2017-02-06

大手出版社SEOデタラメ医療記事を書いた私の日常

先日の続きを。

大手出版社SEOデタラメ医療記事を書いて辞めた私のしごと

http://anond.hatelabo.jp/20170205201944

大手出版社SEOデタラメ医療記事を書いて辞めた私のはなし

http://anond.hatelabo.jp/20170129142538

働いていた“身近なリスク”に対応するということを標榜していた、出版社系のサイトマニュアルがあった。

そのマニュアルには、引用をする場合は許諾をとらなくてよいと書いてあった。

から医療記事を書くときはいろいろな病院ホームページリンク参照元として貼った。

貼られたほうはそんなの気づいていないし、権威ある病院がそういっているならと信頼度は増す。

さらに、この出版社では医学事典を出している。これが非常に役に立った。

もちろん、そのページの監修の先生には会ったことも、コメントいたこともないし、きちんとそのままの引用をしたこともない。

けれど、ちょっと怪しい記事に参考元として書名を記載しておくという手法が推奨されていた。

WELQでは肩こりは霊のせい…という記事医療情報としてどうかと思う…と話題になったけれど、このサイトだって大差ない。

醤油を霧吹きでかけると減塩になって膵臓がんにならないとか、炭酸飲料で脳の細胞が狂うとか、もう滅茶苦茶。

そんな記事をひたすら量産する中で「MERY」みたいなサイトを作りたいという社員WELQのように検索されるサイトになりたいと言い出した。一応言っておくと、反対をした人もいるにはいた。

だが、どうしてもWELQの真似をしたかったこのサイトは、検索キーワードから逆算して記事を作るようになる。

ここから、道を転げるように状況が変わっていったのだ。

これはまた続きの話。

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん