はてなキーワード: カーペットとは
コロナで大変なことになってる中でよ、わざわざ東京の都心で大学の同期が結婚式挙げるって言うんだよ。
いやまあ、日取り自体は半年前に決まってたことだし、あれから感染状況がここまで悪化するとは俺らの誰も思ってなかっただろうし、仕方ないんだけど。
中止しろよ…と正直思ってるけど言えない。向こうだって嫁さん待たせてるし、結婚式って何百万もかかるんでしょ、そりゃ中止できないよね~
なにが厄介って俺受付やらなきゃいけないんだよね。半年前引き受けちゃったから。
俺結婚式とか行ったことないからわかんないんだけど、受付って一番人と接する役目じゃないの?大丈夫?みんなワクチン打った?聞いた感じだと俺ら20代、あんまり打ててなさそうだけど…
ほかの同期に話聞く限り一応打った人もいたけど、式の日までに2回目を打って、かつそれから一週間以上経過してるっていう括りで言ったらほぼ居ないっぽかったぞ…
あとお前、会社の上司とか親戚も呼ぶんかい、高齢者に差し掛かってるような世代がこんな集まり来て良いのか?しかも県境跨いでるやろそれ…今更こんなこと気にする俺がおかしいんか…?
だって俺同居家族いないし。無職だし。頻繁に会うような友達も恋人もいないよ。
あと俺基礎疾患がある関係でほかの奴らより早くワクチン打ってるんだよね。もう2回打って1か月経つ。
式を中止することができない以上(まあだってもう今週末だもんね)、俺が今ここでケツまくって逃げたら、ほかの誰かがやることになるでしょう。
その「他の誰か」が、会社の同僚やら家族や恋人がいる誰かがこの役割をやって感染したら大変なことになるけど、
会社辞めてて、誰とも会わないで生きてて、一応ぼんやりしてても半年は暮らせる貯蓄がある俺なら、まあ感染したっつっても俺が苦しいだけの話で…ワクチン打ってたら死にはしないってほんとかね?そうだといいんだけど、でも基礎疾患持ちは重症化しやすいらしいしなあ…
それで最悪死んじまったってなってもなあ。正直なんかそれで死ぬなら仕方ないかという気持ちよ。疲れた。
童貞で無職で基礎疾患持ちの俺が結婚式を挙げる奴の人柱になるのか…という暗澹たる気持ちは正直あるよ。これは嫉妬やない、嫉妬やないぞ。嫉妬と言うよりなんかもっと…なに…?言語化できないけど…
半年前までは普通にめでたい!って思ってたんだよなあ。祝う気持ちがあったよ。今もそりゃあるんだけど、複雑ですよ。
医療崩壊ってどういう感じなの?コロナなんですけどって言っても自宅にいてくださいねって言われるだけで病院は入れないの?いま荒川区ってどうなん?
Amazonで食料買いだめするのと別にブルーシートでも買おうかなと。なんでかわかんないけど、死ぬことそれ自体より俺の死体がこの夏場で、この部屋でぐちゃぐちゃに腐っていくことがすげー嫌だ。自分の住んでる部屋が好きだからかね?気に入ってるカーペットに俺の腐敗液が垂れるとかマジで想像したくねえ。
なんかこう、こういう「しょうがないよなあもう」っていうのが積み重なった結果みんなで崖に飛び込んでいくような事例が繰り返されてるのかなあとかナイーブになったり、
言うてもずっとマスクして会食の席に立たなければ感染しないでしょ、なにを悲観論に浸ってるんやみたいな自己批判が脳内で始まったりとか、勝手に一人で忙しいよ。
ま、しょうがねえわ!別に向こうだって俺が無職だから受付に選んだわけじゃないし、むしろなんか聞くところによると受付って会場で人とだらだら話したりしなくていいみたいな話もあるから、人と話せない俺への配慮では?という気もするし、
こんなのは全部俺の僻みこじらせた被害妄想よ。仕方ないんすよ。
会場が用意する感染対策とか全然当てにならないっぽいし、自分でできる対策を用意するだけして臨むわ。
というわけで今週末、行ってくる。
父親が3ヶ月半ずっと探し回っていたアサヒの泡の出るビールを、
祖母がお盆に親戚(近所に住んでる)に配りまくって全部なくなった。
あからさまに父親が真面目に傷ついた顔していたし、父は父でちゃんと親戚配布用に普通のアサヒビールを買ってきていた。
祖母は「これって手に入らないビールなの?なら尚更あげた方が喜んでくれていいじゃない。」と言っていた。
私は日本酒を月1でほんの少し飲む程度で、ビールは年に1度飲むか飲まないかくらいなのだが、
毎回泡の出るビール探しのお供に駆り出されていた。
ブツが手に入った時、どれだけ父親が嬉しそうにして「楽しみが増えた」とウキウキしていたか知っているので
別に父親のことが特別好きなわけじゃないのにモヤモヤとした怒りがわいてしまい、
「毎年普通のアサヒビールあげてるし、今回も買ってきてあるんだからそっちを渡せばいいじゃん。」と反論してしまった。
祖母は「余計なことを言うな。他人の喜びの方が大事でしょう。こすい奴だね。」と言い、圧倒的『善』な反論にぐうの音も出なかった。
だが、祖母は酒を飲まない。
このビールを手に入れるまでの背景を知らない人間が「またすぐ買えるこんなの」などと言っているのが何か解せなかった。
祖母はもともと見栄っ張りで、客を呼ぶごとに机やコタツ、カーペットをわざわざ新調する。
だから小中学生時代は友達を1回しか家に連れてくることができなかった。
何か決め事をするときも見栄を張りがちで、いつも家族に止められている。
そういうところを長年見てきていたので、内心「何をビールごときで反論してんだ私は…アホくさいな…」と思ってはいたのだが
ちりつもで怒りが溢れてしまったのかもしれない。
ちょっと違うかもしれないが、漫画家やアニメーターに「似顔絵タダですぐ描けるでしょ?」と言ってくるような
なんかそんな感じのモヤ〜っとした何かを感じた。
