2018-06-23

2026年W杯人間による最後W杯になるだろう

恐らく5年後には、人間によるあらゆる判断AIが上回るであろう。人間AIによる優位性をすぐには受け入れないであろう。8年後のW杯は、AIの助言による、見せかけ上は人間主体での大会になるであろう。しか12年後の大会は、そのような衒いは消え、AIが表に立った大会になるであろう。

ゴール、コーナーキックゴールキックスローイングの判定は全て2022年の段階で、AIによる判定になる。2026年の段階ではオフサイドや接触によるファールも含めた全ての判定をAI人間より正確に下すことが可能になっている。2026年の段階では、VARによるアシストを受けた人間主審が笛を吹く。2030年W杯では主審線審ともに、人間審判ピッチに立たない。審判を務める人間、という役割は建前も含めて2026年で消え、判定を下すのはAIになる。

2022年時点では、選手起用と選手交替はAIサジェスト活用することが主流になる。試合中の戦術指示もAIが下せるようになる。大会前の23人の代表選考、各試合スタメン選定は、各陣営AIによりもたらされる。26年までは、AIによるサジェスチョンを取捨選択する人間監督、という建てつけが維持されるが、2030年以降は純粋AIによる指揮に置き換わるだろう。

局面局面でのパスドリブル相手コース判断リアルタイム人間よりも優れた判断を、2026年時点でAIが下せるようになっている。2026年段階では、茶の間で観衆が見る中継画面上にはリアルタイムで「あるべきシュートコース」「あるべきパスコース」が表示され、観衆は人間による判断がどれだけAIによる正解に近いのかを離れているのかを味わうだろう。この段階では、まだあくま選手自分自身判断個別のプレーを選択しているだろう。しかし、2030年W杯では、AIによる正解は、リアルタイムでなんらかの伝達手段で直接選手に伝えることが可能になっているだろう。試合中にリアルタイムで、人間選手個別の指示を直接AIから受け取ることに当初は疑問が呈されるが、2030年時点ではそうした議論は決着しているであろう。選手自身によるプレーの判断は消え、いかAIの示す正しいプレーを実演できるかが試される競技になるだろう。

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