はてなキーワード: キッチンとは
数年前の怖い話書く。心霊系では無いしましてや人間怖い系でもなくただ自分がマジで怖かった話。
ちょうど今ぐらいの時期。
要は年度末で公私共に忙しい頃だったんだけど、私は忙しい時期をまとめて処理したいタイプなので、何を考えたか保険に加入する予定を、ギツギツのスケジュールに捩じ込んだ。
電話で聞いたときは二十分くらいで手続き終わるらしいし、さっさと済ますか〜くらいの気持ちだった。
で、その手続きの日時なんだけど、退勤後の遅めの時間を希望して伝えていたら、予想外に残業が長引いたりで、日にちはズルズルと後ろ倒しになっていった。
その過程で、約束の20分前にキャンセルの電話を入れるようなことが1回。
「この時間なら電話出られます」と伝えておいた時間にかかってきた、日にち相談の電話をろくに聞かず、「こっちから連絡します」と切ったのが3回。
予定が片付かない苛立ちと、後半になってオーバーヒートしていく忙しさにちょっと感覚が麻痺してた。
でも当時は本気で、なーんで今連絡してくっかな…確かにこっちもそう言ったけどさ…忙しいとも言ったじゃん…こっちの身にもなってよ……と、不満タラタラで応対してた。
そんなんでも最終的には段取りが決まり、私にも「今日ならいけそう」という日が来た。
当日、3つのことを確実にこなせば、かなり余裕を持って退勤できるはずだった。
でも実際は、聞きたいことがある人には電話は繋がらなかったし、すごい些細なことで書類に不備出すし、散々だった。
残ってる業務を引き剥がすようにして約束に間に合う時間に会社を飛び出たけど、そんな風に急がなきゃいけないことに「保険なんかの予定をいれるから」と半ば憎悪のようなものを抱いていた。
自宅での約束だから自宅に帰り、担当者が来るまでの数十分、服も着替えられずすごくイライラしながら待ってた。
さっさと終わらせたい一心で、待たされてる気分で待ってた。
打ち合わせした時間のきっかり5分前にピンポンが鳴って、ちょっと不安そうな声音で◼️◼️会社の◯◯ですって聞いたときは、ああベテランじゃねえなこの社員、と思った。
予感は当たって、玄関先に立ってたのは、私より一回り以上若いけど、不安と緊張で老けてる女性だった。
彼女のちょっとオロオロしたような態度は苛立ちMAXの私の癪に障った。
なんていうかな、悪い子じゃないんだけど鈍臭い感じというか。
そこでその営業員が帰ってれば何も私は言わなかったと思う。思うんだけど、営業員は申し訳なさそうに「簡単なアンケートご協力いただけませんか」と言ってきた。
そこで私はカッとなった。
心に余裕が無くて、嫌な奴になった。
「あなたさあ、5分前に来たけど、本当はもっと前に着いてた?」
「そうですね〜。道に迷うかと思ってもう少し早めに着いてたんですけど、あんまり早すぎるのもご迷惑かと思いまして…」
「は?着いた時になんで電話くれないの?普通電話入れるのがマナーでしょ。もう夜だしさあ。待ってたんだよねこっちは」
言ってしまった。
苛立ちは一旦吐き出すと止まらなくて、私はネチネチ責め続け、新入社員っぽいその営業員は真っ青になり、謝り続けた。
「こちらの不手際により不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません」
「いや〜どういう感覚してるの?こっちは時間を絞り出してるってのにさ」
「そうですよね。貴重なお時間をいただいているのに誠に申し訳ございません。このようなことはもう二度と無いようにいたします……」
分かる人には分かると思うけど、その時の私は自分の苛立ちや怒りで頭がいっぱいで、周りが見えていなかった。
相手の反応を、まったく気にしていなかった。
それで終いには、
「あなた本当に無理。どうかしてる。本当に無理です。無いです」
と言い放った。
そこでやっと弾切れ。
泣いてりゃこっちも良心痛むわ〜困るけど。とか、今思うと私も異常なこと考えてたんだけど、視界に映ったその営業員の様子が、私にはひどく異常に見えた。
目をじっと見開いてて、まるで私の顔や言葉を記録してるみたいだった。
ピンとした背中はちょっと前傾してて、座ってるんだけど今にも飛びかかって来そうな感じがして。
さっきまでの不安げな色は消えて、ロボットみたいな無表情で、こっちを見てた。
勿論、目を見開いてたのは涙を乾かすためだったかもしれないし、背筋がピンとしてたのは緊張してたからかもしれない。
でも、私はなぜか反射的に「あっ殺される」と思った。漫画みたいなこと言うけど人の押しちゃいけないスイッチ押しちゃった感覚というのかな。
相手の雰囲気がいきなり変わる体験なんだけど、手のひら返しとはまた違う威圧感だった。
まだ旦那帰って来てないわ。
とか、どうする?どうする?と、脳みそはぐるぐるしてるのに、体が強張って動かなくなった。
すごく覚えてる仕草なんだけど、彼女の目がちょっとだけ寄り目になって、元に戻った。
それで「本当に申し訳ございませんでした」と、しっかりした淀みのない声で言った。
なんかね、唇の動きも変なの。芋虫が這うみたいな、別の生き物みたいな感じ。
私は1秒でも早く彼女と2人きりの状況を脱したくなって、帰すことにした。なんて言って帰ってくれと頼んだのかよく覚えてない。すげー早口でまくし立てた気がする。
その中でもその子の動作は覚えてる。すごい綺麗な所作してんの。堂々としてるというか。無敵状態レベル。
彼女はもう最初のイメージぶち壊れるくらい、洗練された動きで静かに玄関出て、「お時間いただきありがとうございました。失礼いたします」と、揺るぎない声で言った。
で、唇がぐいんと動いて笑った。
目眩がした。
ドアを閉めて覗き穴から恐る恐る見たら、彼女のあの、制御されたような表情が、数秒こちらを見ていた、気がした。
彼女が本当に怖かった。
