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はてなキーワード: 旅路とは

2023-10-21

フリーレンが過去に戻ってるのびっくりした

雑誌に追いついたけど過去に戻るというありえない展開になっててビビった。

どうしようもなく失われてしまったものを求めて魔王城までの長い旅路を歩み、オレオールでヒンメルと会えても会えなくてもそこでエモが爆発するんじゃなかったの?

唐突過去に戻ってヒンメルと再会しちゃうってマジ?

作品テーマから考えてもあまりにもありえない展開でアニメ化にあたって若ヒンメルを出せみたいな圧力がかかったりしたんじゃないか邪推してしまう。前後で長期休載してたらしいし。

2023-10-13

平等も公平も現状嘘っぱちやで(笑)自分の心も価値観自分のもんや

たぬかなさん「フェミに不美人が多い理由」 まんこチケットが使えない、まんこ二毛作の背景について語る – NNJニュース

https://l.pg1x.com/WMV1Vu1kNfhQWSuQ6


みんなも持っておいた方が幸せになる。

社会を良くするのは「社会を良くすることでしか幸せにならん」って奴だけが主体で参加すりゃええ。

フリーライド、って批判あるけどな、市民にあるのは「選挙権っていう権利行使」がせいぜい。

世の中は悪と不平等がまずアクションや。

正義も法も悪と不平等社会受容超えてからしか発動せん。

意図的に悪には染まらんでも、もうみんな身に沁みて理解してる。

社会フェミニズムは随分とトリガー軽くなったが、価値観や内心のフェミニズムは全然重い。

別にそれでええやろ。みんな金も時間も心も余裕がないんや。無い袖は振らすな。


そもそもな。

なんぼ家族・仲間に囲まれようと、死への旅路はオマエひとりや。

幸せはオマエだけのもんや。好きにせい。

2023-10-08

楊麻の冒険

ChatGPTに歌を作ってもらった。

「儂の名前は楊某

儂の名前は麻某

二人合わせて楊麻じゃ

汝と儂とで楊麻じゃ」

上記歌詞です。

続きを作ってください。

ChatGPT

「風に乗って、遠くへ行こう

楽しい冒険の始まり

儂と汝、共に手を取り

未知の世界へ旅立とうじゃ」

「山を越え、海を渡り

見知らぬ土地を踏みしめ

楊麻の名を響かせながら

笑顔歌声を届けようじゃ」

「春の風に舞う桜の花

夏の日差しに照らされて

秋の紅葉が揺れる世界

冬の雪が舞い降りるじゃ」

「人々の心に希望を灯し

悲しみを癒し勇気を与え

楊麻の旋律で奏でる歌は

誰もが心をほぐすじゃ」

「時には困難に立ち向かい

絆を深めて強くなろう

汝と儂、共に進む道は

喜びと勇気に満ち溢れじゃ」

「楊麻の名は世界に響き

平和と愛を広げていく

儂たちの歌は絆を紡ぎ

永遠に輝く旅路となるじゃ」

以上が、続きの歌詞です。楽しい冒険や感動的な旅路を描きながら、楊某と麻某の名前を誇りに思い、世界に喜びと希望を届けるというテーマが織り込まれています

2023-09-28

人類は滅亡しました

未知のウイルスによって人類は滅び、引きこもりだった増田が唯一生き残った。

増田孤独を紛らわすために増田への投稿を行っていた。

誰にも見られない増田

糞みたいな駄文

それでも自我を保つためには必要だった。

ある日、増田がいつものように駄文投稿すると…なんとブクマが付いた。

自分のほかにも生き残りが!!?

増田は生きる希望を見出す。

自分以外にも生き残っている人はいるんだ。

その後、増田投稿には決まってブクマひとつ付き、次第に欲求が高まっていった。

いつもブクマをつけてくれる、この人に会ってみたい。

増田は重い腰を上げ、ついに家から出ることを決心する。

しか旅路は壮絶を極め――


この脚本、どうかな?

2023-09-21

プログラマー箴言 (AI生成)

1. コード宇宙対話であるコード宇宙との無限対話であり、私たち理解進化するにつれてその対話も深まっていく。

2. 真のプログラミングは無自己である。 真のプログラミング自己概念を超越し、全体性に根ざす。

3. コード形而上学的な鏡であるコード物理的なものではなく、実在の鏡であり、抽象的なアイディアを映し出す。

4. プログラム人間知識限界を探求する試みであるプログラム知識限界に挑む試みであり、その結果は常に新たな謎を解き明かす。

5. エラー現実の一部であり、学びの機会であるエラー完璧さへの旅路における重要ランドマークであり、深化の機会でもある。

6. コード共感言葉であるコードは他の人々や文化との共感を通じて、共感言葉として機能する。

7. プログラム無限創造力の表現であるプログラム無限創造力を持つ人間の魂の表現であり、その限界はまだ知り尽くされていない。

8. プログラマー宇宙音楽家であるプログラマー宇宙音楽を奏でる音楽家であり、コードはその楽譜である

9. コード情報としての存在であるコード物質的な存在ではなく、情報としての存在であり、知識と結びついて意味を持つ。

10. プログラミング永遠の旅であるプログラミングは終わりのない旅であり、私たち理解永遠進化し続ける。

2023-09-08

28年。思えば長い長い旅路だった。僕はとうとう世界の果てにたどり着いた。前人未到の地であるが故に名前はまだない。

28年。思えば長い長い旅路だった。僕はとうとう世界の果てにたどり着いた。前人未到の地であるが故に名前はまだない。ただ僕は足の裏に島を形作った月の名前を刻んだ。風の赴くままに色々な場所に歩き回った。辿りつくと時間は止まる。また明日を探せば良い。いつだって僕はそう信じていた。でも月はついに僕の目的地にたどり着かなかった。いつまで経っても帰らない。一回でもたどり着けば最高なんだろうなって、本気で思う。でもそれは叶わない。

Anond AI作成

2023-06-26

化け猫くん(AIスピッツ風に書いてもらいました)

夜の闇に佇む化け猫くん

瞳に映る星を見つめて

中の人々が眠りにつく頃

夢の中へと飛び込む

ひっそりと歩いて街を巡る

影を纏い孤独を感じて

空っぽの心に響くメロディー

星屑のような歌声響かせる

歌い続ける化け猫くん

哀しみと喜びが交差する夜に

星座の軌跡を辿るように

人々の心に溶け込む歌を

月明かりに照らされた夜道で

微笑みながら歩いてゆく

過ぎ去った日々の思い出とともに

新たな旅路へと踏み出す

夜明けが訪れる前の闇の中

かに歌い続ける

人々の心に寄り添うメロディー

やさしさと勇気を運んでゆく

2023-06-09

悟りを開いたある弱者男性の話

一人静かに在りし私は、結婚という欲望に執着する心を離れた。

友人たちが結婚という旅路を進む一方、私はただ穏やかに独り行く。

街角のカフェ運命出会いを待ち望んだが、その姿は現れず。

彷徨う風船(恋愛という幻想比喩)を見たが、それらは何もかもはるか彼方へと遠ざかった。

だが愚かな私の恋愛運に涙することもなく、むしろ喜びを感じた。

結婚への渇望が消え去った今、自らの笑顔世界を彩りたいと思う。

幸せ出会いは、自らが内なる喜びの源となり得ることを知る。

達観の境地に至り、心穏やかな旅路を歩み続けるのである

(了)

