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はてなキーワード: 主催者とは

2023-01-06

anond:20230103194524

身も蓋もない言い方するなら高校野球主催者新聞屋が一枚噛んでるからだろ

春は毎日新聞(と高野連)、夏は朝日新聞(と高野連)が主催

から実質低コストかつ半自動的に大メディアに取り上げられる

もちろん系列TBSテレ朝も優先的に取り上げる

あとプロ野球は「球界の盟主」とか呼ばれてる読売巨人軍名前の通り読売新聞グループから相乗効果も高い

対する高校サッカー主催日本サッカー協会だけ

取り上げられるかどうかはメディアの胸先三寸で決まる

もし同時期に何か大きな事件出来事が起きれば扱いは小さくなる

2022-12-30

DJ Shadowが「未来的すぎる」という理由主催者に中断されたライブから10年が経ってたことに気付いた

後日SoundCloudで公開されたこの日のライブのフル音源は今でも時々聴く

https://amass.jp/15769/

2022-12-29

anond:20221228185614

藤木幸夫は2018年1月18号のタウンニュース記事

主催者代表としてあいさつした横浜港協会の藤木幸夫会長は、山下ふ頭の再開発について「ばくちはやらない」と改めてカジノ誘致を否定した」

と述べているので2019年カジノ企業サッカーチームスポンサーになったのでサッカー憎しで反対したという主張は難癖ですね。

2022-12-25

ブルーロック面白い

最近見始めたおっさんだが面白い

友人にすすめられて見始めた

そいつ女子なので明らかにビジュアルで見はじめたタイプだけど

普段きらら見てるような俺でも楽しめた

 

構成はデスゲームスポーツって感じ(ちょっとカイジ地下労働っぽさも入ってる)

どっかでみたなーと思ったら大運動会だった、あれ大好きなんだよね

 

理不尽なことする主催者枠の人がちゃん理屈っぽいこと言ってて笑う

主人公理屈屋っぽいか解説役が居なくても成り立っている

主人公ビジュアルの割にかなり好戦的エレンタイプ

スタンドプレイかチームプレイか、っていうクソみたいな二元論に終止してないのがいい

サッカー作画めっちゃよくてかっこいい、良質な格闘漫画みたい

BL狙ってそうな雰囲気めっちゃ感じるけど個人的に嫌な感じがしない、むしろ尊い

・デスゲームでよくある「敵」「味方」がコロコロ変わる感じもおもしろ

 

てかこの話の構成ってうまくやるとハマるよな

スポ根ってどうしても試合がメインになるけど、試合ってもう擦られすぎてて新しいものが生まれにくいんだよね

そうなると「チーム戦を一回バラす」っていう作業必要になってくる

ハイキューの強化合宿とかそういう感じ

この作品はそれをデスゲームミックスさせることで常にバラしまくりの状況を作ってる

ただデスゲームみたいな「死」を作れないからそこを「選手生命」に変えることで成立させてる

デスゲームみたいなファンタジーよりかはスポーツ立脚してるからリアリティも出せる

どんどん数が少なくなっていくからトーナメント戦みたいな「負けるキャラフォーカスを当てていく」もできる

 

この作品が向いてると思う人

・デスゲーム好き

スポ根好き

BL好き

 

向いてない人

・熱血嫌い

純愛過激派

・女キャラが出ないと発狂する人

2022-12-22

anond:20221222083051

論破王が世界論破する その2

将棋 名人戦

主催者「第80期名人戦第7局は6月24・25日の2日間、山形県天童市天童ホテルで行われます

論破王「将棋ってお昼休憩ありますよね」

主催者「1時間あります

論破王「夜はどうするんですか?」

主催者「1日目は18時半の手番の者が封じ手を行って終了です」

論破王「それっておかしくないですか?8時間しか将棋してないのに1日にカウントするの。嘘つくのやめてもらえます?」

主催者ぐぬぬ

フィクションです

anond:20221220184506

論破王が世界論破する その1

鈴鹿8時間耐久ロードレース

論破王「8時間耐久って言いますけど途中でピットインとかしてますよね」

主催者「してます

論破王「おかしくないですか?8時間耐久してませんよね。嘘つくのやめてもらえますか?」

主催者ぐぬぬ

フィクションです

大人用のイベント子供を連れてくるやつ

結婚式はいいよ、子供血縁からさ。

大人用のイベントではない。

 

登壇とかがあるイベント主催者へのサプライズがあった時に

誰がプレゼントの箱開ける?みたいなのを。

全然知らん子供が飛び出してやったっとき主催者の子供でもないし、親友の子供でもない)

「こいつでしゃばりだなあ」

って思った。

 

そこにいた人間ほぼ全員「こいつ誰?」って思ってたし

子供って大人だとやらないようなこと平気でするよな

自分が主役じゃないってことがわからないんだろうか

2022-12-18

anond:20221218195213

ロングコートダディ

おい嘘やろぉ

こういうの好き

面白かったのは、主催者と太ってる人

開幕のイッショニハシロウもすき

なんか短く感じた

こういう感じで進むんやなって安心感あった。素直に笑えた

2022-12-11

anond:20221211130053

昔、女性向けで「カラ松おしっこ我慢大会」が炎上した時、検索避けにうるさい女性達が主催者叩いてたのはわかるんだけど、男性達まで「ま〜んw」「これだからおそ松まんさんは…」って叩いてたのは何故なんだよ

