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はてなキーワード: クラウドワークスとは

2017-03-13

ジャパニーズスタートアップの悪い所を煮詰めたような村田マリ事件

DeNAから306ページに渡る第三者委員会調査報告書が発表されたらしい。俺は面倒だから読んでないが、重要なことはたったひとつだ。

事実上村田マリ中川太郎無罪放免となった。

DeNAはこの二人のせいで50億円の損を出した。その金はそっくりそのまま二人のポケットに収まったままだ。

もっとひどいのは、これでエリート集団イメージが完全に失墜したこと。一時期は東大からも大量採用できてたらしいが、もう無理だろう。

せっかく売れた不格好経営台無しだ。スマホゲームで毎四半期に何十億も巻き上げてるDeNAにとって目先の50億なんて大したことない。

でも企業イメージの低下によって受ける将来損失を考えたら1000億ぐらいの損になったんじゃないか

それだけのことをやったのに、こいつらは事実上なんの処分も受けなかった。

公の場で責任を追及されることも、謝罪要求されることもなく、役員地位も解任ではなく辞任で済んだ。

DeNAがどうしてここまで甘い対応を取るのか俺には不思議しょうがない。

一説には社長の守安が村田にたぶらかされたんじゃないかって話もある。守安も自社株を1%も持ってないサラリーマン社長から適当判断を下したのかもしれない。

そいつらと一緒になってやってるうちに、スタートアップ村のモラルの低さが伝染したんだろうと思ってる。

とにかくあいつらと来たらひどい。金儲けできればなんでも良いと思ってる連中の集まりだ。

ベンチャーキャピタリスト起業家も口では良いことを言っているが、ほとんどはモテたい、儲けたい、目立ちたいのどれかで出来てる。

あの村でのヒエラルキーはとにかく金を集めた奴、Exitした奴が偉いってこと。

上場ゴールで袋叩きにあってたgumi國光も今じゃ平気な顔で次のホラを吹きまくってるし、赤字垂れ流しのクラウドワークス吉田成功した起業家扱いで持ち上げられてる。

西麻布に行けば持ち株売って小金持ちになった起業家ヤンチャしてる姿なんてよく見るけど、そういう先輩の後ろ姿を見てるから、後から出てくる奴らも当然ろくでもないように育つんだ。

から今回の村田マリの件だって、周辺の奴らは運が悪かったぐらいにしか思ってない。

なんだかんだいって50億で会社売ったんだからスゲエ、俺も成功してシンガポール富裕層の仲間入りしてえとしか思ってないんだよな、ほとんどは。

こういうやったもん勝ちに対してちゃんと自己批判できないと、あんたらはいつまでも幼稚なジャパニーズスタートアップから抜け出せないままだと思うよ。

2017-03-08

キュレーションサイト会社に勤めているがアクセス減少で社長スタッフ全員クビにした件

DenaWelqやらかして、ネット界隈ではキュレーションサイトが悪の根源みたいな扱いになっているが、あの騒動で逆に「キュレーションサイトは手軽に稼げる」という事がバレてしまい、私の勤めている会社でも絶賛キュレーションサイトバリバリ運営している。

ジャンルは隠すが、中小企業運営するキュレーションサイトなので正直しょぼい。ライターは完全外注で、クラウドワークスランサーズを駆使して安く大量に長文&リライト記事をアップしている。

ちなみにライター給料は1文字0.2円。

私たち編集者契約社員)は時給900円前後である

まあリライト指示と記事編集アップロードしかしていないので私達の時給に関してはそんなもんかって感じだが、ライターさんへの搾取っぷりはハンパない

安く大量に集めて、その中からさら忠誠心があり仕事の早い外注さんを厳選し、鬼のように稼働させている。文字数も多く、時には本屋資料を買って記事を書かなければいけないため、ライターさんの時給は200円程度だろうか。

多くのライターさんはこのダンピング労働に嫌気が差して去っていったが、それでも貴重な在宅ワークということで、生き残っているライターさんもいる。

中には旦那無職パチンコ中毒、かつ女が外で働くことは許さないという束縛主義、そして小さい子供がおり在宅ワークしか出来ない…というライターさんもいる。

それを弊社が激安で雇うという地獄ジャパンワークライフバランスが弊社では完成している。中国かよ。

一度、社長にその件について話したが「こっちはリスクを取って経営うんぬん~」と説教されたので諦めた。

キュレーションサイトグーグルアドセンスとやらの単価が低いため、報酬は意地でも上げないらしい。ちなみにいくら儲かってるか私達末端は知る由もない。外注に指示を出しワードプレス記事をアップしするだけの機械である

弊社のキュレーション事業は2016年1月頃からスタートしたが、この1年かなり儲かったようで、社長ニコニコ社長夫人役員に迎え、ますます私腹を肥やしているようであった。

ところが自体は一変する。

2月中旬、突如としてアクセス数が落ち込んだのだ。

その日、私は体調が優れず、午前半休をもらい午後出社したのだが、オフィスにつくなり

「なんだ!?どうしたって言うんだ!?おいェ!」

社長が半狂乱でパソコンキーボードにしがみついていたのだ。

他の社員は分かりません、すみませんと頭を下げる。

何があったのか色々聞いてみると、どうやらGoogleキュレーションサイト対策をしたらしく、弊社サイトアクセス数が半分以下になったのだそうだ。

かろうじてアクセス数は4割残っていたものの、収益の落ち込みは壊滅的で、社長給料を下げる!外注さらにぶっこむ!とかなり混乱しているようであった。

「上位のサイトを組み合わせろ!1記事1万文字入れろ!」

など指示もコロコロ変わり、自分たちも何を作っているのか分からいくらい混乱したまま記事発注。次々に上がってくるリライト記事

なんとかアクセス数は半分で下げ止まったものの、社長は「時給を下げる」「サビ残してもアクセスを上げろ」と言い出し、弊社スタッフの顔色が茶色くなっていくのが面白かった。

そして本日、正午をもって私はクビになった。

いや、私含めスタッフの9割がクビ。

どうやら朝型にまたGoogleの変動があり、弊社キュレーションサイトさらアクセス数が半減。全盛期の4分の1になったらしい。

発狂した社長が「これから不動産だ!シェアハウスをやるぞ!」と言い出し、我々は不動産素人からという理由本日付で解雇自主退職)となった。

外注さんもおそらくクビ…というか発注打ち止めになったのだろう。

今、私は自宅でまったりコーヒーを飲みながら今後の人生について戦略を立て直している。

とりあえずマクドナルドアルバイト募集していたので、そちらに応募してみようと思う。

しかし、私のように20代独身プーならクビになっても気楽だが、家から出れず時給200円の在宅ライターをしていた彼女は、今後、どうやって生きていくのだろうか?

