はてなキーワード: HTTPとは
YouTuberを始めるにあたって昨日今日と環境構築をしている。
動画のジャンルは内緒として、ひたすら効率良く動画を作ることを志向してる。理想は新規のMarkdownファイルがGitHubのmainブランチにマージされたら自動でYouTubeの自分のチャンネルに動画が投稿される、みたいな状態。
まあそこまでやるのは調べるの大変だし事故とかbanが怖いしまずYouTuberとして大成しないことにはって話なので、どっかで妥協すると思う。てかCI/CD周りちゃんと仕事でやっとけばよかったな。
テキスト読み上げで商用利用するなら今はVOICEVOXが良いのかなと感じた。
ただ、作成した音声に合わせた字幕ファイルを作るのがひたすら面倒くさい。絶対自動出力できそうなのに。
VOICEVOXから直で出してくれたら楽だったんだけど、リップシンク用のファイル出力しか対応してなかった(どっかでやってる人がいるかもしれない)。
VOICEVOX公式のGitHubでissue上げることも考えたけど、俺自身がまだ動画一つも上げてないし、字幕ファイルの需要がどれほどのものかも分からないので、とりあえず変換用のスクリプトを自分で書いてみた。
VOICEVOXのプロジェクトファイルであるvvprojファイルの中身はバイナリではなくただのJSONなので、エディタやエンジンのソースコードを弄らなくても、比較的簡単に字幕ファイルに変換できる。なお今回俺はDenoを使った。
こういうシェルスクリプトみたいな小さい仕事やるのにDenoはまじで楽。
あとは動画作るときに需要ありそうだなと感じたら、SubViewer以外のマークアップに対応させてissue上げるなり俺のrepoに置いとくなりしようかな。
ごめん、言ってなかった。
このトラバはそもそも別の増田に対する回答だから、自衛隊を軍隊にとか言ってる部分はあなたに対する回答じゃないんだ。
面倒かけて申し訳ないけど、あなたに対する回答になるであろう部分だけを下記に引用するからもう一度読んでみて。
まず加害者である自衛官4人は退職するそうなので、懲戒免職の上で実名を公表して民事ではなく刑事裁判にかけ、民間以上に重い実刑に処して見せしめにする。郡山駐屯地の中隊名を正式に公表する。被害者がハラスメントに限定しないあらゆる違法行為を内部告発するための、警務隊等とは独立していてかつ権力のある窓口を設置する(これは民間等第三者機関でもいいと思う)。
(欠格条項)
第三十八条 次の各号のいずれかに該当する者は、隊員となることができない。
一 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの者
二 法令の規定による懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から二年を経過しない者
あらためて読むと第一項第一号と第二号がまじでやばい。門戸広すぎる。
他にもできそうなことは色々ありそう。
俺としては、いまは議論のための認識のすり合わせをしてる段階で、まだ議論は始まってないという認識。
今までのは議論ではない。
あと、
俺のこの問いかけに対する回答は、
ってことで良いのかな。
だとすると、あなたの言っていることについてはちょっと俺も追いきれてなくて、今調べてる最中。
ひとまず現状での俺の認識としては以下の通り。
第二条 この法律において「自衛隊」とは、防衛大臣、防衛副大臣、防衛大臣政務官、防衛大臣補佐官、防衛大臣政策参与及び防衛大臣秘書官並びに防衛省の事務次官及び防衛審議官並びに防衛省本省の内部部局、防衛大学校、防衛医科大学校、防衛会議、統合幕僚監部、情報本部、防衛監察本部、地方防衛局その他の機関(政令で定める合議制の機関並びに防衛省設置法(昭和二十九年法律第百六十四号)第四条第一項第二十四号又は第二十五号に掲げる事務をつかさどる部局及び職で政令で定めるものを除く。)並びに陸上自衛隊、海上自衛隊及び航空自衛隊並びに防衛装備庁(政令で定める合議制の機関を除く。)を含むものとする。
とある。
で、件の被害者の方は2022年9月9日8月31日(修正)に防衛省を訪れた際、再調査を求める署名を「木村次郎防衛大臣政務官」に提出している。
https://sdp.or.jp/sdp-paper/gonoi/
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/meibo/seimukan/kimura_jiro.html
自衛隊法に則ると、当の「防衛大臣政務官」はもとより、防衛省トップである「防衛大臣」すら自衛隊ということになる。
これ、現役自衛官だった頃に座学で学んでるはずなんだけど、全然覚えてない。その時は俺も政治に興味がなかったのでスルーしたのかもしれない。
http://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/a_fd/1959/ax19591216_00061_000.pdf
これらを総合すると、俺の主張する
被害者がハラスメントに限定しないあらゆる違法行為を内部告発するための、警務隊等とは独立していてかつ権力のある窓口を設置する(これは民間等第三者機関でもいいと思う)
オレオレ、俺だよ。
厳密には俺の主張の帰結としては反論ではなく、元増田の情報不足に対する補足なんだけど、これは俺がそうとも読める書き方をしたのが悪いな。
「この増田の主張を前提に」俺から言わせれば、ごく稀だからこそ、取り上げることに意味がある。
俺の主張の一番重要なところは、「人間が警備する限り、起こらないってことはないでしょ」ということ。
そこを
とシチュエーションを限定して書いてしまったところは俺の反省するところだけれども。実際他の増田にツッコまれたし。
「例外的事象」については、元増田の主張を前提の発言ととればまあ、「俺は」理解できなくもない。
ただ、少なくとも明石の事故の当事者にとっては例外的事象ではないだろ?
