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はてなキーワード: 登場人物とは

2022-10-09

anond:20221007212713

野暮ったく見えてしまうのは

デザインの失敗じゃなくて

制作側はスレッタをそのように見せたいって意図あってのものだと思うけど

登場人物性格や心境が、服装に反映されてるのならアニメとして良いデザインだよ

2022-10-08

みんな久米田漫画登場人物みたいな人達ばかりなら生きやすいのにな

anond:20221007183225

違うと思われる。

しろその逆の行動をしていることをモダると言っている。

ソース週刊少年チャンピオン44号。

かにしていた猫がいきなりンァアオ オォン ウワァーといってそわそわ周りを見始めた行動に対して、

漫画登場人物が「猫がモダりだした!」と言っている。

その後も、「猫と一緒にモダるんだ!」というセリフといっしょに、体をもぞもぞ動かすというシーンになるので、

そわそわしてもぞもぞ動く様子のことを言っているように思われる。

まり動かなくなって静かになる、ではないように思われる。

猫がモダるって何?

2022-10-06

呪術廻戦が本当におもんなかった

私はめちゃくちゃ漫画が好きだ。それで呪術廻戦を最近読んだ。食わず嫌いをしていたので、良くないと思って読んだのだ。多分120話くらいまで読んだ。

1週間前に一気読みした東京リベンジャーズの余韻冷めやらぬ中、わりと期待して読み始めた。

そしたら本当に面白くなかった。面白くなさすぎて、後半は面白さを探すために読んでいたが、途中で断念してしまった。以下面白くなかった理由

1. 物語のフックが無い

私がこの漫画を読んで、魅力的に感じたのは、主人公の虎杖君だけだった。

超人離れした少年の中に、規格外の化け物が巣食うという構図がまず面白い(寄生獣彷彿とさせる)。そしてその化け物も非常に圧倒的な力を持っている。チートみたいな能力を、主人公最初から有している。

往年の少年漫画主人公は、皆特殊能力を持ちながらも、それは徐々に目覚めていくものだった。ナルトしかり、黒崎一護しかり、ルフィしかり。であるから最初からラスボスクラスの力を抱えている虎杖君の存在は私には面白かった。

ところが虎杖君以外の他のキャラには全く魅力を感じることができなかった。作中で登場人物キラキラと輝くシーンが、読んでいて非常に少なかった。

全体的に、バトル、バトルの連続で、それは少年漫画らしくて良いのだが、それぞれのバトルに、"物語における引力"を感じない。

例えば、NARUTOの再不斬と白だったり、ハンターハンタークラピカvsウボォーギンだったり、うしおととら鎌鼬だったり、名作と言われる少年漫画にはそれぞれ強烈な印象を残すシーンがあると思う。それが呪術廻戦には無かった。

虎杖君と三兄弟末っ子二人のバトルと、虎杖君と京都校のパイセン友情バトルは面白かった。だが、サブキャラ戦闘シーンは総じて魅力的に感じられなかった。感動するような戦闘シーンはひとつもなかった。

2.五条悟に魅力を感じない

どうやらこの作品において五条悟というのはキーパーソンらしいが、読んでいて全く魅力的に感じないと言うか、彼を見ると、NARUTOカカシ先生を思い出してしまう。"ミステリアス銀髪で目を隠していて最強クラスの力を持ってる主人公師匠(眼帯外すとイケメン)"。属性が似過ぎていて、カカシ先生よりもキャラとして魅力的に見えなければ私には厳しかったが、やはりカカシ先生を超えるような存在には思えなかった。

と言うこの漫画ブサイクが一人もいない。一人くらい、ウソップとかチョウジとかパーやんとかそういうキャラがいても良いのではないかと思うが、ダメなのだろうか。それともこの漫画は、BLEACHやディーグレみたいな、ブサイクがほぼいないオシャレ戦闘漫画なのだろうか。それならば戦闘シーンに(上記作品のような)圧倒的な華が欲しい。和風作品なんだから(?)もっと墨とか使いまくって良い気がするんだがダメなんだろうか。

3.虎杖君と宿儺の器の対話が深まらない

第一から始まる虎杖君と器の関係だが、100話を超えてもマトモな対話をしていない事には正直驚いた。50話くらいで一度ガチンコ勝負するんかなと思ったら全然そんな事なくて、ハロウィンの日に宿儺が久しぶりに現れたかと思えば無双していって、結局虎杖君は器を乗りこなせていないままと言うか、どちらかと言えば器に良いように体を使われて泣いてるままで、いやそりゃ何の解決もしてないんだからそうなるやろと言うか……。

まとめ:自分にとって呪術廻戦が面白いと感じられなかったのはショックな事だった。爆発的に売れてる作品面白い(でなければ売れない)はずで、その作品の良さを全く理解出来なかった自分が悪いのかもしれない。

2022-10-05

anond:20221004214859

もう子ども食堂関係の方々に増田url添えて通報してる人いるのかな。そうなったら「釣りでした!テヘッ」で済ませられる影響力の範囲は過ぎてるわけだけど。既に魚拓存在してるしな

ま、書いてることが本当なら、何を聞かれても真正から事実を指摘すれば済むだけの話だもんな

フェミ叩きしたいが為に実在組織舞台にして藁人形登場人物に仕立てて創作実話を拵えるような脳が弱い人間なんかそうそういるわけないから要らんお節介だったわ

anond:20221005161001

子供ウケるためには、細かい対象年齢区分パッケージ書店での売り方・図書館への入荷・宣伝メディアミックスキャラクターデザイン平易な文章や設定など、関与するパラメータはいくらでもあるのに、「子供子供主人公しか楽しめない」と迂闊にまとめてしまたから、反論をくらうたびに「でも幼児は違くて〜」「でもでもデフォルメされてるから〜」「でもでもでも元から人気がある作品は〜」などと拙い言い訳を繰り返す羽目になるんでしょ。

