はてなキーワード: 茶の間とは
若手俳優厨をやめたいと何度も何度も繰り返し言ってきた私が、とうとう降りようとしている。
10代の頃は、推しぴのオタク(ハート)と名乗り、同じ公演に何回も入ることも、地方へ遠征することも凄いと言われ調子に乗っていた。
何故こんなに入るのかと聞かれたら板の上に立つ推しが好きだからと常に答えていた。
セリフが冒頭のシーンしかない時でも、総合的に出演するのが10分くらいでも、死ぬほどつまらない舞台でも、私の推しが一番上手いと思っていたし、回数を重ねるごとに本当に上手くなっていく姿を見るのが好きだったから何度も足を運んだ。
カテコで誰よりも深いお辞儀をして笑顔で去っていく推しを見る度に何十万もつぎ込んだ甲斐があったと思っていた。
でもいつしかそれが変わっていった。
ひょんなことから入待ち出待ちをするようになり、公演内容より入と出で彼に会うことのためにチケットを買っていた。
初めはよそよそしかったものの、名前も顔も覚えてくれて、容姿の変化に気付いて褒めてくれたこともあった。
公式では言えないことも沢山教えてくれたし、推しの愚痴だって聞いて一緒に悩んだりもした。
誘われて一緒に帰ったり、出待ちしなきゃ出来ないことが沢山ありすぎて、私は一生出待ちを辞めれないと思ったし、この人から降りれないとも思った。
今は良い面を書いてるから出待ちっていいんだと勘違いする子もいるだろうが、実際はこんなにキラキラした世界ではない。
出待ちした分公式での構い方が変わるし、向こうは絶対来てくれると思っているから、感謝の言葉は少なくなるし、言葉だって砕けてはくるというが、少し乱暴になる。
町の対応をしたくない時には、冷たい態度を取られるのでそこは空気を読んで話しかけないようにしなきゃいけないし、今日は話しかけられなかったとか、冷たかったとかもうそんなことで落ち込んでられなかった。
次第に出待ちのオタクが増えれば、新規の方が大事にされ、蔑ろにされる。
私にとっては高い貢物だって、彼からしたら底辺なものなのか反応は少なくなるし、ほかのオタクより高額なものをあげないといけないのかとプレッシャーにもなる。
気付けば社会人になり、平日公演に入れない事も増えた。私はいないのに他のオタクが待ってると聞けば心は不安になるし、会わない期間が長いと忘れられてるのではないかと心配にもなる。
可愛い子がいれば出待ちしてても公式で構ってもらえるのだと見せつけられ、その差を見て死ぬほどつらくなることもある。
抜け駆けした子がいい思いをし、今まで話した内容も自分だけに話してくれたわけじゃないんだと気付いてひどく落ち込んだ。
所謂ガチ恋とかリア子なのではないかと悩んだ時期もあったが、そういう時に限って彼女と歩いてるところを何度も目撃し、自分は俳優をしてる彼が好きなんだと思いながら彼を待ったこともあった。
彼を応援して9年待って7年。
いつしか結婚適齢期オタクになった私は1人取り残されていった。
周りは彼氏を作り結婚し子供を作り、そんな中私は貯金もせず、もう若手と呼べないアラサーの俳優に貢物を贈り何時間も彼を待ち10代の子たちと何かを張り合っている。
リアルには目を向けないで彼だけを見てきたから、何も思わなかったのに、あるイベントで私は夢から覚めてしまった。
最前にいた私を見て位置を確認した後、一切見向きもせずファンサもしなかった。
してもらえるだろうと思っていたからこそ何故という疑問が浮かびイベントも楽しめないまま終盤を迎えた。茶の間や町勢関係なく自分のオタクを探して手を振っていたのに、彼は私に見向きもせずステージから去っていった。
今まで出待ちしてるからファンサをもらえないと思っていたし、一年に数回程くれるファンサで十分だと思っていたのに、ここぞとばかり出待ちに対応していたのに私だけされなかった。
だから思った、
あ、なんだオキラだったのか、と。
いつの間にかファンだった私はオタクになり出待ちをするクズオタに成り下がり最期はオキラという地位にたどり着いた。
覚えてもらってカテコで見つけたよって言われただけで舞い上がったし、自分のファンだという認識のされ方に優越感を感じていた。
次第にファンが増え、対応が周りと変わらないことに気付き、それでも特別が欲しいと思い追っかけていたのに、自分の中いる彼と実際の彼とのズレが生じ、解釈違いを起こしていた。
無視される理由がわからなかったし、出待ちで聞く勇気もなかった。
ただ私の脳裏に焼き付いているのは見下すような視線を向けた彼の顔だけだった。
ファンサが無いことなど今に始まった事ではないが、オタクを辞めどきか続けるべきかと悩んでいた私にとっては夢から醒める良いきっかけになった。
今私が彼に対していくらお金を使っても、高額なプレゼントをしてもこの対応をされるんだろう。
残るのは、ただの紙切れであるチケットの半券や、大量の写真集、そしてブロマイドだ。
好きという気持ちを継続させたいのであれば、ちゃんとファンと俳優との距離を保ち、大勢いるファンの中で、自分だけ飛び抜けておいしい思いをしようと思わないことだ。
大好きだったタカラジェンヌさんが退団されて、そのファンクラブの解散式に行ってきた。
芸能事務所にも所属が決まって、恐らく東京メインで今後は活動されていくのだろう。
遠征は出来ない身の上なので、彼女の活躍を間近で見ることが出来ないことは残念ではあるが、覚悟していたことなのでそれほどダメージはない。
退団してから久しぶりに会う元贔屓の姿に、私は一体何を想うのだろうと戦々恐々としていたのだけれど、案外あっさりとしていて、ただ楽しかったという想いしかなかったのが意外ではあった。
もっと、会えたことに感極まるとか、タカラジェンヌでなくなってしまった彼女に対して絶望するとか、変化に戸惑ってロスに苦しむとか、そういうことを想像していた。
でも違った。
久しぶりに会った彼女は在団中とあまり変わっていなくて、そうそう数カ月で激変するわけもないなと冷静に思った。
着る物が女性らしくなっても、中身は同じだし、髪もそんなに伸びてない。
ただ綺麗に彩られた爪が、一際存在感を放っていて、なるほど元男役が退団後にすることと言えばまずはネイルというのは都市伝説じゃないなってことを確認した。
在団中の思い出を語るというよりも、これからの展望を語るという面が大きくて、未来が楽しみになった。
そして久しぶりに会ったファンの仲間たち。
奇譚のない意見を交換し、いろんな屈託をぶちまけ合えたことが、一番楽しかった。
同じ人を好きだったはずなのに、見える景色はこんなにも違うんだなぁって発見もあった。
私が小学校高学年の時、ジャニーズのグループ、嵐の人気が爆発した。メンバーの主演するドラマが次々に放送され、ゴールデンタイムのバラエティがスタートし、出したシングルがじゃんじゃん売れていた。当時の私もご多分に漏れず、嵐のファンだった。櫻井翔くんの知的でスマートなイメージと裏腹に、ひどい運動音痴というギャップが好きだった。
しかし、母は「テレビをだらだら見ているとバカになる」と言ってドラマもバラエティも音楽番組もどれも見せてくれなかった。皆が寝静まったリビングでコソコソ見ていたところを捕まり、怒鳴られたことが何度もある。
アイドルや俳優のライブや舞台といった現場に来ず、タダで見られるコンテンツのみでファンを称する人々の蔑称として「茶の間」がある。私はその茶の間にすらなれなかった。時折哀れんだ父親がガラケーのワンセグで番組を見せてくれた。「流星の絆」だったかな、電波が悪く荒れ荒れの画面でも見られるだけで嬉しかった。優しい父のことはずっと大好きだ。
