はてなキーワード: お土産とは
詩織「新たな愛を見つけるラブ発見型新感覚ラブリーラジオです」
愛海「なんですか急に? 今食べてる赤福だけじゃ不満ですか?」
詩織「……先週みたらし団子だったでしょ」
愛海「そうでしたっけ?」
愛海「おいしいよね」
詩織「……あなた、なにをそんなに東海地方に行く予定があるのよ」
詩織「……ははーんだわ。あれでしょ、お嬢さんをくださいでしょ。智絵里ちゃん三重県だものね」
詩織「だわよて…… じゃあ何でそんなにこの地方のお土産ばかり……」
愛海「レゴランドでの営業のお仕事がうちのプロダクションに毎週あるんですよ」
詩織「……なにそれ。なにその面白くなさすぎて面白そうなお仕事」
愛海「聞いてください! この間、休憩時間にレゴでできたスパイラルタワーの近くで朋さんがくつろいでたんですよ! これじゃあ名古屋占いカフェ名駅店の再現じゃないですかー! もう思わず、ラの壱食べたくなっちゃいましたよー! げらげらー!」
愛海「詩織さんひどいよ! 藤居朋さん知らないんですか? 我らが346プロの同僚ですよ!」
詩織「……知ってるに決まってるでしょ。同い年だし」
詩織「藤居朋を難解な固有名詞と判断しことが…… もはやあなたの失礼さの象徴よ……
愛海「じゃあもう、時子さまがコメダのKOMECAを持ってるだけでなく金シャチ会員だったこととが一番面白かったです」
詩織「……レゴランドいっさい関係ないじゃない。あとそれ…… ここで言ったことバレたら……」
愛海「……間違えました。仁美さんでした」
レゴランドはともかく…… そうも地方巡業ばかりだと大変そうね……」
愛海「同部屋になることはあまりないですけどね。家でも寮でもないところで夜に友達と一緒ってウキウキしません?」
詩織「……わからなくもないけれど。ほら…… 私ってアイドルのときは蒼いところあるから…… あのノリでいるの疲れるのよね……」
愛海「そうなんですよねー、あたしのピンクっぽいノリを要求されるの疲れちゃうんですよー」
詩織「……ピンクの意味が意味深すぎるし、あなたのピンクっぽいノリは間違い無くありのままだから心配しなくてもいいわよ……」
愛海「もー」
中学時代、クラス全員から無視され、かと思ったら聞こえるようにコソコソと悪口を言われ、一挙手一投足をクスクスと馬鹿にされる、そんなイジメに遭ったことがあった。
そんな時、私が学校に行きたくないとグズグズ泣いた際に一緒に泣いて怒ってくれたのは母だったし、無理しなくていいけど勉強はしなさいって言ってくれたのも両親だったので、親には頭上がらないというか、有り難かったなあと思う。
教室に居たくないと保健室でメソメソ泣いた時、母は学校から電話をもらったのかわざわざ仕事を早退してまで迎えに来てくれて、そのままサクッと「じゃあ映画見ちゃおっか」って地元に出来たばっかりだった映画館に連れて行ってくれたことが忘れられない。周りがコソコソ悪口言ってくるなら本読んでなさいってそのまま観た映画のノベライズを買ってもらって、その帰り道にまた車の中でグズグズ泣いた私に買ってくれたコンビニの肉まんを、10年以上経った今でもはっきりと覚えている。
たぶん母は、もう覚えていないだろうけど。
その後、飽きが来たのか私のいじめもそれなりに収まり、そんな折にとある子が私に遠出のお土産をくれて、それを母に告げたらまた母は泣いてくれたことを、今でも私は鮮明に覚えているし、父が折に触れて頭をワシワシと撫で回してくれていたことが、何よりも安心したのは確かだった。
両親のおかげで思春期の頃の私は壊れなくて済んだと思っているし、面と向かってはなかなか言えないけど、心から感謝している。
成人して随分経った今でも時々大喧嘩することもあるが、それでも両親は大好きだ。今は訳あって離れて暮らしているが、出来れば早く地元に帰りたいし、長生きしてほしいと思う。
https://anond.hatelabo.jp/20180410123900みたいなのが一番多いって。
あと親が金持ちだと親のお下がりとか海外旅行のお土産なんかで持ってたりするね。
親世代こそ「もうファッションへの情熱はないが若者みたいに安物持つわけにはいかないからとりあえずブランド」っておばさん沢山いるから。
「社員旅行に行きませんか?」というお誘いがきた。
断るのも悪い気がしたので行った。
なにより、[他の社員と同室で雑魚寝]というのでアウトだった。
酒蔵見学やら、お土産屋さんめぐりやら、お茶屋さん巡りやらをして……
良い思い出にはなったが、二度と行きたくない。
別に社員が嫌いとか人が嫌いという理由ではない。特別仲良い人が辞めたということはあるけど…。
めちゃくちゃ疲れて次の日有給休暇を取得したからだ。本当に最悪だった。
2回目以降、何かと理由をつけて断ってきた。
積立金「月々2000円」これを2年貯めて「48000円」で社員旅行だ。
勿体無い。
人に気を遣って、自由時間もほぼ無くての「48000円」旅行がこの程度か。
しかも「土日」が潰れる社員旅行で、他に休みは貰えない。何が楽しいのか。
あと、関係ないけど月々2000円貯めてれば2年で48000円になるんだ…
