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はてなキーワード: 歌ってみたとは

2023-01-24

Vtuberシャニマス(アイマス)の関わりについて

シャニマス民のVtuberに対する感情はあまり明るくない

 

シャニマスは当初、ゲーム実況配信全面的禁止していた

アイマスファンである大手Vtuber事務所にじさんじ月ノ美兎シャニマス配信開始当初に

シャニマスの実況の許諾を取りに行ったが権利関係で断念したと明言している

 

しか2020年夏ごろ、シャニマスゲーム配信が解禁される

月ノ美兎配信を行い、かなり大きな数字を叩いた

この時点ではシャニマスからVtuberに対する感情比較的明るかった

シャニマスは非常に優れたイラストシナリオのわりにゴミプラットフォームで展開した結果

界隈での知名度が著しく低く、シャニマス民は多くの感想に飢えていた

 

そしてその配信を知った当時2番手だったVtuber事務所(現圧倒的1番手)であるホロライブ

次々とシャニマス配信を開始する

ホロライブは「運営確認をとった」というていで収益化した状態配信を行うが

実はシャニマス運営シャニマスゲーム実況に対して収益化を許可していなかったことが発覚する

一部ライバー楽曲流れるシーンなどを後からカット、無音処理していたことも発覚し

収益NGなのを知っていたのに収益化したのではないか炎上する

その後、ホロライブシャニマス実況をすべて非表示(実質的な削除)を行う

 

これ以降、ホロライブ広報部長の「黙認ベースでやっている」などの発言が掘り出され

ホロライブ著作権に対して非常にダーティー事務所であるという評判になり

信用回復まで非常に長い時間を費やすことになる

現在は多くのゲーム会社配信契約を結んでゲーム配信を行っている

 

またシャニマスとは関係ないが劇場版アイドルマスターのメインテーマ「M@sterpeace」を

ホロライブカバーする

該当楽曲

1.劇場版アイドルマスターの終盤で流れる非常に印象深い曲

2.アイドルマスター最初CDシリーズ「MASTER PEACEからタイトルを取っている

3.10周年記念アイマス合同ドームライブ大トリを務める

など、コアなアイマスファンには非常に思い入れの強い楽曲となっているため、

それを”あの″ホロライブが歌ったということで大爆発する

 

このことからVtuber(特にホロライブ)に対するアイマス民の印象はあまりよくないものとなっている

 

とはいえ収益化せずに熱心にシャニマス実況を行う配信者もおり

また月ノ美兎最近スペイン村で有名になった周央サンゴのように深くシナリオに切り込む実況者などに対しては

高く評価しているシャニマス民もいるため、決定的に対立しているというわけではない

また運営も定期的にVtuberに対して公式配信などの案件を投げており、

今回の歌ってみた公式による案件動画である

 

今回の件はやはりカバーソングという部分が「M@sterpeace」以降、尾を引いている印象が強い

またシャニマスに関しても、一向に進展しないシナリオ公式による展開の薄さ、声優不祥事続きなど

フラストレーションがたまっていた部分も少なくない

anond:20230123191448

対立煽りご苦労様です

ということで今回の案件に関して正しい知識を置いておきます

今回の企画は「#シャニマス歌ってみた」という企画で、TikTokなどで流行していたSOS公式側が素材配布をして誰でもタグをつけて拡散していいよ!という形にした企画です

その一環としてシャニマス公式がVを使って、SOS歌ってみた動画プロモーションとしてやってもらう、というのが今回のサロメ嬢の動画となります

さらに言うと、今回の案件以前にもサロメミリオンライブ案件ゲームコラボをしており、すでにアイマスというくくりではコラボ済みとなります

プラスして、昨日星川サラさんから歌ってみた動画投稿されましたが、星川さんに至っては電音部というバンダイナムコが作っている音楽コンテンツにて声優もしており、繋がりとしては十分となっております

実際にVのことを一定数快く思わない層がいる、というのも事実ですが、それはアイマスに限らず、他のコンテンツでも散見されるので事ここに至ってはアイマスぺーだけを揶揄するのもまあ筋が違うかなといったところです

これらの争いに関してアイマス、Vともに長年の積み重ねやしがらみによってアンチも多いコンテンツですのでまあそういった面倒な方々が集まってしまう、という悲しい宿命もありますので粛々と受け止めるべき現実ではあります

また、公式シャニマスお金を使わないで、広告ばかりにお金を使っている、という言説を唱えている方もいらっしゃいますが、シャニマスほぼ単体でバンナムサービス子会社一個黒字化していてかつゲーム側の更新も多く、新システムなども半年に一回は入るようになり、それ以外のガチャイベントシナリオ継続も同時に進めている中でお金を使っていないはかなり無理筋ではないでしょうか

またPR効果疑義を呈している方もいらっしゃいますが今回本家歌ってみた元のSOS動画に関してはまもなく100万再生がいきそうで、こちらはアイマス公式Youtubeチャンネルアイマスチャンネル内の動画再生数では4番目の再生数となります。今回の件で物見遊山される方に置かれましてはぜひとも本家動画もご覧いただければ幸いです

https://www.youtube.com/watch?v=EvuXIk2Bh78

anond:20230123191448

対立煽りご苦労様です

ということで今回の案件に関して正しい知識を置いておきます

今回の企画は「#シャニマス歌ってみた」という企画で、TikTokなどで流行していたSOS公式側が素材配布をして誰でもタグをつけて拡散していいよ!という形にした企画です

その一環としてシャニマス公式がVを使って、SOS歌ってみた動画プロモーションとしてやってもらう、というのが今回のサロメ嬢の動画となります

さらに言うと、今回の案件以前にもサロメミリオンライブ案件ゲームコラボをしており、すでにアイマスというくくりではコラボ済みとなります

プラスして、昨日星川サラさんから歌ってみた動画投稿されましたが、星川さんに至っては電音部というバンダイナムコが作っている音楽コンテンツにて声優もしており、繋がりとしては十分となっております

実際にVのことを一定数快く思わない層がいる、というのも事実ですが、それはアイマスに限らず、他のコンテンツでも散見されるので事ここに至ってはアイマスぺーだけを揶揄するのもまあ筋が違うかなといったところです