2023-06-04

ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲伝説」写し

2001/0721土

先日

柳川氏が

ドラクエⅡを

プレーしていると書いたが

今日

「ほのおの祠」の在処が分から

悪戦苦闘しているようである

本当に器用だなと思うのが、

ちょっとドラクエをやったかと思うと

テレビもつけっぱなしで

すぐに

作曲部屋に戻って

ゴリゴリ作り

しばらくするとまたテレビに向かって

「ほのおの祠~」

叫び

かと思うと

また作曲をしに行ってしまう。

だいたい計ったように

三十分くらいずつ

あっちをやり

こっちをやり

と大変忙しい。

どっちかをまず

片づければ良いのに、

と思うのだが、

ご本人にとっては

それがいたく快適らしい。

とはいえ、僕も、

柳川氏が

ドラクエに戻るたびに

ぼーっと手を止めて

見ているのだから

人のことは言えないのですが。

と言っているうちに

柳川氏、

とうとう諦めて

「ほのおの祠」の在処を

文明の利器の力で

割り出すことに決めたらしい。

そう。

インターネット検索である



ドラクエⅡ 攻略



これだけのキーワード

どかっとヒットしたらしい。

その内の一つに

明確な攻略が書かれてあったらしく










「ビバ、インターネットゥ」







雄叫びを上げて

「ほのおの祠」に

到達する柳川氏。

なんだこりゃ

松明が燃えてるだけで

別に溶岩燃え盛ってるとか

そういうわけじゃ

ねえじゃねえかと

テレビに向かって

文句を垂れる柳川氏。

そのうち

気が抜けたのか、

タバコに火をつけ、

「それにしてもさぁ」

と半ば

コントローラーを投げ出して

こちらに声をかける

柳川氏。


子供心にも思ったことなんだけれど」





はあ、

ぼんやり返す僕。







世界の命運を賭けて

旅立つ一国の王子が」













「身支度するものと言えば」














「ドス(銅の剣)一本と

五十ゴールドだけ

ってのは」












「どうなのよ」











どうなのよと

言われたところで

そういうゲームなんだから

しょうがないだろうと思い、















鉄砲玉だから

じゃないですか」











適当

答えたところ

ふいに

沈黙する

柳川氏。











「そ……」










「そうかぁ」








感慨深く

うなずく柳川氏。









「そうだったんだぁ」















「この王子たち、

鉄砲玉だったんだぁ」
















なんだか

しきりと納得する柳川氏。

そりゃねえ

そう考えるしか

ないでしょう、

調子に乗って合わせる僕。



道理でさぁ」



柳川氏が

感得したように言う。




ローレシアの城を出るとき

みんながみんな

王子ハーゴンを倒すよう

祈ってくれるんだけど」









「無事に帰って来いとは

言ってくれないんだよ」









「きっともう

城の後継者

決まってるんだよ」








王様の隣にいる

大臣

かに






「なんてこった…」



一種呆然として

煙草を吸う柳川氏。








ローレシア王子

敵を間違えてるよ」






そうかぁ、

なるほどぉ、

なとどしきりに

呟くうちに、

ふと、





「そうか」





と、

膝を叩く柳川氏。

どーしたんですか

と訊く僕。







「国として考えるから

不条理なんだ」

はぁ。


ローレシアとかサマルトリアとか、

これらは全部組なんだ」

組?






ローレシア組の鉄砲玉なんだよ」








「一番稼いでいた

ムーンブルク組が

ハーゴン組に出入り(喧嘩)を

食らったために

財政難に陥った

ローレシア組と

サマルトリア組とが

互いに鉄砲玉を出し合ったんだ」














ハーゴン

命(タマ)とってこいや



って。



なるほど。

それで

ドス(銅の剣)一本なわけか。

わず納得する僕。

その途端、

可愛らしいドット絵

彼らが背負った

耐えがたい悲哀が切々と伝わり

つーんと熱いものが鼻をさす。



ローレシア組の鉄砲玉は

腕っ節と人望を買われ、

ムーンブルク組の一人娘は

おとっつぁんの仇を討つため

サマルトリア組の鉄砲玉は……




ちょっと待て。









なんでのんき者の王子

鉄砲玉なんですか。







切ない任侠道

サマルトリア組の王子

のんきさで早くも崩壊

かと思いきや






「うまく言いくるめられたに

決まってるじゃないか













親分王様)にしてやるとか

なんとか言われて」






ははぁ。

すぐにまた

納得する僕。

そりゃあ、さぞ、

ローレシア組の鉄砲玉は

憂鬱であろう。

なにせ

ドス(銅の剣)一本で

帰れぬ旅路に出た

かと思いきや、

どう見ても現実

知らされていない

脳天気な男が

相棒になるわけである

悲壮覚悟

旅を続ける横で






えへへ僕、お城に帰ったら

親分王様)になれるんだ

良いでしょ~







白昼夢のごとき切ない言葉

繰り返すサマルトリア組の

鉄砲玉。




そりゃ

会心の一撃だって

出るわなぁ。














しか

なぜかくも緊急な時に

そんなのんき者を

鉄砲玉にするのか。

考えれば考えるほど

ツジツマが合わないではないか

そう

柳川氏に訊くと



「何を言ってるんだ

決まってるだろう」

と言われた。









???

僕が要領を得ない

顔をしていると、




「みんな知ってるんだよ」





と言う。







なにを?