高学年でも小学生が見ているアニメランキングでは鬼滅が終了した今は不動のドラえもんポケットモンスターが圧倒的人気ですね。

同じくらいドラゴンボール呪術廻戦も人気ですよね。

小学生に人気のアニメランキング」みたいなのを見ると、君が「小学生には人気がない」と言った擬人化作品とかも普通に入ってるみたいだし。

いろんな作品の人気があるなかで、もちろん小学生主人公作品も人気だという話であって、「小学生主人公じゃないと人気がない」とはだいぶ違いますね。

デフォルメの強い作品登場人物の年齢層が高くても小学生に売れることがある」と、

他に人気の作品デフォルメの強い作品があることは何も矛盾しないと思うんですけど

そもそもこの議論

今(のジャンプ)はキャラクターの年齢層・頭身から見るに小学生じゃなくて中~高校生ぐらいに向けて作ってると思う

まりキャラデフォルメされてないか対象年齢が高い!」という決めつけが発端なんだから

いまさらキャラデフォルメされてようが対象年齢とは無関係」と言うなら

そうですね最初からそう言ってればこんなに長々とレスバすることもなかったですねとしか

anond:20221005155059

全体的に、あなたの主張は

出版社マスメディア小学生向け作品について人気やヒット率など検討もせずに脳死小学生主人公作品を出しているんだ! 何の根拠もないけど!」って感じですね。

 

全体の数が少ないからヒットも少ないだけで

小学生に人気の大人主人公作品はいくつもあるんだから

しろ高校生主人公作品では別に主人公が極端な童顔低身長という作品が多いわけでもないのに、

たまに小学生に売れた高校生主人公作品ときたら遊戯王みたいに主人公が童顔低身長キャラなんだから

小学生共感やすキャラクターデザイン大事なようですね。

大人気の鬼滅も主人公は幼めデザインですし。

なりません。

なります

しり探偵アンパンマンに比べるとだいぶ人間に近づいていますし、

ゾロリなんかも自分で頭をちぎって他人に分け与えるパンと比べると人間共感やすキャラクター性ですよね。

高学年にもなれば逆に呪術チェンソくらいなら普通に楽しんでるよ

高学年でも小学生が見ているアニメランキングでは鬼滅が終了した今は不動のドラえもんポケットモンスター圧倒的人気ですね。

例外スパイファミリーぐらいじゃないですか。これもメインキャラクター子供がいますね。

少数が呪術チェンソを楽しんでいるから何ですか?

つばさ文庫にも高校生主人公作品は多いしさ。

つばさ文庫・みらい文庫には小~中学生主人公が圧倒的に多いです。そして、数が多いのは売れるからです。

出版社は売り上げを見て続刊を出すかどうか決めるので。

数が多いのは続刊が繰り返し出ているからであり、続刊が繰り返し出ているというのは売れるからです。

で、ヒロアカ・ブラクロ夜桜・アンデラ・マッシュル・サカモトとかはデフォルメされてないの?

デフォルメの強い作品登場人物の年齢層が高くても小学生に売れることがある」と、

他に人気の作品デフォルメの強い作品があることは何も矛盾しないと思うんですけど

こちらは「デフォルメされたら大人には売れない」なんて主張していないので

それらの作品デフォルメされてるから、何?

anond:20221005143834

玩具販促アニメの主要登場人物はほぼ小学生中学生高校生以上が主役のものは作られないじゃん

作られないのはたまに作っても売れないからだよね、マジンボーンみたいに

マジンボーンみたいに

戦隊ヒーロー仮面ライダーウルトラマン

これは小学生向けというより幼児向けだよね、しかアニメじゃないし

ドラゴンボール

孫悟空は当初ちびっこで長期連載に伴いストーリー進行で大人になった例

つかドラゴンボール悟空大人になったら悟飯をだして悟飯も成長して来たら悟天トランクスを出してで常にちびっこを出してた作品だろ

ONE PIECEも開始当初は17歳大人まではいかない年齢で、デフォルメがかなり強い絵柄なので大人であることを感じさせない

anond:20221005142719

玩具販促アニメの主要登場人物がほぼ小学生中学生高校生以上が主役のものはほぼ小学生流行らないじゃん

流行ったものを見てみればポケモンレツゴ、イナズマイレブン妖怪ウォッチetc

小学生(およびそれに相当する年齢)の主人公中学生以上でも頭身低かったり幼かったりするものが大半じゃない?

遊戯王なんかも高校生設定だけど武藤遊戯は童顔ちびっこだったよね

最近流行った鬼滅も炭治郎はかなり幼めなキャラデザ

ファイアーエムブレムや『アメリカン・グラフィティ』のエピローグが好き

登場人物のその後の顛末が語られるの好き。

 

子供ときにを観た本上まなみ主演の『人情とどけます江戸・娘飛脚〜』っていうドラマ自分は初めてこういうの好きだなと思った。柳沢慎吾が演じたキャラ戊辰戦争行方不明になったって語られていたのが子供心に衝撃だった。

anond:20221005111739

元増田だが、この作品百合だとはまったく思っていない。

93%が★4以上なのに、上位レビューは★3以下ばかりだっていう話をしているだけで、別に題材はなんでもいい。

例えば「キノの旅XXIII the Beautiful World」は、92%が★4以上なのに、上位レビューは★3が多い。

「「十二国記」30周年記念ガイドブック」は93%が★4以上なのに、上位レビューはこんな感じ。

>★3 ちょっと期待はずれ

>★4 ガイドブックファンブック

>★1 思い出話会?

>★4 特別収録 十二国記外伝「漂舶」は良かった

>★4 登場人物紹介に琅燦が居ない!

>★2 短編だけで満足できる人向け

>★5 30周年に相応しい内容

>★3 ファン歴長いなら要らない情報過多。

元の投稿でもそういう主旨の話をしたはずだが、なんで百合豚がどうとかいう話になったんだ?

anond:20221005112325

鬼滅って設定上は知らんけど絵面としては漫画の中では登場人物あんまり美形じゃない方漫画じゃない?