これらの争いに関してアイマス、Vともに長年の積み重ねやしがらみによってアンチも多いコンテンツですのでまあそういった面倒な方々が集まってしまう、という悲しい宿命もありますので粛々と受け止めるべき現実ではあります

また、公式シャニマスお金を使わないで、広告ばかりにお金を使っている、という言説を唱えている方もいらっしゃいますが、シャニマスほぼ単体でバンナムサービス子会社一個黒字化していてかつゲーム側の更新も多く、新システムなども半年に一回は入るようになり、それ以外のガチャイベントシナリオ継続も同時に進めている中でお金を使っていないはかなり無理筋ではないでしょうか

またPR効果疑義を呈している方もいらっしゃいますが今回本家歌ってみた元のSOS動画に関してはまもなく100万再生がいきそうで、こちらはアイマス公式Youtubeチャンネルアイマスチャンネル内の動画再生数では4番目の再生数となります。今回の件で物見遊山される方に置かれましてはぜひとも本家動画もご覧いただければ幸いです

https://www.youtube.com/watch?v=EvuXIk2Bh78

2023-01-23

謝罪にじさんじVtuberが黛冬優子さんの『SOS』を歌ってしまった件に

シャニマスSOS 歌ってみたんですわ! cover.壱百満天サロメ【ですわ】

https://youtu.be/E7ZoxfoRxWw

 

以下、ネットの反応

 

シャニマス公式歌ってみたVTuberやらせるのまじでやめてほしい

SOSとか冬優子が歌ってるからこその曲だろ

まじで普通にブチ切れてる

https://twitter.com/fgo_mika_/status/1616320346705231872?s=61&t=cCMpQQ0aMy71AdF50oQz0w

シャニマスがトワコレで集めた金をVtuber歌ってみたに流してゲーム本体なんもしないの、サーバー強化しないでニコファーレ建てた昔のニコニコみたいだな

https://twitter.com/kato_dart/status/1616727210534240257?s=61&t=cCMpQQ0aMy71AdF50oQz0w

Vtuberの力をもってしても一向に流行る気配のないシャニマス、二軍淫夢以下じゃん。

https://twitter.com/greatmighty_p/status/1616363079440412672?s=61&t=cCMpQQ0aMy71AdF50oQz0w

目的がわからないしそれって何かいいことあるの?っていう疑問が残り続けるよ

VTuber流されたかシャニマス公式ブロックした

vtuberさんに歌ってみた依頼するシャニマスをアンストした。

シャニマスVtuberに媚びてんの?

アイマスの恥晒しじゃん

シャニマスくん集めた金をゲームの方に使うんじゃなくてvtuber歌ってみたさせるために使ってんの?

シャニマス なんでVtuberなんかに歌歌わせたんだろ

そのゲームまたVtuber案件投げてどっちの界隈からも叩く人出てて危ないピロ〜😥

指定暴力団シャニマスだピロ〜😣

普通にSOSVTuberに歌わせてる運営嫌悪感しかないしきえてほしい

それサ終してどうぞ

シャニマス歌ってみた壱百満天サロメ星川サラ←サ終

これ以上冬優子をオモチャにするのやめてくれんか…ネットミーム弄りも今回のもまじで無理すぎる

シャニ引退が過ぎるぐらい無理

しかもこのためにMV作ったならルカ確定じゃんほんとに無理

神様だけは侵さないでくれ

あれは斑鳩ルカの叫びで怒りなんだよ

ほんっっとに最悪

イベントしてるんすよ??? Twitterの固定ツイートがvがcoverしたよ! でいいのか?

ブランドってプレイしたり課金したりするとユーザーが欲しかったものを見せてくれたけどシャニはvばっかりで飽きれるんだけど

シャニ課金してもここ数年こうやってvに金渡すから課金したくねえ。その金使ってゲーム自体良くしてユーザー還元してくれよ

Pが求めてるのは断じてそんなコラボではないんだよね

シャニはファン程度なのでそこまでダメージないけど、担当のようやく貰えたソロ曲をMVつきで歌ってみたしますって言われたら嫌すぎる

ぶいつばとかい民度悪くてネットリテラシーとか法律とか理解できない界隈は、歌みた文化がないアーティストの曲までcoverしないでくれ……

クソな運営ファンを盾にするのがセオリーなんか??

 

 

 

この度は、Vtuberときが、皆様にとって大切な曲であるSOS』を歌ってしまたことは、アイドルマスターシャイニースター公式から許諾を受けてのこととはいえ言語道断であり、皆様のお気持ちを深く傷つけてしまたことと認識しております

原因を調査したところ、Vtuberグループにじさんじ』および運営会社である株式会社any colorsアイドルマスタープロデューサーの皆様に対する敬意が欠けていたが故の行動でございました。

