はてなキーワード: 分散とは
考えれば考えるほど、医者+製薬会社+官僚の権益確保システムがよくできていて笑うしかない。
さすが日本最高の頭脳がよってたかって長年かけて作り上げたシステム、非の打ち所がない。
あらゆる方面に対してWIN-WINの関係(もしくはそう見えるような状況)を巧妙に作り上げて文句も言われにくくなってところも、もう芸術的といっていい素晴らしさだ。
日本国民は国民皆保険制度により、3割の負担で医療を受けることができる。
どんな医療行為がいくらになるかは診療報酬制度で全国一律となっており、地域差や病院によって負担が不公平にならないようになっている。すばらしい。
現行の診療報酬は
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/dl/s1005-4e.pdf
このへんがオフィシャルなのかな。
うん。よくあるよね。なんだか痛いので整形外科にいくようなパターン。
初診料 270点
検査 577点
画像診断 158点
処方せん料 70点
計 1,075点
---------------------------
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
高っ!
レントゲン1発撮って1580円(MRIなら8500円!)いつもどおりの処方せん書いて700円。なんという戦略的価格。
でも、3割負担だから請求されるのは3225円。これぐらいなら。まあ…ちょっと高いけど、また痛くなったらお願いしようかと思うよね。これが老人なら2割負担だから2150円。それなら毎日のように通って看護師さんに優しく湿布貼り替えてもらおうかって思うよね。
でも病院には10,750円ちゃんと支払われる。そりゃ儲かるよ!八百屋がトマト1個300円で売って、でもお客は90円しか払わなくていいってなってたら、そりゃあ八百屋儲かるよ!
もちろん残りの7割はみんなの給料から結構な金額天引きされてる健康保険。価格の7割を税金で補助してもらえる産業なんて医療をおいて他にはない。医者が開業するとき銀行は喜んで億単位の資金を貸し出してくれる。回収できる確率が非常に高いことが判ってるからだ。その辺の社長さんが起業するときあちこちから1000万借りるのにする苦労に比べたらえらい違いだ。
住宅地の路地裏にひっそりあるお爺ちゃん先生がのんびりやってる内科医院とか、あれでも潰れないどころか、ベンツ乗って大きい家に住んでるからね。しかも100m歩く間にそんな病院が3軒あったりして。そんで息子はお金かけてええとこの医学部行ってこんどは資本金いらずで後を継ぐね。なに、新しいレントゲンが2000万?よっしゃ父ちゃんが開業祝いにポーンと現金一括買いしちゃろ。
http://nensyu-labo.com/sikaku_isya.htm
「開業後しばらくの間は借入金の返済に追われる日々となります。」とか書いてあるけど10年ぐらいで返し終わったらあとはジャンジャン儲かる日々だからね。
そんな現代の貴族とも言うべきお医者さん。でもさすがにそれは他業種に比べてあまりにも保護されすぎだろう、皆保険制度なんてやめちまえ、という話には、ほとんどならない。
「お金のない人でも、等しく医療を受けることができるようにしましょう」
という国民皆保険の精神はどこからも文句のつけようがない正義だからだ。素晴らしい。
また、全国一律の価格設定になっていて、それ以外の価格を提示してはいけないという縛りがあって、さらに医療法で病院の広告宣伝にはものすごく厳しい制限がかかっている。具体的には、例えば病院の「売りや自慢できるところ」を不特定多数に向けて宣伝できない。看板に書いていいのは病院名と科目名ぐらい。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html
つまり、市場原理が著しく制限され、働かないようになっている。
するとどうなるか。
経営に力を入れて儲けようとする病院と、そうでない病院に差が生まれにくくなる(口コミ等で多少の差はできるが決定的にはならない)。つまり住宅地の路地裏に(略)内科医院が潰れない。一般企業だと起業したら9割は数年で潰れるけど、病院はよっぽどのことがないと潰れない。潰れないどころかベンツ乗って(略)。
でもそんなのおかしいじゃないか、もっと競争を働かせて過剰な町医者は淘汰されるべきだ、という話には、まずならない。
「全ての市民がかかりつけ医(ホームドクター)を持って日常的に健康を保ち、難しい症状の場合だけ、大きい基幹病院に行くようにしましょう」
という「サテライト構想」は、文句のつけようがなく国民全員の利益にかなっているように見えるからだ。
もう鮮やかすぎて感心するしかない。
定期的に、医師不足が叫ばれている。そういうときテレビのワイドショーに出てくるのは産婦人科と基幹病院の救急救命。「当直明けで外来もこなさないといけない」「ちょっとしたことですぐ訴訟されちゃう」激務や責任でドロップアウトしてしまう医師も多い。医師をもっと増やすべきなんじゃないか。
医者になって開業すれば貴族になれるって判ってるんだから医者になりたがる高校生はいくらでもいるだろう。医学部を新設して定員をどーんと増やしてちょっとキャンペーンはればあっという間に(医学部6年+経験を積む数年ぐらいで)医師不足解消できるよ。
という議論が出た時、反対したのは日本医師会。
http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20100714_1.pdf
医師数増加に関する日本医師会の見解 -医学部を新設すべきか-
また、G7 平均(G8 からロシアを除く)の人口 1,000 人当たり医師数は 2.9人である。仮に日本の人口 1,000 人当たり医師数をG7平均なみに引き上げるとすると、現状の人口を前提に医師数を1.3倍に増加させる必要がある。
と、先進国との比較で医師数が少ないというデータには触れながらも、
1.教員確保のため、医療現場から医師を引き揚げざるを得ず、地域医療崩壊を加速する。
2.教員が分散し、医学教育の水準、ひいては、医療の質の低下をまねく。
3.人口減少など社会の変化に対応した医師養成数の柔軟な見直しを行いにくくなる。
