はてなキーワード: 逃げ恥とは
マジメに解説すると
「逃げ恥」設定使った星野源とガッキーはドラマの2次創作なのでグレーゾーン
結婚した星野源とガッキーの結婚生活妄想だとナマモノになるので限りなくアウト
星野源を綾野剛がレイプする奴は、自分が知ってる範囲でもしあるとしても「MIU404」の2次創作内の関係性
俳優としての星野源を綾野剛がレイプしちゃうとナマモノになるので限りなくアウト
星野源と綾野剛はドラマのキャラなのか、芸能人本人なのかは区別していこうね!
マジメな話、俳優としての綾野剛は別に星野源をレイプする必要なくない
男でも女でもより取り見取りなのに、なんで40のおじさんレイプするの…。
皮肉としては面白いけど、そういう皮肉をぶつけるドラマでもないだろうし、
「今起こってることをテーマにするのが逃げ恥」ってニュースじゃないんだから、
ttps://www.crank-in.net/interview/84333/1
そうやってプロデュースという制作側に色々詰め込まれて原作の良さが壊れるとかあると思うし、
最近だと劇場版のSTAND BY ME ドラえもん 2が不評だったりとか、
というか、落ち込んでるときに頑張れってあんまり意味がない気がするんだよね
仮にコロナで落ち込んでてガンバレ人類を言うのはうつ病と同じで逆効果というか、
コロナと関係ないものとか、サバンナの動物をナレーションなしで観てるとか、
そういう方が落ち着くと思うんだよね
なんとなくだけど、こういう自分の神経を逆なでするようなサブタイトルとか、
バブルから氷河期近辺のフジテレビって漢字がするんだけど、ドラえもんのもそうだし、
まあテレビ観ないしどうでもいいけど、
なんだお前ドラマで散々ガッキーとイチャイチャしてた思ったら結婚
でもガッキーってさバラエティに出ても歯に着せぬ態度っていうのかな、透明感があるっていうのかな?他の女優にはないオーラまとってるのよ
昔偶然なんだけど遠目だけど撮影現場でガッキーを生で見ることが出来たんだけどさ
もうね凄いのよ今まで見てきた女性は何だったのってぐらい浮いてるのよ え?誰か照明当ててる?ってぐらい輝いてたのよ
そんなん一回見たら忘れられないよ
なんにせよ俺の中ではガッキーがずーっと心、思い出に焼き付いていた
おま、お前それがだよ?いや分かってたよこういう日がくるのでもさ違うじゃん
そんなドラマで大成功した主演二人がそのまま結婚ってそれこそドラマじゃん
それがさ星野源ってお前お前テレビで見るたびに俺はどういう表情してみればいいんだよ絶対番組変えちゃうよ
俺の中で番組変える芸能人第一位坂上忍だったけど今日この日をもって星野源お前がぶっちぎりの第一位だよ
あーもうまじふざけんな色んな暗いニュースある中でこれは明るいニュースとして報道されるんだろうけど俺の中では断トツに暗いニュースだわ
そしたら就職活動までにある程度大きくなってるじゃない?
校医さんもいるしさあ
<追記>
母子ともにリスクが最も少なく、かつ就職前に最も手のかかる乳児の育成が終わる。
そもそも就職っていうのが23歳で男女平等に、ってのがおかしい。
女性は女性の幸せがあるんだから28歳とかに引き上げるべきだろ。
そんときまでに2人でも作っときゃいい。これでキャリアも子育ても両立でみんなハッピー。
なあにが男女平等雇用機会均等法だよ。ていのいい人権無視だろ。アホか。
<追記2>
男性なんでこれまで女性の社会進出と出産育児の両立、ってことにあまり興味がなかった。
結婚出産育児は一大事で、かつ政治からは社会進出しろと迫られている。
こりゃ大変だと。
なのでバイオロジカルな性差に立脚した女性の権利を最大化しつつ、
ソーシャルには平等で公平に才能が発揮できる世界が理想だと思う。
たとえば、原則として28歳までは出産育児をフルサポートする社会にする。
助成金の引き上げや、企業・学校内育児施設の拡充など、やれることはたくさんある。
28歳以降はそうしたサポートは受けられない。
となると出生率は爆上げになるだろう。
税金の青色申告を100倍にしたようなもので、申請すればオトクだし、
申請しなければそれはそれでいいけど後がつらいよ、みたいなもんだろうか。
しかし出生率の向上と早婚・早産によるデメリットが、女性の教育水準の低下
女性がその教育の権利を行使できるようになったのは、つい最近なのである。
なので28歳以下への出産サポートという政策においては、おもに
反論として、「吸収することの多い大学生の間に育児をしたら留学などができない」
といった意見が散見されるが、それは結局「遊びたいから」という言い回しを変えただけである。
結局若いころに遊んでしまったがために、男に捨てられたり相手を決めきれなかったり、
その後の60年なりをフェミとして匿名ダイアリーにぶちまける人生になる。
一方で、出産育児という大イベントを若いうちに早めにすませれば、
バイオロジカルな幸福を担保しつつ、ソーシャルなキャリアは28歳から本格的に開始し、
女性としても人間としても成長し幸福な人生を送ることができる。
企業としても子持ちであればセクハラ問題もなくなり平等な視点で採用できる。
