はてなキーワード: 昔ながらのとは
先日、行われた番線調整について、正直キツいと感じている人は多いと思う。Twitterでグダグダと言っても仕方ない気がしたので、今回はブログ形式のここに匿名で投稿することにした。回数稼ぎ勢や高火力勢などもいるが私は育成やスコアを意識したプレイが多いため、ここではボチャレや地主視点のことが多くなることを予めご理解いただきたい。
※深夜と朝食時に書き殴ったものを10/20(水)夜に少し修正しました。
今回の番線調整の問題点は「番線の減少」(所謂、今までの番線調整)ではなく、「下層番線へのアクセスが不可能になったこと」である。
コロナ禍で旅行目的で移動する人が減少、リモートワークの普及等で日常的に移動する人も減ったことでユーザ数も減っていることはイベントのランキングなどから分かる。そのため、ただの「番線の減少」であれば「仕方ないね」と受け入れた人が大勢いるだろう。
3番線だった駅が2番線に調整された上で下層の番線へのアクセスが初心者しか出来なくなった。東海道新幹線沿線や名阪神、新幹線駅など場所も広域だ。
「東京はまだ行ける」そんなこともないだろう、私鉄の駅を見ると3から2に減らされているところが多く、実質単線だ。今まで3人に分散されていた攻撃を実質1人が受けないといけないわけで、到底そのような環境下でレーダー保持やボチャレが出来るわけがない。
属性もなければ無効化や色消しもなく、メイドりんご+パジャマしぐれや天使いおりが最強だった時代。サポーターをガチガチに固めれば落とすことは難しく苦戦した人も多いと思う。斬ろうと思っても無理な環境だ。
・チコ使えよw→チコの発動確率が非常に悪くて使い物にならない。
・火力炊けよw→レイカしかいません。しぐれは確定発動でミオの効果は今よりもエグいです。
しかしながら、現在では無効化や色消しスキルを使えば容易にそんなリンクを落とすことも可能だ。昔ながらのひふみセ編成を使っている人も減って、青単、エコ地主、無効化されにくいフラットトリックスターなどを混在させながらのボチャレ・・・かなり環境は変わっている。斬ろうと思えば簡単に斬ることができる環境である。
けれども、その環境下で先発にボチャレがいたり、地主がいても無理に斬らない理由は、「ヘイトを買って自分のボチャレや保持が潰されるくらいなら他の番線入るか空いてる駅でやるわ」という考え方ができたからだろう。
私は以前は東京や関西に住んでいたが、今は地方にいる。転居してすぐに地方でボチャレが出来ないことは痛感していた。駅数も積みにくく、都市部のような稼ぎ方は通用しない。どのようにスコアを稼ぐのが効率が良いか考えた結果、平日は青単という結論に至っていた。
私が移住してすぐに感じていたのは「単線ばかりでボチャレが成立しない」ということだった。そもそもレートが低いというのもあるが、地主同士がやり合わないようにある程度の棲み分けを行っていて、そのような場所でボチャレを行おうとすると当然そこの地主達に斬られて即座に終了してしまう。単線も多く都市部より「ここは俺の駅だ」という思考の人が多く感じる。逆に言うとボチャレもなく人の往来は少ない分、自分の保持駅さえ確保できてしまえば保持はヌルい。
この「ボチャレが成立しない環境」が関西圏などの人が多い地域で適用されてしまった。都市部では地方のように保持がヌルいわけもなく、今まで番線によって棲み分けできていたユーザもレーダー保持が難しくなったことで拠点で殴り合いするしかなくなり、攻撃的になってしまう。
「地主がやりにくくなってざまぁw」という意見も当然あると思うが、上記のような環境変化で関西圏でのボチャレや東海道新幹線でのボチャレもほぼ不可能になったのではないかと思う。
3番線まであったものがいきなり実質単線になったらそりゃ無理よ。
メンテ明け早々にブラック指令だのエステルだの話は出ているけれども実際そんな運用できますか?って話。昨日、ブラック指令を使って2番線に潜って灰色チェックインをした後にひいる+山田たえで自滅して飴で本命を入れるというのを試してみたが、結局緑ラにフットバされる。カンストエルミーヌ使って取り戻したりもしたが諦めた。そして日が変わって今日は、先にブラック指令を使いルナで潜っていた地主にブラック指令のスキル発動から5分以内(灰色チェックイン前)に飴フットバ食らって追い出された。そらそうなりますわな。
保持する人がいなければ不在駅だらけになるのがオチでそうなれば、ユーザがフェードアウトしていき保持が可能な環境までアクティヴユーザが減らなければでんこのスキルの大半は腐ることになると思う。回数稼ぎは捗るかもしれないけれども。