周りにも嵐のファンがたくさんいたから、たまに家に遊びに行って録画した番組を見せてもらったり、雑誌を読んだりした。コンサートも行ってないし、DVDも買ってないのに、何がファンだよは鼻で笑われてしまいそうだなとは思う。 まあ、ブームに乗っていただけなのかもしれない。
ある時私にも初潮が訪れた。保健体育の授業で聞いていたし、すでに「来た」という人はたくさんいたので、特に感傷は無かった。ただ、生理が始まると身体の成長が止まり体重が増えていく、と聞いていたので太ってしまうのは嫌だなあと思った。
「生理が始まったら、お母さんにどうしたらいいか聞きなさい」という保健体育の授業の通り、母に相談した。(真面目だ)
話を聞いた母は
「ジャニーズなんかにはまってるから生理が来るんだよ」と言って泣き出してしまった。
それを聞いた時のショックは今でも忘れられない。まず「初潮が来たという成長を喜んでくれない」 そして「ジャニーズが好きだから生理が来た」という母の反応は想定外だった。
母は私の体形のことを私以上に気にしていたからそれが心配だったのかもしれない。けれど、まるで私が嵐に性的な感情を抱いていて、それがきっかけに性成熟したとでも思っているかのような口ぶりがとても気持ち悪かったし、悲しかった。
多くのアイドルやジャニーズのファンは、別に彼らに性的に興奮しているわけではないと思う。パフォーマンスや演技、パーソナリティが好きでファンをやっている。もちろん私もそうだった。
そういう「好き」ではないのに、嵐と私の気持ちを汚いもの扱いされて本当にショックだった。コソコソテレビを見ていたことや、音楽を聴いていたことをずっとそういう風に思われていたことにゾッとした。
それ以来、私はぷっつり嵐に対する関心を失った。綺麗な男性が出てくるコンテンツも楽しめなくなった。また母親に同じようなことを言われてしまう気がしたからだ。
今も相変わらず母との関係は最悪だけれど、実家を出してもらえないため一緒に暮らしている。居心地は最悪だけれども、お互い関わらないようにすることで平和を保っている。
友達が、母親とコイバナするんだ、互いいい歳なのに……と言って笑っていたのを聞いて別の世界の話みたいだと思った。多分三十路になったら、そろそろ結婚したらどうなの?とか聞いてくるに違いない。
知るか。
恐らく5年後には、人間によるあらゆる判断をAIが上回るであろう。人間はAIによる優位性をすぐには受け入れないであろう。8年後のW杯は、AIの助言による、見せかけ上は人間主体での大会になるであろう。しかし12年後の大会は、そのような衒いは消え、AIが表に立った大会になるであろう。
ゴール、コーナーキック、ゴールキック、スローイングの判定は全て2022年の段階で、AIによる判定になる。2026年の段階ではオフサイドや接触によるファールも含めた全ての判定をAIが人間より正確に下すことが可能になっている。2026年の段階では、VARによるアシストを受けた人間の主審が笛を吹く。2030年のW杯では主審、線審ともに、人間の審判はピッチに立たない。審判を務める人間、という役割は建前も含めて2026年で消え、判定を下すのはAIになる。
2022年時点では、選手起用と選手交替はAIのサジェストを活用することが主流になる。試合中の戦術指示もAIが下せるようになる。大会前の23人の代表選考、各試合のスタメン選定は、各陣営のAIによりもたらされる。26年までは、AIによるサジェスチョンを取捨選択する人間の監督、という建てつけが維持されるが、2030年以降は純粋なAIによる指揮に置き換わるだろう。
局面局面でのパス、ドリブルの相手やコースの判断もリアルタイムで人間よりも優れた判断を、2026年時点でAIが下せるようになっている。2026年段階では、茶の間で観衆が見る中継画面上にはリアルタイムで「あるべきシュートコース」「あるべきパスコース」が表示され、観衆は人間による判断がどれだけAIによる正解に近いのかを離れているのかを味わうだろう。この段階では、まだあくまで選手は自分自身の判断で個別のプレーを選択しているだろう。しかし、2030年W杯では、AIによる正解は、リアルタイムでなんらかの伝達手段で直接選手に伝えることが可能になっているだろう。試合中にリアルタイムで、人間の選手が個別の指示を直接AIから受け取ることに当初は疑問が呈されるが、2030年時点ではそうした議論は決着しているであろう。選手自身によるプレーの判断は消え、いかにAIの示す正しいプレーを実演できるかが試される競技になるだろう。
まずなんといっても金曜日の20時台で30年続く大長寿番組だ。(ミュージックフェアのほうがはるかに長寿だけどあちらは若干の懐メロ感もあるので別枠とする、時間帯も夕方だし)
はるか昔には夜のヒットスタジオ、ベストテン、トップテン、などの人気音楽番組歌番組があったのに、時代の流れとともにそれらはあっさりと終わっていった。音楽番組は深い時間帯の物になり細々とやっているのが現状だと思う。
そんな中でMステは30年続いてるのだ。小沢健二が久しぶりにMステに出た時、「30年前から、今もまだこのような音楽番組があってくれたことが嬉しいです」みたいな事を言っていた。
続けられる理由はいくつか考えられる。ひとつはジャニーズ枠があること。毎週必ずなんらかのジャニーズグループが出るのでこれはもう約束事になってる。お披露目としての意味も出るのでジャニーズとMステの関係はなにかしらの太いパイプになってるはずだ。それとよくわからない街中インタビューやダンスを推しまくる最近の企画傾向、これらはやはり若者に見てもらう番組でありたいという意思だろう。音楽番組は油断するとすぐに懐メロ番組になってしまう。続けるにはなんらかの若返りをはからないといけないのだ。
それらが番組を続けさせるための努力だとしたら、音楽番組としての使命というのもMステは捨てていないと思う。海外アーティストを呼ぶ、バンドには生演奏をさせる、セットも手を抜かない、これからという売り出し中のアーティストを積極的に出す、こういった特徴に音楽番組としてのポリシーを感じる。
確かに昔に比べれば謎のランキングやダンス企画が増えた。これはもう時代として仕方ない。だってオリコンランキングとかやってもアニソンとかが上位で出演者はどんなリアクションすればいいかわからないだろう。
俺はもう、Mステがあってくれるだけでありがたい。最近だとあいみょんみたいな新人をちゃんとフューチャーしてくれたり、チャットモンチーの最期の出演をフォローしてくれたり、そういうのが、金曜20時に流れてくれる事がほんとにありがたい。
かつての音楽番組の華やかさみたいなもの、スタジオできれいなセットを組んでたくさんのカメラワークで見せてくれる、これを今も高いレベルで見せてくれるMステは本当に頑張ってると思う。ジャニーズ全然いいよ、ダンスもいいよ、素晴らしいアーティスト達が輝ける舞台を用意してくれる、紅白ほどじゃないが贔屓のアーティストが出た時に「緊張します」と言ってるのを聞いて一緒にハラハラしちゃう。そういうMステが生き残ってくれてることが本当に嬉しい。
茶の間層が多い一方お金を出すファンは少ない。ライブ無くてかわいそう。
いつも二人の運命性に感謝してる。一方でオンリー担とアンリー担が一番多い。
・V6
一緒に歩んできたファンに加え20周年特需で10代20代のファンも増えた。基本的にマナーが良いとされるがその弊害として学級会も良く開かれており、同調圧力が強い。