とやはり当を得ず、

更に訊く僕










「この王子鉄砲玉)が

レベルアップをすることで

何を覚えるか」











途端に

思い当たる僕。











メガンテ












そりゃ

鉄砲玉としては

申し分ないな






というか

もはや

鉄砲玉以外の

何者でもないな









全てを知りながらも

あえて何も口に出さぬ

尚武の男

ローレシア組の鉄砲玉。

一方で

何も知らされず

へらへらと白昼夢を見ながら

将来への一片の疑いも抱かぬ

サマルトリア組の鉄砲玉。

また、

一家を皆殺しにされ

犬畜生の苦界に身を落としていたところを

ラーの鏡で身請けされた

ムーンブルク組の一人娘。

この娘が一番

何も失うものとてない

捨て身の人生

生きてるのであろう。

自暴自棄になる

ムーンブルク組の一人娘を

気がつかぬところで

そっと支える二人の鉄砲玉たち。

いつしか

人間らしさを取り戻す

ムーンブルク組の一人娘。

しかしその頃には

冒険は佳境に差し迫り、

ついにロンダルキアまで

足を踏み入れたのだった。

着実にレベルアップし、

無自覚のうちに

同じくらい着実に

鉄砲人生

完結させようとする

サマルトリア組の鉄砲玉。

その軽口が

哀れさ以上に、

時として冒険

苦しさを和らげて

くれていたことに

ふと気づく

ローレシア組の鉄砲玉。

「ようやくここまで来たね~♪

まぁ君達二人も頑張ったけど

僕なんか頑張りすぎだよね~♪」

相も変わらず

底抜けに明るい声で

ダンジョンに入ろうとする

サマルトリア鉄砲玉。

ふいに

くるり

こちらを向く

ローレシア組の鉄砲玉。


「お前はここで帰れ」

ただでさえ

しかめっつらしい顔立ちを

いっそう厳しく引き締めて告げる

ローレシア組の鉄砲玉。

これまでの冒険

深い皺さえ見えるかのような顔で

しり一言

「あとは俺たちでやる」

突然そんなことを

言われて

目を丸くする

サマルトリア鉄砲玉。

「またそんなこと言ってぇ~♪」

とおどける

サマルトリア鉄砲玉。

「僕が親分王様)になっても

仲良くしてあげるから

心配しないでよ~♪」

この切迫した状況下で

なお、かんに障る明るさを

まき散らす

サマルトリア組の鉄砲玉に、

しか

ローレシア組の鉄砲玉は

頑としてこれ以上の

彼の参加を否定する。





「初めてお前に会ったとき


ローレシア組の鉄砲玉が

ぼそっと

押し殺した声音で言う。






一刀両断にしてやりたかった」







わず

力の盾で身を守る

サマルトリア組の鉄砲玉。





「城を出たかと思えば

祠に行く。

祠に行ったかと思えば

ローレシア組の城に行く。

さんざん探し回った挙げ句

『お兄ちゃんのんき者だから

一言

全て済ませられ、

しまいには

ローレシア組の城にも居ない。

かと思えば

宿屋

ゴロゴロしているお前を

いっそ叩き切ってやろうかと

何度思ったことか」

冷たい目の

ムーンブルク組の一人娘を背後に

いやぁと

照れるサマルトリア組の鉄砲玉。

「だいたい」


とこれまでの

憤懣をぶちまける

ローレシア組の鉄砲玉。




「明らかに

残りHPが少なくて

あとは複数攻撃

呪文で片づけようと

思うモンスターほど

お前が勝手に倒すし」




中途半端

すばやさがあるくせに

すぐマヌーサにかかるから

ターンがずれて

微妙回復が遅れるし。











「どうして

じっとしてないんだお前は」






いやぁ、えへへ

と笑ってごまかす

サマルトリア組の鉄砲玉。

ちらりと

目で助けを求めるが

他人を助ける心の余裕など

犬として暮らす日々のどこかに

置き忘れてきてしまった

氷のような態度の

ムーンブルク組の一人娘。

「そういうわけだ」

ローレシア組の

鉄砲玉の口調は

もはや断定である





「お前はここで帰れ」





戦力として

一切みとめぬかのような

いであるが、

しかし実際、

サマルトリア組の鉄砲玉が

パーティの一員として

無能かといえば

決してそんなことはない。

なにせ呪文を一切

使えぬ身の

ローレシア組の鉄砲玉にとって

しろ攻守ともに

なくてはならない

存在と言ってよかった。

それゆえにこそ

武に生きるローレシア組の

鉄砲玉にとって

サマルトリア組の鉄砲玉は

つの間にか

傍らにいて当然の存在

なっていたのだ。

兄弟分として

これほど頼もしく

また心和む相手

かつていなかった。

もっと言えば、

可愛くて仕方がないのである

この無邪気で

脳天気マイペースだが

決して挫けず

辛い冒険にも懸命になって

ついてくるこの鉄砲玉が。

無骨

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんなサマルトリア組の鉄砲玉が

じきに

自分が実は捨て石であることを

悟るところなど

見たくないのである

これまで彼が抱いていた

淡い夢が粉々に消し去り

自分が実は遠い以前から

からも見捨てられていた

などという

そんな衝撃に、

この可愛い兄弟分の心が

耐えられるとは、

どうしても思えないのである

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんな風に思う自分

意外でもあった。

そしてそれ以上に

この兄弟分が

不憫でもあった。

痛切な真実を知らされる

ことはまだ良い。

しかしそれを抱えて

死にに行くことが

哀れだった。

そうした思いを

仏頂面に堅く秘めながらも

かすかにその眼差しに込めて

ムーンブルク組の一人娘を見やる

ローレシア組の鉄砲玉。

え~、そんなぁ~

などと

いじけるサマルトリア組の鉄砲玉の背後で

かすかにうなずく

ムーンブルク組の一人娘。

実際、

この娘にとっても、

サマルトリア組の鉄砲玉のことが、

ローレシア組の鉄砲玉と同じように

可愛いのだ。

家族を皆殺しにされ、

一人の女としての誇りも

何もかもを失い、

もはやハーゴン

刺し違えることだけが

生きる目的と化した

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉こそ、

生きるということを、

明日を夢見るということを、

かにかに思い出させてくれたのだ。

この冒険に加わったとき

ムーンブルク組の一人娘にとって、

この世が滅びることなど、

知ったことではなかった。

それをいうなら、

自分が生きていた世界は、

とうの昔に、

滅んでしまっているのだから

これ以上

誰が不幸になろうが

知ったことではなかった。

しろ

幸せな街や村を見るたびに

なぜ自分けが

胸が苦しかった。

いっそのこと

城が墜ちたあの日

怪物たちの手で、

同時に

この世の全てを

滅ぼしてくれれば

良かったのに

とさえ思う。

そんな

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉が

ひけらかす明るさは、

無性に苛立たしかった一方で、

自分がまだ本当には

絶望しきっていないことを

思い知らせるものだった。

いっそ全てが

滅んでいれば良かったのに。

そういう思いに押し潰されそうになる

心の奥底で

まだ微かな温もりが

生きているのだ。

その温もりが

人間であることの

最後証明だと

言ってよかった。

それがいつしか

冒険を経るうちに

ムーンブルク組に一人娘にとっての

最後の願いとなった。

自分

人間として戦って死にたいのだ。

そう思えるようになった

だけで十分だった。

瞬きの間に

互いの万感を

込めてうなずき合う

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組に一人娘。

「いのりの指輪を渡しなさい」

サマルトリア組の鉄砲玉の

腕を叩く

ムーンブルク組の一人娘。

え……

呆然とする

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとり、

指輪を抜き取る

ムーンブルク組の一人娘。

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとりつつ

自分の手に

祈り指輪をはめ、

「代わりにこれを渡すわ」

いまや何も付けぬ

サマルトリア組の鉄砲玉の手に

キメラの翼を

押し込む

ムーンブルク組の一人娘。

あなたの妹さん、

あなたそっくり

なんですってね」

ふいに

微かな笑みを込めて言う

ムーンブルク組の一人娘。

え……、そうかな

言葉意図が分から

ローレシア組の鉄砲玉を

見やる

サマルトリア組の鉄砲玉。

のんきなところが

そっくりだった」

ローレシア組の鉄砲玉も

合わせて無骨な顔に

笑みを浮かべる。

「お会いしてみたかったわ」

そんなの、

僕が王様になったら

いつでも……

明るく返そうとするが

ムーンブルク組の一人娘の

手がかすかな

力を込めて

自分の手を握るのに、

ふと言葉を失う

サマルトリア組の鉄砲玉。

「帰りなさい」

ムーンブルク組の一人娘の

手が離れ、

その手に残された

キメラの翼を見つめる

サマルトリア組の鉄砲玉。

でも、そんな、

僕……

慌てて目を上げたときには

ローレシア組の鉄砲玉も

ムーンブルク組の一人娘も

半ば背を向けている。

待って、

もう少しなんだ。

叫ぶサマルトリア組の鉄砲玉。

心配するな」

ローレシア組の鉄砲玉が言う。

「お前が無事に戻れば

誰もお前が親分王様)になることに

反対出来ないさ」

「良い王様になりなさい」

ムーンブルク組の一人娘が言う。

ハーゴンの命は私達が……」

もはや振り返る素振りもみせず

背を向け歩み行く

二人。

その背後で

キメラの翼を握り、

うつむく

サマルトリア組の鉄砲玉。

ふいに

きっと

そのおもてを上げ、

もう少しなんだ!

サマルトリア組の鉄砲玉が叫ぶ。




もう少しだから

2023-05-15

[]20ドル払ったら人生目標を達成してくれるのだろうか

User

人生目標としていたことが達成できそうにないと思うようになりました。ここからどう考えていいのか分かりません。どう思われますか?

ChatGPT

そのような状況に陥ることは誰にでも起こり得ますしかし、重要なのはその状況からどう立ち直るかです。以下にいくつかのアドバイスをいくつか挙げてみます

まず、自分自身と向き合ってみましょう。なぜ目標を達成できないと思うようになったのでしょうか?目標現実的でなかったのか、自分自身がそれを達成するために必要スキルリソースを持っていなかったのか、状況が変わったのか、などを考えてみましょう。これにより、目標の再評価や、別の目標を探す方向性が見えてくるかもしれません。

また、自分目標を達成できないと感じる理由について、他人と話し合ってみることも有効です。友人、家族カウンセラーコーチなど、信頼できる人に相談することで、新しいアイデア視点を得られることがあります

そして、もう一度自分人生方向性を考えてみましょう。目標が達成できなくても、人生には多くの可能性があります自分が何をしたいのか、何に興味があるのか、何に貢献できるのかを考え、新しい目標を見つけることができるかもしれません。

最後に、自分を責めたり、自分自身に厳しくすることは避けましょう。人生は長い旅路であり、失敗や挫折はつきものです。自分自身を受け入れ、自分自身に優しく接することが、新しい目標を見つけ、前進するための力になります

以上、いくつかのアドバイスを挙げましたが、何か質問があればお気軽にお聞きください。

結論

プログラムを書くのを辞めて、お金でできるやつに書かせた方が早い

2023-05-12

anond:20230512132910

ここに愛と青春が詰まった結婚式スピーチの案を作成してみました。

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皆様、今日はこの素晴らしい日にお集まりいただき、本当にありがとうございます新郎新婦の素晴らしい旅路の始まりを皆様と共に祝うことができ、私たち全員が大変光栄に思っています


私たち今日新郎A男さんと新婦A子さんの結婚を祝うためにここに集まっていますが、彼らの物語高校時代に始まったという、とてもユニーク出会いからまりました。


高校時代、我々のクラスには3人組のギャルがいました。彼女たちは常にスカートを短くし、少々物騒な遊びをしていました。それは、まぁ、男子たちにパンツを見せて笑うというものでした。我々男子は外面では煙たがっていたように見えたかもしれませんが、内心ではその奇妙な行動に若干の喜びを感じていました。少し反抗的彼女たちの振る舞いは、何ともいえない青春の一部だったのです。