1医育機関当たり医師数は289 人であるが、二次医療圏の約 4割では、医療施設従事医師数が289人以下である。医学部が新設されることにより、地域でさらに医療崩壊が進むことを否定できない。
として、医学部新設には反対。既存の医学部の定員増でゆるやかに変化していけばいいというのんびりした見解。
実際のところ、なんであの激務のお医者さんたちが「全然人が足りない!」ってなってるのかって、つまり忙しくてそれほど儲からない勤務医よりも楽で儲かる開業医のほうがいいからみんなそっちに行っちゃってるからからなわけだけど、華麗にスルー。そこには触れられたくないんだろうね。貴族制度の崩壊につながるといけないからね。
月18万もらってる生活保護の受給者を妬む人がすごく多い割には、月100万以上稼ぐ開業医を妬む人は少ない。「開業医ちょっと楽して儲け過ぎじゃね?」という話題があんまりどこからも出ないのと、定期的にテレビやマンガで格好いい医師の話が印象づけられるのもそこそこ影響してるんじゃないかと思う。ああいうのに出てくるのは必ず勤務医か離島とか過疎地の忙しそうなお医者さんで、間違っても町の暇そうなのにベンツ乗って(略)お医者さんは出てこない。
病院だけじゃなく、薬局に流れこむお金も税金で7割ブーストされている。そこで儲かってる製薬会社にも広告宣伝の制限はあるけど、TVCMをしてもいいってことにはなっててつまり大スポンサーなわけで、その辺が関係してるんじゃないかと思うのはこれは僕の単なる想像だけど。
医師が国に守られてるみたいなこと言ってるけど、制度を決めるのは官僚と政治家であって医師でなく云々。もちろんその点についても抜かりはない。
官僚は東大卒のエスタブリッシュメント。エリート同士はやっぱり理解し合いやすいし、お互い得になるスキームを賢い者同士で作りましょう、ということにはなる。厚生労働省には元医師が医系技官としてしっかり入り込んでたりもする。医療費の規模が大きくなる=厚生労働省の予算が大きくなるのだからやはりWIN-WINの関係だ。出産一時金が30万円から50万円に上った途端、町の産婦人科の出産料金が軒並み50万円に上がったのにそういうのを規制しようなんて話には一切ならなかったのは記憶に新しい。
政治家は票を沢山動員する団体の味方。日本医師会は超強力な圧力団体だ。なんせ会員数16万人
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A
に加えて、病院の看護師や事務員、介護職員も動員できる(選挙の時期になると医師会から誰々を応援すべしというプリントが配られる)ことから、いったい何百万票規模になるのやら。
介護職員なんか、ワーキングプアの代名詞みたいなのに、まんまと医師会の言うこと聞いて医師がお金持ちになる手助けしてるという。でも自分たちの給料上げろとかって全国一斉ストライキなんて企てもしない。いい子たちやなあ。
たくさんブクマもついてめでたいことです。自分の意見を書いてなかったので書きますよ。
☓ 医者が儲け過ぎてて妬ましいので医者は貧しくなってワーキングプアになれ! ←そんなこと思いもしない。ただ飛行機のパイロットよりちょっと安いぐらいでよくない?とは思う。
☓ 国民皆保険が糞だからやめちまえ! ←素晴らしいって本文でも言ってるじゃん。安い負担で医療が受けられるのは本当にいいこと。
◯ アメリカよりはまし ←ほんとそう思う。アメリカがひどすぎて、っていうか、アメリカの市民生活にかかわる社会システムは見習わないほうがいいものが多すぎる。若者の死因第2位が殺人なんておかしい。
現状をこうこう変えるべきとか思いつきもしない。だってどこかを変えたらどこかに不利益がでるもの。そんな風に、しっかり独占と税金ブーストによる利益を確保しながら、心理的にも構造的にも変化を受けづらいようなしくみになってるところが「凄すぎる」って話です。
岡田斗司夫、ホリエモンの二人で、クラウドファンディングとクラウド的集合知によってアニメを作ろうという”みんなのアニメ”。
現状のままだと、かなり不安。
創作者と投資者のモチベーションを支えるものがあまりにも少ない。
・参加者はお金を出さなければならない(自分が関われないかもしれないのに、お金を出さないといけない)
・テーマが、自分と同等の金しか出さない岡田と堀江によって決められている(不平等である)
・オネアミス2(前日譚)にするらしいので、オネアミスを踏まえた設定にしなければいけない(自由度がない。設定に制約がかかる)
・作画クオリティがわからない(低質な作画なら、自分のアイデアを出したくない)
・ターゲットがわからない(全体としてのターゲットを決めてくれないと、エログロバイオレンスやテーマが決められない。あとでダメと言われたくない)
・他人が決めたアイデアに沿って絵を描かなければならない(職業監督のコンテ描きみたいなことして楽しい? すごいものになる?)
・岡田がまとめる(現代的なニーズに応えるキャラクターや話が作れるだろうか? オネアミスの続編となると、もはや岡田の作品では?)
・発言権が少ないと予想される(声優やスタッフのキャスティングはホリエと岡田が決めるだろう)
・製作期間、拘束期間、およびその間の生活費は?(今の自分の人生を捨てなければいけなくなる可能性がある)
・YouTubeで公開 (何人見るかもわからない、ひょっとしたら100人かもしれない)
・何に投資するのかわからない(良いアニメに投資するというなら、プロのアニメに投資するだろう)
・成功が期待できるわけではないものに金を出したくない(良いと思ったものに金を出したいし、どうせなら成功してほしい)
・投資の額に応じた見返りが提供されない(1万出しても10万出しても同じなら1万出すだろう)
・失敗した際の責任の所在が明らかではない(クラウド的ゆえに、責任も分散される。つまり信頼が分散する)
・責任こそ取らないが岡田が仕切るので、岡田に投資しなければならない(岡田に思い入れのある人は多くないだろう)
・予定資金(5億)が現実的ではない(1人1万なら、5万人が投資しなければいけない。10万なら5000人。それでも厳しい)
・5億集まらなかったらどうするかが明らかではない(低予算でもやるのか、やらないのか)
・5億の使途が不明(素人からスタッフを集めるのに、5億も必要なのか。使途は?)
・YouTubeで公開 (興味を持ったネット民しか見ない、100再生かもしれない、そんなアニメに投資したい?)
・どうやって広報するの? (Youtubeで公開するにしても、宣伝しないと見てもらえない。その予算と方法は?)
・製作期間は? (いつ出来上がるかわからないなら投資したくない)
・オネアミスの続編とか興味ないし、庵野も山賀も関わらないんでしょ
・品質は?
・オーディションで決まる声優。芸能人でもプロでもない素人が主演してもなあ
・戸松遥ちゃんが出ない可能性高い
・誰が脚本書くの? つまんない人が書いたらだいなしでは?
俺は2chDownload板に47氏として金子さんが登場した時から知っている。
WinMXというサーバーを介したP2Pファイル交換ソフトが当時は全盛だったが、サーバーを止められたらファイル交換出来なくなるという致命的な問題があった。
そして実際にサーバーは止められ、有志のサーバーに頼るか他のソフトを探すしかなくなった。
ちょうどそんな時期に
と颯爽と登場したのがスレッド内コメント№47、通称47氏と名乗ることになった金子氏だった。
同様にサーバーを介さないGnutellaというピュアP2Pがあるのは知っていたが、FreeNetは知らなかった。
ははぁ、なるほどもしそれが実現したら結構やばいことになりはしないか?とすぐに思った。
しかも分散アップロードされ、キャッシュという形でノードのどこかに保存され、アップロード元も特定できないシステム。
やばいことになる、と思ったのは違法ファイルが蔓延ることではなく、ネットの負荷が半端なく増大するって事だった。
WinMXの様にアップ側とダウン側が1対1ではなく、キャッシュ分散とノード多点経由でやり取りされるWinnyではパケット量は膨大に増えてしまうのだ。
当時まだADSLが全盛だった時代、それは実際そうなったのだが、そうなるとWinny自体の転送速度も落ちるので、Winnyは驚くべき対策を打ち出した。
P2Pソフト自体でネットを適切に自動制御する、クラスタ化というものであった。
検索キーワードを使って、同じか似た検索キーワード同士を発するノード同士を近付けて、異なるキーワードのノードは遠ざける。
目的のファイルを交換しやすくして、かつ、ネットの負荷も劇的に下げるという、
しかも個々のノード、すなわちユーザーに成績を付けて、たくさんキャッシュを持っていたり速度の速いノードはより上流にして交換しやすくする、などといった対策も取った。
Winnyの優れた点はP2Pというシステムをネット上で如何に最適化していくかというところにあった。
そしてそれはほぼ目論見通り成功しWinnyは大ヒットしたわけだ。
その後の問題については別に書くこともない。
違法なファイルやり取りの温床となったり、ウィルスが蔓延する事は当初から予想されていたことだったし。
そして俺は多分、金子氏は捕まるだろうと思ってた。
ユーザーを特定できるサイトをソフト配布拠点にしていたからだ。
そしてその通り逮捕された。
日本の司法は多分有罪にするだろうと思ってたら結果無罪となった事だけが予想を外した。
俺としては金子さんはまた再び世間を騒然とさせるソフトを作るに違いないと思ってた。
そういう期待をせざるを得ない人材だったと思う。
こうして訃報に接してそれがもうないという厳然たる事実に非常に残念に思う。
これから書くことは完全に後付な上、既にどっかの誰かが言っていることに被ってる可能性大だが、それでも書いてみる。
結論から言うと、AKBがこれだけ盛り上がったのは、今も昔もアイドルのコア層である、童貞のマスを取り込めたから。
以下具体的な説明。
まず前提として、世の男の9割にとって、女にモテないのは日常的な話。
世の人口の半分が男なわけだから、その9割つったら物凄い人数なわけで、モテないと一口に言っても、その中で更に色々カテゴライズできる。
あとはカテゴライズした結果、各々のボリュームがどんくらいかという話になる。
ではモテるかどうかの次に来るカテゴライズはというと、本題になる童貞/非童貞。
あ、これは精神構造的な意味での分類だから、素人童貞も童貞に含めるし、玄人童貞でも非モテ()こじらせたのが治ってないなら童貞と見なしますw
まあ普通に考えて非童貞のほうが人数は多いんだけど、今や童貞だってかなりの人数だ。
老いも若きもいっぱいいる。少なくともツイッターで童貞ディスったら炎上するんじゃね?ってくらいはいる。
で、AKBが登場するまで、童貞の皆さんの中でも抜群の存在感だったのが、いわゆる2次元萌え。
それもあってか、少なからぬ人が童貞=キモオタくらいのイメージを抱いていた。
秋元氏の慧眼は、それはあくまでイメージであって、実態は違うということに気づいた所。
確かに萌えオタは目立っているけど、童貞のマスじゃないってことだね。
むしろ童貞のマスにとっては「嫁がディスプレイの向こうにいる」時点で「はい解散」なんだけど、そんな彼らは殆ど取り上げられなかったというか、見えてなかった。
それは彼らの趣味嗜好が分散して、控え目にまとまっちゃってるからだと。
要するに各人がぼっちか、それに近い希薄な繋がりしか持たない状態で埋没していたのだ。
そんな彼らを惹きつけるキーワードは「親近感」というのが、秋元氏の企画の原点だろうね。
そりゃガチアスペでもない限り、人が常に他の誰かを必要としているのは明らかで、しかも人恋しさは人間関係が希薄になればなるほど強まる。
それこそ、気になるあの子がディスプレイの向こうでは絶対満たされない程度にね。
だから「いつでも会いにいけるアイドル」「ファンの皆で育てるアイドル」である必要があった。
まあ最初は上手く行かなかったみたいだけど、それでも基本路線は変えないまま一時代を築いたんだから、「正しい」と言うべきだろう。
いやあ、本当に目の付け所が凄いと思う。
なんつーか、童貞を去勢する商売をやめろとは言わないが、もう少し日陰でやるもんだろ・・・。
現在、3歳児と1歳児を育てている父親です。
http://anond.hatelabo.jp/20130619155006
