はてなキーワード: たかだかとは
(追記2)
JTCはどこもその傾向があるかもしれないけど、管理能力ろくにないジジイが会社の3割超えて存在し、大したことやってないのにそれに高い賃金払う
他の会社じゃありえないだろう低いレベルの人材が高所得をもらう、そんな人材は外でも通用しない、外で通用しないけど村のせまいコミュニティの中でお山の大将(たかだか片手で数えられるレベルの人間の管理)しかしてない人間に高い給料を受信料から払う
・給料について
ここに基本全部公開されてるよ
https://www.nhk.or.jp/pr/keiei/kyuyo/pdf/kijyun-syokuin.pdf
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(追記1)
・具体的なことなんか書くわけないだろ、どこで特定されるかもわかんないのに
ぼやかしてるよ
・想像で書いてると、なぜそう思うのかな?外の人ならそれこそ何がほんとかわからないし、中の人ならそれこそ具体的な事例書いてみてくれ
まあ中の人たち、部局が違えば何やってるか何も知らないし、なんなら同じ部局でも職種違ったら何やってるか知らないレベルの極度の縦割りだけどねw
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みんな新卒でこの会社に入り、外のことを全く知らないので、世の中の常識をまったく知らない
政治家も似たようなもんだよね
俺様たちは天下のNHKだからこのようなお布施は当然、くらいの感覚だ
そりゃ常識なし、コスト感なし、他を全然知らない人間が「公共」の意味を理解できるわけもなく
金のなる木には、いろいろなものがすり寄ってくる
常識を知らないやつらをうまく騙せばよいの理解した一般企業から、官僚、政治家まで
ここまでずぶずぶだとは思わなかった
これはどう頑張ってもスクランブルとか無理
郵政民営化みたいなことを総理大臣が言い出さない限り変わらない
ここにずっといると社会人として終わることがわかっているけど転職の方法がわからない
困った
「やり過ぎは毒だ」って。
「大は小を兼ねる」 「材大なれば用を為し難し」
これどっちも真実でしょ?
極端すぎるものは適用範囲を超えるけど、範囲内なら兼ねることができる。
お風呂の温度にしても10度だと冷えすぎだけど、熱くしようとして100度だったら茹でガエルだろ。
ちょうどいい40度前後が個人差でも選べることができるベストだろうが。
結局世の中の真理はいつも中庸にあってブッダが2000年以上前に結論出した答えにいつまでもたどり着けないのが人類に絶望した。
無味な人生を送れって言ってるんじゃなくて丁度いいお風呂の温度を探求すれば?って話。
でも「熱い風呂は健康に悪い!これからは水風呂だ!」もどうなんだよ。そのあと、どうせ「これからは熱い風呂だ!」の揺れ戻しだろ。
極端と極端は完全な中庸を探索するためのツールとして使われるものであるべきなのに、完全に流行を作り出すためのツールに成り下がってる。
人間の一生がたかだか80年程度でクソ雑魚のせいなのもあるけど、歴史からみて人類は同じことの繰り返しが多すぎだろ。
少しずつ前進してるにしてもいい加減、無意味な極端から極端といムーブメントは卒業してほしいんだわ。
個人か社会か?の話にしたってどっちか偏ったら結局全体の幸福度は下がるに決まってんだろ。
インフラが崩壊したら個人の自由が保たれても幸せなのか?財産持つことが許されないけど子供が沢山いりゃ幸せなのか?
違うだろーが。両方だろ目指すべきは。
そのために限られた時間金労力人をどう最高の配分するかが悩みどころなんじゃねーか。
なんでお前ら大半の思想家や政治家や凡人どもは極端なゴールしか設定できねーんだよ。
1日8時間+αで週5働いて、土日は友達と遊んだり夫婦や子供たちとサザエさん観ながらチャンコ鍋をつつく。
大半の凡人で才能のなく努力もできず環境も味方してくれないのが人間だろ。
大金持ちになりたいとかスターになりたいとか好きなことして生きていくなんて、9割の人間が無理なんだよ。
今の個人主義に偏りすぎた西洋社会では多くの人間が不幸になるし、
かといって東側のように個人の自由がなさすぎても文化的につまらない社会しか作れない。
結局のところ西側は拡大しすぎた個人主義にどこにボーダーを設けるのか、開きすぎた格差をどう解消するのかがゴールであって、
それを語らない思想家も政治家も全部まがい物にすぎない。一部の弱者だけを救済したところで解決にならない。
ポリコレやハラスメント問題にしても何でも極端から極端に走ろうとすんのはやめてほしい。
どうせそのあと30年や50年もすればまた元のファッションに戻っていくんだから。実につまらないよ。ダサい。なんの進化もない。
日本もどうせ人口ピラミッドが解消されはじめた前後でまた家長制度の復権に近いようなことが必ず起きる。
どれだけ否定したところで社会が揺れ戻しを起こすことで回復を狙うから「あり得ない」とか言っても現実として起きる。
あり得なくても隕石は地球に落ちてくるし、人間がどれだけ嘘を信じようとしたところで現実に発生するんだからどうしようもない。
極端から極端に映る過程もロスだし、毎回同じことを繰り返して大して進歩してない反省を得るのも本当につまらない。
これ面白いな。
俺からすると、カフェで隣に座ったやつの服装をどうのこうの言う方がよっぽどマナー違反だし品も性格も悪いだろ、って思っちゃうんだけど。
なんていうか、女性の不愉快って、男性のそれより閾値が低い。そりゃ俺も隣がクチャラーだったら不愉快だけど、それよりもよっぽど低い場所に閾値があると思う。
以前、母親&姉と一緒に食事に行ったときに、近くの席に座っていた若い女性が、靴を脱いでめっちゃ足裏が見える姿勢で座ってたことがあった。俺は新海誠と似たような性癖の持ち主なので役得だと思っただけだけど、あとで母親がその女性のことを「品が無い座り方でどうかと思う」みたいなこと言い出して、姉も頷いてるのを見て、(えっ!? たかだか他人の足裏程度にどうこう陰口を叩く方がよっぽど品が無いけど???)と思った。口には出さんかったけどね。
別に、一人1000円程度で収まるような店なんだし、奔放な座り方する女の一人や二人いてもいいだろ、って思うんだけど、そこで不快感トリガー発動させちゃうのが面白いなと思った。いやー、近くの席のやつの悪口を言い出す方がよっぽど不愉快だし、場の空気を壊すでしょうよ……女性の不愉快トリガー、閾値が低い上に肝心なところで発動しないまである。
ちなワイも半ズボンでオシャレなカフェに行く民なので一瞬「これ俺か?」って思っちゃったけど、「めちゃくちゃ仕事できそうなおしゃれイケメンだった」って書いてあるから違うな! 半ズボンでカフェに行くの楽しいし快適だから、みんなもやろうぜ!
