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はてなキーワード: 一部の人とは

2018-07-02

Hagex殺害容疑者からidコール

今日、以下のようなブコメを見て大いに共感すると同時に、私にも思い当たるところがあったので書いてみる。ちなみに読んでわかるとおりidバレしてるが、ブログに書くよりこっちのが読んでもらえそうなのでこっちに書く。あとあまり大層なことは書いていない。事実淡々と述べているだけの部分が大半を占めており、最後にちょっぴり「低能先生」という呼び名についての私見を書いている。

さてそのブコメというのがこちらの2つ。

irodori_kotori 氏のブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/366754123/comment/irodori_kotori

deztecjp氏の指摘、私がイケダハヤト氏の批判記事ブコメして某先生からidコール飛んできた時に「馬鹿にする意図でないのは略称でも蔑称でもないことから汲んで下さい」って返したら納得して貰えたということがあった



上の「deztecjp氏の指摘」というのはこれ。

deztecjp 氏のブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/366754123/comment/deztecjp

高知トマトの人」などという表現をやめ「イケダハヤトさん」とふつうに書くことを「萎縮」と呼ぶなら、「萎縮すべき」と私は主張。批判はすればいい。だけど、なんでそういう、イジメ作法をやめられないのか。



私に来たidコールについて

私も(たぶん一度だけ)1年近く前にHagex氏の殺害容疑者とされている人物(何と呼べばよいだろう?ひとまずA氏としよう)からidコールをもらったことがある。もちろん本当にA氏かどうか確かめようがないが「お前のブコメ集団リンチだ」という旨を強い口調で咎められたので、たぶんA氏だったのだろうと考えている。私は自分ブコメのどこが集団リンチかわからなかったので、そのように返信した。

私のブコメ1(http://b.hatena.ne.jp/entry/344007287/comment/neriu)※2018/7/2 18:00 URLが違ってた(いわゆる「1フロア下」になってた)ので訂正

id:toyoub 記事のどこに反応するかは各自自由です。あと集団リンチとは誰に対してですか?私はWantedlyには何も言及してません。イケハヤ氏(増田註:ここは今では「イケダ氏」に変更している)への中傷もないでしょう。ブクマ自体集団リンチという意味なら承服しかます

※本題とずれるがこのブコメ自体が上の irodori_kotori 氏のブコメへのブコメだったことに今気がついた。なんという偶然。

すると次のidコールが来た。「イケハヤってのは蔑称だ。彼はイケハヤなどと自称していない。集団リンチだ」といった旨の指摘だった。私はなるほどそういうことかと思い、イケハヤ蔑称かどうか確認するため、イケハヤ氏のブログ過去ログ検索し、当時イケハヤが「イケハヤ」を自称していないことを確認し自らの非を認めた。それが次のブコメ。A氏からは「わかればよい」といった旨の返事が来たように記憶している。

私のブコメ2(http://b.hatena.ne.jp/entry/344007646/comment/neriu)※2018/7/2 18:00 URLが違ってた(いわゆる「1フロア下」になってた)ので訂正

id:toyoub 氏のサイト検索しましたが確かに自称してないですね。またこ言葉自体に氏をからかうニュアンスがありそうです。ご指摘ありがとうございます。氏を中傷する意図は全くないので「イケダ氏」に訂正しました



もっともこれはすぐ判明したことだが実はこのときイケハヤ氏は「イケハヤランド」という名称などで自らのことを「イケハヤ」と自称していたので、A氏の指摘は当たっていないし謝る必要もなかったのだが、蒸し返すほどのことでもないと思ったので、この件はこれで終わりにした(余談だが現在イケハヤ氏はサイトでもTwitterでも「イケハヤ」を自称している)。

A氏について

たったこれだけの、なんてことはないやり取りなのだが当時A氏の存在を知らなかった私にとっては青天の霹靂で、なぜここまで口汚く罵られなければならないのかと内心憤慨していた。またそれはそれとして、上記の経緯を経てA氏が納得した態度を見せたことについて意外に感じたのと、そのような氏が私以外に対しても同時進行で罵っている様子が見て取れたので、氏の意図を測りかね、不思議な思いで見つめていたことを覚えている。

そんな経緯があった私にとって、冒頭で紹介した2氏のブコメ共感できるものだった。

irodori_kotori氏などはA氏と対話らしきものを成立させており、また誰かは忘れたが、他にもA氏と同様のやり取りをしたというブコメを見た記憶もある。私以外にもきっと何人かA氏と罵り合い以外のコミュニケーションをとった人がいるのだろう。これは意外な気もするし、相手もなにか考えがあって行動していたと仮定すれば当然のことという気もする。もちろんHagex氏が亡くなられた今となっては「だからどうした」という虚しさしかない。一部の人間と対話が成立していようがいまいが、最終的にA氏は対話とは正反対の、最悪な形の暴力を振るった容疑者である。だからここに書いたことはA氏の擁護でもなんでもなく「そういうことがあった」という報告以上の意味はないことは強調しておきたい。

低能先生」という呼称について

もうひとつ説教臭いことを書いておきたい。A氏を「低能先生」と呼称すべきではない、ということについてである。これはすでに複数の人が指摘済みのことだと思うが改めて書いておきたい。

はてな界隈で流布されている解説によると、この呼称は「A氏は頻繁に『低能』という言葉他者罵倒しており『低能とよく罵倒する人物』転じて『低能先生』だから問題ない(=蔑称ではない)」ということなんだそうだ。

正直に白状すると、この解説には首肯しそうになる自分がいる。そして「低能先生」という呼称現在進行系で使っている人に対しても「まあしゃーないよな(俺は使わないが)」と考えるズルい自分もいる。

その上で、ちょうど私へのidコールが「蔑称問題」についてだったこともあり、改めて考えてみたのだが、やっぱり駄目だと思うに至った(遅い?)。数時間前の私と同じように「えーやんけ別に」と思う方は(唐突で恐縮だが、もしお暇なら)次のチェックリストYES/NOで答えてみてほしい。

  1. 上記解説のとおり揶揄する意図はないので「低能先生」という呼称は許される(=蔑称ではない。蔑称と受け取る人がいるとすればそれは本意が伝わっていないだけ)
  2. 蔑称かもしれないが、先に「低能」と罵倒してきたのは向こうだから許される
  3. 蔑称かもしれないが、相手容疑者(あるいは犯罪者)だから許される
  4. 他に呼びようがないから、あるいは使い勝手がいいから使っている
  5. みんなが使っているから使っている
  6. 堂々と恥じることな蔑称として使っている