一応は初心者がやりやすい形にはなったと思う。けれども、「その初心者って本当に初心者なのか?」実際に2番線にアクセスしてくるのは、連続ログインが途切れまくってる緑ラユーザばかりじゃないか。言い方は悪いが、100日超えて緑ラで駅数も少ない人がこの先課金してくれると思うか?しないだろ。
本当の初心者なのであれば、根付かせるためにある程度の優遇は必要だと思う。けれども、緑ラで課金もせずに1年続けてる奴とか優遇して何の意味があんねん。
これはあまり言っている人がいないけれど、地方は地方で複アカやら連携プレイ、嫌がらせマクロなどもあちこちにいる。1ヶ月くらい経ってようやく対応されてもその日のうちに新たな新規垢が登場してBANと新規復活のいたちごっこの繰り返し。初心者優遇は必要だと思うが、不正垢の取り締まりもきちんとやって欲しい。不正が酷すぎてゲームが成立しなくなっている場所を幾つも知っている。
3番線まで残った駅は最下層の番線に行けないだろうけれど、2番線まである駅は、ブラック指令やエステルのスキルで2番線にアクセスして5分後に灰色チェックインをすればその後は飴も有効になる。サポーター炊かれたら古参を追い出すには初心者はフットバを使うしかない。灰色チェックインを繰り返している張り付き地主からは即座に飴が飛んで来て結局今までと何も変わらない。
このゲームは駅集め、推しの回数稼ぎ、称号勢、育成ガチ勢と色々いるのは承知している。スコアラーは一部の頭おかしい奴だけってことも分かっている。スコアだけが目的じゃなかったとしても拠点の札争いを楽しんでいた人だっているだろう。
相手の編成の詳細を見ることができるようになったことで、近隣住民の育成状況を見て対策を考えたりするのも楽しかった。でんこのスキルっていうのは守る側と斬る側がいるから色々あって面白いものじゃないの?守る側いなくなったらたすくリンファは捗るかもしれないけれど、高火力出す必要もなくなるよね。でももう番線の多い東京の中心と田舎以外はなるゲーしか無理なんや。たすくリンファで拠点ではポチゲー、移動時はなるゲー。
もう他のでんこ育てる意味ないやん?ただでさえ色消し最強だからガチャ引かんでもええわってなっているのに。集金について来られなくなっている人は多いのに、今回のが引き金で見切りつける人は結構出て来るんじゃない?
駅集めも育成も終わってる人間からしたらスコアくらいしかもうやることないんや・・・・・・廃線追加の話はどこへ行ったんや・・・・・・。
これは「ぼくのかんがえたさいきょうのばんせんちょうせい(笑)」として受け取ってもらって構わない。
番線調整は今まで通り日中のアクセス回数/訪問者数に応じて調整すれば良いと思う。4番線から3番線に減る、3から2に減るのは仕方ない。初心者優遇をどうしてもしたいのであれば、最下層を専用ホームにするのではなく、別枠で専用ホームを設ければ良かったのではないかと思う。もちろんエステルやブラック指令を使ってもアクセス不能にして。専用ホームに行きやすいけれども2割くらいの確率で通常ホームに顔を出し雰囲気を知ってもらう。ある程度Rankが上がれば強制的に戦場に繰り出す。専用ホームと通常ホームでスコア同じというのは理不尽に感じるから経験値2倍・スコア半減とかにしてさ。戦場に繰り出されるまでは、専用ホームで課金してもらって続ける方向に促すとか。
レキコネ形式で空白駅にNPCを登場させる予定で、今の環境だとレイドが発生しにくいとかそういった理由で番線調整を行ったのかもしれない。
ユーザはテスト環境じゃないし、運営は環境を理解してなさすぎる。「居座り続ける地主が悪で斬り合って欲しい」と思っているのかもしれないけれど、守る側がいないと斬る側もすぐ飽きるんじゃないだろうか。不正垢を水際対策出来ないのは仕方がない、けれども報告を受けて即座に調査して対応をした上で初心者優遇をするのなら文句を言う人は減ると思う。
番線減らした上での最下層を初心者専用ホームにしたのは本当におかしい。レーダーや飴はある程度の保持が見込めるから投げるのに、それができない環境下でスコア稼ぐならアイテムなんか使わずにシャトルランで斬り回るかなるゲーやるしかない。最近の運営は集金のことを考えるあまり、ユーザへの対応が蔑ろになっているのではないかと感じる。不満が募ったユーザから徐々にフェードアウトしていくだろう。