元増田や擁護した増田についたブクマカの中にも、当事者として明石の事故に言及した人たちがいるかもしれない。
その当事者たちは、明石の事故の経験によって、元増田の主張する「雑踏事故を甘く見過ぎてはいけない」ということを身をもって知ったわけだろ?
そんななかで明石の事故を例外的事象として捉えてしまって良いのか?
んでもって、「ごく稀」とはどれくらいだ?
どれくらいの期間のうちどれくらいの件数であれば、「この増田にとって」「ごく稀」であると言える?
よく言われることだし、元増田の
の「まず」にも係るけれども、曖昧な言葉遣いは、読み手側に書き手側の意図しない解釈を与えやすく、批判の糸口になりやすいから気をつけた方がいいよ。自戒を込めて。
さて、ここでまた、このやさしく暇をもてあました俺がこの増田の代わりにちょっとだけ調べてあげよう。
まず、当初俺は「雑踏事故」というワードで調べたのだけど、「群集事故」という呼び方もされているようだ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/群集事故
ここに書かれている内容に元増田の主張と齟齬があるようには感じられなかったので、以下群集事故を調べることにする。
調べた限り、一番事例が載っていたのはこれ。
https://www.wikiwand.com/ja/事故の一覧#群集事故
で、元増田は1972年以降の事例を(宇崎ちゃん以外に)挙げていないので、
の条件で絞り込んで拾い上げると、2001年の明石の事故までに少なくとも2件起きている。
一つずつ挙げていく。
Wikipediaには項目がなかったが、昭和54年の警察白書に事例として記載がある。
https://www.npa.go.jp/hakusyo/s54/s540800.html
ただし、警察が事故の起きた当時警備業務に関わっていたか、事前にコンサートの概要を把握していたかは読み取れない。以下白書より引用。
1月、札幌中島スポーツセンターで開催されたイギリスのロックバンド「ブラックモアーズ・レインボー」ショーで、興奮した観客約500人が開演と同時にステージに殺到し、このため、いすにつまづいて倒れた観客が将棋倒しとなり、下敷きとなった1人が死亡、7人が負傷した
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ラフィンノーズ公演雑踏事故
この公演に3000人の観客が集まり開演と同時に観客がステージ近くにまで駆け寄り演奏に興奮した一部の観客がステージに上がろうとし、それに続こうとした後続の観客が重なるようにして転倒・下敷きになったのが原因であった。この事故で死者3人・重傷1人・軽傷19人の計23人が被害に遭った[要出典]。主催者は公演前日に警察署に届出をしたが、当日は主催者スタッフのみで警備員の配置を全くしていなかったことも事故を増幅させた。
これは当時の音楽ファンの間では有名な事故みたいなんだけど、情報源を探すのに苦労した。
https://aucview.aucfan.com/yahoo/s1053964729/#&gid=1&pid=3
ちょっと目を通すだけでも、Wikipediaの記述と相違があるように見受けられる。速報だからかも知れないけど。
ことが辛うじて読み取れる。
本件に関するこれ以上の調査は図書館行って当時の新聞を読み漁る必要があり、こもりびとである俺の行動できる範疇を超える。誰か調べてちょ。
らしい。
その要綱の内容は、やっぱり探すのに苦労した。Wikipedia記載の警察庁への外部リンクはhttpでリンク切れになっていて、httpsにしてみてもnot foundだった。
代わりに見つけてきたのは↓。栃木県警が上記の要綱を受けて、内部通達した資料と思われる。
https://www.pref.tochigi.lg.jp/keisatu/n15/jourei/documents/11_2.pdf
一応、時期的にも内容的にも一致しているように見える。
詳細は各自で読んで欲しいし、俺も全文はさすがに読んでないんだけど、要綱の
警察は、施設使用公演等に伴う雑踏事故の防止対策に資するため、これら事故の過去における発生実態及び原因等の分析を行うとともに、タレント等の人気度、観客層の構成等の実態について、平素から把握に努めるものとする。
という記述をみるに、この事故は、その発生以前と以後で警察の雑踏事故に対する態度が変わったという意味で、取り扱っても良い事例かもしれない。
に、
がこの時点で加わったわけだ。
元増田は主に戦後日本の雑踏警備について話しているので、ここでは戦後(1945年以降)に限って話を進める。
群集事故件数の年次推移的な資料を探したのだけどなかなか見つからなかったので、ここは妥協して「報道されるほどの被害をもたらした事故」に限るとし、先ほどの群集事故の一覧で数えることにする。
自分で数えた限り、1945年から現在までの80年弱で、日本では明石の事故含め21件ほどの群集事故が起きている。
明石の事故の前後は、前は先述の1987年ラフィンノーズ公演雑踏事故、後は2003年の中日阪神戦でのファン乱入・乱闘騒ぎ。
ちなみに後者では死者は出なかったものの、誰が使ったか知らないが防犯用の催涙スプレーが使われたとある。なんでや阪神関係あるかわからへんやろ。
んでもって、1945年以降1972年までの28年間に13件、1973年以降現在までの50年間に8件。
当然、
といった点は考慮すべきではある。
けれども俺としては、明石の事故がというよりは、報道されるほどの被害をもたらす日本の雑踏事故自体が、数年に1〜2回程度しか発生しないという印象を持つに至った。
大きな事故は、数年に1〜2回程度。
だからこそ、恐らく雑踏警備は難しい。
ラフィンノーズ公演雑踏事故の教訓を受けて、「常日頃から情報収集に努める」という要綱を施行した14年後に、明石の事故が起きた。
そしてその主たる原因は、過去のイベントの警備計画をほぼ流用した警察らの怠慢にあった。
その14年間に色々なことがあったであろうことを隅に置いて物事を単純に捉えると、明石の事故の当事者の方々には大変申し訳なく思いつつも、警察のこの失敗に共感してしまう自分がいる。
もし俺が雑踏警備を主たる業務とする警察官(仮定が成立するかは知らん)で、5年も10年も雑踏事故が起きなかったら、全てではないにしてもいくつかの雑踏警備に手を抜いてしまう可能性を否定できない。俺怠け者だし。
長期にわたって怠慢に抗うのは、少なくとも俺にとっては、とても難しい。
おわり。
https://anond.hatelabo.jp/20221002090419
↑の元増田です。
トラバでやり取りしてるうちに、
と言われたので、こいつめんどくせー!と思いつつ、調べたよもー。
(どうでもいいけどhttpなんだね。ロシアってそういうサイト多いのかな?)