筋トレ:アニメ第3話 //回数が10倍から3倍になった。よかったね
空き缶:アニメ第3話
日直:アニメ第1話
傘:アニメ第3話
本屋さん:アニメ第5話 //「ヒミツなんかじゃないもん」が削られている
雨宿り:アニメ第5話
二人乗り:アニメ第6話
背比べ:アニメ第10話
席替え:アニメ最終話 //ハンカチを渡すのはアニオリ。きれいに纏めた
わき腹:アニメ第8話
水道:アニメ第6話 //ハンカチはアニオリ。最終話に繋げるためですね
21ゲーム:未アニメ化。西片が私にキスできたら西片の勝ちね。
お誘い:アニメ第10話
買い物:アニメ第7話
二択クイズ:アニメ第10話 //お誘いから繋げたのはうまいと思う
ホラー:アニメ第9話 //ポーカーをやらなかったため日直を手伝う理由が変わったのは残念
ウォータースライダー①:OVA予定
ウォータースライダー②:OVA予定
ウォータースライダー③:OVA予定
目薬:未アニメ化。目薬対決。巻末おまけ漫画に北条さんという一発キャラが登場
入学式:アニメ最終話 //過去回。自己紹介のくだりがやや原作と違う
氷:未アニメ化
今日はかすみがうら市水族館ですわ!この水族館は車がないと行きづらく、タクシーは約5000円、バスは駅前から45分+徒歩30分というなかなかの場所にありますわ。わたくしが選んだ方法はレンタサイクルですわ。駅前でも借りれるらしいのですが高いので10分くらい歩いたところに借りに行きましたわ。
水族館の他には水族館の近くの休憩所的なところでレンコンのフライを食べましたわ。ここら辺はレンコンの名産地らしいですわ。焼き芋焼酎をお土産に買いましたわ。焼き芋なので甘いお酒だとかなんとかですわ。
他にはかすみがうら市歴史博物館にも行きましたわ。建物がお城のわりに大名的な話があまりなかったのでファッションお城なんですの?小さな博物館でしたわ。日本のソーセージ作りの元祖は日本に収容されていたソーセージマイスターのドイツ人から教わったとか書いてあった気がしましたわ。別にソーセージの博物館な訳じゃないのでパネル一枚でしたわ。
なじみがないんだよ。
お土産だったり、会社のみんなでとかだったり、多人数で食べるということしかしてないから、一つだけ買うことに違和感がある。
ケーキを食べることが身近な人はひとつだけ買うことに違和感がない。
しばらく結婚しないだろうと思っていた中学時代からの親友の結婚式に出席したことを機に、結婚に向けてのそりと重い腰をあげた。
何から始めていいか困っていたときに、同じく地方に配属された友人が出会い系で出会った女性と結婚したという話を聞いた。
はじめは出会い系なんて半信半疑だったが、出会い系(今はマッチングアプリと呼ばれているらしい)のよさを熱く語る友人の熱に圧されて登録してみた。
なるほど、これは確かにいいかもしれない。僕が登録したのは月額固定料金のものだったのでサクラのメリットがないし、マルチっぽい人はちらほらいるがこれは不思議と写真で見分けがつく。
それに趣味のコミュニティもたくさんあり、映画やら音楽やらの話をとっかかりにして話題を広げやすい。
マッチングアプリを通じて実際に何人かの女性に会ったが、驚いたのは2回目にデートをするときにちょっとしたお菓子をくれる人が多いということだ。
この前ちょっと旅行行ったのでお土産です、なんて言われて500円ぐらいのお菓子をもらったが、これは2回目のデートで渡すお菓子としてこれ以上ない正解だと思った。
まず、旅行先で買ったお土産というのが非常にいい。これはつまり、旅行先でお土産買うときの5分ぐらいはあなたのことを考えてました、と暗に言っているようなものだ。2回目に会う人間にもたれる好意としてはこれぐらいがちょうどいい。
それに500円ぐらいという値段もいいではないか。もらってもそこまで気を遣わずに済む。デート中にランチかスイーツでも奢ればなんとなく気持ちがチャラになるような金額ではないだろうか。
僕はお菓子を作ったことがないから分からないが、材料買ったりから始めるとするとおそらく1日がかりだろう。会って2回目の人間にもたれる好意としてはこれはあまりにも重すぎる。自分のためにそんなことをしてくれる時間があるんだったら、募金活動とかゴミ拾いとかもっと世の中の役に立つことに使ってくれという気分になる。
近場で買った美味しいお菓子なんてのも結構微妙だ。旅行先で買ったお菓子には「お土産」という大義名分があるが、それ以外のお菓子は「プレゼント」になってしまう。
社会人だから会って間もない人間にお土産をもらうのは慣れているが、意味もなくプレゼントをもらうのには慣れていない。会って2回目の人間に意味もなくプレゼントをもらうのはなかなか心理的負担になる。
結局のところ、2回目のデートでは、もし直近旅行に行ってれば500円ぐらいのお菓子をお土産として渡すのがベストで、そうでなければ何も渡さない方がマシなのである。
世の中の多くの人は大好きだけど、個人的に好きではない物事が沢山あるので、あえて列挙してみたいと思う。
1.温泉
ちょっとした効能のある大自然の中の風呂だが、所詮風呂は風呂である。そんなに風呂に入りたいか?と思う。自宅の風呂で十分である。
2.焼肉
