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はてなキーワード: 雑居ビルとは

2020-07-01

悪いことをするのは楽しいんだから仕方ない

結婚6年目、子供は2人、嫁は専業主婦

仕事を終え20時前に帰宅し、一人で夕食を食べながら嫁と適当に会話をする

だが嫁は知らない

私が定時に退社し新大久保イメクラセーラー服コスプレした20代の女の子と一戦交えたあとであることを知らない

昨年10月から取引先へ外部出向となり、毎日定時で退社出来ることとなった

まっすぐ帰宅するのはもったいないので、嫁に内緒毎日マンガ喫茶に行ったり、パチンコに行ったり、風俗に行ったりしてから帰宅をしている

出向先での時間外勤務は自己申告なので、毎日時間くらい残業をしているように申請している

虚偽申告でせしめた時間外手当で風俗に行き、何事も無かったかのように帰宅して普通に振舞う

この一連の流れが本当に楽しい こっそり悪いことするのって本当に本当に楽しいんだよね

クレカキャッシング枠で引っ張ったお金パチスロで溶かしてるみたいなあの状況

「ああぼくは今、本当に!悪いことを!している!!」という充実感

虚偽申告バレたら懲戒解雇なんじゃないの? バレっこねーよ なんかあってもテレワークって言い張れば問題ナッシング

この時期に風俗で濃厚接触って新型コロナやばくね? キャバクラピンサロはまずいけどデリは1対1だから低リスクだっつーの

今一番怖いのは雑居ビル火災で逃げ遅れることくらいだなあ

自分の中で自分正当化しながら今日もまた風俗の予約をしてしまった

でも仕方ないよね 楽しいんだから

2020-06-18

賑やかな部屋で

前は大久保アパートを借りて住みたかった。

夜な夜な中国人女性イラン人路上で立っていた頃だ。

夏にそこの細道を通る時、網戸越しに部屋の中が見えて、

ランニングシャツトランクスのおじさんが横になって野球見てた。

夜は色んな音がずっと聞こえて、落ち着きそう。

今は見上げると、雑居ビルからメイド女の子テンション高い歌声が聞こえるところに住んでる。

路上に立ってお客さんを呼んでる女の子がいるけど、

有料パーキング内でタバコを吸っていて、

ビルのへやの中でちかちか点滅する光を眺めてて、

横に視線を移した時ビルの窓からメイド女の子が僕に向って、

小さく手を動かして「来て着て」としてた。ほいほい行けばよかった。

ずっとメイド女の子テンション高い歌声が聞こえる部屋で、

夏の焼けそうな日差しの午後か、寒いくらい冷房を効が効いてるとき

女の子が気だるくしてるときのどうでもよさから見えてる乳首が見たい。

見えてるの気付いてもどうでもよさからそのままにしてるならすごく良い。

小沢健二なら天使たちのシーン歌詞で歌うところだ。

裸電球をつけたけど また消して

2020-05-22

香港風俗に連夜行ったらスタンド使いが現れた話し

22歳の時、大学卒業旅行香港へ行った。正確に言うと、僕以外の5人が別の大学卒業、僕だけ留年のため次が4年、という意味の分からない卒業旅行だった。どれくらい意味が分からいかと言うと、出発の前日、H技研のSPIテストのために謎の雑居ビルに行っていたくらい意味が分からない状態であった。ちなみにSPI義務教育レベルだったので楽勝で通過、ノープランで行った面接は楽しく雑談した結果不合格だった(ファック○onda!)。

事の真相は、僕の高校大学付属校だったが、血迷って外部の大学に行って、あげくに留年したというだけである

さて、香港旅行は4泊5日の日程だった。元々「飲んだら一発行きますか!」みたいな集まりでは無かったため、初めて香港風俗に行ったのはちょっと慣れてきた3日目だった。

ここで香港風俗説明すると、雑居ビル各部屋にお姉さんが居て、ノックして出てきたお姉さんが気に入ったらプレイ開始。気にいなければ別の部屋を訪ねるといった流れであるプレイ自体は、部屋にあるシャワーを浴びて、一通りヘルスサービスを受けた後、ゴム有りの本番があり、一発で終了。時間特に決まってないような気がする。

3日目の夜、僕はたぶん20人くらい訪ねたと思う。結果、途中で見た巨乳の部屋を再訪することにした。お姉さんはシンガポール人だった。ちなみに巨乳ではあったが、明らかに作り物だった。これが、僕がおっぱいソムリエ第一歩を歩むきっかけになったといっても過言ではない。とにかく、プレイ普通に良かったが、バックで突いている時に「come?come?」って聞かれまくったのはやや萎えだった。ただしイく時はイくのが日本男児であり大和男児(やまとおのこ)。きっちりイきました。シンガポール人ということで英語ができたので、プレイ後は少し会話をした。あんまり記憶がないものの、強く記憶に残っているのは次の会話である