そこから先は思い出したくない。身分証を出して、「あなたがしたのはキャッチという犯罪行為で~」と路上で警察官2名から懇々と説諭を受け続け、彼らが帰った後に、暗い顔をした店長とM主任が地下のお店から出てきて、「ちょっと来い」と事務所に呼ばれ……面接の時のソファに座った私と、左隣に主任がいて、店長は斜めの位置にあるパイプ椅子に腰かけていた。
「すいませんでした」
店長はパイプ椅子をちょっとずらすようにして身を乗り出した。ガラス張りのテーブルの上にあった煙草とライターをガチャガチャと手に取る音がする、と思った時だった。
「誠に申し訳ありませんでした!!」
M主任が謝ったのだ。直後、「私の責任です」という小さな声が聴こえた。
・あなたが警察に払う罰金は50万円。S店とM主任で25万円ずつ肩代わりする
・もう二度としないように。次はクビにする
といったものだった。
優しい人達だった。私のような盆暗に対して、ここまで優しい嘘をついてくれたのだから。今ではわかる。あの時、警察は私とS店を指導するだけで済ませてくれたのだ。
状況が違ったら、普通に逮捕されていたかもしれない。あの場で解放されて、しかも私が罰金の納付書をもらっていないということは、そういうことなのだ。
M主任には頭が上がらない。もし、もう一度会うことがあったら何万円でもおごるし、「百万円貸してくれ」と言われたら迷ってしまうに違いない(貸さない)。
なお、当時のキャッチ行為の規制基準においては、路上の客に声をかけた後に何メートルも付いていったり、身体に接触しない限りはセーフだったようだ。一部の悪質な店は、警官の目が届かないビル内で付きまといや身体接触などをしていた。
大学の講義に出ながら、S店でのアルバイト(キッチン、ホール、店の前に立つ案内係)に週4でシフトに入る生活を続けている間に2年が過ぎた。単位はけっこう落としていた。履修しても半分ちかくは落とすので、できるだけ多く登録するようにしていた。教職課程も取っていたため、割とぎりぎりで卒業した感がある。
この年が転機だった。キャバクラの黒服の仕事にのめり込んでいた私の時給は、この年の秋に一気に1,600円に上がった。理由はシンプルで、『付け回し』というポジションを任されるようになったからだ。
すでに私の先輩は、店長とM主任とイケメンだけになっていた。後は、2人の社員と2人のアルバイトが私の後に続く。ここまでの間で、お店で働き始めたのは10人以上はいただろうか。みんな、あっという間に辞めていった。
この業界は、はっきりいって申し訳ないのだが、中途半端な人生を送り続けた挙句に流れ着いた人間が多い。負け癖がついている。だからすぐに諦めるし、ふてくされるし、誘惑に負けて嬢を口説いたり、物を盗んだりして――制裁を受ける(後述)。
『付け回し』の仕事をざっと説明する。要すると、女の子をどの席につけるか決める人だ。スナックだとチーママがやっている。併せて、各席の料金状況をチェックする。フロアの中央から客席を常に見渡して、嬢の配置をどうするか考え続ける。
このポジションは、自分の成果を数字で把握するのが難しい。というのも、いわゆるABテストというやつができない一発勝負系の仕事なので、自分が決めた配置が果たして正しかったのかすぐにはわからない。
でも、時間が経つとわかる。ちゃんとした人が付け回しをやると、ゆっくりと、じんわりではあるが、お客さんが増えていく。一見さんがまたお店に来てくれ、月に何度か来てくれるようになり、やがては常連になる。店長やM主任のレベルだとそうなる。
そのお客さんに嬢を付けた時の反応を1回1回ちゃんと見ていて、それに応じて次はどの嬢を付けようかを思案し、試行錯誤を繰り返し、やがてそのお客さんの嬢の好みを理解するようになるからだ。それだけではなく、お客さん同士の空気を察して、喧嘩が起きないようにする心遣いも忘れない。
お酒が入っているうえにそういう気質の人が多いので、しょっちゅうとは言わないが喧嘩が起きる。例えば、当時のM主任は、カラオケでほかのお客が歌えないほどに曲を入れまくる人がいると――それとなくデンモクを操作して曲が流れる順番を変えたり、嬢を利用して歌わせないように場をコントロールしていた。
女の子の側でもそうだ。
彼女らもプロだが、やはり年若いので、「嫌な客」「苦手な客」「うざい客」みたいなものがある。反対に好みの客もあるわけで、一流の付け回しをする人は、そのあたりの機微を理解しながら客と嬢との最適な組み合わせをシナジーとして導き、実行に移せる。
私はその域に達することはできなかった。私が付け回しを任される時というのは、店長か主任がそのポジションを離れざるを得ない時だけだった。
実際、私はあまりセンスがなかったと思う。お客さんに怒られてばかりだった。私が付け回しをしていた時の一見さんのリピート率は2人の先輩に比べて低かったし、お客さん同士が喧嘩に発展する前に止められないこともあった。
ある時などは、あるお客のグループ(今でいう半グレ風の人達)が、堅気な感じのお客を店内で突然ボコりはじめた。カラオケのトラブルだった気がする。
その半グレは堅気の若者のところへ行き、いきなり胸倉を掴んで殴りつけ、引き起こし、ガラス卓の上に叩きつけた。そして、足で何度も胸や腹を踏みつけた――近くにいた嬢が絶句して吐き気を催していた。別の気丈な子が肩をさすって慰めている。
また別の大柄の男が、殴られた男を引きずり起こし、その頬に一撃を加えて地面に引き倒したところで私が止めに入った(判断が遅い!)のだが、ヒートアップしていた彼らを抑えるのがやっとだった。店長やM主任だったら、リアルファイトになっても目線と対話だけで事を収めるし、そもそも喧嘩になることがまずない。
