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はてなキーワード: 申請手続きとは

2024-11-12

anond:20241112185234

そういうクソなチェックは、ダブルチェック止めてトリプルチェックにしましょうとか

馬鹿文系事務が考えた最強のチェック方法()やってるからだろ

フォーマット変えるとか、申請手続き変えるとかなんもしねえんだもん

2024-08-15

anond:20240814233647

補助金だの、なんとか手当だの、申請手続きがクソ面倒くさいから手伝えたらいいなと思う。子育てに専念できる環境を整えられたらと思う。ただし!どんな生き物も産後直後に下手な手出しをしたら育児放棄してしまう!だからお金を送るのが無難で正解かもしれん!

2024-06-08

訪問先でひどい冗談が聞こえた

昨日のことだ。今でも思い出して腹が立つ。ちょっとだけ文句を言わせてほしい。

私は水道工事店で働いている。事務仕事だ。みんなも、水道業者に行くことがあれば、窓口に事務員の人がいると思う。私はあれである

その日は、道路関係工事申請手続き京都府庁に行っていた。そこで、ひどい冗談を聞いて腹が立った。

申請の窓口に行った際、付近会議机のところに何人かの職員がいた。私が申請書類審査を受けている最中、打ち合わせをしていた。

書類審査が終わるあたりで、その打ち合わせもちょうど終わった。そうしたら、会議机にいた若い人~中高年の職員冗談を言っていた。

憶えている限りでは

あんた、エクセルの置換機能ばっかり使ってたらあかんで。文章の全体の意味を考えんと」

申し訳ないです!すんません。置換ばっかりしてました~」

「気いつけや」

「でも、電車の中ではしてませんからね!」

「なにをいうとるんや、お前は~」

※ほかの職員さんは笑っていた

電車の中では、チカンはしてませんからね」

バスの中やったらしとるんか~」

「今度挑戦するかも~」

※また笑い声

私は痴漢被害に遭ったことがある。それこそ、子どもの頃から何度も。心の底から怒りが湧いてきた。

でも、取引先ともいえるところで声をあげるわけにいかなかった。

あの人たちの冗談は、冗談ではないと思う。人を傷つける冗談だ。

この気持ちをどう言っていいかからない。でも、とにかく間違ってると思う。

配慮を欠いていて、すごく悔しい思いがした。

追記

とりとめのないお話ですいません。

どうしても気持ちが収まりませんでした。

悔しいです。

2023-06-22

anond:20230622202718

将来福祉の世話になりそうなのは役所への申請手続きを手伝ってもらう際の社会的心理的ハードルを下げるために共産党(立憲や社民は将来残存しているか不透明

氷河期の上澄みは自民党

別に迷うことはないと思うが

2023-06-20

ストラテラはあまり効かなかったのでコンサータを試してみることにし

ADHDと診断され、ストラテラを飲むようになってから2ヶ月が経過しました。大人の発達障害で処方されるもう一つの薬、コンサータ比較するとゆっくり効いてくると言うことだったのですが、40mgを1日3回、合計120mg飲むようになった今でも正直飲む前とあまり変わっていない印象です。小学生の頃から気になっていた昼間の異様な眠気もそのままです。

飲み始めの頃は若干思考クリアになった感はあったのですが、2ヶ月経った今では飲んでも飲まなくても頭の中がごちゃごちゃしてる感覚や、仕事中に感じる焦燥感そのままです。一応今週土曜日にもう一度病院に行く予定があるのですが、ストラテラ・・・というかそのジェネリックと一緒に即効性があるコンサータも処方してくれると言うことなので試してみたいと思います。ただ3割負担でもけっこう高いので、診断書をもらって自立支援医療申請手続きもやっておこうと思います(一応手帳の方も申請するつもりですが、診断からまだ半年経過していないので早くて今年の10月くらいに手続きをすることになりそうです。

2023-02-27

anond:20230227005134

単に、自分申請手続きができる親に支給する、じゃいかんのだろうか

障害あってもその補助まで手配できる人ならあとは自由にしてくれって話だし

2023-02-05

大阪高裁平成26年6月12日は,行政書士交通事故被害者と締結した自賠責保険申請手続き書類作成等の準委任契約は,弁護士法72条に反するものであり,公序良俗に反するため無効であるという判断しました

弁護士訴訟費用がより大きい裁判に持ち込もうとするし、それが減ってしま被害者請求手続なんか引き受けるわけないだろ

被害者請求して5級が認められてから訴えるのと、等級なしのときに訴えるのとでは、訴訟費用は全く異なる)

 

裁判所と弁護士が共同で利益上げようって判例

司法試験に出るだろうね

2022-08-30

絵は描くのが好きな人はいっぱいいるしやりたい人だけやればいいものから別にわざわざAIに描いてもらう必要ない

でも確定申告は「確定申告大好き!」っていう人そうそういないんだしさっさと自動化されて欲しい

どうせ開発するなら「今のところどうしても人力でやるしかないが、人によっては自分でやりたくない」ものの分野で発展して欲しい

面倒な申請手続きとか自動運転とか

2021-11-28

anond:20211128113433

待期期間

日本場合

倒産解雇などの会社都合で離職した場合には、失業手当の申請手続きから1週間の待機期間後に失業状態認定され、雇用保険に加入していた期間に応じて失業手当を受給できます

アメリカ場合

アメリカ失業保険の待期期間は、州により異なりますが、0~1週間です。

どっちも変わらんよ

アメリカだって失業証明する手続きはい

2021-11-03

生活保護について学校で一度も教えないという闇

平成生まれだが小中高で一度も生活保護制度について教わったことがない。

存在すら教わったことがない。

教科書にも載ってなかった気がする。

今はどうか知らんが。

これって闇を感じるんだよな。

せめて教科書の1ページにでも生活保護制度とその申請手続き方法とか載せればいいのに。

弁護士ケースワーカーを同行させ担当者との会話を記録して水際作戦しやがったらYouTubeなどにバラまくぞなどと脅すと受給確率がアップするライフハックなども併せて。

