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はてなキーワード: 土俵とは

2021-09-13

溝の中から蓮が咲いたパターンってここ10年ぐらいなにかあるか?

俺は舞鶴土俵市長が倒れて相撲協会が思ったよりもドブだったことぐらいしか思いつかない

2021-09-12

anond:20210912120550

公的機関コラボフェミに燃やされた別作品ファンだけど、擁護に立った表現の自由戦士が見当違いな援護射撃を繰り返すせいで事態が余計悪化した上にコラボも潰れて最悪だった。敵はともかく、無能な味方ってのはこんなに腹が立つものかと思った。

結局あいつらはどっちも作品をダシにして仲間内でワイワイしたいだけで、その過程で何ら社会課題解決しないし、土俵になった作品は下手すると陣営の旗印にされてイメージ毀損されるし、どっちもさっさと全員死んでほしい

結局のところ、フェミニストと名乗る人たちとアンチフェミと呼ばれる人たちの喧嘩土俵にされてぐちゃぐちゃにされただけ、という印象である

これに尽きる。

フェミニスト(オタク嫌悪自由戦士)陣営にも、アンチフェミ(フェミ嫌悪自由戦士陣営にも、どちらの陣営にも表現の自由戦士などというもの存在しない

きわめて簡潔に書かれてて好感が持てる。

フェミニストラブライブを守った、といった行動はない。沼津茶の時も「これでいいんだよ」という謎の上から目線で納得しただけで、最初ポスターのように積極的に行動することはなかったし、燃やすだけ燃やして満足して帰っていっただけだ。

 じゃあ、アンチフェミが守ったかと言われれば微妙で、沼津茶のポスターの際はラブライブ攻撃し始めてきて、いちライバーとしてはうんざりであった。

結局のところ、フェミニストと名乗る人たちとアンチフェミと呼ばれる人たちの喧嘩土俵にされてぐちゃぐちゃにされただけ、という印象である

 最後に言っておくが、ラブライブ現在コンテンツとして息が続いているのは断じてフェミニスト様のおかげではなく、炎上した後も暖かくコラボ企画を引き受けてくれたJAなんすんと沼津市のご厚意のおかげと、ライバーが支え続けた結果である


これは

フェミニスト表現を守らないけれど、アンチフェミも同様に表現を守らない

というお話です。

ツイフェミのみなさんは、自分に反対する人間に対して「アンチフェミ」ではなく「表現自由戦士」というレッテルを張って話を逸らしたがります

自分たちの主張しているオタクヘイトの是非の是非」から表現自由」に話題を逸らしています。これ本当に詭弁もいいところだと思うんですよね。

じょいたまちゃんなどをはじめとする人たちは「オタク嫌悪自由戦士」と呼ぶべきです。




でも、ネトフェミに反対しているのはあくまアンチフェミであって「表現自由」は割とどうでもいい人たちです。

いい加減、君たちは単に「オタク嫌いとフェミ嫌いがつぶしあってるだけ」という現実から話をそらさないでほしい。

君たちは、どちらも表現自由にはみじんも関心がない人たちです。

anond:20210912153348

高学歴仕事の実績も必要ないでしょ。

それすらもルッキズムではないにせよメリトクラシー土俵で戦わされ続ける人生もの

何もなさなくてもいい、ありのままで自己肯定感を得ればいいんだよ。

ライバーが改めて振り返るラブライブ炎上について

 松戸市で御当地Vtuber警察コラボ企画が、フェミニスト連盟を名乗る集団から抗議されてお蔵入りになったという話を聞いて、大きなため息が出る。同じような経験を私も過去にしたからだ。といっても、私の場合企画のものは潰れなかったので完全に一緒というわけではない。だが、戸定梨香さんとそのファンの方、コラボ企画成功しようと尽力された方々には心底、同情します。ご当地を盛り上げるためにこれからも頑張ってほしいと願うばかりです。

 さて、タイトルにもあるように私はライバーという、「ラブライブ」というシリーズ作品ファンです。ライバーとはそのファンの人々を公式での呼び方となります最近Vtuberファンの方もそう呼ばれているみたいで、Twitterとか見てるときにごっちゃになって混乱することがあります所属する会社固有の呼び方なのかもしれませんが、私自身がV関係には詳しくないので間違っていたらすいません。

 ご存じの方も多いと思いますが、ラブライブもかつて御当地とのコラボ企画を行い、それがフェミニストと名乗る人たちから抗議を受け、炎上した過去があります。私としては正直、忘れたい過去で触れたくもないのですが、先日このようなつぶやきを見かけました。

https://twitter.com/Rudy_hul/status/1429696603904827392

 あまりにもふざけている内容で正直、開いた口もふさがらない、という気持ちなのですが、これに限らずにまるでラブライブという作品を我々が守ってやったのだというフェミニストを名乗る人たちのつぶやきを見かけるのがあまりにも多く、そして松戸市の一件もあり、事の終始をどこかに残しておかないと良いように改竄されてしまうのではないか、と危機感を持ち、この文章を書かせていただきました。

 可能な限り中立立場で書くのが一番、望ましいとは思うのですが先述した通り、私はライバーですので立場的にはラブライブ擁護する側の視点になりますし、正直に言うとフェミニストと名乗る人達に対しても良い感情を持っておりませんので、否定的意見になりますので、ご承知ください。また、アンチフェミと名乗る方々についても批判的な内容も含まれますので、重ね重ねご承知ください。

 長文かつ誤字脱字も多いと思いますが、おおめに見てもらえると幸いです。

炎上するきっかけになったJAなんすんとのコラボについて

 まず最初に、多くの人がJAなんすんとのコラボ企画炎上したと思われていますが、実は違います最初に事のきっかけを説明したいと思います

 現在ラブライブには4つのシリーズがありますシリーズごとに拠点となってる舞台が違うのですが、今回、事件になったのはシリーズ2作品目の「ラブライブサンシャイン!!(以下サンシャイン)」になります。他の三つの作品秋葉原お台場原宿東京拠点を置くのに対して、サンシャイン静岡県沼津拠点を置き、地方色を強めた作風で人気を得ました。2016年から始まったアニメでは地方色を強めるために沼津からの多くの協力のもと、実際の店舗建物風景を取り入れ背景や小物に描写することで、アニメを見たファン地域商品を探して見つけるという形で大きく盛り上がりました。件のコラボもこれがきっかけで始まりました。