結局、私が物理的な意味で間に入って無理やり止めた。もみ合って、もみ合って、「もうやめてください!」と半分キレながら叫んで、それでようやくなんとかなった。殴られた人は、もちろん料金なしで帰ってもらった……後で警察官が店に事情聴取に来ることもなかった。
私には付け回しの才能がなかった。『一応できる』というだけの交代要員であり、それ以上でも以下でもなかった。嬢達は、私を憐れんでか、明らかにおかしい付け回しに対しても苦情を言ってこなかった。一部の子は、「あのお客さん私に飽きてたよ」とか、「なんで今代わらせたの。指名の話してたのに」とか、「あの子が芸能人の卵だから楽なお客さんにばっかり付けてるの?」とか、ちゃんと本音を伝えてくれた。
でも、ほとんどの女の子(特に20才以下の若い子や、逆に30代半ば以降の子)は、私を憐れんでか、苦情すら言ってくることがなかった。信頼されていなかったのだ。
さて。そろそろ(後述)の話をやりたい。
この年の秋だった。イケメン先輩が罪を冒したのは。私の価値観のターニングポイントになった体験でもある。
お店の女の子、しかも上位数人に入るほどの人気で、そのうえS店のお客さんと付き合っていた嬢(以下Tちゃんとする)と交際していたことが判明したのだ。
なぜわかったかというと、怪しいと感じたそのお客さんがTちゃんの携帯を盗み見たところ、イケメンとの睦言のやり取りが画面に映っていたということだ。噂だから、真実かどうかはわからない。でも、浮気はバレてしまった。
嬢との恋愛は大きな罪だ。キャバクラなどにとっての女の子というのは、大事な商品なのだ。マクドナルドでいえばハンバーガーだ。店員がハンバーガーを盗んで食べたら処分されるだろう。そういうことだ。
しかも、前回の記事で、S店というキャバクラの母体が芸能事務所であることを述べた。Tちゃんはそこに所属している子だった。今でもたまに、テレビのバラエティで見ることがある。その度に、「あんた成長しすぎやろ!」と唇を尖らせて食い入るように番組を見ている私がいる。
この時の私や、私の後輩達は、このことが問題になったのをイマイチ信じることができなかった。というのも、イケメンとTちゃんとの間柄は、スタッフ内では公然の秘密だったからだ。お店が終わった後のミーティングでは、イケメンに対するTちゃんの態度が違った。なんというか、口喧嘩がこなれているというか、恋人同士が醸し出す雰囲気だった。
勤務中もそういうことがあった。Tちゃんはお酒に弱かった。カクテルならば、どんな嬢であってもリキュールを一滴か二滴しか入れない。でも、ボトルやシャンパンとなるとそうはいかない。ごまかしが効かないのだ。特に、シャンパンを卓の上で薄めるわけにはいかない。
そんなこんなで、稀に、酔いつぶれたTちゃんが私のいるキッチンに入ってきて、ビア樽(ビールの詰め替え用のタンク)に腰かけることがあった。うわごとを呟いたり、ボウっとしたり、どこか一点を見つめるようにしたり、急にキレだして携帯電話をごみ箱にシュートしてトイレに駆け込んだりしていた。
ある時、Tちゃんが携帯をごみ箱に叩き込んだ後、イラついた声を上げ、キッチンを飛び出そうとした時だった。ガンッ!という音とともに、キッチンの出口にある真四角の排水溝にはまり込んでしまった。ガンッ、というのは排水溝の鉄板が跳ねた音だ。
イケメン先輩の動きは速かった。いつもであれば、廊下に立っている嬢が貧血で倒れたりしても、涼しい顔をして対処に入るのだが、Tちゃんが排水溝にハマった時は違った。「すぐにキッチンのドア閉めて!お客さんに見える」と血相を変えて対応に入ったのだ。
イケメンの声と同じタイミングで私は、キッチンのドアを閉めにかかっていた。酩酊状態で泣き出したTちゃんを救う(掬う)役目はイケメンに任せて、懐中電灯を点け、排水溝に落ちたTちゃんの私物を拾い上げる。
その際、イケメン先輩が、Tちゃんに「馬鹿。気いつけや」と優しく呟いたのを覚えている。京都弁だったのでうまく思い出せない。
だからこそ、イケメン先輩が犯した罪をすぐには意識できなかった。
ある日の営業終了後だった。暗かったホールの照明の光度が上がって、店の片付けが始まって、嬢がみんな帰って、皿洗いや店内清掃もみんな終わった頃に、「そこに座れ!」という声が響いた。店長がお店の入口からやってきて、片付けをしていたイケメン先輩を一番奥の席に座らせたのだ。傍らには主任もいた。
私や、ほかの役職のない社員やアルバイトは店を出ていこうとしたが、店長が「いいからそこにいろ」と言った。私は、扉を1枚隔てたキッチンにいた。声はよく聞こえなかった。扉の隙間から、奥の席で事情聴取を受けるイケメンの後ろ姿が見える。
細々とした声で、Tちゃんと付き合っていた事実を説明していたと思う。事情聴取は5分も経たないうちに終わった。というのも、「オメー何してんだよ!しかも客の女と付き合って。おい!ふざけんな」と、急に店長がヒートアップしたかと思うと、ガラスの卓にあった灰皿を、イケメンの顔めがけて投げつけた。
おそらく口周りに当たったのだろう、イケメンが顎のあたりに手をやった途端に店長は立ち上がり、イケメンの顔を殴打した。M主任が丸椅子から立ち上がって止めに入るも、店長に突き飛ばされて断念した。
床のカーペットに仰向けに倒れたイケメンの上に跨り、店長が何度も何度も、その端正な顔に鉄拳をぶつけていた。イケメンは、「すいません、すいません!」と謝り続けていた。
耳に入っていないかのごとく、何十発もイケメンを殴り続けた店長だった。ある瞬間に、ふと立ち上がって、イケメンの体をサッカーボールみたいに思いっきり蹴飛ばすと、「ボケが」と呟いて、私達のいるキッチンの横を通って近くの席に座り、どこかに電話をかけ始めた……。
その後、イケメンが泣きはらしながら、血だらけの顔でホールをうろついていたのを覚えている。
(続きます)
飲んで飲んで飲んでしようかな つか親にカーペットひかないように