彼女担当していたのは私だが、彼女言葉が未だに忘れられない

『家で出来る仕事があってよかった。この仕事は、色んなことに縛られている私の、たったひとつの生きがいです』

社長あなたにとっては時給200円のクソ仕事でも、彼女にとっては生きがいだったんですよ。

いきなり辞めるくらいなら、最初からやるなバカ野郎

愚痴すみませんでした。

2017-02-12

大手出版社SEOデタラメ医療記事を書いてWelqをめざした私の過去

先日の続きを。

大手出版社SEOデタラメ医療記事を書いて辞めた私のしごと

http://anond.hatelabo.jp/20170205201944

大手出版社SEOデタラメ医療記事を書いて辞めた私のはなし

http://anond.hatelabo.jp/20170129142538

大手出版社SEOデタラメ医療記事を書いた私の日常

http://anond.hatelabo.jp/20170206220352

DeNAMERYも復活するそうだが、この大手出版社サイトは、ずっと根拠の怪しい医療記事美容記事を公開し続けている。

http://anond.hatelabo.jp/20170125084824

リスクを謳うこのサイトが好きなのは、「腸内腐敗」という言葉。本当に腐敗していたら腸重積や血栓症を疑うべきだか、ここでは便秘は即腐敗。日本人女性の半分は腸が腐敗しているそうだ。もちろん医師取材などはない。

また、広告も滅茶苦茶だ。4か月腐らないリンゴから抽出された「リンゴ幹細胞」なるものが入った化粧品を使うと肌が覚醒するそうだ。幹細胞ノーベル賞を受賞したiPS細胞でおなじみって、小保方さんもびっくりだろう。ただ、こんな広告記事でもページビューさえあれば広告からお金がもらえる。

専門家執筆しているとあるが、ライターは表に出ていない形でクラウドワークスランサーズなどに発注していた。このサイトは、日本の誰もが知る大きなニュースサイトにも配信しているが、配信先にはクラウドワークスランサーズのことは伏せてある。なので、今日専門家信頼性の高い記事として、単価の安い素人記事配信され続けれいるのである。このサイトクラウドソーシング求人募集も未だあるし、クラウドライターへの指示書も手元にある。

そんな情報健康被害が出ないことを祈るばかりである

2017-02-06

メンター

クラウドワークスランサーズ最近露出の多いあれ。

やってみて個人的に思ったことを書く。てか、愚痴

いい点

まとめると現役バリバリエンジニアは開発案件で稼いだ方が有益だと思う。拘束されるとますます遊ぶ時間がなくなる。もっと密度濃く働いた方が良い。

暇で案件なくて副業初心者な方にはいいかも。ただあまりスケールする印象はないから、本業で昇級するように頑張った方がいいかもね。

2017-01-31

違法の塊 クラウドワークス

クラウドワークス上に掲載されてる仕事案件、悪質なの多すぎだろ。

記事制作なんか、物理的に1時間位かかる作業でも1記事10円とか。酷いと1円だぜ?普通に1時間労働する最低賃金都内だと932円だ。

1時間必要とする業務内容の対価が1円やら10円やらって、依頼主はカスかよ。

そんでもって「コピペ禁止」だの「記事書き直せ」だの言ってくるんだぜ。

一応、外部コンテンツへの強制登録

んで、そういう依頼が多発してるにも関わらず、クラウドワークス放置してやがるんだぜ。

これさー、依頼内容もクラウドワークス体制厚労省労基署に報告して強制家宅捜査とかすべきレベルなんだけど。

政府って基本メディアに大きく取り上げられないか、人が死なない限り仕事してくれないから厄介だけどさ、たった数十円の小銭をチラつかせて個人情報差し出させる案件も多すぎるんだわ。「外部コンテンツユーザー登録したら100円あげるよー」な依頼も多い多い。

大手口コミサイトが数十円チラつかせてユーザー登録口コミ投稿募集してるのもいっぱいだー。

そういう案件が多発してるのに、知らん顔のクラウドワークス

そしてクラウドワークス上で違反としている依頼内容も見る限り6〜7割はあるのだが、クラウドワークス様は放置してるがな。

発注者と受注者の直接取引禁止』というルールを全面に出してるくせに、キュレーションサイト問題の時は『発注者と受注者が直接取引をしている為、私達はそんな実態知りませーん』ときた。