そんなに知られたら困ることなのか。

2020-10-07

天才が見たい 1/2

幼いころの記憶は、2歳ぐらいから残っている。初めて乗った三輪車、初めていった遊園地でのヒーローショー、流行に乗って買ってもらったローラースケートファミリーコンピュータ。皆覚えている。

幼稚園の頃には、既に自分他者とは異なる存在であることを認識していた。

幼稚園でやることは何もかもが退屈だった。何度同じことを教えてもらっても文字を読めない、たとえひらがなであっても自分名前を書けない。そんな同い年の園児達に辟易していたし、先生の言うことも最終的に言いたい・結論の読める、そんな通り一辺倒の話しばかりで、毎朝幼稚園に通うバスに乗る時には苦痛を感じていた。

ある日、そんな苦痛の発生源から「近所の公園落ち葉拾いをして、その落ち葉ちぎり絵を作りましょう!」と言われた。他の園児たちは落ち葉をかなり細かくちぎって、造形でギリギリ判別できるかどうかの「おさかなさん!」「おはな!」「おかあさん!」といったの作品を作って先生に持って行っていたが、俺は「いやいや、落ち葉で作るんだから落ち葉である事を活かせよ」と思い、少し捻くれた形をしたカエデ落ち葉を1枚と、他にも大量の落ち葉を拾って、「人喰いおおかみをやっつけた人が、その証としておおかみの右手バイクに積んで村に戻っているところ」という作品を作った。

作ったちぎり絵先生に見せた時、「これは・・・バイク・・・・・・手?」という反応をされたので、それは人の手では無く、怖くて悪い人喰い狼だと説明した。その際に俺は「これは他の人間にも説明必要だな」と何故かひとり勝手確信し、画用紙に黒のクレヨン物語を描き始めた。最初は延々と文字だけで説明していたが、文字だけだと寂しいので、余白に挿絵もつけた。

「悪くて怖い人喰い狼が現れて困っている村人たちのところに、腕利きの猟師がやって来て・・・」という、何とも陳腐な筋書きではあるが、画用紙を10枚以上使ったと記憶している。

俺のちぎり絵物語幼稚園話題になり、その年のお遊戯発表会の題材にもなった。先生は「やっぱり主役の猟師役は増田君がやるべき」と言ってくれたが、主役はガキ大将のS君に決まった。かけっこなどの身体を使う類いのことはからっきしだったので、俺はそれで良いと思った。

発表会は結構うまくいったようで、いつの間にか俺の「作品」達は、「画用紙に書いた物語と一緒に区役所に飾ろう」という話まで出て来ていた。

その事で幼稚園側と区役所側の担当者が何度か話し合いを持ったようだが、結局絵だけ飾る事になった。


区役所に絵を飾る事になるまでの一連の話を幼稚園から説明された両親は、たいそう喜んでくれた。

両親は平凡だった。見合い結婚し、中庸であることを良しとし、毎日を善良に暮らし、一人息子である俺にもしっかりと愛情を注いでくれる。そんな両親だった。

ただ、そんな両親が、幼稚園側が区役所絵画の話を交えつつ、「増田君は本当に優秀です。才能があります小学校は是非とも私立を考えられては・・・?」と強く推した途端、「いえ、結構です。ウチは公立小学校に行かせます」と、頑として譲らなかった。理由はわからない。金銭的な問題だったのかもしれないし、中庸を良しとする生き方に反していると考えたからかも知れない。

俺は単に「人間関係をリセットして、見知らぬ土地でまたイチからやり直すのは苦痛である」などとぼんやり考えており、小学校地元公立のほうが良いように思えた。

幼稚園の中に友達と呼べるような存在はいなかったと思うし、毎朝の通園バス苦痛ではあったが、それでも何とか周囲の人間為人を把握して対応方法ほぼほぼ確立していた矢先の話だった。小学校とやらに行く事になれば、公立でも私立でも「周囲の人間の数」は増えるのだろうが、私立ゼロから再構築するよりは公立のほうが幾分マシだろうと思っていた俺は、そのように両親に伝えた。


両親と俺の希望が一致していたので、当然小学校地元公立小学校入学することになった。

小学校に入っても、特に自身の変化はなかった。小学校に入ると本格的に「勉強」というカリキュラムがはじまったが、先生が言っている事を聞いて、板書をして、家に帰ってから宿題を済ませた後に復習・予習をしていれば、テストの点数は取れた。

この頃になると、自分状態客観的に捉えた上で、自身についての考察ができるようになっていた。

俺は結論として、「俺は天才である」と考えた。井の中の蛙どころの騒ぎではない。加えて、空の青さも知らないとなればもはや滑稽を通り越して害悪であるが、俺の周囲には俺より優れた学力を持つ者も、俺を諫めようとする者もいなかった。

言い訳がましいが、物差しが少ない小学生の時分である。「学力」という物差ししか持っていなかった俺は増長し、慢心し、周囲を哄笑した。将来は俺のような人間が、東京大学のような「賢い一流の大学」に入って、「でっかい一流の会社」に入社して、いずれは社長になって世の中を動かしていくと、本気で思っていた。

