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2018-05-02

日本人シャイからな、もっこりが目立つ和服は廃れて当然

今、韓国サブカル界隈でミソジニーVSミサンドリー大戦争が勃発している。

今年3月から発端となる事件が勃発し、一カ月足らずで1020人のクリエイター炎上、そのうちの何人もが謝罪に追い込まれるという、シャレにならない大騒ぎになっている。

しかもいまだに延焼が続いており、4月29日には韓国版アズールレーンイラストを描いていた女性絵師炎上し、日本語運営側の不当な対応告発したことで、日本でも注目され始めた。

https://togetter.com/li/1222986

https://togetter.com/li/1222751

以下、時系列に沿って、説明を試みたい。

 

1.韓国フェミニズム特殊性

まず韓国社会におけるフェミニズム問題理解するには、以下の論文有益だ。

李聖娥「フェミニズムは誰のもの? -女性嫌悪発言から見る現代韓国社会-」『早稲田社会科学総合研究. 別冊, 2015年度学生論文集』(2016)

https://waseda.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=15023&item_no=1&page_id=13&block_id=21

 

この李論文によると、2015年頃からネット上で急速に韓国ミソジニーVSミサンドリーという構図が生まれ対立が激化しているという。(それ以前の男女の格差対立についてはここでは触れている余裕がないので詳しくは李論文を参照してほしい。)

この年、韓国では女性たちによる権利拡大が主張され始め、フェミニズムブームが起こった。

その中でも特に2015年5月誕生したインターネットコミュニティメガリア」には過激集団がおり、これまで女性たちがミソジニストたちから受けてきた憎悪を逆転させて仕返しするという「ミラーリング戦略」が猛威を振るったようだ。

論文では、この急進的な現象韓国社会がこれまで女性を抑圧してきた反動説明している。典型的な家父長制社会女性専業主婦をして男性経済力依存というステレオタイプ等々。

そして、具体的には、「メガリア」が韓国ネット上におけるミソジニー急先鋒だった保守系ネタ専門掲示板イルベ」を仮想敵として発足したという。

この掲示板には女性ユーザー女性だと明かしてはいけない謎ルール(明文化されている)があり、「キムチ女」という女性差別的なネットスラングもここで生まれた(ちなみに、男性従順日本女性を「寿司女」と呼んで称賛している)。

かくしてミソジニーミサンドリー、両過激派同士の容赦ない殴り合いが始まったのだ。

 

特にメガリアによる活動ネット社会での風当たりが強く、比較的穏健なフェミ運動から韓国男性ちんこ世界一小さいといった類の誹謗中傷、極端な例では男子風呂無修正盗撮動画ネットに放流するなど、犯罪まがいの男性憎悪も行われ、とくに後者過激な部分がクローズアップされて報道されたようだ。

それによってメガリア反社会的集団という認識が広まりさらにはフェミニスト=メガリアというレッテル貼り機能果たしてしまっているらしいが、部外者である我々日本人には区別がつきにくいのが実情だ(日本でもまなざし村ネットで疎まれているが、メガリアには実社会での行動力がある分、その比ではないようだ)。

韓国では一般的に、メガリア過激派の行動は、フェミニズムでなくミサンドリーであり、成功できない女性(ようするに喪女)たちが男性たちを叩くことで責任押し付けているという見方がされている。

 

一方で、メガリアが発足当初は各種フェミニズム団体政治家文化人たちから支持されていたこともまた事実であり、このことが男性たちの反動を招いた。

ネット上ではメガリアを筆頭にフェミニズムへの不信感が根強くあり、それがアンチフェミニズムの動向になっている。

論文では、アジア金融危機以降蔓延している高学歴ワープアを背景にした若年層男性たちの不満が背景にあると見ている。

かに大卒でも満足のいく社会的地位を得られず、それなのにミサンドリスト憎悪される男たちが何かの拍子にプッツンしてしまっても不思議ではないだろう。

また、韓国男性には兵役義務があり、女性はこれを免除されているという逆方向の不平等格差存在し、男女の対立を複雑化させているという事情もある。

この不平等が解消されないまま、女性の権利を認めていく風潮には、もともと厳しい目が向けられているのだ。

しかも、韓国にはただでさえオタク差別が強くあり、サブカル界隈ではそれがトラウマになっているらしい(日本でも宮崎勤事件を発端にしたオタク叩きの時代があったので、そこらへんはイメージやすいかもしれない)。

 

現在では、メガリアサイト穏健派過激派の内紛によって閉鎖され、離脱した過激派がウォーマドというサイトを新たに立ち上げている。

しかし、メガリアという呼称が普及しすぎたため、今でも使われている。サイト消滅したおかげで定義曖昧になり、フェミ叩きの便利用語になってしまったという見方もある。

例えば、5chのなんjが消滅したとして、少しでもなんj語を使ったり、そんな雰囲気をまとっていたら、お前なんj民だろというレッテル貼りをされてしまうといった具合だ。

それだけでなく、それまでメガリアがやってきた悪行や過激派のウォーマドと紐づけされて叩かれてしまうわけだ。

このようなフェミ狩りに対する反発も強く、むやみに相手メガリア認定したために、逆に侮辱罪に問われてしまうという事件も起きている。

 

2.第一韓国サブカル大戦

2016年7月には、Nexon提供するゲーム「Clousers」の声優フェミニズム運動への支持を表明したことメガリアキャンペーンで配布された「女の子たちに王子様は要らない」というスローガン印刷されたTシャツを着てSNS投稿)が原因で炎上し、声優擁護するクリエイターVSそれに反発する消費者(この場合男性オタクたち)の大戦争が起こった。スローガン自体フェミニズムによくある主張だったが、そのTシャツを着ることがメガリアを支持していると問題視されたのだ。

以下の韓国wikiサイトmamuをGoogle翻訳に掛けてみればその泥沼具合がよくわかる。この大戦メガリア支持を表明した作家たちへのバッシング作家による過去性犯罪告発、各種フェミ団体の参入、そして政党まで巻き込む騒動になった。これを地獄と言わずになんというべきか。

https://namu.wiki/w/%ED%81%B4%EB%A1%9C%EC%A0%80%EC%8A%A4%20%ED%8B%B0%EB%82%98%20%EC%84%B1%EC%9A%B0%20%EA%B5%90%EC%B2%B4%20%EB%85%BC%EB%9E%80#s-2.3

結果は、おおよそ男性オタク側の勝利で終わったようだ。まぁ彼らのゲリラ戦術が優位だったのは容易に想像がつく。

騒動によって全体の3割のユーザーを失ったゲームもあり、彼らの脅しにはそれなりの実力があることが証明された。

 