現在プロデューサーの皆様による動画削除のための署名が始まっているとのことですが、これはV豚の総意を持って通過させたく存じます

今後このようなことのないように、再発防止策を実施し、

安定したサービス提供できるように努めて参ります

今後とも、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

取り急ぎ、お詫びとご報告を申し上げます

2023-01-16

バンプオブチキンボーカルの声真似してニコ生配信したり歌ってみた上げたりしてたけど

ある日、音源不正使用チャンネルBANされて「これは俺が勝ったのだろうか負けたのだろうか」と自問自答しながらすぐにチャンネル作り直してニコ生した思い出。

カラオケ音源自作で歌も俺が歌ってたので音源不正利用には当たらんはずだったんだけどな。

2023-01-09

親になれるかもしれない

最近娘ができた。

不妊治療を経てやっとの思い出できた娘だ。

多分世の中の男性はそれなりに共感するかもしれんが、

自分は何がなんでも子供が欲しいわけじゃなかった。

ただ、子供ができないことを悩む妻を見て、治療を受けることを決断しただけである

子供はどうでもいいが、妻の悩む姿は見たくなかっただけなのだ

子供が欲しく無い理由にはもう一つあって

自分がいい父親になれる気がしなかったのだ。

自分父親は転勤が多く、仕事も忙しく、性格的にも多弁ではなかったので、社会人に上るまでほとんど喋ったことがない。

昭和父親にはありがちな子供のことは母親に全て任せるタイプだった。

20年以上の会話は、まとめてもどこぞの短編小説一編分にも満たないであろう。

社会人になった後に会話量は増えたが、残念ながら、そこまで変化はない。

沈黙も「...」で入れるならそこそこの長編小説の長さになるが。

そう言うわけで、子供との距離感覚が掴めない親からまれ自分が、

まともに子供の育てられる気がしなかったのである

親と子のコミュニケーションが取れない、そんな家を作りたいとは思わなかった。

それなら妻と二人の方が幸せだと。

それもあってか「家族もの」と言われる親子関係を描いた小説、歌、映画にはほとんどはまれず、縁がなかった。

泣いている人を見て、「偽善者が」「注目を集めたいの?」とすぐに思ってしまう捻くれ者であった。

皮肉屋と言われるイギリス人もびっくりなレベル冷血である

よく言われるのだが、感動のポイントはその人の人生経験によるのだ。

犬を飼っていなかった人に、ペット死ぬ動画を見せても理解されない。

家族という物語がわかっていない人に、家族ものをみせても理解できないのだ。

そういうわけでやっとできた娘に関しても

「うるせぇなぁ」

「なんか猿みたい」

と思いながらも、そこは40年生きてきた社会スキルでなんどか表に出さず、世話をしていた。

なにより不妊で苦しんでいた妻が嬉しそうにしているのが本当に嬉しかった。

娘が7ヶ月になるころ、

いつものようにリビングおすすめ音楽を鳴らしていると

福山雅治の「家族になろうよ」が流れてきた。

娘は自分が歌うとご機嫌が良くなるので、自分一人の時はよく歌いながらあやしている。泣くと本当にめんどくさい。

ただ、童謡を歌っても自分面白くないので、自分趣味の曲をいくつか歌って、娘の好きな傾向を調べている。

最近で言うとKing-gnuは大好きなのだが、井口くんの技量が高すぎて自分には歌えない。

福山雅治は音域が狭いせいか音痴自分でも歌いやすく、好きな曲も多い。

気に入ってくれたら今後楽だなーと思い、歌詞を画面に表示させながら歌ってみた

先ほども書いた通り、自分家族もの嫌いなので、この歌をよく知らなかったのだ。





歌詞を追う目から、涙が止まらなくて歌えない。

自分でも何が何だかからなかった。

最愛の妻を持っても、子供を作ることを望んでなかった自分が。

娘ができても、家族物語全然信じていないと思った自分が。

知らぬ間に少しずつ少しずつ、自分家族という物語共感できてきたのだ。

同時に自分の両親への感謝が初めて生まれた。

この年齢になっても自分が変化すると思ってなかった。

「いつも自分のことばかり精一杯で

親孝行なんて出来てないけど

明日わたし

それほど変われないとしても

一歩ずつ 与えられる人から

与える人へかわってゆけたなら」


少しだけ、親になれる気がしてきた。

2022-12-17

歌ってみた”系のヴォーカルの、女性は良いんだけど男の

「かなりムリして高音出します」っぽいあの声が生理的にムリ

2022-11-29

二次創作同人誌に感じる違和感

音楽場合はいくらアマチュア歌ってみただろうが他人の曲をCDとして販売するならJASRAC使用料を支払うのが当たり前なのに、同人誌場合キャラクター利用料も支払わず増してやエロみたいなイメージをぶち壊すような内容の本を売っておいて、外野からツッコまれたら「ほとんどの人は赤字なんですけど!?」って言い訳してるの気持ち悪い。もちろん二次創作ガイドラインがある作品別にいいと思うが、それでも大抵どの作品ガイドラインでも禁止事項に「公序良俗に反する内容」「キャラクターイメージを損なう内容」ってあるのにエロ描かれまくってるし全然守られてないよなぁ。もっと厳しく取り締まってほしい。二次創作やるにしても印刷費だのイベント参加費だの遠征費だのしょうもないお店屋さんごっこをする金があるならすべて無料で済むネットのみで活動してその金を公式に落とせばいいのに。

2022-11-28

俺に音楽の才能があれば、めちゃんこ可愛い曲を作って可愛い女の子歌ってみた動画を上げて貰えたのに。

ということを、Vtuberゾンビ歌ってみた動画を見ながら思った。

2022-11-13

anond:20221113020435

なるほどその手があったか

神っぽいなも検索したらめちゃくちゃな量の歌ってみたが出てきたし現実的だね

anond:20221113015510

Vtuberとかが歌ってみたを出してることが多いから、それ経由で知ることは結構あるな。好き嫌いはあるだろうが探しやすくはある。

2022-10-31

みんなAdoニキの年齢を忘れてる

自分が18歳でプリキュア歌ってみたでクソみたいな批判ついたら全力で反応してもっと燃える自信ある。絶対ニダ

[]空気公団の「歩く」と「田中さん日曜日ダンス

作曲アラフォーこどおじ増田

カテゴリー付けました

過去日記にも付けておく

現況報告

なんか他の人が曲作ってたね

ねえねえ、いま俺すげえかっこ悪い感じになってね?

俺が作ってやんよ、みたいに大言壮語吐いてからの、そのやり取りしてる間黙々と作ってた人にハイこれ、ってさらっと先越されてるよ?イケメンしか勝たんくね?

しか普段から作曲してる人っぽいよ?めちゃくちゃクオリティ高いよ?

これ大丈夫

いや別にやましい気持ちはこれっぽっちもないか大丈夫だよほんとにほんとに

俺は誰と話してるんだ

SoundCloudに垢作った

ついでに昔持ってた歌ってみた垢を探してみたら見つかってしまった

メアド死んでるはずなんだがぁ?なんでお前は生きてんの?

とりあえずフォローしてみた、ちなみに歌ってみたは消えてた、俺が消したんだっけ、覚えてないぞぉ?

9年前に更新したプレイリストけが残ってる

我ながらちょっと偏ってるけどリミックスとかマッシュアップとかタイクラシックとか色々入ってて曲選が好み、やるやん?

