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はてなキーワード: 劇場とは

2015-08-14

私が佐野エンブレム案が嫌いな理由

私が佐野エンブレム案が嫌いな理由:黒い棒が回転して日の丸を水面下に叩き落とす。

昂揚感、平和繁栄人類良心オリンピック憲章、そういうもろもろの理念が正しくデザインに反映されていないから嫌いです。

普通デザイン教育を受けた人間にはあのデザインは以下のように見えます

https://tokyo2020.jp/shared/images/olympic_emblem_large.png

①まず、中央を貫く黒いバーは、喪章、あるいはモノリス(不滅の絶対性、時間)を表す。

②対角は金銀のコーナーはモーターの界磁であり、これによりモノリスは右方向に回転モーメントを与えられる。

 (通常のネジが右ネジだから

 ※ちなみにベルギー劇場デザイン回転ドアデザインで真ん中のラインが垂直に立っていることは、劇場が外へ向かって

  開かれていることを意味する。

③右上の赤い丸、これはもちろん日本であり、太陽、陽性なるもの意味する。

 金銀の界磁によって駆動されるモノリス冷徹な正確さで日本をいままさに叩き落とそうと運動する。

 金銀の界磁と一緒になったときモノリス死神の鎌であり、赤い丸は狩られて血まみれの生首である

 冷徹時間論理によって日本凋落していくことが避けられないという死を表す。

④金銀はメダルであり、メダルにより黒くて強大な物体が突き動かされて日の丸を叩き落とす図でもある。

 日の丸の位置は、時計の1時付近であり、これは絶頂期を過ぎていてこれから沈んでいくしかないことを表す。

⑤2020はフォントで海の波、水平線を表す。五輪マークは、すでに水面下に沈んでいる。

 これはオリンピック理念形骸化していることを示している。

このような、日本凋落メダル駆動される凋落加速のデザインオリンピック理念を正しく表現しているとは理解できず、

まったく共感できない。

劇場アニメ監督の生年一覧

Wikiで調べてつくってみた。宮崎駿監督後継者云々を受けてつくったので、主な有名監督若い監督中心。基本的にはTVシリーズをやってないオリジナルか、小説原作劇場アニメを発表してる監督例外も一部あるけど。

1935年まれ 高畑勲(かぐや姫の物語)

1941年まれ 宮崎駿(風の谷のナウシカ)、富野 由悠季(機動戦士ガンダム)

1951年まれ 押井守(攻殻機動隊GIS)

1954年まれ 大友克洋(AKIRA)

1959年まれ 原恵一(百日紅)

1960年まれ 庵野秀明(ヱヴァンゲリヲン新劇場版)、片渕須直(マイマイ新子と千年の魔法)

1961年まれ 新房昭之(劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語)

1965年まれ 舛成孝二(宇宙ショーへようこそ)

1966年まれ 神山健治(009 RE:CYBORG)、水島精二(楽園追放)、沖浦啓之(人狼)、宇田鋼之介(虹色ほたる)

1967年まれ 宮崎吾朗(コクリコ坂から)、細田守(時をかける少女)

1968年まれ 小池健(REDLINE)

1973年まれ 新海誠(言の葉の庭)、米林宏昌(借りぐらしのアリエッティ)

1976年まれ 長井龍雪(心が叫びたがっているんだ)、宮地昌幸(伏 鉄砲娘の捕物帳)

1979年まれ 平尾隆之(魔女っこ姉妹のヨヨとネネ)

1980年まれ 吉浦康裕(サカサマのパテマ)

1984年まれ 山田尚子(たまこラブストーリー)

1988年まれ 石田祐康(陽なたのアオシグレ)

2015-08-12

伊藤計劃トリビュートの発刊によせて

業界人「よっしゃ2015年劇場アニメ化するし、さら伊藤計画以後を盛り上げていくぞ!」

ファン「伊藤先生冒涜するな! 死者に敬意を払え! これからは敬意の時代だ!」

業界人「くっ、こっ、この印籠が目に入らぬかあ!」

「これがわたし。

 これがわたしというフィクション

 わたしはあなたの身体に宿りたい。

 あなたの口によって更に他者に語り継がれたい。」 by 伊藤計劃

ファン「ぐ、ぐぅぅぅ(憤死)」

http://anond.hatelabo.jp/20150812122441

「定期的にオリジナル劇場アニメを作ってヒットさせる」が出来てるのは細田守しかいない。

2015-08-06

あのベルギーデザイナーって

ちょっと変な人なんじゃないかと思い始めた。

今回のオリンピックロゴで、劇場ロゴと同じく「盗作なんじゃないか」と言われたスペインロゴがあったけど、

あのロゴデザイン会社コメントって

「大イベントエンブレムに着想を与えたのならば誇らしいことだが、恐らく偶然の一致だと考えている」

なんだよね。同じデザイナーだったら、普通はこういうコメントに落ち着くもんだと思う。

正直、デザインという仕事をしていたら偶然一致してしまことなんて多々あるし、それをすべてチェック出来ないことだって理解しているはずだ。

(まして今回の劇場ロゴ著作権登録されていないわけで、明らかにベルギー人側にも手落ちの部分がある。)

今回のロゴデザイナーという目線で見たら着想から違うのがすぐわかるし、ロゴの根幹の考え方が違うことも感覚として理解出来ているはず。

今回のような類似の仕方で「盗作から使用停止しろ」って言い出すとデザイナーである自分たちの首を締めることになるのに、

あのベルギー人は今回「使用停止」とかまで求めていて、デザイナー感覚からするとすごい違和感を覚える。

大体使用を停止することで何のメリットがあるのかと考えると、

「騒ぎ立てることで売名できる」「騒ぎ立てることで示談金を釣り上げることができる」ぐらいしか思いつかないんだよね。

正直あまり大したデザイナーじゃないんだろうなとは思ってたんだけど、ワークスを見て確信した。

http://www.debie.com/logo.html

作家性やこだわりが薄く、流行りの要素などを無節操に取り入れるスタイルの人みたいだ。

確かにこのレベルデザイナー感覚からしたら「俺の作品盗作だろ」と思っちゃうのかもしれない。

盗作って、ビジュアルの類似よりも考え方の類似の方がマズいと思う。

なぜなら、デザイナーだったら考え方をパクった上でビジュアル上はさもパックっていないかのように上手い具合に修正することができるから

一見ちょっと違って見えるけど、実は考え方を丸ごとパクってますって方がはるかに悪質だと思う。

逆に言うと、パクろうと決めたデザイナー元ネタとぱっと見の見た目が被らないようにビジュアル修正したがるもんだと思うから

同じような見た目のロゴが出てきた場合は、逆に偶然の一致の可能性が高いとすら言える。

そういう目線で見ると、ベルギーデザイナーのこのロゴだって盗作」と言われる可能性がある。

http://www.debie.com/display.php?JobCatID=1&JobID=0112

同じ文字を反転させて、重ねてハートを形作るという全く同じ考え方のロゴが昔からある。

http://ks.c.yimg.jp/res/chie-0/46/529/i3/AVOY______3.jpg

色を2色にしたりしてぱっと見の見た目は多少違って見えるけど、考え方は全く同じ。

でも、これも偶然の一致だろうけど。

あのデザイナー本国では(特に本国デザイナー界隈では)どういう扱いを受けているのか気になる。

2015-08-05

「似てるだろ」ってコメントしてるブックマーカー見出ししか読まない馬鹿だって自白してんの?

