はてなキーワード: ヲタとは
表現の自由について戦ってる人とか、活動家とか、政治を扱う芸術家とか、はてサーとかも似た感じ
1.政治などにおいて一方の側に立って、極端なことを言う
2.極端なので誰かがそれを止めようとする
3.止められた!横暴だ!みたいに叫ぶ
この流れが最高にキモいんだ
おそらく彼らは「権力者」「世の中」から否定されたいのではないだろうか?
理由はわからない、ひょっとしたら悲劇のヒロイン症候群(代理ミュンヒハウゼン症候群)みたいに、注目を浴びることに快感を覚えてるのかもしれない
もしくは否定されることで「あいつらは分かってない」という気分に浸りたいのかもしれない
そういうのを知ってか知らずか分からんが、ソコが目的になってるからキモい
かまちょなんだ
その逸脱のやり方が、昔の著名な思想家や活動家のやり方を真似るから更にキモい
もし本当に何らかの思想があって、それを世に示すために活動してるならカッコいいとさえ思うが
全部が承認欲求のためのオナニーだとしたらもうキモいとしか言いようがない
もちろん個人がそのどっちに該当するかは一人一人確認しなきゃわからないと思うが
全体の結構高い割合がキモい側の存在な予感がしている、イデオロギーをまるで感じない
そもそもこの時代にそんな強いイデオロギーを持つのは難しい(現代アートはそこ苦戦してる印象)
一部似ているが基本NOだと思う。
彼らも何かを模倣し劣化させている点では非常にキモい部分があるんだが
否定されるために活動はしていないし、否定されると怒るし説得しようとする
TPOを無視して痛いヲタグッズを誇示し、それで否定されると「またオレ何かやっちゃいました?」みたいな反応をする
これは同種のキモさだ
(最近この手の人見かけないけど)
内容にかんするきちんとした反論であったので、言及する必要を感じた。
ちなみに意見としてはこの三行が要旨であろう。
> 奈須作品は主人公の生き様を見てヒロインが主人公に惚れるケースの方が圧倒的に多い。
> そこを、分かり易い恋愛スイッチでキモ男にコロリと落ちるチョロインと勘違いしないように。
> 増田に女性の主体性って視点がない。何かしてもらったからじゃなくて、何かしているのを見て恋をするんだよ。
おそらくだが、ほぼほぼこれは衛宮士郎、岸波白野、藤丸立香を指して言っているのだろうと思う。こいつらの特徴は、生き方や人生に対する向き合い方=人格的な部分を評価されているエピソードが多いところである。これはwikipedia見るだけでも一目瞭然である。だが、その上であえて言おう。それは間違っている。なぜならば
その証拠に、型月の主人公はただのむっつりスケベである。彼らは純朴・朴念仁・お人好しという格好を装っているだけで、実はメチャクチャむっつりである。これはFate/Extra、Extellaのストーリーを追っかけていればわかる。こいつら、実はかなりヒロインに対してセクハラしてる。ただ同じくらいヒロインたちが主人公に対してセクハラをする。ただ、重要なのはセクハラがどうとか主人公がむっつりである、とかそういうところではない。要するにここから那須きのこ氏の作風が透けて見えるのである。つまりキャラクターがシナリオに追従している、という作風である。
本当はこいつらメチャクチャむっつりのドスケベ野郎なのに、ストーリーやエピソード全体で語られる人格は「公明正大で忍耐強く、極端なまでに懐が広くて朴念仁でお人好し」なんだぜ?なんでこういうキャラ付けがなされるのかというと、これまた単純な話で、要するにこいつら性癖を隠すためにこういうキャラ付けがされているだけなのだ。で、特にこれが言いたいのだけれど、本当に主人公たちがマジで性癖があってエロくて人間的に駄目なやつなら全然問題ないのだ。それは単にキャラクターの人物像を掘り進めた結果としての個性になる。だが那須きのこの場合は違う。那須きのこは自分自身の性癖や変態性を隠すために主人公に「人格者」というキャラ付けをする。つまりキャラクターからストーリーを生んでいるわけではないのだ。こいつの性的嗜好を満たすストーリーのためにキャラクターを配置しているだけなのだ。これがキャラクターが描けていない所以だ。
したがって、“女性の恋への主体性という観点が抜けている”という指摘があったが、これも違うと言えよう。何度も言うが、Fateのヒロインは基本恋愛スイッチを押されているだけだ。主体性に似たものをエピソードの中でときたま見せるときもあるが、これをもってしてFateヒロインに恋に落ちる主体性があると考えるのは間違いだ。単にストーリーのつじつま合わせを狙っているだけに過ぎず、これを持って「きちんと好きになった理由がありますよ」とエクスキューズする逃げ道を作ってるだけにしか見えない。そしてそれを成立させるための男性のキャラクターを逆算で考えるため、追従的に男性キャラクターを没個性的なくせに妙に正義感を使命感あふれて包容力がある実はムッツリスケベな男性像ばかりにしてしまうのである。
この代表格は型月ヒロインの代表格:セイバーさんと衛宮士郎くんの関係である。
これは有名な話だと思うが、セイバーはもともと男で衛宮士郎が女という設定だったことを知っているだろうか。Fate/Prototypeで描かれている関係こそが、fate/Staynightのもともとの形だったのである。これがキャラデザ担当の意向とエロゲ売り前提事情から何故かセイバーを女にしてシナリオ改訂しなければならくなった、という逸話は有名だ。(没個性型主人公というのもエロゲによくある話なので、型月主人公の妙な没個性性の源流をここに求めることも可能だろうとは思う。が、私としては前述にも述べたようにきのこ氏の作品発表系列として「空の境界」の黒桐くんを源流と考察しているし、これは間違いないと思っている)
さてここで問いたいのだが、元英国騎士王が現代高校生の落ちこぼれ魔術師もどき男子のところに召喚されてきて恋に落ちる主体性ってなんだろう???