そしていくつか聴けなくなってる

あの頃はサブスクなかったんだっけなあ

垢、暇な人は探してみてください

ちなみにこどおじで検索したらお仕事関連の音源がいっぱい出てくるよ、現実に突き落とす罠だね

ついでにりゅうおうのおしごとも出てきたけど見なかったことにする

さておき、コード進行には大いに迷う

スマホアプリコードを聴き比べながらスケールとか調べだしたらいつの間にか無調性とか教会旋法とかWikipediaの沼にずっぽしハマって抜け出せなくなった

歴史面白えなあ、そして下らねえなあ

ともあれ、作曲はまだまだ掛かりそうな予感

記事タイトルについて

すげえ好きなのにSpotifyで聴けないんだよなあ

「旅をしませんか」のキリンジ弟がヴォーカルで入ってるバージョンはある、ヨシ!

キーが高くなってて良き

作曲できたらアウトロ空気公団のなんかの曲をワンフレーズくらいくっつけようと思ってる

オリジナル曲著作権フリーですって言っとき問題ないよな、よな?

だめかな、不安になってきた

2022-10-29

anond:20221029172131

現況報告

歌詞がとりあえずできた

あとは明日朝見て悶絶しなければコード進行決めてく

上げるのはSoundCloudになると思う

歌ってみた上げたなあ、まだ残ってんのかな

黒歴史すぎてなつい

Spotifyで命ばっかり聴いたわ

なるほどこういうのが好きなのね

米津がハチ名義でやってた前後くらいからかなあ、ボカロのアップテンポな曲ってこうファンク調?っていうか軽めのカッティングを多用するリフが多い気がするんだけど、何がルーツなんだろうね

てかこういう雰囲気独唱で出すのムズくね?

とりあえずクラップでもやるか、命ばっかりでもやってるし

でも俺リズム全然だめなんだよなあ、伴奏あってもずれるくらいだし

スマホメトロノームか四つ打ち流す?うーん

まあそこは考える

なんかそれっぽい感じのこと言ってるけど、まじで音痴なんで、そこはね、あれよ

「絵の良し悪しは一瞬でわかるが、音楽は一瞬ではわからない」←ちょっとよく分からない

本当に分からないのか?

落書き未満の絵が一瞬でわかるというのなら、YOUTUBE歌ってみたにいるオンチは声を出した瞬間にそれが駄目だと分かるだろ?

素人の奏でるギターの音の歪みは、素人に描かせた円と同じぐらいにグチャグチャだろ。

プロ音楽素人DTMの違いを判断するには30秒ぐらいはかかると言う話だとして、それなら君は展覧会に飾られている絵をキュレーターから評価が高い順にちゃんと並べられるというのか?

出来ないだろう。どうせ出来ないだろう。

はいつも適当だ。

どのジャンルでも「一瞬で良し悪しが分かるレベル」の違いは存在するし、「一瞬で判断できない程度の良し悪し」も存在する。

料理だって野球だって同じだ。

珍しい料理なので口に入れた瞬間は違和感があったが、食べ終わる頃には評価の高さに頷くしかないことがあっただろう?

小学生が肩をめいっぱい使っても150kmのボールは投げられないし、プロ世界における結果は球速だけでは予想ができない。

結局、君は自分ロジックに対して甘すぎるんだよ。

自分に都合よくものさしを配置していきすぎている。

それはフェアじゃないんだな。

まり君は意見を聞く相手としても議論相手としても相応しくないんだ。

家のソファーに体を沈めて、パワハラを繰り返して君の言うことにイエスしか返せなくなった旦那や息子相手に君の身勝手ロジックハイハイその通りと言わせてなさいな。

君は、インターネットに書き込むにふさわしくない

2022-10-19

anond:20221019133513

別にボカロに歌わせなくてもその辺の歌好きな女連れてきて歌わせればいいだけだから

 

あれは単に「ボカロというコンテンツ」がバズったから「ボカロに歌わせれば知らん女に歌わせるよりも聞いてもらいやすい」という環境ができたからみんなこぞってボカロを使っただけで、ボカロというツール人間ボーカルに取って代わったわけじゃない

 

実際「ボカロ界隈でバズってメジャーにきてメジャーシーンでボカロに歌わせ続けてる奴がいない」のがそれを表してるし、なんなら「ボカロ曲」を「歌ってみた」をやってた女が国民歌手になってるわけだし

2022-10-01

竜とそばかすの姫を見て後悔した

この映画金曜ロードショーで上映されたらしいのだが、子供の世話で見る機会がなかった。でもアマプラ配信しているのは知っていたから昨日の夜にそちらで視聴した。

結論を言えば全然面白くない。たしか感想を探しても似たりよったりな低評価散見されるが、そもそもこの監督は叩かれやすいかバイアスがかかっていると推測してある程度は無視していた。だからあらすじやビジュアル、そして個人的名曲だと思っているOPだけしか知識を入れずに素の状態で鑑賞した。

それでも全然面白くなかった。

もちろん良かった点はある。とくに主題歌アニメ映画としてはきちんと作り込んでいると思われるし、なにより曲単体がとても好きだ。昨今の流行を外してイントロが長いのもいい。

それと、冒頭10分程度に収まっている、主人公仮想世界ログインするシーンとかは中々わかっているなーと思う。

逆にそれ以外は全く面白くない。

この映画を見る前に曲だけはラジオなどを通して頻繁に聞いていたため、YoutubeMusicなどではかなりリピートしていた。なので本編より曲の方にずっと思い入れがある。

からこそ、本編があの出来であるのが辛い。自分の好きな曲が主題歌となっている映画がああいものだったなんて。

似たような例としては、打ち上げ花火がある。ただあれはもはや笑い話にもならないくらい酷くて、曲以外の良い要素がゼロという点で突き抜けているのでまだよい。そばかすの姫は一応は見どころがあるから困る。