耳垢がとれなくて 糞イライラした でもこれって価値あるのかな ないような 野田の放送ブラウザバック
まじ無理やりやらされてるねん この世界を 耳糞とるのも かくのも 無理やりやらされてるねん つれーわ
ビクニ オレ子育てうまいよ 常に否定してくる上司が常にいたらうざいだろ? だからせめて自分くらいは自分を許そう肯定しよう いいよ~かいていいよ~~
37度のお湯いれていいよ~ 違うんだ あの物理の時間 嵐のこんさートで欠席して笑ってしまったのはやらされたんだ 無理やり ちくしょー
まじ無理やりやらされた 義務でやらされた これも義務で書かされてる 死にたい 仕方なく生きてる
他の人は平気で生きてるから大丈夫 それを知らなくても幸せに生きてる
ああ かゆくて 書けない これも親のせいだ すべて
性癖が歪んだのも 親のせいだ ストレスかかるのわかってるのにやめれないのも洗脳されてるから親のせいだ
つまねえのも 洗脳で親のせいだ ビリヤードのブレイクショットをしたのは親だから
藤原 元々、家庭や地域社会での教育がうまくいっていないのなら、学校に子供たちを囲い込もうと考えたんです。最初はビジネスマン感覚で、先生が授業に集中できるよう、余計なことは外部に発注すべきだと思った。部活も、たとえばサッカーなら校外のクラブチームの方がいいだろうと。ところが、赴任して2カ月で、その考えが間違いだと分かりました。
なぜなら、今の生徒の3割は、家庭で学習をフォローできない。1割は完全に家庭が破たんしている。3割の子は、サッカー部があるからこそサッカーができる。ビジネスマンは強いもの同士の世界だから、どうしても世の中のそういう面が見えていなかった。そこで、むしろ生徒をできるだけ長く学校にいさせるべきだと考えて、ドテラ(土曜寺子屋)を始めたんです。土曜の午前にその週に出た宿題を学校でやり、分からなければボランティアの大学生に聞く。午後は部活です。
次に部活をしていない子の放課後。まず、図書室にカーペットを敷いて、漫画も入れました。7コマ授業の日もあるから、勉強の後は、横たわって漫画を読んだっていい。改装後は、PTAのOG、地域のおばちゃんたちが運営してくれています。本が好きで、中学生の女の子と語るのも楽しいからと。
中学生って、反抗期だから自分の母親には「てめえ」とか「ばばあ」とか言うけれど、人の母親には絶対そう言わない。よそのおじちゃんやおばちゃんには、ある意味で心を割って話す。そういう、「ナナメの関係」ができるんです。
次は夜や土曜に、もっと勉強をしたい子向けに英語を教え始めた。後の夜スペ(夜スペシャル)へつながるものです。これは中野区にある私塾の塾頭が来てくれた。この成果で、今の3年生は、昨年度末時点で英検3級以上が過半数。しかもその子たちが、ほかの子に英語を教え始めた。それで、以前は区で23校中16〜21位だった英語の平均点が、断トツ1位になった。夜スペは「上の子だけを持ち上げておかしい」と言われましたが、それは学校のダイナミズムを分かっていない人の批判。上の子が伸びれば、中下位層も引き上げられます。
校庭の緑の手入れも、地域に適した人たちがいた。マンションに住むガーデニング好きなお父さんたちです。狭いベランダしかなかった彼らが、10畳、20畳の広さを任せられると、喜んで芝を刈り、ブルーベリー園やハーブ園を作るんです。
地域全部が同じ形で学校に協力するのではなく、それぞれが一番いい形で学校と結びついた。その総体が地域本部です。単に地域の世話好きに学校を任せた、ではないんです。
その頃小中学校に教師からの理不尽な罰があったのは今でも知っている人は多いけれど、保育園にもあった。
全国的かはわからないけど、少なくとも私が通っている保育園にはあった。
色々ありはしたのだけど、一番痛烈だったことを書く。
その保育園は園の方針か先生の独断かはわからないけれど、給食を時間内に食べ終わらないと罰を受けた。
私は食べるのが遅くて、年長になるともうあらかたの罰を受けきっていた。
年長の園児が恐れていたのは
「下の年のクラスでのお昼寝」
だった。確かに小さい子、特に2才児クラスあたりと寝ると、自分まで赤ちゃん扱いされそうで嫌だな、と思っていたが、先生がそうしろというならするしかない、と乳児を抜けたばかりの子たちと一緒に寝たりした
ただ、私は昼寝で熟睡できないタイプだったので、2時間ずっと気まずさを感じてはいた。
ある日、給食を残す常連の私ともう一人、あすかちゃんという女の子の2人がやっぱり時間内に食べきれなかった。
その時、多分先生は虫の居所が悪かったのだと思う。
「増田ちゃんとあすかちゃんは養護組に行ってお昼寝しなさい!!」
と怒鳴った。
園には中程度の身体や知的障害児が集まる養護クラスがあって、そこでお昼寝をしろということだ。
「自分やクラスの子とは全く異なる変な姿でよくわからないけど、保育園に来てる子」
と認識していた。
養護組は冷暖房完備だったし、カーペットが敷いてあっから、今日は快適な場所で寝られるなあ、と思った。
あすかちゃんは号泣しだして、養護組は嫌だー!って叫び、それを無理やり先生が手を引っ張り、あすかちゃんはそれに抵抗した。
私は、その姿を見ながらタオルケットの入った巾着袋を背負って、養護組に入ってお昼寝をした。養護組の先生たちは優しくて好きだったし、教室の窓が大きく取られていて、部屋が薄暗くなるように少し濃いめのカーテンが引かれていた。それが風でヒラヒラするのを見ながら、ここは居心地がいいな、静かだな、と思った。
その数日後。
私が砂遊びをしていたらば、近くで私の担任を含めた3人の先生が雑談していたのが聞こえてきた。