コンサートに小さい子供連れて来てファンサ貰うために利用するのはまじでやめてほしい。
・嵐
Twitter上で生息が確認できない。林檎の皮剥いて事件が印象的。
・NEWS
何があったのか2017年以降愚痴垢が爆発的に増えた。彼女達の前で「るんるん」は禁句だ。
まともな人も沢山いるが、自分達を「パーナ」と呼ぶ層の人間には近寄らない方がいい。
今はとりあえずそっとしておこう。
会場の屋根裏から侵入者が落ちてきた事件がめっちゃ好き。たぶん忍者の末裔。
数多の困難を切り抜けてきた彼女達は他のグループに何かあると力強く励ましてくれる。
歴戦の戦士なのでコンサート中に吹き矢とかエアガンとか飛んで来る。
平成処女軍団とかいう都市伝説のようなやらかし集団がいる。こわい。
痛いオタクほど声が大きいため他のグループのファンに嫌がられがち。スタッフ化したファンが愚痴垢でひたすら彼らのダメな点を叩きまくっているのが悪害でしかない。
中高生が多く、マナーも悪い。横アリでバラード中にぺちゃくちゃ喋り続けてた女二人の事は末代まで呪うからな。
これからKING担とPrince担の間で一悶着ありそうで怖い。
ザ・舞台班
らんれお担が愚痴垢で年長二人を叩いてる。
最近特に楽しそう。本人達がお花畑なぶんしっかりしてる人が多い印象。
・HiHi Jets
事務所に推されてて羨ましい。
事務所に推されてて羨ましい。
降りた人が文句言うなとかなんとか言われることを承知で、ただここ数日モヤモヤしていた気持ちを晴らしたくて。
思いつくままに文字打ちしていくので、きっと読みづらさだったり日本語がおかしかったりすると思う。(誰かに読まれたくて書いているわけでもないが、一応。)
私の大好きな、大好きだった人がとうとう撮られた。
とは言え、私は数年前より彼から他の子を応援していたし(いわゆる担降り)、この数年間ずっと彼を見ていた訳ではない。
しかし、テレビを付ければ変わらない笑顔とトークで茶の間を沸かせていたし、繊細な演技力には磨きをかけて2016年にはアカデミー賞なんかも取っていた。
一途に応援していた頃はもちろんだが担降りをしても、このような情報はすぐにメディアを通して知ることができるし、茶の間ながらにも「ふわっ」と彼の活躍を影ながら、本当に影ながらにも応援してきて(気になっている)。
そんな私に噂が飛び込んできた。
もちろん、自担と呼べる存在ではないしとやかく言う義理もない。しかし元々応援していた身として好奇心で記事を読んで見ることにした。もうそれが今では間違いだったような気さえする(結局、テレビでガンガン報道されるから目にするのは時間の問題だけど)。
彼女と呼ばれる方のブログ、写真がまとめられているのを一通り見た。感想としては
ありえない。(爆笑)
なんでこんなわざとらしい写真をアップ出来るの?相手「国民的アイドル」ですよね?そもそも彼女は何歳なんだろう…とどんどん検索していくと驚愕した。投稿された記事からは考えにくいオトナの女性と呼ばれる年齢だし(若者が語るな!なんて声が聞こえそうだけど、一般論の話です)、どれもこれも「稚拙」過ぎる文章だと感じた。大人気ない。炎上することがもはや当然な事のようにも思えた。
ずっと若手俳優としてやってきてたのに、去年1月声優に転身した彼。私は声優という仕事が特別好きとかではないので俳優でないとなれば応援する意味が…ってなったけど、でも彼自身が好きだと思ってたから追ってきた。
ここ数年そうだったが、声優になってから俳優の仕事への態度が目に見えて悪かった。Twitterで舞台の告知はおろか公式アカウントのリツイートすらしない。舞台の挨拶でも1人だけふんぞり返ってつまんなそうだし。もちろんそれについて彼への批判も多く、同様に私もどうしてとは思っていた。
今思えば、というか薄々ここで気付いてはいたけどやっぱり認めたくなかった。私は彼自身が好きというより俳優である彼が好きだったからだ。これは発言を受けてから気付いたことだけど。
ついにとでも言ったほうがいいのか、そんなファンを切って捨てた。ほんとに最後のライブの挨拶で爆弾を落とした。
ずっと俳優の仕事が嫌いで葛藤があったと。正直そんなの知らねーよって。
私は俳優の彼が好きだったのに、本人がそれを好きじゃないと言ったらどこに気持ちを置けばいいのかわからなくなるし、今もわからない。
でも舞台に立っているときは楽しかったしって言ってたと擁護している人もいるが、まあ、だから何なのかと。呆れる。言葉足らずな不器用さを擁護している人も。
舞台や人前に立つ人間は少なくともそんな言葉足らずでファンを誤解させてはならないだろうと。
ていうか今回の件があってなお降りない人ってなんなの?普通に怖い、どんだけポジティブなんだよ。
本意は結局のところわからない。俳優として見切りをつけるためなのか、いい加減俳優にすがるファンが嫌だったのか。いずれにせよ自分の言葉で伝えきれないことなら黙っておいた方がよかった。少なくともこれまで応援して来た人はそんなこと言われたら悲しむし。そんな人を切るために言ったのかもしれないけど。
ライブが終わって、昔の円盤をひたすら見返してるけどどれもつまらなそうに見える。これも嫌だったのかなって。
俳優仲間の人がTwitterで庇ってくれてたけどそれにも反応ないし。昨日あったイベントも刺されるんじゃないかとヒヤヒヤした。
彼はファンである沢山の人を否定した。これからどうするつもりなのかな。
俳優としてはもうやらないつもり、でも声優としても上手くないし中途半端。ゲームも声が安定しないからって録り直ししてたし。
茶の間ばっかの自分を擁護する人たちに囲まれて、甘やかされて。あなたはよく客に甘やかすな!と冗談交じりに言うけれど。
そのうち声優の仕事も葛藤があったとか言って辞めるんじゃないの、って。
散々前述したが、でも私はまだ、そんな推しから降りきれないでいる。今回のことをポジティブに捉えているわけではない。
本当に彼はそう言ったのかと思うようにすらなって来ているから、希望が芽生えているのはそこから来ているのかもしれない。
腹が立つし、本当わけわかんないし、大っ嫌いと言えるけど、でも、嫌いなのに、すごく悲しい。いっそ降りたいとすら思うのに。
いっそこの追ってきた日々を忘れられたらどれだけいいことか
渦中の人物、財木琢磨のファンです。思考の整理のために綴ります。
私は🔪ミュからの所謂新規です。本分は学生で休日は音楽の仕事をしています。休みは滅多にありませんし、行きたくてもいけない現場は沢山ありました。他人から見れば『茶の間』に近いと思います。ですがどうにか工面して行ける現場には足を運んだし、グッズも懐が許される限り積んだと自負しております。だからこそ、全通したりイベントも全部参加している方々と同じステージで物言いすることは出来ないし、本当の茶の間の方々と同一視される筋合いはないと思います。私だってファンです。
まず第一に言いたいことは「なぜ2度同じことをした」
彼女がいることは問題ではない。暴露たことに憤りを感じているんです。これはファンの方みんなに共通すると思っていましたがそうでもないみたいですね。私はとにかく知りたくなかった。私がそれを知ってしまう必要はなかったはずです。知らなければしんどい思いすることもなく、ずっと推しに夢見て頑張って働いていたわけですから。最初の謝罪ツイートに「推しくんは悪くないよ!気にしないで!」「大丈夫だよ!」とリプしてた方々に問います。何が大丈夫なんですか?全く大丈夫じゃないしめっちゃ気にするのはこちらです。大丈夫じゃないのもこちらです。悪いのは推したちです。どの口が言ってるんですか。しゃしゃんないでください。こちらには推しを責める…というか、言及する権利があると思っています。それは決して人格を否定したり、人権を貶めす行為ではありません。俳優として職務を怠慢したことに対する怒りです。そしてあちらには、ことの経緯を説明する責任があると思っています。