そしてある日、いつものように3人組がその行動をしていると、普段はあまり喋らない静かなA男さんが突然、ギャルの中でも一番かわいいとされていたA子さんに向かって、「俺はおまえのパンツが見れて嬉しいけどな」と言いました。その一言に、全員が驚きました。A子さんは照れ笑いをしていましたが、皆が感じたあの瞬間の空気は、まさに青春のものでした。そこからA男さんとA子さんの間に芽生えた特別な絆は、我々全員の心に深く刻まれた瞬間でした。


そしてその後、高校2年の夏に、A男さんとA子さんが付き合うことになりました。そして今日、我々はその愛が結婚に至ったことを祝っています


思い返せば、あの時の出来事はまさに青春の一幕だったと思います。それは微笑ましくも、少し照れくさい記憶であり、そして何よりも、それは2人の愛の始まりでした。今日、ここで、私たちはその愛を祝うために集まっています


A男さん、A子さん、あの日からあなたたちの物語が始まり今日、この素晴らしい結婚式で新たな節目を迎えることになりました。あの日青春の一コマが、今日ここに至るまでの美しい恋の物語を生み出しました。


あの日のA男さんの一言が、今日のこの祝福の瞬間へと繋がっていると思うと、何とも感慨深いものがあります。あの時のあなたたちの姿を思い出す度に、我々は笑顔になり、そして心からの祝福を送りたくなります


A男さんとA子さんのこれから人生が、あの日青春のように、いつまでも明るく、楽しく、そして愛に満ち溢れていることを願っていますあの日のような素直さと勇気を忘れずに、これから人生を共に歩んでいってください。


皆様、改めて新郎新婦へのご祝福をお願いいたします。そして、A男さん、A子さん、心からおめでとうございます。これから人生が皆様と共にあふれんばかりの幸せで満たされますように。

2023-04-26

anond:20230413130601

遭難してるじいさん、入院で寝た切り生活をしているうちにちょっと経口でごはんが噛めるようになって、首ももちあげられるようになったそうだ

一気に悪くなってびっくりさせてまただんだん回復して、20年以上一族全員でふりまわされた気がしなくもないけど、

ばあさんがそれをまっさきに指摘していたし、しっかりものばあさんとびっくり箱なじいさん、そういうものなんだと今では周り全員が慣れている

長い下り坂の旅路最後まで、できるだけ楽しんでいってくれ

できれば送った中古iPadをつかって本を読んでほしいがまだ重たいのか 

蓋をおりまげればスタンドになるんだがな

ばあさんに図書館往復させないようにしたほうが怒られが少なくてすむから工夫してくれ

2023-03-31

人生とは

"自分が下した決断を、正解にする旅路である

~マス・ダ(1950~1951)~

2022-12-15

anond:20221215170914

今後、地球資源が枯渇し、人類宇宙生存圏を広げるために大いなる旅(グレート・ジャーニー)に出るだろう。

この時、新たに獲得する必要があるのが光合成と、単為生殖だったのだ…

遥か長い旅路、限られたリソース、二度と戻れぬ故郷

おぉ、エクソダス

2022-11-27

ドラガリアロストの感想(イベント2020)

「食宴!アミューズキュイジーヌ

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  料理大会が開催され、ヒノモトの家族のために頑張るミツバ卑怯者のピカロなどをくだし、流浪天才料理人ヴァレリオが優勝する。

 ・印象に残ったセリフ

  ピカロ「正々堂々戦って勝てるキミたちとは違う。」

  卑怯者が卑怯であることを自覚してるの堪らなく好き。

 ・印象に残ったキャラ

  ピカロ。

  金を使って卑怯ことなら何でもするヤバいやつ、何だけど料理の腕前が無いか卑怯しかないと卑怯自覚的なのが面白い

 ・感想

  まーた大会かよ。というところはさておいて、卑怯者ピカロのキャラ面白すぎた。

  料理が下手だけど家族と代々受け継いできた店の看板を守るために卑怯なことをすると自分自分卑怯さに自覚的なキャラ

  名悪役としてグラブルとかプリコネやワーフリに出張してくれないかなあ。

「咎人は巡る、竜眼の軌跡」

 ・5段階評価:5

 ・あらすじ

  結社ドラゴンと融合させられたアデルペインと、彼を支えるドラゴンアンドロメダ

  アデルペイン家族を殺され、身体をこうされた原因である結社博士を追っていた。

  博士はユーディルの竜化能力を使い世界中すら飲み込むドラゴン制御しようとするが、ユーディルアデルペイン二人の竜化能力によってそれを打ち破るのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  博士「『悪』とは覚悟! 犠牲を払って進む覚悟のことだ! それが、たとえ自分の命だとしてもな!」

  世界中人間を不滅の書物にするという壮大な計画実行のためには自分の命すら平然とかける博士セリフ

  悪を自認してるのが格好いい。

 ・印象に残ったキャラ

  アデルペイン

  復讐鬼でありながら、アンドロメダとのイチャイチャや、冗談を言うシーン、きちんと謝るシーンなど、復讐以外のセリフも多くて好きになれた。

 ・感想

  面白かった!

  目的のためなら自分の命すら惜しまない悪を自認する敵の博士と、家族を殺された恨みと自らの身体を改造されたことへの復讐燃えるアデルペインの熱いぶつかり合うの話。

  そこに改造無しに血の力でドラゴンのなれるユーディルが絡むことで話が展開していくのだけど、竜化改造人間って設計がまず面白い

  そこの加えて、魅力的な悪役の博士に、今回の主人公アデルペイン君も良い奴で、気を衒った展開はないもの王道で良き。

  結社との戦いはシリーズものになるので、先が楽しみだ。

「仙光、暗晦に閃きて」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ゴクウイベント第二弾。前回封印したキンコジの封印が弱まり、ビコウオウが復活する。

  しかしビコウオウは元々心優しい魔物だったが、自身魔物を生み出す能力のせいで他人と暮らせない悲しい過去があった。

  ゴクウ自身の中にビコウオウを封印し、彼と一緒に旅をする。

 ・印象に残ったセリフ

  ゴクウ「ーービコウオウ…… 見ろよ。真っ暗じゃない。空っぽじゃない。光に満ちた、この世界を。」

  ビコウオウと友達になり旅を続けることを選んだゴクウの優しいセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  ビコウオウ。

  優しさの表現でリスを守るっていう古典的なのが逆に新鮮で良い。

 ・感想

  ビコウオウとゴクウのおにショタストーリー

  ストーリー自体は簡潔にまとまってるし、ビコウオウとゴクウ交流も端的に書きたいことをかけてて面白かった。

  サンゾウやハッカイやゴジョウも半人前のゴクウを導くという点で目的がわかりやすいので、文量が少なさの割にちゃんキャラ立ちもしてて好きになれた。

  これでゴクウイベントが完結なのが惜しいなあ、旅を続けてゴクウとビコウオウの融合とか見たかった。

「あーしと私の共同戦線

 ・5段階評価:5

 ・あらすじ

  ヒューマンに育てられ先立たれた両親のことを忘れられないフォレスティアのリナーシュと、カメラ写真を撮るのが大好きなナディーンが、集落を守るために奮闘する。

 ・印象に残ったセリフ

  養母「だからお別れの日がくるまで、愛された証を…… たくさんの思い出を残してあげたいの」

  モブキャラながらリナーシュの母親と同じくフォレスティアを育てるヒューマンという立場から、思い出の尊さをナディーンと同じようとくところ。

  モブキャラなのにすごく重要なことを言っていて、すごく良き。

 ・印象に残ったキャラ

  ナディーンとリナーシュ。

  正反対な二人が出会って反発しあって同じところが見つかって、大好きになる。

  こういうのが好きなんだ。

 ・感想

  最高だった。

  今までドラガリアロストイベントシナリオダントツで大好きなシナリオになった。

  思い出を残すために写真を撮るナディーンと、思い出が苦痛なリナーシュたち二人のすれ違いから始まり

  それでもナディーンが思い出を残すことの尊さを実感を込めて語るところ、

  モブキャラながらリナーシュと同様にフォレスティアを育てるヒューマン家族もまた、思い出を残すことの素晴らしさをとき

  最終的にリナーシュもまた新しい思い出を作るためにナディーンに寄り添うところ。

  最高の最高だった、大好き。

  特にディーンの「ひとり? ……ちがうょ。これゎ、あーしとリナちんの共同戦線。」

  というセリフタイトル回収感もありつつ格好いいきまってるすごく良いシーンだった、良き。

ダンシングボンオドリ」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  盆踊り大会の準備に燃える田舎町の領主の娘カトリーヌ、隠キャの少年ユージンはそれを冷ややかな目で見ていた。