本人に言うわけでもないのにマナー違反とか言う方がどうかしてるわ
俺の目の前で近くの席に座っただけの他人への悪口大会をおっ始めることは愉快か不愉快かでいえば不愉快なんだけど???
足裏が見えるような奔放な姿勢で座ってる女なんかよりも、いきなり赤の他人への悪口を始める方がマナーに即してないとは思いませんか???
これは俺も前から「具体的に何をどうすればいいの?」って気になってた。
ブコメで日傘の件が言われてるけど、俺が日傘を差さないのは「通勤は自転車で、屋内ワークだから仕事で日傘を差す機会がない」「多少の日焼けはしていた方が格好良い」「建物と建物の間の短時間の移動でいちいち傘出すのめんど」という理由がメイン。「男が日傘を差すなんて恥ずかしい……」という理由は特にない。え? みんな恥ずかしいから必要でも日傘差してなかったの? そんなにアホだらけなの?
その「日焼けは格好良い」という価値観が「男らしさ」なんだ、ということかもしれないけど、俺が何をかっこいいと思うかについて他人から降りろと言われる筋合いはどこにもないしなぁ……好きで化粧してる女の人に向かって「女らしさから降りていいんだよ」って言ってるみたいなグロテスクさがある。もちろん化粧の強制は滅ぶべきだけど、好きで化粧する分には自由だし、他人からどうこう言われる筋合いないでしょ。それと同じだよ。
あとは、最近話題になったのだと「転勤」とか? あったよね、転勤を命じられた女性が次々に辞めるっていう増田(anond:20230807134943)。俺は正社員でい続けたいから転勤を呑むけど、それは男女関係ないよな。正社員の身分保障の手厚さを知ってしまうと、たかだか東京から離れたくない程度のことで正社員の地位を失うなんて考えられない、って思っちゃうけど、これも別に男らしさどうこうの話ではないし(もちろん「非正規の身分保障も正社員並に手厚くするよう要求する」という手法もあり、それを期待して共産党とかに入れてたんだけど、昨今の萌え絵叩きでまあ無理になりましたよね。お前の票なんか要らないよって堂々と言われてまだ入れ続けられるほどマゾヒストじゃないので……)。
過度な競争心をなくせ? いやいや、ぼーっとしてたら男女問わず優秀な奴らがどんどん業績を上げてポスト獲っていくのを見たら焦りもしますわ。後輩が素晴らしい業績上げてきたときの感情とかもうグチャグチャですよ。競争しないと生き残れない業界なので、競争せざるを得ないっす。これも男女関係ないけど、最近は採用で女性が優遇されるようになってるから(しかもお役所公認というね。アホかよ。性差別やめろ)、男の俺は女より多くの業績を上げないといけないわけで。「アファーマティヴ・アクションの一環として、業績が同等なら女の方を優先して雇う」と言われてる世界なんだから、男に生まれた以上は女以上に頑張らないといけない、というインセンティヴが生まれるよな。あたりまえ体操。
趣味は既に男らしくないしね。少年誌的なバトル漫画よりも可愛い女の子が出てきてワチャワチャする漫画を好む、というのは普通に「男らしさ」からは外れるし、キャラクターの掛け合いの妄想をネットに書き込んだりするのも男らしくないしなぁ(某掲示板では、キャラクターの掛け合いを妄想してネタにすることを「お人形遊び」と表現していたけど、すごい的確だと思う。オタクがキャラの会話を妄想するのはお人形遊びだよ)。むしろ女の人の方が熱心に少年漫画読んでる説ないですか? 知り合いの女性が『バクマン』にハマったかと思えば、別の女の人が『ハイキュー!』にハマっていて、俺より少年漫画読んでるじゃんw と思ったもん(ガルパン劇場版に通い詰めながら。要するに少年少女はプリキュアやライダーみたいな同性に憧れるけど、ヘテロセクシュアルの大人は魅力的な異性がいっぱい出てくるコンテンツを好む、ってことなんだろうね)。
パフェやケーキとか笑う。毎週どっかの喫茶店で甘いもん食ってるわ(そして毎回写真も撮ってる。はいふりカメラで)。スーパーで甘いもんよく買うわ。美味しいよねスイーツ。久しぶりに帰省したら親から「明らかにお前の横幅がデカくなっている。健康に悪いから改めろ」と言われたけど、それは男女関係ないし……。で、俺は甘いものが好きだから甘いもの食べてるけど、特に甘いもの好きじゃない、とか、喫茶店で食うくらいならスーパーで買うわ、っていう男も大勢いるわけで、彼らにわざわざ喫茶店でパフェやケーキを食べろというのもおかしな話だし……え? ひょっとして世間の女の人って「『男らしさ』の呪縛に囚われてスイーツも食えない男の人かわいそう……」って思ってるの? アホか。食わん奴は好きじゃないかカネがないか身体的な事情があるだけだよ(糖尿病予備軍とか、アスリートで体脂肪率を厳密に管理してるとかね)。
女子供を守るとか? そもそも彼女いないし、童貞だし、警察官や自衛官でもないから、必然的に守るべき女子供とかいないし……。まあそりゃ他人を助けることくらいはあるけど、これも別に男女関係ないよね。災害とか通り魔とかに遭ったら、友人やら家族やらはもちろんなるべく見捨てないようにしたいけど、他人を見捨てて我先にと逃げるのはまあ男女関係なく当然というか。避難するときの「おかし」は「おいてけ、かまうな、しかたない」の略だって義務教育で教わるよな?
