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はてなキーワード: 地方公務員とは

2022-04-22

anond:20220422020338

複数の人と関わって仕事を進めるのはIT業界でも同じわけで、地方公務員ではことさら対人折衝能力が求められるのだとしたらそれは異常だと思います

anond:20220421150104

直接市民対話するわけでもない所謂普通デスクワーク地方公務員で対人折衝能力が求められる方が異常だと思うが

根回しなのかなんなのか知らないがそんなのやってないでもっと真面目に仕事しろよって話で

2022-04-21

anond:20220421114449

地方公務員こそ未来あるか?それこそ幻想だろ。

この国は幸い世界底辺IT途上国で、日本という土壌では誰でもプログラマーになれる。

高学歴エンジニア日系企業で働かないし。途上国ありがちな頭脳流出で、優秀な人はみんな先進国へ。

anond:20220421145616

いないが。だが、ぶっちゃけIT業界全体の傾向としてコミュニケーション能力というか地方公務員に求められるような対人折衝能力とか横付き合いが苦手な人間比較的多い気がする。

求められる適性が全く違うからしゃあないんだけどね。

anond:20220421114449

極力人と関わりたくねえからプログラマ目指してんだよ

てめえ地方公務員になったことねえだろ

大した大学卒でも、幼少期から訓練つんでるわけでもないのにプログラマーとしての将来に希望抱いてる奴

やめとけ。足洗ったほうがいい。

農奴農奴のままだから

普通に地方公務員になりなよ。

年次同じの地方公務員より稼げてる奴そんないないだろ。

現時点で年収勝ってたとしても生涯賃金で勝てる奴ほとんどいないだろ。

2022-04-20

なんていうか永年ニートしてても簡単に働けるようになったりいくらでもリカバリー効くニートに寛容な世界になればいいのにね

ニートを甘やかせとかそういう話じゃなくて、社会のレールに乗った人が外れるのが怖くて死に直行してしまうケースってまぁまぁあるしなんなら俺は死にかけた(俺の場合新卒地方公務員だった)

精神は壊したが、幸いphaの本のお陰で自殺はせずに済んだ。ニート期間辛かったのって働けない自分に対する自責よりも周りからの風当たりとか目の方がよっぽど怖かった。

ニートしないで踏み止まれてる人は多分そういう他者の目の抑止力が効いてる所があるんだとおもう。

それはいい部分もあるけれど、悪い部分もあって、死ぬぐらいまで追い詰められたら逃げてほしい。

真面目に長年働いてる人がコロッと自殺ちゃう世の中は物凄い悲しいし辛い。

たとえ日本国内提供されるサービスの質が低くなったとしても、もっとドロップアウトした人に優しい世の中になってほしい。

生活は快適だが生きてて辛くて死んでしまう人が100人いる世の中より、生活が少し不便になるが生産性のない人が10000人だらだら生きながらえることができる世の中のほうがよっぽどいい。

2022-04-13

anond:20220413171928

旧帝卒やけど、わいの文学部友達は、新聞記者なったり普通にメーカーいったりITいったり地方公務員なったりとかかな。

院進んだ人はその後は知らん。行方不明

わいは、経済卒やけど、進路は別に変わらんかな。

2022-04-03

職場の同僚のアカウントを見つけた

市役所勤務、地方公務員

20代男性職員女性職員と仲よさそうな雰囲気を醸し出しているのは気付いていたが

彼の飼っているペット名前でおもむろに検索してみたら、その人のアカウント発見してしまった。

公園ペットと戯れる私服姿の写真マスクで半分顔が隠れてはいものの、本人そのものだった。

発言を遡って読んでいると、その女性職員に対して「かわいい強制中出ししたい」と書かれていた。

女性職員マスクをしていてもわかる美人顔。誰に対してもアニメ声で感じがいい。「聖母」と慕われていた。

まあ、感が当たったなという感想だったけど

肉迫した感情を抱いている事に多少なりとも驚きはした。

明日明後日彼女脳内で組敷きながら仕事するんだろうなって。

2022-03-22

会社員から地方公務員になった人の話を聞きたい

10年くらい会社員やってきて、自分能力とか社会構造とかなんとなく理解できた。

結果として、このまま会社員やってても世界を変えるような能力はないだろうし、じゃあ自分の手の届く範囲だけでも社会を良くできないかと思って、地元公務員になることを検討している。