初心者優遇はあって良いと思う。しかしながら、既存ユーザが「ゲームにならない」と思うレベルの調整をするのはいかがなものかと思ったのだ。育てたでんこのスキルは使うから意味があるもので、今回の調整はボチャレにしろ保持にしろ多くのユーザが十分に活かせない環境になってしまうのではないかという不安は大きい。地方はあまり環境は変わらないから良いものの、都市部のユーザから「つまらなくなった」「無理ゲー」という声が多く上がっているのは事実ではないだろうか。全員が納得できる形のものを提供するのは不可能だが、今回の調整に対して不満があるユーザが多いことについては、きちんと向き合うべきなのではないかと思う。
初心者専用ホームは即座に別枠にしていただきたい。そしてもう少し既存のユーザの声に耳を傾けて欲しい。
スコアラーの発狂怪文書を最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。現状に不満があるなら要望を多く出すしかないと思っています。私は数日経過して現環境の問題点をもう少し纏めてから要望を出すつもりです。
思ったよりも拡散されて色々な意見を見ることができました。ありがとうございます。ゲームや運営への批判をしたいわけではなく、1つの問題提訴として投稿したものでしたので、不適切な表現・タイトルを修正しました。
自民党総裁候補の高市早苗さんが2030年代に実現する(最初は2020年代)と言って話題になった核融合。高市さんのキャラもあってか「そんなもんできるわけねーだろ」的に扱われることもあるが、実は世界の核融合ベンチャー企業では「2030年代に核融合実現」を掲げて100億以上投資を受けている企業が複数あるので、業界としてはさして驚きはないのである。というわけなので、いくつかの核融合ベンチャーと、官製の核融合実験炉であるiterについて簡単にまとめてみる。
冷戦終結の一つのシンボルとして米露が共同で建設を決めていたiterに、単独で実験炉を作るのを予算的に躊躇していた各国が相乗りしたのが現iterの体制である。
建設地決定の遅れや、上記の各国が機器を持ち寄って組み立てるという、みずほ銀行の勘定システムばりにカオスな体制のために建設は当初予定から20年近く遅れ、2025年初稼働(テストみたいなもん)、本格稼働は2035年という状況になっている。実はこの遅れが核融合ベンチャーが乱立する現在を作ったと言っても過言ではない部分があって、というのも、核融合ベンチャーにはiterに予算が取られて食い詰めた研究者が立ち上げた組織が多いのである。
炉形式は保守的なドーナツ型のトカマク。国際協調なのであまり斬新なアイデアは盛り込まれず、磁石も昔ながらの低温超伝導導体を使う。
投入エネルギーの10倍程度の核融合エネルギーを出すことを目指すが、投入"電力"ではないため、正味はマイナス。発電設備も持たない。ここで得た知見を元に発電を行う"原型炉"を設計する、というのが各国政府の公式な計画(ただし予算は決まってない)である。
iterなどの保守的トカマクが、よくあるドーナツ的な形のプラズマを作るのに対して、球状トカマクは球の真ん中に細い貫通穴を通したような形状をしているのが特徴。球状トカマクは磁場を使ってプラズマを閉じ込める(押し込める)のに有利ではあることがわかっているものの、まだ高温・高密度での実績は弱い。
トカマクエナジーは高温超伝導導体で球状トカマクの磁石を作ることを目指している。球状トカマクは保守的トカマクに次いで実績があるので(日本には九州大学にQUESTという中型装置がある)核融合ベンチャーとしては「目新しさ」は弱いものの、逆に堅さがあるともいえるだろう。米国プリンストン大学(NSTXという装置が燃えて止まっている)とも連携しているらしく、そういう意味でもチームが強い。
すでに100億以上の資金を調達しており、堅実に装置を作って稼働させている。すでに1500万度程度のプラズマを実現している(年内にはこの装置で1億度を目指す)ため、単純な段階としては核融合ベンチャーのトップランナーと言って良い。(世界最高温度は1000億単位かかった日本JT-60Uの5.2億度)
2030年までに電力を電力網に送り出すことを目標としている。
MITのチームがベースになって設立した核融合ベンチャー。もともとMITはAlcator C-modというトカマクを持っていたが、CFSはこれをベースにしたARCという核融合炉を提案している。現在はその前段階装置であるSPARCを建設中である。
Alcator C-modは小ぶりながら、世界最強の高磁場(最大8T)を作れるトカマクとして、他では真似できない成果を出していてプラズマ業界では存在感があったものの、2016年に完全にシャットダウンした。それと前後して元々力のあったMITの高温超伝導研究者とAlcator c-modのプラズマ研究者がタッグを組んで提案したのが、ARCである。
2030年代にはSPARC(商用炉でないものの投入電力より大きな出力を出すことを目指している)を稼働させることを目指しているので、ほぼtokamak energyと同じ目標を少し遅めの日程で掲げていると言ってよいだろう。
ARCという名前は、どう見てもアイアンマンのアークリアクターに引っ掛けているのだけど、残念ながらロバートダウニーJrは再エネ関連に投資しているようでアイアンマンとのシナジーはないようだ。
MTF(磁化標的核融合方式)と呼ばれる方式で核融合炉を目指すカナダのベンチャー。この企業はCEOの人のカリスマ的なやつで早期にお金を集めたという印象がある。CFSやtokamak energyがトカマクによる磁場閉じ込めでの長い歴史と実績(90年代に米国はMITの装置ではないが1000 kWを超える核融合出力を実現している)とチームの長い研究歴を背景に、ある種の堅実さをアピールしている一方で、MTFはテーブルトップでの成果も出ていない状態からスタートアップを初めている。液体金属をぐるぐる渦巻かせて中心に空間を作り、そこに吹き込んだプラズマを液体金属で爆縮して断熱圧縮で高温にするというシステムである。野心的であるということはゲームチェンジャーになりえるということであるが、一方で論文などの試算はかなり大雑把なものなので(プラズマや液体金属がうねったりせずにすごくきれいに断熱圧縮される計算)、「そんなきれいに押しつぶされてくれるもんかねぇ?」という印象を持っている人は多いだろうと思われる。
メジャーな核融合ベンチャーの中では多分最古参企業で、おそらく最大の資金投資を受けている企業。FRCという、トカマクなどとは異なる磁場閉じ込め形式を目指す。FRCはプラズマを閉じ込める磁場を、コイルではなくプラズマの動きで作る。5000万度を達成済で、2030年までに発電実証を目標としている点はCFSやtokamak energyと同じ。FRCは高温は作れてもプラズマを安定して維持する能力は低いので、5000万度を作ったからかといって他より先に進んでいるかというとそんなことはないが、装置を作りまくって成果を出しているのは確かである。元々は陽子とボロンの核融合反応を使った発電を目指しており、その反応で出る3つのアルファ粒子に由来して"Tri Alpha Energy"という名前だったのだが、今は他の形式と同じ重水素と三重水素を使った発電を直近の目標とした(陽子ーボロンも捨ててないらしい)ためTAEと名前が変わったらしい。
細かいところはよく知らないが、核融合一辺倒ではなく、応用技術の特許化などで収益をだしているらしく、そこはすごい。
装置名が「ノーマン(現行)」「コペルニクス」とかっこよいのも特徴。
京都大学小西教授が率いる日本初の核融合ベンチャー。小西教授は核融合炉ブランケット(後述)を専門にしている人で、一般向けエネルギー関連書籍を出してたりしている。
ただし、この会社は核融合炉全体を設計するのではなく、ブランケット(核融合で出た中性子を受け止めて熱に変換するところ)の設計を売る会社である。海外などのプラズマ屋さん主導の核融合ベンチャーは、ブランケット設計はあまり注力していないところが多いので、そういうベンチャーに「あんたの炉はこんなブランケットがおすすめですよ」と設計を売るのが仕事。まぁベンチャーの目的なんて投資額と投資家の意思でどうにでもなるといえばそうなので、お金が予想外に集まればプラズマ屋さんも集めて核融合炉全体の設計・製作だってやるのかもしれないが、さしあたり核融合炉自体を作る予定はなさそうである。ほかもそうだが、日本のベンチャーはこの2年でようやく2つ立ち上がっただけなので、今は正直海外と比べると桁違いに規模が小さいし弱い。ここも表に出ている研究者は一人だけである。
Webサイトの小西先生がちょっと疲れているように見えるのが気になる。
2019年創業。"日本初のフルスタック核融合ベンチャー"をうたう企業。光産業創成大(浜松ホトニクスという企業が作った大学院大学)の研究者が設立したらしいが、新しいため詳細は不明。"フルスタック"という言葉はよくわからないが、京都フュージョニアリングがブランケットのみの開発を売っていることと対比して、核融合炉全体を見て実現を目指すという意味だろうと思われる。レーザー核融合は米国NIFの2010年代の大コケにより世界的に元気がないので、生き残りをかけているのだろう。日本のレーザー核融合といえば大阪大学のレーザー研があるが、こことどの程度の連携をするかなども詳細不明である。
ちなみに、"EX-Fusion"で検索すると、ドラゴンボール関連ゲームでの同名の設定のほうが上位に表示される。