モテを求めるのが男らしさとか意味わからんわ。異性愛者なんだから異性からの愛情が欲しいと思うのは当然だろ。オスもメスもあるかよ。こないだ喫茶店でケーキ食って茶飲みながら読書してたら「あー早く彼氏作りたーい」とか話してる若い女がいたぞ。一部の男女論に熱中してるジェンダーオタク以外はそういう温度感なんだよ。男に男らしさから降りろどうこう言うならまずは「早く彼氏作りたい」とか言ってるそのへんの若い女捕まえて「女らしさから降りろ」って説教してこいよ……って思ったんだけど、ラディカルなフェミニストの人たちは割とやってるなそれ。うん、男女平等でよろしい。
見た目に気を使う? 知らんわ……髪型やファッションは全部「自分にとって快適か」で決めてる。毎日シャワー浴びるのも自分がそれで快適だからだし、登山用Tシャツで職場に行くのも快適さを追求してのことです(服装規定が緩い職場でよかった)。ファッションに興味を示さないのは男らしさの証だから降りろ、とか言われてもマジでどうでもいいから困る。服装選びとか最短で済ませたいんだわ。モンベルとユニクロで全部揃うのに何軒も店回りたくねーよ。興味ないことを延々とやらされるのは普通に苦痛だよ。電車や恐竜に興味を示さないのは女らしさの証だからもっと女らしさから降りてお人形よりも電車や恐竜に興味を持て、って男が言ってまわったら狂人扱いで終わりだと思うんだけど、なんで似たようなことを女が言うのは咎められないんだろうな。
(もちろん本気でモテたいと思うなら服装の改善は当然だろうけど、大抵の服がダサい男の言うモテたいは初詣で世界平和をお願いするようなもんだから)
ともかく、抽象論で言われてもわけわかんないんで、もっと具体的で、かつ、俺がQOLを上げられるような指針をくれませんかね、って思う。「男らしさ」から降りて、それで俺のQOLが下がるならそれにはなんの意味もないんだわ。日傘とかスイーツとかそういう的外れなやつじゃなくてさ。興味ない分野に興味を持てという圧力かけるのでもなくてさ。
私も似たような考えで妻の姓に変えました。一部の女性が男性姓に変わることで自分が無くなる気がするという意見を耳にすることが稀にあります。私自身も20年近く妻の姓でいることでようやく自分で無くなるような思いに至りました。名前はただの記号であると言う人もいますが、社会生活上において名前(特に姓)は自己との結びつきが強いものだと思っています。妻の姓を名乗る際に、本来の自分の姓に何年後(何十年後)には戻す場合もあるかもしれないということは改姓前に夫婦相互間で取り決めをしておいた方がいいかもしれません。たかだか名前、されど名前だと妻の姓を長く名乗ることで気づいた私自身の思いです。ご参考になれば幸いです。
関東の田舎で働いてる。しがない機械工場勤めだ。話したいことがあって増田に投稿する。
いま居るとこは、すげーのどかだ。ほぼ東京の隣であるにもかかわらず田んぼが結構並んでる。あと数か月で稲刈りだな。今週ぐらい、近くの神社で夏祭りがある。嫁も子供もない自分は参加しずらいが、それでも毎年行ってフランクフルトと焼きそばを買って帰る。のどかな地域だと思う。地元なので思い入れはある。
それで、何か事情のある家族もいないし、二週間に一度は飲みに出る。安い焼き鳥の店で千円ちょっとだけ飲み食い(ボーナスが出たばかりだとやや高い店)して、それでスナックやラウンジに行く。田舎だから、そりゃあ安いもんだ。飲み放題で三千円の店とかもある。
自分が好きな店は、スナックとラウンジを足して2で割ったようなお店(以降は「お店」とする)だった。婚姻的な意味を表す英語が店名になっていた。最初はなんとなく寄ってみて、「料金高いな」と思ったけど、スタッフがみんないい子ばかりで気に入った。自分はあまりお金持ってないから、いちばん安いウイスキーボトル(ニッカor角)を入れて、一時間四千円ちょっとでしみじみと粘る。でも、ごく稀には同伴だってしてやるんだぜ。いつもカウンターに座ってる。テーブルには座らない。
さて、そんな具合でお店を楽しんでいたんだが、ある時だった。『町内会長』が店に来たのだ。60過ぎたくらいの。初来店だった。今から1年ほど前。
最近の爺さんって若作りな人が多い印象だけど、この人は年相応かなって感じだった。清潔感というのか、そういうのはあった。スーツと私服を足して2で割った感じの服装だったと思う(追記 調べたらセミフォーマルというらしい)。薄緑?~ダークグレーの装いがお店のうす暗い照明に照らされてた。