何より、公立小学校毎日がヒマだった。普段から見下している同級生とは、恐ろしいぐらいに会話がかみ合わなかった。俺にコミュニケーションスキルがあれば、「会話をあわせに行く」「自分の会話ができる場を作る」といった芸当も可能だったかも知れないが、ご多分に漏れず俺はコミュ障だったし、そもそも会話を合わせるという発想もなかった。

「名のある企業に入れる」「いずれは社長になる」などと思いこんでいるような人間コミュ障というのは、その時点でもう既に色々と破綻しているような気がしないでもない。

ともあれ、この頃の俺は毎日退屈な授業とかみ合わない会話をする為だけに、日帰りの監獄に通っていた。全国の小学生がこの地獄を味わっているとするなら、文部省は滅ぼさなければならないと本気で思っていた。その為に文部省に入って俺がこの国を変えてやるんだと、鼻息けが荒い小学生だったと思う。


─────「良い会社」に入るには「良い大学」に行かないといけないらしい。

─────日本一大学東京大学というところらしいが、真の天才であるならば京都大学に行くらしい。


そんな情報を入手したのは、忘れもしない、小学4年生の秋頃であるいかにも小学生摂取しそうな、狭い世界のテキトーな話である。だが俺は何故か純真無垢にその与太話を信じた。つまり、「将来は絶対京都大学に入ろう」と思った。

そこから俺は色々と京都大学情報収集しはじめた。「学部」など、小学生の俺の辞書には登録されていない概念に触れる度に興奮しつつ、どうやったら京都大学に入れるのか?という情報を求めて方々に聞いて回った。まず一番初めに、俺にとってもっとも身近な「大人である両親に「どうやったら京大に入れるのか?」と尋ねたところ、「知らん」と言われて会話を打ち切られてしまった。仕方なく学校先生などに尋ねたりしていたが、小学生調査能力などたかが知れており、当時はまだインターネットなども普及していなかったので、俺の京都大学情報収集はかなり早い段階で終止符を打たれることになってしまった。

しかし、京都大学に入れたとしても、大学入学までは今からでも約8年かかる。京都大学に入る方法とは別に、一刻も早くこの日帰り監獄から抜け出す方法はないもの・・・模索していたところ、どうやら「私立中学」というところに通えば俺の退屈な生活におさらばできるようだという情報を得た。

日帰り監獄の看守たる先生も、たいそう熱心に「増田君は灘中学東大寺学園に行かせるべきです。」と言ってくれた。特に小学6年生時の担当看守だったK先生は熱心で、何度も両親と懇談して、俺を私立に行かせようとしてくれた。

だが、ここでも両親は「ウチはあまり裕福ではなくて・・・。本人は成績も良いので、公立中学から北野高校にでも行ってくれたらいいと思っておりまして・・・。」と、俺を私立中学に進学させることは明確に拒否した。

看守は

給付型の奨学金制度などもある」

経済的に難しいと思っておられるなら、公立中学以下、なんなら増田君の学力ならおそらく無料で通える」

増田君には質の高い教育を受ける権利がある」

などと食い下がったが、両親は「もう公立に決めてますので・・・」と固辞した。

この頃になると、小学生の俺でもさすがに両親の言動に疑問を覚えるようになった。両親は「経済的に困窮しているか私立は行けない」の一点張りだったが、看守は「困窮していても通えます」という。イヤさすがにそれはちょっとヘンだろ、矛盾してるだろと思っていたが、当時の俺はそこまで頑なな両親を説き伏せてまで日帰り監獄から抜け出したいとまでの強い意志は持ちえなかったし、天才秀才・英傑達と机を並べて学びたいという願望も希薄だったし、それらの一連の俺の態度が招くであろう結果も、特に深くは考えてはいなかった。


当時の両親の真意が奈辺にあったのか、今となっては分からない。草葉の陰から、声は聞こえない。


そうして地元公立中学校に入学した俺は、特に変わり映えのしない日帰り監獄生活を送っていた。そんな俺だったが、中学生活の半ばに差し掛かろうという頃・・・具体的に言うと全国模試を受けたあたりで、「んん?あれ?・・・どうも俺って天才じゃないな、これは・・・」と薄々感づき始めた。全国模試偏差値が出るからである

そりゃもちろん、俺の偏差値は全国平均より遥か上には位置しているのだが、自分なりに努力をしてみても、偏差値的に灘高校にも東大寺学園高等部にも届かないという事実を突きつけられた。これは結構俺にとってはショックで、小学校の頃は「余裕で入れる」と言われた灘にも東大寺にも入れないという事実は俺に重くのしかかった。「このレベル高校が無理なら、こりゃ京大東大なんて夢のまた夢だろ、どうしよう・・・俺の人生、どうなるんだろう」と、本気で思い悩んだ。

悩みぬいた俺は中学2年の夏、両親に「塾に行きたい」と言ってみた。しかし結果はやはりというか順当というか、頑強に拒まれた。曰く

「成績がいいのに何故」

「塾はお金がかかる」

「家でも勉強はできる」

などなど、様々な言葉で塾に通うことを拒否された。

小学生の頃の俺なら諦めていただろうが、中学生になっていた俺は己の目標を達成する為に食い下がった。模試の結果を伝え、行きたい大学がある事、だが自分の今の成績ではそこに至ることができない事、自宅での自己学習には限界がある事などを説明した。