 アニメ1話主人公の一人、高海千歌スクールアイドル部の設立のために校門で呼びかけを行うというシーンがあるのですが、そこで彼女踏み台にしている段ボール箱は、「西浦みかん寿太郎」というブランドのものを使っていました。これをファン発見し、Twitter等で広がった結果、作中で登場したアイテムを欲しいと思ったファンが西浦みかん寿太郎を注文し始めます。それがきっかけとなって、2017年コラボ企画としてオリジナルパッケージみかん10キロ箱が期間限定販売されることになりました(デザインこちhttp://www.ja-nansun.or.jp/lls/ )。売れ行きも好調であっという間に完売、続く2018年期間限定で同じパッケージ販売されて完売に至りました。

 しかし、これは炎上無関係です。ファンの間では話題になりましたが、特に問題なく好評のまま終わりました。

 続く2020年パッケージリニューアルされて( https://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/news.php?id=6243 )再び数量限定販売されます。今回はみかん以外にもジュースなどのセットが低価格帯で販売されましたが、一番値段が高いはずのみかんが真っ先に売り切れになるという現象が起き、私は笑いながら見ていました。

 ここで炎上した、と思われるかもしれませんが違います。事はここから2週間ほどだった2月の半ばに置きます

 202月12日、JAなんすんからオファーを受けて高海千歌みかん大使に任命されます。これは先述の通りに千歌がコラボきっかけになったことや、彼女自身が好物としてみかんを挙げていることから任命されたのだと思います。それに伴い、等身大ポスターが展示されることになりました。このポスターこそが、フェミニストと名乗る人たちから抗議を受け、炎上するきっかけになったものでした。

(参照:公式Twitterの告知 https://twitter.com/LoveLive_staff/status/1227422254998392832?s=20 )

西浦みかん大使について

 コラボ企画の一環として思われている西浦みかん大使ですが、実際にそういった側面が完全にないとは言えませんが、私個人の受け取り方としてはコラボ商品を売るというよりは「売上に貢献してくれたことに対するお礼」という側面が強いように感じました。実際、大使任命が発表されたころにはすでにみかん完売しており、販売促進という観点から無意味でした。しかしながら、企画としては完全に別物にも関わらず、同月内での出来事だったので、コラボ企画ポスター炎上したと勘違いする人が多かったように感じました。

炎上してから

 12から展示されたポスター炎上されたことで17日には撤去されました。期間としてはたった4日間だけの短いものとなってしまいました。関連するコラボブース撤去されてしまいました。ただ、これはメインのコラボブースが置いてあったららぽーとから撤去されただけの話で、ほかの場所ではポスター普通に使われていたようです。ここら辺の話は私が説明するよりも、企画継続のために尽力してくれたおぎの稔議員ブログを見た方がわかりやすいかもしれません( https://go2senkyo.com/seijika/157504/posts/114975 )。また、あくまで展示ブース撤去されたに過ぎず、みかん大使は引き続き高海千歌が受け持ち、その後も3月いっぱいまで企画などは続いており、現在JAなんすんとのコラボ企画は続いている。

 炎上騒ぎになった結果、さまざまなニュースサイトテレビ番組にも取り上げられる形となります個人観測範囲にすぎませんが、基本的大手サイトテレビではややフェミニストと名乗る人たち寄りの意見個人まとめサイトでは擁護する意見が多かったように感じました。その内容に触れるつもりはあまりないのですが、個人的に気になったのが、

アニメより露出を増やして描かれているからなんか不自然

ラブライブシリーズ女性安心して楽しめるコンテンツのはずなのに残念です」

 といった意見ニュースサイトなどで紹介されたことだ。これについては私が大きく疑問符が付く。まずアニメよりも露出が増えているという指摘だが、まずこれを見てほしい

https://www.youtube.com/watch?v=Sbz9EeyUOIs

 動きをつける関係スカートが長めに描かれているように感じるが、スカートラインと足の位置確認すればポスターとそう変わってないのがよくわかるはずだし、何なら初代ラブライブからライブの絵が流用されているが、そこでもスカート幅はたいして変わってないように見えるはずだ。

https://www.oricon.co.jp/news/2095260/photo/13/

 また、このサイトでは下部でアニメの切り抜きが見れるようになっているが、そこで高海千歌ジャンプしている画像を見てもらえばわかるが、スカートの丈としてはポスターのものと大きな差があるようには見えない。また、アニメでは深夜アニメではお約束とも言える水着回があり、海の家を手伝うという名目であつまったメンバー水着に着替えて海の家を切り盛りしつつ合宿をするというエピソードもある。このほか各自検索してもらえれば、アニメでもポスターとほぼ変わらないスカート丈で放送してるのはわかると思う。

 当然ののことながら水着なのでポスターよりもはるか露出が多いし、何なら作中でメンバーの一人である黒澤ダイヤが、メンバーの中でスタイルがいい(というか、胸の大きくて引っ込むところは引っ込んでいる、いわゆるボンキュボン)の松浦果南にそのスタイルを使って客引きをするように指示する場面もあり、同じくどちらかといえば平坦なスタイル高海千歌桜内梨子を「砂利」と評して貶めるシーンも存在している(余談だが、そういってる当の本人ダイヤもどちらかといえば砂利寄りのスタイルであるとはいえアニメキャラなので全員、普通にスタイルがいいのだが)。

 はっきり言わせてもらえばこのポスターよりもアニメ描写の方が露出は多い上に、ポスター問題視するならばアニメは余計に女性安心して見られるような作りではないと私は感じるのだが、本当にそのような意見を言った人はアニメを見ていたんだろうか、と疑問に感じる。

 また、アニメの外に視点を向ければ雑誌などでアニメポスターよりも際どいイラストは数多く存在しているし、ポスターなどでも使われている。それゆえに、ファンからすると『何故、このポスターだけ?』という疑問が出るのは道理だと感じる。