この人がタイトルの人だ。店の雰囲気にあまり合ってなかった。自分はこれまで、町内会長という役職の人と会話をしたことはなかった。なんか地域の代表者みたいなイメージしかなかった。一般雑誌とかアニメとか寝取られもののエロ漫画(あらくれ氏が描くような...)に出てくる町内会長しか知らなかった。のほほんとした感じの爺さんで、裏腹に一物もっている感じの。。。
続きだ。見慣れない人が来たなあ、と思っていたら、出入口からそう離れていないところで立ち止まっている。スタッフの女の子数人(平均年齢は30~40)も神妙な雰囲気だった。
「どこに座ったらいいですか」と、その人が言うと、チーママが「どこでもいいですよー」と言いつつ、俺とふたつ離れたカウンター席を案内した。それで、自分に付いていた子が2人いて、うち1人がその人のところに行って、あとはチーママが付いた。
そこで、その人が「すいません。料金の説明をしてもらっていいですか」とチーママに言った。で、説明を受けると、「ボトルは入れません。飲み放題にします」だって。※飲み放題の方がセット料金が高いが、ボトル代払ってキープすると安くなる。どっち派かは人による。
なんか、明らかにほかの客と雰囲気が違う。気になって、会話を聞いてみようという気になった......それで、おおよそ以下のようなキャラクターが判明した。
・お店の隣町の町内会長
・町内の飲み会の帰りに寄ってみようと思った(※徒歩)
・都内の商社で働いていて、定年退職した2年前に地元に帰ってきた
・珍しい店名だと思って寄ってみた
こんなところか。商社の名前もどこかで聞いたことがあった。こんな田舎者でも知ってる会社だ。きっと金を持ってるんだろう。年寄りだからな。
問題なのはこの後だ。会長は飲み放題のコース(1.5hで5,500円)にしていた。女の子のドリンクが1杯につき500円のはず。で、来店から10分くらい経った頃だった。会長に付いていた若手チーママ(34)の1人が、「私、一杯いただいてもいいですか」と言った。
すると、会長は左手を前に突き出して、「どうぞ」と言った。問題はその数分後だ。もう1人付いていた別の女の子(31)が、「1杯いただきますね」と言って、焼酎の水割りを作り始めた。
※上の括弧内の数字は年齢だ。オンラインゲームのレベル表示とかではない。わかってるとは思うが……。
すると、会長が「ちょっと待って」と言った。俺がそっちの方を向くと、会長が女の子(31)をちょっと睨んでいた。チーママが心配そうにしてる。
「その飲み物は、一杯につき料金がかかるんでしょう?」
「はい。500円です」
「だったら、その前に私の了解を得ないといけないんじゃないの」
「あ。はい。ごめんなさい」
「お客さんの了解も得ないで飲み物を作るのは、それは泥棒と一緒じゃないか!?」
女の子(31)は涙目になっていた。で、キッチンの方にすごすごと歩いて入っていった……。
こういうおっさんを見ると、本当にムカつく。わかってないのはあんたの方だろう。たかだか500円で、グチグチグチグチと。本当にケチ臭い人間だ。飲んでて気分が悪くなる。
あんた、金持ってるんだろ。俺と違って。別にいいじゃん。女の子に500円払うくらい。くれてやれよ。場の雰囲気壊してまでやることじゃないだろ。ああ、思い出し怒りがさく裂しそうだ。マジでイラついてきた。
その後は、チーママが謝ってたはずだ。会長が「ダメだよ。あんなことしていたら。ちゃんと教えてあげないと」みたいなことを言っていた。
何がちゃんと、だよ。気持ちが悪い。何様だ。金持ってんだろ。ケチ臭いこといってんじゃねーよ。みたいな思いがして、それから3、4杯だけ飲んで家に帰った(自転車を押して)。
何が問題かというと、この会長がそれからお店を利用するようになったことだ。けっこうな頻度でくるようになった。自分がお店に行く日と曜日が被っていた。
おそらく会長と3回目に鉢合わせた時だったか。自分がお店に入った時は、さっきの女の子(32)とチーママがいて、カウンター席で話していると会長がやってきた。自分のふたつ隣りのカウンターに座って、「飲み放題で焼酎(ウイスキーだったかも...)にします」と言ってたか。いや、確か焼酎だ。でかい梅干しをグラスに入れていた。その際、チーママに「(会長の場合は)ボトル入れた方が明らかに安い~」と言われてたけど断っていた。
その時、会長が女の子(32)に「この間は悪かった」と謝っていた。彼女は「いいです、いいです」みたいなことを言っていた。謝るくらいなら初めから怒ったりするなよと感じたけど、まあ世代が違うだけで、悪い人じゃない、いい人なのかもしれないと思っていた。
