はてなキーワード: プレステとは
はてぶでもコメントしたが、書ききれないのでこっちで書く
ジャンル分けからして難しいような変なゲームがたくさんある。プレステ黎明期っぽい雰囲気があるがそれ以上のものを感じる。「ゲーム」という枠そのものが好きならやらない理由はほぼない。これは探し続ける限りそれなりに無限にできるから俺は平常運転でやってる。最近はGetting over itが面白かった。
・ADV
かまいたちの夜みたいなサウンドノベルが好きだけど、特に書いてなかったので。一本のゲームを長い時間遊びたい、という意味だったとしたらこれとかインディーズゲームは答えになってないかもしれんが。
・Civ4
特に書いてなかったので。ターンベースシミュはじっくり考えられて楽しい。XCOMも良い。RTSの方が好みだったらアレだけど。RTS良いのでないよなぁ。Dota系はやたら出てる気がするが。Dota系がRTSよりすぐれているという事なのかね? そういやdota系に関する言及はあるけどLoLやDota2は?
・PUBG
チェックしてるだろうけど、こっちはFPSやTPSと違って殺しあうことそのものが目的ではないよ。アンロックないし。
CSGOはCodみたいにわいわい撃ち合うというよりは、連携とかの方が重いわりとコミュニケーションゲームみたいなとこはある。アンロックないし。
いまさら感あるけどやっぱおもろいわ。nethackやその派生、angbandや変愚蛮怒はさすがに今の時代にはあってないけど、ジャンルで言えば新しいのもどんどんでてるしね。Crypt the necrodancerは脳の処理能力の限界に挑んでる感あって良い。
テレビゲームばっかりじゃないよ。ってことで。こっちはもうありすぎてどれとかあげられないけど(やってるかもしんないし)カタンから人狼からそれこそ無限にある。著名なタイトルならネットでもできる。
しかし会社に入ると時間がとれなくなった。当然ゲームやる時間はなくなり、起動すらしなくなった。
ジレンマ。
またやりたい。
最近になって少し余裕ができたので、週末の空き時間にまたゲームをやるようになった。
ここまでが前提の話。
さて。
タイトルにあるように嫌な目に遭った。
先日、ベヨネッタ3がNintendo Switchで開発中というニュースが流れた。
なんでスイッチ?
どっちかって言ったらプレステ向きなゲームじゃないのか。ユーザー層もそうだろう。
ツイッターで「ベヨネッタ3はなんでスイッチ?PS4で出たらいいのに」とつぶやいた。
支離滅裂なDMだったが、要約すると「ベヨはPS4で出せないんだよ、バカ、情弱」こんな感じ。
ベヨネッタ2は開発途中でセガが資金援助を中止して、支援先を探して任天堂にたどり着いたという過去があるらしい。
いや、知らんよ。ベヨ2があったのも知らんし。
だからと言って面識のないヤツに罵倒される覚えはない。ベヨのケースは常識か?どちらかと言ったら特殊だろ。
ベヨ2の時も「ベヨ2はなんでWiiU?プレステで出せよ」という騒ぎになったんで、ベヨの熱烈ファンからしたら「またかよ」という気持ちなのかもしれん。
みんながみんなコアなファンじゃないんだって。昔やってたけどまた戻ってきたヤツだっているんだ、おれみたいに。
ツイッター見ると「ベヨネッタ3 PS4」でつぶやいたヤツを叩くお祭りみたいになっている。
DMを送ってきたヤツのような頭のネジがゆるんでるヤツばかりではない。
知らない人に教えてあげようと過去の経緯を改めて解説している人もいる。
プラチナゲームズに突撃したヤツならいざしらず、自分のアカウントで願望をつぶやいているだけで他人がとやかく言うな。
言論統制か。
LINEのスタンプは? プレステのトロフィーは? twitterのFavやfacebookのいいね!も同じだよね。
色々あるけど、実はこういうサービスでほぼ最初期に始めたって点では『はてな』を評価してもいいと思うよ。
vote的なコメントへのポイントは多分もう少し前からあって、それを一歩進めて、遊び半分でお金を出してまで評価するってスタートだったと思う。
評価にムキになり過ぎるのはみっともないけど、運営への感謝も込めて、良い情報や意見、思想、討論による情報の質の向上を目指した、かな?
どんなに黄色いスターが増えても、緑や赤とは価値が違うし、そこまでして評価してくれるって嬉しいでしょ?
スター合戦が加熱した時はそれはそれは酷く醜い争いがあったけど、スターのランキングをしたり目立つ扱いをしないところもはてなの良心みたいな部分があって、今は業者に頭を悩ませているのか取り込まれているのか分からないけど、子供が頑張ったご褒美のバッヂのように、教室の壁に張り出された課題をこなした子の名前に貼るシールのや、ラジオ体操のスタンプのように、ひっそり「がんばってね」ってつけるんだよ。まだ広告が少なくて、お金を使って名前を売ったり炎上ビジネスをしたりなんか考えなかった頃の名残りでもある、かな。
発売早々あちこちで絶賛の声が聞こえるマリオの新作だけど、率直に言って私は大いに失望させられた。
操作感が気持ちいいとかヴィジュアルが素晴らしいとか褒める人はそういうところばっかり見てるけど、私が問題にしたいのは多分みんなが話題にするのを避けているストーリーに関してだ。
今時お話の始まりにさらわれて、ずっと助けてーって言ってるだけのヒロインとかある?????
自立した人格が与えられていないってレベルじゃない。単なるマクガフィンと化している。強大な力を持つマジックアイテムに置き換えても何ら問題ない。
露骨に女性をモノとしか扱わない物語展開で、ストーリーが進むたびに不快でしかなかった。
そもそも任天堂という企業はそういう現代的な感覚が希薄すぎない?