お姉さん「日本って綺麗なんでしょ。行ってみたいわ。」

僕「綺麗だよ。それに僕は侍の魂を持ってるしね。ほら僕のちんこ日本刀のようだったろ?。」

...自分でも後から考えると意味不明である。少なくともそのお姉さんの日本人に対する評価が下がったことは言うまでもないだろう。日本人の皆さんすいませんでした。

かくして3日目の対戦が終わり、各自部屋に集まり報告会が開かれ、笑い合ってその日は終了した。

4日目はマカオに行っていたこともあり、香港に戻った時には夜遅く雑居ビルをいくつか訪ねるも、営業していないところが多かった。そんなこんなで雑居ビルを探して歩いていると、男女二人組に呼び止められた。聞くと二人は警官らしい。香港警察テーマを頭の中で流しながら「何してんだ?」、「どこのホテルだ?」等の質問を受けていると、男の警官が僕の胸ポケットを指し「それは何だ?」と聞いた。「あー、これはシガレレットだよ」と言いながら、胸のラッキーストライクを出そうとすると、「触るな!」と言って僕の胸のポケットからラッキーストライクをやや強引に取り出した。数本の臭いを嗅ぐと、僕の胸ポケット煙草を戻し、解放してくれた。

香港警察に職質された!」という謎のテンションのまま、雑居ビルの1階奥の扉を開けると、ピンク壁紙の部屋から、明らかに整形の美人が出てきた。さんざん営業終了を食らい、あげく香港警察の職質を食らった僕には、そのお姉さんはとても刺激的だった。ということでお姉さんと異文化交流することに決めた。

お姉さんは「ジョジョ」と名乗った。もしかしたら名前音読みすると「ジョウジョ」で略して「ジョジョ」なのかもしれないが、それは聞かなかった。お姉さんは中国人英語は話せなかった。僕はフォースを信じることにし、フォースが導くままにシャワーを浴びた。この時の僕は完全に暗黒面に墜ちていた。

シャワーを浴びるとジョジョちゃん冷蔵庫からボトルを取り出した。一方の僕は「ジョジョ相手なら俺はディオかなあ、それとも吉良かなあ。」と考えていた。

プレイが始まるとキス上半身リップときたので、「ハイハイヘルスサービスね」と思ったら、唐突に乳でビンタされた。ジョジョちゃんは整形なだけあり豊胸もしていたので、乳というシリコンバッグでビンタされていた。ちょっと痛かった。

そしていよいよ僕の息子に口が近づきサービスが始まった。普通に始まったが、途中で口が離れたかと思うと、おもむろにジョジョちゃんボトル内の液体を口に含んだ。なんとその中にはお湯が入っていたのである。口内の暖かさを感じていると、また口を離しボトル内の液体を口に含んでいた。今回は冷水を口に含んでいたのである。そしてそのまま僕の息子をくわえた。それを2セットくらい繰り返されたが、筆舌つくしがたほどの快感だった。後から調べると「コールド&ホット(ファイヤ?)」というらしかったが、経験していない人は経験した方が良いと思う。

そんなこんなでジョジョちゃんによる冷水と温水のスタンド攻撃を受け、精神が加速したところでゴム有りの本番を終え、ホテルに戻った。

ホテルでの報告会では、僕が受けたスタンド攻撃の話しで盛り上がっていた。その後、遅れて連れが帰ってきたので、皆でその報告を聞くことにした。話しを聞いていると、連れも同じスタンド攻撃を受けていた。

僕「ちょっと待って。お姉さん名前なんだった?」

連れ「たしかジョジョだった」

僕「あー、それは俺も頂いてますねえ」

連れ「.....お兄ちゃん!!」

から聞くとタッチの差で弟がジョジョちゃんと対戦していたことがわかった。かくして、僕は香港スタンド攻撃を受けた挙げ句、弟を持つ羽目となったのであった。

翌日、香港旅行最後の朝。朝が弱い僕を起こした連れの一人はこう言った。

おはよう、お兄ちゃん」。

2020-05-11

違法パチスロに行ってみたい

都内にはマンションとか雑居ビルの1室でやってる違法パチスロがあって

初代北斗の拳とか吉宗とかかなり前に撤去されたパチスロが超高レートで

楽しめるらしいんだけどそういうお店ってどうやって探すの?

2020-05-04

早稲田行きの荒川線ほとんど空っぽなまま夜の王子駅に入ってくるのを見ると、東十条の夜を思い出す。

真夜中に電話をかけてくるのはだいたい振付師で、出ると必ず「寝てた?」と聞く。こちらが寝ていたとしても別に対応を変えようとはしていない。挨拶がわりに今どこと聞くと、永福町アパートからかけていることもあれば、聞いたこともない名前の街にいることもあった。

新潟燕市から夜中の二時過ぎにかけてきた日、東十条クルド料理レストランができたのと振付師はいった。半分寝ながら「ああ、ああ」と返事しているうちに、翌週の夕方に同行することになっていた。

レストランは駅近くの雑居ビルにあった。細い階段を登ると、青い壁に赤を基調としたタペストリーがかけられ、トルコ製らしいランプが天井から吊るされた店内は薄暗かった。

二人とも果実蒸留酒を飲みながらピーチ味のシーシャを吸って馬鹿話をした。振付師は蔦の模様がついたノースリーブワンピースを着て、耳には銀色のチェーンピアスが揺れていた。