3.第二次韓国サブカル大戦

そして、本題の今年の3月から勃発している一連の騒動は、以下のnamuの記事を見ればおおよそ理解できる。

https://namu.wiki/w/%EC%86%8C%EB%85%80%EC%A0%84%EC%84%A0%20K7%20%EC%97%85%EB%8D%B0%EC%9D%B4%ED%8A%B8%20%EC%97%B0%EA%B8%B0%20%EB%85%BC%EB%9E%80

この記事によれば、先の大戦よりも今回のほうが規模が大きいという。

概要説明しよう。発端は、3月21日に中国会社提供するゲーム少女前線」で女性絵師RODが描いたキャラが発表されたこと。

RODは、以下の4つの行動が理由メガリア疑惑をかけられた。

1.ベストセラー『82年生まれキム・ジヨン』(統計を基に平均的な韓国女性の半生を描いたベストセラー小説)を読んだ歌手に「俺達の金を騙し取った」と怒る男性ファンを笑うツイートRTした

2.「女性盗撮を警戒するのは仕方ない」との記事RTした

3.「韓男虫」という単語は「キムチ女」へのカウンター説明した番組画像に「いいね」をした

4.第一大戦時に、「韓男のダブスタ」と題し、男性家事分担を嫌い、女性処女性と若さに執着していると皮肉ネタ画像RTしていた

これらを根拠にRODはメガリアだと認定された。そして炎上後、キャラクターイラストの公開は中止。RODは釈明を試みるも効果はなく、ツイ垢pixiv垢を削除し、実質絵師としてのキャリアを失った。

以下の報道でも触れられている。

http://www.afpbb.com/articles/-/3173082

この記事によるとゲーム業界ユーザーの4割以上が女性だという。男性女性との間の分断が進んでいるという構図が見えてくる。

 

そして、予想されていたことだが、この事件に対して女性弾圧だとするフェミニストたちが声を上げ、男性オタクたちとの対立が激化している。ここにミソジニーVSミサンドリー大戦争(もしくはクリエイターVS男性オタクたちの代理戦争)が再び始まったのだ。

炎上震源地となっている韓国の大型掲示板DC inside」(日本でいう5ch)と大手ゲームニュースサイト「Ruriweb」(ゲハに近いらしい)では、Twitterでのいいね相手思想に対する賛同意味するという論理によって、他のクリエイターメガリア的な思想人間ツイート(その内容は問題ではないらしい)をいいねしていないか、あら探しが始まる(これが魔女狩り揶揄されている)。

 

その網に引っ掛かってしまった内の一人が女性絵師Nardack、今回の韓国版アズレン騒動というわけだ。

Nardackは、Twitterのサブ垢でRODのツイート(内容は男性嫌悪と関係なし)をいいねした。

そのツイートは以下の内容

「私は一部の方々が主張する特定団体に入っていません。一部の方々が、私が共感した記事拡大解釈し、私に関する流言を広め、これにより少なからず当惑し、心を痛めました。少女前線が好きだった一人のファンとして、参加できた事は本当に嬉しい事でした。事態がこう流れて、非常に遺憾に思えます。お読み頂き有難うございます。」

「心的に辛いためレスができず申し訳なく思います

少女前線ユーザーたちはこのツイートを「男性嫌悪にいいねを押した事の釈明がない」「人のせいにして同情を引いてる」と非難。そして、このツイートいいねしたのがNardacだった。

その他にも、RODを擁護フェミ狩りを批判した団体のツイ(RODの件なのかは不明)をRTしていたこと、過去に「相手メガル(メガリア住民)呼ばわりしたこと侮辱罪に問われた事件」に言及し、メガルというレッテル貼りは不当な女性差別だとツイートしていたことなどを理由メガリア認定され、炎上してしまった。

https://namu.wiki/w/Nardack

見たところ、Nardackの場合炎上理由がどれも間接的なものばかりだ。このレベル仕事から外されたという事実男子オタクたちの反動の強さを物語っているように思える。

 

一連の騒動現在でも燃え広がっており、いつ鎮火するのかまったく見通しが立たない状況だが、驚くべきことに韓国人の間ではこれからが本番だろうという見方がされている。

最終的には、業界全体で女性クリエイター雇用が減るのではないかという危惧であるようだ。

 

4.どうかしてるんじゃね~の?(迫真

一連の騒動に対しての私の見解はと言うと、正直韓国男性オタクたちのやり方には賛同を示しづらい。

先にあげた

https://namu.wiki/w/%EC%86%8C%EB%85%80%EC%A0%84%EC%84%A0%20K7%20%EC%97%85%EB%8D%B0%EC%9D%B4%ED%8A%B8%20%EC%97%B0%EA%B8%B0%20%EB%85%BC%EB%9E%80

を読むと、それは難癖なんじゃないのか?という部分もかなりあり、全部が全部支持できるわけではない、という気分にさせられる。特にツイートの内容に関係なく、問題となった相手過去いいねをしていただけで標的になってしまうのはやりすぎではないか

 

フェミニズム反社会的思想と見なして他の作家を道連れに炎上させるやり方は、ミソジニーどころか思想弾圧になってしまっており、冷戦時代ハリウッドで横行した赤狩り様相を呈している。

そんな情勢においてなおオタク男子たちがイニシアチブを握り、企業が彼等のご機嫌を伺わなければいけないという状況は、どうみても異常だ。

とことん相手が潰れるまで殴りまくるのが韓国でのオタクしぐさなのか?という疑問を抱かずにはいられない。

また、それ以前の問題として日本では、どちらを支持するか考えるどころか、まず韓国の状況にドン引きしてしまってそれどころの話ではないという人がほとんどだろう。私もそうだ。

 

