ子どもを望んだ結果が、ここまでになるなんて。




この先、と言って男性不妊のクリニックの先生提言してくれた道は3つ。

子どもを諦めて、夫婦で仲良く暮らす道。

第三者ドナー提供を受け、私が妊娠して、子どもを持つ道。

特別養子縁組を利用して、子どもを育てる道。




夫と話し合った結果、やはり「私と血が繋がってるとはいえ他人の子を育てる気にはなれない」と言われた。

実際、他者精子提供妊娠する道についても詳しく説明をされたが、日本ではまだ、成功率が1桁%くらいの治療しか、夫以外の人工授精が認められていないらしい。

しかも、子ども大人になっても自分生物学的な父親知る権利がないという。

それでは、子ども幸せに育つ確率自体がまたぐんと下がってしまう。



では、夫の親族ドナーになってもらう道はどうか。夫もそれならば自分愛着が湧くであろう。日本にも少ないけれどそのように子どもを持った人がいるらしい。

答えはそれもノーだった。

今の日本生殖医療では親族間の提供倫理的に、タブーとされているらしい。

何故?他人精子はいいのに、夫の親族間がだめだという倫理観とは??

私も夫も容易に理解ができなかった。

どの道にも間違いはない。けどどの道が正解かは分からない。

今、いつ鬱症状がひどくなるか分からない状態で正直、どの道を受け入れること自体が,私たち夫婦にとって難しい。

そうこうしているうちに、私も年老いていく。

どうしようもない。



出生率の低下が、女性自分本位になったからとか、収入が低いからとか、男性子育てする支えが足りないからとか。

そんなレベルじゃない、産みたいのに産めなくて苦しんでいる人はまだ何パターンもあることを、私は身をもって体感たから、今の出生率低下の原因をあれこれ言うトレンドに憤っているのだ。


何がわかる?


そして、なぜこんなに子どもが欲しい人に、荊の道ばかり用意されているの?

もちろん、子どもを持つ以上、生まれ子どもにとって最大の利益となる環境が用意できることが大切だ。

そのための倫理観なのであろうが、私にはどうしても、こんなに少子化が悪とされる風潮の中、「身体的にどうしても生物学的に自分達だけの子どもが持てない」人への救済がないんだろうかと、そこに憤っている。

私たちだけじゃないはずだ、こんなどうしようもない気持ちと、よくわからない「倫理観」に憤っているのは。

もし、同じような境遇体験したことがある人がいたり、生殖医療における倫理観に悔しい人,意見をいただける人の目に留まったら、少しは次の道を考える糸口になるかもしれない、と思って書いています。乱筆で失礼しました。

もしかして大学無償化しないほうが出生率上がったりしない?

大学無償化しないで大学に入りづらくして高卒とか中卒で働くのが当たり前な社会になったら、既婚者も増えて出生率上がったりしないかな?

2024-11-10

anond:20241110152709

先に中国少子化解決成功したら樺太千島自分のもの扱いして侵食して来るから

タイムリミットはないわけじゃないのよ

 

ちなみに現状出生率はまだ日本の方がマシなんでこれから盛り返す可能性はある

非モテ日本人がいいとか贅沢言わないでサハリンロシア嫁と繁殖しろ

インターネット普及後の世界のおもんなさは異常

インターネットで何もかもがネタバレしてしまい、

ネットポルノで性欲処理するから未婚率も出生率悪化

人々はお互い歪みあい傷つけ合うようになってしまった

全部インターネットが悪い

インターネット悪魔兵器

インターネット規制するべき

anond:20241110134327

話をすり替えないでください

プロダクティヘルスライツを考えるのであれば出生率関係する変数女性意思のみであるべきです

先進国出生率回復させた国はカザフスタン(3.1)しかないんだからカザフスタンを参考にすべきじゃね

先進国出生率回復させた国はカザフスタンしかないんだからカザフスタンを参考にすべきじゃん


30年くらい前にかつてGDP世界2位だったカザフスタン少子化に困っていた(1.8くらい)だった

そこで

30年くらい前に

義務教育の停止、健康保険廃止民営化規制緩和生活保護の停止等改革を行った

現在出生率回復して来たのでまた再開してる)

結果、出生率2023年には3.1まで回復した

しか社会負担しかない中年以上の高齢男性の死亡率まで上がった

カザフスタンに学ぶきじゃね?

2024-11-09

少子化対策出生率向上策と思ってる?