Webサイトのみ公開されている未設立の企業。まだ設立すらしていないので何もかも謎だが、噂では日本の核融合科学研究所のチームが作るようだ。核融合科学研究所は1億度を超えるプラズマの実績のあるヘリカル型(トカマクとは違うよじれたコイルが特徴)の装置を保有しているのだが、近々シャットダウンを予定している。その後は新規の大型装置の予算が確保できないために小型設備での基礎研究に舵を切るとされているため、内部の核融合発電所を本気で作りたい一派が起業するらしい。日本で"ヘリカル型"といえばここか京都大学なので、名前からしてどっちかであるのは確かだろう。
音楽の売買って側面じゃなく心情的な面についてこの記事の中から探すとここなんだと思うんだけど、
イワモト:SpotifyやApple Musicといったストリーミングサービスの普及により、音楽に愛着や思い入れを抱く機会が減っていると考えています。
CDやLPなどの質量を伴うパッケージでコンテンツを取り扱っていた頃は、手触りがあって所有している感覚が得られるので、愛着も沸きやすかった。部屋に飾っているジャケットが目に入ったり、歌詞カードやライナーノーツを通じてアーティストの思いに触れたり、それらの意匠の意図を汲み取ろうとしたりもしました。アルバムは一枚3000円以上したので、曲あたりの購入コストが高い分、一つひとつの音楽を大事に聴いていたということもあると思います。
「愛着」や「思い入れ」、「手触り」、「一つひとつの音楽を大事に聴いていた」っていうこういう楽しみ方をしていた勢が絶滅しかかってるので、何とか残したいんじゃないのかね
自分も増田と同じでガンガン聴こうぜ派で、多分今ならそういう派閥もあっていいけど、ストリーミングサービスを利用し始めるとみんなその派閥になっていくけど、
昔ながらの「曲に愛着や思い入れを持って、CDジャケットを飾ったり眺めたりして1曲ずつを楽しんでた」タイプの人も居ていいじゃない、って話なんだと思う。
https://www.tyoshiki.com/entry/2021/08/25/221310
https://togetter.com/li/1709770
ネットの巷で有名なポリコレアフロが出てくる「ミステリと言う勿れ」を4巻まで読んだ。ネットで有名なのは「子供はバカじゃないです」と「父親教室の体験学習でテスト」のくだりだろう(子供はバカじゃないですのくだりは3巻P37、テストのくだりは3巻P133に出てくるが、ぶっちゃけ3巻だけ買って読んでも前後の話は大体つかめる)。
ざっくりいうと「アフロで偏屈な大学生がうんちく垂れながら事件を解決していく漫画」なのだけれど、ネット受けしやすい部分が変に切り取られて無駄に拡散しちゃってるだけな気がする。
脳内インデックスから似た作品を探してみて、「ちひろさん」と「クロエの流儀」が出てきたけど、「ちひろさん」はショムニの作者の主義主張を元風俗嬢に喋らせてスカッとコンテンツに仕立てたいわば海辺のショムニで、「クロエの流儀」は「ちひろさん」をものすごく邪悪にした作品だけど、ポリコレアフロは「ツッコミ役のいるちひろさん」かなって最初は思ってた。
でもポリコレアフロは育児家事を母親任せの昔ながらのザ、父親が大嫌いで「男も主体的に育児をやろう」的な言動がものすごく目立つだけで、別にポリコレ部分はない。というか真偽不明なうんちくがクソほど多くてそっちに飽きてくる。
というか、アフロの話をスルーしたり首根っこ掴んで遮ったりして登場人物にすら飽きられている。
しかもそんなうんちくやら女尊男卑気味な言説を初対面の人間にもれなく高説垂れるもんだからほとんどの人間にはウザがられているし、なんならキレられてる。
テストの説教のくだりにしても「ネットでちらっとみた記事で詳細はわからない」と前置きしているし、しかも説教の相手は容疑者の父親で容疑者の子供を預かっていただけで、名前も不明な実質モブだ(ちなみにこのオッサンはその後本編に出ない)。
距離感バグって「FF外から失礼するゾ〜」を地で行く人物で、正直友達には欲しくないし職場の新卒でこんなのいたら「あ〜またアイツなんか言ってるよ」で終わるやつなんだよね実際。
でも相手を貶めようって悪意だとか自分が絶対正しいって独善性のようなものは全然感じられなくて、ネットや本で見た知識をひけらかしたい一種のアッパー系コミュ障のようにも感じた。
まあ1巻の後書きで作者が「閉鎖空間で主人公がひたすら喋るだけの漫画」と書いてるくらいだから、そういうのがハマる人にはハマるんだろうけど、自分は例のテストのくだりが出るまで我慢してKindleで買って読み進めていたけど肝心のミステリー部分はなんの驚きもなく内容を覚えてもいない有様だった。