店に行って金払ってるのに、自分で焼かなくてはいけないのが納得いかない。自分で焼く分安くしてほしいが、何故かそんなに安くない。肉ばっかり食べても飽きる。同じ理由でお好み焼き等も好きではない。
3.バーベキュー
野外でメシを食いたいという神経が理解できない。野外で食べると美味くなるのだろうか。不衛生という言葉しか頭に浮かばない。家の中で食べれば良い。同じ理由で花見も好きではない。
4.飲み会
年齢を重ねるにつれて、酒を飲んだ状態で電車に乗って家に帰る、という行動がダルくてしょうがなくなった。自宅から徒歩圏内の居酒屋ならギリギリOK。家呑みであれば尚可。
5.お宅訪問
行くのも来られるのも両方NG。他人の家に行ってリラックスできる訳がない。お土産を持っていかなくてはいけなかったり、とにかく気を遣う。人それぞれのルールがあるし。来られる場合は、準備も後片付けも大変。なぜやたらとプライベートな空間に侵入したがるのか。
PA面で、野外で音響が良いという事は基本的にあり得ないと思う。ライブハウスでさえ音のバランスとか難しいのに、野外で良いわけがない。完全に雰囲気もの。大勢の友人たちとフェスに参加している自分に酔っているんだと思う。
7.映画
見たら見たで面白いのは分かるんだけど、二時間程度身体を拘束される、じっとして画面を見ていなくてはいけないという状況が我慢できない。DVD化されてから家で見ればよい。
8.ゲーム
子供の時にファミコンやスーパーファミコン、プレステなどはやってたけど、大人になってからは殆どやらなくなった。スマホでもやらない。何がそんなに面白いのか、よくわからない。単純に興味が無いだけとも言える。
9.スポーツ観戦
野球は好きだけど、見に行きたいと思うほどではない。他人の応援をして何が面白いのだろうか。そのスポーツが好きなら自分でやればいいのに、と思う。他人が勝ったら喜び、負けたら悲しくなるという発想が理解できない。
勝ってお金がいっぱいもらえたら、そりゃ嬉しいんだろうけど、タバコくさいパチンコ屋に行ったり、馬の研究をしたり、宝くじを買ったり、というプロセスがそもそも面倒くさい。
Day.4
上晝
香港で最後の夜は、一度夜中に目がさめるという自分にとっては日本でもお馴染みの睡眠だった。
昨日の広州行で程よく疲れたせいなのか、香港に慣れてきたからなのか。
チェックアウトまで時間があるのでネイザンロード沿いの便利店でお土産いくつか買う。
「唔収◯×・・・」
あ、使えないのか。今のはすぐにわかったぞ。
しめた。本が買える。住所を検索して向かった。
晏晝
海岸沿いにある香港の誠品書店は、台湾と同じく綺麗でセンスのいい内装だった。
いくつか物色していると、グラフと表が描かれた本があった。
当然内容はわからない。でも妙に気になったので、買うことにした。
レジに持っていく。
「◯×◯×・・・」
「a,我係日本人」
「oh, do you have shop card?」
「none」
初めてストレートに意思疎通できた広東語が「私は日本人です」だとは。
別のレジではショップバックの要無用についてジェスチャーで聞かれ、料理本も一緒に包んでもらった。
ホテルの部屋に戻ると、あれ、鍵が開かない。
「I can’t open dore at my room.」
「Check out time passed, you over time. check out time 12.」
鍵を開けてもらって、急いで荷物をまとめる。
ベッドにはメモを置いておいた。
「Thank you. I had a great time! 再見」
笑顔。
エレベーターに駆け込んだ。
「Please keep my baggege.」
と言いながらメモを見せる。
「幫我在放我嘅行李到我去機場、可唔可以呀?」
あれ、怪しい広東語書いたかな?と思ったが、どうやら彼は広東語がわからないようだった。
「When are you coming back?」
「7 O,clock. take care.」
途中、腹が減ると具合が悪くなりそうなので、飲茶する事に。
「一位、唔該」
拭いているテーブルを指さされ
「乜嘢茶?」
「普洱、唔該」
注文シートを書いて
「落單、唔該」
シートを渡す。
想定していた問答なのでスムーズにできた。
出てきたのは、
1.油で揚げたクレープのようなもの。オイリーでつけダレが美味い。
2.ガチョウが乗ったビーフン、スウィートチリソースつき。香港のガチョウは表面を甘いタレでコーティングしてカリッとローストする。
それと普洱茶。
「理單、唔該」
「ツァッサップツァッ」
「?」
メモを見せられる。
あ、$77か。
お釣りは投げるように寄越されるが、気にしない。
下晝
飛行場に向かうにはまだ早い。
まだ行っていないところに行こう。MTRで深水埗へ。
香港人による日本紹介動画によれば、日暮里は日本の深水埗なのだという。
深水埗につくと、そこはたしかに今まで見ていたきれいなばかりの香港とちがって、露天などが立ち並ぶ下町風情だった。
日本人の印象である、カオスな看板風景の「古き良き香港」はここじゃないかな。
それにしても疲れてきた。
喫茶店で一息つこう。
「理單、唔該」