これらの問いのどれかに「YES」と答えるとしたら、その心の有り様は「いじめ」と通底してはいないだろうか。あるいはもっと端的に「いじめ」ではないだろうか。私自身上記のとおりなので「YES」と答えた人を難詰する資格はないだろう。そもそも私が間違っている可能だって依然としてある。A氏に関すること以外で、私が過去に不適当呼称を使うこともあったに違いない。ただ本件であらためて「他者をどう呼ぶか」に意識的にならなければと思ったし、これを読んでそういう人が増えてくれれば嬉しい。

2018-07-01

女医さんがやってきた

https://anond.hatelabo.jp/20180630150652

タイムリー投稿があったので、女医さんと一緒に働くことになった男性医師側の意見を書いておく。

ちょうど、元増田言及していたマイナー科の一人として。


結論から書くが、「次は元気な若い男を回してくれ」だ。


さて、俺のいる科はこの数年、5人で仕事をやってきた。この業界、5人というのは数字だけみると恵まれているほうだ。

1.ジジイ名目上のトップ現場仕事ほとんどしない。たまに外来をやるくらい。出張多い。

2.上司:実務上のトップベテランにさしかかってきた年で、体力がないと言いつつなんでもバリバリやる。

3.俺:10年目で、専門医になってしばらくたつ。

4.若手:5年目。ルーチンワークは一通り覚えている。

5.新人A:研修医上がりで、この科を選んだばかりの卒後3年目。


以上の体制が、新年度から以下のようになった。なお全員が某医大医局人事に従っている。

1.ジジイ

2.上司

3.俺

4.女医:育休明けたばかり。いちおう専門医で、俺より1つ2つ上だが修練歴は短い。

5.新人B:上の新人とは別のやつ。新人は毎年交代になる。


異動にあたって医局ジジイが話をつけてきたのだが、「若手を減らすかわりに、非常勤だが専門医を一人増やす」とのことだった。

ふたを開けてみれば、

女医さんは週3.5日来るはずが、週3日・時短勤務に→人数に余裕のない曜日時間帯が増える

・夜間の呼び出しに対応できない→ジジイ新人は無理なので、上司と俺で時間外の電話を全部受ける

・当然、内科医師に割り当てられる当直の仕事もこなせない

対応できない時間があるため、単独主治医を任せられない

・今まで下っ端二人に病棟の細々した仕事をお願いしていたのが、年の順で俺にも回ってくるようになる

女医さんは久しぶりで仕事を忘れている部分もあるので、俺がそのつど教えることに

など明らかにきつくなっている。帰宅時間は平均して1-1.5時間遅くなった。

元々呼び出しはかなり少ない科ではあるが、2日に一回の拘束が生じ、心理的にきつくなった。


少し俺の話をしよう。俺自身が今の診療科を選んだのは「楽だから」だ。

うちは3代続く外科系の家で、長兄も外科だ。俺自身は家に帰らない親父の仕事ぶりを見て「あれは無理だな」と思っていた。


10年以上も前になるが、2chでQOML(quality of my life, quality of medical staff's life)という考えが流行たことがあった。

仕事もいいが医者自身私生活大事にしようぜ、というものだ。(雪月花ブログ、と言えば一部の人に伝わるだろうか?懐かしい。)

俺は大いに感銘を受け、医学生時代2chのQOMLスレに入り浸った。フリーター・ドロッポ(ドロップアウト)のスレなどもあった。

どこの科が楽だ、研修病院はこう選べ。地方医師不足や診療科の偏在?構うものか。医療崩壊ハードランディング上等じゃないか

いやなら辞めろ、代わりはいくらでもいる。逃散だ。そう言って盛り上がった。

今の若い人たちもQOMLの影響は受けているようだ。今は単にQOLと称することが多いらしい。

研修医やる気なしクラブスレッドなど、その思想は受け継がれている。


とにかく患者が少ないか、急変しないかそもそも患者を持たない。それが進路選びの大前提だった。実際それに従って進む科を選んだ。

10年経って、意外に医療崩壊の進みは遅く、ゆっくりシュリンクしていく様相を見せている。

産科小児科外科の減少のために人が殺到するかに思われた当科も、思いのほか人手不足のままである


今年、女医の影響というか、女医にまつわる産休や育休の影響をはじめて受ける立場になった。

女性の同僚はいたが、フルタイムだったためこれまで特に気にすることもなかった。

しろ自身女医の働き方に理解があるつもりだった。半分が女子学生大学だってある時代だ。

そして実際に影響を受けて思った。これはきつい、と。


女医さん、時間あたりで外来件数比較すると、俺の1/3くらいしか働いてない。

それでいて時給換算すると俺より高い額をもらっている(なんで知ってるかというと雇用通知書を机の上に置いてたからだ)。

朝のカンファレンスが終わった頃やってきて、多少の仕事をして、早く帰っていく。俺たちは溜まった仕事もそこそこに、夕方カンファレンスに臨む。

彼女ときおり電話1本で「子どもが熱出たんで休みます」と言い、俺たちは一つ減ったブース外来をこなす


そんでこの前、彼女さら時短を望んでいるとかの話を小耳にはさむ。

ジジイ上司は、家庭は大事からねーと言う。認める方向のようだ。

いやいやお前それ、俺らの家庭が間接的に犠牲になってるのはいいのか。聖人か。

短いなら短いでせめて同じ密度仕事できませんかって聞きたいが、当の女医さんはいい人そうなので、ってか多分普通にいい人なので聞けない。


やる気はない、医者はただの生きる手段病院業界に対する忠誠心はまるでない、と俺は自分で思っていた。

それでもQOMLを達成するためには馬力と要領が必要で、全力投球して9時5時を目指すもんだと考えていた。

そこへ余りにもマイペースな(ように見える)同僚が現れて困惑している。じつはQOML派じゃなかったのか俺。


業界みんなで支えなきゃ。

お前は誰の股からまれたんだ。

パート女医でもゼロよりはいいじゃん。

お前も無理って言えばいいじゃん。お前も真似してみれば?