とりあえず思ったことを箇条書きにしておこう




端的に言って脚本がひどすぎる。サマーウォーズOZというシステムをうまく利用しているのに対して、竜そばのそれはTwitterで十分だと思う。Twitterニコニコ歌ってみた人が思いがけずバズるということを発端にして現実問題に向き合う、という内容ならばヒットはしないまでもそこそこの良作品になっていたかもしれない。

この映画ではアバターを通すことでその人の本質や才能を引き出す、という設定がある。だけど現実SNSにおいて自分を偽ることで才能を発揮できる人は数多くいる。主人公が人前で歌うことができてそれが非常に上手かった、という描写現実Twitter等でも見る現象であり物珍しくない。そのくせアバターの介在なしにはっきりと歌えるという部分にはリアリティがなさすぎる。

そして竜の存在も酷い。竜はあの世界において自治組織から目をつけられる存在だけど、50億もの人がいる場のおいて単なるPK行為が衆人のもとで白日にさらされることなんて殆どない。例えば遊戯王世界大会において優勝するほどの実力者だけど顔や素性が一切不明暴力行為不正行為の疑いがある、というレベルならまだ理解できる。だけどTwitter規模で暴力不正をしたところでお尋ね者になったりはしないだろう。

逆にあの程度の暴力行為だけで盛り上がれるというのは、それだけUという仮想現実では娯楽がないということかもしれない。

徹頭徹尾、Uという仮想現実空間は虚無なんだよ。

サマーウォーズほど舞台装置として機能していないし、そこにいることで自己実現をできるほどのものがあるとは思えない。派手な演出ごまかされているけど、あの世界が存在する意義が最後までなかった。

監督美女と野獣現代的にアレンジしたいだろうけど、舞台装置が酷すぎるし主人公があまり搾取され過ぎなので整合性面白さも何もない、虚無な映画となっている。

2022-09-24

彼女が編み込みを解いたら

 どうやって編んでるんだろう。ずっとそう思っていた。

 月ノ美兎トレードマークといえば、長い黒髪紅白ヘアピン、そしてあの編み込みだろう。両耳のあたりからするすると伸び、後頭部にてリボンで結ばれ、馬の尻尾みたいな毛先がぷらんと垂れ下がっている。なんと面倒くさそうな髪型だろう。あれって家族に結ってもらってんのかな。いやでも普通に手の届く範囲だし、毎朝毎朝少し早起きして自分で結ってんのかな。二次三次区別もつかぬ俺は、前々からずっとそう思っていた。

 彼女は俺達の前に現れる時、いつもそんな手の込んだ髪型をしていた。ほぼほぼどの衣装であっても、その髪にはあの編み込みがあった。地雷衣装には編み込みはないけど、代わりにぐりゅんぐりゅんにカールされてたし、アーティスト衣装場合には、近未来的なアイテム彼女の髪を彩っていた。

 そう、彼女は大体どんなときも、あの編み込みを解かなかった。着衣で入浴して小松菜チョコレートバリボリ食ったときも、パチンコ配信でぐーすか寝てるときも、決して編み込みを解かなかった。別に何も不思議ではない。単に解いた髪がアプリ実装されていないという、ただそれだけのこと。でも、俺は勝手に、その編み込みに、別のものを読み込んでいた。

 月ノ美兎自分プライベート容赦なくコンテンツに組み込んでいる。これは動かし難い事実であろう。配信では自分実体験をガンガン話していくし、時には生活音を垂れ流して質感で視聴者虐殺したりした。あくま主観だが、2018年初頭のV界において、そんな彼女のあり方は一種異様であった。この女には公私の区別がついてないんじゃないか最初はそう思ったりもした。でも、今は違う印象を抱いている。彼女は明かすべきものとそうでないものを、科学者のように客観的な目で峻別している。そして、題材として選ばれた裏側は、丹念に彫琢され、一個の作品として完成して初めて表になるのだ。でも、俺たちはそうとは気づかず、本来秘されるべき彼女の素顔に触れているような気になってしまう。これこそが彼女演出手法なのである。画面に映る彼女はいかにも親しみやすく、何も飾っていないように思える。でも、彼女は公に現れる前に、丹念に時間をかけてその長い髪を編み込んでいるのだ。それは彼女にとって一種戦闘服なのではないか――なんて妄想を、俺はよくしていた。

 だからこそ「1000年生きてる」のPVを観た時は鳥肌が立った。映像の中盤、モニターに凭れて座る彼女は、ふと自らの後頭部に手を伸ばし、あのリボンを解いて見せる。俺の記憶が正しければ、2018年1月デビュー以来、それは初めての事態だった。編み込みを解き、ヘアピンも外して、人の想いの永遠なることを高らかに祈る彼女を観たとき、ふと思ったのだ。「終わってしまう」と。歌ってみた自体には大いに感動したけれども、またあの思いが浮かぶことを恐れ、聴き返すことは出来ないでいた。

 件の歌ってみたが発表されてから二三日後、彼女ツイッターにて休止を宣言した。最初疲れたのかなくらいに思っていたが、事態もっと深刻だったようだ。断続的に発表される案件等で食いつなぎながら、俺の脳裏には時折、不吉な二文字が浮かんでは消えた。そしてその不安が、あの一瞬の予感を無限に増幅していった。そう、彼女にとってあの編み込みは戦闘服なのだ配信という、何万という人間の目にさらされる場へと向かうための正装なのだ時間と労力をかけて自分自身を吟味し、何を表にして何を裏に留めるべきか腑分けするための手術着なのだ。それを放棄したということはつまり、終わりを意味するのではないか。そんなことをふと考えては、打ち消すために「なんでもかんでも戦わせられるあほあほAI見つけた」配信を見返したりしていた。