はてなブックマーク - 五輪エンブレム制作者「全く似ていない」 記者会見:朝日新聞デジタル

記事を読めば分かるが、

要素は同じものがあるが、デザインの考え方や背景の色も違い、全く似ていない

要素は似ているがデザインの考え方が全く似ていない、という言葉最後けが抜き出されているんだよ。

まぁ、朝日の要約が下手なのもあるので、もっと詳しい記事を見てみよう。

「まったくの事実無根」 東京五輪エンブレムのデザイナーが会見、盗用疑惑を強く否定 書体など詳細も説明 (1/4) - ITmedia ニュース

ベルギーリエージュ劇場ロゴは「TとLを主軸に作られていると思う」と佐野さんはみており、Tと円をモチーフにした五輪エンブレムとは考え方が異なる。「要素は同じものがあるが、デザインに対する考え方がまったく違うので、正直全く似ていないと思った」。

 例えば、五輪エンブレムはTの縦棒と横棒が接しているが、劇場ロゴは離れていたり、エンブレム正方形を9分割したグリッドベースに作っているが、劇場ロゴはそうではなかったり、色や書体も違うなど、「デザインの考え方もまったく違うので、出来上がりも自ずと変わってくる」と指摘。

「似てる」って言ってるブックマーカーはここまで突っ込んで観察した上で「似てる」って言ってるのか?

違うだろ?

「ぱっと見でパクリだと思いまーす」ってだけだろ?

素人の澄み切った心だからこそ真実直観できる」なんてこた無いんだから黙って見てろよ。

東京五輪エンブレム問題についてのよくある質問への回答


Q.「T」がかぶるのは分かるけど「L」に見える右下配置の△は何なん?

A.デザイナー佐野氏は、ベルギー劇場ロゴが表す「TとL」ではなく「Tと円」をモチーフデザインしたと発表してます。Tの背後に巨大な円のシルエットを表すために右下に銀色の△が必要となりました。この巨大な円は1964年東京五輪エンブレムあやかったものです。

Q.会見で「A」~「Z」まであると発表してたけど、ますます「T」の右下がおかしくない?

A.会見で公表された「A」~「Z」のデザインは、あくまエンブレム拡張性を示したものであり、最初に「Tと円」のエンブレムありきのものなので何もおかしくないです。この拡張性は最初からデザインの一貫として含まれていたので、今回公表された「A」~「Z」や数字デザイン盗作疑惑以後に後出し作成されたものでもありません。

Q.「Tと円」がモチーフだとしても「TとL」のベルギー劇場とやっぱりかぶってるしオリジナリティ何もないんじゃない?

A.今回のエンブレムオリジナリティは、単に見た目だけではなく、エンブレムを分解して「A」~「Z」としても使えるといったデザイン拡張性にあります。この展開の分かりやすさが評価されるところです。一方ベルギー劇場ロゴはそれができません。

2015-08-03

妄想劇場

ツンショートパンツ

「べつにあんたに見せてるわけじゃないんだからね!」

「ジロジロジーしてるとそっちの予定に関わらずチンポ踏み千切るわよ!」

<突然の惨劇

「わたしのーパンツの前でーおがまないでくださいー」

「わたしはーそこにーいまーせんー」

ぬれてなんかーいまーせーんんんんんん」

(続く)

2015-08-02

飲食物持ち込み不可の映画館

売店以外で購入した飲食物は持ち込み不可、って映画館があるけど、ちょっと納得いかない。

劇場内での飲食禁止というならわかる。

周囲でくちゃくちゃ飲み食いされるのが不快場合は、ままある。

売店で買ったものならいいけど外からの持ち込みはダメ、というのが、よくわからない。

今日行った映画館では、持ち込み不可の理由として、騒音(包装等から発生する音)が問題のようだったのだけど、

売店で売ってるポップコーンだってムシャムシャ食べる奴はムシャムシャ音がしているし、

ドリンクで氷が入っていればガラガラと音を鳴らす奴もいる。

何より、売店のドリンクだと肘をぶつけて倒しただけで中身がこぼれて大惨事になってしまう。(これは自分やらかした)

もうさー、せめてペットボトル飲料くらいは持ち込み可でもいいんじゃないですかね。

実際、持ち込み不可の映画館でも売店でペットボトル飲料を売ってたりするわけだし。

なんだよあの映画泥棒水。(映画泥棒広告でお馴染みのビデオカメラ男がラベルになってる水)

欲しくなっちゃうじゃないか。思わず買っちゃったよ。普通の水だったよ。むしろあんまりおいしく感じなかったよ。

いや、そうじゃない、

売店で売ってるペットボトル飲料が可で、外部からペットボトル飲料の持ち込みが不可、というのに納得がいかないという話。

劇場の売り上げガー、みたいな身も蓋もない話なのかもしれないけれども。

だいたい、売店で買おうと思っても混雑がひどくて諦めることもあるわけで。

自分ドリンクだけ買いたいのに前の客がポップコーンやらホットドッグやらあれやこれや買い込んでいてやたらと時間がかかってイライラするし。

ドリンクのみ専用レーンみたいな優先窓口を設けてくれるだけでもありがたいのだけどなー。

というのをプリントアウトして映画館へ持っていったら少しは対応してくれたりするかしら。

2015-08-01

映画進撃の巨人」観てきたよ!話はアレだけど、特撮が最高

映画進撃の巨人」見てきました。監督は「平成ガメラ」の特撮監督である樋口監督脚本は「あの」町山智浩さん、ってことで、かなり期待して見に行ったんですが…

話は突っ込みどころ満載

脚本というか、話は突っ込みどころ満載で、正直、調査兵団間抜け集団しか見えない描写が多々あって、かなりキツかったです。

エレン君、ミカサにゾッコンLOVEモード

映画では、原作以上にエレンは「ミカサミカサ!」とミカサに夢中です。たとえば、兵士ミカサの肩を掴んだだけでミカサに触れるなぁ(# ゚Д゚)!!(マジギレ)」と殴りかかるくらいミカサに執着してるんですね。

でも、「なぜエレンミカサにこんな恋心を抱いているのか?」が劇中で全くといっていいほど描かれていないし、二人が絆を深めるシーンもないので、エレン可愛い幼なじみに盛っている思春期童貞しか見えてなくて(実際にエレン童貞設定だと思いますが)。

原作では、「共に人殺しをしている」という特別関係があるからミカサエレン関係特別ものになっていますが、映画ではそれをパージしていますパージする事自体は悪いことではないと思うのですが、「人殺し」にかわる何かの要素を入れないと、「何でこんなに執着しているのか?」がわからず、単に盛っている思春期しか見えなくて、かなり残念な感じになっています

謎のNTR(ネトラレ)要素

エレンミカサへの恋心はかなりしつこく描写されるんですね。でも、第一回目の巨人の襲撃でエレンと生き別れになった後、ミカサは、立体機動を教えてくれたシキシマ隊長映画オリジナルキャラクター)と出来てしまっていて。

で、シキシマ隊長エレンに見せつけるように、自分のかじったリンゴを「お前も食べるか?うまいぞ」とミカサ差し出して、ミカサリンゴをかじるんですね。その間接キッスを見たエレンは「うわぁあああああああああああ!」と発狂いや、お前は童貞か!調査兵団の仲間が巨人踊り食いされてもそれなりに落ち着いていたのに、間接キッスで発狂する男、エレン。この男、童貞である

で、このNTRシーンがその後のシーンのカタルシスにつながるなら、ありだと思うんですよ。でも、全くつながってきません。正直、まるまるなかったとしても話は通ります

主人公を成長させるために主人公精神的に追い込むのは、少年漫画ではよくある手法ですが、NTRで追い込んでも仕方ないだろ!個人的には、NTRてズタボロになった男が自分の使命に目覚める話、大好きなんですけど、それは日常劇の話で、進撃の巨人みたいな話でそれをやられても「人が死んでんねんで!」しか思えません。

脚本家町山智浩さんは、早稲田大学時代に、彼女サークルの先輩に寝取られ経験があるそうで、podcastでも何度も語っていたんですが、それが関係しているんでしょうか。

巨人の前で乳繰り合うエレン

失意のエレン君。でも、すぐに調査兵団シングルマザーキャラクターが「あら、意外と子供なのね♡」「歳上は嫌い?」と迫ってきて、おっぱいを揉ませてくれます(この間、実に3分

エレン君もなし崩しにおっぱいをもんでしまう。いや、緊張感ゼロか!人が死んでんねんで!