2018-04-29

推し逮捕された

推し逮捕された。

一般的逮捕認識される状態になった。

擁護のしようはない。どうしようもなく黒だった。


どうしてそんなことしちゃったの。


心臓を潰される気分だった。


実のところ、すごく推していたわけでもない。

彼が所属しているグループのある番組が好きで、毎週楽しみにしていた。

番組の中で推しは爽やかで、器用で、みんなから頼りにされていて、何事にも楽しそうに取り組んでいた。

すごく推していたわけではないけども、結婚するなら彼がいいな、なんて夢想する程度には好きだった。


最初ニュースを見た時、嘘だと思った。

意図せずともたくさん情報が入ってきた。

ニュースで、SNSで。

知りたくないこともたくさんあった。

それでも私が彼を好ましく思っていたことは変わらない。


私が彼らの番組をどれほど愉しみにしているか毎日聞いていた同僚たちは、口々に推測を話しながらも、つらいと嘆く私に同情してくれた。

から、気が付いていなかった。

思ったより深く傷ついていたことに。


自覚は突然だった。

毎日眺めていたSNS

ニュース情報が揃うと同時に、性犯罪について、未成年保護について、女性の権利について、様々な論旨が述べられるようになっていた。

正しくは、そういったRTをよく目にするようになった。

推し逮捕にひどく傷ついていることに気付いた。


私は真面目な性格だと思う。

当然、友人たちにも真面目な人が多い。

彼女たちが推しの起こした事件を許せないと感じることも、それをきっかけに様々な事柄を熟考することも、けして悪くはない。

けれど、推しの犯した行為毎日見ているうちに、気付けば傷が深くなっていた。


経験がなかった。

推し逮捕されるなんて、それも、情状酌量余地が全くない状態逮捕されるなんて、考えたこともなかった。

もし別の推し逮捕されることがあったら、テレビネットも全て断ち切ろう。

それが、学んだことのひとつ

事実であれ、推測であれ、好ましく思っていた人が非難されていることも、その人が犯した罪を見つめ続けることも、驚くほどにエネルギーを使った。

それから、もうひとつ

友達推しが同じような状況になったら、せめて私だけはそういった議論に加わらずにおこう。せめて友達の見える場所では。

学びを生かす機会など訪れないことを祈るけれど。


録画していた番組の中で、推し少年のように笑っている。

器用に仕事をこなして、メンバーから頼りにされている。

本当に楽しそうで、だからこそ涙が止まらなくなった。


お酒が好きだったのか。お酒に逃げざるを得なかったのか。ゆるいファンだった私にはわからない。

もしも、現実を耐えるために逃げたのであれば、つらかっただろうと思う。

私が知っているのは彼の一面でしかなかったけど、それを信じるのであれば、今は一番つらいだろうと想像に難くないけれど。


メンバー気持ちを考えて、また涙が出る。

仕事上の付き合いとは言え、仲間が犯した罪に彼らもまた苦しむだろう。

何の罪もないメンバー仕事だって影響するに決まっている。

その時、推しを恨めしく思ってしまうこともあるだろうし、恨めしく思うことでまたつらくなるんだろう。


それからガチ勢気持ちを考えると、それもつらい。

テレビで見ているだけで満足していた私がこんなにつらいのだ。

大丈夫ですか。生きてますか。ご飯食べられてますか。眠れてますか。

今は考えるのをやめることを頑張ってください。テレビを消して、ネットから離れるのがいいと思う。

それしかできない。

でも、できないからつらいことは想像できます


一番つらいのは当然被害者の方です。

被害にあったこもつらければ、その後のこともつらいでしょう。

私のように悲しむファンがいることを知れば、また悩むかも知れない。

性犯罪にあった被害者は、自責の念かられると聞きました。

あなたは何も悪くありません。よく頑張ったと思います

勇気ある行動は、これから先同じ状況になりかねない誰かを救うかも知れません。

私の悲しみはあなた責任ではありません。

けれど、まだ年端もいかない被害者の方が、これから先の人生で何度も思い出しては苦しむのだと思うと、一人の大人として私まで申し訳ない気持ちになるのです。


私の好きだった番組関係者の方、彼とお仕事をしていた企業の方々、大変な思いをしている人がたくさんいると思います

同じ社会人として、お気持ちお察しいたします。


犯罪ダメだ。

犯罪ダメだ。

全ての人を悲しませる。

推し逮捕されたことで学びもあったけれど、こんな学び本来なくてもよかったもの

もうあの番組推しを見ることはないだろうし、番組自体続くかわからない。

メンバー気持ちを考えると、気持ちを切り替えて頑張って、なんてとても言えない。

犯罪ってたくさんの人を不幸にするから犯罪なんだなぁ。

そろそろ私も考えることをやめます

2018-04-26

自分にとって野間とかCRACって何かっちゅーと、「仲のいいフォロワーがたまにRTしてくるアカウント」なんだよね

そのツイートを見る限りではけっこういいことを言っている

何か炎上してて見に行くと、おかしなことを言っている

そういうツイートRTされてないっていうことなわけで、フォロワーの選別はうまくいっているということなんだと思う

オタク叩きをしない、似たような感じで運動とりまとめて盛り上げる人間ってのが出てくれば野間評価するポイントはいっこもなくなるので

そういう人いないんですかね?

野間叩きに熱心な勢力、声デカな奴はやたらいっぱいいるくせに、そういうところに期待をかけられそうな人が見あたらないんすよ

もちろん自分もそういうの無理なんで、嫌みや批判は書くけどがんばってくださいみたいなことしか言いようがないんですよね

2018-04-25

ツイッター民て以外と増田見てるんだな

いきなり

https://anond.hatelabo.jp/20180425023409

の影響受けたと思われるツイートポコポコ出てきて笑ったわ

しかも大概は引用なんてしてなくて、さも自分で考えた意見ですーみたいな感じで呟いてたくさんいいねだのRTだのされて楽しそう

パクツイとかあるってのは知ってたけど、パク増田もあるんだね笑

anond:20180425122442

はちま批判twitterで書くと普段チョボチョボなのに何百RTとかされるぞ。オタクにもすんげー嫌われるって。コメント欄に入り浸って変な事書いている人は、オタクマジョリティとは言いがたいと思うけどね。

anond:20180425023409

長すぎたので、最後の部分を分割。

余談

 とある、それなりに言動については信頼しているSF小説家が、ずいぶんと今回の件について批判的な言及をしていた。そのずらりとRTされてたり自分キータッチで語られたツイート群の中には、オタク文化が、特にここ15年くらいの間は、差別的言動や行動をよしとするようなものを内在していた、ということについて気にする形跡は、一ミリもなかった。その当事者ゼロっぷりに、普段かなり反差別に近いツイートもしている人だが、ようするにそれは「「自分たちの世界」の外側で起きていること、アニメを見ながら実況ツイートしているような扱いなんだろうかな、と考えるととても残念な気分になった。敢えて、実名は上げないけれど。

 話はそれるけれど、この小説家氏は、自分の仲間たちがかつて、とあるパソ通フォーラムリンチしていた一人の参加者からその当時のことについて非難をされたとき、「あかん、こいつほんまアホや」と語り、それについて問いただされたら「おかしいことをおかしいと言って何が悪いんだ」というようなことを言い出した人のはずである。なぜ、そんなにC.R.A.C.の「それは差別ではない」発言に怒れるのかちょっと謎ではある。

 それにしても、こんなツイートRTしていたのには呆れてしまった。

https://twitter.com/kanenooto7248/status/987141171083227136

 一人残らず!