彼女は私の本名も住所も電話番号も勤め先も知ってると思うと、胃のあたりか締め付けられる感じがした。
暫くしても、その恐怖は消えなかった。
残業して、人通りの少ない夜道を帰るのがひどく不安になった。前は、残業へのイライラばっかりだったのに。
風呂から上がったら、旦那が彼女に殺されてる心配に駆られた。また、服を脱ぐ無防備な時間が嫌になった。
過去に起きてる衝動的な殺人事件について、バカみたいに調べた。
夢に彼女が出てきた。ロボットみたいな無表情が割れて、恐ろしい顔で襲いかかってきた。「いつでも殺せるんだよ」と何度も囁かれた。
彼女の鞄には包丁が入っていたんじゃないかと、今となっては分からない被害妄想に付きまとわれた。
彼女に殺されると思った。
疲れてた時期だし、ちょっとノイローゼ気味だったのはあるかもしれないけど、今までの人生であんなに怖いと思ったのは初めてだった。
彼女が私に向けてるのが「殺意」だと感じて、私に明確に殺意をもっている人間が存在している事実が、たまらなく恐ろしかった。
私が男だったらまた違ったのかなあ。生意気な表情してやんのとかで済んだのかなあ。
タイトルの通り。
<メリット>
・初期費用が抑えられる
家具家電付きなので、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機を買わずにそのまま入居できる。これはありがたかった。その代わり、家電の古さや新しさは自分では選べないのでここはややデメリットかな?とも思う。わたしは気になるところではなかった。
・収納が多い
1番ベーシックなタイプの部屋に住んだのだけれど、とても収納が多くて助かった。備え付けのベットスペースの下は大きな収納スペースになっているし、テレビの下やクローゼットも大きかった。
・案外隣の音が聞こえない
レオパレスといえば壁が薄くて、三軒隣のくしゃみすら聞こえるなんて話もあるぐらい。だけど、両隣に人がいてもほとんど騒音らしいものには遭遇しなかった。たまに隣の人のいびきが聞こえるくらい。それでもかすかにだし、わたしは全く気にならなかった。
<デメリット>
・キッチンが狭い
IHとシンクの間がほぼ無く、ものを切ったりするスペースがないのが残念だった。具材を切るときは、スイッチを入れる前に全て切ってからでないと鍋やフライパンが使えない。シンクもすごく小さい。
・ネットが遅い
ネットが遅く、夜になるとうまく繋がらなくなる。動画を見ていても止まることもしばしば。これはうちのアパートの回線が弱いという可能性もあるけれど、住んでてこれはデメリットだった。
・お風呂のお湯の調節が難しい
よくある42℃なんかで固定されてお湯が出てくるわけでは無く、お湯と水をひねって自分で温度を作るタイプのシャワーだった。だからうまい塩梅だったとしても、途端に冷たい水になったり、熱いお湯になったりとその時々での差が激しかったのが難点。追焚きなんかもないので、いちいち張っては抜き、張っては抜きなのがもったいない。
こんな感じ。よく言われている壁の薄さは本当に気にならなかった。いびきだって、4年のうち聞こえたのは数日だし、それ以外で隣の部屋の声や音が気になったことは一度もなかった。単にわたしの住んでいた環境が良かっただけかもしれないが、想像とは大きく違った点であると思う。
そんなこんなでこれから新社会人になるけど、新社会人になってもレオパレスに住みます。
これからもよろしく。
キッチンの掃除したら食器洗い洗剤の濃縮ボトルほぼ満杯のが4本出てきた。だいぶ辛かったようだ
食洗機かったら解凍に皿が必要な冷蔵ご飯を食べれるし、ちょっとした料理作れるし、割り箸にゴミ袋を突き破られないし、自己嫌悪しないですむ
食洗機開発活発になってほしいな
病院とかへ行って、検診してもらったことはない。けれど、思い当たる節だらけなのだ。
そして、親もおそらくうちの子は発達障害を抱えていると思っているであろう、というところがさらに胃の痛いところなのである。
この前置きで察すかもしれないが、異常に人からどう思われているかが気になる性質である。大体ネガティブに想像してしまう。臆病になって、言いたいことが言えなくなる。
これはおそらく中学でいじめられていたせいのところもあると思う。小中ではいじめられていじめられた。恐らくコミュニケーションに難があったのだろう。(まあ難があってもいじめる側が悪いと思う)
今は当時いじめてきた側とも仲良しで、表向き人間関係の問題は抱えていない……が、人との距離感の取り方が異常に下手だ。静かに輪の外にいるタイプである。そーいう奴って、ハブられないけど相手にもされない。
おごられるのとかが異常に下手で、誰かに頼るのも下手だから抱え込みがち。
同時に二つをこなす器用さがない。よく慌てて失敗してしまう。異常に飽きっぽく、課された課題をスムーズにこなせない。アドリブに弱い。
こういう色々が細かく重なっていて、一つ一つは些細で、誰でもよくあることなのかもしれないが、発達障害の気がしてしまう。
幼い頃に、母に言われた。「できないことは出来ることでフォローするしかないのよ」
その通りだと思って素直に受け入れてきた。けれど大きくなってから、キッチンでホコリを被ったADHDの子供への接し方の本を見つけた。そこにそのまんまのことが書いてあって、わかってはいても気が重くなった。
やっぱり自分は、普通の人にできることができない人間なんだ。それがひどく苦しい。末の妹と仲が悪いのだが、それさえ、そんな愚かな自分をバカにしているんじゃないかと思えて、一人で勝手に落ち込んでしまう。
人は誰しもADHDの気質があって、それが色濃い人のみがそう扱われるのだとよく言う。そうだとおもう。けれど、人より劣っていると言葉にすることは本当に苦しいことだ。
今後もこれに向き合わなくてはならない。だからどこかに文に吐き出してしまいたかった。
