彼女はネットで「BLは隠れろ隠れろ!腐女子はこんなに迷惑をかけてる上に自浄作用がない!」という声が大きいので、BLは隠れるのが正しく、腐女子は多くが迷惑な存在なのだ、自分はそんな風にはならない、と思った
少し経つと、彼女は男オタクが鍵もかけずにツイッターなどでエロを公開し、ニコニコ動画で卑猥なコメントを書き散らしていることなどに疑問を抱いた。そんなに腐女子が、腐女子だけが悪いのか?
はじめは、「腐女子は男オタクガーとか責任転嫁するな!男オタクだってマナーを問われてる!」と言われて納得しようとしたが、
次第に疑問や不公平感は大きくなり、そんな時「腐フェミ」と呼ばれる人たちが「女ばかり、腐女子ばかり自重しなければならないのは不公平!それは差別だ!男オタクも自重しろ!」と言ってくれた。BL解放論には、未だに「隠れるのが正しい」という考えが抜けず乗れなかったものの、男オタクも自重しろ、と一緒になって言った
そんな腐フェミと敵対関係にあったのは、男オタク中心とする表現規制反対派。しかしある日、表現規制反対派の人たちが「腐女子も自重しなくていい。自由にしていい」と言ってくれた。自重派の腐女子と戦ってくれた
https://togetter.com/li/950038
これこそが表現規制反対派の正しい姿なのだ。腐女子の表現の自由も守る。腐女子隠れろが正しいと信じていた彼女の前に新たな道が拓けた気がした
しかし、そのたった2ヶ月後、「カラ松なんとか我慢大会」というタグがトレンド入りした
男オタクも女オタクもみんなそれを叩いた。腐女子は隠れろ隠れろと騒いだ。タグ作成者は炎上した。垢消せと責められ、あちこちのまとめサイトに取り上げられ、謝罪後も許されなかった。
隠れなくていいなんて嘘。うっかり表に出てしまったらどんな目に合うかをまざまざと見せつけられた。
自分の頭で考えろ
うっせーわカスって開き直れよ
腐女子は弾圧で抑えつけられて嫌々隠れてるのかそれとも愚かな男オタクと違って賢明なる腐女子は隠すことを選んだのである、なのか どっちの歴史認識なのか早く確定しテ!
https://anond.hatelabo.jp/20170507141805 https://anond.hatelabo.jp/20170417071414 まず誰がどういう理由で自分らを叩いている(ことにしたい)のか、一度整理した方がよろしいかと
「から松おしっこ我慢大会」はどう考えてもあかんやろ。 こういうキャラクターの尊厳に関わるコンテンツは隠れてやるべきもの。