はてなキーワード: 保証とは
https://www.odakyu.jp/notice/o5oaa1000001zdah.html
8月6日(金)20時30分頃、成城学園前-祖師ヶ谷大蔵間を走行中の車内において傷害事件が生じました。この度の傷害事件においてお怪我をされた方に心よりお見舞い申しあげます。
「傷害事件」であり殺人ではない、つまり誰も死なないことは小田急電鉄が保証しているんだよ
ネットだと誰も死なない小田急事件を無差別殺傷事件連呼して印象操作してるやつがいるけど、性の喜びおじさんが殺された事件のほうが1億光年倍重罪なんだよ
(これを書き始めた7月8日はこう書いていたのですが結果的にこの3週間後亡くなります)(ネタバレ)
トイレ掃除してる際、そういえばここ2、3日💩ないな、いかんのでは!?
と同居人に心配しすぎじゃないのみたいな空気だされつつ病院につれていく。
早い段階で連れてきてくれてよかった、と先生にいわれ飼い主として自信をつける。
その間に点滴の練習も受け自宅で皮下点滴ができるようになる。これでひとまずプロに打ってもらう技術料が浮いた。
1週間の短期間で先生から合格を貰ったのは私が初めてだそうだ。やったぜ。
ちなみに同居人は点滴の準備と輸液の注入(結構力がいる)、私はねこをなだめ動かないようにし注射針を挿すという役割分担をしている。
家では1日おきの点滴。
最初は経過をみる為、5日おきくらい通院したかな。その度に血液検査をする。
翌月からは月1通院。
血液検査 5,000円
ひと月分の輸液セット 5,000~6,000円
慢性腎不全用の療養食が3,000円(元々少食なのもあって1袋4kg = 1.5ヶ月分くらい)
約15,000~18,000円、が毎月かかる。
ちょっと検査項目を増やすと2~3,000円くらい上乗せになる。
我が家では月1万ずつ出し合い猫財布を作ってそこから出すようにした。
2人じゃなかったら詰んでたと常々思う。
飼い始めた時に入ったペット保険は2011年1月~毎年1回約2万円
2020年12月で契約更新不可になって、まあそれはそうだね預けた分は使い切ったしねという感じで2021年からは保険なし。
そんな感じで約2年、合間にクシャミが止まらなくなり風邪のような症状がでたり目やにが酷くなって点鼻が増えたりとたまに2万こえてうちのお嬢はお金がかかるわね……などと言い合う。
ねこの皮下点滴について。
うちのねこは50ccのシリンジで3本を1日おきにしてました。
初めのうちは、ギチギチのところに液体注入するので肩がムキムキになって強そうになりますが
中期後期になると腹水になりやすいので4本を2日おきに。
普段たるたるに2日くらいは輸液溜まってるのに、減り早くない?となったのが始まり。
食べてすぐに吐くことが増え、食べ直しては水を飲みすぎ(これは腎不全による多飲)を繰り返していくうちにご飯を食べなくなってしまう。
カリカリをふやかしたり大好きなおやつを目の前に持っていったり手を尽くすが、ちゅ~るもそっぽを向かれた時はもうだめだと思った。
調べたら「猫は36時間絶食すると肝臓への影響が急激に出る」とあり、これはやばいと定期検診の予定日前に病院へ。
病院に行くと凶暴になるねこ、抵抗する力もないのか唸るだけでされるがまま。
結果は卵巣のコネコチャンが入る管の部分に膿が溜まっていた。
犬猫の子宮図で解説してもらったんだけど人間とまるで違う形状なのでへー!となった。
で、その膿を除くための手術という手段があるのだけど、この子には麻酔に耐えられる体力がないからお勧めできないと言われテレビでよく見るやつだ……!!などと思っていた。
今この診察のイライラでお家帰ったらごはん食べ始めるかもしれないので見ててね、と言われアハハなどと言っていたらマジで帰った途端ごはん食べに行ったのでめちゃくちゃ笑った。ご飯食べたやったーーー!!!