女医のせいっていうより実質上の減員だから医局に増員を頼め。

マネジメント問題だ。人を別に雇え。できなければ診療規模を縮小しろ

業務効率化をしよう。

非常勤のほうが雇用の調整弁なんだから待遇がよくて当然。

男も時短勤務を選べる時代にしよう。

主治医制を廃止だ。


そんな正論はいくらでも思いつくが、理想論の上に即効性もなく、さえずるなという感じ。

給料上げてもらえば?とかね。俸給表で決まってるんですがね。ま、残業や呼び出しで10万ほど増えましたがね。


「やっぱさー、一緒に働くなら元気のいい男の子がいいよ」

昔、他の病院に勤める先輩と一緒に飲んだときに言われた。

この人がそんなこと言うんだ、まだこの業界後進だなって思った。

でも今度から俺も言おうと思うわ。「次は活きのいい若い男を頼む」


あ、増田はできるだけ人の多いところに行って好きにすればいいと思う。とにかく人が多いところだ。お互いの幸せのために。

2018-06-30

はてな村ってよくいうけど

はてな界隈イビツさって見た目の盛り上がりに反して実際の利用者がかなり少ないことに端を発しているような気もする。

おそらく最大でもアクティブユーザーが2万人くらいしか存在していないのと、個人的にはROMも少ないように思う。

から、たまに2000ブクマとか付くとそれだけで全体の一割がブックマークを付けたことになる。

少ない人数で承認をやりとりしているとそのコミュニティの中での立ち位置を得たいみたいな感じで先鋭的になっていったり

一部の人指導者的な感じになっていったりするんだろうなあ。

まあ、ぶっちゃけていうとそこが他にない魅力なんだと思うけど「先鋭的になりがちである」というのは感じていきたい。

2018-06-29

もう都心に住むの無理

個人的な都合から通勤が難しいので、オフィスの近くにいつも住居を構えてたんだけど、

会社が大きくなるたびにオフィス都心移転するのについていくのがそろそろ限界になってきた。

お金問題は何とかなってる。これはありがたいことだと思う。

四六時中人ごみをかきわけながら移動して、食事はどこで食べても居心地が悪い。

これは多分気にしない人が大勢なんだろうけど、背中合わせの人の席の話が聞こえるような密度ご飯食べても味がわからないし、

そもそもまともな店は大体混みあってて次に待つ人を気にしながらご飯食べなきゃいけなくて慌しい。

オフィスで食べるにしても狭苦しくて落ち着かない。

夜は夜で、日夜大声で騒ぎまわる一部の人たちと、道路で大暴れする一部の人たちを尻目に、

肩身の狭い思いをし続けることがいよいよもって業務差し障りが出てきた。

外国人もすごい増えてきて、今どこの国にいて何やってるのか、最近自分自分がわからなくなる。

もともと電車が1時間に1本しかこないような田舎の出なので、都会に越してきた最初数年は快適だったんだけど、日々の暮らしに心の落ち着く暇がなくてつらい

2018-06-28

「図解で見るネット刺殺事件の全貌」に反論する

図解 ネット刺殺事件の全貌「低能先生」と記号化された人間とHagexとネットいじめの温床Hatena - fhome’s blogの内容に反論します。

(追加)※元記事の方が記事修正なさったようで、本記事の指摘とずれが出ている箇所があります。御了承ください。

記事タイトル

「図解で見るネット刺殺事件の全貌」が

「図解 ネット刺殺事件の全貌「低能先生」と記号化された人間Hagexネットいじめの温床Hatena」に

変更になった際に記事内容にも手が入っているようです。

引用している文章などがなくなっている場合もあります。御了承ください。

はじめに

もうこの時点で少々クラッときているのだが、「図解で見る」は言葉おかし

「図で見る」「図解で説明する」「図解でわかる」などの言葉意味を雑に混ぜてしまったのだろう。

前提条件に見る不安

筆者自身は、普段Hatenaサービスを使っておらず、今回の記事最初Hatenaブログエントリとなることをご了承ください。

少なくとも筆者が正しいと信じる情報について記録に残しておくべきだという考えからです。

「ニワカは黙ってろ」というつもりは無い。

ただ、はてなのサービスを知らず、初めてのエントリであるという時点で、

解説ではなく、雑感の域に落ちてしまっていることを自覚してほしい。

解説者というものは、解説対象研究してから文章としてまとめるものだ。

自分の思ったことを伝えるために書いたエントリを「解説」とは呼ばない。

要約の雑さ

Hatenaネットウォッチという名のネットいじめネットリンチの温床となっており

Hatena」という語が既にどこを指しているのかがわからない。

株式会社はてなは、名前を出しているだけでも、はてなブログはてなブックマークはてなダイアリーはてなハイク人力検索はてなはてな匿名ダイアリーなどをはじめとする複数サービス提供する企業で、

筆者の書き方は「はてな株式会社が丸ごとネットリンチの温床になっている」といいかねない乱暴言い回しになっている。

推測するに、「はてなブックマークを中心とした、匿名ダイアリーなどの文化圏」という意味なのだろうが、本当に知らないなら一度調べてから書いてくれという感想しかもてない。

感情論しかない「筆者が考える、今回のHatena刺殺事件の全容図」

はてな」が何のサービスを指すのかがわからない点については、前項で書いたのでもういい。

問題は「ネットリンチ」と書かれている赤い領域意味だ。

サービスごとの赤色の面積比の根拠が一切提示されていない。

更にはfacebookネットリンチ領域が小さく、twitterhが少し大きく、「2(5)ちゃんねる」と「はてな」は同程度だという。

はてな」を糾弾したいなら、せめて「なぜ同程度なのか」を示さなければ卑怯というものだろう。

「2(5)ちゃんねる」にしても、どの板がネットリンチ現場になっているか一切解説が無い

ヲチ板存在すら知らないのではないかと思わせる書きぶりだ。

もっと言うなら、5ch.net2ch.scOpen2chは全部別サービスだ。運営母体すら違う。

十把一絡げにするにも程があるだろう。

「1」の項目について

「1点目は、はてなブックマークは、匿名コメントができることです」

これに関して一言反論する

匿名コメントができないサービスが9割だ」

匿名コメントができるサービスが大半だ」

言い回しが雑であることと、間違いがあったので修正しました。

匿名コメントできるから自分コメント責任も持たなくていいので言いたい放題です」

そっくりそのまま筆者にお返ししたい。

こんなことを言うなら、なぜ実名でこの記事をかかなかったのか理解に苦しみます

「2点目は、はてな運営対応する気がないことです」

無くはないのだが、運営対応には限界があるということも理解してほしい。

逆に筆者ならどういう対応をするのだろうか。

サービスをつぶすのだろうか。

営利企業として「一部の人いじめをしているのでサービスを終了します」などという判断で、

残れるSNSが一つでも存在するのだろうか。

運営側が、誹謗中傷するような悪質なユーザーを取り締まるなんてことは、きいたことがありません。」

この方はニュースすら見ていないのだろうか。

今回殺人事件を起こした「低能先生」は、不特定多数ユーザ罵倒することで有名なユーザでした。

はてな運営はその行為に対して「はてなブックマークを使うにふさわしくない」として、

アカウントの取得を禁じます。(当然アカウントのBANも行っています

「何度もアカウントを取り直している」という情報を知らないというのは、

今回の件を語るに当たって、致命的な情報不足です。

「2」の項目について

「筆者はいわゆる「内情に明るい人」ではありません。」

知りもせず批判するというのは、ただの誹謗中傷だと理解なさっているのだろうか。

情報ソースが後から書かれた増田のみというところも、非常に安直だと批判します。

一応説明すると、Hagex氏は低能先生暴言を浴びるたび通報をしていました。

そして、通報している事実ブログエントリに「一回」しました。

もちろん、この「一回」が何も知らなかったユーザ扇動してしまったのは、恐らく事実です。

扇動してしまうだろう事も、ある程度計算だったろうとも思います

でも、やったことは

暴言を浴び、通報し、通報したということをブログで報告した」だけ

です。

学校いじめを受けた人が、いじめられている様子を動画にとってyoutubeに公開したとしましょう。

動画ネットで大騒ぎになり、学校謝罪会見に追い込まれるでしょう。

もちろんいじめを受けた生徒はそれを期待して動画アップロードしました。

これはネットリンチですか?