「ね、知ってる? カニコーセンの人」

カニコーセン?」

「あの、小説の」

小林多喜二?」

「そそ、タキジキジ。やばくない?」

「……?」

「お客さんの事務所の子がね、今度カニコーセンの舞台に出るからって、マネージャーさんが招待券くれて。で、帰りに駅ビル原作文庫本買って、バスの中で読んでたのね」

「読んだんだ。どうだった?」

「やばかった。いろいろ。で結局、タキジって殺されちゃうんだよね」

「ああ、特高に捕まって拷問されたんだっけ」

「うん、遺体の脚を見るとね、釘か畳針でグサグサ刺した痕だらけだったんだって。いったいどんだけ憎まれてたんだっていう」

「あの人の書いたものが、それだけ当時の警察機構を動揺させた、ということでもあるのかもね」

振付師はグラスを空けるとこちらに向き直ってまっすぐ見た。

「30歳だよ。タキジ死んだの。今の私たちよりも若かったんだよ。それでどれだけの仕事をした? どれだけの人に影響与えた? タキジが生きてる間にカニコーセンは何か国語にも翻訳されて、世界の人が読んでるんだよ? あの時代だって、今だって20代でそれだけのインパクト出せた作家って、そんなにいないんじゃない?」

「うん、いないだろうね」

燃え方が足りない」

「足りない?」

もっとたくさんの人に、私が伝えるはずのことを、私の仕事で、全力で伝えたい。そのためには死に物狂いでいまやってなきゃいけないのに、なにやってるんだろって、思うことがあるんだよ。もう無我夢中で、身体自分の熱で焼き切れて無くなってしまうくらいに、全力でやってなきゃいけないはずなのに、私はまだなにもやってない」

毎日家と会社を行ったり来たりしてるだけの僕からすると、日本中を飛び回ってるきみは、ものすごく燃えてるように見えるんだけど」

振付師は無言で何度も頭を振った。と思うとこちらの手を取って、荒々しくかぶりつく犬のような真似をした。

東十条商店街には縁日が出て、りんご飴、ヨーヨー釣りプラスチックのお面が裸電球の光を反射していた。振付師金魚すくい水槽を見つけると、やりたいと言ってその前にしゃがんだ。出張が多いのに世話できるのかと聞くと、預けるから大丈夫だもんと言った。

西日暮里ホテルに入ると、洗面所シンクに水を溜めて、小指の先ほどしかない緋色の魚が入ったビニール袋を静かに沈めた。そうするのが金魚にとってよかったのか、二人ともわからなかったけれど、ホテルの部屋に篭っている間に死んで欲しくはなかった。

その後のことはよく覚えていない。いつも通りだったかもしれないし、もっと強く噛んで欲しいと執拗懇願されたのはそのときだったかどうか、また別の時だったか、いまとなってははっきりしない。

そのとき金魚はいまだに元気で、振付師熊本に一か月行ってくるといって置いていってから、結局預かりっぱなしになっている。冷蔵庫脇の水槽で年を追うごとに肥えて、握りこぶしほどの大きさになった。

anond:20200504191636

え、ラーメンテイクアウト

ラップとMy岡持ちも同時に持参?

それとも、まさかと思うけど、中身の入った裸の丼、縁に指掛けて持ったまま徒歩で家か職場まで移動?

昼飯時にコンビニで給湯したカップ麺持った人と、職場雑居ビルエレベータ乗り合わせたことはあるけど、それと同じノリ?

(疑問が膨らんで「?」ばかりでゴメンよ)

2020-05-03

繁華街雑居ビルにある鰻の寝床のような店舗ビストロが何年か前から営業していたのだが、先月末でとうとう閉店した。

食べログを見る限りでは、☆3.2に満たない程度で、価格帯の割にはボリュームのあるランチ付近オフィス街からやってくるサラリーマン男性に主に人気があったようだ。付近をよく通りかかることがあったのだが、とうとう一度も利用することはなかった。フレンチを出すからビストロのはずなのに店内からはいつもワンパターンボサノバが流れていたし、夜はサラリーマン調子はずれの奇声が絶えず、客層があまり良いようには見えなかったので、静かに食事をしたい自分には合わないと感じていた。また、明らかに店主のものらしい折りたたみ自転車が毎晩歩道に止められてあり、そのモラル首をかしげざるを得なかったというのもある。

新型コロナウイルスの影響で飲食店営業自粛要請されるようになると、狭い店内は明らかに3密に該当する場所だったので、件のビストロテイクアウトを始めた。店頭ではフランスパンを使ったサンドイッチ販売も行っていたが、突然閉店した。

近所に住んでいるせいでGoogle Map店舗検索でこのビストロレビューを見かけたところ、☆1個になっていた。レビューコメントの内容は次のようなものだった。

フレンチを出している店のはずなのにバゲットのことをバケット連呼してサンドイッチ店頭で売っており、素人丸出しで恐ろしく、到底衛生管理などできていないに違いないので、絶対に避けるべき」

もともと客足が落ちていたせいもあったのだろうが、バゲットバケットの言い間違いで店舗運営がとどめを刺されるということも実際にあるのだ。

シャッターが閉まったままの店舗にはもはや誰も来ないので、いつのまにか店舗前を利用してオメガラーメンテイクアウト販売を昼時だけゲリラ的に行う業者が見られるようになった。非常時にはフレンチよりもこうしたある種奇妙な風味の食べ物を人は求めるのかもしれない。

2020-05-01

バニーガールによるメイドへの差別問題

 常々バニーガールのキワッキワの谷間とか、ギリッギリの鼠蹊部とか、アミアミタイツを見てハッピーになりたいなと思っていた。2019年12月末。久しぶりに会った大学時代の友人と2人で飲んでいた時、ちょうどエロの話で盛り上がったので、一緒にバニーガールバーへ行くことにした。