2022-10-03

何故我々は別れの予感を常に感じざるを得ないのか。

ミレニアル世代の私は年甲斐もなくコナングレイの出現に狂喜乱舞した。

希望を探し求めているのに自身のことに対しては常に悲観的(極度の恋愛恐怖症というやつ?)、デートを何度重ねていようが「恋愛」はしたことが無いと歌う彼、それでも恋愛をしていない登場人物が「恋愛について」を語る詩は二十数年生きてきた中で出会えた最も自分ごとなラブソングに思えた。こんな話はManiacのMVコメント欄に溢れかえっていそうだ。「コナン不思議な話だけど私貴方が本当に私の親友のように思えるの、これはまさしく私が考えていたことだ」って。

インターネット人間関係全盛期に思春期を過ごしTinder大人になった私や私の仲間達は勿論、恋愛友情謳歌する者も数多いがそれと同じくらいクローズドコミュニティの中で出会いの無さを嘆く人々に溢れている。テキスト地球の裏側にいる人間にすらすぐ繋がれる世界は案外と半径5mくらいの宇宙を狭めているのではないかと思う。

求めた数だけ出会いは増えるが、心の底から求めるような着てみたら案外ピタッと形がハマる白Tシャツのようなメイトを探すことは非常に困難で、会う人数を増やせば辿り着けるというわけでもないユートピアであり幻想なのだ、そういう人間は。

私はそういう人間恋愛パートナーになった。約10もの身体関係どころかプラトニックラブすら育んでこなかった、正真正銘の友人、よもや親友と言えるであろう相手だった。彼との友人関係説明するのに打ってつけな状況は小学校放課後くらいかもしれない、「後で公園に集合な!」そう声をかけ合い、ランドセルを置くため一度は帰路に着くが落ち合う時間を正確に決めたわけでもないのに集い気が済むまで遊ぶ、喧嘩でもない限りは毎日。本当にそんな関係性だった(実際週に何度も会うというのが毎週、小学校を余裕で卒業できる年数分も続いた)。小学生の頃仲が良かった友人で大人になっても付き合いがあるような人は殆ど居ないのが一般的だろうが、当時小学生であった我々はこの友情が終わりなく続くもののように感じられていたのではないだろうか。少なくとも私はそうだ、終わりという概念が頭をよぎったことすらなかった。

そんな彼と10年越しに付き合うことになった、そこに至る理由イベントについての記述は省く、問題はそれだけの、小学校親友のように過ごしてきた相手に対してですら、こと恋愛という人間関係の箱に入れられればひとたび、その関係の終わりを匂ってしまうということだ。

初めて恋のフィルターを通して私を見た彼はそれはそれは浮かれていた、恋愛初期段階を楽しむ人間が往々にしてそうなるように。選り好みが激しく友人の少ない彼は数年ぶりのステディ相手ができたこ自体が非日常で、楽しかったのかもしれない。

私はというと戸惑っていた、そして戸惑いの中で愛着を育てながら、精神力は段々と骨粗鬆症が進行していく様で。いつか来る別れに対して一撃で粉々に砕かれるように、脆く柔らかく心を解いていってしまった。いつか来る別れへの悲しみを深める準備、これこそが愛が育てるということらしい。

信じられないくら身体ピタリとハマる白Tシャツを見つけたのなら先ずは買わないことが賢明だと思う。汎用性が高く絶対に一着は持っておきたい必需品なのにどんなに大事にしようがお構いなく着れば着るほど劣化し、摩耗する消え物なのに、「コレという一着」を見つけてしまえばそれがダメになった時は捨てるに捨てられず箪笥の肥やしが増えるばかりか、そこから先新しいシャツを何万着と探そうが満足がいかなくなってしまう。

何故友人であった頃は微塵も心配していなかった感情賞味期限を恐れなければいけないのか。恋情はいっ時の劇薬で、いつかコレを愛情に変える為の努力として結婚出産と言ったライフステージの変化をもたらす必要があるのかもしれないとか、インターネット耳年増で蓄えた知識のせいで不安になっているだけかもしれない。そう思うと何故友情には飽きも明確な終わりも来ないのだろう。

それでも何も考えずにずっと楽しく過ごせる関係を捨ててしまった自分の軽薄さに身震いしながら後何度週末を待つのだろうか。

絶賛円満恋愛関係を進行中の彼はマカロニえんぴつの「なんでもないよ、」を聴き、私はコナングレイの「Disaster」を聴いている。

anond:20221003135544

言うほど普通にゲイカップルいるか

それが正しい正しくないは別として、ゲイカップル現在日本ではそれを基本的には隠して生きているし

急に目の前にゲイカップルが現れたら「うげ」ってなるのは日本人として普通感覚だと思うが

それくらい日本人の一般人日常感覚としてゲイカップルマイノリティ存在なんじゃないか

そういうマイノリティ登場人物が限られた作品の中であえて出す意味は?という考えがあるのは理解できる

 

それが正しいか正しくないかは別としてね

anond:20221003103952

司馬遼太郎無罪って言うやつ多いけど、実際に読むとわかるが読者の誤読を期待した書き方で、なろうより余程ギルティ

実在人物、実際の出来事固有名詞そのままもってきておいて、小説のなかでの謎うんちくを披露するとき登場人物に言わせるわけじゃなく「作者の説明」として地の文披露する上に、小説のものの中ではなく後書きで読者から批判に対し「ちゃんと調べてる」と反論してる

作家司馬遼太郎のうんちくが小説価値みたいに思わせるよう、小説の外側まではみ出す形で作家自身自己演出してる

あれ読んで「読者の自己責任」はない

水星魔女百合ガンダム同性婚だと盛り上がってるが既存有害な男らしさを否定するならば

アセクシャル的に一人で宇宙と繋がって完結する登場人物も欲しくなってくるな 

別にトロフィーワイフなど無くとも悟りは開ける 宇宙の広大さに比べたら生命活動なんてちっぽけなもの……ってな感じに

anond:20221003003435

あの漫画科学哲学の扱いがめちゃくちゃモヤモヤする

反証可能性っぽい話を登場人物がするけど、反証可能性ポパーが唱えるのって地動説なんかよりも全然先の未来だかんなって感じてしま

地動説科学重要性を説明するのに作中でさらに先の概念である反証可能性」の話をするのはズルいというか、命がけで「地動説」を受け継ぐ話なのに、科学の発展の話なのに、発展した先の未来概念持ってくんのは道理が通ってなくない?と思ってしま