元記事はタイトルから煽りスタイルなせいか、ブックマークコメントも含めグッタリする流れになってしまった感があります。
恥ずべきことですが日本では男性が育児に専念するケースはまだ少数派ですので、経験者が情報を持ち寄ることで男性特有の課題などが見えてくる有益な機会になり得ただけに残念です。(その場としてはてなが相応しいか?という問題はありそうですが)
また、子育てに限りませんが「大変だった方がエライ」とか「苦労しなきゃいけない」という風潮については疑問を挟む余地はあるかと思います。
これから記述するのは自分メモを兼ねた個人的な体験談で、それ以上でもそれ以下でもありませんが、一部でも有益な情報として読み取っていただける方がいるなら幸いです。
なお、我が家の環境としては夫婦共にフルタイムの給料取りです。実家は近く妻側両親との協力関係は良好ですが、当方は早くに母親を亡くしているので協力してもらえる状況にありません。
また、これを書くと完全に特定されてしまいそうですが、子供はとても珍しい難病を持って産まれており、出生後3ヶ月間入院、その後妻が6ヶ月休み、当方が6ヶ月引き継ぎました。
障害児なので育てづらい部類に入るかと思います。この病気は5歳未満の死亡報告例が多いこともあって目は離せなかったです。(これが理由で義父母に預けることも躊躇した)
・家事
ここは効率化する余地が多く、茶碗洗い・掃除・洗濯・洗濯干しあたりはルーチン化しやすい部分でした。
会社では業務改善を進めるセクションに所属していたこともあって自分には向いていたと思います。わりと男性には得意な方が多いのではないでしょうか?
この辺のノウハウを共有する方向で行くのは有益な機会となる気がします。
我が家の場合、職場が近いということで妻は昼休みに帰ってきますので、昼食の準備もする必要があり、炊事の負担が最も大きかったと記憶しています。(イクメンというよりは家事メンだった)
準備もさることながら、メニューの考案には確かに頭を悩まされました。
僕の場合はGoogleDocsに記録して読み返すことでメニューの分散を心がけました。
まとめ買いは4~5日分くらいが限度でしたね。慣れていないこともあり、1週間分を買ってしまうとロス食材が発生していた気がします。ただ毎日スーパーへ行くのは効率的ではないと思います。
あと、その日の天候等でメニューを変えたかったので、30日分を前もって決めるというのは自分にはできそうにないです。
※蛇足ですが、スーパーにおける10円や20円違いというのは結構重要な要素だと思います。もちろんトータルで数字を出すと家計に与えるインパクトは少ないのですが、「うわっ、しめじ安っ!」とカゴに2個入れたりするのは一種のレジャーにも似て、単調になりがちな食材調達も楽しめました。
・睡眠
哺乳障害があり1回に20~40ccしか飲めない子だったので脱水を防ぐために夜中は2時間おきに起きる必要がありました。
2時や5時に起きるのはなんとかなります。ただ、4~5時に起きた後、朝食の準備をする時間に起きるのが本当に辛かったです。
アイマスクは必需品でした。
あと、金曜と土曜の夜は授乳担当を交代するというルールにしていました。もちろん母乳だと無理ですが、週に2日夜を休めるというだけで相当負担が減ったのを記憶しています。
・コミュニティとか
男は完全アウェイでしたが、毎月開催されている公的な育児サークルにはマメに顔を出しました。
サークルのお母さん達はその後の乳児健診や予防接種などでも顔を合わせますし、幼稚園や小学校でも同級生となる可能性があります。世間話をするにしても顔見知りの方がいろいろコミュニケーションをとりやすくなると思います。
個人的にはTwitter等のSNSでリアル友人やそうじゃない方と交流するのは息抜きになりましたので、友人がいらないとはとても言い切れないですね。
・テレビ
ほとんどEテレですがテレビも見せていました。(子育てするようになって驚いたことの一つに「Eテレのクオリティの高さ」があります)
絵本の読み聞かせも頻繁にしていましたが、それとはまた違った刺激が受けられると思います。
最近になって、おかあさんといっしょのキャラクターショーに連れて行ったところ、子どもたちは着ぐるみに会えるのをとても楽しみにして目を輝かせていました。自分自身もそのようなステップを踏んでオトナになってきたように思います。
・何かをやるのは大変
将来的に自分の会社で在宅ワークを採用するときの参考になれば、という思いもありました。
ですが、正直言って定量的な仕事は満足にできないな、というのが実感です。
やはり日によって自由になる時間の差が大きいし、なにより目が離せないのでパソコンルームに籠るのは子供が眠っている時間に限られました。
あと、子供が寝てやっと空いた時間は、コーヒーでも飲んで童謡以外の音楽聴いてゆっくりしたくなります。いや、ゆっくりさせてくれよって感じです。
・イライラ病
自分だけかもしれませんが、たま~に無性にイライラするというか心が狭くなる時期が定期的にありました。
茶碗洗い最中に妻がケータイいじってるだけで「なんか手伝えよ!」っていう気持ちになってものすごくイライラするんですが、寝て起きたらケロッと治ってたりするので、「あー、またいつものか」と歯をギリギリさせてやり過ごしていました。(妻もわりと同意見)
これは人によっては爆発させる方もいると思います。パートナーの方は風邪みたいなものだと思ってケアしてあげてほしいなと切に願います。(こればっかりは美味いもんでも食べて寝るしかないのかなぁ)
昼休みに書いたので取り急ぎ。
追伸:
いろいろあるけど、
子ども、良いですよ。
ロックマンXの敵拠点ってそんな安易に「砲台」と「司令本部」に切り分けられるようなものじゃないんだよ
エックスとゼロが二手に分かれることで集中している敵戦力を分散させよう、というのが元の話だろ。
なんで既に敵戦力が分散していることになってんだ。
そりゃそうだ。
大雑把に「相手軍の陣地」っつっても
こっちの砲台を制圧するのとあっちの司令本部を制圧するのは別の目標・別の戦果なのぐらいわかるよな?