そんなもんあるわけねーだろ。初っ端からシナリオが無理筋じゃねえか。こんなもんまともなストーリーになるわけない。よくてギャグにしかならん。衛宮士郎の人格的な闇?英国騎士王セイバーさんの聖人君主たるがゆえの騎士王としての悩み?アホかそのどこに恋愛につながる要素があるんだよ。シナリオを読めば分かるけど、終始衛宮士郎はセイバーさんを女の子扱いするために謎の頑張りを続け、デートをして現代日本の遊楽街を引っ張り回したリ飯食わせてみたりいろいろデートイベントらしきものを作ってはいる作ってはいるが(ry あれこれシナリオの中で理由らしきものは語られてはいる、語られてはいるがどれもこれも取ってつけたようなよくわからんエピソードばかり。
結局このひとことで終わっちまう気がしてならん。だってエロゲですもん。でもこの言葉で終わらせてしまったら思考停止。言葉に出した時点でシナリオに対する分析する意味自体なくなっちまうパワーワード。でもある意味では結局この言葉に行き着く気がする。要するに、Fate自体最初からつじつま合わせのためにシナリオが存在してきたようなものだ。恋に落ちて人間性を取り戻す英国騎士王という文学をエロゲにするためには、きちんと主人公とセックスするために英国騎士王を女にして、彼女とデートする必要があったんだろううん。果たしてエロゲを描くために英国騎士王を出してくる意味があったのかどうかは置いても、だ。そう、Fate/StayNightはもともとエロゲだったのだ。だからしょうがないのだ。人間性を描けていなくても、女性の恋に落ちる主体性にいまいち説得力がなくても、主人公が単にライターの性癖を隠すためだけに没個性的で奇妙なくらいに人格者でありながら実は内面は単なるむっつりスケベでも、しょうがないのだ。
そんなわけねーだろ。エロゲならキャラクターを描けてなくてもいいのかよ。そんなわけあるか。そんなこと言ったら虚淵さんだってエロゲライターだぞ。しかも割とストーリー性も評価されてるタイプのエロゲライターなのである。なのにこの作品の完成度の違いは一体なんなのだ?というもっともな指摘を那須きのこ氏は逃れられない。元がエロゲだから、元々無理筋なシナリオだから、こじつけっぽいのはしょうがない?それは単なる言い訳だろう。
少々反論もあった衛宮士郎についても言及しておこう。すなわち衛宮士郎とは、やりたいシナリオのためにキャラクターの人間像に説得力のあるエピソードを加えていく奈須きのこ氏の作風の中でも顕著な失敗例、である。主人公が没個性的な理由かつ妙なヲタノリをするのは間違いなく主人公たちが奈須きのこ氏のアバターとしても機能しているからだと私は睨んでいる。それを踏まえて何度も言うが、基本的に奈須きのこ氏はむっつりスケベなので、むっつりスケベなエピソードを書くために女の子が存在している。そしてその女の子と対比させる形で男性キャラクターを反存在的に生み出している。つまり男の子は所詮反射的にいなきゃいけない存在だから生まれてくるキャタクターに過ぎない。そしてむっつりエピソードを成立させるためには女の子がそれなりに異常でなければならないが故に、その異常な女の子に好かれてかつ包容できる男は同様にまた異常でなければならない。つまりシナリオの必然性のためにキャラクターのすべてがつじつま合わせのプロフィールを持っているに過ぎず、衛宮士郎くんの場合は元英国騎士王でありながら実は女の子という異常性を持つセイバーというキャラクターが、魔術適正がありながらほぼ無力の男子高校生である士郎くんとの恋愛を成立させ、恋愛における主体性を持って最終的に結ばれるエンディングを迎えるためには衛宮士郎くんにもそれなりに異常であり傷がなければならない、というシナリオライター的バランス感覚から逆算して生み出されたつじつま合わせのキャラクタだからだ。
そろそろ言いたいことが分かってきてもいいんじゃないだろうか?厨二病という自意識過剰な男性像が自尊心を失わずに英国騎士女王のような格上の女性とデートを成立するために必要な自意識過剰さを支えるために異常性というプロフィールが用意されている。まさにシナリオ追従でキャタクターを配置していることで起こる典型的な弊害だ。
ちなみに青セイバー・アルトリア・ペンドラゴンの過去と元英国騎士王という過去がある女を落とすために主人公(男)もまた異常でなければならない、という等式は単に奈須きのこ氏の脳内にある思い込みであって、実際にはシナリオライターの技量次第でまったくそうではないと思うし、そもそも衛宮士郎くんが男子高校生である必要もまったくなかったと思うが(※例えば虚淵氏が描く衛宮切嗣氏とセイバーの関係の方がよっぽどドラマティックな恋愛シナリオが書けたのではないかと思うくらいだ)そこは突っ込んではいけないらしい。(※これは単に奈須きのこ氏が衛宮切嗣のような男性像を描けなかったからであり、これは彼のキャラクター像が描けないというシナリオライターとしての欠陥からくるものだ。これがいかに病理的であるかは全開語った通りなので割愛するし、この原因は彼のむっつりスケベからくるものだと私は主張してはばからない。そしてこれを乗り越えて、魅力的な男性キャラクター像をきちんと描けるようになることが、奈須きのこ氏の課題だと筆者は思う)
わりと上記のような指摘があったような記憶するので、一応代表的な脚本家をあげてみる