第二に言いたいことは、「件の流出がなぜ起こったのか、そしてそれに対する誠意を見せて欲しい」ということです。1度経験していれば流出の恐怖はわかっているはずですよね。彼女側が流したとか、ストーカーが流したとか色々憶測はありますがこの際どうでもいいです。はっきり事務所としてなにかしらの発表をすべきです。この日記を書いている現在、なんの音沙汰もありません。とくに橋本楓さん。お名前は隠さず書かせていただきます。橋本さんはなにをしているんでしょうか?体調不良を理由にイベントを欠席なさっていますね。被害者面しないでください。被害も体調不良も被ってるのはこちらです。所属事務所が大きいとか、一般人の私からしたらよくわかりませんしどうでもいいです。大体、元アイドルでモデルさんなら少なからず橋本さんにもファンはいるでしょうに。応援してくださってる方々になにも表明しないのですか?このままだんまりを続けるなら、あまりにも非常ですね。同情します。それに比べて矢面に立つ財木さんはまだマシなのでしょうか。もう感覚が狂ってきました。
財木さんのツイート、財琢便、そしてバスツアーでの言葉。私はバスツアーには参加できていないのでフォロワーさんやエゴサでの状況しか把握できませんが、財木さんは涙を流して謝罪されたようですね。私は絆されませんよ。ちゃんと人間でしたね。
でも、ファンを降りられませんし、嫌いになれません。なんなら今後舞台に出るなら観に行こうかなとも思っています。大変な間違いを犯した推しを早々に見切りつけたい気持ちと、まだ応援したい・好きっていう気持ちが大バトルです。自分の中で矛盾がすごいです。意味がわかりません。とくに今回バスツアーに参加していらっしゃる方で矛盾を抱えている方、多いのではないでしょうか?1対1で話したからこそ。そのとき感じたこと、会話したこと、すべてあなたしか分かりません。私にはわかるはずありません。でも汲み取ることはできます。何様だと思われることは容易ですが、もうこの日記書いてる時点で唯我独尊ですし大目にみてください。見てる人もいないと思いますが。
深夜の意味深ツイート。ありましたね。あれと、財琢便で『本当はもっとあった文章』をこの目で読むまではまずファンを降りることは無理です。そりゃ芸能界いろいろあると思いますが、ちゃんと一個人としての言い分を聞きたいし知りたい。ファンを続けるか続けないか決めるのは、知ってからでも遅くはないと思います。もちろん、橋本さん側の発表もずっと待ってますよ。受け身でしかいられないことにもどかしさが募るばかりです。
私は、役者・財木琢磨が好きでしたし、好きです。お芝居に対する真摯さ、真面目さ。そして役作り。本当にかっこいいと思います。そんな彼を追いかけて初めて夜行バスに乗りました。初めて新幹線に一人で乗りました。初めて、東京に行きました。好きなものを追いかける時間はなんて楽しいものだったか。同担の子と現場やツイッター、ラインで推しのことを話すのがどれだけ楽しかったか。1年もなかったけど本当にかけがえのない時間でした。仲がよかった同担の子は事件以来浮上していません。ラインの返信もほとんど来ません。ネットの関係とはそういうものでしょう、でも好きなものを共有できる友達でした。他担の子だって、お互いイベント後にまたオタ会しようね!と約束していました。次開催できるかも分かりません。そういえば、3月のイベントは直近過ぎてキャンセルしましたよ。笑顔を見たら殴ってしまいそうなので。(何笑てんねん!と。)
それでも、あの時間や使ったお金は無駄だったと思わないし、返してとも思いません。私は最低で最悪な財木さんのファンであることに誇りを持っていました。それは今も変わらないし、誰が何を言おうとそれを変えることはできません。させません。これから私はファンであり続けることができるのでしょうか?前みたいに推すことはできないだろうけど、舞台を見ても平然でいられるのでしょうか?
できるなら、ずっと役者としての彼を推していたい。プライベートと仕事は別物ですから。別物として割り切れば良いもの。でも、一度あの写真を見てから頭から離れないんです。あの、一人の男としての彼が。やっぱり見たくなかった。知りたくなかった。演技をしている財木さんが、お仕事をしている財木さんが好きだったから。
応援していたいけど、応援できない。矛盾が堂々巡りをしています。
しんどい。
炎上している.5、🔪俳優zikさんの情報が私のTLにも流れてきた。
.5、🔪を追いかけている友人がいるので、情報として知ってはいたが、彼についてさまざまなことについて知っているわけではない私でさえ、辛くてしかたがなかった。
私は彼に金を出しているファンではないし、彼についての基本的な情報さえ殆ど知らない。はっきり言って茶の間、外野以下の立場にいる。🔪は原作ゲームはプレイしているが、.5に関しては全くといっていいほど関わりがない。
今回の件についても、私が何かを言ったとして、それは言うなれば「野次馬」的な立場からの見方となってしまうだろうし、そんなこと外野が言うなと俳優ファンからお叱りを受けても致し方ない。
それでも言わせて欲しい。
あまりにも酷すぎる。
なぜこんなことを思ったのか、自分でもはっきりとはわかっていないのだが、おそらくそれは私が「2次元アイドルの夢女子」であるから、なのではないかと思う。
作品バレの可能性はあるが、敢えて言うと、私の応援しているアイドルは、「まるで3次元にいるような感覚を抱かせる」というコンセプトを持って活動をしており、アイドルたちはまるで実在するかのように振る舞っている。そのようなジャンルの夢女子である私は、夢感情を持っている相手のことを「3次元で確かに生きている○○君」だと考え、リアルに恋をしている。
この考え方が、3次元にいながら夢女子(リアコ)を生み出すような売り方をしていたzikさんに重なるように思うのだ。
2次元と3次元には大きな隔たりがあるという人もいるだろうが、前述の通り私は自分の推しを3次元にいるものとして、叶わないとわかっていても恋をしているし、俳優のリアコをしている方も同じように叶わないと理解していても恋愛感情に近い形での応援をしているのではないだろうか、と考えている。あくまでも主観である。
そのように勝手な共感を抱いてしまった俳優ファンがとても傷ついただろうこの炎上騒ぎ。
正直かなり精神にこたえた。
俳優がカノバレをした、という事実にではなく、それを見て心を痛め、担を降りていくファンの方々の姿。余りにも苦しかった。
バスツアーのタイトルからも分かる通りにリアルに恋させるような商法で売り出していた彼を本気で好きになってしまうのは一夢女子の視点から見ると当然のことで、好きにならないほうがおかしいとさえ主張したいところだ。そのような戦略で売り出しを図っていた彼に恋をしていたファンたちは、今回のことで耐えきれないほど深い傷を彼に負わされたのだろう。好きだったはずの、本気で愛していたはずの彼自身に。写真の流出という最悪の形で。
これほど酷なことがあるのだろうか。
私には耐えられないと思う。