 バニーガールバーは古い雑居ビルの4階に入っていた。2階には「マッサージ、ドデスカー?」的なお店。3階にはメイドバー……という、いやらしい匂いがぷんぷんと漂うビルの狭い階段を、ドキドキムラムラしながら友人と登った。

 俺たちを迎えてくれたバニーガールは期待通り股間に訴えかけるものが多分に含まれ芸術的衣装で、さらに愛想も良く、俺はハッピーになり始めていた。俺と友人の仕事の話だとか、網タイツしょっちゅう破けて困るだとかそういう話題を経て、このバーが入っているビル話題になった。俺はなんとなく「下のメイド達と交流とかはあるの?」と聞いてみた。するとバニーガールは、眉をひそめ「メイドやばいコばっかなんですよ〜」と言って話し始めた。

「あのコら、あの狭い階段で全ッ然道譲らないの。あのスカート、広がっていて邪魔だッていうのに、全く知らん振りなんですよ!」

 友人が「メイドやばいのおもろいな〜! どこのメイドやばいんかな?」と言うと、バニーガールは一層嫌悪感を露わにして

「いや、絶対そうですよ。前メイド喫茶でバイトしてましたけど、あのコら無断欠勤かめっちゃするし、礼儀とか全ッ然身についてないし、頭おかしいコばっか。メイドにまともなコなんてほとんどいないですよ!」と言い放った。

 

 彼女メイド差別的発言をしたと感じた。その場は「へーそうなんや」と言って別の話題に切り替えたが、友達と別れた後にジリジリと不快になってきた。

 この「不快」というのは、友達同士との何気無い会話の中で、特定人種の人々に対する、本人にとっては悪意のない差別的発言と直面した後にも迫ってくる。だがそれらは決して差別的発言のものに対する、怒りだとか、悲しみといった不快感という意味ではなく、自分感情のあり方にぐるぐると悩み初め、その取り扱い方に困ってしまう、という不快感だ。

その後振り返ってみて俺はどう感じたか

 メイドへの差別的発言を目の当たりにしたが、咄嗟のことだったので「そんなことを言ってはいけないよ」とバニーガールに指摘すべきだったが、できなかった。そのことについて悔しさに震えた。

 いや、それは違う。単にバニーガールの機嫌を損なうのが恐しく差別的発言を指摘できなかっただけだ。それをメイド糾弾されるのも恐ろしく、「悔しかった」と言って誤魔化し「咄嗟のことだった」と言い訳をしているに過ぎない。結局俺は周囲を顔色を伺ってばかりいるような人間なのだ。俺は自分の臆病さを情けなく思った。

 いや、本当に考えるべきことは、差別的発言を指摘できた・できなかったという次元ではなく、そもそもなぜバニーガール彼女メイド差別的発言をしたのか、という点かもしれない。彼女自身について少し考える。どうやら彼女は、自身が「ヤバいコが多い」と感じていたメイドをやっていたようだ。それに、彼女とは別のバニーガールアームカットの跡で肩がまるで焼きイカのようになっていた。彼女のことはよく知らないが、働いてきた中で結構追い詰められていて、メイド差別し見下していないと自分肯定できない状態に陥ってしまっていたのかもしれない。俺はそんなバニーガール境遇に同情し心を痛めた。

 いや、これはバニーガールを「メイドを見下さずには自分肯定できない」と見下すことによって、俺は自らを肯定しようとしているのかもしれない。それを偉そうにバニーガール境遇に対する同情だとか言い繕うなんて、なんて高慢卑怯なんだろう。俺は自身卑劣さに悲しくなった。

 いや、そもそも悔しさに震えるのも、臆病さを情けなく思うのも、同情し心を痛めたのも、卑劣さに悲しくなったのも全部嘘で、結局どれも「差別はよくない」という世間に受け入れて貰うための薄ら寒い演技に過ぎず、本心はただ寂しさを埋めるために差別問題を利用しているだけではないだろうか。いやいや、それもまた違って……。

 差別的発言に直面すると自意識という触手にがんじがらめにされ、一体自分がどう感じているのかが全くわからなくなってしまう。鏡合わせの空間に迷い込み、どの鏡に映る自分が本物なのかわからなくなってしまったような不安に陥る。そういう意味で、差別的なシーンはとても不快だ。

 こんな不快な思いはしたくないし、バニーガールメイド共存し手を取り合い、2人で俺を笑顔で迎えてくれる社会になるのであれば、それはとてもとてもハッピー社会だと思う。なのでこのバニーガールによるメイドへの差別問題がなくなれば良い、とは思う。

 しかし、差別問題について解決しようだとか、どうこうしようだとか考えるのは、メイドでもバニーガールでもない第三者の俺にとっては想像以上に体力を消費するし、例の不安な気分に陥ることになる。こんなことに頭を悩ます位ならば、例えばマイクロビキニ女の子について考えていた方がハッピーだし、有益時間を過ごせるだろう。よし、というわけで今度はマイクロビキニバーへと行くことにしよう。

2020-04-07

或る時、俺は部下の女子と歩いていた。会社の近くのポストへ向かって。

その途中の雑居ビル、以前に何度も見た事が有るのだが、

夕方になると特定の車が止まって、女の子が何人か下りてくる。一人の事も有った。

運転手仏頂面、女の子達も会話は無く無表情で歩いて行く。

そして狭い階段室に消えてゆく。

どんな事務所に向かっているのか、どんな仕事をしているのか分からない。

女の子、いや女の人達は派手な服装や化粧をしているわけではない。

ただ、何かがおかしいのだ。

普通OLとは思えない。何なんだろう。

いつも不思議に思っていた。


部下の女子にその事を言ってみた。

俺:「此処のビルの前でね、こういう人たちがね、車から降りてくるんだよ。」

  :「まさかデリヘルじゃないよなー。」

女:「ソダトオモイマスヨ。ワタシモミタコトアリマス。」

俺:「えっ!?あなたデリヘルって言葉知ってるの?」

女:「ワタシアルバイトシテタコトアリマス。」

俺:「!?