シナリオライターのタイプにはいろいろあるが、実力の高い作者がよく言うこととして「キャラクターが勝手に動いて言うことを聞いてくれないことがある」。これはキャラクターを掘り下げて書くことが得意なタイプによくある特徴で、稀代の脚本家でいえば特撮系の脚本家として有名な小林靖子氏などがそうだろう。氏は脚本を書いていて、シナリオがキャラクターにらしくない行為を強いている場合に、躊躇なくキャラクターにシナリオを追従させる。つまりシナリオをキャラクターに合わせて改変させてしまうのだ。これはキャラクターをシナリオの駒と考えるシナリオライティングとは真逆のアプローチだが、結果としてこれが人間像をきちんと描くことからシナリオ自体の評価につながる事が多い。
また同じようにキャラクターが持つ人間像から醸し出される雰囲気や空気感を出すことにかけては吉田玲子氏の名前を出さないわけにいかない。氏の名前を検索すればすぐにでも代表的な作品がいくらでも出てくるはずだ。この人も脚本賞を二度受賞している。このひとの名前を出すと、すぐにガルパンとかけいおんが出てくるのだが、私としては「デジモンアドベンチャーぼくらのウォーゲーム」とか最近の作品では「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「夜明け告げるルーの歌」などを上げたい。他にも「猫の恩返し」「若女将は小学生」キャラクターを描けている、とはこういう作品のことを言うのではなかろうか。特に氏の作品はシナリオの安定感が抜群で評価できる。バランスがよく、それでいて繊細で、何気ない日常の何気ない動作の中に登場人物の感情を表現する手腕には舌を巻く。
女性ばっかりなので、男性も上げておこう。他でもない筆者は虚淵さん大好きである。Fateの中で唯一好きといえるシナリオはFate//Zeroと豪語するくらい虚淵押しである。当然PsychoPassも押さえている。ちなみに筆者を女性と指摘する声もあったが、残念ながら私は男性である。「まどマギ」はもちろん「楽園追放」「沙耶の唄」も消化済である。氏のシナリオの面白いところは、なんだかんだ言って社会風刺を含めたメッセージ性をきちんとエンタメシナリオの中に押し込めることが出来ているところである。しかもこの辺を、いわゆる世間の「反戦」だとかいうご教育主義的で説教臭い作品ではなく、エンターテインメントという作品の中で行えているところがすばらしいと思う。あくまでこれはエンタメなのだ、という前提を忘れてしまえば、主義主張の強いプロパガンダのような作品になってしまう。こういう哲学ばかりするアニメーションではなく、きちんとエンタメをやっていながら、そのエンタメに深みを与える要素として社会風刺がきちんと出来ているところがとても良い。氏の脚本のハードボイルドな側面には魅了されるばかりだ。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 132 | 13075 | 99.1 | 49 |
01 | 79 | 11656 | 147.5 | 55 |
02 | 63 | 6676 | 106.0 | 57 |
03 | 21 | 1517 | 72.2 | 51 |
04 | 11 | 761 | 69.2 | 52 |
05 | 13 | 1559 | 119.9 | 72 |
06 | 28 | 2974 | 106.2 | 69 |
07 | 21 | 2141 | 102.0 | 32 |
08 | 38 | 9608 | 252.8 | 50.5 |
09 | 90 | 9541 | 106.0 | 39 |
10 | 140 | 9860 | 70.4 | 42 |
11 | 138 | 23118 | 167.5 | 38.5 |
12 | 234 | 17026 | 72.8 | 29 |
13 | 199 | 13998 | 70.3 | 40 |
14 | 136 | 13906 | 102.3 | 55 |
15 | 170 | 15154 | 89.1 | 29 |
16 | 166 | 13176 | 79.4 | 42.5 |
17 | 150 | 10436 | 69.6 | 30.5 |
18 | 179 | 15846 | 88.5 | 30 |
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22 | 135 | 12835 | 95.1 | 39 |
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1日 | 2717 | 278307 | 102.4 | 40 |
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Fateという作品が非常に気になっていたので、ここ数年Fate関係をずっと漁って、Fate/Staynight → Fate/ZERO → Fate/UBW → Fate/HF → Fate/Extra(アニメ) → Fate/プリズマイリヤ1,2,3 → Fate/Apocrypha → Fate/Extra(ゲーム) → Fate/Extra CCC → Fate/Extellaという順番で消化し続けてきた。途中Type-Moonの世界観が共有されているとのことなので、空の境界のOVAを6作見てみたりもしてみた。そしてその結果として、言いようのない気持ち悪さを覚えたのでここに書き散らす。ぶっちゃけると奈須きのこ、てめえは駄目だ。人間ってもんがぜんっぜん書けてねえ!!