いろんな企業を見てきたが、とくに東京に多いのだが、パワハラ気質な企業は、
新卒の女性を秘書や小娘のように扱う。これに個人的に不満を覚えていた。
もし初期の子育てをすませた女性であれば、そうした問題は避けられるはずである。
匿名ダイアリーを見ていると、本当に女性にとって結婚生活とは一大事なのだと知った。
そして多くのトラブルは、出産育児の負担(とその過去の記憶)からきている。
女性は「男性に選ばれなかった」というだけで精神が破たんするという仮説を立ててみた。
https://togetter.com/li/1691663
この婚活物語に感動した、っていう書き込みを今日かいたのだけど、
「結婚は差別である」っていうことを異常に熱心に書き込んでくるおばさんがいて驚いた。
しかし、おそらく彼女にとっては本当に「私自身を差別してくる社会的概念」であるのだろう。
「ああ、高齢になるまで結婚できなかったか、もしくはひどい終わり方をしたんだな」
ということが一発でわかってしまった。文章の感じから、50代、下手すると60代以上だろう。
男性だったら島耕作のように独身をポリシーとして人生を愉しむオプションがある。
しかし、女性で一度たりとも男性に選ばれなかった、というのは、
いかに仕事が充実していても、心の片隅で自分に欠陥を感じてしまうだろう。
「逃げ恥」という少女漫画でそんな設定の叔母が出てきた気がする。
自分も嫁が少し気にする人(いわゆるツイフェミとかはかなり嫌ってるけど、スタンスとしてはフェミニストに近い)なんで分かるよ。
子供時代にちょっとエッチなシーンがあると家族で見るときに気まずくなるみたいな心境と近いところあるよね。
自分自身は差別や偏見はよくないよねと思う一方で古い作品とかは時代背景もあって仕方ないだろという気持ちもあり、板挟みっていうかな。自分自身の心が狭くなってんじゃねーのかなって不安になるときがある。
それとは別に正月の逃げ恥は「多様性」を皮肉のように強調していて逆に見ていて夫婦共々キツかった。あれはあれで安心して見れなかったし、何がいいんだろうな。センシティブ話題はもうネットでお腹いっぱいだからテレビくらい全部忘れて観てえよなあ。
以下、『夫婦関係のこと・いろんな意見を聞いてみたい』を記事A、『「自分は平気だから」という理由で家事をせず妻にも強制しないタイプの夫』を記事Bとする。
「まったくしない」は問題だが、「片方が多いか少ないか」というのは程度問題にすぎない、というところで意見が違ってくると推測される。
つまりAとBは必ずしも対称的な内容ではないという点に留意する必要がある。
A ameshonyan そんなに家事してもらいたければ家事好きな人と再婚すれば?としか言えないな。30年そうやって生きてきた人はもう変えられない。
「自分は家事をしないタイプであるがそれは仕方ない」として一貫している。
A atahara 妻さんは増田よりも自由に使える時間が多いようだけど、家事をしてない子供もいないとなると、普段は何をしてる?増田には妻さんの得意不得意は見えているのかな。納得いかないのは妻さんができる筈という事だよね。
B atahara 分かりみ。
Aについては「妻にも得意不得意があるから仕方ない」と諭しているのか「できるはずだから相談してやらせよう」と提案しているのか意図が分かりにくい。
Bでは素直に妻に賛同しているが、ダブルスタンダードとまでは言えないと思われる。
A ayumun 当番制にしては。
B ayumun 慣れるまでレベルが下がるのを諦めて、1回完全シフト制にした方が良いんじゃないすかね。一通り全部出来れば片方倒れても何とかなるし。
A baronhorse それ60年の不作というやつだわ
Aでは素直に妻を批判しているが、Bでは「仮に妻が専業主婦なら話は変わってくるだろう」という示唆をしている。
どちらも女性を批判する意図が感じられるが、ダブルスタンダードとまでは言えない。
A camellow 重い物を力の強い方が持つことはアリじゃん。時間、筋力、精神的余力その他モロモロを勘案して総合的に強い方がやると諦める。もしくは増田が与えられる愛の形と思う事にする。
B camellow これが怖くてルームシェアとかできなかった。トイレも風呂も掃除しなくていいという人と一緒になったらこちらが負けるの目に見えてるから。相手の意も汲む姿勢のある人とじゃないと共同生活はできない。
「出来る側がやるしかない」「そういうものだと諦めるしかない」として一貫している。
A cloverstudioceo すげー共感する。もう諦めるしかない、期待するとイライラするだけなので、もう完全に期待しないで、さっさと自分でやる。結局そんな時間かからないし、イライラするより消費エネルギーは少ない。
A daichirata 合う合わないってつまりはこういう所だよなぁと
B daichirata 同居ってそんなピュアな物でもないので、お金でも家事でも良いけど相応の何らかしらを提供し合えないと上手くいかないよね結局