ITコンサルで食ってきたのだけど、同じような業種から地方公務員になった人がいれば話を聞いてみたい。

給料が下がることは覚悟してる(いま800万くらい)のだけど、実際どれくらいになるのかとか、良かったこと・悪かったこととか。

2022-03-10

マイホームなんて夢のまた夢

はいうが、就職直後から40年ローン組めば家賃と変わらない

まあ最初就職した会社でずっと続けられるかなんてわからいから難しいんだがな

地方公務員最強

2022-02-21

友人は優秀なネトウヨだった

そんな彼は、神戸大学工学部一浪して入学した。それが、いまやゲイ東京にて年収300万で、貯蓄ゼロホモバー通いの凶人となってしまった。ついには、金持ち資産没収してばら撒くべきなどとのたまう。公務員試験惨敗し、いや正確には面接で落ちまくり好青年だった彼の見る影もない。三十路になって、自分イケメンだと主張する。禿げて、色白のノッポが、俺はイケメンからという。俺は太ってしまい、もう高校の頃の見る影もない。そんな彼が言う、どうしてこうなったんだろう?とね。... もうお前は負けたんだ、俺たちがバカにした kko になったんだ、あとは若者反面教師となるべく生きていく他ないとね。そう言うと、ハッとした顔を彼はする。それで、どうしてこの品行方正なオレが公務員にすら受かんないのか?というので、おっさんになって採用に関わるようになった自分が言ってやった。確かにお前はペーパーテストでは優秀かもしれないが、どんなに高得点をとっても、俺だったら不合格にすると。何故なら、お前を組織に入れると破壊工作をするからだ。なぁ、中高で学校を出席日数ギリギリを攻め、部活すら入らず、一切の学校行事の依頼を「権利」を翳して拒否した人間が公僕になれると思うのか?と。自分潔癖症から清潔だというけど、日々ハッテン場に入る人間キレイなわけがないだろ。そもそもイケダハヤトの生き写しのようなお前が、誠実に見えることはない。身長が高くても、BMI17かいうヒョロガリが体力のいる仕事ができると思うか?というか、身長が高いなんて、公僕ではデメリットだ。威圧しかないぞ。それに、お前のようなコミュ障就活の良い土木科を二留して推薦を拒否し、あまつさえフルタイム公務員試験予備校に行って高得点をとっても、文系な「行政」枠で入ろうとしても面接官が納得する受け答えができるわけ無いだろ。制限のある 26歳を超えて経験枠で入ろうとしても、派遣社員事務なんてカウントされるわけが無いだろ。どこの会社に入っても、女性に嫌われ、男性には無視されるお前が公務をできるわけないだろ。仕事しないのを美徳とするお前みたいなのを弾くために、わざわざ面接点を増やしているのだ。だいたい、自分スペック地方公務員行政パン職に応募するなんて烏滸がましいだろ。男で、名門大学で、非専攻の学科しか地方公務員パン職を遠く離れた地から入ろうなんてするやつは、まともに就活したことがないアホだよ。... などと言うと、彼は顔を真っ赤にし、オレを指して反抗してくる。あぁ、そうだな、高校の時もそうだったな。普通は、そういうのはいじめられたりして修正されるのだが、相変わらず斜めがけのショルダーバッグを肩かけて、猫背シャツズボンにインするのがクールという破滅的なファッションセンスが、あぁ採用面接って大事だな~、と思わせるのだった。彼の持説を聴き流しながら、 ... 自分の子どもたちにはサッカー野球をさせて、中受でマーチにでも入れてあげるぐらいの所得を得よう、と私立医大親の金で入った自分は思うのであった。

2022-02-13

anond:20220213163909

知的ボーダーの元地方公務員だけど、公務員世界って横繋がり強くて発達障害系の人はスケープゴートにされがちだから、働きだしてから彼女精神病まないようにフォローしてあげてほしい。

俺はメンタルぶっ壊して今ニートしてる。

2022-02-07

anond:20220207202855

地方公務員って、10年も頑張ってなるようなものなの?

弱者を助けたくて公務員になったら弱者を許せなくなった

障害者父親行政支援を受けて生活しているのを身近に見てきたので、中学生の頃から行政仕事に憧れていた。

奨学金を借りて高校に通い、高卒枠で公務員試験を受けるも不合格。働きながら通信制大学卒業し、予備校に通い、25歳で地方公務員に。

実際に弱者支援する側に立った時、「努力しない人」「無計画に生きる人」にむしょうに腹が立つようになった。

同じ部署で同い年の会計年度職員(非正規公務員)の子と一緒に昼食を食べてる時に「正規公務員は恵まれ過ぎてる」と言われてイラっとした。

お前は私立高校から東京私立大学まで行かせてもらって遊んでる間、私は15歳から10年間、今の職に就くために努力してきたんだけど?と腹が立ってしまう。

同じように弱い立場にいる人にもそう感じてしまう。

こんな風になりたくなかったけどどうしたら良いんだろうね。。。

2022-02-05

公務員ボーナス

こういう話をする場がないのでちょっと語らせてくれ

当方自治体に出向中の(元)国家公務員であり、今度の春には本省に戻る予定だという前提をまず頭に入れてほしい

さて、国家公務員給料給与法によって決まっているのだが、毎年夏ごろに人事院が出す人事院勧告によって額が変わるのはよくニュースにもなっているが、

この改訂正式に決定されるのは、勧告を受けて給与法が改正された時点になる

地方公務員も同様で、地方の人事委員会改訂勧告を出し(とはいえほとんどの場合は国の勧告をなぞる形になる)、それを受けて条例改正される

ここで重要なことがあり、法/条例改正タイミングは例年だと秋~冬になるのだが、このとき「年度当初に遡って」給与の額が書き換えられる

このとき発生する、実際に支払われた額と改正後の額の差分は、普通冬のボーナスで調整されることになる

ここからが本題なのだが、今年度はボーナス0.15ヵ月引き下げの勧告があったのだが、国は年度中の給与法の改正を見送った

そして、引き下げた差分は、特例的に、今年夏のボーナスで調整されることになっている

その一方で、ほとんどの自治体も同様に0.15ヵ月引き下げの勧告がなされたのだが、

条例改正をするかどうかは、自治体に一任されてしまった

私が在籍している自治体では条例改正され、0.15ヶ月の引き下げが実施された

この結果、このタイミングで国に戻る私は、去年冬のボーナスと今年夏のボーナスとの2回で、0.15ヵ月の引き下げをくらうことに(おそらく)なってしま

ああ、せつない

当然ながら、その差分は、私の後任者がまるまるもらえることになる

せつない

2022-01-28

ズボンスーツ就活に不利になるのか、不安

ジェンダーについてのレポートを書いていて、ふっと思い出したもの

初めに言うが私はまだ就活経験していないので、この記事は単に疑問を書いているだけ…

大学入学前、入学式用と就活用にスーツを買ってもらうこととなった

母親と服屋に行ってスーツを選んだ

これがいいんじゃない、と母が手に取るのはどれもスカート

私はズボンがいいといったが、母は聞く耳を持たなかった。

これ試着してみて、次はこれ、とスカートを次々と渡される。

母が買ってくれるのだから予算は母に合わせるしかないし、なによりもどのスーツがいいのかなんて全く分からなかったものから

母の言うとおりにおとなしくスカートはい

別に女性にみられるのは不快でない。ロングスカートなら普段もはく。

でもスーツの膝上スカートが、どうも嫌だった。高校スカート普通にはいてたけど、膝上スカートがとても嫌だと感じた

しかし私の高校制服はもともと膝下、しかも捲って長さを変えれな構造だった)

ヒールの靴をはいて、スカートを試着して、母は良いんじゃない、でもこのスカートだとこれこれがこうだからこっちのほうがいいね、と店員さんと話す

私は不快なこととか嫌だと思うとすぐに顔に出てしまうから、この時も相当変な顔をしていたと思う

二人とも私の不機嫌さにすぐ気づいて、着せ替え人形みたいですね、と店員さんが苦笑いした

母は言った

「女はスカートじゃないと面接できないよ」

そうですよね?と母が店員さんに共感を促すと、うーんそうですね、ズボン就活は出来ないですね、と言った

じゃあなんでズボンがわざわざ売られているの?