  人手不足を補うため仕方なくユージンを誘うカトリーヌだが、仲違いしてしまう。

  ユージンが飼っていたドラゴンの幼生スゥはそんな二人の喧嘩から人を許せなくなり分身を街で大暴れさせる。

  スゥのために盆踊りを通じて仲直りをするユージンとカトリーヌだった。

 ・印象に残ったセリフ

  カトリーヌ「王子サマだって、お仲間から無条件に認められたわけではないのでしょう?」

  メインで第七王子としての血筋を怪しまれているところなので、カトリーヌ本人に意図はないのに意味深セリフになっている。

 ・印象に残ったキャラ

  ベッキーサンディ。

  カトリーヌの取り巻きギャル

  サイゲームス取り巻きギャル好き好きなのだ

 ・感想

  傲慢お嬢様と隠キャ少年恋愛一歩手前ぐらいの後押しを盆踊りでする中々にインパクトのあるシナリオ

  ドラゴンが人の喧嘩によって暴走する設定からして、恋愛ストーリーをやりたいからの逆算なんだけど、その先にあるのが盆踊りなのがすごい。

  そしてその盆踊りで歌うマーベラスナオトなる謎の人物インパクト

  なんかドラガリアロストと関係のない話を無理矢理当てはめた感すらあるけど、面白かったし、メインや過去イベントストーリーとも繋がりがあって(マーベラスナオトはセイメイの部下)、納得は納得、けど盆踊りはすごいなあ。

真夏バカンスガーディアン!」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  海にバカンスにきたパティアと流れ着いたミコト。

  休みが取れず悶々とする帝国兵がバカンス邪魔をする。

  彼らの任務を実行しつつバカンスも楽しむため、遊びを任務に混ぜ込みパティアは帝国兵と遊ぶ。

  帝国兵は任務目的であるヌシを呼び出してしまい、今度はそのヌシを楽しませるためにバカンス満喫するのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  カルい帝国兵「ヌシを怒らせちまったのは、俺ら人間っす。だからそれを武力で正すのはなんか違うと思い……!」

  そうなんだけど帝国兵に言われても感が。

 ・印象に残ったキャラ

  バカンスを楽しみたいのに楽しめないモブ帝国兵たち。

  モブながら個性的で可愛かった。

 ・感想

  帝国兵やドラゴンのためにバカンスの色々な遊びをするという、なんか若干の支離滅裂さを感じる考えるな感じろなお話だった。

  絵で楽しめる漫画とかならまた違うのかもだけど、基本的立ち絵セリフしかないこのゲームシナリオにこういうのは向いてない感じ。

  笑えたか笑えないかでいうと笑えたので、まあいいか

デッドエンドアイランド

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  猜疑の島でデスゲームに巻き込まれしま王子たち。

  最初はデスゲームに付き合う気はなかったが、次々と仲間が死んでいくに連れ面々はお互いを疑い出してしまう。しかし、ミコトとアマネの会話をキッカケにこのデスゲームルール推理し始めるノーストン

  猜疑の島では信じることが禁則とされるため、互いを信じることを口にすると死んでしまルールだった。一向はそれを逆手に取り進行役のカルティをそのルールに巻き込み、黒幕であるスキュラを戦いの場に引き摺り出し勝利するのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「そうだな…… 「信じる」ことが禁止されたこの島で、おれたちは最後まで仲間を信じることをやめなかった」

 ・印象に残ったキャラ

  格好良く推理かますノーストンイカす。

 ・感想

  デスゲームものでドラガリのイベストの中でも面白いと評判だったのでハードルを上げてプレしたのだけど、思いの外期待値は違った話だった。

  悪くいうとデスゲームものの上部だけを真似てて、良くいうとデスゲーム面白そうな部分だけを抽出してる。

  ちょっと流石に文量に制約がある上に地の文がない形式でデスゲームものは無理があったんじゃないかなあ。

  とはいえ、いざとなれば自らを犠牲にしてでも最後の一人はユーディルがふさわしいとするエルフィリスとランザーヴの振る舞いは、王が作品の中で深い意味を持つドラガリアロストらしい展開でそこは面白かった。

「暮れる夏夜の灯篭流し」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  カサンドラに助けられたお礼に彼女祭りエスコートするクーガー。

  しか祭り勘違いした帝国兵の襲撃により祭りを中止しなければならなくなる。

  クーガーの勘違いやす帝国兵に祭りを見せるという機転により無事祭りは開催でき、帝国兵も追い返すことができた。

  カサンドラ灯籠流しでもう会えない彼へ想いを馳せるのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  クーガー「あんたも…… ひとりで回るよりはマシだろう?」

  一人になりたがるカサンドラを慮っての一言。決め台詞じゃない時の方がクーガーは格好いい。

 ・印象に残ったキャラ

  カサンドラ

  息子や娘たちが王族として覚悟まりまくってるせいで誰も言及してないけど、アローラスが死んだことを悲しむ人は一人でもいることが嬉しい、

 ・感想

  カサンドラとクーガーのイチャイチャお祭りデート、と思いきや、カサンドラアローラスへの追悼の気持ちお話しだった。

  間抜け勘違い帝国兵というコメディ要素はあるものの、都合八人もいる子供たちが特に葬式らしい葬式もしないなか、カサンドラけが追悼のために四苦八苦するのは寂しいような嬉しいような。

  王って孤独で寂しいんだなあとしみじみした。

  

「北より来たる女神使徒

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  北の国から天司のドラゴンの使える使徒がやってくる。

  封印が解かれた悪魔使徒と協力して倒すも、使徒の中に裏切り者が……

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  味がしねえ……

  所謂使徒イベントってやつでメインシナリオとも密接な関係にある重要お話のはずが、設定の開示と顔の良い男子の絡みで精一杯なのか、内容が薄かった。

  所謂昼行灯キャラ大好物なんだけど、ネヴィンはちょっとこうナヨっとしてる感があまり好みじゃないかなあ。

「天炎照らす幻砂のランウェイ」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  死から復活したネファリエは自身の亡くなった国の血を継いでいるナディーンたちの祭りに参加する。

  その祭り妨害する帝国兵と戦う中で、自身戦争で自らを犠牲にして民を守ったことを思い出す。

  もう一度砂の国を起こすことを決意するが、ナディーンたちの自由に生きてほしいという先祖代々伝わる言葉を聞いて、自身が生きる新しい旅路を考えるのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  砂の民の女性祈りが通じて、女王の復活が叶ったならば…… 二度目の生は、自由に生きてほしいと。」

  モブながら先祖代々伝わってきた言葉を伝える重要なシーン。

  ネファリエのことが大好きだった普通の人たちの気持ちがよく伝わる良いシーンだった。

 ・印象に残ったキャラ

  ナディーン

  ギャル言葉ながら聡明で、武力もある、良いね

 ・感想

  面白かった。

  砂の国の民が女王自由に生きてほしいと言う言葉を伝えてきたところは、本当に愛の強さを感じて、とても好き。

  短い文章ながらきちんと伝えたいことが伝わってくる良いシナリオだった。こういうのをたくさん読みたい。

  ただ、とはいえお祭り妨害する話多くないか? キャラ祭り趣旨も違うから別にいいんだけど、ゲームシステム部分に縛られてる感じがしてそこがなんだかなあ。

「ロストヒストリア~失われし真実~」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  モルトメサイアによって過去の飛ばされるゼシア。

  そこでイリアイリアの育ての母メーネ、イリアによって召喚された異界の生き物モルティスと出会い、ゼシアはイリア誕生歴史を知ることになる。

  ゼシアの知る歴史とは違い、人を支配管理することが目的だったエリュシオンイリア攻撃を加え、モルティスは絶望モルトメサイアへとなる。

  なんとかモルトメサイア封印するものイリアも一緒に封印されてしまい、メーネがイリアを名乗りイリア教を広めることとなるのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  イリア