気にせず注文を聞く先生。
「coffe, ice」
ドンッ!!しばらく待っていると景気良い音とともにコーヒーが現れた。
甘さが心地い。
寒いしもう出るか。
「理單、唔該」
ただし実際に払ったのは1回。
「洗手間邊度㗎?」
店の奥を指差される。
みんな、香港に行く時にはこの言葉は覚えておくんだ、絶対使うし、発音が簡単だ。
トイレで用をたし、次の目的地、銅鑼湾(コーズウェイベイ)に向かった。
MTRで向かおうと思ったけど、ちょっと街を行き交うトラム、2階建の路面電車に乗ってみる事にした。
トラムに乗り2階に座る。
都合のいい事に、行き先は銅鑼湾らしい。
ここままトラムで向かおう。
「唔該晒」
いいのか。
上げ掛けた腰を下ろす。
広東語では「おねがいします」も「どうも」も「いいですよ」も「きにしないで」も「すいません」も「唔該」なんで、ちょっとややこしい。
「Guy’s, I’m Foreigner. Can i take your photo?」
「Of course.」
「3,2,1, Shoot!」
「have a goot time ;)」
「Thank you!」
挨晩
ホテルに戻り「Mr,I want pick up my baggege.」
すぐに出てきた。
あれ、超重い。
というわけでタクシーを使う事にした。
「的士!」
「我想去機場」
通じない。
タクシーは滑り出し、人が歩いている小道を縫って走る。
おい怖いな。
単純にスピードが速い。
お釣りを渡される。
「For you.」
小銭を返した。
夜晩
チェックインまで時間があったので、この日誌を書いていると、携帯の電池が心もとない。
カウンターで尋ねる。
「Phone?」
うなづく。
カウンターの裏側を指差された。
香港に来るまでは英語なんて全然ダメだと思っていたが、必要に迫られると喋れるものだ。
そうこうしているうちに帰りの便のチェックインが始まったので、済ませておこう。
チェックインを済ませたが、よくよく考えると、荷物重すぎないか?
重量チェックの前でキャッキャウフフしているGirlsに困った顔で「Pleeease ><」
「I want store my baggege.」
香港ドルからの再両替をどうしようかと思っていたが、タクシーが結構でかく、手元には$55弱しか残っていなかった。
綺麗に使ったもんだ。
チョコレートブラウニーの甘さで結構喉が渇いたが、オクトパスカードがまだ残っている。
セブンイレブンで水を買う。
カードを見せようとするやいなや、レジの小太りのお兄ちゃんが読み取り機をバンバンと叩いて示した。
どこの国にも手際が良すぎてちょっとコミカルな人というのはいるものだ。
時刻は22:30。
ずいぶん早くチェックインをすませたために、ほとんど列に並ばなかった帰りの便のチェックインカウンターにも、人が集まって列をなしていた。
幼い時代の優しさとノスタルジーを追体験したような昨年の台湾旅行と違い、今回の香港・深圳・広州旅行はちょっとした冒険感のある、エキサイティングなものだった。
特に、南洋華人の明るさと激しさには、自分の中のエネルギーを叩き起こされたような気がした。
この4日でイミグレーションの通過は4度目、もう慣れたものだ。
検査員の男性にパスポートと出国カードを出し、検査は何のトラブルもなく完了した。
「Ser, i had a great time.我好鐘意香港。」
年配の検査員は一瞬ぽかんとした顔をしたが、まあ付け焼き刃の広東語が通じなかったのは仕方ないか。
深く気にせず手荷物検査に向かおうとすると、後ろから明るい声が響いた。
「Hey! Also hong kong into come back!」
親指をあげて答える。
「再見!」
相手を恋愛対象として好きであるということを最も上手く伝える方法は、自然な形でついバレてしまうということだ。
言葉や行動の端々から、もしかしてこの人私のこと好き?と悟られるということ。唐突すぎたりわざとらしすぎたり、そもそも嫌われてるようなフェーズでタイミングが悪かったりするとここで試合終了となる。
これが無意識にいい塩梅でできるやつもいる。もしくはイケメンであるがゆえに少々わざとらしくてもキモがられづらいやつもいる。
イケメンでなければ、相手の好意の度合いを汲み取り、それとバランスするくらいの好きバレをしていくように意図的に制御することをおすすめする。
これはとにかく隠し通すのとは違う。
相手への好意というのは近接度や親密度が増していくに連れ徐々に育って大きくなっていくのが自然だ。意図的に制御するという意味では、はじめはこちらからごく自然な接点をもつ。この時点でこちらから相手への第一印象は良好であることはわかるように接しろ。
相手が少し好意を返してくれたら、つぎは少しだけわざとバレる好意を大きくする、というのの繰り返しで少しずつ育め。
テクニックはいくらでもあるだろうが、俺の考えでは、この話で主に注目すべきは明示的な行動というよりは、無意識的に見えるような機微だ。明示的にお土産渡すのもいいが、そのときの笑顔、目の輝き、距離感、声のトーン、そういうのを感じろ、コントロールしろ。
誰か知りませんか?