まず、このシングルマザーキャラクターエレン君の関係それまで全く描かれていないので、「歳上は嫌い?」と迫ってくるのが、かなり唐突です。なんですかね、巨人が襲ってくる未来では、人類全員発情してるんでしょうか、そのくらいの盛りっぷり。

で、誘われるままにおっぱいを揉もうとすると、そこで巨人襲来。シングルマザーは服をはだけたまま踊り食いされてしまう。もうね、調査兵団が油断しまくりの間抜け集団しか見えないんですよ。

調査兵団間抜け集団

原作でも描かれていた「爆薬で開いてしまった穴を塞ぐ作戦」が映画の中でも実行されます。で、その爆弾は「人類最後爆弾」とされていて、これがなくなると、永遠に穴をふさげなくなるってしろものです。

けれど、その爆弾を積んだ車を謎の覆面男(非武装)にアッサリ奪われてしまう。なぜ奪われたかって?兵士が誰も車にのっていないからセキュリティどうなってんだよ!真面目に仕事しろ

覆面男に車を奪われたことがキッカケで作戦を失敗してしまうんですけど、なんていうんですかね「詰めが甘いってレベルじゃない」ので、正直、見るのが馬鹿らしくなりました。

序盤の巨人襲撃でミカサエレンは生き別れになってしまうんですね。で、再開すると、ミカサエレンにそっけない態度をとる。

ところどころのシーンが死ぬほどダサい

あと、脚本問題をいうと、ところどころのシーンが死ぬほどダサい問題があります

たとえば、壁に囲われたつかのまの平和辟易しているエレン君が不発弾を何度も蹴り飛ばすシーンがあって。そこで、最後不発弾を見てエレン君が「俺もこいつと一緒だ…」って言うんですね。いや、それ口で言わなくてもわかるよ!口で説明しなくても、意味ありげに不発弾にあたりちらす、現状に不満を抱えた男がいれば「俺もこいつと一緒だな」なんて言わなくていいから。こういう「説明過剰」の脚本町山智浩さんは何度も批判してきたと思うんですが、忘れちゃったんでしょうか。

あと、悶絶したのがミカサとシキシマ隊長リンゴを食べるシーン。シキシマ隊長サタン意識していると町山智浩さんがおっしゃっていたので、ミカサリンゴをすすめるシーンは「エデンズアップル」のメタファーでしょう。(町山智浩さんは失楽園構造物語を語るのが大好きだから

いやさぁ…いまどきリンゴを「エデンズアップル」のメタファーとして描くって、ダサすぎるよ!手垢つきすぎて垢太郎をつくりだせるくらいじゃないですか。そこをドヤ顔リンゴをシャキッと噛むカメラ目線のシキシマ隊長が出てくるもんだから、もう悶絶ですよ。

原作ファンは憤死する可能性があるので見ない方がいいかも

事前にアナウンスされたように、原作とは「壁に囲まれていて、巨人が襲ってくる」「キャラクター名前」くらいしか一致していないので、原作の「あのミカサ」「あのアルミン」を見たい人は、本当に行かない方がいいです。

エレン巨人に変身できる理由などの重要設定も、原作とは大分変わっていて、原作真理教の人は「原作とちがう!」のラッシュで憤死すること確定なので、「巨人が出てくる映画」として見ることができない人は見ない方がいいと思います

でも、抜きどころがあればOK

で、色々と突っ込んできたんですけど、上のようなことなんて、全部どうでもいいことなんですよ。リアリティ詰将棋をやっても映画面白くなるわけじゃないし、矛盾がなければいい映画かっていうと違う。

突っ込みどころがあっても人の心を掴む映画はいくらでもある。たとえば、ブルース・リードラゴンシリーズなんて、映画としての出来はイマイチだけど、ブルース・リーアクション一発で、世界中男子の心を掴んだわけじゃないですか。

から、どんなに突っ込みどころがあっても、映画としての「抜きどころ」があればOKなんですよね。

じゃあ、この映画の抜きどころはどこか?もちろん、「巨人人間踊り食い」「立体機動装置アクションシーン」「エレン巨人vsモブ巨人」じゃないですか。

この3つがよくできていれば、エレン君が嫉妬深い童貞野郎でも、調査兵団職務中に乳繰り合う間抜け集団でも、何でもいいんですよ。この3つがよくできていれば。じゃあ、この3つはどうだったか

巨人人間踊り食いはかなり頑張っていた

序盤のシーンで、人類の築いた壁が超大型巨人によって破壊されて、その穴から巨人が侵入してきて、人類踊り食いされます

進撃の巨人といえば、このシーンですよね。このシーンはかなり頑張っていた

特撮CGを上手く融合させた巨人ビジュアルは、原作巨人が持っていた「妙なゆがみ」をしっかり再現できていて。人間ではあるんだけど、人間の理とは違う生き物である巨人の不気味さを、実在感を持って表現できていて、心を掴まれました。

あと、踊り食いですね。PG12指定なので、残酷表現には限界あるかな‥と思っていたんですが、しっかりグロをやりきっている。人間が噛みちぎられたり、引きちぎられる、原作絶望感が映像でも再現されていて、持ってかれます。血もバンバン出るし、身体もバンバンちぎられるので、オジサン、大満足!

立体軌道は「CGの上でワイヤーで動いてます」感がすごかった

みんなだいすき、立体機動装置アクション。これはどうだったか

個人的には「かなり残念」だと思いました。なんていうんですかね、巨人CGを背景にワイヤーで移動しています感が凄くて、実存感や浮遊感が足りないというか。

製作陣は「スパイダーマン」の飛翔アクションくらいのクオリティ意識したそうですが、映画スパイダーマン」の跳躍シーンほどの、躍動感、スピード感、開放感は全然ないです。

CG合成が上手くないのか、背景から動きが浮いていて、スパイダーマンのような「市街地蜘蛛の糸でかけめぐってる!」ってリアリティ全然伝わってきませんでした。なんだろう、「ツィーーーー」と移動している感じ。

もちろん、邦画としては頑張っている方なんでしょうけど、満足のいくものでは到底ないと思います

エレン巨人vs巨人だけは最高

でもね、でもね、これだけDisってきて、僕がこの映画を嫌いになれないのは、ちゃんと抜きどころがあるからなんですよ。

この映画原作のように、エレン君がハイパー巨人化してモブ巨人駆逐するシーンがラストにあるんですが、このシーンが最高で。さすが平成ガメラ樋口監督、素晴らしい仕事ぶり。