ズボンでもスカートでも就活には関係ないと信じていたのでかなりショックだった。

それでも私は「着せ替え人形」の姿勢は変えなかったので、結局ズボンスーツを買ってもらうことにした。

就活絶対スカートからね、3年になったら自分お金で買ってね」と母に念を押された

うん、と言ったがスカートを買う気は無い。

とはいえ私はまだ就活一切経験しておらず、母や店員にああも言われてしま不安に感じたためググった。

就活 スーツ ズボン

どの記事でも「スカートでもズボンでも合否に関係はない」とは書かれている。

ただスカートズボンで印象が違うらしい。

受付や事務希望なら柔らかく大人しい印象のスカート

営業などが希望なら爽やかでアクティブな印象のズボン

え、どうしよう、私今のところ受付や事務のつもりなんだけど 地方公務員とか

というか基本受け身コミュ障人間なので絶対営業とかできない。やりたくない

事務員がズボンはいてるのは変だろうか?いや、別に変に思われるくらいならいいのだが、合否に影響しないだろうか?

しかスカートが主流であることは間違いないらしく、ある記事にはズボンをよく思わない面接官に当たると合否に影響する可能性があるとか書いてある

ズボンスカートで印象が違うとかあるのか

やはりズボンだと受かりにくいのだろうか。お金もったいないのでスカートは買わないつもりだが、こういうふうに言われると不安になってしま

就活まであと1,2年だが、現実はどうなんだろう…

ちなみにレポート、4000字、まだ真っ白です

明日までです

2022-01-23

団塊論】安倍晋三はただのスポイルされたお坊ちゃんなのか

世の多くの人は 安倍晋三のことを ただ金持ちの家に生まれ

苦労も知らずに増長しただけのお坊ちゃんだと思っている

そのせいで 人のこころがわからない サイコパスのような暴君になったのだと

しかし 自分はこれに疑念を抱く

何となれば 現実的に 世の中を見回して

特に 自分の身内を観察して 要するに一言で言えば 貧乏出の 団塊世代自分の両親が 

正直な話安倍晋三そっくり傲慢さを 疑う余地なく持ち合わせているかである

 

結論から言うと 自分安倍晋三人格

金持ち故の慢心と 団塊世代特有の「今だけ 金だけ 俺たちだけ」という視野狭窄

合体した キメラのようなものだと考える

厳密には 安倍晋三は 団塊の世代だとは言えないが

団塊の世代と見比べたときに 非常に似通った性質を持ち合わせていることから

そういう世代的な影響を受けていると考えて さしつかえないと思う

 

そもそも団塊とは何か

定義からして「ベビーブーマー」のことであり

子だくさんの家庭で 兄弟が5人も6人もいることが珍しくもなく

まり 細やかな躾など受けられず 犬猫のように わちゃわちゃと育った世代のことである

それ故に 団塊老人は 挨拶ができないくらいのできそこないが山ほどいる

正確には それが仕事となれば へりくだって挨拶でも何でもするが

日常生活で 他人に敬意を示すという発想がなく 家族や 街で接する見知らぬ他人には

適切な礼儀をもって振舞うということが全く出来ない老人が うちの両親含め山ほどいる

 

自分は 普段 世代闘争みたいなことは 下品であまり良くない発想だと考えている

「老人笑うな行く道だ」と 基本的には今でも思っている

しかし やはり色々考えても 団塊世代おかし

日本所得水準は 団塊世代ピークに 山型になっている

団塊老人は それを 「自分たちがいちばん頑張ったから」だと思い込んでいるが 本当にそうだろうか

 

世の大多数は給与労働者である

その稼ぎが増えるというのは 本当に 本人が頑張ったかどうかで主に決まるのだろうか?

単純に 「自分より上の世代に 給料を上げてもらった」のが団塊であり

それなのに 「自分より下の世代給料は上げようとしなかった」のが団塊だっただけではないのだろうか

 

うちの親は 池田勇人の「所得倍増」で 平の地方公務員のくせに 1000万近い年収を 貰っていたのである

本人は 「公務員になったとき馬鹿にした連中が 自分ほど給料が増えなくていい気味だ」なんて

平然と勝ち誇るのであるが なんだかただうまく波に乗っただけで 

これを頑張った結果みたいに言い張るのは腑に落ちない

 

現実の結果だけ見れば 団塊は 高度成長で増えた日本の富を ただ吸い付くし 食らい尽くして

滅びようとしているだけの世代で 日本のために何の役にも立っていない

日本全体の富を増やすことを 団塊日本の主役だった時代には一切行っていない

パイを増やさず 奪い合うだけで 自分は頑張ったと主張しているだけである

それが 一言でいえば 失われた三十年 と言うもの実態であろう

 

日本の政治を論う前段階として もっと日本庶民の出来の悪さを まず省みなければいけないと思うのだ

久能整クンを超えた剛毛天パだけど「天パはいいなぁパーマかけなくて」って思ってる奴に現実を見せる

スペック

・30前半

・180cm/68kgの標準体型

ブサメン

・髪質が剛毛で縮れ毛でマジモンのチン毛を頭から生やしてる

【本篇】

学生時代あだ名は「大仏」「スチールウール」「チン毛」「堅焼そば」「アフロ」「キモヲタ」と散々だった。すべて髪型に由来するあだ名だ。

一度坊主にしたらあだ名が「旧日本兵」になって野球部円陣組まされた上に坊主でも天パだとわかる縮れ具合で「ボパ(坊主で天パ)」とか呼ばれ、坊主で行くアプローチあきらめた。