2022-12-02

anond:20221201152738

主催者側に、受賞者を式典に呼びたいってのが先にあるから、受賞者が式典に来れる言葉を大賞に選んでいる。

本末転倒なんだよね。

2022-11-28

企画する側で思うこと

とあるゲームで、1ユーザー大会企画していた


内容としてはDiscordとあるサーバー(1,000人規模 アクティブ率5%ぐらい)で

新規あんまり居ないから、親睦を深める為に大会を開催しますと。

元々、そのサーバーは仲間が居ないご新規だったり、ぼっち人間が楽しくVCしながらゲームをするサーバーだったので

基本的おひとり様が多かった


そのため、大会の意義自体は良いなと思ったのだが参加条件が

5人で1チーム(事前にチームを組んで申請


という、フレンドが居ない・少ない人間が集うサーバーではあまりにも難しすぎる参加条件だった

事前のアンケートだとそれなりに参加を希望する人間が居たのだが、参加するには自分を除いた残り4名を集める必要があるので

期日が3日前になっても1チームしか申請がなかった

そりゃあそうだろう。と思ったので

運営側の手間が増えるが申請個人でもOK個人申請人間運営側で組み合わせを決める形にしてはどうでしょうか?と提案してみたら

考えてみます。で終わりだった


結果として最終日になっても申請してきたチームはたったの3チーム(15人)だけで

とてもじゃないが大会と呼べる代物ではなかったので、主催者が中止宣言をして閉幕

事前アンケートではもっと参加希望者が居たのだから、どういう形で開催したら参加しますか?とアンケートを取れば良かったのにと思った

まあ自分は口を挟んでるだけのクソ野郎なので実行に移した人間の方がエライのは百も承知ではある

anond:20221127235304

適切なアンケートWebサービス存在しない。

ツイッターアンケートでは主催者フォロワーの傾向に偏ってしまう。

マイナーアンケートサービスでは十分なサンプルが集まらない。

時々、『はてなアンケート』みたいなサービスがあればいいのに、と夢想する。

はてなアンケートの結果が何度もホッテントリに上がってくるようになれば、

いろんな事に白黒がつくのにね。

言っとくけど、「『咲×雀魂』の広告公共広告にふさわしいか? 」でアンケートを取れば

私たちが勝つ。適切なサイトが生まれたなら、催してくれて一向に構わない。こちらは逃げるつもりはない。

2022-11-26

anond:20221125215047

結局その「政治的」か否かを判断するのは誰なんだって話なんじゃないかね。

「何事も政治と無縁ではない」は政治厨の偉そうなお題目だがことFIFA関係では一蹴できるものでもないと思うわ。

正直なところ今のタイミングの「スポーツ政治を持ち込むな」は「FIFAが許さな政治的パフォーマンスダメだ」にしかならんのよ。

2020年アフリカ系アメリカ人のフロイド警察に殺された事件に対してドイツブンデスリーガで抗議パフォーマンスが行われた時、

インファンティー会長(現職)が何て言ったか覚えてるか?

FIFA President Gianni Infantino adds: "For the avoidance of doubt, in a FIFA competition the recent demonstrations of players in Bundesliga matches would deserve an applause and not a punishment.

(訳)FIFA会長のジャンニ・インファンティーノはこう付け加えた。「疑義を避けるために言えば、FIFA大会においては、ブンデスリーガ試合での選手による最近デモンストレーションは罰ではなく賞賛に値するでしょう」

Stop racism. Stop violence. FIFA

全文を見るとこの直前に競技規則適用競技主催者に委ねられていると言った上でこう付け加えているので、つまるところ規則罰則を与えないようにとFIFAが直々に示唆したわけね。

それでこれは「政治的」ではないんですかね?この会長賞賛(applause)に値するとか言っちゃってますけど。

FIFAはSTATUESで人権尊重(第3条)を掲げ、あらゆる種類の差別は固く禁じられ(strictly prohibited)る(第4条1項)としている一方で、

FIFA目的に影響を与えるものを除い(matters affected by FIFA’s statutory objectives)て政治宗教には中立を維持する(第4条2項)としている(FIFA STATUES 2022)。

これ自体2020年時点でも存在しているのでフロイド事件の抗議についても政治的中立性を守らなければならないはずで、

適用除外に言う目的(statutory objectives)とは同第2条に制定されている目的が具体例だと思うが基本的にはサッカー関係運用についてでありこの件で関係あるとも思えない。

これをFIFAが「政治的/非政治的」または「許される/許されない政治性」だと判断できるというなら何と傲慢価値観だろう。




そもそもFIFAという組織公式サイトに"SOCIAL IMPACT"という項目を作って、そこで政治団体のように"Sustainability"(持続可能性)"Safeguarding and Child Protection"(児童保護)"Human Rights & Anti-Discrimination"(人権反差別)などと高邁な政治的理念を掲げている有様である

あくまサッカー競技運営必要からだと言うならそれ以外の「政治スポーツに持ち込むな」という理屈分からんでもない。

「加盟団体試合上の差別競技の発展という目的上許さない。しかしそれに関係ない差別には何も言わない」のならそれはそれで一貫してもいる。

しかFIFAときたら"SOCIAL IMPACT"などと言い出すのだからその理屈は罷り通らんってわけ。

会長は「西欧カタール道徳を説く前に3000年を反省しろ」と言うがよくもまあこんな状態FIFA人間がこんなことを言えるものだと感心したよね。

ロイド事件への抗議が許されるのはFIFA大会中に行っている反差別デーとかい政治的キャンペーンに合ってるからなんかね?

FIFAが掲げている政治的な綺麗ごとは正しくてFIFAに都合の悪い話は大会の場で排除されるべき「政治」なのか?

政治がそんなに嫌なら一々そんな高尚な政治的理念を掲げるなよ。なーにが"SAY NO TO RACISM""SHOW RACISM THE RED CARD"だよ。

それともこの明らかな西欧由来の「アタラシイカチカン」は非政治的で正しく中立的で普遍的価値観なんですか?そりゃポリコレ超えてんな。

普段リベラルダブスタ傲慢性を糾弾する人までもが、FIFA欺瞞無視して「FIFAも正しい」ってブコメ賛同してる様はあまりに滑稽だわ。

2022-11-14

anond:20221112222550

選挙を「どの政治家が良いかアンケート」+「その結果を代表者に選ぶ」と考えると、アンケートでは一定の票数を超えたときには印象を変えることがないか選挙でも印象は変わらないし、同じくアンケートで結果を変えるかと言えば変えないからその結果が反映される選挙でも変わらない。

合理化するには投票義務化やネット投票の実現が必要で、そのために『#最終日曜日投票には意味がないデモ』というもの富山主催しているし47都道府県での開催を目指している。合理的選択理論の支持者だとか、とにかく主催者を募集しているので連絡してほしい。

2022-11-05

参加しないライブフラワースタンドだけ出して主催者として参加者から金募るオタクってマジでなんなの?承認欲求の化け物すぎて引いてるわ

2022-11-02

主催者なしのイベント市民勝手に集まって死人が出たら警察責任っておかしくねーか?