  :(こんなところでカミングアウトされてもなー。どう返せばいいのか、分からない。)

  :「......」

言葉に詰まってしまった。

この女性にとっては嫌な思い出しか無いんだろうな。さっきの言い方からすると。

まさか冗談にも「今度お願いしますよ」などと言えるはずもない。

因みに、彼女バストは3桁、Gカップ以上だろうか。

変なイメージをしてみたものの、いくら頑張っても、俺はこの人じゃ無理だなーとしか思えない。

その後はずーっと無言で歩いてしまった。

ここは中央区日本橋、今や花街ではない。

2020-03-29

anond:20200329190543

テスターとか言ってる時点でちょっとな。jQuery出来ます!とか言って

それらしい匂いのする雑居ビルを端から端まで履歴書持ってピンポンダッシュする根性と人あたりがあれば3ヶ月以内にバイトくらいならありつけたかもしれんな

でもいまコロナだし求人絞られてるし過去の話やな

2020-03-26

三月二十五日(水)

地味な作業が続く。おそらく明日もっと地味な作業を一日中続けることになる。今のうちに英気を養っておこう。そのため夕食に加えて、香ばしいベーグルを食べた。

COVID-19はどんどん大ごとになってきており、首都の封鎖までまじめに検討されている。気が重いので、ニュース必要最低限を追うにとどめ、ツイッターでの評論家素人議論ほとんど無視している。このままだと、懸念していたとおりに美術館を全部閉めることになってしまうだろう。やはり今週末のうちに出かけておこう。金曜日職場帰りなら土日の外出自粛にはかぶらないし、バンクシー横浜市内なので小池都知事管轄外だ。冗談はさておき、今のうちに気晴らしをしておかないと、今以上の危機の際に平常心を保っていられない。これで図書館まで営業を取りやめられてしまったら、目も当てられない。家にこもって久しぶりにcivilization 6でもやるべきか。

で、ますます風俗どころの話ではなくなってきているが、そもそも自分が本当に行きたいのだとはあまり思っていない。実際に行くよりも、行ったところを空想するほうがずっと好きだということもありうる。性的自由というか放縦さは、自分の中では無制限自由シンボルになっていて、だから仕事にしんどくなったとき人妻ヘルスで二人のおっぱいを同時にもみもみすることを思い浮かべてやり過ごすのだ。実行したところで自分のようなタイプは、まず初対面の人間二人を前にして、確実にアウェイに感じるだろう。こうやって自分風俗に対するスタンスメモしてみると、自分の本当にやりたいことが見えてきてありがたい。

そうだ、金曜日ベトナム料理を食べようとして調べたのだが、bunkamuraそばにはベトナム料理屋が二件あるらしい。二つともすぐそば雑居ビルの六階にあるのは面白い偶然だ。食べログ情報を信じるならば片方は日本人好み、もう片方は本格派らしい。本格派のほうが面白そうなので、そちらに向かうとしよう。

それにしても本当に娯楽施設が全面閉鎖になったらどうしようか。ずっとためらっていたアマゾンプライムへの加入も検討してもいいかもしれない。一応docomoユーザーなので、無料券をもらっているのだが、面倒くさがってまだ手続きをしていない。自分必要がないならやらないという無精者だ。

今思い出したが、今日職場ランチ会があった。以前はパクチー名物にしていた店だったのだが、それがつぶれていつの間にかパスタ屋になっていた。期待していたよりも麺がもちもちしていておいしかった。ただ、十数人で押し掛けたのに台所を一人で切り盛りしていて、大変そうだった。普段はそれほどお客さんが来ないのだろうか。

小説執筆は、日曜日に再開するつもりだ。再開したら、日記をここで書くのも取りやめるかもしれない。

追記

三月二十六日(木)

起きたときにまたもは片頭痛、加えて吐き気があった。大分収まったが、まだ具合が悪く、ひとまず午前休をもらった。

思い当たる理由特にない。強いてあげれば、非常に不快ニュース増田経由で見てしまたことだが、海外翻訳サイトであり、フェイクニュースである可能性も否定できない。実際カテゴリを見るときものばかりで、大いに疑わしい。事実だとしても、自分が取れる対処としては特にない。

増田は、自分感情を整理して公開するにとてもいい場所だと思うが、垂れ流し状態というか、自分負の感情を吐き出すというか、他人八つ当たりしているようなトピックもあるので、そうしたものからは適度に距離を置きたい。

今朝は、どこかに属性増田はないだろうか?

2020-03-03

タワマンってそんないいの?