守備側がなぜ重要設備と重要人物を分散したまま(護衛戦力を分散する)なのかさっぱりわからない。
工場に戦力を集めてその責任者ってのが工場へ逃げ込めば守備しやすいよなw
こっちの例えであれば、
既述の通りの「守らなきゃいけない重要設備が複数ある」っていう状況だなどう見ても。
あー
馬鹿の相手は何の刺激もなくて超つまんねえ
老人介護に近い
自民党は憲法改正案で、日本をまるで中国のようにしたいらしい。国民が政府に文句言えない系国家の仲間入り。すると児ポ禁法には色んな思惑があるんだなー。
1.ロリコンやオタクなどけしからん気に食わんヒステリー系の頭悪い人たちの気晴らし
規制すると鬱憤が増えるなんてことは国も分かってると思うんだよね。でも鬱憤が増えれば犯罪も増えるので、警察がノルマ達成しやすくなるんじゃない?つまり、国民に「分かりやすい犯罪」を起こさせ、それを逮捕することにより、分かりやすく「さすが警察だ」という印象を与えたいんじゃないのかな。国家ぐるみのマッチポンプに国民を利用しようとしている。メンツにこだわるという動作原理を考えれば必然だよね。それも4への布石にもなるし。
もうとっくに民主主義の理想システムなんて崩壊してて、投票率とか低いし、市民による政府の監視機能も弱い。本当の民意が反映されない代議士が政治をする状況が続いたら、そりゃあおかしくなっていくのは必然で。芸能人や有名人で票あつめし始めて何年たつんだろ?そういった、壊れたシステムを治すことが善人のすることだと思うんだけど、それをせずに壊れたシステムを悪用、濫用してやりたいほうだいやってるよね。
本来、「独裁ってダメじゃね?なんとかならね?」っていう大きな目的があって、手段として民主主義というシステムができて、でもそれが壊れてきたなら、もう一度目的に立ち返って手段とシステムを作り直すのが人道だと思うのだけども。それをせずに壊れて正常に機能していない古いシステムを使い続けるというのは罪だよ。憲法にそんな条項ないと思うけどさ。
国民の監視が緩いことをいい事に、目立たないようにコソコソ法案を通したり、他のおおごとで目くらまししている間に通したりさ。やりたい放題。システムの濫用です。まあ、そういう悪事がなるべく減らせるような仕組みもシステムの中にはあるのだけども、その抜け穴。逆にいうと、今の自民党がだしているディストピア案みたいな(あとその第一段階である児ポ禁単純所持違法化とか)悪意全開のやり口を今まで実行に移さない、ほどほどにしかシステムの濫用をしてこなかっただけ日本の政党もお人好しだってことなのかも?まあそういう問題じゃないんだけどもさ。
誰が悪いかというと、「政府を監視してない人」が悪いことになるんじゃないのかなあ。監視があってバランスとって成立するシステムなのに、その監視側の人間が監視を放棄したことが発端なのだから。監視し続けることを後世も継続できるように教育してこなかったことも悪い。マスコミに流されて浮動票があちこち行くような「軽い票」が増えてしまったことも悪い。投票システムも本来の通りに機能してないのなら、これももっと早く直さなければならなかった。
民主主義が日本にやってきたころは国民と政府の関係はもっと険悪だったんじゃないの?そのときの既存システムを変えざるを得ないほどなのだから。険悪なのはいい事で、国民による政府の監視がちゃんと働く原動力になる。ところが今は票あつめパンダとか印象作りとかでどこもフレンドリーになってしまった。だから険悪でなく安心信頼になってしまった。だから監視せず丸投げになっているんじゃないの?そんで、ちゃんと監視してないから政党は国民から自由を奪って行こうとしてる。とても危険な状態だと思うけど、そんなに危機感を感じてる人は少ない感じ?すごいヤバイんだけど。
自分は「監視機能が働いていないから悪い方向に向かっている」と見ているけど、実はちゃんと機能してたりするの?すると国民は望んで自由を放棄することを選択したってことになるけども。
2012年12月の選挙は票が分散したので、固定票が多かったから政権とった政党って、それは本当に国民の意思を反映する代議士として適当なの?でもいまのシステムではそういうことになるね。仮にそうでないとしても、そういう事になってしまうね。いまの投票システムでは。憲法を変える時は国民投票があるらしいけど、それも今の国民の投票に対する意識だと期待できないでしょう。人気あるパンダやマスコミに「憲法を変えよう」と言わせればいいのだから。あ、マスコミは憲法改正反対だっけか?