Fateのヒロインって奴は、というよりType-Moonの主要ヒロインは以下にまとめることができる。
・遠坂凛
・玉藻の前
・クロエ
・美遊
まあだいたい出てくるヒロイン枠はこんなもんなんだが、ぶっちゃけエロゲと同じでわりと単純で簡単に類型化できてしまう(どうして簡単にかつ単純に類型化できるのかは実は一言で表現できるのだが、それは次のチャプターで話す)要するに以下のタイプしかいないのだ。
・食い意地が張ってるので、基本は食事で胃袋を掴む
・使命感を捨てて恋に生きるよう説得するため、とにかく女の子扱いする
・不器用な生き方そのものを肯定し、過去の傷を舐めて肯定してやる
・チャラい、不真面目
※要するにギルガメシュ
・チャンスを見て、心のSGを暴いたり、心の中身を覗き込んで一旦丸裸にした上で従順にさせる
・たまに大真面目に褒めると照れるので、褒めのジャブを入れつつ、好意をストレートに打ち込むと何故か落ちる
・間桐シンジ
・真面目な朴念仁で、目的のために愚直に突き進む優男タイプに弱い
・ド直球に大してド直球に返す、沈黙に沈黙を返して誘い受けする、これを繰り返していると勝手に相手が落ちている
・倫理にもとる行為をしても基本的には立ち位置を信頼モードにして「何があっても一緒だよ」「過去どんなことがあっても俺は気にしないよ」と言い続ける
・意外と寂しがり屋だったり、わりと物事を達観してる節があるので、そういうときに包容力を見せるだけで落ちる
・こいつら自身が裏表があるタイプなので、裏表が通用すると思ったら間違い
・下手に策を弄するよりも天然を地で行くタイプに弱い。本人たちもそこがわかってるから冗談交じりで愛情をストレートに表現してくる。
・とにかくこいつらは寂しがりで承認欲求が強いので、友達とか絆とか特別というキーワードに弱い
・特に精神的な繋がりを重要視するだけで、それを与えるだけで生きる目的にすらなっちゃう
・精神的な闇の部分も含めて「お前が特別」を与えてやるだけで落ちる
・必ず不器用な一面を見せる
アホかってくらいみんなこれに該当する。そのせいで(2)Fate男主人公全般に見られる妙な脱個性&表面的素朴化が起こってる。
Fateというか、Type-Moon系の主人公格はほぼ以下の五人に集約できる。すなわち黒桐幹也、衛宮士郎、ジーク、岸波白野、藤丸立香の五人である。これは女ヒロインがType-A~Dの四種類に集約でき、かつ変形種まで存在することから考えると驚くほどに単調で少ない。とはいえ一応五人はいるのだから、五人を一人ずつ分析していってもいいのだが。ぶっちゃけるとこの五人、精神分析するまでもない。細かい差異はあれど以下の一行に簡単に集約できてしまう。
マジでこれは異論は認めない。ぶっちゃけTypeMoon系の主人公(男)ってやつはどいつもこいつも女に対しておんなじアピールしかしてない。驚くくらいこれがまったく変わってなくて驚きを通り越して笑えてくる。マクロス・フロンティアでMay'nが歌うノーザンクロスに「君を掻きむしって濁らせた、なのに可憐に笑うとこ、好きだったよ」という歌詞があるが、まんまこれである。すなわち「お前の本当の姿は可愛いんだろ?そんなお前を俺は知ってるZe!放ってなんかおけないZe!」「僕を傷つける君でも、俺はお前を好きだZe!放ってなんかおけないZe!」のどっちかを繰り返して女の子を包み込んでいるだけなのである。その証拠に各々のメインヒロインをFate/StaynightシリーズとFate/Extraシリーズを用いてざっくりどうやって各主人公が落としてきたかを振り返ってみよう。
「士郎は卑怯です、私の過去を知って、何度も私の中に入ってきた(性的に)」
→「惚れちまってんだから仕方ないだろ、俺はお前をこのまま放っておけないZe!」→「俺はお前を救いたい」→陥落
「(アーチャーが私を裏切った…!?そんな…っ)士郎、今日は疲れたでしょう、もう休みなさい」
→「お前の方が辛いはずじゃねーか、俺はお前をこのまま放っておけないいZe!」→陥落
「先輩、私綺麗じゃないんです、もうずっと前から汚れた女なんです」
→ 「そんなお前をこのまま放っておけないZe!俺は女としてのお前を求めたいんだZe!」→陥落
「奏者よ、本当の私は悪名によって星に刻まれた為政者なのだ。為政者としての余は完全に間違いばっかりなのだ」
→ 「そんなお前の姿が俺には眩しいZe!」
「私は傾国の姫君、私は人とは一緒にいられない、一緒にいてもどうせ不幸にしてしまう、」
→ 「そんなお前が俺との何気ない日常を選んでくれたことが俺はうれしいZe!俺はお前を信じていたZe!そんなお前を俺は好きだZe!」
「私は破壊の王、命を奪いたくは…ない、私は、その意味をまだ知らない。だが私には、破壊しかないのだ。他には…何もない。だから…」
→ 「お前の本当の姿は可愛いんだろ?そんなお前を俺は知ってるZe!放ってなんかおけないZe!」