 そこまで言うからには、もちろん、一人残らずそうなった、という統計があるはずだろう。しかし、そんな資料が上がっている形跡はないしそもそもそんな統計はないはずだ。おいおい、トンデモあなたRTしたいものの中にあるんじゃあないのか? だいたいこの発言主は俺とそう年が違わないはずで、そんな俯瞰的調査をするべくもないはずである

 この小説家氏に限らず、これをRTしているのを見かけた人の相当数が、オタクをひとくくりにして批判されることを蛇蝎のごとく嫌っていた。でも、こうやってひとまとめにされることは嫌ってないどころか大歓迎のようだ。

 この小説家氏以外にも、何人か、この件で言及しているクリエイターを見かけた。クリエイターオタク出身が多いだろうけれど、しかし一人残らず、とまで言えるかは微妙であったけど、相当数が表現差別性をめぐって議論が持ち上がるとほぼ確実に「そんなのどうした」と切り捨てる側に立っていた人たちばかりである。それ以外のことでは割とリベラルな態度の人でさえそうである。そういう人が、「あれは差別でないなんてけしからん」「あらゆる差別をいけないといいたい」「自分の気づかない差別について提起されたらどんどん理解していきたい」などと言っているのだ。それはあなたが、フェミニズム運動家などの言説に対して取っていた態度である自分で気づかないのだろうか?

 余談ではあるが、後者の主張はすごい正論のように見えるが、相対化に明け暮れて問題点を覆い隠す格好のツールだ、と思う。こんなことを言っている人は、そのうちにあん差別こんな差別と言い出した末にポリコレ疲れだと言い出す。このダイソーで買った商品名不明電卓を賭けてもいい。2ch(当時)の人権板は、あらゆる差別をなくすための場だという名目で、部落差別の復活や地名晒しを行っていた場だった。

 こんなていたらくの上で、オタク差別性については雑だ雑だとケチをつけるツイートRTしていたりする。そしてこの小説家氏はたぶん、相対的ちゃんとしている部類である

 そーいう閉塞感。

 あとこれはさらに余談。

 俺は野間氏は嫌いなんだけど、関わってる運動が形になることに関しては確かに上手いんですよね。

 どれくらい中枢でかかわってたのかとか知らんので「運動を形にする」とまでは言わんけど、例えばしばき隊を軸にしたカウンター反ヘイトスピーチ法に結実したし、SEALDs最近のあの手の運動としては異例の存在。反原連だけはよくわからない。自分あんまり反原発じゃないからかもしれない。

 そのへんのところは、ちゃんと考えた方がいい気がするんですよね。

 というのも、野間を嫌いなあまり政治的立ち位置が狂って行ったオタクな知り合い、って何人か目にしてて、そういう社会運動の現状ってよくないなあと思うんですよ。

 それまた閉塞感、というか。

オタク差別批判することを、やめることにします。

 趣旨は上の通り。

 自分オタクだと自認するようになってからこっち、10年以上にわたって、オタク差別けしからんと言い続けてきた。

 ここ数年、なんとなくそれに違和感を感じることが多くなってきたけれど、それでもやっぱり言い続けてきた。でも今回はっきりわかった。

 オタク差別批判とか、ただの害悪しかない。もうやめたほうがいい。

やはりオタク差別なんて(言うほど)なかったんじゃないのか。

 

 差別というのは、権力構造に根差すものであるという話をだいぶ前にツイッターで見た。

 つまらない約束事のように映ったけれど、まじめに考えるとこれを踏まえないから、差別を相対化して見せては矮小化言葉遊びにふけるような態度が出てくるのである日本人ヘイトだの専用車両男性差別だの在日韓国人による逆差別だの、差別者以外にとってはおもしろくもおかしくもない大喜利パズルでここ何年かでいったいどれだけ無駄な足止めにいそしんでいたというのか。ちゃんベースを踏まえてこそ、くだらない袋小路にはまらないで済む。これはちゃん物理を学んでいない人がブルーバックスくらいだけに目を通しただけで「矛盾」を発見し、相間さんと化すときに似ている。

 今まで自分存在していると思っていたオタク差別は、多分差別ではない。それは、いじめであり、パワハラであり、DVである

 そう視点を変えた方が、いろんなもの整合性をもって見える。中学校時代よくいじめにあっていた同級生は、オタクじゃなかった。正確に言うとオタク「も」いた。

 でもそれは、そいつと俺が割と仲が良いから知っていた話で、きっかけは別のところにあった。運動音痴から足手まといだという扱いだったり、成績がよくて生意気だという扱いだったり、DQN憧れの男の子彼女からだったりした。

 もちろんきっかけがオタクから」というケースもあるんだろう。でも、それはこういったきっかけのワンオブゼムでしかない。それを、民族差別女性差別と並べるのは、視野が広い人間ではなくただの雑な人間だ。

 「差別じゃない」というのは、多分そういうことなのだ。そして、差別じゃないか批判対象にする必要はないという話では、たぶんない。別の枠組で批判すればいい。

 なのにもかかわらず、熱心にじゃああれは差別じゃないんだーという大喜利ばかりをしているツイートばかりが「オタクから流れてくる。いや、どうしてもそこのところをわかりたくないのかもしれない。

 わかりたくないのか、わかろうとしないのか、本当にわからないのか、どれなんだ。

 いろいろ、「オタク差別の事例」というのが流れてきた。前なら、そうだそうだと怒りをぶちあげたであろうものがたくさんある。でもそれはどれもこれも、オタク差別の事例ではない。

 

 そういうものを引いて行って、ある程度確実にあったんじゃないかと思えるのは、「マスコミを通じたもの」だと思う。特にバラエティニュースを通したもの

オタへの偏見を植え付けたのは誰?

 それで思い出すのだけど、俺の中高時代あんまりオタクがいいとか悪いとかい意識を持つことじたいあまりなかった。今思えば自分の机でいつも小説を読んでいて、たまたまホームページの話になったとき「私も持ってる」と言ったのでURLは?と何の気なしに尋ねたらそれはちょっと……みたいに返してきた女の子なんかはオタクだったんだろう。自分だって漫画は好きだったしオタクだったはずだ、今にして思えば。

 じゃあ、そこにどうやってオタクキモイみたいな「偏見」の存在を知らされたかっつーと、漫画だったりインターネットだったり、そして「オタク自身の言説」からなんだよね。

 だってバラエティ番組なんて中二病まっさかり(高校になっても中二だったので)でほとんど見てなかったし。ニュースといってもこの手の話ってだいたいワイドショーである。やってる時間学校にいるんだから見るわけがない。