大航海時代にどらえもんが「どこでもドア使う?」って言って台無しにしているような感じがする

2022-10-02

練馬区民だけど2023年前期朝ドラ「らんまん」を観ないことに決めた理

私は練馬区で育った練馬区である

来年2023年の前期(4月から9月朝ドラ「らんまん」も舞台の1つは練馬区である

実際に練馬区が登場するかは分からないが、某区議会議員自分のチラシにそう書いていた。

また、2022年9月確認したが練馬区保健所には「らんまん」のポスターが貼られていた。

「らんまん」の主人公モデル植物学者の牧野富太郎だが、1926年から1957年逝去するまで練馬区に住んでいる。

そこは現在練馬区施設牧野記念庭園」になっていて一般開放されている。

当初は練馬区出身者として「らんまん」楽しみにしていたが、まだ放送が始まっていないのにも関わらず観ないことに決めた。

その理由をここでお話する。

理由は「最近朝ドラ視聴者は『反省会タグ』を付けて放送中の朝ドラTwitterで叩く人、主演や脚本家などのキャストスタッフ誹謗中傷する人が多いから」である

木村隆志さんが「東洋経済オンライン」に書いた記事「沸騰する「#ちむどんどん反省会批判イジメか」にその実態が詳しく書かれている。

詳しい説明は省くので是非木村さんの記事を読んでいただきたい。

現在放送中の朝ドラTwitter批判あるいは誹謗中傷するとき、「○○反省会」(○○には作品名が入る)というハッシュタグを付ける視聴者が多い。

元々2chで「○○反省会」というアンチスレがよく立ち上がっていたらしい。

最初のうちは最終回まで終了した作品の悪かったところを批判するスレだったらしいが、やがて現在放送中の作品反省会スレ、つまりアンチスレも立ち上がるようになったという。

それがTwitterにも流入してしまった。

この前(2022年9月末)に終了した朝ドラちむどんどん』は不満を覚えた大勢視聴者が「ちむどんどん反省会」などのアンチタグドラマへの批判キャストスタッフへの誹謗中傷を書き込んだ。

私は『ちむどんどん』を全く見ていなかったが、偶然見てしまった誹謗中傷の数々は目に余るものだった。

上述の木村隆志さんが私の言いたいことを代弁してくれた。

私は、作品への批判キャストスタッフへの誹謗中傷に発展してしまうのはまずいと思っている。

絶対にやめてほしい。

放送中の朝ドラを気に入らない視聴者が同じタグに集まり批判や不満を言い合っているとすぐに陰口で盛り上がるようになるし、それが誹謗中傷に発展するのは想像に難くない。

リアルの仲間内なら嫌いな朝ドラの陰口で盛り上がるのもいいかもしれない。

しかTwitterの公開垢でやる以上キャストスタッフ人達も見るもの

(もしかしたらキャストは見ないようにしてるかもしれないが、NHK職員朝ドラ反響を調べるために見ていると思われる)。

井戸端会議ともグループLINEとも違う。

アンチタグが作られ、利用者も増えると発言がより攻撃的になるし、嫌いなドラマ感想を同じような顔ぶれで毎回毎回言い合うのはまるでイジメみたいだ。

嫌ならドラマを観なければいいと思うが、どうしても観てしまうならせめて反省会タグ公式タグもつけずにツィートしてほしい。

批評タグなしでもできる。

もちろん誹謗中傷タグなしでもやってはいけない。

こういうことを言うと反省会民は「だったら反省会タグキーワードミューしろ」と反論するが、私はキーワードミュートしてもTLや「その他のツィート」に表示されることがあったし同様の報告をしているユーザーもいる。

反省会タグトレンド入りしたときは「有害であるスパム」の報告もしたが、それでもトレンドに入ってきた事もある。

放送中の朝ドラアンチTwitterに集まり攻撃的なコメントを繰り返すようになると作品ファンTwitterを見なくなっていくだろう。

実際には野放しになっているとはいえTwitterヘイトスピーチ差別発言禁止している。

ちむどんどん」では沖縄出身主人公一家非難された事で沖縄出身者へのヘイトスピーチを行う視聴者もいた。

このようなユーザーが増えたらTwitter社も迷惑する。

他のユーザーTwitter社に違反報告するので従業員が報告通りのツィートかどうか判断しなければならないのだ。

反省会民もNHKもそのことを自覚して欲しい。

ちむどんどん」は一度も見たことがないが、アンチタグ誹謗中傷が行われている事については直接、NHKのお問い合わせ窓口あてに「何か対策を取ってほしい」と意見を言った。

もちろんアンチタグNHKが作ったものではない事は分かっている。

しか過去朝ドラ名前出すけど『なつぞら』がそうだった)では主演女優誹謗中傷されたというのにNHKがこのまま傍観しているのはおかしいと思った。

このままだとリアリティ番組の「テラスハウス」で出演者木村花さんが番組内での言動理由視聴者から誹謗中傷され、自殺してしまったあの事件と同様の事件が起きかねない。

俳優脚本家仕事を依頼したNHKとして、視聴者の目に見える形で何らかの対策をしてほしかった。

私の提案

朝ドラ開始前に誹謗中傷をやめるようにメッセージを出す」

Twitter誹謗中傷する視聴者に直接注意する」

だったが、どちらも行われる事はなかった。

視聴者ではない人間に分かるか」と突っ込まれるがあったら絶対ネットニュースになりTwitterでも話題になっている。

私が言っても説得力がないが、ある視聴者が「ちむどんどん」を炎上商法ではないかと指摘していた。

イライラする展開が立て続けに起きTwitterが度々炎上するからそう思ったらしい。

本当にNHK炎上商法を狙っているのか分からないが、仮にそうだとしたら誹謗中傷される関係者がいるにも関わらず、沖縄出身者への差別意識を持ちヘイトスピーチをする視聴者が現れたにも関わらず、NHKは何の対策もせず傍観していたどころか炎上商法成功したことを喜んでいるようにも見える。

2022年9月21日のNHKメディア局長定例会見では、「ちむどんどん」への厳しい意見について「どの番組にもいろいろなご意見が寄せられます。そのご意見の全てがエールだと思って、ありがたく思っています」とコメントしている。

NHK職員ではないキャスト脚本家への誹謗中傷に対して何もコメントしていない。

見て見ぬふりをしているように思えた。

しかも主演の黒島結菜さんがクランクアップの際に

撮影現場行きたくないと思う朝は一度も無くて、毎日ここに来て作品を作ることがとても楽しかった」

コメントしたことについてこう言っている。

「これを聞いてありがたくうれしく思いました。俳優陣の皆さまやさまざまな形でこの作品に携わってくださった方々のおかげで、無事クランクアップまで走り抜くことができた。制作スタッフともども御礼申し上げます