「増田ってばさー、他のクラスで昼寝しろって言っても自分で行っちゃうの。この前なんて養護組で昼寝しろって行ったのに、何にも言わずに自分でタオルケット背負ってすたすたってさぁ」
と嫌そうに言っていた。
私は大人どうしで悪口を言うとは知っていたけれど、まさか子供のことを、更には受け持っている子の悪口を言うのか、と思ってびっくりして、それから、私はそんなに嫌われるようなことをした?と悲しくなった。
時は過ぎて成人式。
養護組の同い年で、当時は四つん這いになって歩いていた男の子、つよし君が車椅子で来ていた。
彼が私のことを覚えているかはわからないけれど、近くにいたので何とはなしに手を振った。
その瞬間、ようやく、14年越しに理解したのだ。
担任の先生が、養護組でのお昼寝を最も重い罰として私たちに命じた。
私はそれに全く気づかないでいたから、あとで先生に嫌がられた。
それらが全て繋がった時に、つよし君や養護組になんて扱いをしてるんだ、先生って職業が何故差別を助長や利用するんだ、何故あすかちゃんは私のわからなかったそれをわかっていたのか、いや、私がそれに気付くのが遅かっただけなのか。
6才の時のつよし君は、手を握って這っていた。
養護組の先生が
「つよし君はね、喋れないけどみんなの言うことはわかっているのよ。いっぱい歩くからね、手の皮がとってもかたいの」
と言ったので、彼の手の関節を触らせてもらった。
軽石かというくらい、かたくてザラザラしていた。
うわーすごいねー、と無邪気に驚いた。
あの当時、私だって悪知恵も小賢しさもおマセな部分もあるガキだ。
障害者というものを知らなかったからからだとしても、あの光景は鮮明に覚えているし、忘れないし、それに怒ったり胸糞悪くなっていたりしたい。
ヤクザだけどクッキー焼いたよ!の元ネタがわかる世代で、年収700万くらい。都内賃貸住まい。第一子が生まれたばかり。
夫婦合算で1000万円ちょいあるけど、妻が一回り以上若くかつ昇給しづらい職種なので、自分の現収入かつボーナスに頼らずに買える範囲内でマンションを買うことにした。予算は3500万円に設定。
そうすると、SUUMO眺めて15分くらいで「新築だけ検索してても埒があかないな?」ということに気づく。その後適当に神奈川埼玉千葉あたりの中古物件をポチポチ、問い合わせから内見の流れに。
内見初日にすげーびっくりしたんだけど、居住中の人がお出迎えしてくれる。あと、現地に着くまでに仲介会社の人が「今の部屋を手放す理由」を教えてくれたりする。
仲介会社の人と合流した直後「今日見学するマンションの居住者は離婚されたようで」と一言。見るからに幸の薄そうな(偏見)男の人が、ボサボサ髪でお出迎え。子供部屋だったであろうスペースには、学習机を撤去した跡地に古いオモチャが散在しており、物悲しさが漂っていた。どんよりした気持ちで「わー広いベランダ」とはしゃぐふりをしてみるも、眼前には広大な墓地。なるほどこの眺望ありきの価格かと察した直後、仲介会社が「せっかくだから居住者の方に質問ありますか?」と空気を一ミリも読まないキラーパス。思わず「あ、大丈夫っス」というこいつ絶対買う気ゼロの台詞が飛び出してしまい、内見終了。
コロナ禍だからなのか、仲介会社の営業は大抵使い捨てスリッパとアルコールを持ち歩いており、それをお借りすることが多かった。居住者にしてみても安心だろう。そんな使い捨てスリッパだから、こちらとしては「できるだけスリッパを脱がずに見学しよう」と思うが、居住者にしてみたらカーペットや畳にスリッパで入って欲しくない気持ちが当然ある。そのため「あ、今ここにスリッパで踏み込んじゃったけど、居住者の人が明らかに嫌な顔したな」という事案が発生してしまった。ごめんなさいと素直に口に出せず、悶々としたまま内見終了。
購入契約を締結した瞬間に海外転勤が決まり、泣く泣くいったん賃貸に出しつつ機を伺っていたものの、コロナ禍のあれこれで帰国の目処も立たず、また収入も減少して結局手放すことになったお部屋を見学。居住者はいないし、賃貸後ハウスクリーニング済なので物一つない綺麗な空間。最初はうきうきしていたが、間を持たせようとした仲介会社の営業が「いやー大企業に勤めていても何があるかわかりませんね」「なるべく高く売ってくれとお願いされてます(笑)」など調子に乗り出したところでテンションが下がり内見終了。
「次のお部屋は、実家の都合でどうしても引っ越さざるを得なくなってしまったご家庭で。同じマンション同じ面積のお部屋よりも数百万高いですが、永住するつもりでだいぶ仕様をグレードアップされてるんですよ」という話を聞きながら入室した築3年のマンション。確かに壁紙やら照明やら棚やら、お金をかけた感はものすごく伝わってくる。ただそれ以上に、出迎えてくれた奥様の気合の入り方がエグい。普段買ってるトイプードルは「嫌がる方もいるから」との理由でペットホテルへ出し、お父さんと子供は近所の公園で待機。隅から隅までホコリひとつないくらい掃除済の部屋で「この仕切りは子供が掴まりやすいように」「このリネン棚は私の家事がしやすいように」とマシンガントーク。めまいがしてきたので内見終了。仲介会社の営業に「すみません、安い方の部屋を本命にします」と伝える。
見出しで言い切ってしまった。いろいろ丁寧に説明してくれていた居住者の奥様(上白石萌歌似)が、ほんわかニコニコ立ち続けていた壁がビリッビリに破れていることに気づいたのは内見終了1分前。こちらが「あ」と気づいた瞬間のバツの悪い表情は、演技派女優でも再現できないほど。前述のお部屋は極端だけど、中古売買なので売主側としては「良く見せたい」「悪いところは伏せたい」という気持ちが当然ある。それは重々理解するけど、やっぱり上白石萌歌に裏切られるのは辛い。