先日海沿いか山沿いかどっちかの道を(私一人で)悩んでいて、最近だと正しいと考えられる(雪道がすごかったです)ものが先へ進んでいったのです。
途中限定だったお店と坂道が目立つところでバイク?が音を鳴らしていたのは覚えています。
分からないのはそっちじゃないです。
確か大きなお土産屋さん(あ、お土産屋さんは小さかったです)の前から入っていった・・・かのぼっていきました。
5年前?にはあったと思います。
有名なものは(あえて)さけたのですが、(今思えばあのときの選択は間違えていたと思います)どうしても、やはりそちらを選べべきかと思っています。
そのため聞いています。
あ、友達です。
なんとか・・・てん?こうり?とかいう人たちが、よく話していると聞いています。
私が行ったときも確かいたような気がします。借りた友達はよくかえっていたと言っていました。
> それ「影」だよ
違いました・・・
おととい、恋人に「なんで一緒にいてくれるの?」と聞かれた。
マンガのセリフを真似して言っただけで、別に恋人はメンヘラとかではない。
私は、なんだか恥ずかしくて、露骨に話をそらせたり、「そっちはどうなの?」と聞き返したりしたけれど、やっぱり実際気になるのか「ちゃんと答えて」「話変えないで」「そっちが言ってから」と全く誤魔化されてくれない。
初めは冗談交じりに、お互い笑いながら、なんなら「なんでそんなに聞きたがるのさ」という私の言葉に対して「増田さんが困ってるところ見たいから」とまで言っていたのに、あまりに私が頑なに答えないから段々不安になってきたのか、「そもそも理由がない」「改めて聞かれて理由が思いつかない?」と言われてしまった。
ちがう、ちがうんだよ。
感情に言葉が追いつかなくて、すぐ泣いたり黙り込んでしまう私に根気強く付き合ってくれるところとか、
私が作ったご飯「おいしい」って食べてくれるところとか、
おいしくないときは「僕は好きな味じゃない」って言いながらも食べてくれるところとか、
普段頼りないのにいざってときはしっかり支えてくれるところとか、
内面も外面もダメなわたしのこと「かわいい」「えらい」ってたくさん褒めてくれるところとか、
本当は、改めて聞かれなくたって、すぐポンポン出てくるくらいたくさん好きな所があって、一緒にいるんだよ。
一番の理由は、きっと、友達や家族とか、私以外の人と旅行に行ったとき、
私が知らないその土地の何かを必ず分けてくれようとするところで、
「次は一緒に行こう」とか、「一緒に食べよう」とか、
自分が「楽しい」「きれい」「おいしい」「素敵」と思ったものを、私にも分けてくれようとするところで、
わたしも、家族や友達とどこかへ行ったときも、「ああ、これ食べさせてあげたいなあ、おいしいって喜ぶだろうなあ」とか、「この景色を見せてあげたいなあ、どんなふうに見えるのかなあ」とか、そんなことをよく思うから、
恋人がどんな気持ちでお土産を選んできてくれるのか、その気持ちがよくわかるから、
そんな気持ちを私に抱いてくれていることが、本当に嬉しくて幸せだから、一緒にいるんだよ。
それを言えなかったのを、ずっと後悔していて、でも今更恥ずかしくて言えなくって、でも胸に引っかかっていて、Twitterで言うのもなんとなく違うし、増田に書いてみた。
ごめんね、直接言うべきなのわかってるんだけど、どうしても恥ずかしくって、口にできなくて、口にしたらしたで変な日本語になってうまく言えなくて、よけい恥ずかしい気持ちになってしまうだろうし。あと私が一生懸命真面目に言っても「そんなに大してなんも考えてないよーー」って言われてしまったら悲しくなっちゃうからで。
そのユニットはまぁまぁそこそこ人気があり、イベントやらステージやらがあるとチケットが争奪戦になる。
そういう機会の度に毎度モヤっとしたり腹が立ったりすることもあるが、普段なかなか言えないので長くなるけれども吐き出したい。
少し前にそのユニットの舞台のチケットの当落があったときに、知人が2回いけることになった。
最初本人の申し込みが落選したことを残念がっていたのだが、恐らく一緒に行こうとしていたご友人は当選したのと、あとは別の人がお誘いをしたことでいけることになった。
だが2回いけることをツイートしたらそれを見たフォロワーが引用RTをしてバッシングをはじめた。
相互フォローだったようだが直接リプライするわけでもなくエアリプで取り上げ、別のフォロワーと2回行く行為についてバッシングしまくった。
"自分だったら行けない人に譲る、それをしないなんて”、という観点でのバッシングであった。
行けない人がいるならばそちらにチケットを譲りたい、という広い心はいいと思うが、それはあくまで個人の考えであって、自分はこうするから他の人もこうすべき、という押し付けはいかがなものかなと思い、モヤモヤとした。
自分の立ち位置としては一つのイベントについて行ける限り複数行くタイプだ。
ただチケットが取りにくいものに関してはそういう行動について目に付くところに出すと面倒ごとが起きると思っているので出さないし、知人についてそれを表に出してしまったことは迂闊だったなと思う。
この知人に限らず、チケットが当選したというだけでブロックされたという話も聞いたし、「見たい人がいるのに何回も行くなんて○○さん(ユニットのメンバーの名前)が聞いたら怒っちゃうよ」とか本人が言ってもいないことを出してバッシングする人も出てきた。
そんなに複数回行くことが悪なのか。
正直疑問なのだ。
ファンクラブ、携帯サイト会員、劇場先行、主催先行、プレイガイド先行(有料会員先行も別にあったりする)、一般発売