筆者の言うネットリンチは、いじめられっ子に「黙ってろ」と言っているに等しい。

と、私は批判します。

「3」の項目について

低能先生が感じた義憤は、少なから共感する。

だが、この項目は間違っている。

なぜなら、低能先生自身が「自分加害者である」としていたからだ。

この一件を持って、「3」の項目は論ずるに値しない。

代わりに、低能先生の序盤の行動について軽く説明する。

低能先生はてな運営対応にムラがあることをひたすらからかっていた」

ソースを出さないので、信憑性が無いと思ってもらってかまわない。

以上だ。

低能先生サービス除名になっている理由はこの行為によるものであると、

低能先生自身から聞いている。

筆者の認識とは乖離しているだろう。その時点でこの項目に意味は無い

この手の論説に対する対処

単語意味の把握が甘い人は、言葉使用する単語の選定がおかしく、総じて展開する論理破綻していることが多い。

「なんかこの人の文章読みにくいな」と思ったら、使われている言葉が細かく間違っているか確認してみるといいだろう。

すっと頭に入ってくる文章は、良文というだけでなく、ある程度頭が良くないと作れないものである

そして、明らかにおかしい論説に関しては「おかしい」ときちんとアピールすることが大事だと思う。

近年、「ネット荒らし無視する。という考え方は過去のもので、現代では無視しても増徴してエスカレートするだけだ」という話がネットで話題になっている。

この手の理論についても同じで、何も言わないのは「認めた」に等しい行為になってしまっていると思う。

さいごに

個人なら黙殺すればいいのだが、何もしらない第三者が「合っていると思い込んで」拡散してしまうのだ。

なので、間違っているものには「間違っている」とはっきり書き添えることが大事だろう。

それがネットリンチというなら、いい加減な情報を発信した筆者にも、一定責任があるとしか言いようが無い。

現代社会では、いい加減な情報を発信した人には名誉毀損などのペナルティが課される。

攻撃された人が身を守るために声を上げることを「いじめ」というなら、

攻撃された人は、黙って攻撃を受け続けるしかない世の中が誕生する。

「打たれた人は黙っていろ」というなら、その声こそ「いじめ」そのものではないだろうかと思います

この記事の筆者ははてなのサービスを使っている人全員」に「いじめの加担者である」というレッテルを貼ったことを理解してほしい

ネットリンチ」を行った人はもちろんいるだろう。元の記事でも、どのサービスにも「ネットリンチ」を行う人は少なからずいると書かれているので、この点に関しては、私と筆者の思惑は同じだと思う。

でも、図を見る限り「はてな利用者過半数ネットリンチをしている」と書かれているように読み取ってもおかしくないだろう。

ならば、はてな利用者過半数から個別否定の声を挙げられるリスク承知してもらわないと困る。

それが、個人自由情報発信をするということだと思います

以上です。

反論先の記事ミスリードを狙って作られたものではないか」という意見について

説を否定するものではないのですが、全くの仮説(妄想)のたぐいなのですが、筆者の方になんとなく心当たりがあります

というのも、ここ二日ほど匿名ダイアリーには見慣れない方がいらっしゃって、四方八方に衝突しているのです。

何か意見を言うたびに「前提の部分が間違っている」と窘められている姿が、なんとなくダブるのです。

この記事を書いたのは、その「もしかして」スタートだったりします。

「それは前提が間違っているよ」と伝えたかったのです。

語りかけてくださってるブクマへの返答

読んでくださってありがとうござます

記事中の行数の限界がきてしまったので、序盤の返答はこち過去の返答に逃がしてます。(タイトル間違えて修正してます

yuiseki はてブ、他サービスと比べても正義感ポルノを加速させるようになっているでしょ。わざわざクソ記事にクソ記事ですとコメントしてトップページに掲げるというような状態が連日自然発生していて異常。

仕組みとして、悪目立ちしやすいという点は確かにそうだと思います

では、twitterRTどうでしょうか。facebookシェアは?

拡散に加担し、時差で延々批判が飛んでくる悪質な仕組みとも言えます

便利であるということは、悪意も加速しやすい。それだけのことではないかと思います

domimimisoso 「株式会社はてなは、名前を出しているだけでも、はてなブログはてなブックマークはてなダイアリーはてなハイクはてな匿名ダイアリーなどをはじめとする複数サービス提供する企業」 じ、人力検索はてな

何か抜けてると思ってました。

人力検索はてな」がこのラインナップに入っていないのはあまりさびしすぎる…追加しました。

chocolatmacaron 同意できないですね。少なくともはてブ民は<個人><数百人が><スターを付けて><袋叩きにする><集団リンチシステム>の加害者だと思いますリンチ批判はいつもゼロもしくは超少数。私もどこかで加害したかもしれない

あなたが「集団リンチシステムであると思うのと同じく、私は「そうは思いません」理由記事中に述べたとおりです。

感情論で「同意できない」とするなら、何でもできます。私もあなた同意しません。

Ingunial 逆にこの反論ひどすぎるな。揚げ足取りとか言葉定義とか細かいことの指摘ばっかで細かい点が間違えてるから本論が間違えてると誘導している。

具体的に、どこが揚げ足取りに思えましたでしょうか。

「細かいこと」とされていますが、前提条件は大切な情報です。

計算問題で「X+1」という問題を出されたとき、Xが1と100では結果は全然違います

女性トイレに人が侵入した場合侵入者が「男」か「女」かで、犯罪か否かの差が生じます

それを「細かいこと」と脇にのけることは、もはや暴力に等しいのではないでしょうか。

正確性を期すことを放棄した論に価値はありません。

ROYGB 株式会社はてなはてなブックマークによる問題などへの対応がにぶいというかあまりやる気が無いのは事実ではないかなあ。

対応の甘さというか、遅さに関しては私も同感です。

ただ、「集団リンチ」とされるものについては、一応非表示機能によって回避できると言えなくはないです。

更に言えば、はてなブックマーク単体では、言及先のページと切り離されており、

「あらかじめ見ようとしない限り見えない形にされている」と言えなくも無いです。

それでもサポートチーム以上の動きが重過ぎるのではないかという感想は私も持っています

今回の件も、サポートチームの方々の権限を越えてしまっているから、動けなくなっていたのではと思っています

munioka303 あの記事もアレだけどこの反論も敏感なとこ触られて怒るアホみたい 俺ら悪くないみたいなこと本気で思ってるの?システム問題ありまくりなのによくそんなに怒れるな