ゼルダの伝説もずっと主役は男性で、一応タイトルになってるゼルダ姫は添え物でしかない。
ポケモンは一応主人公の性別は選べるものの、アニメの主人公はずっと少年だ。
唯一期待のできるメトロイドのサムスもシリーズ自体がキモオタにそっぽ向かれて最近出番がない。(メトロイドがキモオタに人気がないのも、任天堂に蔓延する男女差別意識とは無縁ではないだろう)
欧米の開発会社が作ったプレステや罰箱でプレイできるゲームは現代的な価値観にアジャストしてむしろ男女や人種による差別と戦闘を切って戦っている。
それに対して、任天堂の作るゲームの売りは操作感とかヴィジュアルとか、動物的な感覚に訴える「快感」ばかりで、新たな価値観を打ち出すことができていない。
気持ち良ければそれでいいのか?って感じ。
外側の皮が一枚違うだけで、肉体的な快感に訴えるという意味では国内で量産されている糞みたいなソシャゲーと大差はない。
はっきり言って幼稚だと思う。
こんなゲームが大傑作扱いされている時点で、日本の人権意識が欧米に追い付くのは相当先になるんだろうなと暗澹たる気分になる。
まあ没落国家だし、追いつくことは永久にないかもしれないけどね。
あーあ、そりゃ自民党が勝つはずだよ。
2017年10月14日(土曜日)に、「Ray'z Music Chronology」が無事に配達されました。
いい機会なので、レイシリーズの楽曲ランキングをまとめておこうと思います。
今まではこういうことをやると、ランキングに入った曲を全て聞くためにはいくつもアルバムを揃える必要があったわけですが、これからはクロノロジーをひとつ買えば全て揃いますからね。これは買うしかないですね。
注意事項
購入したのが「通常版」のため、Disc11は聞いてないので、選考からは外されています。なぜ特典版ではないかというと、購入手続きを面倒がって後回しにしていたら売り切れていたからです。その程度なのです、はい。
ランキングといっても、データを集計したり投票を募ったりしたわけではく、ひたすら私が独断と偏見により順位をつけていきます。ひとつの順位に一曲とは限りません。明確な上下を決められない場合、複数曲が入ることがあります。また、同率の場合に後ろの順位を下げるやつ(たとえば1位に2曲入った場合、次の曲が3位になるやつ)はやりません。あれは同率が例外の場合はうまくいきますが、本ランキングでは多用するので、数字が穴だらけになって意味不明になりそうなので。
音楽用語の使い方は適当です。
メロディもさることながら、音色が素晴らしい。突き抜けるような寂寥感。あの寂しい感じは、フォルクローレに通じるものがあるような気がします。そういえば rayons de l'Air でも民族楽器がフィーチャーされていました。
破滅する運命に向かって突き進んでいく荘厳な感じがして、エモいです。エモすぎて死ぬかと思いました。
それと、ラストちょい前にコイン投入音がするのがよいアクセントです。ラスボスを倒す前に全機なくなってコンティニューしたとか考えるとまた一段とエモいですね。
この曲の構成は1位の曲と似ている気がします。開始からしばらくはビートの反復が主体で、途中に一回劇エモなメロディーを挟み、またビート主体になり、最後に劇エモメロディーの無限ループに入り、フェードアウトして終わり。ということで、自分の中でこの二曲はシリーズになっています。
1位と2位の曲は最後の盛り上がりが一番ですが、この曲は盛り上がる箇所が多いです。
この曲には強烈な「飛翔」のイメージがあり、レイシリーズで最も「高度が高い」曲です。飛翔感というのが重要で、高度が高いといっても宇宙空間まで行くと浮遊感が出てきてしまいます。大気圏内にいて、それで一番高度が高い、というのがポイントです。
この曲が似合うといえば、なんといっても空中ステージのボスですね。
レイシリーズの終わりを過去形で感じる曲です。もう終わってしまった、と。
悲壮感はあるのですが、ゲーム設定やタイトルから、人がワラワラいてデスゲームをやっている光景が想起されます。悲しげだけど賑やか、という。
プレステ版レイストームをプレイしているとき、この曲聞きたさに面セレで何度も選んでいました。1分30秒あたりから始まる曲のサビとゲームの進行のシンクロ具合がとても好きです。
50秒から始まるサビの部分が好きすぎる。
ところで冒頭のほうで「クロノロジーをひとつ買えば全て揃います」と書きましたが、あれは嘘です。クロノロジーに入っているこの曲の音源は、セガサターン「レイヤーセクション」用のマスターテープと、レイフォースの基盤なわけですが、私が一番いい音だと思うのは「Ray'z PREMIUM BOX -BEYOND-」のアルバム音源のやつです。はい。というわけでビヨンドも買いましょう。やや出費は増えますが、レイシリーズの楽曲は出会って以来ずっと私のプレイリストで現役なので、あなたも今後ずっと聞き続ければ元はとれます、誤差のようなものです。
真っ暗な空間で水晶(クォーツ)がRayの光に照らされてキラキラしているような、そんなイメージ。
アンビエントを基調としつつ、5分15秒あたりや7分10秒あたりに派手に盛り上がる部分があるのもよいです。
レイシリーズで最も「巨大さ」を感じる曲です。とても巨大なものと対峙しているような、かつ、浮遊感のあるイメージ。まあ、つまりはレイストーム4面ボスです。
特に高音のパートは、自分の能力の極限まで搾り出すような緊張感があり、バトルBGMの白眉ですね。
レイシリーズの終わりを進行形で感じる曲です。終わる、終わってゆく、と。