私は黒島さんが「ちむどんどん反省会」を見ていたかどうか知らない。けれども仮に見ていたとしたら、傷ついた心を隠して気丈なコメントをしたのかもしれない。

それなのに黒島さんが「ちむどんどん放送中にTwitter誹謗中傷されてきた事に一切触れなかった事に不信感を覚えた。

黒島さんのこのコメントを「ありがたくうれしく」思ったなら視聴者誹謗中傷を止めようとするコメントをしてほしかった。

NHKアンチタグ対応する気も、キャストスタッフ沖縄出身者を守るつもりもなく、視聴率を得るために炎上商法を狙ったのかと失望した。

私が来年前期の朝ドラ『らんまん』を観ないことに決めた理由は上に書いたとおりだ。

朝ドラに関わってもらった事で誹謗中傷されるようになった関係者のことも、ドラマ内で描いたマイノリティのこともを守ろうとしない。

反省会タグへの対応視聴者の目に見える形では何もしない。

そんなNHK姿勢に抗議するために私は出身地でもある練馬区舞台になる「らんまん」を観ないことに決めた。

私のような一般視聴者いくら抗議しようとNHKが態度を改めることはしないだろう。

受信料も他の番組のために払い続ける。

私にできる事で最もNHKにとって困る事は「朝ドラを観ない」ことである

第一、私には朝ドラを観るメリット時計代わりにするメリットもない。

気に入らない朝ドラをわざわざ観続けTwitter誹謗中傷を繰り返したり、そこまでいかなくても嫌味を言い続けるような視聴者リアルでも似たような事をしているんだろう。

わざわざそんな人達共通話題を持ちたいとも思えない。

反省会タグには的を射たドラマ批判をする人もいる。

誹謗中傷をしなければそういう視聴者性格が悪いとは思わない。

そうはいってもリアルの友人知人との会話でそういう、的を射た朝ドラ批判を聞きたいとは思わない。

大好きとまではいかなくても自分が不満なく見ている朝ドラを『ちむどんどん』みたいに酷評されたらモヤモヤする。

「私は面白いと思う」と素直に自分意見を言っただけで、アンチは私を嫌う。

少なくとも私の人生経験にはそういうパターンが多い。

そもそもドラマ批評しか評論家でも有名人でもない人の)に興味はない。

少しでも朝ドラの展開や登場人物に不満を言おうものなら反省会民と誤解されてしまいそうだから朝ドラ視聴を趣味や習慣にするのはリスクしか感じられない。

反省会民には朝ドラという枠に愛や思い入れが強いあまり現在放送中の作品が気に入らない人が多いようだ。

そういう人々は朝ドラファンを自認している。

そんな「ファン」が将来的に朝ドラ枠を滅ぼすことになるんだろう。

最後になりましたが、「らんまん」主演の神木隆之介さん、脚本家長田育恵先生には申し訳ありません。

決してあなた方のせいではないんです。

2022-10-01

(元)親友の書いた短編小説を読んでしまった。

 (元)親友とは、もう十年以上さして交流がない。ちなみに親友接頭語に「(元)」を着けたのは、単に中学卒業して別々の高校に進学して以降、会う機会が数回しかなかった上に、(元)親友がいつの間にか数多の友達を持つ交遊関係のやたら広い奴になっていたかである。きっと、ぼくの事なんかミリも覚えていないと思う…………そう、それって単なる被害妄想

 中学の頃はヤバいくらいにべったりくっついて離れないくらいの勢いで互いに「親友」と称していたぼくらだが、現在の接点はというとTwitterのほぼ死んでるアカウントと実況アカウントとで相互フォローになっているくらいのものだ。

 (元)親友はぼくの知らないオンラインゲームの戦況をひたすらツイートしている。ぼくはアカウント放置し、他にいくつか所有する趣味垢で呟くのに忙しい。

 ぼくは趣味小説を書く。ただし投稿サイト粛々と投稿し続けるだけで、本を出したりはしない。(元)親友もどうやら小説書きであるらしい。二次創作小説を書きイベント頒布しているようなのだが、具体的にどんな活動ぶりなのかを聞けば言葉を濁すばかりなので、よくわからない。

 (元)親友にはぼくの知らない顔がある……時点で、すでに親友とは呼べないのではないか? という悲しい思いがなくもない。

 ちなみに、(元)親友はといえば、ぼくのTwitter放置垢だけでなく趣味垢も知っているから、その気になればぼくの書いた作品を読み放題だ。だが、(元)親友がぼくの書いたものに何かしらの反応を寄越したことは一度もないので、ちょっと読んでドン引きたか、あるいはそもそも社交辞令アカウントを聞いて繋がってみただけなのかもしれないな。なんていう非対称性もりもりで実のない関係性というか、関係の断絶なのだろうか。書いててちょっと涙が出てきた。

 もはや「謎の元親友のような者」と呼んだ方がいいような気のする彼女ツイ垢を、昨日なんとなく久しぶりに覗いてみたところ、プロフィールにぷらいべったーへのリンクが貼ってあるではないか。ぼくはドキドキしながらそのリンククリックした。

 中身はやはり何らかの二次創作であるようだ。いわゆるブロマンス。男同士の熱くて強固な関係性を描いたもの。色気とエロは一切書かれていないところが君らしいな、と思ったそばから、それはぼくが彼女に潔癖を求めているからそんな風に思っただけのことだと考えた。

 へぇゴリゴリ理系国語は得意じゃないと昔は言っていたのに、小説ちゃんと書けるんだな。うん、ぼくほどではないと思うけど、上手いと思う。

 だが軽い衝撃を覚えたのが、それらの短編小説達が一体何の二次創作なのか、さっぱりわからない事だった。登場人物名前すら出て来ない。名前が入って然るべき部分は全て一人称二人称三人称があてられていた。君ってやつは、どこまでも秘密主義なんだな。

 ふと、短編いいね! とブクマをしてやろうかと魔が差したが、そんな事をしたらいよいよぼくらの関係性は断ち切られてしまいそうな気がして、ぼくはそっとブラウザを閉じた。

スターウォーズ(一作目)をリメイクするとしたら誰が黒人になるのか?