A ed_v3 すごいストレス溜まりそう。そんなんで一生持つのかな。子供いないんだったら気軽に離婚してみたらいいんじゃないかな。若気の至りで結婚しちゃうケースって多いしもっと皆気軽に離婚すれば良いと思ってる。
「結婚は面倒だ」「結婚にこだわるべきではない」として一貫している。
A esbee とりあえず一緒に逃げ恥のドラマ全話みればええんとちゃう?だいたい増田の課題は網羅してたと思うよ……
B esbee うちもそうなんだよなー。男って、子ども産まれたら逆に家庭に興味を失わせる因子があるんだと思う。そのほうが遺伝子広げられるから。それを理性でなんとかするのが現代人なんだろうけど……
Aでは解決手段を提示しており、Bでは謎の疑似科学的仮説を披露している。
「家事をやらない側はそういうものだから仕方ない」「家事をやる側が何とかするしかない」という点で一貫している気もする。
A fossilcat 「気になった方がやる」このルールで家事の大半は自分が担当してる。細かい性格なので諦めてる。。。
B fossilcat これが我が家は逆に妻がそう。夫婦の片側が家事しない系の話が定期的にバズるけど、毎回旦那が叩かれてて頭にくる。主語と目的語がでかすぎる。
Aでは「家事をやる方が多く担当するのは仕方ない」と諦めを見せつつBでは「夫ばかり家事をしないと叩かれるのは理不尽だ」と不満を表明しており、整合性が取れている。
A fourddoor もうゴミ捨て含む掃除は完全に増田担当にして、平日の夕食は妻に作ってもらったら?休日の食事は気が向いた方が作るor外食で。同じ業務を分担するより、それぐらいざっくり分けちゃった方がいいよ
B fourddoor この人の言う通りこの人が悪いと思う。何も言わなくても自分で気付いて自分で痛い目に遭ってくれってそりゃ無理よ。目的を見失っている。子供のために最低限この状態を保とう、それに協力して欲しい、でしょ
Aでは必ずしも「均等な分担」を目指さない解決策を模索しており、Bでも現実的な解決策を考えない妻側を批判していて、一貫している。
A grisella 小さな違和感や不満をそのままにせず話し合っていくことは面倒だけど大切。もう無理ってなった時に「気づかなかった/大したことないと思ってた」と言われるのは本当にやるせない。お互い不幸。
B grisella 老後、家事やってた人が衰えて準ゴミ屋敷化する家は結構ある。何故か何もしてなかった方が先に弱ることが多い。無自覚に快適さを享受してきたせいで変化に適応できないのだろうか。急に認知症が進んだりする事も。
AとBとで別々の話をしているが、ダブルスタンダードとは言えない。
A GROOVY 奥さん自分の分しかやらないの?子どももこの先恵まれなかったら、別れてもそんなに生活変わらなそうなんだけど、ちゃんと話し合いしたほうがいいと思うけどなぁ。
B GROOVY うちも夫婦でこのタイプ。でどっちかがたまにうおー!てなって掃除する。私はパートなのでやらねばならぬことは私がやってるけど、最低限。怒られないから楽。子供も適当にやってくれる、楽
Aでは話し合いによる解決を提案している。Bでは自分語りをしているだけで特に記事内容には触れていない。ダブルスタンダードとは言えない。
ダブルスタンダードとまでは言えないが、「子どもできたら変わるよ」にまったく説得力がない。
A honeningen これ実は気持ちの問題で、分担を公平にするよりも感謝を伝え合えるようにするのが必要という気がする。そのへんトップコメのババーン形式はめちゃめちゃスマートで良いと思う。
B honeningen 実は分担の問題というより気持ちの問題が大きいと思うので、前に似たような話題であがってたババーンシステムが最高の解決策と思うんだよな。 https://b.hatena.ne.jp/entry/4697035196527633314/comment/diabah_blue
まったく同じことを言っており一貫している。
A htnmyb 見える化する方向なら、魔法の家事ノートがおすすめ。https://conote.info/archives/3130 アプリもあるよ。でも、まず分担を考えるより、自分が苦にならない家事量を決めておく方が楽かもしれない。
B htnmyb 家事というか、テーブルにゴミ放置、脱いだ服を床に放置、使ったものを元に戻さないとか、そういうのが地味にダメージなんだよな。位置とか決めてもなかなかうまくいかない。習慣なので都度言うしかない。
AとBで話の焦点が微妙に違っているが、ダブルスタンダードとは言えない。
A ipinkcat 夫婦間のコミュニケーションはとれてるの?増田の文章を読んでるとあんまりできてない気がするけど。一度腹を割って話し合いしなきゃダメじゃない?夫婦間で不満を溜めるのは良くないよ。
B ipinkcat 「自分は平気だから」って言う旦那の親御さん、父親が家事一切しない人で母親が家事育児を一人で抱えて部屋の掃除もままならない家庭だったりして。
「分担の度合い」の問題については相談を勧め、「家事をまったくしない」ことに対しては批判している、ということで理解はできる。
