しんどい。
炎上している.5、🔪俳優zikさんの情報が私のTLにも流れてきた。
.5、🔪を追いかけている友人がいるので、情報として知ってはいたが、彼についてさまざまなことについて知っているわけではない私でさえ、辛くてしかたがなかった。
私は彼に金を出しているファンではないし、彼についての基本的な情報さえ殆ど知らない。はっきり言って茶の間、外野以下の立場にいる。🔪は原作ゲームはプレイしているが、.5に関しては全くといっていいほど関わりがない。
今回の件についても、私が何かを言ったとして、それは言うなれば「野次馬」的な立場からの見方となってしまうだろうし、そんなこと外野が言うなと俳優ファンからお叱りを受けても致し方ない。
それでも言わせて欲しい。
あまりにも酷すぎる。
なぜこんなことを思ったのか、自分でもはっきりとはわかっていないのだが、おそらくそれは私が「2次元アイドルの夢女子」であるから、なのではないかと思う。
作品バレの可能性はあるが、敢えて言うと、私の応援しているアイドルは、「まるで3次元にいるような感覚を抱かせる」というコンセプトを持って活動をしており、アイドルたちはまるで実在するかのように振る舞っている。そのようなジャンルの夢女子である私は、夢感情を持っている相手のことを「3次元で確かに生きている○○君」だと考え、リアルに恋をしている。
この考え方が、3次元にいながら夢女子(リアコ)を生み出すような売り方をしていたzikさんに重なるように思うのだ。
2次元と3次元には大きな隔たりがあるという人もいるだろうが、前述の通り私は自分の推しを3次元にいるものとして、叶わないとわかっていても恋をしているし、俳優のリアコをしている方も同じように叶わないと理解していても恋愛感情に近い形での応援をしているのではないだろうか、と考えている。あくまでも主観である。
そのように勝手な共感を抱いてしまった俳優ファンがとても傷ついただろうこの炎上騒ぎ。
正直かなり精神にこたえた。
俳優がカノバレをした、という事実にではなく、それを見て心を痛め、担を降りていくファンの方々の姿。余りにも苦しかった。
バスツアーのタイトルからも分かる通りにリアルに恋させるような商法で売り出していた彼を本気で好きになってしまうのは一夢女子の視点から見ると当然のことで、好きにならないほうがおかしいとさえ主張したいところだ。そのような戦略で売り出しを図っていた彼に恋をしていたファンたちは、今回のことで耐えきれないほど深い傷を彼に負わされたのだろう。好きだったはずの、本気で愛していたはずの彼自身に。写真の流出という最悪の形で。
これほど酷なことがあるのだろうか。
私には耐えられないと思う。
だって、恋したくなるように仕向けたのは彼(と彼の事務所)じゃないか。俳優にしてみれば、勝手に本気で好きになられても迷惑…といったところなのかもしれないが、そのように売り出したのは紛れもなく彼らで、それに乗っかって本気で恋し応援していた人たちの気持ちは、今回の件で完全に踏みにじられたんだと思う。俳優本人の脇の甘さによって。
個人的な考えだが、俳優というある意味「夢」を売る仕事を選んだ以上、夢を与え続ける責任がついて回るのは当たり前、ファンの前では常に理想の自分でいるべきなのではないか、と思っている。
だからこそプライベートには細心の注意を払うべきで、それが出来ないのであればその業界で生きていく上での覚悟がないのだと言われても仕方ないだろうし、そんな状態で厳しい競争を勝ち抜くことなど出来ないだろう。
しかも1度目ではない。2度目だ。彼の信用は前回以上に傷がついたはずだし、今度はもう許してもらうことすら危うい。支えてきてくれた、自分に恋をして金銭的にも支えてくれていたファンを自ら切り捨てたということに他ならない。彼にとって俳優業におけるファンはその程度の存在だったのだろうか。
あの写真を流したのが誰かはわからないし言及する気もない。私が言いたいのはただひとつ、「あの写真で財木琢磨はファンを裏切った。ファンの愛を蔑ろにした。」それだけだ。
私の推しはいくら実在感を押し出したところで所詮は2次元、カノバレも写真流出もないけれど、また違った形で「公式に、最愛の彼に裏切られる日が来るのではないか」という不安を僅かに抱えて日々を過ごしている。
そのような私の精神状態でのこの炎上は、リアルに恋をしている私にとってはとても他人事に感じられなかったし、傷つきどんどん担降りをする人たちの姿を黙って見届けることしか出来ないのは分かっていても、何か伝えたい、という気持ちで揺れていた。その結果のこの匿名ダイアリーという逃げだ。許して欲しい。私はただの一アニヲタで、気軽に舞台ファンに話しかけられるような立場にはいないのだ。
このダイアリーだって驚くほど自己満足に過ぎないし、なんで俳優に一切関係ないやつがこんなに腹をたてているんだ…?と思う人が殆どだと思う。私だってなぜこんなに怒っているのかわからない。でも、書かないと、纏めないと私の中で収拾がつかなくなってしまった。ここまで読んで気分が悪くなった方々には本当に申し訳ないが、なにか感じるものがあった人が少しでもいたら、もう少しお付き合いして欲しい。
あくまで個人の感想で、何言ってるんだと思われるかも知れないけれど、悩んでいる方は一度彼と距離をとってみるべきだと思うし、離れることで見えるものもあるのではないか、と思う。
だって、近くで考えていたら、どうせ最後には彼の好きなところしか出てこなくなってしまう、いくら辛い想いをさせられたところで、やっぱり彼のことが好き、という結論に陥ってしまう気がする。夢女子みんながそのようだとは勿論思っていないが、何だかんだ言っても推しの全てが好きで、応援したくて、一番近くにいたくて、金をかけて、最大限推しのために出来ることをするんじゃないか。
だって、彼のことが好きだから、過去形なんかじゃなくて、どうしようもなくいまでも好きだから。
わたしだったら絶対そうなる。偏見かも知れない。思い込みかも知れない。でも、多くの本気で恋する女子はそう簡単に好きな人なんか諦められない。
だからこそ、離れてみる、一旦リセットすることもやっぱり必要なんじゃないか、そう思う。それが難しい、出来ないのだという意見も痛いほど分かるけれど、心を軽くしてから、落ち着いて考えることも大事なのではないかと、そう思うのだ。忘れようと無理に努力する、というよりは、美味しいものを食べて寝る。これだけでも少しは違うのではないかと思う。
推しが物理的に死んだわけでもないし、また会いたい気持ちになったときに、会いに行けばいい。
書いている内に驚くほど上から目線かつ厳しい書き方になってしまい、ただただ申し訳なく思うけれど、正直な気持ちを綴っただけなので、特にどのような反響が来ようとも気にしないし、一切誰にも読まれなくてもそれはそれでいい。
ファンのみなさんが負のループに入ったかのように苦しんでいる様が見ていられなかった。自分のことのように感じて辛くなってしまい、ファンの方々のバスツアーの感想を見て思わず泣いてしまった。
だからこのダイアリーを書き、少しでも気が楽になればいいと思った…なんてことは建前で、ただ文章を作って私の気を楽にしたかっただけ、本当に自己満足だ。読む時間も惜しいくらいの駄文であげるのも迷ったものなので、どうか非難はしないでほしい。どうせしがない弱い夢女子のひとりごとなのだから、忘れてください。
さいごに
あーしんどい。
なんつーか生きにくそうだよなこの人種って