自分は人より劣っているところがある。けれど、自分は自分を好きでしかたがない。楽しいと思えることをしている自分が大好きだ。
だからといって、自分の欠点で人を傷つけたり、人と上手く接することができないのは良くない。できないことが多くても、私は人に愛される自分でいたい。誰かを愛して、誰かに愛されたいのである。
社員は15時出勤で始発に乗れない、休憩は30分で月6日休み。
休憩時間以外はひたすら歩き続ける感じ。
給料は平だと最低賃金ギリギリ、店長で手取り25万ぐらいだと聞いた。もちろん残業代など存在しない。よく店長がこの会社は社員の給料で利益を出しているとぼやいていた。
あと業務外で全体会議や社本を私費で購入してレポートを書く宿題が有り休日だろうが義務らしかった。
3ヶ月以内の離職率は5割を超えていた。残った人間も4人ほど飛ぶ(連絡を断ち失踪)のを目撃した。
2人は家庭が有りお子さんが生まれたばかりの人も1人いた。
働いている間はプライベートなど存在せず休日は疲労を取るためにひたすら寝る、もはや辞める転職するといった判断をする余力すら残っていない感じ。
大学出たばかりのいい若者が数ヶ月で死んだ魚の目になっていた。1人が過労死して騒いでいるが就職中に死んで無いだけでその後の人生が完全におかしくなった人間は多数だと確信する。
自分が働いていた時にワタミは2〜300店舗はあったはずなのでその数を考えると恐ろしくなる程だ。
*以下追記*
何故そんな視えているブラック企業に入社するのか疑問に思っている人が見受けられるので当時の状況を記しておく。
当時のワタミフードサービスは東証一部上場直後、正に飛ぶ鳥を落とす勢いで渡邊美樹はカリスマ経営者、実際使い古された飲食店チェーンという業態でとんでもない数字を叩き出し
また本人もその状況を最大限に利用しメディアに多数出演、有名作家にお金を積んで自らの半生録を執筆依頼、出版するなどセルフプロデュースの先駆けのような事を行っていた。
それらと大規模出店計画、事業拡大のタイミングを合わせ大量の人材を確保していたのである。
佐川で100万貯めて裸一貫で起業、東証一部企業の創業者社長まで登り詰めた生きる伝説が天下布武を行うので我に集えと大号令をかけたのだ。
それはもう成功を夢見る人達が大量に集まった。多かったのは独立志向の強い中途採用のおじさんで聞いても無いのに社長の半生録を見て入社したと教えてくれる人が多かった。新卒も中途も来るもの拒まずみたいな感じだったが信じられないかもしれないが新卒で同志社と早稲田卒を1人づつ確認した。早稲田の方は1月で去ったが。
実際大規模に事業拡大計画が有るので幹部も沢山必要なので高学歴が入社するメリットは十分に有った、社内ブルーオーシャン状態なのだから。
何故こんなにバイトが詳しいのかというと働いた店が地域進出の足掛かりとなるフラグシップの大箱で研修施設でも有った、高校時代から個人経営の飲食店キッチンで4年はバイトしていたのでチェーン店の調理は余裕が有り観察していたからだ。あと今考えても異常な環境だったので強く印象に残っているのも当然有る。良い社会勉強になったと思う。
バイトの待遇に関しては極一般的であったし社員教育としてアルバイトの人も当然顧客で有り最高の広告塔であると周知していた。(そういうビデオを更衣室で社員が観てた)
コンロのグリルで焼いている
食パンの両面に軽く水をかけて
(ほんとは霧吹きが欲しい)
表面がカラカラになって
一部がきつね色~みたいになったら
ひっくり返して反対も焼く
キッチンペーパーでつかんで半分に割る
このときパキッと割れて中から湯気が出てくる食パンは好みの食パン
とてもうまい
バリッとふかふか
ちょっとななめになって中身がみょーんとなるのは
ちぎりにくいけどこれはこれでうまい
もちもちする
まだそんなに数を検証してないけど
表面のカリカリだけになって
どれも同じだとおもってた
ちなみにトーストしないパン部門ではくるみパンが永遠の1位です
めちゃくちゃうまかった
目覚めた
いままでパン屋さんに行くことはあっても
でもうまい
何種類も味があるアイス屋さんのバニラ味が美味しいのと同じなのかもしれない
今日は近所のスーパーに入ってるパン屋さんで買ったホテル食パンを食べてみた
実際焼く前から油っこいかんじでマーガリンの香りがしてふっかふかだった
甘さ控えめ半生ラスクだった
美味しいラスクのような味だった
インテリアブログとかインテリア雑誌とか読むのが好きで今は壁紙を自分で貼り替えるのにハマってる。
ネットで輸入壁紙とかずっと見てる。とりあえずトイレと玄関の壁紙は貼り替えた。あと洗面所とキッチンとリビングと廊下と寝室も貼り替えたいという欲望がとめどない。暇さえあれば壁紙のこと考えてる。でも輸入壁紙って高いからなかなか買う気にならない。1ロール(10mとか)で2万とか5万とかするのもある。さすがに5万のは候補から外すけど。海外だといくらで売ってんのか気になる。別に国産壁紙でも良いんだけどさ。国産壁紙はメーター400円とか。どんだけ〜。なんか輸入壁紙の方がテンション上がるよね。洒落てるし。国産壁紙はカタログの写真が舐めてんの?って程小さくて買う気になれない。基本業者向けで業者は現物見て選ぶんだろうけど。
とにかく四六時中壁紙のこと考えてる。イラストのも良いなとか、リビング中レンガ柄にするかとか、寝室を森みたいにしたいとか、日によって変わっちゃうんだけど。壁紙キチガイって感じで疲れる。
ッあぁ~~~これ書いたら大人の人にめっちゃ怒られるかもしれない。でももういいや。もういい。もう嫌だ。だから書きます。 口調とかもあまりきれいじゃないかも、ごめんなさい。 私は自分が絶対に正しいとは思わないし自分と違う考え方の人に対してどうこう言うつもりもないのでそこだけご承知願います!