錠剤を粉砕し、ちゅ~るに混ぜて食べさせようとしたら察しがいいのでちゅ~るまで警戒するようになる。直接口に突っ込む「投薬器」を買った。
結果、数値は戻りこちらの件はなんとか乗り越えました。
そう、腎臓です。
腎臓が悪化すると、腎臓から脊髄に「血つくって!」の信号が送られずひどい貧血に。
造血を促す注射を受ける。元は人用らしい。
赤血球の数値が上がるかを一週間くらいで見るとのことで翌週も通院。
の予定が何を察したのか隠れてまっったく出てこなくなったので薬だけもらいに行く。
「逃げる元気があるなら効果は出てるとおもうので、ねこも人間もお互いストレスないよう診れる時に診ましょう」と言ってもらえて泣きそうになってしまった。だいぶ焦りがあった。
月末、改めて病院。赤血球の数値はちょっと上がったけど、今までの残りが働いてこの後減るかもしれない、とこの日も注射する。注射をしても食事が出来ていないと血の素材が足りないのでご飯食べさせるのに必死。
以前はカリカリしか食べずウェットごはんに見向きもしなかったのにウェットじゃないと食べなくなる。
更に翌週、赤血球の数値が19→21でほぼ変わらず、効いていれば30台まではあがるとのことで、造血注射は諦めて食事を頑張る方向に。
カリカリを食べなくなってからはウェットごはんを小皿に入れて与えていたのだけど、ニンゲンが口元までごはん小皿持っていかないと口にしなくなる。
この頃まだ吐くし、寝ててもえづく音で起きてしまう。元々そばでひと鳴きするだけで起きて「ネコチャンどうした」するタイプではあったけど。
貧血で棚の上を歩いて足を踏み外すことも多くなり、フラフラしてるので心配で目が離せなくなる。
我が家は1階・2階のメゾネットタイプなのだけど、途中で動けなくなったら困るのでできるだけエアコンの効く1階にいてもらうようにする。ねこの拠点が棚の上だったので、床にダンボールを横にして置いたらすんなり寝転んでくれたのは助かった。まだ2階に逃げる元気がある。
食事量も減るのでトイレに💩あるとやったーーー!!!💩あるぞーーー!!と宝を見つけたかのようになるニンゲン、ねこに引かれてたと思う。
相変わらずごはんの摂取量が少ないので、リン数値を気にするよりもなんとか食べてもらおうと好きな味のちゅ~るとウェットのごはん混ぜては、昨日は食べたのに今日は嫌なんですか!?こっちに変えますね!!!!など試行錯誤。気まぐれが凄い。
空腹になると胃酸で吐いてしまうので、家にいる時は2~3時間おきにちゅ~る半分やウェットごはんを与える。2ペロで終わるときもある。食え。
🐱7月17日
2階で寝ていたのを1階の座椅子で寝るようになる。どこでも寝られるのが特技なのが役立つ。
これ以降、急激に痩せていくのがわかるようになる。
軽い。
骨と皮だけじゃんやだーーー!!!もっと食え!!4キロくらいに肥えてくれ!!
実際は2.5kg
しっぽの付け根あたり、骨盤部分が骨の形がわかるほどで、褥瘡が怖くて私の枕をあげた。
顔は元々ほっそりしてたので殆ど変わらないのが救いだった。
🐱7月22~25日
4連休の間、久々にネコチャンが「窓の外を見る」ことを思い出したようす。
が、この時にはいつも通り道にしていた30cm程度のテレビ台にも上がれなくなっている。
窓の前にある棚が定位置だけど、いつも前脚を肘置きのようにしてた窓辺の段差7cmが、ガリガリすぎて高くなってしまっていた。
厚めのクッションを置いたり、窓のサッシをタオルで埋める。窓辺に行くために棚を渡っていたので、窓まで緩やかな階段を作る。
窓辺に行きたそうな時は直接連れて行ったので、1回しか使ってもらう機会がなかった。
寝返りや体勢を変えるのもしんどそうにしているので褥瘡怖いしひっくり返すんだけど、一定の方向が落ち着くのかすぐに戻ってしまう。なんでや。
あまりに食べないので、1日1回注射のシリンジで強制給餌を始める。
とうとうこの時が来たかという感じ。
連休中、ちっちゃい💩1回みただけ。
強制給餌で食べてるのに出てないのまずいな、と思う。
🐱7月26日
🐱7月27日
ネコチャンの首輪に「Catlog」を利用しているのだが、昼から「データなし」になっている。受信機が1階で、2階にいると記録しないのは常なのだけど今回ばかりは話が違ってくる。気が気でない。最短時間で帰宅する。
こんなに緊張しながら家帰ったこと無い。
1階の引き戸が開いていた。最悪のパターン、1階にいながらデータなしは回避した。
2階、少し前までよく引きこもっていた押入れの奥で横になっているのを発見する。
生きてた。安心して泣いたけど、ねこはキョトン顔だった。おまえのせいだよ!!
気が気でない。
帰ったらねこはダンボール寝床で寝ていた。ちょっとくったりしている。
というかよくそんな状態で昨日、重めの引き戸開けて脱走したな!?!??