夫に妙なレッテルを貼っているあたり、妻側に肩入れしている印象はあるが、ダブルスタンダードとまでは言えない。
A jinjin442 コメントにもあったけど、ウチも同時にやるというのをやっている。掃除だけなので全部を賄えるわけではないけど、平等感は結構担保できると思ってる。それと共働きのときは掃除は外注、飯もよくテイクアウトしてた。
B jinjin442 自分は平気だけど、君が気になるならやるよ。となってるケースもいっぱいあるだろうけど、残念ながらそれには初期教育が必要。だってセンサーが搭載されてないんだから、そこはいじってやらないと。
AとBで話の焦点が微妙に違っているが、ダブルスタンダードとは言えない。
A Jinmen 役割分担のバランスを取るって考えはしんどくなるだけな気がする。うちもだいぶ不平等
B Jinmen 自分は相当散らかってても気にならない方だけど、妻がもっとひどくて、低いところで水準が一致してるからなんとかなってる感ある
「あまり几帳面にやらないほうがいい」という話で一貫している。
A kerokimu 洗濯は週2で掃除は週1私。 ゴミ捨て買い物は一緒に。料理は相手、時間が合えば手伝う。めんどかったら外食。金書類関係相手。 ちょっと汚くても気にしない伴侶に育ちましたごめん。
「あまり几帳面にやらないほうがいい」という話で一貫している。
A kkzy9 お互いが自分でやろうとするから、分担で揉めたことない
B kkzy9 そういう相手を選ばなければいいだけだと思うよ
「私たち夫婦はどっちも家事をやるタイプだから最高だ」という話で一貫している。
A lady_joker 諦めて自分でやったほうがいい。他人を変えようとするのは完全な徒労に終わるので、そんなバカなことをやるヒマがあったら「褒めて」とねだって甘えるのが吉。それができないならもう関係終わってるよ
B lady_joker どうすればいいって、夫を労って感謝して優しくして話を聞いてもらうのを待つか、諦めるしかないのでは。他人を変えるのは100%無理ということくらい前提になってほしい
「諦めろ、他人を変えようとするのは無理だ」という話で一貫している。
A makimakiJP よくそんな感じで8年もやってるな。。「一生我慢するor話し合う」だから私は話す方を選択した。家事が得意な方が何十年もかけて相手を育てるという意識でやろう。うちは結婚10年だいぶ育ってきたがまだまだ先は長い
Bでは自分の意見を述べていないので、ダブルスタンダードかどうかは言えない。
masanoT 正社員めざしてもらったほうがいいんでない?
masanoT そういう父を持ってた自分としては、母には受容せず戦ってほしかった。そんな女性像を刷り込まれたら結婚や将来に希望を持てない。まあ、一緒に家事育児やってくれる人が見つかったんで結婚してみたんだけども
Aでは正面から戦わずに別方向から解決することを提案しているのに対し、Bでは「戦ってほしかった」と言っており、ややダブスタ感がある。
ただし「分担の割合の問題」と「まったく分担してくれない問題」の違いで吸収できる程度の差異かもしれない。
A Miroc 整頓されてない、汚れている、散らかっているという状態に普通の精神状態の人間はストレスを感じる。平気だと言ってるやつ、お前は障害者か病人だからな?子供生まれたらマジで命に関わる問題になる。増田離婚しろ
B Miroc 断言するけど、散らかってても平気なのは発達障害か病気のサインだから、すぐに病院に相談した方がいい。健常者は散らかっている状態に危険を感じ、ストレスを覚える。自分も平気だと思ってる人、早く受診して
「家事をしない人間は異常だ」という主張で一貫している。精神的に問題を抱えてそう。
miyauchi_it うーん、生活に求めるクオリティが増田と配偶者さんの間で噛み合ってない感がある。いきなり自分のレベルに合わせてもらうのは難しいので、ひとつづつ解決することを目標に、嫌味にならない程度に声がけしてみては。
miyauchi_it うちはどっちもズボラなのでどんどん部屋が汚くなっていく。2週間に1回床を掃除したらまだいい方。コロナ禍で人を家に呼ばなくなって余計にひどくなった。
「うちはどっちもズボラだから噛み合ってます」という話で一貫している。
A moandsa 家事やってくれないの俺困ってるんだけど、が言えないなら厳しい夫婦関係に陥ってそう。
B moandsa 開き直ってるだけだよ
Aでは家事をやる側に相談を推奨しつつ、Bでは家事をやらない側に「開き直り」というレッテルを貼っている。
どちらの場合も男性側に厳しい印象はあるが、ダブルスタンダードとまでは言えない。
A mukudori69 なんかこれ逃げ恥の最終話でやってたやつでは…この間のスペシャルではざっくり分担しつつ気づいたところはやったら自分から報告&お礼でやってた
B mukudori69 あーツイでこの話題があったからこの釣りっぽい増田書かれたのかな? https://anond.hatelabo.jp/20210203235546