人間って生まれてからたくさんのものを獲得して生きていくものだと思ってる。 たくさん選んでたくさん捨てて積み重ねてきた時間がその人を作る、よく聞く話。そんな中で生まれた瞬間から決まっていてどうしても覆せないものって一つだけある。
親
って言われているもの。誰から生まれるか、どこで生まれるかなんて誰も選べない。
逆に親も子を選べないのもまた事実で、これを皮肉って『ガチャで出てきたはずれが自分だ』みたいなこと言う人もたまに見かける。
そういうわけで『親を好きになれなかった』話について。
その引っ越し、自立とかきれいごと抜かしてるけど親との同居に限界を感じて決行したものだった。 実家がどういうところだったか、少しだけ書くと 2017年夏(当時20歳)の時点で
•自分の部屋がない
•昼間は机が置いてある2.5畳の仕切りのないスペースで生活
•就寝は祖母と一緒の布団
•窓を開けてはいけない
•カーテンも閉め切る
•オーブントースターの温度設定は使い終わったら母親の使う温度に戻さなければならない
などなど。
母親も祖母も私がいうことを聞かないとすぐに怒鳴り散らすのでとにかく怒らせないように生活するのに必死だった。それで今でも大声で人を怒鳴りつける人が苦手。
これでも成人してよくなったほうで小学生頃なんか今思えば地獄度段違い。
母親が19の頃にデキ婚で私が生まれて小学生のころに離婚していて、次の男が一時期実家に住んでいたこともあった。いわゆる『ママの彼氏』。
「これから私たちの生活を支えてくれる人」って紹介されたこと。
誰だったんだろうあいつ。
見た目的にはホストっぽかったけど今となっては素性はよくわからない。 私が8歳当時なら母親はちょうど30手前くらいで離婚もしてまだまだ遊べる年だったんだろうな、と。
最初のほうは仲良くしてたと思う。私の目の前でいちゃついてて、それ見てたら男が母親いじめてるみたいに見えて止めに入ったら怒られてのけ者にされたりした。懐かしいなぁ。 そんな生活も長くは続かず1年経たないうちに仲が悪くなって男は出て行った。
そっから家に男が入ってくることはなかったので本当に父親という存在を知らずに育ってきた。 だから好きになった人や付き合った人に父親みたいな安心感を求めがちなんだって最近になって気づいた。
祖母も同居することになったのはそのあとで働く母親の代わりに家事全般をやってくれた。 それだけでも本当は感謝しなきゃいけないというか、感謝はしてるんだ。それは本当。 働いて私を育ててくれたのは母親で、そのことも理解しているつもり。
祖母は祖母で私が拒食症になって口に入れたもの目の前で全部吐き出してしまった時はブチ切れて木の棒で全身あざだらけになるまで殴ってきたけど書くとさらに長くなるから割愛。(重視すべきは体調不良よりも作ってくれた親への敬意 という考え方)
そういうわけで『産み育てた恩があっても殺す権利はない』というのが持論で、言ってしまえばこの世に生まれた瞬間から、 へその緒を切られたその瞬間から私は母親の体の一部ではない一人の人間になったはずなんだ。 その事実を『感謝』とか『育ててくれた恩』とかとごちゃまぜにして見えないところに押し込むことは私にはできなかった。
そして労働に費やした分子供と親が触れ合う時間が減ることで親子という関係に不具合が生じるのもまた事実だ。
私は本当に親がわからない。
親もしばしば私のことを「わからない」と怒鳴りつける。
今歩み寄れないのは間違いなく幼少期に信頼の基盤がつくられていないからなのにまるで私が親を突き放しているかのような物言いで、 そこに「親不孝者」という便利な言葉を着せてことあるごとに罵られてきた。
母親の中には親子とはかくあるべし、という理想像があって、何もしなくてもそこに収束するのが普通だと思っているようだった。 だから自分は普通で私が異常なんだと言って私を矯正したがった。
生まれて何年たっても私はまるで親の一部かのように扱われていた。 いい学校に入っていい会社に入っていい大人になるための第一歩として幼稚園のころから通信教育の教材をやらされた。 幼稚園の頃病弱で、入院している私のベッドのそばで
「こんなに頭の悪い奴なんか見たことない!」と叫んで帰っていく母親の姿はなぜか今も鮮明に思い出せる。
小学生のころは学校のすぐそばに煙草を買いに行かされて、同級生に見つかって噂されて、勇気出してそれが嫌だと親に伝えたら 「身勝手な奴だ」と怒られ、「親のためにこんなこともできないなんて」と貶されたことがあった。
服は短くても1週間同じものを着せられてた。長いと1〜2ヶ月くらい同じものを着てたと思う。当時皮肉抜きで「その服本当に好きなんだね」って言ってくれた友達のことをたまに思い出す。大人になっても1度着た服を洗おうとするとめちゃくちゃ怒鳴られた。
私はとにかく母親の思い通りにならないと怒られてた。当時はよく泣く子供で泣くとさらに怒られた。 私が大きな声を聴くと自然と涙が出てくるなんてことを親は知らないみたいで、もうそのころからまともに意思疎通をはかろうなんて気持ちすら持てなかった。
中学生になるとひたすら成績を気にしだした。テストの成績はクラス順位5位以内でないと怒られた。「他の人はできるのにお前は何でできないんだ」が常套句だった。
幸いそのころは勉強が楽しかったので学校の成績は良かった。 しかし受験勉強が始まると私は親ではなく私のために勉強しなければならなくなった。過去問は学校のテストよりはるかに難しくて思うように点数が取れなかった。 もう手一杯で親のご機嫌取りのために数字を気にしている暇なんてなかった。数字が下がると怒鳴る頻度は上がって以前みたいに勉強が楽しいと思えなくなった。
結局中学の好成績を生かして公立の高校に推薦で入学した。 ひざ下まであったスカートをひざ丈まで上げたら烈火のごとく怒られた
「そんな恰好をするな!不良め!誰とつるんでいる!」 挙句の果てに「そんなに妊娠がしたいか!」と。 スカートの丈をひざまで上げただけで。 意味がわからなくて怖くてたまらなかった。
親のなかでは
ひざ丈のスカート
=男にもてたい
=恋人ができる
=セックス
=妊娠
という式があるらしい。
一番成績がいいのは1組、悪いのが7組だと信じて疑わなかったので3組になったときも説教された。いくら違うといっても聞く耳は持たなかった。
大学は必ず行け、しかし国立以外許さないと言われた。自分でも裕福じゃないのはわかっているから学費の負担を少しでも減らしたくて志望を国立に絞った。 しかしここでも親の謎理論は炸裂、大学に行ったこともないのに「私大は頭の悪い人間が行くところ。落ちこぼれが金で大卒の資格を買っている。」とご高説を垂れる。 この辺まで来るともう物事の判断がつく年齢になってしまった私には親のめちゃくちゃな説教は気持ち悪くて仕方なかった。 知らないものをぼろくそにこき下ろすのも、進路の悩む私に寄り添うどころか選択肢を狭めて重圧をかけるのも鬱陶しい。
結局興味のある分野に近いコースの国立大に入学して3年が経とうとしている。 実家から離れた大学に通うことも気に入らなかったらしい。 「もっと近くにあるだろうが」
帰りが終電になればまた怒られ、
「美術なんかやって何になるんだ」
といった風な小言も絶えなかった。
掘り返せばきりがないくらいこの手の嫌な思い出は出てくるのでこの辺にしておこう。積もり積もって今の私を形作っている思い出たちだ。
場所もない、理解もない、朝は母親と祖母による自分の悪口で目が覚める。 ストレスばかりが溜まって心も体も限界だった。
2年次の後半はほとんど学校に行けなかった。 家にいると親に対する嫌悪感で頭痛や吐き気が止まらなかったので出来るだけ外にいた。
学校終わりはバイト、予定のない日は大きい本屋をうろついてたまに本を買って近くの喫茶店で読んだ。
もうどうしようもないと思って3年次は休学手続きを取って1年間フリーターみたいに働きながら家を出た。
講評の当日深夜につらくて泣きながら教授に「授業を休ませてください」という旨のメールを送った日からもう1年が経ったらしい。
実家を出ることに関しては強行突破でかまわないくらいの心意気だった。 どのみち自分には帰る場所なんかないのだから居場所を作るしかないと思ってのことだった。
親には一言も伝えずに休学、
お金を貯めて部屋まで決めて、
もう後に引けない状態で家を出ることを伝えた。
自分の判断能力と精神的の限界、苦しみ続けた20年間を鑑みてもうこれが自分に残された最後の、そして最善の手段だと思った。
「自立したくて家出た」なんていうと「行動力があるね」と言われることがあるけれどその実
ただ「実家にいたらいつ精神崩壊するかわからないから生きるために逃げ出してきた」くらいが正しいんだろう。
少なくともこの半年、
「家に帰りたくない」なんて1度も思わなかった。
時間潰すために夜の公園で電池なくなるまでスマホいじることもなかった。
自分だけがいる部屋で誰の目も気にすることなく笑ったり泣いたりできた。
窓を開けて部屋の換気ができた。
たったそれだけの事だ。
私はたったそれだけのことをするのに21年苦しんだ。
春の暖かい風が部屋の中に吹き込んできたとき「生きててよかった」と心から思った。 ようやく自由になれた気がした。
家を出たら出たで大変なことはあるけど、少なくとも今のところは後悔なんかしていないと言い切れる。 誰かが掲げてた『苦労はできるだけ少ないほうがいい』という主張はまったくその通りだと思う。 部屋の窓を開けるのに21年かかるなんてばかばかしくてやってられない。
ただ、21年かけて開けた窓からは確かに未来が見えた気がした。 自分の人生はこの1度きりしかないのだから、自分が幸せになるために生きなければもったいない。
4月から大学に戻る。仕送り0で学びながら働きながら「家賃を払わず整形手術のローンを組む同居人」と共生、というか矯正。それから休んだ1年分の学費を貯めなければならないのでやることは山ほどある。大好きなお絵描きができないかもしれないがそういうフラストレーションは学校の課題へのモチベーションに変えよう。
レールを外れて生きていくっていうのはそれ相応の覚悟が必要で、残念ながら社会はそういう人間には優しくない。
こんな文章垂れ流したら知らない人に「この程度で甘えんな」「自分なんかもっと大変だ」「大学まで行かせてもらってるくせに」って言われそうだけどそれでもいいや。
・自分のことを自分でしない人間(特に男、母親に甘やかされてるから)が多いこと
職場で、他人に自分のコップを洗わせる男とか、何考えてるんだか…
男に自分で自分のことをやらせない、本人にやらせたらいいようなことまでやってしまう女も問題だと思うけど。
若い世代は違うと思いたいけど、40代以上の男は、母親が専業主婦で何でもやってくれて当たり前、家では妻が専業主婦で何でもやってくれて当たり前、みたいな人間がいるから、ゾッとする。