 金田一少年の事件簿には、小太りですぐキレ気味になる、「オタク」が登場した事件があった。こち亀で、美少女フィギュアを専門とする「色白でアニメ好き」なオタクが登場して、硬派フィギュアマニアのつもりな両津が逃げ出すという展開が「オチ」として機能していた回があった。名探偵コナンホームズフリークの回は……さすがにこの文脈で語るものではないか(でも動機の酷さは「オタクなんてそんなもんだろう」という共通認識が背後にあるような気がする。知らんけど)。

 テキストサイト一世を風靡していたころ、オタクオタクに向けられたコンテンツは叩かれる「べき」もの扱いだった。非オタク向けの、スポーツとかファッションを語るページに迷い込んだら叩かれたという話ではない。漫画感想サイトや、漫画ゲームをメインで扱う日記サイトでの話である

 何を言っているかからない人もいるかもしれない。例えば、ラブひないちご100%やBLACK CATは、軟弱な頭の弱いオタクのためのコンテンツであり、あんものにゲヘゲヘゆってるオタクマジキモイホイッスルミスフルテニスの王子様は腐狙いコンテンツであり、あんもの(ry そういう話である。この範囲結構広くて、らんま1/2H2ぐらいでもオタク向け扱いされることがあった(もちろん、当時これらが連載されてたわけではない。あれってオタ向けの駄作だったよね―みたいな扱い)。

 もちろん彼らが持ち上げるコンテンツというのもあったのだが、この文脈実例を挙げるの風評被害しかないので避ける。俺の好きな作家作品も混じるし。

 テキストサイトだけではなく、2ch(当時)もそんな感じだった。少年漫画板とかそのへんをよく覗いていたのだが、まあ当該作品スレは愛読者が集まるのでそうでもないこともあるのだが(そうであることもある)、総合スレでのオタクコンテンツ叩きはかなり強固だったし、漫画とか関係ないジャンルの板だとなおさらだった。

 そういうものにどっぷりつか……もとい接しているうちにオタクというのは叩かれるべき存在であるのだなというぼんやりとしたイメージ自分のなかで出来てきた。これにもう一つ後押しするように影響したのが、自分オタクだと称する人が、迷惑行為や触法行為のようなものを自慢しながら、「ホラ俺たちオタクからさ」みたいに語っている文章に接する機会があったのも、ああそういう人がオタクなんだなと認識させられた。

 ちょっと話はずれるけれど、当時は、オタクマニアの違いなんていう言い方があって、オタクはそういう迷惑ものを抱えた側の人間やハマりすぎて社会に順応できなくなっている人間、というような線の引き方もあった。

 これは、あくまで俺の話である。だから、他の人がどう偏見を植え付けられたかは、また別の話があるかもしれない。でも、オタク差別を煽ったものとして、「漫画」「インターネット」「オタク自身」という声を、この話でオタク差別に怒っている人の口から出てくるのを見ないのだ。

 ここで挙げたのは、知る人ぞ知るみたいなのじゃなく、だれもが知る有名漫画リドミで上位常連大手サイトオタク文化人として今でも名前を出せば通じる、みたいなのばかりを念頭においている(まあ当時のインターネット文化そもそも、知る人ぞ知るなものでしたけど)。みんな、俺とは違う漫画インターネットを見ていたんだろうか。ワイドショーバラエティばかりを見ていた「オタク」がそんなにたくさんいたんだろうか。

 本当に不思議なのだ。あそこでこんなオタクへの偏見に満ちた報道があったんですよっ!というようなツイートは大量に流れてくるのに。

加害者としてのオタク行方不明すぎる

 これが本当に、ここ数年で疑念として大きくなった末に、今回愛想がつきた一番のポイントなんだけど。

 オタク差別を受ける構造が、あったとする。それは、ネットで語られているほどは大きくないかもしれないけれど。

 それで、今、オタクってなんなんですか、と。特にネット上では、強者、抑圧する側、差別行使する側の「集団」として機能してませんか、と。

 腐女子叩きは昔からあったけれど、女叩き、中韓叩き、などは当たり前のように横行している。時々流れてくる、弱者権利をなんとかして奪ってやろう、人権思想じたいを矮小化してやろう、という意気に満ち満ちたツイッター漫画は誰によって大量RTされているのだろう。俺のところにはだいたいオタクさん経由で回ってくるんだけど。

 趣味、という切り口でみても、オタク文化を愛好する人が自分たちと関係のない趣味なら平気でdisる光景というのはそんなにたぐいまれだっただろうか。インスタ蠅なるイラストが回ってきたことがある。そもそもインスタに投稿するのが趣味になっているような女性を叩くようなツイートが回ってきたことがある。鉄オタは「池沼」「ガイジ」であるなんて言い方もある(「」内は原文の表記尊重)。ゴルフ車など老害趣味だとバカにしていたりもする。そうそう、スイーツ(笑)なる言い回しはいったいどこのどういう人によって流行したんだろうか。「リア充爆発しろ」というフレーズに何げなく込められた、自分関係ない集団への軽視に、どれだけの人が気づいてたんだろか(だって爆発しろ」だよ。あの連中、有明に15万人集まったタイミングで奴等爆発四散しねえかなーって非オタな人が言ってそれがそっちの界隈で大好評を博したら、インターネットな皆さんの間でどういう反応が起こるか考えてみたらいい)。

 そんなオタクばかりじゃないというのは分かる。というか俺がこういう文章を書いてる時点で分かれ。でも、個の話じゃないのだ。集団としての性質の話である。あれだけ、全共闘学生運動について冷笑ぶって叩く人が追いのに、そこに気づかないってどうかと思う。あとリア充爆発しろは使ってましたすいません。

 それに、そういったところで、こんなふうにちゃんと抵抗して、こんなふうに批判して、中から自浄する動きを作りました、このコンテンツからは離れましたと胸を張って言える事例、どれだけあるんですかね?俺が、ノットオールオタクと言い続けたところで、結局「自分批判対象から外してくださいあいつらは関係ない」と逃亡する以外に何の役回りも果たせなかったから、言っているのだ。この記事は違うよなあ~こういう作風は好きじゃないなあ~こういう物言いはよくないよなあ~と個別案件に不満ごちてみせ、自分は違うと思う、もっというなら思ってみただけで、肝心なところからは目をそらしていたんじゃないか? そう思うんである

 逆に、そこに自覚的になったんだろうな、と思える人も何人か知っている。そういう人は、結局C.R.A.C.やツイフェミのようなところに接近し、そのやり方すべてに同意はしないまでも、見解思想共感するようになっていく人がほとんどだ。おそらく今回「オタク差別」に怒っている人は、この人たちを敵であり、オタク仲間と認識していないと思う。

