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はてなキーワード: 混ぜ書きとは

2022-12-12

ロリコンオタクのせいで日本人ネットから排除されていた

はてな村村長の語りに便乗して昔話しちゃおうかな

結構多くのWEBサーバアクセス制限で.co.jp .ne.jp .jpがdeny設定されていたって話である

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/kanose/status/1601270223386324992

 

2005年までの個人サイト自宅サーバブーム

個人ネット利用で大きな転換点は2005年くらいで、例えばブログのはしりはてなダイアリーサービス開始は2003年アルファブロガー選考開始は2004年youtubeサービスインが2005年だが、これらの特徴は「アカウントをとって企業WEBサービスを利用する」という、今では当たり前の方法だ。

だがこの以前にはそういう方式のものは少なく、ISPや借りたレンタルサーバ自分コンテンツアップロードして構築するというのが主流だった。

これは内部的にはLINUXサーバ制限アカウントを貰ってユーザーディレクトリの/WWWファイルを置くという事やね。

から最初のうちは個人サイトURLは「http://www.yourisp.co.jp/~aybabtu」って感じだった。~はUNIXユーザーホームディレクトリを示すのね。やがてバーチャルドメイン対応するサーバ会社が増えてhttp://www.aybabtu.rentarusabaa.comみたいな今では当たり前のURLになったんだが、最初バーチャルドメイン設定は有料だった。

MS Officeには「パブリッシュ」ボタンがあってそれを押すと編集してるファイル群の構造のまま指定したサーバFTPファイル送るみたいな機能もあった。(だがこれはShift-JISでUpするというクソ仕様で後に読めなくなるのだった)

httpの頭のHTはハイパーテキストで、参照箇所にはリンクが設定できて参照元ジャンプ(これも死語だ)できる電子文書なわけで、まさに公開はパブシュッシュ=出版なわけだ。今もサブスクリプション新聞雑誌定期購読というのはこの建付けが残ってるからだ。

 

ISPWEBレンサバにはユーザー権限多寡で違いがあって、ユーザに実行権限付与してperlなどのインタープリタを構築しておくと、テキストであってもファイル先頭にインタープリタへのパスを書いておくとそれが実行され、標準出力httpで返す。これがCGIで、ISP供与で多いHTMLファイルの公開だけの権限制限されたサーバに不満な層は「CGI実行可」のレンサバ屋に移っていった。

但しプログラムであるから、いい加減に書いてループ参照とか起こすとサーバCPUメモリを喰いつくしサーバダウンを惹き起こす。だからISP供与のでは実行権限を与えなかったわけだ。逆に言えばISPが必ずホームページ公開スぺースを供与するのに個人向けレンサバが成り立ったのは何故?と言えばCGIの実行が出来たからだ。

故にWindowsしか使わない人には難しい上級者向けだったのだが、これを優しいチュートリアル簡単設定出来るようにしてユーザーを増やして会社を大きくしたのがpaperboy&co.の家入一真氏なわけだ。はてな創業者近藤淳也氏と並ぶ個性的アントレプレナーと謂われた。その後堀江などと共にインターネッ党を作って都知事選に出て箸にも棒にもな結果になったのは黒歴史なので触れないで上げてください。特に堀江野菜でいじられるよりも傷つくので偉そうに政治の話してる時に「インターネッ党」とボソっというのは残酷な事なので止めてあげて欲しい。お願いします。

また、CGIでの使用言語perlが圧倒的で、perlで書いた掲示板スクリプトを配布するサイト趣味プログラマが星の数ほどいた。

こういう訳で初期のWEBで動的ページ=perlであってJcode.pmを開発した小飼弾氏は魔術師扱いされて崇拝されており、ブログブームが来ると圧倒的な人気を誇った。

今では多言語普通に扱えるのが当たり前だが、マルチバイト文字の扱いというのは難しく、文字コードがそれぞれ違うのがそれに輪をかけていた。例えば今でも日本語Windows上でフランス語中国語ファイル名は作れないだろう。また、最初からかなりの期間、Twitterでは日本語検索が出来なかった。youtubeでも日本語投稿できなかった期間は長い。

子飼氏はperl日本語使用できるようにするライブラリUNICODE対応にしてWEB普遍的日本語が使えるようにしたものだ。

ただ、HTLMと実行文を混ぜ書きできるPHPがver.4になるとデータベース連携が強化されていてデフォルトSQL文発行関数実装されており、perlCGIは廃れていってしまう。

 

またISPより高い自由度を求めて自宅にサーバを立ててそれを公開するという者も現れた。

はてなサーバデータセンターに置いてはいものの、筐体は町工場設計図を持ち込んでステンレスの1U筐体を自前で作っていたし、Pixivギガバイトシステムボードを使って自作した多数のサーバエレクター上に置いてむき出し運用してしていたので、自宅サーバ組の延長にあったのだな、実は。

アップローダ

 

こういう中で画像を公開する、動画を公開するというのはなかなか大変だった。

間内で見るという分にはファイルを置けばいいだけだが、問題になったのが「2ch晒し」であった。これは悪意を持って2chURLを貼るのだけじゃなくて、単にURLを書くというのも含まれた。