変な激安賃貸物件紹介で

雑居ビル廊下を延延あるいてやっと部屋にたどり着く、みたいなのあるじゃん

タワマン上層階も似たようなもんじゃね?縦か横かの違いで。

ステータスシンボルなのはわかるけど

不便さは気にしないのか

2020-01-24

tinderで会ったクソ女に告ぐ

昨日tinderギャルマッチした。

金曜なのにコンパ飲み会も予定が無かったので誘ってみたら飲みに行くことになった。

新宿ピカデリー前で待ち合わせ。

それまでのやり取りで、コカボムが好きと言ってたので、「金曜だし爆飲みするかー」とか適当なことを言ってたのだが、コカボムピンポイントで置いている店など知らず、店はクソ女がオススメがあると言っていたのでクソ女に任せていた。

考えてみれば待ち合わせがピカデリー前の段階で怪しいのだが、区役所通りをぐんぐん進み、バッティングセンターの手前くらいの雑居ビルに入った。

いかにもぼったくりな感じのバーだった。一杯飲んで別の店に行こうと思っていた。

ビール1杯1500円、ウーロンハイ1200円、カクテル1600円テキーラ2000円とか。私はビール、クソ女はカクテルを注文。クソの役にも立たない中身の無い会話をし、「ここ高いから別行くよ」と言ったらクソ女は全くゴネずに快諾。お会計

このパターンはクソ女がショットを頼みまくるか、氷代とかいう謎の金額が乗せられるかかと思っていたが、ぼったくりの割には良心的なサービス料2000円を追加されて2杯で8000円程度で済んだ。

案の定店を出るとクソ女が電話をし始め、「一緒に住んでる子が鍵忘れちゃったみたいだから一瞬帰っていい?」って言ってきて、テンプレ通りすぎて笑ってしまったのだが、お好きにどうぞ、って言ったら走って逃げてった。

なんつーか、やるならYouTuberヒカルとか朝倉未来ぼったくり企画くらいのレベルで来て欲しかったし、クソ女もグイグイ変なの頼んでこないし、ネタにするにも中途半端過ぎてつまらんかった。

まぁ待ち合わせまでの間にタワレコ寄ったらカッコいいバンド発掘できたから良しとしよう。

おい、tinderの表示名「あ」、LINE名「y」、名乗った名前は「ゆな」、LINEアイコンはMemojiのクソ女、

ぼったくりやるならちゃんとやれ」

(悔しくなさそうに書いたがほんとはめっちゃ悔しい、花金に爆飲みしてギャル抱きたかった…)

2020-01-18

初めてヌード撮影した話

投稿

女性とまともに話せない、目を合わせれないアラサー童貞デブ男の僕がこの度勇気を出してヌード個撮できるお店を使用してみました。

いわゆる風俗店女性えっちなことをするお店)を使う勇気は無く、だけどこのムラムラをどうしようと考えに考えた結果なんですけどこっちの方がチャレンジャーだった感 is ありまつね…

そのお店は素人女性からAV女優さんまで色々な方がモデルをやってくれるお店なのですが、人気のあるAV女優さんは予約がすぐに埋まってしまっていて突撃できず…ってことで素人女の子を選ぶことに。

予約フォーム名前とか生年月日とかを入力していざ予約。この時点ではなんか実感もなんもなく、あっさりと終わりました。

予約した日まで3日ほどあったので毎日予約した娘の顔写真を見つつ「どんな人なのだろう」とか「ちゃんと撮れるかな」とか考えてました。この時点ですっげえ童貞臭いっすね…

そして迎えた当日。

カメラをいつもより気持ち念入りに整備してバッテリーも交換用を持ちメモリーカードも入れたことを確認して(たまに入れ忘れて買ったりしてるので)出陣。

雑居ビルの1フロアを丸々使っているお店なのですがとにかくわかりにくかったので危うく遅刻しかけました。

受付で事前にもらっていた会員番号を確認して注意事項のレクチャーをされいざ部屋へ

1時間ほどの枠なのでそこまでまったりはできないなと思いつつ女の子が来るまでカメラ出したり照明いじったりして暇を潰すわけなんですけど、この時点で発汗量がエグい。夏か?ってくらい汗が出る。ミートテックのせいだ。

かと言って僕がヌードになるわけにもいかないので汗を拭いつつ我慢…してたらノックされるドア。

はじめまして~」と明るい声で挨拶してきてくれたのは予想してたよりも可愛らしく小柄なお嬢さんでした。テンションはこの時から上がりっぱなしなのですが体温も上がる汗はまだ出る

お互いに挨拶を交わして、スタッフ時間制限を伝え終わったら二人っきりの世界へ。心臓がバックバクしてるし変な震え出てきたけど平気な顔をしていざ撮影開始。

いきなり「脱いでください」なんて言う度胸は残念ながら僕には実装されていないのでとりあえず着衣のままいくつかポーズをお願いしつつ撮影

なんも言ってないのにスカートたくし上げておパンツ見せてくれたりするので吃りそうになりながらも時間は過ぎていく

15分ほど雑談混じり(ほとんど女の子が気を使ってくれてた)で撮影してた僕ですが「今日ヌードを撮りにきたんだ」と使命を思い出したので一言

「あ、あの…上半身から徐々に脱いでいってもらってもいいですか…」

残念!声が小さすぎて聞き返された!!!