 つまりオタク文化加害者としての側面を見ないふりするか、オタク勘定してもらえなくなるか、二つに一つということだ。

 C.R.A.C.野間氏は個人的には大嫌いだし、たぶん単にオタクが嫌いなんだとは思う。でも今回ツイート応酬を見ていて、残念ながら主張にそれなりに同意せざるを得なかったのは、こういう背景について理解できてしまたからだ。そこで突然くっちゃべられる「オタク差別」。真面目に反差別を考えている人にとっては(多分そこは真面目なんだと思う。この人)、筆算の横棒がミニ定規で引かれていないから×、レベルの見当違い感があったんではないか野間氏の真意など知らないけれど。

 

 そういえばその昔、本田透の「電波男」に感銘を受けながら読み進めていて、後半のほうで腐女子フェミニストについてはずいぶん切り捨てたような言及の仕方なのに疑問を持ったことがあった。いや、フェミニストがオタク差別している、という文脈批判してるなら理解できるんだけど、そうじゃなかったから。権利意識を持つ女性自体が許せなさそうだった。その後「電波大戦」で喪女についての話題が出たとき、対談相手竹熊氏がわりと真面目に実態について話したりしているのに、「困ったモンですね」で終えているのを見て、クジャクママユを盗み出した同級生を見る眼つきになったのを覚えている。だってそこで語られてる喪女本田氏が救済しようとしてやまない喪男と違わないのに。

 そのあとしばらくは新刊も買って真面目に読んでたの、それもどうよって話だけど。

 10年くらい前に、俺たちの麻生なるムーブメントがあった。別に政治家を持ち上げること自体は好きにすればいいんだけど、そこでは当人が積み上げた迷言失言差別発言すべからく許容し、批判したマスコミへの叩きが横行していた。正直、あの政治家のどこがいいのかさっぱり分からなかった。

 当時はオタク個人ニュースが全盛期。そういったサイト管理人は、麻生氏を擁護するまとめブログエントリを紹介しては、叩かれていて困ったものですねぇ、正論なのに、というようなコメントをこぞってつけていた。オタク気質の知り合いなども、熱心に自ブログ擁護していた。

 あれから10年たった今も、麻生氏は差別発言侮蔑発言を繰り返している。あれを見ていて思うのは、この人は息を吸うようにハラスメントをする人なんだな、ということだ。それは、昔も同じだった。だから、どこがいいのかさっぱり分からなかったのだな、と腑に落ちたのだが、同時に当時持ち上げていた人たちにとっては、「だから良かった」んだろうかしら、とぼんやり邪推してしまう。

 今回オタク差別について怒っているツイッター主の中に、表現規制反対などをめぐっての発言をしばしばしているアカウントがいくつかいる。いずれもその界隈ではそれなりに大物だと思う。そして、俺のチェックしている反対派がぼんくら揃いなのかもしれないけれど、ヘイトスピーチの言論の自由を唱え、ポリコレで何も言えなくなることを憂い、自分関係ないところでの言論の自由に興味がないかしろ規制されることを望み、性差別についての提起が出てくるとそれについて考えるより先に提起者の揚げ足を取って袋叩きにするような人たちが勢ぞろいである。さすがに全部きれいに当てはまる人は少数だけれど。そんな反差別運動別にあの界隈に限らず、そういう発想自体)が大嫌いな人たちが、当然のように主張しだすオタク差別批判、いったいなんなのか。ただ、差別社会の中で特権階級になりたいだけじゃないのか。

 そういえば、これはある程度年配のオタクということになるけれど、昔(主に90年代くらい)のバラエティはこんなにおおらかだったのに、今はポリコレがうるさいせいでつまらなくなった、というような声が時々ある。なぜか、そういうつぶやきをしている人が「昔はオタクバカにする表現に寛容でよかったなあ」と語っている声を聴かない。今回オタク差別話題になって、バラエティなどでのオタクの扱われ方という話はけっこう出てきているのに、いない。どこへ行ったんだろう。

 オタク差別、という組み合わせでオタク文化っぽいものを思い返してみると、そんな案件ばかりが、思い出されてくるのだ。

 反差別のために立ち上がったオタク、というのはそれなりの数知っている。そういう人はオタクかそうじゃないかを越えたところのつながりで、反差別をやっている。でも、オタク差別けしからん以外の「反差別」がオタク文化の中心的な動きとしてあったところを、見たことがない。差別煽り偏見煽り強者に諂い(自分たち以外の)弱者嘲笑する、そんな動きならいくつも思い浮かぶのだけど。

 あ、一つ思い出した。(反差別とは少し離れるかもだけど)フリーチベットフリー東トルキスタン

 残念ながら、反中のダシ以上のものであった記憶はないけど。ああいうの、真面目なチベット東トルキスタンにおける人権運動家に失礼だったんじゃないか


 こんな「オタク差別批判」に大真面目に同意したところで、反差別には一ミリもつながらなさそう、むしろ後退させる役割しか果たせなさそうであるメディアを通した差別はもうかなり減ってるといわれるし、それ以外のものオタク差別というくくりより別のくくりで論じた方が有意義でより広い被害を論ずることができるようだ。となるとオタク差別なるものに拘る理由はない。

 もしかしたら、こんなことは本田透の2冊目の著書におかしさを感じた時点で、たどり着かなければならなかったのかもしれないけれど。

 そういう意味でも、失敗した責任を感じる。

2018-04-24

よく絵を描く人が「昔から上手いわけじゃないんだよ!」やつRTするのはなんで?

2018-04-21

ネタでバズったツイート

ツイッターをやっていると、動物系の画像動画ツイートなどがRTで回ってくるが、高確率で猫に関することが多い。

私も、猫はどちらかと言えば好きだし、日常を切り取った写真風景的な一枚なら見てて和むし癒される。

ただ、ツイッターでバズっている猫に関するツイを見ていると、

なんと言うか「猫をダシに使って自分の人気を得たい」という意図をどうしても感じてしまモヤモヤした気分になる。

コレはもしかしたら私の受け取り方の問題、捻くれているだけなのかもしれない。

でもやっぱり、そのツイ文章を見る限り、自己顕示欲を満たそうとしているのではと思ってしまう。

貴方が好きなのは猫ではなく自分なのでは?」

その手のツイを見るのを避けたくても、NGワード設定するには範囲が広すぎるし、こればっかりは見て見ぬ振りをするしかなさそう。

2018-04-20

女性記者を利用するマスコミが悪いというのなら、今後女性記者存在できない」という詭弁について

最初に断っとくが、「だから財務省(=行政)もマスコミ喧嘩両成敗」という、更にくだらない詭弁をしたいのではない。

表題はこの記事に関連して散見された意見

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180419-00000081-sph-soci

この意見を主張する人は財務省テレビ朝日本質的にはおんなじ、しかも始末の悪いことに無自覚性差別的な連中であるしか思えん。

なぜそこで「例えば取材対象との間にセクハラ防止ガイドラインを設定する、あるいは『女性記者であるから』ではなく本人の資質から判断取材させるよう、

マスコミ業界全体で取り組むようにしろ」ぐらいのことが言えないのか。

結局のところ、「女性は『オンナ』売ってナンボでしょ」という、ゲスい考えが根本にあるから存在できなくなる」等と言う詭弁が出るんじゃねえのか。

その他大多数がこの古市氏の発言賛同してたからひとまず納得はしてたが、Twitterでも同じようなこと言ってるのがいて、しかもそれが1000以上RTいいねされて戦慄したので書いたわ。

