はてなキーワード: 三十路とは
「あのね、私、結婚することになるかもしれないの」
どこにでもあるようなチェーンの居酒屋で僕の正面に座っている彼女は珍しく静かな口調でそう言った。
後ろのおっさんの声がうるさいなとか、煙草の煙が邪魔だとか、東京で食う刺身って何でこんなに不味いんだろうとか。
数瞬の間に色々なことが頭の中でぐるぐる浮かんで、最終的にどうして彼女はそれを他人事のように話すんだろうという疑問に着陸した。
しばしの思索。浮かんだ解答は”試されている”。
おそらく彼女には期待する答えがあって、それを求めて僕を試しているのだと。
「そうなんだ」
「うん」
「良かったね。おめでとう」
困惑を悟られないよう無理に作った笑顔、の失敗作。そんな感じの表情。
もしかしたら笑顔の下に隠したものは落胆だったのかもしれないが、彼女が求めている本当の答えが分からない以上僕にはどうもしようがない。
目の前のたいして美味しくもなさそうな焼き鳥の串に手を伸ばしつつそんなことを思った。
片手で足りる程度の友達しかいない僕の、たった一人の異性の友人。
知り合って10年ぐらいになるが、見た目も性格もほとんど変わらないように見える。
大人げなくてわがままで無駄に明るく、話をするのも聞くのも上手い普通の女性だ。
彼女には付き合って数年になる恋人がいることも知っていた。なのにこうやって二人だけで食事に来ている。
不自然と言えば不自然だし、彼女の恋人に対する罪悪感も少々ある。
だが、自分の方が古い付き合いだし、彼女はちゃんと恋人に断ってきていると言う。
先に言っておくが、彼女とは何も無い。今までも、そしてこれからも。
それなりに長い付き合いだが、1年に数度こうして食事をするだけの関係だ。
互いの家も知らないし、一緒に夜を過ごしたこともない。そもそも触れたことがない。
それ以前に僕は女性が少々苦手だ。多分、これは母親の影響だと思うけど。
アルコール分解酵素を持っていないくせに彼女は酒好きだ。ほとんど飲めないのでいつも半分以上残してしまう。
いつもより飲むペースが速いと感じたのは気のせいだろうか。
「君さぁ、私が結婚したらこうやってご飯食べに行ってくれる?」
明らかに酔っぱらっている。すぐ顔が赤くなるから分かりやすいのだ。
店員が厨房に向かったのを確認して彼女に向き直ると、露骨な不機嫌顔。
でも僕の答えを待つかのごとく黙ったまま。いつもの彼女らしくない。普段は立て板に水のように喋る人なのに。
内心ため息をつきながら、常識的な回答を口にする。
「それはダメだろ」
「何で?」
「何でって、例え食事だとしても既婚の異性と二人きりで会うのは良くない」
僕にも一応分別はあるし、そのルールに則ると未婚か既婚かというのはかなり大きな違いで、所謂超えてはいけない一線というものになる。
「君は私のことを何とも思ってないじゃない。不倫にならないよ。」
「周りはそう思ってくれない」
「彼に許可取っても?」
「そういう問題じゃない。他に誰かいるならいいよ。3人以上なら」
「君、友達いないのに?私が誰か連れてきたら猫かぶるし。そしたら面白くない。会う意味が無い」
まるで僕のレスポンスをあらかじめ知っていたかのようだ。何を言ってもコンマ一秒も経たずに返答が返ってくる。
「とにかく、社会通念上良くない。僕もそう思う。だから無理。以上終わり」
これ以上の話は不毛だ。それに楽しくない。
僕らは楽しい時間を過ごすためにこうやってわざわざ会ってるはずだ。
「それでいいの?君は」
正直に言おう。イラついた。基本的に男だからとか女だからとかそういうことは言いたくない性質だが、この時ばかりは”これだから女はウザいんだ”という言葉に心から賛同してしまった。
僕が良いとか悪いとかの問題じゃない。これはどうしようもないことなのに、一体彼女は僕に何を期待しているんだ。
確かに彼女じゃないと盛り上がれない話がある。彼女と二人じゃないと過ごせない楽しさがある。それは事実だ。
でも、僕は彼女がいなくったって生きていける。ただ人生の楽しみが一つ減るだけで。
瞬間的に湧きあがった不快感をぐっと押し殺して、僕は努めて平静を装った。
ぬるくなったビールを喉に流し込む。答えは沈黙、彼女にはちゃんとそれが伝わったようだった。
小さい溜息の後、彼女は諦めの混じった、ちょっとからかうような表情で呟いた。
「君に彼女が出来ればいいのにね。その3人だったら楽しめそう」
「それはないな」
8歳ならそりゃ三十路をおじさんと思うだろうけどよぉ。
高校のとき、すごく仲のいい男ともだちがいた。しょっちゅう相手の家に遊びに行ってた。家族はよく不在にしていて、相手の部屋である狭い和室に入り浸っていた。わたしが寄生獣を読む横で、相手はFPSをやっていた。お金は無いけど、たまにカラオケも行った。おやつにミスドを食べた。昼間たくさん喋ったあと、夜も遅くまで通話した。わたしたちは仲が良かった。
恋愛として意識したことは無かった。だけど、この人とキスとかしたらどうなるんだろうと思っていた。好奇心が勝って、ある日キスをしてみた。相手はいくらか躊躇したあと、キスを返してくれた。それからは会うたびキスするようになった。
長いあいだキスをしていると、相手がわたしの顔をべろんべろんに舐めてくることがあった。しょっぱくないのかな‥‥とか考えた。耳や頬、まぶたから鼻まで、舌でなぞられたり、歯で軽く噛まれたりした。食い尽くさんと言わんばかりの勢いだった。相手ほどでは無いけど、わたしも相手を食べたり舐めたりした。