(2022-10-19 12:46 追記。今日のロシアにおけるインターネット事情を踏まえ、プーチン演説全文の外部リンクは削除した。各自自己責任の上で探して欲しい)
で、「核兵器使用の前例」に関して述べたと思われる箇所はここ。
США – единственная страна в мире, дважды применившая ядерное оружие, уничтожив японские города Хиросиму и Нагасаки. Кстати говоря, создали прецедент.
えっと、最後の単語прецедентが日本語訳で「前例」に当たるんだけど、Google翻訳によれば古フランス語が語源。
実際прецедентの発音は英語のprecedentに割と近い。
https://www.google.com/search?q=precede+meaning
late Middle English: from Old French preceder, from Latin praecedere, from prae ‘before’ + cedere ‘go’.
とある。
何せ公式が既にWebの海に放流した文章なので、仮に多少演説原文とはニュアンスが違ってロシアから「ちがうそうじゃない」と言われても「いや、あんた英語でこう書いてるんやから」で通るだろう。
また、世界的に言えばこちらの方が読まれる回数は多いのではとも思われる。
個人的に英語の方がまだ読めるという事情もあり、当初の予定とはズレるけれども、英語訳の方を読んでみることにした。
さて。
下記が上記の原文と同じ箇所。
The United States is the only country in the world that has used nuclear weapons twice, destroying the cities of Hiroshima and Nagasaki in Japan. And they created a precedent.
ちなみに、原文・英文ともに引用部分で一つのパラグラフになっている。
ここでまず、precedentを目的語に取る単語としてcreateが使われていることと、precedentの冠詞としてaがついていることがちょっと気になった。
特に後者については、さっと調べてみるとロシア語には冠詞がないそうなので、原文と英文でささいなニュアンスの違いが生まれるかもしれない。
https://www.google.com/search?q=create+meaning&oq=create+meaning
ま、普通に考えて
ということでいいだろう。
https://www.google.com/search?q=precedent+meaning&oq=precedent
これもまあ、普通に
an earlier event or action that is regarded as an example or guide to be considered in subsequent similar circumstances.
ということだろうな。
ていうか、ここまで長々と書いたけど、引用文をパッと見ても単語の定義調べた上でためつすがめつ見ても、俺には「お前が最初にやったんだから"誰か"がそれに続いても文句言えめえ?」と言ってる様にしか読めない。
「その"誰か"はロシアである」とこの文から決めつけるのはさすがに難癖かと思うものの、発言の責任はやっぱりロシアにあるので、俺の主張は変わらないかな。
みんなはどう思うだろうか?
ちなみに、直後の文では
Recall that during WWII the United States and Britain reduced Dresden, Hamburg, Cologne and many other German cities to rubble, without the least military necessity. It was done ostentatiously and, to repeat, without any military necessity. They had only one goal, as with the nuclear bombing of Japanese cities: to intimidate our country and the rest of the world.