エレン巨人も他の巨人特撮中心に使ってとってあるので、「存在感」「重量感」がある。ここを安いCGだけでやってしまうと、どうしても「ペラい感じ」「ゲームムービー感」が出ちゃうんですけど、特撮なので、パンチやキックの重み、衝撃がスクリーンを通じてビシビシ伝わってくる。

かつ、最新の編集技術で、とろくなりがちな特撮バトルがスピーディーになっているし、血しぶきのエフェクトクール。それまでのイライラが溜まっていた分、「やれ!駆逐しろ!」とアドレナリンどくどくですよ。

重みだけでなく、スタイリッシュさもあわせもつこのシーンは、新しい和製怪獣映画の名シーンとして、平成ガメラ渋谷崩壊レベルには語り継がれるくらいの出来だと思いますラスト怪獣映画としての出来はすさまじいので、特撮映画ファンなら絶対劇場に足を運ぶべき。

文句を言うのは見た人だけの特権

たぶん、これから進撃の巨人について、「突っ込みどころ満載!」とか「原作崩壊!」みたいなレビューがわんさかあがってくると思うんですよ。でも、それで「ふーんクソ映画なんだ(鼻ホジホジ」とわかった気になるのは、人として本当にダサいし、やめた方がいいと思う。

あのな、オレは1800円払って見たか文句言ってんだ。貶してんだ。1800円も払わずに、ネットレビューだけ見て、見た気になってこの映画を貶す奴は俺がぶっ殺す。あと、こういう特撮映画DVDで見て「なんか迫力いまいちだったね」とか言う奴も俺がぶっ殺す。

進撃の巨人若い人なら誰でも知っている超人作品だし、「意外と健闘してた」でも「クソ映画だった」でも話のネタにはなるし、議論できるので、それだけでも劇場に見に行く価値はあると思います。ぜひ、劇場に足を運んでみてください。

2015-07-31

東京オリンピックロゴ

パクリだの何だのと言われてるけど、パクリではないと個人的には思う。

デザイナーロゴを作る考え方のプロセス上で、必ず一度は考えうる形なので。

(それは独創性無くてダメじゃね?という話は一旦脇に置いておく)

案外気づいてる人少ない気がするけど、あの形にはTとLの形が共存してる。

それは訴えてる劇場ロゴも同じ考え方。

2文字以上の要素をロゴマーク共存させる考え方はデザインにおける常套手段で、

大雑把にはプレステトヨタなども同じと言える。

2人のプログラマーが似たような動作を要求されるソフトウェアを開発するとき

プログラムプロセスが似ていたとしてもパクリとは言われないだろう。

問題は両方とも「T L」がモチーフだった事だ。

あのロゴデザインを考えて行くプロセス

書体には大きく分けてセリフサンセリフという種類があるが、

所謂ゴシック的(※1)なサンセリフ体を元にしてあの形を組むとただの罫線だ。

色分けするのもアリだが、白黒で使われるシチュエーションを考えるともっと

パっと見て判る物がいい。

そうなると、もっと書体として判り易いセリフ体を元にしたツメ方になっていく。

形を組み合わせ、出来る限り余計な線を排除し、シンプルに、シルエットでも判るように。

どこかに日の丸を組み込むと64年の亀倉先生へのリスペクト(※2)にもなる…。

日の丸カーブを「T」の右上のヒゲに重ね合わせて…。

と考えて行くとあの形にたどり着くのは容易に想定される。

このプロセスと似たような形をベルギーデザイナーも踏んだはずだ。

中村勇吾が言う「すごく基本的形態の組み合わせのシステム」というのはこういう事だと思う。

上記の説明はもの凄く単純化してるけどね。

何故擁護する名だたるデザイナー達はこれを言わないか

言わないよね。デザインを説明するなんて、芸人ボケを説明するくらい恥ずかしいもの

おまけにそれを同業者に言われたら商売上がったりだ。

から精神論に走ったり、凄い人だからパクらない!みたいな言い方になる。

それでは少しも擁護になっていないのだが、どうしても一言言いたかったのだろう。

こういう時は黙っておくべきだ。本人のように。

まあ、本人自身は「パクリではありません」の一言くらいはあるべきだけど。

そんな訳で「ありがちなアウトプットなのでパクリではない」が答えだと思う。

(この"ありがち"っていうのも同業者が変な擁護論に走ってる一つかな)

同じ答えを誰かが言ってた気もするけど、自分も書き出してみたくなった。

以上。

※1 正確に言うとゴシック体とは言わないけど便宜上

※2 リスペクトいらないだろ、という意見もあるがリスペクトしたい気持ちは凄くよくわかる。

亀倉先生越えられない壁だ。

2015-07-30

パクリパクリというけど

オリンピックエンブレムパクリパクリと騒がれているが、偶然の一致じゃねーの? 少なくともあれは、パクらないと思いつかないような形ではない(笑)

ベルギーデザイン事務所の人が「うちのは2年も前に世に出ているんだからデザインを目にしているはず」みたいなことを言っていたけど、悪いけどベルギー劇場マークなんて、日本で目にする機会はまずないよ。

だいたい、俺がベルギーについて知っていることなんて、ワッフルビールスパ・フランコルシャンぐらいのもんだし。他の人も大差ないんじゃないかな?

色にしたって、黒、金、赤なんて、和風デザインにするとき常套句みたいな色の構成でしょうに。スペインデザイン事務所がどうのこうのと言ってるらしいけど、パクリくそもないよ。だいたい、スペインデザイン事務所が作ったデザインには、銀が入ってないじゃない。こじつけに近いよ。

これだけありとあらゆるデザインが氾濫している世の中で、シンプルマークを作ろうと思ったら、どうしたって何かに似るってのはある程度避けられないんじゃないだろうか。まあ、運が悪かった以上のもんではないと思う。

どんなにデザイン事務所ハードワークだなんだ言ったって、二ヶ月も制作期間があったら、ベルギー劇場マークなんかわざわざパクって使おうなんて思わないよ。そっちの方が面倒臭いでしょうに。

デザイナーが慌ててSNSアカウント消しちゃったりしたのが印象悪いね

ともあれ、デザインなんて、百人が見て百人が気に入るようなもの絶対作れないんだから、こういう公共デザインを勝ち取ったんだったら、胸を張って対応すれば良かったんだと思うけど。

総じて騒ぎすぎ。馬鹿馬鹿しいなと呆れるばかり。

2015-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20150728155951

映画中高生女子がひとりきりで来るわけがないだろ。

保護者も付いてくるんだからそのぶん年齢層は上がるし、

男性20代以上が中心だろうからさらに平均年齢は上がる。

ただし、映画感想などを見るかぎり、かなりの数の中高生劇場まで来ていたのも確かだ。

2015-07-21

ラノベ読みが選ぶこれを読め

好きなライトノベル投票しよう!! という企画がある。今のところ毎年二回やっていて、ライトノベル読者がおすすめしたい作品投票するというものだ。ちょうど上半期の結果が出たところだ。最近ラノベからないし、面白い作品なんてないんでしょというおまえらおすすめライトノベルが揃っているから載せておく。

http://lightnovel.jp/best/2015_01-06/vote.html

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミンVII

ゲーマーズ! 雨野景太と青春コンティニュー

戦うパン屋機械じかけの看板

深海ソラリスII

まらん! メチャクチャ青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった。

下読み男子投稿女子 ~優しい空が見た、内気な海の話。

エイルン・ラストコード架空世界より戦場へ~

薬屋のひとりごと(3)