 結局、すべては杞憂妄想であった。9月20日彼女ツイッターで復帰する旨を報告した。22日か23から配信を再開させるらしい。休止も既に三ヶ月強を数え、そろそろ彼女のいない日常に慣れ始めた頃のことだった。まったく現実感のないまま数日間をやり過ごし、そして昨日、彼女の復帰配信を観た。久しぶりに顔を見せた彼女の髪には、あの編み込みも、ヘアピンもなかった。まるで別人のような姿を纏いつつ、彼女はそれまでと同じように、面白おかしい話をしては俺たちを笑わせてくれた。ニタニタと気色悪い笑みを浮かべながら、俺は、この瞬間に自分がとても貴重な経験をしていると実感していた。編み込みを解いた彼女の姿。つい最近まで、終末の予兆のように捉えていたその姿が、今や復活の象徴へと変貌を遂げたのだ。ある対象に抱いている感情が、一瞬にしてこれほど見事に反転した例を俺は知らない。そこで生まれた膨大な感情を持て余した挙げ句、ついには増田にこんな怪文書をしたためる羽目になっている。オタクってのは救い難いねえ。でも俺は、とても救われた心持ちだよ。

 不穏な先入観抜きで見てみると、新しい髪型はどストライクです。あの髪型地雷衣装着て黒マスクつけてくんねえかな。

2022-09-08

ボツ原稿供養〜昔話と中華ポータブルオーディオ(前編)〜

僕たちのiPod

中華ポータブルオーディオがすごい。
有識者に言わせれば、それこそ「何を今さら」な話題だと思うが、2000年代日本国内で興きたポータブルオーディオブームから数えて二十数年離れていた筆者からすると今の中華ポータブルオーディオは本当にすごい。

ここでさっそく筆者の年代を挙げれば現在30代であり、青春10代を振り返れば「iPod」が登場し、日本国内で大きなシェアを持っていた「MiniDisk(MD)」が徐々に斜陽化していっていた。
筆者も例に漏れMDプレイヤー、そしていわゆるiPod代表されるMP3などを中心に扱った「シリコンオーディオプレイヤー」という遍歴を辿る。
ただ、筆者と同年代であり同時期に青春時代を過ごした者であるならば、Webメディアで語られるポータブルオーディオ歴史とは些か違った遍歴を歩んだという者も少なくないのではないか?(※HDD搭載iPodは厳密にはシリコンオーディオプレイヤーではない)

世の成人したアーリーアダプターたち(主にAppleコミュニティの人たち)がiPod熱狂するそのとき日本青春時代を過ごした我々が熱狂したのは「Playstation Portable(PSP)」だったのだ。

しかしたら年代10前後離れているだけで当時のPSPの勢いを肌で感じることは難しかたかも知れない。
一部の成人ゲーマーなどは「モンスターハンターポータブル」あたりでPSPを頻繁に持ち出していた可能性はあるが、実はそのとき学生世代の間ではPSPiPodと肩を並べ、用途によってはiPod凌駕するポータブルデジタルメディアプレイヤーとして運用がなされていたと聞くと驚く人も居るかも知れない。

何せ「当時のPSPゲームソフトを持っていないのにPSP本体は所持していたという女子学生存在した」くらいなのだ
これは当時のiPodでは起き得ないことであり、陰鬱としたオタクというイメージ現在オタクイメージへ転換していく過渡期の中でPSPは少なからず影響を与えたハードウェアとして記録していく必要があるように思う。

ニコニコ動画PSP

筆者と同世代オタクであれば「2ちゃんねるニュー速VIPブームを経て、YoutubeからBANや動画違法アップロード祭りなど古今東西どう考えてもアウトな「ニコニコ動画」のローンチなどを経験したと思うが、怒られ叱られ叩かれ裁かれ逮捕者を出しながらも独自と言って良い文化形成できた。
当時の動画違法アップロードで一番の被害者であった角川書店ドワンゴが今では同じ会社になるとは時代の変化とは恐ろしいものだ。

そういった独自文化の中心にあったのは「東方」「アイマス」「ボカロ」のいわゆる「ニコニコ三大ジャンル」ではあるが、それらとほぼ同時期に萌芽するのが「歌ってみた」「踊ってみたである
そして歌ってみた踊ってみた興隆を後押しするのが「涼宮ハルヒの憂鬱」であり「ハレ晴レユカイなのだ

先に挙げたPSPが当時の若い世代に支持された理由MP3のほか、大画面でMP4動画再生できたからで、しかPSP動画プレイヤー機能コマ戻しコマ送りが物理ボタン可能だったこともあり、特に踊ってみたジャンル練習するためのハードウェアとして選択された。
更にPSPには別売のRCA(赤白黄)変換ケーブルによってPSPの画面をTVなどのディスプレイモニターへ出力することも可能で、アニソン電波ソングボカロソングゲームソング同人ソングなどの配信が乏しかったカラオケ店へPSPを持ち込んでカラオケ機材へPSP接続カラオケ配信楽曲以外を歌うという手法が現れた。
これへ呼応するように登場したのが勝手字幕を付けてカラオケ動画とする「ニコカラ」だ。
特にアニソンゲームソングでは無許可版権素材を活用した高クオリティで手のこんだニコカラ動画存在しており、JOYSOUNDがその需要に気付くまで人気を博していた。

稀に「なぜあんなにPSPが売れているのかわからない。モンハンだけじゃ説明付かない」というガジェット好きが居るが、ニコニコ動画を中心としたサブカルという背景があり前述したように「当時のPSPゲームソフトを持っていないのにPSP本体は所持していたという女子学生存在した」ほど売れていたのだ。
PSPは当時のSONY夢想したマルチメディア戦略の中でほんの一部界隈(ほぼサブカル界隈)でだけ成功を収めていた事実は周知されておくべきだろう(UMDPSP Goとかで失敗してるけど)。
そしてその需要iPod Touch、iPhoneが奪っていくというのは知られたとおりだ。

憧れのバランスドアーマチュア

多くの人々が音を聴くようになれば良い音質で聴きたいという需要が生まれるのは必然
iPod登場当初その付属イヤホン品質の低さが取り沙汰され、MD Walkman派やアジア系ポータブルオーディオプレイヤーから揶揄されるたびApple信者が「あのイヤホンは音が鳴るか確認するためのオマケ欧米ではそれが普通付属品にまでケチ付けるのは日本人だけ」などと言い訳擁護していたらAppleが競合他社と同等品質まで付属イヤホン品質を引き上げるというお家芸梯子外しがあったこともあり、その煽り合いが起きた前後で音の良いイヤホンへ注目が集まり始めた。