なんなの、この会社www

ってか、この仕事掲載方法や内部の怠慢っぷりは違法だろ。業務停止すべきだと思うんだが。

2017-01-29

クラウドワークスの依頼案件違反だらけで引いた

酷すぎるだろ、この会社

業務停止命令くだるのも時間問題だな。

内部は違反違法も分かっているくせに放置してるから完全に終わってる。

2017-01-20

西野ってスタッフにどのくらい報酬払ってるのかな

以前、クラウドワークスライターが安く買いたたかれてるのが問題になったときに、それを肯定してたもんな。

仕事させるだけありがたく思え」みたいな感じで、二束三文で買いたたいてたりしてな。

西野はその後クラウドワークス顧問に取り立てられていて、なかなか世渡りうまいやつだと感心したわ。

2016-12-24

東欧で月給24万円の場合

http://anond.hatelabo.jp/20161222124531

やってみたぜ。

かい事はよくわからなくて悪いんだけど、

諸々引かれて手取りは16万円

嫁も同じだけ稼いでて、家族収入は30万円くらい。子供は二人

生活費は15万円で、家のローンで12万円。

家は、郊外敷地1000平米、住居部分は250平米の5LDKプール付き

車で通勤30分で、毎日10時に出て19時には帰ってくる感じ。

帰って子供の面倒とか家事をやって、22時から26時くらいまでプログラム書いたり

ゲームしたりしてる。職業プログラマー

アラフォーで、フロントからバックエンドiOSアプリAndroidアプリまで一通りやってる感じ

マネージメントはやらないって言ってるからこれ以上給料は上がらないかなぁ。

まぁなんつーか高収入の皆さんまじがんばってw

# 以下24日に追記

確かに貯金はしてないねリアルに月末に貯金額0になる生活だわ。

ただ、医療費用はほとんど無料学費日本で言う小中高は無料幼稚園は二人で5千円位

車とかまとまった金が必要な時は、toptalって言うまぁクラウドワークスみたいなサービス使って

副業で金を調達してるわ。その時は人月6千ドルで請ける上に、毎月末に請求、支払サイト10日みたいな感じだから

一ヶ月半以内に60万円くらいは調達できる。実質一日2,3時間しか働かないけどまぁコード書くのは速いか

今まで文句言われたこと無い。

ただガンガン働いてガンガン稼ぐスタイルは嫌いだから、余りやらないけどね。

そろそろ40で失業したら人生詰むけど、英語と現地語と日本語喋れて、プログラミングも大体最近流行追ってるし、

githubにはスター1000くらい付いたライブラリ公開してるし、まぁこれで食いっぱぐれる事は無いっしょ。

病気になったら死ぬ寸前までコード書き続けるしかいね

家の掃除は、オープンな感じで家具をぐちゃぐちゃ置いていないから楽だなぁ。

庭の落ち葉は超大変だった。

まぁシリコンバレーとか憧れるけど、プログラマーならこういう人生もありまっせ!

12、3年前まで東京で働いてたけど、最近大分改善されたことを祈るわ。まじであの始発の電車みて

一歩踏み出せば楽になれるかなぁってぼんやり思ってた時期は辛かった。

あとまぁ美人は多いね。うちの会社オタクばっかりだから縁はないけどな。

プログラマーは多分外国美女と知り合うとかそういう期待は諦めたほうが良い

子供学校とか行くとリアル金髪幼女がいるぜぉ、お母さんも綺麗w

2016-12-18

はてな民クラウドワークス炎上させてる間に西野ナニガシは

クラウドワークス擁護して、しっかり顧問仕事をゲットしていた。

それでも私は、クラウドソーシング応援する。

welqの一件以降、クラウドソーシングに対する風当たりが強くなっている。

筆者は過去、主にクラウドワークス200記事ほどライティングを請け負ったことがある。だが、やがて「クラウドソーシングライターダメにする」と思い、それ以降は使用していない。ただ、世話になったことを差し引いても、たとえば主婦(夫)の方が新たな可能性を掴む土壌となったなど、素晴らしい点もあるサービスだと思う。

ただ、だからこそ、書いておきたいことがある。

それは、クラウドソーシングライターダメにするサービスと化している、ということだ。

     ◇

筆者がクラウドワークスを使っていたのは、2013年の夏から2014年の冬にかけて、およそ半年ほどだ。以下の話は当時の経験ベースにしている。ただ、発注者としてクラウドソーシングを利用している知人数人に話を聴いたところ、おそらく状況はいまでも似たようなものだと思う。

クラウドソーシングが、なぜライターダメにすると感じたのか。

それは「褒め殺しが横行している」からだ。お世辞と言い換えてもいい。

クラウドソーシング発注者は、なぜかやたらに褒めてくれる。いつどんな仕事を納品しても、

「いつもありがとうございます!」

「今回も迅速な仕事、助かります!」

「いつも素晴らしい仕事ありがとうございます!」

「いつも早く丁寧な仕事で非常に助かっています

こんな具合だ。

また、評価も押し並べて★5つしかつかない。

筆者もクラウドワークス20案件ほど発注いただいたが、オール5だった。

なにかおかしいと思った。

     ◇

発注者が期待する以上のものを返そうと努力してきた自負は、もちろんある。だから最初は高い評価がついても、単純に「ありがとうございます」と感謝を覚えるだけだった。

ただ、この違和感を覚えた直後、筆者は過去に書いた記事をすべて見直した。

すると、文章のつながりがおかしいと感じるところがあったり、恥ずかしながら誤字脱字も数か所あったりするのを確認した。

前者については、経験を積むうちに自分スキル感性が磨かれ、それまでなら気にならなかった点に違和感を覚えるようになった可能性はある。だが、後者の誤字脱字はそれ以前の問題だ。

もし、発注者がきちんと記事内容確認しているなら「誤字脱字があります」と連絡するはずだろう。

だが、そうした連絡は一度もなかった。

では、なぜ連絡がなかったのか。考えられるケースはいろいろある。

たとえば、

1:このくらいならこちらで直してしまおうと、スルーしているケース。

2:面倒だからこのまま掲載してしまおうと、スルーしているケース。

3:そもそも記事確認せず、そのまま掲載しているケース。

こんなところだろうか。

そもそも記事内容確認しないのが問題なのは、すぐ分かるだろう。著作権法違反していても、その記事がそのまま掲載されてしまう。今回のwelqのケースだ。二番目も同様である

では、冒頭の「こちらで直そう」はどうだろうか。

実はこれもかなり問題だ。

なぜ問題なのか?

ライター自分ミスに気づかないからだ。

     ◇

上述した通り、クラウドソーシング上では、基本的に褒められることしかない。よほどひどい仕事対応でもしない限り、大抵の場合は受注者に対してポジティブ評価コメントが並ぶ。

だが、それは言い換えれば「欠点を指摘されることがない」ということだ。

欠点を指摘されなければ、その改善はできない。PDCAが回せない。最悪、称賛を浴びすぎて「俺すごい」「私すごい」と勘違いする可能性もあるだろう(意識的であれ無意識的であれ)。その勘違いは、自分省みる機会を奪い、スキル知識を磨こうというライターとして当たり前の使命感と向上心を削ぎ落とす。

自分仕事の不足に自分で気がつける人なら問題はない。

しかし、駆け出しのころは、そうしたセルフマネジメントもなかなか上手くいかない。「良い記事とはどんな記事か」「守るべきルールはなにか」を見極める知識感性がないため、自分記事の不足を自分で見抜けないのだ。

からこそ、他人の目が大切になってくる。

もちろん発注者フィードバックする義務はない。長期的にその受注者と付き合う気がなければ、褒め殺し・お世辞を駆使して一時的に良好な関係を維持し、円満に「さようなら」するだろう。