その後のコラボ

 さて、上記でも言ったようにポスター撤去されただけで大使就任そのままであったし、JAなんすんとのコラボ企画は引き続き行われていた。その上で、こんどは3月沼津茶とのコラボが行われて新しいポスターが発表される。

http://www.ja-nansun.or.jp/lls/numazucha.html

 茶畑で着物姿の千歌がお茶の葉を嗅いでいるという絵なのだが、今度は何故かこれに対していままでラブライブ擁護していた層、いわゆるアンチフェミと呼ばれる層が批判をし始めたのだ。対してフェミニストと名乗る人たちは比較行為的な意見を出しており、概ね好評であったが、アンチフェミと呼ばれる層の一部がバッシングを始めた。

https://togetter.com/li/1487489

 絵柄がしょぼいといった意見ならともかくとして「コラボとして意味がない」といった意見も数多くみられる。また、このまとめでは無かったが「FGOの女主人公に見える」といった意見も出ていたが、これに近い絵柄は過去にも使われており、これが初ではなくライバーにとっては馴染みのある絵柄だと私は思っているのだが、どうにもこれが「フェミニスト日和った」という印象を持つ人も多く、批判する声が少なくなかった。

 それまでの状況が一転し、擁護側と批判側がひっくり返ってしまったのだ。これは当時の私も非常に困惑しており、だれが敵でだれが味方かわからなくなってしまった。はっきりと言わせて貰えば、この一件でフェミニストと名乗る人たちに対する嫌悪感が上がったが、同じくらいアンチフェミと呼ばれる人たちに対する嫌悪感も強くなったといえる。

結局どうなったの?

 結局のところ、こういった炎上には明確な終わりなど存在せず、いつの間にか忘れ去られてるというのが常々だが、この炎上も同じようにだんだんと人から忘れ去られていった。ただ、炎上としては作品知名度もあって非常に大きな話題となってしまい、赤十字の宇崎ちゃんと並んで語られる話になり、今でもラブライブコラボするとフェミニストを名乗る人やアンチフェミと呼ばれる人が数人ほどやってくるのがうっとうしい程度だ。

 だが、一番最初に挙げたTwitterのようにフェミニストラブライブを守った、といった行動はない。沼津茶の時も「これでいいんだよ」という謎の上から目線で納得しただけで、最初ポスターのように積極的に行動することはなかったし、燃やすだけ燃やして満足して帰っていっただけだ。

 じゃあ、アンチフェミが守ったかと言われれば微妙で、沼津茶のポスターの際はラブライブ攻撃し始めてきて、いちライバーとしてはうんざりであった。

 結局のところ、フェミニストと名乗る人たちとアンチフェミと呼ばれる人たちの喧嘩土俵にされてぐちゃぐちゃにされただけ、という印象である

 最後に言っておくが、ラブライブ現在コンテンツとして息が続いているのは断じてフェミニスト様のおかげではなく、炎上した後も暖かくコラボ企画を引き受けてくれたJAなんすんと沼津市のご厚意のおかげと、ライバーが支え続けた結果である。それを自らの手柄のように語ってほしくはないし、今後一切、ラブライブに近づいてくるな、というのがいちライバーとしての思いだ。

2021-09-11

anond:20210907095748

そもそもエロゲーは、一般向けの土俵では戦えないと判断されたものエロで釣って販売数を確保するという、手段的な側面がある

状況的はそういう事ではなく

色々な都合で一般的なゲームメーカーに入れなかった人が、それでも自分の作りたいゲームを作りたいと思ってそういう方向性企画を立てる場合が多い

会社側も「どのみちエロが入っていれば売れるだろう」と大目に見てくれる場合が多い

2021-09-09

多様性枠の中にデブス枠は必要ない!

まれ持った障害、途中で障害者になった、義足車椅子などの目に見えてわかりやす障害、目に見えない発達障害精神障害内部障害ギリギリ健常者扱いされてしまうグレー…などなど多様性枠の中の障害者にはちゃん多様性があって、雇用生活に関する苦しみも表現やすいし浸透してきてる。

ハーフ(MIXと言ったほうがいい?)、クォーターゲイレズビアンバイトランスジェンダー(一部)、アセクシャル宇多田ヒカルetcこちらも生まれ持ったもの(一部の自称トランスを除き)、変えることが基本できない国籍人種、性に対する苦しみもそこまで想像するのが大変じゃない。

その中にただ「デブス」を放り込むのはあまりにも残酷じゃないですか?

デブス」なだけで生活雇用で何か困ることがあるんでしょうか?

障害者扱いされたい、されたくない、色々あると思いますが「デブス」をLGBT障害者と同じ多様性枠に入れてしまうのはあまりにも危険だと思います

このままでは「デブス」というだけで名誉障害者になってしまます

デブス(障害)なのに可愛い♡」

デブス(障害)なのにおしゃれ!」みたいな褒め言葉を本当にデブスの方々は求めているんですか?

自分障害当事者として、

障害者に対する同情的な接し方や差別的視線

対等な人間として扱ってもらえないイライラ

さまざま感じていますが、なかなか受け入れるのには時間がかかります

ですが生まれ持ったものであるし、実際生活には不便しているのでその扱いを受け入れられます

でもただ「デブス」なだけの人がこの扱いをされたら…?と思うと心の底からゾッとしてしまうんです。

先ほど言ったような

デブスなのに可愛い♡」を置き換え

障害者なのに可愛い♡」という褒め言葉にしてみます

デブス以外の障害者にとっては嬉しいものですよね?(よっぽどルッキズム反対でない限り)

ではデブスの人は、どうやって容姿に対する褒め言葉を受け取ればいいんでしょうか。

デブス(という障害者の中ではそれなりに)可愛い♡」にしかどう頑張っても聞こえませんよね?

デブス」を多様性枠に放り込むと、「デブス」と「デブス以外」を明確に分け、グラデーションには決してしないことにより完全に違う土俵に立たされてしまうのです。

多様性枠の中のデブス」認定されている人に対して「障害であるデブスの部分を褒めると『直球の嫌味、差別』に変化してしまます

それを避けるため、容姿褒めの後のフォローとして内面センスなどを褒める人が多いです。

デブス」は「デブス」な自分肯定したいのに、「デブス」部分が褒められなくなり、アイデンティティ崩壊します。

デブス」ならばせめて、内面センスが良くなければいけないという新しい価値観も生まれしまます

デブス枠」と「非デブス枠」は建前上は対等に扱われなければいけないため、同じステージに上がることも多いでしょうがさまざまな部分から明確な差を「デブス枠」は感じることになります