小学生のころは明るい生徒だったが、中学生になり髪質が驚異的な縮れ具合を発揮すると、思春期容姿に過敏な同級生たちは真っ先に俺をスケープゴートにした。

俺は神様がチャンスをくれてもう中学生にもう一度戻れたら俺の事を馬鹿にした同級生たちを二度と笑えないぐらいに半殺しにする自信がある。それぐらい散々な扱いを受けた。

今は恨んでないが、あの当時に戻れたら許せる自信が、正直ない。

上記のようなスペックの俺だが、オシャレなパーマをかけてると思われることが多い。

「やっぱり天パは髪質を活かした髪型にするのが一番良いんだよ」としたり顔で思ったお前、ぶっ殺すぞ。

俺が何をしているかというと、まず全体に縮毛矯正をかけている。

全体に縮毛矯正をかけてからヘアアイロンで癖をつけてパーマをかけてる風にしているのだ。

ヘアアイロンで熱加工するのは天パのままでも出来るじゃん。と思ったお前、直毛だな?俺にはわかる。

俺はアドスト、ヘアビューロン、といった高級アイロンを使ってきた(後者詐欺みたいなゴミ商品だったので口コミ鵜呑みにして間違っても買わないように)が、やはりヘアアイロンで作ったストレート湿度に弱い。

天パに一度アイロンかけてまっすぐにしてから癖付けをする手もあり、施術直後はうまく行くが、湿度等でアイロンが取れてくると髪質が明後日の方向にうねりだし結果見るも無残な髪型になる。

しかし、縮毛矯正をかけた上からヘアアイロンで癖をつけると、湿度アイロンがとれてもゆるく癖が残り自然な形になる。

縮毛矯正がまっすぐになりすぎると悩んでいる天パ男子たちにはこのアプローチおすすめした。

自分の髪質を活かした髪型」という言葉呪いだと思う。中には活かせる髪質の人間もいるが(毛束感のある天パ)すべての人間はそうじゃない。俺もそうだ。

矯正ヘビーユーザーになると「縮毛矯正をすると遺伝子に逆らってるような抵抗感」が出てくる人間がいる。俺もそうだった。

しかし、俺たちに天パにとって縮毛矯正というのは「半永久的な寝ぐせ直し」のようなものだ。

俺は悪い頭で必死勉強して地方公務員になったが、上司に「寝ぐせぐらい治してこい」と言われたのを機に心がへし折れたことがあった。最終的に俺は公務員を辞めた。この感覚は俺たちのような重度の天パにしかからない感覚だと思う。俺たちは素の髪型でいると社会に拒絶されるのだ。

人間は中身が大事というが、見た目がまもとじゃないと中身を見てもらえる土俵にも立てない。

俺と同レベルの天パたちよ、生きてると大変なことばかりだけれど、お互いなんとかやっていきましょう。

2022-01-14

anond:20220114133403

駅弁大学文学部卒で地方公務員になった者だけど、公務員受けてみればと思った。

元増田学問を究めるよりも問題を正確に解く方が向いてる人なんだと思う。

「今までの人生何だったのか。私が大切に持ち続けていた成績という武器は、もうどこにも通用しない」

通用するよ。公務員試験はたくさん勉強する。高校時代勉強内容はもろ教養科目にあたる。

私立大学文学部文系3科目使って入学した人よりも既に有利だよ。

法律経済科目も勉強しなきゃいけないけど、元増田偏差値的に大丈夫だと思う。予備校だってあるし、宮廷にあるかは分からないけど大学生協提供する公務員講座もあったりする。(安い)

自分コミュニケーション苦手すぎて、集団討論がボロボロ民間だったら絶対落ちてたんだろうなと思うんだけど、筆記試験がそれなりに良かったために合格してしまった。

元増田勉強ができる人なら公務員試験おすすめします。

(入庁してみてコミュニケーションから逃れられないことは分かったのでそれは申し添えしておきます。でも、人柄の良い上司に下につけるとめっちゃ楽しいよ〜!)

2022-01-07

anond:20220107104133

小学生のワイ「プロ野球選手になりたい」(なお野球公園遊び程度)

大学生「有名大企業で」

いま「転勤のない地方公務員になっておけば・・・

2021-12-31

問題職員の正しい辞めさせ方 10/10

以上が、K市の特定任期付き職員としてのキャリア棚卸しになる。

退職の背景などを述べて結びとする。

K市を辞めることになった原因は、私をスカウトしてくれた人が市長ではなくなったからだ。政争に負けたのだ。新しく来た市長は、前市長の行っていた改革的内容のうち、いくつかを元に戻す選択をした。

特に、私達がそうだ。『私達』というのは、国や民間企業NPOなどからK市に採用された特定任期付き職員だ。当年度の終わりでの任期満了が言い渡された。

私達はまだいい。転職先を探せるだけの時間があるのだから副市長などは、新市長の就任から1週間でお役御免を宣告され、二か月後には議会で辞職が承認された。政治任用の悲しいところだ。

いまだに納得がいかない。私達は全員、結果を出していたからだ。地域産業活性化担当した人も、福祉事業効率化を担当した人も、庁内インフラ設備刷新(今でいうDX)を担当した人も、そして私も、全員が数字証明できるだけの結果を出していた。

にもかかわらず、「あなた任期は今年度限りです」と三行半を告げられた。それが許せなかった。

私は、以下の成果を確かに達成している。

・手がつけられないレベル問題職員への退職勧奨。主にB子さんの時に登場した人事課長二人三脚で行った。成果として、計13名の問題職員(全く仕事をしない職員犯罪を犯した職員、度を過ぎたハラスメントを行った職員)に始末をつけた。一人頭での人件費職員雇用にかかる全ての費用年収ではない)が最低でも年800万以上はかかっていたので、13名で約1.2億円のキャッシュフローを削減できたことになる。

面接試験構造化及び検証手法確立。これまでは、面接時に予め決まった質問受験者に行ったうえで、面接官と受験者がフリートークを行い、最終的に点数を決めていた。この慣習を原則廃止した(少しは残した)うえで、統計学の知見に基づき、面接評価採用査定を追尾検証できるシステムを構築した。コンサルは入れていない。庁内でプロジェクトチームを立ち上げ、皆で作った成果物だ。