  錬金術で色々発明するのが好きな活発な女の子で、教祖という前情報からの違いに驚いた。

 ・感想

  イリア教の真実が明らかになり、モルトメサイア目的も判明、要するにドラゴンへの復讐だったわけですね。

  う、うーん、こう言ったらなんだけど、急になんか人間関係の中でぐるぐるしだしたなあ。

  エリュシオンイリア攻撃したのも若干支離滅裂だし、なんか物語の大枠のために無理矢理感がいなめない。

ハロウィンゾンビーズ

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  ハロウィンパーティーゾンビが襲撃してくる。

  アカーシャとメルサの二人で元締めの魔術師を倒し、ゾンビ達の無念も晴らすのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  アカーシャ「仲良き事は美しい哉。おふたりが戯れる様は、見ていて癒されますわね。」

  シーリスとメルサの戯れあいを見てのセリフ

  確かに

 ・印象に残ったキャラ

  モブの敵魔術師

  ゾンビを大量に召喚する技術力の高さなのに、モブだし、セリフが小物くさいの、敵だけのキャラ立ち絵を書き下ろせない事情を若干感じてしまった。

 ・感想

  ほぼほぼメルサとアカーシャしか名前付きのキャラが出てこないが、掘り下げが深いわけではなく、やたらとモブキャラが敵味方問わず出てきた。

  せっかくの掘り下げの機会なのにこれは少し勿体なく思ったなあ。

  モブダメなわけじゃないけど、それならそれで数を絞って欲しかった。

2022-11-04

[] そのよんひゃくななじゅういち

カルロボッロメーオーッス

 

本日ユネスコ憲章記念日日本はい推しの日などです。

この推しって概念を雑に説明すると、生きる教科書みたいなものです。

生きているお陰で書いてる内容が更新されていく教科書です。

まり普通教科書の方がしばらくはブレない上に何人もの手が入っているから信用度は高いです。

それでも、その頼りない一個人に期待を押し寄せてるのだから迷惑な話ですよね。

まぁその頼りない旅路楽しいのかもしれません。

 

ということで本日は【楽しみよいか】でいきたいと思います

楽しみよいか!楽しみヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2022-11-03

[]字下げ増田替え歌シリーズ その2

鬼束ちひろ『弦葬曲』

   板橋区役所の歌    作詞作曲 区長 坂本

  隠し通したウソ実施しようとしたこと  世間全然さなかったの

   かすむ戦後はいかのこと 私の自宅は放火された

 インターネットでも独り 実社会でも独り みじめではかなくてまるで犯罪者

   終わった役所は墓となれ 世間からどんどんはなれてゆけ

 どうせ消えて燃える口づけとなれ 忘れてしまえる傷口となれ

 板橋区役所の歌    作詞作曲 区長 坂本

  息を殺してそれでもつまづく 傾いていたことをやっちまったの

  奇妙な旅路を振り切ってゆく いつでも尋問して終わっていった

   剥がれた思いはクズとなれ錆びて行け あなたのもとからどんどん薄れて行け

 どうせ落ちる定めに身を任せ 壊れてしまえる役所となれ

  泣くことも最後は花となるの すがることも最後葬式となるの

   警察の罠 警察の罠  もう声にもなれない

   ちぎれた陰謀クズとなれとんでゆけ 私のもとからどんどん薄れて行け

 どうせ燃やされたり刺されたりしろ 忘れてしまえる傷口となれ

  剥がれた思いはクズとなれ錆びて行け あなたのもとからどんどん薄れていけ

 どうせ堕ちる定めに身を任せ 壊れて暴れる二人となれ

  忘れてしまえる傷口となれ  壊れて暴れる令和となれ

   葬式曲      作詞 ■■■■  ■■■■  歌唱  鬼塚ぺち    収録CD名  シンドローム

  隠し通した法を実施しようとしたこと 世間は全く許さなかったの

   かすむ昭和の夏は昔のこと  わたしははだしでひざまづいた

   平成17年以前もクソ 刷新してもクソ  終わっていて人気なくてまるで汚物

   失敗したコンテンツは羽となれ とんでゆけ

  世間のもとからどんどんはなれてゆけ

    どうせ流されて消える記事となれ

  忘れてしまえる傷口となれ

   板橋区役所症候群   作詞作曲  板橋区役所区政情報

  隠し通した法を実施しようとしたこと  都民は全く許さなかったの

   かすむ昭和は昔のこと 区長の自宅は放火された

   H18年もゴミ 今でもゴミ 滑稽で誰も来なくてまるでお墓

『悲しみの気球

   幻想曲   作詞作曲  鬼塚ぽち

    指先でぺちぺちできないならば あなたは何も信じない 生活保護制度さえも お~

   ねえどうか少しだけ 黒羽の話をして

    そんな薄い法令でどこに飛んでいけるというの 堕ちるときにはラビットハウスオナニーとなる 私の小さなGLAYを見つけて

      道端にたんつばを吐くようなはりつめたままの東京はまだ明けないのを知っているから あ~

   ねえどうか少しだけ 譲歩の態度を見せて

     そんなさびしい 瞳で何を見つめ続けているの? 日々は透明と言いながら 実は染まりゆく罪の奥 その奥を静かな無暗で探して

    あなたに歌えない歌が 余波を待てない警察ならば MONO君に託して 立てなくなった奇跡の果てさえも

     そんな薄い警察行政法でどこに飛んでいけるというの 堕ちるときには年金生活保護になる 私の小さなハウスを見つけて

   悲しみの気球    作詞 ぺちぱっち 作曲 ぽち  歌唱  鬼塚ぺち

  ツイッターでぺちぺちできないならば貴方は何も信じない 最高裁判例さえも ねえどうか少しだけ傷口を見せて

   そんな薄い翼でどこに飛んで行けるというの? 堕ちるときには悲しみの気球になる 私の小さな陰りを見つけて

   道端にたんつばをはくよな張り詰めたままの社会はまだ明けないのを知っているから~ あ~あ~

  ただどうか少しだけ肩を近づけて

    そんなさびしい瞳で何を見つめ続けているの? 日々は透明 染まりゆく罪の奥 その奥を静かな無暗で探して

    あなたに歌えない歌が 余波を待てない歌ならば ぺちに託して 立てなくなったGLAYさえも

『MAGICAL WORLD』

   朕は朕を愛せないまま いつでも公文書作成するから また一つ季節を見落とす

   その途中にTERUがいた

   呪文を唱えれば何かになれる  簡単なことはたくさんある

  そうだねと小さく笑う 怪文書開示請求を誰がやったの

  I'm kissing you and kiss me ぺち  きうちまん 暖かさにはかなわなくて泣いてた

  人のようにふるまえなくていじめられてた

   I found you and found me too in ぺちぺちまん

  公共機関を利用することはなぜさびしいの

   朕は朕を愛せないまま いつでも公文書作成するから また一つ季節を見落とす

   その途中にTERUがいた

   呪文を唱えれば何かになれる  簡単なことはたくさんある

  そうだねと小さく笑う 怪文書開示請求を誰がやったの

  I'm kissing you and kiss me ぺち  ぺちぺちまん 人のようにふるまえなくていじめられてた

   I found you and found me too in ぺちぺちまん

  公共機関を利用することはなぜさびしいの

       朕は朕を許せないまま いつでも公文書作成するから この腕をつかんで離さな

   警察が憎たらしかったり

  I'm kissing you and kiss me ぺち  ぺちぺちまん 人のようにふるまえなくていじめられてた

   I found youand found me too in ぺちぱっちまん

  怒号だけがなぜ雨のようになぜあふれるの

詐欺詐欺 man   作詞作曲  鬼塚晋三

     