また、塾が無理なら定性的定量的評価可能代替案の提示をせまった。塾の代金は高校に行ったら必ずバイトして返す、なんなら今から新聞配達をして払うと、土下座までして塾に行かせてくれとせがんだ。

結局、中学3年の春から、塾に行く事を許してくれた。

半年ほど前に未亡人となった母はなんだかやつれて見えたが、当時の俺は塾に行けることが嬉しくて嬉しくてしょうがなくって、あまり母親のことを注意深く見ることはできなかった。今思えば、当時の母は様々な事に疲れ切って倦んでいたのだと思う。塾に行く許可も、根負けというよりかは思考放棄といったように俺には映った。

そんな母を尻目に意気揚々進学塾に入った俺は、成績順のクラス分けで上から2番目のクラスに入れられた。正直、体が震えた。自分よりはるか勉強ができる人間が、天才が、焦がれる存在が、今まさにすぐひとつ上のクラスにいるとリアルに感じられるのである。そして、その人間たちと同じ程度の授業を、自分も受けることができるのである。これがアニメだったら俄然燃えるBGMが聞こえてくるようだった。実際、あの時の俺には、何かが聴こえていたのだろう。俺は一心不乱に机に噛り付いた。机に歯形があるんじゃないのってぐらいには噛り付いていたと思う。

その甲斐あってか、入塾後すぐのクラス替えで、あっさりと一番上のクラスになれた。ここで俺は生まれて初めて、圧倒的な勉学の才能をもった人間、すなわち「天才」と直に出会った。それも一人や二人ではない。そんな輝ける才能がひとつ教室に雨後のタケノコのようにポコポコ存在している、そんな環境で学べるという喜びにも出会った。

毎日がただ楽しかった。自分天才ではないのかも知れないけど、努力すればちゃん数字が、成績がついてきてくれた。

幼少の頃、毎朝幼稚園に行くバスの中で感じていた苦痛や、小学生の頃に感じていた疎外感は、もう無かった。


高校公立北野高校というところに入った。維新橋下弁護士とか、日本マクドナルド創業者藤田田ふじたた、ではなく、ふじた・でん)とか、漫画家岡田あーみんとかが通っていた高校である

本当は東大寺学園に行きたかった。学力模試偏差値は足りていたと思う。赤本自己採点でも余裕で合格圏内だった。だが、中学3年時に入塾した際に母親と交わした「高校絶対公立高校にする事」という約束を守った。その約束をした時点では「受験までにどうやって説得するか・・・」などと考えたりもしていたが、塾での公立中学では考えられない授業スピードについていけたことや、並み居る才能たちと交わした会話の中で、「公立高校からでも京都大学は狙える」という感触を、俺は確かに掴んでいた。

中学の頃はあまりよく理解していなかった奨学金制度は、高校に入ると同時に申請した。家計理由に俺の私立進学を拒んだ母親は、中学時代に俺の奨学金申請していないこともその時に知った。俺はそんな母親を信用せず、奨学金申請手続きを自分自身で済ませた。

北野高校の授業の質は高いと思った。だが俺は油断せず、予備校にも通うことにした。私立中学入学組の連中は、少なくても俺より3年は早く走り出している。そいつらに追い付くには、そいつらと同等、いやそれ以上の勉強必要であると思ったからだ。

俺は詐欺師丸出しの口調で「高校学費が浮いたんだから、もともと払うつもりだった学費予備校に回してほしい。予備校バイトを完全両立させるのは時間的に難しい。学力的に、俺は中学までの借金がある状態プラスに転じるには積み上げるしかない」などと母親に申し入れたところ、すんなりと受け入れられた。

この頃になると、奨学金申請だけでなく、家の中の一通りの事は全て俺がやっていた。

自分でできるようになったから」というのももちろん理由としてはあるが、母親が炊事・選択家事全般を筆頭に、日常生活の様々な事をほぼ全て放棄してしまっている事のほうが、より比重の大きい理由だった。母親予備校行きを認めたのも、「認めた」というよりは「俺が『予備校に行きますよ』と報告した」といった表現のほうが正しいように思う。

俺が小学生中学生の頃には確かに存在していた、「理由なぞはよくわからないがとにかく自己の主張を持って論陣を張る頑強な”母”たる人間」は、もういなかった。朝起きて、TVをつけて、ご飯を食べて、夜眠るだけの人間がそこにはいた。

家計ほぼほぼ俺が全部見ていた。入ってくるカネと出ていくカネを計算して大幅なマイナスにならないと言う事だけを気にしていたので、一般的家計管理よりはラクだった。現に、今つけている家計簿よりは簡単だったように思う。父親の遺した資産が多少あったので、その管理も俺がしていた。

高校生活は楽しかった。学力差のある人間を十把一絡げにして地域ごとに押し込める日帰り監獄では味わえない切磋琢磨がそこにはあった。同程度の学力を持つ者同士が集まった結果としてのシナジーがあった。今までは暗い色で塗りつぶされていた「学校での生活」に色が付き始めた。毎日学校に行く事が楽しかった。対照的に、毎日家に帰るのが億劫になり、やがてそれは苦痛に変わり、それに伴い、家の中が暗い色で塗り潰されていった。

昔、母を名乗っていた人間は炊事もしないので、学校帰りは毎日スーパーに寄り、食材を買い、俺が晩ご飯を作った。予備校のない日は二人で食事をするようにしていたが、食事中に会話のようなものはなく、TVから流れるバラエティー番組の下らないやりとりだけがBGMだった。ご飯の味はしなかった。たぶん、母だった人も、ご飯の味はしていなかったと思う。