ひとつ海のパラスアテナ

我がヒーローのための絶対悪

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #02

独創短編シリーズ 野崎まど劇場(笑)

ランキング上位は基本的ラノベ読みの間で話題になった作品だな。読んでおけば通ぶれるし、それでいてマイナーすぎないという狙い所だ。

「終末なにしてますか?」は、例えば アニメ・ラノベファンタジーの”呪い”を描くメタライトノベル「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」 - 主ラノ^0^/ ライトノベル専門情報サイトとか取り上げている人も多い。野崎まどもいまやだいぶ出世したが、当初から独創的な作品を書くことで話題だった (ファンタジスタドールとか)。下読み男子投稿女子とかは作品として出す前に一般的に行われる下読みという校閲に近い作業を話題に取り上げていて、ラノベ作家を書くメタ的なラノベから派生が伺える感じ。ラノベ作家ものいうと平坂読たんの最新作「Amazon.co.jp: 妹さえいればいい。 (ガガガ文庫): 平坂 読, カントク: 本」がおすすめだ。作家同士の交流とか、編集との絡み、作品制作の苦労がギャグ風味で書かれている。

ひとつ海のパラスアテナ」は電撃文庫新人賞作品で、女主人公百合風味な海洋ものという異色な作品ライトノベルの懐の深さを示してくれた。ラノベでも女主人公いるんやんで。

「たまらん」とか「アルデラミン」、「ソラリス」も同様の傾向がある。

トップラインナップをみれば分かるけれど、メジャーどころがないのが特徴的。前述したよみたんの「妹さえいればいい。」もないし「俺ガイル」もないしね。すでに有名なのはおすすめしてやるかという意思が感じられる。その偏向したポジションが、このライトノベルがすごい!とかのランキングを良い意味でも悪い意味でも混乱させるんだけどね。

上位だけじゃなくて下位の方にも面白い作品が入っているのでぜひ本家のほうで見てくれ。票数は少ないものの、その作品を押したいというラノベ読みの意思が反映されている。

同時期に行われているライトノベルツイッター杯2015年上半期概要 - ライトノベルツイッター杯募集が終わって、1、2週間後の土曜日に結果が発表されるはずだがそっちにも注目だ。そして次の機会にはおすすめ作品投票してくれると助かる。それじゃあ、良いライトノベル生活!!!

2015-07-20

ラノベブロガーたちが選んだ2015年上半期おすすめライトノベル

好きなライトノベルを投票しよう!! - 2015年上期 作品別投票結果一覧より。

1. 天鏡のアルデラミン(宇野朴人)

既に評価確立している人気の戦記ファンタジーだが、第一部の完結とその終わり方が高く評価された。

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-886559-3/

2. ゲーマーズ!(葵せきな

生徒会の一存シリーズで知られる著者の新作。ゲームガチ勢エンジョイ勢の対比とともに誤解が誤解を生む賑やかなラブコメが描かれる。

http://www.fujimishobo.co.jp/sp/201503gamers/

3. 戦うパン屋機械じかけの看板娘 (SOW)

軍人とその相棒が営むパン屋が、戦争で傷ついた街で奮闘する姿を描く、ハートフルファンタジー

http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/series/135/index.html

3. 絶深海ソラリス(らきるち)

22世紀深海舞台に、予想もつかない展開で読者を魅了するモンスターパニックスリラー

http://bc.mediafactory.jp/bunkoj/solaris/

3. たまらん!(比嘉智康

奇才・比嘉智康が描く、テンポの良さとテンションの高さが魅力の多角関係ラブコメ

http://bc.mediafactory.jp/bunkoj/tama_run/

3. 下読み男子投稿女子野村美月

文学少女シリーズ野村美月が贈る、ラノベ新人賞の下読みを務める主人公ラノベ作家を目指すヒロイン青春ストーリー

http://togetter.com/li/846968

3. 薬屋のひとりごと日向夏

毒物に詳しいヒロイン後宮で起こるさまざまな事件を解き明かす中華風ミステリ。「小説家になろう」で人気だった作品書籍化

http://ncode.syosetu.com/n9636x/

8. エイルン・ラストコード(東龍乃助)

危機に瀕した人類救世主としてアニメの中からヒーローがやってくるロボットアクション。熱い展開とスタイリッシュ演出が人気。

http://eirunlastcode.com

8. ひとつ海のパラスアテナ(鳩見すた)

今年の電撃小説大賞《大賞》受賞作品。全ての陸地が海に沈んだ世界で、メッセンジャーとして逞しく生きる少女物語

http://dengekitaisho.jp/special/21/works/pallasathena/index.html

10. 我がヒーローのための絶対悪大泉貴

幼馴染のヒーローを救うために、悪の組織の残党を率いて戦いを挑む主人公ダークヒーローアクション

http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784094515398

10. 終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?(枯野瑛)

謎の敵によって人間が滅び、それ以外の種族が空に浮かぶ島へと逃げた世界と、それを守る少女たちの戦いを描いたファンタジー

http://sneakerbunko.jp/series/shumatsu/

10. 独創短編シリーズ 野崎まど劇場野崎まど

最近ラノベ文章www」として注目を浴びる天才野崎まどの、意欲的な試みがふんだんに盛り込まれ短篇集。

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-891099-6/

10. ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか大森藤ノ

アニメ化話題さらった「ダンまち」がランクイン。人気のある作品には投票を避ける臍曲がりなラノベ読みたちからも支持を集めた。

http://ga.sbcr.jp/sp/danmachi/

2015-07-07

http://anond.hatelabo.jp/20150705111352

俺は分かるよその気持ち

それでもまた行くってのも分かる。

ファンにとってはこの映画は最高なんだから仕方ない。

今までのアニメ現実リンクする描写暴力的なほど詰め込まれていて、

数回観たくらいじゃ受け止めきれないから、仕方ないよな。

一般には確かに微妙かもしれない。

虚実皮膜な大胆な省略演出ミュージカル性についていけないだろうし。

ともかく、せっかく行くなら特典も欲しい。

劇場によるけどだいたい水曜のどっかのタイミングで土曜の席を売り始めるから

それに合わせてネット予約をするしかない。

健闘を祈る。

2015-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20150705024326

逆に、劇場の大スクリーンで上映に堪えるようなクオリティアニメを毎週テレビ放送してる現状がすごいというか過剰品質ではないかと思うくらいなのですが(テレビ放送の総集編ですらそれなりに見ることができるわけで)

というか、元増田の指摘はむしろ国産実写映画の側に刺さりそう

2015-07-05

http://anond.hatelabo.jp/20150705153152


普通映画館行く日の当日に問い合わせするわ。そんで、無いなら別の映画館当たるとかするわ。

はぁ?当日確認しても、映画チケット自体が埋まってんだよ!!! 意味ねーんだよ。アホが。

当日確認して、そもそも映画館に、入れる状況じゃねーんだよ。

そんなに特典欲しいのなら東京来いよ。何回も無駄劇場に足を運ぶよりもよっぽどコスパええやろ。


普通に東京行くコスパの方が高いのでな。

http://anond.hatelabo.jp/20150705142515

はぁ?

増田には特典があるかないかを確認してから映画を見る権利があった。



どうやったら、確認できるんだ?