でも、やっぱり感覚が合わないんだよな。ほかの常連(一月に1回くらい会う)の人でさ、高齢のじいさんがいるんだよ。多分70くらいかな。細身だったと思う。で、その人がよくキレたりする。酒がまずいとか、今日はいい女がいないとか、カラオケがうるさいから黙らせろとか(※この爺さんも歌う人だから相手が邪魔だったのかもしれない)、とにかくうるさい爺さんだ。ほかの客にもウザがられてる。
できれば、チーママにはこの人を出入り禁止にしてほしいと思っていたし、実際に「出入り禁止にした方がいいよ。お店のためになんないよ」と進言もしていた。しかし、返事ははぐらかされるばかりで、なしのつぶての状態だった。
それでまた、ある時だった。爺さんが、その会長に絡むんだよ。で、会長も相手をする。「出身は?」とか「カラオケは何が好き」とか、あとは家族の話とか。ホステスよりも話してるんじゃないかという時もあった。
そういう時に限って爺さんがうるさい。でかい声で何かを叫んだりする。気が高ぶってるのかもしれんが、こっちはいい迷惑だ。頼むから静かにしてくれ。こっちはこっちで目の前の嬢と話したいんだよ。うるさくて聞こえん。
それからちょっとして、高齢の爺さんは店に来なくなったけど、それまでは本当にあの二人がうるさかったよ。不愉快な時間だった。
で、ようやく静かにお店を楽しめる~と思ったら、今度は若者連中(といっても30代だが…)と会長が話をするようになった。これがまた輩っぽくてうるさい。こんなにうるさいのかと思った。会長は、調子に乗って若者連中におごっていた。ホステスにもな。こっちは端っこの方でちびちびとやるしかない。
やっぱり、調子こいてるんだよな。いい会社に勤めてたからって、インドネシアに行ってたとか、赴任先の国でクーデターが起きたとか、間違えて強盗が徘徊してる列車で一夜を過ごすことになったとか、マジで自慢ばっかり。若者連中は一応は聞いていた様子だったけど、たぶん内心はつまらないに違いない。
なんで自分がこんなに会長のことを覚えてるかというと、それくらい嫌な奴だったからだ。一緒になったのは軽く10回は超えているだろうか。自分にも話しかけてきたことがあった。「男前だな」とか「無理にでも結婚した方がいい」とか「結婚したら人生変わる。大人になれる」とか「気分が暗そうだね。あなたもカラオケ歌わないか」とか、こいつマジで○そうかと思ったくらい、それくらい失礼な奴だった。
こっちだってやりたくて未婚なんじゃない。したくても結婚できねーんだよ。いい人がどうしてもいない。こっちは工場勤めだぞ。出会いなんてねえよ。ゼロだ。あんたの会社だと、男社員に女をあてがってくれる部署があるんだろ。大卒でも専門卒でも、かわいい女の子いっぱい雇って、総合職の男社員とくっつけるんだろ。羨ましい。
ムカつくことが多くて、あの会長のことをよく覚えている。マイナス方向のインパクトが強すぎた。ポジティブな言い方をすると、俺には眩しかったのかもしれない。俺はずっと底辺近くをはいずり回ってきた。まともな親とか、家族とか、教師とか、上司とか、そういうのは知らん。友達には恵まれたかもしれない。今ではもうぜんぶ遅い。もうすぐ40になる。人生は取り返せないのだ...。
そろそろ終わりにする。
会長の初来店から半年が経った頃か。つい先日のように思える。ようやく最後にオサラバができた。
その日、ちょっと嫌なことがあって、イライラしていて、お店に入ってもあまり喋ることがなかった。※工場内の数少ない台車をどの部門が使うかでケンカをしたのだ。マジで低レベルな争いだった。中学生かよってくらいに。
態度でわかるくらい気分が悪かった。チーママもほかのキャストも、ほかに3人いた常連さんも、遠慮のためか話を振ってくることはなかった。
そんな時に、会長が話しかけてきた。「増田さん、いつもより気分悪そうですね。大丈夫ですか」だったかな。
「まあまあですね」と答えたら、「いつもと顔が違いますよ。嫌なことあったんです?」って感じだった。
その時、キレそうになっていた。で、ただ一言、こんなことを俺は言った。「会長さんは、どうしてこのお店にくるんですか。ちょっと遠出すれば金持ってる人が入るような店ありますよ?」と聞いたら、「ここが好きなんだ」って返ってきた。
「この場末のお店のどういうところが好きなんですか?」と聞いたら、「若い人が多くて、スタッフみんなが仲いいところかな」と返答があった。
「でもここ、あんたが来る店じゃないよ!?」