高校の頃、わたしは化粧をしていなかった。もう三十路も近い今だったら、化粧が気になってあんなことさせられない。されたこともない。だから今でも、六畳間でしたあのキスのことを、ああ、あれはよかったなあ、と思い出す。
頭悪いって言われて悔しいなら頭良くなればいいじゃん。
自分が頭悪いまんまでいいや、って思ってるならあー頭悪いんだなーで終わるんだけど、頭悪いまんまじゃ嫌っていう判断してるのに頭良くならないのはなんでなの?頭良くなろうぜ。
他人からよく頭が悪いって言われる?確かにお前は頭が悪いな。でもな、頭が悪いって平気で他人に言う奴なんて、人類の99%が頭悪いと思ってるし、自分は残りの1%だって無根拠に思ってるぞ。そんなバカになりたいか?なりたくないよな。人類の99%は頭が悪いし、自分は99%の部類だって自覚してるもんな。
勉強ができないから頭が悪い?まあそれもあるだろうな。お勉強ができたら頭が良い、これも一つの側面ではあるだろうな。私はお勉強はできたけど、まだまだ頭悪いぞ。人類の99%は頭が悪いんだ。安心しろ。
文章が書けない?それは訓練だ。学術論文は、「なぜやったか」「何をやったか」「どうなったか」「こうなった理由は何か」という、最も誤解の余地が少ないテンプレートに沿って書かれている。真似してみろ。
会話が苦手?これもほぼ訓練。でも雑談はかなり高度なスキルだ。できなくても気にすんな。しゃーない。
とどのつまり、「自分は頭が悪い」と思ってるってことは、何かしらのコンプレックスがあるんだろ。他人から言われるでも、学校で落ちこぼれたでも、まともな文章が書けないでも、会話が続かないでも、コンプレックスになっちまったら気になるよな。さて、じゃあそれを如何にして変えていくかだ。ああ、頭悪くていいやって思ってるならここでおさらば。コンプレックスの1つ2つ解決にもっていこうとしたところで、次のコンプレックスが出てきて「あーやっぱ自分頭悪いんだなー」ってなるから、疲れちゃったら休もう。休んで良いぞ。やる気が出てきたら、また地獄を生きよう。
学校の勉強ができなかったから頭悪くて人生が破滅する、なんてことはない。筆者は三十路だが、このタイミングで学校の勉強が唐突に誰よりもできるようになったとして、大した意味はないだろう。学校の勉強ができなくて悩んでるなら、あなたは今学生か、学歴コンプレックスがあるんだろう。後者の場合、そんなことで悩んでるなんて、自分はなんて「頭が悪い」んだ、みたいなことを思っているかもしれない。その場合、解決すべきは「そんなことで悩んでいる」の部分。学校の勉強ができるようになることじゃない。悩んだっていいし、悩まなくなったっていい。どっちの方向でも、「自分の中の心の傷がどこにあるか」がわかった時点で、コンプレックス解消の7割は完了している。あとはその傷を愛でるもよし、治すもよし、うまく付き合っていくもよしだ。自分のコンプレックスという、究極の自分ごとを言語化、言語化できなくてもそこに何かがあると理解できれば、その時点で「意味不明に私を苦しめるもの」から「意味不明だが自分の中の何か」に変わる。それだけでだいぶ楽になる。ひとつずつでいい、手の届く範囲で、解消すべき「頭の悪さ」を見つけてけ。これは本当に人それぞれいろんなパターンがある。どうしても行き詰まったらカウンセラーを頼れ。
よし、じゃあそれを治すという選択した場合について話していくぞ。先に言っておく、辞めとけ。愛でるかうまく付き合っていく選択にしたほうがいいぞ。
人はなぜコンプレックスを感じるか、治すのにめちゃくちゃ苦労するからだ。シンプルに変えるのが困難か、もともと向いてないんだよ。だからコンプレックスなんだ。人生はままならない。地獄だ。普通の人が1の労力で1得ているところ、向いてない自分がやると10の労力で0.1くらいしか効果がない、なんてよくある。地獄だよ。そこで大事なのは目的と目標の設定だ。
目的は一旦「頭よくなりたい」としようか。じゃあ具体的に何を満たしたら「頭良い」状態になるか?という目標設定が必要になるな、できれば定量的に決めよう。さあ、君のコンプレックス大開陳祭りだ。この時点できついぞ。頭が良いとはどういうことか?それに対して自分の現在はどうか?どんなギャップがあるか?ちゃんと並べてけ。きついぞ。そしてこのキツさは序章にすぎない。
コンプレックスを治すことがなぜ地獄か?目標設定が地獄、かつ、目標を満たしても満足行かないことが多々あり、無間地獄にハマっていくのだ。目標は、自分が満足できるならどんな目標設定でもいいぞ。例えば「長文が書けるようになりたい」を目的にしたら、目標として「増田お気持ち長文で100ブクマ超える」でも構わんのだ。できるやつにとっては簡単だろうな、私もできたぞ。でも意味の通る長文がそもそも書けん、なんてのはごまんといるし、人並みがロクにできないからコンプレックスになるのだ。それができてなんの意味があるのか?意味なんてねえよバカ。強いて言うなら自分が満足するためだよ。だからこそ、目標は達成したら自分が満足できるものにする必要がある。で、長文書けるようになりたい奴が、それを達成したとして、「なんだこんなもんか」だろ。童貞コンプレックスに悩む奴がナンパのノウハウ買ってセックスしたとして、より童貞コンプレックスが深くなる、なんてよくある話だろ。それが悪いと言ってるんじゃない、単に無間地獄だよと言っている。その無間地獄を渡りきった先に何があるって、諦めか寿命だ。大成もありうるかな?見たこと無いけど。