事故物件の定義は詳しく知らないけれど、仲介会社から「本来は告知事項ではないんですが」との前置きがあったお部屋が2つあった。1つは部屋で自然死。ここまでは「許容範囲かな?」という購入者も多いらしい。ただ本物件は孤独死で、長期間放置されたため、腐敗で床が抜けてしまったお部屋。フルリフォーム済なのに超安い価格で掲載されているので問い合わせも多いが、ここまで聞くと「うっ」となる購入者が大半とのこと。戦国時代まで遡れば全部事故物件論者なので個人的には気にならなかったが、一人の買い物ではないので深追いせず。
もう一つは「隣の部屋で自殺があった」部屋。売り出されてる部屋自体はピカピカなんだけど、こういう事情も事前に伝えるものらしい。さらに、「前向きに検討されるならもう少し細かい事情をお伝えします」とのこと。聞いてみたいという好奇心はなくも無いけど、聞いてから購入する可能性はゼロだなと察したので、深追いせず。
家庭内でことあるごとに夫である私と息子に当たり散らすことが毎日の日課となっている
先日のこと、息子がマグカップを落として少しヒビが入ってしまった
「あー何やってるの あーヒビ入ってるじゃない」
「補修すれば使えるんじゃないの」
「駄目よ 衛生的にもよくないでしょ」
「じゃあ同じのを新しく買ってこようか」
「これは結婚のとき会社の同僚からお祝いで貰ったやつなの だから同じの買ったって駄目なの あーあー」と叫び続ける
お店で何かトラブルがあったときに「誠意を見せろ 誠意を見せろ」と怒鳴りつけてくるチンピラと同様だ
そして自分がいかに傷ついたか、今やったことはどれだけ悪いことかを延々と、そう翌日も翌々日もことあるごとに持ち出してはお気持ちを表明し続ける
私も息子もいちいち対応するのに疲れてしまったので、妻が怒るたびに適当に謝って済ませていた
昨日の夕方、下の階の住人から「足音がドタドタとうるさい もう少し静かにして欲しい」と苦情を受けてしまった
その苛立ちを私と息子にぶつけてくる妻
「少し厚めのカーペットを敷いたり防音シートを敷いたりして騒音には気を付けてる それなのにそんな苦情を言われても一体こっちはどうしたらいいのか」
そう怒りをぶつけてきた妻に対して私は「下の階の人がやってることって普段の君がやってることだってわかってる?」
「は?どういうこと?」
「前にマグカップが壊れたときにも修理するかとか買い替えるかとかこっちは色々案を出したけど全て却下してとにかくこっちが悪いってまくし立ててきたでしょう
下の階の人も同じだよ こっちが防音対策を色々してるとかは全然関係ないの とりあえず誠意を見せろって文句を言ってきてるんだよ わかるでしょう」
「じゃあ私はどうしたらいいの」
「あなたは普段からお気持ちヤクザとして相手に対して永遠の謝罪を要求し続けてるわけだから、逆の立場になったときにそれはおかしいと言う権利はないよ
相手が納得してくれるまで頭を下げ続けたら?僕たちは相手にそんな態度とったことないから“僕たちの生活音は常識の範囲内だから文句言われる筋合いはない”と突っぱねられるけどね
でも君はそうは出来ないでしょ もしそうするんだったら僕たちに対して二度とお気持ちヤクザとして振舞えなくなるよ ヤクザは一度退いたら負けなんだから」
と妻に対して言い放って息子と二人で布団を並べて寝た
サチコは犬を飼っていた。ヨークシャーテリアという犬種だった。
他の友達と一緒に訪れた。
これが数回続いたと思ったら、ゆっくりと扉が開いた。
やっとか!と思ったら扉から勢いよく犬が飛び出してきた。
追いつかれて足を思い切り噛まれた。
デニムノミニスカートを着ていたので、むき出しの脚は数か所噛まれ、血だらけ。
その間、サチコも、サチコの母もニコニコしてこちらを見下ろしていた。
うちの子ったら、暴れん坊さん★
こんな感じのことを思ってそうな顔をしていた。サイコパス顔だった。
結果、数か所の傷が出来ていた。とりあえず家に入れとうるさいので、家に入った。
血はダラダラ流れていたが、サチコ母は私が乗ったカーペットに血が垂れないか必死。
サチコは私の傷には一切触れず、謝罪もなく「なにしてあそぶー」という感じ。
「ひどすぎる!帰ろう!」と言い出してくれて
痛い足を引きずりながら一緒に帰った。
家には医療系の身内がいるので、消毒等してもらったので
幸い他の病気にはならなかった。
両親は怒って抗議とかはしなかったと思うけれど、
あまりよく思ってなかったと思う。
後日あっても、犬が噛んだことに対して謝罪は一切なく
他の友達が「犬が増田ちゃんを噛んだの悪いと思ってんの!?」って聞いても
「仕方ないじゃん」としか言わない。そうして自然と友やめしていった。
友達が「サチコっていうか、幸せっていう漢字が入っていると不幸になる」という
良く分からない迷信で私を元気づけようとしたのをよく覚えている。
見知らぬ人が来るとギャンギャン吠えるタイプで、トラウマが蘇った。
ダックスは女好きらしく、家に上がって少し経てば落ち着くらしいのだが
良い歳してボロボロ泣いた。噛まないと言われていたので安心していたものの、ボロッボロ泣いた。
今はもう亡くなっちゃったけど、おばあちゃん凄く優しかったなぁ。
大きな体した私が立ったままボロボロ泣くのでビックリしただろうなぁ。
私も落ち着いた。ダックスを触れるくらいになった。
元々は動物が好きだったんだ。サチコのせいでダメになっただけなんだ。
彼氏には小型犬がトラウマとう話はしてあった。彼氏も大型犬に噛まれたので苦手というのは聞いてた。
彼氏に「飼い犬が悪いのではなく、飼い主のしつけが悪いのだ」という話をすると、
必ず「あいつはバカ犬だから仕方ないんだ」というような反論をしてくる。
トレーナーつけるなり、何かしら対応しろよ近所迷惑だろアホかと毎回思う。
でも、結婚した。
面倒を見切れないしつけのできない奴は、動物を飼えませんように!