自分で自分のことをできない・やらないことを恥ともなんとも思ってないその感覚に、嫌悪感を感じる。
異常に慣れ過ぎてるんだろうな、日本の異常な環境でしか生きられないような人間。
よく見かける、「一人暮らしなら調理が大変ですが」「一人暮らしなら面倒ですが」とかって言葉も、一人暮らしじゃないなら誰か他の人がやってくれるという前提で書かれてて、気持ち悪いな、と。
一人暮らしじゃなくても自分で自分のことをやるのが当たり前の社会なら、そんな言葉は出てこないでしょ。
親元に住んでたら誰か(主に母親)が面倒なことをやってくれる、という前提があるから、そういう言葉が当たり前に使われるんだろうけど、それって異常だし、気持ち悪いな、と。
自分のことは自分でやれ、と思うし、自分のことを自分でできないことを恥と思わない価値観、自立してないことを恥と思わない価値観は、馴染めない。
ずっと実家暮らしでも恥ずかしいと思われないのも、自立を求められない社会だからこそ、なのかな。
親に依存して、大人になってそれが終わったら会社に依存したり子供に依存したり。大人になっても親に依存したままの人間もいるし。
男は会社に経済的に依存して(終身雇用だから、クビになると生活に困る)女は夫に経済的に依存して(子育てで正社員を辞めると正社員に戻れないから、夫に依存することになる)そういうの、不健全で、気持ち悪い。
そうやって、何かに依存してる自立してない人間が多いのも、日本が病んでる理由の1つかな。
自分のスキルで、どの会社でも通用するような人間になる、という、自立した働き方ができないの、中途採用前提ではない社会、害が大きいと思うんですけど。
その組織じゃないと通用しない人間、その組織が無くなると困る人間を量産して、長時間労働や終身雇用のせいで、子育てで正社員を離れたらもう正社員には戻れないから、夫がいないと生きられない人間を量産して、労働環境にメリットが見出せない。
そんな、働く側にメリットが少ない労働環境だから、ますます労働者は病むし、消費は落ち込むし。
労働環境が変われば、消費も回復して、景気も回復するのかなー…
働き方改革とか言いながら、長時間労働と非正規の量産を変えるつもりはないみたいだし、この国はどこに向かいたいのか、理解不能。
CMだったり、商品パッケージに女の絵が描かれてたり、そういうの、男が買うのを躊躇するからマイナス効果になる、って思わないのかな?
これは女の人が使う商品ですってメッセージを出して、男に買ってもらえないより、女の共感に訴えかける方が、メリットが大きいから、なのか?
テレビは見ないけど、たまにTVerでCMを見かけたら気持ち悪いと感じるし、日用品(キッチン用品)のパッケージに女の絵が描かれてる商品が多いのも、気持ち悪いと感じるし。
そういう、家事労働は母親の仕事という洗脳があるから、家事労働をやらなくていいと思い込む男が量産されるんだろうなと思うけど、イクメンとか言うなら、CMとか商品パッケージとかも考え直したら?って思うけど。
今のままじゃ、母親の仕事というメッセージが強すぎて、男が入って来づらいだろうし。
会社は男の領域、家庭は女の領域というメッセージ・洗脳が多すぎて、嫌になる。
・男が女を見下しても許される風潮
これが一番異常だよね、女性差別が許容されてる現状。
見かけても諦めて流す女性が多いから、男が自分のしてることの問題に気付かず調子に乗る、っていうのがこれまでのパターンだから、流さず、おかしいことはおかしいと言っていくことが必要だけど…
当たり前に差別発言をしてくる男が多すぎて、嫌になる。
差別が当たり前になり過ぎてる、この国の文化として、女性蔑視が長く続いてきてるから、その感覚で、当たり前に言ってるんだろうけど、それが問題だってなぜ気付かない? と、頭の悪さにイライラする。
そういう男ばかりではないけど、そういう男が多すぎるから、日本で女として生きてたらストレス溜まるよな、と。
男を憎んで、男を記号としての男としてしか見えず、1人の人間として見えなくなっても、仕方ないよな、と。
だって、男どもが、女を1人の人間として見ずに、記号としての女としてしか見てないから。
男は女を記号として見て、決めつけて、偏見に塗れた見方をしてきて、差別してきて、見下してきて、と、最悪だけど、そんな男どもを記号としてしか見えない、一括りに「クソ男」としてしか見えない、私みたいな人間の見方にも問題はあるんだろうな、と思う。
今月ようやく予定が何もない日だったので一日中寝て過ごした。
起きたのは夕方過ぎ。
寝過ぎたせいか、頭が痛い。
近くのスーパーが閉まる前に着替えて外に出た。辺りはすでに真っ暗で、ひんやりとした空気が頬を撫でた。
早く春になってほしい。
ボサボサの髪を手櫛で直しながらスーパーの自動ドアを通ると、目の前に飛び込んできた赤。
普段なら全く誘惑されずに他のコーナーに行ってしまうのに、何故か今日は立ち止まってしまった。
そんなに好きなわけではないのに、気づいたら手にしてカゴに入れていた。
本当は夕御飯の後のデザートに食べるはずだったのに、その前に一つキッチンで食べてしまった。
まずは料理を作ろう。それも、いつもの義務感に迫られる料理ではなく、自分へのご褒美のための料理。
まずは何が食べたいのかを決めるんだ。すでに料理はここから始まっている。
今の自分の気分はどう?夜になったらどんな気分に変わっている?
