なんか登場人物に「え?お前の感覚どっかおかしくね?」ってなる場面がめっちゃ多い
もろちん、感覚がおかしいキャラが出てくること自体は悪くないんだけど
普通はそういうのってやっぱ感覚おかしかったよねっていう展開が作品内であったり
感覚がおかしいことが作品内で重要な意味を持っていたりするもんだけど
細田守作品だとどっか感覚おかしいですか?みたいな顔で感覚おかしい行為が繰り広げられるので
見ていてめちゃくちゃ混乱する
俺が「なんか細田ダメかも」と一番最初に思ったのはサマーウォーズで
特に親しくもない後輩である主人公に「バイトで田舎に一緒に来てくれ」と持ち掛けて大家族の待つクソ田舎まで引っ張っていった挙句、現地についてから「婚約者連れていくって言っちゃったから彼氏のふりをしてくれ」と言い出した上に勝手に「実はスーパーエリート」と勝手に属性まで盛っておいて、自分は久々に会う親戚や小さい時に憧れていたイケメンおじさんとイチャイチャしまくって大団円を堪能、急に誰一人知り合いもいない大家族の中に「可愛い娘のスーパーエリート彼氏」として放置された後輩がひたすら居心地悪い思いをするというシーン
控えめに言ってもこのヒロイン、クソイカレてるとしか思えないんだけどこの展開は後々別に拾われることがない
つまりヒロインはこの自分勝手極まりない行為に対して主人公に謝罪や対価を与えるシーンもなければ、しっぺ返しを食らうシーンもない、ただただヒロインがこいつイカレてるのでは?と観客に思われるだけのシーン
でもたぶん細田さん的には「年下男の子を弄ぶ先輩女子」という範疇に収まってるんだと思う
こういう視聴者の感覚と細田さんの感覚のズレが一番大きく出たのが竜そばの最後の展開だと思う
一般の感覚からすれば「そうはならんやろ、どういう感覚やねん」となるんだけど、細田さんは本当に純粋に「この展開が正しい」と思って描いていそうで本当に怖くなる
その感覚のおかしさを含め、細田守作品を通して細田守を楽しんでる そしてあんな気の狂った作品が、何かの間違いでファミリーOKな王道アニメ面してるのがめちゃくちゃ面白い 新海誠...
新海誠には細田守ほどの狂気はないやろ
わかる 新海って理解できる範疇だからこそ「気恥ずかしい」みたいな感覚が勝ってしまう 細田はマジでわからない
狂気はそうかもだけど、気持ち悪さで言えば細田守以上な気がするんだよなぁ あーでも自分と地続きのところにある気持ち悪さだからなおさら嫌悪感(適切な言葉が見つからなかった)...
どこに気持ち悪さを感じてるのかわからんけど、萌えアニメの流れを汲む演出やセカイ系なところに気持ち悪さを感じているならそれは新海誠が気持ち悪いのではなく萌えアニメやセカ...
新海誠は自分の気持ち悪さに自覚的だけど細田守は無自覚
俺は細田守の家族観が合わなかった サマーウォーズのばあちゃんの葬式でハッピバースデー歌うとか、雨と雪で娘の迎えより息子の家出追いかけるとか、バケモノの親子みたいな師弟と...
おおかみこどもは主人公の行動が全く意味が分からなくてずっと何だこの映画と思いながら見てた
人生の選択肢で常に悪い方を望んで選ぶモヤモヤがずっと残るね
ダンサーインザダークもそういう映画ではあるんだけど、 ビョークの選択が間違っているということに映画自体が非常に自覚的なので 誤った選択をしてしまうということ自体に思いを馳...
自分は変な子供を抱えているから社会でまともに生きていけないんだと思い込んだ女の話だよ。細田守の社会不信がいちばんわかりやすく出てるだろ。
ファンタジー部分の落とし込みがなんかすっきりしない感じなんだよな。 物語の構造としてはちょっと変わった子供がいるシングルマザーの奮闘記ってことなんだけどなんか娘と息子の...
脚本書いてる人に、何か自分の能力では対応できない大きな問題が起きたときの解決のためのエスカレーションの実体験が欠落してるように思う まずは身近な人(家族や知人友人)に相談...
視聴者はというけど北米の批評家からは賞賛されミライ除けば興行的に常に大成功 猛烈に批判してるのはネットでうるさいオタク おまけにミライは批評家からは脚本が評価されるという...
元増田が問題としてるのは日本人ならこんなことしなくないかという人心の機微の問題だから北米の評論家とやらが評価していたとしてもだから問題ないないということにはならないん...
日本人というよりこの増田が極度なDQN嫌いとかそういう感じのメンタリティだなと思う まずはてな匿名掲示板にいるような人間こそズレてるわけだが