2022-10-28

anond:20221004134337

腐女子からみると

・「ホモカプ」という言い方自体だいぶ古いネットジャーゴンのように思う。

古い腐女子層は今は学習を重ねた結果、ゲイカップルであったりブロマンスであったり、ポリコレな言い方にスライドしていると思う。

・「企画」に乗るのは自分ネタがひねりだせないなかよし女子高生(=元増田のいう内輪)かライト層だけだ。

一回経験してみれば同人誌つくって即売会などオフラインイベントのほうが好みが先鋭化して分化していてずっと楽しいのが分かる。

まあこの元増田オンラインのみではないようなたとえをしているけれど。

・古い層であっても他人のたてた「企画」に乗ることで楽しみを抽出しようとしているのだからたぶんこの人ライト層。

企画」じゃなくてコミティアとかコミケ三日目とかでオリジナル本だしてればこんな愚痴でないでしょ。

あるいは、企画をたてて自分の好きなやりかた(バランスをとるためBL中心は先着10名まで)で他人を楽しませられるか試してみればいいのに。

・多くの創作系ではお客様文句を言う人は嫌われますよ。参加者主催者になってみては?

アンソロ、無理なら合同誌でも編んで見られてはいかが。

 

===

一行で例えると、海外旅行団体旅行に一人で参加して「周り中定年後の熟年カップルばっかりでおもしろくなかった」って言ってる人みたいだなっておもった。

2022-10-27

はてブオフ会って何が原因で失敗したの?

他のオフ会と何が違って何が欠けてたのだろう?

主催者がアレだったというのはあるかも知れないが、誰がやってもダメ感はなんとなく危惧する。

2022-10-22

艦これ舞鶴市知財市長選挙のまあまあヤバい話(前編)

2022年9月中旬に注目を集めた、艦これ舞鶴市来年2023年に予定されている市長選挙に関わるお話をまとめました。

艦これユーザー視点なので、その点承知おき下さい。

事情をよく知らない人にも分かるように書いているため長いのと、当時深掘りした人にはあまり新しい情報はないと思うのでその点もよろしくお願いします。

舞鶴市長選にわりととんでもない人が出馬予定ですよ

京都府舞鶴市2023年2月現市長任期が終わり、市長選があります

それに関わり、既に立候補を表明している松本隆さんという人がいます

こういう話に個人名を出すのはあれかなとは思ったのですが、公人になろうという人ですし公開情報なのでいいかなと思い直しました。

選挙ドットコムにも掲載されていますしね。

さて、この松本さん、「やばい舞鶴 森本たかしならこう変える!」というYouTubeチャンネルを開設していまして、日々動画投稿されています

このチャンネル9月中頃に投稿した動画が軽く炎上したことで、にわかに一部界隈で注目されました。

いわく、舞鶴市には古くから海軍文化があり、KADOKAWAは「艦隊これくしょん -艦これ-」というコンテンツ文化盗用をしていると。

にも関わらず、森本さんの尊敬する「Aさん」に対し、知財侵害をやめるよう警告書を送りつけたと。

私は森本さんの動画に「それはKADOKAWAの方が正しいのではないか」という趣旨コメントをしていたのですが、この度ブロックされ、コメントができなくなりました(正確に言うとできることはできるのですが、YouTube仕様自分以外は森本さん含め誰も読めないのです)。

そこで、備忘録がてら今回のことをまとめておこうと思いました。

なにぶん市長候補とその周辺の不祥事なので、公共性があるものと考えています

特定個人や団体を批判的に扱っていますが、憎悪を煽る目的は一切ありませんのでよろしくお願いします。

*固有名詞がたくさん出てきますが、見やすさを優先し、初出の場合やおおむね5文字以上の長いものにだけかぎかっこを付けています

とても長いので1行でまとめると、舞鶴には艦これIP勝手に使って地域振興を目論む人たちがいて、そのお仲間の森本さんが市長選出馬しますよ、というお話です。

背景について

まず基本的な事項から

Aさんに警告書を送ったKADOKAWA(厳密にはグループ会社の角川アーキテクチャ)ですが、2013年から艦隊これくしょん -艦これ-」(以下、艦これ)というゲームをEXNOA(旧DMM GAMES)のプラットフォームで展開しています

ゲームアニメファンであれば、触れたことはなくても名前くらいは知っているでしょう。

そして「砲雷撃戦!よーい!」という、艦これオンリー同人イベントがありました。

さまざまな地域で開催されたイベントで、舞鶴も会場の1つだったのですが、2021年3月イベント最後現在廃止となっています

廃止理由は公開されていませんが、舞鶴市内で別の同人イベントは開催されており、別の地域艦これ同人イベントは開催されており、「砲雷撃戦!よーい!」運営の別のイベントも開催されていることから、「砲雷撃戦!よーい!」だけの事情があったと推測されています

要するに、KADOKAWAから怒られたのではないかと。

ただ、当時は誰も事情を知らなかったのではないかと思います

同人イベントって何?という人のために

同人イベントとは、主に個人制作した作品一般流通では販売しない(できない)ものを会場限定販売するというイベントです。

扱う作品が本だけの場合同人誌即売会とも呼ばれます

原作なしのオリジナル作品だけを扱う同人イベントもありますが、現在どちらかと言うと主流なのは二次創作、つまり既存作品モチーフにした作品を扱ったものでしょう。

オンリーイベントは、参加者が全員同じモチーフを使うというルールを設けたイベントです。

イベントではコスプレのように本やグッズ制作以外で参加できる場合もあります

既存作品モチーフにする以上当然なのですが、二次創作原則として著作権侵害します。

しかし、同人イベント販売される二次創作作品は見逃される傾向にあります

こうしたイベントクリエイティブ人材養成する場になっている面があり、多くの版元がそれを尊重しているからです。

権利者側がガイドラインを示し、その範囲二次創作を認めると宣言している場合もあります

ガイドラインがない場合は目安すらありませんが、版元が問題視すれば著作権侵害等を問われることになります

そのためOKNG境界あいまいで、二次創作活動は「版元に怒られないようにしよう」が大原則になります

常に議論のある部分ではあるものの、建前として「ファン活動であって営利目的ではない」というものがあり、二次創作では作品の「販売」ではなく「頒布」という言葉を使うことが多いようです。