ゲームの進行的には「聖母マリアよ、二人を何故別々に」であるとか「童話の消えた森」の方が後なのですが、なぜかこっちの方が終わりを感じます。この曲はプレステ版アレンジモードで流れるので、ノーマルモードからプレイしていった場合に、はじめて聞くのはこっちの方が後になりますから、それもあるかも。
そして、レイシリーズで最も「暗い」曲です。他に暗い曲としては「彼女の目的」もありますが、あれは光の無い暗さで、こっちは心理的にも暗いです。4分6秒付近の、ピアノのデン↓デン↓と下がっていくのなんかもうどん底ですよ。
コンヒューマンのためのレクイエム、といったところでしょうか。
この曲を初めて聞いたのはプレステ版レイクライシスをプレイしたときですが、ちゃんと聞き込んだのは「Ray'z PREMIUM BOX -BEYOND-」を購入したときで、その際、これに歌声が乗ったら良さそうだなあ、と思って歌詞を考えたりしました(出来が良くなかったので削除しましたが)。もしも公式に歌がのるならビヨンドみたいに BETTA FLASH がやるだろう、と思っていたので、クロノロジーでまさにそれが実現すると知ったときは震えました。ひょっとして私は TAMAYO 氏の楽曲を聴き続けることにより、氏との思考のシンクロニシティを獲得したのではな(以下略)。
Intolerance のプロトタイプのように感じます。個人的にレイストーム→レイフォースの順に触れたので。
ところでアルバム上では「The Fates」「Doomsday」「Q.E.P.D.」の並びなわけですが、この三曲はなんだかクラシック音楽っぽいなと感じる部分があります。
レイシリーズの楽曲には「アーバンで退廃的なムード」を強く感じるものがあります。アーバンと言っても、都会の中にいるのではなくて、都会を遠くから眺めているような、それも黄昏に、という感じです。なんのことかわからない方もいるかと思いますが大丈夫です、私の中でもフワっとしています。なんというか、この曲のような雰囲気ですよ。
ジャジーですよね。この曲のような、ベースがドゥンドゥンいってる感じは好物です。
おー、テクノだ、って感じですね。
レイシリーズのゲームをプレイしていて、最初に衝撃を受けた音楽はこの曲でした。まだスタート画面なのにすげえの来たぞ、なんだこれ、と。
普通にゲームプレイをしていると絶対に聞けないところでなんかとんでもないことになってるぞ、と、衝撃を受けました。ステージクリア後に次はどこへ行くのだろうというワクワク感を増幅させたような曲。
クロノロジーのロングバージョンではこれまで無かったパートがあって、それもポイント高いですね。
A,Cについては概ねアルバム版に取り込まれているわけですが、このBの後半のループは跡形もなくなっています。聞けてよかった。
アルバム版を聴いてきた経験が長いので、このバージョンは何か、歌謡曲のカラオケバージョンを聞いているような肩透かし感がありますね。
クロノロジーの新曲であり、まだ自分の中で消化できてないので、暫定的にこの順位です。(と書いてて、ふと「消化できたと言い切れる曲などあるのだろうか?」という疑問が湧いてきましたが、さておき。)
7分33秒あたりは「むーにゃにゃー」って歌っているように聞こえるのがちょっとかわいい。
Metaphor とは違った巨大さを感じる曲です。巨人がズンズン近づいてくるみたいな。
曲のタイトル見てると、アストロシティ(1990年代を代表するゲーセン用の筐体)を思い出します。
ジャジーですよね。
一番好きなのは、3:55付近からはじまる「ラーラー」の部分です。
初めて聞いたとき「原曲の音を変えただけのようなものか」と思ってました、すみませんでした。
アルバムの最後の曲がフラッシュフォワードしていたり、レイストームのメニュー操作音みたいな音が聞こえていたりと、小ネタも面白い。
ずっとノイタンツ版を偏愛していましたが、ビヨンドのボックスで改めて聞いてたら、やっぱりいい曲だなあと。
明るい曲調なのですが、「楽しい遊びの時間は終わりだよ、もうお家に帰りなさい」感があって、寂しくなる一曲です。セラミックハートよりもエンディング感があるような気がします。
アコースティックな曲はこれまでにもありましたが、フラメンコを踊ってる現場で録音しているような趣があり、意外な場面でレイ楽曲を使ってるなあという驚きを疑似体験できて面白いです。
セラミックハートのアレンジバージョン。通常版よりもこちらのピアノの方が好みです。
冒頭のほうで「クロノロジーをひとつ買えば全て揃います」と書きましたが、あれはやはり嘘で、このバージョンはレイストームの通常アルバムにしか入っていません。iTunesで普通に売ってるので入手難易度は低いです。買いましょう。
レイシリーズで最も「アーバンで退廃的なムード」の曲です。また、最もアーメンブレイクな曲です。
最も「深さ」を感じる曲です。まったく光のない深海のような。
アルバム版においては、ラスボス曲の前座だなあという感じで印象が薄かったのですが、アーケード版はまるで印象が違います。
レイクライシスの設定的に、ダイブしていたのが現実の近くまで浮上してきて、心臓の鼓動とか医療機器の発する電子音が聞こえてくる感じがします(コンティニューするとまた潜っていく)。ビヨンドのムービーでも医療機器の電子音が鳴ってたりしてましたね。
はい。以上です。これ以降をやると大半の曲を入れることになってしまうので、ここまでです。
いかがだったでしょうか。「あの曲が入ってないのおかしいだろ」という感想を抱かれたかもしれませんが、これは私のランキングですからね、仕方ないですね。あなたも自分のランキングを発表しましょう。待ってますよ。