まあ、以下の意見からすれば今後廃れる手法ではあるんだろうがな。

https://twitter.com/grossherzigkeit/status/986771547804200961

2018-04-18

anond:20180418181607

うーん、みに覚えがない…

具体的に言うと、PSO2っていうネットゲームアカウントで、

エンジョイ勢っていってるけど、エンジョイ勢になるのにもいろいろ条件があるからガチの反対がエンジョイじゃないよ。」的な発言をしたらガチ勢と思われる人から数千RTされて、

あなたエンジョイ勢代表みたいな顔しないでください エンジョイを奪わないで」みたいな事(エンジョイ勢立場でいってるわけではない)をFFから失礼されたのでスルーたらこうなった

まぁ、もしかしたらPSO2内でなにかトラブルを起こしてしまった可能性は否めない。固定を組む努力していないし。

マスコミ嫌いのオタクが苦手

マスコミが過ぎて、「安倍政権が倒れるのはマスコミが騒いだから!」っていうのを真面目な顔してRTするの、オタク多すぎない?

オタク、単純過ぎる。マスコミ嫌いすぎて景気が悪いのも公文書偽造もぜーーんぶマスコミが悪い!っていうの信じすぎて頭悪い。

やたら学級会起こるジャンルいるから、「自分の信じるもの正義」みたいな人多いのかなーって思うけど。ほーんと頭悪いな、オタク

2018-04-17

キャラクター誕生日

朝起きてヤフーリアルタイム見るとさ、「○○ちゃん誕生日おめでとう!」とイラスト付のツイートがたくさんRTされてるけど、キャラクター誕生日なんてただの設定でしょ?

元のツイートRTする方もなんで設定に必死になってるわけ?

目の前の現実よりも画面の中の虚実がそんなにいいの?

2018-04-15

anond:20180415151937

twitterでは、他人コンテンツ使ったスクショRT稼いでフォロワー増えれば宣伝拡散力が上がって金になる。自分アフィサイト誘導できるしね。

 

漫画村だって直接海賊版を売って稼いでいるわけではなく、海賊版目当てでアクセス数を稼いでブックマークさせて、広告や他サイトへの誘導で稼いでいて、twitterと構図は一緒。

anond:20180415151801

RTされても金が入ってるわけじゃないじゃん

かに良くないとは思うが漫画村と同列に扱うのはどうなんだ

スクショツイッターにあげるのやめろ

漫画村批判してるやつは多いのにこれは一向になくならない

ブログやらの記事スクショしてRT稼ぎに使うお前だよ

2018-04-14

漫画村を躍起になって叩いてたオタク

ニコニコMAD動画尊い尊い言って有り難がったりアニメスクショとかゲーム立ち絵で作ったクソコラRTして萌えたりしてたんだけどギャグか何かか?

漫画村違法だし閉鎖して当然だがお前がありがたがってるそれも無断転載だし著作権侵害だわダブスタ

2018-04-11

Twitter駆け出し絵師

4月に入ってTwitterでちやほやされる夢を見ながら絵を描き始めた人間は多いだろう。そんなやつらに覚えておいて欲しいことを言っておきたい。

・絵は才能は半分正解

絵は才能がすべて、というが実際それはある。しかしながら最低限可愛いと思える絵ぐらいなら見よう見まねでなんとかなる。そこから評価されるかが才能といったところ。何年も描いて小学生レベルな絵の人は基本枚数をこなしていてもやる気はないと思っていい。もしくは間違った描き方に固執しているかだ。

・絵が上手い人は上手い人としか絡まないも半分正解

よくTwitterでこれを否定する意見がある。正しくは「絡むのに絵の実力は関係ない。ただしあくま雑談したり一緒にゲームをする範疇で絵の部分では自分より上手いかレベルでないと関わることはできないしオフで会うことはない」であるそもそも人間として生きてきたならば学校で似たもの同士でグループができることくらい学んでいるはず。ネット上も同じ。上手い絵師と絡みたければまずは絵以外で関わりを持とう。

・まず色塗りを学べ

下手に見える絵の共通点として塗りが下手なことが特に多い。バケツ塗りにブラシでなんとなく影をつけただけ、がもはやテンプレート。線は顔だけ、バストアップだけを避けて偏らずに数をこなせば上達する。が、色塗りは技法を学ばなければ厳しく、がむしゃらにやっていれば報われると信じている愚か者が躓きやすい。幸い世の中には色塗りの技法がタダで転がっている。まずは学べ。線なんかガタガタでも色塗りが良ければ上手く見える。

・認められないうちの自己評価はあてにならない

他人から評価は確実に自己評価よりも低いものだと思え。時間をかけて作られたもの愛着が湧くのもしかたないが見る側はそんな苦労や努力は知らない、結果だけを見る。それが同じ絵師だとしてもだ。数字がついてくるまで期待しないこと。

・なぜ絵を描くのかはっきりさせる

絵を描く=趣味 というのは一般的な話だ。しかしながら趣味ではなく手段、もしくは趣味を兼ねての別の意味合いを含めたものとしている人間もいる。褒められたい、ちやほやされたい、憧れのあの人の立場になりたいといい承認欲求。はたまた絵を通した仲間・友達が欲しい、誰かと繋がっていたいという所属欲求。つまりは絵を利用する人間である。そしてそれは潜在的意識でありそれらが叶ったとしても自分では気づかない場合が多いだろう。もし絵に悩みを抱えた時、自分が絵が上手くならないことに悩みを抱えているのではなく、本当は評価がなされないことに対してだったり、繋がりが生まれないことに対してかもしれない。もしそうならば絵の上達は諦めてしまった方がいいだろう。RTの稼ぎ方、フォロワーの稼ぎ方を調べた方が見えなかった目的に近づけるはず。絵を描きたいのか、絵を描くことで何かを得たいのかはっきりしよう。