大変盛り上がったけれども

往時の「砲雷撃戦!よーい!」は大変大きな盛り上がりを見せ、開催期間2日でのべ1万人以上を集めたこともあるようです。

最盛期には周辺のホテルが満室になり、地域を走る電車イベントのために増発するという事態にまでなりました。

ここまで盛り上がった要因の1つとして、地元商店街の協力がありました。

会場のすぐ近くで屋台村を形成し、地元の美味しいもの提供したのです。

好きな作品同人誌を買い、美味しいものを食べる。

最高じゃないですか。

ところが、ここで1つ問題が発生するのです。

普通同人イベント公式の許諾は出ません。

するとこの屋台村、艦これに便乗して商売している、法律用語で言うと「冒用」しているのではないか?という点です。

ごく初期は、これを誤魔化すために「同人イベントをやっていたら、たまたま近くに屋台村が出ていた」という体裁でいたと記憶しています

ところが、いつからか2つは一体化し、「砲雷撃戦!よーい!」は屋台村をイベントの売りの1つとして扱い始め、同じポスターで案内までするようになりました。

すると、次に気になるのは責任所在です。

屋台村は誰が主催しているのでしょうか?

MCAというNPO法人

ここで出てくるのが「舞鶴クリエイティブアソシエーションMCA)」というNPO法人です(マカと読むそうです)。

MCA2014年2月に開催された「砲雷撃戦!よーい!」のにぎわいを見たTさんMさんが発足した団体です(私人なので一応イニシャルにしておきますMCAを調べればすぐ出てきますが)。京都府への登録2015年7月になっています。一応、地域振興や文化振興を目的としたNPO法人ですが、ネット上に残っているインタビュー記事などを読む限り、発足のきっかけは「砲雷撃戦!よーい!」です。

このMCA地元事業者を誘い、「砲雷撃戦!よーい!」に併設する屋台村を作ったというのが実情のようです。

なかなか凄いな、と思ったのが、府に提出した活動報告書に堂々と「艦隊コレクションイベント」と記載していることです。

あれ、同人イベントなのでKADOKAWA許可は取ってないですよね?なんでNPO法人活動報告にゲームタイトルが出てくるんですか?しか表記が間違ってる?

というのが最初感想でした。

さらによく見ると「従事者の人数」という項目に「10人」とあり、MCAから人が派遣されていたことが分かります

ちなみに「砲雷撃戦!よーい!」の名前も出てくるので、「艦隊コレクション」であって「艦隊これくしょん」ではないという言い訳はできないですね。

また、「砲雷撃戦!よーい!」の前夜祭を委託事業として請け負って20万~30万円前後報酬を受け取っているので、完全に艦これ名前を使って商売をしてます

この時点でMCAによる知財侵害ほぼほぼ確定したと言ってよいかと思います

ゲームキャラクター第三者が描いていれば著作権のうち翻案権侵害になるでしょうし、艦これ名前を使って人を集めてイベントを行うのであれば不正競争防止法抵触するでしょう。

森本さんはTwitterで「私達の知識レベルでは一線を超える事は無いとは思います」と仰っていましたが、まあ嘘ですよね。

他社のIP勝手に使って商売していいなんて法理はありません。

スタート地点からアウトです。

余談ですが、IP知財知的財産)は著作権法や商標法不正競争防止法などいくつかの法律で守られるものをまとめた広い概念です。

今回の件は著作権だけでは語れないため、このワードがたくさん出てきます

もう1つ余談として、艦これ公式は「砲雷撃戦!よーい!」について発信したことほとんどありません。

会場でのトラブル逮捕者が出たという報道があった際に「これは…無許諾の非公式な催しですね。企業関係しているでしょうか。であれば、問題ですね。少し調べてみましょう。」とツイートしていただけです。

「砲雷撃戦!よーい!」廃止情報が流れたのはその約9ヶ月後なので、公式もそれまで全く知らなかったということはないだろうと思いますが、この事件が介入の呼び水になった可能性はあるかと思います

当初メディアに「艦隊これくしょんのイベントで…」と報じられたので、いい迷惑だったのは間違いありません。

同人法人

MCAがアウトなら「砲雷撃戦!よーい!」もアウトなのでは?という素朴な疑問が生まれると思います

結論としてはそうなると思いますが、実はもう少し面倒な背景があります

個人法人の扱いの違いです。

艦これ運営2013年の頃から二次創作IP利用に関するガイドラインを出しています

正式文書にはなっていませんが、DMMプラットフォーム内や公式Twitterアカウントで発信したものなので、正式ものとして扱うのが正道でしょう。

このガイドラインでは、個人が楽しむ範囲同人活動)で、他人や他社、運営関係者に迷惑をかけなければ黙認するということになっています

一方、法人自治体団体が利用する際は必ず運営相談するように、としています

MCAと「砲雷撃戦!よーい!」は、片方は法人、もう片方は個人と両方の要素を持っています

まりMCA屋台村と「砲雷撃戦!よーい!」が一体になった場合、同じイベントでありながらガイドライン上は屋台村はアウト、「砲雷撃戦!よーい!」はセーフということになります

まあ、実際は半分だけアウトとはならず、アウトの要素を持っている時点で個人側のガイドラインの「迷惑をかけない」に抵触するわけで、結果的に「砲雷撃戦!よーい!」そのもの廃止となったのは当然と言えば当然のことでした。

冷静に考えればNPO法人が他社のIP勝手に使って活動をしていいはずがなく、どうしてKADOKAWAにお伺いを立てなかったのかという疑問は残るのですが、残念ながらそうなってしまったのです。

MCA知財関連の知識運用はあまりにお粗末で擁護のしようがないのですが、1つだけ気の毒に思うのは、最初に触れたのが「砲雷撃戦!よーい!」という同人イベントだったことです。