と言ってる。
実はほとんど読んでないんだよね。
若手から中堅、シニアに至るまでみんな「プログラマーになりたい」と言っているのだが
現実問題としてそんなに簡単になれるものではない、というのを知っておいて欲しい
算数や国語は長い歴史の中で様々な試行錯誤が行われ、どのように教えれば大半の人が知識獲得できるかという方法論が確立されてきている
もちろんまだまだ改善の余地はあるが「こういう教え方が良い」というのがちゃんとある
ところがプログラミングに関してはまだまだ歴史が浅く、どのように教育すればプログラマーになれるかが分かっていない
幼少期からC言語を教えるのか、Scratchでいいのか、Pythonがいいのか、何も分かっていない
今のプログラマー達は生存者バイアスでしかないので体験談は全然アテにならない
何かしらそれっぽい理論が発表されてたりもするがエビデンスに欠けるモノが多くてまだまだ研究中という感じだ
そんな感じなので「実際に書いてみるのがいい」「業務で使いながら覚える」「写経するのが良い」などなどいろんな方法論が乱立している
あなたがプログラミングを勉強し始めると「教え方が良くない」「本が役に立たない」となることを覚悟してほしいし
勉強法をトライアンドエラーで繰り返していくことになるので技能獲得には相当な時間がかかる
PythonでもJavaScriptでもメモリのアロケーションのような計算機的知識が必要とされる
みたいに言われることも多いが実際にはそんなことはなく、ちょっとしたバグを引いたときにでもその手の知識が必要になる
もちろん昔に比べれば非常に楽になったが全くゼロでいい訳では無い
同様にクラウドリソースを使うときにTCP/IPを全く知らなくて良いか、と言われるとそうでもない
GraphQL使うときにHTTPの知識が全くいらないわけではないように
プログラミングでは下手するとWiFiやLTE/5Gの知識まで必要とされる
これは例えば建築関係においても同様で、家を建てる人にはコンクリートの基礎知識が必要だったり木材に関する基礎知識が必要だったりするのだが
歴史が古い分野では教育法が確立されているので建築学科なりに行けばキッチリ教えてくれる
同様に情報系の学部に行けば教えてくれるが、大学による差がかなり大きいし、体系化されているわけではない
Word, Excelの使い方を中心に教えるような大学もあれば情報理論から教えるような大学もあるし
それのどちらが良いかは誰も分かっていない
オンラインビデオで有名大学の授業を見ることもできるが、質問はできないので分からないところがあれば終わりだ
なので大学に行ったとしてもいろんな授業を受けてトライアンドエラーで長い時間をかけて技能獲得する必要がある
「Python検定1級」みたいなのが乱立しているがはっきり言って役に立たない
しかも「Python検定1級取得のための集中研修」みたいなのもあって地獄みがある
問題を解くための知識だけを得たところで前述した前提知識がないと実務で役に立たない
プログラマーを雇う側はその手のことをよく知っているので、こういった資格は全く考慮に入れていない
TOEICや英検のように「実務ではあんまり役に立たないんだけどな」と思われてる資格であっても社会的にコンセンサスが取れていればそれなりに役に立つが
プログラミングに関してはそういった資格がない状態である(IPAはそれなりに信頼されているが、取って無いから落とすようなことはない)
この英語における「TOEICがない」状態で困るのは効果測定である
プログラミングを勉強しても自分が成長しているのかどうかを客観的に知る方法が無いので独学で学んでも役に立つかどうか分からない
オープンソースに携わったり業務経験などを経て長い時間をかけて「プログラミングができるようになってきた」となるので1,2年でさっさとプログラマーになることはできない
一番の近道は旧帝大の院に入学して2年間キッチリ勉強すればそれなりのプログラマーになれる
もちろんスタートラインなのでそこから業務経験を身につける必要がある
なので旧帝大の院に入れないような人はプログラマーとしての前提知識を得るための前提知識がそもそも足りていない
独学でやるなら近道は一切無いので5年ぐらいは覚悟した方が良いと思う
それは、
のどれかにゃーん。
9600bpsのモデムが100万円をきって、購入の稟議書が常務決裁で良くなったころから。 https://t.co/JtHatCYbrn— 河野太郎 (@konotarogomame) October 7, 2019
いや別に「政治家という公人がSNSアカウントから情報発信するなら国民をブロックするな」という主張には一定の理があるとは評価している。
もちろん国民には代議士を評価する権利があるわけだし、どのような言葉で評価しても良いとは思う。
代議士としての資質、大臣としての資質を問うのも良いと思う。国民の権利であり当然だ。
でも流石に河野太郎へブロック担当相という揶揄は一定以上のITリテラシーがあれば出来ない揶揄だ。
何故ならブロック担当相という揶揄はどう評価しても揶揄した本人のITリテラシーは低いですと宣言しているようなものだからである。