「○○ちゃんねる」(2ch風小説)は創作SNS「pixiv」で流行している、匿名掲示板のスレッドの流れを模したチャット形式の読み物です。
台本形式のように手軽に読み物が書け、手軽に読めるため、pixiv小説で絶大な支持を集めています。
2ch風小説 (にちゃんふうしょうせつ)とは【ピクシブ百科事典】 http://dic.pixiv.net/a/2ch%E9%A2%A8%E5%B0%8F%E8%AA%AC
その「○○ちゃんねる」作品のうち、商業ゲームブランド「TYPE-MOON」の『Fateシリーズ』を題材にしたものが、「冬木ちゃんねる」です。
「Fateシリーズ」は2004年に発売された男性向け長編ノベルゲーム「fate/staynight」からはじまる作品群です。
美少女キャラだけでなく個性のある男性キャラクターも多数登場し、熱いバトルやドラマチックな展開が繰り広げられるため、昔から女性層にもファンが多いゲームでした。
それが2011年のアニメ化でヒットした派生作品「Fate/Zero」という外伝ライトノベルと、女主人公・男主人公が選べるPSP用RPGゲーム「Fate/EXTRA」で、小中学生・高校生~の若いファンが沢山流入し、SNS「pixiv」でも、2011年秋期以降、女性ユーザーメインの「Fateシリーズ」二次創作が一気に増加し、支持を集めるようになりました。
そこに、2011年当時pixiv小説で爆発的に流行していた「○○ちゃんねる」形式の読み物のFateシリーズ版「冬木ちゃんねる」が出現しました。
初期は他の「○○ちゃんねる」小説が流行するジャンル(「黒子のバスケ」のくろちゃんねる、「タイガーアンドバニー」のシュテルンちゃんねるなど)のように、原作キャラクター主体のものが主で、
オリキャラが登場してもモブの域を出ない、あるいは原作キャラクターを活かすためにオリキャラを投入する作品、多くのキャラクターが亡くなる原作の結末を、オリキャラの介入によりなんとかハッピーエンドにできないかという内容のものが大多数でした。
オリキャラ介入による、全員生き残る「Fate/zero」世界への介入ものに人気が出るうちに、そのうち、だんだん特定キャラへの過激な暴力や制裁の描写が含まれる、ヘイト創作としか言えないものが増えてきました。
ヘイト創作とは、キャラクターの思想やあり方を否定したり責めたりすることを目的として作成された二次創作物の総称です。
ヘイト創作 (へいとそうさく)とは【ピクシブ百科事典】 http://dic.pixiv.net/a/%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88%E5%89%B5%E4%BD%9C
キャラヘイト/ ヘイト表現/ 同人用語用語の基礎知識 http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_chara_hate.htm
これらの投稿作品が一定数の支持を集めてしまったことにより、「冬木ちゃんねる」の様相は一気に変わって行きました。
「Fateシリーズ」「冬木ちゃんねる」や「ヘイト創作」なら人気が取れると考えたユーザー達が集まり、題材作品を読むことすらなく、流行に乗ってこぞってヘイト創作を発表しました。
「冬木ちゃんねる」ならオリキャラ主人公物を書いてもいいと考えたユーザー達も、こぞって夢小説や転生憑依オリキャラ作品(現実世界に住む作者自身のアバターが題材作品の世界に転生・トリップし、主人公として振る舞うもの)を「冬木ちゃんねる」で発表しました。
彼らの多くは「Fateシリーズ」という作品には興味をもたず、原作をプレイしたりアニメを見たこともない、今後見るつもりも無いという方々でした。Wikipediaやプレイ動画などのネット情報で見た目と設定だけ把握して、二次創作と点数評価と、交流だけ楽しめればそれでよいという方々です。
Fateシリーズの原作キャラクター達は冬木ちゃんねるの中でオリキャラや書き手の最愛キャラの添え物として、悪役や下衆、引き立て役、説教対象、断罪対象や、オリキャラに味方する騎士役、オリキャラを溺愛する彼氏役や逆ハーレム要員として扱われました。
「(キャラ名)ざまぁwww」「(キャラ名)フルボッコ」などのコメントタグが多用されたので、作品の中身を読まなくてもわかるキャラdisや原作者様方への中傷が可視化されてしまいました。
好きな作品やキャラクターの名前でpixivを検索しただけで、罵声と嘲笑・ヤジが多用されたコメントタグや、常軌を逸したタイトルを目にするようになりました。
クロスオーバーに利用された作品や、その作品のキャラクターが好きな人達の目にも、嫌でも目に入ってしまうようになりました。
原作のファンは、「冬木ちゃんねる」自体を避けるようになりました。
原作沿いの「冬木ちゃんねる」を投稿する事を止めてしまった投稿者も、沢山居ます。
Fateシリーズを知らない、クロスオーバー先の版権作品タグやキャラ名等を検索した人達は、Fateシリーズとファンそのものを「他所の作品を巻き込んだヘイト創作が流行し、不快なタグが並ぶマナーの悪いジャンル」と白眼視するようになりました。
これまでの過程で、これらの投稿作品群の作者さんたちに注意をする方々が居なかったわけではありません。
「FateSSについての提案」という、注意喚起を行う人も居ました。直接投稿者へ注意をする人も居ました。でも逆切れされてしまい、注意喚起のために閲覧者が付けた「ヘイト描写あり」「原作未プレイ」「オリキャラ」「転生憑依」等のタグを削除されてしまったり、注意メールを晒しものにされてしまう事例も続出しました。
抗議メールを晒して、ひどい内容に書き換えて笑い者にする人も居ました。
そのうち、原作厨という言葉ができ始めました。作中内では「物語を原作通りに進めることを目的としてオリキャラや原作キャラに干渉する人々」という定義です。中にはこの「原作厨」を、間違った設定を諌めたり、ヘイトに反発している原作ファンと重ねて、作品内で悪役に仕立て制裁するという作品もありました。
また「原作厨」という言葉自体が、冬木ちゃんねるの言葉を知らない人たちからみれば原作ファンを攻撃するものに見え、さらに外から見えるタグ内において「原作厨」が敵として叩かれ断罪されていることで、「冬木ちゃんねるの人たちは原作ファンでないのだ」という思いがfateの二次創作を検索している人達に広がりました。