自分の胃袋には限界がある。この限られた胃袋の中に、何を詰め込んだら幸せになれるのかをじっくりと考えるのだ。
お腹が空きすぎていてはいけない。すぐ作れて食べごたえのあるものをばかりが食べたくなる。
まずはお腹を温めるために、インスタントでもかまわないからスープを飲もう。
それと少しの炭水化物。パンでもおにぎりでもクッキーでもいい。そうしてお腹を温めて、脳にも糖分を送るのだ。
ゆっくりと深呼吸をして、リラックスした気分で自分の心の奥底と会話をする。
「今日は何を食べたい?」
食器棚を思い浮かべて、食べたい料理にふさわしいお皿をイメージする。
次に一緒に飲む飲み物を考える。一杯目に何を飲んで、二杯目からは何を飲もう。
グラスはどれにしようか。一人で食べようか、誰と食べようか。
その食事が自分にとって一番のご褒美になるように想像をふくらませるのだ。
料理名とレシピだけでは選びきれないほどの結果が表示されるので、そこに一言、自分の好きな食材やアレンジ、めんどくさがりさんは”簡単”とか”火を使わない”とかを加えてみるといい。
そうしたら次に買い出しだ。
いつものスーパーで人混みに揉まれるもよし、せっかくのご褒美なのだから普段は買わないようなお店に言ってみるもよし。
それだって外食に比べればたかが知れている。なにせ自分へのご褒美なのだ。ここでケチる必要はない。
お買い物が終わったら少し休憩。
もし疲れたとおもったらお昼寝も大切だ。先にお風呂を済ませてしまうのもいい。
美味しい料理を食べるためには、肉体にも最高のコンディションが求められる。
疲れて急いで作ったのでは料理も美味しくならないし、体も美味しさに鈍くなってしまう。
味気ないご飯なんてそんなもの。料理の味そのものより、その時の空気やコンディションのほうが味には大きく影響するものだから。
さあ。準備はできた?
せっかくのご褒美をどんな演出で食べたらふさわしいか考えてみて。
テーブルセット、照明、BGM、一緒にみるテレビ番組、映画、静寂だってかまわない。
そして次に大切なことは、これから作る料理、できたてをすぐに食べること。
ゆっくり呼吸を整えて、何から手を付けて、何で終わればぴったりに食べることができるかをよく考えよう。
料理ができて最後に残る調理器具は、思い切ってあとで片付けるように諦めよう。
今日の料理は自分へのご褒美なのだから明日の自分に甘えてしまおう。
いよいよ実食!
出来た料理が美味しくても思った味と違くても、今日一日頑張った自分を褒めながら食べよう。
自分のために頑張った自分を自分が褒めなくて誰が褒めてくれるというのか。
いつもなかなかもらえないけど、何よりこれが一番のごちそうさま。
明日の朝の片付けが少し面倒くさいけど、明日の自分にも先に「ありがとう」といって放っておこう。
過去と未来がつながって、すべての自分が自分のために一生懸命になるから。
そうして心も体も栄養を蓄えたら、また未来の自分のために頑張る。
料理は数ある自分エコシステムの中でも飛び抜けて優秀なものだよね。
おすすめは、ちょっとむずかしい煮物、スパイスから作るカレー、失敗しない鍋、ホットプレートでなんでも焼肉。
スイーツも楽しいけど、かなり難しいからいきなりはおすすめしない。
最後に簡単でメンタルにも効果的なステーキの作り方を置いておくね。
用意するもの
・塩、胡椒
・肉の片面にまんべんなく胡椒を振る
・フライパンを温めて、大さじ一杯程度の油を敷く
・油が温まって水のように柔らかくなったと思ったら、胡椒を振った面から肉を焼く
・アルミホイルを肉の大きさより2回りほど大きく切って、肉の上に軽くかぶせる
・強火のまま3~5分待つ
・アルミホイルをどけて肉をひっくり返し、塩を肉の重さの3%ほど振る(300gなら10g)
・再びアルミホイルを乗せてそのまま強火で2分ほど焼く
・お皿を用意して、肉を一旦お皿に移す
・フライパンの油をキッチンペーパーで拭き取り、再びフライパンを熱する
・胡椒を振った面から再び肉をフライパンに乗せて、アルミホイルを被せて強火のまま3分焼く
・アルミホイルをどけて肉をひっくり返して1分ほど焼く
・お皿に移して完成
フライパンはとりあえずそのまま。さっさとお皿をもってテーブルに直行。
でも、油を敷かないと鉄板では温度が上がりすぎて炭化してしまう。
かと言って油が残るとあとで重たい。だから表面をカリッとさせるために油のあるなしで二度焼き。
短時間でここまで幸福度が振り切る料理も珍しいってくらい簡単にうまくできます。
美味しさに占める味覚の割合って、実は2~3割しかないそうですよ。
他の7~8割は、それ以外の要因。
誰とどこで誰が作ったものをどういう出会い方をしてどんな雰囲気の中で食べるか。
先味(料理との出会い方)、中味(食事中)、後味(食後)、全てが揃った料理と出会えると、人は幸せを感じるそうです。
いつも頑張ってる自分への最高のご褒美を見つけてください。
大学時代の友人に子供が産まれたと連絡を受け、お祝いがてら友人宅にお邪魔した時のことである。
友人の結婚式以来なので、奥方も交えつつお互いの近況報告や思い出話などに花を咲かせていたら晩御飯の時間になり、そろそろお暇します、いやいや食べていってよ、というやり取りを繰り返した末、半ば強引に食卓につかされてしまった。