新規採用職員の試用期間内分限免職基準化。当時のK市では、新人職員20名入ってきたとして、1~2名がどうしようもなく向いていない人間だったとしても本採用していた。その結果、問題職員無能職員跋扈放置される原因となっていた。私が2年目の折、試用期間内での分限免職基準明確化した。その職員所属する課に明白な責任が見られず、かつ当職員との面談において度し難いほどの悪い結果が得られた場合分限免職ができる旨を要綱で固めた。以後、数年分の結果として、新規採用職員の約1割が本採用に至らずK市を去っている。これについても、問題職員を40年間も世話するだけの人件費(K市の場合は約3億円/人)を節減できたことになる。

さて、便宜上は『問題職員』と表してきたが、一度として私は、能力が低いことだけを理由当人分限免職を決めたことはない。例えば、臓器に異常があって年に5分の1は休まなければならない新人職員がいたが、退職勧奨は行っていない。

能力の高低は関係ない。人格的に救いようがないほどの諸傾向が見られた場合に限って当人を辞めさせる行動に出る。そういう者は、他の職員特に市民企業のために頑張っている職員に悪い影響を与えるからだ。

恨みつらみを書きはしたが、新しい市長の行いは正しい。頭ではわかっている。特に、私などは前市長スカウト政治任用)により採用されたわけだからトップが交代すれば成果に関わりなく切られる。それが普通だ。

K市で〇年以上も暮らしたのだから、当然哀愁は募る。最初の頃は、都心から外れたところにあるK市を心の底で憐れむような、蔑むような、自分とは関係ない存在だと思い込むような――そんな感情があった。

庁舎の3階から中心市街地を眺めている時、家屋工場の間にポツポツと居並ぶ田園を眺めていて、これまで東京都内コンクリートジャングルにいた頃が懐かしくなった。

つの間にか、この町が好きになっていた。高い品質地元名産品はあるし、創造的な力のある子どもを何人も見ることができた。山の上にあるワンルームマンションから見える大きな河川に囲まれたK市の街並みは、今でも記憶に残っている。

さて、さんざんと人事関係効率化を進めてはきたものの、後悔も当然ある。最後の年には、「私がやってきたのは正しいことなのか?」と考えるようになっていた。

私が採用されたのは、「優れた職員を残し、不要人間は残さない」というミッションを果たすためだった。民間企業においては標準的な考えだ。しかし、官公庁はそれでいいのだろうか。人格に難のある人や、能力が低い人や、病気などで働く事ができなくなった人を追い出していった場合民間企業官公庁の真似をするのではないか? つまり、要らないと判断した人間組織から追い出すようになる。

その『要らない』が、本当に正しいのか分からいから厄介だ。仮に正しかったとしても、日本社会全体で考えた場合に最適である保証はない。とある組織不要人間を切りまくるという行為は、部分最適ではあっても全体最適ではないのでは?

と、ここで副市長言葉を思い出した。

『よくない人間を辞めさせることに利があるのはわかる。しかし、行政世界はそういうものではない。不合理に見えても、ここの大事ルールだ。みんなにダメだと思われている奴でも辞めさせるな。それが本当にダメな奴、組織にとっての癌だと、人間の目でいったいどうしてわかるというんだ?』

副市長がある時に言っていた。「同僚を馬鹿にする奴は市民馬鹿にする」と。成績不良の職員のクビが簡単に切られる世界では、きっと能力の低い人間バカにされているのだろう。すると、市役所最後の助けを求めに来ている、社会的に恵まれていない人間バカにするようになるのではないか? 私はそう考えた。

人材とか、人財とか、人罪などという経済的問題ではなくて、理念なのだ官公庁はすべての国民のためにあるのだから、様々な社会属性を持った人を、ネガティブ特性を持った人まで含めて、多様性意識した雇用を行っていくべきではないか。そう感じるようになっていた。

例えば、上で述べた受験者のポジティブチェック・ネガティブチェックのリストは最たるものだ。採用される職員多様性担保するという観点からは、あれは悪手だ。これから採用しようとする人間は有能か? という視点しか見ていない。一公僕の恣意的判断で、ある特定社会属性を有した人間排除している。

もっと早くに気が付いたとしても、私の力では変えられなかった。市長採用ミッションとは反対の方向に舵を切るのだから――今になって思う。A夫さんの事件の時に副市長が言ったことは正しかったのだ。

私は間違っていた。最後最後で気が付いてしまった。馬鹿だった。愚かだった。今さら気が付いても遅い。

結論公務員業界における身分保障という考えは正しい。法律上免職処分にできる場合であっても、多様性の保持の観点から可能な限り回避すべきである



Gさんを覚えているだろうか。

市民課で働いていた女性だ。K市にいた間、毎週休日出勤をする中でほぼ必ず見かけていた人だ。どうしても、このGさんが気になっていた。彼女残業時間は月にアベレージ70超えだった。ゴルフスコアではない。サービス残業まで含めた残業時間だ。

難しい仕事はGさんに集中していた。ストレスチェックは毎年悪い結果で、そんな状況にあっても市民への思いやりを忘れないでいる。人材会社転職支援をしていた人間からみると、民間でも通用するタイプ公務員だった。私は、Gさんが自らの意思地獄から抜け出すきっかけを与えようと思った。

私が退職する5か月前、隣の市町にある社会福祉団体に声をかけた。ずっと前に、私が当団体職員リクルートしたことがあった。

「K市にこういう経歴の人がいるのですが、本人に希望があれば面接はできますか」

との問いかけに、社会福祉団体事務長は乗り気だった。果たしてGさんは話に乗ってくれるだろうか、と不安になりつつも、ある土曜日の昼だった――うす暗い市民課の机の上でパソコンモニターと向き合っていたGさんに声をかけた。

Gさんとは、あれからいろいろあって仲良くなっていた。Gさんは朗らかな笑顔で、「〇〇くん。おつかれさま。なにかあったの?」と返してくれた。件の話に入る前に、今の状況を簡単に聞き取ってから、私が年度末で辞めることと、社会福祉団体のことを伝えて、採用案内のしおりと事務長の電話番号を手渡した。