クソみたいな飼い主が滅びてくれますように!
在宅も増えたからオフィスフロアも縮小しますわな。社員同士顔も合わせなくなりますわな。
そして社食に定食が三種類あったのが、日替わりのみになりますわな。オフィスのコーヒーメーカーやウォータークーラーの数も減りますわな。観葉植物やパンチカーペットも減っていくかもしれないですわな。過去リーマンショックの影響受けた際もそんな感じだったわな。
本業に程遠い関連事業は売却されて、ヒトが減っていきますわな。本業のほうでも、新卒枠の抑制、中途凍結、派遣社員契約満了オンパレードですわな。
希望退職には他社同様、優秀な方から応じてスカスカな組織になりますわな。賞与も怪しいですわな。オーナーチェンジで社風がガラりと変わるかもしれないですわな。こんな状況でも仕事があるだけありがたいですわな。
帰り道の渋谷もびっくりするくらい人が少ないですわな。飲食や実小売はマジでヤバいですわな。宮下公園で浮かれポンチの場合ではないですわな。
ある日Twitterで、「夫を松潤扱いしてみた」というブログを拝見した。
ただ私を松潤扱いしてくれるような人は周囲にいない。
では自分で自分を松潤だと思いこみながら生活してみるのはどうか………いや、無理だ!!!ゆで卵嫌いだし、あそこまでストイック生活できない!!
早速松潤になることは諦めたが、他のジャニーズになりきって生活してみるのも面白いのではないかと考えた。
そこで厳正なる審査を経て、選ばれたのはSnow Man向井康二氏だ。
2 タイ語喋れる
3 服装が好み
5 個人的に好き
4に関して。
私はとてもとてもズボラだ。とにかく部屋を片付けられない。掃除機がかけられない。布団から出られない…と言った悩みを抱えている。
しかし雑誌等での発言を見る限り丁寧な暮らしをしていそうな向井康二になり切れば少し改善されるかも知れない。
(なお今回の向井康二生活は、雑誌などで見かけた向井康二エピソードを元に「康二くんならこうするのでは?」と想像しながら行ったものであり、必ずしもこれが向井康二さんの生活であるとは限りません。もし全然違うやんと思われる向井康二さんがいらっしゃいましたらひっそりご連絡ください。)
少し前のnon-noでモーニングルーティンを教えたくれたのでそれを参考にしながら1週間を始めた。
普段なら5度寝するところだが、今の私は向井康二。2度寝でちゃんと起きて、朝食。
雑誌にはカプチーノとヨーグルトと書かれていたが、ヨーグルト嫌いなのと朝からカフェイン取ると気持ち悪くなるのでスムージーとパンで代用。実家生活以来の朝食だった。
この日は大学の授業があったので日中はそれに専念することした。
夜は友人と夕飯に。そこで大変なことに気がつく。
「カメラ忘れた…」
向井康二ならきっとこういう時もカメラを持ち歩いて写真を撮っていただろう。その友人が普段私が被写体として撮影してる友人だったので、余計悔しさを感じた。
帰宅後は酒のせいもあってメイクも落とさずそのまま寝落ち。やっぱ初日から100%向井康二にはなれない。無理ない範囲で適度に向井康二要素を入れていくことを決意した。
久しぶりにパックなんぞしてみる。パックするとなんか肌の調子が良くなって気分が上がるような気がしないでもない。
昼は暇だったので、Weiboの投稿を真似て数年ぶりにギターを持ち出して弾いてみた。難しくて早々にやめた。
夕方は久しぶりにスーパーへ。朝食用のパンと夕飯の食材を購入した。久しぶりの自炊、意外と楽しいかも。
夜もパックして、就寝。パックした自撮り写真をノリで室龍太的存在の先輩に送ってみた。
この日は向井康二氏のようにお風呂上がり以降スマホを見ないことを実践してみた。
寝る前にブルーライト見なかったせいか、いつもよりすっきりとした目覚めだったような気がする。
この日は母の誕生日だったので、少し照れ臭いがテレビ電話してみた。普段LINEで済ませがちだが、悩みの相談乗ってくれたりアドバイスくれたりと、たまには電話してみるのもよいなと思った。来月帰省することを決意。
大学の講義を終えて暇だったので、カメラを持ってお散歩へ。何気ない景色をフィルムに収める。身近にSnowManという最高の被写体がいるなんて向井康二羨ましいなとふと思った。
夜も引き続き自炊。ついでに友達からおっそわけしていただいた"つけのも"も頂く。いや逆ゥ!!(CV.向井康二)
そういや向井康二さん、ベッドの上コロコロするって言うてたな…と4日目にして思い出す。試しにコロコロしてみたら、まあ色んな髪の毛やらなんやらひっついてくるわ。
普段あんま気にならないけど、たまにはコロコロするのもいいなと思った。
ついでにカーペットもコロコロ。久しぶりにコロコロ使ったから、コロコロくんも目が回ったことだろう。
この日はリモートではあるが久しぶりに働いた。家の中で数時間働くだけで疲れるのに、コンサートやリハーサル等何時間も動き回るジャニーズの皆さんの体力半端ないなと尊敬した。
夜は友人とディナー。今回はちゃんとカメラを持ってきた。ちょうどフィルムを使い切ったので、その足で現像に出した。データ楽しみ。
この友人は宮舘涼太さん的な子で、なんと言うのか独特で面白い子だ。ちなみに彼女は馬術部なのでリアル白馬の貴族だ。いや、普通に一般市民やけどな!と私の中の向井康二がツッコむ。
วันนี้จกินอาหารกล่องวันกับเพื่อน.