だって、恋したくなるように仕向けたのは彼(と彼の事務所)じゃないか。俳優にしてみれば、勝手に本気で好きになられても迷惑…といったところなのかもしれないが、そのように売り出したのは紛れもなく彼らで、それに乗っかって本気で恋し応援していた人たちの気持ちは、今回の件で完全に踏みにじられたんだと思う。俳優本人の脇の甘さによって。
個人的な考えだが、俳優というある意味「夢」を売る仕事を選んだ以上、夢を与え続ける責任がついて回るのは当たり前、ファンの前では常に理想の自分でいるべきなのではないか、と思っている。
だからこそプライベートには細心の注意を払うべきで、それが出来ないのであればその業界で生きていく上での覚悟がないのだと言われても仕方ないだろうし、そんな状態で厳しい競争を勝ち抜くことなど出来ないだろう。
しかも1度目ではない。2度目だ。彼の信用は前回以上に傷がついたはずだし、今度はもう許してもらうことすら危うい。支えてきてくれた、自分に恋をして金銭的にも支えてくれていたファンを自ら切り捨てたということに他ならない。彼にとって俳優業におけるファンはその程度の存在だったのだろうか。
あの写真を流したのが誰かはわからないし言及する気もない。私が言いたいのはただひとつ、「あの写真で財木琢磨はファンを裏切った。ファンの愛を蔑ろにした。」それだけだ。
私の推しはいくら実在感を押し出したところで所詮は2次元、カノバレも写真流出もないけれど、また違った形で「公式に、最愛の彼に裏切られる日が来るのではないか」という不安を僅かに抱えて日々を過ごしている。
そのような私の精神状態でのこの炎上は、リアルに恋をしている私にとってはとても他人事に感じられなかったし、傷つきどんどん担降りをする人たちの姿を黙って見届けることしか出来ないのは分かっていても、何か伝えたい、という気持ちで揺れていた。その結果のこの匿名ダイアリーという逃げだ。許して欲しい。私はただの一アニヲタで、気軽に舞台ファンに話しかけられるような立場にはいないのだ。
このダイアリーだって驚くほど自己満足に過ぎないし、なんで俳優に一切関係ないやつがこんなに腹をたてているんだ…?と思う人が殆どだと思う。私だってなぜこんなに怒っているのかわからない。でも、書かないと、纏めないと私の中で収拾がつかなくなってしまった。ここまで読んで気分が悪くなった方々には本当に申し訳ないが、なにか感じるものがあった人が少しでもいたら、もう少しお付き合いして欲しい。
あくまで個人の感想で、何言ってるんだと思われるかも知れないけれど、悩んでいる方は一度彼と距離をとってみるべきだと思うし、離れることで見えるものもあるのではないか、と思う。
だって、近くで考えていたら、どうせ最後には彼の好きなところしか出てこなくなってしまう、いくら辛い想いをさせられたところで、やっぱり彼のことが好き、という結論に陥ってしまう気がする。夢女子みんながそのようだとは勿論思っていないが、何だかんだ言っても推しの全てが好きで、応援したくて、一番近くにいたくて、金をかけて、最大限推しのために出来ることをするんじゃないか。
だって、彼のことが好きだから、過去形なんかじゃなくて、どうしようもなくいまでも好きだから。
わたしだったら絶対そうなる。偏見かも知れない。思い込みかも知れない。でも、多くの本気で恋する女子はそう簡単に好きな人なんか諦められない。
だからこそ、離れてみる、一旦リセットすることもやっぱり必要なんじゃないか、そう思う。それが難しい、出来ないのだという意見も痛いほど分かるけれど、心を軽くしてから、落ち着いて考えることも大事なのではないかと、そう思うのだ。忘れようと無理に努力する、というよりは、美味しいものを食べて寝る。これだけでも少しは違うのではないかと思う。
推しが物理的に死んだわけでもないし、また会いたい気持ちになったときに、会いに行けばいい。
書いている内に驚くほど上から目線かつ厳しい書き方になってしまい、ただただ申し訳なく思うけれど、正直な気持ちを綴っただけなので、特にどのような反響が来ようとも気にしないし、一切誰にも読まれなくてもそれはそれでいい。
ファンのみなさんが負のループに入ったかのように苦しんでいる様が見ていられなかった。自分のことのように感じて辛くなってしまい、ファンの方々のバスツアーの感想を見て思わず泣いてしまった。
だからこのダイアリーを書き、少しでも気が楽になればいいと思った…なんてことは建前で、ただ文章を作って私の気を楽にしたかっただけ、本当に自己満足だ。読む時間も惜しいくらいの駄文であげるのも迷ったものなので、どうか非難はしないでほしい。どうせしがない弱い夢女子のひとりごとなのだから、忘れてください。
さいごに
あーしんどい。
某俳優のカノバレ炎上が話題ですが、ツイッターなどで俳優に謝罪しろとリプを送ったり、その謝罪ツイートに攻撃的なツイートをするアカウントを目にしました。また、その俳優を擁護する人に対し金払ってない茶の間は黙ってろという意見を多く見かけたのですがそれはちょっと感情論すぎるかなと思いました。
どんだけ舞台全通してグッズやブロマイド買って貢いだと思ってるのって言われてもそれはチケット代だしグッズ代だしブロマイド代なわけです。払ったお金に見合うサービスを受けておいてプライベートで問題があったからって「騙されていた!払ったお金を返せ!」は図々しすぎやしないかなと思います。プレゼントに関して勝手にあなたが送ったものですしね。 たくさんお金を使ったことを俳優を叩く理由の正当化に使わないでください。
そもそも俳優は恋愛禁止のアイドルと違って恋愛禁止を掲げていません。(そういう規約の俳優だったら別です)アイドルのような売り方をしてるからといって、アイドルと同じ生活をしなければいけないわけではないです。ホストのような色恋営業をしているといってもそれはそういったコンセプトのサービスであってあなたはそれを理解した上でお金を払ってそのサービスを買ってるわけです。けして俳優が騙した訳ではありません。
例えるならキャバ嬢にたくさんシャンパンを開けてあげたのにセックスさせてくれないなんてどういうことだ!と怒る勘違い男と似ています。あなたはシャンパン代を払ったに過ぎないのです。もちろん、そのことに対してひとりでプンプン怒って次回からその嬢を指名しないのは自由ですが、シャンパン代を返せ!と言ったり、無理矢理強姦しようとしたら出禁になりますし悪ければ警察行きですよね。
怒ってもいいんです。嘆いても良いんです。もう二度とその俳優の出てる舞台を観に行かないと誓っても良いし、今まで集めたグッズなどを手放しても良い。でも、俳優に直接攻撃するのはお門違いじゃないでしょうか。ショックを受ける気持ちはわかります。でも傷ついたことは他者を傷付ける理由にはなりません。黙って担降りがなぜできないのでしょうか。
これは個人的な意見で、この話の内容が310さんのファンの総意ではないのでご理解ください。
私は310さんのファンです。
いままで「あの人たちの代わりに同じファンとして謝ります😭」と(他の界隈話ですが)と言っている方たちを見て本当にそう思ってるのかな、なんて思っていました。まさか自分自身が思うなんて予想もしてませんでした。
zikくんの件についてと、無断転載等についてお話したいと思います。
⚠️話がとっ散らかってます。