昨今の米国映画事情鑑みる

主要登場人物黒人俳優をひとりも加えずに

リメイクするのは不可能だと思われる。

旧作(?)ではハン・ソロの友人役として登場しているが、

シリーズの第二作目である帝国の逆襲からの登場であるし、

役割として重要である配役であるものの、

登場人物として主役級ではない。

ルーク

レイア姫

ハン・ソロ

チューバッカ

・オビワン・ケノービ

ダースベイダー

ヨーダ

誰を黒人にするべきか。

2022-09-30

細田作品はずっと難しい

なんか登場人物に「え?お前の感覚どっかおかしくね?」ってなる場面がめっちゃ多い

もろちん、感覚おかしキャラが出てくること自体は悪くないんだけど

普通はそういうのってやっぱ感覚おかしかったよねっていう展開が作品内であったり

感覚おかしいことが作品内で重要意味を持っていたりするもんだけど

細田守作品だとどっか感覚おかしいですか?みたいな顔で感覚おかし行為が繰り広げられるので

見ていてめちゃくちゃ混乱する

 

俺が「なんか細田ダメかも」と一番最初に思ったのはサマーウォーズ

 

特に親しくもない後輩である主人公に「バイト田舎に一緒に来てくれ」と持ち掛けて大家族の待つクソ田舎まで引っ張っていった挙句、現地についてから婚約者連れていくって言っちゃったか彼氏のふりをしてくれ」と言い出した上に勝手に「実はスーパーエリート」と勝手属性まで盛っておいて、自分は久々に会う親戚や小さい時に憧れていたイケメンおじさんとイチャイチャしまくって大団円を堪能、急に誰一人知り合いもいない大家族の中に「可愛い娘のスーパーエリート彼氏」として放置された後輩がひたすら居心地悪い思いをするというシーン

 

控えめに言ってもこのヒロイン、クソイカレてるとしか思えないんだけどこの展開は後々別に拾われることがない

まりヒロインはこの自分勝手まりない行為に対して主人公謝罪や対価を与えるシーンもなければ、しっぺ返しを食らうシーンもない、ただただヒロインがこいつイカレてるのでは?と観客に思われるだけのシーン

でもたぶん細田さん的には「年下男の子を弄ぶ先輩女子」という範疇に収まってるんだと思う

 

こういう視聴者感覚細田さんの感覚のズレが一番大きく出たのが竜そば最後の展開だと思う

一般感覚からすれば「そうはならんやろ、どういう感覚やねん」となるんだけど、細田さんは本当に純粋に「この展開が正しい」と思って描いていそうで本当に怖くなる

 

とにかく俺にとっては細田作品はずっと難しい

リコリコの脚本問題点

リコリス・リコイルを観て、脚本に感じたモヤモヤを書くよ。

これは個人意見からガバガバ認定の全員が同じこと考えてるわけではないよ。人の意見を聞くのは面白いので、異なる意見や見落としている描写があったら教えてほしい。

リコリコとまどマギネタバレがあります


リコリコの脚本問題点は「するべき描写が足りていない」「制作人が物語客観視できていない」ことだと思う。

ストーリー描写に細かい突っ込みどころはたくさんあったけど、私が主にダメだと感じたのは以下の3つ。

①バディものにも百合にも足りていない

キャラクターが浅い

ストーリーに組み込むのに一般人描写がなさすぎる



①バディものにも百合にも足りていない

リコリコをバディものだと思ったのはイントロダクションの「凹凸コンビ」、キャッチコピーの「ふたり時間、選びとる未来」と1話から百合押しはいうまでもないでしょ。

バディもの必要ものは、「この2人じゃなければこの結末はなかったと思える」ことで、百合定義が難しいけど「女の子同士」で「互いが影響を与え合い、代わりのない存在となる」とかそのあたりが必要だと思う。


バディものだったかということについては、2人で敵と戦うわけでもないし2人で悩んだりするわけでもないし、2人で選び勝ち取った未来でもなくて、最終的に千束のための物語だった。求めてたバディもの描写OP共闘部分くらいだったよ。


百合に関しては、なぜかまどマギと比べている人がいたかまどマギを例にカップリングの傾向について書く。まどマギカップリングがメイン登場人物分あって、まどかマミさんカップリングは人気だけど、さやかマミさんカップリングはそうでもないんだよね。3話まで3人で行動していたのに差があるのは、マミさんの心を理解して変化させたのはまどかだったからっていうのがあると思う(ほむらのいた世界関係も含まれると思うけど)。まどかさやかマミさんから影響を受けているけど、マミさんまどかから影響を受けて心情に変化があった描写があるからエモい関係になった。


じゃあリコリコではどうだったかというと、たきなは千束から影響を受けたといえるけど、千束はたきなに影響を受けてはいない。千束がたきなに特別感情吐露するとか、たきなという人間じゃないと成し得ない関係になってるわけでもない。ついでに言うとたきなも影響を受けてはいるけどそれで成長した描写が薄いから、ただDAが全てだった頃から依存先が変わっただけにしか見えない。

2人がお互いに不可欠な存在だったり深く干渉し合った関係ではない。だから百合か?といわれると、いや百合ではないな…ってなる。「女の子同士がいちゃいちゃしてれば百合なんだよ!」っていう層とはこの辺で相いれないんだろうなぁと思う。


そしてバディでも百合でもないし千束に影響も与えないから、たきなの存在必然性がない。これは後半だけじゃなくて物語全体で感じたことで、物語におけるたきなの役割って「ドローンを打ち落とせるくらい射撃うまい」以上のことがない。

たきなの代わりにえりか(1話人質になった子)が喫茶リコリコへ左遷された物語を考えてみてほしい。それで物語の大筋が変わるか?千束が「あなたに会えて嬉しい」とたきな以外に言わないか?そこが変わらないならたきなの存在必然性説得力もなく、制作側がやりたいことをするための存在に感じるよ。

描写が足りない点についてもう一つ考えてほしいんだけど、たきなは「昨年京都から転属した」「フキと同室だった」って1話で言っていて、千束出会う前に少なくとも数か月はフキ達と行動してたってことになる。1話以前のたきなを想像できるか?あの性格で今まで問題なく過ごせていたほうがおかしいし、1話が初任務くらいじゃないと違和感がある。あの世界でキャラクターが生きてる感じがしないんだよ。

たきなについてもう1つ問題点があって、結局1話で機銃を撃ったことに言及してない。千束は「人を助けた」って言ってるけど、たきなが命令無視して動くほど合理的だと感じた理由への言及がない。これはたきなの成長を描くなら必須だよ。

千束を除いたたきな独自関係性って本編の中ではえりかしかいから、11話のえりかとの和解重要意味があるはずで、たきなの行動が本当にえりかを救いたかったものならばそこで撃った理由を話すべきだった。例えばたきなからえりかへ「怖い思いさせてごめん」「あの時はわからなかったけど(成長した)今ならわかる。私はあなたを助けたかった」とかそういう展開が必要だった。嫌味を言うだけで終わったから、あの行動の理由なんて考えておらず、たきなの成長を描く気がなかったんだなって思ったよ。