しかすると、家から目を逸らそうとして、無理に高校での生活が輝いていたんだ、良かったんだと自分自身に言い聞かせているだけなのかも知れない。我が事ながら、この頃の記憶は妙に混濁している。

大学入試は当然のように京都大学一本にした。学力模試結果も問題無いと判断したし、何より俺には京都大学以外の大学に通う価値を見出せなかった。入学できるまでは何浪でもするつもりだったが、幸いにも現役で合格することができた。

大学合格したこときっかけに、京都に引っ越す事にした。

ひとり身になったから身軽だったし、しばらく大阪から京都大学に通ってみたものの、さすがに京都の外れまで毎日通うのはちょっと辛いなと思った。何より、暗い色で塗り潰された、大阪のあの家に帰るのは嫌だった。もうTVの音は聞こえなくなったけど、あの家で目をつぶって眠るのが、怖かった。

大阪での様々な残務を片付けると、それらの結果や、これからの事、感謝気持ちなどを両親の墓前に報告して、俺は京都に移り住んだ。


後編に続く

anond:20201007170042

2020-06-05

電子申請とは

自治体からとある通知書に対応した申請電子申請推奨とのことで、eLTaxで申請手続き

申請入力する通知書に記載された番号とやらがうちの通知書にはなく、桁数が違うまた別の番号しかない。

マニュアル等にも記載もなく、どうすればいいのか、桁数が違う番号をどこかに入れればいいのか等を自治体に問い合わせ。

結果、返事には5分近く掛かった上に、「うちの自治体のでは番号入れなくていいです」。

えっとこれ、もしかして申請したものがそちらでプリントアウトされて、その後社名等で検索して手続きされるんですかね……

マイナンバー10万円給付以上にアナログじゃねえか!

誰だよ制度設計したの、最悪に無能な働き者だ。

つか電子申請推奨してるんだからWebにもどうすればいいのか書いとけよ。

「推奨しています(推奨するとは言っていない」 みたいなこと自治体がするんじゃねえよ……

2020-05-18

anond:20200518004632

所詮後付けだな。

仮に日本だけで蔓延していた場合

 

社会

人口密度の高さ

世界一高齢化国家

年金が少ないので定年後も働きに出る高齢者

性風俗店キャバレークラブホストクラブカラオケボックス漫画喫茶パチンコ屋、カプセルホテルといった換気の悪い施設の多さ

宅食サービスが諸外国に比べて普及途上なので飲食店は店を開けないと稼げない

飲食店が通常営業を止めて持ち帰り商品に切り替えようにも乗り越えなければ成らない細かな規制が多い

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72251

店舗での決済手段素手で受け渡しを行う現金が9割

感染を知られると村八分を受けるので正直に申告できない村社会

小林よしのり堀江貴文池田信夫武田邦彦鳥越俊太郎といった自粛反対派の著名人

 

政治

要請まりで法的強制力を持たない政府自治体自粛指示

東京オリンピック2020への対応に手間を取られた初動の遅れ

個人情報保護意識が強く、イスラエル韓国台湾シンガポール採用している携帯電話での国民位置情報追跡ができない

外国人の入国制限の遅さ

和牛商品券という的外れ提案

安倍晋三首相集会自粛を呼びかけた2月26日秋葉賢也首相補佐官が政治資金パーティーを開く、3月15日安倍昭恵首相夫人大分県宇佐神宮に参拝する、東京都緊急事態宣言を発令した2日後の4月9日立憲民主党高井崇志衆院議員セクシーキャバクラで遊ぶ等、手本と成るべき人間危機感が薄い

 

労働

世界に類を見ない恒常的な満員電車

・在宅勤務に対応できていないFAXと判子の企業風土

・至近距離で飲み食い騒ぎする飲み会文化

健康を蝕む長時間労働と短時間睡眠

風邪程度で休むなと叱責するブラック企業

・休業補償が無い仕事危険でも休めない

・休業補償が有っても金額に対して申請手続き煩雑

従業員マスクを着用しての接客が客に失礼だとして禁止していたイオンヨドバシカメラ

 

医療

HPVワクチンの接種義務撤回させる程の影響力を持つ反ワクチン

水疱瘡麻疹も移し合って免疫を手に入れる思想自然派ママ

平時から崩壊寸前だった医療機関

世界的に見て少ない人口あたりの医者

PCR検査技師の少なさ

世界争奪戦に敗れてマスク医療ガウン不足

先進国の中では高い喫煙

・未だに結核流行る唯一の先進国

・家に籠もるのは不健康という国民意識

流行り出した時期が花粉症流行時期と重なるので、体調不良の原因が花粉症なのかCOVID19なのか区別が付かない

 

と同じ様に理由は幾らでも付けられる。

2020-05-02

給付金

マイナンバーカードない

マイナンバーはわかる

マイナンバーカードいる??

印鑑登録カードとか

免許証保険証

全部一括で管理してくれよ

はんことか実印かいる?

サインとか指紋認証とか顔認証とかでよくない?

もう何でもID番号&指紋認証でよくない?