恥ずかしすぎて普通はできない。
往年のインターネットには「パソコンの大先生」というミームがあったけれど、河野太郎へブロック担当相という揶揄する連中のITリテラシーを表現するなら「Twitterの大先生」だろう。
スマホが使えて、ググって調べものが出来、Youtubeを楽しみ、タッチ決済して、SNSを炎上しないように運用し、COCOAでコロナ対策していますみたいなITリテラシーレベルの連中が、河野太郎へブロック担当相と揶揄しているわけだから、そんな連中には「Twitterの大先生」という称号を贈呈したくなる。
河野太郎は勘ではなく正しい知識でこれへ対して回答してくるという信用があるけれど、Twitterの大先生たちは2が何かわかるだろうか?なんなら3や4や5も河野太郎は答えてくるだろう。
河野太郎へはネットワークという言葉も、プロトコルという言葉も、キャラクターという言葉も、入出力という言葉も、様々なITの基礎的な言葉も説明しなくたって伝わる人である。
もちろんITであっても触れてこなかった言葉や新語は知らないだろう。しかし近似した知識や概念、理論を既に知っているので「○○みたいな感じかな?」と直ぐに理解してくれるだろうなという安心感がある。
やっと日本国のデジタル担当相にそんな安心感がある人が就いたのである。
ちなみにこの問題は本当に初歩的なものであり、一定以上のITリテラシーがある人であれば「は?バカにしてんのか?」とか怒り始めたり「いや可能性としては・・・」などと曲解をはじめたくなるような初歩中の初歩の問題である。答えはシンプルで良い。
この問題を即答できなければお前のITリテラシーは河野太郎以下だ。
多くのIT有識者は「そんなことはわかっている」と言うだろうが待って欲しい。極ひと握りの河野太郎以下のITリテラシーしか持っていない連中へ説明してあげないといけないだろう。我慢してくれ。
まずIT分野には3種の人材が居る。それは「実務者」「研究者」「利用者」だ。
実務者とはいわゆるプログラマーのことだと思っておけば良い。
プログラミングを通してシステムなどを開発する人である。
オードリー・タンはここに属する人材。実績から言ってもオードリー・タンはハッカーだと評価しても差し支えない。
研究者とは新しいシステムや開発手法などを考え提唱する人。
わかりやすい例を挙げればビットコインなどのブロックチェーンを提唱した謎の人物サトシ・ナカモトもこの枠組みで良いだろう。
URLやHTTP、HTMLを開発したティム・バーナーズ=リーもここの枠組み。
そして最後の利用者は上記の2つを利用する人だ。
消費者もここの枠組みへ入れても間違いはないが、IT分野で何かを駆動させようとするときの利用者とは消費者というよりも、わかりやすく例を出せばスティーブ・ジョブズのように実務者や研究者と共に何かを始めたり維持したりする人のことだ。
そして河野太郎はここの枠組みの人なのである。
流石に河野太郎とスティーブ・ジョブズを比較するのはアレだが、枠組みとしては同種のポジションであり、実務者のオードリー・タンと比較するよりかはかなりマシな比較だと多くのIT有識者は賛同してくれることだろう。
まったく別分野で例えると変な誤解が生まれるかも知れないのでしたくはないが、理解が追いつかない人に例え話をするとオードリー・タンと河野太郎は寿司職人と寿司を食いに来た客くらい違う。
そもそものポジション、役割がまったく違う。
ITリテラシーの低いTwitterの大先生からするとIT分野に居る人材はITに関することなら何でも出来る知っていると誤解しやすい。
そして、そう誤解するのも無理はないなと個人的にも思う。
何故ならIT分野に居る人材は一定レベルを超えると3種の能力を相互に持ちがちだからである。
つまり、実務者であっても理論を提唱し、研究者であってもシステムを構築し、利用者であってもプログラミングしたり理論を知っていたりするからだ。
例えばイーロン・マスクなどは良い例だろう。彼は実務者から利用者へ転向した代表例と言って良い。
そして河野太郎もまた一定レベルを超えたITリテラシーを持った人物であり、河野太郎を利用者として評価するならば昔懐かしい「パワーユーザー」と表現するのが最も実像的であると考えている。
河野太郎はパワーユーザーだ。そしてパワーユーザーが日本のデジタル担当相になったのだ。
ブロック担当相などという揶揄はITリテラシーの低いTwitterの大先生が、自身の理解が及ぶ、自身が得意分野だと考えるSNSの使い方という枠組みまで矮小化してやっと出てくる言葉なんだよ。
「ITは小難しくてわかんないけどぉTwitterならわかるからTwitterで批判しよwww」と批判対象の能力を考慮しないバカとしか言いようがない思考を伴わないとできない発想。
真っ当に河野太郎デジタル担当相を批判するなら「河野太郎は利用者であるからオードリー・タンのような実務者的言動を取ったときに批判する」べきなんだよ。
オードリー・タンは凄い人だよハッカーだよ、だからこそ河野太郎も真似したくなるだろう。
それを防げ!河野太郎がオードリー・タンのモノマネを始めた時に必死で止めろ!!!!!