すっかりトイレには行けなくなってしまい、シートが濡れてないかを確認する回数が増える。
横になるのが嫌なのか、近くの隙間にはまって香箱座りになりきれてない体勢でじっとしている。
連休中、横になっていると前脚の先だけ曲げて上半身起こしてて、変な体勢するようになったと思っていたのだけど、あれは香箱座りしたくても内側に前脚をひっこめる筋力も無くなってたんだな、と前脚を伸ばしたままのねこを見て思い至る。
🐱7月29日
少し仮眠、と朝4時~5時半まで寝る。
ちゃんと息してるのを確認して安心するも、完全に横たわり、呼吸が浅い。
内蔵に負担がかからないよう抱いて、しばらく撫でていると急にむせ始める。
慌てて横に寝かせ、顔と体を撫でながら声をかけていると、一度大きくむせて、そのままねこは止まってしまった。
この間30秒もなかったと思う。
こんな急に動かなくなるんだ。ねこの目と口を閉じる。
直後に同居人が起きてきた。
あと1分早く降りてきてたら……と言っていたが見なくて良かったんじゃないかな。
私も抱かなければよかったのかなと思ったけど、この後どのみち強制給餌だったので抱いて撫でてる時で良かったのかもな、と思うようにしている。
ねこを抱き上げると、首がすわってない赤ん坊よりすわってないので完全脱力したねこは液体だった。
まだ6時にもなっていない早朝、ねこは亡くなりました。
こういう時ってどうるすん?市役所?という同居人に「こんなこともあろうかと、私は事前に頼むところを決めていました」とペット葬儀社のURLを送る。
勝手に決めるのも気が引けたんだけど、卵巣炎症の時点でもう夏保つかどうかの覚悟を決めていたし、それくらいのことを考えてて欲しかったのもあったので。あと夏だし。
春先に実家のねこが無くなった時は、母がお寺でお坊さんにお願いしてたけど、
午前中にいけるかと思っていたら、19:30の予約になったのでびっくり。
直前に同居人がもうひとりの人が休みだから休めない……などと言い出し
「なる……」
と半休だけでももぎ取るという話をした後だったので、全然余裕で仕事して帰ってこられる時間じゃん、と出勤していく同居人。そりゃ電車でカメラロール眺めてたら急に泣き出す不審者にもなろうよ。
その頃私は家で思う存分泣きたくねーー!!と叫びながらひとり号泣していた。
ネコチャンが拠点にしていたダンボールに10時間保つアイスノンを敷き、この時のために事前にストックを増やしていた保冷剤をペットシーツに包み、ねこのそばに入れていく。
片付けるか、と猫砂や爪とぎをゴミ袋に入れ、ねこのごはん皿や水皿、それを置く台を洗う。
いきなり全部片付けるのはネコチャンも「急になんで!?」ってなるかもしれないなと思って、袋に少し余ってた猫砂をトイレに入れ、水皿に水をいれて台に置いた。
ねこにも適応されるかは知らんが四十九日くらいまでは置いときたいな。
冷たくなっていくねこ撫でながらゲームしてた気がする。冷たくなっても毛艶が良い。さすがうちのねこ。
鼻や口から体液が漏れ出てくるのでキッチンペーパーをあてがい、汚れに気づいたら変えてあげた。
動物病院に電話したな。話してるうちに先生も涙声になってて、そりゃ動物好きじゃなかったら獣医なんてならないか~って
考えてるうちに話せなくなったので、また挨拶に伺いますと切ってしまった。
予約時間、葬儀社のスタッフが棺替わりの籐かごを持ってやってくる。ちゃんと絹みたいなきれいな布で、薄手の布団みたいな敷物もセットされてた。
小型犬くらい入りそうな大きさだったのででかい。ねこ横たわらせても半分くらい余る。お花もっと買っておけばよかったな、と笑ってしまう。
お清めや小さい数珠も用意されてて、スタッフが作業するのかと思ったらこちらがやるらしくて、あ、やっていいんだと思いながら体を拭いたり、前脚に数珠を通した。
抱けるのは最期なので、と言われ固くなったねこを抱く。冷たい。
カゴに戻し、お花やカリカリを入れていく。一番好きなおもちゃが「レシート丸めたボール」という超絶安上がりねこだったけどさすがに入れるのはやめた。
ワゴン車に備え付けられた火葬炉にカゴを置き、扉が閉じられる。
ねこの写真をAirDropでスタッフさんに渡したのでこの間に事務所戻ってメモリアルカード作ってくれてた。
生まれ日、没日、四十九日の日付入りのラミネートされたカード。
四十九日あとで調べようと思っていたので助かる。
小さい骨壷で帰ってきたねこ。
遺骨カプセルのキーホルダーもプランに入ってたようで用意してくれていた。
一層ちっちゃくなっちゃったねえ。
🐱8月6日
今受け持ってる中でも一番コントロールが難しい子だったので、本当によく頑張ってたと思います。って言われてそっか、頑張ってたのか。
朝6時半には出勤するので朝の投薬のために毎日5時台に起きたり、は意外と苦じゃなかったなあ。ごはん食べてくれない方がしんどかったしな。
写真を見せたり色々話してるうちに、今こんなこというのも何なんですけど……
といつかまたねこを迎えたくなったら保護猫検討してくださいね、うちも「子猫リレー」っていって預かってる場合があるので、と教えてもらった。
いつか機会があれば今度は多頭飼いしたいな。
🐈💨💨 💨 🐾 🐾 🐾 💸 💸 💸
6/10 ¥6,820 隠れて病院行けなかった日(2週間分の輸液セット)
6/30 ¥19,360 血液検査、造血促進の注射、輸液セット
7/7 ¥14,960 血液検査、造血促進の注射、輸液セット
7/23 ¥18,400 血液検査、造血促進の注射、輸液セット