ただ、それはあくまで「表面的・短期的」な話だ。

そうした「誉め殺し」の蔓延が、クラウドソーシング登録しているライター全体の平均値を下げている可能性は十二分にある(というか確実にあるだろう)

まり「褒め殺し」のデフレスパイラルである

フィードバックがないことで、ライターは成長機会を奪われる。

それによって、クラウドソーシングからまれライティング平均値が下がる。

それによって、粗製乱造が進む。

それによって、発注者サイトの質は下がる。

それによって、発注者は儲からなくなる。

誰も幸せになれないのだ。

     ◇

もっとも、このあたりはライター自己責任だろうという意見もありそうだ。一理も二理もあると思う。

受注を受ける以上はプロとして仕事をしなければならない。クラウドワークスランサーズにワーカーとしてアカウントを持っている以上、プロとしての自覚を持たなければならない。

そしてプロである以上、教えてください・指摘してくださいなどという受け身の姿勢はいけない。

実際、クラウドソーシング仕事を依頼すると、できないことに対して「できません」と返信してくるライターが多いように感じる。だが、できないことを「できない」と言いつづけていては、成長できない。

また、この手のスキル意識に不足が目立つライターは、クラウドソーシング以外で仕事をとることが難しい。そのため仕事はすべてクラウドソーシングから受けるしかない。よって、フィードバックがもらえない仕事を延々と受け続ける。

まり、成長しないのだ。

一方、実力がある人は、どんどん自分仕事をとっていくので、クラウドソーシングからは離れていく。安い仕事をつづける理由などないからだ。

よくサイト運営している知人からクラウドソーシングにはロクなライターがいない」という声を聴く。その実態の裏には、あるいはこうした背景があるのではないだろうか。

から安値の依頼でも、普通に受注される。1文字0.5円でも受ける人がいる。

なぜか。

ほかに仕事がないからだ。

ほかに仕事がないライター

安値で買い叩きたい悪徳業者

いまのクラウドソーシングは、この二者のみが跋扈するプラットフォームへとなりつつあるような気がしている。

     ◇

では、なぜ「褒め殺し」が横行するのか。

しかしたら、発注者側がライター側に気を遣っているのかもしれない。

あるいは、自分の体面を気にしているのかもしれない。

クラウドソーシング上では、発注者がどんな評価をつけたかは誰の目にも明らかだ。よって、自身の体面を気にして★5つしかつけない可能性はある。上述した「褒め殺し」に等しい受注者とのやりとりも、彼・彼女から評価をもらわないためかもしれない(もちろん、なかには素直なコメントもあるだろうが)

だが、クラウドソーシングで取り交わされる仕事は、当たり前だが「ビジネス」だ。

ビジネスで遠慮などいらない。褒めるべきは褒め、言うべきことは言うべきだ。

     ◇

閑話休題

ある知人のライターが、こんなことを言っていた。

曰く「ありがとうございます! これで大丈夫です! と言っていたのに、掲載時に手直しが入っているのを知って、気分を害した」とのこと。

修正点があるなら、その場で言ってくれ」と思ったそうだ。

以来、その業者から仕事は二度と受けていないらしい。

     ◇

welq問題を皮切りに、クラウドソーシング全般「悪」のような風潮が蔓延しないか、筆者は危惧する。決してクラウドソーシングというサービス自体「悪」ではないと思うからだ。

もちろんクラウドソーシング運営会社には、上述した受発注時の悪癖や、ほかに要因があるのであればなんとかして欲しいとは思う。ねとらぼ記事のように、運営会社営業が今回の問題に率先して加担していた事実があるのなら、即刻やめてもらいたい。

ねとらぼ|「クラウドソーシングサイト共犯だ」 キュレーションメディア炎上騒動についてWELQ記事寄稿ライターが怒りの告発

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1612/13/news140.html

それはべつに、運営会社のためでも、その社員のためでもない。

このままでは、せっかくの素晴らしいプラットフォームが、ライターを安く買い叩いてやろうという悪徳業者によって汚される一方だからだ。

クラウドソーシングによって新たなチャンスを得られるかもしれない人々から、そのチャンスを奪うことになるからだ。

べつにその営業がクビになろうが、どうでもいい。

     ◇

一方で、ライターにも問題があると思う。

今回のwelqのような記事を書いていて「これまずくないか?」という倫理観が欠如しているというのは、極めて問題だ。

ねとらぼ記事では、告発したライターが「クラウドソーシングも同罪」と言っている。

以下の記事だ。

ねとらぼ|「クラウドソーシングサイト共犯だ」 キュレーションメディア炎上騒動についてWELQ記事寄稿ライターが怒りの告発

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1612/13/news140.html

ライターよ、あなたも同罪である

     ◇

クラウドソーシングが新たな就業スタイルキャリア可能性を切り拓いたのは、紛れもない事実だ。

筆者も、ライティング経験ゼロからクラウドワークスライター業をスタートし、個人ブログ経由で出版社から編集ライティングのご依頼をいただいたり、上場企業編集長委託していただいたり、貴重な機会を手にすることができた。

クラウドソーシングがあったからこそ、手にできたチャンスだった。

から最後はこの二言で締めさせていただく。

がんばれ、クラウドソーシング

すべての運営会社は、改めるべきをしっかりと改め、真っ当な会社に生まれ変わって欲しい。

2016-12-16

DeNA株底値で買いたいと思ってるやつ居るだろ

どこが底なの?

 

PCデポは底打ったね

 

そう言えば何やかんやでクラウドワークス株価推移が

2016-12-13

http://anond.hatelabo.jp/20161213101934

御愁傷様だけど、クラウドワークスで人集めるのは厳密には雇用じゃなくてランサーへの業務委託からいくらでも安くできるんだよね。雇用だと最低賃金法の縛りをかけられるから

でも実際には業務委託を名乗りつつ事実上雇用みたいなものになってるからそこを抜け道にして書き手を買い叩いていたのが現状でしょ。それはどうなのと思うよ。

仕事がなくなったことには同情するし会社潰れて欲しいと思うけど、元増田は早く別業種の仕事を見つけるべきだと思うよ。

キュレーターやってるけど質問ある?