投稿者へ注意をする人はどんどん減り、「冬木ちゃんねる」は投稿者も読者も、題材作品であるはずの「Fateシリーズ」の内容すら知らず、原作を三次創作のための土台や、オリキャラの引き立て役のように扱う人が大多数を占めるようになりました。
すると三次創作される中で、多くの原作キャラクターがとんでもない誤解のもとに歪められ、原作中には本来ありもしない過失や落ち度・下衆な行動・言動を捏造され、それがさも事実であるかのように冬木ちゃんねる外部でも語られるようになりました。
原作のキャラクター達は、投稿者の贔屓キャラクターやクロスオーバー先キャラクター、「最強」で「チート」で「周囲から愛され、守られ、崇拝される」オリキャラ主人公などによって「当たり前のように」作品の中で断罪、中傷、説教、暴行、殺害されるようになりました。
それらの二次創作物・三次創作物やウィキペディアの斜め読み、違法動画だけで「Fateシリーズ」の知識を得た読者達が、実際の匿名掲示板やTwitter、ニコニコ動画などでヘイト発言を行うようになりました。
そのうちpixivでは、ちゃんねる形式以外のFateシリーズ関連投稿作品にも、「○○未視聴」「プレイ動画を見ました」「Wikipediaと二次創作でFateシリーズの知識を把握しました、公式作品は一切読んでいません」「パラレルワールドを舞台にした作品A "以外" はWikiでしか知りませんが、(正史の作品Bにしか登場しない)キャラの話を書きました」「原作乖離」「原作はお外にポイしました」などと、さも免罪符であるかのように自己申告してFateシリーズの三次創作やヘイト創作を行う投稿者が続出するようになりました。
pixiv小説内で「ヘイト創作」タグが付いている600件以上の投稿作品のうち、91%が「冬木ちゃんねる」関連投稿物です。
つまり、pixiv小説で「ヘイト創作」タグが付いている作品のうち、99%がFateシリーズを題材にして書かれた作品です。
「ヘイト創作」タグや注意書きが付いているならまだいいほうです。
閲覧数稼ぎや悪評の回避、ファンへの嫌がらせ目的で、キャラクタータグやカップリングタグを付けてファンアートに偽装したヘイト創作も、少なくはありません。
1年以上続く、これらの状況を見かねた方々が、「冬木ちゃんねる」のpixiv百科事典に、「冬木ちゃんねる」内でのヘイト創作の現状と、「冬木ちゃんねる」内で歪められ貶められたFateキャラクター達の現状や、原作者様方や原作ファンすら悪役として中傷され作中で殺害される扱いの酷さを、pixiv百科事典「冬木ちゃんねる」に書き記しました。
【「冬木ちゃんねる」作者さんへ】という注意喚起も行われました。
冬木ちゃんねる (ふゆきちゃんねる)とは【ピクシブ百科事典】 http://dic.pixiv.net/a/%E5%86%AC%E6%9C%A8%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B
pixiv百科事典「冬木ちゃんねる」のコメント欄には、この記事の内容は言いがかりだと主張する方も現れたため、1週間分の投稿作品の統計を行い、それらのデータを公表する人も現れました。
すると、ゲーム「Fate/staynight」(全年齢対象版含む)をプレイしたことがある人は10%以下、ライトノベル「Fate/Zero」を読んだことがある投稿者は20%以下だったことがわかりました。ステイナイトやZeroのアニメだけは見たことがある」という人も、30パーセント未満です。
「冬木ちゃんねる」は「Fate/Zero」「Fate/staynight」の世界"冬木市"を舞台にしたものが大半を占めるにもかかわらず、です。
冬木ちゃんねる内の実情が明るみに出ると、投稿者達はこぞって「お知らせ」を「冬木ちゃんねる」タグで投稿しました。
「マイピク」(限定公開)へ誘導をかけたり、「冬ちゃん派生」などの回避タグを使用して、またはヘイト創作タグや「ヘイト描写あり」などの注意書きのみ削除して一般のファンアートに偽装するなどして、今まで通りヘイト創作とオリキャラ物を発表しようとする投稿者も続出しました。
2013年5月初頭には8500件ほど有った「冬木ちゃんねる」投稿物のうち、2500件以上がタグ移動、マイピク移動等で分散しました。1400件以上が「冬ちゃん派生作品」というタグへ移りました。
今、pixiv小説で「冬木ちゃんねる」を新着検索しても、「お知らせ」と書かれた投稿物が大量に並ぶばかりです。Twitterや匿名掲示板などで、不満を漏らす人も沢山居ます。
「冬木ちゃんねる」タグで投稿された沢山の「お知らせ」の中には、pixiv百科事典「冬木ちゃんねる」の内容に反論の声明を出す投稿者も少なくありません。
pixiv百科事典「冬木ちゃんねる」のコメント欄には、現在400件近くのコメントが付いています。
そのうち、130件近くは百科事典の内容に抗議する方々からの連投荒らし行為です。
これが「冬木ちゃんねる」タグと、pixivのFateシリーズ二次創作コミュニティの中で、私が見てきた限りの一連の流れです。
知らない作品のキャラクターやファンを貶めて楽しむ事や、愛情もなく一次創作物を利用する事は、二次創作コミュニティの中で受けいれられるべき行為なのか、この現状を悲しんでいる一人のファンとして、沢山の人の意見が聞きたくて、この文を書きました。
この文章が多くの人の目に触れることを願っています。
一体彼(とする)の問題点はなんだろうか。
まずひとつ挙げてみたいのは彼の問題提起そのものに問題があるのではないだろうか、ということだ。
彼の問題の見方は常に一貫しているようにみえる。
「最近ネットを見ていると、批判されている人は本を読む人。批判している人は、本を読まないバカ。そんな構図が多いような気がします。」
http://anond.hatelabo.jp/20130528133141
構図を気にしている。
「私は課金ゲームにはまるような人を見下しています。正直言って、頭の中がお花畑でいらっしゃるのかと疑いたくなる。」
http://anond.hatelabo.jp/20130529095125
こういう人がいるだろうという仮定。
「新興宗教にハマる人って、絶対にモノの見方が1つじゃないってことを理解していないですよね。」
http://anond.hatelabo.jp/20130529131215
同上。
http://anond.hatelabo.jp/20130529180618