それにしても、客観的なランキングなぞ端から諦めていますが、主観的なランキングとしても正確なのか自信が持てません。「この曲、本当にこの順位でいいのだろうか」などと考えだすとキリがないですね。まあ、極論を言えば序列をつけること自体が不可能といえます。みんな違って、みんなRAY。ですが、それを振り切ってあえて順位を決めてしまう、そんな蛮勇を振るうのもまた、RAYと対峙する一つの方法だといえるでしょう。
レイシリーズは三部作なわけですが、音楽的にはレイフォースとレイクライシスの方が近い印象があります。ストーリーの連続性もさることながら、 RUBBING BEAT が出たのは NEU TANZ MIX よりも後というのも影響しているかもしれません。
ランキングで何度か出てきた「アーバンで退廃的なムード」の曲は、レイストームには無いと思っています。
クロノロジーを聞くにあたり、レイシリーズは、面クリア型のシューティングゲームであり、自機が戦闘機でラスボスが人工知能、というのは押さえておきたいところです。
音楽が作られる背景には、たとえば宗教の儀式のためであるとか、祭りで踊るためであるとか、戯曲の劇伴であるとか、クラブで踊るためであるとか、そういった理由がある場合がありますが、本作の場合はそれがビデオゲームだということです。
面クリア型のシューティングゲームは、いくつかのステージ(面)で構成され、ステージの中はさらに「道中」パートと「ボス」パートに分かれます。
道中は概ね固定時間で終わり、ボスは倒すまで続きます。(概ね、と書いたのはコンティニューの仕様によっては少し延びるからです。全機失うと、ゲームがポーズしてコンティニューするかどうか尋ねられますが、このときBGMは止まらないゲームもあります。)
なので、ゲームをプレイしているときは、道中の曲はいつも同じ場所で終わり、ボス曲は何度もループする、ということになります。
曲が短かったりステージが長いと道中曲でもループするのですが、そうでない場合は曲の後ろの方が聞けないため、サントラを買って聞くのが楽しみになります。(まあ、聞けている部分であっても、ゲーセンだと音が鮮明に聞こえないのが普通なので、サントラで聞きたくなるものですが。)
レイクライシスのBGMは道中とボスがシームレスに繋がっているので、Disc8のアーケード版は、道中は固定時間でボスはループ、というのが顕著ですね。
近現代の戦場においては、機械が主役です。人間は生身で存在できず、機械のアシストが必要です。
人を戦場へと運ぶ兵器のなかで、戦闘機は特権性を持ちます。人間との関係性が、他の兵器と違うのです。
まず、兵器にとって人間は部品でしかありません。戦艦や潜水艦を航行させるには多くの人手を必要とします。主役は兵器であり、人間は兵器を下から支えるモブでしかありません。
誰も搭乗している敵兵を殺そうとは思っていません。目的は敵の兵器の破壊なのですから。人が死ぬのは機械の巻き添えを食ったときです。民間の船や飛行機ではありえないような危険な運用を求められるため事故も多いでしょう。
人間は兵器の都合によってすりつぶされ死んでゆくのです。
しかし、単座の戦闘機は兵器と人が一対一なのです。そう、単座であるというのが重要なポイントで、爆撃機には複数人で乗りますし、戦闘機でも複座のものもあります。
人間が機械に奉仕させられる戦場において、戦闘機とパイロットの関係は対等に近い。そういう意味で、戦闘機にはロマンがあるというわけです。
過去において、ロマンといえば剣でした。兵器としての剣は決して最強だったわけではない。にもかかわらず(いや、であるが故に?)、力の象徴となっていました。銃の時代になって以降も、文化として継承されています。現在、剣のような象徴性をまとっているのが戦闘機なのです。
フィクションにおいても戦闘機(と剣)は他にない存在感を放ちます。(ここで具体的な作品などを論じるのは、キリがないのでやりませんが。)
レイシリーズにおける戦闘機は、ロックオンレーザーというオーバーテクノロジーを搭載した唯一無二の存在です。
面クリア型のシューティングゲームのプレイヤーキャラクターは、唯一無二の存在でなければ務まりません。敵キャラクターとの武装の非対称性が顕著ですから(対戦格闘ゲームやFPSなどは、逆に敵と味方のキャラクターに対称性がありますね)。
面クリア型のゲームでは、ステージをクリアするたびに難易度は上昇します。
難易度の上昇にともない、対決する敵のスケールも大きくなってゆくことが求められ、その到達点がラスボスです。こいつを倒せば敵勢力は瓦解する、というスケールの敵でなければラスボスは務まりません。
現実においては、国家の最高責任者といえどもただの人であり、いくらセキュリティが厳重であってもゲームでいえば2面あたりで登場するような通常兵器でしかありませんし、倒したところで国が滅びるわけでもありません。
そこで人工知能です。人工知能ならば、ゲーム難易度と敵スケールの頂点であることに説得力があるような気がしてきます。
剣を携えた戦士と神や悪魔、に替わる神話的なモチーフとしての、戦闘機に乗るパイロットと人工知能。
レイフォースとレイクライシスは、主要キャラクターとして認識できるのはパイロットと人工知能だけであり、非常に個人的なストーリーだとみることができるでしょう。一方でレイストームは個人のキャラクターは用意しておらず、モブの人がたくさんいる印象があり、そのへんが「アーバンで退廃的なムード」の有無に出ているのかもしれません。(ビヨンドのムービーは、複数の作品の設定が混ざっている感じがして面白いですね。)