少子化で将来の税収が減るんだから今のうちに税収増やさないと

増税することが少子化対策だな

トランプを選んだアメリカは終わりだーって意見を見る度に

でも、平均年齢38歳で出生率1.8を維持してるよね、

終わってるのは日本だよねと思っている

2024-11-08

アメリカは終わりだ〜」

アメリカ 出生率1.8 平均年齢38歳

日本 出生率1.2 平均年齢50歳


終わってるのは日本で草

2024-11-07

anond:20241107123426

もともと右肩下がりで1983年出生率が上がったまである

それで独身税だけに原因を求めるのはさすがに無理があるだろう

独身税廃止したポーランド出生率が2.3から1.2まで下がった

大学人口統計学を学んだ増田だけど

独身税について効果があるか説明するわ


答えはある

例えばポーランド1975年に25才以上の独身男や子無し男にかかってた独身税廃止した

結果出生率が2.3から1.2まで下がったんだわ

2024-11-06

少子化対策なんて効果があるのか

今年の出生数がこのままだと70万を割る見込みらしい。

 

そのニュースに触れて、多くの人が政治批判をしている。こども家庭庁が必要なのかという話や、政府ほとんど何も対策をしていないという主張が目立つ。

ただ、正直ずっと疑問に感じているのだが、少子化問題政治の力で改善させることは現実的可能なのだろうか。

 

よく少子化の最大の原因として「若者お金がないから」を挙げる人をよく見る。もちろん要因としてありそうだと僕も思う。子どもを育てるためのお金がないという人もいるだろうし、結婚願望を持っててもお金がなくて婚活できないという人もいるだろうし、そもそも出会いすらためらう人もいるだろう。

 

若者貧困改善すれば、多少は効果があるかもしれない。でも、それが劇的に問題を解消するような「銀の弾丸」になるともあまり思えない。

 

というのも、少子化グラフ給与水準グラフ乖離がある気がするからだ。

しかにどちらも下がり調子から相関関係があるようにも見えなくないが、給与1996年から下がり初めているのに対し、少子化は70年頃からずっと下がり続けている。

もしも貧困が一番の要因なら、給与水準少子化もっとダイレクトに反映されるのではないのだろうか。

もっとも、僕は統計分析に関してはド素人だし、税金物価なども考慮にいれないと実際の貧困状態をあらわすことはできない。ただ、バブルがおきた頃には既に出生率は下がり続けていたのだから、最大の要因は経済とは別の場所にあるのではないかという気がしてならない。

 

じゃあ何が一番の要因なのかというと、結局のところ「生き方多様化」ではないのか。

 

出生率の高い国をみると、生き方選択肢が限られている国が目立つ。

女性は「結婚する」以外に生きる方法がなく、結婚すれば子どもを産む以外に選択肢がない。そして家族子どもという働き手を得るために夫婦子どもを産むよう強制する。

そういう生き方しかできない国が今でも出生率が高い。そして逆に、いろんな生き方が選べる国は、軒並み出生率が低くなっている。

 

日本も昔は結婚する以外になかった。親族から結婚圧力は高く、結婚すれば次は子を産ませるという圧力がかかった。

30代にもなって結婚してなければ社会適用者の烙印を押され、男女問わず同性愛者は同性愛であることを隠して結婚するしかなかった。

結局そういう圧力や、選択肢のなさが出生率につながっていただけではないのか。

 

断っておくと、当然ながら「そんな昔がよかった」なんていうつもりはさらさらない。

いろんな生き方ができる今のほうがずっといい。

 

問題は、「生き方多様化」が最大の要因だとするなら、少子化対策政治でどうにかなる問題じゃないんじゃないかという点だ。

 

できるとすれば「生き方多様化」を縮小させるような政策しかないのではないか

しかも生半可な政策じゃ効果は薄いだろう。相当過激な、副作用も多いような政策じゃないと効果がでないのではないのか。

  

なんか、今のペースでゆるやかに減っていくのを許容しつつ、最終的にクローン技術とかでなんとかする以外に方法はないんじゃないのかな。

anond:20241106091455

全体的に出生率1.0以下で推移しそうな東アジア全部がそうなりそうではある

それでもイスラエルは100年後も主要先進国であり続ける

出生率3

国民平均年齢30歳

国防負担平等

半導体医薬品が絶好調

戦勝国は裁かれない

老人によって滅ぶどこかの国とは違うということ

出生率回復するには

A.人間以外が産めばいい

いつまで人間にこだわるんですか?

いつまで民間自主性にこだわるんですか?

本当に必要なら道路発電所ダムのように建設すればいいだけじゃないですか

何でやらないんですか?

本気で解決しようとしてますか?

anond:20241106040040

出生率を減らした原因は確かに女性社会進出だが、

では、出生率をどうしたら増やせるか、というと、それは人類宇宙進出しかないと私は思う…🌎🚀

地球のまわりの巨大な人口都市人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいくだろう…😟

2024-11-05

3号年金始まってから1986年出生率経済景気も下がり続けてるんだよ

3号年金専業主婦主夫)が、他の2号年金納付者の社会保険料で1号年金医療もタダでもらってる状態なんですけど

これ、大昔からある制度だと思ってる人いるけど

1986年からなんだよ

それまでの専業主婦主夫)、つまり厚生年金保険共済組合に加入中の方の被扶養配偶者は、

国民年金任意加入できてて、7割が払ってたの

まり高度成長期主婦自分年金払ってたんだよ

バブル期以降に結婚した人から 全く払ってないの

で、専業主婦擁護に「子育てが!」  「夫のサポートで二人分稼いでる!」 とかあるけど

1986年からどんどん少子化で、経済ダダ下がりなんだよ

3号年金があるからって子供も増えないし景気もよくならないんだよ

さっさと廃止するしかないだろ?

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