頭に血が上っていた。いつもは言わないであろう言葉が出てきた。ぜんぶこのおっさんのせいだ。
「客層見てみろや。あんたは恥ずかしい!!」
会長は急に黙って、でかい梅干しが入った焼酎のグラスに手をやってた。
「すまない会長。でも、みんなそう思ってるよ……」
と最後に言ったら、「すまんね」とだけ言って、会長はトイレに行って、お会計を済ませてお店を出て行った。
周りを見ると、スタッフも常連さんも自分の方を見ていた。そうか、そうだったんだよ、みんなあのおっさんのことがウザかったんだな。でもお客さんだし、金払いもいいみたいだから何も言わなかったんだな、と合点がいった。
そう思うと気分が晴れて、イライラしてたのがすっとんでいった。目の前にあった安いニッカの水割りを一気に飲み干してグラスを置くと、チーママが俺の方をじっと見ていた。確か、こんなやり取りがあったかな。
・気分が悪そうなのに飲んだらだめ
・もうその一杯で帰った方がいい
・健康のことを考えて、安い酒はやめた方がいい
で、俺もだんだんその店に行くことがなくなった。というのも、自分がお店に行くと、ボトルが切れる度に、スタッフがひとつ壱万円以上のやつばかり勧めてくるようになったからだ。健康のためだという。
断ると、これがまた営業トークがしつこいんだ。高い酒飲めって。いや、もう嫌になってきたよ。あの安いウイスキーボトルが好きだったのに。
今ではふたつ隣の別のお店に行っている。やはり、安いニッカや角が置いてある店がいい。こういう店では、安い値段でゆっくりするのが好きだ。
老若男女問わず大はしゃぎの夏だというのに、嫌な話をしたな。申し訳ない。
でも、どうしても気になってるんだ。これは、関東にある一地方都市の話だ。東京都内など、真の都会暮らしの人には縁が薄い話だったろう。お目汚しを。
やっぱり、あの時、あんなことを言わない方がよかったんだろうな。町内会長さんには悪いことをしたな。後悔してる。もう謝る機会はないけど、胸の中にしまって生きていくわ。
ごめん。
最初に言っておきたいのが、私はうたプリにもうたプリの運営(ブロッコリーとか)に対しても何の不満も持ってないこと、何にも怒ってないこと。
2013年の春、高校入学とともにiponeを手に入れた私は、当時2000%がドッカンドッカン来ていたうたプリアニメ一期を暇つぶしのために見始めた。それがきっかけだった。
トンデモすぎるシナリオ、無駄にキラキラしているイケメンたち、やたら上手い歌、でもやっぱり意味がわからない演出に笑いまくって、面白い作品は数あれど心を楽しいという気持ちでいっぱいにしてくれる作品は私にとってうたプリが初めてだった。
そのあとはニコニコ動画を検索し、さまざまなキーワードでググりまくって、ドキドキしながらpixivを覗いたり、バイト代を握って初めてアニメイトに行って、金額の高さに卒倒しながら中古ショップでPSPとソフトを買った。
ゲームのうたプリはアニメよりさらにエキセントリックで、どいつもこいつも理解できない、なんでそんなことするの!?と攻略対象にもヒロインにもキレながら全てのエピソードを集めて全てのエンドを回収して、金額に卒倒しながら続編のソフトを注文した。
アニメやゲームだけでなく、プリンスたちが本当にこの世にいるかのようなプロモーションにも私は夢中になった。プリツイ(公式のキャラアカウント)のために毎秒TLを更新して、東京の駅に広告が出されているのをTwitterのレポで見てドキドキし、ポップアップストア(シャニストと言う)に行くために人生で初めて竹下通りに行った。
当時の私は実家との関係が最悪で、とにかく孤独と怒りを持て余して、バイトをギリギリまでしないと携帯代や定期代や食費を賄えないし、まあそういうアレでとんでもなく荒んでいた。うたプリの楽曲は2013年当時でも結構な数があって、少しずつ履修していたころにwelcome to UTA☆PRI worldを聴いて、私の孤独に今1番寄り添ってくれているのはうたプリなんだと感じて、あまりにも優しくてキラキラしている歌に涙が溢れた。
年末年始に風邪を拗らせて、でも掛け持ちで詰め込みまくったバイトは休みたくなくて、お金がなくて食パンを齧っていた年明け、プリツイの更新が急に来て、自担(音也くん)の呟きを目にした時も熱に浮かされながらボロボロ泣いた。あの年って、うたプリアイランドの再リリースは今年中と言っておきながら全然音沙汰ないからもうこのまま来ないんじゃ?と思ってたら大晦日に滑り込みリリースしたよね。みんな覚えてる?