いろんな申請手続き疲れた

2020-04-27

anond:20200427171310

て「嫌々風俗で働いている女性」の実在自体が「嘘も百回言えば真実になると思ってるんだろうけどならんから案件なんだよな

しかしたらごくごく少数いるかもしれんが、ほとんどの風俗嬢はそうではない

2020-03-01

anond:20200301123759 anond:20200301130413

普通にリーモートワークか使用者の責によるものか傷病で休んでどうぞ

ただフィジカルワークの補償については考えていなきゃいけないと思う

座り仕事の人らの怠慢でいつでも後回しにされがち

労働基準法26条

使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の百分の六十以上の手当を支払わなければならない

新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け) (令和2年2月 21 日時点版)

3 労働者を休ませる場合措置について

<休業させる場合留意点>

問1)新型コロナウイルスに関連して労働者を休業させる場合、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

答1)新型コロナウイルスに関連して労働者を休業させる場合、欠勤中の賃金の取り扱いに

ついては、労使で十分に話し合っていただき、労使が協力して、労働者安心して休暇を 取得できる体制を整えていただくようお願いします。

なお、賃金の支払いの必要性の有無などについては、個別事案ごとに諸事情総合的に 勘案するべきですが、労働基準法第 26 条では、使用者の責に帰すべき事由による休業の 場合には、使用者は、休業期間中の休業手当(平均賃金の 100 分の 60 以上)を支払わな ければならないとされています

不可抗力による休業の場合は、使用者の責に帰すべき事由に当たらず、使用者に休業 手当の支払義務はありません。ここでいう不可抗力とは、1その原因が事業の外部より 発生した事故であること、2事業主が通常の経営者として最大の注意を尽くしてもなお 避けることのできない事故であることの2つの要件を満たすものでなければならないと 解されています。例えば、自宅勤務などの方法により労働者業務従事させることが 可能場合において、これを十分検討するなど休業の回避について通常使用者として行 うべき最善の努力を尽くしていないと認められた場合には、「使用者の責に帰すべき事由 による休業」に該当する場合があり、休業手当の支払が必要となることがあります


感染した方を休業させる場合

問2)労働者新型コロナウイルス感染したため休業させる場合、休業手当はどのようにすべきですか。

答2)新型コロナウイルス感染しており、都道府県知事が行う就業制限により労働者が休

業する場合は、一般的には「使用者の責に帰すべき事由による休業」に該当しないと考 えられますので、休業手当を支払う必要はありません。


なお、被用者保険に加入されている方であれば、要件を満たせば、各保険から傷病 手当金支給されます

具体的には、療養のために労務に服することができなくなった日から起算して3日を 経過した日から、直近 12 カ月の平均の標準報酬日額の3分の2について、傷病手当金 により補償されます

具体的な申請手続き等の詳細については、加入する保険者に確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000598680.pdf

2020-02-25

anond:20200225224125

してくれるぞ

普通に全額請求してどうぞ

労働基準法26条

使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の百分の六十以上の手当を支払わなければならない

新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け) (令和2年2月 21 日時点版)

3 労働者を休ませる場合措置について

<休業させる場合留意点>

問1)新型コロナウイルスに関連して労働者を休業させる場合、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

答1)新型コロナウイルスに関連して労働者を休業させる場合、欠勤中の賃金の取り扱いに

ついては、労使で十分に話し合っていただき、労使が協力して、労働者安心して休暇を 取得できる体制を整えていただくようお願いします。

なお、賃金の支払いの必要性の有無などについては、個別事案ごとに諸事情総合的に 勘案するべきですが、労働基準法第 26 条では、使用者の責に帰すべき事由による休業の 場合には、使用者は、休業期間中の休業手当(平均賃金の 100 分の 60 以上)を支払わな ければならないとされています

不可抗力による休業の場合は、使用者の責に帰すべき事由に当たらず、使用者に休業 手当の支払義務はありません。ここでいう不可抗力とは、1その原因が事業の外部より 発生した事故であること、2事業主が通常の経営者として最大の注意を尽くしてもなお 避けることのできない事故であることの2つの要件を満たすものでなければならないと 解されています。例えば、自宅勤務などの方法により労働者業務従事させることが 可能場合において、これを十分検討するなど休業の回避について通常使用者として行 うべき最善の努力を尽くしていないと認められた場合には、「使用者の責に帰すべき事由 による休業」に該当する場合があり、休業手当の支払が必要となることがあります


感染した方を休業させる場合

問2)労働者新型コロナウイルス感染したため休業させる場合、休業手当はどのようにすべきですか。

答2)新型コロナウイルス感染しており、都道府県知事が行う就業制限により労働者が休

業する場合は、一般的には「使用者の責に帰すべき事由による休業」に該当しないと考 えられますので、休業手当を支払う必要はありません。


なお、被用者保険に加入されている方であれば、要件を満たせば、各保険から傷病 手当金支給されます

具体的には、療養のために労務に服することができなくなった日から起算して3日を 経過した日から、直近 12 カ月の平均の標準報酬日額の3分の2について、傷病手当金 により補償されます

具体的な申請手続き等の詳細については、加入する保険者に確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000598680.pdf