まず最初に私は310さんの画像を無断転載してzikくんにトンチンカンな擁護してるいわゆる、アモーレキッズが嫌いです。どうも310さんのファンは年齢層が低い、または成人済みでも精神年齢が低い方が多いなと前々から感じていました。年齢ゆえの考えの浅さ、また知識の足りなさもあると思い、画像転載やDVDの録画を転載することに関しては定期的に注意喚起のツイートをするのみでした。煩わしく思われてたようですが、なかには知らなかったと画像を消してくれる方もいました。今回zikくんにトンチンカンな擁護リプを送った310さんのファンの方たちは自分のやったこと、考えの甘さを自覚してほしいです。まず、自分はどこまで知っていて何を知らないのか(今回でいえば何故zikくんのファンの方が怒っているのか)、そのアイコン(310さんの画像を無断転載したアイコン)で発言することでどのような影響力が生まれるのか。それを頭の片隅に置くだけでも違うのではないでしょうか。Twitterで発言する権利を否定したいのではありません、ただ310さんのアイコンで発言したことで310さん並びに真剣に応援している310さんのファンにどのように被害を与えたか考えて欲しいです。「被害」です。「佐藤流司」という名前でNeverまとめが作成され、「310本人のイメージが
悪くなった」と言われているんですよ。ネットで「佐藤流司 Neverまとめ」で検索すると出てきます。もし仮に将来、310さんに興味持ってくれた方がネットやTwitterで「佐藤流司」と検索したら、今回炎上したファンの言動が芋ずる式に出てくるでしょう。310さんのファンの害悪さは前々から言われていたことですが、今回で決定的になったと思います。初めて会った方に「310さんのファンです」と言ったら嫌煙されるかもしれないですね。ファンなのに彼の活動の足を引っ張るのですか?310さん本人は今回なにもしていないのに、彼を応援しているはずのファンのせいで評判がさがってるんです。DVDは違法にアップされたものを見る、浅はかな考えと行動で本人の評判を悪くする。彼のことを好きで応援しているかもしれませんが、マイナスなことしかしてませんよね。
またこの件で炎上している310さんのファンはいわゆる茶の間と呼ばれる人達です。私だって長年、またたくさんのお金を使っている人からすれば新規の茶の間かもしれません。けれど今まで趣味に使っていたお金とは比べ物にならないくらい使っています。バイトができない期間もありましたがそういう時は行ける公演を大事にして、無断転載の映像は絶対に見ず誕生日プレゼントや毎月お金を貯めて円盤も買いました。行けないのがダメなんじゃないのです。行けないなりの楽しみ方として、DVD無断転載やYouTubeにあげられているもので楽しむのがよくないのです。
私的な話になりますが以前、310さんのファンの方達があまりにも常識がなく注意されてもブロックする、無断転載の画像やDVDも消さない、挙句の果てには「ひどいこと言われたね💦」など傷の舐め合いが多いので310さんを応援することが嫌になった時期がありました。「みんなやってるから私もやっていいじゃん、あれもダメこれもダメ息苦しい、なんで私だけ注意されなきゃいけないの」そう思った方はいるだろうし実際そうツイートしているかたも見ました。でもダメなものはダメなんです、違法ですから。出せるお金が少ないのは仕方ないかもしれません、けれど無断転載動画見て「お金ないからしょうがないじゃないですか!」と自分を正当化しようとするのは間違っています。また転載されたDVDを見ることで彼になにかプラスになっていますか?転載されたDVD百回見れば310さんの懐に1円でも入るんですか??入りませんよね。舞台はボランティアじゃありません。人気がない、お金が儲からない作品に続編はできません。ただ単に金儲けだけではなく、次回作を作るお金、舞台装置、役者さんやスタッフさんへの給料などあまり詳しくはわかりませんが、すべてタダでできるものではありません。人気がない商品は棚から消えていくのと同じように、お客さんが入らないお金も入らない舞台は消えていくのではないでしょうか。今回問題発言をした方たちが大好きな🔪ミュだってお金払う人がいなければ潰れます。
肖像権や著作権など、また炎上していることについて知らないのは仕方がないことなのかもしれません(調べようとすればいくらでもできますが)。これを読んで知った今これからどうするか、今一度考えて欲しいです。
こういった事を表立った場所で書けばだいたい批判されるし、お前の推しは誠実だから良いじゃ無いかと言われる。とてもとても誠実ではあると思う、素晴らしい人だ、私の推しが彼で良かったと常々思う。
…けど今日は自慢したいからではなく、その俳優の現場に通い様々な事を見てきた立場だからこそお伝えしたいなと思い匿名でありながらここに残しておこうと思います。
私の推しは若手俳優という括りでありながら、数年前に入籍した。
この時点でだいたい誰の事かは絞られてしまうと思うけれど、心からおめでたいと思った。隠し通してくれて有り難い…とかは一切感じていないけれど(私自身が推しの恋愛に心底興味無いのもあったのだが)その後に開かれたファンイベントでも殆どご結婚の事には一切触れず最後の最後に、役者・俳優という立場ながらこういったプライベートの事を持ち出す事に不安を覚えた事を吐露してくれて、私はこれからも彼のファンで居ようと信じていこうと改めて決意した。
の で す が 。
若手俳優がカノバレし炎上する度に推しが引き合いに出されるんですよね!(笑)
「炎上俳優は推しさんを見習って!」「交際している人がいるなら推しさんみたいに発表してほしい」…って。
今回のZくんの事に関しても、気にしないで!と本人へリプしているのと同様引き合いに出すのは茶の間の人たちなのです。
彼のご報告の後、それはもう祝福ムードになって噛み付くファンが目につくところでは居なかった。
それでも、10年程応援している私なんかよりもっと昔から彼を支えてくれているファンのお姉さま方たちがごっそり離れていくのをみた。一方的に知っているファンのお姉様方があれ以来現場からごっそりと姿を消した。
彼が最後までとても誠実で正直な方だったから、ご結婚がきっかけで離れたファンの方々は心中どうであれ最後まで表では誠実な対応で居れたのだと私は思う。離れてしまったお姉様方の実際の気持ちは知る事もなく憶測でしか言えないけれど…。
以前どこかでMッキーは常に夢を与え続けてくれるから、着ぐるみの中の人を見せてはならない…という意見を目にしたことがあり、なるほどなと思った。けれど、私にとってMッキー部分は演技している部分でありそれ以外のファンイベやSNSの何から何まで着ぐるみの中の人という認識で演技以上は自己責任で彼を追っていた。これに関しては個々の基準であり俳優によりけりな部分もあり、一生理解しあえないんだろう。
(話題のZくんに関しては完全にアイドル売りしてたからこの意見からは完全に論外。)
こうやって誠実な対応をしても減るものは減る。だから私の推しを羨むような事や引き合いに出すような発言は今後無くなって欲しい…というのは難しいけれど、減るといいな。勝手に減っていくかな。
(おまけ)
離れてしまったお姉さま方は本当にいい人たちだったんです。全通なんて当たり前、いつどこに、地方に行っても姿をみない日なんて無い。そんなずっとずっと凄いあなた達に比べて、ずっとずっと弱いファンの私を、どうして同士だからという理由だけでいつも一緒に居てくれたのか、時には若いからと立てくれたのか、泊まりのイベントがあるもんなら同室になろうと声を掛けてくれたのか。彼女たちのおかげで私は現場が楽しくて、今は正直少し物足りないです。