デブス」を障害者にするのは一刻も早く辞めたほうがいいです。

からさまにデブスを入れてしまうと差別的なので、どうしても入れたければ「微ブス」「微デブ」「ちょいデブ」「デブ」「ブスだけどスタイルはいい」と細分化しましょう。

デブスを多様性枠ではなく人間扱いしてあげましょう。

2021-09-07

エロに特化してない18禁漫画が無い

成人向け指定されている漫画はもれなくエロが内容の主体になっている。

でも、端的に言って、そうである必要性はない。

エロゲーと呼ばれているものを考えてみてほしい。

あのジャンルにはエロ主体じゃない作品普通にある。

たとえばfateリトバスEXにおいて、それさえ省けば全年齢向けとして販売できるシーンは俺の体感だが2パーセントもないのではないか。そんな「エロゲー」がごまんとある。

もちろん特に抜きゲーと呼ばれるようなとってつけたようにエロシーンが組み込まれている作品もある。

そもそもエロゲーは、一般向けの土俵では戦えないと判断されたものエロで釣って販売数を確保するという、手段的な側面がある。だからとってつけたようなエロシーンこそある意味本来的だ。一般向け(コンシュマー用)の版が販売されるようになるということはメーカーにとってもファンにとっても喜ばしいこととされる。

一方18禁なら一般向けより自由作品作りができるという面がある。一般的には倫理的観点から嫌悪すらされるが一部の人間に刺さるもの(そして作者が納得するもの)を作りたくて18禁という領域が選ばれることがある。

結局、様々な事情が想定されるエロゲーにおいてエロがメインである必然性はない。

対して漫画はどうかというと、成人向け雑誌エロシーンが一度も出ない漫画なんかまずない。あほすたさんみたいにインターミッション的な役割を持った作品は除くとして。

読み切りならばそれは当然かもしれない。でも続き物で毎話エロシーンを挿入しなければならないものなのか。

つの単行本になったときに毎話エロシーンがどこかにあるというほうがむしろ自然なのではないか

漫画においては「成人向けであるということ」を自由作風を確保するための手段としてはいけないのだろうか。

エロ漫画ではまるで義務かのように、とってつけたようにエロシーンをくっつけたり貞操が堅いみたいな性格設定をされているキャラとんとん拍子で脱衣していったりする。でもそうじゃない作品があっちゃいけない理由はない。

思うに「エロ漫画」というのがブランディングとして失敗している。「エロ漫画である限り、一定量以上の成人向け要素がなくては詐欺であるかのようになってしまっている。消費者側も考え方が変わる必要がある。

一般向けのエッチシーンは大事な部分に過度な修正を施すか全く見せないか、はたまた朝チュンみたいに記号化されているかのどれかだ。一般向けを銘打って未成年の購入や閲覧を正当に認めている以上それは仕方がない。

であればそうじゃないことはエロ漫画領域でやるしかない。つまり、たとえば大人同士の交流とか、未成年でもいい歳になれば性交渉があってもおかしくないだろう。そういうふうに自分が描きたい物語要請からエロシーンがリアリティへの接近に必須ではないがぜひ必要になって、しかもその場面における具体的な作中の事実物語の本筋に関わっているような作品である

作中の事実とは、たとえばどういう体位でどこをどのような道具でどういう動きで攻めたかとかみたいなことが、恋人が二人以上いるとかなら性器の細かな差異等があったとする。それらの「時空間的な広がりをもった」事実描写が、後背位とかグロマンとかバキュームベッドにぶちこんだといったような単語文章では片付かないものであり、且つそれゆえに、その場面の様子について成人指定されるような具体的な視覚情報提示することでしか、それに前後する特定の場面のコマ説得力が最大にならないという、そのような事実のことを言っている。言葉言葉因果関係で結ぶのなら小説でもできるわけで、コマコマ、あるいは漫画特有表現効果同士を因果関係で結んで文字によるものとはまた別質な説得力のある筋書きを紡げることが漫画醍醐味の一つだと僭越ながら思う(もちろん小説しか表現できないこともあるだろう)。

そういうわけだからエロシーンの性描写は克明に行う。その部分だけ取り出すと通常のエロ漫画の抜きどころと遜色なく人を興奮せしめるものであっても一向に構わない。本筋を成しているのだから具体的に描くこともまた当然ということである。抜きたい奴は自由に抜けばよろしいというスタンスだ。

されどそれが全体としてみれば物語を進める舞台装置になっていて当該場面の前後有機的につながっていたりある場面の原因としてうまく機能しているような作品。そういう作品タイトルでは指そうとしていた。

少なくとも現在商業エロ漫画界にそのような作品の居場所はない。連載において毎話エロシーンを挿入しなければならないという制約はそうした作風と相容れない。物語の展開によっては単行本に対してエロシーンが含むもの1話しかなかったり、単行本一冊分エロシーンが皆無だったりすることも理屈では十分あり得るのだが、同一のシリーズで1巻と3巻では成人向け指定があって2巻では指定がないみたいなものはないからだ。

そういうわけでそのような、エロシーンも本にまとめられるぐらいにはそれなりにあるけど比重としてはそれは壮大な物語の一部に過ぎないみたいな漫画の居場所一般向けにも成人向けにもないことになる。

商業漫画は成年向け雑誌という媒体をそういうエロのためにエロを描くのではなく、物語エロを盛り込む手段として利用させてもらうという半端者を認めないのだ。

しかしこうした実態にはエロゲーの様相を鑑みれば業界と読者との共同の固定観念があるように感じる。読者はエロを銘打ってエロがないのを詐欺だと思うし、業界詐欺呼ばわりされるのを恐れている。これらの固定観念創造性を毀損している。まずエロの有無如きで「詐欺かもしれない」と疑ってかかる狭量さや臆病さをお互いに捨てるべきだ。

先にエロ漫画というブランディングが失敗しているといった。私からの代案として「18禁漫画」という公称を提案したい。

コンシュマー18禁ゲームは性的要素を含むものに限らない。つまり単に18禁と名乗る限りではエロがないか詐欺批判される余地も生じないわけだ。

蛇足(では現実的にどこに発表するかということ)

現状商業でそんな漫画は出せない。持ち込んでも突っぱねられて終わりだ。

ならば個人で描いて発表するしかない。さてどこが相応しいか

pixivは続き物の漫画投稿やす仕様がある。商業みたいな話当たりの枚数制限もない。

ただたとえば十数枚のうちエロシーンが1枚しかないのにR-18と設定としていいものなのか。エロを探してる人間から検索妨害批判されたりしないだろうか。批判されるなら大量投稿している深淵絵師が先と考えれば杞憂なのかもしれないけど。