言い直したらちゃんブラウスはだけてブラ外して~と脱衣してくれている女の子を僕は無心で撮影。こんなん初めてだからどんな反応が正解なのかもわからない。

無心で撮影してたら目の前には全裸女の子が。モザイク同人でお馴染みの黒い線も謎の光も湯気もなくて、生まれたままの姿の異性が目の前に立っていました。すげぇ…

その場で回ってもらったりして撮影してるんですけど目の前で弾む胸とか初めて見たしどこをどう撮ればいいんだろうと思考しながらひたすらシャッターを切る僕。

ぶっちゃけ脱いでもらったあたりから終わりの方まで記憶が薄い。なんかライブ後みてぇだな…

でもメモリーカードの中には確かに全裸女の子写真が16GB分入っているし(RAWで撮ってるので容量デカい)、時間は過ぎてた。夢じゃないんだ。

時間が来たことをスタッフがドアノックで教えてくれたのをきっかけに撮影は終了。お互い挨拶とお礼を済ませたら女の子撤収、僕はお片付け。

カメラをバッグにしまいつつふと気付いたことがあった。

「僕、写真撮ってる間別におっきくなってない…」

雄として欠陥なのではという疑念を抱きつつ、初めてのヌード撮影を終えた夢心地で退店しタバコを一本。死ぬほど美味く感じたけど喉がカラッカラだったので辛かった…

何が言いたいかからない文才ない童貞記事を読んでくれた人はありがとうございます

なんかクセになったっぽいので予定見てまた予約入れたいと思うのでもしかしたらリベンジ記事を書くかも。

ありがとうございました。

2020-01-17

anond:20200117141740

六本木って薄汚れた雑居ビルが並んでいるだけで街並みに関しては言うほどおしゃれか?

2020-01-14

ストゼロカフェ

西暦2050年代、時の政府が、国民の退廃を防止するためにアルコール摂取量制限し始めた。2010年代から人気のあったストロングゼロ系の販売店もストゼロカフェなるを展開して、売上げの維持に努めていた。

 バーチャル体験が出来るアトラクションを併設させていた。少ないアルコール摂取量でも楽しんでもらいたい、というコンセプトではあったが、アルコール以外での売り上げを得たい店側の意図があったのだった。

 ストゼロカフェでは、要するに酔いを速く回すために、趣向をこらした。近隣のゲームセンターパチスロ店と提携するところもあったが、手軽で人気なのは、屋外にVR, AR体験をするために、ゴーグルを貸し出されてゲームをするものだった。

 タブレット端末や専用のスマートフォンタップをする単純なものがあった。店側は、酔いを回すために、軽いヘルメットと小型カメラをつけた専用のゴーグルを使い首を振ると10タップ分出来るシステムもあらわれた。クラブライブの首振りに着想を得て、ゲームの中で首を振り頭へのアルコールの回りを早くするのだ。運動不足になる若者が、古くなった雑居ビル建物の中や屋外にて歩き回る、この触れ込みでブームが作られていった。。

 初対面でも、ゴーグルを通じたアバター姿の仲間と意気投合してクエストクリアしていく。なかなか好評だった。行列が出来た。

 しかし、難点があった。やはり、酔いが速く回る分、悪酔いをしてしまうのだ。

「なんだよー、コレ聞いてねーし」新成人若者たち(20才を過ぎたばかりの)が叫びながら、排水溝へ向けて吐瀉物を出している(ゲロを吐いている..)。

 今年もストゼロカフェの餌食になっていた。

2020-01-04

あるバーで起きた一晩のこと

もう何年も前の話になる。仕事が忙しくストレスが溜まる生活を繰り返していた俺は、週に1、2度都内のあるバーで飲んで帰ることが習慣化していた。繁華街からは少し外れたところにある特徴のないショットバーで、特におもしろメニューも嗜好ももないが、質の悪い酔っぱらいも居らず、1時間滞在しても自分以外に客がいないことも珍しくないことが魅力のバーだった。

ある金曜日の夜、多分22時くらいだったと思う。流石にこの条件で他に客がいないことは珍しいのだが店は空っぽだった。半ば指定席と化しているカウンターの一番奥に私が座ると、店を一人で切り盛りするマスターは慣れた手つきで私におしぼりと灰皿を出しながら「タイミングが良かったですね。さっきまで戦場のようでしたよ。もう今日は静かだと良いのですが」と語っていた。

しかし、私の最初のオーダーが手元に届き煙草に火をつける時、もう一人客が入ってきた。大学生くらいの若い女性だった。派手さは感じないが華やかさを感じさせる美しい女性で、失礼ながらこんな小さな雑居ビルに入っているバーが似合うような女性ではなかった。おそらく恋人か何かと待ち合わせだろうと思いながら、私は驚きのあまり不躾にも凝視してしまった目線をバックバーに移した。カウンターしかない小さな店だから普通こういう状況ではマスターは私とは反対の、入り口に近い席を進めるはずだ。俺にできることは、後から来る連れが騒がしい男でないことを祈るだけだった。

ところが、どうやら驚いて一瞬固まっていたのはマスターも一緒だったらしい。なぜか一度俺と目を合わせたマスターが「いらっしゃいませ」と言い切るころには彼女は私と一席空けた隣に座ろうとしていた。奥から詰めたほうがいいだろうと考えたのだろうし、これだけならそれほどおかしいことでもないのだが、何だか少しドキドしたことを覚えている。