そりゃ、映画館に聞いたさ。前々から。2回目、3回目見る直前にな。どの映画館でも

「○○日に行くのですけど、入場者特典は貰えますか?」

「数量があれば貰えます。」

しか情報を貰えなかったわけよ。

そして、仕方なしに、早めに予約するしか方法が無かった。

んで、貰えなかったので、払い戻してもらおうとしたが、不可能なので、そのまま帰ったさ。3回目の時は。

グッズなんてモノである。最悪金で手に入れることも可能だ。

しかし、増田劇場で味わったその感動は、金では手に入れることはできない。

多くの人と共有した興奮や情熱音楽。それは劇場しか手に入れることのできないオンリーワンからだ。

劇場入場特典? そんなのは犬に食わせておけばいいだろう。

そりゃ、貰えた人だけが言えるコトだ。

貴様に、貰えなかった物のキモチは分かるか?

まわりが、手に入れて満足している中、貰えず、その「貰ったコト」を共有できない人の気持ちがワカルのか?


確認して、できる限りのコトをして、貰えなかった人のキモチが分かるのか?


貰った人の中には、「グッズはゴミ」だという人もいるかもしれない。それはそれだ。違うんだよ。

「入場者限定の貰うコト」自体も、またオンリーワンイベントなんだよ。

グッズを金で買うじゃ意味がねーんだよ。

なお、ワイの場合バルト9の日曜深夜の回とかでも特典貰えてたので、配布数自体は少ないのではなくて偏りがあるんじゃないかと見た。


そりゃ良かったな!

少くとも、俺の県内全域では、1日の午前で全部無くなったよ!

これを、「供給側が少ない」と言わずして、何と言うのだ?

ラブライブの入場者特典がどう考えたって酷い。

ごめん、ちょっとやっぱり酷いと思ったので、言わせてくれ。

俺はそもそも映画複数回見る人じゃないのだが、今回ラブライブ映画を3回見た。

なぜかって、言えば、その入場者特典が欲しかたからだ。

知らない人のために説明しておくが、今回のラブライブの入場者特典ってのは、

「毎週」特典が切り変わって行く。だから、毎週行けば、毎回違う特典が貰えるって仕組みだ。「数量限定」でな。

数量限定」なので、そりゃ当然貰えない人も出てくる。


俺だ。

3回行ったが、3回とも貰えなかった。

いや、1回目は仕方ないと思ったよ。

1回目見た時は、特典が配布されてから3日経っていたので、「まぁ、仕方無い」と思ったので、まぁ、普通に映画を楽しんだ。

2回目は、反省を行かし初日に行こうとした。だが、仕事も入って、初日の夜の上映で、映画館側に聞くと、「夕方には配布終了しました。」と言って、仕方なしと思ったよ。

けど、3回目は、今度こそ!!と思って、平日の仕事の間隙で、劇場の予約をして、なんとか配布切り代え、3回目の上映に、(予約開始の1時間足らずで、2回分の席が埋まってしまった!)なんとか予約して行ったが、なんと上映2回で、配布終了してしまったのだ!!!!

いや、いくら「数量限定」と言ったって、これはいくらなんでも酷い。

その数量の数も書いて無いし、明かに供給不測ってのは考えられるし、狙って、品薄商法的な、ビジネス戦略を取った。というのは分かる。ビジネスとして正しいのかもしれない。だけど、いくらビジネス的に、正義からと言って、ファンの人みんなが幸せにならない商法はどうなのか?

そもそも、劇場で、席の数は決まっている。なので、そもそも、席数×上映回数で、上限が分かるはずだ。

ラブライブは、大体、1日に4~5回上映される。なので、大体1週間に30回ぐらい上映されるのだ。3回目で配布が無くなったってことは、30回のうち2回分の分しか用意して無かったって事になる。これはいくらなんでも酷いんじゃないのか?

せめて、初日に来た人なら貰える程度の数を用意するべきじゃなかったのだろうか?

ラブライブで特典で、暴れるマナーの悪い客がいたらしい。確かに、暴れるのは良くないが、暴れる側の気持ちは分からないでも無いのだ。

これは、どうクレーム入れりゃ良いんだ?

ともかく、ラブライブ公式側、映画館側は、反省してほしい。

以上だ。



追記。

次回も行く。





追記2

映画は正直たぶん、一般には微妙な出来だと思うし、特典貰えなかったのはムカツクし、公式は糞だと思うが、

俺はラブライブを愛している。

2015-06-26

最終目的

繋がりたいのかカキタレになりたいのか

それともファンのまま楽しみたいのか

ファンの中で回数行って差し入れを他の子たちよりも頑張って

神対応を貰って優越感に浸りたいのか

ひっそりと繋がって優越感に浸りながら

劇場に通いたいのか。

何が正解かわからない。

純粋な考え方がわからない。

面白くて好きになったはずなのに

つの間にか欲望に塗れた趣味になっている。

そう思うと女子高生達のファンは純粋にキャッキャしてて可愛らしくも思え、

そんな自分に戻れないことに僻んでるのかもしれない。

しかった趣味も狭い世界だと疲れてくる。

2015-06-22

実写化アレルギー」と呼ぶのは狭量。

やあクソムリエこと、元増田だ。

今回も結論から言えば

スギ花粉にすぐ反応してクシャミばっかりする人たちに、私は心底うんざりしているのだ」

ってのは、ちょっとどうかと、俺は思う。

ソムリエという職業について。

ヒドイ自称をしてるが、俺は映画ドラマエンターテイメントが好きだ。

(作品を貶すよりも)鶴を見つけたと叫ぶ方が有意義だと思ったから、そうした。

批評家から酷評されようがファンからブーイングを受けようが映画館に足を運ぶのは、そこに輝きがあるからだ。

例えば昨今のイカ人気に便乗するなら「ザ・ビースト/巨大イカの逆襲(1996)」というパニックムービーがある。(日本では劇場未公開・TV公開)

娘に海の無慈悲さを説く主人公である父親には(ゴジラ作品に通ずるような)自然への畏敬がある。

ただ、有り体に言ってジョーズの何番煎じかの作品で、秀作とは言えオススメするのは難しい。

しかし、単なるパニックムービーに深みを与える演技を魅せた主人公William Petersenは、

CSI:科学捜査班(2000~)」でギル・グリッソムを演じ、ハリウッド殿堂入り果たしている。

まり、どんな作品にもそこに関わった人間の思いが込められているし、

駄作と酷評されるような作品にも、愛と信念を持って臨む人間が居る。

映画には人生を変え、夢や勇気を与えてくれる力があると思う。

しかし、時間は有限だし、丁寧に観る人ばかりでは無い。

slinky_dog_s11さんに対する返信

こちとら最初から「何が(何を持って)成功か失敗か」という話はしていないんですよ。論点分かってくれ。 /この人のように実際に観てから言ってる人には何も言うつもりはないんです。

id:slinky_dog_s11

十分に論点理解した上で書いたが伝わらなかったのは俺の力不足からだろうし、

これが個人攻撃に見えてしまったり、曲解した上で叩いているように見える可能性もある。

ので、ゴリッとidを入れておいたので、不愉快に思ったら手数をかけるが削除申請して欲しい。

  • 「実写」なんだから違って当然。細かい差異をアゲツラウのは見てて不愉快
  • 実写化」に即応しすぎ。実写化された「後」に反応しても良いはず
  • そういう風に騒ぐ人が「本当に嫌い」

少なくとも「自分の好悪」であると主張しているのは、俺は好ましい態度だと思う。

からこそ、共通点を探ろうとブログを読み(slinky_dog_s11さんの好きであろう)ゴジラシリーズを週末かなり観た。(正直キツイ時間かかった……)