ฉันกินพาสต้า
(私はパスタを食べた)
กลับบ้านและเรียนภาษาไทย
(家に帰ってタイ語の授業を受けた)
สัปดาห์นี้ฉันเป็นโคจิ
(今週私は康二だ)
พูดภาษาไทยได้นะ
(タイ語喋れるよ)
แค่ยังไม่เก่งค่ะ5555
(でも上手ではないんだけどねwwww)
5555555555555
(だから多分この文章も間違ってると思うと言いたかったが上手く文章化出来なかったので取り敢えずタイ語のwにあたる5((タイ語で5はハーと言い、それを連続させるとhahahaとなる為。ん、なんか突然ジェスさん出てきたな。))を生やしてみる。)
ここ最近タイ語の授業がついて行けなさすぎて、苦手意識を持っていたけど、今日の私はタイ人のオカンを持つโคจิ。やればできるっ!!とはいえやっぱり躓いてしまった。難しすぎるやろこの言語。でも明らかにタイ語能力は向上してきた。この調子で頑張ろう。สู้ๆ!!!
朝食時に紅茶を淹れてみた。なんかちょっとだけ生活がアップグレードした気分。
この調子で部屋もアップグレードしてみようと思い、地層のように溜まっただしっぱなしの洋服をひたすら整理することにした。
洋服好きの彼は収納にも拘っているようだが、今持っている設備ではそれを真似することは出来ないので、代わりに愛情持って服を畳んで、いつもより丁寧にしまった。ここでふと気がついたが、これはもはや向井康二でもなんでもない。普通の人や。
でも普段避けがちなことでも、「今日の自分は〇〇(本名)じゃないから!」という意識を持つと、第三者的視点から自分の行動を見つめ直すことができるような気がする。普段の自分ならなんとも思わないけど、もし別の人がこの部屋の有様をみたらなんと思うだろう…と考えると自ずと次の行動が見えて来るような気がする。知らんけど。
こうしてもはや向井康二だか誰だか分からないけど、私以外の私になった私は久しぶりに洋服が散乱していない床を目にすることができた。
ついでに地層の底から化石という名の無くしたと思ってた指輪を発掘した。
君にいいことがあるように…
この日も朝食はトーストfeat.紅茶。やっぱ紅茶って美味しいなと思った。
昼過ぎ近所に住む友人を呼び出してお散歩がてらミニ撮影会をした。うん、最強にかわゆいお写真撮れた。二度目になるが、最強の被写体が身近にいる向井康二さん羨ましい…とはいえ私の友人もSnowManに負けないくらい最強の被写体だけどね!とSnowManに対して謎の対抗意識を燃やす。
話は変わるが、自分の撮った写真を喜んでくれる人が存在するだけで、カメラマンやってて良かったなと思う。私の場合喜んでくれるのは被写体のみだが、向井康二氏の場合被写体となったメンバーの他に大勢のファンも喜んでくれるのだから、きっとカメラマン冥利に尽きるんだろうな。うーん、やっぱ一度ガチで向井康二になって、各方位に喜ばれるようなお写真を撮りたい…
今日は夕飯の時間が短かったので、グリーンカレーとそうめんでちゃちゃっと。そう、松竹座でお馴染みのアレだ。たまたまそうめんとグリーンカレーあったので組み合わせみたら美味しかった。タイでもこんな感じの組み合わせ食べたことあったな…とふと思い出す。
巷でいう"担タレ"のようなことをした1週間だった。
結末を一言で言うと「私は向井康二にはなれなかった」一方で、「苦手なことをそれが得意な人になりきって行うと少し苦手意識が薄れた」ような気がした。
人は往々にして「自分は〇〇だからできない」と決めつけて、可能性を自ら狭めてしまうことが多い。私も朝起きられないことや、部屋を片付けられないことがもはや自分にとってのステレオとなっており、自らそのステレオタイプ化した自分を打開することを恐れていたのかもしれない。
私はこのある一種のズボラさの原因を、性格云々ではないところにあるのだと予想している。それはきっと医者に行くと診断が付くかもしれない。薬を処方されることでマシになるものかもしれない。
ただ私は怖いのだ。
仮に薬を飲んで整理整頓できる規則正しい人になったとしたら、果たしてそれは私なのだろうか。
今まで積み上げてきた「私」という人格はどこか消えてしまうのではないか。
それが異様に怖いのだ。
しかし短期間だけ別の人に"なり切れば"、元の自分の人格を持ったままいつもとは違う行動を起こす勇気が出るのだ。
今回たまたま選ばれたのは向井康二氏だったが、別に芸能人でなくても良い。身近な友人やアニメキャラ、妄想上の人物でも良い。
そと間だけでも自分が苦手なことが得意な人になり切ることで、少し勇気がでたような気がした。
他人に完全になり切るのは最早本人からしたら恐怖だろうし、自分の人格そのものを否定することになるので、推奨は絶対にしないが、短期的に誰か別の人物になり切って行動するのは良いかもしれない…と思った1週間だった。