河野太郎がオードリー・タンのモノマネを始めた行く末は間違いなくメテオフォール型開発であり日本の将来へ最悪の禍根を残すことになる。
パワーユーザーたる河野太郎デジタル担当相だけが今のところできることは旗振り役だろう。
「旗振り役なんて誰でも出来るじゃん?」なんて思うかも知れないが、やはり時代が進んでいく方向という概念はあり、せめてマシな方向へ進んで行って欲しいというのが人情であり、IT分野であればITを知る人がマシな方向を選んで欲しいではないか。
ITのことを全く知らんのであれば置き物であって欲しいが、大臣が何も言わないのもそれはそれで問題であり、だからこそ何か言わなきゃならないのだがITのことを全く知らんヤツが口走ったことに付き合わされる省庁やIT業界のことを考えてみろ、可哀想だろうが。
最後にオマケとして河野太郎およびデジタル庁の動きへ対して取るべきリアクション一覧を置いておくので参考にして欲しい。
オードリー・タンのモノマネをした | 徹底的に非難する |
非IT系人材を登用した | 非難気味に注視する |
IT系人材からレクチャーを受けた | 肯定気味に注視する |
金融系のWeb3を推進し始めた | 徹底的に非難する |
学術系のWeb 3.0を検討し始めた | 注視する |
マイナンバーの改良を検討した | 注視する |
マイナンバーと金融情報の紐付けを検討した | 非難気味に注視する |
マイナンバーに分散型ID(DIDs)の応用を検討した | 肯定気味に注視する |
国家行政発行資格証の統合を検討した | 肯定気味に注視する |
中央・地方の行政システムの統合を検討した | 非難気味に注視する |
オープンデータを拡大した | 肯定する |
議会システムの更新を検討し始めた | 肯定気味に注視する |
某話題の書籍を買って読みました。ひととおり読んだのですが、話題の1章を読みつつ取ったメモを、本が回収される前に置いておこうと思います。
ちなみに最初は電子書籍で読んだのですが、回収かもって話を聞いて紙も買いました。
以下にメモをそのままのっけるので、たぶん書籍と照らさないと意味不明だと思います。
・Web1は「1970年代から1980年代」というのが若干謎ではあるが、この本ではそういう定義だとおもって受け入れる余地はあるか。実際、列挙されているTCP/IP・SMTP・HTTPの最初のRFCは70~80年代
・HTTPはWebサイトの「構築」をするものではない(Webサイトのデータを取ってくるためのプロトコルである)
・TCP/IPの4層モデルとかOSI参照モデルとかを意識しているんだろうけれど、いまひとつWeb2とWeb3の対比ができていない。また、後段で「ブロックチェーンもプロトコル」と主張する割に、このLayersにも「Protocol Layer」が存在しており、いまいち言いたいことが伝わってこない
・Web2 Layersの雑さは見ての通り。「中間のレイヤー」としてなにを想定しているのかが気になるところ。「プラットフォーマーの上に載っている」という結論ありきで作られた図のように思える
・Web1の例としてHTML/CSSのWebサイトのことを提示しており、それはそれで正しいのだが、冒頭のWeb1は1980年代のプロトコル云々というところと整合しない。
・JavaやRubyはわかる C++もそりゃあたくさん使われてるわけだが、この並びで出てくるのはちょっと違和感。PHPとかは?
あとP2PはべつにWeb3独自ではない SkypeとかWinnyとか、クライアント・サーバではない仕組みは2000年代からいくらでもある
・このへんはあんま詳しくないのでよくわかんなかった そういえばログインIDにメールアドレスを使わせるようになったのってなんでなんでしょうね
・この書き方だとSNSログインすると情報収集できそうに読めるけど、SNSログインを介したからって即ログイン先の情報をプラットフォーマーが集められるわけではない
・ブラウザのとこはそうだね~っていう感じだったが、Firefoxがハブられてるのがかなしかった オープン云々のはなしをしたいならMozilla財団の果たした役割は相当に大きいと思うのだが、(この本に限らず)無視されてることが多い
・OSの部分は突っ込みどころがいっぱいあるしスクショがバズったのですでに突っ込まれている
・あくまで例示で出てきてるだけなので本質的なところではないし、よくあるまちがいではあるのだが、POPはどちらかというと「受信したメールを取ってくるため」のプロトコルと呼んだほうがいいと思う じぶんが使っているメールサーバ(というかMTA)までメールが届くのはあくまでSMTPが使われている 「プロトコルが一緒じゃないと~」という文脈で考えると、いったん向こうのMTAに到達しさえすれば、読み手がPOP3で受信しようがIMAP4で受信しようがどうでもいいわけで、例示としてあんまりうまくない
・唐突にICMPが出てきてびっくりした 重要であることはまちがいないのだが、あんまり「プロトコルの例」として出てくるとこはみないので
・後段で「Web3ではいろんなプロトコルがあるんですよ~」という話をするんだったら、ここでWeb3のプロトコルとしてBitcoinとEthereumしか出さないのはなんか話が通りにくいのではないか
はてブのホットエントリ(総合)で月内に数多く[あとで読む]タグを集めたエントリ
315あとで/2672users 零細企業買収して売却した話|reisaikigyou_ma|note
294あとで/2057users テクニカルライティングの基本 | Naohiro Nakata | SpeakerDeck
277あとで/2169users プログラマの心の健康 | 結城浩
257あとで/1306users GitHubの使い方を学ぶ「GitHub Skills」が無料公開。GitHubを実際に操作してMarkdown、Pages、Pull Requests、マージのコンフリクト解消などを体験 | Publickey
210あとで/1421users 総務省、きょうから「社会人のためのデータサイエンス入門」を無料開講 | Ledge.ai
206あとで/1271users 商用利用OKの音素材、600種以上無料公開 バトルの攻撃音も……「Springin’ Sound Stock」 | ITMedia
204あとで/1565users 「自分を愛するってどうしたらいいの?」──宇多田ヒカルの思考を辿るインタビュー、全文公開。 | VOGUE
189あとで/1536users 商用利用無料、国内のフリーイラスト素材の総まとめ | coliss
165あとで/1222users 著作権フリー素材がスゴすぎ…広重や夢二も全部無料 国立国会図書館の試みに「工作心がムズムズ」「活用しない手はない」|まいどなニュース