検査内容が増減したり、輸液セットが1週間分だったり2週間分だったりで幅がでてる。
2ヶ月で¥74,698か……頑張ったな…
6/10はセミントラもあったんだけど、病院の先生が「1回うちのねこに使ったやつだけどあげますねー」ってくれたのでめちゃくちゃ助かった。30ml・6,000円するので(輸入品なので病院によって値段違うと思う)
病院に最後の挨拶行った時に余ってた輸液セット持っていったら返金してくれたんだけど1万5千円返ってきて笑った。多すぎ。
普段から失敗した時用に注射針の予備ももらうんだけど、私失敗しないので予備が減らなかったり、最後頻繁に行ってた時の差分が管理出来てなくてわちゃわちゃですよ。
ねこ財布に入れたままにして、今後は月5,000円づつ入れてってそろそろヤバそうな洗濯機や冷蔵庫やコンロがいつ壊れてもいいようにするんだ……。
まあこれだけかかるので、話題になった東大の「腎臓病の治療法を開発」は全てのねこ飼いにとって大きいんですよ。
この記事読んだからこれだけお金絡ませた日記書こうと思ったくらいなので。
「ネコの宿命」腎臓病の治療法を開発 寿命が2倍、最長30年にも 東大大学院・宮崎徹教授インタビュー
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070800906&g=soc
ねこの腎不全は高齢猫は高確率で発病すると言われているので、飼おうとしてる人は
きちんと保険に入るなり金銭面を盤石にしてから挑んでくれよな。
これまで何を書いてもホットエントリーに入らなかったが、今回入った。内容が的外れなら、入らないだろう。
きっと目に入って思うところがあって、そのまま放置するにも自分の心が許さず、否定してきているのだろう。それでも自分の心に嘘はつけないのに。
差別意識を持っていることは避けられることではないし、共存していかねばならぬことかと思っている。そしてそれ自体を悪とするのは違うと私は思う。私が言っていることが分からないというのは、そこに混乱したのかと思う。「この増田は差別意識を糾弾したいのだろう」と予想して読み進めても、一向に糾弾が来ないから。それはそうだろう、差別意識そのものを問題としているわけではないから。
読んでくれたあなたにありがとう。さらに、よく考えてくれるともっとうれしい。もしも差別意識が私の仮定で示したとおりに不可避だったとすると、世界は、どうあるべきなんだろう。何が真の問題なんだろう。
あなたがパラリンピックだけでも中止しろと言うコメントと、オリンピック中止しろというコメント、どちらもしているのなら、どちらにスターがついているだろう。スターは基本的にアンコントローラブルで、あなたの主張や意図とは別に、世界を映す。
こんな増田を見てどちらもコメントしている人を祭り上げるように急いでスターをつけても、あなたの心は変わらない。この増田を否定する声を増幅して自分の正当性を主張しても、あなたの心に影響しない。
差別とは、悪とは、生活とは、社会とは、人間とは。常に変わり続ける常識、それが正しい方向だと誰が保証できるだろう。声の大きなものを正としても、その大きさは、果たして本当の大多数なのだろうか。また大多数なら正解なら、マイノリティへの配慮とは。あなたは“正しいこと“を言えるのだろうか。“間違った者“を、“正しく“、裁けるのだろうか。
今の状況を見るとあの時医師会がROCK IN JAPAN FESTIVAL 2021の中止要請出しといて良かったなと。
あの時点(1か月前)で東京を含めた関東で感染状況がここまで広がると思ってた行った要請ではないとは思うけど、
ここ1週間の感染状況を見ると開催するという選択肢はまずありえないと思うし、
ホントの直前になってキャンセルするよりも、ちょっとはダメージは主催者側への抑えられていたのではと思う。
元増田さんは「民間調査機関がドイツ全体の新生児の10%が血縁関係がないと推計したよ」とおっしゃっています。
元増田さん的にはドイツの托卵率10%という数字の元ネタをこれだと推測しているのかもしれません。
しかし恐らく10%という数字は別のところからきています。その理由は、"托卵"率が10%と言うのが一昔前の通説だからです。
例えばLancetの1991年の論文MacIntyre & Sooman (Lancet:1991)では
"Medical students are usually taught that the rate is 10-15%; 10% is a figure widely used in DNA studies and quoted in standard genetics textbooks;"
医学部生は通常その比率(non-paternity rate: 非父系率=托卵率)を10~15%と教わります;10%という通説は広く範囲のDNAの研究に用いられ遺伝学の教科書でも引用されています;
と述べられています。1991年の時点でそう言われるほど人口に膾炙した説だったわけですね。
"We would guess that the higher estimates are probably exaggerated for the general population in the UK, but have no way to assess the accuracy of the frequently quoted figure of 10%. We would be interested to hear of any reliable data."