逃げ恥二人目。Bでは自分の意見を述べていないので、ダブルスタンダードかどうかは言えない。
A n_231 “相手がどういう考えなのかをそのまま聞くように” の結果はどこ行ったんだよ。「タスクしたいけどモチベーションが上がらなくて困ってる」ならマネジメントしてあげればいいし、「そのタスク不要じゃん?」なら略
AとBで話の焦点が微妙に違っているが、ダブルスタンダードとは言えない。
A natu3kan 家事って、こだわりが強い人の方から率先的にやった方がいいんだよな。気にならない人って、汚くなっても全く気にならなくて、小まめに家事する必要性が理解できないし、几帳面な人には汚いは強いストレスなんだけど
B natu3kan 日本は家事に求める要求が高い面もある。共働きが当たり前の国だと惣菜や安い外食で済ませたり、金持ちならお手伝い雇って済ませてたりする。気にする方が動くしかないし、話し合いで互いにどこまで妥協できるか。
「気にするほうがやるしかない」で一貫している。
A nenesan0102 不妊治療っておそろしく心身に負荷がかかるから、奥さんつらいんじゃないのかなぁ。
B nenesan0102 togetterの方の米欄とはてなのブコメの違いがかなり開きがあるなぁ。ゴミ屋敷で育った人のエッセイ漫画があるけど、汚い部屋だと子供がアレルギー疾患とかになっちゃうから注意がいる。
「子どもの有無」が焦点となっており、ダブルスタンダードとは言えない。
north_god 家事のクオリティをどちらが拘るか問題で夫の方ができると面倒そうだなあと漠然としたイメージある。逆側の立場から言うと、要件項目より各タスクの目標値がわからなくて闇雲に頑張る宣言してもまず続かないかな
north_god 自分もそのタイプで汚れてて何で気にならないの?とよく怒られるんで、役に立たない主観的なトリガーよりこれ放っておくと後で喧嘩になりそうだな予測で対応してる
A nowww 夫婦のルールなんて他人に聞いても意味がない。夫婦で話し合う以外に解決する方法はない。 うちの場合は、得意なことをやる。苦手なのもは押し付ける。二人が苦手なものは一緒にやる。
Aでは「話し合うしかない」と言っていて、Bでは「離婚するか我慢するかしかない」と言っている。ダブスタというか、矛盾してる印象は強い。
A oktnzm こういうのは結婚前のパワーバランスがずっと尾を引いている。嫁さんが結婚してあげたとかセックスさせてやってるとか考えるうちは変わらんでしょ。他でもない嫁さんの意見を聞いてみたらいいんじゃない?w
AとBで話の焦点が違っている。ダブルスタンダードとは言えない。
A peccho 生活、金銭、体力、どれかに余裕がないから得とか損とか感じてしまう。余裕があれば、自分が洗い物してる間に妻がコーヒー飲んでたら「ふふふ、妻にコーヒー飲ませてやったぜ」と満足感を味わえる。
「俺はちゃんとやってる夫だから、ちゃんとやってない夫に当たりが強いよ」で一貫している感じはする。
A rirukarinka とりあえずその各種タスクをやめられない自分を自覚してはどうだろうか…。
B rirukarinka 最初から我慢比べに負けてるんだったら諦めるしかないよ。外注や便利家電の使用に文句言われるなら運用で解決するしかないけど、それでもやらないのは非合理的だし割安だが無料ではないのはアピールしていきたい
Aの方がちょっと何を言ってるのか分からないので、ダブルスタンダードかどうか判断できない。
A saiyu99sp そもそも異なる人間なのだから、自分と同じことを求めるのは間違い。増田が感じていることは自分を基準にしたもの。その基準は自分の中で勝手に作った幻でしかないよ。細かい対策は他のブコメの通り。
ふわふわした話だなあ。
続き。
15歳のとき、ベル・フックスの「フェミニズムはみんなのもの―情熱の政治学」を読み、それが私のバイブルになった。そこに書いてあったフェミニズムの説明を読んだだけで、それが世界を変えるとわかった。地元の図書館にかろうじてあったフェミニズム書籍コーナーに潜り込むや否や、 牟田一恵や田嶋陽子の世界に浸りこんだ。私が進学先の大学を選んだ理由は、その時すでにTwitterで名を馳せていた北村紗衣先生が教鞭をとっていたからだし、ジェンダー論の授業があるからだった。大学を出て最初についた仕事では社内セクハラの撲滅に従事し、プライベートでもTwitterや消費者運動を通じて、男女差別と戦ってきた。ほぼ十年、このために使った時間は知れない。