思い出は書ききれないくらい(なんせ10年だから)沢山ある。人生初めてのライブで横アリに行ったこと、学校の校外行事が終わったあとその足でアニメイトに行ってASASを受け取ったこと、ライブのために一人でホテルを取ったこと、専門学校の入学式に向かう電車で緊張を慰めるためにマジラブレボリューションズをえんえんと聴いたこと、社会人になってから社用車で運転する時にひたすらうたプリのプレイリストを流すのが楽しかったこと。
本当に色々な思い出があって、うたプリを通じてたくさんの初めてを経験した。その日々の中で、うたプリはしょっちゅう炎上していたけど(在庫とかグループ不遇とか色々あったよね)、私自身はコンテンツや運営に怒りを抱いたことはなくて、ずっとずっと大好きだった。ライブ物販のために真冬のたまアリを始発から6時間並んだ結果ペンライトが売り切れで買えなかったとか、入場がごたついて会場入りできないままライブが始まってしまい泣きながら歓声が漏れ聞こえる西武ドームを見上げたこともあった(これぞうたプリって感じ)。けどそんなことよりも、ライブの楽しさとか、夕日がドームの中に差し込んですごく綺麗だったこととか、うたプリが好きで胸が苦しいと思った記憶の方がずっと強い。
今年の4月に、10年間オタクをやっていた中でも1番なんじゃないかぐらいの炎上ネタがあって、さすがの私も苦笑いというか、脱力感を強く感じたけど、でもやっぱりうたプリのことも運営のこともちっとも嫌いになれない。
ちっとも嫌いじゃないのに、怒りも失望もないのに、去年の映画だって本当に素晴らしかったのに、蝋燭の火が消えるみたいにうたプリに対する関心が消えてるのが分かる。
前のように夢中になれない。心がいっぱいになれない。うたプリのために働いたお金を全て費やすなんてことは今の私には出来なくて、将来のための貯金がしたいし、休日はゲームをしたりイベントに行くよりも、家のことをして資格の勉強をして本を読みたい。
あんなにも大好きで、人生を捧げたいくらい大切で、何よりも夢中だった作品に対する心の動きを「飽き」の一言で纏めたくない。けれどそういうことなのかもしれない。好きという気持ちを一心に燃やして、燃やし続けた結果もう焦げついてしまったのかもしれない。
うたプリのことは本当に好きで、大切で、世間ではいろいろ言われていたけど、この作品を作るための、表には出てこないたくさんのスタッフさんの努力やキャストさんの愛があるのを知っているし、怒る気持ちも失望する気持ちも少しもない。けれど、私の心はもう昔のようには動かなくて、もう私はうたプリのオタクではないし、さよならを言うタイミングが来たのだと思った。
当時15歳だったころから社会人数年目の今まで、うたプリのことが大好きだった。あんまり沢山のコンテンツに触れるのには向いてなかったので、本当にアニオタでもゲームオタクでもなくうたプリのオタクだった。
うたプリのおかげで知らない場所に沢山行けたし、子どもなりに苦しんでいた10代でも楽しい気持ちが沢山残っているのはうたプリのおかげだし、数えきれないくらい沢山幸せな時間を過ごすことができて、心から感謝している。
今後も、きっとたまにうたプリのプレイリストを再生して、当時この曲を聴きながらどんな気持ちで生きていたか、どんなことがあったのか、曲を聴きながらどんな景色を見ていたのか思い出すと思う。
たかだか作品に飽きたというだけの話でこんなに長くなるか?と今自分で書いてても思うけど、本当にそれくらい大切で、10年間思い切りうたプリに触れながら生きてきた。ありがとうございました。
うたプリにいつか飽きて興味がなくなるくらいなら大好きすぎていっぱいな今この瞬間に死にたいと思っていた10代の私が読んだら本当に憤死するかもしれない。ごめん。あんなに好きだったのに薄情だよね。でも大切な気持ちは今でも本当に変わらないんだよ。
これ。
https://twitter.com/toraumahello/status/1685970193074548737?s=46&t=QguSAgAeFoCxBlUwMtYnRg
目当ての本が届くのを楽しみにしてたところをさ、全然違うもん掴まされてさ、返品したら在庫復活。
足元みやがって悪徳業者が。
これが本当なら、酷い話だよ。
本当ならな。
よくよく考えて欲しい。そんなやり方、商売として成立する訳が無い。
まぁ少なくとも在庫管理か発送でチョンボはあったんだろうが、恐らくそれ以上のことは無い、と考えるのが妥当だろう。
何しろ、令和の世は消費者に優しい。ネットで騒げば、どこからともなく味方が集まってくれる。
警察はもちろん、消費者向けのホットラインもあるし、そもそも駿河屋にだってそれなりの窓口はあるだろう。
ネットでは随分と評判が悪いようだが、さすがに悪徳業者の片棒を担ぐような真似をするとは思えない。
そんななかで「漫画みたいな悪徳業者」のようなやり方が通用するだろうか。
成功したとしても、数回だか数十回、まぁそんなとこだろう。数百万程度の利益ってことになる。
俺は地方の自治体でシステムのお世話をしている中間管理職のしがないアラフォーであり、古本屋の経験は無いが、想像ぐらいは出来る。
まず、駿河屋のサイトで確認したところ、例の業者は現在19万冊の古本を駿河屋で販売しているらしい。
すげーな。
https://www.suruga-ya.jp/search?category=&search_word=&tenpo_code=410068
実際の場所やサイズはGoogleMapで調べれば裏は取れるだろうが、たとえどんな田舎に建てたとしても
土地に建物、かなりの費用が掛かるだろう。何しろ19万冊用の倉庫だからな。
クソ田舎のこじんまりとした図書館どころか、俺の娘の小学校の図書室ですら、コンピュータで蔵書管理してるもんな。
ただ、図書館と違って、受注・発送・返品・返金などなど多くのステータスを管理する必要があるし
何より、業者のメールに書かれてる「価格改定システム」ってキーワードが気になるところだ。
19万冊の本に適切な値付けをするってとんでもない手間だから
「ネットから自動収集した価格情報を元に、商品の価格を自動設定する」みたいなシステムを開発してるんじゃないのかな。
たぶん、システムが価格を決定するまでの間に買われちゃうと困るから、仮でつけてる金額が10万、ってことじゃないの。
古本を10万で買うやつなんていねーだろ、っていう前提で設計してるんだろ。
で、そんな特殊なシステムなら市販されてる訳がないので、オリジナルで開発してるんじゃないかな。
ちなみに、法人向けのシステムって、買うのも作るのも使うのも、メチャクチャ金掛かるぞ。
SNSぐらいしか使ったことがない奴には想像もつかないだろうけどな。
ぜんぜん違うシステムではあるが、500人規模の人事給与システムで
導入に2000万、年間の利用料で300万とかだな。メーカーや製品にもよるけど。
そしてもちろん、人件費も掛かる。
まぁ、猫型ロボットがメシを運ぶ時代だから、機械化しまくれば人件費は圧縮できるかもしれんが、機械化にも金が掛かる。
で、月にどのぐらいの数を売ってるかは分からんが、少なくとも19万冊は仕入れてるワケだ。
お前が19万冊の古本を買い取って回るとして、何ヶ月掛かると思う?