我々はそのような高い推定値が、UKの一般的な母集団に対して過大評価であろうと考えています。しかし我々はこの10%という頻繁に引用される通説の正確性を評価する術を持っていません。我々は信頼できるデータを求めています。
事実、比較的近年の研究では托卵率の推定値は1~4%程度(e.g., Anderson (Curr Anthropol:2006)、Voracek et al. (Psychol Rep:2008))、ごく最近の研究では1%前後(e.g., Greeff & Erasmus (Nature:2015)、Larmuseau et al. (Trends Ecol Evol:2016))と従来の10%と比べてかなり低く推定されています。
私としてはドイツに限った話じゃない"10%"という数値が、何の拍子かドイツ特異的な話になり、いくつかの逸話と一緒にネットロアと化したのではないかと推測しています。
ドイツの托卵率についての論文は3つあります。Krawczak et al. (Forensic Sci Int:1993)、Henke et al. (Forensic Sci Int:1999)およびWolf et al. (Hum Nat:2012)です。
Krawczak et al. (1993)では托卵率が16.8%、Henke et al. (1999)では50.2%とくそ高いですが、これは係争中の父子鑑定の結果です。「お前は俺の子じゃない!」と父子鑑定をしてそれが的中したパーセンテージですね。ドイツの一般母集団を反映しているとはとても言えません。
その点Wolf et al. (2012)は質が良く、ドイツの一般集団を反映していると考えられる研究です。
概要を軽く説明しますと、この研究は小児白血病患者とその骨髄ドナーのHLA型を用いて托卵率を調べたものです。
骨髄移植にはドナーとレシピエントのHLA型が一致する必要があるためデータ化されているのですが、このHLA型は親子の推定にも使用可能です。
時に皆さんは自分の子供が白血病になって骨髄移植が必要という時にまずどうしますか?そうですドナー登録ですね。
つまり、小児白血病患者とその骨髄ドナーのデータを使えば子と親の鑑定用DNAデータがセットで山と手に入るわけです。
さらに病気は人間よりかは平等ですので、バイアスも少なくなります。プライベート情報を削除してしまえばコンプラ的にも安心。
賢い方法ですね。
この研究の結果、推定されたドイツの托卵率は0.94% (95%CI: 0.33-1.55)でした。
Wolf et al. (2012)も完ぺきではありませんが、ドイツについて現状手に入る中で最も質の良い研究ですので、「ドイツの托卵率は?」という質問に対しては「約1%です」と答えるのが科学的な態度と言えるでしょう。
これは2008年です。2005年にあったのは別のもっとマイナーな改正です。
元増田さんの引用にもある"否認手続から独立した父子関係明確化のための法律/Gesetz zur Klärung der Vaterschaft unabhängig vom Anfechtungsverfahren"が発効したのが2008年なのです。
さらにややこしいのですが、これとは別に"遺伝的診断法/Gendiagnostikgesetz"、正式には"ヒトの遺伝子検査に関する法律/Gesetz über genetische Untersuchungen bei Menschen"というものもありまして、こちらは2010年に発効してます。
さらにさらにややこしいことに、勝手なDNA鑑定を禁止したのは"遺伝的診断法"で、"否認手続から独立した父子関係明確化のための法律"の方は"秘密の父子鑑定(当事者の同意を得ない遺伝子鑑定)"は証拠採用されないとされた一方で、裁判所からの命令があれば当事者が拒否してもDNA鑑定を命令できるという、双方向に配慮された法律なのです。
正式名称からわかる通り、遺伝子診断全般に関わる法律です。親子関係の推定については法律の"セクション3:親子関係を明確にするための遺伝学的検査/Genetische Untersuchungen zur Klärung der Abstammung"で規定されています。
要約すると
親子関係を明確にするための遺伝学的検査は、当事者(父、母、子)の同意を得た上で一定の資格を持つ専門家によって行われなければならない。無断でやったら罰金。
です。
ちなみに
これはシンプルでして、同意が必要な相手が未成年の場合、親権者が決定の代行者になります。父親が鑑定の請求者である場合、自動的に残った母親が代行者として同意/非同意することになります。つまり仮に母親が請求者だった場合は父親の同意が必要になるわけです。
この法律が求めているのは、遺伝情報という究極の個人情報を親とは言え勝手に使うな、あと品質の保証のない民間企業に頼るのはやめなさい特に家族が崩壊しかねない親子鑑定では、というもの。
近年の分子生物学の発展的にみて、いずれ必要となる法律であろうな、というのが私の評価。
これについて説明するには前提知識がいるので少し長くなります。
ドイツには法的父親/母親というものがあり、出生に合わせて自動的に決定されます。
まず異議申し立ての資格者は(1)法的父親ab、(2)受胎時に法的母親と親密(意味深)だった男、(3)子供、(4)母親、です。
「お前は俺の子じゃねえ!」という異議申し立ての他に「お前なんて俺の/この子の父親じゃねえ!」という異議申し立てもあるわけですね。
まず(1)による異議申し立てを裁判所に申し出る場合、親子関係に対する合理的な疑いの根拠を提示しなければなりません。
判例にもとづけば、
一方で「自分と(子供の)容姿が似てない」程度の疑いでは異議申し立ては認められません。
"否認手続から独立した父子関係明確化のための法律"が出てくるのはまずこのタイミングです。
この法律は合理的な疑いの証拠として遺伝子診断の結果を用いることを合法化しました。以前は証拠として使えるか曖昧(たいていは却下)だったのですが、この法律で基準の明確化とともに採用可能になったのですね。
ただしこのタイミングで提出する遺伝子診断の証拠には、母親(と子供)の同意が必要となります。同意のない診断結果を出しても証拠として採用されず、 2010年以降は遺伝的診断法に基づいて罰せられます。
そしてこのプロセスがつつがなく進んだ結果、最終的に裁判所が遺伝子診断による父子鑑定を命令します(既に遺伝子診断の結果が証拠として提出されていない場合)。
これは母親(と子供)の同意が無くてもできるため、これによってほぼ決着がつくわけです。
そして、この裁判所による鑑定命令もまた"否認手続から独立した父子関係明確化のための法律"によって制定されたものなのです。
初手秘密鑑定結果ぶっぱが封じられた一方で、丁寧に手続きを進めれば裁判所権限でDNA診断による親子鑑定をしてもらえるという点で、バランスの取れた法律であると思います。
以前は初手ぶっぱしても証拠採用されるのは厳しかったわけだから、異議申し立て側にとっては正味プラスでは?とも。
前述の父親認定に対する異議申し立てが成功裏に完了し、法的父親から他人に変わるとどうなるでしょうか?