「この辛い環境あなたは十分頑張ったよ。お疲れ様でした。転職しようがすまいが、応援しているからね」

それだけ伝えて私は、残りの仕事を片付けるために人事課のある3階に向かった。



「あ~、疲れた!」

今これを書いている私は、都内にあるマンションの一室にいて、革製の書斎椅子背中をもたれている。

当初は2万字くらいかと思ったが、ここまでになるとは思わなかった。だが、これでいい。この内容をベースにして職務経歴書を作ろう。

一応言っておくが、もし貴方が現役もしくは退職済の公務員だった場合職場問題点などをブログ暴露したいという欲求に駆られることがあるかもしれない。

やめておいた方がいい。その欲求は、なにか別の方法で発散するか、貴方の中で雲散霧消するのを待った方がいい。守秘義務違反からだ。行政機関がその気になれば、運がよくて処分、運が悪ければ起訴に至る。

私の場合は、『武器』があるからこういうことができる。もし、この日記をK市の幹部が見て問題視し、「覚悟しろよ」とばかり私を攻撃する手筈を整えても、断念する可能性が極めて高い。

私は、K市の重大な法令違反情報を握っている。それも3件。証拠付きだ。うち2件は管理職の何人かが処分を受ければ済むが、うち1件が明るみに出た場合、今の市長退職せねばならない。前市長や、前々市長をも巻き込むことになる。そんな危険な賭けをすべきではない。だから、こうして日記を書くことができる。

日記の中に答えの一部が出ている。序盤の方だ。個人情報

さて。今はフリーランス個人で請ける仕事面白いのだが収入が少ない。何百万かもらった退職金もそろそろ底をつく。また、会社員に戻ってみたい。この年齢で就職できるかはわからないが、挑戦してみよう。

K市で働いていた日々に想いを募らせていた私は、仕事の疲れを癒そうと思い、デリヘルを呼ぶことにした。

私のスマホは旧型のiphoneだ。通信が遅いので、いつもパソコンを使う。今時はインターネットで嬢を予約できる。便利な世の中だ。

コーヒーを伴にしながらモニター越しに嬢を選んでいる。せっかくの秋晴れの日だ。作品も完成したし、就職への挑戦の第一日目という意味を込めて、まったく知らない子を指名してみよう。

私の瞳は、画面中央にいるアスミちゃんに夢中だった。物憂げな瞳、身長は高すぎず低すぎず、顔の形は綺麗だ。ふっくらとした卵型で、唇の形が美しい。肩から下は見えないが、そこはまあ、チャレンジだ。突撃してみよう――空いている予約枠をクリックした。

アスミは、想像どおりの子だった。

背丈は160に少し届かないくらい。写真どおり物憂げな瞳で、胸は普通くらい。太ももはそれなりにある。

ぼうっと立っている姿は今にも消えてしまいそうだが、私の瞳を釘付けにするだけの強さでもってマンションの一室の前に佇んでいる。

さっそく部屋に招き入れて、プレイを始める。今日は奮発して1時間コースだ。お店のメニュー表にある一通りのことをやってもらうことにする。自分で言うのもなんだが、この年になっても30代並みの持続力を持っているとの自負がある。

さて、肝心のプレイだったが、これがまた最高だった! 私はこのデリ店舗メニューをソラで暗記している。計11種類のプレイを、休むことなく30分以上続けてもらった。私のモノは張り裂けそうになっている。

同時に、アスミに対して敬意を抱くようになっていた。普通であれば、「顎が痛い」と訴えるのだ。それで、大抵の嬢は後ろに下がって、私に敵意を向けながら、無料での延長を要求されない程度に休憩をする。

しかし、アスミは一心不乱に注文に応え続けている。「いや、これ絶対痛いやろ」という角度になっても、ひたむきな眼差しで私の肉体を愛撫してくれる。これでまだ半年未満のキャリアだという。驚きだ。

……心の中でひたすらに、どこかの鬼狩りのように、「うまいうまいうまい!」と唱え続けていた。やがて、私の柱は張り裂けてしまったが、立ち上がるまでに時間はかからなかった。私は、連続さんになっていた。連続さんは負けてない! また何度でも立ち上がるのだ。

私は今、聖なる空間にいる。

いつも夜がくると、この家に戻る。そして、書斎に入る。都会の喧騒やら何やらで汚れた毎日用の服を脱ぎ捨てて、仕事をするための部屋着を身に付ける。

物事に取り組むことに対する礼節をわきまえた格好に身を整えてから、いつもパソコンに向かっている。直近で書いていたのは、この日記だ。

私の心は当然、K市に存在している。私の心は、あの懐かしい人々のいる、あの懐かしい庁舎へと参上している。そこでは、同僚から親切に迎えられ、あの仕事、私だけのための、そのために私は生を受けた、仕事という食物を食すのだ。

そこでの私は、答えが出やすいことも、出にくいことも彼らと話して物事を決める。自分の考えを伝え、彼らの考えの理由を尋ねる。彼らも私を信頼していて、人間らしさをあらわにして応えてくれる。