マジクソだわこのメディア

人材クラウドワークスとかwantedlyで安く雇って、DeNAの余波で捨てられたんだけど。

フリー案件かけもちしてると打撃なんですけど責任は取らず。屈辱的だわ。

メディア事業が、じゃなくて会社倒産しろよ。

日本死ねって言っとけば国会で取り上げるんだろ?w

クラウドで安い賃金でほぼタダ働きさせるの改善されないかなぁ。雇用形態として違法だもんな。

2016-12-09

クラウドソーシング業界で働くあなたへ

クラウドソーシング業界で働くあなたへ

まず最初に問いたい。

あなた幸せですか?

あなたの周囲の人を笑顔にしていますか?

あなたの大切な人に自分仕事を誇れますか?

あなたの端末の向こうにいる人を幸せにしていますか?

あなたの生きる社会に貢献していますか?

新しい働き方・働き方革命、などと謳い、欧米で芽生えたクラウドソーシング日本に持ち込んだ業界の方々へ。

あなたたちがその仕事を始めた時に誰を幸せにしたいと思いましたか?見知らぬ誰かのためにできることを何を夢見ましたか

しかしながら、今、この日本ではクラウドソーシングを通して不幸な人間が産み落とされました。

キュレーション問題にまつわる一連の出来事記憶に鮮明で、なおもマスメディアでは報道が行われています

この騒動の発端はとあるIT企業ではあり、たしかに彼らの責任というものはそう小さくはなかったでしょう。

しかし、その遠因は本当に彼らだけにあるのでしょうか?謝罪会見を開き首を垂れた小さな為政者たちにだけに?

いくつかの報道ですでに実態は明らかになっていますが、クラウドソーシング業界が一連の騒動に大きく関わっていたのではないでしょうか?

拡大するキュレーションメディア、その影にマッチポンプとなるあなたたちがいたのではありませんか?

キュレーションメディアを作れば簡単に売上が上がる。証明さえしてみせればあとはそのフレームワークに乗せるだけ。

売上を欲する企業報酬を欲するユーザの間で立ち振る舞い、自社の利益だけを追い求めた記憶は、その助力となった覚えはありませんか?

ガイドライン改訂評価制度の新設。まるで自分たちが襟を正せば問題ないだろうと居直った様に見えるのは私だけでしょうか?

クラウドソーシング大手自体が活発に営業活動を行った。その事実はありませんでしたか

聞く必要もありません。それは上場企業であるクラウドワークスの次の四半期報で明らかになることでしょう。

同様の売上減が発生するのは火を見るよりも明らかなのですから

ガイドライン改訂評価制度の新設、まるで自分たちには非がなかったかの様な素振りを続けるクラウドソーシング業界

あなたたちは悪びれもせず、自分たちに非はないと言っている様に見えます。いえ、実際にそうなのでしょう。

謝罪もせず、正常化を謳いまた同じ過ちを繰り返す。そう、まるで壊れた蛇口が水を流し続ける様に。

グレーゾーンで得た収入で一部の才能ある人間がさも全ての様に立ち居振る舞い、また、勘違いした不幸な人間を生み出す。

それはあなたがなしたかったことですか?生き馬の目を抜くのでなく、駄馬の肉を内臓を売り捌く行為あなた本質はありますか?

その仕事を始めた時にあなたたちがしたかったことを胸に手を置いて考えてみてください。

まず、成し遂げたい何かはあなたの中にありますか?その成し遂げたいものは見えていますか?

その成し遂げたいものを阻害するものがあるのであれば、それは社会ですか?時間ですか?それとも上司ですか?

上司だと思ったのであれば、あなたが今のクラウドソーシング業界に対して見切りをつけ退職し、その業を断ずるべきです。

あなたが頑張れば頑張るほど、その業は深くなるのですから

あなた仕事を頑張った理由虚業を広めることでしたか

仕事とは求められた結果に対して、満足できる対価を支払うことです。

その対価を支払うこともできない人間報酬を餌に無理矢理労働させる様な事実はありませんでしたか

おそらく、あなたの同僚や上司はこういうでしょう。社会のために、ユーザのためにと。

ですが、その上司が見ているものはなんですか?売り上げやKPIだけではないですか?

自己ブランディング会社の拡大、キャリアアップ、そういったことしか考えられない人間あなたの隣に上司にいませんか?

出世、売上、転職の道具として会社活用し、まるでゲームのように、もしくは狩りのように数字一喜一憂する人間あなたの隣に上司にいませんか?

ゲーム感覚で売上や成果だけを誇り、些細な世界幸せにすることすら忘れてしま世界あなたは生きていませんか?

結果だけが優先され、プロセス無視され、間違ったことをしてでも数字を示すことが重視されていませんか?

あなたが小銭を稼がせて満足させた人間はこの先も満足できますか?満足させるサービス提供するための覚悟はありますか?

最後にもう一度問いたい。

あなた幸せですか?

あなたの周囲の人を笑顔にしていますか?

あなたの大切な人に自分仕事を誇れますか?

あなたの端末の向こうにいる人を幸せにしていますか?

あなたの生きる社会に貢献していますか?

クラウドソーシング業界に生きる方へ、あなた自分仕事に誇りを持っていますか?

あなたが働く理由は様々あれど、あなたの周囲の人間、余裕があれば社会還元する。

その多少の善意が広がることで今が成り立っています。そのことを忘れないでください。

あなたの大切なほんの一人でもいい。その誰かを幸せにできる人間であってください。

2016-12-07

コミュ力0のエンジニア介護し続けてきたツケが回ってきた気がする

11月12月炎上、というより「コミュ力の圧倒的足りなさ」から揉め事騒動を起こしている人たちが軒並み40代だった。

SQLおじさんこと生島勘富は40代クラウドワークスのページより)



ちょまどの例のスライドを作ったおっさんこと山本康彦は1957年まれの59歳。



フリーランスの人こと酒巻裕一は職務経歴書によると40歳



その酒巻裕一を擁護しつつ自身アドベントカレンダー特定人物攻撃記事を上げているRichMikanことシェルショッカーこと松浦智之は1975年まれの41歳。



職人エンジニアみたいな言葉を使ってエンジニアコミュ力求めない風潮を是とする記事を読んだことがあったけど、こんな若気の至りでやるような揉め事をいい年したオッサンたちがやっているのを見ると、コミュ力0のまま一定の年齢を超えたエンジニアは、社会と完全隔離させないと誰かを不幸にするだけの存在になるんじゃないかって気がしてならない。これは社会人全体にも言えるが。

