はてなキーワード: 日本証券業協会とは
スパムメールに騙されて、スパム文面(下記参照)の「振込入金の詳細については、SMBCダイレクトでご確認いただけます。」のURLリンクを踏んでしまいました。
だけど、それは謂わばスパム側による囮の様なURLで、三井住友銀行のドメインだったので、幸運にも今回は難を逃れることができました。
今回のスパム側の主な目的は、メール受診者(スパム被害者)がHTML形式でメールを確認して、また、メールの内容を信頼して「ご確認」のURLリンク「ttps://www.shuhmsドットcom」(詐欺サイト)をクリックすることだと思われます。
私は普段から平文形式でメールを確認するので、(実際の被害を受けるという意味では)今回難を逃れたけど、普段からHTML形式でメールを確認していたり、情報弱者や高齢者だったら騙されやすいだろうと感じます。
ポイントは、「ご確認」のリンク先が「ttps://www.shuhmsドットcom」になっていた他、「振込入金の詳細については、SMBCダイレクトでご確認いただけます。」の次の行のURLの/kojin以下の文字列がオリジナルと違うことです。
それ以外、題名、送信元、メール内容についてオリジナルに擬態しています。
普段からスパムメールに注意していますが、スパムの擬態が高度化して、情報弱者が騙されやするなる閾値を超えたと感じたので、警鐘の意味を込めて書いておきます。
【スパムメール】
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Subject: 【三井住友銀行】振込入金失敗のお知らせ
Date: Thu, 9 Mar 2023 **:**:** +0800
From: 三井住友銀行 <SMBC_service@dn.smbc.co.jp>
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Date: Sat, 25 Feb 2023 **:**:** +0900
From: 三井住友銀行 <SMBC_service@dn.smbc.co.jp>
Reply-To: SMBC.Auto.reply@ar.smbc.co.jp
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三井住友銀行より、ご指定口座への振込入金失敗についてお知らせします。
振込入金の詳細については、SMBCダイレクトでご確認いただけます。
ttps://www.smbc.co.jp/kojin/app/smbcapp.html?aff=dirct_mlODM1902001(←kojin以下の文字列がオリジナルと違う)
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※振込依頼人から振込の「取消」「変更」「組戻」があった場合等、お知らせした明細と実際の手続が異なる場合があ
ります。
※本メールは、お客さまお届けのメールアドレスへお送りしています(本メールの再送依頼は受け付けておりません)
。
偽のメール等で誘導された当行を装う偽サイトに、お客さまの口座情報やワンタイムパスワード等を入力すると、不正
> ttps://www.smbc.co.jp/kojin/special/stop_phishing_crime/
「三井住友銀行」名でお送りするメールには、携帯キャリアのメールアドレス宛を除き全て電子署名を付けています。
> ttps://www.smbc.co.jp/security/smime/
閲覧しているサイトが当行の正当なサイトかどうかを、電子証明書により確認いただけます。
> ttps://qa.smbc.co.jp/faq/show/297?site_domain=default
本メールに対するメールでのご返信・お問い合わせはお受けしておりません。メールの内容に身に覚えがない場合や、
サービス等についてくわしく知りたい場合は、当行ホームページをご覧いただくか、以下より電話番号を確認の上、お
問い合わせください。
> ttps://www.smbc.co.jp/contact_list.html
> ttps://direct.smbc.co.jp/aib/aibgsjsw5001.jsp?sc=081
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先日「銀行業務検定試験 投資信託2級」なる試験に合格しました。
この試験、あんまりにもマイナーなのか(受験者が全国で500人くらいしかいない)、受験した人をインターネットで全く見かけません。