セカンドライフ仮想空間内で発表するということも一つの考えだと思う。セカンドライフには18歳未満立ち入り禁止区域があるが、その中も全域がネオン街みたいになっているわけではない。同じSIM内なのに、洋風のお城があってその中に名画っぽく額縁にど健全な絵が飾ってあったり木々小川のどか雰囲気になっているところもあったり、いい意味で猥雑としてる。こういうところで漫画を発表するなら詐欺呼ばわりされることはまずないだろう。

個人サイトを作ってトップページに18未満を退出させるお断りを設けその内側で発表するという古典的手段もある。

ただこれも、18禁部分があまりにも少ないと判断されたときに「もったいぶってたくせに騙された」みたいな人から炎上対象になったりしないか懸念するのは考えすぎだろうか。

しかし実際は詐欺を恐れて漫画が発表されないとかじゃなく、こういう能書きみたいなことを考えている人は俺以外にも割りといて、でもそういう奴に限って面倒くさがりで漫画を描けないか描こうとしないというだけなのかもしれない。

追記

なんだなんだどのブコメ漫画知識マウントとってきてよお!

お前らだってexhentaiと言われても何のことかも分からいか規制しか持ってないかのどっちかのくせに!

koviW52M

dorawiiより

2021-09-03

anond:20210903125527

自分が知ってる土俵に持ち込んで相手マウント取ろうするのはさすがに草なんだ

2021-09-02

anond:20210902082157

女性若い男性を同じ土俵に並べるより、若い世代とひとくくりにしたほうが嫌味に聞こえない気がするのは気のせい?

2021-09-01

しばらく自民党を支持するのを止めます

従来の自分であれば、「自民党はひどいが、他の選択肢はよりひどい」という消極的理由自民党投票していただろうが、

今回のパンデミックオリンピック、そしてアフガニスタン邦人退避作戦で明確に見限ることを決めた。

端的に言えば、今までは自民党100点満点中30点、他が10点~0点くらいだったが、自民党10点に陥落し、他の政党は変わらずという形だ。

決して他の政党評価できるわけではない。

そして、その中で何故自民党を見限ることになったかといえば、この全体的に低い平均点を底上げしたいというのが理由だ。

 

以下に細かい理由を書いていきたい。

まず、自民党という政党評価だが、良い点は「ノウハウがある。コネが強い。他の政党よりはバランス感覚に優れている。」というところである

悪い点は「ぬるま湯に浸かりすぎてやる気がない」この一点だ。

他がザコすぎて国民勝手自民党に入れてくれる環境が長く続きすぎたせいで本当に何もしなくなった。

個人的には「何もしていないが、有事にはきちんとするだろう」という楽観視をしていたのは間違いない。

しかし、実際には「何もしないし、何かはできるが常に後手でマイナスの結果が出る」が正しかった。

それが表面化したのがパンデミックであり、オリンピックであり、アフガニスタン問題だ。

楽観的で消極的、何かが起こってから何かをするという甘えた動きが固定化し、それではダメ問題連続で発生しても直せなかったのである

特にアフガニスタン問題がひどい。

完全に「まあなんとかなるでしょ」という甘えが出ている。

悪い点があまりにも悪くなりすぎて、良い点が無意味になった。これが減点の内容である

 

一方の野党、主に旧民主系のみを語るが、良い所は「現状の経済状況に適切な経済立ち位置を持っている」というところである

今の経済的状況で自民党の掲げる小さい政府逆効果で、市場介入を強めていかなければならない。それを持っているのは旧民主である

悪い点はもう全てだ。

野党経験が長すぎるせいで政権運営ノウハウは無いし、目先の利益にすぐに飛びつくし、すぐに政治ゲームをしたがるし、悪を叩く快楽バカになっている。

完全にチンピラである

多少マシな国民民主議席が少なすぎて土俵に上がれる力がないので論外だ。

 

このマンネリの状況では、政党が各々国民に対して魅力的なプレゼンをしてこない。

与党は何もしないし、野党自民党の揚げ足を取っていればちょっと議席が増えるだけになってくるので、経世済民ではなく権謀術数ゲームに夢中になってくる。

メディアもそっちのほうがわかりやすいのでより取り上げるし、我々大衆もわかりやすいから反応するし、

そうなるとより一層野党は揚げ足を取って与党は何もしなくていいし…という地獄ループに陥り、今に至ると見ている。

 

もちろん各政党問題にきちんと取り組もうとする人がいるのはわかるが、ここでは組織としての態度の話をしている。

組織を上げて問題への取り組みを第一としている政党は、あるっちゃあるんですけどこの流れて言うとその政党宣伝しか見えないので言わない。

 

個人的投票していきたいのは立憲民主党だが、はっきり言っておきたい。

ここはダメだし、評価できる点は人数以外にないし、政治的態度もカスで、本当に投票したくない。

本当にチンピラだと思っている。

 

何度も言うが、たとえ私の提案どおりに立憲が与党になったところで、私は立憲を祝福しない。

日本の政治全体に緊張感を与えるためにたまたま議席の多いやつを選んだだけ。立憲じゃなくても良かったし、少しでも下手こいたらすぐに下ろす。」

という緊張感をもたせたいのだ。

それでも投票する理由は、「自民党を一旦下ろして反省してもらう」のと「政治家全体に圧をかけたい」というのにほかならない。

そしてこれらは、「日本の政治権力ゲームメインではなく、表面的にでもきちんと社会問題プレゼンするものに変える」ことを目的としているのであって、

チンピラのほうがマシ」なのではないということは明言しておく。

 

おそらく「日本がめちゃくちゃになる」という反論が来るだろうが、

このまま腐ってズルズルと終わるかめちゃくちゃになって再建するかのどちらかだと考えている。

今回のアフガニスタン問題で、「自民党にマシになってもらうのを待つ」というのは存在しない選択肢だと判断するに至ったためである

自民党は完全に毎日餌がもらえるから狩りをサボって動けなくなった家畜だ。痩せてもらうしか無い。

 

他の政党は論外のれいわとN党、腰巾着公明党

泡沫過ぎる国民民主、ほぼ居ない希望の党社民党

議席数は多いが国防上ありえなさ過ぎる共産党など選択肢がなさすぎる。

 