ぶっちゃけFate/Extra、Extellaなんてのはストーリーはメチャクチャ単純で、主人公の事を好きな味方(サーヴァント)を連れて聖杯戦争を進んでいく内に主人公の事を好きな敵が現れて、その敵から主人公が逃げたり逆にその敵を救おうとして失敗してを繰り返しながら、ラスボスとの戦いで主人公を好きな味方と敵の全員が力を合わせ、最後にラスボスを大団円で倒した後に、切ない別れが待っている、以上。もうぶっちゃけこれだけである。FGOもほとんどこれを繰り返してるだけ。(※この系譜に当てはまらないのはせいぜいがFate/ZeroとFate/Apocryphaくらいのもんで、しかもこの2つは両方ともメインライターは那須きのこじゃなくて虚淵と東出)那須きのこの描く女性像、特にヒロイン像ってヤツがいかに偏ってるか、いい加減気づいた方が良い。こいつにとってヒロイン女ってのは精神的脆さという名前恋愛スイッチが存在していて、そこを押しさえすれば女はみんな落ちると思ってる。でもってそのためには男は全員器が謎に広くて天然朴念仁でありながらストレートに女性を褒めることも出来て自分のピンチにも泰然自若としている肝っ玉のある男じゃなきゃいけないわけだ。
このヒロイン像に対比する形で生まれた男性像が顕著といえるのが<空の教会>の黒桐幹也くんである。
筆者は空の教会の「殺人考察(前)」編で両儀式から殺されかけて逃げながらも彼女を何度も振り返って見つめ合う黒桐幹也になんだかシュールなものを感じてしまって半笑いになってしまったのだが、とにもかくにも那須きのこのヒロインを救う主人公(ヒーロー像)ってのはこのときからまったくといっていいほど変わっていないことが伺える。この異常なヒロインをそれでも愛するヒーロー(男性)というのはFateにも結構登場していて、藤丸立香や岸波白野だけじゃなく、メディアさんの恋人ポジションである葛木先生なんかはモロにそのポジションだったりする。特に岸波白野くんの包容力演出の異常さに関してはメルトリリスやパッションリップのエピソードでも充分に語られているから分かるだろう。基本的に那須きのこ氏の作品に登場するメインヒロインたちは絆や深い関係を作るために何らかの精神的ウィークポイントが存在しなければならず、そこを無意識に突くことができ、かつ人格的にも不安定な彼女たち(意図的に男性の手の中に転がりやすい存在として貶められている彼女たちの人格)を包み込んであげるためには、ヒーローたる男性は極端なまでに懐が広くて朴念仁でお人好しでなければならないというわけだ。
これって西尾維新とかの物語シリーズにもよくあるんだが、とにかく女性という存在を何かと欠陥のある存在にしたがっている。「欠陥のある存在にしたがる」というのは要するに、手触りがあって男の手の中に何となく収まってくれそうな存在に押し込めたがる傾向がある、という意味だ。早い話が心に隙間のある人間に仕立て上げることで、弱点スイッチを作っていることだと言っていい。そしてそこを上手に押してくれる男性をヒーローと仕立てあげる構図を作り上げている。これは病的なまでにすべてのヒロインに共通して言えることである。例えばFate/Extellaに登場するアルテラは1万4千年前の世界を滅ぼした遊星の尖兵たる巨神そのもので、その気になればサーヴァントたちのみならず神級の英霊をも下すこともできる超弩級の危険人物なのだが、どういうわけか主人公に惚れていて何故か必要もないのに彼にプログラム世界であるにも関わらず料理を振る舞ってみたり、甲斐甲斐しく抱きしめてみたりする意味の分からないエピソードが大量に存在する。そしてどういうわけか主人公の昔の英霊パートナーに嫉妬したり、主人公と会話をしたがるも話すことが見つからなくてじっと見つめてしまったり、逆に見つめ返されて恥ずかしがったりしてしまうのである。
この一言に尽きる。だから女性ヒロインにわかりやすいテンプレを付けすぎて、しかも毎回それを使いまわしすぎる。そして男性ヒーローに対して、女性を救う存在とさせすぎる。一言で言えば、女を舐めすぎだ。この辺は主人公(男)がしょっちゅうヒロイン(女)をからかったり弄ったりすることからもよく分かる。その弄り方のほとんどがどうにもこうにもヲタ臭いのだ。
別に人間なのだから、弱点を押されれば弱いのは分かる。精神的な脆さや寂しさが女の魅力になることも分かる。
でもそれに頼りっきりかっつー話である。いい加減恋愛スイッチのあるヒロインをヒーローが助ける構図をやめてみたらどうなのか、と。例えば歴代の有名ヒロイン・綾波レイに恋愛スイッチがあったか?ガンダムのララァに恋愛スイッチがあるのか?ヒーローはいつだってヒロインに愛されていなければならないのか?そうだとしても、それは常に恋愛という形である必要があるのか?ときにはヒーローこそが、心理的に成長する物語を描いたっていいんじゃないか?Fate作品のヒーロー(男性)が画一的で単調なのは、決してヒロイン(女性)を魅力的に描く上でそれが必然だからなのではない。単純にヒロイン(女性)をきちんと描けていないから、その対存在であるヒーロー(男性)が対応する形で単調な存在になってしまうのである。
ポケモンのレッドや.hackのカイトのような、没個性的な男性を主軸に置くことを続けていくことは否定しない。しかしあえて言おう。真の意味での没入感や共感を視聴者が得るためには、登場人物には哲学や主張が存在しなければならない。中庸をいく存在であってはならないのだ。極端に何かを主張する存在でなければならない。それでいてなお、視聴者の好意を射止める存在でなければならない。そしてそれに共感するか否かは、すべて視聴者に委ねるべきなのだ。