そもそも、ツイ主のクレーム対応してる担当者も人間だから、人件費が掛かってるんだぜ?
*金の問題とは別だが、人を雇うってことは大変なことだよな。
雇うってことは、社員と、その社員の家族の、人生を背負うことでもあるからな。
まぁ、全部を背負うワケじゃないけどさ。
ということで。
かなり雑な想像ではあるけど、初期費用は間違いなく億は越えてるだろうし
ランニングコストもかなり掛かってるだろう。
大金を投じて、リスクを負って、人生掛けてやってるんだろうよ。
ツイ主は、そんな業者が、たかだか10万ぽっちの金を得るために、とんでもない悪どいことをしている!と主張しているワケだ。
業者の弁明も「意味がわからない」し、「どう考えても普通のことではない」らしい。
や、アタマ冷やして考えろよ。
ありえないだろ、そんな商売。
ネットでは公務員の年収が低いのどうのと言われるが、私自身に関して言えば、特に現状に不満はない。
私は国家一般職(旧Ⅱ種)で23区内の官署に勤めている34歳だが、昨年の年収は700万円ほど。
可もなく不可もなく。
人文系の大学院を修了してすぐの25歳で就職し、28歳で結婚。
同じ年に湾岸エリアのタワーマンション(2LDK)を購入して、今に至る。
ちなみに、特に親から支援を受けているわけではない。頭金は全額貯金を崩したし、ローンは私名義で単独フルローンである。
妻も働いているが、二人ともそれほど激務というわけではない。二人とも、趣味も生活もそれなりに充実している。
マンションを購入したタイミングがよかったというのもあるが、資産は年々増えている。東証プレミアの民間大手に就職した同期と比べても、生活水準でそれほど差があるとは感じない。むしろ、仕事にはかなり恵まれたほうだと感じている。
年収はこれからも年功序列で上がり続けるし、残業すればしただけ残業代はつく。
人事院勧告により、大手企業との差は常に修正されていく。そのうち週休3日制も導入されるらしい。
仕事にはやりがいもある。なにより、国家の基本的な政策に関われるのが大いに楽しい。
民間企業の人を見ていると、たかだか年収数百万円程度の差でマウントを取ってきたりすることもあるが、所詮はどんぐりの背比べであると感じる。日本の企業は基本的に横並び主義であるし、最近は少しずつ変化してきているとはいうものの、民間の転職サイトなどを見ても、同じような学歴の人が行くような同業他社に関しては、みなだいたい1000万円くらいの水準にガラスの天井があり、その前後で多少のバラツキがある程度にすぎない。ぶっちゃけ20代から30代半ばまでのサラリーマンなら、総合商社などを除けばだいたい同じようなレンジに収まるくらいの差しかないのである。
今後数十年働くということを考えると、自分の専門性やスキルを磨ける場所に飛び込んだほうがよいという考え方はあり得るが、その「専門性」や「スキル」について、どれほどの人が本質的に考えたことがあるのだろうか。特定の狭い世界での知識や業界経験やパワポやエクセルやマクロの組み方なんかを専門性というのではさすがにないとは思うが、専門性やスキルを磨けば「楽しい」人生が送れるのだろうか?それは世界を豊かにすることに役立つのだろうか?あるいは、人類の歴史に何か新しい知見をもたらしてくれたり、国や世界に関わる普遍的な仕組みに関わることに繋がるのだろうか?
そう考えていくと、私は今の仕事を続けながら仕事に関わる研究をしつつ、趣味でもそれなりの結果を残しながら、私生活も愉しみ、経済的にも安定した生活を生涯にわたって続けていけることが保証されている今の身分に割と満足している。
公務員でよかった、という考えの人はあまり目立たないので、結果的にSNSでは不満ばかりが渦巻いているように見えることもあるが、実際のところ、大半の公務員は現状の待遇についてそれほど不満は持っていないのではないかと思う。
若手の離職率が上がっているとされているが、これまで離職者がほとんどいなかったことと比較してのことであり、民間と比べればまだまだかなり低い水準である。民間の転職ブームが少しばかり、行政職公務員にも余波を与えているに過ぎない。倍率の低下もそもそもが少子高齢化なのだから、ある程度は仕方のないことであると思う。現に、中途採用者で募集をかけると、文系事務職に関してはすごい倍率になるし、入庁してくる方々もみなさん優秀な方々である。新卒の方々のクオリティーも特段低下しているようには見受けられない。
そういうわけで、私はこれからもこの仕事を続けていきたいし、子供が生まれたら子供にも公務員を勧めることにする。
もちろん、世界に羽ばたくことも選択肢としてあっていいと思うし、民間の世界も広くて深いわけだが、ただ、私は今の仕事が好きだし、今後も国家公務員として、この国のために少しでも貢献していけたら役人冥利に尽きるな、と思うだけのことである。