まあとにかく、コンプレックスを治すのは修羅の道だ。一度劣等感で傷ついたところはどんだけ修復しても元には戻らん。それはなぜか。「できること」に対する過度な期待があるからだ。学歴高いやつ羨ましい、学歴高けりゃ今の生活が1ランクあがるんじゃないか、他人を見下せて気分がいいんじゃないか。文章力あるやつ羨ましい、こんだけ書けたら楽しいだろう、ちやほやされてさぞ気分がいいだろう。全部、そんなことはない。それができても、全然そんなことはない。そんなことはないのだ。期待するな、自己満足で終わらせないと、待ってるのは無間地獄だ。
さ、みんなも頭良くなっていこうぜ。無間地獄に飛び込むんだよ。さあ、ほら、早く。地獄に来い。俺の前で楽しそうに生きるな。地獄へ来い。ふざけんな。頭悪いぞお前、頭良くなろうぜ。おい。頭悪いんだな?お前頭悪いんだろ?頭良くなろうぜ。地獄へ飛び込みに来い。クソが。全人類苦しめ。
休前日の夜だし、リモート飲みしたいなって友達誘ったら、この後はバイトからホスト行くんだって断られた。
厳密にはホストクラブで一緒に飲むならいいよと言われたけど、それは面倒だから遠慮した。なんかホストクラブは早朝からも営業してて、彼女が言うのはその早朝営業で飲もうってことなんだよな。私は今友達と駄弁りながら気楽に飲みたいんであって、始発で得体の知れん店に行ってよく分からん男の顔見ながら飲みたい訳じゃない。それなら一人で宅飲みする。
そんな感じで友達にフラれた私は孤独に氷結飲みながらふと、バイトからホストってことは、ホストはほぼほぼ確実に、友達介しておっさんのちんこと間接キスすることになるんだなと思って妙にツボってしまった。
ホストにハマった友達は、一応日中は正社員で働いてるけど、夜とか休日はバイトしてる。そのバイトがまあ風俗。
三十路な私の同級生なので、友達も三十路。そしてお互い独身だけど、彼女は人妻系の店で働いてるという。年齢的なのもあるけど、旦那にバレたら困るって理由で連絡先交換拒みやすいのもいいらしい。へー。
んでまあ、本番はないけどディープキスはべっちょべちょにするし、ちんちんだってでろでろに舐め回したり咥えたりする感じの仕事をしてる。お尻の穴はなるべく舐めたくないそうだ。知らんがな。
コロナで自粛ムードまだ結構あんのに客来るの?と思うんだけど最近は普通に来るんだって。まあホスト行くような奴いるなら風俗だって行く奴いるか。
だからまあ、私が今こうして結構酔っ払ってる間も、たぶん友達はよく分からんおっさんとくんずほぐれつしてるんだろうな。
そんで、私が寝落ちる頃か熟睡した頃に、身なり整えてホストに会いに行くんだろうな。
そしたらホストは、さっきまでおっさん舐め回したりしてた友達に笑顔でキスするんだろうな。やっぱなんかおもろいな。
あ、そのホストが枕営業するタイプかは知らないし、友達がホストとやることやってんのかも知らない。そこまで聞いてない。でも前にホストクラブ連れてかれた時に店内でキスはしてたから、間接キスはほぼ確実にするかなーって。卓チューという営業手法らしいですよ。すごい世界だね。
何書いてるのか分かんなくなってきたよ、まあ酔ってるしな
同世代の友人たちと酒を飲みながら話していると、仕事の悩みや家庭の愚痴に次いで「今までどんな漫画を読んできたか」という話題が出ることがままある。
コロコロコミックやボンボン、週刊少年ジャンプ・マガジン・サンデー、月刊誌の漫画や小学校から大学くらいまでに話題になった漫画やアニメなどの作品について長く語られることになるのだが、その時に出てくる「三国志」や「ジョジョの奇妙な冒険」「機動戦士ガンダム」という、いわゆる「漫画が好きなアラフォー男性なら通るべきであろう王道作品」を何一つ知らず語れず、曖昧な相槌と時折発する「あー」という賛同とも意見の表明とも取れない謎の発語をする程度で、とにかくその場に居づらくなる。
そんな時にトイレから帰ってきた友人は、個室の入り口付近で立ち尽くしポーズを取っている。
それに気づいた他の友人たちは「ジョジョの◯◯じゃん!」と大いに盛り上がる。そんな中、俺だけにはジョジョのなんとかではなく、ナルシシズムの度合いが病的になった吉川晃司や氷室京介にしか見えず、またしても「あー」という謎の音を絞り出す。
自衛官だった厳格すぎる父と、昭和という時代にいくらでもいた夫を立てる母のもと、道を外さず法を犯さず、真面目に暮らし育っていた。漫画もそれなりに読み、テレビだって見ていた。おそらくアラフォー男性が通るその手の道を辿ってきているはずではあるが、基礎的知識が圧倒的に希薄で、もしかすると記憶力が人並みはずれて低いのか、物語を理解する能力に著しい障害があるのかと不安になってしまう。
とはいえ、三十路あたりまでは少年期に触れた作品のあらましを諳んじて見せるほどだった。しかし、四十路が近づくほどその記憶は一つずつおぼろげになり、思い出す糸口さえ判然としない状態になっている。先日は娘と話している中で「逃げ水」という言葉を思い出すまでに5分程度の時間を要した上に、googleで答え合わせをしないと不安なほどだった。
もしも同じような経験をして肩身が狭い思いをしているなら、きっとそれはずっと続く。
年月を重ねいつか記憶の輪郭がぼやけて、時にほぼ消失しかけても、王道作品を語る周りの友人たちも「あー、あれだよ。なんだっけなー!あれ!」という老化現象真っ盛りな言葉をひねり出しながらも、その思い出す過程すら楽しむに違いないだろう。
さらにインターネットやモバイル端末が発達したおかげで、記憶を呼び覚ます力とは反比例して、検索結果でさらに盛り上がるのだと思う。
「覚えている力」と「思い出す力」は「小手先の調べる力」にひれ伏し、今夜もどこかでアラフォーたちは三国志やジョジョ、ガンダムの話題に盛り上がる。