戦闘機を強く感じる曲といえば「生命の風が吹く場所」です。前述のとおり「飛翔」のイメージですし、ゲームの記憶から「翼」も思い浮かびます。
「The Fates」「Intolerance」はラスボス曲なわけですが、この二曲には壮大さや聖性があり、ラスボスへの畏怖の念をかきたてるようになっていると思います。一方、「安置 -Antithese-」は、畏怖よりも滅んでゆくところに重きを置いている気がします。ラスボスの終焉とレイシリーズの終焉が重なって、とても物悲しい気分になります。
最後に。
レイシリーズの音楽は、私の胸の中で決して消えることのない光です。
クロノロジーにより、その輝きはより強くなりました。
今またこうして新作が出たことに感謝します。
何度かソシャゲ(あんなものやこんなもの)の誘惑に屈しそうになったこともあったが、何とか乗り切ることもできました。
今後これが誘惑してくると思いますが、それに屈さないよう頑張ります。
最近やってる某学園ギャンブルアニメと某スパいアニメのソシャゲは…うん、ノーコメントで。
今日はゲーム三昧。良くない。でも一応外には出た。(夜、コンビニに行きました)
今日は12時過ぎに起床。お昼ご飯を食べてから、30分ほど3DSのウイイレをやりました。
ウイイレを良く知らない人に説明すると、マスターリーグというのは特定のサッカーチームのオーナーになって、
3DSのウイイレでは選手の管理やコーチのレベルの設定くらいしかできないけれど、プレステのウイイレだと
監督も補強できたりするらしい。
(ちなみにコーチのレベルを上げると選手の実力が伸びるスピードがすさまじく上がる)
当然、勝てば契約しているスポンサーから勝利給がもらえる。ホームゲームだと開催するだけで
チケット代がもらえるけど、勝つとスポンサーから追加で報奨金がもらえたりする。
あと、もちろん選手にスポンサーがついたりもする。今俺のチームにいる遠藤保仁という選手には韓国の
飲料水メーカーがスポンサーについている。あとカバーニっていう選手にもカナダの飲料水会社のスポンサーが
ついてる。だから俺はこいつら二人を高齢になってもクビにできなかったりする。でも、そういうしがらみが
あるのもまた面白い。
選手の管理だけでも面白いのに、実際に試合も自分でプレーできるのだ。
自分の意思で獲得した選手を自由に自分の手で動かして、ゴールを決めたり試合結果に一喜一憂する遊び…
それがマスターリーグ。すさまじく面白い。ぜひサッカー好きにはお勧めしたい。(というかサッカー好きの人は
もう大抵ウイイレくらいやってるか)
ウイイレのマスターリーグは、一回プレーしはじめると大体2~3時間は遊んでしまう。
(っていうか1プレーにつき2~3時間はやりすぎ!!)
○詰将棋
というわけで、早々にウイイレをやめた俺は、今度は詰将棋に手を出してみることにしました。
始めて将棋に触れてから早一か月、合間をぬって詰将棋をするのが趣味の一つになってしまいました。
今回は前回問いた詰将棋の復習に加えて、新しい詰将棋5問を解きました。…正直、新しく問いた方は5問とも
結構悩みましたね…。まだまだ鍛錬あるのみ。
というわけで、早々にウイイレをやめた俺は、今度は3DSにダウンロードしてあるスマブラに手を出すことにしました。
本当はオンライン対戦をしたかったのだけど、スマブラの更新プログラムをダウンロードできるほど容量がないとかかんとか
なので今回はCOMのレベル9とタイマンで戦ってみました。ルールは3ストック制、アイテム無しで終点という
ガチ部屋使用。こちらの使用キャラはパルテナとゼロスーツサムス。
☆VSクッパ
重量級ファイターの王様、クッパ。正直めちゃくちゃ強かった。パルテナで戦ってみてた時は、その勝率は恐らく4割弱程度。
終盤は6割近く勝てていたと思うけど、それでも6割程度。2、3回のミスですぐ%が追い付かれてしまうという鬼のような火力…!
練習中のゼロスーツサムスでも勝率は7~8割程度で、ゼロスーツサムスでも辛勝の時がまあまあある。
クッパ強すぎぃ!唯一の弱点は飛び道具に弱いこと。ちなみにこちらがクッパでプレーしてCOMと戦ってみると、
あっさり勝てました。クッパ強すぎ!
☆VSガノン
パルテナで勝率は5割程度、ゼロスーツサムスでは3タテされた試合もあった。
個人的な感想としてはパルテナのオート照準とメテオを狙う空中攻撃が比較的有効打だった。
重量級ファイターがとにかく苦手な俺氏。いつの日か重量級ファイターに楽勝できる日を目指して…。
○コンビニに行く
スマブラを3、4時間ほどプレーした後は、夕ご飯を食べて夜のコンビニに行きました。
何も買わず…。そろそろお酒が飲みたくなってきたので、今度コンビニに行くときはお酒を買ってこようかな、なんて。
でもお酒弱いんだよなぁ。飲みたいけど弱い、この矛盾をどうするか…。
○日記を書く
今やっているように、はてな匿名ダイアリーで今日したことを日記風にまとめてみました。
あ、それと明後日遊ぶ約束してる友達にメールなんかもしちゃいましたかね。
◎今日やりのこしたこと
新しい漫画を描いてweb上に発表したいと常々思っています。明日こそは…なんとか進めたいですねぇ。
昨日、心療内科に行ってきたのですが、何やら色々タメになりそうなことを言われたので、それらの言葉を
恐らくもうちょっとしたらお絵描き熱が再燃してくると思うので、その時までにお絵描きの練習をしておくことを
やりのこしてしまったと思います。ポーズマニアクスの模写、それと何より実戦…がまだまだ必要ですかね。
・小説の構想を練る
数万字ほど書いて放置してある小説の続きを練りたいですね…明日こそは…。
以上が8月9日にやったこと。終わり。