元法的父親は過去に遡及して養育等の父親の責務として支払ったもの等々への請求権を得ます。
請求先は母親でも子供でもなく真の父親です。真の父親の払うべきものを立て替えてた扱いになるのですね。
そして真の父親は異議申し立て完了後、法律に従って裁判所が法的父親として指定します。法的父親の説明で挙げた(c)のことです。
しかし……真の父親はいずこに?それがわからなければ請求も何もできません。
知っているのはきっと母親でしょう。聞きださなければなりません。真の父親候補……"推定上の父親"を。
しかししかし、2015年に「母親に"推定上の父親"について話すことを強制するのはプライバシーの侵害である」という判例が出てしまいました。
流石にそれはちょっと……ということで、父性の異議申し立てが成立した場合、母親は"推定上の父親"について"重大な理由"が無い限り黙秘できないという法案が出てきたわけです。
まだ成立はしてなかったはずなので、この先どうなるかは分かりませんがね。コロナもいるし。
性別を転換する理由がその性の権利を得るためならば、変えるべきは個人の性ではなく社会であろう。もちろん身体の変化そのものを必要としているならば話は別である。女として扱ってほしい、男として扱ってほしいの男とは、女とは一体何を指しているのか。例えば元の性別を理由に何かを拒否された時、「男として、女として認められていないと感じる」という訴えをしばしば見かける。理想とされる対応、模範的な対応が性別によって決まるのは性別のらしさに囚われている考え方である。ある性別専用の権利を獲得出来ず不利益が生じた場合、それに対応する必要があるが、それは必ずしも同じでなくてもよいのではないか。
例えば、女性用のトイレに入りたい理由が「男性のトイレに入ることによる苦痛を避けたい」のであれば多目的トイレでその問題は解決され、さしあたって多目的トイレの普及が社会のすべきことである。だが女性用のトイレに入ることが女性だと認められるかというと疑問が残る。誰に認められたいのだろうか。法?法は戸籍を変更すればその性を認めるということになる。手続きに関する問題は解決すべきだろうが、ここで女性用のトイレに入れる権利を保証することがトランス女性を女性と認めるということにはならない。そもそもトランス女性というくくりがかなり広い状況を定義しており、「男の見た目で女子トイレに入れば怖い」というような反応が出てくるわけだが、この状態では女子トイレに入る権利を得たとしても、周りの人が女性だと認識してくれるわけではない。どこまでいってもトランスジェンダーというくくりから逃れることはできない。
トランス男性、トランス女性という呼び方を消してしまいたい人もいるかもしれない。ただの男性であり、ただの女性だと。だが男性あるいは女性というくくりが存在したままであることには疑問を抱かないのだろうか。その区別を消し去ることが出来ないのは、身体の性が消えることはないからだ(個人レベルではその限りではない)。もし今後、全ての人から生殖の機能が失われるのならば性に関する問題はかなり消滅してしまうのにと思ってしまう。
身体の性ではなく心の性の問題だ、と言われるとそんなものはないと言いたい。心に性は必要ない。身体の性にあった心の性がそもそも備わっているとも思わない自身の性に必要な機能を失ってしまった人の心のありようが変わるわけでは無い。性別とは肉体によっての便宜上のものでしかなくそれ以外の一切のことに性別という考え方を持ち込むこと自体を否定したい。
筆者の立場は、心の性を否定しているという点では心はどちらでもないという状態に属しているといえるかもしれないが、そもそも心をどちらかに決める必要あるいは利点を見つけることが出来ない。身体の性による恩恵や害を否定することは出来ない。それは事実である。だが心の性というものによる恩恵や害は解決可能だ。したいことをすべきでありそれが出来ない社会は間違っている。だから必要ない。今は必要かもしれないが、必要でなくなる社会を目指している。
性に関する問題において性的指向が残っている。生物としては身体の性では無い方というのが普通だが、(普通とはなんだ、という意見は尤もである。だが大多数がそうでなければ人間という種は絶滅する。別に絶滅でもなんでもしてしまえという立場なので、これは価値としての判断ではない)人を愛することに何か基準を設けても仕方のないことであるのでそれと心の性はやはり関係ないと思われる。
それでも心の性は必要なのか?もちろん今はまだ、それが救いとなることも無視できない。だからいつか、心に性というナンセンスな考え方を持ち込むことがなくなればいい。
高度情報消費社会での「消費者(=お客様)」扱いに慣れ切ったヘタレジャップは
賭ける(決断する)ことが出来ない。
そうとは限らんだろ?経験があっても一人じゃ回せない作業量だとしたら人手不足じゃん?