最初期に評価されたのはバランスドアーマチュア(BA)型ドライバー本家本元であるEtymotic Researchからリリースされていた「ER-4」だった。
BAドライバーは従来のダイナミック型ドライバー(DD)と比較して小型軽量に製造することが可能で、音を発生させる振動板の質量も小さかったため慣性の法則的に非常に反応が良く、iPod付属イヤホンの低品質さも相まって高い評価を受けることになる。

続いて注目されたのがマイクで有名なShureの「E5c」だ。
こちらもBAドライバーを何と2基も搭載したリッチモデルで、BAドライバーはその構造上音域が狭くなりがちなのを高音域〜中音域用と中音域〜低音域用に2基とすることで欠点カバーした製品だった。
更にER-4は現在主流の耳栓型イヤーチップとは形状が違う長めのイヤーチップ採用していたこともあり装着者を選ぶ傾向にあったが、E5cはSONYが売り出して大流行を果たす現在主流の形のイヤーチップ採用しており広い範囲の装着者をカバーできた。

しかしこれら評価の高いイヤホン学生の懐には大変厳しいという問題があった。
ER-4は約4万円、E5cに至っては約6万円でとてもとても学生には手が出ない高級品であり、着メロの打ち込みから端を発したDTM小僧だった筆者はなけなしのお年玉をはたいて有名ミュージシャンレコーディングでよく装着しているヘッドホンSONYの「MDR-CD900ST」を約2万円で購入し愛用していた(ちなみにこのMDR-CD900STは修理しながら今でも現役)。

しかし流石にいつでもどこでもMDR-CD900STを常用というのは辛くあり、当時評価の高かったSONYイヤホンMDR-EX90SL」を常用するようになる。価格は約1万円。
しかMDR-EX90SLはBA型ではなく従来どおりのDD型、無論MDR-EX90SLには評価されるだけの音質があり十分に満足していたのだが、BAイヤホンへの想いは募るばかりであった。

中華イヤホンに驚く

それから二十数年、社会人としてもそこそこ経験を積み、ちょっと頑張ればBAイヤホンも買えるようになりBAイヤホンをいくつか購入した後にポータブルオーディオから距離を置いていたが、何故かふと近年話題中華ポータブルオーディオへ興味を持った。
調べてみると本当にすごい。技術進歩大量生産により当時憧れだったBAイヤホンが当時のMDR-EX90SLと同等価格どころか下回る価格販売されているではないか
これはもう実際に入手して試してみる他ないとさっそく動いた。

KZ AS16 Pro

最初に入手したのがKZの「AS16 Pro」で、これは以前に「AS16」というイヤホンがありブラッシュアップして登場した製品価格は約1万円。

AS16 Proはこの記事を懐かしく読んでいて今まで中華ポータブルオーディオへ触れてこなかった読者は驚くはずだ。
なにせAS16 ProはBAドライバーを搭載しているが、その搭載数は片側8基、LR両側で合計16基というとんでもない搭載数を誇っている。
これが約1万円で買えるのが中華ポータブルオーディオ世界

その音の傾向はBAドライバーのみを多連装しているだけあり全音域がハイレスポンス、機敏に発声無駄な余韻なく消音する。音と音がよく分離しており違いをはっきりと聴き分けることができる。
低音域と高音域が少々強調された弱ドンシャリ型のチューニングがなされていて現代イヤホンでは派手な鳴りが好まれる傾向にありAS16 Proも例に漏れず弱ドンシャリの派手な鳴りだ。
ハイレスポンスで音の分離感が良いと言っても音楽制作用のMDR-CD900STのような分析的な鳴りではない元気でエネルギッシュ、タイトサウンドの多い電子音楽を聴きたくなる鳴りだ。

ただ逆に言えばレスポンスの良さは空間表現の苦手さにも繋がっており、MDR-CD900STでは継続する余韻がブツ切りするかのように消えてしまうことがあるのは気になった。
ホール残響感も音楽の一部と捉えるようなオーケストラなどは少々苦手な音楽ジャンルと言って良いだろう。

本当に鳴りがハイレスポンスタイトなので筆者はボカロソングが多数収録されるリズムゲームプロジェクトセカイ」や、電子音楽も多数収録される定番の「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)」、なぜサ終してしまうのか「東方ダンマクカグラ」をプレイし、思った通りリズム隊がよく聴こえる事を確認
現代ポピュラー音楽リスニングに、リズムゲーム用のイヤホンとしてAS16 Proは非常にオススメだ。

TRN VX Pro

ハイレスポンスBAドライバーだが欠点がないわけではない。
その構造上の制約でBAドライバー単体ごとの音域が狭くなりがちで結果としてBAドライバー複数基を多連装することで欠点カバーしているのだが、音というものは低音域ほど大きく空気を動かす必要がある。
小型軽量のBAドライバーは小型軽量であるが故に低音域になればなるほど鳴らすのが苦手という制約を持っており、非常にタイトな低音域を持つが深く沈むような表現が不得意なのだ

それをAS16 ProとMDR-CD900STの比較でしっかりと認識した筆者が次に手に入れたのがTRNの「VX Pro」だ。
AS16 Proと同様に片側8基、LR両側計16基のBA型を多連装しつつ、従来のDD型を片側1基、両側2基を搭載する、全ドライバー18基ハイブリッド多連装という化物スペックイヤホンである
このスペックでVX Proも価格は約1万円。とんでもない価格破壊。

VX Proは高音域から中音域にかけてまで非常にハイレスポンスでありながら、低音域を担当するDD型のお陰で低音が発音する際に大きく空気を動かせてAS16 Proと比較して低音域がよく沈む。
耳が従来のDD型に慣れているというのもあるだろうが、この低音域の感覚は非常に好ましく、万人へAS16 Proとどちらをオススメするか?と言われると筆者はVX Proを推す。
AS16 Proのハキハキとしたタイトな低音域を好む人も少なくはないだろうが、迫力ある豊かな低音域のほうが万人に好まれる傾向があるのは確かだ。