一般勝負のものもなくはないけれど、大体何かしらの先行がある。
ということであればなんら違法なことをしなくても一人の人間が複数のチケットを手にする機会が存在するということだ。
まぁ先述のような人たちはFCなどで当たったらそれ以降申し込みすべきでないというスタンスなのかもしれないけれども、公式がご用意している限りは持っている権利だと自分は思う。
で、よく耳にする文言としては「行きたくても行けない人がいる」というやつなのだけれども、その「行きたい」とはどの程度行きたいのか。
どの先行も申し込んでも申し込んでも落ちてしまうのは運だから仕方ないというところは実際ある。
でもその落ちてしまう理由っていうのもただの運だけじゃないと自分は思う。
例えば、申し込む全てが東京の初日や楽日、土日に集中して、多くの希望者がいるところだけだった場合、当然当選率も落ちる。
それは「自分が都合のいいときに行けない」であって本当に「行けない」というのとは違うんじゃないだろうか。
例えばそういう日程ばかりでしか申し込まず、全然当たらない…と言ってる人に対して、交通費が多くかかる地方でのチケットがあると言ったら行くだろうか。
自分も勿論人気の日程も行きたい気持ちもあるが、申し込みをするときにはまず「行く」ことを優先して、場所、日程共にどこだったらば当選率が高いかを考えて申し込みをする。
駄目元で人気日程を申し込みをすることもあるが、そのときは申し込み枠を半分捨てる気持ちは持っている。
それで確実にチケットを取っていき、各先行でチケットを増やしていく。
また、先行だけじゃなくても、友人などがチケットを被らせてしまって譲渡をしたいというのであれば迷う余地なくすぐに譲ってもらう。
公演日直前になって同行者が行けなくなったとか、 外せない仕事でいけなくなってしまったとかで席が空きそうという連絡を貰えば最大限調整をする。
その他おけぴ等のチケットお譲りは随時チェックを欠かさないし、有難いことに友人からのお誘いもあって何回も行けることが出来る。
利益を上乗せしない個人間の譲渡がアリかどうかという点については今回の論点とちょっとずれるのでおいておく。
ただダフ屋のような転売には一切手を出さないし、当落の後、落選の怒りは全部オークションや転売サイトの違反報告にぶつけている。
友人からの譲渡等については本当友人に感謝しかないのだが、そういう繋がりでのやりとりを快く思わない人もいる。
最初に出した知人の件だが、知人にチケットを譲った人は、知人をバッシングした人とも繋がりがあったらしい。
知人は、その人に譲ればよかったのかな、と落ち込んでいた。
もしその人がバッシングした人の方に譲ると言っていた場合、どういう行動を取ったのだろうかな、と思ったりもする。
この件とは全く別の件だが、同じように一回行けたなら行けてない人に譲るべき!と息巻いていた人がいたが、蓋を開けてみたら抽選形式の当日券にて何度も観に行っていたりして、どの口が言っていたのかと思ったことがある。
だから先ほどの件もバッシングの仕方を見て下衆な憶測をすると、自分と繋がりがあるにも関わらず、自分ではなく他の人に譲られるのが腹が立ったんじゃないかなと。
でもその譲った人は知人に譲ったわけで、恐らくそこには知人と相手との交友関係があったからで、そのバッシングした人は譲渡した人とそこまでの交友関係を築いていなかったわけで。
日頃交友を結ぶことへ労力をつぎ込んでおくのも大事なことであり、普段そういうことをしないでチケットだけ勝手に舞い込むなんてあるわけがない。
本当にそうなんだろうとは思う。
でも、そういう道を選んでいるのは自分自身だと思う。
自分は昔休みの自由が利かない仕事を長らくしていて身動きが取れなかったときがあったが、自分が行きたい舞台にもろくにいけない生活に正直心は死んでいた。
今は自分の時間がある程度コントロールできる仕事をしている、が給料は安いし、不安定な雇用形態だ。
だとしても自分が行きたいときに自由に動ける立場というのが自分の中ではとても大事で、それで貧しい生活になったとしても何も苦ではない。
だから、仕事で行けない、と理由を言う人については仕事を変えればいいじゃないと軽率に思うし、それが出来ないのであればその舞台より仕事の方がずっと大事なのだから行けないのも仕方ないじゃない、と思う。
あっちもこっちも全部成り立たせようというのだから無理が出てくる。
こんなことを改めて思ったのは、件のユニットとは別にチケットを取ろうとしたものがあり、先行が連続で落ちてしまって取れなかったことがあったからだ。
その界隈に明るくなかったからそこまで人気だということを知らなかったので甘く見ていた。
別に見たいだけで席はいいところでなくてもいいし、夜の公演なら仕事終わってからでも十分間に合う時間だし、と考えながらの申し込みだった。
落ち込んだところで友人に言われたのが「○○(地域名)ならあるみたいだよ」とのこと。
そこだけでなく、大きい都市以外の地方のチケットは一般でも全然残っており、行きたければ行ける状況。
だから、その状況における自分の”行きたい”は所詮そんなもんなんだな、と思った。
そんなことがあって、複数ステを悪とする人の言う「行きたい人」ってどれほど行きたいものか、と考えた。
自分が追っかけているユニットについては、東京だったら行きたい、とか、土日なら行きたい、という人の”行きたい”より、どの地域でもとにかく行きたい自分の”行きたい”方がより強い欲求、強い熱量だと思う。