そんな一人前になれてない人間を何で元と同じ待遇で雇うわけ?仮に同じ業種だとして、そいつじゃ利益上げられないから潰れたわけじゃん
よくある話だけど、必ず待遇が下がるわけでもないよね?
発送がはじまってから十日もたってやっと接種券がとどいた。
すぐにサイトにアクセスしたがどの会場もどの医院も満杯でワクチンの予約が全然取れない。一昨日も昨日も今日も予約をとるためだけに時間をついやし仕事も家事もしていない。今朝は大規模接種会場の予約が10時からはじまるので9時からサイトにアクセスして待っていたが10時になった瞬間予約枠は満杯となった。つぎの予約受付は10日後だ。自動入力ソフトでも使わない限りおそらく予約はとれないだろう。デルタ株が異様な拡大をつづけるなかオリンピックが強行されついにオーバーシュートに陥った。私は生き残ることができるのだろうか。死ぬ覚悟をしておいたほうがいいのだろうか。
かんがえてみれば私も馬鹿だ。政府や行政を信用しすぎることは危険だがとくにこの10年近くは政府や行政の文言はことごとく嘘なのでほとんど相手にしてこなかった。それなのに何を根拠にワクチン接種の予約がとれるなどと思い込んだのだろう。そんなものとれるわけがないではないか。なにしろワクチンがないのだから。ありもしないワクチンの接種予約をつづるということは1回あたりの予約数が極端に少ないことを意味する。もしかすると予約枠などもうなくなっていてそれを隠すために予約サイトを空回りさせているだけかもしれない。
むろんいつか私にも接種の機会は来るだろう。たとえばいま見ている集団接種のサイトによれば2022年2月ならば予約枠が空いている。そんな先まで私が感染せずにいる保証などどこにもない。けっきょく私は野垂れ死ぬ覚悟をしたほうがいいのかもしれない。働き手の私が死ねば家族は露頭に迷い凄惨なことになるだろう。それだけは防ぎたいのだが防げないかもしれない。
イケメンで年収1000万円以上で背が高い男性と書くと、将来そうなることができる男児が生まれるが、その結果が出るのが20年以上後になる。
ライフノートは生まれることを保証するが育つところは邪魔が入らなければその通り育つというだけで、意図的に妨害するとノートに書かれたことが実現しなくなる。
ライフノートに書かれた複数の人物の間に競合が発生すると書かれたことが無効になる。
100億人分をジェバンニすると地球の人口が一晩で100億人増える。赤ん坊の姿で。100億人の赤ん坊がちゃんと育てばライフノートに書かれた通りになる。
もうみんな感覚麻痺してきて、対策適当になってきてる感がすごいヤバい。
自分はデルタ株はガチでヤバいと思ってるので、ワクチン2回打つまでは今の生活を変えるつもりがないのだが、最近衝撃的な光景を見た。
ゴミ出しをしていると、マンションの管理人のお婆ちゃんに話しかけられたのだが何とノーマスク。
「私ワクチン2回打ったからマスク外してるの」と言われて腰が抜けそうになった。(当然管理会社には改善を求めて通報済み)
そんなことがあったので、食料品の買い出しとかの時に周囲の人たちを意識して見るようになったのだが、全体的に対策が適当になってきてる感がすごいヤバい。
自転車に乗っている人は8割がたマスクつけていないし、歩行者でも3割方はマスクのつけ方が適当になっている。(鼻出し or アゴマスク)
近所のコンビニでも、いつの間にか店先の消毒用アルコールが無くなってるし、何というか悪い意味でコロナ禍の生活に慣れてきてるのがよくわかる。
きっと世間一般では『みんなが対策してるから対策する』的な人がマジョリティで、デルタ株の実行再生産数のヤバさとかを自分で調べて気を引き締める方が少数派で、だからオリンピックの華やかさや周囲のルーズな人の空気に流されてどんどん対策が適当になっていくんだろうな。
最初の緊急事態宣言の時のようにマスコミがガンガン危機感を煽って、適当な対策したら自粛警察に絡まれるくらいの緊張感がないと東京のコロナは収束しないんじゃないかと思う。
【追加】
3日前に書いた増田が朝起きたらメチャクチャバズってて正直ビビってる。ブコメ読んで色々思うところがあったので追記
マスクと熱中症については臨機応変に対応すればいいと思う。真夏の工事現場とかは現場の判断で良くねと正直思ってる。
だけど、自分の観測範囲はマンション→スーパーまでのせいぜい5分程度の距離かつ都心ターミナル駅に向かう私鉄沿線の住宅街で人混み多いエリアなのでめちゃくちゃ気になってな…
アゴマスクで大声出してるオッサンとか、ウレタンマスクで鼻出しのお姉さんとかよく見るし、横を通り過ぎるのが正直恐怖なんだよ。東京都心部のコロナ感染リスクは間違いなく過去最高なのに、自分はまだワクチン未摂取で周りの警戒心緩んでるとなると恐怖感マシマシだよね…