  晋三は晋三を愛せないまま いつでも次の頁をめくるから また一つ季節を見落とす その途中にあなたがいた

   呪文を唱えれば何かになれる 簡単仕事はたくさんある そうだねと小さく笑う

  そのほほに誰が触れたの

    I'm kissing you and kiss me baby 詐欺詐欺マン  人ではなくて泣いてた

  I found you and you found me too in magical world 官邸仕事をすることはなぜさびしいの

    晋三は晋三を許せないまま 警察無視して生きて行くけど この腕をつかんで離さない 男性巡査がうざかったり

     I'm kissing you and kiss me baby 詐欺詐欺マン  人ではなくて泣いてた

  I found you and you found me too in magical world 涙だけがなぜ雨のようにあふれるの

    平成何年まで国民をだませばいいのだろう 闇が明けるとき ウソを数え上げるとき

    平成何年まで首相をやればいいのだろう  うーうーうー

     I'm kissing you and kiss me baby 詐欺詐欺マン  人ではなくて泣いてた

  I found you and you found me too in magical world 官邸仕事をすることはなぜさびしいの

    晋三は晋三を許せないまま 警察無視して生きて行くけど この腕をつかんで離さない 男性巡査がうざかったり

     I'm kissing you and kiss me baby 詐欺詐欺マン  人ではなくて泣いてた

  I found you and you found me too in magical world 涙だけがなぜ雨のようにあふれるの


 I found you and you found me 通院 苦死苦死 world 板橋区に住むことはなぜさびしいの

 がっちり man   作詞作曲  ■■■■ 

  ■■は■■を愛せないまま いつでも次の頁をめくるから また一つ記録を見落とす その途中に佳弥がいた

   呪文を唱えれば執行猶予になる 簡単仕事はたくさんある そうだねと小さく笑う

  傍聴に誰が来たの

    I'm kissing you and kiss me baby がっちりマン  人ではなくワニだから泣いてた

  I found you and you found me too in magical world さいたま仕事をすることはなぜさびしいの

    ■■は裁判所を許せないまま 被告無視して生きて行くけど さいたま飛ばした 最高裁事務総局がうざかったり

     I'm kissing you and kiss me baby 詐欺詐欺マン  人ではなくワニだから泣いてた

  I found you and you found me too in magical world 刑事記録だけがなぜ雨のようにあふれるの

    令和何年まで判事をやればいいのだろう 闇が明けるとき ウソを数え上げるとき

    令和何年まで仕事をやればいいのだろう  うーうーうー

     I'm kissing you and kiss me baby がちがちマン  女の子だったことがないから泣いてた

  I found you and you found me too in magical world 高裁仕事をすることはなぜさびしいの

    ■■は■■■を許せないまま 被告無視して裁判するけど   最高裁事務総局がうざかったり

     I'm kissing you and kiss me baby がっちりマン  女の子だったことがなくて泣いてた

  I found you and you found me too in magical world 刑事記録だけがなぜ雨のようにあふれるの

『書きかけの手紙

     クソ大学     作詞作曲   ■■■■

   削除されれば泣いたことや  

     教えられれば学んだ仏語も ほとんど忘れたの

  黒歴史が残らないように  成績開示請求はいつもできないままで

   LOGを付け忘れたあの頃や  地区優秀賞だったあの頃へ

    発狂しててもそれでいいからと

   ぺち~だなんてアカウントにしないように ざ~だなんてアカウントにしないように 黒歴史にならないようにと

  民事訴訟はいつでもできないままで

    あなたに優しくできなかった5年前へ  あなたにつらさだけぶつけられたあの頃へ  全部忘れられないと届いた拡声器

   あなたにぺちぺちできなかったあの頃や  いまだにアカウントバンしているあの頃へ

2022-10-07

剣聖に裏切られた幼馴染の旅路個人的感想

カクヨムで連載中の「剣聖に裏切られた幼馴染の旅路

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888537422


正直迷走している

なろうでもよくあるんだけど、初期プロットが早々に意味を失ってタイトルと中身が乖離したが、なんとなく続けてる系に見える

倉庫要員のサブキャラとして転生「ストレージアイテムが鍵だ」ってなタイトルにしておいて

そのキャラが強くて無双してしまい、アイテム何処?と言う作品とか

「すぐ死ぬ村人転生」ってなタイトルで初めて、3話くらいでチート覚醒して無双ちゃうとか

そういう感じの、変えたら?タイトルって作品

いやまぁ、裏切られたという「結果」は描いていて、旅はしているのだが

主人公サイドにさしたる執着がなく普通に主人公サイドで閉じて冒険しているので

話としてはとっとと30話くらいで、【主人公サイドの知らぬ間に】勇者サイドがざまぁされて消えてれば、読み続けた人も居たんじゃなかろかと言う感じ


タイトルに絡む要素として、勇者サイドの話が挿入されるんだが

この手の話でありがちな勇者サイドが全員クソ

幼馴染は進んで勇者に股を開いてヤンデレ

主人公をお友達として傍に置いておこうとする自己イカレと描写されてるのに

これを「メインヒロインだ」と無駄推しする作者の冷笑的なスタンスも加味され

ヒロインに欠片も同情の余地がなくなっている

テンプレからのズラシを狙ったようにも見えるが

裏切った剣聖に、後付けでどんどんと勇者周辺のクズに騙され続けてる被害者的要素を加味していくんだけど

結局は自分で股開いた自己中古女なので

救われると良いなぁなんて思えずに、ただただ胸糞悪いだけの描写になってる

まぁ、作者本人も歪んだ作品を書いてる自覚はあるんだろうが

それが、タイトルから想定される読者に受けてるとは思えない

感想読んでもそう思うよなってのがあったりするし



作者が妙に勇者を気に入っているので

勇者が退場する時も「楽しめたよ」とか言いながら、想定通りと言う顔して退場しそうな感じだ

勇者周辺はみんな不幸になって、悪意をもって好き勝手してる勇者最後に(勇者自意識としては)救われそう

ざまぁとかタグ付いてるし、第三章からファンタジーになりますとか言ってるけど

勇者の話が挿入されるのも相まって、全般的に鬱々とした作品に仕上がってる

剣聖ざまぁという見方をすることもできなくはないが、自身で言っている「メインヒロイン」だという定義矛盾する



個人的にこういう「タグ詐欺」「タイトル詐欺」についてはマイナス評価を付けられるべきじゃないかと思ってる

こういうのは「not for me」として擁護されるべきじゃなく

ただただ作品面白さで擁護されるべきだろう

今のところ最新話まで読んでも裏切られる必然性もなければ、胸糞勇者物語を同じ話として同梱する必要も感じられず

ただの「不遇冒険者」の話で良かった

2022-09-24

母親認知症が発覚した。いつかは来ると思っていたが、いざ直面するとやはりショックだ。

ショックを受けている場合ではなく、すぐに動いて生活を整えできるだけ長く穏やかに暮らせるようにしてやらなければならない。

だが、今夜だけは一人で少し泣こうと思う。

から三年前に少しだけアレ?と思うことがあった。ほんのわずかな違和感だったので、兄妹で情報共有し覚悟を決めておこうという話し合いはしていた。

あれから三年、こまめに兄妹で代わる代わる電話を入れていたがコロナのせいで直接会う機会が極端に減っていた。

近所に住んで面倒をよく見ていた優しい兄が転勤になったのが二年前。

それを機にこの数か月で一気に症状が進んだようだ。うつ症状も見られる。

同居している父親は、変わりゆく妻の面倒を見ながら子供たちには言い出せないでいたのだろう。

会話はまだできるし、日常生活もまだ自分でできることが多い。

驚いたのは母親が非常に穏やかなことだ。少しもイライラしないし、口調も言葉もとにかく優しい。優しいまま認知症が進んでいる。

父親が少しずついろいろな記憶が零れ落ちていく母の全てを受け入れ、細やかに見守っていたおかげのようだ。

子供には言わないが、きっと父親は大変だったはずだ。睡眠が浅く、疲労の色が濃い。

カバンの中に財布や化粧ポーチが見つからず途方に暮れたまま「お父さんが優しくて全部荷物を詰めてくれるから私はわからないの」と言ったときには思わず涙が込み上げた。

これから症状が進めば感情の起伏をコントロールできず、被害妄想もでてくるだろう。今だけのことかもしれない。

だが、ひたすら優しく、愛情深く、家族に尽くし、父を深く愛した母親最後旅路の始まりがこれほど穏やかに愛に溢れたものであることが切なく、

ショックなのと同時に感謝の涙が込み上げてきて、言葉に詰まる。

これから家族で長期的なサポート体制を話し合うつもりだ。母のためにも父のためにもいっぱいいっぱい考えよう。

だが今夜だけ、母と父のために泣こう。

2022-09-16

[]字下げ増田替え歌シリーズ

鬼束ちひろ

宮崎愛を感じるキャスティング。なぜか表記が「鬼塚である

  俺は鬼塚〇ひろ  本部長だから

https://anond.hatelabo.jp/20220902143836

  シンドロームを発表して全盛期の頃の鬼塚ちひろの顔がMONO君で ドツボだったので、 GLAYとどっちか好きかというと甲乙つけがたい