自分は今32歳だ。東京タラレバ娘の漫画の初刊だけ読んで、東京オリンピック開催時に32歳?うっそ信じられない、わかるわその怖さ、的な反応を確か2014年くらいにした記憶を今唐突に思い出したけど、その32歳になってしまった。けれども、三十路から眺める人生地図 - みんからきりまで を読んでいて、「完熟してしまったプラットフォームへの興味関心を失うこと」、「加齢によるパフォーマンスの衰え」、わかるわーめっちゃわかるわーってうなづきながら読んでしまった。違うといえば、30歳という具体的な峠を過ぎて全力で下り坂を転がっていることくらい。でもこれから失いつつあるであろうものへの恐れが依然として残ってるので、もうなんだろうねとしみったれた心でやりきれない毎日を過ごしている。
1月生まれの自分にとっては、4月はじまりではなく1月はじまりで一年を振り返る癖が社会人になってから自然と身についた。つまり自分の中では32歳の半年がすでに過ぎたわけだけれどもコロナで一人暮らし歴14年の子供部屋おじさん的には心の未熟さを痛感する次第だった。長引くリモート生活で、昼夜が完全に逆転して、朝11時からあった部会を完全に寝過ごしてお水エンジニアってあだ名を営業の人にいただいたり。それでさすがにやばいと思って完封したはずの個人輸入禁止前に大量に買い占めたデパス錠...正確にはゾピクロン錠か、を取り出して完全に依存症と化したり。薬の副作用でちょっとしたことで切れやすくなる自分をあ、今きれているのは明らかにおかしいと自覚しながらキレて、その後正気に戻っては眠れなくなることを繰り返してたった三か月前しか経ってない今はまだちょっと当時を振り返りたくない。ぶっちゃけ今でも週末の金曜など薬の影響が平日に及ぼさない日にいまだに飲んでるし、抜けられていない。
あ、そうだ、身体変化か。全て薬のせいなら良かったのだろうけど、薬抜いても何も変わらないね。集中力すぐに切れるね。30分が維持できないね。アスペの傾向だったのでむしろシングルタスクなら処理速度指標は高い自負があったのだけど、ここ数年は完全にアドバンテージを失ってしまった。いや、考えてみれば普通に第一志望大学を落ちたあの日以来、なにか本腰いれられたことってあったのかな。リングアウトアドベンチャーは高い抽選倍率をくぐり抜けて変えた反動で四天王が闇落ちするぐらいまでは毎日やったけど、ぷっつり飽きたぜ。
完熟されたプラットフォームといえば、自分も転職前はAndroidのアプリケーションもLinuxKernelもちょっとやっていたから成長中の楽しさはすごくわかる。kotlinはぶっちゃけほとんど覚えれなかったへぼいプログラマーの戯言だけど、Dagger2の登場でまるっきりプロジェクト構成が変わってしまったアプリケーションの構成はおおおおおおおおすげーーーーー!!jUnitってこうやって使うんやーーー!!t_wadaさんのセリフがやっとわかったぜー!!!って感動があったものだ。PFレベルで言えば、AndroidOS4.3から6.0くらいがめっさ楽しかった気がする。昔話しかできなくてごめんなさい。でも、AndroidOS4.3のBLE対応で知ったIoTの世界、AndroidOS4.4のKならkuzumochiやろと勝手に思ってたらkitkatって名前に決まって失望しちゃったけどOSとしては意外と悪くなかったこと、AndroidOS5.0のバージョンごと抹消されるレベルの混乱、5.1は覚えてないけど、AndroidOS6.0でWiFiのSSIDがbackendで取れなくなって代わりの手段を探すことになったりセキュリティ基準の変更に色々戸惑ったこと、バージョン更新ごとにいろんな出会いがあり、お祭りがあった。客先常駐だけど、品川とか武蔵小杉とか日本でAndroidの開発拠点があった場所にいさせてもらって色々楽しかった。まー、自分は増田ほど人ができてないから当時知り合った人たちで今も交流がある人はそういえばまったくいないけど。人脈とか友情とかそっち方面の資産はまったくできなかったな。変わっていくプラットフォームは楽しかった。
去年出会ったKubernetes=k8sもそう。一時期RSS等でKubernetesの情報がないか人力クロールを何度も繰り返すレベルだったけど、かといってrepositoryにPR送れたこともdoc系ぐらい?かかわりも薄いまま、いつのまにか今のバージョンからサポート期間が一年に延びたというではないか。Sidecar周りの整理だとかまだ課題はいくつか残っているけど、SIGによっては今後の機能拡張ネタは明確に決まってないところもあるし、あーもう成熟しつつあるんだなって当時の熱情を失いつつある。rustが来ると聞いて、k8sつながりでrust-vmmとか追ってみたけど、mailinglistのData量的に明らかに去年がピークだった。多分勢いを失いつつあると思う。これfirecracker以外に来るのか?rust/wasmはYewがあるし、Envoyのpluginもあるし、フロントエンド、バックエンドサービスとしては今後に期待だけれども、kernelに対しての適用、driver周りから浸透する未来はちょい疑義的。とりあえず、Kubernetesという超巨大プロジェクトを突き詰められた感じもしないまま、多分EKSしか触れない今、オンプレ系の構築、運用技術はKubernetes the hard wayの第四章のオレオレ証明書取得処理がコマンド打つだけなのに辛かったという記憶を残して風化するんだろうな、あと一年ぐらいで。そんな予感がある。