怒っているのだとすれば、雑な理論展開の方ではないかと思います

私が悪くないと思っているか否かは、こちらを読んで判断してください→ 私たちはどうしたらよかったのか…

mutinomuti スターランキングっぽくしたりしIDコールで煽るのを容認してたり、ヘイトの温床増田放置する態度とかあるから(´・_・`)インフラ無罪とかならないと思う

仕組みを改めて考えてみるべきという意見には賛成です。

誘導」は言いすぎですが、悪目立ちしてしまう部分はどうしてもあります

saiusaruzzz 「低能先生は、はてな運営対応にムラかあることをひたすらからかっていた」 これは知らなかったので、どうも。ソースがあれば知りたかったが、難しいのか。

申し訳ない。どうしても氏のログは消えてしまもので…

あと、氏の言動運営プライバシーを若干侵害している部分がありますので、伏せたいという意味があります

さいごに

反論先の論の前提条件がゆるすぎる割に拡散だけは早いというネットならではの現象に、駆け足気味に書いたエントリなのは認めます

ですが、元記事定義のいい加減さを棚に上げて、「0点」などと感情に任せて悪口を並べ立てる人とは論を交わすことはできません。

元々の目論見としては、元記事が良い様になってくれれば一番良いと思っていたのですが、力足らずで申し訳ありません。

2018-06-27

いじめられる側っていうのは結局社会の決めてるルールの中で排除されるクズなんだよね

いわゆるオタクもそうだし、一部の人種や言語圏もそうだし、ある種の民族もそう

社会の和を乱すクズ排除することは当たり前だけどコミュニティ必要ことな

法律っていうのはいじめのためにあるんだよ

anond:20180627114322

わかるけど、それは理想論だ。

理想がないと何も変わらない。

助かるにしても順番だ。運がいいのか努力したのか強者に気に入られたのかはわからないぞ?

でも、同時に助かることは無い。

そうしたら、先に助かった奴は後から助かるかもしれない奴に殺されるべきなのか?ちがうだろ?

その順番とやらで後に回された奴には、そんなの関係ない。

だったら、「無敵の人」に殺されるリスクが多少あっても、一部の人間を切り捨てるだろう。

おまえの言い分は、弱者を見殺しにする世の中しか選択できない考え方だぞ。

おまえの望んでいる世の中とは真逆だ。

弱者を見殺しに、できるもんならやってみろ。

見殺しにされ、復讐燃える無敵の人」をどんどん増やしていくだけだ。

2018-06-26

ゲームの実況動画を見る権利が有料になったらどうなるんだろう

たとえばとあるゲーム名前は「HATENA」とでもしようか。

コイツの値段が5000円だったとする。

そんでコイツを有名配信者、そうだなMASUDAが実況するわけだ。

そしてその配信を見た奴は1円も払うことなHATENAストーリーを楽しむわけさ。

んでんで結局満足してHATENA最高にいいゲームだったぜーと言いながらMASUDAの動画へのリンクを貼るわけだ。

これではHATENAを作った会社、そうだなANONIは儲からねえ。

そこでANONIはすげー最新の技術により、HATENAの購入代金の半分を払わねえとHATENAを実況してる動画を見れなくした。

一部の人間はMASUDAのHATENAがすげー面白いと聞いてANONIに2500円払うわけだ。

それで自分でもやりたくなった奴は追加で2500円払ったりもした。

そんであるHATENASTEAMで60%OFFになって2000円になった。

すると1000円払ってHATENAの視聴権を買ってMASUDAの動画を見るやつが沢山出てきた。

さて、妄想を並べるのはこれぐらいにしてこの思考実験結論をそろそろ出そうか。

ANONIはなんだかんだで懐に金が入ったからコレで良しと考えるのか、

それともそもそも2500円だの1000円だの払うぐらいなら他人ゲームしてる動画なんて見ようと思うやつはいないのか、

実はこういうシステムが一番皆が幸せになる道だったりするのか、

君ならどう考える。

そう、テレビの前にいる君さ。

anond:20180626094741

ここらへんの真実が明らかにされてしまうと

「都合の悪い」一部の人たちが出てくるのであんま触れん方がええぞ。

こいつをミサンドリーの旗印みたいにしてたあんな人やそんな人やこんな人がはてな内外に山ほどおるけんのぉ…

2018-06-25

低能先生なんてみんなスルーしてる一言コメントなのに一部の人

彼をおもちゃにして遊んでいた

んで自分より弱そうな彼を大人数で追い詰めるんだな

ただ低能と書いてるだけの無視してれば無害な人を

先生は「はてなの」有名人ではない。「低能いじめ加害者ら」限定有名人

あいう単発コメントでそっけない返しは知恵袋でも見る人でほとんどの増田スルーだったと思う

一部の人が、一部といっても増田は総人数少なそうだから割合かいんだろうけど

そういう配慮的な扱いなどなかったし全員でバカにしてあおる流れだったろ

複数アカウント取得して背景の事実改ざんを目論んでるのか

anond:20180625153915

俺が過去に書いた釣り晒す(hagex氏追悼一人企画)

hagex氏が亡くなったことをどのように悼もうかと考えた結果、氏の単著2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』に敬意を表して過去釣り懺悔するのが良いのではないかと思い、ここに実行する。

なお順番ははてブされた数を基準にする。

1.高校生クイズ方針変更は一部の学校排除のため(203 users)

https://anond.hatelabo.jp/20170902223342

高校生クイズを見ていてふと、『水戸第一高校が優勝した頃は実際に校歌を流していたけれど、水戸第一校歌イントロを少し流しただけで終わった』という話を思い出したので作ったネタ左派に対する悪意はありません。hagex氏にもブクマされた。

2.ここ数ヶ月苦しめられたあまハラからようやく解放される(195 users)

https://anond.hatelabo.jp/20130923180018

同調圧力ネタハラスメントネタ純と愛オチ即興で書いたら爆発しました。

3.エロマンガアニメゲームエロ写真集AVより罪深い(62 users)

https://anond.hatelabo.jp/20150605131735

これは明確に表現規制フェミ揶揄しようと思って作ったネタ。でも一部の人たちの主張は実際これに近いと思う。

4.今の憲法で「他国が攻めてくる」ことを政治家が想定すること自体憲法違反だよ。(40 users)

https://anond.hatelabo.jp/20160707235247

反戦主義者でこういう主張をする人は出てこないかな、と言ったら『アメリカも”平和を愛する諸国民”に含めないといけないか左派は主張しない』と言われました。でも毎日新聞にこれに近い主張が載ったことはあります