だもんで例示としてあげるのはローランド・エメリッヒ監督Godzilla(1998)にするが、

俺は、パニックムービーとして良く出来ていると思う。ジャン・レノも良い味出してるし。

しかし、「ゴジラ」ファンがこれを「ゴジラシリーズ」として認めるかは、意見割れると思う。

ゴジラ(1954)にある自然への畏敬や人間社会への風刺はホトンド無いし、

フォーマットとして確立していたゴジラvs怪獣という点も無く、独立している。

そもそも、それまでのゴジラの造形からまりにもかけ離れている。

こういったハリウッド化が何度も繰り返され、slinky_dog_s11さんの好きなゴジラ特撮が、

そうではない別ものとしてハリウッド化が何度も何度も繰り返し為されていたとしたら、

ハリウッド化!」に対して「もう止めてくれ!」と叫ばないだろうか。

それを、「ゴジラを見ていないし思い入れも無い人」が「ハリウッド化に騒ぐ特撮クラスタは目障りだから止めろ」と言ってきたら、

ゴジラ好き」達は、素直に「次こそはという可能性もあるから黙って待つか」と思えるだろうか。

実写化」は本質じゃないし、「差異を叫ぶ」のも本質じゃない

そもそも「実写化」というのは別に本質じゃない。次元を超えるせいで、単に目立つだけだ。

例えばリメイクリブートコミカライズノベライズもっと言えばアニメドラマシリーズものだってそうだ。

第三者が別のキャンバスを持って現れ、横で少し真似た絵を描き始めた

http://blog.goo.ne.jp/yukks453145/e/12eb31fc9d5080c07c838ef6fb4ea238

slinky_dog_s11さんも書いてるよな。的確な比喩だと思う。

自分の好きな絵の名前で「これこそが名画でござい!」と模写を披露してるのを、見るわけだ。

その模写は、原作の絵を知っている人間が見ると、とんでもない模写なワケだ。

もしくは、「トンデモナイ描き方を始めた」ように見えるワケだ。

でも、ソレ(実写版)は、間違いなく作品群の一つになる。

例えば最近だと寄生獣(2014, 2015)があるな。放射性廃棄物を使った演出で、一炎上あった。

個人的にはね、ミギー阿部サダヲの名演とか、寄生獣を実写で見られたというワクワク感も無くは無い。

でも、あの映画があると(あった事実は消せないよな)「寄生獣っていうのは、ああい思想作品なんだ」として記憶される訳だよ。

主人公寄生する謎の生物であるミギーもさ、「なんかヒョウキンなバケモノが腕についてんな」という評価になるわけだろ。

人間から見たら冷酷な(でも事実を言ってるだけの)ミギーに対する違和感嫌悪感、そこからの「共生」みたいなものは読み取れないわけだ。

漫画を読んだら判るはずの良さが、映画を観た人には伝わらない。

観た人に演繹されて「ああ、原作もこういう作品なのね」と思われると想像して当然だろう。

そして、そうなるであろうという不信感・違和感が、「止めてくれ!」と叫ばせるわけだ。

「ここが違う」「そこが違う」として細かな差異をアゲツラウってのは、本質じゃないと思う。

それは「不安だ!不信感がある!」という違和感を上手く言語化できないだけじゃないかと、俺は思う。

しろ初期の段階で騒ぐべきなんじゃないの?

俺は、初期の段階で騒ぐのは良いことなんだと思ってる。

少なくとも、熱心なファンが居ることは伝わるわけだし、プレッシャーもかけられる。

島本和彦みたいに「原作を変えたんだから、実写も変えろ!」みたいな面白しなくても、伝わる可能性がある。

  1. 実写化進行中の、作品完成前
  2. 実写化が終わり、公開中
  3. 公開が終わった後

騒ぐタイミングって、上記の3ヶ所しかない。

そして、この中で、作品がより良くなる可能性があるのは1番しか無い。

から、「実写化!」にファンが即応して「マジかよ!」と叫ぶのは合理的だ。

実写化」への嫌悪ではなく、「邦画界やテレビ局への不信」なら、最初に叫ぶべき

俺は、ブコメでも言及されていた「るろうに剣心(2012)」を邦画と呼ぶのには強い抵抗がある。

るろ剣に関しては語りたいことが山ほどあるが、本筋ではないのでここには書かない。需要も少ないだろうしな)

それぐらい、「邦画」界や「ドラマ」界隈ってのは特殊で、ハッキリ言って漫画アニメ実写化するには向いてないと思う。

からこそ、Twitter等でファンの声を製作者側に伝えられる機会があるなら、もっともっと騒ぐべきなんだと思ってる。

そして、そういうファンの存在を「受け入れがたいので目を背ける」コトが出来ずに「本当に嫌い」として黙れというのは、狭量じゃないかな。

http://anond.hatelabo.jp/20150619121107

(※追記:Twitterみたら個人攻撃しか見えない感じになってたので題名修正。あと、ゴジラ24本観終わったので、残り6本のはずだが近所でレンタルしてねえ……)

日本ホラー映画が当たらない理由

それは映画館で会話できないから

今、俺が求めているのは、

IMAXでも、4DXでもない。

友達と会話しながら映画を観れる映画館だ。

具体的言うと、Bluetoothワイヤレスヘッドセットが常備されている映画館ができて欲しい。

ホラー映画を観に行くと、劇場はひとり客ばかりだ。

90分、ひとりでニヤニヤ笑って

明るくなった劇場で「よかった」ってツイートして終わりだ。

から誰も観に行かない。

ホラー映画なんて、友達とワイワイ騒ぎながら観るもんなんだよ。

人、死んだーッ! って。

首、飛んだーッ! って。

ファイナル・デスティネーション」観て、

助かった、と思ったらあっさり死んだーッ! って。

「ソウ・ファイナル」観て、

そこ夢かよッ! って。

ホステル」観て、

三池崇史出てきたッ! って。

キャビン」観て、

ボタン押せーッ! って。

死霊館」観て、

今のところ、ちょっとマジで怖かったな、って。

そう言いながら観るのが楽しい

呪いビデオシリーズがもし映画館で公開されてたら?

たぶん、あんなにシリーズ続いてない。

呪いビデオシリーズは、高校生が夜中、友達の家に集まって、

チューハイ柿ピー片手に、

アレはマジの心霊ビデオだ、

いやフェイクだ、

どっちでもいいけど「疾走」ってヤツはマジで怖い、

と言いながら観るのが「呪いビデオシリーズの最もポピュラーな楽しみ方であって、

一人で「よくできてるなあ」ってニヤニヤしながら観るのは極一部の好事家でしかない。

海外で当たったホラー映画コメディ映画が、日本ではさっぱり当たらない。

それどころか、1億ドル売り上げた作品が平気でビデオスルーされる。

そりゃそうだよ。

なんでホラーコメディを静かに観なきゃいけないんだ。

社会人になって、

ほんのたまにしか会えない友人と、

仕事帰りに合流してレイトショーに行っても、

映画を観ている間は一言も会話できず、

観終わったらすぐ終電帰宅

そりゃあ、映画観に行かないよ。

おでん屋行くよ。

今、劇場で、海外のような雰囲気で観られるホラー映画は、

たぶん「コワすぎ!」シリーズだけだと思う。

たとえば、映画を観ながら友達と、小さな声で会話をすることが許されるなら、

マッドマックスの新作を観ながら、

こんな風に上司ぶっ殺してやりたい、って、

女の人の乳首めっちゃ浮いてるな、って、

やべえ、すげえ、超楽しい、って、

喋りながら観れたら。

少なくとも俺は、もうちょっと友達を誘って映画観に行くようになる。

2015-06-19

実写化アレルギーとか気安く言わないで欲しい

まず結論から言うとだ、良い作品もある、が、クソが多いから「止めてくれ」って反射的に叫ぶんだよ。

判るか?