改めて人との縁が残っているこの人がうらやましい。ヒューマンスキルが元から皆無な自分にはわからないけど、漏れ聞こえた話だと新人とまじ会話繋がらなかったという話もあるし、10歳差を超えた会話はスキルじゃなくてもう才能でしょレベルなので結局同時間、同時代を一緒に生きた同年代の人たちをかかわりをどれだけ残すかなんだと思う。新しい縁ができなくてもそれは衰えじゃなくて自然なのだろう。過去十年を振り返るなら、自分はその維持をまったくしてこなかった。だからこれからはお金で買おうと思う。多分後十年くらいして月1~2万円所得を上げられたら、バーチャル嬢に昇給した所得を全部突っ込んで、桜蘭高校ホスト部の環x鏡夜編がいかに良かったかもうずっとその話ばかりする予定だ。それだけを生きがいに生きていく予定だ。カビが生えたレベルのjavaスタックとk8sとrust、その辺でエンジニアとしてうだつの上がらない生活を送りながら。
姉が嫌い。嫌いじゃないときもあるけど姉が嫌い。今日は喧嘩したからすごい嫌い。
怒りを持続させるのは得意ではないから沈静化させるために書き込む。
姉のここが嫌い
なのにこの子は自分の猫!というわりに避妊手術の費用もワクチンの費用も餌代も猫砂代もださない。
看護師で高給取りなのに。こっちは手取り20万もいかないんですけど。
車ダメにして中古で車買ったのに費用は払わず70近い親が払ってる。税金も払わない。
看護師で病院の寮に住んでるのにしょっちゅう帰ってくる。帰ってくるのはいいけどあなたの勤めてる病棟今コロナ患者受け入れてるんだよね?あなた重症化してる人たち相手にしてるんだよね?
感染には充分気を付けてるのは知ってるけど万が一があるよね?
ネットで見る医療従事者の人はホテル暮らししてる人もいるのに。あなたはちゃんと一人暮らししてるよね?何でわざわざ帰ってくるの?しかも帰宅理由は寂しいから。
実家には年老いた両親(しかも片方は肺に病気もち)と免疫抑制剤使ってて免疫がだだ下がってる私がいるんだけど?万が一コロナ持ち込んだら重症化待ったなし!な人間しかいないのに何で帰ってくんの??
そんな職場なのにやたら人混みに行きたがる。しかも体にガタがきてる親に無理やり運転させて。止めろって言ってるのにヒステリーおこして聞かない。
親を自分の下僕か何だと思っているのか気遣うふりはするけど全然気遣ってないしお礼もほとんど聞かない。
何がママー服脱がせてーだよ。三十路をとうに過ぎた女が気持ち悪い。母はあんたのお世話係りでもマッサージ係りでもないんだよ。
自分は私のことを否定したことないって言ってるけどしょっちゅう人のことブスとか性格悪いとかかわいそうなやつとか言ってバカにしてくるよね。
今日の喧嘩も最後のほうは呆れて何も言えなかった。こんなのが姉で恥ずかしい。
本当に価値観が合わない。無理。
きっかけはテレビでたまたま見たことだが、ドはまりしたので、Twitterのその趣味専用アカウントを作った。
年齢層はちょっと自分より若いくらい(2~3個下)から、ひとまわり下くらいまでの男が中心だったが、数人ばかりアラフォーもいたので、かろうじて輪には入れた。
オフ会にも行ったし、そこで仲良くなった人を中心にプライベートなことをSkypeで話すこともあった。
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でも内心、前提の違いとかも感じた。
まだ学生の子たちが、社会人5年をすぎた自分よりも遥かに、お金を使っている。
自分はどこかセーブしていた。節約云々と言い訳してたが、ヲタ活前は趣味もなく、残業と休日出勤も多く、それなりの貯金もあったのに。
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数年経ち、自分も三十路にさしかかろうかという頃、その中で出会った大学生の子(男ですよ)とよくリプやDMで話していた。
就活控えてたということで、こっちとしても相談に乗るのは悪くないので、自分なりの考えを話した。
大学のときどんなだったとか、なぜ地元で就職したのかとか、なぜ今の会社を選んだのかとかもだし、いざ働いて分かったことも正直に伝えた。
その一方自分の現状も話した。
ヲタ活の趣味から完全に離れる必要までは考えてないけど、少しずつ縮小していること。
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ヲタ活はどうなったかというと、グッズは途中で人に譲ったり、処分したりで既にない。Twitterにもあまり顔を出さなくなってたが、結婚したことだけは報告した。例の学生だった子も社会人になってたが、ネット越しにおめでとうと言ってくれた。
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さて、彼は俺のことを、どう見てたのだろう。
鬱陶しいおっさんに付き合ってただけなのか?
信頼できる先輩のように思っててくれてたのか?
実はよくわからない。
・ほろよい
・ピザポ
・唐揚げ
あとなんかオススメ教えろ
ーー追き
今帰ホテルして飲んでる
以下買ったもの
・唐揚げ棒
・ナナチキ
・われせん
・ナトリ薫製三種
しめて3000円。
自粛コロナテレワーク実家暮らし介護で突発的に家出しちゃった28のOLわよ。ビジホ生活3日目わよ。家出、人生初ですわ。ビジホも人生初ですの!ガイジの弟の顔面をぶん殴ってしまいましたの!これも人生初ですわ!