実際のところ、MCAが利用したかったのは艦これIPではなく、舞鶴市内に市外の人が集まっているという状況だったわけです。

実際に人を集めていたのは「砲雷撃戦!よーい!」だったので、手を組むならこちらだという発想を持ってしまったのは仕方がないことだと思います

艦これ公式と組んでも、人が来なければ意味がないのですから

問題は、艦これKADOKAWAIPであるということは当然分かっていたのに、冷静になってIP侵害であるということに向き合えなかったことです。

同人イベント隠れ蓑にしているか安全だと思ったのでしょうか。

一緒に盛り上げた以上「砲雷撃戦!よーい!」は仲間であり、仲間を裏切ることはできなかったということでしょうか。

それとも、ここまで大きく育てたのだから、版元と言えども奪うことはできないという奢りがあったのでしょうか。

結果、(おそらくKADOKAWAの介入により)全てを失ってしまったわけです。

ただ、MCAは「砲雷撃戦!よーい!がなくなっても同人イベントとの協業を諦めなかったようで、その後は2019年から始まった「舞鎮駆逐隊」というイベントに傾倒していたようです。

この「舞鎮駆逐隊」は後でまた出てきますが、今年9月に6回目の開催を目前にしてKADOKAWAから盛大に怒られて中止になり、主催者は今後艦これイベントを行わないと誓約させられました。

そしてこの中止になったイベントサークルスペースに、MCA内部組織である舞鶴鎮守府実行委員会」が割り当てられていました。

KADOKAWAと「舞鎮駆逐隊」の間でどんな交渉が行われたのかは分かりませんが、MCAが絡んでいたことを責められた可能性もないとは言えないのではないかと思います

もっとも、それ以前に「舞鎮駆逐隊」は主催によるイベント内外におけるグッズ販売問題視された可能性も高く、確かなことは分かりませんが。

イベント主催個人でやるには負担が大きいので、組織を作る、法人主催になるというパターンが多く、主催二次創作グッズを販売する=同人活動の枠を超えたと判定されるリスクが高くなります。)

中編に続く

https://anond.hatelabo.jp/20221022145225

2022-10-21

発達障害者理解のある夫を得るまで【第二稿】※元増田とは別人です

学生時代から男性との会話など全くなかった。共学だったのに。

グループで男女混合だった事はあるけど、グループの中心は可愛く会話力もある女子で、私のような地味眼鏡ほぼほぼ男子からしかけられた事はなかった。空気

グループでの会話の流れがうまく読めず、何を発言していいのかわからなかったし、たまに発言しても(今思えばASD故)場違いで流されておしまい。でも趣味グループだったしみんなの会話を聞くのは楽しかったので集まりにはよく参加した。


TRPGオフ会というガチオタの集まりだったけど、主催者女性だったので驚くほど社会人女性参加者が多かった。当時はスマホもなく連絡手段Eメール、それもプロバイダ契約してADSL回線を自宅のパソコンに引けるリテラシーがないとメールアドレスを取得できなかった時代なので、自然パソコン好きな理系が多かった。

彼もシステムエンジニアだった。

オフ会オタクあるあるなんだけど、各々自分の好きなことを早口でしゃべるので会話の接着剤になれる人がいないと場の一体感が出ない理系の集まりにおいて、彼は輝いていた。

誰かがぼそぼそつぶやいた発言をひろい、会話に乗り切れていない人がいたら流れをさりげなく説明し、自分を落として笑いのネタを作り、誰かのグラスが空になっていたらビールを注ぎオーダーを伝えた。

にこにこと笑顔を絶やさない彼の周りには人が集まりオフ会は必ず彼に声がかかったし、主催者お姉様方のお気に入りだった。(弟属性の彼は少し若くて私も年上)


私はといえば、TRPGキャラ絵を描いて持っていったら大層喜んでくれて、それで個体認識された程度の立ち位置で、その他大勢の一人でしかなかったけど、それでもオフ会に参加しチャットルームに入りびたり、化粧もするようになり、なんとか彼に近づきたくてがんばった。

彼の自己評価は「恋愛対象にならず、いい人止まりなっちゃうんだよね」だそうで、確かに少し除湿した感があるコミュニケーションをとる人だった。(自分からは追わず、来る者には程々の距離感があった) ならば私にもチャンスがあるかもしれないと思っていた矢先に、チャットルームで彼が仲の良い先輩と今日これから呑みにいく話を偶然目にして、そこに食いついた。脊髄反射だった。当時貧乏アルバイター会社に着ていく服など裸でなけりゃいい程度の認識で生きていたので、アレな格好だったろうと思い出しても赤面する。

でも、結果、彼が私を意識してくれるきっかけとなった。

そこで地味オタ女一世一代の、精一杯のアピールをしたので。(具体的には三次会の深夜カラオケうたた寝するふりをして彼の肩を借りた。)


そんな事をしていたらまあ、周囲に当然気づく人もいて一番協力してくれたのはTRPG間内カップル成立したばかりの世話好きの姐さんだった。

姐さん彼氏と合わせて四人で遊ぶ事が増えて、告白は私からした。

飲み会の時は周囲に気を配り、花火オフの時も皆が散らかした花火をせっせと一人で片付ける彼を尊敬している事を伝えた。(当然だが、私はまっったくその手の事ができなかったので)

彼は私から見たらコミュ強で人付き合いも苦にならないタイプなのに、恋愛市場での自分価値には自信がないという、いわば心の隙間に私が付け込んだといえばそうなのだが、

私も恋愛市場での自分価値は皆無だと思っていたのに、なぜこの時、こんなに頑張れたのか自分でもわからない。(彼は今でも私の事を可愛い可愛い美人だと言ってくれる。子供にも自慢する。ヤメロ。)

思うに、20代前半の若い頃は皆一様に経験が浅く、大人の付き合いを意識し始めるタイミングも人それぞれで、未熟さに気を揉むよりも若さ故の勢いとかそんなものに押されて生きていて、結婚するなら条件とか色々考えるのも大事かもしれないけど、みんなダメでみんないいって時代に、一緒に成長してくれる人を見つけるのもアリなんじゃないかな。そして若さは誰もが平等に手に入れることができる美しさ。周囲が若いと気付かないだろうけど、男も女も皆その美しさを有効活用すべきと思う。


そしておそらく、彼も発達障害特性は持っている。多分。

色々とあるけど、でも、だから何? 彼は彼だ。マイナスがあるからって彼のプラスの面が消滅するわけじゃない。彼なら笑って「あなたはそう思うんですね」って言う。


私は彼から沢山の事を結婚後も教えてもらった。

彼はトンチキな発言をする私を面白がり、私を見限る事もなく、真摯に付き合ってくれ、私もそんな彼に応えたくて生まれてついてのモノはどうしようもないなりに反省したり改善努力は続けている。