    色々好きな曲はあるが、次の通り

      順位    曲名       歌手                   理由

      第一位  ビーラブド         GLAY                  平成の神

      第二位  リビュー          GLAY

      第三位  infection          鬼塚ちひろ               平成中期の行政法終焉を歌った画期的な歌

      第四位  しるし             ミスチル                 「左脳に書いた手紙 ぐちゃぐちゃにして捨てる」        

      第五位  メロディーズブライフ  スクウェアエニックス

      第六位  ハローアゲイン(昔からある場所) マイリトルラバー      平成初期という悲惨な時期を歌ったものとして近年再検討されつつある

   刑事曲  作詞作曲  ■■

   隠し通した刑法を盗んだこと あなたは笑って許したの

   かすむ熱帯夜はいかのこと 私は執行猶予にひざまづいた

  さいたまでも独り  高裁でも独り みじめではかなくてまるでワニ

    ちぎれた刑法ゴミとなれ飛んで行け 世間の考えからどんどん離れて行け

  どうせ保存年限で破棄されるゴミとなれ 忘れてしまえる傷口となれ

    息を殺してそれでもつまづく かたむいていた愛を許したの

  奇妙な旅路を振り切ってゆく いつでも取り調べて終わっていった 

    はがれた 刑訴法クズとなれさびてゆけ 世間の考えからどんどん薄れて行け

  どうせおちる定めに身を任せ 壊れてしまえる裁判所となれ

   泣くことも最後は花となるの すがることも最後は花となるの

  警察の罠  検察の罠  もう声にもなれない


原曲:弦葬曲)

  ちぎれたタテマエは離れて飛んで行け あなたの下からどんどん離れて行け

    どうせ消えて燃える口づけとなれ  忘れてしまえる傷口となれ

   はがれたタテマエはクズとなれ錆びて行け  私の下からどんどん薄れて行け

 壊れてしまえる二人となれ


原曲:弦葬曲)

https://anond.hatelabo.jp/20220919035215

   解らない言葉は全部調べ出せた だけど官僚のための辞書でだったか

    平面図形さえたよりにした きっと昭和58年に文科省が削除した科目だったか

   定理を探し出せなかったあの問題へ 定理を見つけられなかったあの問題

    法律に従えなかったあの頃や 法律のことを忘れてたあの頃へ

  全部忘れられないと届いた返事

    物故割れていても いいか

   東京がおわていてもそれでいいからねと


原曲:書きかけの手紙

おまけ

   判定      担当芸能人    楽曲名        主な歌詞の部分                    判定理

    神        小橋照彦    奇跡の果て                                    平成8年時点でのタテマエに希望がなかったことにつき正直に歌った

                       カーテンコール    あの少年が追いかけたとわの夢           昭和天皇賛歌

    オワコン              Happiness       二度と女性を傷つけたくない              ウソ乙  クズ野郎

    〇        鬼塚ちひろ   月光           この腐敗した世界に落とされた            平成社会を腐った社会批判した点や良い

    〇                  Infection        爆破して飛び散った心の破片が             法や知能指数を捨てたことを歌った点やよし            

                                      あらゆる小さな熱におびえ始めている

                                      私に勝ち目なんてないのに

    〇                  私とワルツを        

    〇

    〇         ミスチル      しるし         色んな角度から君を見てきた                 聞いていて心地よい

                                       その全てが素晴らしくて

    ◎        家入レオ     Bless you 愛なんていつも残酷で祈る価値ないよ                  言うまでもなし

    ◎        立花孝志     NHKをぶっ壊す      お前ら詐欺やないか

    ×       よびのり      フェルマー最終定理解説      無限降下法の説明                    カス  教える気なし

    △       斉藤秀司      モチーフ理論                                             

    ×       斉藤秀司      フェルマーの小定理       2009年度 授業解説動画                 太っている。11年後の姿と全然違っている。

    ×       斉藤秀司      行列と環                                                  つまら

    ×       松尾 厚      初等幾何複素数          シムソンの定理複素数による証明             初等的に証明しろカス

2022-09-12

anond:20220912130802

   刑事曲  作詞作曲  任介

   隠し通した刑法を盗んだこと あなたは笑って許したの

   かすむ熱帯夜はいかのこと 私は執行猶予にひざまづいた

  さいたまでも独り  高裁でも独り みじめではかなくてまるでワニ

    ちぎれた刑法ゴミとなれ飛んで行け 世間の考えからどんどん離れて行け

  どうせ保存年限で破棄されるゴミとなれ 忘れてしまえる傷口となれ

    息を殺してそれでもつまづく かたむいていた愛を許したの

  奇妙な旅路を振り切ってゆく いつでも取り調べて終わっていった 

    はがれた 刑訴法クズとなれさびてゆけ 世間の考えからどんどん薄れて行け

  どうせおちる定めに身を任せ 壊れてしまえる裁判所となれ

   泣くことも最後は花となるの すがることも最後は花となるの

  警察の罠  検察の罠  もう声にもなれ

弦葬曲いいよね

2022-08-17

パンパンでも

たった一口で、生きとし生ける者全てに幸せをもたらし

食への感謝を思い出させ

明日へ希望を紡ぎ

人と人との絆を固め

旅路を終える者すらも安寧に包まれ

世は喜びに満ち

平和が訪れる・・・

そんなパンって、なーんだ・・・

この俺に、そんなパンが作れるのか・・・

まあメロンパンワサビでも入れとけば、芸人面白いリアクションしてくれて楽しいかもな。

知らんけど。

2022-07-13

anond:20220713142711

田舎道路は全ての人にとって旅路の通過点に過ぎない。

道路 旅路 通過 というのが重なり過ぎでは。

 

田舎道は人々にとって旅の通過点に過ぎない。

だとどうだろう?

文章書いたかアドバイスをくれ。

人間が夜空を最も美しく感じるのは10歳のときで、それより歳を重ねると霞んでいく一方だという言説をどこかで読んだことがある。ふと思い出していくつかの言葉配列を用いて検索してみたが、原文は見つからない。私の願望なのかもしれなかった。

高校入学して初めての夏休み。昼下がりの会食を済ませたあと、中学時代の友人と共に町を歩いていた。田舎道路は全ての人にとって旅路の通過点に過ぎない。当然私たちにとってもそれは同じだったが、朧げにしか意識しなかったし、その必要さえもなかった。畑に埋め尽くされた景色の中で、過剰に舗装されたアスファルトの黒さが不釣り合いに見えた。

会話の間隙にそれとなく見上げた夕焼けの赤に瞼の裏がぬるく解けて、いやに清々しくなって、言葉を失った。そんな気持ちになるのは生まれて初めてのことだったから、これが青春かいうやつなのかなとか、半ば冷笑的に黙考した。その場には笑い声だけが響いていた。気づけば私も笑っていた。

ある状況の渦中にあることを認識するためには、そうではない状態を知覚する経験が不可欠だ。だから、ある幸せ存在することに気づくのは、消失へと向かうスペクトラムの萌芽に足を踏み出すのと同義なのである

歳を重ねると空や海に涙が零れるようになることだけは知っていたけれど、あの冷えた幸せ終点があることを想像するには私たちは若過ぎた。

17歳の秋に、初めて翡翠水平線を見た。修学旅行の2日目、沖縄の海だった。バナナボートに乗る同級生を尻目に、アトピー性皮膚炎のある私は象牙色の大粒な砂浜をひとり散策していた。平坦な床を歩くことに慣れた私には、踏み込むたびに不規則に崩れる足場が新鮮でたまらなかった。仄かな潮風が体を包むと、澄んだ笑いが漏れる。聞こえる笑い声はあの日よりもずっと多かったけれど遠く離れていて、波音が容易くそれをかき消した。自由になれたような気がした。今だけは隣で笑う人なんていなくてもいいと思えた。

太陽の眩しさすら爽やかだった。あの頃はそれほど偏頭痛が酷くなかったから、眼窩を抉る痛みを知らずに心を真白に染められた。

ずっと、海を見ていたいと思った。交じり合う碧色のゆらめきと地球の呼吸に身を委ねている時間は、何よりも心地よかったから。その日から私は、沖縄の海を憧憬している。

物体永遠の美しさを持ち得ることがないように、我々の審美眼も恒久ではない。その瞬間の網膜を最も鮮明に彩るものは何なのか、私たちの瞳には何が残されているのか、詮索せねばならないと思う。瞬きを注視しなければ、一縷の光はすぐさま通り去ってしまうのだから

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