ホテルは3千円、7割引はコロナのお陰ですわ!何故かキングサイズのベットがありますの!ひとりで寝そべるのですわ!実家は布団だから楽しいですわ!コンビニで好きなもの全部買いましたの!ピザポテトはお取り扱いしていないようでしたけど。まあ庶民の店だから仕方ないですわ!ちなみにお夕食は人生初の1人ラーメンでしたのよ!趣味はストレス解消の過食ですの!こればっかりは辞められねえ!ですわ!
普段お酒は飲まないから半分以上残して酔っ払いですの。今は肩上げポテトを摘んでおーいお茶を飲んでますのよ。ペットボトルのおっきいお茶が好きなのよ。無限に飲めるの!黒胡椒ベーコン、めっちゃベーコン!美味しい!
家に帰りたくないですわ!でもお金がどんどんなくなりますのよ!
ー追追記
ついにビジホを出ましたのよ!このままじゃダメなんてことわかってるのですわ!朝一で暑い中バスを乗り継いで家の前まで来たのですけれど、足が重くてお家に入れなかったのよ!だから街中に戻って各停の電車に乗ってぼんやりですのよ!もう県外にいますの!10万円使ってgo toですわ!
車内は涼しくてガラガラで快適ですわよ!ボックスシート大好き!ですわ!独り占めの時限定ですけれど!
高3の夏、高校から海まで乗り過ごして夏季補習をサボりましたら職陰湿に呼び出されてその日の担当教科を含めて10人に謝罪参りをさせられたのを思い出しましたのよ!何をしても嫌なことを思い出し発狂わ!
駅を出るときに久しぶりに文庫本を買って見たのですけれど全然読めないのですわ!
朝ご飯はセブンのぶっかけうどんでしたの!駅のベンチですすりましたのよ!天かすと麺つゆの組み合わせが大好き!コラボレーションですわ!半熟卵みたいなやつは凄いですわ!技術わね!セブンは割高クソクソクソチェーンの癖に美味しいから悔しいですわ!店に入るとバイトのトラウマがフラバしますの!しねしねしねっ!ですわっ!
ガイジの弟はパワー系池沼とも言うやつですわ!大事な弟ですの!他人が見たら気持ち悪いでしょうけど結構可愛いところもありますのよ!でも家に帰ってくるなりちんこ弄り、精子のついた手で近寄られると泣きたくなりますわ!やっぱきもい!のしかかられると色々な危機を感じてきついですわ!弟はきっと悪くないのですわ!まともな療育につながらなかった期間が長すぎるのですわ!クソガイジ死ね!って言ったのは悪かったですわ!自分でもこんな言葉がでる自分にびっくりしましたの!殴ったのは知りませんわ!こちとらいつもアザだらけですわよ!
弟の面倒を見るのはいいのですわ!いいのですけれど今は嫌なのですわ!20代ももう終盤なのですわ!普段はカロリー気にしてますのよ!乙女ですもの!でも彼氏なんかもう10年居ませんの!なんのためとか考えると泣きたくなりますわ!電車で涙目ですわ!
そういえば年甲斐もなく駅ビルでショーパンを買いましたのよ!身軽で気ままな感じが気に入りましたの!服はビジホに洗濯機があったのですけど、ムカついたから捨ててきましたわ!でも膝の青タンが馬鹿みたいで嫌になりますわ!
クソ暑いからアバンチュールしてみたいですわね!汗だくでラブホにもつれ込んでクーラーガンガンかけちゃうのが素敵ですわ!背がすごく高いと興奮しますわ!夏は筋肉質な人がいいわね!とか言っちゃいますのよ!火遊びでコロナなんか貰ったらクソゴミ肥溜田舎に帰れなくなっちゃいますけれど!それもいいかななんて自暴自棄になってみたいですわ!出来たらこうはなってないでしょうね!一度ぐらい全部捨ててみたいですわ!それで一晩寝た男の子供を産むのはどうかしら!こんな城から出て行く切符になったらいいのにですわ!赤ちゃんはだいすきなの!
最近母性を持て余してつらいですわ!性欲なんかよりよっぽどやばいのですわ!おかあさんといっしょの子供が踊ってるのを見ると何かが溢れて感極まって泣きそうになるのよ!気持ち悪い独身わよ!あの保育園の乳母車から1人ひょいとわたしのものにしてしまいたいわ!やばいこと言ってしまいましたわ!でも一生抱きしめてられるぐらいかわいいのよ!なんであんなにかわいいの!
JRをぐるっと回って帰りますわ!正直もう連泊する元気はない三十路手前なのよ!でも心が回復しても家に近づくと歩けなくなりますのよ!実家と同じ家族構成の子連れがそばに来たのも心を削りますわ!そろそろ一旦降りてラーメン屋さんを探すのですわ!一度ハマると続けて食べちゃうのよ!バリカタで味卵と餃子をつけるのが良いと思いますの!味卵を作った人は天才ね!海苔はコスパとか思っちゃうからつけられないのですわ!スープにひたひたの海苔はおいしいですわね!こんな日だからノリ三枚に100円払うのぐらいいいかもしれませんわ!