入籍された件は関係なく、「私生活の都合でファンをやめます」と教えてくれたけれど、それはお姉さんなりの私への気遣いだったのかなぁ…。
もし仮に彼女達が、カノバレ擁護派茶の間キッズのいう"アンチ"に寝返ってしまって居ても、恨む事もなければ、推しに「気にしないで、これからも頑張って」なんて事は絶対に言えない。
ずっとずっと応援し続けるファンがいたから、大きなステージに立つ推しと出会えたのを忘れません。
大好きなお姉様方、いかがお過ごしでしょうか。私は推しが離婚したときいて、心の底から祝った気持ちの消化ができず心底困っている今日この頃です。
うーん、潮時ですかねぇ。
便宜上名乗った方が良いと思うので、名乗ります。310のファンです。
これは某俳優のカノバレ炎上に際して、推しの名前に傷が付けられまくっていることに憤ったオタクの地獄のような恨み言です。
論点はただ一点
●310の茶の間は全員、某俳優へのリプライを消して無断転載アイコンを変えろ
本当にこれだけです
加えて言うなら
●せめて某俳優アイコンに変えてbio欄も某俳優の名前を入れてからリプライしてくれ
………………………
茶の間、と言う言葉の語源や意味に関して論じる気はありませんが、ここでは金も落とさないで声だけでかいクソみたいなファンのことを指しています。そして何故か茶の間程、無断転載の俳優アイコンなんだよな、なんでなの?頭悪いの?(口が悪くて失礼、育ちがあんまり良くねーんだわ)
そういった方達に、推しの画像を無断転載したアイコンを使って無責任な発言をされるのは我慢がならないし、これだから310のオタクは…と言われている現状にも気付いて欲しい。「大丈夫」とか「気にしてない」とか「謝らなくていい」とか「応援してる」とか…茶の間であろうと無かろうと、310にお金を使っていようといまいと、推しの顔面を貼り付けた状態で他の俳優に向かっていい加減なこと言わないでくれ。
ファンは俳優の鏡などと良く言われますが、だからこそ、ファンの軽率な行動が推しの評判になることを自覚してくれ、いやほんと、頼むよ。頼むから。
茶の間は黙れというようなことを口にすると、乱暴な切り口だと攻撃される風潮が大嫌いです。だって茶の間はあくまで茶の間で、発言権がないものでしょ。
私にだって月のお小遣いが3000円とか、バイト禁止とか、そういうかわいいキッズの時もあったし、なけなしのお小遣いを貯めて大切に使う人を悪いと言っている訳ではありません。その時できる最大限のお金を使って、消費して、それで得たものって何であれ掛け替えがないよね。
例えば年に1度だけ見に行ける舞台とか、何枚もの限定盤の中から悩みに悩んで一種類だけ買ったCDとか、ね。
でも、無料で提供されるものや、非合法で無料になっているものをだけを享受してそれできちんと消費した気にだけなって声が大きいオタクには我慢ならないんです。 今はSNSもネットも発達してるからそういう状態に陥り易いんだよね、わかるわかる。でも本来はお金払って、対価として得て、それで初めて消費って成立するからさ。お金や時間を使えないけど気持ちとか愛を尊重して欲しいみたいなのは、全部嘘だと思ってる。
私が茶の間で弱いキッズオタクだった頃でさえ、分かってたよ。今自分が雀の涙みたいなお金で得ることができてる〇〇くんは、大勢の、〇〇くんにお金を惜しみなく出してくれるお姉さん達に買い支えられてるおかげなんだなって。
俳優やアイドルは商品だしコンテンツだから、お金を使わなきゃ存続しないもん。お金はニアリーイコール時間で、お金を稼ぐのにまず時間を使ってて、そのコンテンツを消費するために更に時間を使うんです。
お金や時間を使ったオタクと、使ってないオタクが同列な訳がない。
310は人気があるとか言われるけど、実際お金と時間を使うオタクがすごい少ない。これ、現場にいて肌で感じることです。
そうじゃなかったらナルステだってsoldしたし、おちゃろく平日こんなに出回ってないでしょ。みんな求めてるの千秋楽だけだよどういうことだよ。
310の茶の間の中にも「いつか茶の間じゃなくなる」と決意してる人はいるだろうし、そういう人に対して、私は「待ってるよそれまでこっちで買い支えとくからね」って思ってます。でも永遠に茶の間するつもりの奴はまじで身の程を知って、肩身を狭くしながら生きて欲しい。
そして、某俳優に「応援してます」「私たちがついてるよ」というようなリプをした310のオタクは、是非これから彼の出演する舞台のチケットを少なくとも半分以上買って、お花を出せたら2.5万以上のフラスタを出して、公演に入ったら毎回アンケの目当て欄に彼の名前を書いて、個人ブロマを積んであげて欲しい。自分の収入や自由になる時間をちょっとだけ無理して削って、彼に使ってあげて欲しい。それが、あなた達が言う「応援する」の言葉の重みだと思う。
それができないなら今すぐリプを消して、アイコンを変えてくれ
そして今回のカノバレで身を削られらるような想いで悲しんで、苦しんでいるのはそういうことをしてきたファンの人だって知って欲しい。そういう人達が、彼に裏切られた、もう彼を信じられないと思ってしまうことを糾弾する権利は310のファンにはないのです。茶の間なら、尚更。
ちなみに私は推しの「ここまで来たらもう裏切れない」といった旨の発言を信じてここまで来てますが、だからこそ俳優 310という商品に傷を付けたり泥を塗ったら、それが310自身でも許さないし裏切られたと思うとおもいます。
タカラヅカの世界に入った私がしたのは、いわゆる「会」に入ることだった。劇団非公認のジェンヌさん個人のFC。噂の「会」というものがどういうものであるのか、潜入してみよう。そんな興味本位がそもそもの始まりだった。
しかし前提が茶の間なのでそんなに現場に出ることは出来ない。一公演にほんの数回の観劇が精いっぱいの私にとって、「会活動」とはどんなものであったのか。未知のものとの遭遇はとてもスリリングでエキサイティングだった。好きな人の前に立って、私はあなたのファンです、と合法的に言えるということにとっても興奮した。初めて勇気を出したのはある日の公演終わりの楽屋出待ちだった。急遽お稽古待ちスタイルに変更になって、私はバスの時間ぎりぎりまで待機することにした。会からのお知らせでスタンバイ場所は聞いてはいたものの、他の会との兼ね合いがさっぱりわからず、スタッフさんに電話で泣きついて待ち合わせてもらった。当然一番乗りだったのであれよあれよという間にお隣歩きというものをすることなった。今思い返してみてもあれは怖いもの知らずならではの蛮勇だった。今の私は機会に恵まれてもお隣を歩くことを固辞してほかの方に歩いてもらうことにしてる。あんなに恐ろしいこと、二度とする気になれない。あの時のお隣歩きは、今も大事な思い出になってる。遠くからきたことをアピールする私に私の好きな人はやさしく笑って、遠くからありがとうございますと言ってくれた。幸せだった。それだけでいい。それ以上なんていらない。そう思ってその思い出を大事に抱えて一生を生きて行こう。そう思った。
無事に初めてのお稽古待ちとお隣歩きを済ませた私は、少しずつヅカオタとしてステップアップしていくことになる。
公演の入り待ちに出待ち、会総見に、親睦会。現場に出られないながらも少しずつ経験を積んでいった。そしてチケットを買えないからこそ、現金を振り込んだ。タカラヅカには好きな人に直接現金を送ることができるのだ。応援するなら金をくれ。身も蓋もないシステムだけど、そこには真理しかない。現場に出られないならお金を送ればいいじゃない。ささやかな額ではあったけど、毎月決まった口座に振り込むということは「贔屓」という言葉を実感させてくれる行為だった。私の贔屓。そういうプレイを楽しんでいた。