ゲーム現場は平均年齢が30くらいなので、フリーランスで40越えたときには周りがみんな年下で、そこに同対応してゆくかというのはある。というか、対応できずに昔のままの感覚で腫れ物扱いや疎まれていく(もちろん、本人には言われない)というのを最近たくさん見てつらい。

https://twitter.com/obenkyounuma/status/806253887036366849

あとドラえもんの「大人ってかわいそうだね。自分より大きなものがいないもの。よりかかって甘えたり叱ってくれる人がいないんだもの。」っていう台詞を思い出した。もうこんなおっさん達を正しく叱ってくれる人間はいないだろうから、やはりただちに現実からネットから隔離するしかないんじゃないか

2016-11-27

WELQの面接で落とされ、その後WELQが炎上して、思うところ

WELQの運営方針や内容の信頼性を巡って炎上が続いている。DeNAは慌てて専門家の監修を開始するというリリースを出しているが、遅きに失した形だ。

個人的な話だが、夏頃転職を考えていたこともあり、DeNA候補の一つとして面接を受けてきた。メディア系の職歴であったため、DeNAパレット(同社のキュレーションプラットフォーム。Find TravelやMERYもこれ)においてプロダクトオーナーをやってほしいというオファーがあった。

その内の一つがWELQだった。WELQについて調べてみると、オープン半年利用者600万人超のメディアになったと誇っていた。なるほどSEOが強烈に強く、適切な医療知識を持たない人々であればうっかりクリックし、信じてしま可能性があるほど、順位ワードもこなれたものだった。記事ボリュームも圧倒的にあり、優位性は明らかで、それなりにやりがいのある仕事ができそうに思えた。

一方でマネタイズを真面目に考えると、著作権法薬事法医師法を遵守し、内容の信頼性を高めていかなければならないと思った。記事をパクられた側の抗議によるレピュテーションリスクがあり、広告ではきちんとしたクライアントが付かない。なによりユーザーが内容を不審に思い始めるのは時間問題だろうと思った。

また、編集長という立場の人が明示されておらず(強いて言えば村田マリ)、記事匿名ほとんど。署名記事でも著者が実在するのか不明。調べればクラウドワークス等で集めた医療従事者でもないライターが激安価格で記事を量産しているという。その内パクリ元のオリジナル記事が枯渇し、内容的には過去の焼き直しでジリ貧になっていく問題も抱えていると思った。現時点でも既に、同じテーマなのに書いてあることが違うという、メディアとしての主張に筋が通っていない部分が見受けられる(例えば食物アレルギー記事)。まあこのあたりはパクリ元に収益還元する仕組みを作ればYouTubeのような発展も有りや無しや、ではある。

これらのことを面接では鋭く主張してさしあげた。面接相手KDDI出身DeNAに来たというM氏だ。まずあった反論は「医師の監修は検討しているが、今はメディアとして完全に定着させることが先」とのことだった。要するに投資ステージなので外野はゴチャゴチャ言うなということなのだろう。しかしそこは永久ベンチャー標榜しているとはい東証一部上場企業いくら面接相手でもコンプライアンス意識なしというのをあからさまに伝えるのはまずいという意識があったのだろう、「将来的にはキュレーションを抜け出し、一次メディア化したい」という補足もしっかりあった。面接自己評価としては、よりよい方向、健全な成長に導ける有能な人材であろうことを強く印象づけられたと確信し、渋谷ヒカリエを颯爽と後にした。

で、落ちた。「貴殿のための適切なポジションが社内にご用意できませんでした」という、転職業界ではテンプレート化しているお祈り文言だ。言うまでもなく、批判が図星で、わざわざ入社させてDeNAパレット事業方向性撹乱させることはしたくないという判断が働いたのだろう。

ファウンダー南場智子コンプガチャ問題で手痛い失敗をして以来、業界はもちろん、自社の事業ポリシー健全化に務めてきた。この辺は著書『不格好経営』にも載っているとおりだ。公平性や透明性意識の浸透を狙ってスローガンDeNA Quality」を定めた。しかし、WELQはもとより同社のDeNAパレット事業全体においてグレーなやり方がはびこっており、掛け声倒れに終わっている感は否めない。お友達感覚で連れてきた事業責任者にもそれを理解させ切れているのか。旦那病気療養のために一旦引退し、そして得た医療健康事業への熱い思いが、自らの社員役員らによって反故にされている現状をどう考えているのか。

何も面接で落とされたから腹いせにこういうことを書いているのではない。むしろ今は受からなくてよかったとさえ思う。キュレーションという新しいメディアのあり方と、正確性や信頼性が最重要視される医療情報との食合せが悪かったという問題だけではない。WELQを閉鎖すれば終わりでもない。DeNAソーシャルゲーム以外の事業の柱を作っていくうえで、体質を根本的に変えていかなければならない現状に直面しているのであり、それに対するしっかりとしたステートメント必要だと考える。決してWELQだけに問題矮小化するべきではないことを、DeNA理解するべきだ。

補足:なおWELQの前身はMedエッジといい、こちらは比較信頼性のある著者が書いていたり、転載元医療サイトだったりする、(相対的に)いいサイトなのだが、現在はMedエッジ時代掲載された記事は埋もれてしまいがちになっている。

2016-11-18

今、インターネットで起こっている残念すぎる出来事たち

最近ウェブ業界に残念な流れが発生しつつあるようだ。

無責任医療情報大量生産の闇 その記事信頼できますか?

https://www.buzzfeed.com/keigoisashi/welq-01?utm_term=.flv2jLxww6#.ijG7qv266e

【DE●A】キュレーションメディアの依頼の実態を掴んだ結果マジで酷いことになってます

http://mecchanikukyu.hatenablog.com/entry/2016/09/06/125318

DeNA運営するキュレーションサイト「WELQ」がインターネット情報リライトした適当情報を公開しており、なおかつそれが検索順位の上位を占めている現状を危惧している。