何が言いたいかというと、フェミニストを名乗れる人間がいるとしたらそれは自分だということ。九州の田舎で育った孤独なティーンエイジャーにとって、フェミニストの冒険譚を読むのは震えんばかりの興奮だったし、目を見開かされる思いだった。周囲にこんな人は見た事がなかったけれど、ネットを通して自分と似たような人が他にいるとわかって希望が生まれた。大学に通い始めてからは、フェミニストでいることにひねくれたプライドをもつ人を他にも何人か発見した。けれどそれはまだ珍しかったし、社会の主流な考え方からはすっかり外れていた。だから、なぜせっかくそれなりの企業に就職した自分が、社内恋愛の末の寿退社ではなく、男受けの悪い反セクハラ活動に血道を上げているのか、誰も本当にはわかっていなかったし、私はフェミニストだと言うと、ほとんどの人が眉をしかめた。月日を経て、私は同じ志を持つ仲間の輪を少しずつ広げた。職場、教育、そしてマンガアニメなどの趣味の世界。それぞれの世界で活動する私たちを、フェミニズムが互いに引き寄せた。そんな仲間の助けがあったから生き延びる事が出来た。けれど仲間を探すのは難しかった。私たちはまだ、社会の中で傍流だったのだ。
でもこの十年、状況は様変わりした。映画やドラマはフェミニズムに則って制作されるのが当たり前になった。アナ雪や逃げ恥を通じフェミニズムは恥ずかしがらずに誰もが楽しめるものになった。
そして、たぶん一番重要なのは、今やフェミニストはカネを、そして権力や地位をも持っているということだろう。世界で一番大きな、そして一番勢い良く成長している企業は女性に配慮し、女性を雇っている。日本の大企業や省庁も女性差別をやめ敬意を示すようになった。強い女性はかっこいい。私たちは勝ったのだ。
そして、そこに問題がある。私たちは未だに自分達が反乱軍かのように振る舞っているけれど、今やフェミニズムは帝国だ。十年前までは私たちはおおむね正しく、批判は的外れで間違っていた。だから他人に耳を貸さない私たちの習性は深く根付いている。それどころか、フェミニストに向けられた批判をスクラムを組んでやりかえすのが絆を深めるためのちょっとしあ儀式になってすらいる。今までは誰かの批判を攻撃するのも、かつては大したことではなかった。一握りのフェミニズムに親和的な人以外にそうした論考が読まれる事はなったからだ。そんな内なる声も、今や大きな問題になっている。フェミニストが本当の権力を振りかざしているからだ。キズナアイやラブライブのポスターへの攻撃、宇崎ちゃんのポスターにまつわる献血ボイコットは、フェミニストの私にとって恥ずべき出来事だった。けれど恐ろしいのは、その暴力的な振る舞いが、フェミニスト界隈に常在する何かと同じ感じがすることだ。それでいいという空気があることだ。ただ驚くしかない。その空気はあっという間に、誰かが大切に育ててきた営みを、無造作に叩き潰すほどに膨張した。ファミリーマートのような主流の大企業ですら、私たちの突きつけた理不尽な圧力に巻き込まれている。今や私たちは、「自分を反乱軍だと思い込んでる帝国軍」なのだ。
だから「日本は未だ後進的な男性社会で、私たちフェミニストはそれに反抗するレジスタンスであり、いつの日か勝利するだろう」みたいな、フェミニスト界隈の通奏低音はすごく違う感じがする。たしかに私たち女性は、かつては家父長制にいじめられたり、大企業に無視されたりしていた。でもそれは、私たちにカネも力も無かった頃の話だ。今や私たちには権力があり、日本の資本主義社会は私たちを標的にするのではなく仲間とみなすのにやぶさかでない。20年前の男性社会は私たちをお茶くみや家庭に押し込めようとしていたけれど、今や私たちが仕事に学術に家庭に多くの選択肢を持つ一方で、文句も言わずに黙々と経済的な後ろ盾になってくれている。
フェミニズムの愛すべき要素の一つに、共感や連帯を大切にするという価値観がある。誰かが泣いている時、証拠や事実検証は、大抵役に立たない。いの一番に、「私もあなたのために怒りたい」と表明し、それを実行しなければ社会は変わらないのだと、痛い目に遭いながら学んできた。これはフェミニズム界隈を通底するルールだ。誰かが被害を表明すれば、ただちに飛んでいって守り合う。客観的なデータに基づく結論は、提示するのに時間がかかるし決まって歯切れが悪い。だからスピードと攻撃力が高い「お前は差別主義者だ。私は傷ついた」と言い切る思い切りが習慣になる。
なのに、フェミニストが自分たちの共感の埒外にある人々へ示す冷酷さには、思わず目を丸くしてしまう。知りうるほとんど全てのフェミニストが、自分より年収の低い男性や、性的魅力に乏しくオタク文化に逃げている(と見なしている)男性を嘲笑し、あるいはそういった言説を窘めもしない。逆に高学歴、高収入な男性や、容姿に優れるなど性的魅力が豊富なタイプは、あらゆるレトリックを用いて養護し、倫理的なお墨付きを与える。収入、学歴、容姿。共感で駆動するフェミニズムは、これら男性のステータスに対してどこまでもプリミティブな接し方をする界隈だ。フェミニズムが世間を席巻し、プレイヤーの絶対数が増えるにつれ状況は悪くなっている。
解決策を知っているというつもりはない。けれどどこかで何かが間違っていると意識することはできる。現に私より若い世代では、女性たちの間ですらフェミニズムへの忌避感が広がっていると感じている。しかし私たち現役フェミニストは、フェミニズムを忌避する女性に対してどんな態度をとってきただろう?ここで口にするのも憚られる、卑劣な言葉を投げつけては、仲間内での連帯を高めてきたのではないか?こう想像するのはおかしな事だろうか――この深く根付いたクソっぷりが、若い世代を遠ざけているのでは?