うんちくも量が多くてうんざり気味だし、ミステリー部分も読んでてめんどくさいので4巻の広島八つ墓村編から先を読もうかどうか迷っている。
ところで、自分がこの作品を読んで仮面ライダー龍騎の北岡弁護士の名言(?)「英雄ってのはさ、英雄になろうとした瞬間に失格なのよ。お前、いきなりアウトってわけ」を真っ先に思い出した。
(それはそうと公式が百科事典的なコンテンツを写真付きで提供してくれるのは本当にありがたい)
https://www.kamen-rider-official.com/zukan/character/1723
言ってること自体は正しいようにも見えるし実際言葉だけ切り取られて変に論争されているのも観測したけど、本編を見たらわかるようにアレは相手を撹乱させるための出まかせ(そもそも北岡弁護士は悪徳弁護士である)で、相手によっては「英雄になろうとする意思が強いやつだけが英雄になれる」とか真逆のことを言いそうでもある。
コンテンツを雑に切り取られて変に拡散して本編を見てもない人らで不毛な言い争いが続いているのはなかなかしんどいものがあるっていうところは、ミカンの人に同意する。
日本は経済のパイが膨らんでいかないので、日本の産業全体がゼロサムゲーム的になっていて、
限られたパイをどう奪うかという醜い争いになってるし、
GAFAを初めとした大手テック企業はサーバや回線にガンガン投資をしている
ウェブ産業というのは0.1秒の画面表示の遅延とか、1日サイトの更新がなかったとかで、
一気にユーザががくんと減る市場だから、継続的に資本を投下して回線を増強したりサイトを更新し続けたりできる企業が圧倒的に強いんだよね
ユーザは慣れたサイトにロックインされる傾向があるから、それが積もり積もって極端なユーザの囲い込みが起こる
そしてハッカー界隈のイデオロギー、気の効いたアイデアとソフトウェアの実装力でガレージ企業が大手テック企業を倒せる
というのは建前で、実際のところますます巨大資本の独占市場になっている
既に欧米では政治レベルでこの危険性に気がついていて、googleやfacebookを相手に国が独占禁止法を持ち出して頭を押さえようとしているけど、
例えばキャッシュレスだが、お店側からすると売上が増えるわけでもないのにレジに投資しないといけないし、数%マージンを持っていかれる。
消費税を数%上げるだけで経済シュリンク効果があると言っている人でも、キャッシュレス推進派がいてどう考えているのかわかりにくい。
全体のパイが増えていっている中で、消費者目線で利便性が上がるのは大歓迎だが、そうなっているだろうか。
アメリカ大手テック業界がコングロマリットを推し進め、定義を曖昧にして市場規模が大きくなっているように見せるが、日本じゃ通用していない。
中間業者をなくそうという動きはずっとあったが、テック企業が単に中間に入ってマージンを取るようなビジネスモデルしか持続できない。
これからはソフトとサービスの時代だとずっと言われてきたが、投資した物が後に残らなかったり、米テック企業に振り回される。
ソフトはずっと更新し続けるものかもしれないが、ずっと外因や一部企業に振り回される。
1国内でとどまらずグローバルで展開出来ること以外に強みはないのではないか。
船や飛行機より通信は早く、税関でのチェックや複雑な仕組みに対応しなくていいのが強みではないのか。
日本で、これからはソフトとサービスの時代だと言っている間に、1周回ってハードの時代になってないだろうか。
Googleやフェイスブックやマイクロソフトは大量のサーバーを持っている。
Googleなんてエッジが大事だと言いつつ、客が端末代と通信費代を払ったAndroidで、皆が寝静まり充電している端末を使って演算するだろう。
Appleは似たような体系の企業は他にあるが、あそこが強いのは他社に自社有利な契約を飲ませているからで、有り余る金がないと真似できない。
テスラもソフトウェア的な設計を機械設計に持ってきたところばかり注目されるが、ハードに投資しており、AIが必要だという話になれば自社半導体を作るところから手を付けている。
賃金が高ければ消費者になれ、国内に消費者が多ければ機械化で生産したものが消費される。
東京近辺のような賃金は高くなったが居住空間が狭く、消費は限定的で投資に向かい、巡り巡って不動産に金が流れ、賃金上昇よりも家賃上昇速度が早く、
格差が広がっていくのは辛くないだろうか。
【追記有り】「女性の方が男性より育児に向いている」はジェンダーに関係なく事実だよね?