キャラクターが浅い

このアニメモノローグ1話冒頭しかいから各々の心情を知るには主に会話になる。で、考えをベラベラ喋る割にはキャラクターの行動原理が見えてこないから、こいつら何がしたいの?感がでてくる。


千束だと不殺っていう意思があるわけだけど、

人を殺したくない←なぜ:人に救ってもらった命だから

っていうのは理解できる。でも「自分が」殺したくないにしてはたきなやフキに殺さないように言うし、直接的にも間接的にも殺したくないにしては1話の機銃乱射に歓声あげて、自分がもう少し早く到着していれば回避できたとかそういう葛藤もない。不殺理由を「気分がよくないから」って答えているけどその「気分」の根拠もないから結局何がしたいの?その中途半端な設定いる?と思ってしまう。


敵についても動機が見えてこないから浅くて小物感があるし、それと戦っている主人公達とこの物語がチープに見える。

吉松だと

千束に殺しをさせたい←なぜ:才能を世界に届けたいから←なぜ:?

真島だと

テロを起こす←なぜ:バランスを取りたい←なぜ:?

っていう感じで行動に対する動機が見えてこない。このキャラクターはなぜそうしたいのかという部分が足りていない。過去編やって全部描写しろとは言わないよ。でもワンカット一言くらい「なんかあったんやろなぁ」と感じさせるものがないのは、そもそも理解させる気がない。

例えば真島は世界テロ組織転々としてるって設定があるんだから過去戦争バランスにこだわるきっかけがあったとか、一瞬でも過去描写があれば勝手考察してもらえるのにもったいないなぁって思った。



ストーリーに組み込むのに一般人描写がなさすぎる

12話で特に顕著だった一般人描写について、ストーリー全般で明らかに足りていない。ストーリー一般人が全く関わってこないならいいけど、一般人ギミックにするなら序盤から省いてはいけない要素だった。モノローグで「平和です!」って言われてもどのレベルかわからない。作中でも暴力団はい描写はあったし、10年前にテロが起きてる時点で平和ってなんだよって思うよ。

というかこのアニメの設定上、殺し屋とかと戦うんだから相対的治安が悪く見える。だから一般人平和ボケと平和な作中世界は過剰なくらいやらないとつり合いが取れない。それを省いた上での12話だからそれは批判されるよ。

設定上できないんだったらいいけど、喫茶店という一般人が立ち入る場所があって、かつ4話ではテレビ脱線事故に対する反応もしているのに、平和ボケしている描写を入れられなかったは通用しない。それで理解してくれは制作側の明らかな怠慢だよ。

1話でも街中の戦闘誘拐未遂があったんだから、人が死なない事件の後処理や一般人ひいては被害者事件に対する認識を描けていれば世界観も掘り下げられてよかったのになぁと思った。


総合的に言うと、やりたいことはわかるけどそれに必要描写もないしキャラクターの掘り下げもできていないせいで何がしたいのかわからないアニメだった。脚本複数いるみたいだから舵取りをするべきなのは監督だし、監督ストーリーに対する客観視が足りなかったのか、そもそのそんな詳細な設定は考えられてないのか、そこに割く時間がなかったのか。

やりたいことについては付いてきてくれる人はいからこれから頑張ってほしいよ。もったいなかったなぁ。



[余談]

上記で何度か触れてるけど、このアニメ1話が一番問題だと思う。始まりもっと丁寧に描いてほしいなって思った。


・この13話かけた世界意味があったのはミカくらいだろうね。

ミカ過去と向き合いそのけりをつけた。他の人は何も成し遂げていないし解決もしていない。


百合まどマギを例に出してたけど、オリジナルアニメ、バディもの、整備された歪な世界、それに異を唱えるラスボス という点ではPSYCHO-PASSがこの作品比較としては適切じゃないかな。PSYCHO-PASS主人公友達一般人目線があったし、ちゃんとバディものだった。まだ観たことがない人にはどっちもぜひ観てほしい。


・魅力的な世界いまいち理解できない登場人物、作者の考えた設定を見る側に伝えられていない、本筋と関係ない描写時間を割くっていう点でリコリコは打ち切り漫画みたいだなって思った。途中の失速に対してある程度落としどころ見つけたね~みたいなのも含めて。


アニメ映画でどういう話だったかって短く要約できるものは優れた脚本だといえるけど、リコリコに関して思いついた人がいれば教えてほしい。自分はできなかったので。

anond:20220929161245

増田がそれぞれのどこを好きかほとんどわからなかった。

どのように叩かれているかを書くよりも、増田がどこが好きか書いてくれよ。

以下は俺が考えているそれぞれの叩かれている理由。(あくまで叩かれてる理由であって俺が嫌いというわけではない)