自分は初回ワクチン予約日までまだ2週間以上あって、2回目の接種は9月になりそう。で、今のところ都心部の人口あたりの累積感染者数は全人口の2%とかそんなレベルだけど、今の感染爆発を考えれば今後2ヶ月で人口の5%(23区で累計50万人程度)くらいは行くんじゃないかと踏んでいる。確率5%の不幸に出くわす確率って無視できないレベルだと思うんだけどな。
そんなわけで自分はマスクし続けるけど、対策緩めたい気持ちも実はわからなくはない。2年連続でゴールでワンウィークと夏休みが潰れるのは許容し難いし、引きこもりのストレスも溜まってきてる。去年は控えていたソロでのアウトドア今年はやっている(去年の夏は万一ケガした時に医療機関の負担になるからやめてくれとかSNSでよく言われていた)ので、正直言って対策緩い人を糾弾できる立場でもないよなと思う。
長くなったけど、緊急事態宣言出すだけでみんなが気を引き締めたりっていう状況はもはや望みようがないだろうから、より実効性のある対策(緊急事態宣言の全国発令で危機感上げる、飛行機新幹線ホテルのキャンセル料保証を国が持って夏の帰省を控えてもらう)が必要なんじゃないだろうかと思っている。
やっと夫婦の年代でもワクチンの集団接種予約ができるようになった。
夫婦で一緒に打つと2人とも腕が上がらなくなったりすると困るということで、とりあえずはずらして打つことは事前から決めていた。
ところで、集団接種会場は年齢に応じて段階的に予約を開始しているが、ワクチン予約のページを見ていてふと気づいたことがあった。
もしやと思い、電話予約を受け付けている病院に電話で聞いてみる。
答えはNO
多くの人がミスリードさせられていると思うが、あくまであの年齢制限は集団接種会場に対する制限であって、個別予約会場はその会場の判断に委ねられるということだ。
接種券が届いても、まだ自分たちの年齢の接種がはじまらないとまっている人は、とりあえず最寄りの個別接種会場に相談してみることをお勧めする。
かくして自分は集団接種会場の最短予約可能日よりも二週間近く早く接種予約を取ることができた。
ただし、予約日程は先方の指定通りのみで、特定の日時を指定することはできなかった。(たまたま自分はコロナの影響で融通しやすい状況にあった。)
これ幸とその時点で妻に勧めたところ、やれパートの日程が、子供の予定が、と、日程調整可能な集団接種の予約開始を待つという。
その時点で引っかかるものがあったが、そういうならば仕方ない。
それから一週間。
受付開始は0時。
一旦予約を促すも子供寝かせるのにそんな時間まで起きてられないとのこと。
日程だけ指定してくれれば代わりに取っておくよ、に対しても煮え切らない返事のまま子供を連れて寝室へ。
翌朝も予約を取る素振りも見せずに朝の支度を始める。
予約状況をサイトで確認してして、「今ならまだ8月中空いてるよ」と話しかけても、また曖昧な返事。
自分が出社するまで予約を取る様子は全く見せなかった。
なんとなく予約状況をサイトで確認してみると最寄りの接種会場はすでに8月末までいっぱいに。
自転車で行けなくないくらいの会場なら、まだ8月半ばに空きがある。
まさかと思い妻に予約確認のメールを送る。それも、「最寄りがいっぱいでもし予約がまだならちょっと遠くの会場なら8月中に打てるよ」とアドバイスを入れてだ。
いやいやいや。お花畑かよ。
連日のワクチン不足の報道、その上で今日の感染者数を見て、危機感とかない?
政府も通常医療に制限をかけるとか言い出してて、医療逼迫が明らかな状況。
今まで感染しなかったからって、これから感染しない保証なんて全くなし。
むしろ今までの対策に効果がなかったからこれだけ感染が拡大してるってなんで考えられない?
メールじゃダメだと思って、家に帰ってから直接話をすることに。
いいよ。いくらでもキレろよ。あなたが人工呼吸器のために挿管される姿なんて見たくないよ。
少し遠い会場で、8月半ばの接種予約ができたとのこと。
この後に及んでまだ「予定がー」とか「暑いのに遠くは嫌だ」とか口にする始末。
こういうのが正常性バイアスっていうんだなとまざまざと痛感した。
パートだってレジ打ちの接客業なんだから、感染したら給料どころの話じゃなかろうに。
たかだか数時間、一日数千円のためにワクチン接種を先送りにする意味がわからん。
ワクチンを打っても感染の抑止は少ない。なのにワクチン接種した人は重症化のリスクが減るから行動制限を無くしていく。
そんな世の中でワクチンを打ってないことがどれだけリスクになるか考えればすぐにわかることだ。
がっついてワクチン打つ必要なんてないけど、順番が回ってきたならそこは頑張ろうよ。
もう少し合理的だと思っていたが、常に夫にマウントとっていたいだけの私は忙しいアピールと不機嫌アピールには流石にがっかりした。
それでも予約が取れて良かった。
きっと世間にもこういう対応で心が折れかけている人がたくさんいるんだろうな。
見たくもない一面を見てしまったり、副反応のことで後で鬼詰されたり、接種を勧めたことなんて一生感謝されないこともわかってるけど、それができるのが家族なんだと信じてコロナぶっ潰してやりたいと思います。