意外だったのは
という昔ながらの意見を肯定するブックマーカー、増田が殆ど見られなかった事だ。
という考えの方が「圧倒的多数」だった。
これには本当に驚いた。自分は
と思って育って来ていて、恐らく周囲の人間や同世代の友人の中でもそう思う人は多いだろう、と何も疑いもせず信じてきた人間だからだ。
特に、「体力や筋力面から見れば男性の方が女性より育児に向いている」という意見は目から鱗というか、コロンブスが卵を立てる所を見たかのように驚いた。
男性は家の外で働いて収入を稼ぎ、女性は家の中で子供を育てる物と思っていた。なので、「体力的に言えば男性の方が子育てに向いている」という発想その物が頭になかった。
確かに体力や筋力で男性が女性に勝る傾向がある事は否めない。女性も従来思われていたほどか弱い存在ではないし、個人では男性よりよほど強い女性も幾らでも居る事は承知の上で。
しかし、
という意見を見て一つ思った事がある。
それは、
とも言えないだろうか?という事だ。
最近は「女性は男性より弱い性別であり、男性の保護される必要がある」という考えは女性差別的であり古臭い価値観として廃れてきている。
数十年前までは女性の社会進出など考えられなかったが、今では女性も当然のように社会に出て労働に従事し、男性に何一つ劣る事の無い仕事ぶりを見せている。
「女性はか弱い存在であり家の外に出してはいけない」と、今では考えられないような人権無視が女性差別によって平気で行われる事がほんの数十年前までこの日本では当たり前だった。
「家事・育児は女性の仕事であり男性が行う事ではない」という考えもほんの30年前までは一般的だった。たった30年、クッキングパパで「男性が料理をするなんておかしい」と何の違和感もなく表現されていた時代だ。
という考えは今や常識であり、性別で人間に能力差があると考える人間はいつまでもカビの生えた価値観に囚われた性差別主義者(セクシスト)と蔑まれる光景はよく見られる。
少なくとも、性差などというあやふやな概念は明確な「個人差」よりははるかに影響の小さい物だと、最近ではそう思っていた。
そう思っていた所に「体力や筋力的に男性の方が女性より育児に向いている」という女性達からの何一つ偽りないであろう率直な意見が出てきた。
少なくとも従来考えられていたよりか弱い存在ではない、それは間違いない。
のだろうか…?果たしてどちらの考えが正しいのか。自分には良く分からなかった。
①体力的に男性の方が女性より育児に向いている。②労働は男性が言うほど過酷ではなく女性の体力でも付いていける。の合わせ技でそれだけ育児が大変って事なのでは?子育てより働く方が大変って人殆ど居ないでしょう
するとこれからは男性が育児を担い女性が働いて収入を得るってケースが増えてくるのかな。
こういう考えを専門的な知識がある学者さんとかはどう思ってるのか気になる。
増田で強調文字を使いこなすネット慣れしてそうな人でも、以前からネットでは時々目にする「男は体力あるから子育て向き」説に驚くとは、人は知らない事は知らないものだなあ。それとも"この分野は素人"構文かしら
むしろその考え方が「何で知らないの?」扱いされるほどメジャーな物だったなんて本当にたった今まで知らなかった。
観測範囲の違いかな…女性が多い場所だと当たり前のような考えなの?
最後に一つ。
あんまり考えたくは無い事だけど、時と状況でころころ強者と弱者の立場を使い分けてないよね?