163あとで/1070users わずか数年で400億円も売り上げを伸ばしたカインズ ホームセンターのDXで、まず「顧客戦略」に着手した理由 | 株式会社メンバーズ | logmi
161あとで/1092users わかりやすいシステム構成図の書き方 - Qiita
158あとで/952users 大人の学びパターン・ランゲージ(略称まなパタ):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
152あとで/974users Webデザインの有料学習サイトが無料化 IllustratorやPhotoshop入門などが見放題 | ITMedia
145あとで/1638users 最近Amazonプライムで観た面白かったけど胸糞悪くて二度と観たくない邦画5選 - kansou
144あとで/704users 書籍「達人が教えるWebパフォーマンスチューニング」はチューニングの考え方を教えてくれる良本 - Gマイナー志向
144あとで/1072users ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか | COURRiER
138あとで/1513users 【ウマすぎ注意報】料理研究家・リュウジさん考案「無限冷やしそうめん」がガチでラーメンより美味かった! | マイナビニュース
133あとで/673users 東京大学深層学習(Deep Learning基礎講座2022)深層学習と自然言語処理 | Hitomi Yanaka | SpeakerDeck
129あとで/980users ドキュメントに固執せよ - gfnweb
128あとで/846users 世界中のITエンジニアが悩まされている原因不明でテストが失敗する「フレイキーテスト」問題。対策の最新動向をJenkins作者の川口氏が解説(前編)。DevOps Days Tokyo 2022 | Publickey
127あとで/1632users 結城浩 on Twitter: "質問(簡単に教えてもらおうとする相手にイライラするようになった) あなたのおっしゃる「質問されるとイライラする感じ」はよく理解できますし、同じように感じる人はたいへん多いと思います。(続く) #結城浩に聞いてみよう… https://t.co/CKZMzVzHPN"
126あとで/622users コードを書いていてマネジメントもやるようになっちゃった人へ 背中で語っていた僕が、プロダクトとピープルに向き合うまで | 海老原昂輔 | logmi
124あとで/1032users 「女性同士のマウンティング」に関する研究論文が興味深くView数が少ないのがもったいないレベル 具体的なエピソードもなかなかすごい | Togetter
123あとで/1046users 戦略系コンサルタントがオススメする本(不定期更新)|とあるコンサルタント|note
122あとで/885users たった256文字のJavaScriptコードで描かれた街の風景アニメがスゴ過ぎて訳がわからない/解説ページを見てもわからないorz【やじうまの杜】 | 窓の杜
117あとで/924users 私は数学がなぜ苦手なのか?高校生が分析してあみ出した勉強法が効果抜群だった|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア
115あとで/701users 「ゲーム制作するなら、これだけは覚えておいたほうがいい」 プログラミングする上で重要な「対数」の考え方 | 安原祐二 | logmi
112あとで/879users 【初心者向け】iPhone3Dスキャンパーフェクトガイド|iwama|note
111あとで/524users 次世代Web通信プロトコル「HTTP/3」がついに標準化 ~有志による無償解説本が話題に/PDF形式の電子書籍がGitHubで公開中! 今後も更新される模様【やじうまの杜】 | 窓の杜
はっきり言って全くのデタラメなので信用しない方がいい
ぶっちゃけその手の育成は自分の会社のルールを押し付けてるだけであって社会通念上の育成とはほど遠い
外部の研修メニューを選んできているように見えても結局はグループ会社とか退職再雇用とかそういう人ばかり
おまけに選んでるのはその会社の人事部だから如実に企業文化が反映される
まぁそれでもまだ外部の研修を入れているのはマシな方で
「2年前まで営業やってました」「去年製造部から異動してきました」とかの育成素人が研修を作ってる
それなりに本でも読んだのか、それっぽい感じにはしてるんだけど
良くあるのが「我が社の改革案をブレストして資料にまとめて発表」とかいうゴミ研修
参加させられてる社員はクソどうでも良い部長レベルの話を聞かされるし
部長も忙しいのにアホみたいな研修に参加させられて「我が社の改革案」みたいなのを聞かされる
「そうか!社内教育頑張ってるな!」
「日本企業は社内で育成してる!」
みたいなノリも多い
そもそもPCの中身がなんなのか分かってないしOSの役割がなんなのかも分からんしHTTPがどういう思想で通信してるか分かってないのに
とりあえずAWSの研修だけ受けさせてポチポチしたらそれっぽいのができるような人材だけ作って育成した気になってる
結局は表面的にAWSを使えるようになってるだけなのでAWS側の仕様が変わったり新しいのが出てきたら全然使えない
じゃぁそういう高度な育成をやってくれるのはどこか?っていうと、そりゃ大学ですよ
それなりの大学で計算機科学でも勉強したらそれなりに教えてくれる
企業側は大学でこういう専門性をちゃんと教えているってことを無視して「地頭の良さ」「やる気や熱意」「人当たりの良さ」とかを採用基準にしてる
凄いことに育成やってるのも採用やってるのも同じ人事部っていうね
自分たちが育成出来てないということに目を瞑って採用は素材の良さを求めるとかとち狂ってる
結局刺身に出来ないから丸ごと焼いて食べてる、みたいなことを平気でやってる
まぁそんな感じで日本の企業は主に人事部がゴミだから社員を育てているようで全く育たないので
dockerでubuntu:20.04でchromeDriverにchromium-browserとか入れればいいんだろ?
誰か「chromium-browser? それなら apt-get install lsb-release libappindicator3-1 の次に
wget https://dl.goo略/_amd64.deb して dpkg でインスコや」
ってか、これじゃchromeDriverが動かない。chromium-browser も無いし、インスコ出来てなくない?