こんな私にも理解のある夫くんができました。



発達障害社会的に苦労したアレコレは元増田【追記】発達障害者が理解のある夫くんを得るまで【追記あり】発達障害は「生きているだけで嫌われる」のかと大体一緒なので割愛

ブコメに発達は相手を木だと思ってる故とかあったのでそんな事ない! 世の中には木も人もいる!と思って書いた。リレー小説と思ってください。

これって発達障害者なの?と思った方へ、地続きなんですよ。私は診断済みです。

2022-10-12

anond:20221009152124

博打で、ネットで買えるからこそ、コロナでも興行が止まらなかったんだぞ

人が入場料を払わないとスポーツに限らず演劇だって美術館だってやっていけない

それなのに生で見る価値があるものお金は払えても、テレビ中継にそんなに大きなお金を払う人は少ないのが普通

からコロナ禍ではあらゆる興行が休止した

しかし、博打は生で見なくてもテレビ中継でもワクワクするし、博打なら自宅にいてもお金を払う人が沢山いる

なので人を集めなくても興行が成立する

娯楽の興行で、中止がひとつもなかったものって、競馬くらいじゃないか

博打って偉大なんだよ

野球だってNPB賭博主催者になって、チームや選手をそのお金で雇うシステムだったとすれば、1試合も休まず興行できたはずだ

2022-10-09

マイナーCP界隈に人が増えない理由がわかった日記

二次創作界隈のぼやきを眺めていると、「マイナーCP」についての愚痴をよく見かける。

そのほぼすべてが「マイナーCP界隈の内側」からぼやきだろう。

曰く、人が増えない、生産者がいない、大手と比べて云々…

これを書いている人間は、界隈の人数とか生産数とか関係くその時ハマったものを好きなように生産している人間なので、そういう嘆きを見ても「わあ大変な思いをしている人もいるんだなあ」程度にしか考えていなかった。

持論としては、作品は描(書)いたら増える。それを見て魅力に感じた人がいれば界隈人数も増える。それはどのキャラクターCPも同じこと。

それでもマイナー大手の差が開くのは、純粋キャラクター人気の差とかその時の情勢とかもろもろが関わってくるものなのだから、そのCP並びに作り手や語り手が悪いわけではない。ただ運が悪かっただけ。

そう考えていた時代もあった。

しかしこの度、あるマイナーCPイベントに参加したこときっかけで

「いやマイナーCPマイナーのままなのは作り手も悪いわ」

と考えるようになったので、日記に残そうと思う。


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上に書いた通り自分はその時ハマったものを好きなように生産する人間なので、今作っているものマイナーかどうかなんて全く認識していなかった。(そもそもマイナーとか大手とかでCPに優劣をつけて見たりもしない)

SNSでも仲のいい友達といくつかの無難公式アカウントしかフォローしていないので、そのCPに今どれだけ作り手がいてどれだけ盛り上がっているか、も知らない。

からその「マイナーCP」が人に飢えているマイナーということも、イベント中の参加者のボヤキで初めて知った。

そのイベントweb開催のオンラインイベントだった。

web上で品物のやり取りをし、アバター越しにチャット参加者交流をし、主催者が設定したデザインに彩られたイベント会場を楽しむ、というもの

イベントには交流のための時間場所が設けられていた。

リアルイベントとは違って対面での個人交流がしにくいのがオンラインイベントなので、そうした交流会を設けているイベントは珍しくないと思う。

似たようなwebイベントに何回か参加したけど、やはりどこも参加者同士が盛り上がるための交流会を設けていた。

webイベントというものは、そのように特定時間場所を設定しなくても会場のどこでもチャットでの個人交流ができる。

にも関わらずわざわざ交流会を開催する意味合いとしては、積極的コミュニケーションの場を通じてファン同士の絆を深めたりCPへの熱意を発散したりといった「界隈をより盛り上げたい」という村興し的な面が強いと私は考えている。

何度か参加した他イベント交流会でも、話したこともなかった相手言葉を交わせたり、好きなキャラクターCPの話だけで知らない相手友達友達まで巻き込んで大勢で盛り上がれたりして楽しかったので、その「マイナーCP」のイベント交流会も楽しみにしていた。

当然CPイベントの主軸はそのCP作品をめいいっぱい楽しむことにあるので、交流会だけがメインではなくあくまでおまけ程度。

例えるならスーパーの買い物でたまに引ける福引程度のものなので、「買い物ついでにこれも楽しめたらいいな」くらいの期待度。

ティッシュが当たろうが掃除機が当たろうが、目当ての買い物はクリアしているのでまあいいや、の感覚

それでもイベントに参加するなら「そのCPを取り巻く人々の空気感を味わいたい」のが個人的な趣向だ。

なのでるんるん交流会には参加した。

CP好きで集まった人々なら、CPキャラクターについての熱い萌え語りが聞けるかもしれない。

なんなら頒布作品の裏話とか、サークルの苦労話とかでもいい。

好きな作品同人に関わる人と交流ができることが楽しみだった。


しかしいざ交流会がはじまると、CPキャラクターの話はエッセンス程度。

発言しているのはほんの一部の人のみ。おそらく「界隈の中心にいる人」たちなのだろう。

(交流会には20人くらいが参加していたが、会話していたのは5人程度だったと思う。他の人たちは「お疲れ様です」「開催ありがとうございます」といった挨拶をはじめと最後にしているのみでほぼ無言)