毛深いのがずっと悩みで就職してすぐに手足の永久脱毛をした。そこから十年経ち、今回デリケートゾーンの脱毛を始めた。誰にも見られないしなと思っていたけどとにかく毛深いので蒸れるし、衛生的に悪い。邪魔だしやっちまうか!と思って申し込み完了。
VとIラインの脱毛を終えて、O(肛門のこと)の施術が始まるとレーザーを当ててるナースが固まる。何かと思ったら「この黒子昔からあるやつですか?」と声がかる。私はわりと黒子はある方で、VにもIにも黒子はある。VとIの施術中には何も言わず「黒子避けますね」と声をかけたナースの様子に何事?!と心臓が縮み上がる。昔からあったような、ないような……医者にも見せたことがないと答えると「一度診てもらったほうがいいかもしれません」と答えられる。
帰宅して急いで鏡の前に立って足を上げるが肛門は見えない。スマホを自撮りモードにして足を上げて撮影。明らかにやべえ形の黒いものがそこに…………いつからそれがあるのか思い出せない。1〜2年は触れてイボっぽいのあるな〜って放置してた気がする。1年かもしれないし半年かもしれない。視界に入らないからそれが黒いと全く気付かなかった。しこりというかふにゃふにゃしたイボなのだ。
もしもパートナーがいたらすぐ気づいたのだろうかと思うと彼氏いない歴年齢を恨むしかない……心臓が痛い………今週中には皮膚科にかかろう。緊張で、不安で気が狂いそうだ。こんなこと誰にも相談できない。何もありませんように……
この手の「非モテ男は並以上の女しか見てない、非モテ女は大抵不細工」って本当なのかね?
俺の知る限り、非モテ男も非モテ女も自分で思ってるほど不細工じゃないぞ。
俺自身、若い頃はリア充女からウザいキモいと散々な扱いを受け、30過ぎまで余裕で童貞だった人間だが、なんかの偶然で同様の非モテ女と付き合って結婚することになって現在に至っている。
だが、妻が年齢=彼氏いない歴の処女(当時)だと知ったのは付き合ってだいぶ経ってからだぜ?俺は妻は顔立ちも悪くないしてっきりリア充側の人間だと思っていて、自分が童貞だとバレると失望されるかと思い、付き合う前は必死でリア充を装ってたもんだ。だが現実は以上のごとしだ。そしてその事情は妻の側も似通っていたようで、そのコンプレックスゆえに俺の視線にはなかなか気づかなかったらしい。そして、よく聞くと過去には、客観的に見てモテていた状況も複数あったようだ。だが、自分の容姿への自信のなさと、相手への興味のなさが相まって、自分がモテていた自覚がなかったように見える。
で、妻の友人も類は友を呼ぶで非モテも多いようだ。だが、俺にはどう見てもその非モテ女子とやらが全員並以上の容姿、いや、けっこうな美人にしか見えない。むしろ学校出てすぐ結婚したとか昔から彼氏が切れないとかいう人たちよりも余程外見上の男受けは良さそうに見える。性格も知的で愛想がよく、職業上のキャリアも申し分ない常識人にしか見えない。でも妻曰くそのうちの少なからずは処女かそれに近いらしい。
これは男の側も同様。俺の知人友人でどうしても恋愛できなくて相談所で相手を見つけたような人たちも、夫婦揃って整った顔立ちということの方が余程多い。むしろ、アトピーとか肥満とかそういうわかりやすい弱点を抱えた人たち(男女を問わず)の方が余程早く自力で恋愛結婚しているようにすら感じる。そして若い頃から自他共に認める美形でモテていた男女が意外と婚期を逃しつつあったりする。
人の外見をどうこう言えば言うほど品のなさが嫌になってきたのでこのくらいにしておくが、要は非モテ男は分不相応に面食いだというストーリーはもっともらしい反面、現実に即しちゃいないんでないのってのが実感(←これが言いたかったこと)。
非モテってのは単なる巡り合わせとか運とか内向的な性格とか、そちらの要素の方が大きいんでないの?(努力不足とは思わないし、言わないよ)
救いようのないほど容姿に恵まれない人というのもそりゃ勿論いるだろうし、それ故に結婚できない人には同情する。
が、むしろ、自分からみて並以上の容姿の人間は非モテでないと勝手に思い込んでない?
あるいは、過去に心ない人に不細工扱いされたことが原因で(まあ若い時代は誰しも多かれ少なかれ無神経で見る目もないからそういうことも多いだろう)、それを引きずって、いつまでも自分が救いようもない不細工だと自分だけで思ったりしてない?
繰り返すが、全ての非モテがそうだとは思わない。本当に容姿に恵まれない人もいるだろう。が、そもそも世の中の人の、異性の容姿に対する許容範囲ってそんなに狭くないぜ?少なくとも三十路が見えたら異性に求めるもののうち顔の比重ってかなり下がってると思うよ?