聞くと今日はカレーだという。あくまで固辞の姿勢を崩すまいとしていた私の心はその一言で大きく揺らいでしまった。私はカレーが大の好物なのである。
冷蔵庫から奥方が一晩寝かしたと思われる鍋を取り出し、レンジにかけるのを眺めながらそろそろ私も結婚しようかなと当てもない決意を固めていると、熱された鍋からカレーの匂いが漂ってくる。
筈であった。
大便の匂いがする。大便以外に例えようのない匂いがキッチンを満たす。カレーと聞いて刺激された食欲が急速に萎んでいく。リビングの向こうから赤子の泣き声が聞こえる。この状況に対する動揺を訴えようと友人を見ると、友人は幸せそうに奥方のエプロン姿に目を細めつつ、泣き始めた赤子をあやしに席を立ってしまった。
恋は盲目というが視覚だけではなく嗅覚も麻痺させるのかもしれない。
そんなことを考えていると逃げる間も無く、皿に盛られた白米および大便、否、カレーが目の前に出された。まさかと私は目を疑ったが、茶色いそれは匂いだけでなく外観も大便であった。挽肉と人参の微塵切りが入ったドライカレーと信じたいが見た目は体調の良い時の大便をペースト状にしたものと相違なく、匂いもその感覚を補強して余りある。
「変わってるだろ、うちのカレー。ちょっとした隠し味を使ってるんだ」友人が赤子を抱き抱えながら自慢気に話す。
「まさかそれは…」流石に奥方もいる前で大便などと口走ることは出来ず私は言葉に詰まる。ぐつぐつとカレーの煮える音がやけに大きく聞こえる。
「あら、あなたの分のルゥがなくなってしまったわ。ちょっと出してこないといけないかも。お客さんがくるならもっと用意しておいたのに〜」奥方の不穏な発言に私の動悸が激しくなる。出して…?
「ぼくのをつかっていいよ」赤子が急に自らの足で立ち上がりオムツを外そうとする。
「いやいや、ご馳走されてばかりでは申し訳ない。一飯のお礼になるかは分からないが私のを使って欲しい。これも出産祝いということで」
私はすくっと立ち上がるとトイレに駆け込んだ。
で、いいなーとか、かっこいいなーとかで衝動買いしてしまったものの中で、
使えなかった見かけ倒しのものを書いてみる。
ただ、使用感とかは個人差あるので、俺は微妙だと思うけどあなたには素晴らしい!ってこともあるので、あくまで参考程度に。
1万円以上の包丁買うならパウダーハイス鋼の包丁が切れ味、長切れともにおすすめ。
○棒状シャープナー
シャッシャッってやるのかっこいいけど、
下手な人がやると研ぐ前よりも切れなくなる。
切れ味も大して長持ちしないので、ちゃんと研ぐなら普通の砥石。
かっこいいんだけど、火力が弱くて
全く炭火の良い感じの焼き上がりにならない。
部屋の中でやるのもNGなので、使うシーンが少ない。
本気でハマって週1とかやるようになったら、スチールの箱型のでっかい燻製機がいいよ。
テフロンより持つかなーと思って買ったけど、
熱くなりやすいんだけど安全防止機能の関係ですぐ加熱できなくなる。
火力が安定しなくて使いにくい。
まだ、あるので後で追記するかも。
<追記>
おお。仕事で見てない間に、思った以上に伸びたので、
追記してみます。でも、見かけ倒しなものはだいたい出しちゃったので、
買ってみてやっちゃったなーというモノをただただ列挙していきます。
ちなみに、地雷ってわかりそうなものなのに何で買うの?バカなの?
新しい料理ができる!!みたいな誘惑に勝てないんですね。はい。
○長寸胴
長い寸胴は家庭用キッチンではとにかく使いにくい。
○マジックブレード
3000円だったので買ってみたのだけど、全然細かくできないし、すぐ止まっちゃう。
これも書いてる人いたけど、キャベツピーラーもやめた方がいい。
どうやっても細い千切りにならないよ。
スライサーなら、「ベンリナー」の一番大きいモデルが使いやすい。
仕事柄玉ねぎ50個とかスライスすることあるけど、これ無しの作業考えたくない。
○手動式ミンサー(ひき肉機)
ひき肉を自分で作ろうと思い、まずは手動の安いやつを購入。
結果全然目詰まりしてひけない。そもそもハンドルが重くてうまく回せない。
ひき肉アタッチメントを使っているけど、とても快適。
○フードドライヤー
1ラウンド10時間以上かかっちゃう(その間温風をずっと当て続ける)、
仕上がりもお店で買うドライフルーツのようなイメージしてたんだけど、
ドライフード試してみる人はオーブンから始めた方がいいと思う。
○冷凍食品用糸のこぎり
巨大な冷凍肉を購入した際、小分け解凍できないもんかと探してる時に、
これは使えるんじゃないかと!買ってみたけど、結果、全然きれない。
1発でブレードがボロボロになる。(肉もイケます!みたいな宣伝文句だったのに)
これ以降スーパーのアイデア用品売り場のものは購入していない。
脱気口のついた専用の袋から空気を吸うことで真空にする真空パックシーラー。
見た目はおしゃれでよかったのだけど、袋が専用品でネットじゃないと買えない。
衛生的に使いまわしにくいし、袋のサイズが固定ってのはいただけなかった。
はぁはぁ。思い出したら悲しくなってきた。
よかった奴は、そのうち別増田で書くことにするよ。