この点を非常にうまくやったのは間違いなく虚淵氏である。Fate/Zeroの主人公たる切嗣は、主人公としては実に賛否両論だろう。この主人公に対して感情移入できたのかどうかは実際のところ評価の別れるところだし、正直行って那須きのこ氏が展開する没個性型の主人公とはまったくもって一線を画す、主義主張の塊のような漢だ。しかしどうだろう。不思議と切嗣を憎めない。また那須きのこ氏がヒロインとヒーローにばかり話の焦点を当てるのに対し、虚淵氏が上手いのはヒロインとヒーローが絡むメインテーマに対して、ヒロインとヒーローとは異なる視点におけるサブシナリオをきちんと描いてメインテーマに関連付けさせるところだ。衛宮切嗣に対して言峰綺礼をきちんと置くし、セイバーに対して、きちんとウェイバーとイスカンダルそしてギルガメッシュを置く。(※この違いはなんのかというと、要するに虚淵氏が単にラブコメも恋愛もあんまり書くつもりもないからなのだが)
したがって、那須きのこ氏がこの課題をクリアするためには、まず安易なラブコメや恋愛スイッチヒロインを描くことをやめるところから始めるべきだろう。もっと多種多様な人間の感情模様を描くべきだし、そしてもしそれがきちんと出来ていれば、主人公(男)があれほどまでに没個性的で妙なヲタのりをする奇妙な包容力のある人物になるわけはないのである。
ヲタ恋はなんかもう全体的に無理
おっすおら無敵の人。小卒だ。
なんとかベッド抜け出して、夜はパキパキ過ぎて寝れないから
ただ世の中には、そういう形の葛藤もあることは理解してほしい。
誰もがそれぞれの地獄で、何とかやりくりしていると思うけど、
まぁ、その典型例の一つなんだと。
俺は大名ってとこに住んでいる。
ピンと来た人もいるかもしれないが、低能先生が事件を起こしたあの小学校の近くだ。
特定の誰かに殺意を抱いたことなんてないが、彼は俺でもあり得た、と思った。
幸いにも、今の俺には愛する人がいて、愛する音楽も映画もある。
早いところ、食い扶持を稼いで、支えなきゃいけない両親もいる。
月曜日に配信のSpotifyの”Discover Weekly"はブルーマンデーとやらも色めき立たせてくれるし、
リアルにはてしない物語ばっかのHBOのドラマシリーズは、週末を待ち遠しくさせてくれる。
GOTが終わったのは寂しいが。
一方で、俺が頑張らないといけない理由が、こんなにあって幸せだったとも思う。
ぎりぎり踏みとどまってられるからだ。
警察に薬中扱い(”Fuck the police" by N.W.A)されてマグショット撮られたり
ときに打ちのめされたりして、葛藤と後悔で潰れそうにもなるが、
もっと早い段階にあれば、話は違ったのではないかと思うからだ。
先生や事務には察知されている。はなから白眼視してくる人もいたし、
稀に同情的な人もいた。最近になって、少し距離を感じた人もいた。
普段は、知的で自由を尊ぶ人々が、基地外を怖がってるのが辛い。
自分が辺境にいるStrangerだということは、もう本当に重々承知していて、
30年かけて、やっと折り合いをつけた。それでも村八分にされたり、
後ろ指さされるのは、少し訳が違って、未だに新鮮な辛さがある。
”窮鼠、猫をはむ”かどうかは、本人の資質に依る部分が大きいと思うが、
そこまで追いこむかどうかってのは、コントロールが効く部分だと思う。
でも、ただ恐れるんじゃなくて、リスクマネジメントする方向に向かって欲しい。
ほんの少しの優しさと理解を携えて。それで救われる基地外はきっとたくさんいる。
ADHD。Kendrick Lamarの1stアルバム。ではなくて、病名。小5のときに、担任教師からADHDの疑いでの受診を進められていたが、両親が”うちの子が障害をもっているわけない”と突っぱねた。うーん、時代。仕事を始めてから、やばいぐらいミスしまくって初受診。
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Blue Monday。New Orderの曲。名曲である。だが俺は自殺しないと決めた。ボケかけの親父と癌の母親の介護をして生きていく。
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辛いやつ。頭に生ゴミ乗っけられた時、そこまでの侮辱の経験がなくて、状況が飲み込めず、ヘラヘラしていた。その後、ひどく相手を恨んだ。毎日、胃が痛んだ。だが、ある日、相手が作ったまかないのとん汁がべらぼうにうまくて、とりあえず許した。福岡の名店、中田中よりうまかった。
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辛いやつ2。結局、福祉手帳を提示し、照会してもらい事なきを得た。しかし、家族に警察署に迎えに来てもらわなければならなかったりして大分キツかった。2年ほど前だったが、”Huaweiなんてスマホ聞いたことがない。どこで入手したんだ ”というセリフはさすがに笑った。あと露骨にGood cop, Bad copやられたのも笑った。恐ろしかった。
アニメーターとか演出家に興味がなく、作品にだけ興味がある一般のヲタからすれば、
その中で働く無名のスタッフ達それぞれの画風やら作風やらの違いなど判別できるわけないので、
ぼんやりとした京アニらしさが戻ってくれば、それで京アニは復活したことになる。
一方でそれぞれのスタッフの名前と画風作風が一致するような人間からすれば、
いくら似たような画風、テイストの作品が作られたところで、その間の微差がわかってしまう。
前者にとってはアニメクリエーターは「技術者」だが、後者にとっては一人一人が「作家」。
作家性は唯一無二。その人以外には手にすることが出来ない。