そして大人会の入会案内が届いた。参加条件がどういうものなのかは分からなかったけれど、私に送られてくるくらいだから単に年齢のせいなのかなって思った。ただ、現場に出ることのできない私にとってお食事会というイベントはとても魅力的だけども参加が難しく、会費だけを払うことも考えたけど、それはあまりにも不相応、私の身の丈には合わないと、散々悩んで入会は見送った。大人会がどういうものであるのかを覗き見ることができるかもしれないというのはとても魅力的だったのだけれど・・・!そしてこのことが後々尾を引くことになる。
いろいろあったけど、ピークはディナーショーだった気がする。宝塚ホテルの公演はキャパが小さくて、チケット難が予めアナウンスされていた。限られたパイを分け合う時、タカラヅカではどれだけお金を出したかで分け前が決まる。そういう世界だ。知ってる。多くを出したものが欲しいものを得る権利を持つ。自明の理だ。単純なシステム。当時の私は持てるものをすべて出した。やるだけのことはした。なんとかパイの欠片は与えてもらえた。ホッとした。
そして迎える退団公演。最後だからといつもは現場に出られない私も私なりにチケットを申し込んだ。初日も。千秋楽も。大劇場で最後に大階段から降りてくる姿が見たい。そう思った。最後だからと今まで頑なに行かなかったお茶会にも申し込んだ。他の会の方から連れて行ってほしいという申し出を受けたりもした。嬉しかった。彼女のファンということで私のことを思い出してくれる人がいるという事実が嬉しかった。実は私も初めての参加なのだとは言えなかったけれど。千秋楽には白装束と言われる全身白コーデのファッションで入り出もして、そしてフェアウェルパーティに行くんだと意気込んでた。まず最初の躓きは、フェアウェルパーティの足切りだった。FC会員なら全員参加できるものだと呑気に思い込んでいた私は冷や水を浴びせられて言葉を失った。ショックだった。条件は、大人会に入ってること、もしくは去年一年間で入出の回数が規定数を満たしていること。お金を出している人もしくは現場に出ることの出来る人、それが条件。ああ、大人会・・・!現場に出られない私にとって大人会が救済措置だったのに、私はそれを自分の手で握りつぶしていた。ショックだった。フェアウェルがどういうものなのかは噂でしか知らないけど、ファンとして最後のお別れができる場なのだととらえていた。ご本人よりもファン同士で別れを悼むという意味合いもあるのかなと思っていたので、孤高の茶の間でおひとりさまの私にはハードルが高いなぁって若干尻込みはしていたんだけど、それでも最後だからとぎゅっと握り拳を固めていたところだったのに。
過分なことを望んでいたんだなぁってようやく自分の立場を自覚した。私はお金も時間も費やしていないただの茶の間なんだから。現場に出ないでも楽しむことができると嘯いてたタカラヅカの世界において、一番の底辺だということを思い知らされた。卒業の最後に立ち会えない、そういう人間なんだって。分かってたつもりが全然分かってなかったんだと。ファンというざっくりとした括りの中に私は含まれていないんだなって全力で拗ねた。応援してくださってありがとう、ファンの皆様の力が支えとなっています、そんな定型文を耳にするたび、自分に対する言葉じゃないんだって心が荒んだ。私は私の好きな人の世界に存在していなかった。ただ遠くから眺めるだけの人間だった。いや、それが茶の間の正しい姿だし、清く正しい茶の間であることが私の誇りだったはずだ。少しのぞき見をしてしまったばっかりに、自分が内側にいるかのような錯覚をしてしまった。大いなる錯誤。なんたる勘違い。私は大好きだけど、でも彼女の設定してる「ファン」の中に私はいない。まずはそこに立ち戻ることにしよう。
そして千秋楽のチケット難のお知らせ。ここでも、今までの貢献によってチケットを配分しますとアナウンスがあった。またか。もうたくさんだ。うんざりだった。
私の中で何かが失われた瞬間だった。
もう千秋楽なんて行かなくてもいいや。白服も買わなくていいや。そうだ、だって、私、ファンじゃないんだもん。
大の字になって真っ白な天井を見ながらやけくそなことを思ったらちょっとは落ち着けた。自分の出来ることをできる範囲でやるだけ。現場に出なくても楽しいことはたくさんある。それが茶の間の正しい姿。それなのに、ちょっと現場に出ると欲が出てしまった。私も何かになれるんじゃないかと思ってしまった。とんだ思い上がり。茶の間は大人しく茶の間に戻るだけです。楽しかった。最後にはままならないことに泣くことになったけど、それも含めていい想い出になるんだと思う。さよなら、大好きな人。ずっと大好きな人。どうか幸せに。
千秋楽の幕が上がった。
きっと今頃、帝国劇場では色とりどりの衣装を纏ったジャニーズJr.たちが歌い踊っている。
しかし、今まで彼を必死で追ってきた私の手に、チケットはない。
終演後の出待ち列に並ぶ準備すらしていない。
パジャマでソファに寝そべりながら、この文章を書きなぐっている。
CDデビューおめでとう。
正直、今までしんどかった。
だけど、これからは、「もう明日からは普通の男の子になってしまうのかもしれない」という不安と戦いながら必死でチケットを探し、身の丈に合わない金額を注ぎ、カードの支払いに追われるということもなくなる(はずだ)。
メディアにもたくさん出してもらえる。
友人の誘いを断ったり、仮病で仕事を休んだり、そんな無理をして現場に通い詰め生の声を聞かずとも、彼の声はたくさん届いてくるだろう。
来てくれるのかも分からない彼を待って、大量の女の子の無言の列に混ざることは、もうやめる。
あれだけで充分だ。
「今、幸せですか?」というファンの問いに、間髪入れず「もちろん!」と答えてくれたときのあの微笑み。
その瞬間を思い出せば、いつだって幸せな気持ちになれるし、これからもずっとついていこうと思える。
これからは誌面やテレビ画面で、あのすてきな瞬間をたくさん見られるのだから。
その保証がある。
嬉しい。
12月の頭くらいに我が家の茶の間に迷い込んで来た蝿が死にそう。いやもしかしたら死んだかも。
夕方、部屋の片隅で仰向けになってもがいているのを見付けた。部屋は暖房が効いているから、寒さにやられたのではない。単に寿命なのだろう。一思いに殺してやろうかと思ってティッシュを構えて潰そうとしたけど、やめた。すごくジタバタしていたから。
もがく蝿を見て、自分が死にかけた経験数度を思い出した。絶望の中で、それでもまだ生きていたい死にたくないと思った。この蝿もそうなのだろうか、と思った。
蝿が茶の間に闖入してきて一ヶ月、最初は奴の事がとてもウザく、何度も叩き落とそう、外に追い出してやろうと試みたけれどもならず、イライラさせられたものだった。
だが数日ぶんぶん飛び回り続けられると、妙に愛着が湧いてしまっていた。ひとの手の甲に停まり、忙しなく顔を前足で擦ったり、手の皮膚をちろちろ舐めている姿が可愛く見えてきた。家族が奴を窓から追い出そうとするのを見て、ふと、
「いいじゃないか、たった一匹の蝿なのだし。今外に出したら凍えて死んでしまうよ」
と声をかけていた。
そうやって共存してきた蝿がついに死ぬ。いつかこうなるのは分かっていたが、少し淋しい。
私は、蝿が誤って踏み潰されないように、息を吹き掛けて部屋の隅に追いやった。