http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1087823
これに関係あるのかないのか分からないけど、個人的な感覚として、最近のゲームにはなかなか手が出ない。
どのゲームを見ても顔の濃いおっさんが銃か先端がギザギザのナイフを持っていて、人かエイリアンでもしっかり殺しにかかるようなゲームばっかりじゃん。
そんな物騒な道具を持ったキャラを操作しつつ「死ね死ね死ね!!!」とか叫びながらボタンかトリガーをカチカチやるゲームはやりたくないのよ。
クラッシュバンディクーにパラッパラッパー、ウンジャマラミーとかサルゲッチュとか。
見るからに可愛いけど任天堂とはひと味もふた味も違うぜ、みたいなのがたくさんあった。
それを踏まえて今のゲーム屋さんの店頭に行くと顔が濃いおっさんのゲームばかりだし、帯にはオレンジや赤でDやらZやらのマークが付いてるのが随分増えてしまった。
一方で国内のゲーム会社となるとキャラものばかりが目についてゲームとして新しそうな雰囲気は無いので、結局新しいというか今時のゲームのトレンドというのに乗ることができないままになっているように思うんだ。
そうしてゲーム全体から距離を置いているといつの間にかオープンワールドが当たり前になってきて、色々とタイトルが出てるようだけど
結局どれがどうなのかが分からないし、まーた銃ババババ血がドバーみたいなゲームなんでしょ?という反応になってしまう。
そんなところに任天堂が「いやいやこれはオープンワールドじゃないから。オープンエアーだから。」とか言いながらどこかアニメ調のゼルダを出してくるわけで、
結果的に私みたいな人間にとっては今時のゲームへの唯一の入口になるんだよ。
まあ確かに物騒な雰囲気の剣とかは多少あるけど、「いっき」の竹槍の如く畑のクワでリザルフォスの腹を突きまくる画ってのはおっさんが戦うゲームよりよっぽど気楽なもんだよ。
スプラトゥーンもそうだけど、最近海外で一般的なジャンルを私みたいなタイプの人間が遊べる窓口になっているのが今や任天堂だけというのは悲しむべき事なのかな、と。
諦めて物騒なナイフをもったおっさんのゲームでもやるか? いやいや...。
これって「崖ゲー」だよね。
オープンワールドとかオープンエアーとかはもはやどうでもいい。これは「崖ゲー」。
次の目的地を無視してとりあえずそこらへんの崖に登って、僅かな足場で休憩しつつなんとか山頂まで登るでしょ。
山頂にでかい石があったら持ち上げてコログからう○こをもらって。
で、適当に周りの風景を見回して、気になるところがあったらそこまでパラセールで滑空。
そしてまた崖を登って。この繰り返し。
「けものフレンズ」の2話でコツメカワウソが「わーい」「たーのしー」を連発しながらつまらなそうな滑り台に上がっては滑り上がっては滑りを繰り返していたような気がするけど、それの壮大なバージョンだ。
あるときは崖を登り、またあるときは斧を片手に木を切り倒す。その姿はアイカツのようでもある。濃いおっさんではアイカツ感は出ない。(各種ゲームのおっさんはジョニー別府より濃すぎる)
今回のゼルダは本当にどこでも登れるし、どこでも張り付ける。登れないところはごく僅かだ。
だから家の屋根に乗ろうとしてパラセールで飛んだら失敗して、家の壁にそのまま張り付いちゃったりする。お前はセミか。
今までゼルダで遊んでいると「この壁の上には何があるんだろう」とか思うことは本当によくあったけど、今回はその夢を全力で叶えてくれた。
過去作でのはしごを上る楽しみや蔦を移動する楽しみがそこら辺の壁や崖で実現できて、しかもその先がある。
このちょっとしたことに対する感動はこのゲームがゼルダの新作だから、というのもあると思う。
というわけで、私にとって「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」は崖ゲーであり、アイカツであり、セミだ。
最近のゲームでおっさんが銃ババババ血がドバーでなく、なおかつ崖ゲー、そしてそこそこフィールドが広いゲームが(できればPS4で)あれば教えて欲しい。
こういうシステムでスパイダーマンが街を縦横無尽に駆け巡るゲームとかやってみたい
http://b.hatena.ne.jp/entry/326381634/comment/mur2 24インチくらいのスピーカー内蔵モニタにPS4を繋ぐのです HDMI出力も付いているとゲーム実況配信にも便利なのです。 http://anond.hatelabo.jp/20170307195630
シャドウバースいいよねってこと?