後者から前者を見ると、まるで技術だけを評価し、その裏にいる人間を人として見ていないように思えてしまう。
一方で前者から後者を見ると、生き残った人には「技術」を再現できないと馬鹿にしているように見えるし、
逆に「技術」が失われたことを嘆いているように見え、非人間的だと思ってしまう。
でも悲しみが大きいのは後者。当たり前だ。名前を知っている分より近しい存在と感じているからだ。
多くのヲタの京アニへの悲しみが、やまゆり園への悲しみより大きいのと同じだ。
まあだからといって自分より悲しみの少ない人を攻撃していいものではない、
自分の立場や他人の評価を無意識的に意識しているのではともやもやを感じるのも分かる。
おっすおら無敵の人。小卒だ。
なんとかベッド抜け出して、夜はパキパキ過ぎて寝れないから
ただ世の中には、そういう形の葛藤もあることは理解してほしい。
誰もがそれぞれの地獄で、何とかやりくりしていると思うけど、
まぁ、その典型例の一つなんだと。
俺は大名ってとこに住んでいる。
ピンと来た人もいるかもしれないが、低能先生が事件を起こしたあの小学校の近くだ。
特定の誰かに殺意を抱いたことなんてないが、彼は俺でもあり得た、と思った。
幸いにも、今の俺には愛する人がいて、愛する音楽も映画もある。
早いところ、食い扶持を稼いで、支えなきゃいけない両親もいる。
月曜日に配信のSpotifyの”Discover Weekly"はブルーマンデーとやらも色めき立たせてくれるし、
リアルにはてしない物語ばっかのHBOのドラマシリーズは、週末を待ち遠しくさせてくれる。
GOTが終わったのは寂しいが。
一方で、俺が頑張らないといけない理由が、こんなにあって幸せだったとも思う。
ぎりぎり踏みとどまってられるからだ。
警察に薬中扱い(”Fuck the police" by N.W.A)されてマグショット撮られたり
ときに打ちのめされたりして、葛藤と後悔で潰れそうにもなるが、
もっと早い段階にあれば、話は違ったのではないかと思うからだ。
先生や事務には察知されている。はなから白眼視してくる人もいたし、
稀に同情的な人もいた。最近になって、少し距離を感じた人もいた。
普段は、知的で自由を尊ぶ人々が、基地外を怖がってるのが辛い。
自分が辺境にいるStrangerだということは、もう本当に重々承知していて、
30年かけて、やっと折り合いをつけた。それでも村八分にされたり、
後ろ指さされるのは、少し訳が違って、未だに新鮮な辛さがある。
”窮鼠、猫をはむ”かどうかは、本人の資質に依る部分が大きいと思うが、
そこまで追いこむかどうかってのは、コントロールが効く部分だと思う。
でも、ただ恐れるんじゃなくて、リスクマネジメントする方向に向かって欲しい。
書くところが他になくて書いた。なんせカップリング規範が強すぎるので。
こういうのを書くとまたぞろミソ野郎とかが湧いて出るんだろうなと思うので先に書いておきます。これを見て「これだから女ヲタはクソ」とか言いたい人はお呼びじゃないので帰ってください。で、自分の気持ちいいコミュニティで自分の足が誰を踏んでるのか胸に手を当てて考え抜いて、その足をどけろ。
だいぶ長いことヲタクをやっている。二次創作にもかなり前から馴染みがあるし、自分で言うのもなんだがおおよそ全ての媒体(漫画アニメ・小説・ゲーム、歴史、俳優からバンドまで)の二次創作に触れてきた。地元の公民館の会議室でやっているようなイベントからビッグサイトまで、幅広く通ってきたし、なんならときどき漫画や小説を書いて自分もイベントに出たりする。二次創作同人のコミュニティは楽しい。みんな親切だし、思いやりに溢れているし、何より自分の好きなものに対して生き生きしている。
女性で二次創作をやる人は体感9割以上が「腐女子」(ほんとはあんまりこの呼び方もしたくない)だ。もちろん女性同士や異性間のCPを扱う人もいるにはいるが、圧倒的に男性同士のCPが好きでそれをかく人が多い。まあ、扱う対象の性別については私が困難を覚える最大のポイントではないので詳細は省く。とにかく、カップリングが前提になるのがしんどいのである。
私も二次創作をする。絵もSSも書く。でもカプものはほとんど書かない。エロにはあまり興味がないし、恋愛にも同じく。原作を見たり読んだりして「いいな!」と思った設定や展開や人間関係の隙間を埋められれば満足だと思う。
でも、例えばそれを支部にアップしたりしても、カップリングのタグをつける時とつけない時とでPVやブクマ数に面白いほど差が出る。これはよく書けたなと自画自賛で思うものでも笑っちゃうほど伸びない。逆に、申し訳程度にカプっぽい描写をねじ込んでそれっぽく仕立てた、自分的には微妙な作品にはびっくりするような反応があって、「良かったです」「続き待ってます」なんてコメントまでいただけたりする(それはそれですごくありがたいのだけど)。
そっかー、内容なんてどうでもいいんだな。カプでさえあればよくて、カプじゃなきゃ意味がないんだな。
って思う。極端な話。
例えば新作とか新しいシリーズが出ると、界隈がすごく盛り上がる。私も嬉しいし、一緒にそれを楽しみたい。他の腐女子のみんなと一緒に供給を喜びたい。
でもみんなカプの話しかしない。
ツイッターのタイムラインに「〇〇×△△最高」「□□まじえろい」なんて呟きが怒涛のように流れる。え?ストーリー構成の話とか、個人としての○○の心理描写の話とか、作画とか、演出とか、伏線の話とかは?カップリングが成立するかどうかだけが問題なの?