それだけ行きたいなら行けるように自分の環境を整えろよ、いろんな先行に目を光らせろよ、有料の会員になって申し込めるタイミングを増やせよ、日々チケットを探す手間を惜しむなよ、普段から交流してネットワーク作る努力しろよ、それらを惜しんでただぼんやりチケット欲しいなぁ~って人が口を開けてるだけで来るわけがない。
勿論ビジネスとして行きたいと思ったまだ浅いファンや、ちょっと興味を持った人が行けない状況というのはファンの間口を狭めることになるので、行きたいと思った人が皆行けるのが理想ではあるが、なにぶん入れる人数に限りがあるので難しい。
その分、チケットが取りづらい為に楽日などには全国の映画館でライブビューイングもやって、見たいけど見れない人の受け皿をちゃんと作っている。
ちょっとチケット代も安いので、初心者にはそれくらいがちょうど良かったりもするんじゃないかと思う。
それこそ、一人一回しか見るべきではないという制限をつける方がビジネスとしては厳しい状態になると思う。
都会はチケットがなくなるけれど、田舎はガラ空き、そうなったとするとその実施地域では採算が取れないということになり、今後そのエリアでの上演はなくなってしまう可能性も十分に考えられる。
実際、全国を回るツアーなどでの観客のそこそこの人数は遠征してきている人たちだ。
少し話はずれるが、その実施地域についてはその地元の人が行くべきで、遠征組は控えろという意見も見たことがある。
だが地域としては地元民だけではなく、遠征の人間がその土地へ行き、観光をし、普段の食よりちょっと奮発していいものを食べ、お土産を買ったりすることでその地域の為になることも少なくない。
一人一回とかにすることで得られるメリットより、その制限を設けることで損失することの方が多いのではないかと思う。
沢山ある演目の中連日盛況でチケット争奪になるものというのは偏りがある。
行われる多くの舞台ではチケットが残り続けたり、盛況に見せるためにあまりすぎた公演はチケットをプレイガイド社内で配って客寄せをしたりすることだってある。
地方が空いているのであれば一度見に来てくれている人がまたお金を出して来てくれるのはありがたいことだ。
それを複数行くことでメンバーが怒るとか、本人が思ってもいないであろうことをなに勝手に代弁しているんだと思う。
だがその価値観はけして他の人に押し付けるべきじゃないし、マナーでも、正義でもなんでもない。
違法行為でもないことについてそこまで言及出来るまでの根拠が自分にはわからないし、そういうと「違法じゃなければしなくていいわけじゃない」とか言うゆるっゆるな根拠が出てくる。
から書く。
今サークルで卒業生のためのアルバム作りをしている。これが結構大変だ。この人とこの人は仲が悪いから載せちゃダメだとかこの人とは仲良しだからたくさんのせろとか、でも卒業生の先輩の顔なんか全然わかんないし。写真が少ないとか配置がダメだとかあの先輩がいないとかダメ出しされるし、でも作り直すのは私達だし。
一年生みんなできて協力してさっさと仕上げましょう!って話だったのに一回も来ないやつはあるし一回だけ来て参加した気になってるやつもいるし。
なんで旅行行けるの?思いつきで旅行〜とかいうストーリーあげちゃうのなんで?
今日だって7時間くらい作業してたんだよ、まぁ雑談してたしお菓子も食べたけど。
でも作業してた。知らない顔をこの人じゃない?みたいな感じで分類して写真切ってレイアウトして。全然違う愚痴だけど完成させたページ全部張り替えられるし。まぁそれは先輩の意図があったんだろうし一年目の私が毎年のそれを変えるわけにはいかないからいいけど。よくない。でもアルバム作りに二月からやってたんだよ? 二月のうちに直してくれても良くない?
卒業生の一人は「見ないから作らなくてもいいよ笑」なんていうけどいやそういうわけにもいかないから!!!!
疲れる。
全員がやってたらまだ仕方ないと思えるけど、「全然参加できるよー、行く行く!」って言って一回しか来なくて旅行に行きまくってるやつやハナから参加する気がない奴がいるのがムカつく。
卒業しないでください○○さ〜ん!って。
とても憧れている人がいる。私はその人のことを影で「推し」と呼んでいるのだが、たまに本人にぽろっと言ってしまうことがある。
実際は部活の卒業生で、出会ったのはなんてことのない部活の忘年会だった。うちの部活は縦のつながりが強く、よくOBさんが来る。遅れて来たその人をちらっと見たとき、「めっちゃかっこいい」「仕事できそう」と思ったのと同時に「怖い」と思った。フルオーダーのスーツを着てツーブロの髪の毛をオールバックにして、GUCCIの眼鏡をかけた社会人が怖く見えないわけがない。
ずっと同期と先輩と話していたのだが、2つ上の先輩から言われて先輩と交替でその人の隣に移動することになった。仕事ができて怖そうな卒業生に一人で立ち向かう勇気は流石になかったので、同期を引き連れて挨拶しに行った。いざ話してみると結構フランクで面白かった。こんなに仕事できそうで見た目怖いのに話面白いってすごくない??とか思っていた。ギャップ萌えというやつだろう。
会話が弾み、現役生が3人しか参加しなかった二次会で、同じく3人だけになった卒業生たちとそれぞれタイマンで話すことになって、結局最初から最後までその人と話していた。2時間くらい。コミュ障な上に他人をひねくれた目で見がちなので、初対面の人と会話を続けることが結構苦痛なのだが、その人は話が上手くて面白く、ずっと話して(聞いて)いたかった。話の内容もかなりぶっ飛んでいて、「この人を人生の目標にすればいいんだな」と強く思った。6つ年上の社会人だからそういうこともあると思ったけれど、何度か別の卒業生と話しても同じ気持ちにはならなかったから特別感は増した。