マスターもそれは同じようで、どこかぎこちない動きで彼女にお絞りを渡した。この店はマスターの気配りだけは一流と言って差し支えないため、一見若い女性が一人で入ってきたら、さも常にそうしていますという素振りメニューを渡しそうなものだが、マスター彼女にお絞りを渡したまま姿勢を正して硬直するようにオーダーを待っていた。妙なことになってきたぞ、とそう思った。

私とマスターがそうして硬直していると、彼女は小さな、それでいて良く通る声で「ザンシア」と呟き、私とマスターをもう一度硬直させた。居酒屋ダイニングバーで出るようなカクテルではないし、スタンダードであるかも怪しい。私もショートカクテルということ以外はどういうものかは記憶にないカクテルだった。流石のマスターは「はい」とだけ答え慣れた手付きでオーダーを作り始めたが、私は混乱し始めていた。彼女は確かに華美ではあるが水商売には見えないし、偏見だろうが女子大生がこんなカクテルに詳しいというのも不自然だ。見た目通りの年齢ではないのかもしれないと思いながらチラリと彼女を横目で見ると、バックバーを眺める彼女からはどこか幼さも感じ、余計に俺は混乱することになった。

彼女の正体について私が思いを巡らせながらマスターカクテルを作る様子を見ていると、ザンシアというのはかなり強いカクテルのようだった。シェイクする分を考えても、40度はあるかもしれない。それがカクテルグラスになみなみと継がれる様子を見ると、本当にあのあどけなさの残る女の子がこんなものを飲めるのだろうか、という余計なおせっかいを考えざるを得なかった。

しかし私の心配杞憂に終わったようで、横目で見ていると彼女は一息でカクテルグラスを半分ほど開けていた。私も酒に弱いわけではないが、真似できる気はしなかった。少なくとも試したところで酒を楽しめないだろうことは間違いなかった。ますます混乱する私がこの後彼女に声をかけられて、挙動不審にならなかったことは奇跡だと思う。

「ねぇ」彼女は俺のことを見て確かにそう言った。「煙草、分けて下さらいかしら」、と。一字一句間違いない。確かに彼女はそう時代がかった口調で私に煙草を求めたのだ。混乱に次ぐ混乱の中、重ねて言うが私がどもらなかったことは奇跡しかない。

「どうぞ」と言いながら私は彼女に箱を開けた煙草差し出した。彼女は慣れた手付きで私の持つ箱から煙草を一本取り出し「ありがとう、火もいいかしら」と答えた。またしても「かしら」だ彼女はいったいどこの世界からやってきたのだろう。

ごめん書くの飽きた

2019-12-19

anond:20191219124919

世界的に情報産業が隆盛を極める中で

日本は、世界でもトップクラス情弱国家情弱民族だもんなあ。

せっかく製造業では有能な人々が利益を生み出してるのに

若者さんたちは「21世紀にもなって工場勤務はちょっと・・」とか言っちゃって

渋谷とか六本木雑居ビルでグズグズとタムロしてる「IT企業(笑)」ばかり。

テストコードもろくに書けないくせに、意識だけは無駄に高そうに、SwiftiOS専用のゴミアプリばかり作っちゃってさ。

そんでMSGAFA・BATその他世界企業から食われてさ。

「なんで日本大企業GAFAレベル会社作ってくれないの?俺ら有能なエンジニアはずっと和製GAFAを待ってるのに」ってさ。

こんなんじゃ、自分らが妄想する「普通暮らし」に手が届かないのはしゃーない。

昭和に比べたらいい暮らしが出来ているが、それすら驚きだわ。

じーちゃんばーちゃん、どんだけ俺らのために高度経済成長期の富を貯めておいてくれたんだ、って思う。

2019-12-17

雑居ビルに住んでみたい

物件サイト漁っていたら、都心で8万の雑居ビル賃貸をみつけた。

どう考えても事務所用なんだけど、普通賃貸に混ざって掲載されていて住めそうに見える。

雑居ビル4F 30m2 エレベーター無し、洗濯機置場無し、風呂無しって物件、住んだらどういう生活になるのだろうか。

近くに銭湯はあったので風呂には困らなそう

2019-12-12

理想ショットバー

・6〜8席程度。マスター一人で営業

雑居ビルの地下または2階以上にある

音楽ジャズまたはブルース

フレッシュフルーツは常時一種あるかないか

お通しドライフルーツナッツ。たまに気まぐれで作ったものが出ると良い

マスター必要以上に話しかけてこない

常連客同士が変に馴れ合わず大声で話す客もいない

モルト等の品揃えはスタンダード以外はマスターの好みで少々。変にボトラーズを揃えない

チャージは500円以内

異論は認める

2019-11-13

これは合法だし、何が問題なのか分からない。。。

2019-11-05

秋葉原なでしこ寿司行ったことある

特に揶揄しようとかではなく、かなり前からあの雑居ビルにある割には、潰れたりしないから、一定ファンがいるんだろうなって思ってるが、実際食ったことある増田にいる?

2019-11-03

献血ルームの×型ピンチ表示

最近じゃデフォでどこもやってんのかな?

薬常時服用したりで10年近くいってなかった献血最近行ったんだけど、初めてみてびっくりした。

いつも行ってた近所にある献血ルームは小さな雑居ビルの5Fにあって、そんな表示してるの見たことなかったよ。潰れちゃったんだけどねそこ。

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