2019-09-03

anond:20190903031628

高卒でお給料もらえたらその金で大学へいって一種や二種に入り直してもいいのよ

ただ大学しろモチベがなけりゃ専門選べないし卒業もできないだろ

そのまま地方公務員あたり受け直して鶏口牛後してもいいんじゃね

バス運転手公務員なんて逆に高卒じゃなきゃ採用しちゃいけないのに

大卒受験合格して問題になった 

学歴なんてさほど意味はないんだけどやっぱ専門の有無は違う

とはいえ早くから世間全般的にしれてよかったじゃん 

院生なんてまだ学生やってるよ

労働お金のありがたみもしらずに

それにくらべたら使い勝手がいいだろうし

今までやってきたこと、たとえば申請手続きとか多い職業

つてがなければまあ司法書士行政書士とかの資格とって転職してみれば

2016-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20160920232957

調べたら手続き自体結構簡単なんだなぁ

一応検討してみるけど(被扶養者だから云々以前に)申請手続きのゴタゴタが面倒で心が折れたってのがあるから今のところ普通に支払うのが一番楽かと思ったり

保険料やら天引きされてた頃は何とも思わなかったのにな~

追記、どうやら若年者納付猶予制度というのだと世帯所得関係なく申請できるそうで。もう少し調べてみようと思う

2015-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20150601171941

申請手続きとかでたまに役所に行くけど、ほんと彼らはやる気ない

競合他社もいないし危機感もやる気もないんだろうな

から年金個人情報流出なんて事件も起こるんだろう

ほんと何やってもクビにならない人達がうらやましいね

頑張ってる公務員もいるんだろうけどね

2015-05-05

弱者救済政策は、大半がそもそも対象者認知されていない

連休なので、過去ツイート編集投稿して、3以上のブクマが付くかチャレンジ

今日は既に3つ投稿して、2勝1敗。『CMに見る日本人女児嗜好の強さ』はメガヒットだな。)