ですよね。
現代は賃金格差が埋まってきているのだから女性が働いて男性が家事・育児をする家庭があっても良いという考えがある。
ライフスタイルは人それぞれだから勿論そういう生き方が認められるべきだし、現代においては先進的とも言える。
ただ、最近気がかりに思う事が出来た。
という物だ。
つまり高収入の女性が低収入・無収入の男性と結婚して生活を支えるべきだ、という事だろう。
幾ら賃金格差が縮まったとはいえ、女性の平均年収(280万円)が男性の平均年収(560万年)の半分しかないこの格差社会で、これはあまりに厳しい。
ならば女性ももっと稼げるように努力するべきだ、女性の平均年収が上がるように何らかの動きがあるべきだ、という意見もあるがその話は今は置いて置きたい。
女性が働けば男性が育児をする、という人は多いが、根本的に「男性の育児能力は女性に劣るので男性は育児に向いていないのではないか?」という疑問がある。
女性は10か月以上、自分のお腹の中に赤ん坊を抱えてまるで自分の一部であるかのように、自分以上の命であるように、我が子を慈しみ大切に育てる。
幾ら医療技術が発達しても出産の際に命を落とす女性は居なくならない。新たな命を産み落とすという行為は、いつだって命懸けだ。
そうしてこの世に生まれてきた我が子を抱きかかえ、お腹を空かせた我が子に乳を与え育てる。
粉ミルクという画期的な発明のお陰で赤ん坊にとって母乳は必ずしも必須ではなくなっているが、やはりそれも母乳の「代用品」でしかない。
また、子供は男性の筋肉質で堅い腕より女性の柔らかみのある腕に抱かれる事を好む。これは理屈の無い感覚的な物なので、どうしようもない。
女性だけが子供を育てるべきだ、という昔ながらの価値観は今では古臭い物になった。育児に母親だけでなく父親も積極的に関わるべきである。
だが、同時に男性はどうしても育児という分野で女性に敵わない部分が生来的に存在する現実も、また否定出来ない。
これから先人類が進化していくにつれて、その内男性と女性の肉体的境界は曖昧になっていくかもしれない。「男性の育児が女性と比べて不利」で無くなるには、その時を待たねばならないのかもしれない。
今更ですが、この「女性の方が男性より育児に向いている」という考え方は私独自の物ではありません。
三人子供を産み、夫の協力を得られずワンオペ育児をしたり時には実家に帰ったりもしながら何とか三人とも育ててくれた母が私に教えてくれたものです。
母に育てられた娘達も、時には実家で母の力を借りながら何とか子供を育てています。
母の言う事が全て正しいとも思いませんが、やはり三人の子供を一人で背負い自転車に乗って育てた母の言葉はそれなりに説得力がある物だと思っています。
母曰く、「子供は父親の匂いや堅い腕では落ち着かない。母親の匂いと柔らかい腕に抱かれて落ち着く物だ」との事です。これは私の父が喫煙者だった事も大いに関係があるような気はしています。
ビールが好きで社会人になってから大分のみ歩いた。休日はブルワリーを巡り、クラフトビールを飲み歩いた。同期、先輩、後輩及び友人とそしてマッチングアプリで引っ掛かってくれた女性と連れたってビアバーに行き、布教しまくった。女性と後輩なら必ず奢った。チェコとドイツに行き本場を味わい、通販で様々な銘柄を買って、記憶の相違を確かめた。変わったところでは米軍基地なんかで飲んだ。オクフェスの殺人的な値段付けを憎んだが、良心的なビアフェスがボランティアだのみなのも怒っていた。全国転勤を利用して海外ビールの飲みやすい名古屋へ越した。休日の過ごし方はとりあえず飲みが中心だった。
最近『ラーメン再遊記』という漫画を読んでいて主人公のいう「昨今はクラフトビール・ブームと言われ多種多様でハイレベルなビールを楽しめる状況になってきているが、シェア的には大手メーカー遠く及ばない。その理由は様々に考えられるが…昔ながらの『風呂上がりの生』を凌ぐビール体験を生み出しえていないということは大きいかもしれん」というセリフにノックアウトされてしまった。思えば、銭湯でサウナに入ったり、ランニングしてシャワーの後で飲むのは大好き。ヨーロッパに至っては時差の関係もあり、ギンギンに目のさえた朝走りまくって昼からの飲みに備えていた。風光明媚な市街地、マイン川のほとり、すべてはビールへの助走である。
薄々気づいてはいた。ドイツでだって汚いグラスに洗浄の行き届かないタップから注がれた温度管理されてない樽のビールはカラオケ屋の金麦よりまずかった。サーブされる環境と受け取り手の体調にめちゃくちゃ左右される。それははっきりと銘柄やビールの種類を選ぶ楽しみのすぐ隣で生中に1000円払ってなお、あんまりうまくなかったなという感想になることがある。
快楽を形作る要素として一番大きいは受け取り方だ。風呂上がり、ランニングの後、残業その他ストレスのすべて(ストレスはすべてアルコールをうまくする。おれは労働を止められる気がしない)の後で飲むことそれがすべてだ。後はちょうどよく冷やすことだ(ヨーロッパでは常温で飲むとかしたり顔で言う奴を無視しろ。ヨーロッパは寒い土地だ)。色んなビールのスタイルにチャレンジして尺度がついてしまったのもある。もう好きな味だけ飲めばいいという気もする。
そもそも発泡酒も新ジャンルも好きだ。酒税に翻弄されてできたレシピであるギネスがビールなら、バーリアルだって文化の味わいだ。
うまいビールは本場にはだけではない、ビアホール、ホームタップだけでもない。どこでもいつでもうまい。すべては心のありようだ。それに気づいた。高いビールに果敢にチャレンジすることは減って行くがビールが嫌いになった訳でもない。ちょうどいい距離を保てそうである。ありがとう『ラーメン再遊記』最高の漫画だぜ。