あたりを見回すと、私たちが育ててきたフェミニズムが、自由への革命から威圧的な権力へと姿を変えたのがわかる。私たちは確かに素晴らしいものを生み出した。けれど私たちは不注意で、普通の人々を傷つけないための安全策を怠った。私たちは不注意で、未来のフェミニストたる多くの若者たちを成長の各段階で追い出してしまった。私たちは不注意で、世界をアップデートしたとき失うものがある人を気にかけなかった。いい目を見る人のことをだけを考えていた。(だいたい自分達のような人々だ。)
古い世代の連中より高潔でありたいと、いつも願っていた。けれど蓋を開けてみれば、力不足ゆえに無害なだけだった。体に染み付いた被害者意識は、私たちがいじめ行為に至る際の非道な言い訳と成り果てた。
だから言いたい。フェミニズムは終わりにしよう。フェミニズムは素晴らしいことを色々してきたけれど、今のフェミニズムは歪んだ復讐心と暴力衝動に駆り立てられる怪物だ。まともな答えは、これを終わらせてもっと良い何かを作り出すことしかない。
もっと良い何かとはどんなものだろう?私たちが攻撃したラブライブには希望を感じる。私たちが巻き込むのに失敗した若い世代の女性をはじめから取り込んでいるからだ。どんな未来が来るにせよ、私たちは良き人物になることを重視する必要がある。今までよりずっと。
弱さへの憎悪と、強いものへの阿諛追従は終わらせなければいけない。これはフェミニズムとあまりにくっつきすぎている。だからこの星からフェミニズムを消し去るしか、確かな方法はないと思う。
とても楽しみにしていた分、失望が大きかった。
一言でまとめると自分が期待していた原作の逃げ恥の雰囲気とドラマの内容が合ってなかったということに尽きる。
ただの原作厨の感想をここに供養しておく。
前半はよかったが後半で一気に面白くないドラマになってしまったと思う。
夫婦2人で育休を取得しているのにも関わらず、みくりのキャリアについて描写がなかったことに違和感があった。
2020年4月に保育園に初めて預け始める人達は、預けることに対して少なからず葛藤があったはず。キャリア、生活費、コロナにかかるかもしれない不安等を色々と考えた結果として、預ける、もしくは育休を延長して保育園に預けないという選択をした人が大勢いたはずだろう。
原作だと0歳児クラスに入れる想定で二人は動いていたのでドラマだと言及されていなかったが、ぎりぎり預けることは可能な月齢だったと思う。
この葛藤の過程が一切描かれなかったことにがっかりした。これまでの逃げ恥であれば、様々な社会問題に直面したときに迷いつつも彼らなりの答えを出す過程が好きだった。
保育園に入れる月齢ではなかったとしても、今後の生活や働き方について夫婦で話し合うシーンが欲しかった。姓を選択するシーンでもしっかりと話し合っていた二人が、平匡さんの疎開しましょうの一言で疎開を選ぶとは思えなかった。
平匡がコロナの社会情勢を知るキッカケになるのが会社からの電話なのはありえない。
社会問題について敏感であると思われる津崎夫婦が、2月中旬になるまでコロナについて何も情報を得ていないわけがない。
コロナパートの導入部から既に自分の中のモヤモヤ度はマックスだった。
平匡がみくりの実家にPCを届けるシーンでは感染の危険を冒してまで同僚に車を出してもらっているのを見て結局自分さえよければいいのかとも思ってしまった。
育休を結局取れなかったモヤモヤについてはハフポストの方が記事を書いてくれていたので割愛。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/nigehaji_jp_5ff5702bc5b665581f669018
何度も言わせないでください
正直お呼びじゃあないんですよ
それを何ですか、オタクくんたちは
神木?逃げ恥?格付け?たかがそんなことで我々の意見を侵犯するな!!
お前らのお気持ちで私たちの声が届かなかったら国が崩壊するんですよ!!!
ネットをやるんじゃねーですよ
今大変なことになってるのを全部無視してお前らは楽観視して
ここは遊び場じゃないし趣味を呟くところでもない
オタクくんたちは2ちゃんやふたばで隠れてシコシコやってなさい
そうしないと日本は腐ります、もう取り返しのつかない未来が来ています
いいですね!!!!