ページビューを上げ、そして利益を上げるために集客できるキーワード記事ウェブ上にばら撒き、ウェブを占拠し始めているようである

クラウドワークスなどで外注者を集め、不安定情報勝手に公開するだけなら問題はないかもしれない。

が、それらがグーグル検索エンジンの上位に来ているため、咳 止める など医療情報を求めて検索してくる人にとって不利益になっているのではないか倫理的にどうなんだ?、という話である

まあ、普通に考えて「アウト」なのでいずれ何らかのアクションが起こることは間違いない。

現在seoは長文を書けば書くほど上位に食い込んでくるシステムのようで、グーグルともあろう世界一天才集団がアホでもできる対策検索エンジンを牛耳られているのには「天才バカは紙一重」と誰かが言っていた事は本当なんだと変な感心もしてしまった。

ただ、今回の話は「WELQ」の話ではない。

平均年収jpというサイトがある。

http://heikinnenshu.jp/

このサイトを見ていると就職活動中の学生に言われて確認したが、サイトを見て愕然としてしまった。

統計値のほとんどが当てずっぽうの見当違いだったのだ。

NHK年収を見てみよう。

http://heikinnenshu.jp/kininaru/nhk.html

このサイトでは年齢別の年収推移が記載されているが、なんと20歳24歳で既に600万円以上もらえることになっている。それ以上の年齢に関してもおかしなところだらけだ。

ボーナスもいきなり160万円らしい。そしてボーナスは4ヶ月分と勝手計算している。

もちろん推定値ということだと思うが、この数字が正しい訳がない。

正解はこちらで30歳でやっと500万円程度。

http://www.nhk.or.jp/faq-corner/01nhk/05/01-05-03.htm

電通年収も見てみよう

電通年収給料大卒高卒】や20~65歳の年齢別・役職年収推移

http://heikinnenshu.jp/kininaru/dentsu.html

有価証券報告書データを取得しているため、この年収真実だ。

ただし、その他の年収推移データは下記の説明にもあるように適当感が強いものになっている。

主任課長などの学歴データ役職データ総合職一般職などの職種データもあるが、そのどれもがいい加減な数値で並べられている。

賃金構造基本統計調査民間統計調査比率使用したと記載されているが、そもそも該当企業学歴役職割合やそれぞれの年収がわからない状況で何に比率をかけたのだろうか?

税理士が算出したとあるがどういうことなのか?監修なのか?なんにせよ信頼性の高い数値は算出しようがないはずである

しかすると、東洋経済の生涯給与ランキングを真似たのかもしれない。

http://toyokeizai.net/articles/-/91596

こちらは学生に人気のデータでその企業で働き続けた場合の生涯に受け取れる収入ランキングにしたものだ。

賃金構造基本統計調査賃金カーブ使用して、企業IR情報公表されている年収と年齢からその伸び率を算出している。

この数値に関しても正確性が必ずしも高いとはいえないが、企業公表した正確な年収と年齢、賃金構造基本統計調査の膨大な統計データ使用していることもあり、それなりに信頼のできる数値が算出できるようだ。

ただ、その東洋経済でさえも学歴別・役職別の年収などは表現していない。理由簡単必要データが取得できないため算出することができないからだ。

インターネットは確定情報だけの世界ではないし、いろんなことを表現できるのが何よりの魅力だ。

現実世界でもウソ真実はどこにでも存在している。

インターネットでも事実でないことを誇らしげに書いても問題はないと思う。

ただし、それはある程度の被害迷惑を考えて行動すべき事でもある。

その適当データによって就職活動中の学生転職希望者が間違った認識を持ってしまう恐れがかなり高いのでは無いかと思う。

このサイトについては役職年収年収推移など気になるデータ掲載し、長文記事を書くことによってpvを獲得する手法をとっている。

収入を上げるために行っている行為だと思われるが、WELQ同様にあまりにもユーザーを軽視し過ぎではないだろうか。

2016-11-06

http://anond.hatelabo.jp/20161106182244


のいずれか。

2016-10-07

フリーランスという逃げ道

会社辞めてフリーランスになりますとか学校辞めてフリーランスになりますとか言うの最近流行っているけど、そういう人って大抵が「会社or学校を辞めたい」というところからスタートしたんじゃないかな。