VX Proも現代イヤホンらしく鳴りは派手、高音域と低音域が少々強調された音楽的な弱ドンシャリ型のチューニング
キラキラと分離感のある高音域と、しっかりと空間を感じられる低音域はあらゆる現代ポピュラー音楽を聴きたい衝動に駆られる。
昔話も絡めて話しているのだからココは様々な楽器音が飛び交って音域も広い「ALI PROJECT」はどうだろうか?もちろん最初再生するのは「禁じられた遊び」「聖少女領域」だ。

音楽制作ミキシング経験がある者ならばわかるだろうが、別々の楽器であっても担当音域が被ると両方とも目立ちにくくなってしまうことがある。
例えばそれが現代ポピュラー音楽では重要ボーカルと、そのボーカルを支えるバックで流れる楽器の音域が被るとボーカルも聴こえにくくなってしまう。ミュージシャンはそれを経験則的に知っているのでミキシングの時点でイコライジングして聴感上のバランスを取る。
それと同様にミュージシャンが例えイコライジングしていても音域の分離感が悪いイヤホンだと各々の大事な要素が被ってしまい聴こえにくくなるのだが、VX Proはそれがほとんど無い。
ボーカルボーカルブラスブラスストリングスストリングスとしっかりと"書き分け"ており、オーケストラサウンドフューチャーしたプログレッシブロックALI PROJECTが誇るバックバンドを聴かせつつ、宝野アリカ表現力のあるボーカルを損なうことがない。
特にDD型によるベースラインの深さは特筆に値する。底がしっかりしているおかげでALI PROJECT全体の音楽世界観が明確になる。単に目立つ派手な高音域ばかり推せば良いわけではないのだ。低音域の支えによる相対的コントラストが輝くような高音域を演出するのだとVX Proは教えてくれる。

欠点がないわけでない。
やはりDD型の宿命か、タイトさが求められたときフルBA構成であるAS16 Proの歯切れの良さが勝る。まさに得手不得手の問題だ。

KZ ZAS / CCA CA16 Pro

同時に2つ紹介しているのはKZの「ZAS」とCCAの「CA16 Pro」はハウジング筐体デザインが違うだけの姉妹製品から。CCAはKZのサブブランドのような立ち位置であるらしい。
実際に購入する場合ハウジング筐体デザインの違いや販売価格吟味して購入すると良いだろう。
ちなみに1万円以下8千円前後くらいの価格の安さも魅力だ。

筆者が購入したのはKZのZAS。
箱出しで早速聴いてみたが何と音がスッカスカ。事前のレビュー調査では低音域が非常に豊かであると触れ込みだったのだが・・・
実はZASには罠がありZASの性能を十分に発揮するには付属のイヤーチップが低品質過ぎる。これも多くのレビューで触れられているので筆者も先人の導きによって神奈川県所在株式会社Final販売しているイヤーチップ「TYPE E オールサイズ」を別途購入した。
ZASの優れたコストパフォーマンスサードパーティイヤーチップを別途購入することで少々損なわれるのは口惜しいが、自身に合ったイヤーチップサイズ感を調べるきっかけにはなったので良しとする。

Final TYPE Eイヤーチップへ交換し再度ZASで聴いてみると派手を通り越した大げさと言って良いチューニングだ!事前のレビューで読んだ通り低音域は前へ出ており深く深く沈んでいく。
ZASのドライバー構成BA型が片側7基でLR両側計14基、DD型が片側1基でLR両側計2基、合わせて16基ハイブリッド多連装構成で当然ながら低音域はDD型が担当し、BA型が高音域〜中音域を担当するという仕様だ。

前述した通り、もう本当に低音域がすごい。
試しにTVアニメアイドルマスター XENOGLOSSIA」のオープニング曲微熱S.O.S!!」を聴いてみる。
冒頭一発目から入る超重低音が特徴で、曲中もキックベースが非常に目立つのだがZASで聴くともうブルンブルンだ。
BA型よりも大きく重いDD型の振動板がこれでもかと震えているのが感じられ、そのせいで耳たぶも一緒に振動してるんじゃないか錯覚してしまいそうになる。これは笑うしか無い!
続いてはアニメ魔法先生ネギま!からオープニング曲ハッピー☆マテリアル」だ。
冒頭のバスキック三連打が気持ちよく、そして低音域だけど思われがちなZASだが14基のBA型がタイトにハキハキと高音域〜中音域を発音し、豊かな低音域を更に深めてくれるように感じた。ZASは低音マニアへ是非とも奨めたくなる非常に面白いチューニングになっている。

ボツ原稿供養〜昔話と中華ポータブルオーディオ(後編)〜へ続く】

2022-09-02

おうた歌うVtuberさんの勢力

anond:20220902101026

やっぱり神椿プロジェクト(花譜等)が圧倒的に抜けてる感じがある。武道館ライブもしたし文句ないんじゃないかな。

Vだけじゃなくて作曲から演出まで気合の入り方が尋常じゃないグループ

それ以外はにじさんじやホロライブ歌ってみたに負けてしまうくらいの規模感だけど、

箱ならRIOT MUSIC(道明寺ここあ)、Re:AcT(花鋏キョウ)、VALIS

個人企業のVだと星街すいせい、AZKi 、燦鳥ノム、MaiR、天神子兎音、ヒメヒナ周防パトラ、花奏かのん富士 葵、HACHI、BOOGEY VOXX、KMNZ、somunia、yaca、ぼっちぼろまる、VESPERBELL、MonsterZ MATE、エルセとさめのぽき、memex

引退済みだとアメノセイ、ココツキ(3人→1人)、波羅ノ鬼

有名なVは大体オリ曲持ってるから分類が難しいけど歌メインで自分が耳にしたのはこれくらい。

個人だと規模は小さくても何年も活動している人がかなりいて、それがかなり良い。

そういう個人勢的な人たちを中心としたフェス楽曲リレー?も時々行われていて、

直近だと花奏かのん主催のVおうちフェス(今年のアーカイブなし、去年のアーカイブは残ってる)とか

https://youtu.be/nkJZHj7pD0M

毎年AZKi主催音楽を止めるな(三日間ノンストップ配信)とかが良かったのでぜひ。

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