5.そもそも満員電車に乗ってくる男は痴漢である結論)(1 user)

https://anond.hatelabo.jp/20180313115707

釣れなかったネタ。やはり釣り針がでかすぎたか

6.「ピル飲もうかな」と彼氏に言ったら「生理痛ひどいの?」と言われた。別れたい(1 user)

https://anond.hatelabo.jp/20170529192218

ピル効用避妊だけではない』という理解が進みまくった結果というネタ。あと、小町風にしてみたかった

釣りで長文書くのは割と面倒くさいので意外と書いていないことが分かった

幸色のワンルーム』について、弁護士太田啓子氏の記事に思うこと

幸色のワンルーム』(以下、「幸色」)放送中止騒動について、弁護士太田啓子氏の記事を読んで思ったこと。

この日記は、以下の記事を読んでの感想である。筆者が、他所での議論ほとんど追えていないことについては、ご容赦願いたい。

幸色のワンルーム放送中止批判の嵐……弁護士太田啓子氏が「誘拐肯定」の意味を語る

http://www.cyzowoman.com/2018/06/post_190588_1.html

以下では、当該記事の内容について適宜要約し、筆者なりの疑問点を整理していく。

【元記事の要約①】「幸色」放送中止への批判として、『ルパン三世』や『名探偵コナン』は放送中止にならないのに、なぜ「幸色」だけが、というものがある。この批判に対して、太田氏は、現実における殺人犯誘拐犯の認知の違いを説明することで応答している。すなわち、殺人犯自身行為殺人である認識している一方で、誘拐犯はその限りではない、という。また、この認識の違いは、これらの犯罪行為を受け止める側の人々の認識の違いと並行している。

→<①への疑問>太田の応答は、“現実における殺人犯自己行為殺人である認識しており、それを受け止める側の人々もそうなのだから殺人にまつわる番組放送したところで問題はない」というものであり、確かにルパン」や「コナン」が放送中止にならない理由説明しようとはしている(内容の是非は置いておいて)。しかし、この議論から導き出せるのは、せいぜい“誘拐テーマ殺人よりも注意して放送すべきである”程度のところまでであり、副題の「なぜ殺人OKで、誘拐NGなのか」はミスリーディングである

【元記事の要約②】太田氏いわく、『幸色のワンルーム』は、加害者一部の人事件に抱いたであろう妄想作品にしたものであり、「実在被害者に対する中傷のものだと思う」という。

→<②への疑問>言いがかりに過ぎない。

【元記事の要約③】太田氏は、ドラマ公式SNSの“盗撮ハッシュタグ”に触れた後、「公共電波に乗せるのは、表現者社会的責任を伴い、おかし社会規範を作ることに寄与することは、やはりやってはいけないと考えます」と述べる。

→<③への疑問>“盗撮ハッシュタグ”に眉を顰める気持ち、そして“公共電波に乗る表現には社会的責任が伴う”、という点には同意できる。ただ、もっと議論されるべきは、“「幸色」の表現者が十分な社会的責任果たしていない、と言えるのかどうか”という点である問題は、瑕疵の有無ではなく、その大きさなである太田氏の記事では、この点についてあたか自明のことであるかのようにほとんど触れられておらず(太田氏が、別の場所議論しておられるのであれば、申し訳ない)、実際問題、この点についてほとんど議論がなされないまま放送中止が早々に決定されてしまった。

【元記事の要約④】誘拐被害者は「助けを求めなかったからといって、誘拐犯と一緒にいることを望んでいたということではあり得ない」。しかし、今の日本社会では「女性被害を訴える声を歪曲して捉える空気が強すぎる。このような空気社会の中で、『女児誘拐したが実はその女児はその「誘拐」を喜んでいた』という言説を肯定的に描くことは、女児誘拐についてのそのような歪んだ認知肯定し強化することにならないでしょうか。」

→<④への疑問>まず、「助けを求めなかったからといって、誘拐犯と一緒にいることを望んでいたということではあり得ない」についてだが、“必ずしもあり得ない”という意味なら同意できるが、“絶対にあり得ない”という前提であるならば、疑問である。“人間が何を望んでいて何を望んでいないかはっきりとひとつに決定できる”という素朴すぎる人間観は置いておいて、実際のところ、実親から虐待から逃れるための緊急の避難が、結果として誘拐事件というかたちをとってしまうケースはままあるように思われるからである(筆者は、それを肯定している訳ではない)。ただ、「誘拐犯と一緒にいることを望んでいたということではあり得ない(というのが常識になるべきだ)」という太田氏の見解は、客観的事実認識というよりはむしろ弁護士としての倫理を加味したものであるように思われるし、そのこと自体に対しては、筆者は敬意を表する。次に、「女児誘拐についてのそのような歪んだ認知肯定し強化することにならないでしょうか」であるが、これに対しては、“それは本当なのか、本当ならどれほどのものなのか”“それは果たして放送中止に足る理由なのか”という二つの疑問が浮かぶ。前者の疑問は、そのままの意味で、「幸色」の放送によって“歪んだ認知の強化”が本当に起こるのか、起こるとしてそれはどれほどの強化なのか(微々たるものではないか)、という疑問である。また、後者の“それは果たして放送中止に足る理由なのか”という疑問は、もし「幸色」によって引き起こされる“強化”が微々たるものであるならば、それは「幸色」の表現者が果たすべき社会的責任範疇を超えているのではないか、という疑問であるそもそも社会というのは、何かひとつドラマによって大きく変わったりするようなものではないだろう。もしそういうことがあったとすれば、それは社会のなかで変化への準備が潜在的に進んでおり、作品最後の一押しになったということにすぎない。そうだとすれば、個々の表現に過敏に反応する態度は、社会本質的領域から目を背けた盲目的な“水際作戦”であり、また作品への“責任押し付け”になりかねないようにも思われる。

【元記事の要約⑤】表現の自由は「公共空間で何をやってもいい権利ではない」。『表現の自由への弾圧』という批判的外れであり、太田氏は、公共空間のあり方や、社会規範の作り方の話をしているのだという。

→<⑤への疑問>表現の自由は「公共空間で何をやってもいい権利ではない」、という点については同意であるしかし、繰り返しになるが、もっと大事論点は“「幸色」は本当に許されない表現なのか”ということであり、元記事では、その点について一方的議論しかなされていないように見える。放送中止批判している人々も、太田氏と同様に、「公共空間のあり方や、社会規範の作り方の話をしている」ことは明白であり、「『表現の自由への弾圧』という批判的外れ」という応答は、それこそ的外れ揚げ足取りではないか

【筆者の意見とまとめ】

 「幸色」放送中止騒動について、筆者が問題視しているのは、公的権力による弾圧ではなく、むしろ私的検閲>と呼べるようなものである公的検閲によって作品発禁になった、という過程ではなく(すなわち、行為主体の種類の問題ではなく)、あるイデオロギーによって「幸色」が放送中止に至った、という実際的な結果に注目しなくてはならない。元記事には「作品が“世間にどう受け取られるか”を熟考することも重要とあるが、「幸色」を放送中止に至らしめた“世間”とは、決して“世間一般”のことなどではなく、特定イデオロギーをもった少数の人々にすぎない。少数の人々から批判テレビ局が過敏に反応し、“本当に許されない表現なのか”を議論する機会が十分に設けられないまま、放送中止の決定が下される。“事実上は”の次元では、特定イデオロギーによる“世間”を無視した検閲が行われているのである。それが果たして公共空間のあり方」として正しいのだろうか?