プッチ神父

他のキャラより人気が無いだけ。別に叩かれてない。

人気が無い理由は他の敵に比べて主張がわかりづらい、DIOありき、能力が強すぎてバトルがわくわくしないあたり。

細田守

現実に起こっていること(最新作でいうと虐待)をテーマとして扱うわりに対応ファンタジーすぎで監督認識おかしいと思われてる。

叩いてる側が勝手に読み取ったわけではなく監督本人がインタビューで堂々と扱うテーマについて言っているので擁護しづらい。

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
機動戦士ガンダム MS IGLOO

作品の出来ではなく過去ジオン大好きな視聴者がうざすぎたので反動で叩かれている。

恨むなら過去ガンダムファンを恨んでくれ。

猿飛アスマ

相手殉職というがその際の戦いがあまりにもシカマルの成長のための描写でアスマ含めシカマル以外のメンバーの頭が悪くなったように感じられたため。

作者が悪いと思う。

火影の血縁なのにただの上忍だというおいしいポジションなので「大人劣等感とどう向き合っているのか」みたいな描写を期待していたので残念。

俺は好きだけどもっと大技あってもよかっただろとは思う。

HUGっと!プリキュア

過去作のプリキュアを登場させた代わりに本作の登場人物描写が減ったせいで説得力が減った。

育児については俺もしたことが無いので何とも言えない。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

声優の演技を聞いたり書いていく内に敵側のガエリオ描写を増やしていった脚本家と、各種インタビューで反感を買う発言を多々した監督が悪い。

最終話放映直後は賛否両論だったのに監督発言が増えるにしたがい評価してた人も言葉を濁し始めた。

主人公はそこまでじゃないが鉄華団は好き。

機動戦士ガンダムSEEDシリーズ

MSの人気はある。

脚本が遅いせいで作画が間に合わず戦闘シーンの使い回しが多すぎたのに加え、後半はできるだけ不殺を貫いた結果宇宙空間放置されたパイロット問題など独善だと叩かれた。

ただこの段階では地球連合ザフト双方のトップの主張の方がヤバいため、賛否両論だった。

DESTINYには前作と違いザフトトップの主張がそこまで頭がおかしものではない、キラ達のゴールが見えない、アスラン所属変えすぎなどで叩かれた。

大筋が変わってないがオリジナルセリフが多い漫画版2種の評価が高いので、制作が遅れていなければもっと評価されていたと思う。

俺は好きだけどシンがせっかく葛藤を見せはじめてから描写が減ったのが残念。

アンドレイ・スミルノフ

1期から視聴者から好感度の高いセルゲイへの嫌味を言う2期から登場人物なので、単純に好感度の差。

ただ対話できた沙慈とルイスの対比として父親対話できなかった例として描かれた人物なので製作陣の期待通りだと思う。

何も言わなかった父親の方も悪い。

機動戦士ガンダムUCなど福井晴敏作品

ニュータイプや各種設定のオカルト要素が強すぎて叩かれている。

カミーユ最後オーラを常時放っているようなものなので既存ガンダムファンと相性が悪かった。

機動戦士ガンダムAGE

この作品単体じゃなくて脚本家の今まで悪名のせい。

セムとゼハートは好き。

高校鉄拳伝タフ

語録を使っている=叩いていると思ってるかもしれないが、単純に楽しまれてるだけだと思う。

扇要

マジで叩かれている。

他のキャラ自分理想のために何かを犠牲にしていることをが大半なので、特に何も犠牲にしてないように見えて(カレンの兄との友情描写されなかった)どころか記憶喪失ヴィレッタを匿う、戦闘で指示が遅い、ゼロを裏切るなど視聴者イライラポイントを確実に貯めていったため。

新作アプリで事前登録特典が扇だとわかった際の批判もすごかった。(生放送FLOWが「扇もいいところありますので使ってみて」みたいなフォローをしていた)

最初からうざいキャラとして描かれた玉城ギリギリまでゼロを信じていたためかそこまで叩かれてない。

俺も嫌いじゃないが好きかと言われると困るキャラ

くまみこ

原作では仙台に行かなかったがいつか行くために努力する主人公を周囲が見守るが、アニメでは仙台に行って諦めて帰ってきた上にこれからも都会に出ていかないだろう想像をさせる終わり方で叩かれた。

高梨太郎

彼と編集は悪意が無いから余計に叩かれているが、監督自身モデルなのでそう意図されたキャラであるといえる。(ガルパン制作経緯を見ると本当にああい発言してそう)

悪意が無い分対応する側のコストが高いので、もっと余裕のある職場なら増田のいうようにポジティブに受け取られてたかもしれない。

後半に出てくる制作挫折した上で八つ当たりでやっていたため同情の声もそこそこあった。

Fate/Zero

stay nightの描写とこの作品との描写齟齬があるのにも関わらず、アニメとして先に広まってしまったためこちらの描写正史だと思われるのを恐れたファンが叩いていた。

俺も単体だと好きだけどこれを前提にFateを語られるとイラッとしてしまうかもしれない。

Zeroランサー

自分の主張優先でマスターの考えを無視をしてお互い様だったのに、マスターの方が理解が無いみたいな雰囲気を出していた上恨み言がダサすぎたので叩かれた。

人間臭い英霊がいてもいいと思うので俺は好き(恨み言はダサいと思う気持ちと両立する)

虚淵玄

名前を大きく宣伝で使っていたため出来が良かろうと悪かろうと反響は大きい。

増田のいうとおり脚本家あんなに叩かれたの他に見た事無いのは確かだが、そもそもあんなに宣伝脚本家名前アピールしたのもみたことがない。

NAOKI

ガンダム以外にも、任天堂メトロイドシリーズ主人公サムスフィギュアの試作品でも炎上してた。その後原型師が変更されデザインゲーム準拠になった。

カトキハジメと違い、造形がどうこうじゃなく関わりたくないと思われている。

雑誌に載せた作例を参考にした方に、参考にしたことを書いておけと直接ではなくTwitterRTした上で言った

セブンイレブンで購入したあんまんを入れ忘れられた際に頭にきて電話したことTwitterに書いた(クソ店員発言

・猫3匹をキャリー入れてTwitter画像をあげた際に心配したフォロワー暴言を吐いた

神様になった日

ゲームシナリオを切り詰めてアニメにしたのではなく最初からアニメなので脚本の粗が余計に叩かれる。(原作ファンがいない)

アプリのヘブバン20代以下にも受けてるようなので、KEY泣きゲー時代遅れなわけではなく麻枝の脚本アニメという形式があっていない。

アニメの話数は増やせないことを理解してないのかと思うが、麻枝よりも麻枝に企画を持ちかけるアニメ会社が悪い。

トータル・イクリプス

本編の前にアニメしたことと、本編のような前線ではなく実験部隊の話なのでどうしても戦闘が少ないことがあわせて叩かれてた。

原作小説が途中で止まってて先の展開が不明ことなどもあり、アニメ制作陣の責任にするにはかわいそうだと思う。(アニメ放送1年後に発売されたゲームではクリスカルートのみ。唯依ルートが描かれる小説版は2013年刊行が止まっている)

このクオリティで本編がアニメ化されたらこの比じゃない叩かれ具合になると思っていたが、原作原作で完結しているためかそこまで叩かれていない。

俺も唯依が好きなので生放送のたびに新情報が無いか確認している。

境界戦機

日本がどれほど困難な状況かが描かれずむしろ平和そうなので、レジスタンス主人公たちが異常に見えて叩かれている。

陣営人種関係なく悪役だけ耳が尖っているのは一歩間違えれば差別につながるのでかなりやばいと思った。

プラモデルの出来はいいので、ワンコインで叩き売りされてた際にまとめて買うモデラーは多かった。

2022-09-28

政治って最早芸能スポーツより下だよね

ごぼうとかN党とかあの辺の功績って既存の党や議員までカスみたいな目で見れる事くらいしかない

マジで最近ニュースって登場人物しょうもない

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