初めて会ったその日に心臓をぶち抜かれて、なんとかして次の予定を作ってもらわないともう会えなくなる!と思って、ご飯の約束を取り付けた。
その後も1〜2ヶ月に1回とか2週間に1回とかのペースで会って、ご飯に行ったり遊びに行ったりした。
もう1年くらいこんな感じが続いていて、この間2人でディズニーランドに行った。何故!?と自分でも思うのだが、何回か推しがディズニーに行きたいと言っていたし、推し in ディズニーの絵面が想像できなかったのもあって魔が差してしまった。完全にデートだった。行動だけ見れば完全にカップルなのは百も承知なのだが、付き合ってもいないし、もちろんキスもセックスもしていないし、なんなら最近は終電よりも前に解散している。
ここまで恋人ごっこをしておいて言うのも気が引けるのだが、自分にとっては「推し」であって、実際に付き合いたいとかセックスしたいとか思ったことがないし、むしろこの人はこういう人と結婚するんだろうな〜と考えることが多い。もちろん推しだから、付き合ったらどんな感じなのかと妄想することはあるが、絶対に現実にならないからこそできるのだ。勝手に男性の芸能人が好きな感覚と似ていると思っている。もし違ったらごめんなさい。
今の関係がずっと続くとは思っていないが、向こうが何も言ってこない限り(終わりにしろ進展にしろ)ずっと続けたいと思っている。推しは結構モテるらしく(モテないわけがないのだが)、自分から告白したことはなくて、セフレのような人もいなくはないらしい。恋人は、割く時間が十分にないから就職してから別れた後は作っていないと言っていた。
自分としてはかなり可愛がってもらっている後輩というポジションにいたいのだが、最近外堀を埋められているような気がして、そうも言っていられなくなった。プレゼントやご飯から帰ったあとの母の反応を聞いてきたり(母には推しのことをほとんど話しておらず、推しと出かけるときは嘘をついて家を出るので期待された回答はできなかった)、ディズニーのお土産を家族や友達に渡したり(案の定お友達には根掘り葉掘り聞かれたらしい)、インターン先の紹介のために弟さんに紹介されたり(これは必要だからだけれど)した。
また、ここ数ヶ月で頻繁に一緒に旅行に行こうと言われるようになった。国内外色々提案されたが、行ったら最後なし崩し的にセックスして、なし崩し的に付き合うことになるのは目に見えているので(失礼なのはわかっているのだがそれが推しの手法(本人に聞いた))、一緒に旅行には行ってみたいが断り続けている。
少なくないお金と時間を投資してもらっているのに進展させたくないと思っているのはわがままだし、付き合う気がないのなら言うべきなのかもしれないが、関係性についてはお互い口にしないので言わずに済んでいる。
友人や後輩にこの話をすると必ず「そこまでしておいて付き合っていないのはおかしい」「いやもう付き合っているだろう」と言われるのだが、それでもキスやセックスはしたくないのだ。なんなら推し含め異性に性的魅力というのをあまり感じたことはない。エロいな、とかセックスが上手そうだな、とかは思うのだがそこ止まりで自分とどうこうなるところまで考えられないのだ。想像力はなくはないので、推しが綺麗でスタイルのいい女の人とセックスしている想像は十二分にできる。エロい。実際に見たいくらい。でも、どうしても自分に置き換えられないのだ。自分が未経験だからなのかもしれないが、当分経験する相手も見つからない。
推しはそのことを知っているので「そのままでいいんじゃない?」と言うが、自分は世の中の人のほとんどがしていて、なおかつ繰り返しできるほどハマっているセックスを体験してみたいと思っている。正直相手は推し以外なら誰でもいい(セックスの先にお付き合いがなければ推しともしてみたい)のだが、推しより優先順位の高い人ができると思えない上に恋人を作る気がないので選択肢はワンナイトラブかセフレしかない。ワンナイトにもセフレにもいまいち踏み切れない理由は、未経験であることに尽きると思っている。そこらへんの薄っぺらい人間に自分を明け渡したくはない。それにセックスはコミュニケーションだから、心を開けない相手とハマるほど気持ちのいいセックスはできない。知らんけど。妥協して初体験を思い出す日が来たときに頭を抱えたくない。初体験だからこそ妥協すべきなのかもしれないが。
ここまで推しが外堀を埋めてくるのでなければ、推しとセフレになったってよかったのだ。なにしろませた小学生の頃から理想の初体験は「取っ替え引っ替えしていてセックスの上手い、恋人でない異性の知り合いと」だったのだ。推しは最適解だったはずなのにチキって断ってしまった半年前の自分を殴りたい。
なんだかもう付き合えばいいのではないかという気持ちになってきたし、なんかもうセックスとかノリでよくない?求められたら拒まずで。もし無理なら別れて本当の偶像として崇拝するしかないんじゃないかな。
どの歳か読んでるそっちには分かんないだろうが、この歳で初めて結婚式の一次会におよばれした。
料理もたいしたものだったし、映像も凝ってたし、お土産もいい品だった。
で、感想は「これ、すげえ金も手間もかかるわ。これをご祝儀で幾分か補填するシステムって、ものすごく高度な阿吽の世界だなー」と。
ご家族の顔見ると、やっぱこういうは大切だと思うし、そういうときに生臭い話はそぐわないと思うし、暗黙でパーッとやっちゃう訳だけれども。
こちとらあまりいい育ちの人間ではないので、その世界そのものが遠い。