 ここまで筆者は、「幸色」の表現瑕疵はそれほどまでに大きいのだろうか、という疑問を発してきたが、一方で、「幸色」の表現にはプラスの面もたくさん存在するだろう。生きづらさを抱える少女少年希望を与える(例えそれが幻想にすぎないとしても)ことはもちろんのこと、適切にテロップを入れるなどすれば、虐待問題への啓発にもつながる。そんな大きなことを言わなくても、普段何気なく接してる表現いかに我々の人生を豊かにしているか、考えるまでもないだろう。表現瑕疵ばかり取り立てるのではなく、“望ましい表現”か“許されない表現”かの二分法に訴えるのでもなく、光る部分にも目を向けていくべきではないだろうか。“100%良いもの表現)”というのは、それが人間の営みにおいてほとんど存在しないということもあって、薬にも毒にもならない(ただ筆者は、そんな“何の役にも立たない”ような表現にも、発表の機会が与えらるよう願いたい)。

 「幸色」は、本当に“許されない表現”だったのだろうか。そして、<私的検閲>が事実機能している現在の状況は、果たして公共空間公共表現の場として、望ましいものであると言えるのだろうか。

2018-06-24

ポリコレなんて一部が騒いでるだけ

他国でも実際そう

大半の人は以前と大して変わっていないんだけど

うっかりボーダーラインを超えると自称ネット警備員が駆けつけてポリコレ棒で殴り

晒し上げて下手すると世界的なニュースになる

 

でもそれも含めて大半の人からすれば大したことなくて日々はすぎていく

はてなとか見ると、さも大ニュースに思えるけどそんなことはない

 

ただこれが続くとその一部の人増長して、いつか大半の人の生活に影響を及ぼすかもしれない

その時果たしてどうなるか

凡人はつらいよ

努力が報われない

秀でた能力がある人は

努力が認められ良いサイクルに入る

凡人は何やっても

誰でもできることだから認められない

一部の人に認められても大した内容じゃない

これを30年継続する?

凡人はつらい

東京芸大ってあるけどさ

なんか一部の人神聖視してるみたいだけど、社会の役に立ってるの?

地方国立大工学部とかの方がよほど役に立ってると思うのだけれど

村上隆のようなクソをひり出したのは知ってる

anond:20180623211245

なんというか、増田は恵まれているなって思った。

大人になると言いにくいことって普通言わないからね。

大半の人はこの手の質問に対しては面倒くさいか曖昧に答えるか、コウモリ対応をすると思う。

人の話を聞かなそうな人に対しては明らかに否定する対応をしたら激高されそうだから曖昧に答える。

たぶん、人の話を聞かない人はそれを肯定意味に捉える。

増田が言う大抵の人は同意したというのはそういうことだったりしないか

まあ、一部の人増田の人の話を聞かない態度に相当辟易していて、聞かれたからつい答えちゃったというのもあるかもね。

いずれにしても、大人になって自分普段の態度についてフィードバックをもらえるのは貴重だよ。大事にしないと。

2018-06-23

存在価値が無い

どこかのサラリーマン明日いなくなっても

周辺の一部の人が数週間困るだけで

もしくは新しい人が配属されて

何事もなかったかのように組織は動く

サラリーマンであることは代替可能人間であることを示している

代替可能状態こそが組織として健全なのだから当然である

サラリーマンには存在価値が無い

まり私は存在価値が無い

残念だ

刑務所に行きたがる奴の気持ち分からん

刑務所マジでヤバいぞ。

特に次の3つがヤバイ

・周りは犯罪者だらけ

インターネットが使えない

労働のための労働のための労働という虚無

その中でも最初に言った周りが全員犯罪者ってのは本当にヤバい

想像力が足りてない人間犯罪者と聞いても自分と同じような人種がたくさんいると勘違いしてしまうかも知れんがそんな事はない。

多種多様だ。

人間ピンからキリまでが全部揃っている。

知能障害があるという判定を受けていないのが不思議すぎる奴もいれば、生まれついての悪としか言いようがない奴、ひねくれきった奴に、自分世界に籠もりきってる奴、ヤクザ鉄砲玉、ステレオタイプすぎる性犯罪者自分が捕まったことにまだ納得してない奴、マジで冤罪なんちゃうかって奴、色々いる。

小学校教室なんて目じゃないぐらいの人種のるつぼだ。

色々あって社会から弾き出された人間の寄せ集めなのだから無作為ピックアップではとても実現できないほどのカオスが生まれるのは当然といえば当然。

まともな人間のフリをして社会に合わせていくということが出来ず、そこからはみ出してしまった連中が大部分ということは、そうなるレベルである種の奇人変人ないしは我慢強さや協調性が欠如しているってことなのだから

そういう空間適応できるのは、社会カオスを求める人種だ。

逆に「世の中はもっとまともであるべきだと思うんだが」なんて考えてるやつは詰む。

完全に詰む。

何より詰んでいるのは、刑務所シャバと違っていざとなったら自殺するって自由すら無いってことだ。

圧倒的なストレス違和感の中で刑期が終わる日を待ちわびて、そうして社会に出て、やっと自死を選ぶ権利が手元に戻る。

一部の人種にとっては文字通りの地獄体験ツアーとなることだろう。

2018-06-22

anond:20180622113541

作業内容が同じで作業量もきっちり同じだけ分担されてるような職場で、一部の人間だけ残業が多かったら竹中に言われなくても「あいつだ仕事遅くね?」ということになるだろうけど、ほとんどの職場でそうなってないんだろ。