別の誰か「ちゃうちゃう、apt-get install chromium-browser がシンプルでええやん」
まあ、そうやろな。インスコしとくれ。
ターミナル「色々DLしとるが、どっかの https://archve.略/foobar で Bad Request が返ってきたでw」
何やそれ・・1回くらい自動でリトライしてくれていいんやない?自分でリトライしたら通ったで。
しかしこれも動かない。
別の誰か「apt-get install default-jre いるみたいやで。ドキュメントどこにも書かれてないけど」
何やそれ?なんでJREが出てくるの。
まあJRE入れれば、確かにchromedriverの出すエラーは変わった。
「chromium-browserのプロセスが居なくなったし、クラッシュしたんじゃね?」と。
何やそれ。。。
chromium-browser --version をやってみると
ターミナル「snap install chromium でsnap版入れてくれw」
まあよく知らんが、やったるか。snap install chromium っと
ターミナル「あかん、http://localhost/v2/snaps/chromium に繋げられんのやがw」
なんでlocalhostに繋げようとしてんの。
いまだにLinuxくんと仲良くできない。
追記。
なるほど、Ubuntu 20.04 からはsnappyに移行しとるんだと。しかしWSL2ではsystemdが動いてないんでsnapdも動いてない。だからアカン。
わいが仲良くできていないのは、LinuxくんではなくWSL2くんと言うべきなのか?
次のツイートにブクマが集まっていたが、論点が整理されていないようなので、主にCookieの出自について記述する。
cookieは命名で失敗し「魔術的な」技術と勘違いされてる。実際はすごくシンプル。①サーバがSet-CookieヘッダでIDを通知する、②クライアントは以降CookieヘッダにそのIDを設定する、③それによりサーバはクライアントを区別できるようになる。ただそれだけ。もったいぶってる説明はほぼ間違ってる。
Cookieという単語に「魔術的な」意味など元々なかったし、本来単なるデータストアである(ゆえにセッションIDも格納できる)。元ツイートの主張はおかしいし、元ツイートが腐しているspeakerdeckの内容はそんなに間違っていない。
結論として、元ツイが「現在のCookie」の話しかしていないから論点がずれている。歴史的なCookieの在り方はデータストアだった。また、現在でも一部でデータストア的に使用されている
なるほどね。それでは1つずつ見ていこう。
現在にフォーカスを当てれば、Cookieは「基本的にセッションIDを格納する場所」と説明すれば良いが(Slideもそう書いてるよ?)、元々はデータストアである。元ツイは歴史的ファクトと現代的実装のスタンダードを混同しているように感じる。2022年に「Cookieっていうのはー、ユーザ名とか個人情報を保存しておける便利なデータストアだよ」っていうと単なるやべー奴だが、1997年から2000年ごろまでは普通にそういった実装がなされていた。性善説の時代だったのである。
「嘘だろ」と言われそうなので、1997年のRFC2109を引用する
https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc2109
POST /acme/shipping HTTP/1.1 Cookie: $Version="1"; Customer="WILE_E_COYOTE"; $Path="/acme"; Part_Number="Rocket_Launcher_0001"; $Path="/acme" [form data]
普通にユーザー名とか買い物かごの中身をCookieに保存している。今この実装をする奴はヤベーが、1997年はそういう時代だったのである。
Cookie: $Version="1"; session_id="1234"; session_id="1111"; $Domain=".cracker.edu"
セッションIDの例もあるが、なんと数字4桁である。今こんなことをしたら確実に徳丸本の角で頭を殴られる。当時のインターネットがいかに性善説の上に成り立っていたか分かるだろう。
この主張も誤りである。例えばja.wikipedia.orgでは、アカウント名や利用者のおおよその住所などをCookieに仕込んでいる。セキュリティ的にザルだと思うなら、ぜひ直接殴り合って欲しい。
元ツイではMagic Cookieを「魔術的なクッキー」と解釈している(なんでも魔法のようにできる多機能な……って感じ?)ようだが、ここでいうMagicとは魔術のことではないだろう。Magic NumberとかMagic WordのMagic(利用者が理解していなくても有効なもの)と考えた方が意味が通る。これはMagic Cookieの語源となったfotune cookieの語義に通じるところもある。
fortune cookieとは。文字が書かれた紙片を封入した焼き菓子である。HTTP Cookieはクライアント・サーバとも内容について問わない(紙片に何を書いてもいい)し、捨てても無視しても構わない(食べなくても割らなくても良い)ためにこの名前がついたのだろう。任意の情報をラップしたものというメタファーとして適切に思えるし、Magicという形容詞も適切であると考える。
1つあたり容量が4kBしかないのも可愛らしい。クッキーでいいんじゃないか。逆に何だったら良かったのか。
そんなに間違ったことは書いていない気がするが……。現在ほとんど使われない技術が書いてあったとして、それが何……?とはなる。Slideはaxiosの使い方を示してるだけだし、2年前の記事に対して「情報が古い」ってツッコミも微妙ではある。
結局何に怒って何を否定しているのかよく分からなかった。SunのX端末を使っていたということなので、最近の事情しか知らないというわけでもなさそうなのだが。
ツリーを眺めているとあまり期待はできなさそうだが、元ツイの人はもう少し丁寧な議論をして欲しいところだ。