2015-08-14

私が佐野エンブレム案が嫌いな理由

私が佐野エンブレム案が嫌いな理由:黒い棒が回転して日の丸を水面下に叩き落とす。

昂揚感、平和繁栄人類良心オリンピック憲章、そういうもろもろの理念が正しくデザインに反映されていないから嫌いです。

普通デザイン教育を受けた人間にはあのデザインは以下のように見えます

https://tokyo2020.jp/shared/images/olympic_emblem_large.png

①まず、中央を貫く黒いバーは、喪章、あるいはモノリス(不滅の絶対性、時間)を表す。

②対角は金銀のコーナーはモーターの界磁であり、これによりモノリスは右方向に回転モーメントを与えられる。

 (通常のネジが右ネジだから

 ※ちなみにベルギー劇場デザイン回転ドアデザインで真ん中のラインが垂直に立っていることは、劇場が外へ向かって

  開かれていることを意味する。

③右上の赤い丸、これはもちろん日本であり、太陽、陽性なるもの意味する。

 金銀の界磁によって駆動されるモノリス冷徹な正確さで日本をいままさに叩き落とそうと運動する。

 金銀の界磁と一緒になったときモノリス死神の鎌であり、赤い丸は狩られて血まみれの生首である

 冷徹時間論理によって日本凋落していくことが避けられないという死を表す。

④金銀はメダルであり、メダルにより黒くて強大な物体が突き動かされて日の丸を叩き落とす図でもある。

 日の丸の位置は、時計の1時付近であり、これは絶頂期を過ぎていてこれから沈んでいくしかないことを表す。

⑤2020はフォントで海の波、水平線を表す。五輪マークは、すでに水面下に沈んでいる。

 これはオリンピック理念形骸化していることを示している。

このような、日本凋落メダル駆動される凋落加速のデザインオリンピック理念を正しく表現しているとは理解できず、

まったく共感できない。

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