明日は絵を描きましょうかね。ネットの人達に催促されてそうなので。
(合計2218字)
日本では禁止されている大麻。大麻を吸うと普段の生活ではまず経験できない感覚を得る。よく言われるのは、音楽がものすごくよく聴こえ、ご飯がものすごく美味しくなり、空気が美味しく自然をとても美しく感じる。当たり前だけど、大麻を吸った事が無い人はどんな感覚になるのか想像できないと思う。そんな大麻の効能を「解像度」で説明すると、結構すんなり説明がつくなって思った。
「解像度」とは、画像の精細さを表す尺度のこと。ブラウン管、地デジ、4Kテレビの画面を想像したら分かりやすいと思う。
簡潔に言うと、大麻を吸うと解像度が上がる。しかしその解像度は視力の事ではない。「神経」の解像度が上がるのだ。音であったり、味であったり、空気や温度であったり、思考などの密度が濃くなる。神経が研ぎ澄まされているから、ものすごく細かく繊細に捉えられる。大麻を吸うと動きがスローになるのは、普段と比べて情報量が多すぎるからだと思う。めっちゃ笑うのは、面白いと思った事の解像度が上がりすぎた結果。バッドに入るのはその逆。
ブラウン管から地デジになるのは素敵な事だなとは思うが、日本じゃ地デジは違法だし興味ない人はそのままでいいと思う。大麻を肯定している人は、悪い事がかっこいいんだぜ〜ってアホもいるが、普段聞いている音楽がめちゃめちゃ良く聴こえて、普段食べているご飯がめちゃめちゃ美味しくなるから、かっこいいアーティストや美味しいラーメン屋を見つけた時みたいに人に勧めたくなる。それを宗教みたいだと感じたなら離れればよいだけだ。ミュージシャンで大麻を吸う人が多いのは当たり前だと思う。音をより理解できるから職業病の一種だと思う。日本じゃ違法だしJ−POPを聴いてるとそもそも大衆は密度の高い音は求めてないと思うけど。
日本人は、性質的に別にブラウン管でも番組内容は変わらないし、スポーツ中継も見ないから全く困らないしこのままでいいやって思う保守的な人だらけだと思うから、日本はずっと解禁されないと思う。
画質がよければいいわけではない。無駄に目が疲れるかもしれないし、プレステよりスーファミの方が面白いソフトもある。大事なのは内容であり、大麻は画質を高めるだけに過ぎない。
はてなーにはネットの割に冷静な人が多いなという印象を持っているんだけど、任天堂の話題になった途端に普段の冷静沈着さを失って頓珍漢なブコメをつける人が多いように感じている。例えばホッテントリに上がっていたスイッチ増産のニュースについたブコメだ。
スイッチは発売されてからまだ二週間しか経っていないし、かつ二週目の国内売上はWiiUを下回っている状況だ。(調べればすぐわかることだけれど、WiiUは初週30.8万台、二週目12.7万台の計43.5万台に対して、スイッチは初週32.9万台、二週目6.2万台の計39.1万台)もちろんこれは品薄状態ということが影響しているのは明らかなんだけど、それも含めて言えるのは「現在スイッチは品薄状態にあるが、二週目までの売上では今後もスイッチが好調を維持できるかどうかはまだわからない」ということだけのはず。それなのに、上の記事のブコメは「爆売れだ」「それ見たことか大人気じゃないか」「投資家はバカ」といった浮かれたものばかりになっている。挙句「プレステのように売れば売るほど赤字、にはならないんだよなあ」なんていう嘘まで堂々と書き込まれている。PS4は2年前の段階ですでに単体で利益が出ている構造になっているというのに。
俺はゲハ的なノリは大嫌いだが、はてなーは普段ゲハを批判しているにも関わらず、任天堂の話題になった時にだけ妙に浮かれて冷静さを失い現実に即していないコメントをしてしまう人が多くて辟易してしまう。スイッチは発売日に当然ゲットしたし、ゼルダは超時間泥棒で素晴らしい出来だけど、それとビジネス上の話は全く別だ。ビジネスの話と企業への愛着をごちゃまぜにしたようなレベルの低い書き込みはゲハと何ら変わりがないように思う。
おじさん、33歳
小学校にあがるころにスーファミが出て、中学校ではプレステサターン64の三すくみ時期、大学ではプレステ2をやった世代
今でもゲームを買うと、最後までやり込んで、行ってない面も全部、とってないアイテムも全部、出してないエンディングも全部出したい方
ポケモンだって、いろいろパーティ考えては作り、というのを何度もなんどもやりたい
だって勿体無いし、1個のゲームは出来るだけ余すところなくやりたいものだと思ってる
子供の頃はそういくつもいくつもゲームソフト買ってもらえなかったし、ソフト買ってもらえるのって、誕生日とクリスマスで年2つ、兄がいたから合わせて年4つ、せいぜいそんなものだし、大学生になってからだってそこまで数買えるわけじゃないから、結果的に1つのゲームで3、4か月はやりこむ、それが我々の世代では当たり前だったように思う
でも、いつの頃からかスマホが普及し、プレステが高級化し、普通の若い子はスマホゲーしかしなくなった
スマホゲーって大体が無料でダウンロードできるし、ゲームに対する執着が全くないまま、面白いとも思わないまま、友達付き合いで無料でできる範囲でゲームやってる子が増えてきた
そして、そもそもスマホゲーって、中身も収集癖を煽るだけの作業ゲーで、ゲーム性はほぼないものしかないから大体がつまらない
それが身についてしまっているから、有料のDSソフトに対しても、そんなもんみたい
俺、おじさんだけどDSやってて、若い子で同じゲームやってる子見つけたらゲームの話するのよ
ポケモンやってるのよ
11月に出たわけなんだけど、若い子の話聞いてると、大体が2週間くらいでストーリークリアしてて、年内くらいにはもう育成すら辞めてた
