2022-12-05

ChatGPTとペアプロしてみた

http リクエストを50回実行するシェルスクリプトワンライナーサンプルを表示してほしい。またリクエスト後にhttp レスポンスコードをチェックし500番台だったら実行停止してエラーメッセージを表示するようにしてください。」

ChatGPTにたいして上記命令からはじめて、10分くらいの作業時間動作テストしつつ自然言語チャットのやりとりでバグを取りつつ非同期実行などの追加仕様を加えてGo言語リプレイスして出来上がったコードがこれです。

https://pastebin.com/uZAK9Qfd

自分コードほとんど書いてませんが数行程度の手直しはしました。

注:このコードは結局500番台で全Goルーチン生成抑止/実行停止するわけではないので非同期実行化した際の仕様バグがまだ混入してますが、まあとりあえず動作します。またGoルーチンを無作為に大量生成してしまうのでこれを抑止するような機能もあった方が良いでしょう。このレベル仕様バグを解消するには非同期実行時の正しい動作定義した上であらためて作業した方が手っ取り早そうですがこの文書目的から外れる作業だし、めんどくさいので放置することにしました。コマンドライン引数周りの細かなバグについても同様です。

【所感】

ChatGPTは平気で嘘つくしドメインナレッジにまだ乏しいし、この例だと例えばsyncパッケージ使わない的な単純なバグも平気でしこんでくるのでまだ信用できないやつですが、嘘やバグを見抜ける程度の普通技術者監督するなら現時点の水準でも作業量を大幅に削減できるしオーバーテクノロジー感があります特に小さくて雑なアプリケーションを書いて手法実証するようなプロトタイピングフェーズなら現時点の技術水準でも大いに役立つでしょう。

我々ITエンジニアは今後10年くらいのスパンで言うならば課題設定能力ドメインナレッジの注入、コードレビューの力量とQAの力量、そして役立つアプリケーションが本当に役立つかを実証する能力ビジネス的?)が問われるようになってくのでしょう。そして最終的には目的の設定と評価フィードバックループを回し続ける現在プロダクトマネージャーのようなスキルセットに移行する事になるのでしょう。

逆に言うとAI人間の協業作業環境の構築を怠ると、淘汰されることになると思うのでこの分野は要注目だと思います

  • 未来、来てるな。 求められるスキルが変わり、評価基準が変わり、開発効率が変わり、単価が変わっていくんだろうか。

    • > 評価基準が変わり、開発効率が変わり、単価が変わっていくんだろうか。 実際にChatGPTとペアプロしてみると, 現在〜近未来において上記は間違いなく変わるだろうなという感触を得...

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