いま私は、記憶世界に全身全霊で移り棲んでいる。時間というものの退屈さを感じない。すべての苦悩はなくて、失敗も恐れなくなり、筆を進めるだけになる。

記憶世界が終わると、どっと疲れが出る。それを癒すための神聖存在を呼ぶと、私の心は晴れやかになる。今、私の目の前には、一流の才覚をもった天使がいる。

残り時間も少なくなったところで、私は何度か指名したお気に入りの子にするような綻んだ笑顔で問いかける。

「アスミさんはすごいな」

「なにがですか?」

物事に対して本気になる力がすごい。尊敬する」

「そんなことないです」

「そんなことあるって!」

「ないです」

私の物は猛々しくいきり立ち、有頂天に達しつつあった。

初めて指名するのにどうかなという想いを押さえつつ、ここは堂々とお願いしてみる。

「アスミさんは、お店じゃなくて個人メニューはあるの? 意味、わかるかな」

「ないですけど、できます。やってみたいです」

いくら?」

「……」

アスミは俯いた。考えている様子だ。残り時間は、あと10ちょっと

颯爽と、キリのいい数字提案してみる。すると、アスミは「本当にいいんですか?」と、眼を真下にあるベッドシーツに向けて答えた。

そして、私がアスミを知り終えると、残り時間ゼロになった。思う存分にプレイをさせてもらった私は、最後にアスミを抱きしめた後、問いを投げる。

「アスミさんは、この仕事に向いているね」

ありがとうございます。また呼んでください」

「こんなことを聞いて申し訳ないけど、この仕事が嫌になることはない? ひどい触り方をしてくる奴とかいるだろう」

「いますけど、いいんです。その人もなにか辛そうにしてるから。痛いのは痛いですけど、その人が辛くなくなるんだったら、それでいいです」

「えらいね

「えらくないです。だってこんなの」

「立派な仕事だよ。アスミさんは、風俗がどんな仕事かわかってる?」

「わからないです。わたし、どんな仕事をしてると思います?」

福祉だ。風俗仕事はね、社会福祉なんだ」

「そうなんですか!?」

ベッドの上でアスミは、大きく瞳を見開いて身を乗り出した。

ちょっとからかってみようと思った。

「さて。社会福祉活動実践とかけまして、風俗店のサービスと解きます

「……その心は?」

「どちらも、人を立(勃)たせるための道です」

ベッドの縁に座っていたアスミがクスッと笑った。右手の親指を頬に置いている。

しばらく考えたと思われる。口を開いた。

「使命(指名)がたくさんあると大変ですね……でも、心身(ちんちん)ともにしあわせになってほしいです!」

いい子だった。また会ってみたい。


P.S

この日記第一稿ができた後に、元副市長と飲みに行った。以下、情報交換の内容。

・元副市長は、市内の機械部品メーカー取締役に納まったという。人望があると引く手あまただ。

・人事課長は私と同時期に定年退職した。すでに故人である。最終役職管理監(≒部長)だった。思いやりがあって誠実な人間だったのに。惜しい人を亡くした。

・C郎さんは職場復帰した。が、専門職としての任は解かれたらしい。定年までの長い時間は厳しいものになるだろう。組織に逆らうというのはそういうことだ。

・E太さんは県の本庁への出向を打診されたが断ったという。どこまでも彼らしい。こんな働き方ができるのも地方公務員ならではだ。

・私はこの日記推敲中に内定を取った。今度は福祉団体を人事方面からサポートする。

2023/1/2 A夫さんとB美さんを追記

・A夫さんはK市を退職後、ホームセンターで働いていた。当時、人事課の必要物の買い出しに行った際、彼を見かけることがあった。ごく普通接客商品運搬をしている様子だった。A夫さんの見た目や行動は普通だ。一般的な50代社会人のように思える。だが、彼は万引きに手を染めてしまった。何かストレスがあったのか、それとも本来気質なのか。人間は、よく見ないとわからない。

・B子さんは、あれから雌伏の時を経て、ほかの自治体採用されたようだ。ある時、人事課長が部内の回覧物を持って見せてきた。自治体関係新聞かチラシだったと思うが、その中にB子さんが政令指定都市で働いていることがわかる情報があった。人事課長は嬉しそうというか、安堵した表情だったのを覚えている。

問題職員の正しい辞めさせ方 9/10

面接評価シートにはないポジティブチェックとネガティブチェックについて

今在籍している職員社会的属性査定状況の突き合わせをベースとして、入庁後に活躍できそうな要素、逆に活躍できない可能性がある要素について、各面接室のリーダーに共有していた。

また、受験者の内定受諾関係統計から、実際に内定を受けてくれる可能性についても情報を与えている。私がK市の職員台帳(驚くほど何でも載っている……)のエクセルを弄りまわして統計分析にかけた結果、導き出したものだ。

このチェックリストに該当すると、面接官の主観的要素において面接結果に作用することになる。その一部を示そう。□がポジティブで、■をネガティブとしている。()内は備考。

以下のリストには、面接試験最中情報を得にくいものもあるが、2次試験で配布する指定用紙に記入欄を設けることでほとんどカバーできる。

ポジティブチェックの例】

男性であり、結婚している(必ず優秀というわけではないが問題職員になりにくい)

10年以上続けている趣味特にスポーツ)がある(〃)

ひとつ組織で3年以上働いたことがある(入庁後に早期離職しない)

出身校(小中高)の2つ以上がK市内にある(地元への愛着がある)

ネガティブチェックの例】

女性子どもがいる(公務よりも子どもを優先する者が多い。入庁1年目での産休や育休など)

男性であり、30才以上で親と同居(子どものような性格や行動をする人間が多い)

■ 他市町や民間企業の残り玉がある(内定受諾率が有意に低い)

■ 入庁後にK市に住む意思や予定がない(〃)

※1…あくま面接官への情報提供である面接試験100%採点表に基づいて実施される。

※2…病気障害、家庭環境など、本人の生き方関係ない要素はどれだけ査定相関関係が強かろうが情報提供はしていない。一応付言しておく。



[追記コネ採用について]

第3章の終わりに、「とはいえ内定を取るための裏技もあるんでしょう!?」と気になっている読者に、何点かの特別事項を示して結びとする。いわゆるコネというやつだ。

ここでは、合法的コネ採用試験の前に自分アピールする方法)について2つの観点により説明する。非合法なやり方は示さない。

1.官公庁主催するイベントに参加する

 これが一番手っ取り早いうえに、やる気をアピールできる。ここでは、あなた学生もしくは若年層だとする。

 官公庁はあまりインターンシップをやらないし、やったとしても狭き門だ。しかし、一般向けのイベントであれば、ちょっとのやる気で意欲を示すことが可能だ。〇〇美術展や〇〇スポーツ大会、〇〇コンペなど、誰でもエントリーできる行事に参加してみるのだ。何年も参加していれば、幹部クラス職員に顔や名前を覚えてもらえる。

 ここでは3つ、前例を示す。

①.