休職に入った直後からコロナが猛威を奮いだしたこともあり、外出は月2回の通院と、週1でゴミ出しと郵便物確認程度。
買い物はネットスーパーとAmazonでほぼ済むし、健康だった頃に趣味だったライブもコロナで全部なくなってしまった。
理由があれば外出できないことはないが、おそらく世間一般でいう引きこもり認定は免れなさそうな状態。
そんな人生ほぼ詰み女が胸下まであった髪を肩上まで40cmほどセルフカットしたので、メモに残しておく。
物心ついた頃からずっとロングで、健康だった頃は2~3ヶ月に一度は2万近くかけてサロンに通い、毎日のケアにも気を使っていた。
ただ病んで貯金を切り崩す生活に入ってから必要最低限以外の出費は控えたかったし、今はコロナで知り合いや推しに会う機会もないので至急で身なりを整える必要もなく。
そんな状態でウダウダと美容院に行く踏ん切りがなかなかつかなくなってしまった。
そんな感じでまあ伸ばしておいても問題ないかと伸ばし放題にしていたところ、ある日、鏡でふと自分のビジュアルを見た時に「うわ…キッツ…」と感じた。
ここから先はかしゆかにしか許されない領域だと感じた。かしゆかになれなかった三十路女の髪型じゃない。
それから髪が伸びるにつれて、ただでさえ重労働に近い入浴がより億劫になってしまっている悪循環にも気付いた。
後ろもばっさり肩より上に切ることを決意した。
ただどうしても美容院に行く踏ん切りはつかなかった。
ネットで検索してもセルフカット指南は男性向けの記事や動画ばかりで、ロングの女性が肩の上までばっさり行く例は殆どない。
男性はまあ最悪失敗しても奥義バリカンがあるし、自分で首の後ろの髪を器用に切れるならそもそも美容院いらないしね。そりゃそうだ。
もし次にサロンに行けるようになった日が来たとして、おそらく高確率で怪訝な目の美容師にこう言われる。だがしかし
この言い訳ができる今はむしろチャンスなのでは????と気付く。
更に、失敗して結局サロンのお世話になった場合も、自分としては一応「外出する理由」ができるということにも気付く。
セルフカットの実績解除を決意した。
付け加えると、自分にとっての黄金比ぱっつんをキープするため、前髪は10代の頃から殆ど自分で切っていた。
自分の髪にハサミを入れることへの抵抗感が比較的薄かった。多分これが一番大きい。
Amazonの「散髪ケープ」カテゴリから腕を通せて髪受けのついてるタイプの1,320円のものを注文。
性能的には100均でも売ってそう。知らんけど。
実際に被ってみると大人用のはユニセックス対応のせいか想像以上に威圧感がある。廊下でひっかかって散乱事故起こしかけた。
切り始めてから気付いたけど、セルフカットの時はケープのマジックテープは前で留めた方がいい。
背中側で留めると後ろがまっすぐに切れているか鏡で分かりづらくなるので。
ハサミはある程度の物を使わないと死ぬ予感がしたのでAmazonの「ハサミ・すきバサミ」カテゴリからステンレス製の1,990円のものを注文。
今これ書きながら気付いたけど切れ味が良すぎたのか指も2ヶ所ほど切ってた。でも予想外にいい買い物。今後も使う。
自分は空きバサミは前髪カットの際に上手く使えた経験がなくどうにも苦手なので買わなかったけど、向いてる人は空きバサミも無理せず使うべき。
2枚以上の鏡は必須。合わせ鏡で背中側が見えないとまったく話にならない。
自分の場合は姿見と大きめの鏡がもともと自宅にあったのでそれを脱衣所に運んだ。
スマホやタブレットを駆使して背面鏡代わりにする人もいるらしい。すごいね。
もちろん最後は掃除機もかけるけど、床に数ミリ~40cmの髪が散乱する光景は案外グロい。
適度にクイックルワイパーをかけながらやった。
そういえば美容院でも使ってるところ多いね。持っててよかった。
出費はケープとハサミで3,310円。ここは動かせる大きい鏡を持ってるかどうかでかなり変わりそう。あと毛先を揃えるためのストレートアイロン。
想定よりはやや短めになってしまったものの、失敗というほどの仕上がりにはならずに済んだ。
さっぱりして気持ちが良いし、涼しいし、心なしか気持ちも晴れやかになった気はする。
そしてシャンプーやトリートメントの量や乾かす時間が半分以下で済む。
ただ、たまたま積めていた前髪セルフカットの経験値を想像以上にフル使用したし、それでも合わせ鏡だとかなり手元が狂うから、大惨事にならなかったのは運が良かっただけな気がする。
髪全体となると毛先の処理と全体の最終的な印象調整にかなりの集中力と運が要求される。
前髪すら自分では滅多にカットした経験がないという人だとおそらく高確率でちびまる子が爆誕する。
これまで美容師さんのこの技術にお金を払っていたのだなと実感した。
3回目のデートで、ようやく手を繋ごうと思ったけど恥ずかしくて、相手の手首を掴んだ記憶。
初々しかったね。
キューピット役の女に奪われたけど。
付き合い出してからは、事あるごとに、私の目の前で、その女が私の彼氏に抱きついたり、私よりも頻繁にメールのやり取りしてたり(当時はLINEが無かった)、私も呼んだことない愛称で呼んでた。
彼女の目の前で、他の女に抱きつかれても嫌がりもしないって、どうなの。
フラれるのはなけなしのプライドが許さなかったから、私からフった。
その3日後に、その女から交際報告と初デートの詳細を聞かされたし
「初デートで、彼氏から手を繋いでもらってびっくりした。奥手だと思ってた」とかいうマウントとられて
だって!
人生初だったし!!
手を繋いでるカップルっていうのに憧れてたんだよ、当時!!!!
私は手を繋いでももらえない、そんな価値もないってことだったんだね。
いわゆる「私とのことは遊びだったのね!!」ってあるじゃん。
でもあれって、最低限やることやってんだわ。
ヤるどころか、キスどころか、手すら繋いで貰えない。
どこに行きたいとか、何したいみたいな。
私が妄想しても、どう頑張っても「結婚詐欺」「DV彼氏」の妄想になってしまう。
そういう性癖とかじゃないよ。ただ単に、無条件で愛されるって意味が分からないんだと思う。
相手にメリットがないのに、付き合ってもらえるわけないじゃん?
でも私に利用価値なんかないから、そういう詐欺的な目にも合わないかな。
お金も持ってないしね。
あ、流石に今は夢見てないよ。
私は「選ばれない側の人間だな」って確信したので、身の程を弁えて生きていってる。
家族にも一度も「可愛い」みたいな、容姿を褒める言葉をもらったことがないので
家族から見ても私はブスだとわかっているし、ここは自己肯定云々ではなくて
列記とした事実としてある。
三十路を目前に控え、婚活ならぬ終活について真剣に考えないといけないと思う。
弟は長生きしないだろうし親戚付き合いがほぼ皆無なので
私が死ぬときには持ち家の処理やらお金やら、どうしたらいいんだ。
早めに考えないとね。