2022-12-28

横浜市カジノ構想が頓挫した本当の理由

一言でいえば「浜のドン」こと藤木幸夫氏のサッカー嫌いの結果である

旧来から藤木氏はサッカーいであった

この解説記事が詳しいが、昔から藤木氏はサッカーを親の恨みがあるレベルで嫌っている。

https://news.yahoo.co.jp/byline/oshimakazuto/20210824-00254809

記事によると1年半前にこんな発言少年野球大会開会式で発している。

戦争の終わったあと、日本はなんのスポーツを選んだと思いますか?野球を選んだんです。よその国は何を選んだのか?サッカーです。サッカーヨーロッパの国が、侵略の道具に使ったスポーツです。足が痛くても腰が痛くても手が痛くても『監督痛いです』と言ったら引退野球監督選手が対等な立場で話し合える」

「私はサッカー(のW杯決勝)を横浜でやったとき市長に『サッカーW杯をやるような無様な横浜は嫌いだ』といいました」

戦後すぐにサッカーでなく野球をやったか日本はこうなっている。サッカーをやったら今、私は懲役に行っているでしょう」

カジノ構想の中心であった外資系企業サッカーチームのスポンサーになってしまった

メルコという外資系リゾート会社があり、カジノ構想はこの企業を中心に進められていた。

そのメルコが、2019年からJリーグ横浜F・マリノス背中スポンサーについた。

カジノワールドワイドな娯楽なので、サッカーチームのスポンサーになる事を通じて知名度を上げていくのは普通の行動だ。

その地域の有力者に強烈なサッカーアンチがいなければ。

メルコはそこまでリサーチすることが出来ていなかった。

この時、野球DeNAスポンサードすると言う選択をしていれば、状況は大きく違っていた。「違っていたであろう」ではなく、「違っていた」。

藤木氏が激怒し、横浜市長選を通じてカジノ構想撲滅に全力

サッカーチームを通じてカジノ構想を進めると言う行為を藤木氏が指をくわえて見てるわけもなく。

とにかくカジノ構想が潰れてメルコが居なくなれば、という狙いで山中氏を立てて支援した。

その結果、横浜市長選は山中氏が勝ち、カジノ構想は消滅メルコ撤退マリノスから撤退)。

その後

山中氏は選挙で出した公約を何一つ果たしていないなど市政で何の結果も出していないが、藤木氏とすればカジノ構想が無くなればあとは野となれ山となれなのでそれで充分なのである。それは横浜市民は市長選の前から知っていたはずなのにバカじゃねーの?としか言えない。

またマリノスについては藤木氏からにらまれ立場になってしまったため、他のスポンサーも減少している。実際、2019年と比べてスポンサーの数は2割減り、ユニフォーム背中スポンサーについていた神奈川県企業も今年限りで撤退が決まっている。スポンサードしているが、それを公表すると藤木氏からまれしまうため非公表にしている企業の話も聞く。マリノスはこの4年で2回優勝したが、良い成績を挙げれば挙げる程藤木氏の機嫌を損ねてスポンサーが集まりづらくなるという悪循環が起きている。

神奈川県内で藤木氏の顔色を窺わないと生きていけない企業にとってマリノスは「触れてはいけない存在」になってしまったのだ。

  • 面白い対等の概念やな 足が痛くても腰が痛くても手が痛くても『監督痛いです』と言ったら引退。野球は監督と選手が対等な立場で話し合える」

  • 神奈川ってほんと日本のヤンキー文化を煮詰めたような田舎やな

  • こういう、地方のドンとか名士の話ってよく聞くけど、具体的にはどういう風に力を行使するの? プチ経団連的な集まりからハブられるとか?

  • 藤木幸夫は2018年1月18号のタウンニュースの記事で 「主催者代表としてあいさつした横浜港運協会の藤木幸夫会長は、山下ふ頭の再開発について「ばくちはやらない」と改めてカジノ誘致...

    • 元々2016年の時点では賛同していたんだよ。 その後だんだん賛同寄りの立場から離れてきた状態でカジノ会社がサッカーチームのスポンサーになったから反対の行動を強めたんだよ 2019年...

  • ちょっと偏見と思い込みが強すぎる書き込みですね。 横浜市民にカジノ推進派が多いとか、市長がカジノ誘致を公約にして当選したのにもかかわらず、いち有力者が無理やりカジノを止...

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