日本維新の会は正直あんまり知らないのだが、日本東京大阪しか考えられていないという印象がある。

上のよりはマシそうなので選択肢には入るかなとも思うけど、共産党より衆議院議席無いんだよねここ

2021-08-31

般若にはガッカリ

フェス出演の般若ラップでアンサー「呼ばれたから行っただけ」「ヒップホップ癌なの?」

https://www.google.co.jp/amp/s/www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3580957/%3famp

これはシンプルダサい

いちばんダサいのは何が善で何が悪かとか言って話を大きくして誤魔化そうとしてるところ。

まぁその土俵に乗った所で般若が言ってる事はとんちんかんしか言いようがない。

コロナが爆発的に拡大して医療崩壊が起きて人が亡くなる事が日本で発生してる。

それを阻止するために緊急事態宣言が出ているわけで。

医療機関負担を減らして人が亡くなるのを防ぐのに協力すべきなのはいい歳した人間義務

これが善か悪か分からないならもう表舞台に立つべ人間じゃないか引退して欲しい。

バカが集まるライブに行ったらバカが大騒ぎするに決まってる。

緊急事態宣言が出てる中で前の週にあったイベントが袋叩きにされていたのは記憶に新しい。

それを見ればライブに参加することのリスクは猿でも分かる。

前の週のイベントより客層がバカライブならもっと酷い事になるのはナメクジでも分かる。

本当に分からなかったのか?

それでイベント会社にはちゃんとやって欲しかったでしゅ〜🥺🥺🥺ってアホか。

もうやめろ。

HIP HOPが癌なんじゃなくていい歳して常識が欠如してらお前らが癌なんだよ。

多くのラッパーコロナ禍で何とかやってる中その努力無駄にした老害

妄想族で大暴れしていた般若はもう居ない。

フリースタイルダンジョンラスボスをやっていたかっこいい般若はもう居ない。

今いるのはいい歳して誰でも出来る予想すらせずにライブ会場にノコノコ来て三密状態の会場を見てもうきゃうきゃ言いながらライブをした挙句HIP HOPは癌なのか等と話をでかくして誤魔化そうとするおっさん

もう終わり。

薬物に正面切ってNoを言える般若ならと思っていたが心底ガッカリ

キャラ実像が離れたらもうお終いだよ。

あーあ。残念。

2021-08-30

努力だけじゃ無理なんだよ

絵描きっていうのは努力だけじゃ無理。

まれ持ったセンスが必ず必要。そこに経験というものが加わってセンスレベルが上がる。

まれ持ったセンスレベルが100ある人がいて隣にレベル1の人がいた場合、100ある人が経験というレベルアップを50したとしたら1の人が追いつくには149必要なわけ。

それだけのレベルを手に入れて初めて同じ土俵に立つ。レベル1の人が経験で50だろうが100だろうが手に入れても最初から100の人には追いつけない。

それを努力をすれば出来るなんて言うやつや同じくらいの画力になれるなんて言うやつが居るが、口だけにも程がある。

努力しても届くのはレベル100のスタート地点なんだよ。下手すればスタート地点にすら立てないで終わる。

誤解しないでほしいのは努力をしないという事ではない。軽々しく無責任努力すれば出来るなんて言わないでほしいって事。

泣き言すら言ってないのに、いきなり努力すればなんちゃらって言ってくる奴がいて待てよって感じだわ。

誰か他のやつの泣き言と間違えてないかね?

2021-08-29

続・鴻巣友季子の時評は何が問題なのか

 「鴻巣友季子の時評は何が問題なのか」(https://anond.hatelabo.jp/20210826203711)の著者です。

 非本質的な、《誤読か否か》を議論するコメントが依然として多いので、記事を改めて補論を書きます(文中敬称略)。

 元の記事では鴻巣意見から矛盾を示すために使ったまでで、解釈」という言葉を本文で一切用いずとも問題を整理できるし、他にも鴻巣矛盾を指摘できるのでそうします。

論点整理・集約版

 少なくとも桜庭が問うている本質的問題は、

 「作中に描写がないこと」を「作品に書いてあるかのように読める断定で書いた」こと

 である

 そしてこの点について鴻巣スルー、もしくは無理筋意見を出しているのみである

①27日13時39分

②27日16時43分

 桜庭自身鴻巣との対話をやめたが、外野はこの点について把握しておくべきであろう。

 鴻巣意見無理筋なのは以下ツイートから明らかである

③27日1117

 このツイート議論として成立するためには、「描写がある」「明示的な記述はなく」という仮定客観性を持たねばならない。「主張が正しいか」という検討以前の条件である

 よって鴻巣は、桜庭が言う「直接描写されていないこと」は、主観ではなく客観としなければならない

 ところが③の直前の、桜庭に宛てたツイートはこうだ。

④27日11時6分

 お分かりいただけただろうか?

 鴻巣桜庭の言う「直接描写されていないこと」を「なに」という言葉に置き換え、「あるひとりの読者=作者の主観だ」としている。この矛盾について解決しない限り、鴻巣意見無理筋であり、鴻巣桜庭議論する土俵にも立てない。

 なお、鴻巣は主張が成立しないのだから、厳密には「平行線」ですらないだろう。

 論点整理は以上である

 

 以下、元記事にやや補足しておきます

 テクストに「ない」ことを「ある」かのように書いた(ことが検証できる)あらすじなどという珍妙ものを読む機会がないので、そのようなあらすじを目にしたのちにいざ対象テクストを読み始めた者がどう反応するのか、筆者には確たることは言えないが、あらすじに書かれた鴻巣解釈だけを前提とし、桜庭提示した(あるいは以下で私が説得的に示す「真っ当な」)解釈に思い至りもしない、という可能性はあるだろうと考える。

 それは「読み」が閉ざされたことを意味する。なお、「どこかでおかしいとわかるはずなのでそうはならない」と言うのであれば鴻巣の書いたあらすじが頓珍漢だと認めることになる。

 また、鴻巣Evernoteでは「作品紹介のあらすじと解釈を分離するのはむずかしいことです」と述べていたが、「むずかしいこと」ではなく「不可能な」ことにすり替わってしまった。

 こうしたすり替えをわざとやっているのであれば大した度胸だと感心する。同時に、不誠実な書き手だと評価する。

鴻巣解釈検討

 ついでなので、鴻巣の読解が「曲解であることも示します。(「誤読」とは言いません。桜庭が使わないので。)