せっかく合格したので、私が増田に受験記をしたためようと思います。
こんな試験を受けてるくらいなので、金融機関に勤めてます。この試験は「役席者・専担者」が対象らしいのですが、実際はそんなに偉くないので、かなり背伸びして受けています。私はいわゆる普通のセールスではないのですが、販売実務にかかわる機会はある(外務員登録が必要な程度にはかかわっています)ので、いちおう業界の端くれにはいるって感じです。
銀行員の知識を測定する試験です。法務とか税務とか財務とかいろいろ種類があり、それぞれの種類が2級~4級まで分かれています(3段階になっていない試験種も多い)。
法務3級とか財務3級とかは新卒行員が研修の一環として受けさせられるのですが、業界以外にはさっぱり通用しない資格でもあります。純然たる民間資格のため、持っていないとできない業務も別に存在しません。
実際のところ、業務に役に立つか立たないかで言えば3割くらいは役に立つと思うのですが、この3割の中には他の資格と被る範囲も多いので、銀行業務検定でなければならない理由があるのかは謎です。
もともと趣味が資格取得だったのと、暇なときによその銀行の投信のページを眺めているのが好きだったという2点に尽きます。
投信2級はあんまりにもマイナーゆえ、とくに受けるよう会社から言われたこともありません。
銀行業務検定といえばマーク式の印象持つ方も多いと思いますが、投信2級は大問10問すべて記述式、かつ必答です。
出題分野は8~9割固定されており、例年大問1問だけ新傾向の問題(直近の制度変更に関するものなど)が出題されます。
(今年は二重課税調整にヤマはってたのですが、実際に聞かれた新傾向問題はiDeCoでした)
とはいうものの、固定されているのは分野だけで、微妙に方向性の異なる聞き方をしてくるケースも多いです。
あんまり数えてないのですが、おそらく30時間くらいじゃないでしょうか。会社から受けろと言われているのではない限り(投信2級を受けろって言う会社がどれだけあるのか謎ですが)そんなに時間かけてもしょうがないと思います。
公式の過去問題集があります。前述の通り、出題分野はほぼ固定のため、過去問を回すのが最大にしてほぼ唯一の試験対策です。採点所感として減点されるポイントが書いてあるので、自己採点に不都合はありません(所感はわりと辛辣に書かれているので怖いな~ってなります)。受験者がほぼ金融機関行職員だからか、それを前提に解説や所感も書かれているため、そこは注意点かもしれません。
日本証券業協会が出している冊子で、本来は証券外務員試験のための教本です。立ち位置としては運転免許の更新の時にもらう教本に近いです(ずっと重いですが)。「必携」とはいうものの、べつに携える義務があるものではなく、携えている人を見たことはありません。
証券外務員試験の勉強に使うにはやや不親切ですが、投信2級にはそこそこ役に立ちました。債券のこまごまとした用語とか、販売規制に関するこまごまとした点とか、細かい点を確認するのにある程度有効です。ググって出てくる情報は適当だったり古かったりする可能性がありますが、外務員必携は毎年改訂ですし、なにより日証協が直々につくっているという信用度があるので、意外と頼れます。
出やすく、かつ引っかかりやすいポイントだけでも重点的に過去問回すのが大事です。出やすいとこで、重みおいて勉強していた出題分野は私だとこのあたりでした。
もっとも、成績通知見たうえで振り返ってみると財務(PERやROE計算させてくる問題)とか解約価額計算とかの大問でも落としていたっぽいので、舐めずに計算問題は一通りさらっておくのが丸いと思います。
正直落ちたかなと思ってたらボーダーで合格していたという程度なので、投信2級が求めるレベルに自分が達していたのかというとかなり微妙です。
また、投信2級の勉強通じていろいろ新たに知った点は多いですが、それゆえ有益とはいいがたいです。というのも、(勉強したことないのでわからないですけど)おそらくここで問われている内容って証券アナリストみたいな他資格でも要求されることだと思うんですよね。また、上で書いたように難しいことを聞かれることもありますが、しょせん販売会社側の、それも販売するセクションからの視点の資格ですから、投信2級がカバーしていない部分も多々あります(たとえばほふりの話なんかは全く問われません)。
そう考えると、会社から取得を要求されているわけでもない限り、あまり勉強にコスト割く資格ではやっぱりないよな、というのが正直なところです。
とはいえ内容自体は面白いと感じる人にとっては面白いと思うので、運用報告書を読むのが趣味の方なんかは受験を検討されてはどうでしょうか。