俺はできるだけ長い時間かけてストーリーも越す、育成に入ってからももう2か月ほどパーティ構築と対戦やってる
ようやく最近、ほぼ終わりかなーと思うようになって来た
つまり、4か月はみっちりやったってこと
長くやるのが偉いわけでもないし、面白い面白くないは人それぞれなのでいいんだけど、でもなー
そんな短い間によく買ったゲームやめれるよなー、ってのは思うわ
3位 初代プレステ
灰色のボディがいい。
10台くらいまとめて積み上げておくと、「これ、当時定価で買ったら何十万したんだろ」とか思って贅沢な気分を味わえる。
2位 ゲームキューブ
洗練された立方体のフォルム。そのシンプルなつくりはインテリアとして2,3台部屋に飾っておいても違和感がない。
様々な色を選べるので、お部屋にあったものを飾ろう。
単体では不可。上にファミコンを載せることで、最強にカッコいいマシンとなる。
今後、こいつを上回るカッコよさのゲーム機は登場しないだろう。まさに、名器と呼ぶにふさわしい。
とりあえず3つに絞ったが、まだまだカッコいいゲーム機はたくさんある。
PCエンジンやメガCDも捨てがたいし、MSXなんかもカッコいいやつがあったりする。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1087823
これに関係あるのかないのか分からないけど、個人的な感覚として、最近のゲームにはなかなか手が出ない。
どのゲームを見ても顔の濃いおっさんが銃か先端がギザギザのナイフを持っていて、人かエイリアンでもしっかり殺しにかかるようなゲームばっかりじゃん。
そんな物騒な道具を持ったキャラを操作しつつ「死ね死ね死ね!!!」とか叫びながらボタンかトリガーをカチカチやるゲームはやりたくないのよ。
クラッシュバンディクーにパラッパラッパー、ウンジャマラミーとかサルゲッチュとか。
見るからに可愛いけど任天堂とはひと味もふた味も違うぜ、みたいなのがたくさんあった。
それを踏まえて今のゲーム屋さんの店頭に行くと顔が濃いおっさんのゲームばかりだし、帯にはオレンジや赤でDやらZやらのマークが付いてるのが随分増えてしまった。
一方で国内のゲーム会社となるとキャラものばかりが目についてゲームとして新しそうな雰囲気は無いので、結局新しいというか今時のゲームのトレンドというのに乗ることができないままになっているように思うんだ。
そうしてゲーム全体から距離を置いているといつの間にかオープンワールドが当たり前になってきて、色々とタイトルが出てるようだけど
結局どれがどうなのかが分からないし、まーた銃ババババ血がドバーみたいなゲームなんでしょ?という反応になってしまう。
そんなところに任天堂が「いやいやこれはオープンワールドじゃないから。オープンエアーだから。」とか言いながらどこかアニメ調のゼルダを出してくるわけで、
結果的に私みたいな人間にとっては今時のゲームへの唯一の入口になるんだよ。
まあ確かに物騒な雰囲気の剣とかは多少あるけど、「いっき」の竹槍の如く畑のクワでリザルフォスの腹を突きまくる画ってのはおっさんが戦うゲームよりよっぽど気楽なもんだよ。
スプラトゥーンもそうだけど、最近海外で一般的なジャンルを私みたいなタイプの人間が遊べる窓口になっているのが今や任天堂だけというのは悲しむべき事なのかな、と。
諦めて物騒なナイフをもったおっさんのゲームでもやるか? いやいや...。
これって「崖ゲー」だよね。
オープンワールドとかオープンエアーとかはもはやどうでもいい。これは「崖ゲー」。
次の目的地を無視してとりあえずそこらへんの崖に登って、僅かな足場で休憩しつつなんとか山頂まで登るでしょ。
山頂にでかい石があったら持ち上げてコログからう○こをもらって。
で、適当に周りの風景を見回して、気になるところがあったらそこまでパラセールで滑空。
そしてまた崖を登って。この繰り返し。
「けものフレンズ」の2話でコツメカワウソが「わーい」「たーのしー」を連発しながらつまらなそうな滑り台に上がっては滑り上がっては滑りを繰り返していたような気がするけど、それの壮大なバージョンだ。
あるときは崖を登り、またあるときは斧を片手に木を切り倒す。その姿はアイカツのようでもある。濃いおっさんではアイカツ感は出ない。(各種ゲームのおっさんはジョニー別府より濃すぎる)
今回のゼルダは本当にどこでも登れるし、どこでも張り付ける。登れないところはごく僅かだ。
だから家の屋根に乗ろうとしてパラセールで飛んだら失敗して、家の壁にそのまま張り付いちゃったりする。お前はセミか。
今までゼルダで遊んでいると「この壁の上には何があるんだろう」とか思うことは本当によくあったけど、今回はその夢を全力で叶えてくれた。
過去作でのはしごを上る楽しみや蔦を移動する楽しみがそこら辺の壁や崖で実現できて、しかもその先がある。
このちょっとしたことに対する感動はこのゲームがゼルダの新作だから、というのもあると思う。
というわけで、私にとって「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」は崖ゲーであり、アイカツであり、セミだ。
最近のゲームでおっさんが銃ババババ血がドバーでなく、なおかつ崖ゲー、そしてそこそこフィールドが広いゲームが(できればPS4で)あれば教えて欲しい。
スイッチへの反応を見ていても「どうしたんだ、任天堂」みたいなのが多いけどさ、任天堂ってハイセンスなものを連発する会社じゃねえだろw
ニンテンドーDSとWiiの成功?であたかもゲーム業界のアップルみたいな扱いを受けているけどさ。