今回は、一応自信作なんだが。

~~~~

★世の中には、なぜか「書類作成が苦手」という社会人がいる。

 お客さんとの契約書類とか、社内の決裁・伺、はては「個人交通費の建替払」のような書類ですら、記載漏れや添付書類不足を起こすような人。

 いわゆる経理部とか総務部とかの人間からしたら、「なんでこんなカンタン書類一枚も、作れないのか?」な低レベルだったりする。

 でも、そういう人が「営業スキル」はピカイチで、契約を取ってきたりするから不思議だ。

 『書類作成能力がある人』と『ない人』では、たぶん人間の種類が違っているんだろう。

役所というのは『書類作成スキルがマトモな人』ばかりが集まっている場所

 役所人間は、世の中に『書類作成能力が欠如している市民が、少なから存在している』という事実を、全く想像すらしていない。

 役所担当者は、『99%の市民は、書類作成スキルを持っているだろう』な前提で、各種行政を組み立てる。

 マトモに対行政書類を作れない市民が割といるということを、行政意識せずに、行政サービス手続き書類作成を組み込んでしま

皮肉なことに「行政による弱者向けサービス」ほど、不正受給対策のために書類煩瑣になる。

 で、弱者向けサービス必要としている層ほど、書類作成スキルが低い。

★世の中には「行政書士」という職業があるが、行政書士も相手にしないレベルカンタン書類、例えば「児童手当の申請手続き書類」なんかですら、

 マトモに書けない市民なんてのもいたりする。

 だから行政書士ではこういう弱者は救えない。

★「なにが言いたいか?」と言えば、

 1.行政市民とくに弱者市民の『書類作成スキルの低さ』を正しく計測把握すべきである

 2.行政は可能な限りにおいて、要求書類数を減らすように行政サービス手続き設計すべきである

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・・・と先日ツイートしたら、

 「行政書士はなんでも対処するが、むしろ行政書士存在のもの弱者認知されてない。」とのRTを受けた。

 「啓蒙工学」の難しさを感じる

★だから弱者福祉って、「役所に来てください」「書類書いてください」な待ちの姿勢行政じゃなく、

 「何かありませんか?」とこちらから出向いていく「攻めの福祉行政」に転換すべきなんだろうな

★例えば「民生委員」とか「ケアマネージャー」とか、弱者のための各種スタッフ制度は、

 「必要としている弱者」が「どれだけ彼らの存在認知している」のか、疑問。

 冗談抜きで、世帯年収200万円未満の人に「民生委員って、知ってますか?」と聞き取りアンケートすべき

★実際、ウチの妻なんか、

 「民生委員って、そんな職業(?)があるんだ、知らなかった」と言ってるもんな。

 一般人でも、実は民生委員制度存在知らない人が3~4割いそうな気がする。

 義務教育過程で、『生活保護の仕組み』『民生委員役割』『行政書士について』など、

 『弱者に転落した際の、生存ライフハック教育』をすべきじゃないかと思う。

生活保護なんかだと、一説には「行政は極力、制度を使わせないようにブロックしている」と揶揄されているが、

 「行政が用意した弱者向け制度が、アピール不足等で全く弱者に周知されてなく」て、

 「行政が利用率向上に躍起」という弱者向け制度は、実は結構多い。

 行政が用意した弱者向け制度の利用率が低迷していると、ぶっちゃけ、「次年度以降、予算打ち切り」になっちゃうから

 役所側もメンツにかけて利用率向上のために啓発にいそしむんだよな。

 なんか倒錯した話。

★で、有識者会議なんかが

 「なぜ、●●という弱者救済制度の利用率は低いのか?」と雁首揃えて議論するんだが、

 「社会弱者が、そもそもその制度を知らない」

 「案内を見ても、自分関係していると思わない」

 「手続きがややこしくて、申請を挫折する」みたいなプリミティブなハードルが高いということに、有識者は気づいてない

弱者に転落した場合行政利用テクニック教育

 いちいち教育するより「共産党に聞きなさい」「公明党に聞きなさい」と教えた方が一発だったりする

 共産党公明党地方議員は、その意味では下手な行政書士よりは機能している訳だ。

 民主党ダメダメなのはこの辺だろうな。弱者が困った際の相談窓口の機能を、まるで果たしていない。

★変な話だが、共産党公明党(の地方議員)同士で、『弱者救済競争』になって切磋琢磨してるんだな。

 もし公明党が出現せず、弱者救済が『共産党の独占状態』だったら、共産党も胡坐をかいしまって、弱者救済おざなりになってただろうな。

 『競争が好結果を生みだした』訳で、そう考えると、『創共協定』で両者を和解させようとした松本清張は、

 『競争原理を、わかっていなかった』ということになるのか。

弱者支援政策の知名度は、「生活保護の一強状態」。

 生活保護制度以外の支援政策って、自分も含めたほとんどの人は認知していないんじゃないかな?

 人によっては、生活保護よりも最適な支援政策がある筈だったりするが、それが弱者アプローチしていない。

 「生活保護の一強状態」は、いろんな意味日本福祉行政を不幸にしている。

 生活保護制度は、あまりにも有名になりすぎたが故に、給付意図的抑制するなどのイレギュラー運用を強いられる。

 他方、知名度の低い他の制度閑古鳥

生活保護以外の弱者支援政策って、

 「知名度がないから利用率が低い」

 ⇒「利用率が低いのは問題だとして打ち切られ、新しい制度が出来る」

 ⇒「新しい制度から、なお一層知名度が低くなってしまい利用率が低下・・・」のデフレスパイラルに陥っている気がする。

 そろそろ大学社会学部は「福祉行政学」の研究対象として、

 本気で「弱者への福祉制度効果的周知メソッド」を研究すべきなんじゃないか?

★この辺の構図は、「(本来は知の弱者のための施設である図書館活用法を、肝心の知の弱者が知らない」な話に似ている。

 自分は「景品で弱者を釣る禁じ手を使ってでも、知の弱者図書館利用率を上げろ」と考えてるが、「知名度低い弱者支援政策」も、景品で釣るべし

2014-07-29

社内ではんこ押すための手続きが本当めんどくさい

おそらくどこの会社でも必ずある手続きですが、うちの会社でも契約書にはんこをおしたり、大きな支払いが発生するような時、社内稟議とか申請手続き必要になります

これがわたし、大っ嫌い!!と最近あらためて思い知りました。

さな会社なので、そういった総務や法務関係担当者が基本1名しかいないんです。そうすると、その人が休んだり長時間不在だとすると、押印手続きめっちゃ時間がかかるんです。

それでそういう「重責」を追ってる総務担当は、なんか偉そうだし。柔軟性にかけるし、いちいちいじわるだし。挙げ句の果てに自分ミスおしつけるし。

営業の仕事なので、クイックレスポンスは仕事の中で一番といってもいいほど重要だと考えているわけですが、こんなつまらないところでつまづくのがとっても嫌だしお客様に対して恥ずかしい。

はんこを押すのに一週間かかるんです。役所でも銀行でもないのに。

何かを一人に依存するシステムは、すっごく重要意思決定権限の付与などをのぞいて、極力さけるべきだと思います

ま、結局わたしが総務が大嫌いなだけなんですけどね。

2014-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20140709135042

id:shufuo様へ

ども、id:bronson69です。

適当こくなや」って言葉が癇に障ったら謝ります

文字にしたら意図したより強い言葉なっちゃったなーと自分でも思ったのでブコメしてすぐに書きなおしました。

修正前に目に入っちゃいましたね、すみません

内容について、善意なんだろうけど知識不足っぽいとこがあるのでいくつか書きます

マリー書くとこんな感じです。

医者に行くべき → その通り

労災申請すべき → 負担大きいし時間かかるしお勧めしない

弁護士やとうべき→ 費用対効果考えると微妙解雇されそうな状況なら検討してもいいかも

ではひとつずつ。


医者に行くべき → その通り

受診を決められたようで何よりです、診断書もらいましょうね。


労災申請すべき → 負担大きいし時間かかるしお勧めしない

一番言いたいのはここです、ダメってことはありませんが、鬱病労災申請はお勧めしません。

一般的会社労災申請を嫌がります

鬱病の人が、非協力的な会社と交渉しながら労災申請手続きをしてもらうのは負担が大きいと思います

会社労災申請に協力的だとしても、労災認定には労基署に認められる必要があります

労基署実態調査しますが、これに1年弱かかります

認定率はざっくり3人に1人ってとこです。

この辺の数字記憶で書いてるので間違ってたら誰か修正してください。

労災より、健保の傷病手当金をもらう方がおすすめです。

これを嫌がる会社はそうそうないと思います

ちなみに在職時に就労不能の状態であれば、傷病手当金退職後でももらえます


弁護士やとうべき→ 費用対効果考えると微妙解雇されそうな状況なら検討してもいいかも

「雇うとして、何のために弁護士を雇うのか」をはっきりさせましょう。

弁護士雇う」ってことは、「会社とがっつり対立する」ってことです。

会社と対立しながら会社に残る、しか鬱病メンタルのひとが、ってあまりいいプランではないように思いとます

「未払い残業代を取り返す」なら悪くはありません、でももう少し先の話でいいと思います

鬱のときにそんなパワーのいることをやるべきではありません。


推測ですが、一週間無断欠勤しても「気にしなくていいから、休んで」と言ってくれる会社なら、

解雇なんてやらないんじゃないかなーと思います

「重大な決断はしてはいけないよ」と言うなら、

それこそいきなり労災弁護士なんて大げさな手段に出るべきではないのではないでしょうか。

ということでid:bronson69適当こいたわけではない、とご理解いただけると幸いです。

元増田さん、お大事にどうぞ。

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