[追記 04:30am]早稲田大学院試試験問題漏洩された時の話

http://president.jp/articles/-/25434

早稲田大学教授セクハラ問題記事になり、またまたハラスメント界隈が騒がしくなっている。

私もこの場で、私が受けた屈辱ネットの海に流して忘れようと思いこの増田日記を認めることにした。

もう10年も昔の話だからもう時効だろう。私は10年間秘密を守り続けてきた。

本当はもっと早くに公開すべき情報だったことはわかっているが、自分はずっと研究を続けている身だったから、

どうしても言い出せずにここまできてしまった。

これは告発であるとともに、私の懺悔日記でもある。

自分について

私は当時早稲田大学学部の4年生で、院進することに決めていた。

第一志望を東京大学、第二志望を早稲田大学の内部進学にして院試勉強に励んでいた。

ちょっとややこしいのだが、私が学部時代指導を受けていた先生所属が翌年度から他大に移るということで、

他の研究室を受験する必要が生じた。詳細は避けるが、院試では早稲田の同じ学科内の他の教授研究室を受験することに決めた。

院試形式院試問題バラされた時の状況

院試英語選択形式の専門科目、後日研究発表形式面接だった。専門科目は確か7問くらいから2問を選択して回答する形式だったと思う。

過去問を見る限りでは学科のそれぞれの教授が1題ずつ出題する形式のように思われた。私は自分比較的得意な教授の専門範囲に絞って院試勉強をしていた。

院試の2週間前くらいだっただろうか。私の受験先の研究室のボスから、「来年からテーマについて話がある」と呼び出された。

彼の研究の話はいつも刺激的だから、私はワクワクして教授室に行った。ひとしきり今の研究の進捗などを話した後、

彼がふと、「君はどの先生選択問題を解くか決めた?」と聞いてきた。私はなんでこの質問を?と思いつつ、「あー、はい、今この科目とこの科目をやっています」と答えた。

彼は「ふーん、あのね、僕、今から独り言うからね。メモは持ってるよね?」と言った後、その二科目の問題を全て読み上げたのだ。

何が起きているかからなかった。でも、私は愚かにもそれをメモに書き取ってしまった。そして呆然としながら教授室をでた。涙が出てきた。

指導教官に相談

私が聞いてしまった問題のうちの1題は、当時のボス(受験先ではなく、学部時代指導教員)が考えた問題に違いなかった。研究室に戻ると、彼がご機嫌で話しかけてきた。

涙が止まらなかった。ボス教授室に私を招き、どうしたのか聞いてくれた。私はことの顛末ボスに打ち明けた。

「私、先生院試で出題する問題を知っています。今、〇〇先生から聞いてきました。」

いつもはヘラヘラしているボスだがこの時は「なんで彼はそんな余計なことを?何もしなくたって君なら受かるでしょう?」と声を荒げていたが、

その後ひとしきり黙った後で「この話は、なかったことにしよう。君は普通に院試を受けるんだ、大丈夫試験問題を知ってても知らなくても君なら受かってたから。こんなのバレたら大ごとになる。」と説得された。

私はもう何も考えたくなかった。ボスの指示に従うことにした。それでいい。私が黙っていれば丸く収まる。早稲田院試の1ヶ月後には東大院試がある。それに受かればいい話だ。

院試当日

自分自分が、カンニング行為を行うことがどうしても許せなかった。そんなことは私の人生で一度もしたことがなかった。

一度はもう早稲田を受けるのすらやめようと思った。でも東大一本に絞るのは、院試はいえとてもリスクの高い選択に思えた。私は結局院試当日の試験会場にいた。

問題を漏らされてから2週間で、私は7人の教授の残り5人の研究範囲勉強し直した。漏らされた問題は解かないと決めていた。これで落ちたら仕方ない。そう思った。

かくして専門科目の院試が始まり、そこには、私が教えてもらった通りの問題が一字一句わずに並んでいた。

私はその2問には手をつけず、残りの5問から2問を選択して解いた。2週間の付け焼き刃だ。よくできたとはお世辞にも言えない。

後日の面接では、面接官の教授の一人に「これで東大受けるの?頑張ってね」と嫌味を言われた。悔しかったが黙って聞き流すしかなかった。

その後

結局、私は早稲田大学研究室に合格し、運よく東大の方にも合格し、未だになんだかんだアカデミックと細々とつながりを持ち続けている。

あの会場で、私は院試問題を知っていた。(おそらく、あの研究室を受けた全ての学生が知っていたと思う)。

その事実はずっと私を苦しめてきた。

もっと早くに、言うべきことだった。

院試の前に、言うべきことだった。

でも言えなかった。ずっと、後悔している。今も、後悔している。

もうすぐ院試の季節だ。彼はまだ学生に、問題を漏らし続けているだろうか?

追記

コメントをくれた人、見てくれた人、ありがとう

ずっと言えずに居たから、こうして匿名ながらも辛い経験シェアできて少し気が軽くなった。

それと同時に、「自分漏洩された」「院試ではよくあること」というコメント散見されるのは悲しくもあった。

私は潔癖でも真面目でもない普通人間だ。どんな試験であれ、一部の人間だけが問題を知っている状況というのは許されてはいけないはずだ。

院試形式でバレてしまうんだね、これは理工系研究科の院試で起きたことだ。

年度も言いたいところではあるけどさすがにこれ以上は勘弁してほしい。いや、もうこの時点でバレてしまうかもしれないけど。とにかく約10年前に起きた出来事だ。

私ともう一人、その研究室を受ける奴がいた。院試問題バラされた日、私が教授室に入るのと入れ替わりで、彼が出て行ったのを覚えている。

私は、彼とはそんなに仲が良くなくて聞かなかったけど、なんとなく彼もあの日院試問題バラされたのではないかと思っている。

なんであの教授がそんなことをしたのか、それは本当のところはわからない。

教授はすごく神経質なところがあって、教授室の鍵が閉まっているかを何度も確かめたり、officeファイルセーブを異常なほどこまめにとったりする人だったから、

念には念を入れて私が落ちないように問題を漏らしたのかもしれない。

あるいは、自分研究室を志望する学生に好成績をとってもらって、自分のところの学生が優秀だと自慢したかったのかもしれない。

教授間の仲があまりいい専攻ではなかったから。

私の現在幸せを祈ってくれた人たち。本当にどうもありがとう

結局あの院試のあと、私は当然、早稲田を蹴って東大に院進した。

研究分野は当時とはだいぶ離れて、その教授を目にする機会も滅多にない。

今は、自分良心を裏切らなくても良い場所で、同業者の伴侶とともに細々と研究している。

いつまで職があるかはわからないけれどとても幸せだと思う。

早稲田大学は、いろいろ言われてはいるけれど、私に科学者としての第一歩を踏み出させてくれ、

そして科学の厳しさや面白さを教えてくれた大切な大学だ。

どうか、進取の精神、学の独立を信念とする大学らしく、優れた学術機関として一から立ち直ってほしい。

学問に対して、社会に対して、誠実な場所であってほしい。

そして、院試漏洩ハラスメントなどをしっかりと調査処分し、学生を大切にする大学であってほしいと願っている。

anond:20180622010404

誰もが立候補したいわけじゃない

生徒会長一部の人しかやりたがらなかったのと似ている

2018-06-21

anond:20180621150842

著作権が守ろうとしてるのは、次の創作を妨げるための権利だといっている。

一部の人間の利益のために文化の停滞を許すわけにいかない。

anond:20180621131615

最小値は「権利制限したがってる一部の人間」なので、そっちの制限が正しいな。

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