数日前に、はてブで反出生主義について書かれた記事が話題になっていた(有料部分は読んでいないが)。
人間が生まれることは本当に良いことなのだろうか。昔からよく考える。むしろ、何一つ自分の思い通りにならなかった昔の方がよく考えていたかもしれない。
小学校低学年の頃、週刊ストーリーランドという番組があって(この番組は途中で打ち切りになっちゃったみたいなので、年齢がバレてしまうが)、読者からストーリーを募ってアニメ化するという趣旨のもので、私はとても面白いと思って観ていた。
占い師のおばあさんの超怖い話など、インパクトがあるものが多かったので記憶に残っている人も多いのではないだろうか。
この番組で私が特に印象に残っているのは、神様が世界中の人に同時に語りかけ、願い事を叶えてあげる、ただし叶えるのは1番願った人が多いもの1つだけね、と告げることから始まるお話だ。願いは1つだけだから、多数決でどんな願いにするか決め、皆でそれを願おうということになった。当然もめにもめまくるし暴動が起きるしで大変だったが、なんとか最後は心を一つにしてお願い事をしてハッピーエンド。と思いきや、実は神様は世界中の「人」ではなく「生き物」に語りかけていて(人間は自分たちだけに語りかけられていると思っていた)、人間以外の動物たちの共通の願いはただ1つだったので、世界中から人間だけいなくなったというオチだった。
コロナウイルスの蔓延っぷりを見ていると、鬱々としつつも、ずっと昔に流行したスペイン風邪とかペストの時代の人々の心境と今きっとシンクロしているんだなぁと妙に感慨深くなったり、自分がパニック映画のモブキャラであるような気持ちになったりする。そして、イッヌとかネッコにも感染るようではあるが、死にまくっているのは人間ばかりのようなので、上記の週刊ストーリーランドの人類粛清のお話を思い出したりした。
日本でちょっと前に人気を博した韓国のインフルエンサーのホン・ヨンギさんという女性がいる。彼女は、中3くらいからモデルとして活動を始め、高校生から服のECサイトを経営してめちゃくちゃに稼いだ。一見すると、ファッション好きな可愛くて商才のある女の子のサクセスストーリーだ。しかし実は、これまでの活動は彼女のお父さんの借金(約3億円)を返すために始めたことだった。返しても返しても利息分にしかならない。彼女が自分の出産・育児のために借金の返済が滞ったときがあり、子供の100日祝いの場に取り立てが押しかけてきたという(多分闇金だと思う)。その後も取り立ては続いた。これまで長きにわたって実家と新しい家族の2家族分を彼女が支えてきたが、もう精神的に限界で、肩の荷をおろしたいとインスタに綴っていたという。
彼女は子供の頃本当に貧乏だったらしい。サイズの合っていない靴を履き、中学校に入学しても小1の時のカバンを使うしかなかった。家庭の事情でなんども引っ越すのが嫌だった。それが、モデルの仕事を始めて注目されるようになって、サイズの合う靴を履けるようになるかと思うと嬉しかったらしい。
こういうクズな親の話はよく耳にするので、その度に、やはり産まれることが良いとは手放しに思えなくなる。
私は、どんな子も、色々あったとしても、数年単位で積分した場合になんとかプラスになるような人生であってほしいと心から思う。でも、この社会ではそれは難しい。恵まれた者とそうでない者の落差が大きすぎるのだ。上にいればいるほど、底に近い場所のことは暗くてよく見えない。底に近ければ近いほど、上の方は眩しくて、手を伸ばしても空を切るばかりだ。そんな社会で、子供を作ろうと思える人はどのくらいいるのだろうか。その結果が出生率の減少に現れているのではないか。
落差について考えたとき、映画「パラサイト」のことが頭に浮かぶ。とても緻密で素晴らしい映画だったが、かなりショッキングな重苦しいテーマを扱った作品であることから、数日間は精神的に浮上できなかった。
映画の最後の方で、半地下のお父さんが咄嗟にしてしまった行動の理由が、私にはわかった。人間としての尊厳を粉々に破壊されて、でも破壊した相手は自分を「同じ」人間だとは(一切の悪意なく)思っていなくて、それがわかっていてもどうしようもなくてああするしかなかったのだと思った。
映画を観た後に、一緒に観に行った知人と感想を言い合っているとき、彼女が「あ、それそういう意味だったんだ!」と驚いていた。彼女は、地方都市出身だけど私と違って都心部に近いところで一人っ子として溺愛されて育ち、色々な習い事をして東京のそこそこ偏差値の高い私立大学を出た人だ。映画も本も音楽も好きで教養がある人だ。そのような人が、あのシーンの意味がわからなかったというのは結構衝撃的で、というのは多分だけど解釈不足ではなく想像が及ばなかったからだと思うからだ。そんな風に惨めな思いをしたことがないから。
私の一人暮らしの家にはテレビがなく、「逃げるは恥だが役に立つ」の新春スペシャルはTVerで観た。けど、途中で観るのをやめてしまった。前回のドラマも途中で観るのをやめて、その時は二人の恋愛模様が何だか気持ち悪くなってしまったという理由だったが、今回は、現実の社会問題をこれでもかとふんだんに詰め込んでおきながら、登場人物の設定は全部ファンタジーというちぐはぐさがあり、何だこれは?となってしまったからだ。ツイッターでは、恵まれた人の恵まれた物語、「持てる人」しか出てこない、などの声がある一方で、感動した!すごく良かった!という声もあった。
学生時代、研究者の人が昨今の就職難について嘆いていて、公募受ける時だけ女になりたいなと冗談めかして言っていた。最初、言っている意味がわからなかったのでどうしてか聞いたら、女性枠があるからだという。私はふいに怒りを覚えたが、ぐっと堪えた。
結局のところ、皆自分より下の階層については鈍感であるか、鈍感であろうとしているのだろう。私がパラサイトを観てショックを受けたのも、いつも自分が一番不幸だと思っていたのに、自分より下の見えなかった分断を突きつけられたからだと思う。アフリカの恵まれない子供達、肋骨が浮き出てお腹が膨れて上半身裸の彼らのことを知っているのに、普段は頭の片隅に追いやって考えないようにしている。私たち全員が、今より高いところとの間にある分断を見ていて、眩しくてつらい気持ちになるのに精一杯でいる。人生は不幸なことばかりで、自分より恵まれている人を憎んでいるのだ。その一方で、自分より下の分断も見たくない。
こんな気持ちを抱えてずっと生きていくのはつらい。