「挑戦しないのは逃げだ!」みたいなことを言いながらその人達独立していくけど、自分にはその人達社会から逃げるためにそういう道を選んだようにしか見えない。

大々的な宣言のわりに、何をこれからしていくのかは不透明なことが多いし。

仕事しながらでもそれできんじゃね?」みたいなの多いし。

まあ逃げは悪いことではないと思うけど、逃げた先でどうするのか?というのは気になる。

フリーランス宣言をしたら周りの人間に驚かれた」みたいなことをいう人がよくいるけどそりゃそうだよ。

「じゃあお前個人で稼いでいく力あるの?」ってみんな思ってるんだよ。

まあ「自分にはその力がある」と思うから独立してるんだろう。

では、「君が稼いでいくための力は何?」と聞かれた時、どれだけの人がはっきりとそれを答えられるのだろうか。周りを納得させられるだろうか。

基本的にそういう人たちはネット文章を使って稼いでいこうと目論む。

ネットはだれにでも使えるし文章はだれにでも書けるからそういう道に行き着くパターンが多い。

文章書くのは確かに楽しいから自分のやりたいことはこれだ!と道を見つけたような気になる。

そして自分と同じ文章を書く人間というのはいいから、自分特別なことをしているような気になる。

その人の文章はその人にしか書けないから、その文字列に多くの価値があるような気になる。

でもその人の書く文章というものは、他の人間が「お金を払ってでも読みたい」と思えるものなのだろうか。

しかアドセンスやらクラウドワークスやらがあれば、少なくとも今は無料レベル文章でもお金はもらえる。

ただ、フリーランスになるということはずっとその道で稼いでいくということなのだろうし、無料レベル文章武器独立というのは不安があるんじゃないかと思う。

なぜそこまで自信を持って「イケる」と思うのかはわからないけど、ネット上に多数存在するフリーランスさんの存在もそれには関係しているのかな。

インターネットというのは自分の知りたい情報ばかり目に入るようになっている。

からフリーランスという世界に興味を持った人は、フリーランスで稼げている人間情報ばかりを見るようになる。

「誰でもフリーランスとして稼いでいけます」とか、「今の時代フリーランスはそんなに変わったことではない」みたいな無責任なことを言う人もたくさんいる。

その人にとって知りたい(都合の良い)情報ばかり目につくようになるから洗脳みたいにだんだんと「いけるんじゃね?」となっていく。

そのフリーランスさん達に罪はないとは思うけど、その言動が時に人の人生を良くも悪くも変えることだってあるというのはわかっていてほしい。

フリーランスとして一生稼いでいくって考えれば考えるほどとんでもない道だと思うし。

あと石田くんはさっさと自分価値観を変えるような出会いをして再受験なり再入学なりしてほしい。

18歳とか余裕の余裕で取り返し可能だし。

2016-09-23

クラウドソーシングで40提案して全部落選したのでまとめ

まだまとめてる途中なので後から追記してきます

部落選したので今月の収入ゼロ円です

コンペ32件、プロジェクト8件全部落ちました

信じられないけど本当の話完全に時間無駄でした

最低でも5万はイケると思ったけど考えが甘すぎた

ネット収入世界も甘くはない

才能も実績もない人間が夢を見てはいけない

楽に金を儲ける方法は無いし

クラウドソーシングはその中でも楽に金を稼げる方法ではない

いくらいくら儲けたとか

そういう言う話はよく聞くけど一切収入に繋がらなかった最底辺の話は

まり無いだろうからちょっと纏めてみよう

クラウドソーシングを始めた経緯と提案内容

長年懇意にしていた会社倒産してしまったためメインの収入が無くなり

その中継ぎ的に出来そうだったので初めてみた

手数料は確かに高いし価格も安いものが多いが半月締めで半月振込という速さとエクスフロー入金による確実は支払いはそこを差し置いても魅力に見えた

個人でやってると終了後二ヶ月後払いとかザラだし最悪未払いでバックれという危険性もある

その辺での摩耗や事務手続きの手軽さは気軽ではあった

もちろんそれがまとまった収入につながれば、の話だけど

提案したものは主にイラストアイコンといったもの

キャラモノよりはパーステクニカルイラストレーションがメイン

安い!安すぎる!だが安くなり続ける

先程価格が安いと書いたけどこの安さは限度を超えてる

しかも下がり続けている加速度的に

始める一年くらい前からクラウドソーシングの値段は見てたけど

その時から比べても半額以下の値段まで下落している

イラストの平均単価は一年前は20,000前後だったと記憶してるが

今は良くて10000円、手間かかるようなものでも1000円という依頼もある

酷いのになると提案金額は50000円だが枚数が100枚とかいものもある

時給換算で何十円

ふざけてるのかと思う値段

応募するほうも頭おかしいと思うけどこんなんでも5.6人は応募している

まり馬鹿みたいに安い値段の仕事でも応募して通るとは限らない

誰の投票であっても当てにならない

コンペ方式で公開された提案を良いと思った場合ユーザーとクライエントで投票する機能がある

客観的にどう評価されてるか分かるが投票されたからといって当選するとは限らない

ユーザー投票もそうだがクライエントから投票があってさえ落選した

最低金額以外は無視プロジェクト形式

提示金額の半額で提示しても落選するってことはもっと低い値段で受けてる人が居るってことなのか

どっかのブログかいてあったけど提案の答えは222円(ランサーズ提示できる最低金額

提案のうち一番低い金額以外は見向きもされない

みんなどうやってこれで生きてるのかわからない

この条件は実績にかかわらず全員が同じ条件でやってるのだから

値段が桁外れに低くそれでいてそう簡単に通らないのは殆どの人で同じはずなのだ

これでみんなどうやって生活してるのか

お題でイラスト書いて腕磨くために使うのが正しいのかもしれない

じゃあ良いところは無いのか

金を稼ぐ…という点では恐らく現状最悪の手段自販機釣り銭口パカパカしてたほうがよっぽど収入になる

しろクラウドワークスで月収25万以上が上位100人いれば良い方という世界

俺みたいに毎日6時間はやって無収入というのは稀だとして

殆どの人は月1万行くかいかないかじゃないかと思う

恐らくこれが改善することは無いしむしろこれからはどんどん悪くなる

クラウドソーシングマッチングしたのはタダ同然やタダでも作業したい狂人

タダで仕事をさせたい狂人だったのだから

競争に任せるままにしておけばタダと言うかたちで安定するだろう

つの産業崩壊を安定と言って良ければの話だけど

良い点もあった

自分が何が苦手で何が得意かを客観的理解できたことと

自分自分技術がもう社会必要とされていないことを見事に証明してもらったことだ

アンケートに答えるだけで3000円もらえるのがあるんだけど

クラウドワークスのこれね

https://crowdworks.jp/public/jobs/775665

クラウドワークス内のアンケートにしてはめったに見ない優良案件だ。

依頼人がニフティという大企業から3000円も出せるんだろうけどね。

最初の締め切りは9月9日だったのに13日、23日、26日とどんどん締め切りが伸びていくの。

こっちはすぐに金が欲しいからちまちま締め切り伸ばすのやめてくれよ。

2016-09-19

1文字0.5円のDENAのキュレーションメディアは北朝鮮ミサイルでヒカリエごとぶっ飛ばして欲しい。

編集仕事なめすぎ

クラウドワークスランサーズはそのうちキャッシュ回らず勝手に業績的に飛ぶと思うのでどうでもいい。

2016-09-17

お返事ありがとう

http://anond.hatelabo.jp/20160916221055

株式会社にする

・何か得意ジャンルをもうけお客さんが検索法人サイトにたどり着けるように。

WebシステムSEOリスティング名刺、チラシなどパソコンネット関係すべてを受けられるようにする。

・毎月の定額請求だけで100万いってますリスク分散も考え、毎月20万の利益のものを幾つか用意したい

クラウドワークスなどは馬鹿にできない

 1回10万程度で信用を得られれば、直で定期的に50万100万クラス発注してくれるクライアントも。とにかく金額多めの案件は全部申込む。

案件10個以上を同時に並行してこなせるようにする。出来ないじゃなくて、やる。

とりあえず名刺代わりにこんなところを書いておきます

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