同上。
自分とは違う人がいるという認識宣言、同質な人びとと異質な人びととの対立構造宣言、異質な人びとへの価値観の違いの認知宣言。
思うにすべて宣言になっていないだろうか。もちろんそのように宣言することは重要であるし、ここはブログを書くところであって学術的でなくても全く問題はない。なんの根拠もなくても、個人的な感性でもって記事にすることは、同様のことを不特定多数の人間が執り行うことによってより普遍的な議論ができるようになるために意味がある。
もしこの記事だけに視点を集中させて意味を見出すのだとすれば、これが価値観の違いを認めたことにはならないということではないだろうか。価値観を認めるとはなんだろうか。僕もここで自分の考えを挙げたいと思う。それは「尊敬」とか「敬意」ではないだろうか。この僕の考え方からしたら彼の議論ではそもそもタイトルから認めるという動作は不可能であるように思える。すべて「見下している」という言葉が含まれているからだ。
なぜ価値観を認めるという動作に尊敬や敬意が必要なのか。それは価値観という言葉の意味に理由が含まれている。
大辞林によると
かちかん ―くわん 3 2 【価値観】
いかなる物事に価値を認めるかという個人個人の評価的判断を認めるためにはどうすればよいのだろうか。もし敬意を払わず見下した態度で判断を認めたとするとどうなるのだろうか。相手の態度に「はいはい、分かった分かった、お前はこういうやつで自分とはちがうのね」といちいち承認を与えてゆく。なぜならば価値観とは個人個人の評価的判断であり、一定の傾向があるとはいえそれぞれ異なるものであり、さらに自分とは異質であればあるほどその個々人の異質性それぞれに敏感に反応しなければならない。そうした態度による反応は他者という異質性を持つ人間を分散させ微妙に敵化させてゆく。もちろん認知者自身は認めていると発言するので完全な敵となることはないが、見下しているために味方にもならない。さらに見下すというより排他的な立ち位置は他者をより敵化させているようにも見える。尊敬のない見下した認知、認めは他者を微妙に敵とさせてゆくのではないだろうか。よって価値観の相違を認めたというよりも、そう言うことによって微妙に他者を敵としているのではないだろうか。そしてそうした態度はいちいち反応しなければならないという意味で割りとコストの高い行為なのではないだろうか。が、しかし全くの無関心よりも物事を進めているようにも見える。
しかし尊敬や敬意ばかりがあってもどうしようもない。自分の他者を認めたくない感情を「尊敬や敬意をもって認めよ」と言われた所で扱うことができない。じつはこの問題はヘイトスピーチ問題と結構絡んでいるようにもイメージしている。ある人はあなたのようにこの認めたくない感情を発言したい人は絶対に出てくるという人もいる。もちろんその発言内容が過激であるかないかは大きな問題だが、程度の差はあれ構造は変わらない。またより過激にならないでくれと街頭モニターで呼びかけた人も確かいた。ここで言いたいことは以上の記事作成者のように自分が認められない人に対して何事にせよ言いたいことがあって言っている人とどのように付き合ってゆくか、ということにも内容によって色々やり方はあるし、さらにもし批判者らが多様性を認めるのであればそういうことすら考えなければいけないはずである。はたして以上の記事作成者に「多様性を認めることができていない」と突き放して言ってしまうこと自体に多様性を認めた精神性が含まれているのだろうか。
かつて2chコピペブログ全盛期、こんなことがあった。2chで面白いスレを見つけた中堅コピペブログAは、それをまとめて記事にした。すると大手コピペブログBから「スレが被ってるから記事削除して」とメールが。それを断ると、大手コピペブログBは2chコピペブログのSNS等で「コピペブログAの記事はパクリばかり」と中傷を流し、他のコピペブログにAのブログのリンクを外すように呼びかけた。しかし、記事にしたスレが被ってるからといって、Aは記事をパクったわけではない。取り上げたレスが全く一緒だからってパクったわけではない。そもそも面白いスレの面白いレスなんて限定されるものだ。誰がそのスレをまとめても同じレスを取り上げるだろう。端から見ていた嫌コピペブログの2ちゃんねらーは、2chのレスを我が物と扱う大手コピペブログに怒り心頭。2chのレスを書いた本人を差し置いて、何の権利があって他のコピペブログが記事にすることを制限しようとするのか。新たに大手コピペブログAの丸パクリブログを作って攻撃を試みたが、そこは既に立場を固めた大手と新規の差。巨象に立ち向かう蟻。丸パクリブログは何の成果も上げられず消えていった。
Naverをダメな方に加速させているパクリまとめBot拡散アカ curation.jp
http://anond.hatelabo.jp/20130525214957
twitterコピペサイトのパクリ問題見てると、2chコピペブログが通った道を思い出す。Togetterまとめの人は、◯◯さんのツイートをまとめられるのは私だけ!、とでも思っているのだろうか?別に同じツイートを誰がどこでまとめたっていいじゃないか。twitterのやり取りなんてRTですぐに拡散するんだから、まとめるときに転載するツイートが被ることだってあるだろう。ツイート主を差し置いての糾弾は、結局ネット上の拡散力への嫉妬としか思えない。もし、ツイートを転載された本人が嫌がっているのならば、NAVERまとめにもTogetterと同じく、転載された自分のツイートを自分で消せる機能がついてるからね!勝手にどんどん削除していけばいい。
本人によるツイート削除機能とはなんですか? - NAVERヘルプセンター
http://help.naver.jp/faq?itemNo=1282
それでもTogetter派に正義があるとすれば、twitterはTogetterでまとめられた方が圧倒的に読みやすいこと。NAVERまとめでまとめられたtwitterまとめは文字がやたら大きく画面を狭くするし、ページが分散するので読みにくい。同じ内容のまとめなら、NAVERまとめよりもTogetterのほうをお気に入りに入れるべきだ。それは確実に言える。NAVERまとめは大量のツイートをまとめるには不向きだ。伝えたいことも伝えられなくなってしまう。
Togetter派が取るべき道は、
・拡散力を鍛える
・読みやすさをアピールする
この2つしかない。