以上だ。特に最後のもの意識して欲しい。

2018-04-09

深夜アニメは金土深夜にやるのが、成るわ。

覇権に…

 

っていうのも、考えてみてくださいまし。

日曜日の深夜。つまり今日の深夜2時とかにやってたら、月曜日遅刻確定最悪な1週間のはじまりですわよ。

月曜日の深夜もそうわよ。

というか、ギリギリ、ギリのギリでセーフなのが木曜日の深夜ですわね。

私も世間知らずではないので深夜に働く方や、土日が休みじゃない方が多くいるのは把握しておりますわ。ですけど、やっぱり基本的に金土の深夜しか夜更かしできませんものよ。

 

これはですわね、ネットが発達してしまたことも弊害ですことよ。

私も、やはり、深夜アニメみたいんですもの。ですけれども、ツイッタアーという場所では当たり前のようにネタバレが溢れておりますことよ。まるでリアルタイムで見ない人間存在しないかのように、オチまでついていますわ。

 --追記ここから 18:24--

というのもですわね、私はリアルタイム視聴がほとんどできませんので録画やAmazonプライムビデオニコニコ動画で見ますのよ。

そうすると昼休憩やお手洗いの時にチラッとツイッタアーを観ると文字を読まなくても面白かったシーンのキャプRTが回ってきますことよ。

そうなると、「あ、ここがあのツイッタアーに貼られていたシーンかぁ」という感想になってしまいがちですわね。

 --追記ここまで 18:24 --

まだゲームネタバレのほうが有情ですことよ。というか、ゲームネタバレは異常なまでに出てこないのに、なぜあん深夜アニメはでます!?

 

だって、昔は「萌だけの内容のうっすい日常アニメは滅ぶべし。」と思っていましたことよ。

でも、こうやってネットネタバレが激しくなれば激しくなるほど、ばいおつかいでーちゃんねーがキャッキャウフフ肌色アニメのほうがネタバレされても無害故に安心できると思ってしまますわ。今期で言えばウマ娘のことですわ。競馬の事はまったくわかりませんが、お友達お嬢様は「競馬絶対勝てるで。問題は欲が出て大きく賭けた時に限って負けることや。」と解説なさっておりましたわ。私はアークス候補生の頃からまりんか(高野麻里佳)は他の二人に比べ愛嬌あるから生き残れる」とおもっておりましたのでこうやって高野麻里佳名前を観ると嬉しくなりますわ。

 

ポプテピピックあんなに話題になった理由は、放送時間帯の良さだと思いますことよ。

というのも、普通土曜日の深夜なんてパリピはパーリィしてしますが、あなた方のような根暗サブカル拗らせたクソオタクほとんどは「明日プリキュア」ぐらいしか楽しみがないので寝てしまうような時間帯ですの。その「虚無」しかない時間帯に出てきたポプテピピックの強さは計り知れませんわね。

しかも、放送後即ニコニコにもあがりますし、ニコ生でも最新話をTV同時上映しますわよね。こんなのネタバレもクソもありませんわ。見ればいいのですから。実質15分ですし。

 

ですから、これから覇権を目指すアニメは金土の深夜がいいですわ。

逆にぱいおつかいでーちゃんねーがキャッキャウフフのぬるんぽろんのパラダイスアニメはこの時間帯ではなくて月火のブースト剤となるべくその深夜がいいですわね。

 

ちなみに今期はウマ娘おっちゃんてきには頭空っぽにしてみれるからええで。

2018-04-07

Twitter成功論垂れ流してる奴が痛い

恥ずかしいって感覚ないんかね

ってか、お前だれだよ

そもそも、そんなもんRTして拡散してんじゃねーよ

2018-04-06

強い言葉問題に対して言及すればRT貰えるんだからツイッター文屋は楽だよな

2018-04-03

原稿邪魔を置いておく

マイナーカプABで字書きやってんだけども

感想ください!って素直に言ったら来るとか都市伝説だよ

何べん言ってもぜんぜん来ないよ

マシュマロしてもほとんど来ないよ

一番反応あったのはひY対応時にノリで頼んだ分だよ

なんと5件も来た

みんなひY語大好きね

でも萌え語りしてもふぁぼとかくれるのごくごく一部の仲良しさんだけなんだよ

新刊告知なんて何度あげてもRTしてってお願いしてもほとんどRTされないよ

当然ながら新刊感想なんて1冊に1つ来るか来ないかだ

いや、平均すると完全に0.の世界だよ

150前後捌けてもそれだよ何でだよ

毎度毎度匿名感想サイトにページ作って奥付に貼ったり、

「読んだ」だけでもいいから送ってねって、

本心の荒れ狂う感想くれ欲隠して言うのにも疲れちゃったよ

ABにはまって数年、割と頑張ってきた方だと思う

オフ20冊近く、オンは長短あわせて100篇以上

数に限って言うならABの字書きで一番書いてる自負がある

だけど数撃っても当たらないもんは当たらないんだよね

何せ腕前が壊滅的にダメ

わかってるんだけど、事実を突きつけられると悲しくなる

そんで悲しくなって泣いて疲れきって、また持ち直してを続けてきた

でもさすがにもう無理だって

こないだpixivのAB作品全部非公開にしてきたんだよ

削除する勇気はなかった

だって私は私と、私の作品が大好きだから

自分が数年にわたって心血注いできた軌跡を消すなんて到底無理だった

でも需要がないなら、検索のお邪魔になるならって非公開にした

そしたらメッセージが来たんだよ! 2件も!

「なんで消したんですか」

挨拶もなしに捨て垢からコレ

shineって率直な気持ちオブラートに包んで包んで

「公開の意義を感じられなくなったからです」

って返せた私はとてもとても偉いと思う

誰か褒めて、って言っても誰も褒めてくれないのわかってるから自分で褒める

私はとてもとても、とても偉い

そんな偉い私の持論なんだけど

作品公開する時って、みんな多かれ少なかれ反応期待してると思うんだよね

反応よこせよ!みたいな力強いものでなくても、反応あったらいいな、とかね

少なくとも私はそうだった

それで期待して、反応なかったら失望して

ずっとずっとこれ繰り返してしんどくなった

萌えはまだまだ衰えず、書きたい欲も底なしにある

暇な時間はずっとABのあれこれを妄想して、文字にしていたい

だけどその時間と労力と愛の結晶を、求めてもない人に提供する意義とは何ぞや

求められていないのなら、わざわざ体裁整えて公開する必要はないのでは

自分のためだけに書いて保存して、一人で楽しんでおけばいいのでは

そんなことを、もう1ヶ月以上もやもやと考え続けている

考えながらスパコミの原稿やって、だけどさすがに邪魔に思えたからここに置いておく

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