そういう空気を知っていると、ひどい時は、人より先行して供給に触れる機会があっても「これたぶん〇〇×△△でみんな盛り上がるんだろうな…」なんて思ってその新作そのものへの気持ちがすっと冷める。
できるだけカップリング色の薄い(オールキャラギャグとか)の本を探すのだけど大体うまくいかない。基本どこかにカプを匂わせるような描写がある。〇〇×△△前提ですよーとか。しかも私はシリアスな話が好きなのに、シリアスな作風や真面目なものを探せば探すほど性描写がどぎつくなる。運良くカプっぽくない本を見つけてもほとんどの場合作者さんはあとがきやペーパーに「エロが少なくてごめんなさい;時間がなくて;」とか「次回こそは18禁で!」とか書いている。
カップリング描写・性描写が露骨であればあるほど評判がいいらしい。大量の創作物の隙間をかき分けるような気持ちでカップリング以外の創作物を探している私のようなファンはたぶん存在しないことになっている。
なんならイベントのスペース申し込みの基準自体がカップリング前提だ。『「〇〇×△△」と「△△×〇〇」を間違えないように入力してください、キャラ固定の場合は受が基準、リバの場合はその旨を必ず書くこと』なんて注意書きが懇切丁寧に書いてあっても、カップリングがない場合はオールキャラか否かくらいの選択肢しかない。どうすればいいかの説明もほぼない。
カプの取り扱いがなければスペース配置もまともにしてもらえないのかな、とか被害妄想を抱く。
まあ運営に関しては一番効率のいい方法を取るしかないんだろうけど、カップリングを「一番効率のいい方法」にしているのは結局腐女子の世界の不文律だ。
こういう話を腐女子の友達に聞いてもらうことはたぶんできない。相手は腐女子だから。
この愚痴を出すことでカプ話をやめてほしいとかは思わないし、他の人がカップリングを想像するかどうかは私が踏み込んでいい領域じゃないこともよくわかっている。けど、腐女子のみんなに、そのカプ話が決して「誰にとっても当たり前」じゃないことはせめて頭の片隅に置いておいてほしいな、と思ってしまう。
だって私は私が見たいものや話したいことや創作したいものが「当たり前」じゃないことを、毎日欠かさず、ネット上やイベントや腐女子の友達との何気ないおしゃべりで二次創作や同人のコミュニティーに向き合う瞬間ごとに、嫌になるほど思い知らされているんだ。
なんか腐女子ってすぐセックスのこと話したがるやん。これは男ヲタがすぐおっぱいだのパンツだの言い出すのと同じだろう。もうヲタクの性なんだろうね。別に性的なことが好きなのはいいよ。でも公の場で言うな、表に出すな、とね。コンビニだってエロ本撤去してる時代やぞ。
公の場でベラベラ喋りたい、それが変えられない性だと言うなら、申し訳ないけど表社会から消えてくれって言うしかないやん。公の場で性的な話すんなよ……
こんな人も居るんだと思っていただければ幸いです。
自分は普段ほとんどがソシャゲやったりアニメ見たり、たまに漫画買ったりっていうあまり経済回してない方のヲタクなんですが。
https://note.mu/_n_ume/n/n638d4f0b4d5d
件のジャンルもたまにイベント追ったり程度ではあったのですが。RTでのやり取りを見るうちに、このジャンルの2.5の舞台に行くのが怖くなりました。
だって、楽しみにして見に行って、レポ共有しようと思ったら大きい声の腐った声があがってるんでしょう?そんな舞台嫌だ。
腐についてもやはりライトなレベルで好きなんですが、分別も出来ない人は嫌です。
思考は自由ですが行動には責任が伴います。自分が匿名で上げるのは現在の活動に支障が出たら怖いからです。困るからです。
この方と関わりたがるレッテルを貼られたくないからです。正直こんなブログすら書くべきではないのかもしれません。でもどうしても嫌でした。
この方のいうように想像でしか話せませんが、この話に嫌悪を持って遠ざける方と理解を示す方、どちらが多いんでしょうか?
ヲタクで腐っていて話の意味が分かる人ほど遠ざける気がしています。この方を支援している方は何が起こっているのか全て把握していますか?あなたもその舞台を観に行く方なのでしょうか。
少なくともこのジャンルはグレーと言われてしまう部分が多くてただでさえ発言などには慎重にならなければいけないものなのに、自分が好きなものを好きって言って何が悪い!で済ませて良いものなのでしょうか。
こういう方が多かった頃、公式すら擦り寄ってイラストを描いてきた時代を、苦しみ抜いてアニメ見るのやめたいとまで考えた自分にはヲタクをやる資格が無いのでしょうか。黙って耐えろと。