というのも2chURLが書かれるとアクセスが集中して大抵はサーバダウンしてしまう。すると他の契約者のサイトもページも見れなくなってしまう。

例えばヒーロー戦記主題歌みたいな社歌buzzった日本ブレイク工業サイトは重すぎて何週間も閲覧出来なくなった。社歌動画ファイルを置いていたためだ。

こういうサーバダウンは契約者の責任ではないがホスティング会社も許してはくれない。契約解除、つまり出ていけか、法人契約への変更かを迫られる。転送制限なしと言っていても実際に転送過多になると干すティングになるわけだ。

から2chは悪意の塊の他にサーバーダウンとサーバからの追い出しを惹き起こすので蛇蝎のように嫌われていた。2ch晒し→その時点でサイトを閉じてしまう人も多く居た。

 

するとこれを逆手に取ってアップローダあぷろだ)を自作サーバ運用してアフィリエイト収入を上げる者が現れてくる。

ただこれは著作権違反ファイルが上げられて訴えられる事もあるからそのリスク低減のためと転送制限の為にファイル容量に制限が設けられていた。

 

すると大きなファイルを共有したい連中はこれでは満足できない。

そこで目を付けたのが海外アップローダ運用しているサーバだ。運用動機日本アップローダと変わらない。だがファイルの大きさの制限が緩かった。

そこでそういう海外アップローダ違法性が高いファイルの共有に使われるようになった。やってたのは2chダウンロード板と半角板がメインだ。

 

ようやくロリの話

だがこれは運営には迷惑な話で、日本人は英語広告なんてクリックしない。しか商品販路が無いので日本からアクセス報酬は支払われない。つまり金を落とさず転送量だけ上がるのだ。しか海外では転送量従量課金は多かった。

 

更に問題なのがロリ画像アップロードされることだ。2次元ロリでも規制があるのに実写ロリは完全アウトだ。実写ロリが発覚した場合サーバ管理者は必ず逮捕される。マグショット新聞掲載されTVで晒され、釈放後も幼児被害者性犯罪者なのでGPSロガ装着が義務付けられ住所は共有される。二度と部屋を借りる事は出来ずに一生トレーラーハウスキャンピングカーを買って橋の下生活となる。

こんな実写ロリ画像動画アップロードする奴が居たのである

 

そこで管理者としては日本からアクセスが増えたのを確認した時点で遮断するしかない。一生を棒に振る可能性を回避するためだ。

圧倒的によく使われるWEBサーバapacheでは.htaccessというシステムファイル記述してアクセス制限を掛ける事が出来る。ここで国別IPアドレス指定するのはちょっと難しいのでdeny from co.jp deny from ne.jpという風に書くとドメインco.jpne.jpからアクセスを全部弾くことができる。

この時にディレクトリ指定を「/」にするとそのサーバの全てが弾かれて403エラーが出てしまう。しかバーチャルドメインも同じなので思わぬところで403エラーが出る事もある。

そういう訳であちこち海外サーバ日本からアクセス拒否されていた。全て2chダウンロード板と半角板のやつらのせいである。

自分アメリカ田舎新聞社のトップページ403を食らったことがあるから嫌われ方は相当なものだと思う。「やるべき.htaccessの基本設定」みたいなのに書かれて共有されたのかも知れない。

 

因みにダウンロード板と半角板は2ch名物厨房板だったのに、今見たら無くなってるのな。諸行無常だ。

 

AYBABTU

2005年サービスインしたYoutubeだが、翌年にGoogleに買収されたもの最初は元paypal社員らが作ったベンチャーだった。

だが最初著作権違反コンテンツばかりであって、自作ビデオというのは少なかった。

特に酷かったのがまた日本人で、最初10制限がなかったのをいいことにアニメの全話丸上げみたいなのが大量にされており、当事者アニオタ達も「ここまでやったら閉鎖されるだろ!」と諫めるほどだった。

そんな中で2006年6月Youtubeが数日間の大メンテナンス突入し、画面には「All your video are belong to us」というブロークン英語が書かれていて騒ぎになった事があった。

これの元ネタは「All your base are belong to us」で、古いセガゲーム英語版で出てきたセリフだ。深刻な場面で突然めちゃくちゃな英語をいう。このおかしさでFLASHが作られたりとミーム化していたものだ。

しか日本ゲーム結構あちこちバカ英語を作ってて、engrishとかjanglishとか言われてネタにされていた。日本で言えばアヤシイ中国製品の日本語を愛でるような感じだ。

そこでYoutubeあんメッセージを出したので、日本ネット民は身に覚えがありすぎて「アニオタのせいだろ!また排除されるだろ」と責任なすり合いと相なったのだった。

因みにその後も日本人の利用が制限とかは無かったので誤解だったのだが、海外アップローダ見つけては403の焼き畑とかロリ画像問題とかがあって、その後のアニメフル全話という流れだったので過剰反応をしたのであった。

 

以上、ロリ403の話でありました。

2019-01-08

宝くじと当せんと

宝クジのウェブサイト見てたらさ

徹底して『宝くじ』『当せん』って混ぜ書きされてるのね

籤はともかく当選ぐらい漢字でいいだろって思ったらさ

この『当せん』ってクジに当たること、すなわち『当籤』なんですよね

ネット検索してみると、公式ページとかみずほ銀行とかではきちんと『当せん番号』になってて

どっかのゴロツキが作ったようなクソサイトだと『当選番号』になってます

これが教養ということです

 
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