その中心の人たちの話題も、「〇〇さん相変わらずですよねー!」「出た〜w ✕✕さんのこれ〜ww」といった『人いじり』がメイン。

界隈や人ではなくCPキャラクターが好きな私には全くわからない。

要は身内ノリが激しいのだ。

その「身内」の外側にいる人間には入る隙間がない。

先程福引で例えたが、福引を引きに行ったらスーパースタッフ個人的な話をずっとされて楽しいと思う人はいないだろう。

それでも折角交流会に来たのだから一緒に盛り上がろうと自分なりに入れる話題を見つけて乗ろうとしたりした。

たまにキャラクター中心の話になった時にそのキャラクターを掘り下げる発言をしたり、『界隈の人』の話でも頑張って乗って一緒に盛り上げようとしたり。

もちろん私の他にも同じように乗ろうと一生懸命発言している人もいた。

しかし私やその人の発言に対する共感も相槌もないまま、すぐ『界隈の人』同士の話に戻る。

こんなに虚無を感じる交流会もない、と思った。

交流会の会場設定もその狭い交流を加速させているように感じた。

とにかく狭いのだ。本来は広い会場を、デザインでかなり狭くしている。中心以外は入れないように真っ暗にされている。

そのままの広さなら、参加者があちこちに散らばってそれぞれ発言が誰かの邪魔をすることもなく個々人で交流ができただろう。というかこれまでに参加したイベントは全部その形式だ。

しかしこのイベント参加者全員が中心に押し込められる形になっているため、一つの話題しか盛り上がれない。他の話や個人的な交流をしようとすると、今盛り上がっている場にノイズを撒くことになる。

から今進んでいる話題に乗れない人間たちはみんな押し黙って、僅かに発言できる挨拶の瞬間に短いチャットを打つことしかできない。

主催もその『身内ノリ』を止めるどころか、進んで乗って盛り上げていた。

参加者全員を楽しませるように、ではなく、「自分自分と仲のいい相手と楽しめるように」そんな盛り上げ方しかしていなかった。

乗ることができない人間にとっては、他人同士の身内通話を延々と聞かされているような、そんな時間

なんのために参加しているのか、これはなんの時間なのかとさえ感じている頃、その『話題の中心』の人が発言した。

「まだまだマイナーだよね、ここ」

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それで私が感じたのは、ああこれがマイナーCP界隈というものなのだな、という認識だ。

マイナーCP界隈者が時折自虐的に使う「村」とは、なるほど的を射た表現だったのだ。

人が少ない、だから少ない人々で身を寄せ合い生まれた村。

よその人を招くイベントを開催しても、村人たちが結束しすぎて、結局よその人が居着く隙がない。

私はこれまでマイナーCPとは「キャラクター露出が少ない、公式での絡みが少ないなどといった理由でどうしょうもなく人が増えない界隈」だと考えていたが、実態は違ったようだ。

「結託しすぎて排他的になっている界隈」これこそがマイナーCPであり、マイナーCPに人が増えない理由なのだ

このCPを嫌いになったわけではないので生産自体はやめないが、このCPオンリーイベントに参加することはもう二度とないだろう。

このCPリアルイベント参加も検討していたが、リアルはより一層身内とアウェイの差が開くと感じたため、参加を取りやめた。

(リアルイベントも「界隈の中心者」が開催に一役噛んでいるらしいのもその理由だ)

このイベントに関しては参加させてもらった以上は大人対応として「楽しかったです、運営お疲れ様でした」と主催に伝えたが、本音としては「楽しくなかった。二度と参加しない」が全てだ。さすがに本音は言えないので心とこの日記ナイナイした。

身内ノリが悪いと考えているわけではない。

同じ志を持つコミュニティ所属し仲のいい相手と絆を深めることは人間にとって最大の幸福なのだと某有名大学も発表している。

「界隈感」が嫌いな私の好みもある。

ただ、やはりマイナーCP界隈は自ら「ここはマイナーCPだ」と発信して界隈を狭めても得にはならないと思う。

マイナーであることに良さを感じているのなら好きに狭くなればいいと思うが、「人が増えてほしい」ならせめて公募イベントでの身内ノリを抑えたほうがいいのではないだろうか…。

そのイベントでも「もっと盛り上がってほしい」「人が増えて嬉しい、もっとたくさん来てほしい」と発言する「界隈者」たちに何度も心の中でツッコミを入れていた。

新参をちやほやしろと言いたいのではない。せめて身内以外が参加しているイベントなら、身内ノリを控えたほうがみんなで盛り上がれるんじゃないか…。

まあ、ことwebイベントに関しては開催者が全てなので開催者が身内ノリに賛成するなら、もういいのかもしれない。

私はそう諦めた。マイナー界隈とはそういうものなのだろう。

やっぱりイベント参加するなら、大手だな…。

そんな日記

2022-10-05

anond:20221004223342

オレオレ、俺だよ。

この増田への返答を絡めた、前回の俺の主張の補足

ごく稀な例外的事象根拠として反論するのは無意味

厳密には俺の主張の帰結としては反論ではなく、元増田情報不足に対する補足なんだけど、これは俺がそうとも読める書き方をしたのが悪いな。

「この増田の主張を前提に」俺から言わせれば、ごく稀だからこそ、取り上げることに意味がある

俺の主張の一番重要なところは、「人間が警備する限り、起こらないってことはないでしょ」ということ。

そこを

人間が警備計画策定する限り、本事故のようなことは今後も起こり得る

シチュエーション限定して書いてしまったところは俺の反省するところだけれども。実際他の増田にツッコまれたし。

この増田への反論

明石事故を「ごく稀な例外的事象」とする根拠は?

例外的事象」については、元増田の主張を前提の発言ととればまあ、「俺は」理解できなくもない。

ただ、少なくとも明石事故当事者にとっては例外的事象ではないだろ?

元増田擁護した増田についたブクマカの中にも、当事者として明石事故言及した人たちがいるかもしれない。

その当事者たちは、明石事故経験によって、元増田の主張する「雑踏事故を甘く見過ぎてはいけない」ということを身をもって知ったわけだろ?

そんななかで明石事故例外的事象として捉えてしまって良いのか?

んでもって、「ごく稀」とはどれくらいだ?

どれくらいの期間のうちどれくらいの件数であれば、「この増田にとって」「ごく稀」であると言える?