 不仲だったころもあったよね、と遠慮がちに聞くと、母は「覚えてない」と心から驚いたように見えた。離婚の話が出たことなど具体例を挙げてみるが、「そうだったっけ?」と不審げになる。それから急に目を光らせ、「人の記憶って、その人によって違うね?」と言った。

 瞬間、母とわたしが同じ過去の〝ある時〟……七年前に最後に会った時のことを思いだしているとわかったが、いま対立するのは不毛だと、「ふーん……?」と目をそらした。

 それから

「もしかしたら、病気になる前は、お互いに向きあってたか性格や考え方がちがいすぎてぶつかってたんじゃない? この二十年は病気という敵と一緒に戦っていて、関係が変わったとか」

 と言ってみると、母ははっと息を呑み、「そう、その通りだ」と大きくうなずいた。

桜庭一樹「少女を埋める」https://note.com/sakuraba_kazuki/n/ne3b7aa29cd58

 「不仲だったころ」は病気になる前は、お互いに向きあってたか性格や考え方がちがいすぎてぶつかってた」を指すのではなく介護していた「この二十年」を指すというのが鴻巣の読解です

 この読解を支持できる方は根拠をつけて教えてください。「病気になる前」であるという解釈をあえて却下する理由込みで。

 なお、この点についてのツイート鴻巣はなぜか削除していますが、ツイートこちら(https://twitter.com/maffumi/status/1431506303784943616?s=20)へのリプライの形でした。(スクリーンショットを見たければTwitterに上げても「私は」構いません。)

 さて、(桜庭言及している)「母は「覚えてない」と心から驚いたように見えた」に呼応する、

 いよいよ蓋を閉めるというときになって、母がお棺に顔を寄せ、「お父さん、いっぱい虐めたね。ずいぶんお父さんを虐めたね。ごめんなさい、ごめんなさいね……」と涙声で語りかけ始めた。「お父さん、ほんとにほんとにごめんなさい……」と繰り返す声を、ぼんやり寄りのポーカーフェイスで黙って聞いていた。

 内心、(覚えてたのか……)と思った。

(Ibid.)

 の「内心、(覚えてたのか……)と思った」も、「不仲だったころもあったよね、と遠慮がちに聞」いたのも、「もしかしたら、病気になる前は、お互いに向きあってたか性格や考え方がちがいすぎてぶつかってたんじゃない?」と言ったのも、すべて〈わたし〉なので、「不仲だったころ」をいつとするかによって、母が「お父さんを虐めた」のがいつだったと〈わたし〉が考えているかも決まる(と考えるのが普通だと思いますがどうですか?)。

 当然のことですが念のため言っておけば、実際にいつ「虐めた」かは、作中世界では〈母〉のみが把握し、〈母〉の心中作品視点は入り込めない。よって問題となるのは〈わたし〉がどう考えているかを、〈わたし視点文章解釈することです。

 私は「不仲だったころ」を「病気になる前」としか解釈できません。よって「虐めた」のも「病気になる前」としか解釈できません。

 困りました。私の読解力がないんでしょうか。解釈自由標榜する皆様、お知恵をお貸しください。

 最後に、本から引用します。

 「テクスト解釈可能性は無限である」と言っても、それは「解釈対象、つまりは焦点を当てるべきもの事実テクスト)が存在しない」ということにはなりません。「テクスト解釈可能性は無限である」と言っても、それは「どのような解釈の試みもうまくいく」ということではないのです。

ウンベルト・エーコウンベルト・エーコ小説講座:若き作家告白』、和田忠彦、小久保真理江訳、筑摩書房2017年、48頁)

2021-08-25

女が勘違いして恋愛結婚ハードルを上げまくって大勢の男のやる気や自信を失わせた

並かそれ以下の女がメディア婚活ビジネスに乗せられて男を上から目線で偉そうに品定めするようになって、

釣り合うスペックを持ってる訳でもないくせにハイスペイケメンエリートを平然と求めるようになり、それ以下の男を雑魚と見なして切り捨ててきた

恋愛市場結婚市場には女のお眼鏡に叶うイケてる男だけが残り、そうでない男は土俵から排除され、一見女の望み通りの世界になったように思われるが、

そのハイスペイケメンエリートの数にも限りがあり女と同じ数だけいるわけじゃないから、必ず売れ残る女が大勢現れるという残酷現実が待ち構えている

アラフォーになり無駄に膨れ上がったプライドを今さら簡単に下げられるわけもなく、「仕方なく妥協してあげる」というスタンスでようやく本来釣り合っていた男に目を向けるようになるが、

その時点でもはや自分価値が急落していることにも気づかない

2021-08-24

anond:20210824121335

業務改廃と退職を同じ土俵で語ろうとするのはミュージシャン側がズルくね

フェスに出なくたってミュージシャンは飯食えなくなるわけじゃないし、廃止された業務に就いている人や企業が潰れるのはどこも一緒でしょ

これは完全別件だけど、正直フェスはわざわざ今人集めてまでやることではないよねとは思う

どうしてもやりたいなら無観客しかなかったと思う

から不要不急なフェスによる人流とエッセンシャルじゃなくても仕事をするために起きる人流を同じ土俵で語ろうとすること自体烏滸がましいと思う

2021-08-18

anond:20210817160337

従来の男性中心の会社組織運営は、女性生理出産のことを考慮してなかった。その仕組みが変わらないまま女性が従来の男性の働き方を真似ても、相手土俵というやつで、不利に決まってる。女性だけで起業しましたというカルチャー会社男性的な男性入社したときに、他のスタッフと同じキャリアパスを目指してうまくいくだろうか?