64を出したときは「今どきカセットかよ」だったし、バーチャルボーイもぜんぜんズレていたし、ドルフィンは言わずもがな。
時流からズレたダサいことを連発しまくっているのよ。特に64はひどかったな。プレステに大差つけられて、存在感がまるでなかった。セガ以上に「終わった会社」だったよ。
たまにヒットしたとしてもゴールデンアイみたいなすでに出来上がったブランドに頼り切っていたり、スマブラみたいな過去作の人気にあやかったものだったり。「新しさ」も「センスのよさ」も、どっちも微塵もなかった。
最近だって3DSって何それ?ぜんぜん3Dに見えないし、マリオに奥行きがあるから何なんだよw
WiiUもスマホ全盛の時代にこのサイズのものを持ち運べっての?って感じだろ。
ポケモンGOは社会現象になったけど、あれはナイアンティックの功績だしな。
なんでこんなに任天堂への幻想が膨らんでいるのかわからんけど、基本打率の高くない、ダサい会社だろw みんな現実を見ろよ。過去を思い出せ。
世間が仮装で盛り上がっている日の昼下がり、絶望した俺は君やみんなからの連絡を断ってちょうど一週間だった。俺がSNSに藤村操の巌頭之感を書き残していたので心配した君が俺の家まで来たんだ。
「部屋には上がらないから。」
少し憤った声色で、シャワー上がりにクロネコヤマトだと思ってインターホンをとった俺にそう言った。待ってて、と無愛想に返したが内心俺はパニックだった。俺はその日君に会いに行こうかと考えてたんだ。どんな顔するんだろうと思いを巡らせながら。
予定が狂った、と思いながら近頃冷えてきたから君に着せられるように上着を羽織って急いで家を出た。
吉祥寺駅に向かいながらなにごともなかったかのように振る舞った。君のこわばった顔が少し引き攣った笑顔になった。俺は普段通りの調子で話を続けた。途中、通行人の邪魔にならないよう腰に腕を回し引き寄せたが腕を解かれた。俺のくだらない話は続く。
「なんだ、こんな元気だったんだ。」
空気が引き締まった。君の顔もどんどんこわばっていった。
「みんな、どれだけ心配してたかわかる?熊谷くんなんてあなたの親に言って捜索願出すとこだったんだからね。うちの親も警察に連絡したんだよ、娘さんが原因で自殺とかされてたら気が気じゃないですよねって。」
俺がバカだったよ。
「もうこういう話したくないから。とりあえずあとでご両親と友達に連絡して。いい友達持ったね。」
君のおかげだよ。なにかが一気に溢れるかのように君は泣いた。
いつものファミレスに着いて、俺と君はまた普段通りの他愛のない会話をした。サークルでこんな歌を歌った、とか、こんな料理を作れるようになった、とか。俺がこれからその曲を聴きに行くことはあるのか、その料理を振る舞われることがあるのかと考えたのは普段通りではなかったけど。
ファミレスの飯を食べ終わって席を立った。会計では君がいつもより千円多く払った。
店を出て、穏やかな雰囲気を壊したのは俺だった。
引き攣った笑顔でそう言った。
「ごめん、二人きりにはなれない。」
そう言われ焦った。
ここからの俺はあまりにも無様だった。何度もこんなやりとりをしたところ、呆れたようにも憤っているようにも見える態度で、10分だけならいいと許可を得た。
「ごめん、もう一緒に居られないの。」
「俺は世界で一番君を愛してるぜ、ずっと前から、そして君がババアになっても。」
「私も一生で一番愛してたよ。ずっと忘れないよ。」
ポケモンGOに勤しんでいる人達や仮装をしている私大生のなか、俺は君の胸で号泣した。君は俺の涙を舐めた。
「ほら、もう行くよ。」
「もうこれでお別れなのかい。」
「うん、まあ誕生日くらいは祝ってあげるよ。」
「うん。」
駅に着いても俺はまだ情けなく泣いていた。その後あっさりと別れた。
「来ると思ってたけど。」
俺の行動は見透かされていたようだ。
「耳をすませば、観ない?」
当然断られたがまた俺は無様に縋った。
「そういうしつこいとこ、好きだったけどあんまり酷いと、ちょっと。まあでもいいや、終電で帰るからね。」
家の近くのレンタルビデオ屋とコンビニでカップ麺を買った。俺の頭のなかではただ、本名陽子のカントリーロードが流れていた。
荒れきった部屋で布団に潜りながら、プレステにDVDを入れる俺と、お湯を沸かす君。君との生活が蘇った。
君を抱きしめながら耳をすませばを観た。終わる頃には裸だった。
再生が終わり、閉め切った暗がりの部屋をプレステの暗い青が染めた。
「幻みたい。夢なのかな。」
君は幸せそうな顔だった。幸せそうな顔を見るたび俺は生を実感する。
その後一緒に風呂に入り眠りについた。
朝、近づく別れを実感しつつ俺は何度も観たガンダムの劇場版を流していた。君も朝食を作りながら観ていた。
「だろ、ガンダムはロボットアニメじゃなくてヒューマンドラマなんだ。」
君と食べる朝食は美味しかった。今だけは、ジョエル・ロブションより美味しいおばあちゃんの煮込みハンバーグよりも。
「そろそろ帰るね。」
「うん。」
そうだ、もうお別れなんだ。玄関で、出かける前にいつもしていたキスを、した。
俺がそう言うと、恥ずかしそうに、手を繋いでほしいというように手を差し出してきた。
追記
3日前からB'zのいつかのメリークリスマスがずっと頭のなかで流れている。だから女々しくなってこんなこと書いてる。原因は主にサビだよね。
君は誰にでも優しくて人一倍素直だから、俺よりももっともっといろんなことを考えたんだろう。
俺はもう悪あがきをしないよ。でも君のことを誰よりもずっと愛しているのは変わらないよ。好きとかそういうのじゃないかもしれないけど。
いつか君と同じ方向を見れればいいと思ってる。