K市の美術展で中学生の頃から入賞し、高校生の時には全国レベルの賞をもらった子がいた。その子面接官を務めたのは、当時の美術展の所管課において責任者を勤めていた人物だった。その子は3種類の面接試験を危うげなくパスし、内定を獲得した。面接官いわく、「エントリーシートを見た時点で入庁してほしい」と感じていたとのこと。

②.

成人式新成人代表で祝いの詞を述べた子。その子は、K市の広報誌の募集を読んで新成人代表への挑戦の意を表した。祝いの詞を自分で考え、成人式ステージで発表を行った。その子は、翌年採用試験を受けたが、残念ながら不合格だった。おそらくだが、祝いの詞の最後に、「将来はK市の職員になりたいです!」と言ってしまったため、自意識過剰であると捉えられた可能性がある。惜しいパターンだ。

③.

子ども議会で将来のK市についての政策提言をまとめた子。当時は中学3年生だった。それが大学卒業する段になって、K市へのUターン就職を決意し、採用試験を受けた。その子政策提言を発表した時に議場にいた職員らが、面接を受けた時には上級の職へと昇進していた。そのうち1人が、当日記の序盤で登場した副市長だった。その子は最終面接で最高の評点を与えられ、晴れて主席内定者となった。ただ残念なことに、その子内定を辞退した。その人に内定を出した時の副市長の嬉しそうな顔と、また反対に落胆した顔は今でも忘れられない。

2.親族地元関係者を利用する

 これが広義のコネだ。一般の人が想像やすい形だろう。人事への働きかけができる人間自分を推薦し、点数を底上げしてもらうのだ。これは、ある程度選ばれた人しか使うことができない。

 ところで、世間的には極端なイメージでもって、こうしたコネ縁故)が語られることが多い。まずは、昭和から平成初期までに行われていた伝統的なコネ採用について説明する。

(以下、説明

昭和時代にこうした採用が行われていたのは、公務業界人手不足だったからだ。K市の昭和60年頃の採用試験倍率は、2.5倍程度である。最低でも10倍はほしいところだ。あまりに倍率が低すぎてロクな人材がやってこない。そんな状況の中、冒頭で述べたA夫さんのような人が多く採用されていた。

当時の地方公務員特に市役所)は、『民間企業で稼ぐ力や意欲のない、覇気のない人間がなるもの』とされていた。今でこそ、上場企業の平均年収地方公共団体の平均年収という関係が成り立っているが、当時は上場企業の方が明らかに高かった。私の記憶では、当時は年収ベースで1~2割程度は上場企業が上回っていた。え、なに? 私の年齢? フミコフミオ氏と同じ年だ……。一応、家内もいる。社会福祉協議会に勤めていて、ひたむきな性格の優しい人だ。

話を戻そう。そんな状況だったので、昭和時代幹部職員は、役場内の優れた職員の子どもや、地元有力者の子弟や、町内会長の紹介など、使える手はすべて使って優秀な人材を確保しようとした。コネ採用は当時も違法行為だったけれども、時代が許していた。

それがバブル崩壊の数年後を機に、公務員人気が高まるにつれて違法行為様相が強くなった。コネ採用が判明した一部の自治体は、首長などの幹部職員引退検察起訴に追い込まれるようになった。K市においては、1995年頃を境として、それまでとは比べ物にならないレベル人材(一流大卒民間経験5年以上など)を採用できるようになった。

説明終わり)

 とあるAさんが、いま在住している自治体職員になりたくて、かつ上の条件を満たしている(親が優れた職員である地元有力者に知り合いがいるなど。以下まとめて『有力者』とする)のであれば、以下の手順を満たすことで、法を犯すことな自分アピールできる。

[ステップ1]

 Aさんが『有力者』に対し、自分を市の幹部に紹介してもらえないか尋ねてみる。

[ステップ2]

 Aさん側の『有力者』が、採用試験責任者(または特別職)と会談する。「あの人とこういう繋がりの〇〇さんという人が、今度採用試験を受けます」と連絡する。相手方は、「ほう、そうなんですね」と反応する。これでステップ2は終わりだ。

 ※これ以上は発言するべきではない。例えば選挙に出たい人がいたとして、告示期間前であれば、「〇〇選に出馬します!」と宣言するだけなら公職選挙法的にセーフとされているだろう。それに似ている。

[ステップ3]

 ここからは時と場合による。文書に残さない形で協議を重ねることもあるし、協議自体が行われないこともある。なんというか、こういう形の行為というのは「空気感である

 コネ採用を行ってはならない――という考えは、幹部職員特別職の間でも共通見解である。ここまでリスクとリターンが嚙み合わない行為はない。表沙汰になった時点で、どんなに偉い人間でも職を辞さねばならない。検察への起訴もセットだ。

 後は、Aさんが筆記試験足切りにならない程度の点数を取ればよい。採用試験責任者がAさんに配慮してかせずか、そういう結果になるように面接試験のセッティングを行う。以上だ。

[さら追記]

 身も蓋もないことを言う。地元有力者の子弟は、こんなことをしなくても普通に採用される。当人能力人格レベルが素で高いことが多いし、事前情報がなくてもわかるのだ。外見に、苗字出身地、その他履歴書の内容だけで「あの〇〇さんの子どもか血縁者だな」と。苗字が珍しいことが多い。

 市役所採用試験であれば、能力よりも人格や人柄を見る。私が面接官を行っていた〇年間において、最終合格者の筆記試験最低点は35/100だ。35点しか取れなくても、一次試験面接で5段階中の4がつけば無条件で二次試験に到達できる。理論上は0点でも通過可能だ。さすがに二次試験で落ちるだろうが……。少なくとも、K市の採用試験はそういうルール運用していた。

 ちなみに、35点の子は笑った顔が素敵だった。話し方はふんわりとしていて、それでいて長すぎず短すぎず、話の内容も伝わりやすかった。こちらの質問意図理解している。性格適性検査の結果も正直者と出ていた(あれは信用できる。統計学の力は偉大だ)。市長も、副市長も、かくいう私も、あの笑顔ノックアウトされてしまった口だ。今思い出してもあれはずるい。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220524

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