育児もそうで、女性中心の育児のしかたでずっときているところに男が入って女性の真似をしても、なかなかうまくいかない。いまは粉ミルクあるけど無かった時代母乳が出なければそれだけでめちゃくちゃ不利である母乳が出ない「不利な」母親と同様に乳母を探す必要に迫られる)。

中間管理職のあり方なども、「育児をほぼ担当しない」男性であることが前提になっている。単身赴任などは従来から存在している不幸であり、これは正社員居住地自由を、安定雇用人質に奪われてきたからだ。こんな正社員同士で共働きしたら、同居家族など夢想レベルだ。もし小さな乳児がいたらワンオペは避けられない。

こんな状態でいいの?という話なのだリモート勤務など良い兆しもある。先進的で未来活躍する人材企業いかに確保していけるかは、従来と違う時代が来たことを理解して、「安定した正社員雇用と昇進の仕組みを変えるのがめんどくさい」というワガママから脱却する必要がある。

2021-08-17

エヴァは破がマックス

エヴァも旧劇も全部ひっくるめて破がマックスだったわ

アスカ4号機に乗るとこで震えが止まらんかった

アスカがどうこうじゃなくてその演出に震えが止まらんかった

エヴァでトウジが4号機に乗せられるのはエヴァ最高の見せ場なんだけど

そんな重要な立ち回りなのにエントリープラグから発見されるまでトウジが乗ってるっていう確定的な情報は一切なし

絶対乗るのに肝心な部分はひた隠し

知らない人は17話見直せばいいけどどこにもトウジが乗ると確定的なことは言ってない

トウジが職員室に呼び出されて中からリツコさんの声はするけど姿は描かれない

から当時テレビ見てた人は「え?トウジ乗るの?マジで?」みたいな感じだった

この頃のアニメとかドラマってこういう演出があると

「実はトウジじゃありませんでしたー!ハッピー!」

っていうことをやるための緊張と緩和だったんだけど、それを逆手に取って

「実はやっぱりトウジでしたー!期待した?残念!

っていう感じで悲劇感を際立たせてた マジでドSだわ庵野

貞本コミックの方はどうなるのかなーって思ったらトウジからシンジに伝えさせていて

それはそれで悲壮感あるんだけど貞本はやっぱ(読者に対して)優しいなーって思ってたら

なんとトウジが死ぬっていうね(笑)貞本もドSでした。

そんで新劇になってまず「アスカは出るのか?」っていう話題が持ちきりだった

ミヤムーあんまり声優やってないし庵野となんかあったっぽいしアスカ出ないんじゃね?っていう予測もあった

確か当日までそういう噂あった気がする 予告でアスカはチラッと出てるけど声はあるのか?みたいな

アスカの代わりがマリなんじゃね?的なのもあった

そこからの開幕でいきなり元気なアスカ登場で安心させといて

素っ裸のサービスシーンも見せつけておいて

4号機アスカ乗せるんだからマジで庵野天才かって思った

死亡フラグ立てまくりで見てる側に絶望感与えるとこもドS過ぎた

おまけにBGMで歌流してホント天才所業だったわ

そんでそこからテレビ版より強くなりすぎてるゼルエル登場

初号機覚醒からの「綾波を返せ」っていう成長したシンジ

最後お約束「お前誰やねん」のカヲル登場

完璧すぎた

帰りの電車は覚えてない いつの間にか家に着いてた

Qのガッカリとかシンエヴァの退屈感とかもまぁまぁ面白かったけどやっぱ破がマックスで最高

ちなみにエヴァ知らん人が今から破だけ見ても全然おもんない

破に至るまでのいろんな経験があって始めて破が面白いんであって破だけ見てもおもんないし

から何も知らない人が旧エヴァ見直したりしても多分おもんない

当時を生きていた人が世間の動向や噂なんかを体験たからこそマックス面白いんであって

それを疑似体験はもうできないだろうね

シンエヴァアマプラで見て感想述べてる奴なんて申し訳ないけど土俵に上がってないな

2021-08-16

左翼ネトウヨを受け入れろよ

いや主張は受け入れなくていいんだが

自民支持者はコロナにかかっても入院するな」

とかそんなことは言うな

そこは受け入れて違いを出せ

同じ土俵勝負するな

2021-08-13

都合のいいこと放言する悪さってさ〜

相手と同じところにいようとしないよって示してることだよね〜〜〜


価値観同じ人で集まることができても結局、同じところにいるわけじゃなくてそれぞれ一人でいようと思ってるし、困っても手を差し伸べられんわね。

まあそれで自力で乗り越えようとするのもええけど、それでまた都合のいいこと言ってると身動きとれなくなってくわ、乗り越えられる土俵は否応なく小さくなっていくんだから

でも金があって一人でいられたら一人相撲にも気づかずにいられるもんね。


別にいいのよ、推しも言ってた、みんな違ってみんないいよね。

でも小さい土俵一人相撲とりながら自分に都合のいいこと言うだけの人を、医療福祉スタッフが一人で何人も看ながら走り回らなあかんめまいがするわよ。

ここは拝金主義の悪さですわね。

まあそういう祖父母や親類を持つだけでも私は嫌だな。

そうしてお前は不必要遺産だけ必要だってなるから拝金主義は終わんないわね。

高齢の人が政治しがちなのになんで拝金主義に歯止めかからないんだろうってたまに思ってる。

遺産社会を回す気なのか。

一人相撲しかできない身でもってそういう気概でいるのかな。

切ない。

その人自体は不必要なのにその人絶対自分必要とされてるって勘違いちゃうじゃん。

でも勘違いできるのも幸せなのかなあ。


いや金は要るけども、金で買えるものしか欲しがれないふうにもなりたくないなあ。

負け惜しみなのかなあ。

金の問題クリアして都合のいいことだけ言ってられたなら、ストレスレス一人相撲幸せに一生終えられるんだろうな。

実際そういうふうに生きてそうな人はよくいるし。

全能感ってなんなんだろ。

だって土台全能は無理じゃん。

土台一人きりの発想じゃん。

全能感抱いて生きてる人って全能感を抱くために全能感抱く自分のありようを人に薦められないよねって思ってる。

自分矛盾してて金を至上のものにしてしか自分がいる意味が成り立たないから金にばかり頼る価値観ものを言わなあかん

切ない。


いや実際、金がなくても与えにくくても君はいていいとかは言われにくいけど、言われにくいから逆を言いやすいってことにはならないじゃん。

一人相撲放言は、全能じゃない人の全能気取りは、どうあがいたってその、誰にとってもフレネミー…だよねえ…

(この炎上高齢政治家の失言と同じものって認められてほしいなあ実際)

2021-08-10

anond:20210810085120

たとえ話だからね。自分の得意な土俵で戦う方法はいろいろあるんじゃないかということだよ

anond:20210810075644

別にその土俵だけで戦う必要ないじゃん。かけっこ足は遅いけど相撲レスリングは強いよで、格闘家になっても良いわけだし。

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