例えばオマエがゴリゴリ童貞秋月電子にパーツセットを買いに行く時にだ、

良い匂いのする女性、つまり美女に話しかけられたとしよう。

Bの可能性も確かにゼロではない

僕これから25個セット買うから10個お譲りしますよ、と発展する可能性も、存在までは否定出来ない。

だがな、常識で考えた場合、即座にお断りするのが一番正しいんだよ。

ソコ!2時間拘束されても女性と5分話せたんだからお得とか言うな。

ソムリエによる、悪くはなかった実写化作品

結論から言ったら短くなったので、折角だから(罵倒されること前提で)オススメ実写化作品を上げておこう。

なお、自称から判る通り嫌な予感がした地雷自分から踏みに行くタイプだ。売上に貢献しちまってスマンな。

あ、日本原作限定な。ハリポタとか300とかバットマンとか手に負えなくなるから

原作派、原作未読派、双方ハッピー

帝都物語(1988)

実相寺昭雄監督も凄いんだけど、やっぱ加藤役の嶋田久作だよな。

いやー、実写化はかくあるべしというレベルの怪作。

今見るにはツライところがあるとか、嶋田さん別に美男子では無いよなとか、どうでも良くなるレベル

古橋秀之ブラックロッド実写化するなら、ゼン・ランドーは嶋田久作以外だとブーイングだろう)

ピンポン(2002)

クドカン脚本書いて、松本大洋本人もワリと協力してるので、普通に漫画未読」も「漫画読者」も楽しめるようになってる。

カメオ出演も多いし、全体的に小奇麗にまとまってる。

一番のポイントは、この映画石野卓球音楽提供してんだよ。卓球漫画だしな。

のだめカンタービレ(2006~)

フジドラマにしては、キャラクターが良く描けている。

原作ギャグっぽいところがキチンと表現されているところも高得点

まあ映画版は、邦画らしく脚本グダグダでダレる部分も多いので、好きな俳優が居ないとツライかもしれん。

デトロイト・メタル・シティ(2008)

漫画読者なら楽しめる。未読者もまあまあ良いんじゃないかな?

KISSメンバージーン・シモンズの懐の深さを堪能する映画でもある。

でもガチヘヴィメタ好きと観に行くと喧嘩になるので、そいつとはアンヴィルでも観とけ。

原作派としてはビミョーだか、まあ双方ハッピー

ALWAYS 三丁目の夕日(2005)

ああ、あの絵柄がこうなるのかあという感慨はあるものの、まあ漫画読者も満足できなくはない。

個人的には、もっとこう、ジメッとした感じなんだけど、まあソコはソレ)

好き嫌い分かれる映画ではあるものの、良く出来てるよ。

探偵はBARにいるススキノ探偵シリーズ)(2011~)

原作のユルイ雰囲気がちゃんと活きてる。

相棒役に松田龍平おいてあんな探偵役なんて大泉洋じゃなきゃ出来ねえよ、あの人マジ緊張しねえな。

個人的には1の方が好き。全般的ノスタルジックで無い昭和感というのは貴重だと思う。

孤独のグルメ(2012~)

これ、原作とはゴローさんの醸し出す雰囲気が違うんだよね。

でもまあ、納得できるというか、まあアレはアレで有りだよな、という。

ほとんど松重さん人徳に寄るところが多いドラマ映画化は無いだろな。

オール・ユー・ニード・イズ・キル(Edge of Tomorrow)(2014)

まあ原作からすると、全然違うじゃ無えかと思うものの、ハリウッド凄えな、という作品

ループものをアレだけテンポ良く判りやす面白く描くのは層の厚みが違うんだろうな。

なんだかんだ言ってトム・クルーズやっぱカッコイイし凄え役者だよ。

原作派じゃないとキツイが、原作ハッピー

ヤッターマン(2009)

ヤッターマン1号に櫻井翔ドロンジョ様に深田恭子、極め付きはトンズラーケンコバとド直球の地雷配役でアリエナイ傑作。

ただこれ、原作アニメヌルギャグ、ユルイお色気、要らないだろソレっていうスベリ方と、

ほぼパーフェクトなアニメ実写化なので、アニメ知らない若者には相当ツライと思う。

開幕5分で劇場のソコココのカップルから漂う「なんだこれ……」という空気は今思い出しても笑える。

アニメ実写化としてはこれ以上無い完璧作品だと今でも思う。マフラーだけは無念。

そういや、誰もが判るカメオ出演って珍しいかも。

逆転裁判(2012)

なんかタカラヅカだと定番化しててソコソコ人気になってて面白そうなんだが未見。

ここでは軽く幻のドラマ版じゃなくて、2012年映画版な。

ソコのあの真宵ちゃんのピアノシーンとかナンダヨ!という原作派、まあ待て。

一回ちょっと目を閉じて思い描いて欲しい。

これ、ゲーム初回特典DVDとして付いてきた実写版だったとしたらどうだ?

ほら、震えるくらいの超豪華特典だろ?信じられないレベル実写化だろ?

ただし、ゲームやってない人間にはキッツいと思うなコレ。

THE NEXT GENERATION -パトレイバー-(2014~)

原作ヘッドギアの「メディアミックス前提の、アニメ版漫画版独立して存在する」珍しい作品

先行したゆうきまさみ漫画版原作扱いすることも多いけど、やっぱ違うんだよね。

特に横手美智子小説版は忘れられてることが多いけど、作品世界に多大な影響を与えてる。

漫画OVAアニメ小説映画、全部こみこみでパトレイバー

と、いう面から見ると、実物大イングラムデッキアップされただけでも価値はあったと思う。

カーシャがネズミ苦手とか、お武さんの怪談嫌いを彷彿とさせる細かいネタも沢山あったと思うが……

というか、この実写版は流石にどの過去作品にも触れたことが無い人は観てないんじゃないかな?

良くわからないことになってるけど全てハッピー

時をかける少女

筒井康隆小説(1967)原作で、

原田知世版(1983)、中本奈奈版(1997)、細田守版(2006)、仲里依紗版(2010)と4作品ともイイヨ。

特に筒井センセイも納得の細田守アニメ版時をかける少女」の主人公の声あててた仲里依紗のやってる2010年版は、細田守版の影響が尾を引きすぎて隠れてしまった不遇の名作。

ワリと細田版時かけ実写版と言って良いんじゃないかなあ……ダメかなあ……

興行的にヒットしたり、原作派以外がハッピー

多すぎて割愛

というか、このカテゴリーに入る作品を「実写化成功した作品」扱いするのが全ての元凶な気がする。

DEATH NOTEとかさ、テルマエ・ロマエとかさ。

いや、良いんだよ。

特にテルマエとか原作者も喜んでるっぽいし阿部寛良かったし。

でも、アレは実写化として原作ファンが納得する出来なのかっていうと、どうだ?

(他にもスピード・レーサーはワリと酷評されるが作品単品では面白いと思うよ?でもマッハGoGoGo実写化かあれ)

まとめ

探せば「原作ファンが喜ぶ実写化」も無くは無いが、ホトンド無えんだよ。

ハリウッドですら微妙映画化するのに、邦画で出来るのは奇跡に近いんだよ。

というわけで、「実写化!」には「マジか……」が正しい反応。アレルギーとか気軽に言うな。

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