よく言われることだし、元増田

日本警察であればこんな事はまず起きない

の「まず」にも係るけれども、曖昧言葉遣いは、読み手側に書き手側の意図しない解釈を与えやすく、批判の糸口になりやすから気をつけた方がいいよ。自戒を込めて。

過去の雑踏事故を調べる

さて、ここでまた、このやさしく暇をもてあました俺がこの増田の代わりにちょっとだけ調べてあげよう。

まず、当初俺は「雑踏事故」というワードで調べたのだけど、「群集事故」という呼び方もされているようだ。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/群集事故

ここに書かれている内容に元増田の主張と齟齬があるようには感じられなかったので、以下群集事故を調べることにする。

調べた限り、一番事例が載っていたのはこれ。

https://www.wikiwand.com/ja/事故の一覧#群集事故

で、元増田1972年以降の事例を(宇崎ちゃん以外に)挙げていないので、

の条件で絞り込んで拾い上げると、2001年明石事故までに少なくとも2件起きている。

一つずつ挙げていく。

1978年1月27日 札幌市 中島スポーツセンター レインボーコンサート

Wikipediaには項目がなかったが、昭和54年警察白書に事例として記載がある。

https://www.npa.go.jp/hakusyo/s54/s540800.html

ただし、警察事故の起きた当時警備業務に関わっていたか、事前にコンサート概要を把握していたかは読み取れない。以下白書より引用

1月札幌中島スポーツセンターで開催されたイギリスロックバンドブラックモアーズ・レインボー」ショーで、興奮した観客約500人が開演と同時にステージ殺到し、このため、いすにつまづいて倒れた観客が将棋倒しとなり、下敷きとなった1人が死亡、7人が負傷した

1987年4月19日 ラフィンノーズ公演雑踏事故

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ラフィンノーズ公演雑踏事故

この公演に3000人の観客が集まり開演と同時に観客がステージ近くにまで駆け寄り演奏に興奮した一部の観客がステージに上がろうとし、それに続こうとした後続の観客が重なるようにして転倒・下敷きになったのが原因であった。この事故で死者3人・重傷1人・軽傷19人の計23人が被害に遭った[要出典]。主催者は公演前日に警察署に届出をしたが、当日は主催者スタッフのみで警備員の配置を全くしていなかったことも事故を増幅させた。

これは当時の音楽ファンの間では有名な事故みたいなんだけど、情報源を探すのに苦労した。

オークション事故翌日の新聞を出品してる人がいた。

https://aucview.aucfan.com/yahoo/s1053964729/#&gid=1&pid=3

ちょっと目を通すだけでも、Wikipedia記述と相違があるように見受けられる。速報だからかも知れないけど。

画像の中で重要と思われる部分を目を皿にして探すと、

主催者は、公演の一週間ほど前に警察消防管理事務所へ開催届(?)を提出した、と話している

主催者は会場定員の2400人を超える2900枚のチケット販売した

主催者側が警備を依頼したはずの会社は、「契約した当社の業務は観客の案内・誘導だけで、警備は含まれていない」と話している

ことが辛うじて読み取れる。

本件に関するこれ以上の調査図書館行って当時の新聞を読み漁る必要があり、こもりびとである俺の行動できる範疇を超える。誰か調べてちょ。

とにかく、本事故Wikipediaによれば、

これらの雑踏事故が続いて起きたため警察庁は要綱を制定した

らしい。

その要綱の内容は、やっぱり探すのに苦労した。Wikipedia記載警察庁への外部リンクhttpリンク切れになっていて、httpsにしてみてもnot foundだった。

代わりに見つけてきたのは↓。栃木県警上記の要綱を受けて、内部通達した資料と思われる。

https://www.pref.tochigi.lg.jp/keisatu/n15/jourei/documents/11_2.pdf

一応、時期的にも内容的にも一致しているように見える。

詳細は各自で読んで欲しいし、俺も全文はさすがに読んでないんだけど、要綱の

警察は、施設使用公演等に伴う雑踏事故の防止対策資するため、これら事故過去における発生実態及び原因等の分析を行うとともに、タレント等の人気度、観客層の構成等の実態について、平素から把握に努めるものとする。

という記述をみるに、この事故は、その発生以前と以後で警察の雑踏事故に対する態度が変わったという意味で、取り扱っても良い事例かもしれない。

まり元増田の言う、

に、

がこの時点で加わったわけだ。

明石事故は「ごく稀」か?

元増田は主に戦後日本の雑踏警備について話しているので、ここでは戦後1945年以降)に限って話を進める。

群集事故件数の年次推移的な資料を探したのだけどなかなか見つからなかったので、ここは妥協して「報道されるほどの被害をもたらした事故」に限るとし、先ほどの群集事故の一覧で数えることにする。

自分で数えた限り、1945年から現在までの80年弱で、日本では明石事故含め21件ほどの群集事故が起きている。

明石事故前後は、前は先述の1987年ラフィンノーズ公演雑踏事故、後は2003年中日阪神戦でのファン乱入乱闘騒ぎ

ちなみに後者では死者は出なかったものの、誰が使ったか知らないが防犯用の催涙スプレーが使われたとある。なんでや阪神関係あるかわからへんやろ。

んでもって、1945年以降1972年までの28年間に13件、1973年以降現在までの50年間に8件。

当然、

といった点は考慮すべきではある。

これらを見て、この増田やみんながどう思うかは各自に委ねる。

けれども俺としては、明石事故がというよりは、報道されるほどの被害をもたらす日本の雑踏事故自体が、数年に1〜2回程度しか発生しないという印象を持つに至った。

まとめ

大きな事故は、数年に1〜2回程度。

からこそ、恐らく雑踏警備は難しい。

ラフィンノーズ公演雑踏事故の教訓を受けて、「常日頃から情報収集に努める」という要綱を施行した14年後に、明石事故が起きた。

そしてその主たる原因は、過去イベントの警備計画をほぼ流用した警察らの怠慢にあった。

その14年間に色々なことがあったであろうことを隅に置いて物事を単純に捉えると、明石事故当事者の方々には大変申し訳なく思いつつも、警察のこの失敗に共感してしま自分がいる。

もし俺が雑踏警備を主たる業務とする警察官(仮定が成立するかは知らん)で、5年も10年も雑踏事故が起きなかったら、全てではないにしてもいくつかの雑踏警備に手を抜いてしま可能性を否定できない。俺怠け者だし。

長期にわたって怠慢に抗うのは、少なくとも俺にとっては、とても難しい。

ここで元増田の文を引用する。

日本警察がこんな事をしないのは人間の扱いの違いだけでなく技術的に経験を蓄積しているかである

最後

警察って大変な仕事だなあ。

おわり。

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